【安価で白猫プロジェクト】アイリス「…」 (19)
白猫プロジェクトのストーリーを安価で進めていきます。
崩れゆく遺跡の中、アストラ島からカイルの犠牲もあり飛行島で脱出した主人公達。
安心したのも束の間、アイリスだけがある事に気付いていた。
アイリス(……どうしよう)
アイリスは焦っていた。
バロン、ヘレナは飛行島に気を取られて気付いてはいない。
キャトラ「アイリスー」
アイリス「ひゃいっ!?」
ーーーーーそう。
キャトラ「そんなに顔青くしてどうしたの?
もしかして遺跡で闇になんかされた?」
アイリス「そ、そんなことないわよ?
ちょっと飛行島酔いが…」
キャトラ「飛行島酔い?
調子悪いなら横になってなさいよ。
あ、そういえばーーーー」
アイリス「…っ!?」
キャトラ「あの赤髪はどこいったの?」
ーーーーーーそう、主人公こと赤髪がどこにもいなかったのであった。
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時は遡ること数分前。
遺跡から脱出する時の出来事であった。
アイリス「こっちよ!」
赤髪「!」
アイリスの声に導かれ赤髪が走り出す。
アイリス「早くこっちへ……あ!」
アイリスが何かに気付いた。
赤髪「?」
アイリス「宝箱があるわ!」
赤髪「!?」
アイリス「後ろよ!
違うわ!もう少し左!
そう!その瓦礫の下よ!」
突然の命令に慌てる赤髪。
刻一刻と崩壊の時が近づいている。
足場も悪く今にも崩れ落ちそうだった。
赤髪「??」
何故このタイミングで宝箱を。
赤髪がそう思った矢先ーーーー
ガラッ
赤髪「!?」
アイリス「あ」
赤髪の足場が崩れた。
周りの景色が全てスローモーションに見えた。
崩れゆく足場。
赤髪は必死に手をアイリスへ伸ばす。
アイリス「いけないっ!!」
アイリスも精一杯手を伸ばした。
ーーーーー宝箱の方へと。
赤髪「!?」
アイリス「宝箱ぉおおおおお!!!」
アイリスの手が届くことはなかった。
宝箱と共に赤髪が奈落へと落ちていく。
赤髪「\(^o^)/」
そして現在に至る。
アイリス「…赤髪は…私を庇って…」
ヘレナ「…う、嘘…」
バロン「…そうか」
キャトラ「そんな…!
カイルとの約束だってまだ…!」
アイリス「ごめんなさい…!
私のせいで…うぅ…」
泣きながらアイリスが崩れ落ちる。
バロン「…白の巫女殿。
赤髪もまた…立派な冒険者だった。
彼の意思を継ぎ、カイルの約束を果たし世界を救うのです」
アイリス「バロンさん…」
ヘレナ「…そうね。
私達は悲しんでる場合じゃないわ…。
あの子の為にも進みましょう」
アイリス「ヘレナさん…」
キャトラ「そうよ!クヨクヨしてる場合じゃないわ!
さっさとエピタフも闇の王も倒しちゃいましょ!」
アイリス「そうね…彼の為にも!」
キッと空をみあげた
キャトラ「いい奴だったわね」
アイリス「ええ。いい奴だったわ…」
バロン「む。そういえばカイルの奢りで冒険者を1人呼んでいたな。
奴にも話をしておかねばなりません」
アイリス「そうですね。
確か…>>7って名前でしたね」
>>7 ガチャから出てくる星3以上のキャラ
限定でも何期でも可
ベンジャミン
アイリス「ベンジャミンさん」
ベンジャミン「あら〜どうしたのかしら?
うふ、さっきは間一髪だったわねぇ」
アイリス「その…実は…」
ベンジャミン「なぁに?
アタシと一緒に踊りたいの?
手取り足取り教えてあげ…」
アイリス「赤髪が死にました」
ベンジャミン「え」
ベンジャミン「…そう。
アイリスさんを庇って…」
アイリス「…はい。
私のせいで赤髪は…うっ」
ベンジャミン「…アイリスさん」
アイリス(イケボ!?)
ベンジャミン「僕には分かるよ…彼の気持ちが。
彼もまた愛に生きて、愛する者のを守って死んでいったんだね。
君たちが出会ってからまだ間も無い。
でも君達は愛し合っていた。
そうだろう?愛なんて出会った時から始まるものさ」
アイリス「いえ、全然」
ベンジャミン「隠す必要は無いよ。
悲しい時は泣いたっていいんだ。
その涙はきっと彼に届くさ」
アイリス「ベンジャミンさん…。
幽霊に言われると凄い説得力です」
ベンジャミン「ふふ。
幽霊だから分かるのよ♪
…あら。
どうやら次の島が見えてきたわね。
行きましょう…彼との愛のために」
アイリス(もうそれでいいわ…)
イスタルカ島
エレサール「おや、君達は冒険者かい?」
アイリス「はい。私達、大いなるルーンを求めて旅をしているんですが…」
エレサール「ハハッ。大いなるルーンとは大層な物を探しているようだね」
キャトラ「何よー!私達は世界を救う為に…」
ラーレッタ「エレサールったら、笑うなんて失礼よ。
初めまして、私は彼のラーレッタ。
あなた達、どこのギルドに所属しているの?」
キャトラ「ギルド?」
ベンジャミン「ギルドっていうのは冒険者のを支援する協会のことよ。
島ごとにいろいろなギルドがあるわ。
エルフさん達はそのメンバーみたいね。
これからは厳しい冒険になると思うから、ギルドには入っておいた方がいいと思うわよ」
キャトラ「へ〜」
エレサール「そうだね。
えっと…そちらの方は一体何者なんだい?」
キャトラ「気にしないで。ただの幽霊よ」
エレサール「…あ、ああ。そうかい。」
ベンジャミン「よろしくね♪」
ラーレッタ「私達のギルドに加入してもらうには、ちょっとした試験をしてもらうけどいいかしら?」
キャトラ「急いでるんだけど…しょうがないわねぇ」
アイリス「それで、どんな試験になりますか?」
ラーレッタ「そうね…西の畑に>>12現れて畑を荒らしているの。
>>12の討伐をお願いしようかしら」
ヤンキー星たぬき
この呪弓が忙しい時にSSが来るとは、俺はもう諦めたけど
アイリス「ヤンキー星たぬき…ですか?」
キャトラ「要するに星たぬきってことでしょ?」
エレサール「まぁ基本行動は星たぬきと一緒なんだが、砂かけには気をつけたほうがいいよ」
アイリス「わかりました。
西の畑ですね?」
ラーレッタ「ええ。あっちから出ると西の畑に着くわ。
よろしくお願いね」
ベンジャミン「…それはそうと戦えるのってアタシとアイリスさんだけよね?」
アイリス「はい?」
ベンジャミン「前衛職いないわよ」
>>13
呪弓は終わったから暇なんだ
ぶっちゃけイサミ弓の方がいい
ヤンキー星たぬき「もきゅっ!もきゅっ!」ザッザッ
アイリス「いたわ。
あの気合入ってそうなのがヤンキー星たぬきみたいね」
ベンジャミン「ところで…前衛はいなくてもいいのかしら?」
アイリス「ジュエル無いので…」
ベンジャミン「なんかごめんなさいね…」
アイリス「ラーレッタさんがギルドに入れたら記念にジュエルくれるみたいですから…。
とりあえず頑張りましょう」
キャトラ「っていうかベンジャミン1人で大丈夫なんじゃない?」
アイリス「…いきなり攻撃するのも可哀想だし、とりあえず話を聞いてみましょうか。
キャトラ、通訳お願いするわね」
キャトラ「さっさと倒しちゃえばいいのに…」
ベンジャミン「キャトラちゃん、あの子達だって何かしらの事情があるのかもしれないわ。
それに争いなんて少ない方がいいじゃない」
キャトラ「むー…わかったわよ」
アイリス「あの…どうして畑を荒らしているの?」
ヤンキー星たぬき「もきゅっ!!もきゅきゃああん!!」
キャトラ「『ヒュー!マブいネェちゃんじゃねぇか!ちょっとお茶でもしようや!』だって」
アイリス「えいっ」バシュッ
ヤンキー星たぬき「もきゅっ!?」
キャトラ「『痛ぇ!?』」
アイリス「真面目に答えないとオカマ幽霊に変わるわよ」
ヤンキー星たぬき「もきゅ!!もきゅきゅううう!?」
キャトラ「『上等だコラァ!!まじヤンぞ!?』だって」
アイリス「…しょうがないわね」
アイリスの行動は?
>>18
バーンナップ
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