【ダンガンロンパロワイヤル】「希望ヶ峰学園……か……」【安価】 (338)

※注意!
・ネタバレ注意!(1.2.ゼロ.絶女)
・オリキャラ注意!(16人前後)
・グロ注意!(オシオキetc…)
・パロ注意!(特にニコ動関連)

それでも良ければお付き合いくだされ。10分後投下いたします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436072987


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【希望ヶ峰学園・入り口付近】


 「はぁ……」


そのそびえ立った校舎を見上げ、何度目かも忘れてしまったため息をつく。


 「たしか、集合はここであってるはずだけど……」


周りを見渡しても生徒がいる気配はない。早く来すぎたかもしれないと、少し不安になってしまう。

心配性なのがボクの少し悪いくせでもあるけど、今日は記念すべき高校への入学式の日だし不安になるのも無理もない話だ。

…ましてやここは普通の学園じゃない。


あの有名な『希望ヶ峰学園』なんだから。


……あ、自己紹介がまだだったよね。


ボクの名前は、「長江 元基(ながえ もとき)」。至って平凡でどこにでもいるような普通の高校生だ。


運動も勉強も偏差値で言えばちょうど50。運動や勉強に限らず、料理も歌も工作すらも平均ピッタリ。


特技だってこれと言ってできることもなければ、とりわけできないこともない。まさに平均の中の平均で何の個性もない人間、それがボクだ。


……自分で言ってて悲しくなってきたし、自己紹介はこれぐらいにしておこうかな。


けど、なんでそんなどこにでもいるような特技も何もないボクが『希望ヶ峰学園』に選ばれたのか……それは入学通知を見れば一目瞭然だ。


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    長江 元基 様

今回、我が校では調査のもと全国の学生の中から、
最も平均値に近いと思われる1名を、
実験的に抽出いたしました。

その結果、該当されたあなたを
"超高校級の平均"として、
我が校に招き入れることになりました。

つきましては、入学するにあたり
希望ヶ峰学園の入学案内パンフレット
を同封いたします。

なお、この制度は今年度から初めて
実験的に行われておりますので
予告なく変更になる場合がございます。
以上をご理解のほどよろしくお願いいたします。

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……そう。ボクが希望ヶ峰学園に選ばれたのは『超高校級の平均』としてなんだ。


通知を見たときは、特技でもなんでもなかった平均的な能力を生まれて初めて嬉しいと思ったりもした。


思ったりもしたけど……今はやっぱり不安の方が大きい。


何の取り柄もないボクが、超高校級の面々に囲まれてやって行けるのか?
超高校級の生徒のための勉強について行けるのか?
どうせすぐに変更されて退学させられるのではないか?


そんな不安だらけで正直最初の頃のような喜びはなくなってしまった。


でも……ボクには希望ヶ峰学園に行かなきゃいけない理由がある。


長江「このチャンス……逃すわけにはいかないよね。」


独り言を呟きながら、玄関ホールへと足を踏み入れる。

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【希望ヶ峰学園・玄関ホール】


長江「ここが希望ヶ峰学園の玄関ホールかぁ……やっぱり広いな。」


ホールの時計を見ると、集合時刻の8時にはまだ30分以上余裕がある。


長江(せっかくだし、校舎の中を見て回ろうかな。)


とりあえず一階だけ見ることにして、ボクは集合場所となっている体育館への道を歩き出した。


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【希望ヶ峰学園・体育館前ホール】


体育館の手前まで歩いて来て、違和感が脳をよぎる。

……おかしい。

何がおかしいって、これだけ歩いたのに誰ともすれ違わなかったことだ。


長江(あれだけ有名な希望ヶ峰学園の入学式なんだし、マスコミとかが来ててもおかしくないはずなのに……)


ほかにも床や証明の色が紫だったり緑だったりで不気味だし、おまけに封鎖されてるような部屋もあった。


長江(……ホントにここ希望ヶ峰学園なんだよな……?)


一度悪い方に考えると止まらなくなってしまうのが僕の悪い癖だ。とにかく、今はそんなこと考えてる場合じゃない……


長江「と、とりあえず体育館に入ってみないと何もわからないよね。」


頭に浮かんだ不安を振り払うように、ボクは勢いよく体育館の扉を開けた。

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【希望ヶ峰学園・体育館】


バ  ン……


ドアを閉める音が体育館に響き、そして静まりかえった。


長江「え……?なんで……?」


……驚くのも無理はないと思う。


だって、体育館にも誰もいなかったんだから。


長江「どうなってんだよ……これ……」


その声に、反応するものはいない。


ガランと静まりかえった体育館に、ボクだけが1人立っている。

???「──ザ……ザザッ……マイク、ザッ…スト。──マイクテス……」


途方に暮れたボクを現実に引き戻したのは、スピーカーから流れ出たその声だった。


長江(スピーカーから……声?)


ただの雑音のように聞こえたソレは、何か言葉を喋っているらしい。


???「ザザッ、きょ、う室…ザッAに……ザ──行け。」

???「…………以上。ザッ──」


プツンと音を立てて、スピーカーが切れる。

雑音混じりのその言葉から聞き取れたのは『教室Aに行け』という文章。


長江「教室……A……?」


玄関から体育館に来るまでの間にそんな場所はなかったはず。

あるとしたら……体育館と逆方面だろうか。


長江「行くしか……ないか。」


あんな怪しい声に従っていいのかわからないけど、それしか道はない。

とりあえずその教室Aを探すために、ボクは体育館を出た。


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【希望ヶ峰学園・教室A】


教室Aと書かれた場所を見つけ、ゆっくりと扉を開ける。

まず目に飛び込んで来たのは黒板に書かれた『しんにゅうせいはじぶんのせきにすわってまつこと』という文字。

左手側に視線を向けると、『ナガエ モトキ サマ』と書かれた名札が机の上に置いてあった。

それ以外には特に何もなく、教室には生徒どころか先生や保護者らしき姿すら一切見当たらない。


長江(ホントにここでいいんだよね……?)


異様な雰囲気を感じつつも、名札の置かれた席に腰を下ろす。


長江「……? あ、あれ……?」


その瞬間、猛烈な眠気に襲われる。

ぐるぐると歪む黒板の文字を最後に、ボクは呆気なく記憶を手放した。


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~PROLOGUE
           おいでよ絶望学園~



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???「……い!……おい!」

???「…起きろ!いつまで寝てんだよ!」

長江「っ!!」


耳元で大声を上げられ、慌てて飛び起きる。どうやら寝てしまっていたようだ。


???「お、やっと起きたか。」

長江「あ、あの……ごめん。起こしてくれてありがとう……」

???「ったく……どんだけ眠り深いんだよ……」

???「適度な睡眠を取ることは大切だが、学業に支障が出ない程度にしたまえよ! 少年!」

???「返事がないからタダのしかばねかと思ったヨ。」


いつの間にか、教室には生徒らしき人物が何人も集まっている。どうやら寝ている間に、今年の新入生は全員ここに集まったようだ。


……ん?でもなんで体育館じゃなくてこの教室に?


長江「ね、ねぇ。集合時間そろそろじゃない?みんなは体育館に行かないの?」


???「体育館?何言ってんだべ?」

???「え、えっと確か……集合場所は体育館ではなくてこの教室ってことだったと思うんですけど……」

???「失礼ながら、私もそのように記憶しておりますが。」


あ、あれ……?ボクが伝えられた内容だと、集合場所は体育館だったはずなんだけど……

…しかもなんだか頭が痛い。何か大切なことを忘れているような、そんな感覚だ。

???「そんなに落ち込まないでください。勘違いは誰にでもありますよ〜。」

???「うん、何かの手違いで間違って伝わっちゃったのかもしれないしね。とりあえず、ここで待機しておくのが無難だと思うよ。」

長江「あ、うん。そうしようかな……」


落ち込んでたっていうか、頭が痛かっただけなんだけど……まぁ、いっか。


???「ねぇ。それもいいけど、全員集まったんだし自己紹介した方がいいんじゃない?」

???「おお! そうだ忘れるとこだったぜ!」

???「ふふ……まぁわたくしの名前は言うまでもなく皆さんご存知でしょうけれど。」

???「では各自自由に自己紹介するとしよう! 終わったら話したいことがあるから集まってくれ!」


どうやら、全員と自己紹介し合うということになったらしい。


最初は誰にしようか……


1 お嬢様風の女と一緒にいる黒スーツの男子
2 赤髪を一つ縛りにしている目つきの悪い女子
3 キャップを被った頼りなさそうな男子
4 終始ドヤ顔で何やらいっているお嬢様風の女
5 大人しそうだが影がありそうな弓道着の女子
6 手ぬぐいを頭に巻いた人の良さそうな男子
7 なぜか目を輝かせているチャイナ服の女子
8 胸に大きなバッジのついた学ランを着た男子
9 エプロン姿でピンク色の髪の優しそうな女子
10 ノートをかかえてオロオロしている少女
11 少し離れて立つニット帽を目深に被った男子
12 上半身タンクトップで、筋肉隆々な男子
13 声のでかい委員長っぽい見た目の女子
14 電車の運転手の制服を着た中性的な青年
15 やたら改造された服を着た巫女風の女子


安価↓

4 選択


じゃあまずは……あのいかにもすごそうなオーラ出てるあの人にしようかな。


長江「え、えっと……自己紹介してもいいかな?」

???「ふふん、別に構いませんわよ。貴方の名前を覚えておいてあげるかどうかは別として。」


……いきなり名前覚える気ないです発言したよ、この人。


長江「…ボクは超高校級の平均、長江 元基。よろしくね。」

???「超高校級の平均……? それって才能なんですの?」

長江(ぐっ……! 以外と痛いとこついてくるな……)

長江「そ、それはまぁ……あはは……」

???「……ま、そんなことどうでもいいんですわ。これ以上話していても時間が勿体ありませんし。」


……いちいち酷いなこの人。


???「さて、此方からも一応名乗らせていただきましょうか。」


???「わたくしはフランユーロ=ウォンドルピー! かの有名な超高校級の資産家ですわ!」


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【超高校級の資産家】 フランユーロ=ウォンドルピー (--)


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ウォンドルピーって言えば……小国を越える経済力を持ってるっていう、あのウォンドルピー財閥のことだよね。

この人はそこの令嬢ってことか……流石は希望ヶ峰学園。スカウトする人物も並じゃないな……


フラン「わたくしのことは気軽にフラン様、と呼んでいただいて構いませんわよ!」

長江(全然気軽じゃないよ!)

長江「えっと、じゃあよろしく……フランさ……ま。」

フラン「ふふん、まぁよしとしてあげましょう。これからわたくしの下僕として色々と頼みますわよ。」

長江(そんな約束してないよ!?)


…随分偉そうな人だけど、令嬢だし仕方ないかもね、うん。


さて、次は……


>>13から選択
安価↓

10 選択


次はあの子にしようか。随分背が小さいけどホントに高校生……?


長江「自己紹介……いいかな?」

???「は、はいっ!」ビクッ

長江「ボクは超高校級の平均、長江元基。よろしくね。」

???「こ、こちらこそよろしくお願いしますっ!」

???「私は小譲野 萌衣です! こんな見た目ですけど、超高校級のイラストレーターとして頑張ってます!」


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【超高校級のイラストレーター】 小譲野 萌衣 (こじょうの もえ)


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イラストレーターの小譲野さんか……随分いろんな絵を書いてる人で有名だよな。

でもまさかこんなに小さかったなんて……口には出さないでおくけど。


長江「うん、よろしくね。小譲野さん。」

フラン「イラストレーターの方ですか……有名なんですの?」

小譲野「えっと……アニメとか漫画とかゲームとかの絵を色々と担当させて貰ってます。有名にはまだまだだと思いますけど……」

小譲野「…でもっ! 絶対将来ビックになって皆を見返してあげますから!!」


それは身長的な意味なのか、知名度的な意味なのかどっちなんだろう……


フラン「なるほど、まぁわたくしのようなビックな女を目指して精々頑張ることですわ!」

小譲野「ぐぬぬ……絶対追い抜かしてみせます……!」

長江(女同士の争いは怖いなぁ……)


見た目は小さくても、心は一人前の女の子ってことなのかな。




次は誰にしよう……


>>13から選択
安価↓

13 選択


次は……さっき仕切ってたあの委員長っぽい女の人にしようかな。


長江「あのー……」

???「ん、どうかしたのか?」

長江「いや、ちょっと自己紹介をと思って……」

???「…あぁ! すまない、そうだったな! 少し考え事をしていたもので忘れていたよ!」


自分で言ったことはそう簡単に忘れられるもんじゃないと思うけど…


長江「えっと……超高校級の平均、長江元基です。よろしく。」

???「長江というのか! よろしく頼む! わたしは超高校級の家庭教師をやらせてもらっている、眞部 愛美という者だ!」


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【超高校級の家庭教師】 眞部 愛美 (まなべ まなび)


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眞部さん、家庭教師か……って同い年なのに家庭教師?
しかも超高校級って、どんだけ頭いいんだろ……


小譲野「眞部さん、高校生なのに家庭教師なんですね。」

眞部「ははっ、家庭教師に年齢は関係ないからな! 高校生でもなることは可能だ!」


大いに関係あると思うけどな……


長江「…そういえばさっき言ってた考え事って、何の事?」

眞部「その事については自己紹介が終わったら、全員集めて話をする。そのときに詳しく教えるから安心してくれ!」

長江「あ、うんわかった。」

眞部「ではまた後で話そう! 長江少年、小譲野くん!」

小譲野「はいっ!よろしくお願いします!」


少年て、その呼び方続行するのか……別に嫌じゃないけどさ。
ほかも相まって、とても同い年とは思えないよ……


えっと、次は……


>>13から選択
安価↓

12 選択


次は筋肉がやばいあの人にしようかな……話しかけただけで殴られるとかないよね……?


長江「あ、あのー……」


???「そんなに距離取らなくても、俺はいきなり殴ったりしねぇよ……」


あ、良かった。以外と普通の人っぽい。


長江「いや、どうしても見た目が怖いと近寄りがたい印象がさ……」

???「オレだって好きでこんな見た目になったわけじゃ……あ、いや好きでなったんだったわ。」

???「……ってんなこたどうでもいい。お前、名前は?」

長江「ボク? ボクは長江 元基。超高校級の平均だよ。よろしく。」

???「おう、よろしくな。オレは超高校級の自衛官、武壁 善次だ。ほどほどに頼む。」


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【超高校級の自衛官】 武壁 善次 (たけかべ ぜんじ)


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眞部「ほう、武壁は自衛官なのか。見た目通りと言った感じだな!」

武壁「よく言われる……」


たしかに自衛官って飲食はピッタリだけど……にしてもすごい貫禄だなぁ。


眞部「ふむ……」

武壁「あ? 何悩んでんだよ眞部?」

眞部「いや、武壁が本当に高校生なのか疑問に思ってな。」

武壁&長江(この人には言われたくねえ!!)



はぁ、連続して随分濃い人と当たっちゃったな……
強面の人って大体いい人って聞くけど、実際そうでもないよね。(武壁くんは違うけど。)


さて、次の人は……


>>13から選択
安価↓

7 選択


次は……あのチャイナ服の女子にしようか。なんで目輝かせてんだろあの子……


長江「あのー、少しいいかな?」


???「・好。我姓陣、名字叫麗。請多関照。」

長江「あー……ニーハオ?チンドゥオグァンジャオ?」

???「日本語でおk。」

長江「……おい!」

???「冗談冗談。ちょっとからかって見ただけネ。」


普通に喋れるんじゃないか……まったく。


長江「…じゃあ自己紹介させてもらうよ。ボクは超高校級の平均。長江 元基。よろしく。」

???「超高校級のカンフーマスター、陣 麗だヨ。よろしく糞ジャップ。」

長江(糞ジャップ!?)


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【超高校級のカンフーマスター】 陣 麗 (チェン リー)


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超高校級のカンフーマスターか……人は見かけによらないものだなぁ。
どれくらい強いんだろうか……


陣「何?チェンの顔になんかついテル?」

長江「いや、超高校級のカンフーマスターってどれくらい強いんだろうって思って。」

陣「多少鍛えてる程度の人間にナラ片手で勝つ自信あるヨ。試す?」

長江「ごめん、遠慮しとく……」

陣「チェッ、つまんないノ。」

武壁「にしても、高校生でカンフーマスターとはすげぇな。大したもんだ。」


……キミがそれを言えるのか。


陣「そう?日本には高校生で殺し屋とか、高校生でロボットとか普通にいるって聞いたケド。」

長江&武壁(どこ情報だそれ……)

陣「あー、高校生のロボットに会って戦ってみたいネ!!どこにいるんだ……」

武壁「オレで良ければ相手になるぞ。」

陣「丁重にお断りさせてもらうヨ。」

武壁「なんでだよ!」


多分日本に来て間もないんだろうけど、色々と間違ってるよ……
後で正しいことを教えないと。


さて、次はどうしようかな……


>>13から選択
安価↓

てっきり超高校級の執事かと思ったら、超高校級の清掃員だったのか……
意外さはないけど、執事兼清掃員って結構すごいのかも。


枯地「しかし災難でしたね。あんな面倒くさい方に絡まれて。」

長江「え? ま、まぁたしかにちょっと面倒くさいなーとは思ったけど……」

陣「話聞いてて、『あ、この子痛い子だなー』とは思ったネ。」

枯地「でしたら、長江様と陣様からも言ってやってはくれませんか? あの方、自分を特別な存在かなんかだと勘違いしてらっしゃるみたいなので。」

長江(自分の主人にそこまで言うか……)

枯地「私から言っても全く効果がないんですよ。色々試してはみたのですが。」

長江「う、うん。頑張ってみるよ。」

陣「一回やってみたかったんだよネ、ロンパってやつ。」


暴言とか言ったら消されそうだけど、その辺は大丈夫なのかな……


枯地「では、そろそろ私も戻らないといけませんので、これで失礼します。フランお嬢様の件、よろしくお願いしますね。」

長江「あ、うん……」

陣「また後でネー、バイバイ。」


流れで引き受けちゃったけど大丈夫かな……まぁなるようになるよね。


まだ自己紹介してないのは……


>>13から選択
安価↓

投下の順番ミスりました。
>>35の前に以下2レスを補完お願いします。

1 選択


じゃあ次は……さっきからずっとフランさんと一緒にいる黒スーツのあの人にしようか。


長江「ど、どうも……」

???「おや、貴方は先ほどフランお嬢様に絡まれてらした方ではありませんか。」


……気づいてたなら助けて欲しかったよ。


???「それで、私に何か御用でもございますか?」

長江「用って言うか、自己紹介したいなって……いいですか?」

???「ええ、構いませんが。」

長江「超高校級の平均、長江 元基って言います。よろしくお願いします。」

???「そんなに固くならなくても平気ですよ。私はフランお嬢様の執事もとい超高校級の清掃員、枯地 純清と申します。」


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【超高校級の清掃員】 枯地 純清 (かれち すみきよ)


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2 選択


まだあの人とは自己紹介してないよね……結構怖そうな見た目だけど大丈夫かな?


???「……何ジロジロ見てんだ。ぶちのめすぞ。」

長江「えっ…? いやその、ごめん……」

???「はん、どうせオレのことを社会の屑とでも思ってんだろ? わかってんだよ。」

長江「そ、そんなこと思ってないよ! いきなり何なのキミは?」

???「そいつはどーも悪かった。オレのこと知らない奴がいるとは思わなくてな。」

???「……ま、どーせ知ったら他の奴らと同じような目で見るんだろうけどよ。」

???「オレの名前は安罪 愛歩。てめーら風にいったら超高校級の犯罪者ってとこか。」


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【超高校級の犯罪者】 安罪 愛歩 (あんざい あいほ)


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安罪愛歩って……たしか窃盗とかで何度も警察にお世話になってるって言うあの人?
希望ヶ峰学園は何を思ってこの人を入学させたんだろう……


長江「えっと、よろしく。ボクは超高校級の平均、長江 元基だよ。」

安罪「……何普通に自己紹介してやがんだ。オレが犯罪者だっての聞いてなかったのか? おい。」

長江「そ、それは分かってるんだけどさ。一応名乗ってくれたんだし、こっちも名乗らないとと思って……」

安罪「……チッ。別に構いやしねぇがよ。じゃあな。」

長江「あ、ちょっと……!」

長江「……行っちゃった。」


そんなに毛嫌いしなくてもいいのにな……ちょっと傷ついた。


枯地「……彼女は何を考えているんでしょうか。」

長江「うーん……わからないなぁ。」

枯地「ああいうタイプは意外と寂しがり屋だったりしますし、話しかけてあげるのも手だとは思いますが……」

長江「自信ないや……はは……」


単に人付き合いが苦手ってわけじゃないし……何か過去にあったのかもしれないな。


まぁいいや、次は誰と……


>>13から選択
安価↓

1はもう出てますね
再安価↓

11 選択


じゃあ……あの静かな感じの人にしようかな。さっきから喋ってるところ全然見てないけど……


長江「あのー……自己紹介してもいいかな?」


???「……別に構わないが。」


長江「ボクは超高校級の平均、長江 元基。よろしくね。」


???「……俺は超高校級の獣医、虎春 我狼だ。よろしく。」


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【超高校級の獣医】 虎春 我狼 (とらはる がろう)


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虎春「………………」

長江「………………」


か、会話が続かない……!


長江「え、えっと……なんで虎春くんは獣医になろうと思ったの?」

虎春「……色々あってな。」


もうちょっと広げてよ!せっかく話題作ったのに!


安罪「はっ、んなことしても無駄だよボケ。」

長江「あ、安罪さん?」

安罪「さっきから話しかけてる奴が何人もいるみたいだけどよ、こいつ自分の才能と名前くらいしか伝えてねぇからな。」

長江「そ、そうなんだ……」

安罪「それでもこいつと話してぇんってんだったら一生話しかけとけ、じゃあな。」


うーん……せっかく仲良くしようと思ってるのに、なんかあんまり上手くいかないな……
変じ……ゲフンゲフン、変わってる人が多いから仕方ないのかな。



次の人は誰がいいかな……

>>13から選択
安価↓

8 選択


次はあの学ランの男子にしようか……真面目そうだし大丈夫だよね……?


長江「あの、ちょっといいかな?」

???「自己紹介だろう?問題ないぞ。」

長江「ありがとう。ボクは超高校級の平均、長江 元基だよ。よろしくね。」

???「ふむ……僕は氷川 百石、超高校級の裁判官だ。よろしくな。」


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【超高校級の裁判官】 氷川 百石 (ひかわ ひゃっこく)


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話のわかる人っぽくて助かった……にしても裁判官ってすごいな。本当に一流が集まってるんだ……


長江「あれ? 裁判官って、高校生でもなれる物だったっけ?」

氷川「あぁ、努力さえすればなれるぞ。色々と学ぶことはあるけどな。」


簡単に言うけど、ものすごく努力しないとなれないよね裁判官って。


虎春「……ちなみにこいつは最高裁判所の裁判官だからな。重い罪を犯したやつは、ほとんど世話になってるはずだ。」

長江「へ、へぇ……怖くなったりしないの?」

氷川「怖い? 何を怖がる必要があるんだ。所詮罪を犯しただけの人間など、恐るるに足りないぞ。」

長江「は、はぁ……左様ですか……」


なんていうか……信念を持って仕事してるって感じだな。ちょっと憧れるかも。


さて、あと話してないのは誰だっけ?


>>13から選択
安価↓

飯落ちするんで9:00頃再開予定

8 選択


じゃあちょっとあの頼りなさそうなあの人にしようかな……ボクが言えたことじゃないけど。


???「あ、オメーさっき寝てたやつだろ。まったく手間かけさせやがって……」

長江「もしかして……さっき起こしてくれた人?」

???「おぉ、感謝してくれよな!」

長江「えっと……ありがとう。ボクは超高校級の平均、長江 元基。よろしくね。」

???「俺は超高校級の映画監督、雅咲 颯人だ。よろしく頼むぜ!」


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【超高校級の映画監督】 雅咲 颯人 (みやざき はやと)


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映画監督か……ん?雅咲で映画監督ってことはまさか……


長江「まさか、スタジオビブリの監督で有名なあの雅咲!?」

雅咲「そーだぜ。まぁ監督やってんのは俺の親父だし、俺はたまに現場見る程度だけどよ。」

雅咲「だからって舐めんなよ? 監督としてならその辺のやつなんかよりは、数百倍面白い映画作る自信あるからな!」

氷川「ほう。流石、超高校級の映画監督の名前は伊達じゃないな。」

雅咲「だろ? そうだ、一般公開はしてねぇけど俺の撮った映画とかもあるから、良かったらうちのスタジオに見に来てくれよ。」

長江「すごいね! 今度見に行くよ!」

氷川「ふむ、暇があったら行かせてもらうとしよう。」

雅咲「おぉ! 待ってるぜ!」


第一印象は頼りなさそうな人だったけど、案外普通の人だったね。
映画、どんなのなんだろう。今から楽しみだなぁ……


さて、次の人は……


>>13から選択
安価↓

15 選択


次はあの個性的な服を着てる人にしようか……見たところ巫女さんっぽいけど随分改造されてるな……


長江「あの、自己紹介、いいですか?」

???「アタシ? いいわよ。ちょうど暇してたとこだし。」

長江「ボクは長江 元基。超高校級の平均です。よろしく。」

???「平均? へぇ、そんな枠あったのね。知らなかったわ。」

???「あ、ゴメン。あたしは天空 零無。見た目の通り、超高校級の巫女よ。」


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【超高校級の巫女】 天空 零無 (あまそら れいむ)


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やっぱ巫女さんだったか……にしてもすごい改造された服着てるなぁ…….


天空「あ、そうそう。長江だっけ? アンタ、もうちょっとしっかりしてよね。」

長江「え?」

天空「ほら、さっきアンタ寝てたでしょ? そのせいでみんな結構困ってたのよ。」

天空「今後、みんなの輪を乱すようなことはなるべく控えてね? 今回はまぁ仕方ないけど。」

長江「あ、ごめん……これからは気をつけるよ。」

天空「ん、わかってくれればいいのよ。」

雅咲「そうだぞ! 気をつけろよ長江!」

天空「アンタも人の事言えないのよ。」

雅咲「なんで!? 俺なんかした!?」

天空「なんか、あんたも人のこと言えるほどじゃないって言うか……なんとなく頼りないのよ。」


ただの言いがかりだったんだ……


雅咲「うっせ! コスプレしてるお前に言われたくないっての!」

天空「コスプレじゃない! ちょっと改造してはあるけど正装なのよ!」


改造してる時点で絶対正装ではないだろ……



見た目の感じとは違って色々考えてくれてるいい人だったな。
少しの変なところはあるけど、それはまぁ、うん……


さて、もうほとんど終わったと思うけど……あとは誰だっけ……


>>13から選択
安価↓

14 選択

次はあの電車の運転士さんみたいな……男?女?かわからない人にしよう……どっちだ?


長江「えっと、どうも……」

???「……あぁ、さっきの子だね。頭痛いのは直った?」

長江「あー、はい。もう大丈夫です。」

???「はは……同年代なんだし、敬語はよしてよ……ちょっと距離置かれてるみたいで傷つくからさ。」

長江「あ、ごめん……ボクは超高校級の平均、長江 元基。よろしく。」

???「うん、よろしく。僕は超高校級の電車運転士、東鉄 紫電。何かあったら遠慮なく言ってね。」


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【超高校級の電車運転士】 東鉄 紫電 (とうてつ しでん)


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長江「ごめん、つかぬ事をお聞きするけど……性別はどっちなの?」

天空「あ、それアタシも気になってた。」

東鉄「よく間違われるけど、僕はこれでもれっきとした男だよ。」

東鉄「まったく、中学校頃から何度も間違われてるから対応にも慣れちゃったよ。」


そりゃ間違われるよね……髪の毛が長いのがほとんどの原因だとは思うけどさ。


天空「まぁその見た目だしね。性格からしたら、アタシよりずっと女らしいわよアンタ。」

東鉄「はは……それは流石にないでしょ。」

長江(一瞬納得してしまったボクは大丈夫なのだろうか……)

東鉄「…とりあえず困ったら僕に言ってよ。できることなら手伝うし。」

東鉄「そうそう、暇なときに話しかけてくれてもいいよ。話になりそうな恋愛エピソードならいくらでもあるから。」

長江「あ、うん! わかった。」

天空「恋愛エピソードって……すごいわね。」


優しそうな人だし、好感持てるなぁ……
恋愛話も少し気になるしね。


さて、あと残りは……


>>13から選択
安価↓

5 選択


次はあの人か……見た目は大人しそうだし、いわゆる大和撫子って感じだな。


長江「あの、少しいいかな?自己紹介したいんだけど……」

???「あ、はい……全然大丈夫ですよ。」

長江「ボクは超高校級の平均、長江 元基。よろしくね。」

???「あっあの、私は白石 柚子葉です。超高校級の弓道部なんて呼ばれてますが、よろしくお願いいたします。」


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【超高校級の弓道部】 白石 柚子葉 (しらいし ゆずは)


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ちょっと自己紹介恥ずかしがってるけど、普通の人だ……良かった良かった。
にしても、普段もこの服装なんだこの人。動きづらくないのかな……


長江「…………」ジーッ

白石「……………」

白石「…………あ、あの……」

長江「? どうかした?」

白石「ど、土下座しましょうか?」

長江「へ?」

白石「土下座でいいですよね? 後はあの、靴を舐めるくらいでしたらできますけど……」

東鉄「ちょ、長江クン。何してんの……」


い、いきなりどうしたの!?ボク何かマズいことした!?


長江「いやいやいやしなくていいよ!? 頼んでもいないのにどうしたの!?」

白石「いえあの……ご機嫌を損ねられたのかと思いまして……その、土下座しようかと……」


だからってやり過ぎでしょ……


東鉄「はは……自己紹介早々女の子に土下座させようとするなんて、長江クンは随分肝が据わってるんだね。」

長江「別に怒ってないよ!? あと東鉄くんは変な解釈しないで!」

白石「そうですか……あの、嫌なことがあったらいくらでも私に言ってくださいね?」

長江「大丈夫ないから! 気にしすぎだってば!」

東鉄「あんまり女の子を虐めちゃダメだよ長江クン。」

長江「だから違うんだって!」



はぁ……普通の人かと思ってたのに、色々とすごい人だった……
初対面の人に土下座しようとするって、どんな生活してたんだろう……


あと、残りは誰だっけ……


>>13から選択
安価↓

4はもう出てるので6で

6 選択


あと話してないのは……お、あの頭に手ぬぐい巻いたいい感じの人まだ話してないよね?


長江「あの、ちょっといい?」

???「ん? なんだべ?」

長江「自己紹介しようと思ってさ。ボクの名前は長江 元基。超高校級の平均だよ。よろしく。」

???「おーよろしくな長江っち! 俺っちは田井中 作蔵! 超高校級の酪農家ってとこだべ!」


────────────────────────


【超高校級の酪農家】 田井中 作蔵 (たいなか さくぞう)


────────────────────────


酪農家か……道理で土とか獣臭いわけだ。ボクはこの匂いそこまで嫌いじゃないけど……


長江「酪農家……ってことは牧場主みたいなもんなの?」

田井中「あー、多分それであってんじゃねーか?俺っちの家には牛が沢山いるぞ。」

白石「う、牛さんがたくさんって……怖くないんですか? 正直、牛1匹でも大きくて少し怖いですし……」

長江「たしかに、ちょっと怖いかもね。」

田井中「大丈夫、なーんも怖くねーって! 慣れると可愛いもんだべ!」

白石「そ、そうなんですか……今度、そちらがお暇なときにお邪魔して、見せていただいてもよろしいでしょうか?」

田井中「遠慮しなくていいべ! 特別に入場料は2000円にしてやるから!」

白石「は、はい!ありがとうございます!」

田井中「長江っちもくるか? 今なら特別料金2000円だぞ?」

長江「あ、うん。行けたら行くよ。」


……騙されてない?2000円って高いよね?田井中くんって以外と金にうるさいのかも……
白石さんは騙されてるけど……幸せそうだし、まいっか。


あと話してない人は誰だ……?


いたいた、話してない最後の人だ。
ピンク色の髪の毛でエプロンって、随分目立ってるな……


長江「自己紹介、してもいいかな?」

???「はい、大丈夫ですよ〜。」

長江「じゃあさせてもらうね。ボクは超高校級の平均、長江 元基だよ。よろしく。」

???「長江さんですね、覚えましたよ。わたしは桃梨 苺。超高校級の給食委員です〜。」


────────────────────────


【超高校級の給食委員】 桃梨 苺 (ももり いちご)


────────────────────────


長江「桃梨さんは超高校級の給食委員なんだね。ボクも昔やってたことあるよ、給食委員。」

桃梨「うふふ、いいですよね給食委員って。残したものとか食べれますし〜。」

長江(それが狙いか……)

田井中「なぁなぁ。さっきから言ってる給食委員ってのはなんなんだべ?」

長江「えっ、知らないの!?」

桃梨「え〜、給食委員知らないなんて、人生の9割損してますよ?」


いや、流石にそれはないと思うけど……


田井中「で、簡単に言うとなんなんだ? その給食委員ってのは。」

桃梨「ただで普通よりもいっぱい給食を食べられるんですよ。素敵でしょ〜?」

長江「いや、それは語弊を生むからやめた方が……」

田井中「そりゃすげーべ! 例えば何が食えんだ?」

桃梨「えーっと……ハンバーグとか、スパゲッティとか、カレーなんかもそうですねえ。」

田井中「うおお! すげー豪華だな!」

桃梨「でしょでしょ〜?後はね……」

田井中「ふんふん……」


……ほっといて大丈夫かなあの二人。話がかみ合ってないような気もするけど。


まぁ、いいや。これで全員との自己紹介も終わったことだし、ゆっくりさせてもらおうかな。

と、今日はここまで。何故こんなに時間使ったし。
安価のせいで書き溜められなかったので、これからは安価の量を少し考えます。申し訳ない。
明日は次の安価まで書き溜められたら来ます。無理なら明後日にでも。

最後に絵を一枚。
左上から
安罪→長江→白石→田井中→枯地→眞部→虎春→桃梨→フラン→武壁→陣→東鉄→雅咲→小譲野→氷川→天空です。
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira081280.jpg
何処かで見たことあるキャラが右下と最上段右から2番目にいる気がするのは気のせいです。えぇ気のせいです。
(>>1の巫女と弓道部のイメージがこれしかなかったせいです。許してください。)
ではおやすみなさい。

酉付けないの?

>>83
ありがとうございます。これからはこの酉で投稿していきます。

本編を少し遅れましたが開始しようと思います。人はいますかね?


眞部「諸君、そろそろ自己紹介も終わっただろう! 少し話したいことがあるから集まってくれないか?」


眞部さんの声を聞き、周りに人が集まる。離れてはいるが、虎春くんと安罪さんも聞いているようだ。


武壁「そういやさっきも言ってたが、話したいことって一体なんのことだよ?」

眞部「うむ! そのことなのだが……」

眞部「……この学園、些かおかしな所が多すぎると思うのだ。皆はそう思わないか?」

桃梨「たしかに……なんだか異様な雰囲気はしますよね。窓も塞がれてますし、ドアも開きませんし……」


窓が塞がれてる?そんなことあるわけ……


長江「……ってえええ!? 本当に塞がれてる!? しかもドア開かないし!」

田井中「うおお、知らんかったべ!! 妙に暗いと思ったらこういうことだったんか!?」

天空「いや、目覚ました時点で気づきなさいよ……」

雅咲「こいつら気づかずに自己紹介してたのか……のんき過ぎるだろおい。」

氷川「その話は置いておけ。眞部、話の続きは?」

眞部「あぁ。そこで一つ聞きたいんだが、皆の中でこの教室にどうやって来たかわかるやつはいるか?」


眞部さんの言葉に、一瞬場がシンとなる。


白石「え? え? 誰もご存知ないのですか?」

陣「知らない。入り口に入った辺りで、いきなりめのまえがまっくらになったからネ……」

フラン「あら、貴方もでしたの? てっきりわたくしと枯地だけだと思っておりましたわ。」

東鉄「…参ったな、実はボクもなんだよね。もしかして、ここにいる全員がそうだったりする?」

小譲野「わ、私もですよ!!」

虎春「……不覚ながら俺もだ。」


その場にいる皆が、同じように気絶したことを打ち明け始める。


眞部「やはりか……ここにいる全員、気絶してこの教室に運ばれているようだな。」

氷川「……! なるほど、そういうことか。」

桃梨「え〜っと……何かわかったんですか?」

氷川「俺たちは皆、入り口付近で気絶している。どうやってここに来たか覚えている者もいない。」

田井中「つまり……どういうことだべ?」

天空「だから、眞部が言いたいのはここが希望ヶ峰学園じゃないかもしれないってことでしょ?」

眞部「ああ、そういうことだ。」


小譲野「こ、ここ希望ヶ峰学園じゃないんですかっ!?」

眞部「うむ、単なる推論だがな。」

雅咲「ちょ、ちょっと待てよ。どう見てもここは教室だろ? ここが希望ヶ峰学園じゃなかったらどこだって言うんだよ?」

氷川「違うな。ここはあくまで『教室のような部屋』というだけだ。ここが希望ヶ峰学園である証拠にはならない。」

桃梨「たしかに、私たち誰もここに来るまでのこと覚えてないみたいですしねぇ。」

白石「ええっとつまり……私たちは何処かもわからない、『教室のような部屋』に監禁されてるってことですか……?」

氷川「あぁ、何者かの手によってな。」

枯地「ということは、入り口付近で気を失ったというのも偶然ではないというわけですね。」

氷川「ああ。ここに俺たちを連れてきた人物の仕業と見て間違いないだろう。おそらく睡眠薬かスタンガンか何かで───」

長江「あ、でもボクは教室まで歩いて来たよ。」


「「「!!!???」」」


みんなの視線が一斉にボクの方を向く。

眞部「なにっ!? 長江少年はこの教室まで歩いて来たというのか!?」

長江「うん、だから多分ここは希望ヶ峰学園の教室ってことで間違いないはずだよ。」

武壁「おいおい……そういうことはもう少し早く言えよな。」

長江「ご、ごめん。なんか言い出しにくくてさ……」

小譲野「じゃ、じゃあここはやっぱり希望ヶ峰学園なんですね!」

雅咲「ほら見ろ! やっぱ合ってたじゃねーか!」

氷川「ぐっ……」

長江「ま、まぁまぁ……伝えるのが遅かったボクが悪いわけだしさ。」

天空「ていうか、ならなんでアンタここで居眠りしてたのよ?」

長江「え? なんでって……」

長江「この教室に来て椅子に座って、それで……」

長江「……あれ? なんで寝てたんだっけ?」

雅咲「おいぃ!? なんで何もかも忘れてんだよ!?」

陣「もしかして寝起きでボケてるノ?」

長江「い、いや。そういうわけじゃ……」



???「うぷぷ……それはボクの仕業だよ。」

想定外の場所からいきなり声が聞こえたことで、ボクを含む全員が教卓の方を向く。


フラン「な、なんですの? 今の声は?」

枯地「教卓の方から聞こえたようでしたが……」

東鉄「……もしかして、誰かいるの?」


???「いるよいるいる!! いるに決まってんジャーン!!」


「!!!」


桃梨「何か……いるみたいですねえ。」


……にしても、随分おかしな声だ。なんていうか、幼児用番組のキャラクターみたいな声。


白石「だ、誰なんですか!?」

安罪「おいコラァ!! 声だけじゃなくて姿も見せやがれ!!」


???「まぁまぁそうカッカしない! 言われなくても見せたげるから!」


そう言って教卓に現れたのは────




長江「……パンダ?」

田井中「……のぬいぐるみじゃねえか?」


半分が白、もう半分が黒の色をした、おかしなパンダのぬいぐるみだった。

???「コラーッ! ボクはパンダでもぬいぐるみでもないよ!」

???「ここ『希望ヶ峰学園』の学園長兼マスコットキャラクター、モノクマです! 以後ヨロシク!」


……いきなり何言い出すんだ、このぬいぐるみ。


眞部「ぬいぐるみが動いて喋ってるだと!? 一体どういう原理だ!?」

東鉄「ぬいぐるみっていうか……ラジコンなんじゃない?」

陣「もしかしてミライから来たクマ型ロボットだったリ??」

桃梨「にしてもすごい技術ですねぇ。誰が作ったんでしょう?」


……なんか、意外とみんなこのぬいぐるみに興味津々みたいだね。(話が逸れてるのは置いといて。)


モノクマ「いや〜参っちゃうな〜。ボクに興味持ってくれるのは嬉しいけどさ。」

虎春「……それで? お前は何をしに来た? まさか世間話をしに来たわけでもないだろう。」

モノクマ「ああゴメンゴメン! 本題を忘れるところだったよ!」

モノクマ「みなさん! 希望ヶ峰学園に、ようこそおいでくださいました!」


そう言ってモノクマという物体はこちらに対して正面を向き、大きく一礼をした。

モノクマ「えー……本日はお日柄も良く、超高校級の皆様が入学するのにうってつけの、希望に満ち溢れた日になりましたね!」

モノクマ「そんな中で、皆様には超高校級の学園で、超高校級の友と、超高校級の青春をしていってもらいたいと思います!」

モノクマ「この希望ヶ峰学園は設備や授業がなんたらかんたら……」


武壁「お、おい……なんでアイツいきなり演説し出してんだ?」ヒソヒソ

東鉄「さぁ……学園側のサプライズ的なものなんじゃないかな……」ヒソヒソ

フラン「話が長くて疲れましたわ。枯地、椅子を用意なさい。」

枯地「この程度、少しは我慢なさってください。」

雅咲「ふあ〜ぁ……早く終わらねえかな……」

陣「なぁにこれぇ。」


……案の定、みんなもう話聞いてないみたいだね。



モノクマ「……とまあ、こういうわけですよ! みんなわかったかな?」

安罪「チッ、やっと話し終わったか。」

田井中「あのー……モノクマ? 今の話、分かりやすく言うとどういうことなんだべ?」

モノクマ「ん? 簡単に言うとね……」





モノクマ「この学園で、みんな仲良く永遠に生活してもらおうってことさ!!」


え……?今このクマ、永遠に生活って言ったよね……?


小譲野「えええぇぇぇ!!??」

氷川「ど、どういうことだ!? 何故僕らがこんなところで永遠に生活などせねばならない!?」

モノクマ「うぷぷ、細かいことは気にしない気にしない。そんなこと気にしてるとハゲるよ。」

白石「こ、答えになってないですよ!」

桃梨「…あれぇ?てことはもしかして、ここにわたしたちを閉じ込めたのもモノクマさん?」

モノクマ「そ! ついでに言うと玄関ホールで感じた目眩もボクの仕業だよ!」

雅咲「ゆ、誘拐も監禁も犯罪だぞ! 警察に通報してやる!」

武壁「待て、その必要はねえよ。お前らみんな下がってろ。」


そう言って、武壁くんはモノクマとボクらの間を挟むように立った。


雅咲「た、武壁? 何する気だよ?」

武壁「何って、こいつ誘拐犯なんだろ? だったら殴ったって正当防衛になるだろ。」

氷川「正確に言うと、正当防衛とは少し違うような気がするのだが……」

武壁「細けえことはいい。とっととこいつぶっ壊して、操ってる本人様にご登場願おうじゃねえかよ。」


流石超高校級の自衛官。顔つきとセリフが様になってるよ……


安罪「お前が下がってろデカブツ。オレがぶっ壊してやる。」

武壁「で、デカブツっておま……」

陣「おー、ナニナニ? あのクマをジャジャン拳でボる遊び? チェンもやりたい!」

天空「脳筋恐るべし、ね。」ハァ…



どうやら、武闘派集団は全員やる気みたいだ。(ノリって怖いね。)


モノクマ「うぷぷ。いいの? 学園長への暴力は校則違反だよ?」

武壁「まずてめえが学園長だっていう証拠がねえだ…ろっ!!」ブンッ!

モノクマ「わっと!!」ヒョイ

安罪「逃がすかよボケが!!」ドカッ!

陣「おらー! ちぇりお!」バキッ!


教卓に向かって、武壁くんが思いっきり拳を振り下ろし、それを避けたモノクマに安罪さんと陣さんの蹴りとパンチが決まったらしい。


モノクマは地面に落ちて、静かになった。


安罪「へっ、なんだ。大したことねぇじゃねえか。」


モノクマ「……………」

モノクマ「……うぷぷ。舐めてもらっちゃ困りますなぁ。」


「「「!!!」」」

書き溜め切れたでござる。
こっからはゆっくり更新します。


……やっぱりそう簡単にはいかないみたいだね。


安罪「チッ、クソが。全然きいてねえじゃねえか。」

武壁「…随分と硬いな。何でできてやがる?」

モノクマ「ボクに暴力ふるってきた生徒に教えろって? どうしよっかなー。」

モノクマ「……なーんちゃって! ボクは誰にでも優しいからね。ちゃんと教えてあげるよ!」


モノクマ「教えてあげるからしっかりと体で覚えてね。」

武壁「っ!?」


瞬間、消えたかと思ったモノクマは武壁くんの懐に入り込んだかと思うと……


モノクマ「うおりゃっ!!」バキッ!

武壁「……ぐはっ!?」


思いっきり、武壁くんのお腹にパンチを食らわせた。

安罪「こ、こいつ!!」

モノクマ「ちっちっちっ。甘い甘い。」バキッ!

安罪「ぐっ……!!」


そしてモノクマは、間髪入れずに安罪さんにもパンチを食らわせた。


陣「………」

モノクマ「およ? どうしたの? 陣さんはかかってこないの?」

陣「……やめとく。みんなにも被害出ちゃうかも知れないしネ。」

モノクマ「うぷぷぷ! それが懸命だよ。」


モノクマ「……さてと、これでみんなわかったよね? ボクに逆らうと危ないってことがさ!」


その言葉と何とも言えない迫力に、みんな黙ってしまう。


モノクマ「ま、安罪さんと武壁クンみたいになりたくなかったら、ここで仲良く永遠に共同生活を送ること! いいね?」

モノクマ「何もコロシアイしろなんて言わないよ。ただ永遠にここで過ごせばいいだけさ!」

モノクマ「ここには食料も設備も整ってるから不自由はしないと思うし、全員にちゃんと個室が用意されてるからね!」

モノクマ「それではよい希望ヶ峰ライフをどうぞ存分に楽しんで行ってね! ばいばーい!」


そうして言いたいことだけ言ったモノクマは、どこかへ消えて行った。


モノクマが去って少しして、静まっていた空気をようやく眞部さんが破った。


眞部「…いつまでもこうしているわけには行かない! 少しでもここから出る手がかりを見つけようではないか!」

雅咲「んなこと言われても、具体的にはどーすれば……」

眞部「どうやらここには希望ヶ峰学園の校舎と、希望ヶ峰学園の寄宿舎の二つの建物が存在するらしい。」

眞部「そこで、無理のない範囲で行ける場所全てを探索しようと思う! 皆、構わないか?」

天空「探索は別にいいんだけどさ。アンタはなんでこの建物の造りまで知ってるわけ?」

眞部「うむ! 気づいている者もいると思うが、ポケットに生徒手帳なる物が入っていた。」


……ホントだ、今気づいた。


眞部「これがなかなかハイテクでな。他の生徒の情報から、校内の地図、校則なども確認できるらしい。」

天空「なるほど、そういうわけだったのね。」

眞部「というわけで善は急げだ!! 探索を開始する!!」

眞部「11:45までは各自探索の時間にし、12:00には寄宿舎側の食堂に集合してくれ! そこで情報の共有を行おう!」

眞部「個室を確認してくれて構わないが、くれぐれも休みすぎないように!」

眞部「では解散! よろしく頼んだぞ皆!」


ものすごい速さで話し終えた眞部さんは、教室のドアを開けてさっさと行ってしまった。


雅咲「……おい、どうするよ? 長江。」

長江「どうするって言われても……探索、すれば?」

雅咲「……それしかねぇか。お前もちゃんと探せよ、じゃあな。」

長江「あ、うん。」

フラン「はぁ、探索なんてめんどくさいですわね……」

枯地「文句は行動してから言ってください。」

桃梨「おいしい物とかあるといいですね〜♪」

安罪「くそっ、モノクマのヤロー……次見つけたらただじゃおかねえ。」

東鉄「あ、あんまり無茶はし過ぎないようにね……」


雅咲くんの他にも少しずつ、教室から人が減っていく。


長江(さて、ボクもそろそろ何かしようかな。何しよう……?)


1 校内探索(一緒に行動する生徒を選択、眞部以外)
2 まずは個室へ
3 生徒手帳の確認
4 この教室でボーッとする


安価↓

……よし、暇そうにしてる陣さん誘って探索しよっか。


長江「ねえ陣さん。一緒に探索しない?」

陣「えー! 働いたら負けかなと思ってるのニ。」

長江「そ、そんなこと言わないで……ほら、みんな行ってるしさ。」

陣「むー、それなら仕方ないネ。」


よし、なんとか動いてはくれるみたいだ。


長江「じゃあ、陣さんはどこに行きたい?」

陣「東京ディズ◯ーラ◯ド。」

長江「……この学園内での話だよ。」

陣「うーん……特にナイから長江が決めていいヨ。」

長江「ボクが? えー、どうしよう……」


探索する場所↓(原作で解放済みの場所のみ)

────────────────────────

【寄宿舎側1階・ランドリー】


陣「オー、意外と広いネ!」

長江「こんな施設もあるんだ……さすが希望ヶ峰学園。」

陣「いかがわしい本とか置いてないカナ。」キョロキョロ

長江「いや、思春期の男子の部屋じゃないんだから……」


っと、そんなことより少しは探索しないとね。
どこを探そうかな……


1 センタクキノナカ
2 テーブルノザッシ
3 スクールミズギ

安価↓

────────────────────────

【寄宿舎側1階・ランドリー】


陣「オー、意外と広いネ!」

長江「こんな施設もあるんだ……さすが希望ヶ峰学園。」

陣「いかがわしい本とか置いてないカナ。」キョロキョロ

長江「いや、思春期の男子の部屋じゃないんだから……」


っと、そんなことより少しは探索しないとね。
どこを探そうかな……


1 センタクキノナカ
2 テーブルノザッシ
3 スクールミズギ

安価↓


2 選択

お、テーブルの上に雑誌が置いてあるね。ちょっと見てみようかな。


長江「………」パラパラ

陣「ん?何見てるノ?」

長江「雑誌だよ。見た感じ多分ファッション雑誌かな。」

陣「チェン、江ノ島盾子って人知ってるヨ! すごい美人さんだよネ!」

長江「陣さんも知ってたんだ。有名だし、可愛いもんね。」

陣「エ、長江ってこういう人が好みなノ?」

長江「ち、違うよ! 確かに可愛いとは思うけど、そんなに好きってわけじゃ……」

陣「ハイハイ。照れ隠し乙照れ隠し乙。」

長江「違うってば!」


なんか、陣さんにかかると噂があっという間に広まりそうで怖いな……
次から気をつけなきゃ。


【INFO】
・陣との好感度が上がった。



さて、と。
次はどうしようか?


1 別の場所を探す
2 ランドリーをもう少し探す(>>109から探す場所を選択)


安価↓

────────────────────────

【寄宿舎側1階・廊下】


長江「よし、じゃあ次はここを探索しよっか。」

陣「個室? また微妙ナ……」

長江「……悪かったね。とりあえず、自分の個室を探索してみてよ。」

陣「りょーカーイ! じゃ、また後でネ。」

長江「うん、じゃあね。」


────────────────────────


【寄宿舎側1階・長江の個室】


入って早々、異様な雰囲気のする部屋をぐるりと見渡す。


長江「個室って言うか……なんか監獄みたいだな。」

長江(こんなんじゃ絶対気が休まらないと思うんだけど……それはまあよしとしておこう。)

長江「……とりあえず適当に調べてみよっか。」


どこを調べる?


1 テーブルノカギ
2 シャワールーム
3 ヒキダシ


安価↓

3 選択


よし、とりあえず引き出しを開けてみよう。


長江「よいしょっと。」ガコッ


さて、中に入ってるのは……


長江「……工具セット? ご丁寧に説明書までついてるし……」

長江(別に変わった様子もないみたいだし、モノクマはなんでこんな物を……?)

長江「ま、深く考えても仕方ないか。あのモノクマがやったことだし。」


他に引き出しに入ってるのは……新品のメモと、掃除用のコロコロと……メダル?


長江「なんだろ……このメダル。」


モノクマの顔が彫られてるみたいだけど、結構重要なものなのかな?
一応とっておいて損はなさそうだね。



【INFO】
・モノクマメダルを1枚入手しました。



よし、とりあえず収穫はあったってことでいいのかな。
次はどこ調べようか……


安価↓(>>113から選択)


1 選択


あと気になるのは……テーブルの上の鍵、かな?


長江(『長江の個室』って書いてあるし、多分この部屋の鍵だよね……)


とりあえず、この部屋を出入りするためにこの鍵は自分で持っておこう。


それじゃ最後は……シャワールームあたりを覗いてみようか。


長江「んーと、特に変なところは……ってあれ?」


シャワーの部分に『故障中につき使用禁止』という紙が貼り付けられているのが目に止まった。


長江「なんだ、このシャワー壊れてるのか。」

モノクマ「うん、正確にはキミの個室のシャワーだけだけどね。」

長江「そうなんだ。運悪いなぁ……」

長江「……ってモノクマ!? どっから出てきたの!?」

モノクマ「うぷぷ。そんなに身構えなくても平気だよ。危害を与えるつもりはないからね。」


なんかあんまり信用できないんだけど……


長江「…それで、何しに来たの? ボクにシャワーのことを教えにきただけ?」

モノクマ「そうそう! でさぁ、長江クンだけシャワーが使えないのも可哀想だし、一応応急処置で水くらいは出るようにしておこうかなと思ってさ。」


そういうとモノクマはシャワーを何やら少し弄って、すぐさま元通りに戻した。


モノクマ「うぷぷ! とりあえず完了したよ!」

モノクマ「ただし、あんまり勢いの強い水は出ないし、お湯も出ないから、そこんとこ気をつけてちょーだいね。」

長江「あ、うん……わかったよ。」

モノクマ「ボクもなるべく早く直すように努力するからさ! それじゃバハハーイ!」ピョーン


行っちゃった……本当にシャワー直しに来ただけだったのかな?
ま、いいや。とりあえず陣さんと合流しよう。

────────────────────────

────────────────────────

【寄宿舎側1階・廊下】


陣「モー長江。遅いヨ!」

長江「ごめんごめん。ちょっと取り込んでてさ。」

陣「お取り込み中という名ノお昼寝ですネわかります。」

長江「違うってば……」

陣「わかってるヨ。早く次のトコ行こ?」

長江「あ、うん。どこにする?」

陣「ンー……じゃあこの>>って場所!」


探索する場所>>(原作で解放済みの場所のみ)

表記ミスってました
とりあえず安価↓で

陣「このトラッシュルームって場所はどうカナ?」

長江「たしかに……抜け穴がありそうな雰囲気ではあるね。」

陣「そうと決まったらサッサと行こー! This way!」

長江「わわっ! 手引っ張らないでよ……」


────────────────────────

【寄宿舎側1階・トラッシュルーム】


ここがトラッシュルームか……ってあそこにいるの田井中くんと枯地さん?


田井中「おー、長江っち! 陣っち! 元気にしてっか?」

枯地「お元気そうで何よりです。お二人ともここへ探索に?」

陣「うん。チョット抜け道探しにネ。」

枯地「そうですか……残念ながらここには、抜け道どころか手がかりすらありませんでしたよ。」

田井中「とんだ指折り算の鞍替え儲けだべ。」

長江「骨折り損のくたびれ儲けでしょ……」


でも、手がかりも何もないんじゃここに来た意味はあんまりないな……どうしよう。


枯地「もうそろそろ探索を終えて食堂に向かわなければいけない時間ですし、あと少ししたらここから移動しましょうか。」

田井中「だな。俺は少しゆっくりさせてもらうとするべ。」

陣「ありゃ、せっかく来たのニ暇になっちゃったネ。」

長江「しょうがないよ。先に探索してるなんてわからないんだしさ。」


それにしてもホントに暇になっちゃったね……どうしよう?


1 ショウキャクロ
2 ダストボックス
3 チェン リー
4 カレチ スミキヨ
5 タイナカ サクゾウ


安価↓

枯地「おや? どうかなさいましたか、長江様?」

長江「いや、ちょっと暇だから話でもしようかなと思ってさ。」

枯地「私などで良ければ喜んでお付き合いいたしますよ。」

枯地「…ですが私は話があまり得意ではありませんので、話題は長江様が考えてくださると助かります。」

長江「話題、ねぇ。うーんと……」



1 そういえばフランさんとは一緒じゃないの?
2 枯地さんって普段何して過ごしてるの?
3 随分大人っぽいけど、ホントに高校生?
4 自由安価


安価↓

1 選択


長江「あれ? そういえば、フランさんとは一緒じゃないんだね。」

枯地「…ああ、あの方ですか。」

枯地「フランお嬢様は『ゴミ捨て場なんていう低俗な場所に行くのは嫌だ』と仰いましたので、個室にて待機させております。」

長江「そ、そうなんだ……」

長江「…でもいいんですか? そばにいてあげなくて。」

枯地「ええ、大丈夫でしょう。常識外れで、わがままで、脳内お花畑ですけどああ見えて結構気が強いお方ですから。」


何だか悪い面の方が強調されてる気がするけど……


長江「でも、なんだかんだ言ってフランさんにも優しいですよね枯地さん。」

枯地「それはあまり言い過ぎると解雇される可能性があるからですよ。あくまで私はフランお嬢様の執事なのですから。」

長江(……本当かなぁ。)



【INFO】
・枯地との好感度が上がった。
・枯地の通信簿が更新されました。
『口ではフランのことを悪く言っている枯地だが、なんだかんだで気にかけてはいるようだ。』

枯地「さて、そろそろ参りましょうか。」

田井中「んだべ。さっさと行かねーと眞部っちに怒られちまうしな。」

陣「そうと決まったら早く行こーヨ。」

枯地「…おっと。忘れるところでした。」

長江「あれ? 枯地さん何してるの?」

枯地「ゴミ当番としてここのシャッターを閉める鍵をモノクマに渡されたので、閉めておこうと思っただけですよ。」

田井中「まったく、あんなめんどくせーことよく引き受けるもんだべ。」

枯地「一応、これでも超高校級の清掃員として招かれていますから。掃除に関しては私が受け持った方がいいかと。」

陣「ンー、じゃあよろしくネー!」



───ガシャン!!



枯地「作業完了いたしました。お待たせしてしまい申し訳ありません。」

長江「いいっていいって。さ、早く食堂に向かおうか!」


4人揃ってトラッシュルームを後にしたボクらは、すぐさま食堂へと向かった。


────────────────────────

────────────────────────

【寄宿舎側1階・食堂】


ボクたちが食堂に入ると、もうあらかた人が集まっているようだった。


枯地「申し訳ありません。少し用事がありまして遅れました。」

陣「ゴミと戯れてて遅れたヨ。」

田井中「なんかまあ……色々あって遅れたべ!」


全員言ってることがバラバラだけど……あとゴミと戯れるって何だよ!?


氷川「……まぁいい。これで後いないのは安罪だけか?」

眞部「いや、安罪くんからは報告会に出ないという知らせを受けている。多分ここに来ることもないだろう。」

虎春「……誘おうとはしなかったのか?」

眞部「しようとはしたのだが、頑なに断られてしまってな……結局呼ぶことはできなかったんだ。」


ここに連れて来られて早々、用事があるわけないよね……サボり?


フラン「まあ、来ない人を待っていても仕方ないですわね。さっさとその報告会とやらを始めてくださらない?」

眞部「うむ! ではこれより第一回希望ヶ峰学園探索報告会を開始としよう!」

雅咲「2回目以降開催するつもりなんか?」

眞部「細かいことは言いっこなしだ! ではまず各々どこを探索したかと、探索の成果を発表してくれ!」


東鉄「うん。僕と桃梨さん、雅咲くんはこの食堂と奥にある厨房を探させてもらったよ。」

雅咲「わりーが大した発見はねぇな。強いて言うなら食べ物が大量にあったくらいだ。」

武壁「だが大量にあったとしても、この人数じゃ数日がいいとこだろうな……」

田井中「う、飢え死にだけは勘弁してほしいべ!!」

桃梨「あ、そういえばここの食糧は毎日補給されるって、モノクマさんから聞きました。だから餓死の危険はないと思いますよ〜。」

長江「え、桃梨さんもモノクマに会ったの?」

桃梨「はい〜。それだけいったらぽきゅぽきゅ歩いてどっか行っちゃいましたけどねぇ。」

小譲野「そ、そんな可愛い足音するんですね……」

田井中「けど良かったべ。食べ物に心配はねえんだな!」

眞部「うむ! たしかに、ここで暮らす分には食糧の心配がないというのは有益な情報だな!」

眞部「では、次の報告だ!」

微妙に更新
安価あるんで人いてくれたら反応頼みますね

長江「えっとじゃあ、ボクたちからも一応報告しておくね。」

長江「陣さんとボクはランドリー。田井中さんと枯地さんはトラッシュルームを調べてたみたいだったよ。」

田井中「うんうん、その通りだべ!」

フラン「ちなみにわたくしは自分の個室を念入りに調べましたわ!」

枯地「お嬢様、その情報は必要ありませんから。」

長江「ランドリーでは洗濯ができるみたいだったけど……それ以外の発見はないかな。」

雅咲「そりゃランドリーだしなぁ……洗濯できなきゃ困るわ。」

眞部「そうか……では、トラッシュルームの方はどうだ?」

枯地「残念ですが、私達も手がかりを見つけることは出来ませんでした。」

枯地「……不甲斐ありません。」

フラン「ま、所詮ゴミ捨て場ですし、そんなものですわよね。」

枯地「そうですね…」ギロッ


枯地さん!目が怖いよ、目!!


田井中「つーわけで俺っち達の報告はこんくらいだな! 次頼んだべ!」

陣「なんでテメーが仕切ってんだヨ。」

眞部「むぅ……ここまで進展はなし、か。」

眞部「では、最後に私達の報告しよう。」

眞部「私と氷川、虎春、小譲野で調べたのは体育館とその前にあるホームだ。」

眞部「…結果から言うと、脱出に繋がる手がかりはなかった。しかし、有益な情報を掴むことに成功したぞ!」

雅咲「おお!? なんだその有益な情報ってのは!?」

白石「ど、どんな重要な情報ってなんですか……!?」

眞部「ふっふっふ。聞いて驚くなよ!」

眞部「体育館前のホールに置かれたトロフィーや賞状の数々。そして希望ヶ峰学園のマップを見るに……」

眞部「なんと! ここが希望ヶ峰学園で間違いないということが判明したのだ!」


「「「……………」」」


一瞬にして静まり返る食堂。
……やっちまったね眞部さん。


眞部「…む? どうしたのだそんなに静まり返って。とても有益な情報だろう?」

雅咲「いやな、だいたいみんなもう察してっから。ここが希望ヶ峰学園だってこと。」

眞部「な、なんだとっ!? それは本当か!?」

虎春「……多分眞部を除いて全員が把握していると思うが。」

天空「一部わかってなさそうなのもいるけどね……」チラッ

田井中「ん? なんでみんな俺っちのこと見てんだべ?」

武壁「この状況を察せてない時点でお察しだな……」


氷川「……とにかく眞部。お前の言った情報は全くと言っていいほど、役立つ情報ではなかったということだ。」

眞部「そ、そうか……有益な情報だと思ったのだがな……残念だ。」


そう言って心底残念そうな顔をする眞部さん。なんだかちょっとかわいそうかも……

ていうか前からちょっと思ってたけど、眞部さんって意外とヌケてる?


フラン「全く、期待してアレだけの情報なのですか? これだから一般市民は困りますわ。」

枯地「個室でろくに探索もせず、ゴロゴロしていたフランお嬢様の方が数億倍酷いと思いますが。」


あ、枯地さんそれ言っちゃうんだ……ナイスツッコミだとは思うけど。


フラン「な……! 探索しましたわよ! ちゃんと自分の個室を!」

枯地「どうせ寝転がりながら部屋を見渡したぐらいでしょう。その程度、探索した内に入りませんよ。」

フラン「ホント憎まれ口だけは達者ですわね!!」

陣「喧嘩はおやめなサーーーイ!!」

東鉄「そうそう。二人とも少し落ち着いて……」

桃梨「あの〜、眞部さん? ところで次の報告はまだですかぁ?」

眞部「……ぐ、ぐぅぅぅっ!! ほ、報告は以上だ!!」

長江「え? ってことはつまり……」

小譲野「こ、今回の探索で何も進展なかったってことですか!?」

田井中「嘘だろぉ!? 俺っちはこれからどうすればいいんだべ!?」

陣「ワーオワター\(^o^)/」

氷川「静かにしろ、お前ら。」


ざわめき始めたその場を、氷川くんの一声が一喝する。


氷川「……たしかに、大きな発見はなかったかもしれない。だが、一つわかったことがあるだろう。」

白石「わ、わかったこと……ですか?」

氷川「ああ。それは…………」









氷川「現状ここから出る手だてはない、ということだ。」

雅咲「そ、それはたしかに発見かもしれねえけどさぁ! 悪い方の発見だろ!?」

氷川「たとえ良かろうと悪かろうと、発見は発見だ。」

氷川「『現状ここから出る手だてはない』。これがわかっただけでも進歩と言えるべきだと思うが?」

雅咲「か、完全にロンパされた……」

田井中「けど、そんなのわかったところでどうしろってんだべ!? どうせここから出れねえんだろ!?」


たしかに……わかったところでここから出れないなら意味ないよね。


天空「はぁ……あんた達ってホント、何も分かってないわね。」

武壁「あん? どういうことだよ天空?」

天空「だから、氷川が言いたいのは『現状』ここから出れないってことでしょ?」

白石「それが……どうかしたんですか?」


天空「だったら待てばいいじゃないの。警察やら家族やらが助けが来るまでの間だけね。」


天空「そうでしょ? 氷川。」

氷川「別にそこまでの意味を込めて言ったわけではないが……まあいい。大体同じだ。」

小譲野「でもたしかにそうですよね! 待ってれば絶対助けは来ますよ!」

フラン「そういえば警察などという組織もありましたわね。すっかり忘れてましたわ。」

陣「こういうときの警察はだいたいアテにならないって思ってるのはチェンだけカナ……」

武壁「陣、思っても口に出すのはやめとけ……」

忘れてた。
>>129>>131の間に以下のレス補完お願いしやす。



天空「わかった。じゃあ次はアタシ達の報告ね。」

天空「アタシと白石、あと武壁が調べたのは玄関ホールとその周辺ね。」

天空「ま、残念だけど玄関ホールには大した発見はなかったわね。入り口を塞いでる壁があっただけよ。」

武壁「おまっ……俺があれだけ奮闘したのに大した発見なかったの一言で片付けんのかよ……」

天空「だってホントのことでしょ。ただアンタが入り口塞いでる壁を蹴ったり殴ったりしてただけじゃない。」

武壁「そりゃそうなんだけどよ。俺の壁に対する熱い戦いはもう少し認めてくれても……」


壁に対する熱い戦いってどんなんだよ……


白石「ち、近くの購買部っていう場所では色んな物を買ったり、ガチャガチャしたりできるみたいでしたっ!」

東鉄「購買部? へえ、それは興味深いね。」

田井中「なんか食いもんありそうだな! 俺も今度行ってみてーべ!」

フラン「ふふん。全て買い占めてしまうというのもアリですわね。」

武壁「」

陣「みんなスルースキルぱねーナ。」

天空「言ったら言ったで誰にも聞いて貰えてないし……虚しいわねアンタ。」

眞部「ふむ、購買部があるというのは有益な情報かもしれないな。一応後でチェックしておこう。」

眞部「では次の報告、頼んだぞ!」

天空「とにかく、犯人はアタシ達をここに閉じ込めて何かさせたいわけでもないみたいだし。」

天空「助けが来るまでの間は、下手な行動はなるべく避けて生活してればいいだけよ。わかった?」


ちゃんと考えてるなぁ、天空さん。頭が切れるというか、何というか……思わず感心しちゃったよ。


天空「……よし。じゃあ今回の報告会のまとめ、眞部お願いね。」

眞部「!? あ、ああ了解した!」

眞部「えー、今回のまとめはだな……」


眞部「みんなで協力して仲良く過ごすこと!! 以上だ!」


……あんまりまとめになってない気もするけど。
どっちかっていうと天空さんのほうがリーダー向いてるんじゃないか?


眞部「今回欠席の安罪くんには、わたしから情報を伝えておくので安心してくれ! では解散!」

田井中「ねみー……さっさと帰って寝るべ。」

小譲野「ま、まだ昼ですよ……」

東鉄「さて、僕らはもう少し探してみようか? 調べてないところも。」

虎春「……そうだな。」


解散と言われて次々とテーブルを立ち、食堂から出て行く面々。
少しだけど、食堂にまだ残る気のある人もいるみたいだね。


ボクはどうしようかな?



1 食堂にいる人達とお喋り(桃梨、雅咲、陣、武壁、天空から選択)
2 個室に帰ろう
3 購買部ってとこに行ってみよう


安価↓

天空「はぁ……ん? どうかしたの、長江?」

長江「暇だから一緒に話でもどうかな? って思ってさ。」

天空「話ねぇ。別に悪かないけどさ、アンタ話しかける相手間違ってんじゃないの?」

長江「え?」

天空「アタシなんかと話したって、出てくるのは仕事関係の事と、お説教ぐらいだと思うけど。」

長江「そ、そんなことないと思うけどなぁ……」

天空「だったらアンタが考えてよ。何か面白い話題。」


……無茶ぶりやめてよ。あとさりげなくハードルも上げないで。


でもどうしよう。何について話そうかな?



1 ため息ついてたけど何か悩み事?
2 天空さんって意外とリーダーシップあるよね。
3 仕事関係の事でもいいから聞きたいな。
4 自由安価


安価↓

3 選択


長江「じゃあ、仕事関係の事でもいいから教えて欲しいな。」

天空「結局そこに落ち着くのね……考える気0か。」


……いや、一応考える気はあったんだけどね。


天空「で? アタシの仕事の何を聞きたいっての?」

長江「そりゃ勿論、巫女さんとしての活躍とか功績とか……」

天空「そんなもんありゃしないわよ。普通に神社で仕事してただけだし。」

長江「じゃ、じゃあ。勤めてる神社の規模はどれくらいなの?」

天空「規模? 規模って言われても……」



安価↓のコンマで天空の勤める神社の規模の大きさ決定

34 普通より小さめ。そこまで有名でもない。


天空「白嶺神社……って言われてもピンと来ないと思うけど。知ってる?」

長江「あー、ごめん。知らないや……」

天空「…でしょうね。規模もそんなに大きくないし。」

天空「でも、そこでアタシは巫女やってたわけ。境内掃除したりとか、お守り作ったりとか、お賽銭確認したりだとかね。」


……最後のは仕事的に大丈夫なのか?


長江「……あれ? でもそれだとやってることは(一部除いて)普通の巫女さんと同じような…」

天空「だからそう言ってるじゃない。強いていうなら5歳児のときから、毎日働いてたことくらいよ。」

長江「毎日!? 年中無休で!?」

天空「巫女仕事が生活の一部みたいなもんだったし、神社で寝泊まりすることもあったくらいだし。」

天空「……あ、さすがに平日はちゃんと学校に行ってたから安心してちょうだい。」

長江「うん、そこは流石に大丈夫だと信じてたよ。」


じゃなきゃこんな常識人に育つはずないもんね。


天空「後は何があったっけ……紙切れをお守りだって言って売りつけたり、スーパーの塩を清めの塩だって言って売ったり……」

長江「ちょっと!? 今聞いちゃならない言葉が聞こえたような気がするけど!?」

天空「冗談よ冗談。アタシがそんなことするはずないっての。」


天空さんってこんな冗談いうようなキャラだったっけ……?
この調子だと、他にも何かありそうな予感……



【INFO】
・天空との好感度がそこそこ上がった。
・天空の通信簿が更新されました。
『毎日かかさず巫女仕事をこなし、それが生活の一部であった彼女。多少怪しいこともしていたようだが……』


────────────────────────

【寄宿舎側1階・長江の個室】


長江「ふう……」


個室に戻って来て、時計を確認する。見たところまだ17:00程度のようだ。


長江「あと少し何かできるね。どうしようか……」



1 誰かと会話(人物選択)
2 購買部に行く
3 寝る


安価↓

来なさそうなので明日(ていうか今日)また改めて
感想とかも待ってます。
あと誰かドット絵書いてくれないかな(チラッ

お久しぶりです。
不具合が直ったようなので今夜更新予定。
お待ちいただける方はよろしくお願いします。

了解です!
その前に自由行動の説明をしてくれたら嬉しいです。
最近メダルを1枚使って会話に生徒を乱入とかのオリロンが多いですから購買部のメダルの使用枚数を考えるので

>>151
そうですね。
他の方々のオリロンでは会話中にメダルを1枚使用することで1人乱入の形が多いようなので、それを(勝手に)採用させていただくことにします。

時間が微妙にあるので安価のところだけでも

────────────────────────

【希望ヶ峰学園・購買部】


モノクマ「うぷぷ! 長江クンいらっしゃーい! ゆっくり見ていってね!」


……来てみたはいいけど、なんでこいつがいるんだろう。


長江「……で、ここはいったい何なの? 説明してくれると助かるんだけど。」

モノクマ「まっかせんしゃーい! 解説に関しては右に出るものはいないからね!」

モノクマ「右手にありますのがモノモノマシーン改、左手にありますのが売店になります。」

モノクマ「モノモノマシーン改ではランダムでアイテムの入手が可能。売店では便利なスキルが購入可能です。」

モノクマ「両方で必要なモノクマメダルですが、ご学友の皆様との交友や学園内の探索で手に入ります。ご利用は計画的に。」

モノクマ「さて、チュートリアル終了の記念にモノクマメダルを5枚プレゼントいたします。大切に使用なさってくださいね。」

長江「なんでそんな業務的な喋り方を……」


チュートリアルっていうほど解説してない気もするけど……貰えるものは貰っといて損はないよね。


さて、どっちを使おうかな?


現在のモノクマメダル:6枚

1 モノモノマシーン改
2 売店


安価↓

【売店】

《スキル》

・注目の発言力『学級裁判でのみ有効。最大発言力が+1される。』…メダル3枚

・羨望の発言力『学級裁判でのみ有効。最大発言力が+3される。』…メダル10枚

・抜群の集中力『学級裁判でのみ有効。最大集中力が+1される。』…メダル3枚

・脅威の集中力『学級裁判でのみ有効。最大集中力が+3される。』…メダル10枚

・スティング『(非)日常編でのみ有効。自由行動の度にモノクマメダルが1枚手に入る。(特殊イベント発生時を除く。)』…メダル7枚


《???》

──まだ解放されていません──



買うものを安価↓

【INFO】
・スキル『注目の発言力』を購入しました。


現在のモノクマメダルは3枚です。
まだ使用なさいますか?


1 モノモノマシーン改
2 売店
3 店を出る

安価↓

《モノモノマシーン改》

全てがオリジナルアイテムのガチャガチャです。
(91〜00は読者の皆さんに考えて貰う予定。)

何回回しますか?↓

・3回回します
このコンマも含め↓2まで

【INFO】

・13 お菓子のお家mini
「童話『ヘンゼルとグレーテル』に登場するお菓子の家。ミニサイズとはいえ犬小屋並の大きさがあり、大抵は食べきる前に飽きてしまう。」
・32 全自動卵砕き機
「卵をセットすると自動で砕き割ってくれる便利な器械。力任せに砕くだけなので、ほとんどの確率で殻が混じっている。」
・67 ネギロッド
「ボカロ戦隊うたうんだーの主人公、長音ギクが使っているネギを模した武器のおもちゃ。原作だと先端から高圧レーザーと実弾が出る。」
を入手しました。


長江「なんか変なものがいっぱい出てきた……」

長江「ちっちゃいお菓子の家とネギと……何の機械だろこれ。」

モノクマ「うぷぷ。初めてにしてはまぁいい方かもね。」

モノクマ「次はそれを誰か気になる人にあげて好感度稼いじゃいな! きっと仲良くなれるよ!」

長江「は、はぁ……」


人にあげて喜ばれるようなものがない気がするんだけど大丈夫かな……

とりあえず、一旦部屋に戻ろう。


────────────────────────

────────────────────────

【寄宿舎側1階・長江の個室】


長江「はぁ、なんだかちょっと疲れたな……」


購買部から戻り、少し一息ついていたときだった。


モノクマ『うぷぷ! 元気しとぉや未来の希望諸君!』

長江「!?」


いきなり、真っ暗だったモニターにモノクマの顔が映ったのだ。
一体何をする気なのかと、少し緊張したまま眺めていたのだが……


モノクマ『えー、校内放送〜、校内放送〜。』

モノクマ『午後10時になりました。ただいまより夜時間となります。』

モノクマ『間もなく食堂の入り口はロックされ、個室のシャワーの水も止まります。』

モノクマ『生徒の皆さんはすみやかに自室に戻り、鍵をかけたか確認の上、各自充分に休養を取るようにしてください。』

モノクマ『ではいい夢を……おやすみなさい。』


長江(……どうやら、危険なものじゃないっぽいね。)

長江(たぶん、午後10時を知らせてくれるチャイムってことなのかな?)


だけど、そこで終わったと思ったチャイムはまだ続いていた。

モノクマ『……えーと、後ですね。』

モノクマ『眞部さんからの伝言なのですが、朝7時30分から朝食をとりつつ今後についてみんなで話し合いたいそうです。』

モノクマ『遅刻は厳禁、欠席の場合は前もって眞部まで伝えて欲しいとのこと。……以上です。』

モノクマ『えーっと……2回目だけどおやすみ!』


それだけ言うと、やっとモニターが切れた。


長江「げ……ボク朝弱いんだけどなぁ……」


眞部さんも余計なことしてくれたなぁと思いつつ、ゆっくりベッドへと倒れこむ。


よっぽど疲れが溜まっていたのだろうか。
寝転がって早々、瞼が重くなっていく。
こうして、ボクの高校生活初日は呆気なく幕を下ろしたのだった。



【コロシアイ学園生活 1日目END】

【1日目リザルト】

《好感度》

──顔見知り──

天空『ちょっと頼りないけど、いないよかマシね。』

安罪『……誰だそいつ。知らねぇな。』

枯地『真面目そうな方、と言った印象を受けましたね。』

小譲野『うぅ……背がおっきくて羨ましいです……』

白石『図々しくも仲良くしたいな、なんてちょっと思ったり……してます。』

田井中『オレっちに金貸してくれんならいいやつだな。それ以外ならダメだべ!』

武壁『なんつーか、こう、オーラがねぇよなオーラが。』

陣『「それは違うよ!」とか言い出しそうな感じがしたネ。』

東鉄『親しみやすそうだし、結構いい子なんじゃないかな?』

虎春『……悪くない。』

氷川『案外、理解度は並以上かもしれないな。』

フラン『わたくしの立場とは真逆の、まさに一般人の中の一般人ですわね!』

眞部『とりあえず学習面、交友面ともに問題はなさそうだ!』

雅咲『あーこういうやつクラスに1人はいるなー、って感じだわ。』

桃梨『早く仲良くなってたくさんお話したいですね〜。』

《スキル》
・注目の発言力『学級裁判でのみ有効。最大発言力が+1される。』

《メダル》
0枚

《プレゼント》
・お菓子のお家mini
・全自動卵砕き機
・ネギロッド






~PROLOGUE
           おいでよ絶望学園~

           END









~CHAPTER1       カラダ    ノゾミ
          イトしき体、イトしき望~



           

区切りがいいのでここで飯タイム。
後ほど(10:00頃?)再開する予定ですが、来ないかもしれません。来なかったら寝落ちです。
というわけで一旦ノシ


【コロシアイ学園生活 2日目 朝】


モノクマ『えー、校内放送〜。校内放送〜。』

モノクマ『朝7時になりました。起床時間ですよ〜。』

モノクマ『さて、今日も仲良くはりきっていきましょー!』

長江「な、何っ……!?」


長江「……なんだ、アナウンスか。」


急に大きな音がしたから起きてみたはいいけど、どうやらこのアナウンス朝と夜の両方でやるみたいだね。


長江「……いてて。まだあんまり疲れとれてないな……」


眠い目を擦りながら渋々と着替え、食堂へ行く支度をしていると……


ピンポーン


長江「ん?」


ピンポーン


気のせいかと思ったけど、誰かがインターホンを鳴らしてるみたいだ。


長江「誰だろ……はーい。」ガチャ



立っていた人物を安価↓


天空「よっ、長江。おはよ。」

長江「おはよう、天空さん。どうしたの? こんな朝早く。」

天空「特に用はないんだけど、あんたらがちゃんと起きれてるか気になってね。」


それでわざわざ起こしに来てくれたのか……ありがたいようなありがたくないような……


長江「…てことは、他のみんなのとこも回ったの?」

天空「一応全員ね。女子はフランちゃんだけ出てこなかったけど、枯地が何とかしてくれるみたいだったわ。」

天空「男子は……雅咲と田井中は応答なしだったわね。」

長江「あーうん。なんとなく予想通りだった。」

天空「ま、というわけでアンタが最後よ。正直出てくるとは思ってなかったわ。」


……そんなにだらしなく見えるのか、ボクって。


天空「あ、そろそろ行った方がいい時間ね。一緒に行きましょ。」

長江「わっ、ちょっと! いきなり手引っ張んないでよ……」


────────────────────────

────────────────────────

【寄宿舎側1階・食堂】


眞部「おお! いい朝だな長江少年! おはよう!」


いい朝って言われても……鉄板で塞がれてて空見えないけどね。


白石「あ、あのっ……その、おはようございますっ!」

陣「長江ー! オハヨー!」

東鉄「おはよう長江くん。よく眠れた?」

長江「みんなおはよう。あんまり眠れはしなかったかな……」

天空「よし、これで寝てる連中以外は揃ったわね。」

天空「じゃ、アタシは雅咲と田井中起こしに行ってくるから。みんな先食べてて。」

眞部「むぅ……君ばかり働かせてすまないな。」

天空「別に大したことはしてないわよ。じゃ、そゆことでよろしく。」


そう言って食堂から去って行く天空さん。それ以外の面々はみんなここに揃ってるのかな?


フラン「ふぁあ……眠いですわ……」

枯地「食事中に寝るのだけはお止めくださいね。」

安罪「……………」


あ、ホントだ。一応安罪さんとフランさんも来てる。


眞部「料理は枯地と桃梨が腕によりをかけて作ったらしい! 感謝して食べたまえよ!」

桃梨「お残しは許しませんよ〜?」


すごく豪勢な朝ごはんだな……何もしてないのに食べるのはちょっと申し訳ない気もするけど。



さて、誰と食べようか?安価↓2(天空、田井中、雅咲除く)

っていうかこれは何人まで?
2人とか氷川と東鉄がいいが

長江「氷川くーん。一緒に食べない?」

氷川「僕とか? いや、特に問題があるわけではないが。」

長江「それなら良かった。じゃあ、隣いいかな?」

氷川「構わないぞ。座ってくれ。」


そう言って氷川くんの横に座り、豪勢な朝食に手を伸ばす。


長江「いただきます!」

氷川「……ふむ、いただきます。」



食べながら氷川くんと話でもしようと考えてたけど……どうしよう。



1 氷川くんは、これからどうするつもりなの?
2 ピーマン残してるけどもしかして嫌いなの?
3 氷川くんの才能について詳しく聞きたいな。
4 自由安価

安価↓

>>180
とりあえずは1人の予定です。
分かりづらい書き方をして申し訳ない。


3 選択


長江「ねぇ、少し聞いてもいい?」

氷川「ん? どうした。」

長江「氷川くんの才能って、『超高校級の裁判官』だったよね?」

氷川「ああ、それで間違いないが。」

長江「どんな事件を解決してきたのか、詳しく聞きたいなって思ってさ。」

氷川「解決というと語弊があるな。僕は予め定められた規則に基づいて、被告人にあるべき判決を言っているだけだ。」

長江「な、なるほど……じゃあ今までどれくらいの事件に関わってきたの?」

氷川「そういうことは警察やら検事やらに聞いた方が早い気がするが……まぁいいか。」

氷川「僕の関わった事件の数か……ふむ……」


安価↓のコンマで氷川が関わった事件の数の規模

60 数はそこそこ多い。


氷川「まあ、これといって多いわけではないな。特別少ない、というわけでもないが。」

氷川「前にも言ったと思うが、僕が所属しているのは最高裁判所だからな。」

氷川「色々な事件を取り扱っているぞ。殺人やら政治関係やら相続関係やらな。」

長江「な、なんかすごい大変そうだね。」

氷川「俺だけで処理するわけではないからそうでもない。俺の他に裁判官は13人と長官が1人いるしな。全員が60歳以上だが。」

長江「え!? 若い人って氷川くん以外にいないの!?」

氷川「一応最年少で最高裁判所の裁判官に選ばれてるんだがな。知らなかったのか?」

長江「し、知らなかったよ……」


なるほど、だから超高校級の裁判官なのか……最年少なんてすごいことだろうし。

氷川くんの凄さがなんだか一気にわかった気がするよ……


【INFO】
・氷川との好感度が上がった。
・氷川の通信簿が更新されました。
『超高校級の裁判官として知られる彼だが、最年少で最高裁判所の裁判官として選ばれたという経歴も持っているらしい。』

寝落ちしそうなので今日はここまで。
明日も多少進めますので皆さんよろしくお願いします。
感想も待ってます。ではおやすみなさい。


食べ終わって暫く座っていると、雅咲くんや田井中くんがいるのを確認した眞部さんが前に出て話し始めた。


眞部「よし、全員揃っているな! そろそろ始めるとしよう!」

眞部「ではこれより、今後どのようなことを目的として生活して行くか、について議論を進めたいと思う!」

眞部「それについて、何かいい案があるものは手を挙げて発言してくれ!」

氷川「余りに的外れで無ければ、些細なことで構わないぞ。」

東鉄「いい案、ねぇ……」


そう言われてもいい案って簡単には浮かばないよね……誰かが発言してくれるのを待つしかないか。


陣「あ、ハイハーイ! チェン、みんなで筋トレやりたい!」

武壁「おっ、お前にしてはいいこと言うじゃねえか。賛成だな。」

陣「ぐぬ、なんかムカつく言い方ネ……」

桃梨「あ、じゃあ3時にみんなでおやつを食べるってのはどうですかぁ?」

田井中「オレっちは賛成! お菓子食えるなら何でもいいべ!」

フラン「皆さんでわたくしを褒め称える会、というのを開くのはどうでしょう?」

枯地「死んでも嫌ですね。」

眞部「私としては毎日3時間ほど皆で勉強する時間を設けたいと……」

雅咲「真面目かお前は……」

天空「ちょっとストップ、ストーップ!」


急いで天空さんが止めに入る。みんな自由度も超高校級だな……

天空「みんな自由に発言しすぎ! てか眞部、アンタまで一緒になってどうすんのよ!」

眞部「す、すまん。つい願望が口に出てしまった……」

天空「…まぁいいけどさ。とりあえず、さっき出た案は多数決とって決めるから、ちゃんと手挙げてね。」

天空「えー、じゃあみんなで筋トレすることに賛成の人……」


────────────────────────


天空「よし、じゃまとめは眞部よろしくね。」

眞部「うむ! ではまとめるとしよう!」

眞部「陣くん発案の『みんなで筋トレ』が賛成4票、反対12票で不可決。」

眞部「桃梨くん発案の『3時のおやつ』が賛成14票、反対2票で可決。」

眞部「フランくん発案の『わたくしを褒め称える会』が賛成2票、反対14票で不可決。」

眞部「……私発案の『勉強会』が賛成1票、反対15票で不可決、だな。」


どうやら可決されたのは『3時のおやつ』だけみたいだ。
でも正直、他のやつはあんまり参加したくなかったし助かったかも……


陣「アイエエエエ!ナンデ!?筋トレナンデ!?」

武壁「陣、諦めろ……武闘派意外と少ないからな……」

フラン「どー考えてもおかしいですわよ! なんでわたくしと枯地しか挙げないのですか!」

枯地「私が挙げたのも慈悲ですよ、慈悲。」

眞部「どうしてなのだ!? 学生の本分は勉強であろう!?」

雅咲「こんな状況でまでやることでないだろ……」


……みんな文句言ってるけど、それならやりたい人だけでやればいいんじゃないかなぁ……


氷川「…眞部、悲しむのもいいが早くまとめを終わらせてくれ。僕にもやることがある。」

眞部「あ、あぁ! 任せてくれ!えーっと……」

眞部「み、みんなで仲良く過ごすこと! 解散だ!」


しょ、小学生の学級目標みたいだけど大丈夫かな……


安罪「チッ……とんだ時間の無駄だったぜ。」

田井中「なんか頭使ったら腹減ったべ。」

小譲野「今さっき朝ごはん食べましたよね!?」

桃梨「うふふ。お菓子、楽しみにしててくださいね〜!」


お菓子の下ごしらえをするという桃梨さんだけを残して、ボクたちは食堂を後にした。

────────────────────────

【寄宿舎側1階・長江の個室】

長江「よし、今日も普段通りに過ごそうかな。」

長江「忘れなかったら、一応3時に食堂も言ってみようか。」


さて、どうしようかな?



1 誰かと会話(人物選択)
2 購買部に行く
3 校内を探索(場所選択)
4 寝る


安価↓

そういえばモノクマメダルないけれどどうやって手に入れるんだっけ?(乱入できない)

────────────────────────

【寄宿舎側1階・ランドリー】


長江「あ、いたいた天空さん。」

天空「長江? アタシになんか用?」

長江「特に用ってわけじゃないけど……暇だからね。」

天空「なるほど、またか。懲りないわねアンタも。」


ま、またかって地味に傷つくよ天空さん……


天空「どうせ洗濯してる間は暇だし、しょうがない。付き合ったげるわよ。」

長江「ありがとう。じゃあ……」



1 何か心配なこととかない?
2 この前の話の続きが聞きたいな。
3 天空さんってさりげなくリーダーシップあるよね。
4 自由安価


安価↓

天空?天空ナンデ?
眞部じゃなくて?

>>199
ごめんなさい。なんでだろう、素で間違えた。
書き直してくるんでしばしお待ちを。

>>196-197
自由行動の会話と探索で手に入るようにする予定です。

────────────────────────

【寄宿舎側1階・廊下】


ピンポーン


眞部「む! 誰だ?」ガチャ

長江「えっと……こんにちは眞部さん。」

眞部「誰かと思ったら長江少年か! 何か私に用事でもあるのか?」

眞部「ま、まさか君、私の勉強会に参加しようと……!」

長江「ゴメンナサイ。それはないかな。」

眞部「そ、そうか……まぁ立ち話もなんだ、上がってくれたまえ。」


────────────────────────

【寄宿舎側1階・眞部の部屋】


眞部「大した部屋じゃなくてすまないが、まあ座ってくれ!」

長江「じゃ、じゃあ失礼するね。」

眞部「で、用件はなんだ? できる限り協力したいとは思うが。」

長江「特に用ってわけじゃないけど……暇だから話でもどうかなって思って。」

眞部「うむ、いいじゃないか! 交友は大事なことだ!」


横を見ると、机に勉強道具が置かれている。きっと、勉強を中断してボクの話を聞いてくれようとしているのだろう。


長江(なんだかちょっと申し訳ない気もするけど……)

長江「え、えっと、じゃあ……」



1 交友が大事って言ったけど、仲良くしたい人とかっているの?
2 優しいよね、眞部さんって。
3 眞部さんの才能について教えてくれない?
4 自由安価


安価↓

3 選択


長江「じゃあ、眞部さんの才能につい少し教えて欲しいかな。」

眞部「私の才能? ああ。一応、超高校級の家庭教師ということになっているな。」

長江「一応って……どういうこと?」

眞部「肩書きは学習を教える場面では必要ないものだしな。そこまで気にしてはいないんだ。」

眞部「私はただ、勉強を人に教えるということが好きなだけだからな!」

長江「なるほど……さすがは眞部さんだね。」

眞部「まぁ、超高校級の家庭教師と言われて悪い気はしないがな! はっはっは!」

長江「はは……ちなみに家庭教師としてどれくらい活躍してるの?」

眞部「ほとんど受け持つのは受験生だが……うむ……」



安価↓のコンマで眞部の活躍具合を決定

昨日は寝落ちすんませんした。
今から始めたいんですが人はいますかね?

67 家庭教師の業界では知らない人がいないくらい有名。


眞部「私が持った生徒はほとんどが希望校に合格しているぞ! やる気がある生徒が多くてな!」

長江「へ、へぇ。」


たぶん、眞部さんの教え方がいいからだとは思うけど……にしても流石だな。


眞部「たまに隙を見て勉強を放棄しようとする生徒がいるが、私はそういう生徒には付き合うことにしている!」

長江「え? そうなの?」

眞部「うむ! 無理して勉強させようとは思っていないのでな。 ゲームや運動など、満足するまで付き合うようにしている!」

眞部「私はやり始めたら途中で泊まれない性格だから勝つまでは止めないがな! はっはっは!」

長江「仕事的に大丈夫なのそれ……」

眞部「ちゃんと勉強もやるから問題ないはずだ!」


問題ありまくりな気がするけど……でも眞部さんにもそういうことろあるんだ。ちょっとびっくりしたかも。



【INFO】
・眞部との好感度が上がった。
・眞部の通信簿が更新されました。
『かなりの実績を持ち、教えるやる気は充分にある眞部。だが勉強以外のことにも付き合う姿勢は、生徒のことを第一に考えているからなのかもしれない。』
・モノクマメダルを1枚入手しました。(現在1枚所持)

────────────────────────

【自由行動・昼】


眞部さんって頭の固い人なのかと勝手に思ってたけど……そうでもないみたいだね。

ちょっと抜けてるところもあるし……案外普通の高校生、ってことなのかもね。


長江「ありゃ、もう昼過ぎてる。」


そういえば3時にみんなでおやつを食べるって言ってたな確か。


特に予定ないけど……どうしよう?



1 お菓子を食べる会に参加
2 校内を探索(場所指定)
3 購買部に行く
4 寝る


安価↓

よし、言ってみよう。どうせやることなんてないし。


────────────────────────

【寄宿舎側1階・食堂】


雅咲「おう長江! お前も来たのか。」

陣「よく来たナ、待ってたぞ。弾き語りしながらネ。」

長江「みんな結構来てるね。来てないのはえーっと……」

眞部「安罪くん、虎春くん、氷川くんが来ていないようだな。全員に来いと言っておいたんだが……」

田井中「来ない奴を待ってても仕方ねーって! 早く食うべ!」

小譲野「まだ作ってる最中ですよ……もう少し待ちましょう。」


みんな座って待ってるみたいだし、ボクもどっかに座ろうかな。



誰の隣に座る?(2人まで人物指定)
安価↓2

眞部にプレゼント渡せてないよ

>>214
忘れてました……次回からってことでお願いします。
なんかミスばっかりで申し訳ない。

長江「雅咲くんと東鉄くん。ここに座らせてもらってもいいかな?」

雅咲「そこは座ってもいいけど、こっちは空けとけよ! 桃梨ちゃんが座んだかんな!」

長江「あ、うん。分かった。」


あれ、雅咲くんって女子にちゃん付けするようなキャラだったっけ……?


東鉄「やあ長江くん。ここに座るなんて君もまた変わってるね。」

長江「そ、そうかな?」


そんな話をしていると、桃梨さんがお菓子を持って厨房から現れた。


桃梨「みなさ〜ん! カップケーキができましたよ〜!」

田井中「いよっ! 待ってましたぁ!!」

武壁「カップケーキかぁ。随分可愛らしい見た目で食うのためらうな……」

枯地「お飲物は紅茶かコーヒー、お好きな方を言って頂ければお注ぎして回ります。」

フラン「わたくしはロイヤルミルクティーを所望いたしますわ! さあ、早く淹れなさい!」

枯地「お嬢様は一番後回しです。」


各々の飲み物とお菓子が回ってお茶会の準備は整ったようで、眞部さんが起立する。


雅咲「ささ! 桃梨ちゃんもここに座って座って!」

桃梨「え〜いいんですかぁ? じゃあ遠慮なく〜。」

東鉄「それにしてもいい匂いだね。桜の香り?」

桃梨「はい〜。入学式シーズンということで桜の香りにしてみましたぁ♪」


……なんかちょっとズレてる気もするけど、美味しそうだしまあいいや。


眞部「よし! ではみんなで……」



「「「いただきます!」」」

天空「ん、美味しい!」

白石「お、美味しいです! こんなの食べさせて貰えるなんて生きてて良かったです!」

田井中「うひょーうめーうめー!! これぞ私服のトキって奴だな!」

武壁「字が違うぞ字が……」

陣「紅茶も美味しいヨ! ありがとネ枯地!」

枯地「お褒めに預かり光栄です。」


みんな楽しくお茶会してるみたい。こういうのってなんかいいかも。


雅咲「うめぇ! 桃梨ちゃんってお菓子作りも得意なのか!」

東鉄「普段あんまりお菓子は食べないんだけど……それでも美味しいってわかるよ、流石だね。」

長江「す、すごい……これが超高校級の力なのか……!」

桃梨「うふふっ、ありがとうございます〜。喜んでもらえて私も嬉しいですよ。」

雅咲「なぁなぁ、せっかく4人いるんだし、なんか話さねぇ?」

東鉄「ボクは別に構わないけど……」

桃梨「…ホントは食べながら喋るのはめっ! ですよ?」

雅咲「あ、いやぁ……ごめんなさい。」

桃梨「でも私もお話したいですし、参加させて貰えますかぁ?」

雅咲「全然いいですよ! むしろ喜んで!」

東鉄「でも、話って言っても何について話すの?」

長江「あ、じゃあさ……」



1 みんなは趣味とかってあったりする?
2 みんなはこれから、どうするつもり?
3 そういえば、ボクらって監禁されてるんだよね……
4 自由安価(雅咲に任せる)


安価↓2

ksk

長江「えと…雅咲くんが言い出したんだし、雅咲くんが考えればいいんじゃない?」

雅咲「え、オレ? まぁいいけどよ。」

雅咲「うーんとだな……」

雅咲「…じゃあさ、みんなはこの中で気になる異性っていたりするのか?」


こりゃまた随分と高校生っぽい話題を……


桃梨「気になる異性……ですか?」

東鉄「急に言われても……僕たち出会って1日しか経ってないし……」

雅咲「強いて言うならでいいからさ! な?」

雅咲「よし、じゃあまず俺から行くぜ!」

雅咲「俺が気になる異性はズバリ。桃梨ちゃん、君だ!」

桃梨「え、え〜!? 私ですかぁ?」

雅咲「あれ? お前らあんまし驚いてないな。」

東鉄「なんと言うか……完全に予想通りと言うか……」

長江「うん……」


むしろそれ以外誰なんだよって感じだしね……


長江「でも、どうして桃梨さんのことが気になってるの?」

雅咲「そりゃ可愛いし、料理得意だし、みんなに優しいし、上品だし、可愛いし……もう完璧だと思うぜ! 桃梨ちゃん!」

東鉄「可愛い2回言ったよ。」

桃梨「あ、ありがとうございます。そうですかぁ……ちょっと照れますねぇ〜。えへへ……」


あ、なんか今雅咲くんの気持ちがすごい分かった気がした。


雅咲「よし! じゃあ次は東鉄、お前だ!」

東鉄「僕かぁ……うーんとね……」

東鉄「僕が気になるのは……小譲野さんかな。」

長江「小譲野さん? 意外なチョイスだね。」

雅咲「お前……! まさかロリk」

東鉄「うん、断じて違うから。安心して。」

桃梨「でもどうしてですかぁ? 理由が知りたいです。」

東鉄「どうしてって言われてもね……うーん……」


結構悩んでるみたいだね……もしかして適当に言ったのかな?


雅咲「どうした? 早く言えよ東鉄ー。」

東鉄「うーん、強いて言うなら守ってあげたくなるから、かな。」

桃梨「なるほど! そういう愛もありですよねぇ〜。」

東鉄「いや、愛っていうか好きなわけではないんだけどね……」

長江「はは……優しいんだね東鉄くん。」

雅咲「守ってあげたいって……! お前やっぱりロリk」

雅咲「言わせないよ。いや、言わせてたまるか。」

長江「ど、どうどう。落ち着いて東鉄くん……」

雅咲「よし。んじゃ、次はどっちが言う?」

桃梨「あ、はいは〜い! 次は私言います!」

桃梨「私が気になるのは……虎春くんですかねぇ。」

雅咲「なっ……!」ガーン

長江「まぁまぁ、落ち込まない落ち込まない。」

東鉄「そうそう、恋ってのはそう上手くいかないものだからね。」


なんか東鉄くんが言うと妙に説得力があるな……さすが、恋愛エピソード多い系男子の言うことは違うね。


雅咲「え、えっと、その……虎春のどこが気になってるんすか?」

桃梨「えぇっと……クールで無口なところとか、ちょっとカッコいいかなって思いますねぇ。」

桃梨「あと、この前話してみたら動物のことが好きみたいで、思いの外話が弾んだんですよ〜。」

桃梨「そういうところも含めてちょっと気になってますねぇ、ふふっ。」

雅咲「お、俺も俺も!! 動物好きです!!」

東鉄「悪あがきはよしなよ雅咲くん。君の恋は終わったんだよ。」


あんまり辛辣にするのはやめたげてよ東鉄くん……


雅咲「ちくしょー! じゃあ次は長江だ!! 早く言えコノヤロー!!」

東鉄「ごめんごめん。拗ねないで雅咲くん……」

長江「う、うん。分かった。」

長江「気になる人、気になる人……ねぇ……」



長江の気になる人物↓(男子除く)

とりあえずフラン把握でここまで。
明日(というか今日)また来ます。
長江くんもロリkなのかな?(すっとぼけ)
ではおやすみなさい。

今更ミスに気づく
>>222
雅咲「言わせないよ。いや、言わせてたまるか。」

東鉄「言わせないよ。いや、言わせてたまるか。」
に脳内変換お願いします。

その他誤字脱字等はもはや修正するとキリがないレベルなので許してください。色々とすみません。

>>218
乱入にはメダル使わないようにした方が良さそうですね。
メダルなしの方向で考えていきましょうか。

長江「えーっと……ボクが気になるのは……ふ、フランさん、かな?」

東鉄「フランさん? なんかすごく意外だね……」

雅咲「フランだぁ? なんでまた誰も選ばなそうなチョイスを……」


……フランさんに結構失礼だと思うよ、ソレ。


桃梨「でもどうしてですか? 長江さん、フランさんとそんなに仲がいいってわけじゃないと思うんですけど……」

長江「あ、えっと……それはその……」

雅咲「なんだ? 言えないのかよ?」

長江「えっと……その……」

東鉄「どうしたの? 理由はきちんと言ってもらわないと困るなぁ。」


2人とも、こういうときだけやたら元気出すのやめてくれないかな……


とはいえ理由なく適当に言ったんじゃダメだろうし……みんなが納得するような理由、ないかな?



長江がフランを気になる理由を安価↓

長江「うーん。ボク、お金持ちの人に初めて会ったんだけどさ。」

長江「案外面白い人だし、ただ新鮮な感じがして気になってる……みたいな?」

東鉄「あー……そういう意味の気になるってことか……」

雅咲「なんだ、つまんねーの。てっきり罵られるのが好きなドMなのかと思ってたのによ。」

長江「どんな目で人を見てんのさ……」

桃梨「でも、そういう感情から恋が芽生えるってことも多いですし、応援してますよ私!」

長江「……? はぁ、ありがとう……」


なんか勘違いで応援されてる気がするけど……大丈夫かな?


雅咲「つーことはまとめると、俺が好きなのが桃梨ちゃん。桃梨ちゃんが好きなのが虎春。東鉄が好きなのが小譲野。長江が好きなのがフラン、か。」

東鉄「好きっていうか……気になるっていう話だったんじゃ……」

雅咲「んで、東鉄はロリコン。長江はドMだっけ?」

長江「勝手に解釈するのやめてもらっていい!?」

東鉄「酷い風評被害だ……」

桃梨「……………」ススス…



でもまぁ、こういう高校生っぽい話題もたまにはいいかもね。
……桃梨さん若干引いてるけど弁明すれば大丈夫だよね?



プレゼントを渡しますか?


↓1 雅咲
↓2 桃梨
↓3 東鉄


長江「あ、桃梨さん……これよかったら。」

桃梨「これなんですかぁ? 何かの機械みたいですけど……」

長江「卵をセットしたら割ってくれる機械……みたいな?」

桃梨「わぁ、ありがとうございます。大切に使わせて貰いますね!」


……こう喜んでくれるとあげたこっちまで嬉しくなるね。


東鉄「長江くん……さすがだね。」

雅咲「あのヤロ……! 俺の桃梨ちゃんに……!!」


……なんか、約2名からの視線が痛いけどそれはまぁ良しってことにしとこうか、うん。


【INFO】
・雅咲との好感度が上がりました。
・桃梨との好感度が大きく上がりました。
・東鉄との好感度が上がりました。
・桃梨との関係が『知り合い』になりました。
・モノクマメダルを1枚入手しました。(現在2枚所持)

────────────────────────

【自由行動・夜】


ふう、お菓子も美味しかったし話も楽しめたし良かったな。
……桃梨さんには誤解されてないといいけど。

まだ時間ありそうだし、腹ごなしに何かしようかな……どうしよう?



1 誰かと会話(人物指定)
2 校内を探索(場所指定)
3 購買部に行く
4 寝る


安価↓

────────────────────────

【希望ヶ峰学園1階・体育館】


虎春「……………」

長江「あ、いたいた! おーい、虎春くーん!」

虎春「……………」

長江「どこにいるのかと思ったらこんなところにいたんだ……学園中探し回っちゃったよ。」

虎春「……何か用か?」

長江「いや、用ってほどじゃないけど話でもどうかなーって……」

虎春「……………」

長江(は、話し辛い……!)


でも拒否はしてないみたいだし、何とか話題に引き込めればこっちのものだ。

何について話してみようかな……?



1 いつも1人でいるけど……大人数苦手なの?
2 ここで何してたの?
3 虎春くんの才能について教えてくれない?
4 自由安価


安価↓

2 選択

長江「えーっと……虎春くんはここで何してたの?」

虎春「………………」

虎春「……考え事だ。」

長江「考え事って……個室じゃダメなの?」

虎春「……………」

長江「……あ、えーと…………」

長江「もしかして狭い場所があんまり好きじゃない、とか?」

虎春「……………」

虎春「……………」コク


……なんか会話にラグがある気がする。


長江「考え事って、ボクで良ければ相談に乗るけど……どうかな?」

虎春「……気遣いは感謝する。」

虎春「……だがお前が気にすることではない。大丈夫だ。」

長江「あ……そ、そう……」


あんまり親しくしようとは思われてないのかな……ちょっと悲しい。



プレゼントを渡しますか?

・お菓子のお家mini
・ネギロッド


安価↓

忘れてた忘れてた。

誰か乱入させますか?↓2

雅咲選択


雅咲「よぉ長江! お前こんなとこで何してんだ……ってうわっ! 虎春!?」

長江「そ、そんなに驚くことないんじゃないかな……」

虎春「…………雅咲か。」

雅咲「なんだその残念そうな顔は! 俺で悪かったな!!」

雅咲「つ、つーか虎春お前! 桃梨ちゃんに手ぇ出したら承知しねーかんな!」

虎春「……? ……?」


そんな「何言ってんだこいつ?」みたいな顔されてもね……


長江「……色々とめんどくさい事情があるんだよ、うん。」

雅咲「お前なんかより、俺の方が100倍桃梨ちゃんのこと好きだかんな! 分かったかコノヤロー!」

虎春「……? …………???」



プレゼントを渡しますか?


・お菓子のお家mini
・ネギロッド


↓1 雅咲
↓2 虎春

長江「あ、そうそう。これなんかどうかな? 雅咲くん。」

雅咲「んだこりゃ? でかいのか小さいのかわからないお菓子の家だな……」

長江「いや、まぁ……よかったら食べてよ。」

雅咲「ふーん……ま、良くわからないけど一応貰っとくぜ。」

雅咲「あ! これあげたら桃梨ちゃん喜んでくれっかな!?」

長江「はは……それはどうだろ……」


それ以前にそのガシガシ行き過ぎる性格をどうにかした方が……まぁ、いいや何でもない。



【INFO】
・雅咲との好感度がそこそこ上がりました。
・虎春との好感度が少し上がりました。
・雅咲との関係が『知り合い』になりました。


────────────────────────

【寄宿舎側1階・長江の個室】


『キーン……コーン……カーン……コーン……』

モノクマ『えー、校内放送〜、校内放送〜。』

モノクマ『午後10時になりました。ただいまより夜時間となります。』

モノクマ『間もなく食堂の入り口はロックされ、個室のシャワーの水も止まります。』

モノクマ『生徒の皆さんはすみやかに自室に戻り、鍵をかけたか確認の上、各自充分に休養を取るようにしてください。』

モノクマ『ではいい夢を……おやすみなさい。』



チャイムが鳴り終わると同時に、ベットに倒れ込む。


長江(今日も特に何もなかったね……良くも悪くも。)


でも、こんな生活もあと少しで終わる。警察が来るまでの辛抱だ。

明日も何も変わらない日常を過ごせばいいんだ。そう考えるとだいぶ楽になる。

非日常的なことなんて、起こりっこないんだし。
……いやまぁ、もうすでに多少起こってるけど。


そんなことを考えている内に、だんだんと眠気が襲ってくる。
そしていつしかボクは、眠りに落ちていた。



【コロシアイ学園生活 2日目END】

>>249でモノクマメダルの追加忘れてました。
加算しときます。


【2日目リザルト】

《好感度》

──知り合い──

雅咲『いいやつだぜ。たぶん。』

桃梨『意外と優しくて、とってもいい人ですよ。』

──顔見知り──

天空『頼りがいはないけど、結構まともなのね。』

安罪『……誰だそいつ。知らねぇな。』

枯地『真面目そうな方、と言った印象を受けましたね。』

小譲野『うぅ……背がおっきくて羨ましいです……』

白石『図々しくも仲良くしたいな、なんてちょっと思ったり……してます。』

田井中『オレっちに金貸してくれんならいいやつだな。それ以外ならダメだべ!』

武壁『なんつーか、こう、オーラがねぇよなオーラが。』

陣『「それは違うよ!」とか言い出しそうな感じがしたネ。』

東鉄『まぁ普通の高校生って感じがして、僕は好きかな。』

虎春『……気遣い感謝する。』

氷川『僕の仕事に興味を持つとは珍しいやつだな。』

フラン『わたくしの立場とは真逆の、まさに一般人の中の一般人ですわね!』

眞部『できたら勉強会にも参加してくれたまえ!』


《スキル》
・注目の発言力『学級裁判でのみ有効。最大発言力が+1される。』

《メダル》
3枚

《プレゼント》

・ネギロッド

今日はここまで。圧倒的短さである。
明日もできたら更新して動機発表までいけたらいいなーとか思ってます。(希望論)
それじゃあまた明日。


【コロシアイ学園生活 3日目 朝】


『キーン……コーン……カーン……コーン……』

モノクマ『えー、校内放送〜。校内放送〜。』

モノクマ『朝7時になりました。起床時間ですよ〜。』

モノクマ『さて、今日も仲良くはりきっていきましょー!』



長江「う……もう朝か……」


やっぱり何だかよく寝れないなぁ……どう考えてもこの部屋のせいだとは思うけど。


ピンポーン


ん? 昨日みたいにまた天空さんが来たのかな?


長江「まだ着替えてないけどいいや……はーい。」ガチャ



ドアの前にいた人物を安価↓


白石「あの……その……おはようございます。」

長江「し、白石さん? あ、おはよう。」

長江「……にしても、珍しいね。 もしかして起こしに来てくれたの?」

白石「は、はい……天空さんに頼まれまして……」


……パシリとはまた可哀想な。


長江「わざわざ来てくれたんだし、一緒に食堂に行かない?」

白石「い、いいんですか……?」

長江「うん。じゃあ、着替えてくるからちょっと待ってて。」

白石「は、はい。迷惑かけて申し訳ないです……」


────────────────────────


長江「よし、じゃあ行こうか。」

白石「は、はい。」



天空「……………」

天空「男子に対しては終始低姿勢……か。」

天空「はぁ……まだまだ先は長そうね。」

────────────────────────

【寄宿舎側1階・食堂】


武壁「おーう長江。おはよう。」

小譲野「おはようございます! 長江さん!」

陣「長江オハヨー。朝ごはん、もうできてるヨ。」

長江「みんなおはよう。今日も元気だね。」

桃梨「はい、長江さん。しっかり味わって食べてくださいね〜。」

長江「あ、ごめん。ありがとう。」


さて、ちょっと遅れちゃったから多少いない人がいるみたいだけど……誰と食べようかな。



食べる人を選択↓(安罪、虎春、氷川、眞部、桃梨除く)

枯地 選択


長江「あ、枯地さーん。今1人?」

枯地「おはようございます長江様。一応、今の所は1人でございますが。」

長江「なら一緒に朝食なんてどう? 1人で食べるよりはいいかなって思うんだけど。」

枯地「ありがとうございます。では、ご一緒させていただくことに致しましょうか。」


あれ? やけに静かだと思ったらフランさんがいない?


長江「……まぁ、別にいいか。いただきます。」

枯地「いただきます。」


さて、何の話をしようかな……



1 フランさんとは一緒じゃないの?
2 前々から思ってたんだけど、ホントに高校生?
3 枯地さんって普段は何してるの?
4 自由安価


安価↓

1 選択


長江「あ、そういえばさ。」

枯地「はい? どうかなさいましたか?」

長江「いや、今日はフランさんと一緒じゃないんだなぁって思って。」

枯地「お嬢様なら来ておりますよ。あちらに。」


そう言って枯地さんの差した方向には、1人で食事を取るフランさんがいた。


フラン「……むっ……なんですの?」

フラン「私と一緒に食事をしたいんでしたら、特別に許可してさしあげても」

枯地「いえ、遠慮しておきます。私は静かに食事がしたいので。」

フラン「なんですのそのわたくしがいたらうるさいみたいな物言いは! 怒りますわよ!!」

枯地「はいはい。誤解を招くような言い方をして申し訳ありませんでした。」

枯地「……申し訳ありません長江様。お嬢様がやかましくて。」

長江「あはは……別にボクは大丈夫だけど……」

長江「ちょっとフランさんが可哀想なんじゃない? あんまり邪険にするのも……」

枯地「大丈夫ですよ。いつもこき使われてあげてますしバチは当たりませんって。」

枯地「では、私はこれで。」


いやそういう問題じゃ……まぁ、本人達がいいなら別にいいんだけど。


フラン「ぐぐぐ……! こうなったら長江でもいいですわ! ちょっとこっちに来なさい!」

長江「えぇ!? ちょっとフランさん!?」


……やっぱり仲良くして欲しいな。うん。



【INFO】
・枯地との好感度が上がりました。
・フランとの好感度が少し上がりました。
・枯地との関係が『知り合い』になりました。

────────────────────────

【自由行動・朝】


いてて、フランさんの愚痴を聞きすぎて耳がまだキンキンするよ……


フランさんと枯地さん、あんなんで上手くやってるのかな……
人間関係って複雑だ……


さて、それはいいとして、気晴らしに何かしようかな?



1 誰かと会話(人物指定)
2 校内を探索(場所指定)
3 購買部に行く
4 寝る


安価↓

【INFO】

・25 スペルカード
「漫画などでよく登場する特殊な効力を持ったカード。使用者をパワーアップするものから、弾幕が出るものまで効果は様々。」

・85 イナズマJスパイク
「何処にも売っていないイナズマが描かれたスパイク。かと言って何か効力があるわけではない。いわゆる初期装備。」

を入手しました。



99自分で出してたのですが↓のアイテムを採用させてもらいます。
(できたら詳細もあると助かる。パロアイテムもありです。)

【INFO】

・25 なるほど弁護士バッジ
「某裁判ゲームのとある弁護士のバッジを模した100個限定のレアおもちゃ。『なるほどー』というサインが書かれている。」

を手に入れました。



長江「ありゃ、メダルなくなっちゃったか……」

まぁいいや、一旦戻ろう。


────────────────────────

────────────────────────

【自由行動・昼】


さて、購買部に行ってきたけどまだ時間はあるみたいだね。


特にやることもないし、何かしようかな。



1 誰かと会話(人物指定)
2 校内を探索(場所指定)
3 寝る


安価↓

唐突に更新


────────────────────────

【寄宿舎側1階・廊下】


ピンポーン


氷川「はい……って長江か。何か用でもあるのか?」

長江「えと、こんにちは。氷川くん。」

長江「特に用ってわけでもないけど、話でもどうかなーって……」

氷川「話か……まぁ、とりあえず上がってくれ。」


────────────────────────

【寄宿舎側1階・氷川の個室】


長江「お、お邪魔します……」

氷川「大したもてなしもできず済まないな。今、お茶を持ってくるから少し待っていてくれ。」

長江「い、いや……いいよ。突然押しかけて来たボクが悪いんだし……」

氷川「そう気にするな。客人をもてなすのは礼儀だろう。」


なんだか申し訳ないけど……まぁこう言ってくれてるし、大人しく客人らしくしておこうか。


長江「じゃあせっかくだし……いただきます。」

氷川「まぁゆっくりしていけ。大して用があったわけでもない。」


でも、ただ飲み物飲みに来ただけって思われたらやだし、とりあえず何か話題でも考えよう。



1 ちなみに、ボクが来るまでは何してたの?
2 この状況について何か進展したことはあった?
3 氷川くんの思い出話聞かせてもらってもいい?
4 自由安価


安価↓

最近適当になりがちですまん。
今日は割と更新する予定。



長江「ええっと、じゃあ……」

長江「氷川くんの好みのタイプとか聞いてもいいかな?」

氷川「……なんだ? 急にどうした?」


あ、あれ? なんかまずいこと聞いちゃったかな?


長江「……もしかして、氷川くんそういうのあんまり気にしないタイプ?」

氷川「……いや、そういうわけではないが。何故僕に聞いた?」

長江「男子2人だったからいいかなーって……」

氷川「よくわからんが、最近の若者はこういうことも話題にするのか……」


……いや、キミ大人びてるけど一応ボクと同い年だよね?


長江「で、どうなの? 好みのタイプはあるの?」

氷川「そうだな……どちらかと言うと物静かで大人っぽい人が好みかもしれない。」

長江「ここにいるメンバーでいったら、白石さんみたいな感じの人?」

氷川「…あいつはただ引っ込み思案なだけなのではないか? 物静かとは違う感じがするぞ。」

長江「えー、じゃあ天空さん?」

氷川「どうしてそうなった……」


うーん、なんだか上手くはぐらかされてる気がする。
氷川くん、あんまりそういうの言いたくないのかな……?



誰か乱入させますか?↓2

武壁選択

ガチャ


武壁「よぉ、氷川。それに長江も。」

氷川「武壁か。……鍵はどうした?」

武壁「すまん、開いてたから勝手に入っちまった。」

長江「チャイムくらい押しなよ……」


今回は僕らがいたから良かったけど、一歩間違ったら犯罪だよ……


氷川「今お茶を持ってくる。ついでに聞くが、お前は何の用で来たんだ?」

武壁「眞部から伝言で、『昼飯の後に話したいことがあるから時間を空けておいてくれ。』だとよ。それを伝えに来た。」

長江「へぇ、でも珍しいね。眞部さんなら自分で伝えに来そうなもんだけど。」

武壁「あいつなんか忙しそうだったんでな。暇だから引き受けてやったんだ。」

氷川「そうか、すまない。恩にきる。」

武壁「お、おう! 感謝してくれよな。」


……絶対不本意だな、この顔は。


武壁「んで、ちなみにお前ら2人で何話してたんだ?」

長江「ん? 氷川くんの好みのタイプについて、かな。」

武壁「お前らいつの間にそんな仲良く……」

氷川「誤解を招く言い方はやめてくれ。別の話題にしよう。」


別の話題か……どうしよう?


1 この学園生活についてどう思う?
2 2人とも普段は何してる?
3 モノクマのこと、どう思う?
4 自由安価


安価↓

1 選択


長江「……ねえ。2人はこの学園生活について、どう思う?」

氷川「この学園生活か? 黒幕の意図がわからない以上、この生活の意図も不明だな……」

武壁「わけがわからねぇよな。オレらのこと閉じ込めておいて何もしてこねぇなんてよ。」

氷川「いや、もしかすると僕たち超高校級の生徒の生活を観察するのが目的なのかもしれない。」

武壁「それはそれで随分と気味がわりぃな……」

長江「でも、希望ヶ峰学園を丸ごと乗っ取るって相当強い組織ってことだよね? 流石にそうまでして観察だけってことはないと思うんだけど……」

氷川「……確かに。もう来ていてもおかしくない警察が来ていないのもそのためか。」

武壁「オレたちを攫った事実を社会的に抹消してやがるのか? とんでもねぇ組織だな、おい。」

氷川「まぁ、この世に悪は栄えんと言うし、いずれ僕たちを救いに来ることにな間違いないがな。」

武壁「だよな。もう少しの辛抱ってこった。」


そう、もうすぐ助けが来る。
そのはずなのに……何なんだろう……? この違和感は……



プレゼントを渡しますか?

・スペルカード
・ネギロッド
・イナズマJスパイク
・なるほど弁護士バッジ


氷川↓
武壁↓2

氷川 なるほど弁護士バッジ


長江「氷川くん、これ良かったら。」

氷川「なんだこれは? 弁護士のバッジに似てはいるが……おもちゃか?」

長江「うん、氷川くん弁護士だから気に入ってくれるかなって思って。」

氷川「いや、おもちゃ以前に本物を持っているから特に必要はないのだが……」

長江「……あ、そっか。ごめん。」

氷川「…まぁ持っていても損はないし、一応貰っておくことにする。あ、ありがとう。」


なんだかんだ言って喜んでくれてる……のかな?


武壁 スペルカード


長江「武壁くんには、これ。」

武壁「なんじゃこりゃ、カード?」

長江「うん、バトル漫画とかではよく使われてるよ。」

武壁「? あ、これを敵に投げつけて視界を奪って戦うってことか?」

長江「違う違う。カードを直接使うんじゃなくて……」

武壁「わかった! カードを置いといてそこに敵が近づいたところを倒すってことだな!?」

長江「……………」


……うん、もういいやそれで。



【INFO】
・氷川との好感度が大きく上がりました。
・武壁との好感度が上がりました。
・氷川との関係が『知り合い』になりました。

>>287の【INFO】に追加

・モノクマメダルを1枚入手しました。(現在1枚所持)

────────────────────────

【自由行動・夜】


2人とも今の状況について良くは思ってないってことがわかったね。
……そりゃ当たり前か。


もう結構いい時間だし、あと少し何かして時間を潰そうか。



1 誰かと会話(人物指定)
2 校内を探索(場所指定)
3 購買部
4 寝る


安価↓

────────────────────────

【寄宿舎側1階・食堂】


なんとなく食堂に寄ってみると、食堂の机に突っ伏している田井中くんがいた。


長江「田井中くん。何してるの?」

田井中「ん? あぁ、長江っちか。特に何もしてねーぞ。」

田井中「つーか、腹減って夕食の後から動けてねーんだべ。」


……なんか言ってることが矛盾してないか?


長江「でも、それなら何か食べればいいのに。」

田井中「桃梨っちは帰っちまったし、自分で料理作る気力もねーべ……」

長江「そ、そうなんだ……」


うーん、でもこのまま放っておくのも可哀想だし……
料理を作ることはできないけど、話でもして気を紛らわせてあげようかな。



1 じゃあ、食べ物の話でもしようか。
2 普段は何して過ごしてるの?
3 田井中くんって超高校級の酪農家だよね?
4 自由安価


安価↓

3 選択


長江「そういえば、田井中くんって超高校級の酪農家だよね?」

田井中「ん? たぶんそれで間違いねーはずだべ。」

長江「そのことについて少し聞かせて欲しいんだけどさ。酪農家って、具体的に言うと何をするの?」

田井中「グタイテキ……ってなんだべ?」


……今まで良く生きてこれたな、この人。


長江「じゃ、じゃあわかりやすく言うと何をするの?」

田井中「わかりやすくか……まず家畜の餌やりと放牧。それから牧草地に水と肥料を撒く。他には小屋の掃除とかだな。」

長江「へ、へぇ。すごくまともだね。」

田井中「へへっ、まーな! 生まれて高校生になるまでずっとこれだけやって生きてきたから当然だべ!」

長江「え? 学校には行ってたでしょ?」

田井中「へ? ギムキョウイクって高校から始まるんじゃねーのか?」

長江「え?」

田井中「え? オレっちはかーちゃんからそう聞いたぞ?」



……なんだか田井中くんが常識外れな理由がすごくよくわかった気がしたよ。



誰か乱入させますか?↓2

小譲野選択


そんな話をしていると、厨房から何かを抱えている小譲野さんが現れた。


田井中「よぅ小譲野っち。」

小譲野「い、いらしてたんですか? こ、こんばんはです……」

長江「こんばんは小譲野さん。小譲野さんはここへ何しに来てたの?」

小譲野「えっと……え、絵を描こうと思ったんですが、アイディアがなかなか浮かばなくて……」

小譲野「ちょ、ちょっと気晴らしにお菓子でも食べようかなーと……」

田井中「お菓子!? オレにも分けてくれ小譲野っち!!」

小譲野「え、えぇ!? いいですけど残しておいて下さいね?」

田井中「りょーかいだべ!」


災難だったね小譲野さん……にしても、よくそんなにお菓子見つけたね。


小譲野「そ、それと長江さん!」

長江「ん、どうかした?」

小譲野「こ、今夜のことは誰にも言わないでくれると助かります……お、お願いできますか?」

長江「あ、うん。わかったよ。」

小譲野「あ、ありがとうございますっ!」パアア…!

長江「? うん、どういたしまして……」


何で隠す必要があるんだろ? 夜中に厨房にお菓子を漁りに来てたってことぐらいで気にすることないのに……



プレゼントを渡しますか?

・ネギロッド
・イナズマJスパイク


田井中↓
小譲野↓2

田井中 ネギロッド


長江「あ、そうだ。食べ物じゃないけど田井中くん、これあげるよ。」

田井中「ネギ? 食えんのかこれ?」

長江「今食べ物じゃないって言ったばっかなんだけど……」

田井中「固っ!! ネギなのになんでこんな固いんだべ!?」

長江「だから食べ物じゃないってば!!」


……喜んでるのかそうでもないのか、どっちなんだろう。



小譲野「う、うぅ……」

長江「え? あ、小譲野さんも何か欲しかった?」

小譲野「えっ!? い、いいいえ別に! 何も入りません! 欲しかったなんて全く思ってないですよ!」


……欲しかったんだ。何かあげれば良かったかな。



【INFO】
・田井中との好感度がそこそこ上がりました。
・小譲野との好感度が上がりました。
・田井中の通信簿が更新されました。
『常識が随分と抜け落ちている田井中だが、酪農家の仕事にはとても詳しい。どうやら小中とずっと学校に行かず、家の手伝いをしてきたとか……』
・モノクマメダルを入手しました。(現在2枚所持)

────────────────────────

【寄宿舎側1階・長江の個室】


『キーン……コーン……カーン……コーン……』

モノクマ『えー、校内放送〜、校内放送〜。』

モノクマ『午後10時になりました。ただいまより夜時間となります。』

モノクマ『間もなく食堂の入り口はロックされ、個室のシャワーの水も止まります。』

モノクマ『生徒の皆さんはすみやかに自室に戻り、鍵をかけたか確認の上、各自充分に休養を取るようにしてください。』

モノクマ『ではいい夢を……おやすみなさい。』


長江「もうそんな時間か……」


今日も助けは来なかったけど、何も起こらなかった。

モノクマが何かしてくる様子もないし、このままこの生活が終わればいいんだけど……

……やっぱり何か違和感がある。これは何に対する違和感なんだろう……?


長江「……ま、いいや。深く考える必要はないよね。」


そっと目を閉じ、今日起こったことを思い出してみる。

記憶が途絶えるのに、そう時間はかからなかった。



【コロシアイ学園生活 3日目END】

【3日目リザルト】

《好感度》

──知り合い──

枯地『お嬢様の子守もしていただいて、感謝の限りです。』

氷川『普通の男子高校生らしいところもあるのだな……』

雅咲『いいやつだぜ。たぶん。』

桃梨『意外と優しくて、とってもいい人ですよ。』

──顔見知り──

天空『頼りがいはないけど、結構まともなのね。』

安罪『……誰だそいつ。知らねぇな。』

小譲野『絶対絶対秘密にしてくださいよ!』

白石『朝起こしになんて行って、嫌われてないでしょうか……心配です……』

田井中『食い物さえ恵んでくれれば他に言うことはないべ!』

武壁『まともっちゃまともだな。……このメンツの中ではだけど。』

陣『「それは違うよ!」とか言い出しそうな感じがしたネ。』

東鉄『まぁ普通の高校生って感じがして、僕は好きかな。』

虎春『……気遣い感謝する。』

フラン『わたくしの愚痴を聞く相手にならなっても構いませんわよ?』

眞部『できたら勉強会にも参加してくれたまえ!』


《スキル》
・注目の発言力『学級裁判でのみ有効。最大発言力が+1される。』

《メダル》
2枚

《プレゼント》

・イナズマJスパイク

今日はここまで。
次回で動機発表まで行けるかな……次回まではちょっと間が空くかもしれないですね。
クロはもうほぼ決まってますが、動機発表後の会話で変わるかもしれないです。被害者も然り。
というわけでお休みなさい。

【コロシアイ学園生活 3日目 朝】


『キーン……コーン……カーン……コーン……』

モノクマ『えー、校内放送〜。校内放送〜。』

モノクマ『朝7時になりました。起床時間ですよ〜。』

モノクマ『さて、今日も仲良くはりきっていきましょー!』



長江「ふぁあ……もう起きなきゃね……」


眠い目を擦りながら立ち上がり、身支度を整える。


長江「よし……! 今日も1日頑張ろうかな!」ガチャ


そう意気込んで扉を開けたところで……


???「わっ!!」

長江「いてっ!!」



ぶつかった相手を安価↓


安罪「…………おい。」

長江「いてて……ってあれ? あ、安罪さん!?」

安罪「…ぶつかっておいて謝罪の言葉も言わねぇのかてめぇは?」

長江「あ、ごめん……」

安罪「チッ……くそめんどくせぇこと押し付けやがって……」


ていうか、なんで安罪さんはこんなところにいるんだろう?


長江「えと、ちなみに安罪さんはどうしてここに……」

安罪「……早く食堂行くぞオラ。」

長江「え? もしかして起こしに来てくれたってこと?」

安罪「ちげーよクソボケ。なんでオレがてめぇなんか起こしに来なくちゃなんねぇんだよ。」


何もそこまで言わなくても……結構傷ついてるのに……


長江「…………」ズーン…

安罪「落ち込んでんじゃねぇよボケが。早く来いって言われてんだよ。」

長江「…………」ズーン…


……だいぶ重い足取りで、ボクと安罪さんは食堂へと向かった。


────────────────────────

────────────────────────

【寄宿舎側1階・食堂】

白石「安罪さん、長江さん。おはようございます。」

天空「2人ともおはよ。珍しいわねあんたら2人なんて。」

陣「これはフラグ建ってるって言えるのカナ?」

雅咲「お前らいつの間にそんなに仲良くなったんだよ……」

安罪「勘違いしてんじゃねぇぞコラ。絞め殺すぞ。」

雅咲「ごめんなさい嘘です。暴力だけはカンベンしてください。」


……初見の雅咲くんのイメージは間違ってなかったかもしれない。


長江「みんなおはよう。また朝から随分と賑やかだね。」

安罪「あいつはなんでいねぇんだよ……おい天空、眞部に長江連れて来たって伝えといてくれ。」

天空「別にいいけど、アンタはどうすんのよ?」

安罪「何だっていいだろ。邪魔すんじゃねぇぞ。」

天空「ふーん……ま、わかった伝えとくわ。」

天空「でも、あんまりみんなの輪を乱すようなことは極力やめてよね。 結構困ってるんだから。」

安罪「うるせぇな……知ったこっちゃねぇよ。勝手に騒いどけ、じゃあな。」

天空「はぁ……あんなんで大丈夫かしら……」


安罪さんには天空さんも苦労してるんだな……そりゃそうか。


それはそうと、今日も誰かと一緒に食べよう。
誰がいいかな?



一緒に食べる人を安価↓(安罪以外、2人まで)

枯地、陣 選択


長江「おはよう陣さん枯地さん。良かったら一緒に朝ごはん食べない?」

陣「チェンは別にいいヨ。」

枯地「長江様ならどうぞ歓迎いたします。どうぞ此方へ。」

長江「ありがとう、じゃあここに座らせてもらうね。」

陣「よし、じゃあいただきマース。」

枯地「やはり今日も美味しいですね、私も見習えたらいいのですが……」

長江「超高校級の給食委員相手じゃ、流石に分が悪いでしょ……」

陣「たしかにネ。まぁでも枯地の料理も充分美味しいと思うけどナ。」

枯地「…はい、ありがとうございます。」


さて、ここで何か話でもしようかな。どんな話題がいいだろう……



1 さっきまで一緒にいたけど陣さんと枯地さんって仲良いの?
2 2人とも、ここ来てから何して過ごしてるの?
3 2人にも、苦手なものってあったりするの?
4 自由安価


安価↓

1 選択


長江「ていうか陣さんと枯地さん、最初一緒にいたけど仲良かったりするの?」

陣「あー、結構いいかもネ。」

枯地「陣様の交友力のおかげでもっているようなものですよ。私は人付き合いがあまり得意ではありませんから……」

長江「そうなんだ。でもまぁたしかに、陣さんとのコミュ力の高さにはびっくりだよね。」

陣「そう? チェン、特にそういうのは意識してないんだけどネ。」

枯地「どちらかと言うと陣様から私に話しかけてくださるケースが多いですが、何故私に声をかけるのですか?」

陣「ンー……面白そうだカラ。」


お、面白い? たしかに面白いところもあるとは思うけど……


枯地「……期待しているようですみませんが、陣様が思っているほど私は面白くありませんよ。」

長江「ちなみに、枯地さんのどこが面白いと思ったの?」

陣「戦闘力高そうなところとか! 戦ったラ楽しそうだし!」

長江「あ、そういう面白さね……」

枯地「私はただの人間ですし、陣様のお相手にはならなさそうな気がするのですが……」

陣「枯地ってナイフ飛ばしてきたりとか、時間操ったりとかできそうじゃナイ?」

長江「……何の話をしてるのかな?」

枯地「微妙に近いようで近くない例えですね。」



色々あったみたいだけど、枯地さんと陣さんは上手いことやってるんだね、それならいいんじゃないかな?



【INFO】
・枯地との好感度が上がりました。
・陣との好感度が上がりました。
・陣との関係が『知り合い』になりました。

ごめんなさい少ないけどここまでで。
明日も時間あるので動機提示まで進めたいと思います。

長江「ふぅ、今日も美味しかったね。ごちそうさま。」

枯地「桃梨様の作るお料理でございますから……ご馳走様でした。」

陣「今日のお昼ごはんはなんだろーネ。」

長江「気が早いよ陣さん……」


枯地さん、陣さんと話しながら食堂から出ようとする。


本当だったら、ここからいつものような生活が始まるはずだった。


────だけど、今日はそうならなかった。



『キーン……コーン……カーン……コーン……』



長江「放送……?」

武壁「あんだ? 敵襲か?」

雅咲「いや、どう考えてもモノクマの仕業だろ。」

眞部「こんな時間に……か?」



『アー、アー……校内放送ー。校内放送ー。』

『学園生活が始まって、早くも丸3日が経過しましたね。』

『ですが皆さん出ようとするどころかのんびり生活してるくらい消極的で……先生はとても悲しいです。』

『そこで、非日常な場所でも日常的なことしかできないキミたちに、ボクから楽しいお知らせと素敵なプレゼントを用意しました!』

『至急、視聴覚室へ集合してください!』

『うぷぷ! 全員集合するまでは渡さないから、ちゃんと全員で来てね!』


それだけ伝えると、放送は切れてしまった。

白石「な、なんでしょうか今の……?」

氷川「……あいつから呼び出しとは、珍しいこともあるものだ。」

桃梨「モノクマさんから何か伝えたいことがあるんでしょうか?」

東鉄「とりあえずさ、“至急”視聴覚室に集合って言われてたし、早く行った方がいいんじゃないかな?」

眞部「そ、そうだな。皆は先に行っていてくれ! 私は安罪くんを呼んでくる!」

天空「悪いわね眞部。じゃ、アタシ達は先に行こうか。」

武壁「チッ……モノクマの言いなりになるのは癪だがしゃーねぇ、行くか。」

長江「……う、うん。行こうか。」


こうして眞部さんと安罪さんを除いたボクら14人は、視聴覚室へと向かった。

……何が待ち受けているかも知らずに。


────────────────────────

────────────────────────

【希望ヶ峰学園1階・視聴覚室】


ボクらが視聴覚室に入ると、モノクマはもうそこにいた。


モノクマ「うぷぷ! よく来てくれたねみんな!」

雅咲「来てくれたってか……オメーが呼んだんだろが……」

モノクマ「まぁまぁ、みんなそんなに怖い顔しないで。ところでもう全員来てるのかな?」

眞部「あぁ、問題ない。全員揃っているはずだ。」

安罪「チッ……かったりぃな……」


いつの間にか眞部さんと安罪さんも来ていたようで、視聴覚室には全員揃っていた。


フラン「それで、なんですの? 何か用があったんでしょう?」

モノクマ「あぁ、それね。飽きた。」

武壁「はっ?」

モノクマ「だからぁ、飽きたんだよ。キミ達の学園生活を見るの。」

小譲野「あき……た……?」

モノクマ「そう。やっぱり何もせずに普通の学園生活なんて面白くないよね。ということで……」

モノクマ「キミ達には希望ヶ峰学園生活改め、『コロシアイ学園生活』を送ってもらいたいと思いまーす!」

白石「こ、コロシアイだと!?」

虎春「……まだ言う気か、貴様。」

モノクマ「うんうん、この感じ。やっぱり刺激って大切よね。」


驚いている面々を意にも介さず、モノクマは話を続ける。


モノクマ「えーと、コロシアイ学園生活のルールは簡単。普通に生活しつつ、皆にバレないように誰かを殺してください。」

モノクマ「それで、もしバレなかったら殺した人は卒業! この学園から脱出できるよ!」

モノクマ「でも、もしバレちゃったらその人はオシオキ! 残りのみんなでコロシアイ学園生活を続けてもらいまーす。」

モノクマ「あと、1人で殺せるのは2人まで! これくらいでいいかな?」


淡々と、子供に説明するかのようにルールを述べるモノクマ。だけど、言ってることは恐ろしい。

さらに畳み掛けようとするモノクマの声を、誰かが遮った。


氷川「…………ない。」

モノクマ「ん? 氷川クン、何か言った?」

氷川「……させない。」

氷川「……コロシアイなんて、絶対に起こさせない。」

モノクマ「あやや。急にどしたの氷川クン?」

長江「何があっても、僕達は絶対にコロシアイなんてしないし、させない。 お前なんかの言う通りにはならない。」

眞部「そ、そうだ! 3日間という短い期間ではあるが、団結した私たちの力をみくびってもらっては困る!!」

小譲野「そ、そうです! 絶対に思い通りにはなりません!」

雅咲「てめーの言いなりになんかなってたまるかよ!」


氷川くんの言葉に活気付いたのか、いろんな人が氷川くんに賛同する。


……だけど、このくらいで引き下がるモノクマじゃなかった。


モノクマ「だよねー。ということで、ボクからキミ達が知りたがってた外の情報がわかるDVDを用意させて貰いました。」

モノクマ「よっこいしょっと、はいコレだよ。」


そう言ってモノクマが出したのは何かのDVDだった。


虎春「……それが例のプレゼントとやらか。」

モノクマ「そうそう! 見るも見ないもキミ達次第! 強制はしないよ!」

武壁「明らかに怪しいのが出てきたな……」

桃梨「それはそうですが、外の情報も知りたいですし……」

雅咲「どうする? お前らは見るのかよ?」

長江「ボクは…………」


コロシアイ学園生活の発表の後すぐにこの映像……どう考えても罠だよね。


でも、映像だけで殺人が起こるなんてことはさすがにないだろうし……ボクはどうすればいいんだろう?



1 見る
2 見ない


安価↓3まで多数決

長江「じゃ、じゃあボクは……見ようかな。」

雅咲「だよな……なら、俺も一応見ておくか。」


悩んではいたものの、結局全員が映像を見ることにしたようだ。


長江「よし、じゃあ映像を……」

氷川「待て。」


映像を見ようとしたボクらを、氷川くんの一声が制した。


武壁「あんだよ氷川? お前は見ないのか?」

氷川「……全員に、映像を見る前に頼みたいことがある。」

氷川「どんな映像が映っていても絶対に、おかしなことは考えないでくれ。」

氷川「モノクマは僕達を脱出させる気なんてさらさらないはずだろう。無駄な行動は絶対にするな。」

武壁「……? お、おう。わかった。」


少し違和感を感じつつも、DVDをデッキにセットし、再生のボタンを押す。

すると、すぐに映像は流れ始めた。


────────────────────────

適当に更新
────────────────────────


長江「な、なんなんだよ……これ……」


いきなり見せられた意味不明な映像に、思わず顔をしかめる。

立ち上がって見渡してみると、周りのみんなの表情にも不安が現れていた。


田井中「はぁぁぁぁあっ!?」

小譲野「な、何なんですか、これ……」

雅咲「あ、ありえねぇ……ありえねぇだろ……おい……」


人それぞれではあるけど、みんな同じような表情をしていた。


……1人を除いて。


フラン「……ふふん、面白い。」

フラン「この映像はさしずめコロシアイの前座、と言ったところかしら。」

フラン「なかなか面白くなってきましたわね!」


不安がる様子を微塵も見せないフランさんは、笑顔でそう言った。


枯地「……お嬢様? 何を仰っているのですか?」

フラン「ふふん。わたくしはコロシアイに賛成、ただそれだけですわ。」

武壁「はぁ!? お前、自分が何言ってるかわかってんのか!?」

フラン「気に食わないならわたくしを殺しに来たらどうですか? ま、返り討ちにして差し上げますけれど。」

武壁「馬鹿なこと言ってんじゃ……」

フラン「さて、行きますわよ枯地。」

枯地「お嬢様!」


枯地さんの声にも耳を貸さず、フランさんは歩いて出て行ってしまった。

急いでフランさんを追いかけて行った枯地さんだったが、その後すぐに戻ってきた。


枯地「……申し訳ありません皆様。お嬢様は頭の調子が少しよろしくないようで……」

枯地「先ほどのお嬢様の言葉は所詮戯言、どうか本気になさらないようお願いいたします。」


そう言って枯地さんはいつもと変わらない無表情のまま、駆け足で視聴覚室から出て行った。

枯地さんが出て行ってから、どれくらい経っただろうか。
最初に声を発したのは雅咲くんだった。


雅咲「な、なぁ。俺らもそろそろ、戻らね? ここにずっといるってのも……アレだろ?」

眞部「そ、そうだな……こうしていても何も始まらない。一先ず解散としよう。」


眞部さんの言葉を皮切りに、残った面々は沈黙のまま視聴覚室を出て行こうとする。


天空「……ねえ。」


その沈黙をかき消すように、天空さんが大きな声でみんなを止めた。


雅咲「……なんだ? おめーもなんかあるのか?」

天空「……あのさ、みんな絶対に早まらないでね。」

天空「氷川も言ってたけど、モノクマがここから出してくれる保証なんてどこにもないんだし。」

天空「他人を陥れてここから出ようとなんてしたら、承知しないから。」

長江「天空さん……」

東鉄「……ふふっ。大丈夫だよ天空さん。ここにはそんなこと考えてる人はいないって。」


……だといいけどね。


天空「………………」

天空「……そーね。」


天空さんはそれだけ呟くと、視聴覚室から出て行った。

そして残された面々は……


陣「うー……………」

桃梨「………………」

虎春「………………」

小譲野「えっと……そのあの、えぇっと……」


僕含めてこの5人だけになってしまった。

どうしよう、誰かと会話でもして気を紛らわせるか……それとも出て行っちゃった面々と話をするか……



1 ここにいる人と話す(陣、桃梨、虎春、小譲野から2人まで)
2 出て行った人を探す(場所選択、出会える人物はランダム)


安価↓2

 
────────────────────────

【寄宿舎側1階・ランドリー】

ランドリーには誰かいないか、って……


長江「あ……」

天空「あ、ってなによあ、って。」

長江「いや別にその、悪い意味で言ったんじゃなくて……あ、天空さんは何でここに?」

天空「洗濯のついでにちょっと考え事してただけ。うら若き乙女には悩み事が多いもんなのよ。」


……それはひょっとしてギャグで言ってるのか?


長江「そ、そっか悩み事か……」

天空「……じゃ、そろそろ部屋に戻るわ。洗濯も終わったし。」

長江「え、もう戻っちゃうの!?」

天空「……だってアンタ、居心地悪そうな顔してるし。アタシがいない方が良さそうだなって。」

長江「そんなつもりは……」

天空「……じゃ、そういうことだから。」

長江「ま、待ってよ!!」

天空「……何よ。」



1 映像のこと?
2 これからのこと?
3 みんなのこと?
4 自由安価


安価↓

長江「も、もしかして……映像のこと?」

天空「……それも、そうだけど……」

天空「一番は……みんなのことよ。」

長江「みんなのこと……?」

天空「アタシさ……いつも、みんなを纏めようと何かとうるさく言ってるじゃない?」

天空「性格的に慣れてるって言うのかな。人を纏めるためになら結構頑張れるの。」

天空「……でも、今回の件でわかった。アタシにはみんなを纏める力なんてない。」

天空「周りにはあんな事言っておいて、実はアタシが一番映像の事で動揺してるのよ。」

天空「……おかげでみんなを纏めることができないどころか、みんなをバラバラにしちゃってる。」

天空「みんなのことが心配なのに、アタシみんなの邪魔しかしてない。こんなまとめ役なら、いない方がマシでしょ?」

天空「だからアタシはみんなのためにどうしたらいいんだろうって……悩んでた、それだけよ。」

長江「天空さん………」



天空にかける言葉を↓3まで募集
(断片的なものでも可)

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