【咲-Saki-】プロ雀士兼アイドル・瑞原はやり(28)の誕生日 (21)


・はやたんイェイ~♪

・はやしこ

・地の文あり

・R-18、百合


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良子「はやりさん……はやりさん……っ」クチュクチュ

良子「はぁっ……んっ……」クチュクチュ

良子(はやりさんのバースデイなのに、会えないなんて)クチュクチュ

良子(身体が熱くなって、抑えきれない……)クチュクチュ

良子「あっ、はぁっ、んんっ……」

良子「はやりさん、はやりさんっ……!」

 ガチャッ!

はやり「よしこちゃん!来ちゃ――」

良子「」

はやり「……った……よ……」

良子「」

はやり「……」

良子「」


はやり「……ア、アハハ……し、失礼しましたー……」ススス

良子「は、はやりさんっ!ウェイト!」ガバッ

 良子は、部屋から去ろうとするはやりの手を掴んで、

はやり「よ、よしこちゃん……」

良子「私の恥ずかしいところ、見られたんですから」

良子「……責任、取ってくださいね」

 そう言って、後ろから抱きついた。
 小さなはやりの身体が、びくんと跳ねる。

はやり「んっ――」

 純白が清楚な印象の、ノースリーブのワンピースのスカートの端を持ち上げて――
 良子はその中に、手を滑り込ませる。

はやり「よしこちゃん、私まだ」

良子「シャワー浴びてない、ですか」

 はやりのまろやかな茶髪に鼻を近づけて、聞こえよがしに息を吸う。

はやり「やぁっ……」

良子「顔真っ赤でキュートです、はやりさん」


 スカートの中に入れた手は、細長い指を惜しげもなく使って、肉付きの良いはやりの腿をさすり始める。
 膝の方から上へ。外側から内側へ。芸術品に触れるかのような手付きでゆっくりと堪能する。
 その指が奥に迫ってくるたびに、はやりはか弱い息を吐き出しながら、全身を震わせる。

良子「はやりさん、私」

はやり「よしこちゃん……?」

良子「さっきまで一人でしてて、すごいムラムラしててですね」

 抱きついた左腕に添えられていたはやりの手を、そっと掴んで――

良子「だから、私にも」

 その手を、何物にも覆われていない自らの秘所にあてがわせた。

はやり「よしこちゃん、濡れてる……」

良子「フラストレーションが溜まってたんです。都合が悪くて、はやりさんのライブに行けなくて」

 はやりはこの日、いわゆる「生誕祭」なるライブコンサートを行っていた。
 もちろん良子も行く気満々だったのだが、急にスケジュールの都合が悪くなって参加できなかったのだった。

 そうして、誰も待ってないマンションの部屋に戻ってきて――
 昂ぶったフラストレーションを鎮めようと、良子は一人でしていたのだった。


良子「でも、会いに来てくれて嬉しかったです」

はやり「だって私も、よしこちゃんに会いたかったから……」

 その言葉に、思わず頬が紅潮してしまって。
 良子は抑えきれずに、はやりの顔を振り向かせる。

はやり「んっ――」

 唇を重ね合わせると、まるで糸が切れたように、はやりの唇を貪りだす。
 舌をねじ込むと、はやりはちょっと驚いたふうにしたが、すぐにそれに応じてくれる。

 舌を絡ませると、ぞくぞくとした快感が背中を駆け下りていく。
 胸の奥が熱くてもう止められない。閉じた瞼の裏では、まどろみの中のように麻痺した思考が、ゆっくりと渦を巻いている。
 それが影響しているのかは分からないけれど、全身がふわふわとしていて、浮遊感に包まれていた。

 唾液の音が静かな部屋に響く。何度か息継ぎのために口を離しても、またすぐ愛おしくなって目の前の唇を求めてしまう。
 長い長い間、二人はディープキスを繰り返していたが――

良子「――っ!」

 突然、股の間に激しい感覚が立って、良子は声にならない声を洩らした。
 はやりが良子の秘所をまさぐっていたのだった。逃がさない、とばかりに、キスを深くしながら――


良子「んちゅ、んん――っ! ふぁっ、んふぅっ!」

 丸くてかわいらしい指で、はやりは良子のクリトリスを責める。徐々に早く、強く、激しく――
 良子は目をきゅっと閉じて、眉を寄せて、蕩けてしまいそうな顔を繕うように、快感に耐えていたが、

良子「あ、あぁぁぁ……っ!!」

 やがてそれも決壊して、がくがくと膝を震わせながら、半ば崩れ落ちるように、床に座り込んだ。

良子「はぁっ、はぁっ……」

はやり「イっちゃった?」

良子「は……はい……」

 肩で息をする良子。崩した足には、伝い落ちた愛液の跡がてらてらと光っていて。
 そんな姿を見せられて、はやりもまた、股が疼くのを感じていた。

はやり「よしこちゃん――」

 はやりは壁際に置かれたベッドにまで歩いて、その端に腰を下ろした。
 振り返る良子の濡れた瞳を、これまた光るような瞳で見つめて、彼女は言う。

はやり「――来て」


   ☆


はやり「――きゃっ」

 押し倒されたはやりは、わざとらしく悲鳴を上げて、艶やかに笑んだ。
 良子の昂ぶりが再び燃え上がる。

良子「はやりさんっ!」

 ワンピースの肩紐を外させて、トップス部分をずり下げる。
 雪のように白いはやりの肌が晒される。更に、大きな山を作り上げている乳房があらわになった。

 その白い丘の中で、自己主張をするかのようにピンと立っているピンクの乳首。
 良子がぎゅっと乳房を鷲掴みにすると、両掌に、固くなったそれが当たった。

はやり「――っ!」

 当たっている部分を細かく動かして乳首を責めながら、五指で乳房全体を揉みしだく。
 柔らかな感触を手のひら全体で味わう。

はやり「あ、はぁ……っ」

 良子は身体を沈めて、はやりの胸の中に頭を埋めた。
 ちろ、と舌を出して肌を舐めると、少しだけ汗っぽい。


はやり「ひゃあっ」

 それから、左手を離して、そちらを責めていた乳首を口に含んだ。
 空いた手は、はやりの手に重ねて、指を絡ませる。

はやり「ん、ふぅっ……」

 吸い付いて離したり、舌を使って口の中で責めたりすると、はやりの口から熱い吐息が洩れだす。

はやり「はぁ、はぁっ……」

良子「……はやり、さん」

 頭を起こして、はやりの瞳をじっと覗き込む。大きくぱっちりした目の中の、焦げ茶色の瞳。
 まるで魅入られたかのように、良子は彼女に近づいて――

はやり「んっ」

 また、唇を重ね合わせて。
 でも今度は、キスを深くはせずに、息を止めた。時間が止まったようだった。


はやり「――ぷはぁっ」

 しばらくして、口を離した。互いの顔が間近に見える距離で、酸素を求めて呼吸を繰り返す。
 二人の間の酸素濃度が、どんどん低くなっていく――

 このままでもいい、なんて、詩人のようなことを考えていたけれど。
 はやりの一言で、良子は我に返る。

はやり「よしこちゃん……」

 ねだるようなその声色に、ただでさえ朦朧としている頭がくらっとする。

はやり「お願い……」

良子「……はい」

 良子は身を起こして、まずは深呼吸をした。
 それから、視線をはやりに落とす。

 未だ喘鳴を繰り返す、ほんのわずかに開いた口。
 あらわにされ、良子の唾液で濡らされた乳房。

 視線を更に下らせる。裾にフリルがあしらわれた、膝丈のスカート。
 良子はそれをつまみ、何の躊躇いもなく捲り上げた。


はやり「――っ」

 その中に秘められていた彼女の性器は、見るからに濡れそぼっていているのが分かった。
 もじもじさせている足に手をやって、股を大きく開かせる。

はやり「やぁっ……」

良子「ビューティフルですよ、はやりさん」

はやり「恥ずかしいよ……」

 まじまじと見つめられ、感想まで聞かされて、そのせいだろうか、はやりの顔はもう真っ赤に染まっていた。
 くすりと微笑して、良子は、右手を彼女の腿に添える。

はやり「ひゃ」

 それを、ゆっくりと、内側へと滑らせる。
 内側とは、彼女の秘所への方向ということだ。
 自らの愛液で濡れて、良子の指を待っている、彼女の秘所に。

 腿から足の付け根まで来た。もうすぐで、その中央に指が至る――と、いうところで。
 良子の手は踵を返した。


はやり「えっ」

 驚きから、思わず声が洩れる。
 しかし良子は構うことなく、肉付きの良いはやりの腿を丹念に触り続けた。

はやり「よしこちゃ――」

 突然に訪れた快感が、はやりの言葉を遮った。
 空いた良子の左手が、彼女の乳首を指で挟んだのだった。

はやり「ひゃうっ」

 人差し指と中指の間に挟まれ、更に、二本の指の細かい動きで弄られる。
 残る三本の指は、柔らかい乳房の丘に沈んで、絶えず胸に快感を送り込んでいる。

はやり「あっ、はぁんっ」

 その間も右手は腿をさすり、その指が秘所に触れようというところで、向きを変えてしまう。

はやり「じらさないで、よしこちゃんっ」

 懇願するような調子の声が、はやりの口からあふれる。
 そんな彼女を満足げに見下ろしながら、良子は――

良子「じゃあ、どうしてほしいですか?」

 続けて、

良子「はっきり言ってもらわないと、わかんないです」

 そんなことを、いけしゃあしゃあと口にした。


 はやりは顔を赤らめながら、

はやり「触ってっ」

 切実な響きを声に孕ませるが、良子はわざとらしく目をしばたたく。

良子「触ってますよ。ほら」

 そう言って、乳首への圧迫を強くした。

はやり「ふ、ぅぅっ……そうじゃ、なくてぇ……っ」

良子「そうじゃなくて?」

はやり「……恥ずかしいよぅ……」

 消え入りそうな、か細い声。

良子「お互い様ですよ。はやりさんだって、私の恥ずかしいところ見たじゃないですか」

はやり「それは、だってぇ」

 良子は聞く耳を持たず、行為をエスカレートさせる。
 まず胸を責めるのをやめて、両手ではやりの両足をそれぞれ持ち上げる。
 真ん中の秘所が注目される形になって、はやりは更に顔を赤くする。


はやり「やめ……」

 何か言い咎めようとするのも聞かない。
 顔をそこに近づけて、ふーっと、息を吹きかける。

はやり「~~~っ!!」

 更に、太腿にキスをする。舌を出して、そこから足の付け根に向かって滑らせていく。

はやり「あっ、はぁっ……」

 はやりは腰をぐいぐいと動かすが、力の入らない身体では体勢を変えることはできなかった。
 そうこうしているうちに、良子の舌は彼女の秘所に近づいて――

はやり(来る来る来る……っ!)

 しかし意に反して、快感は来ない。舌は引き返して、再び腿の上を進んでいく。

はやり「やぁっ、よしこちゃん……っ」

良子「どうしてほしいんですか?」

はやり「それは、だってぇ」

 言い淀んでいる間に良子の舌は折り返して、再びはやりの秘所に向かう。

はやり(来て、来てぇっ)

 だが今度もまた、意地悪にも良子はそうしてくれない。

はやり「うぅぅ~~……っ」


良子「はやりさん」

はやり「……お、お願いぃ」

良子「はい」

はやり「わ……私の……」

 そして、言いさす。でもこのままだと埒があかないと悟ったのか、泣きそうな声を絞り出した。

はやり「私の、お、おまんこに……触って……」

 良子は悦に入って、くすりと微笑う。
 しかしはやりの足を持ち上げたまま、動こうとしない。

はやり「よしこちゃん……っ」

良子「アイドルなのに」

はやり「――っ」

良子「そんなエッチな言葉口に出すなんて、いけないアイドルですね」

はやり「そんなぁ……」

 はやりの目元には、もう涙が浮かんでいる。


良子「でも、そういうはやりさんが、私は好きですよ」

 そう言うや否や、良子は右の指を、はやりの陰唇にあてがった。

はやり「ひゃああぁぁっ!!」

 じらされ続けたはやりには、それだけでもう電撃が走るような快感だった。
 しかし息を整える時間も与えず、良子の指は動く。

はやり「あっ! はあぁっ! ……ひあぁっ、ら、らめ……っ」

 二枚貝のように閉じている陰唇を開いて、その中に指を差し入れる。
 くちゅくちゅと音を立てながら、その場で指をかき回す。

はやり「あぁぁっ!!」

 だけど、それだけではまだ全然足りなくて――

はやり「奥っ! もっと、もっと奥ぅっ」

良子「はやりさんは、本当にエッチですね……っ」

 中指と人差し指の二本を奥に向かって沈ませていく。

はやり「ひゃああああ…………っ!!!」


良子「すごい締め付けですよ、はやりさん」

はやり「や、やらぁっ! そんなこと、い、言わない、れぇっ」

良子「ぎゅっ、ぎゅって」

はやり「やら、やらぁっ」

 呂律が怪しくなっている。それぐらい、気持ちいいのだろう。
 良子はあえてはやりのいやらしさをじっくりと説明して、彼女の情感の火を煽る。

良子「ほら、音もすごいですよ」

 ぐちゅっ! ぐちゅっ! ぐちゅっ!
 淫靡な音が、はやりの喘ぎ声に負けないぐらいに、大きく響く。

はやり「あっ、く、ぅぅっ――ひゃあぁっ!!」

良子「ここ、ですか?」

はやり「あぁ――っ!! はぁっ! らめ、らめぇっ!」

 膣の中を責めていると、明らかにはやりの様子がおかしくなるところがあった。
 制止も聞かず、そこを重点的に責め続ける。


はやり「ふあぁっ! あっ、ひあぁぁっ」

良子「こっちも、触っちゃいましょうか」

はやり「~~~っ!!!」

 声にならない叫び声がはやりの口から上げられた。
 良子が舌を出して、はやりのクリトリスに触れたのだった。

はやり「やぁぁぁぁ……っ!!」

 その周りに円を描くようにしてゆっくり、ねっとりと舌を動かす。
 かと思うと、突然動きは速くなって、直接舐め回しながら激しく扱く。
 果てには、良子は口をすぼめて、勃起したクリトリスを吸引した。

はやり「やぁっ! あ、あぁぁーーっ、ひあぁ……!」

良子「声も音も、どんどん大きくなってますよ」

 ぐぢゅっ、ぐぢゅっ、ぐぢゅっ!
 はやりの悲鳴じみた喘ぎ声と、性器から溢れる水音が、混じり合って淫らな音楽になっていた。

はやり(イく、イく、イっちゃうぅ……っ!!)

良子「もうすぐ、イきそうですか」

はやり「はぁっ! ふ、ふぅ、うぁ――っ! ひゃあっ!」

 ベッドのシーツを握りしめながら、がくがくと頷くはやり。
 それを認めた良子は、一際激しく指を動かした。


はやり「あぁぁぁあぁあぁぁぁあ――――――っ!!!」

 ぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅぐぢゅっ!
 今までで一番大きな声と、淫靡な音が重なって――はやりの身体が大きく後ろに反れた。

はやり「はあ、ぁぁぁぁあああぁ――っ!!」

良子「っ!」

 はやりの性器から、噴水のように潮が飛んだ。
 思わず顔を引いて、片目を瞑る。

はやり「あぁっ、はああぁっ……!」

 良子が指を動かすごとに噴き出して、二度、三度……彼女の顔に余すことなく浴びせられた。
 それが終わると、はやりは糸が切れたマリオネットのようにぐったりと倒れて、数度、痙攣した。

はやり「はぁっ…………はぁっ…………あぁぅん…………」

良子「はやりさん」

 虚ろな目で天井を仰いでいたはやりの視界を、良子の顔が覆う。

良子「ハッピーバースデイ、です」

 最後に一度、軽い口づけをして、良子は後片付けに入った。


おわり

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