幸子「はじめまして、輝子さんと一緒にお仕事させてもらってます、輿水幸子と申します」
幸子「輝子さんとはプライベートでも仲良くさせいただいてますのであなた・・・達?とも仲良くできればと思います」
きのこ「・・・」
幸子「よろしくお願いしますね!」
輝子「ブフッ・・・き・・・きのこ相手にフヒヒ・・・真面目に話しかけてる・・・フヒヒ・・・滑稽だな」
幸子「ひっぱたきますよ?」
このSSには下記の要素が含まれます
・設定捏造
・キャラ崩壊
・反倫理的言動
・山なし
・落ちなし
・意味なし
・菜々さんは17歳
上記が許容できない方は御清覧を控えることをお勧めします。
またP「まゆが寝取られた」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432647872/)から世界観を引き継いでますが読まなくても問題ないです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435729817
幸子「今のはものすごく傷つきました」
輝子「フヒヒ・・ごめん、マジでごめん・・・フヒヒ」
幸子「普段のあなたもだいたいあんな感じですよ?」
輝子「フヒヒ・・・それは知ってる・・・」
輝子「ただ・・・フヒヒ・・・端から見ると・・・フヒヒヒヒヒヒ」
幸子「このためにボクを呼んだんですか?いぢめですか?コシミズは事務所に帰らせてもらいます」
輝子「フヒヒヒヒヒヒ・・・ごめん悪かったって・・・幸子ちゃんのその律儀で・・・真面目でノリがいいところ・・・か、カワイくて好きだぞフヒヒ・・・」
幸子「フフーンボクがカワイイのは当然ですよ!まあボクがカワイ過ぎて意地悪したくなっちゃったって異なら許してあげますよ!僕は心が広いので!」
輝子「フヒヒ・・・幸子ちゃんはチョロいなぁ・・・」
幸子「そうゆうセリフはボクに聞こえないように言ってもらえませんか?」
輝子「フヒヒ・・・私は陰口が嫌いなんだ・・・」
輝子「・・・いつもなら私1人で来て・・・トモダチと話して帰るんだけどな・・・」
輝子「フヒヒ・・・小梅ちゃんに話したら・・・思いのほかウケてな・・・」
輝子「せっかくだから・・・幸子ちゃんも誘って・・・3人でと思って・・・フヒヒ」
幸子「そうだったんですか、びっくりしましたよ、雨が降ってるのにお散歩だなんて」
輝子「フヒヒ・・・でも雨の中の景色って・・・素敵だと思う・・・」
幸子「それには同意します、今とても神秘的な光景を目にしてますからね」
幸子「しかしあんなにはしゃぐ小梅さん久々に見ましたよ」
輝子「フヒヒ・・・ダボダボの雨合羽着て・・・傘振り回して・・・霧の中で踊る女の子・・・フヒヒいいな」
幸子「ラジオのノイズが不気味ですがね」
輝子「フヒヒ・・・それがいい」
幸子「小梅さん、あんまりはしゃぐと転びますよ」
小梅「あ・・・うん・・・ちょ、ちょっと楽しくなっちゃって・・・」
輝子「フヒヒ・・・つれてきて良かった・・・」
小梅「ひ、人の気配がなくて・・・手の先まで見えないほど霧が濃いのみると・・・あのゲーム思い出す・・・」
幸子「それで腰にラジオぶら下げてるんですね」
輝子「フヒヒ・・・菜々さんの実家から・・・お迎えが来るな…フヒヒ」
幸子「でも意外ですね、あれって確かゾンビ出ませんよね?」
小梅「うん…でも真面目にホラーやってて・・・私は好き」
輝子「フヒ?真面目?・・・犬が黒幕だったり・・・相方の本業が魚屋だったりするゲームじゃないのか?」
幸子「それはスタッフの悪ふざけで本編とは関係ありませんよ」
小梅「じょ、上手な人が・・・プレイすると・・・本編もギャグになるけど・・・」
小梅「で、でも・・・やっぱりゾンビがた、たくさん出てきて・・・吹っ飛ばすほうが私は好き・・・デッドラとか・・・」
輝子「フヒヒ・・・そっちは完全にギャグだな…」
幸子「一応ストーリーは真面目なんですけどね」
小梅「よ、世の中の・・・ゾンビが出てくる映画は・・・7割ギャグだから・・・」
小梅「そ、それに死んだ人間だから・・・やっつけても心が悼まない・・・」
輝子「フヒヒ・・・生きてる人間の方が・・・コワいよな…」
小梅「うん…襲って来ないけど・・・みんなこっち見て・・・聞こえないように話し出す・・・」
輝子「フヒヒ・・・ゾンビと違って・・・たおせないしな・・・」
幸子「こ、この話辞めましょう!下手な怪談よりキツいですからね!」
小梅「じゃあ・・・下手な怪談の話・・・する・・・?」
幸子「あ」
とりあえずここまで、続きは週末ぐらいに
幸子「コワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイコワクナイ・・・」
輝子「フヒ、ヒヒヒ・・・幸子ちゃん・・・動かなくなっちゃった・・・」
小梅「ふふふ・・・しょ、輝子ちゃんも・・・さぶいぼ・・・たってる・・・」
輝子「う、うん…今日の小梅ちゃんは・・・い、いつになくキレッキレだな・・・」
小梅「こ、ここ・・・あの子と初めて・・・あ、会った場所なの・・・」
小梅「ここは・・・他にもいろんな子が居る・・・」
輝子「そ、それで乗り気だったのか・・・」
小梅「あの子より・・・や、やんちゃな子・・・多いから・・・一人で来るの・・・やめた方がいいかも・・・」
輝子「い、今は大丈夫なのか・・・?」
小梅「う、うん…私たちなら・・・多分大丈夫・・・」
輝子「・・・私達なら・・・?」
小梅「・・・みんな・・・付き合う相手は・・・選ぶ・・・」
輝子「・・・・・・学校で何かあったか?」
小梅「生きてない人は・・・ケンカ売る相手選ぶけど・・・い、生きてる人は・・・選ばない・・・」
輝子「・・・小梅ちゃんは・・・強いなぁ・・・」
小梅「さ、さっきの話・・・次のライブのときに・・・使おうかな…」
幸子「それはダメです!」
輝子「ふ、復活した・・・」
小梅「だ、ダメ・・・かな・・・?」
輝子「わ、私もだめだと思う・・・」
小梅「今度のは・・・自信・・・あったのに・・・」
輝子「あー・・・小梅ちゃん・・・先月のイベント・・・覚えてる・・・?」
小梅「うん…あの時のより・・・いい話ができたと・・・思う・・・」
小梅「あの時は・・・受けがよくなかったから・・・リベンジ・・・」
幸子「あれは受けなかったんじゃありません、凍りついてたんですよ」
輝子「フヒヒ・・・静まり返る客席・・・舞台袖から聞こえる悲鳴や泣き声・・・青ざめたスタッフの引き延ばしの指示・・・」
幸子「後に控えた方達にも結構な被害が出ましたからね」
輝子「うん…スタッフにも・・・sanチェック失敗した人が数人出たらしい・・・」
小梅「でも・・・幸子ちゃんも・・・輝子ちゃんも・・・平気そうだったよ?」
幸子「そりゃ目の前でもっと恐ろしい光景が広がってれば冷静にもなりますよ」
輝子「フヒヒ・・・あのまま・・・引っ込める空気じゃ・・・なかったもんな・・・」
小梅「ど、どんな・・・怖い与太話も・・・目の前の現実の方が・・・恐いよね」フフフ
今回あまり時間取れなかったからここまで
次回はまた時間がある時に
幸子「とにかく、他の出演者や初見のお客さんが多いイベントでは全力投球は控えてください」
輝子「フヒヒ・・・そうじゃないイベントならいいのか・・・」
幸子「小梅さんを見に来てる人もいますからね、ボクたちのファンなら覚悟の上でしょう」
輝子「・・・ファンは犠牲になったのだ・・・フヒヒ・・・」
小梅「だ・・・大丈夫だと・・・お、思うよ・・・142'sのファンは・・・みんな優しいから・・・」
輝子「フヒヒ・・・むしろ煽る人が多いよな…」
幸子「普段から自由すぎるせいで周りに変なんイメージ付いちゃってるんですよ」
幸子「台本見たとき僕たちのとこだけ時間厳守と要報連相しか書いてなかったときは思わず頭を抱えました」
輝子「フヒヒ・・・運営からも諦められる142's・・・最高にメタルだな…フヒヒヒヒ」
小梅「あ、アイドル無法地帯のい、異名は・・・伊達じゃない・・・」
幸子「法に触れない範疇でおねがいしますね」
輝子「フヒヒ・・・つまりいつも通りでいいんだな・・・」
幸子「突然の楽曲変更はアウトですよ」
輝子「だ、だめか?」
幸子「ええ、同じ事務所の子の曲ならまだしも・・・いえ、それもだめですね」
輝子「な、何でだ?うちの事務所の曲なら・・・JASRACも何も言わないんじゃ・・・」
幸子「つまり蝋人形の館はアウトなのは理解してたんですね」
輝子「あ・・・いや、あれはちゃんとプロデューサー通して・・・スタッフとうち合わせしてたから大丈夫・・・フヒヒ」
幸子「え?なんで僕だけ連絡なかったんですか?」
小梅「そ、それは・・・幸子ちゃんが焦ってる姿が・・・か、カワイイから・・・みんなで黙ってた」
幸子「ドッキリなら終わったあとネタバレしてくださいよ!もう、ここ数週間ずっとハラハラしてたんですから!」
輝子「ゴメン・・・忘れてた・・・フヒヒ」
幸子「全く、それでよくまゆさんにプロデューサーさんはボクに対して業務連絡を怠るなんて言えましたね」
輝子「フヒヒ・・・あれはプロデューサーのネガキャンしたほうが・・・面白くなりそうだったし・・・フヒヒ」
幸子「ものごとを面白いか否かで判断するのやめてください」
小梅「それで・・・なんで自分の事務所の曲もダメなの?」
幸子「正確にはあとに控えてる人の曲を歌うのがダメなんですよ」
小梅「あぁ・・・」
輝子「うん・・・それは悪かったと思ってる・・・」
小梅「菜々さん・・・トークだけで乗り切ってた・・・」
幸子「あんなシャウト効いたメルヘンデビューはじめて聴きましたよ」
輝子「でも・・・ノリノリでミミミンコールしてたお客さんも・・・共犯だと思うんだ・・・」
幸子「とにかく突然の楽曲変更は控えてくださいね、スタッフも音源用意するの大変なんですから」
輝子「・・・じゃあ
幸子「アカペラでWe Will Rock Youもだめですよ」
輝子「フヒヒ・・・幸子ちゃんのヒューマンビートボックスも封印か・・・」
幸子「いきなりボイスパーカッションやらされる身にもなってくださいよ」
小梅「幸子ちゃんは・・・なんでも出来る・・・よね…」
輝子「この間のラジオで・・・それで思い切り地雷踏んだけどな・・・フヒヒ」
幸子「いや、あれはボクだけが悪いわけじゃないと思うんですが」
小梅「でも・・・ゲストのアイデンティティ奪っちゃうのは・・・御法度・・・」
幸子「ボクだって3回断りましたよ、それでも押し付けてきたんだからそうゆうノリだと思うじゃないですか」
輝子「・・・李衣菜さんはなんであんなに幸子に自分のギター弾かせようとしたんだろうな…フヒヒヒヒ」
幸子「あれはボクが素人程度の腕前見せてどや顔したあと李衣菜さんの超絶技巧で盛り上がる流れでしょ」
輝子「・・・それまでのトークでイヤな予感はしてた・・・」
小梅「に、人間って・・・血の気が引くと・・・ほ、本当に・・・青くなるんだね・・・」
輝子「・・・幸子ちゃんの汎用性が仇となった・・・珍しい事件だった・・・」
小梅「に、2回も・・・向こうの事務所に謝りに行くなんて・・・思わなかった・・・」
幸子「2回目はボク達は何も悪くないと思うんですがね、カットせず配信した編集が悪いのであって」
小梅「でも・・・幸子ちゃん・・・ぎ、ギター弾けたんだね・・・」
輝子「フヒヒ・・・パワーコードとテケテケでどや顔するレベルだけどな・・・フヒヒヒヒ」
幸子「ゲストに配慮しただけでもっと弾けますよ」
小梅「ギター持ってるの?」
幸子「ええ、赤のムスタングを」
輝子「じゃ・・・今度毒茸伝説引いてほしいな…フヒヒヒヒ」
幸子「今小さな恋の密室事件と一緒に練習中ですので時期が来れば披露しますよ」
小梅「じ、じゃあ・・・今度のライブで演奏してほしいな…」
幸子「かまいませんが、弾き語りまではできないのでデスボイスは小梅さん一人でおねがいしますよ?」
小梅「え・・・」
忙しくて時間がとれなかった
続きはまた時間がある時に
小梅「で、でも・・・アイドルにも毒は・・・ひ、必要だと思うの」
幸子「あ、話題を逸らしてきましたね」
輝子「小梅ちゃんの・・・デスボイス・・・聞いてみたいな・・・フヒヒヒ」
小梅「・・・ごめん・・・許して・・・」
幸子「まあ、確かにアイドルに毒が必要なのは事実ですね、今のご時世綺麗でお上品なだけじゃウケませんし」
輝子「フヒヒヒ・・・その点なら私たちは・・・優秀だな・・・」
小梅「く、口にしたら助からない・・・」
輝子「リハでこのくらいだと安心させて・・・本番で仕留める・・・隙のない2段攻撃・・・」
幸子「誰がドクツルタケ目指せと言いました?できればベニテングダケ程度で抑えてほしいんですが」
輝子「べ、ベニテングダケはダメだ・・・」
小梅「・・・うん・・・アレはもう・・・見たくない・・・」
幸子「でもおいしかったですよ?食べ過ぎちゃダメなのはわかってるんですがついつい箸がすすんじゃって」
輝子「食べても死なない上においしいってのが質が悪いんだ・・・」
小梅「か、完全に私たちを狙ってる・・・」
幸子「でも食べ過ぎなければおいしいキノコじゃないですか」
輝子「・・・そういえば事務所の人間皆ダウンしてたのに・・・幸子ちゃんだけピンピンしてたな・・・」
小梅「い、一番たくさん食べてた・・・はずなのに・・・」
幸子「ま、ボクは普段からどんなお仕事が来てもいいように鍛えてますからね!」フッフーン
輝子「・・・幸子ちゃんが今までお仕事で食べてきたモノを・・・まとめて本にしたら・・・結構売れるんじゃないか?」
小梅「た、多分・・・私のお話をまとめるより・・・よっぽどホラーになる・・・」
幸子「失敬な!」
輝子「さ、幸子ちゃんのゲテ喰い本の話は・・・おいといて・・・やっぱりこの中でドクツルタケが似合うのは・・・幸子ちゃんだと思う・・・」
幸子「それどうゆう意味ですか?」
小梅「さ、幸子ちゃんは天使だから・・・」
幸子「それ手前にデストロイングが付きますよね?」
輝子「殺戮天使サチコちゃん」
幸子「一昔前前のラノベのタイトルみたいですね」
小梅「さ、最近の天使って・・・デフォルトで・・・そんな感じな気がする・・・DODとか・・・」
輝子「でも、私服の幸子ちゃんは・・・まさにドクツルタケだと思った・・・」
輝子「大きな帽子にシンプルなドレス・・・そして白く細い足・・・清楚なお嬢さま・・・あれはまさにドクツルタケだった・・・」
幸子「あまり褒められてる気がしないんですが」
輝子「私が思いつく美の最高の形容詞のつもりだったんだがな・・・」
幸子「じゃあ輝子さんは何なんですか?」
輝子「私はやっぱりカエンダケだな・・・見た目のインパクトと触れるものみな傷付ける暴力な猛毒・・・私は彼のようにありたい・・・フヒヒ」
幸子「触るな危険系アイドルってなんなのでしょうかね」
輝子「ちっちゃな頃からコミュ症で、15でボッチと名乗ったよ!」
小梅「呼んでくれる人居なかったんだね・・・」
続きは今月中に
輝子「『ギザギザハートのカエンダケ』と題して次のライブで・・・どうかな・・・」
幸子「さっき他人の曲はアウトだって言ったばっかりじゃないですか、それに替え歌っていろいろややこしいんですから」
輝子「フヒヒ・・・小梅ちゃんは・・・何がいいかな・・・」
小梅「私は・・・ドクササコが・・・いいな・・・」
幸子「またろくでもないの選びましたね」
小梅「本当に怖いのは・・・死ぬことじゃなくて・・・生き残っちゃう・・・ことなんだよ・・・」
幸子「どんなアイドルなんですか・・・」
輝子「でも・・・意外だな、小梅ちゃんなら・・・ヒドネラムパッキーとか・・・ビジュアルで選ぶと思ってた・・・」
小梅「だって・・・パッキーは・・・毒・・・ないから・・・」
小梅「仲間外れは・・・嫌・・・」
幸子「・・・」ナデナデ
輝子「・・・」ナデナデ
小梅「や・・・あ・・・あんまり・・・撫でないで・・・」///
幸子「大丈夫ですよ、ボクたちがこんなことで仲間外れなんてするワケ無いじゃないですか!」
輝子「フヒヒ・・・そもそも・・・共通点なんて身長と・・・利き手ぐらいしか無いもんな・・・フヒヒヒヒヒ」
幸子「仲間外れを選びようがありませんからね!それがボクたちの売りですし」
小梅「あ・・・あの・・・ワシャワシャするの止めて・・・///あっ・・・あの子が向こうで呼んでるから・・・い、行ってくるね///」
幸子「滑りやすいので気をつけてくださいよー!」
幸子「なんなんでしょうねあの可愛らしい生き物は」
輝子「フヒヒ・・・正しい意味で可愛いな・・・」
幸子「それはボクのカワイさが間違ってるって言いたいんですか?」
デレステで遅くなった
続きはまた時間ある時に
幸子「さて輝子さん、ボクに何か話したいことがあるんじゃ無いですか?」
輝子「・・・な、なんでそう思うんだ・・・?」
幸子「ボクの思い過ごしならいいんですがね、輝子さんここ来るときいつも一人だったんでしょ?」
幸子「ただ単にそれだけボクたちの距離が縮んだだけならいいんですが」
輝子「・・・なぁ・・・幸子ちゃん・・・142'sの活動って楽しいか?」
幸子「もちろんですよ、それが?」
輝子「フヒヒ・・・即答か・・・」
輝子「・・・小梅ちゃんには言ってないが・・・今日は幸子ちゃんの気分転換にならないかな・・・って」
輝子「私は・・・雨が好きだから・・・こんな日の散歩で・・・気分転換になる・・・」
輝子「でもよく考えたら・・・普通の人は雨の日に好き好んで出歩かないよな・・・」
幸子「・・・輝子さんは142'sは苦手ですか?」
輝子「そんなことないよ・・・142'sは私のやりたいようにできるからな・・・」
輝子「インディビジュアルズやアンダーザデスクで同じことやったらたぶんみんなついて来れないし・・・」
輝子「・・・ソロじゃ自分で収集つけられないしな・・・」
幸子「そういって貰えると嬉しいです」
輝子「・・・幸子ちゃんはどうなんだ?」
輝子「・・・幸子ちゃんは私や小梅ちゃんと違って・・・正統派だから・・・」
輝子「バラエティーで異様なほど身体張ってるけど・・・ちゃんとした歌って踊れる可愛いアイドルだから・・・」
輝子「私や小梅ちゃんは異端だからな・・・」
輝子「・・・幸子ちゃんは142'sで自分がやりたいことできてるのかな・・・てな」
輝子「・・・考えてみたら自分や他の子にやらせられないようなこと・・・毎回やらせてるんだ・・・」
輝子「・・・毎回えらい人に頭下げて・・・」
輝子「なぁ・・・幸子ちゃん・・・」
幸子「・・・カワイイボクと142'sの最初の仕事覚えてますか?」
幸子「うちのプロダクションはプロデューサーさんの方針で個性が服着て歩いてるのをほぼそのまま売り出してますからね」
幸子「基本みんなソロでユニットなんて組めないようなメンバーが集まってます」
幸子「142'sもお仕事に合わせてやっつけで組んだようなユニットでした」
幸子「きっとどう組んでもマトモなユニットにならなかったでしょうし」
幸子「結成したときボクはあなた達にボクの引き立て役に徹するように言いました」
幸子「あまりにもみんなジャンルが違いすぎますから無難にまとめるつもりでした」
幸子「ですからリハーサルでびっくりしましたよ、2人ともフルスロットルでしたもん」
輝子「フヒヒ・・・リハだったからな・・・ちょっとふざけてたんだ・・・」
幸子「ボクは結局気圧されて何もできませんでした」
輝子「ご・・・ごめん・・・」
幸子「別にいいんですよ、あれはボクが嘗めてかかった結果ですから」
幸子「むしろ気を引き締めいい機会でした」
幸子「ぼさっとしてると喰い殺されるって」
幸子「そのぶん、あの本番はとても屈辱的でした」
輝子「あ・・・あれは・・・プロデューサーやスタッフさんに注意されたから・・・」
幸子「お二人を責めてる訳じゃありませんよ」
幸子「ただ、2人が全力だとボクが埋もれてしまうと思われたのが悔しくて・・・」
幸子「2人ともソロなら他の追従を許さないほど輝いていらしたのに、ボクがそこに混ざっただけで案山子みたいになったんです」
幸子「引き立て役を強要しておいて自分で足引っ張ってるのが情けなさすぎてライブが終わった後泣き明かしましたよ」
幸子「今の142'sは本来は一回限りのグループだったのをプロデューサーさんにムリ言って続けさせてもらったものです」
幸子「全力のお二人と一緒でも輝けるなら、ボクはきっとどんな状況でも輝けます」
幸子「カワイイボクと142'sはボクの意地なんですよ」
輝子「そうか・・・」
幸子「さっき輝子さんにソロの時よりもやりたいことができるって言ってもらえたのとても嬉しいかったです」
輝子「フヒ・・・フヒヒヒヒヒ・・・」
幸子「カワイイボクと142'sは今のボクの自信の源ですからね」
幸子「勝手に辞めるとか解散するなんて許しませんよ」
幸子「ボクの芸能人生が続く限り、お二人には付き合ってもらいます!」
輝子「フヒヒヒヒヒ・・・アイドルやってる間は身長伸ばせないのか・・・」
幸子「その時はグループ名変えますよ」
幸子「それと、こうゆう大事な話は小梅さんがいるときにお願いします」
幸子「こういった暗い話を聞かせたくないのは解りますが、気を遣いすぎると小梅さんでも怒りますよ?」
輝子「そっか・・・そうだよな・・・」
幸子「そういえば小梅さんどこまで行ったんでしょうか」
小梅「キャァァァァァァ」
輝子「小梅!?」
今回はここまで
続きは時間ができたら
幸子「たしかこちらのほうから聞こえたはずですが・・・」
輝子「さ、幸子ちゃん・・・こっちに何か滑り落ちたような跡が・・・」
サチコケータイ『フワーリフレターシキンキョリドr
幸子「小梅さん!大丈夫ですか!?」
小梅『わ、わたし小梅さん・・・今アナタの下に居るの・・・』
幸子「・・・大丈夫そうですね」
輝子「小梅ちゃん・・・なんで私たちが上に居るって・・・解ったんだ?」
幸子「輝子さん顔近いです」
小梅『あの子が・・・そ、そっちに行ってて教えてくれたの・・・』
輝子「フヒ・・・なんかハ○エログリーンとかエ○ーズみたいだな・・・」
幸子「怪我はありませんよね?こっちに登ってこられますか?」
小梅『う、うん・・・怪我はないよ・・・ただ・・・』
幸子「何かあったんですか?」
小梅『うん・・・あの子が幸子ちゃんや輝子ちゃんに見て欲しいものがあるって・・・』
幸子「見て欲しいもの?」
小梅『動かすと駄目そう・・・だから・・・見にきて欲しいな・・・』
幸子「あーわかりました、今からそっちに行きますね」
小梅『うん・・・待ってる・・・』
幸子「輝子さんはここでまっててください、もし登ってこられなかったらプロデューサーさんに来て貰いますので」
輝子「も、もし二人と連絡取れなくなったら・・・どうしたらいい・・・?」
幸子「そのときはプロデューサーさんの指示に従ってください、くれぐれも勝手に警察とかに連絡しないでくださいね」
幸子「アイドルが雨の日に出歩いて公園で滑落なんてニュースになったらまたプロデューサーさんに大目玉喰らいますよ」
幸子「それじゃ行ってきます」
輝子「さ、幸子!!」
ズサァァァァ・・・
輝子「・・・あのレインコート・・・買ったばかりって言ってたのに・・・躊躇なく滑ってったな・・・」
幸子「小梅さん!」
小梅「幸子ちゃん・・・こっち・・・」
幸子「無事でよかったです、それで見せたいものって何ですか?」
小梅「あ、あれ・・・」
幸子「?丸めたレジャーシートですか?なんでこんなところに・・・」
小梅「・・・その中に入ってるもの・・・」
幸子「なにが入って
幸子「 」
ショウコケータイ『アナタダケノワタシニスt
輝子「幸子!大丈夫か!?お前が降りてってから20分ぐらい経ってるぞ!!」
幸子『輝子さん、今からプロデューサーさんと警察が来ますからこの下にボク達が居ることを伝えてください』
輝子「フヒ!?け、警察!??さ、幸子ちゃんさっきスキャンダルになるからって・・・」
幸子『事情が変わりました、詳しくは後で説明します』
輝子「え・・・いや、警察が来たら私はなんて説明すれば・・・てゆうか下でなにがあったんだ・・・?」
幸子『・・・142'sの4人目が見つかったんですよ』
輝子「・・・・・・あぁ・・・なるほど・・・」
幸子「・・・さて、これは小梅さんのお友達の本体ってことで間違いありませんね?」
小梅「・・・あの子も生前の身長が・・・142センチだったんだって・・・」
小梅「『キョウカラオトモダチネ』・・・ってあの子が・・・」
幸子「まさか1日で二人も友達を紹介されるなんて思いませんでしたよ」
キャスター「遺体はレジャーシートにくるまれた状態出発見され、遺品の学生証から20年前に行方がわからなくなっていった・・・」
森久保「あなた達は3人集まるといつも何かしらおこしますよね」
幸子「この件に関してはボク達の責任じゃありませんよ」
菜々「まあ良かったじゃないですか、残念な結果ですが20年も行方不明になってた娘さんがようやく戻ってきたんですから」
菜々「当時もニュースで3日ぐらいずっと話題になってたんですよ、あれからもう20年もたったんですね・・・」
幸子「・・・菜々さん、それわざとやってます?」
菜々「え?あっ、あ~っと・・・そ、そうだ、は、犯人早く見つかるといいですね!」
輝子「フヒヒ・・・ごまかし方下手だな・・・」
小梅「あ、あの子が『もう浮かんでくることはないだろう』って・・・」
森久保「すでに報復済みみたいなんですけど・・・」
輝子「フヒヒ・・・せっかく幸子ちゃんと・・・青春ぽいやりとりしたのに・・・小梅ちゃんに全部もってかれちゃったな・・・フヒヒヒ」
小梅「?・・・幸子ちゃんと輝子ちゃん、なにかあったの・・・?」
輝子「フヒヒ・・・幸子ちゃんのちょっといい話が聞けたよ…」
小梅「い、いいなぁ・・・幸子ちゃん・・・私にも聞かせて・・・?」
幸子「嫌ですよあんなこっぱずかしいの」
小梅「・・・ダメ?」
幸子「輝子さんが盛ってるだけで別に大した話じゃありませんよ」
小梅「・・・そっか、じゃあ聞かせてくれないなら・・・これ・・・事務所のホームページにアップしちゃおうかな・・・」
コウメケータイ『幸子「はじめまして、輝子さんと一緒にお仕事させてもらってます、輿水幸子と申します」
幸子「輝子さんとはプライベートでも仲良くさせいただいてますのであなた・・・達?とも仲良くできればと思います」』
幸子「な、なんで録画してるんですか!?」
輝子「ナイスだ小梅ェ!!」
幸子「ちょ、消してくださいよ!!」
小梅「じ、じゃあ・・・輝子ちゃんと一緒に・・・私がいない時のやりとりを・・・再現して・・・?」
輝子「わ、私もやるのか・・・?」
幸子「・・・わ、わかりました・・・輝子さん、手伝ってください!」
輝子「え・・・い、嫌だ・・・恥ずかしいし・・・私としてはうpしてくれたほうが好都合だし・・・」
幸子「手伝ってくれないとこの苗床の椎茸を全部生で食べますよ!」
輝子「ま、まて・・・早まるんじゃない・・・その椎茸たちはまだ育ちきってないんだ!それに生だなんて・・・椎茸は調理したほうが美味しいんだぞ!」
幸子「さぁ、せっかく育てた椎茸が無意味な食べられ方をされたくなければ協力してください!」
輝子「いや・・・そもそも完全に覚えてる訳じゃないし・・・」
幸子「それとも小梅さんに聞かれると不味いんですか?」
輝子「フヒ!?」
幸子「そういえば小梅さんが居なくなるのを待ってから話始めましたよね?」
輝子「ちょ、さ、幸子ちゃん・・・幸子ちゃんは内容知ってるだろ・・・?」
小梅「輝子ちゃん・・・私に聞かれちゃダメなの・・・」
小梅「しょ、輝子ちゃんは・・・私のこと・・・キライ?」
輝子「 」
幸子「なーかしたなーかしたーしょーこさんがなーかしたー」
輝子「・・・フヒ・・・フヒヒヒ・・・ヒィィィィィィハァァァ!!こうなりゃ自棄だ!幸子ォ!付き合えェ!!」
幸子「上等です!お芝居で恥ずかしいなんて言ってられませんからね!」
森久保「3人とも大人しいインドア派なのになんで集まるとあんなに喧しいんでしょうか」
菜々「ふふふ、ののちゃんも混じってみればわかるんじゃないですか?」
森久保「モリクボは遠慮しときます」
森久保「森久保乃々は静かに暮らしたいので」
サチコ「ワレラサンニンキョウダイノチギリヲムスビシカラハ!」
ショウコ「ドウネンドウゲツドウジツニウマレルコトヲエズトモ!」
コウメ「ドウネンドウゲツドウジツニシセンコトヲネガワン!」
以上です
この幸子は特殊な訓練を受けています
一般の方は椎茸の生食は絶対にしないでください
健康を著しく損なう危険があります
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