ジョナサン(身長:387cm)「君はディオ・ブランドーだね?」 (901)


アニメも終わったし何か書きたいと思い続けたがこれしか思いつかなかった。

だからこれ以外は考えるのをやめた。

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~19世紀 イギリス~


エリナ「私のお人形返して!!!」


いじめっ子A「いやだよバーカ!!!」


いじめっ子A「さっさと服を脱がしてやろうぜ!!」


エリナ「返してよぉ…」


ズゥン…



いじめっ子A「さてアソコも本物そっくりか見て…ん?」


ズゥン… ズゥン…


エリナ「何、この揺れ…」


ズゥン… ズゥン… ズゥン… ズゥン…


いじめっ子B「おい…いじめっ子A…。これって…」


いじめっ子A「あ…あああ…」ガクブル


エリナ「ひぇぇ…」ペタン


いじめっ子B「やっぱり…」クルッ


ジョナサン(身長:387cm)「貴様らァァァ!!女の子に何をしているんだァァァ!!」ドスドスドスドスっ!!!


いじめっ子A・B「うわああああああああああああ!!!やっぱりジョナサン・ジョースターだあああああああああああああ!!!逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


ジョナサン「男として恥ずかしく…ってアレ?彼らはどこへ?」


エリナ「に…逃げちゃいましたよ…」


ジョナサン「むー、男らしくない奴らだな!!男なら相手が大きい奴だからって負けるとわかっているからって勇気を持って戦わなくてどうするんだ!!!」


エリナ(説得力が全くないわ!!!)


ジョナサン「とにかく君が怪我をしなくてよかったよ。立てるかい?」


エリナ「あ…、腰が抜けちゃった…」


ジョナサン「あいつら…こんな女の子にいったい何を…」ギリッ!!


エリナ「腰が抜けたのはあなたが猛スピードでこっちに突っ込んできたからよ」


ジョナサン「そ、それはすまないことをしてしまった…。怖がらせてしまったか

な…」


エリナ「別に平気よ。助けてくれたしね」


ジョナサン「そういってもらえるなら嬉しいよ。もしよければ家まで担いでいこ

うか?」


エリナ「それは…」


エリナ「///!!?」


エリナ「結構です///自分で帰ります///」


ジョナサン「そうか。じゃあ気を付けて」クルッ


エリナ「あ…あの!!」


ジョナサン「ん?」


エリナ「お名前…、聞いてもいいですか?」


ジョナサン「…ジョナサン」


ジョナサン(身長:387cm)「ジョナサン・ジョースターだよ!!それじゃ!!!」ドドドドドドド!!!


エリナ「ジョナサン・ジョースター…」


エリナ(また会えるわよね…)


エリナ(それよりも…、ああ…やっぱり…)


エリナ(おもらし…しちゃってる///どうしましょう…///)


ガタンゴトン… ガタンゴトン…


ディオ「業者…、ジョースター邸まではあとどれくらいだ?」


業者「へい、もうすぐですよ」


ディオ「そうか…」


ディオ(…あの最低な父親経由というのがまったくもって気に入らないが貴族の家で生活できるのは俺にとってチャンスだ…)


ディオ(俺はあのクズとは違う!!おれは貧民街から抜け出し、貴族となって何不自由のない生活を送ってやるのだ!!!)























ディオ(身長:159cm)(そして俺を『チビ』だとか『豆』とか言っていたヤツらどもを必ず見返してやる!!!)


ディオ(そのために誰であろうと利用し、叩きのめし、支配してやる!!!)


業者「見えましたよ。アレがジョースター邸ですぜ」


ディオ「ほう…やはり大きいな」


ディオ(この家の財産をまるごと!!俺のものとする!!!)


ディオ(そのためにジョースター家の跡継ぎであるジョナサン・ジョースターを完膚なきまでに叩きのめす!!そうして精神的に追い詰めジョースター家をのっとってやるのだ!!!)


ディオ「……」シャン!!


ディオ「……」スタン!!


ディオ「……」グゥゥン


ディオ「……」バァーーーン!!!!!


ディオ(決まった…)フッ…


ディオ「さて…、まずはジョージ・ジョースターに挨拶をして…」クルッ


ジョナサン(身長:387cm)「……」ズゥン…


ディオ(身長:159cm)「」


ディオ(はっ…!!?威圧感の凄さに一瞬意識が飛んでしまった!!!何だこの規格外の化け物は!?)


ジョナサン「えーと、もしかして君はディオ・ブランド―?」


ディオ「あ…ああ…そうだ…。君…いえ、あなたは…」


ジョナサン「あなたなんて固い言い方しなくても大丈夫だよ。僕はジョナサン・ジョースター!!君と同い年さ!!よろしく!!!」


ディオ「なにぃいいいいいいい!!???」


ディオ(ジョナサン・ジョースター!?ジョースター家の跡取り息子で!!?俺が叩きのめす予定の!!?)


ディオ「無理だろ!!!」


ジョナサン「へ?」


ディオ「い、いや何でもない…」


ディオ(びっくりしすぎて声に出てしまった…。どうしよう…。こんなやつをいったいどうやって叩きのめせばいいんだ…)


ジョナサン「すまない。もしかして僕が大きいから驚かせてしまったかな…」


ディオ「気…気にしないでくれ」


ドドドドドド!!!


ディオ「何だこの音…」


ジョナサン「ちょうどいい所に!!僕の家のダニーだ!!僕の愛犬で家族も同然さ!!少し大きいけどね」ハッハッハッ


ダニ―(全長:219cm)「わんわんわん!!」


ディオ「うわああああああああああああ!!???」


ジョナサン「ほらダニー!!これから家族になるディオだよ!!あいさつしなさい!!」


ダニー「うぉん!!!!!」


ディオ(少しどころの騒ぎじゃないぞコレ!!!こんなデカい犬は初めて見たぞ!!)


ディオ(僕は犬が嫌いだ!!怖いんじゃない!!人間にへーこらする態度に虫唾が走る!!!だから正直…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオ「喰らえこのアホ犬があああ!!!」ボギャァァァ!!!


ダニー「キャイーン!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオ(…と渾身の膝蹴りをかましてやりたい!!)


ディオ(だがそんなことしてみろ…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオ「喰らえこのアホ犬があああ!!!」ボギャァァァ!!!


ダニー「……」ギロッ!!


ディオ「え」


ダニー「がぶぁああああああああ!!!」


ディオ「ぎゃああああああああああ!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオ(いやそれよりも…)

>>27
何をするだァーッ許さん!(バキョッ

死ぬだろ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジョナサン「何をするだァーーー!!!許さん!!!」


ジョナサン「前蹴り!!!」ドグシャァ!!!


ディオ「くぁwせdrftgyふじこ!!!」ドサッ!!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオ「どちらにせよ返り討ちに合う未来しか見えんぞ畜生め…」


ダニー「ハッハッハッハッ!!!」ベローーーン!!


ディオ「舌で舐めやがっただとォォォ!!!」


ジョナサン「どうやらダニーはディオのことが気に入ってくれたみたいだね。よろしく頼むよ」


ディオ「………………よろしく…」


今日はここまでです。

>>30 さんにエピタフされてビビりました。


更新します


めっちゃ伸びててびっくり


ジョースター卿(身長:178cm)「やあディオ君、長旅ご苦労様。今日から君は家族だ。何かあればすぐに言ってくれ」


ディオ「はい」フゥ…


ジョースター卿「どうかしたかね?」


ディオ「いえ…、ジョナサン…君があまりにも大きかったのでお父上のあなたも大変に大きな方かと思いまして…」


ジョースター卿「はっはっは!!そう思うのも無理もないな。確かに我がジョースター家は大柄な人間こそ多いがあそこまで大きいのはジョナサンだけだ」


ジョナサン「もし全員が僕と同じ大きさだったら屋敷を倍の大きさにしないと不便でしょうがないでしょうね」ハハハ!!!


ジョースター卿「まったくだな」


ディオ「ですよね」


ジョースター卿「だが心根はやさしい子だ。その体のせいでジョナサンを怖がる子も少なからずいるんだが…ディオ君は先入観を持たず仲良くやってほしい。よろしくお願いする」


ディオ「はあ…」


ジョースター卿「本当は君ともっと話したいのだがこれから商談に行かなくてはならない。何かあれば使用人たちに頼むといい。じゃあまた夜に」


ディオ「ありがとうございます…」


ディオ(まさかジョナサンがあれほどデカいとは想像もしてなかったぞ。何を食ったらあんな大きさになるんだ…)


ディオ(……)


ディオ(身長:159cm)(食い物のおかげだったら俺にもチャンスあるか?)


ディオ「そうじゃねーよ!!!」


ジョナサン「っ!?」ビクッ!!


ディオ(危うく目的を忘れるところだったぞ…。俺の目的は財産の乗っ取りだ!!身長は二の次!!)


ディオ(財産の乗っ取りを達成するためにはジョナサンを追い詰めなくちゃあならない!!だから最初にガツンと言って俺の方が格上だということをわからせるつもりだったがタイミング完全に逃した!!何とかしなければ…)


ジョナサン「ディオ~。荷物運んでおくね~」


ディオ(ここだ!!)


ディオ「ちょっと待て!!」ガシッ!!


ジョナサン「えっ?」


ディオ(ここで手をグイッとひねってこう言うんだ!!『薄汚い犬を触った手で僕のカバンに触れるんじゃあない!!』と!!)


ディオ(ついでに犬が嫌いなことも言ってやる!!)


ディオ「う…」グイッ!!


ジョナサン「?」


ディオ(グイッとするんだ!!グイッと…)


ディオ「う……」グググググッ!!!


ジョナサン「どうしたんだいディオ?そんなに力を込めて」


ディオ(全っっ然動かないぞ…)


ジョナサン(ディオは急にどうしたんだ?)


ディオ(腕っぷしは大人にも負けてなかったのに何だコイツ!?)


ディオ(嘘だろ…。全っっっっっっっ然動かないぞ!!?)


ディオ(コイツの体は見せかけじゃない!!コイツの体にはそれに見合う体力が備わってやがる!!!)


ディオ「…君の手を煩わせるほどじゃあない。自分で運ぶ」


ジョナサン「遠慮しなくてもいいよ!!僕たちは家族だろ!!」


ディオ「僕は自分の荷物を運びたいんだ、いや運ばせてください」


ジョナサン「わ、わかったよ」


ジョナサン「そういえばディオ」


ディオ「何だ?」


ジョナサン「さっき『う…』って言ってたけど何か言おうとしてた?」


ディオ「えっ…と…」


ジョナサン「……」


ディオ「う…」


ジョナサン「……」


ディオ「うー………」


ジョナサン(身長:387cm)「う?」


ディオ「ウー…パールーパーが入っているから大切に運びたいんだ!!」


ジョナサン「本当に!?」


ディオ「本当だ」


ジョナサン「見たい!!」


ディオ「お前に見られたら恐怖でウーパールーパーが死ぬ」


ジョナサン「」


ディオ「と…言うわけでこのカバンは僕が持ってく。いいね?」


ジョナサン「…うん」


ディオ(怖すぎて嘘をついてしまった…)


ディオ(その…あれだ…。これから一緒に生活するわけだしチャンスあるよな…)


ディオ(とりあえず落ち着いて作戦を練ろう…)


ジョナサン(ウーパールーパー…、見たかったな…)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ガタンゴトン… ガタンゴトン…


ジョースター卿「…いつだったかな?」


執事「いつだったかと申されますと?」


ジョースター卿「いやなに…、ディオ君に言われて思ったがジョナサンはいつごろから大きくなり始めていたかと思ってね。胎児の頃は他の子どもとそう変わらない体重だったと記憶しているのだが…」


執事「そうですね…。大きくなってきたと皆が思いだしてきたのは確か十数年前から…」


執事「あっ…」


ジョースター卿「どうかしたかね?」


執事「いえ、旦那様のお耳に入れることでは…」


ジョースター卿「構わないよ。言ってみてくれ」


執事「…はい。ジョナサン様が大きくなりだしたのはおそらく十二年前…」


執事「旦那様方が事故に合われた年からかと…。思いだされたくないことを思い出させてしまい申し訳ありません…」


ジョースター卿「私が言ってくれと言ったんだ。気にせんよ」


ジョースター卿「……そうか、そのくらいからだったな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジョナサン「ディオ!!やっぱりウーパールーパー見せて!!」


ディオ「ダニーに食われた」


ジョナサン「」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオがジョースター家に招かれてから二週間が過ぎたッ!!!


友人A「お!!ジョナサン!!それにディオ!!おはよう」


ジョナサン「おはよう!!」


ディオ「おはよう」


友人B「なあ~、聞いてくれよ。今日俺の父さんがさ~」


ディオ(俺がジョースター家に来てからそれなりに経つが…)


ディオ(…にも関わらずジョナサンを蹴落とす手段が一向に思いつかん)


ディオはジョナサン攻略への糸口をまったく見つけられていなかったッ!!!


【食事】

ディオ「……」テキパキモグモグ


ジョナサン「……」(身長:387cm)テキパキモグモグ


ディオ(食器の大きさは変わらないのに器用に食ってるな!!)



【勉強】


ジョースター卿「ディオもジョナサンも10問中10問正解だ!!いいぞ!!」


ジョナサン「紳士として当然ですよ父さん」


ディオ(頭も普通に良い)



【狩り】


ジョナサン(跳躍:10m)「そりゃあああああ!!!」ガシッ!!


ジョナサン(身長:387cm)「鳥ゲット!!!」


ディオ(身長:159cm)(このまま猟銃でしこたま弾を撃ち込めたらどれだけ楽だろうか…)


ディオ(もちろんその程度で死ぬとは思わないが)



【散歩】


ジョナサン「ダニー!!行くよー!!」(身長:387cm)ドドドドド!!!


ダニー「わん!!」(全長:219cm)ドドドドド!!


ディオ「付き合いきれん…」



【嫌がらせ】


ディオ「腕時計デカッ!!重っ!!」ズシッ


ディオ「こんなもん俺がつけられるか!!!」


腕時計(重量:10kg)


ディオ(人間関係も…怖がる人間は多いが聞いていたほど悪いわけでもなさそうだし攻めどころが見つからん…)


ディオ「マジでどうしよう…」ウーン


ジョナサン「ディオ?話聞いてるかい?」


ディオ「ぬぉ!?いや…すまん。聞いてなかった。何の話だい?」


ジョナサン「だからボクシングだよ。ボクシング」


友人A「明日みんなで行こうと思うんだがどうだ?ディオはできるかい?」


ディオ「ボクシングか…」


ディオ(待てよ…?もしかしたら…)


ディオ「分かった。行くよ」


ディオ(これはチャンスかもしれないぞ!!)


ボクシング当日ッ!!!


実況「さあ今日もやってきました!!ボクシングの時間だぜ!!」


実況「第一試合!!さっそく登場するのは…!?」


実況「見よこの巨体!!見よこの筋肉!!その肉体から放たれる拳はまさに凶器!!!」


実況「30戦全勝!!まさに王者と呼ぶにふさわしいこの男!!!いきなりの登場だ!!!」


実況「フィリィィィィィィィィィップ・トネルティィィィィィィィ!!!」


フィリップ(身長:184cm)「イエーイ!!!」


ワーワー


ディオ「……え?誰?」


ジョナサン「フィリップ君。すごく強いんだよ」


ディオ「王者とか言うからてっきり君かと思ったぞ。君はボクシングはやらないのか?」


ジョナサン「僕は…見てるだけでいいんだ」


ディオ「…そうか」


ディオ(来たコレェェェェェェェェ!!!予想していた通りだ!!)


解説「対するは今日が初参加!!期待の新鋭!!!」


解説「ディオ・ブランド―!!!」


ジョナサン「頑張ってディオ!!」


ディオ「まあ見ていろ」


ザッ!!!


フィリップ「へっ、ジョナサンのダチだそうだな!!ぶっ飛ばしてやるぜ」


ディオ「寝言は寝てから言ってくれよ」フッ


フィリップ「何だと?」


実況「今、ゴングが鳴ったーぁぁぁ!!!」カーン!!


フィリップ(身長:184cm)「かかってこい『チビ』ッ!!!」


ディオ(身長:159cm)「……」ブチッ


ディオ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!!!!」バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキッ!!!


フィリップ「あびゃびゃぐるぽん!!!」ドサッ!!!!!


ジョナサン「おお!!」


ディオ「これが格の違いだ。分かったら俺の前で二度とデカい口を叩くな『でくの坊』ッ!!!」


ワァァァァァ!!!!!


実況「何と王者フィリップを秒殺!!!強い!!!強すぎる!!!」


ディーオ!!!ディーオ!!!ディーオ!!!ディーオ!!!


ディオ「どうだジョナサン?せっかくだから一勝負しないか?」


ザワッ!!


実況「何と!?王者を倒したディオ・ブランドーはジョナサン・ジョースターに戦いを挑んだァ!!!」


ジョナサン「え?いやでも…僕の試合は面白くないと思うよ…」


ディオ「面白い面白くないじゃないさ。全力でぶつかり合う。それがボクシングの醍醐味だろ」


ジョナサン「確かにそうだけど…」


ディオ(コイツの弱点!!それは紳士ぶってるが故の精神的な甘さだ!!単純なスポーツならともかくボクシングのような格闘には不向きな性格!!巨体のせいで喧嘩も出来ずに実戦経験も乏しいはず!!)


ディオ(力こそあるかもしれんが貧民街ブースボクシングで鍛え上げた俺の技巧の前では全くの無力だ!!!殺気がない拳なんぞ恐怖を感じん!!!当たる気はしない!!!)


ディオ(空を切るジョナサンのパンチ!!綺麗にあたる俺のボディ!!もちろんボディでダウンを奪えるとは思っていないが顔面へパンチをねじ込む手段はもう思いついている!!!)


ジョナサン「分かった…やろう」


ディオ(俺はボクシングに勝機ありと見た!!大勢のギャラリーの前で今度こそどちらが上かをはっきりさせてやる!!!)


実況「ゴングだァァァァァ!!!!!」カーン!!!!!


ディオ「さあかかってこいジョ」


ジョナサン(拳の大きさ:80cm)「ふん!!!」ボッ!!


ディオ「ひゃあああああああああ!!?」シュ!!


実況「いきなり仕掛けたジョナサン!!すさまじい勢いの拳だがディオは躱した!!!」


ディオ(開始直後にもらいかけたぞクソッタレが!!何て拳の速さだ!!思ってたのより5倍は早いぞ!!)


ディオ(何より普通に殺気がこもっていた!?貧民街でリングに上がっていた俺には分かる…。奴には…俺をぶちのめす『覚悟』がある!!!何で!?怖え!!?)


ジョナサン(僕はこの体の大きさと力のせいで戦いなんてほとんどしてこなかった…、いや、できなかったんだ…)


ジョナサン(力を入れ過ぎてしまうと怪我をさせてしまう怖さもあったけど、そもそも喧嘩をしてくる相手も、ボクシングをしてくれる相手もいなかった…。だからいつも僕はリングの外から眺めていた…)


ジョナサン(でもディオは違った!!友人として、僕の体に遠慮なく、恐れなく、全力を尽くして戦おうと言ってくれたんだ!!これに答えずして何が紳士か!!!)


ジョナサン(身長:387cm)「ありがとうディオ。僕は…全力を尽くす!!!」


ディオ(駄目だ!!ヤバい方向にスイッチが入った!!!)


ディオ(しかしこうなっては仕方ない…。奴とはまともに打ち合えんからフットワークを使う!!まずはリーチの外から様子を見て…隙を見つけつつ拳を入れていく!!!)


ディオ(リーチの外へ…)キュ


ジョナサン(リーチ:4m)「……」キュッ


ディオ(リーチの外へ…)キュ


ジョナサン(リーチ:4m)「……」キュッ


ディオ(駄目だ逃げられん)


ディオ(そもそも6M四方のリングで身長4m近い男から逃げられると考えること自体幻想だった!!!中央に陣取られたらリング上すべてがジョナサンのリーチだ!!!)


ディオ(こうなったら少し早いが懐に潜って『アレ』をやるしかない!!)


ジョナサン「行くぞディオ!!!」


ディオ(一発でも当たれば間違いなく死ぬ!!!頑張れディオ!!負けるなディオ!!!)


ジョナサン「おおおおおおおっ!!!!!」ボボボボボボボボボボッ!!!!!


ディオ「かああああああああああっ!!!!!」シュッシュッシュッシュッシュッシュッ!!!


実況「ジョナサン怒涛のラッシュ!!!粉々にされそうな強烈なパンチに対し、避けながら懐に入ろうと突っ込むディオ!!!すごい試合だ!!!」


ディオ(あと2m…!!)


ディオ(あと1m…!!!)


ディオ「ぬぅん!!!」ザッ!!!


実況「何とディオ!!一撃ももらわずにジョナサンの懐へもぐりこんだっ!!!」


ディオ「おおお!!!」ドスン!!!


実況「そして!!ジョナサンのボディへディオのパンチが入ったあああああああああああ!!!」


ディオ「…っ!?」


実況「…しかし!!」


ジョナサン「……」


実況「ジョナサンの表情はまったく曇らない!!効いていないぞ!!!」


ディオ(何て感触だ…!?まるで砂をギチギチに詰めたサンドバックを叩いたかのような感触!!!殴ったこっちの拳がしびれてやがる…。だがこのディオの予測の範囲内!!!)


ジョナサン「ふんっ!!!」ボッ!!!


実況「ジョナサンはディオへ拳を打ち下ろす!!」


ディオ(このタイミングしかない!!!見せてやるぞっ!!貧民街ブースボクシングの技巧を!!!)


ディオ「ふんっ!!!」ドコッ!!


ジョナサン「痛い!?」


実況「あっーーーーーとこれは痛い!!カウンターの形でジョナサンの股間に拳が入った!!!」


ディオ(もちろんワザとだ!!ついでにつねってやった!!!そしてまだ終わりじゃあないぞ!!!)


ジョナサン(頭部の位置:294cm)「くっ…」


ディオ(身長:159cm)「反射的にうずくまったその顔の位置!!まだまだ俺の身長のはるか上をいってはいるが…跳躍と腕の振り方で届く距離だぞーーーー!!!」バッ!!!


実況「ディオ飛んだーーーーーーーーーっ!!!」


ディオ「もらったーーーーーーーーーーー!!!!!」ブンッ!!!


ディオ(…手ごたえ……)


ディオ(…………ない!!?)


ディオ(馬鹿な!?目の前から消えやがった!!?)


ディオ(上?右?左?…どこにもいない…!?)


ジョナサン(頭部の位置:194cm)「ここだディオ!!」


ディオ(ししししし下だとおおおおおおおおおおお!!?)


ディオ(あの体勢からさらに屈んで俺のパンチを避けるとは…、いやそんなことよりもこの状態は非常にマズイ!!!)


ジョナサン「飛び上がったその体勢からは…僕の拳は避けられないっ!!!」メキッ


ディオ(く…くそったれがあああああああああああ!!!)


ジョナサン(伸び上がりながらの跳躍:8m)「どりゃあああああああああ!!!」グシャァァン!!!


ディオ(……あれ?)


ディオ(何だろう…俺は何をしていたんだっけ…)


ディオ(そうだ…ジョナサンとボクシングをしていたのだったな…)


ディオ(俺が見ているのは…空か…。ならば負けたのは俺…。記憶があいまいでよくわからんが…)


ディオ(しかし…負けたにしても何だこの心地よさは…青空…浮遊感…雲…安らぎ…太陽…)


ディオ(太陽…、そういえば貧民街にいたころはこんなふうに太陽を眺めたことはなかったな…)


ディオ(ああ…太陽とはこれほどに雄大で美しいものだったのか、心が洗い流され…俺の悩みも野望も…小さいものに感じる…)


ディオ(俺に必要なのは…金でも名誉でもなく…渇きを癒す心の潤いだったのかも知れん…)


ディオ(それにしても…本当に…)
















ディオ(地面からの距離:22m57cm)「綺麗な…………空だ…」














今日はここまでです。


土日にしか書けていないので更新は1週間~2週間くらいの間隔でやっていく予定です。ご容赦ください。


毎度遅くて申し訳ないです。更新します


ジョースター卿「それで全治2ヶ月か…」


ディオ(使用された包帯:40m)「はい…」


ジョナサン「ごめんよディオ…つい熱くなってしまって…」


ディオ「気にするな…。むしろお前に殴られて全治2ヶ月なら儲けものだろ。下手したら死んでたし」


ジョースター卿「確かに」


ジョナサン「それじゃあお休み。ディオ」


ディオ「ああ」


バタン


ディオ「ふー」


ディオ「……」


ディオ(くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそおおおおおおおおおおおお!!!)ジタバタジタバタ


ディオ(これほど完膚なきまでにたたき潰されたのは生まれて初めてだ!!!何て屈辱!!何て惨めなんだ!!!)


ディオ(このままでは済まさないぞ…!!家の乗っ取りも大事だが何よりあいつに一泡吹かせなければ気が収まらん!!)


ディオ(だがジョナサン本人に仕掛けるのは駄目だ!!また返り討ちにでもあったら今度こそ死ぬかもしれん!!!)


ディオ(せめてジョナサンに対して何か弱みでも見つけられれば…)


ディオ(例えばそう…ガールフレンドのような女でもいればそいつを利用してジョナサンにダメージを与えることは可能なはず…)


ディオ「怪我が治ったら調べてみるか…」


~2ヶ月後~


ディオ「何だろう…無事に外を歩けるだけで泣きそうになるな…」


ディオ「調査開始だ…」







































~3分後~


友人A「ジョナサンにガールフレンドがいるかって?ジョナサンは言ってないのか?いるぞ?」


ディオ「分かるの早いな!!!」


ジョナサン(身長:387cm)「そーれ!!!」


エリナ(身長:161cm)「はははは!!!」


ディオ(身長:159cm)「あれか…」コソッ


友人A(身長:178cm)「ああ…、エリナ・ペンドルトン…、医者の一人娘さ…」コソッ


ディオ「医者と言うことは…」


友人A「ああ、ウハウハだ。親が金持ち同士な上、美男美女カップルだぜ…。俺も美人の彼女と川でキャッキャウフフしてえ…」


ディオ「さすがの俺もキレちまいそうだ…」


エリナ「あら、ジョジョ?木に隠れて何をしているの?」


ジョナサン「見るかい?」



ハートの中にジョナサンとエリナの文字(ハートの長さ:約100cm)



エリナ「まあジョジョったら!!いけない人!!///」


エリナ「でもこれじゃ皆に見られちゃうわ!!あ!!ようやく私のことをみんなに話してくれる気になったの?///」


ジョナサン「しまった!!///」


ジョナサン(これを見られたらエリナが好きなことがばれてしまう!!でも消したくない!!!)


ジョナサン「ん~~~~~~~~…」ガシッ


ジョナサン「どりゃああああああああ!!!」ボコッ!!!


ジョナサン「こ…これなら…ばれないぞ…」


エリナ「まあジョジョったら!!木をまるごと引っこ抜くなんていけない人!!!」


ジョナサン・エリナ「ハハハハハハッ!!!」


ディオ「おい、ラブラブだぞ」


友人A「だよなー。爆発しろ」


ディオ(あれだけ親密ならエリナはジョナサンにとってそうとう大事な人になっているはず…)


友人A「そうそう、これは他のみんなには内緒な」


ディオ「何でだ?」


友人A「ジョナサン曰く『知られたらめちゃくちゃ恥ずかしい』そうだ。あの目立つジョナサンがこのことを隠し切ってることからも本気度がうかがえるよな。だから知ってるのは俺と友人B、そんでお前」


ディオ「他の奴らは知らんのか…」


友人A「以前からかって殴られかけたから気をつけろよ。言ったら間違いなくボコボコにされるぞ」


ディオ「やめてくれ…、少し思いだした…」


友人A「…すまん」


ディオ(誰が他言なんぞするか…!!あのエリナを利用してジョナサンを屈服させるのは俺なのだからな!!!)


ディオ(作戦はまたあとで考えるとして、まずは…)


エリナ「さようならジョジョ!!また明日!!」


ジョナサン「また明日!!」


エリナ「~~~♪」


ディオ「やあ、こんにちは」サッ!!!


エリナ「こ…んにちは…」


エリナ「失礼ですが…どこかでお会いしましたか?」


ディオ「いや初めてさ。俺はディオ・ブランドー。訳あってジョースター家に養子として招かれた。以後よろしく」


ディオ(何をするにしてもまずエリナとある程度親しくしておかなければ話にならん。親しくなれば行動もコントロールしやすくなるしな)


ディオ(エリナ自身を屈服させる手もあるにはあるが強引に事を進めるとジョナサンに殺されるから慎重に行かねば…)


エリナ「あら!?あなたがあのディオさん?お会いしたかったのよ!!!」


ディオ(あの?)


エリナ「ジョジョから聞いてるのよ!!頭もよくて運動もできて、何より自分のことを怖がらない素敵な友人が家族になったって」


ディオ「え」


エリナ「自分は一人っ子だったし同い年の家族ができてとても嬉しいって」


ディオ(これからのこと考えると罪悪感ぱねえ)


エリナ「ディオさん!!ジョジョのことが聞きたいわ!!お話ししましょう!!!」


ディオ「あの、ちょ…」


ディオ(結構強引な女だな…。でも掴みはいいからそれで良しとするか…)


ジョジョハネーアーデコーデ  ヘーソウナノカ…


























コソッ…


???(身長:184cm)「……」ドドドドドドド


~翌日~


ジョナサン「エリナ~~。どこだ~~~い?」


ジョナサン(おかしいな…、今度はこの時間に会おうって約束だったのにいない…)


ジョナサン(エリナは約束を破る娘じゃないし、会えなくなったのなら何かしらの手段で伝えてくれるはずなのに…)


ジョナサン「まさか…何かあったのか…」


ディオ(結局…エリナがジョナサンの話をするだけで終わってしまったな…。まったく女と言うのはおしゃべりが好きだな…)


ディオ(しかし、面白い話はいろいろ聞けた。大したものではないが今度ジョナサンをからかうのに使うか…)


ディオ「……ところでいつまで追いてくる気だ?用があるならさっさと来い」


雑魚A「へっへっへっ、さすがはディオだな」


ディオ「もったいぶってないで要件を言え」


雑魚A「エリナは預かった」


ディオ「!?」


雑魚A「ついてこい」


ディオ(何だ…何があった?)ホンスジトチガウゾ・・・


とある空き屋敷


雑魚A「連れてきたぜ」


???「おう…」


エリナ「ディオさん…」


ディオ「お前がボスか…、なぜエリナをさらったか知らんがボクシングの仕返しでもする気か?フィリップ…だったよな」


フィリップ(身長:184cm)「ああそうだよ。あの一件以来…俺の威厳は地に落ち、その後釜にてめーが入った。ジョナサンに挑んだ命知らずとして今じゃ皆のヒーローさ。だからてめ―をぶちのめしてもう一度返り咲いてやるんだよ!!!どうだ驚いたか?」


ディオ(俺としてはただのかませとして登場したはずの、このSSだけに存在するモブキャラのお前が再登場したことに驚いたがな)


ディオ「で?俺をぶちのめすのとエリナをさらうのはどういう関係があるんだ?」


フィリップ「昨日ばったりお前を見かけてよ~ずいぶんエリナと仲よさそうだよな~」


ディオ(これってまさか…?)


ディオ「別に…ただの知り合い程度さ」


フィリップ「そうか~?そうは見えなかったけどな~」


ディオ(こいつ、俺とエリナが恋人だと思っているのか?)


フィリップ「ところでエリナ…。お前はディオとキスは済ませたのか?」


エリナ「え?いや…そもそも…」


ディオ(やばいやばいやばいやばい)


ディオ「待てフィリップ!!お前は勘違いしているだけだ!!エリナに何かしてみろ!!とんでもないことに」


フィリップ「初めての相手はディオではないッ!」


フィリップ「このフィリップ様だッ!!」




ズキュゥゥーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!! (キス時間:3秒)




エリナ「あ…」


ディオ「やりやがったああああああああああああああああああ!!!」


ディオ(ふざけやがって…!!何でかは分からんが無性に腹が立つぞ!!!例えるなら『劇の主役が決まっていたのに肝心の本番でポット出の新人に主役を奪われた気持ち』ッ!!!ただただ無性に腹が立ってしょうがない気持ち!!!)


ディオ(……)


ディオ(…そんなこと考えてるじゃないな!!!)


エリナ(何で…何で…まだ…ジョナサンともまだなのに…)


エリナ「あ…ああ…」ポロポロ


ディオ「……」


フィリップ「どうした!!!ショックのあまり声も出ねえか!!?」


ディオ(泣くなエリナ…泣きたいのはこっちもなんだ…)



























ズゥン…ズゥン…


ディオ「!!?」


ディオ「…さっさとその手を離せ。エリナを解放しろ」


フィリップ「馬鹿か!!てめーは俺に指図できる立場じゃ…」


ディオ「馬鹿は貴様だ!!お前は自分が何をしでかしたかわかってない!!!」


ディオ「こうならないように俺は細心の注意を払ったのになんたることだ…」ガタガタ


フィリップ「?」


ズゥン…ズゥン…ズゥン…ズゥン…


ディオ「もう一度言うぞ!!!『さっさとその手を離せ』!!!」


ディオ「このままだとお前らは



ドゴーーーーーーーン!!!(粉砕された壁:約7m2)



ジョナサン(身長:387cm)「……エリナの…涙が落ちる音がした…!!!」


ディオ「……地獄を見ることになるぞ」ガタガタガタガタ


今日はここまでです。おやすみなさい


少ないですが更新します


フィリップ「な…何でジョナサンが…」ガタガタ


ディオ(怒りに燃えるジョナサン!!俺の計画の中では最悪のケースになってしまった!!巻き込まれればまずタダではすまない!!隙を見て逃げるしかない!!!)ガタガタ


ジョナサン「……友人Aにここの場所を聞いた…。フィリップ…、君が大勢の人間とともにエリナを無理に連れて行ったこともだ…」ドドドドドドドド


ジョナサン「何事と思って急いで駆け付けてみれば…」ドドドドドドドド


ジョナサン「なぜエリナが泣いているんだ…!?」


エリナ「ジョジョ…、助けて…」ウルウル


ジョナサン「エリナ…」ブルブル


ジョナサン(身長:387cm)「貴様ら…、エリナに…」ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!


ジョナサン(声量:200デシベル)「何をしたあああああああああああああああああああああああ!!!!!」


フィリップ(ジョナサンからの距離:20m)「うわああああああああああああ!!???」ビリビリビリビリッ!!!















































ディオ(ジョナサンからの距離:1m)「」ドサッ


ディオ(ジョナサンからの距離:1m)「」


ジョナサン「よくもディオまで…許せん!!!」


フィリップ「ちょっと待て!!それはおま


ジョナサン「うっしゃああああああああああああああ!!!」ボゴンッ!!!


フィリップ「ほげえええええええええ!!!」


雑魚A「や、やっちまえええええええええ!!!」


雑魚B~Z「くそったれがああああああああ!!!」ウワアアアアアアアアアア!!!


ジョナサン「来い…エリナが受けた苦しみはこの拳が返す!!!」


デカイカオデキルノモキョウマデダアアアアア!!! モトカラデカイワアアアアアアアアアアア!!!!!
ワーキャードンドン!!ウテェ!!パンパンパンパン!!ガシャーーン!!ナイフダァァァァ!!オラァ!!


エリナ「……凄いことになっちゃった」


ディオ「エ…エリナ無事か…」ズリズリ


エリナ「そのままそっくりあなたに返すわ。大丈夫なんですか?」


ディオ「無事とは言い難いな…、まだ耳がキーンとしてる。だがそんなことを気にしている場合じゃない」


ディオ「今のうちに逃げるぞ。ここから脱出する」


エリナ「…?。でも、ジョジョが助けに来てくれたからもう安心じゃないんですか?」


ディオ「そうでもない。例えばの話だが…」


ジョナサン「うおおおおおおお!!!」バゴンッ!!


雑魚M「ぬほおおおおおおおおお!!!」ビュン!!


ディオ「ぐええええええええええええええ!!!」ドゴンッ!!!


エリナ「きゃあああああああああああ!!?」


ディオ「人が吹っ飛んできて俺たちに当たるとかな…。とにかくこんな風に巻き込まれる可能性があるから逃げるぞ…」ゲホッ


エリナ「はい!!」ガタガタ


ディオ(壁へのめり込み:30cm)「あとエリナ…。今の衝撃でちょっと壁にめり込んでしまったからひっぱってくれ…」


エリナ「は、はい!!」


ジョナサン「しゃあああああああああああ!!!!!」ドゴンッ!!!


雑魚Z「あぎゃああああああああああ!!!」バクボキブリグシャ!!!


ジョナサン「ふー…、ふー…」プルプル


ジョナサン「……う…」


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」


ディオ・エリナ「!?」ビクッ!!


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドド!!!


エリナ「ジョジョー!?」


ディオ(壁へのめり込み:35cm)「こっち来るなあああああああああ!!?」


ジョナサン「ほっ」ズボッ!!


ディオ「あ、抜けた」


ジョナサン「……」ガシガシッ!!


エリナ「どうしたのー!!?」


ジョナサン(時速:40km)「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドド!!!


エリナ・ディオ「ぎゃあああああ!!?早いいいいいいいいい!!!」


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドド!!!


ジョナサン「……」スッ


エリナ・ディオ「」ペタン


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドド!!!


エリナ「ちょっと酔っちゃった…」ウエッ


ディオ「城の外に放り出されたな…」


エリナ「ジョジョはどうしちゃったの…」


ディオ「叫ぶことで自分の負の感情を発散させているのだろう…。ジョナサンの性格を考えれば怒りのままに殴るのは不本意だっただろうしスッキリしたいという奴さ。何で城の外に出したのかはわからないが…」


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドド!!!


フィリップ&雑魚A~Z「」


ディオ(まとめて抱えてきやがった…)


ジョナサン「ふん!!」ポイッ!!


フィリップ&雑魚A~Z「」ドシャァァァン!!


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドド!!!


ジョナサン「僕はッ!!!君(=空き屋敷)がッ!!哭くまで!!殴るのをやめないッ!!!」ボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!!


空き屋敷(破壊開始時刻:PM17:07)「」ベキバキグキゴシャグシャ!!!


ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!!


ディオ・エリナ「」


空き屋敷(破壊終了時刻:PM17:08)「」ガラガラガラガラ…ゴシャアアアアアアア!!!


ディオ・エリナ「」


ジョナサン「ふう…少し気が晴れた…」スッキリ


ディオ「これはひどい」


~崩壊した空き屋敷前~


ディオ「あいつらも一人残らず病院に運んだし、一件落着だな」チラッ


ジョナサン「エリナ~~~~!!本当に…!!本当に無事でよかった…!!!君がいなくなってしまったら…僕は…僕は生きていけないんだ~~~!!!」オーイオイオイ


エリナ「ジョジョ!!///ここにはディオもいて…///外だし…///そんなに抱きしめないでっ!!!///」カーッ!!


ディオ「やめるように説得しようか?」


エリナ「嫌!!ディオさんは黙ってて!!!」


ディオ「理不尽だな」


ジョナサン「…そういえば…ディオはなんでここに?」


ディオ「へ?」


ジョナサン「まさかとは思うけど…」ゴゴゴゴゴ!!!


ディオ「違うぞ!!俺は復讐のためにフィリップの子分におびき出されただけなんだ!!どうやら俺とエリナが付き合ってると勘違いして俺を呼び寄せるエサにエリナを使ったんだ!!!」


ジョナサン「エリナと…付き合ってる?」ゴゴゴゴゴ!!!


ディオ「勘違いされたと言ってるだろうが!!!エリナは俺を誘い出すために連れ去られただけだ!!!」


ジョナサン「それじゃあエリナが危険な目にあった原因は君に…」ゴゴゴゴゴ!!!


ディオ「いや…それは……否定できない!!?」ガーン!!


ジョナサン「ディオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」ゴゴゴゴゴ!!!


ディオ「待て!!待ってくれええええええええええ!!!」


エリナ「いい加減にして!!!」


ジョナサン「……」ピタッ!!


ジョナサン「いや…でも…」


エリナ「座って!!!」


ジョナサン「…はい」


エリナ(身長:161cm)「ジョジョ!!ディオさんだって望んでこんな風になったわけじゃないのよ!!ディオさんは悪くないわ!!むしろ私と同じ被害者なのよ!!分からない!?」


ジョナサン(身長:387cm)「いいえ…」シュン


エリナ(身長:161cm)「それにディオさんだって私を助けるために動こうとしてくれていた!!私のために怒ってくれるのは嬉しいけど怒る相手を間違えてるの!!!」


ジョナサン(身長:387cm)「分かります…」シュン


ディオ(見事に尻に敷かれてる…)


ディオ(とにかくヤマは超えた…。今回は危なかったが殴られる心配はなさそうだな)


ジョナサン「ごめんよディオ…、まだ頭に血が上っていたのかもしれない…」


ディオ「別にいいさ…。よーく分かったしな」


ジョナサン「何が?」


ディオ「お前がエリナを溺愛してることがだよ」


ジョナサン「……」


ジョナサン「!!???!!?!??///」カーッ!!!


ジョナサン「いや…///何で!?///いつから気付いてたの!!?///」


ディオ「最初からだよ。むしろ今のハグを見られて好きでもなんでもないなんて言い訳が通ると思っているのが不思議なくらいだ…」


ジョナサン「あうあうあうあう///」


ディオ(このジョナサンは面白いな)ニヤッ


エリナ(このジョナサンも可愛いな///)ニヤッ!!


ディオ「こんなにお互いラブラブなら早く結婚した方がいいんじゃないか?」ニヤニヤ


ジョナサン「そんなこと急に言われたって分からないよ!!からかうのはやめてよ恥ずかしい!!!///」


ジョナサン(身長:387cm)「ディオの馬鹿!!!///」パチン!!!


ディオ(飛距離:3m)「」


ジョナサン「あ」


エリナ「」


ディオ(飛距離:3m → 8m)「ぐわあああああああああああああああああああああ!!!!!」ズガガガガガガガガ!!!


ディオ(飛距離:8m)「ぐっ…ふぅ…」ドサッ!!!


ジョナサン「」


エリナ「頭から瓦礫の山に突っ込んじゃった…」


ウワアアアアアアアア!?ディオガアアアアアアアアアア!!?
ジョジョ!!!ビョウインヘハコンデ!!!











ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!












石仮面(大きさ:25cm)「」ドドドドドッ!!!


石仮面ッ!!現在出番待ちッ!!!


今日はここまでです。次で子供編(?)は終わる予定です。

また見てもらえると嬉しいです。


ここまでとか言っときながらまた来ました。
気まぐれに予告作ったんだけどせっかくなんで出します。


いける!!!焼却炉なんかでダニーが焼き払われたら、ダニーのことを本当の兄弟だと思っているジョナサンの精神まで燃え尽きちゃうはず!!!

お願い、死なないでディオ!あなたが今ここで倒れたら、残されたジョースター家の財産はどうなっちゃうの? まだ希望は残ってる。ここで勝つことができれば、ジョナサンにとてつもないダメージを与えられるんだから!!!

次回「ディオ死す」。デュエルスタンバイ!


遅くなりましたが更新します





石仮面(大きさ:25cm) カタカタカタ… ガシャーーーンッ!!!





ダニー「ワンワン!!!ワンワン!!!」





ジョースター卿(状態:全裸&チリチリパーマ)「」バーーーンッ!!!





エリナ「ダディーーーーッ!!!」





ジョナサン「うわああああああああ!!?ディオが血まみれで壁に張り付けられてるううううううううう!!?」





ディオ(状態:血まみれ&プリケツ)「」バーーーンッ!!!





ディオ(現在位置:地面より4m)「…がっ……ごふぁ…まさか…こんな…」





ディオ(で、出オチ…だと…)ガクッ…





ジョースター卿(逆に考えるんだ…『息子に無視されてもいいじゃないか』と考えるんだ…)





話は1時間前に遡るッ!!!


~1時間前~


ジョースター卿「そうか…退院したばかりなのに災難だったな」


ディオ(使用された包帯:400m)「ええ…」


ジョナサン「ごめんよディオ…つい照れ隠しで…」


ディオ「絶対に許さん」


ジョナサン「」


ジョースター卿「ところで…何故それほどまでに包帯を巻いているのだ?もうどこが頭だか分からなくなってしまっているぞ」


ディオ(使用された包帯:400m)「パニックになった看護師見習いが包帯を巻きまくったんですよ。ギチギチに巻いてあるのでなかなか取れずそのままにしています…」フラフラ


ジョナサン「でも大丈夫だよ父さん。どこかへ行くときは僕がディオの包帯を支えて動きますから」


ディオ「俺に触るな」


ジョナサン「」


ディオ「それよりもお前はここにいていいのか?エリナが待ってるんだろ?」


ジョナサン「しまった!!待たせたままだ!!」


ジョースター卿「エリナ?女性かね?」


ディオ「モノのついでだ。どうせ結婚するんだし紹介するついでに外で飯でも食って来いよwww」


ジョナサン「ディオ…」スッ…


ディオ「手を振り上げるんじゃねええええ!!!学習しろおおおおおおお!!!」


ジョースター卿「?」




ディオ(よし…、ジョナサンたちは外の方に行ったみたいだな。誘導成功だ…)


ディオ(ボクシングでボロ負けして体中の骨が折れ…、エリナを利用しようとしてとばっちりで重症を負い…、俺のプライドはもはや蛙の小便ほどの価値も無くなってしまった…)


ディオ(だがっ!!!いや!!だからこそだっ!!!ジョナサンを倒し、プライドを取り戻してやる!!!この際ジョースター家の乗っ取りは二の次だ!!!)


ディオ(思えば今までの俺は手段が遠回りだった気がする…。周りをからめ取ってジョナサンをからみ取ろうとする消極的戦略ばかり!!!)


ディオ(違うだろ!!貧民街時代の俺はもっと残虐で残忍で、糞尿と比べても遜色ない反吐がでるような糞野郎だっただろう!!!)


ディオ(こうなったら強引な一手を打つ!!!リスクはデカいががリターンはそれ以上にデカい禁じ手!!!)


ディオ「ダニーを…あのバカ犬をぶっ殺してやる!!!」


~屋敷外の庭~


ダニー(全長:219cm)「むっしゃむっしゃ」


ディオ「E☆S☆Aの時間だ!!!」


ダニー「うぉん!!」


ディオ「ダニー…、俺は犬が嫌いだ。そしてお前はその最たる例だったわけだが…お前とは何だかんだ仲良くやってこれてた気がする…、それなりに世話もしてやったしな…」


ダニー「おうん…?」モッシャモッシャ


ディオ「だがそれも…」


ディオ「今日限りだーーーーーーーーーッ!!!」ガシャーーーン!!!


ダニー「」


ディオ「この皿への蹴りは宣戦布告だ!!行くぞダニー!!貴様の体を焼却炉で燃やして…」


ダニー「」プッツン


ディオ「ん?」



ディオは知らなかったッ!!!ダニーは遊ぶことよりも寝ることよりも!!何より食事の邪魔をされることにプッツンいくことをッ!!!


ディオは知らなかったッ!!!その怒り狂ったダニーが以前ジョナサンに全治2週間の怪我を負わせたこともッ!!!


~とあるレストラン~


ジョースター卿「そうか…、エリナさんはジョジョの彼女なのか…」


エリナ「はい!!!お父様!!!」


ジョナサン「ごはっ!!?」ゲホゲホ


エリナ「どうしたのジョナサン?あっ!!お父様、素敵なご洋服ですね!!」


ジョースター卿(服:羊毛100%)「分かるかね?友人からのプレゼントさ」


ジョナサン「今、父さんのこと『お父様』って言ったのかい!?」


エリナ「そうよ?別に悪いことじゃないでしょ?」


ジョナサン「まだ結婚もしてないし…」


エリナ「早いか遅いかだけよ」


ジョナサン「いや…でも…」


ジョースター卿「いや、ジョナサンの言いたいことも分かるぞ。呼び方と言うのは結構大事なものだからな」


ジョナサン「そうだよね!!」


ジョースター卿「だから『お父様』ではなく『ダディ』と呼んでくれ」


エリナ「はい!!ダディ!!!」


ジョナサン「僕の話聞いてた!?」


焼却炉(全長:50cm) ゴゴゴゴ…


焼却炉(全長:50cm) ガチャガチャ…


焼却炉(全長:50cm) カチカチ…


ディオ「んがああああああああああああ!!?」ドゴオオオ!!!


ディオ(身長:159cm)「熱っ!!熱いぞコレ!?」


ダニー(全長:219cm)「がばああああああ!!!」ガオンッ!!!


ディオ「くっ!!」ヒュン!!


焼却炉(全長:40cm) エグレタ…


ディオ(焼却炉がまるでバターか何かのようにやすやすと…)ゴクッ


ディオ(一筋縄ではいかないと思っていたがここまでか!!!あの牙で噛まれたら四肢の一つや二つたやすく持っていかれるッ!!!)


ディオ(それどころか体当たり一つで足にキてるんだが!?)ガクガク


ディオ(使用された包帯:400m)(何とかして反撃を…)グラッ


ディオ(使用された包帯:400m)「しまった!!!バランス崩した!!!」


ダニー「がうがうがうがう!!!」ガオンッ!!!ガオンッ!!!ガオンッ!!!ガオンッ!!!


ディオ(使用された包帯:200m)「うぎゃああああああ!!!顔が…えぐれてない!!あぶねえ!!!」


ディオ「この包帯は邪魔だーーッ!!!」ポーイ


ダニー(全長:219cm)「ぐるるるるるっ!!!」ドドドドド!!!


ディオ(身長:159cm)(俺は勝てるのか…この魔物にッ!!!)ギリッ!!


包帯(燃焼率:0.000003%) チリチリ…


パカラパカラ…


ジョースター卿「今日は楽しかったよ。お礼を言わせてもらいたい」


エリナ「いえ!!私もダディと話せてとても楽しかったです!!!」


ジョナサン(結局ダディで定着)


エリナ「あっ、ここで降ろして頂けませんか?」


ジョナサン「ここ?家まで送っていくよ」


エリナ「いいえ、ジョジョ…少し話しておきたいことがあるの…」


ジョナサン「…わかった。父さん、悪いけど先に帰っていてくれないかな?」


ジョースター卿「うむ。あまり遅くならないようにな」


パカラパカラ…


ジョナサン「……」


エリナ「……」


ジョナサン「それで…話って何だい?」


エリナ「ええ…、実はね…」


エリナ「私…しばらくこの町から離れようと思っているの」


ジョナサン「なっ!!?」


ディオ「この銃はッ!!!」


ディオ(銃:六連式リボルバー)「この銃はいつか来るであろうジョナサンとの最終決戦のために用意した銃だーーーーーーーーッ!!!」ドキュン!!!


ダニー「おん!!」ヒュン!!


ディオ「おおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ドキュン!!!ドキュン!!!ドキュン!!!ドキュン!!!ドキュン!!!


ダニー「おん!!」ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!


ディオ「当たらねえええええええ!!!」


ディオ「ええい!!くそ!!一旦引くぞおおおおお!!!」ダッッ!!!


ディオ(駄目だ!!ただでさえ素早いのにこんな開けたところでなど何も当たる気がしない!!!まずは室内に逃げなければ!!!)


ディオ(屋敷へ入る!!!)


ダニー「がぶぁあああああああ!!!」ガブッ!!!


ディオ「尻がアーーーーーッ!!!」


包帯(燃焼率:0.0004%) ボウ!!!


ジョナサン「どうして!?」


エリナ「お父さんの仕事の関係でね…日本に行くことが決まっていたの」


ジョナサン「日本…よりによって何でそんなに遠い国へ行かなくては…君だけ残ることはできないのかい?今日の感じなら事情さえ話せば僕の家で住むことも…」


エリナ「ううん。関係ないわ。私が、望んで、父についていくのよ。私ね…思ったの。あなたは本当にすごい人で…私はそれに釣り合った女じゃないなって」


ジョナサン「そんなことない!!君はとても素敵な女性だ!!それに、仮に釣り合って無かったとしてそれを気にする僕じゃない!!!」


エリナ「私が気にするわ」


ジョナサン「エリナ…」


ディオ「こいつっ!?壁を利用して縦横無尽に動くだと!?どこで覚えたんだこんなの!!?」


ダニー「わおんっ!!!」バビュン!!!!!


ディオ「ぬおおおおおお!!!かすったあぶねえ!!!」バッ!!


ディオ「貧民街で鍛えたフットワーク舐めるんじゃないぞ!!!」HAHAHAHA!!!


チリチリ…


ディオ「何か焦げ臭いな…」クルッ


包帯(燃焼率:50%) ボウボウボウ!!!


屋敷(内装:飛び回る火の粉達) ボッ!!!


ディオ(原因:燃えた包帯ごと屋敷に入ったため)「」


ジョースター卿「若さとは素晴らしいな…」フフフッ


アンギャー!!!バウバウバウ!!!


ジョースター卿「騒がしいな?何かあったのか?」ガチャ


屋敷(内装:ボヤ一歩手前) ボオオオオ!!!


ジョースター卿「」


ボオオオオオオオオオオオ!!!


ジョースター卿(服:羊毛100%)「これはいったい何事…ん?」チッ・・・


ボオオオオオオオオオオオ!!!


ジョースター卿(燃焼系)「ぐわあああああああああ!!?」


ジョースター卿(状態:紳士服&キッチリヘアー)「」ドサッ


ジョースター卿(状態:全裸&チリチリパーマ)「」パァーーーンッ!!!


ディオ(横目だからよく分かんなかったけど、服がはじけ飛んだのってジョースター卿か?)


エリナ「もちろん、私はあなたと一緒になりたい。だから…待っててほしいの」


ジョナサン「…待つ?」


エリナ「そう、私があなたにふさわしい女性になれるまで…。私の勝手なわがままなのは分かるわ。でもこれは必要なことだと思っている」


ジョナサン「……」


エリナ「だから…」


ジョナサン(しゃがみ状態:183cm)「……」ギュッ


エリナ(身長:161cm)「……っ」ギュ!!


ジョナサン「いつまででも待つよ…。僕は君を愛している」


エリナ「………ありがとう。ジョジョ」


ジョナサン「……」


エリナ「……」ギュッ!!!


ジョナサン「………………君の家までは距離がある。一旦、僕の家に寄って馬車をもう一度借りよう…」


エリナ「………………うん」


ディオ「屋敷には火が回り…、逃げ回る体力も残っていない…。こっちはもう大ピンチで…瀕死の状態ってやつだな…」ガクガク


ディオ「逆にダニーの方はまだピンピンしてやがる…」ガクガク


ダニー「がるるるるるる!!!」


ディオ「くっ…くっくっくっ…、笑うしかないな」


ディオ「まさかこのディオが犬っころに追い詰められるとは想像もしていなかった…」


ディオ「だがなっ!!!こっちには人間様の意地ってものがある!!!」グググ・・・


ディオ「これで最後…、こうなれば…正面から…」


ディオ「ぶつかってやるわああああああああああああああ!!!」ダッ!!!


ダニー「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」バッ!!!


ディオ「これが!!!我が人間としての尊厳を賭けた一撃だァァァァァ!!!」グワッ!!!


ディオ(現在位置:地面より4m)「ぐわああああああああああああああああああ!!?」ドゴーーン!!!


石仮面 カラカラ・・・


ディオ「くそったれ…が…」ガクッ


石仮面 ベチャ…


ガチャ!!


ジョナサン「ただい…ま…!?」


エリザベス「すいません。馬車をお借りし…!?」


すいません。ミスです


× エリザベス「すいません。馬車をお借りし…!?」

○ エリナ「すいません。馬車をお借りし…!?」


失礼しました


そして現在ッ!!!


石仮面(大きさ:25cm) カタカタカタ… ガシャーーーンッ!!!


ディオ「…!?」


ダニー「ワンワン!!!ワンワン!!!」


ジョースター卿(状態:全裸&チリチリパーマ)「」バーーーンッ!!!


エリナ「ダディーーーーッ!!!」


ジョナサン「うわああああああああ!!?ディオが血まみれで壁に張り付けられてるううううううううう!!?」


ディオ(状態:血まみれ&プリケツ)「」バーーーンッ!!!


エリナ「今すぐ病院へ行かないと!!まさか日に二度も行くことになるなんて!!」


ジョナサン「僕も驚いて…」


ジョナサン「…!!」


石仮面(大きさ:25cm) バァァァァァァンッ!!!


ジョナサン(石仮面…!?何だこの針のようなものは!?こんなものはなかったはず…!?)


ジョナサン(いったいどうして…)


エリナ「ジョジョ!!どうしたの!!?今すぐ二人を運ばないと」


ジョナサン「…ごめん。すぐに運ぶ!!」ハッ


ディオ「」


ジョースター卿「」


結局この騒動はジョースター邸を狙った強盗が使用人たちが留守の間に侵入。出くわしたディオとジョースター卿が襲われ、その後ダニーに撃退されて逃走。腹いせに屋敷へ放火していったものとして警察で処理されたッ!!


屋敷は見た目ほど燃えておらず大したことはなかったが…強盗の線が強まった結果!!ディオの尻が丸出しだったこと、ジョースター卿が全裸だった原因は皆が(勝手に)察し、誰もが口をつぐんだッ!!!ディオは必死に誤解を解こうとしたが皆は下を向き泣くばかり、ジョナサンだけは怒りに震え空に吠えた…


病院での治療を終え、ディオは自分の部屋へ行き2時間ねむった…そして……目をさましてからしばらくして、自分がダニーに言い訳の余地なく敗北したことを思い出し………泣いた…


ディオ「……しばらくは計画を進めるのはやめておこう…」


ディオはしばらくおとなしくしていることを決めた!!!


石仮面は静かにその時を待つ…


最後の文だけえらく遅くになってしまいすいませんでした。

次から青年編です。石仮面の出番です。


やっと更新


それから7年ッ!!!


ラグビー大会


ディオ「おおおおおおおおおおおお!!!」ダンッ!!!


実況「タッチダウゥゥゥゥゥゥン!!!!!そして試合終了おおおおお!!!」


実況「ディオ・ブランドー率いるヒュー・ハドソン校が大差をつけての勝利!!大学生活最後の試合を優秀の美で飾る形となりました!!!」


ディーオ!!ディーオ!!ディーオ!!ディーオ!!!


ディオ「…ふん」


実況「やはり試合を決めたのはディオ・ブランドー!!彼は法学部を首席で卒業することが決定しており、成績優秀、文武両道、そしてイケメンと大学が誇る最高の男!!!」


ディオ「褒めても何も出んぞ」ドヤッ





































実況「ただあと10cmくらい身長が欲しかったですね。だったら完璧だったと思います」


ディオ(身長:158cm)「この糞カスが!!今すぐぶち殺してくぁwせdrftgyふじこ!!!!!」ブチブチブチッ!!!!!


チームメイト「落ち着け!!!」


ズゥン!!!ズゥン!!!ズゥン!!!ズゥン!!!


実況「この音は…!!!」


ディオ(来たなッ!!!)


ディオ「巻き込まれないように全員距離をとってろ!!」


ジョナサン(身長:512cm)「ディオ~~~!!優勝おめでとう~~~~!!!」ズゥン!!!ズゥン!!!ズゥン!!!ズゥン!!!


実況「やはりそうだ!!!地鳴りのような移動以外はまったくもって静かなる男、ジョナサン・ジョースターだ!!!」


実況「我が大学が誇るもう一人の男!!ジョナサン・ジョースター!!!学業では考古学で見事な論文をだす一方で、その圧倒的な体躯から繰り出される破壊力は全フットボーラ―を震撼させました!!


実況「それでとうとう2年前に試合禁止令を出された怪物と呼ぶにふさわしい存在!!余談ですが先日、馬車との衝突事故があり馬車を大破させてしまったそうです!!」


ジョナサン「あれは痛かった」


ディオ(説得力がない…)


実況「身長512cmのジョナサン・ジョースターが優勝したディオたちに駆け寄っていく!!!」


ジョナサン(身長経過:387cm→512cm)「さすがだよディオ!!」ガシッ!!


ディオ(身長経過:159cm→158cm)「やったぞジョジョ!!」メキッ!!


ジョナサン「さっそく優勝を記念して胴上げだ!!」グイッ!!


ディオ「オチが見えたからやめろ」


ジョナサン「ディオなら大丈夫!!」


ディオ「いや!!お前その自信がどっから出」


ジョナサン「バンザーイ!!!」ボゥ!!!


ディオ(地面からの距離:51m13cm)「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」


yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy!!!



yyyyyyyyy




yyyy…






































ガシッ!!


ジョースター卿「ディオ、大学の友人に聞いたぞ。今日も試合に勝ったらしいな。それと足は怪我でもしたのか?」


ディオ「何てひどい友人をお持ちだ!!僕たちが言って喜ばせようとしたのに!!!あ、足に関しては怪我ではないです。50m超えが久しぶりだっただけです」ガクガク


ジョナサン「本当にひどいよね!!試合に出れない僕の数少ない仕事なのに!!次は100mを目指すよ!!」


ディオ「笑えないわ!!」


ワッハッハッ!!!


ジョースター卿「ごほっごほっ!!」


ジョナサン「父さん…大丈夫!?」


ジョースター卿「ああ…風邪がまだ続いているようだ…」


ディオ(風邪…ねぇ…)


ジョースター卿「もう少し安静にしていれば治るだろう」


ジョナサン「安静にしていてね…」


ディオ「何かあっては一大事ですからね」


ジョースター卿「ああ、気を付けるよ」


ディオ「……」


ディオ「ジョジョ、先に部屋へ行っていてくれ。ちょっとトイレに行ってくる」


ジョナサン「わかったよ」


ガチャ…


ディオ「ふう…」


キリキリキリキリキリキリキリキリ


ディオ「ぐおおおおおお!!!胃が痛ぇええええええええええ!!!」キリキリキリキリキリキリキリキリ!!!


ディオ(服用薬:15錠)「なんとかばれていないが、ばれた時のことを考えると胃痛が止まらん!!薬!!飲まずにはいられないッ!!!」ゴクッ!!


ディオ(…この家に住んでからもう何年もたつ…)


ディオ(最初の計画では…ジョースター家の財産をのっとるために…その跡取り息子であるジョナサンを完膚なきまでたたき潰して追い出す…つもりだった)


ディオ(だが、奴は、ジョジョはでかかった…)


ディオ(俺の計画は粉々に砕け散り、大幅な軌道修正を余儀なくされた…)


ディオ(それからも俺はジョジョに挑み続けた…。時にはボクシング、時には人質(未遂)、犬を焼いて精神的ダメージを狙ったり(未遂)…)


ディオ(他にも地割れに落としたり、馬車で轢いたり、ナイフで刺したり、鉄砲水をぶつけたり、数か月前にはとある町にしかない東洋の毒薬まで使った!!)


ディオ(だが奴はそれをものともしなかった!!それどころか毒薬に至っては飲まされたことすら気づいてねぇ!!)


ディオ(奴は日々成長し、とうとう5mの大台を超えてしまった…。もともと肉体的にはぐうの音すら出なかったのに、しまいには毒薬まで克服した…)


ディオ(毒薬を片手に途方に暮れていた俺はそんな中、ふと気づいた!!)


ディオ(『この毒薬、ジョースター卿に飲ませればいいんじゃね?』と!!!)


ディオ(数か月前から毒を飲ませているが、結果的にばれてはいない…。このままいけばジョースター卿は謎の不審死になるはず…)


ディオ(ジョジョを避ける形になるのは死ぬほど嫌だったが財産を得る方法はもうこれしかない…)


ディオ「…………本当にこれが正しいのか…?」


ディオ(何を考えているんだ俺は!?しっくりいかないのは分かるが財産を得ることが大事だ!!)


ディオ「…もう俺は財産を一人で運用できる年になった。ジョースター卿の援助は必要ない!!」


ディオ「ジョースター卿が死ぬのが先か…俺の胃が壊れるのが先か…」


ディオ「勝負だジョジョ…」


ジョナサン(時間がある内に今度出す論文進めておこう。本持ってこないと…)


今日はここまでです。さようなら。


何とか行けそうなので更新します


【書庫】


ジョナサン「相変わらずここは埃がたまってる。今度本格的に掃除しようかな…。本棚の上を簡単に掃除できるの僕だけだし」


本棚(高さ:3m)「せやな」


ジョナサン「えーと…、あの本はどこやったっけ?ここらへんな気が…」ガサッ!!


ジョナサン「ああ!!しまった!!本が落ちた!!!」ドサドサドサ


ジョナサン「指が太いから油断するとごっそり引っこ抜いちゃうからなぁ」


ゴゴゴゴゴ


ジョナサン「ん?何だろう…?手紙?」


ジョナサン「ずいぶん古い感じだな…。差出人は…」


ジョナサン「『ダリオ・ブランドー』…!!?ディオのお父さんか!?内容は…」ペラッ


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!


ジョナサン「…何てことだ!!こんなことがあり得るのか!!?」


ジョナサン「とにかく…ディオに話を聞くぞ!!!」ダッ!!!


ジョナサン「…僕は今、恐ろしい想像をしている!!!」


執事「いつもすいませんディオ様。この年になると階段の上り下りも辛くて…」


ディオ「かまわないよ。俺から言い出したことだしな」


執事「では、よろしくお願いいたします」


カッ… カッ… カッ…


ディオ(薬をすり替える、この瞬間はいつも冷や汗をかくな…)キョロキョロ


ディオ(どこでジョナサンに見られるかわかったもんじゃ…またお腹痛くなってきた)キリキリ


スッ・・・ ポン…


ディオ(現在位置:2階)(ふぅ…、後はジョースター卿に飲ませるだけ…)


ジョナサン(現在位置:1階)「ディオ…今、その薬どうした?」


ディオ「オエェェェェェェェ」キリキリキリキリッ!!!


ジョナサン「いやちょっとどうしたの」


ディオ「いや、本来人間がいてはいけないはずの場所に目線があったもんだから」


ジョナサン(身長:512cm)「そんなの日常茶飯事じゃないか」


ディオ(身長:158cm)「・・・・・・確かに!?」


ジョナサン「僕さ、実は少しだけ気になってたんだ。最近、ディオは少し変だって」


ディオ「そ、そうか?いつも通りだと思うが・・・」ドキッ


ジョナサン「ただの勘違いだと思ってたんだけど・・・今さっきその考えが確信に変わったんだ」ゴソゴソ・・・


ディオ「え」


ジョナサン「この手紙をさっき見つけた…。差出人は君のお父さんだ」バァーーーン!!!


ディオ(親父からの手紙だと!?そんなものが!!)


ジョナサン「読んでみよう・・・ ジョースター卿お元気ですか?ダリオ・ブランドーです(以下略」


ジョナサン「ここまではいい。重要なのはここだ。『・・・私は今・・・病にあります。たぶん死ぬのでしょう。わかるのです。病名はわかりませんが「心臓がいたみ」「指がはれ」「せき」がとまりません・・・』」


ジョナサン「これは今の父さんと同じ症状じゃないか!!!」


ディオ「…っ!?」ガタガタ


ディオ(そんな手紙があったのか!?まずいぞこの状況!!)ガタガタガタガタ!!!


ディオ(落ち着けディオ!!まだ状況証拠に過ぎない!!たまたま俺の親父とジョースター卿の病気の症状が同じだけ!!!薬のことさえなければ)


ジョナサン「そして今!!僕の目に間違いがなければ君は薬を入れ替えた!!!」


ディオ(SAN値:ピンチ!!!)「オエェェェェェェェ!!!!!」ミラレテター!!!


ジョナサン「ディオ…」プルプル


ディオ「いや・・・その・・・うぇいひっひ・・・あーう」ガタガタガタガタ!!!


ディオ(駄目だ。死んだ)


ディオ「え?この状況からでも入れる保険があるんですか?」


ジョナサン「…ごめん。辛かったよね」


ディオ「…………はい?」


ジョナサン「まさか亡くなった君の実のお父さんと僕の父さんが同じ症状の病気になるなんてね…過剰に心配するのも分かるよ…」


ディオ「あ……ああ、そうだな…。珍しいことも…あるなと…思ってたんだ…」


ジョナサン「聞けばわざわざ毎日薬を父さんに届けてくれているらしいね。僕はこういうところには気が回らなくて…もっと早く君の苦しみを知るべきだったのに…」シュン


ディオ(ま…まったく俺を疑ってないッ!!?)


ジョナサン「様子がおかしいのも当然だ。同じ症状と知っていたのなら無理もないよね」


ディオ「出ちゃったかなー、無意識に辛いオーラ出ちゃったかなー(棒)」


ジョナサン「その薬も君が用意したものなのかい?」


ディオ「ああ…、俺の地元ではよく効くと評判の薬だ」ドキッ


ジョナサン「君のお父さんにも飲ませていたのかい?」


ディオ「…………まあな」


ジョナサン「そうか……」


ディオ「……」


ジョナサン「この薬が悪い可能性があるな…」


ディオ(結局そこにはたどり着くのかよ)


ディオ「待て待て待て待て!!!何でそうなるんだ!!!」


ジョナサン「君のお父さんと僕の父さん、今、この2人を結んでいるのは『病気の症状』、そして『君の薬』だ!!たまたまと呼ぶにはこの状況は不自然に感じるんだ!!!」


ディオ(実際たまたまじゃないからなぁぁぁぁぁぁぁ!!!)


ジョナサン「とにかくこの薬は調べたほうがいいと思う!!借りるぞディオ!!!」


ディオ「ちょっと待てえええええ!!!ストォォォォォォップ!!!」ガシッ!!!


ジョナサン「そんなに取り乱すなんて珍しいね。どうしたの?」ヒョイ


ディオ「ちょっと待ってくれ!!話を!!話を聞いてくれ!!!」グイーン!!


ディオ(足から地面までの距離:50cm)「あと降ろしてくれ!!!」ブラーン


ディオ「よく考えてみろ!!その薬を調べると言う事は俺たちの友情を疑うことになるんだぞ!!!」ゼーハーゼーハー


ジョナサン「何で?」


ディオ「いや、何でって…その薬がもし…もしもの話だからな!!!これはもしもの話だからな!!!」


ディオ「薬ではなかったとしよう…。例えばそう…毒の一種だった場合、それを入れたのは俺だから犯人は俺ということになる」


ディオ「それを承知でジョジョはこの薬を調べると言っているのだから、つまりは俺が毒を入れて父さんを殺そうとしていると考えていることになり…そんなことを思う以上そこに友情はない…と疑うことになるだろう?」


ジョナサン「ならないよ、ディオがそんなことするわけないし」バッサリ


ジョナサン「薬がもし毒だった場合、一番怪しいのはこれを売った商人だ。ディオを通じて薬を飲ませ父さんを死に追いやろうとしたんだ…」


ディオ(あれだな。清々しいほど疑ってねぇな)


ディオ「でも…そんなことするメリットがないだろ。父さんが狙われているなら財産目当てだと思うのが普通だろう」


ジョナサン「ディオは貧民外の出だったよね?いくらディオでもまるっきりの善人としてはあそこで生きていけなかったはずだ。どこからか恨みを買うようなことは何度かしているはず…」


ディオ「そいつらが復讐したいがために売人を通して毒を薬として俺に売ったと?」


ジョナサン「僕の予想では…ね…。薬として毒を飲ませていたと後から知ったら僕なら耐えられない…」


ディオ(これなら放って置いても…だめだ、疑ってないのはいいがこのままでは売人から俺の本性が浮き彫りになる恐れも…とにかくこの薬は調べられないようにしなければ…)


ジョナサン「それにしても…」ゴゴゴ・・・


ディオ「ジョジョ…?」


ジョナサン「自分の手を汚さずに!!!ディオの実の父を殺し!!さらには僕の父さんまでを殺そうなどと下種な復讐を企むとは紳士の風上にも置けないやつらだ・・・」ゴゴゴゴゴ!!!


ジョナサン「僕の…いや、僕たちの父さんに危害を加えた罪を…そして無念のうちに亡くなったディオのお父さんへの罪も償わせる!!!」


ジョナサン「その名誉と誇りに誓って!!必ず犯人を見つける!!!」メキッ!!!


ディオ「……」

















ディオ「あいつの名誉に誓うだと…?」


ジョナサン「・・・・・・ディオ…?」


ディオ「ふざけるなッ!!!あんなクズに名誉などあるものかァーーーーーーーーーーッ!!!」

















ディオ(現実:↑と思うディオであった)「……」


ディオ(めっちゃ言いたかった…)ガマンガマン


ジョナサン「父さんは僕たちが守る!!!絶対に…」メキメキッ!!!


ディオ「ジョジョ…?ちょっと力入れすぎじゃないか?手すりにひび…」


ジョナサン「絶対にッ!!!」メキメキッ!!!


ミシミシミシミシ!!!


ディオ(心理状態:諦め)(OKOK!!!今日はこういうパターンか)


ジョナサン「絶対に守るぞーーー!!!」バキャァァァァァ!!!!!


ディオ「2階通路が砕けて落ちたあああああああああああ!!!」


ディオ(落下距離:3m50cm)「ぶっへっ!!!」ドシン!!!


ジョナサン(身長:512cm)「ごめん!!!力を入れすぎた!!!」


ディオ「もう上階から落ちてもそれほど痛くない…。俺も丈夫になったものだな…」


ディオ「俺も人間じゃなくなっている証拠かな?」


ジョナサン「ディオ!!大丈夫かい!?」


ディオ「大丈夫なわけあるか!!…と言いたいが」


ディオ「俺がこの7年でどれだけの高さからどれだけ落ちてきたと思ってるんだ。5m以内ならかすり傷一つ負わんぞ」


ジョナサン「すいません」


ディオ「父さんを守るのは当然だがその前に俺の身の安全を守ってくれ…」


ジョナサン「ほんとすいません」


ディオ「で?これからジョジョはどうするつもりだ?」


ジョナサン「とりあえずこの薬を大学で調べてみる。あとディオがこの薬を買った場所を教えてもらえると助かるよ…」ヒョイ


ディオ「あれ?」ゴソゴソ


ディオ(やばい…俺が落ちたときに拾われたのか)


ディオ「ジョジョ!!!それは…!!!」


ジョナサン(身長:512cm)「ん?」ドドドドドドド!!!!!


ディオ(身長:158cm)「」


ディオ「・・・・・・」


ディオ「・・・・・・その薬は食屍鬼街(オウガーストリート)で買いました…」


ジョナサン「あんなところで買ったのか…。ディオは勇気あるなぁ…」


ディオは日和った















ディオ(なんか前にもこんなことあったな…。デジャブかな?)


今日はここまでです。寝っころがってみるこのジョナサンは格別なものでしょう。

そろそろ400に行くと言うのにまだこんなところなので1スレでまとまるか不安になってきたところです。


次回は多分2週間後になると思うのでよろしくお願いします。


せっかく作ったので身体能力表を。


身長387cm(成長後:512cm)

以下成長後基準


体重:308kg

スリーサイズ:バスト280cm・ウエスト192cm・ヒップ260cm

頭の大きさ:120cm

首の太さ:110cm

肺活量:23000c.c.(鯨の約8倍)

拳の大きさ:80cm

腕の太さ:90cm

リーチ:420cm

足の太さ:120cm

股下:216cm

靴のサイズ:60cm

握力・腕力・背筋力・脚力:計測不能

視力:3.0

動体視力:放たれた薔薇も止まって見える

聴力:2キロ先にいるエリナの声も聞き取れる

嗅覚:猟犬並み

筋力:まさに鎧。砲弾の直撃にも耐える

パンチ力:一撃で地震を抑え込む

拳の速さ:40m/秒 → 144km/時

キック力:200キロの大男を50mも蹴り飛ばす

足の速さ:100m6秒台

ジャンプ力:15m台

潜水時間・1時間43分

睡眠:10日寝なくとも耐えられる

絶食:1か月食べなくとも何とかなる

毒物耐久力:常人の致死量の5倍分の東洋の毒薬にも耐える


更新します


ジョナサン(この薬を大学に持って行ったが詳しいことは分からなかった…。やはり薬を撃った売人を直接押さえて話を聞くしかないだろう)ドドドドドドド!!!


ジョナサン「よしついた。ここが…食屍鬼街(オウガーストリート)」


ジョナサン「何て怪しい雰囲気だ…同じ国とは思えない…。慎重にいかないと」ズゥン ズゥン


食屍鬼街(オウガーストリート)


首都ロンドンからも遠く離れた貧民街。だれも寄り付かぬその忌まわしき地には犯罪者、ならず者、密航者とさまざまな人間たちが集まり、強盗に麻薬に殺人なども日常茶飯事。それぞれが自分勝手に生きており、町全体が欲望の限りを尽くしている。人口はおよそ4000人とされる…


今宵、この町は壊滅するッ!!!


ディオ「…やはり、ジョナサンは食屍鬼街(オウガーストリート)に入ったか…」


ディオ(しかし、薬のことがばれたのはマズかった!!このままでは毒薬を売った売人が突き止められる!!!)


ディオ(だがさすがのやつもここまで戻ってくるには1日はかかるはず!!だから今日中に見つけるのだ!!俺に疑いがかからないようにジョジョを殺す方法を!!!)


ディオ(八つ当たられた花瓶:30cm)「んなもんあったらとっくの昔に使っとるわァァァァーーーーーー!!!」ガッシャーン!!!


執事「大丈夫ですかディオ様!?」


ディオ「問題ない!!!下がってくれ」


ディオ「ならば…やはり賭けるしかない…か…」


ディオ「『石仮面』の力に…」


ジョナサン(壁:2m)「うーん。また行き止まり…。普通の人ならまったく進めないね」


ジョナサン(股下:216cm)「僕はまたげるけど」ヨイショ


ジョナサン「しかし…どうしたんだ…。これだけ歩いているのに人っ子一人見えない…」


ジョナサン(近くには人の気配があるのにも関わらず…それにこれは…)


カッ!!!


ジョナサン「むっ!!?」


スピードワゴン(全長:206cm)「身ぐるみとかとりあえずいいから殺せェェェェェ!!!!!」


刺青(身長:187cm)「はっはーーー!!!」


中国男(身長:169cm)「あいやー!!この中国4」


ジョナサン(身長:513cm)「ふんっ!!!」ボクン!!!


中国男「あべしっ!!」


刺青「何ィィィィ!!!?」


スピードワゴン(速ぇ!?一瞬で距離をつめた!!?)


スピードワゴン「ちっ!!」バッ!!


刺青「ちくしょー!!俺のナイフを食らえーーー!!!」ヒュ!!


ジョナサン「はっ!!!」ガシッ!!


刺青(刃渡り:50cm)「ああ~~~!?こいつ馬鹿か~~~!?ナイフを素手でつかみやがった!!」


刺青「これで俺がちょいとナイフを引けば指四本なん ボキッ!!!!! ぞ一瞬で…ってボキッ?」


刺青(刃渡り:5cm)「…………あぱぱ…」


ジョナサン(足の太さ:120cm)「僕には戦う理由がある…指四本を失ってもいい覚悟がある!!!だからやってみるといい…。だが次の瞬間、僕の丸太のような脚が君の股間を蹴り上げるぞ!!!」


刺青「できなくなりました!!許してください!!!」


ジョナサン「仕掛けたぶんの罰は受けてもらうよ」


刺青「蹴りはヤダァァァァ!!!!!」


ジョナサン「じゃあ頭突きで」ゴウン!!!


刺青「」ドサッ!!


ブォン!!!


ジョナサン「むっ!!!」ガシッ!!


ジョナサン(帽子:50cm)「なるほど…帽子のつばに刃がついているのか…」グシャ!!


スピードワゴン(身長:156cm)「俺の帽子術を一発で看破しやがった……だと…」


ジョナサン「残るは君一人。見るところ彼らのリーダーのようだな…。ここには人を探しに来た!!東洋の毒薬を売っている男だ。どこにいるか教えてほしい!!!」


スピードワゴン「指四本も失っていい覚悟…か、大層なもんだが…」


スピードワゴン「俺らにもプライドがある!!!そう簡単には行かせられねえ!!皆出て来い!!!!!」


荒ぶる住民たち(総数:6382人)「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」


ジョナサン「何だこの人数は!?」


スピードワゴン「この食屍鬼街にいる全住民さ!!!嫌な予感がしたもんで町中に声をかけていたのさ!!!」


ジョナサン「全住民…!?」


ジョナサン(人の気配…しかもそのすべてに殺気がこもっていたのはこれか!!!)


スピードワゴン「卑怯とは言わせねえ。あんたに勝つにはこのぐらいやらないと駄目みたいだしな!!!」


ジョナサン「……いや、むしろ君に感謝したい」


スピードワゴン「あ!?何言ってやがる!?」


ジョナサン「思っていた以上にこの食屍鬼街は広くて深い…一軒一軒店を当たっても埒が明かないだろうと考えていたんだ」


ジョナサン「ここに食屍鬼街にいるすべての人間が集まっているならとても都合がいい。手間が省けて助かる」ゴゴゴゴゴ!!!


スピードワゴン(マジだ…、ハッタリじゃねぇ…。マジで言ってやがる!!!)


スピードワゴン「調子に乗るなよ甘ちゃん!!!いくらでかかろうともこの人数には勝てやしねぇ!!!」


スピードワゴン「かかれええええええええええええええ!!!!!」


ジョナサン「来い!!!」


ジョナサン「よし…あらかた片付いたかな」


スピードワゴン「」


食屍鬼街のみんな「」


スピードワゴン「あり得無ぇ…。規格外とはいえたった一人の男に…食屍鬼街の全員で戦った結果…勝つどころか1レスすら持たねえだと…」


スピードワゴン(いや、それよりも驚くのはこれだけ暴れられたにも関わらず死人が一人としていないことだ!!!まさか手加減してこれってのか!?)


ジョナサン「さてと…毒薬を売った男はどれだ…?今度は人が多すぎてわかんないや…」


スピードワゴン「あ…あんた!!一つ聞かせてくれ!!何で殺す気で来た俺たちを殺し返さずただ倒すだけにした!?あんたならその気になれば俺たちでハンバーグも作れたはずだ!!何故だ?」


ジョナサン「……妙な質問だね。人を殺さずに済むならそれに越したことはないさ。理由があろうとなかろうと殺しを正当化する道理なんてこの世のどこにもないよ」


スピードワゴン「なっ!!?殺されかけたとしてもか!!?」


ジョナサン「殺されかけたとしてもだ。人を助けることに理由を必要とはしないように、人を殺す理由など存在してはならない!!!」


スピードワゴン(……なんて野郎だ)


ジョナサン(身長:512cm)「それに殺せるものなら殺してみろって感じだしね」ハハハ


スピードワゴン(身長:156cm)(納得だぜ!!!)


失礼。428にミス

× 首都ロンドンからも遠く離れた貧民街。
○ 首都ロンドンにある貧民街。


食屍鬼街(オウガーストリート)の人口調べたんですけど見つからなかったんで適当に書きました。ごめんなさい。


ジョナサン「それでも強いて理由を上げるとすれば…君らにも家族がいて、友人がいて、恋人がいて、そんな一人の人間だから…死んでしまったらその人たちが悲しむだろう。だから君たちを殺さなかった」


スピードワゴン(この世にはこんな奴がいるのか…!?本物だ!!こいつは精神的にも本物の紳士なんだ!!!)


ジョナサン「しかし参ったな…ほとんどの人が気絶してるから話も聞けないし…」


スピードワゴン「なあ!!あんた確か東洋の毒薬を売っている男を探しているって言ったよな!!?」


ジョナサン「え?そうだけど…」


スピードワゴン「そいつなら顔も名前も知ってる!!気をつけろ!!奴は小狡いぜ!!!」


ジョナサン「案内してくれるのかい!?」


スピードワゴン「もちろんだ!!俺はロバート・E・O・スピードワゴン!!本物の紳士であるあんたに惚れた!!!ぜひお供させてくれ!!!」


ジョナサン「僕はジョナサン・ジョースターだ。こちらこそよろしく頼むよ!!!」


スピードワゴン「さっそく道案内させてもらうぜ!!こっちだ!!!」


スピードワゴン「こいつが東洋の毒薬を売っている男だ!!!」


ジョナサン「この男が…!?」




















ワンチェン「」


ジョナサン「気絶してるね」


スピードワゴン「気絶してますね」


ジョナサン「とりあえず運ぼうか」ヒョイ


スピードワゴン(小狡さを発揮するチャンスさえ与えてはもらえなかったか…)


その後、気絶した住人たちを一人残らず介抱したことで、ジョナサンは食屍鬼街から「巨神」の名で信仰されるほどの人望を得たッ!!!


ディオ「ええい!!落ち着かん!!!」


ディオ「牛乳!!飲まずにはいられない!!」ゴクゴク!!


ディオ「か~~~乳臭い!!!もう一本!!!」ゴクゴク!!


ディオ(ジョジョに負けないデカい体を作ろうとひたすら飲んでたらいつの間にか大好きになってた…禁酒もできたし)


ディオ「食屍鬼街でジョジョが死ぬことはまぐれでもあり得ない!!!」ドン!!


ディオ「かといってこれといったいい案は何も思いつかないッ!!!」ドーーーン!!!


ディオ(やはり使うしかないようだな…『石仮面』!!!)


ディオ(この石仮面は七年前、俺の血によって起動した!!ジョジョは仮面の秘密を知っているのは自分だけだと思っている!!それを利用してやる殺害方法が…ある!!!)


ディオ(石仮面がどうやって作られたか…何が目的だったのか…そんなことはどうでもいい!!!大事なのはこれが殺人道具だということだ!!!)


ディオ(石仮面は血をつけると骨針が飛び出し脳に食い込む!!常人なら即死!!石仮面の秘密を知っているのがジョジョのみと考えられているなら石仮面をかぶせて殺せば研究中の事故死として片づけられるはず!!)


ディオ(しかしこの案を使わなかった理由がある!!!)


石仮面(大きさ:25cm)


ディオ「仮面が小さすぎるんだよおおおおおおおおおお!!!!!」


ディオ「こんな小ささじゃ脳に刺さるどころか頬骨までしか届かないんだよチクショー!!!」


ディオ「いや!?そもそも届いたとして骨針ごときがあのジョジョの骨を貫くことができるのか!?」


浮浪者A(身長:161cm)「このガキが~~~!!!うるせえぞ!!!」


ディオ「しかしもう時間の猶予はない…。新しく策を作れても準備もできなければ思いつかなかったことと変わらないし…」ブツブツ


浮浪者B(身長:173cm)「てめ~~~!!!舐めてんのかこら!!!こっち見ろよコラ!!!無視かコラ!!!」


ディオ「しかも奴が帰ってくるときにはもう証拠はつかまれているはずだから、俺が犯人であることはもうばれてると考えた方がいい…ならば俺の行動には注意を払ってくるはず。警戒している状態のジョジョに石仮面をかぶせてとか無理じゃないか…?いやでも…」ブツブツ


浮浪者B「おいこのチビ!!!ど」


ディオ(身長:158cm)「誰がチビだコラァァァァ!!!!!」ボゴオオン!!!


浮浪者B「おんぎゃああああ!!?」ゴフッ!!


浮浪者A「相棒ーーー!!?てめえよくも…」


ディオ「貴様もチビって言ったのかーーーー!!!」バコン!!!


浮浪者A「言ってねええええ!!!」ドサッ!!


ディオ(勢いで殴っちまった…)


ディオ「まあ…ちょうどいい…。実際に石仮面を一度は使って見ないととは思っていたからな…」


浮浪者A「いったい何の話を…!!?」ガチッ!!


ディオ「人体実験だ!!!」ベタッ!!!


ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!


ピカーーーーーーーーーーーーー!!!!!


浮浪者A「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!???」


ディオ「ぬおおおお!!!何だこの光は!!?」


浮浪者A「……」ドサッ


ディオ「……気の…せいだったのか?」


ディオ「…やはりただの殺人道具。光るはずもないか…」


ディオ「これでジョジョが殺せればいいが…」














浮浪者A(身長:161cm)「……」ムクッ


ディオ「………?」クルッ


浮浪者A「うおおおおおおおおお!!!」


ディオ「なっ!?石仮面をかぶり骨針が刺さっても生きているだと!!?」


ディオ(一体どうなって!?)


浮浪者A「GWAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」ゴシャアアアアアア!!!


ディオ「うげえええええええええ!!!!!」ドゴッ!!ゴロゴロゴロゴロ!!!


ディオ(ま…まともにパンチを食らってしまった!!!)


ディオ「ぐが…げほっ!!!くそっ…鎖骨が折れたか…ジョジョの力にすら耐えられるこの体を…何て力だ…」


ディオ「とにかく逃げなければ…」ズリズリ


浮浪者A「SHAAAAAAA!!!!!」ガシッ!!!


ディオ「捕まったああああああああああ!!?」


浮浪者A「ぐぇっへっへっ!!!」ドクン!!!ドクン!!!


ディオ「げええええ!!?コイツ!?血を吸っているのか!!?」


ディオ「それにコイツ!!!」


浮浪者A(身長:342cm)「喉が…喉が渇くんだよぉぉぉ!!!」


ディオ「身長が伸びてる!!?うらやましい!!!」ツイデニワカクナッテル


ディオ「いや、それどころじゃねえ!!!死ぬぞ俺!!?」


ピカーーーーーーーーー!!!


ディオ「ちぐしょーーーッ!!!あの太陽が最後に見るものだなんて嫌だああああああ!!」


浮浪者A(身長:386cm)「……!?」ジュー!!!ジュー!!!


浮浪者A(身長:388cm)「GUAAAAAAAAAA!!?」ジュー!!!ジュー!!!


ディオ「嫌だあああああああああ!!!せめてあと身長が10cm伸びてから死にたいいいいいいいいいいい!!!5cmでもいいからあああああああああああああ……あ?」


浮浪者A「」ボロボロボロボロ


ディオ「太陽の光…?助かった…のか?」ハァハァ


ディオ(しかし今のは…これが石仮面の『本来の力』だと言うのか!?)


ディオ「……」














ディオ「……られる…」ブルブル


ディオ「俺は…ジョジョを超えられる!!超えられるぞ!!!」


ディオ「くっくっくっ…はっはっはーーーーーッ!!!!!」


今日はここまでです。次でようやくジョナサンVS吸血鬼ディオに入ります。

SWの身長に一瞬驚愕したが、50cmの帽子ってなんだよww


めずらしく区切りのいい所まで筆が進んだので更新します


ギィィ…


スタスタ…


ディオ「どうした…なぜ屋敷に明かりがついていない!?」


ボウ!!!


ジョナサン「…ディオ」


ディオ「…ジョジョ」ゴクッ


ジョナサン「僕はつかんでしまったよ…君の悪魔のような陰謀とその証拠を!!!」


ディオ(俺は…追い詰められている)


ディオ(やはりこれも運命か…、ジョジョには遅かれ早かれ気づかれていただろう…)


ディオ(だが俺は逃げん!!!逃げんぞ!!!)


ディオ(今分かった!!俺の完全な勝利にはお前からの勝利が無くてはならないのだ!!!)


ディオ(七年にわたる因縁に!!ここで決着をつける!!!)


ジョナサン(身長:512cm)「彼から君が故意に毒薬を買っていることを聞いた。とても信じられる内容ではなかったが何度も何度も強めに聞いたから間違いないだろう…」


ワンチェン(身長:166cm)「初めて死を意識した…」ガタガタガタガタ


ディオ(めちゃくちゃ怖かったんだな…)


ジョナサン「まさか君が父さんに毒を飲ませていたとは…何が目的だったかは…おそらく遺産かなにかだろう…、ただ、きっちり償いはしてもらうつもりだ…」


ディオ「わかっている…だがジョジョ!!俺に少し時間をくれないか…?自首をする時間を!!!」


ジョナサン「自首!?」


ディオ「ああ!!俺は自分の人生を悔いている。生まれ育った環境のせいで大それた野心を持ち、育ての親に対してこんな恩をあだで返すようなことをしてしまった」


ディオ「だから逃げなかった。俺は自首をするためにここへ戻ってきたんだ!!!現に逃げようと思えばいつでも逃げられただろう?だから少しだけ決心するための時間が欲しいんだ!!!」


ジョナサン「……そういうことならもちろん…」


「気をつけろ!!ジョースターさん!!信じるなよ、そいつの言葉を!!!」


ディオ「!?」


「誰だ?って聞きたそうな顔してるから自己紹介させてもらうがよ!!」ボゥ!!


スピードワゴン「俺はお節介焼の小男、スピードワゴン!!ジョースターさんが心配なもんでくっついてきちまった!!」


スピードワゴン(身長:156cm)「ちなみによく聞かれるから先に言っとくが、身長は156cmだぜ!!!」


ディオ(身長:158cm)(小さい身長の自己申告だと!?こいつ只者ではないな…!!?)


スピードワゴン「ジョースターさん!!甘ちゃんのあんたが好きだから忠告しておいてやるがよ!!俺は暗黒街で生きていろんな人間を見てきた!!だからいい人間か悪い人間かは匂いでわかる!!!」


スピードワゴン「最初は牛乳の匂いがきついだけだと思ったが違う!!!こいつはくせぇーッ!!!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜーーーーッ!!!」ドガッ!!!


キャンドル(大きさ:40cm)  ヒュン!!


ディオ(キャンドル通過位置:頭部より20cm上)「……」


スピードワゴン「おおーーーっといけねえ!!!身長170cmくらいの人間に当てるつもりで蹴ったら全然当たらなかったぜーーーーッ!!!かあーーー!!!奴にもっと身長があれば当たったのになーーーーーーッ!!!運のいい野郎だぜまったくよーーーーッ!!!!!」アチャー


ディオ(身長:158cm)(畜生が…確信犯だろコイツ…)プルプル


スピードワゴン「とにかくジョースターさん!!!もはや便所掃除をした雑巾の匂いにも劣るこの糞野郎は今まで出会ったことのないほどの悪だ!!!さっさと警察につきだしちまったほうが正解だぜ!!!」


ジョナサン「そんな…でも…しかたないか…」


ディオ「この…クソが……」ピクピク


ジョースター卿「話は聞かせてもらった……残念だよ、ディオ。君には息子以上に愛情と情熱を注いで育てていたつもりだったんだがな…」ザッ!!!


ディオ「……父さん…」


ジョナサン「父さん…ここにいては体にさわります……。あとは全て僕たちがやるから父さんは部屋で休んでいてください」


ジョースター卿「すまないなジョナサン…。お言葉に甘えて休ませてもらおう…」


ジョースター卿「寝室へ戻ろう……。息子が逮捕されるところなど見たくはない…」


ディオ「……ッ!?」


ジョナサン「……警部さん、彼の手錠は僕にかけさせてくれませんか?」


警部「……わかりました」


ジョナサン「……本当に残念だ。せめて僕の手で手錠をかけよう…」スタスタ


ディオ「ジョジョ…」









ディオ「………………人間ってのは能力に限界があるよな…」









ジョナサン「……?」


ディオ「俺が短い人生の中で学んだことは…人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ事態で策が崩れ去るってことだ…。もっともお前には到底理解できない感覚かもしれないが…」


ディオ「お前には力も策も及ばない…人間では超えることのできない壁だったんだ……」


ジョナサン「……何を…言っているんだ…?」


ディオ「人間を…超えるものにならねば……!!!」


ジョナサン「ディオ!!!君は何を言っているんだ!!?何のことを言っているんだ!!?」


ディオ(刃渡り:15cm)「俺は!!人間をやめるぞ!!ジョジョーーーーーッ!!!」

バッ!!!


警部「あれはナイフ!!隠し持っていたのか!!?」


ディオ(跳躍:3m)「俺は人間を超越するッ!!!!!」


ジョナサン(石仮面!?なぜこんなところに!?なぜディオが!!?)


スピードワゴン「ジョースターさん危ない!!!」


ドスッ!!!


スピードワゴン「ジョースターさん!!!このや……!?」


警部「くそっ!!奴を射さ……!?」


ポタ… ポタ…


ジョナサン(差し出された手のひら:140cm)「……」


ジョナサン「…これでも僕らは七年の付き合いだ。君は僕をどう思っているかは知らないが…僕は親友だと思ってるし、それだけ一緒にいた」


ジョナサン(腹筋の厚さ:40cm)「だからこの程度のナイフじゃ僕の腹筋を貫くことができないのは百も承知だろう…」


ディオ「そうだな!!百も承知だ!!!」ベトッ!!


ジョナサン「石仮面に血を!?」


ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!ドシュ!!


ピカーーーーーーーーーーーーー!!!!!


ディオ「くくくく……!!!はははははははははーーーーーーーーーーーーー!!!!!」


警部「撃てええええええええええええええええええええええ!!!!!」


ジョナサン「よせーーーーーー!!!」


警官たち「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!


ディオ「」パリィィィン!!!


ディオ「」ドサッ!!!


ディオ「」グッタリ


警部「…申し訳ありません。とっさに…」


ジョナサン「……」


スピードワゴン「…ジョースターさん。落ち込む気持ちも分からなくはねえ…。だがあいつは犯罪者で銃殺された。後味は悪いがこれでこの事件は終わりだぜ」


ジョナサン(石仮面… その目的… 血… 骨針… 脳…)ドクンッ!!!


ジョナサン(人間を…超える…!!!)ドクンッ!!!


スピードワゴン「だから気を落とさず…ってジョースターさん聞いてます?」


ジョナサン「スピードワゴン…悪いけど父さんを連れて外に出てくれ…。警部さんも部下を連れて一緒に出てください…」


警部「どうしたんですか一体?」


スピードワゴン(とてつもなく険しい顔…!!何かを感じている!?)


ジョナサン「おそらく…まだ終わっていない!!!」


スピードワゴン「!?」バッ!!!


スピードワゴン「そんな!?ディオ・ブランドーの死体が消えている!!?」


警部「何ぃ!!?」


スピードワゴン「サツの旦那!!窓から離れろおおおおおおおおお!!!」サッ!!!


警部「わ グシャ!!! がぱぱぱぱ!??」ドクン!!!ドクン!!!


警官A「ひいいい!!?警部の頭が!!!」









「WREEYYYYY……その通りだ…ジョジョ…」









ジョナサン「こんなことが……」


ディオ(身長:353cm)「次が第二ラウンドだ!!!」


スピードワゴン「何でだ…何で奴は生きているんだあああああああああああああ!!?」


スピードワゴン「身長も伸びてるしよおおおおおおおおお!??」


警官A「撃て!!撃てええええええええ!!!」


警官B「うわああああ!!!」パアン!!!


ディオ(頭部に空いた穴:直径3cm)「……」ドシュ!!!


ディオ「……くっくっくっ」ネトネト


ディオ「素晴らしい…!!何て素晴らしい体!!何て素晴らしい景色!!」


ディオ「お前は今までこんな景色を見ていたのかジョジョーーーーーーーーーーーッ!!!!!」


ディオ「WREYY!!!」ドスッ!!!


警官B「ぎゃあああああああああ!!!!!」ドクン!!!ドクン!!!


スピードワゴン「頭部に銃弾をもらっても倒れねえ…化け物だ…」


ジョナサン「伏せろ!!スピードワゴン!!!」


ディオ(身長:389cm)「!?」


ジョナサン(放たれた槍:180cm)「うおおおおおおおおおおお!!!っしゃああああああああ!!!」ボッ!!!


チュイン!!!


ディオ(腹部に空いた穴:直径60cm)「……っ!」ボンッ!!!


ドゴゴゴゴゴ!!!


スピードワゴン「すげえ!!ディオの体を貫通させてなお、後ろの建物数棟を粉砕する破壊力!!!圧倒的な投槍の力!!!」


ディオ「……」ピタッ!!


ジョナサン(それでも…)


ディオ「……」スタ… スタ…


ジョナサン「これが…石仮面の力だと言うのか…!?」


バッ!!


ディオ「その通りだジョジョ!!!」ドスッ!!ドスッ!!


警官A「あが…」ドクン!!!ドクン!!!


警官C「……タスケ…」ドクン!!!ドクン!!!


スピードワゴン「人間が萎れていく!!生気を吸われていく!!!」


ジョースター卿「何と言うことを…」


ディオ「これが人間を超えた力!!この力ならば!!!」


ディオ(身長:531cm)「貴様も倒せるぞジョジョーーーーーーーーーーーー!!!!!」ダッ!!!


ディオ(身長:531cm)「WREYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」


ジョナサン(身長:512cm)「うおおおおおおおおおおお!!!!!」ガシッ!!!


ジョナサン(何て…力だ!!!)ミシミシ!!!


ディオ「しゃああああああああああああ!!!」


ジョナサン「ぐおおおおおおおおおおおおお!!!」ドシーーーン!!!


スピードワゴン「ジョースターさんが力負けした!?」


スピードワゴン「くそっ!!ジョースター卿!!早く外へ!!」


ディオ「次は貴様だウジ虫がーーーーーーーー!!!!!」バッ!!!


スピードワゴン「くそおおおお!!!」


ガシッ!!!


ディオ「うおっ!!」ガクン!!!


ジョナサン「どこへ行く…!!君の相手は…」メキメキ!!!


ジョナサン「この僕だああああああああ!!!!!」ブンッ!!!


ディオ「ぐああああああああああああ!!???」ボキメキゴシャ!!!


ジョナサン「今のうちに!!早く!!!」


スピードワゴン「お…おう!!!」


ディオ「このくそがあああああああ!!!」ボッ!!!


ジョナサン「ふんっ!!!」ガシッ!!!


ディオ(受け止めた!!?)


ジョナサン「しゃああああああああああ!!!!!」ボッ!!!


ディオ「くそっ!!!」ガシッ!!


ボゴッ!!!


ディオ「がっ…げばっ!!!」ミシッ!!!


ディオ(奴の拳が手を砕いて顔面に!??)ガハッ!!!


ジョナサン「……」


ディオ「…どうなっている!!なぜ俺の拳を受けて腕が粉々に砕けない!?なぜ貴様の拳は俺の腕をぶち抜くことができる!!?」


ディオ「お前とは長い付き合いだ!!お前の本気の力がどれほどのものかも知っている!!!それを踏まえてもこの力があれば貴様に力負けをすることも!!この体が砕かれることも決して無いんだ!!!無いはずなのになぜ俺は貴様に打ち負ける!!?」


ディオ「まさか今までの本気は…本気ではなかったというのか!?」


ジョナサン「本気だったさ…あくまでも『人としての本気』だけどね…」


ディオ「なん…だと…」


ジョナサン「何かをする際に全力を出さない…、こと勝負ごとに関しては相手にも失礼な行為になる…。けど僕の本当の本気は、そんな礼節を含めた人としての枠さえ壊しかねないもの。だからずっと封印していた…」


ジョナサン「封印してきたその力を解放してしまえば、相手が人であるならばその相手はどうしようもないだろう…。そして僕はもう『人』を名乗っていいのかが自分で分からなくなってしまうかもしれない…そんな風に考えると怖くなってしまうしね…」


ディオ「なっ…そんな…!!?」


ディオ(今まででも十分ぶっ壊れ性能だったのに!?)



ジョナサン「確かにディオは強くなった。人を捨て、人間を超越した力はすさまじい…」



ジョナサン「だけど、人間を捨ててまで求めるべき力とは何なんだ!!!人間が人間たらしめているのは誇りある精神、正義の心だ!!!」



ジョナサン「力なき心が無力であるように!!心なき力はただの暴力!!そして心が抑えることのできない力もまた同じだ!!!一人の誇りある紳士として、僕はそんな力をふるいたくなかった!!!」



ジョナサン「だけど…ディオがこうなってしまったのは僕のせいでもある……だから僕は責任をとらなければいけない…!!!僕以外の誰がとれるというのか!!!」ゴゴゴゴゴ!!!




ドシン!!!




ジョナサン(身長:538cm)「君が人を捨てたというなら僕もまた捨てよう!!!ここから先は人外同士の戦いだ!!!地獄の底まで付き合うぞディィィィィィオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ムキムキムキムキッ!!!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!



ディオ(身長:536cm)「」


今日はここまでです。寝ます


もっとジョナサンに震えるようなセリフを言わせたいけど思いつかない…


>>452

「50cmの帽子」が伝わりにくかったみたいですね。ごめんなさい。何が50cmって高さのことです

なのでスピードワゴンは 全長 206(cm) = 身長 156(cm) + 帽子高さ 50(cm)

みたいな感じです。

ジョナサン(ゴジラ)

怪獣大決戦か……


>もっとジョナサンに震えるようなセリフを言わせたい

むしろ周りが震えてるんだよなあ

>>497
周り(大気)

ディオ(腹部に空いた穴:直径60cm)「……っ!」ボンッ!!!


ドゴゴゴゴゴ!!!


スピードワゴン「すげえ!!ディオの体を貫通させてなお、後ろの建物数棟を粉砕する破壊力!!!圧倒的な投槍の力!!!」


直径60㎝の槍なんて存在すんのかよ、あと建物は誰が弁償するんだ


                     .....‐ヾYイ――-

                    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ   ギルド《HoW》で攻略に関っている方達の大半は女性で
                    /::::::::::::::::::::::::::: {:::::::::::::::::::::::::::..
                  /:::::::;:::/::::::::::::::::八:::::::::::::::::::::::::::::.
                ′:::/::::::::::::::::|::::::::::::::\:::::::::::::ヽ::::ハ   しかも皆さんとても魅力的で人目を惹きやすく人気もありますから

                  | :::/::/::::::!:::::/::::::::::::::::::: \:::N:::::::::::::|
               _ノ::/:::::::::::::l:::∧::::::j:::::::::::::::::::::::::ヽ:::}:::::!
                 7イム::/|/__ N、:ト::::::トY \ト、::::::::::::::   目撃情報から足取りを追うことは出来そうなのですが……
               /ノ{l ヽj! ー- ニヾ\| _ー- |:::::::::::/

                      rヽ (       /  丶 ̄`ノイ∧/
                 ヽ ゝ _        |      /      もし午後もすれ違ってしまってご挨拶出来ない様でしたら
                 {  ∧u     ノ

                 У_       .... _   /
               _f´ィニヽヽ .ノ 、  ‐    ヽ        止むを得ません、女性の方に突然送りつけるのは憚られますが
         _,. -‐ニ二/´ol}ニニハ  _.ノゝ  _. イ  }ハ_
.      γヽニニニニニf´ニニニj!ニニ∧ 〉 \ ,r ´   }ニニ二=- .,_
.      ノニニニニニニニ|ニニoニニニニ∧ノ  /:⌒:,    }ニ∧ニニニニ二ニ=- ..,_      アルゴさんに直接インスタント・メッセージを
    /ニニニハニニニ|ニニニニニニニニゝ ,イ::::::::::ヽ  /!ニニ∧ニニニニニニニニニニニ‐ .,_
   l{ニニニニニ,∧ニニノニニニニニニニ/ニノ_」 !:::::::::::∧/ |ニニニ∧ニニニニニニニニニニニニニ` .

    Vニニニニニニ〉イニニニニニニニノニ,/   } ⌒ {   l|ニニニニ〉ニニニニニニニニニニニニニハ     送らせて頂くことにしましょう
   /ニニニニ>ニ´ニニニニニニニニニニ/   |:::::::::|   l|ニニニ/ニニニニニニニニニニニニニニニ}


↓1 ◆『ウェルトを漉いたナイフ』で《ウェルト》を歩き回った約90分間で、何かあったかな?

  0000 00+この男性によると、《DKB》の内部で不穏な動きがあるらしい。
  000 00+この男性によると、《ALS》の内部で不穏な動きがあるらしい。
  00 0+アーテル達の前に《鼠のアルゴ》本人に直接会えたらしい。無事に怖がられずに挨拶し、協力を申し出る事が出来ました。
     アルゴからの報告メッセージによると、《情報屋》同士で提携して協力し合う事になったそうです。
  0 12+コネクションの広さも含めて《情報屋》として相当の人物の様です。詳細な情報を提供してくれます。(↓2のコンマの値-3)
  12 長身で強面のがっしりした男性と知り合う。この男性は自称《情報屋》で集めた情報を提供してくれる。(↓2のコンマの値-2)
  34 クエスト中のアスナ、キリト、ルイコ、ヒースクリフ組とばったり。情報をシェアし合う。(↓2のコンマの値-1)
  56 何事も無く平穏無事でした。(↓2のコンマの値±0)
  7 友人達と逸れてしまった気弱そうな少女に道を尋ねられて道案内したのが切欠で少女とトモミとマサムネが友人になる(↓2のコンマの値+1)
  8 軟派目的でトモミとマサムネに絡んできた不届き者達が排除される騒ぎに巻き込まれたついでに誰かに足を踏まれました。(↓2のコンマの値+1)
  9 クリアした時点で自動的に《ウェルト》をマッピングし終えられるクエストなのですが、途中でマサムネが迷子になりました。
    マサムネが事前にマーカーを打っておいた《転移門広場》に集合、合流してからクエスト再開。(↓2のコンマの値+2)
  99 8+通りすがりのポンチョ男、騒ぎの中アーテル達と偶然すれ違う。その際アーテルの正体を看破。(↓2のコンマの値+1)
  999 99+騒ぎが激化、通りかかった《DKB》と《ALS》のメンバーが喧嘩騒動を収めようとして巻き込まれ、両ギルドの面子争いに発展。
     (拡大、発展してしまった面子争いという状況を無視、ないし対応を保留してクエストの情報収集を再開、続行する場合↓2のコンマの値+4)


↓2 ◆補正を決めてから判定表を作ると不正が出来てしまいますので同時に判定させて頂きます。
    (00、000、0000、99、999は直接出た場合のみ)

  0000 000+浮翌遊城が静止する日(特殊Ending)
  000 00+到達翌日に20層フィールドボスが倒される。
  00 0+今だ報告も情報も無いクエストを発見する。クリアする事で《フロアボス》の情報が得られる。
  0 12+《ウェルト》内のNPCを1日でほぼ把握した。『決して話してはいけない』でLv1プレイヤーでも達成可能なクリア方法を発見する。
  12 祝勝会開始予定時間の1時間前(PM 04:00)に余裕を持って全10件中、10件全てクリア達成する。祝勝会前に行動可能。
  34 祝勝会の時間直前(PM 04:45)までに全10件中、10件全てクリア達成する。祝勝会の会場に急いで向かう必要がある。
  56 『この親不孝者が!』で依頼主の息子(NPC)がフィールドのどこに居るか見つけられないまま時間切れ。(クリア数全10件中、9件のみ)
  7 『暗がりから忍び寄る脅威』の目的地がどこにあるのか見つけられないまま時間切れ。(クリア数全10件中、7件のみ)
  8 『希望の花を芽吹かせよ』でクリアに必要なアイテムを落とすmobが奪い合いに……。(クリア数全10件中、6件のみ)
  9 『得難い毛皮』で依頼主の仲間(NPC)がフィールドのどこに居るか見つけられないまま祝勝会の時間に……。(クリア数全10件中、既にクリア済みの4件のみ)
  99 『決して話してはいけない』でクエスト失敗条件を満たしてしまう。リカバリー出来ないか試行錯誤していて時間切れ。(クリア数全10件中、8件のみ)
     2度とクリア出来なくなり報酬が得られないが、失敗する条件という後発プレイヤーの役に立つ貴重な情報が得られる。
  999 9+同じクエスト目的と思しきほわほわとした少女を《観測》、旅は道連れ、世は情け。時間切れまで一緒にNPCを探す事に。


               ※コンマをお願いしつつ《つづく》です。遅くなってしまってすいませんでした。

あああ……すいません誤爆してしまいました。申し訳ありません。


スピードワゴン「よし!!これでジョースターさんを除く全員が脱出できたな!?」


警官D「ああ!!警官も屋敷の使用人たちも全てだ!!!このあとはどうするつもりだ?」


スピードワゴン「どうもこうも俺たちは邪魔以外の何物でもねえ…。信じて待つ以外…」


ドゴオオオン!!!


スピードワゴン「!!?」ビクッ!!!


ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!


警官D「人間の…出していい音じゃない…」ガタガタ


スピードワゴン(俺はあんたの子分になったばっかだぜ…ッ!!これで終わりなんてまっぴらごめんだ…!!!勝ってくれ旦那ッ!!!)


ジョースター卿(ジョナサン…無事に帰ってきてくれ…)


ボオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!


ジョナサン(身長:538cm)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドドドドドド!!!!!


ディオ(身長:536cm)「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーーーーーーーーーーッ!!!!!」ドドドドドドドドド!!!!!


ディオ「無駄ッ!!!」バゴオオオン!!!


ジョナサン「……ッ」ミシミシッ!!!


ジョナサン「……ぺっ!!!」ベチャ


ジョナサン「はあああああ!!!」グシャアアアン!!!


ディオ「うげええええええ!!!!!」ボグシャアアア!!!


ディオ「がっ……うっ…げえええ……」シュウウウ


ジョナサン「まだ…回復するのか…いったいどれだけ殴ればいいんだ…」ズゥン!!


ジョナサン「さすがに人間をやめただけある…。まさに化け物だな…ディオ!!!」


ディオ(その言葉、そのままそっくりリターンエースで決めてやるよ!!!)


ディオ(理不尽すぎる…人間を捨ててまで勝利を手に入れようとしていたはずなのに…蓋を開ければ力、速さ、耐久力、その身体能力のほとんどが奴の方が上!!!)


ディオ(化け物になる覚悟…ハッタリではなかった!!!)


ディオ(だが…まだだ!!これ以上…奴に屈することはこのディオ自身が許さん!!!)


ディオ「しっ!!!」ガシャン!!!


ジョナサン「むっ!!ランプを砕いた!?」


ボオオオオオオオオオオオオオオ!!!


ジョナサン「屋敷に火が!!!」


ディオ(ここは俺が唯一勝る回復力で勝負!!!屋敷ごと燃やして焼死させてくれる!!!俺は生き残ることができるが奴は体が火に包まれれて死ぬ!!!)











ディオ(………………死ぬよな?)


ジョナサン「この程度で僕がひるむと…?」


ディオ「ふん……来いジョジョ……最終ラウンドだ!!!」ドシン!!!


ドシン!!!ドシン!!!ドシン!!!ドシン!!!ドシン!!!ドシン!!!ドシン!!!ドシン!!!


ジョナサン「壁を…歩いている!?」


ディオ「これで勝負を決める!!!」


ジョナサン「屋敷が十分に燃えるまでの時間稼ぎのつもりか…?」









スピードワゴン「一体中はどうなって…」


(足裏:54cm)ズガアン!!!


スピードワゴン「何か足が出てきたあああああ!!!うわあああああああああ!!!」ガタガタ!!!


警官D「でけえよおおおおおおおお!!!こええよおおおおおおおおおお!!!助けてママーーーーッ!!???」ガタガタ!!!


ジョナサン「上での決着か…望むところ!!!」ドシン!!!


(足裏:60cm)メキメキメキメキ!!!


ジョナサン「……何でディオがOKで僕が駄目なんだ…」


ジョナサン「……普通にジャンプしていくか…」

















ジョナサン(到着時間:1秒)「とう!!!」ドゴーーン!!!


ジョナサン「……いない……!?」スタッ!!


WRRRRRRRRRRRRREEEEYYYYYYYYYYYY!!!!!


ジョナサン「どこから声が…!!?」


ディオ「ここだジョジョーーーーーーーーーッ!!!」ゴッ!!!


ジョナサン「しまった!!上へ行くと見せかけて僕から死角になる場所に隠れていたのか!!?」


ディオ「全ては勝利のためよーーーーーーーッ!!!」ドゴン!!!


ジョナサン「ぐおっ!!!」グラッ!!!


ディオ「そしてもう一発ッ!!!」バキッ!!!


ジョナサン(足場が…崩されて……)グラアアアアア


ディオ「駄目押しにもう一発だッ!!!!!」バキッ!!!


ジョナサン「バランスが…!?」フッ…


ジョナサン(まずい!!!落ちてしまう!!!)ビュッ!!!


ジョナサン「ならばっ!!!」


ジョナサン「君も落ちろォォォーーーーーーーーーッ!!!!!」ガシッ!!


ディオ(被害状況:肋骨24本)「ぐぎががあああああああああああ!!!!!」ミシミシミシミシッ!!!


ディオ「はなれろおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドゴッ!!!


ジョナサン(やはり不安定な体勢のままでは耐えられないか!!!)


ジョナサン「ディィィィオォォォォォォォ!!!」ヒュー


ディオ「GOOD BYE!!!ジョジョ!!!」ゲホッゲホッ!!!


ジョナサン「ぐっ!!!このまま落ちたら…」


瞬間!!!ジョジョの本能が選んだ行動はッ!!!


ジョナサン「うおおおおおおおおおお!!!」


ディオ「何だと!?」





なんと!!ジョジョは壁を蹴った!!!


そして、自ら火の海へと飛び込んだのだッ!!!





ディオ「…一体何が…トチ狂ったか…?」


ディオ(いや!!!ジョジョはそんなやわな精神を持っていない!!!しかしなぜ自分から火の海に…!?)





なぜジョジョは自ら火の海に飛び込んだのか?


ジョースター家の先祖たちが導いたのか?父の願いが届いたのか?はたまたジョジョが屋敷の構造を無意識に利用しようと考えていたのか?


正解は誰にもわからないッ!!!だが、確かにそれはあったのだッ!!!





ディオ「ジョジョは炎の中で何を…」


ギュン!!!


ディオ「え?何か飛んでき」


ゴバアアアアアアアアアアアア!!!


ディオ(胸に空いた穴:170cm)「たばあああああああああああああああああ!!?」


ディオ(俺の胸がまるまる…吹き飛ばされた…!!?)


ディオ(ちらりと見えたあれは…そんな…)


ディオ「今のは…まさか…『あれ』を……投げたのか!!?」


その先にあったのはッ!!!


ジョースター家の守護神!!!慈愛の女神像ッ!!!(重量:650kgッ!!!)


ジョナサン「届いたぞ!!!ディオッ!!!」


ディオ(まずあれを投げようって発想が出ねえよ…)グラァ…


ドシーーーーーーーーーンン!!!ゴドッ!!!ゴドッ!!!ゴドッ!!!


ディオ(選べる部分:頭部、右腕、左腕、下半身)「……」


ジョナサン「うっ…胸が吹き飛んで腕と頭がちぎれてしまっている…」


ジョナサン(すまないディオ…だが…こうするしか…)


ジョナサン「…………」フラッ


ジョナサン「…いけない…さすがに体力が…」


ジョナサン「…………」


ジョナサン「……一体…なんでこんなことになってしまったんだろう…」


ジョナサン「…ディオ……」ウルッ…


ジョナサン(涙:500ml)「……うぅ…」ボロッ!!!


ディオ「……」シーーーン


ディオ(隙を見せたなジョジョ!!!)


ディオ(状態:頭部)(吸血鬼の生命力をなめたな!!実際俺も首一つになっても生きられるとは思ってなかったが…嬉しい誤算だ!!!)


ディオ(そのまましみったれてろ!!!貴様が振り返ったその瞬間、この牙で頸動脈を食いちぎってやる!!!)


ジョナサン「…泣いても、もうどうしようもない。これほどの火では僕も危険だ…。屋敷を脱出しなければ…」


ディオ(よーーーし!!!そのまま背を向けろ!!!)


ジョナサン「……」ジー


ディオ「……」


ディオ「……」


ジョナサン「……」ジー


ディオ(何だ…どうした…)


ジョナサン「…石仮面のすさまじい力は今後悪用されてはいけない…。もったいないが石仮面は破壊するとして…」


ディオ(……)







ジョナサン「念のため、ディオの頭を砕いておくべきかな…」


ディオ「お前、一度そう決めると本当キッチリやるよな!!!化け物相手にしてるとはいえ徹底的すぎんだろ!!!」クワッ!!!


ジョナサン「え」


ディオ「あ、ヤベ」


ジョナサン「そんな…!?まさか頭だけになっても生きてるのか!!?」


ディオ「ええい!!こうなれば特攻じゃあああああああああ!!!」


ディオ「喰らえジョジョーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」





ディオは叫んだ!!!追い詰められた獣のような叫びだったッ!!!


その叫びがジョースター家の先祖たちをイラつかせたのか?ディオの闘争心を最高潮にまで引き上げたのか!!!


飛んだッ!!!首の断面から、まるで木の根のように生えだした触手を使って飛び上がったのだッ!!!





だが、その先にはッ!!!


ディオ(忍び寄る影:50cm2)「ぶっ殺して…なんか暗くないか?」


ジョナサン「!!?」


ジョナサン(まずい!!避けろッ!!!)バッ!!


ディオ「?」


ディオ「上からな メキメキグシャァァァァァァ!!!


ディオ「」






皆が君を待っていたッ!!!ジョースター家の守護神!!!慈愛の女神像ッ!!!(ディオ撃破数:×2)







ミシミシミシ!!!


ジョナサン「ぐわっ!!!」


ジョナサン「な…何て威力だ!!地面が揺れた…」


ジョナサン(上に投げた女神像が落ちてきたのか…。後先の考えなしに投げてしまったから危なかったな…)


ジョナサン「でもまあ…結果的には上手くいったけど…」チラッ


慈愛の女神像(流れる血:800ml) ドロッ…


ジョナサン(さすがに頭が粉々になればもう…)


ジョナサン「これで…やっと終わっ…た」ドシーーン!!!


ジョナサン「あれ?ほっとしたら力が抜けて…」プルプル


ジョナサン(思った以上に体力の消費がひどい…!!!マズイ!!!このままだと…)


ジョナサン「まさか…ここにきて脱出する体力も尽きたのか…」






???「……。あれって…ジョジョのお屋敷よね……?」


???「そんな…ジョジョのお屋敷が燃えているの……?」





スピードワゴン「……おい…そろそろ出てきてくれよ…」


警官D「先ほどすさまじい音がしてから一切の戦闘音がしなくなりました…。どちらが勝っても外には出てくるはずです…。出てこないということは…」


スピードワゴン「馬鹿言うな!!!あの人は勝ったに決まってる!!!」


警官D「じゃあなんで出てこないんですか!!!勝ったなら出てくるでしょう!!屋敷は火に囲まれているんですよ!!!」


スピードワゴン「そりゃあおめえ…そうだがよ…」


スピードワゴン「まさか…ディオとの戦いで消耗して、屋敷を脱出するだけの体力が無くなったんじゃないのか!?」


スピードワゴン「こうしちゃいられねえ!!!今いくぜ旦那ァ!!!」バッ!!


警官D「いやいやいや!!!待ってください!!!」ガシッ!!


スピードワゴン「離しやがれッ!!!止めんな!!!」


警官D「あの炎の中に突っ込んでどうするつもりですか!!!あなたも死んでしまいます!!!」


スピードワゴン「しかしよぉ…」


ジョースター卿「…ジョナサンは君が犠牲になることなど望んではいないよ。だから…」


スピードワゴン「見殺しにしろって言うんですか!!!ジョースター卿は本当にそれでいいんですか!!!」


ジョースター卿「……」






???「嫌だ…そんな……せっかく…帰ってきたのに……」ハァハァ


???「ジョジョ!!!」






ゴオオオオオオオオオオオ



ジョナサン(先祖たちが過ごした、僕たちの屋敷が燃えていく…)



ジョナサン(だが後悔はない…僕は僕の取るべき責任は取ったんだ…)



ジョナサン(……)



ジョナサン(いや、あるな……後悔…)


スピードワゴン「くそっ!!!早く出てきてくれジョースターさーーーーーーん!!!」


???「ジョジョーーーッ!!!」ダッ!!!


ジョースター卿・警官D「!!?」


スピードワゴン「何奴!?」


???「やっぱり…屋敷の中にいるのね!!!」


???「勝手に死んでしまわれるなんて!!そんなの嫌に決まってるじゃないですか!!!ジョジョの馬鹿ーーーーーーー!!!」タタタタタタ!!!


スピードワゴン「おい!!そっちは危険だ!!!行くんじゃねえ女ァーーーーッ!!!」


スピードワゴン(屋敷の中に突っ込むつもりか!!?)


ジョースター卿(あの子は…まさか!?)


スピードワゴン「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」










ジョナサン「最後に…一目エリナに会いたかった…な…」
















エリナ(身長:186cm)「『北斗剛掌破』ッーーーーーーーーッ!!!!!」ボゴゥン!!!


スピードワゴン(身長:156cm)「ええええええええええええええええッーーーーーーッ!!???」








エリナ「ジョジョーーーーーッ!!!」タッタッタッ!!!


スピードワゴン「や…屋敷に風穴があいたぞ!!!これなら…ジョースターさんを助けに行ける!!!」


スピードワゴン「待っていてくださいジョースターさん!!!このスピードワゴンも行きますよーーーーーッ!!!」


今日はここまでです。


エリナ再起。

四部アニメ化おめでとうございます。

お待たせしました。少ないですが投下します


ジョナサン(屋敷が崩れる…)


メキメキメキ…


ジョナサン(父さん…今まで育ててくれてありがとう…)


バキッ!!!


ジョナサン「エリナ…すまない…」


ゴウッ!!!


ジョナサン「僕はもう…君を待つことができないみたいだ…」


ドゴーーーーーン!!!























ジョナサン「…………あれ?」


ドドドドドドドドドドド


エリナ「もう待たなくてもいいわジョジョ…」


エリナ「だって私は…帰ってきたもの」


エリナ「ただいま…ジョジョ…」


ドドドドドドドドドドド


ジョナサン「……」ポカン…


エリナ「……あれ?私よ?エリナ・ペンドルトンよ?」


ジョナサン「いや、僕の知っているエリナ・ペンドルトンは落下してくる燃えた屋根を指一本で受け止めたりとかしない」


エリナ「えー…」ショボーン


エリナ「私の気持ちも知らないで…」ハァ…


エリナ「話したいことは山ほどあるけど、とりあえずここから脱出しましょう!!!」ヒョイ


ジョナサン(うわっ…僕を軽々と…!?)


スピードワゴン「ジョーーーーーーーーースターーーーーーーーーーーさーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!」ゴロゴロゴロゴロ


ジョナサン「スピードワゴン!!!」


スピードワゴン「よかった!!無事だったんですねジョースターさん!!!」


ジョナサン「ああ…何とかね…」


エリナ「早く!!こっちよ!!!」


スピードワゴン「華麗にスルー!??」


スピードワゴン「待ってくれーーー!!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーー


ーーー


ジョナサン「はっ!!!」ガバッ!!


ジョナサン「病院…かな…ここ…」キョロキョロ


エリナ「ジョジョ!!目を覚ましたのね!!!」


ジョースター卿「おお…神よ…よくぞ息子を返してくれた…」


包帯の塊(直径:165cm)「やったぜ!!!気分の方はどうですか!?」


ジョナサン「まいったな…まだ意識がはっきりしてないみたいだ…包帯が喋りかけてくる」


エリナ「ジョナサンしっかり。それは現実よ」


ジョナサン「僕の知り合いに喋る包帯はいないよ…」


包帯の塊「勘弁してくださいよ!!!」


包帯の塊(直径:165cm)「俺です!!スピードワゴンです!!!」


ジョナサン「スピードワゴンなのか!!?それほどの怪我を!!?」


スピードワゴン「いや…やけどこそ負っちましたがたいしたもんではないんです。ただエリナさんに包帯を巻いてもらうってなって気が付いたらこうなってました」ゴロゴロ


エリナ「昔から包帯は苦手だわ」プンプン


ジョナサン「納得」


ジョースター卿「まあそうなるな」


ジョナサン「しかし…父さんもスピードワゴンも無事でよかった…」


ジョースター卿「ジョナサンのおかげだ。改めてお前を誇りに思うよ」


ジョナサン「…………うん、ありがとう」


エリナ(氷:20cm3→5cm3×64個)「ジョジョ?体の火傷はもう平気なの?今、氷嚢を作ってるから待っててね」ボグシャアア!!!


スピードワゴン(握力半端ねえ…)


ジョナサン「いや、問題ないよ。それよりも外に出たいんだ。散歩がてら見ておきたいものがある」ガタッ


エリナ「なら私も行きます!!ジョジョには聞いてほしいことがたくさんあるのよ!!!」


ジョナサン「でもスピードワゴンを見ていなくていいのかい?」


スピードワゴン「俺なら大丈夫!!二人水入らず!!久しぶりに会った恋人同士仲良くやってください!!!俺もそこまで野暮じゃないですぜ!!!」


ジョナサン「ス、スピードワゴン!!!///」


エリナ「あら///それじゃお言葉に甘えて行きましょうジョジョ!!!」


ジョースター卿「いってらっしゃい」


ジョナサン「そうか…じゃあ日本はずいぶん大変だったんだね」


エリナ「大変どころの騒ぎじゃなかったわ。治安が悪いなんて言葉じゃ説明できないくらいに」


エリナ「まさに世紀末だったわ」ユッアッショック!!!


ジョナサン「世紀末?」


ジョナサン「こっちの話よ」


エリナ「それであっちで話題の拳法を習ってきたのよ。自分の身を護るためにもそうだし、何よりあなたのお嫁さんが弱い女なんて嫌でしょ」


ジョナサン「そこは僕が君を守るよ」


エリナ「私も守りたいの!!!」


ジョナサン「……」


エリナ「……」


ジョナサン・エリナ「「ははははははっ!!!」」























エリナ「そういえばダニーは?」


ジョナサン「君と別れたあの日に忽然と姿を消した…」


エリナ「oh…」


ジョナサン「っと、ここだよ」


エリナ「あなたのお屋敷?」


ジョナサン「全て燃えてしまったけどね」


エリナ「…まだあの事件から丸一日よ。無理はしないでね」


ジョナサン「大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」


エリナ「……」


エリナ「でもまさかディオさんがね…」


ジョナサン「いまだに信じられないよ…」


ジョナサン(やはり石仮面はない…ディオの死体も…)


ジョナサン(燃えてなくなったとみるのが妥当なんだろうが…不安をぬぐえない…)


ジョナサン(もし…あの炎に耐えきっていたとしたら…)


ジョナサン(……)


ジョナサン「……」チラッ


エリナ「?」


ジョナサン(よそう……ただの杞憂だ。頭を砕かれて無事な生物はいない。その時点で生きていたとしてもあの炎なら無事ではないだろう…せっかくエリナも戻ってきてくれた。もう考えるのはよそう)


エリナ「どうしたのジョジョ?」


ジョナサン「…いや、昔からそうだったが今も変わらず綺麗だな…と思って」


エリナ「やだ///ジロジロ見ないでくださいまし///」ドゴッ!!!


ジョナサン「ぬぅ!!?」メキメキ!!!


ジョナサン「それじゃあ戻ろう。これ以上は父さんたちも心配しそうだ」


エリナ「そうね…誰かしらあれ?」


???「~~~~フフンフフン~♪」


???「うむ、やはりサンドウィッチはハム・レタス・チーズの組み合わせが一番じゃな…」モグモグ


???「定石にして王道!!このままでも非の打ちどころはないが…」ムシャムシャ


???「そこにこのコショウを加えることで味にアクセントがつく!!それを大口でかぶりつけば…!!!」ガブリッ!!!


???「美味っやべコショウが鼻に入った!!!ぶぇッ…ぶぇくしょん!!!」


エリナ(何を言っているのかしらあのおじ様…)


ジョナサン(ここら辺では見ない方だな…)


スタスタスタスタ


???「……」


???「なるほどなるほど…君がジョナサン・ジョースター。そして彼女がエリナ・ペンドルトンか…」ボソッ


ジョナサン「!!?」


ジョナサン「どうして僕らの名前を!?」クルッ


???(跳躍:4m82cm)「ほぁ!!!」ドウウウウウウン!!!


ジョナサン(できる or できない:できる)「な…!!?座ったままの跳躍で僕の頭の高さまでとんだ!!?」


エリナ(できる or できない:できる)「普通の人にはできっこないわ!!何物!?」


???「よくぞ生き残ったものだ!!あの吸血鬼の力から!!!あの石仮面の力から!!!」


ジョナサン「石仮面!?」


エリナ「ジョジョ!!私の後ろに!!」バッ!!


???「ほわっ!!」ブンブンブンブン!!


エリナ「こんなもの!!」パリンッ!!!


エリナ「ってこれコショウじゃない!!!へくちゅん!!!」


ジョナサン「エリナ!!」


???「こっちを向くのだジョナサン!!!」


???「『波紋乱渦疾走』ッ!!!パパウッ!!!」ドゴオオオオ!!!!!


ジョナサン「ぐはっ!!!」ズリッ!!


エリナ「ジョジョ!!?へーーーーーーくちゅん!!!くちゅん!!!」


ジョナサン「ぐお…おおお…」


???「いきなりの無礼を許してくれ。こうでもないと君に一撃喰らわせるのは無理そうだったんでな」


???「横隔膜を叩いて肺から空気を抜いている…まあ安心したまえ…しばらく呼吸はできんだろうが直に治るよ」


???(やはりすさまじい男だ…波紋乱渦疾走をまともに受けて膝もつかんか…)


???(むしろこちらの足がしびれとる…痛い…)


ツェペリ(身長:2m52cm)「私の名はツェペリ男爵!!石仮面を追っているものだ。君に話が合って…」


エリナ「『北斗残恨拳』!!!」ドスッ!!!


ツェペリ(食い込んだ指:5cm)「あみばああああああああ!!???」


ツェペリ(け、気配を感じさせずワシの後ろに回り込んだのか!?)


エリナ「よくもジョジョを…へくちっ!」


ツェペリ「待ってくれ!!ワシは君たちに大事な話を…あばばば」


エリナ「慈悲はないわ。この指が抜かれた3秒後にあなたは全身が爆発四散することになるわ」


ツェペリ「いやホント待って」


エリナ「グッドラック」ズボッ!!


ツェペリ「話を聞いてくれえええええええええ」


ジョナサン「待つんだエリナ!!話を聞く!!!」


エリナ「ジョジョがそう言うならしょうがないわね」ズボッ!!!


ツェペリ「ふんぬううううう!!?」


ツェペリ「助かったわい…しかしジョナサン。今、君は呼吸ができなくて言葉も発せないはずなのに喋っているな!?大丈夫なのか!?」


ジョナサン「もう治りました」


ツェペリ「すげえ!!!」


ジョナサン「そして怪我も治った!!!火傷の痕すら残ってない!!!」


エリナ「嘘でしょ!!」


ジョナサン「いや…怪我が治ったどころじゃない!!!力が…正体も分からぬ『力』が溢れてくる…一体これは…!?」キイイイイイイイイン!!!


エリナ「ジョジョ!!あなた体が光ってるわよ!!?」


ジョナサン「うわっ!!本当だ!!まるでエ○ブーだ!!!」


ツェペリ(やはり予想通りじゃったのう…)


ツェペリ「大丈夫だろう…これも直に収まるはずじゃ…」


ジョナサン「うっ…も…元に戻った…?」


ツェペリ「元に戻ったと言う言葉は正しくないな。今!!君は生まれ変わったと言っていい!!!」


ツェペリ「君の体に宿る『波紋』の力によってな!!!」


ジョナサン「波紋!!?それは一体!!!」


ツェペリ「ついてきなさい!!見せながら説明した方が早いわい」


ツェペリ「教えよう!!波紋についてッ!!私についてッ!!そして何より石仮面についてッ!!!そのために私はここへ来たのだからッ!!!」


【川辺】


ツェペリ「ではまず波紋からじゃな。これは簡単に言ってしまえば特別な呼吸法によって生み出される特殊なエネルギーじゃ」


ツェペリ「そして!!それがこれじゃ!!!」コオオオオオオオ!!!


キラキラキラキラ!!!


ジョナサン「こ…これはっ!?」


エリナ「見てジョジョ!!!あの人の足から波の波紋が広がっていく!!!あんな形で流れるなんて不自然だわ!!!」


ツェペリ「よく見るのじゃジョナサン!!!これが君の体を光らせたものと同じエネルギーじゃ!!!」


カエル(体長:12cm)「ゲコッ?」


ツェペリ「ん~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!!」


ツェペリ「ぶるわああああああああああああああ!!!!!」ドゴオオオオオオオオオオオオッ!!!


カエル「メメタァッ!!!!!」


ジョナサン「岩を真っ二つに!!これが『波紋』の力!!?」


エリナ「カエルは!?」


カエル「ゲコッ!!」バアアアアアアアン!!!


ツェペリ「無事です!!!」


ツェペリ「これが仙道!!!波紋エネルギーがカエルの肉体を伝わり岩を砕いたのだ!!!」


エリナ(確かにすごい力だけど…北斗神拳に比べたら…)


ツェペリ「はい!!ミス・エリナ!!!今『あんまりたいしたことないなぁ…』と思ったでしょ!!!」ビシッ


エリナ「うぐっ…失礼しました…」


ツェペリ「だがこれこそが!!石仮面を倒す唯一の術なのじゃ!!!」


ジョナサン「そんな!!?じゃあやはりディオは!!!」


エリナ「でもジョジョ!!ディオさんはあなたが倒したんじゃ…」


ツェペリ「大体のいきさつはあの場にいた警官から聞いた!!君が石仮面を被ったものを倒したことが嘘だとは思っておらん!!だが石仮面を被り吸血鬼と化した奴らは再生能力に優れている!!波紋で完全消滅させるしか殺せん!!!」


ツェペリ「そして」


ジョナサン「そんな予感はしていたんです!!!やはり胴体を吹き飛ばして頭をミンチにして灰になるまで燃やした程度では死なないのか!!!」


ツェペリ「え?」


ジョナサン「もてる力をすべて使い、肉弾戦でフルボッコ。650kgを超える銅像を叩き付けたのにそれでもかッ!!!」ドシン!!


ツェペリ「えっ!??」


エリナ「実はジョジョを助けるときに残った手足がウネウネしてたから粉々にしてきたんですけど…」テヘッ


ジョナサン「えっ!!初耳!!!」


ツェペリ「」


ツェペリ(あれ?これもう死んでんじゃね?)


ジョナサン「そういえばさらっと吸血鬼になるとか仰ってましたけどそれが石仮面の力なのですか?」


ツェペリ「そ、そうじゃ。石仮面を被ったものは吸血鬼となって血と身長に飢えた怪物となる」


ジョナサン「何で身長を求めるんでしょうかね?」チハワカルケド


ツェペリ「そこはよう分からん。石仮面を作った奴がチビだったんじゃないか?」


エリナ「適当ー」


ツェペリ「怪力を持ち、傷を負っても再生する奴らは脅威そのもの。だがそんな奴らにも弱点があってな…太陽の光に当たると塵になり消滅する」


ツェペリ「そして『波紋』は太陽の光と同じ波長!!!つまりは同じエネルギー!!!」バリバリッ!!


カエル(登場:まさかの2回目)「ゲコッ!!?」


ツェペリ「だから波紋があれば石仮面を倒せるのじゃーーーーーーーーーーッ!!!」


カエル「ぐえっへっ!!!」ドゴオオン!!!


ジョナサン「容赦のない拳がカエルを襲ったーーーーッ!!!」


エリナ「カエルを殴った意味は!?必要ありますか!!?」


ツェペリ「まあ見ておれ」


カエル(体長:12cm)「ゲココ…」ゴゴゴゴゴ!!


カエル(体長:12cm→24cm)「ゲコオオオオ!!!」バアアアアアン!!!


ジョナサン「カ、カエルが大きくなった!!?」


ツェペリ「波紋とは、もともとは戦闘に使うための術ではない。本来は体を癒す治療の術なのじゃ」


ツェペリ「無論非生物にも効果はあるが、その神髄は生物が持つ細胞への働きかけにある!!」


ツェペリ「その効果は多岐にわたり、怪我や病気を癒すことも、若さを保つことも、そして一細胞を膨らませることで体を大きくもできる。波紋は体細胞にさまざまな影響を及ばすことができるのじゃ」


エリナ「じゃあまさか…」


ツェペリ「そうじゃ!!ジョナサン・ジョースターよ!!!私と出会う遥か以前から!!君の体ではもう波紋は発現してるのじゃ!!!」


ジョナサン「な、なんだってーー!!?」

今日はここまでです。

次回はウインドナイツ・ロッドへ突入(するはず)です

>>626
残悔券じゃないかしら

>>639

本当だ。誤字でした。

すいません。

ジョナサン「…!」ゴゴゴ

ディオ「駆逐してやる!」

こうなるのか…

エレナ…、エレナの聖釘かな…?そんなもん撃ち込んだろ今度こそ人間じゃなくなっちゃいますね


少しですが更新します


【元ジョースター邸前】


???「…………行ったか?」


ワンチェン「ふう…まさかアイツがこんなに早くここへ来るとは思わなかったね…。あのやけどでもう動けるようになるなんて…」


ワンチェン「でも念を入れてさっさと拾いに来た甲斐はあったということね」ゴソッ


石仮面 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!


ワンチェン「あんな目に合って手ぶらで帰れるか…こいつを売れば高値に…」


ドシュ!!!


ワンチェン「GUWAAAAAAAAAAAA!!???」ドクンドクンッ!!!


???「その…血を…もらうぞ…」グチャ…


???「WRYYYYY……」


ツェペリ「ジョナサン。君は幼いころ、何か生死にかかわる事態に巻き込まれたことはないか?」


ジョナサン「生死にかかわる…僕が赤ん坊のころに馬車が崖に落ちて死にかけたことがあると聞いています」


ツェペリ「君にはもともと波紋の才能があったようだからの。おそらくその事故の時、君の防衛本能が無意識の波紋呼吸を生み出した…」


ツェペリ「事故で死なぬようにと、生み出されたすべての波紋エネルギーは肉体の強化へ使われ、細胞の隅々まで流れ込んだ…」


ツェペリ「それが続いた結果が今の君だとわしは思う。その体躯は波紋の影響じゃ」


ジョナサン「僕の体にはそんな秘密が…」


エリナ(単純においしいもの食べてるからだと思っていたわ)


ツェペリ「さあ!!君も波紋の呼吸をしてみろ!!!本来、波紋の呼吸は習得してそれを無意識下で使えるまでに訓練するものだがすでに君は無意識で行っている!!!だから逆に意識するのだッ!!波紋の呼吸をしているのだと意識するのだジョナサン・ジョースター!!!」


ジョナサン「分かりました!!!」


ジョナサン「コオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!


エリナ「う…わ…何て…エネルギー!!!」ビリビリッ!!


ツェペリ「す、すさまじい!!!空気に流れる波紋ですら視認できるほどのエネルギー!!!大地さえも震わす桁違いのパワー!!!それでいてなんとおおらかで暖かな波紋なのだ!!!」


ツェペリ「期間にして約20年にも渡る膨大な時間!!彼が無意識での波紋呼吸を続け、その波紋は全て細胞に注がれていった!!波紋により細胞は成長し、成長した細胞はさらに多くの波紋を取り込む!!!そのサイクルを繰り返した!!!」


ツェペリ「いわば彼は波紋と言う水が並々と溜め込まれた巨大なダム!!!そして私をきっかけとしてその固き水門が開かれたのだッ!!!」


ツェペリ「これぞ究極の波紋戦士!!!その名にふさわしい男が今!!!この瞬間に生まれた!!!」


ジョナサン「この力があれば…ディオを…!!!」グッ


ツェペリ「勝てるわァ!!!これ勝てるわァ!!!」ガッツポーズ!!!


エリナ「『北斗流・波紋呼吸法』ッ!!!」ピシシッ!!!


ツェペリ「エリナ・ペンドルトン!!?何を!!?」


エリナ「あなたがジョジョに与えた打撃を参考にして同じ効果が出るよう秘孔で再現しました。これで私も軽い波紋なら使えるようになります」コオオオオ!


ツェペリ「そんなことできるの!?」


エリナ「北斗神拳に不可能はありません」ドヤッ


ツェペリ「これ勝てるわァ!!!間違いなく勝てるわァ!!!」イエイイエイ!!


ツェペリ「よし!!石仮面と石仮面を被った男は(多分)生きている!!奴らを探しつつ波紋のコントロールを学んでもらうぞ!!!」


ジョナサン「はい!!ディオを止められるのは僕だけです!!!」


エリナ「望むところよ!!」


ジョナサン(待っていろディオ!!家族として友として、これ以上君に罪が重なっていくところは見たくないんだ…)


ジョナサン「今度こそ完全消滅させる!!それが僕の使命だ!!!」












ディオ「何か…めっちゃ………寒気した…」ガタガタ


一ヶ月後ッ!!


エリナ(身長:186cm)「……」


ツェペリ(身長:252cm)「……」





ジョナサン(身長:512cm → 692cm)「ふうううううう……」ムキムキッ!!!





エリナ(まあ何となく予想はしてた)


ツェペリ(波紋の力で大きくなっていたのだから波紋の力が上がれば大きくなるのも不自然ではない)


ツェペリ(不自然ではないが…)


ジョナサン(身長:692cm)「ディオはいったいどこにいるんだ…」


ツェペリ(それにしても大きいわい…)テキジャナクテヨカッタ


ワンチェン(ジョナサンまでの距離:200m)「吸血鬼の敵う相手ではないッ!!!」コソッ


ワンチェン(『倒せるようなら倒して来い』とディオ様は仰っていたがどう考えても無理だな)


ワンチェン(逃げよう)イソイソ


ジョナサン「……」キョロキョロ…


ジョナサン「……」ギロッ


ワンチェン(これアカンバレタ!!!!!)ゾワッ!!


ツェペリ「どうした?」


ジョナサン「どうやらディオの手下のようですね」


エリナ「私がばらばらに…」


ジョナサン「そんな乱暴な言葉使わないでほしいよ。僕が行く」


ワンチェン「ちぃ!!!だが、さすがの奴もこの距離からワシに追いつくことはできまい!!!」ビュン!!!


ジョナサン(100M走タイム:2秒15)「どうも」ドシン!!!


ワンチェン「うわああああああああああああああああああ!!!!!」


ジョナサン(射程:20m)「ズームパンチッ!!!」


ワンチェン「うげえええええええええ!!!!!」ドゴォォォォンッ!!!


エリナ「あらら」


ツェペリ「飛んだのお~」


ワンチェン(飛距離:172m)「ふべらっ!!!」ドサガサッ!!!


ワンチェン「…………」


ワンチェン「……あれ生きてる!?」


ワンチェン「…死んだかと思ったがどうなっているんだ…」


ワンチェン(体の残り体積:75%)「左の上半身がごっそり吹き飛んでしまってはいるがとにかく生きてる!!!」


ワンチェン「奴もワシが死んだと思っているはず!!だから追ってこないのか」


ワンチェン「とにかくディオ様に報告に行かねば…」ヒュン!!


スピードワゴン「……」コソッ


ツェペリ「石仮面の居場所が分からなければゾンビに案内してもらう…なかなか名案じゃろ」


ジョナサン「はい。いい方法かと。あとはスピードワゴンの尾行がうまくいくことを祈るばかりです」


エリナ「私が行けば確実なのに…」


ジョナサン「彼も伊達に暗黒街で生きてきたわけじゃない。その手の仕事はお手の物さ」


ジョナサン「それに『ジョースターさんたちの力はこんなところで消費させるわけにはいかない』なんて言われたら断れないよ。彼なりに僕らの力になろうとしてくれているんだよ」


エリナ「分かってます」プクー


ジョナサン「……」プニー


エリナ「……」プスー


ジョナサン(ああ、すねた顔も何て可愛らしいんだ)


ツェペリ「イチャついておらんで準備するんじゃ」


ツェペリ「しかし修行の成果がでたな。あれだけの攻撃をしてゾンビを殺し切っておらん。波紋コントロールがうまくいっているの」


ジョナサン「…使ってません」


ツェペリ「え」


ジョナサン「まだあまり自信がなかったので…拳には波紋を流してません……」


ツェペリ「それであれかー」ゾンビノカラダガハンブンモゲテタゾ


エリナ「ジョジョならできて当然です」


ジョナサン「本当にごめんなさい…」


ドウスルノヨジョジョガオチコンジャッタジャナイノ!!!イヤ、ソンナコトイワレテモ「ホクトザイカイケン!!!」アッーーーーー!!!


ジョナサン「ウインドナイツ・ロット?」ドシンドシンドシンドシン!!!


スピードワゴン「ええ!!奴が向かった先はそこでした!!聞き込みの結果ディオと思われる男が最近町に住み始めたという情報も上がっています!!!」


ツェペリ「三方を険しい岩山で囲まれてた断崖絶壁にある町…か…。人目には付きにくい場所じゃ。隠れるにはうってつけだな」


スピードワゴン「まず間違いなく奴はここにいます!!!」


ジョナサン「ディオ!!」ドシンドシンドシンドシン!!!


エリナ「はいよー」パシン!!


馬「ヒヒーン!!!」


ツェペリ「覚悟はいいなジョナサン!!!」


ジョナサン「はい!!戦いの覚悟はできています!!」ドシンドシンドシンドシン!!!


スピードワゴン「見えましたぜ!!あれがウインドナイツ・ロットへ入るための唯一のトンネルです!!縦幅が5m無いのでジョースターさんは屈んで進んでください!!!」


ジョースター「分かった!!!」ドシンドシンドシンドシン!!!


ガタンゴトン… ガタンゴトン…


エリナ「ずいぶん長いトンネルね…まだ夕方にもなってないのに中は真っ暗よ…」


ジョナサン(移動方法:匍匐前進)「ああ…日の光がまったく入ってこない…道に気を付けてね…」ズリズリズリズリ!!!


エリナ「分かってますよ」ニコッ


ジョナサン・エリナ「…!!?」ピクッ


ガタンゴトン… ガタンゴトン…


ツェペリ「……」


スピードワゴン「……」ガタガタガタガタ


ツェペリ「……スピードワゴン君…君は無理してついてこなくてもよかったのだぞ?」


スピードワゴン「……」


ツェペリ「…これはワシやジョナサンの、石仮面に絡みついた宿命の戦いであり、君が命を懸けてまでついてくる理由はない。今からならまだ間に合うと思うが…」


スピードワゴン「…何だい?黙りこくってると思ってたら俺の心配してたのかいツェペリのおっさんよぉ…」


スピードワゴン「舐めてもらっちゃ困るぜ!!俺はあの化け物を直に見てるんだ!!石仮面がどんだけやばいもんかってのは分かっている!!!」


スピードワゴン「だからこそ!!アレが人の世に出させないようにするのが石仮面を知ったものの責務ってやつだろ!!!ツェペリのおっさんもそう思ったからこそ石仮面を追っていたんだろうがッ!!!」グッ!!!


スピードワゴン「ゴロツキが責務なんて言葉使うのもおかしいけどよ…やんなくちゃいけねえだろうよ…」


ツェペリ「……死ぬかもしれんのだぞ…」


スピードワゴン「かまいやしねえ…こんな俺でも盾ぐらいにはなるんだぜ…」


ツェペリ「……そこまで言うならしかたないのう」


スピードワゴン「……ふん…」


ツェペリ「あ、一応言っておくけどあんたの心配はあんまりしてないよ」イチオウキイテミタダケ


スピードワゴン「ええええええええええええええッッ!!!!!」


ツェペリ「ワシが今しているのは別の心配じゃ…」


スピードワゴン「別の心配ィ…?」


スピードワゴン「ばれていないならそれでいいが…もし石仮面の男があのゾンビの話を聞いて我々がウインドナイツ・ロットに向かっているかもと考えたら…奴はどうすると思う?」


スピードワゴン「ッ!!?」


ツェペリ「このトンネルは長くて日の光すら届かない暗がりの世界…そしてウインドナイツ・ロットへ入るための唯一のトンネルなのだから我々もここを通らざる負えない…」


ツェペリ「まさに『奴ら』を使っての待ち伏せにぴったりじゃあないか…」


スピードワゴン「……」ゴクッ!!


ツェペリ「ならば当然…」


ガタンゴトン… ガタンゴトン…


ジョナサン(何だ…とても嫌な感じがする…空気が冷たい…)


エリナ(何かいるわね…人間とは違う…『人間じゃない何か』が間違いなくいるッ!!!)





ジャック(身長:372cm)「へっへっへっ!!!血管から血をごくごく飲んでやるぜッ!!!」シャキン!!!




ツェペリ「ここで来るよなぁ…ゾンビが!!」


今日はここまでです。


迫る敵!!押し寄せる絶望!!無事に打ち勝つことができるのか…!?

ジャックが!!!

あけおめです。遅くなって申し訳ないです。

少しだけ更新します。


ジャック「ディオ様の予想は的中したなぁ…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ディオ「ジョジョ、セマル、ボク、ワカル」ガタガタ


ディオ「ジョジョ、コワイ、ジャック、ムカエウツ」ガタガタ


ディオ「ジョジョ、タオシテ、ボク、セカイノチョウテン」ガタガタ


ジャック(何でカタコトなんだ…)


ワンチェン(顔が死んでる…)


ディオ「ガンバ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ジャック(奴の首を持って帰れば…ディオ様もさぞお喜びだろう)


ジャック(ディオ様には奴の首を渡して、あの女は俺がもらおう!!美味そうな血だ~~~)ペロッ!!


ジャック(暗闇からの攻撃!!眼では捉えられず気が付きゃ全身バラバラよ!!)


ジャック(飛ばしたナイフ:21本)「さっさと死ね!!!」ビュン!!


スピードワゴン「なんてこった!!じゃあ今すぐ外にいるジョースターさんとエリナさんに知らせて…」


キャアアアアアアアアアアアアア!!!ニシシンクウハ!!!


スピードワゴン「遅かったか!!」


ツェペリ「くそっ!!本当に来おったか!!!今のはミス・エリナの声だな!?」バッ!!


スピードワゴン「大丈夫ですか!!?」


ジョナサン「あ…うん、こっちは大丈夫だよ」


エリナ「びっくりしたー。いきなりナイフが飛んでくるんだもん」ドキドキ


スピードワゴン「一体何が起こっ」チラッ


ジャック(差し込まれたナイフ:21本)「」バァァァァァン!!!


スピードワゴン「てえええええええええええええええあああああああああああ!!???何だぁあの男は!?」


ジャック「……げはっ!!」


ツェペリ「あれだけナイフをぶっ刺されても死なぬと言うことはやはりゾンビか…」


ツェペリ「しかし…あれだけのナイフを…何?跳ね返したの?」


エリナ「ジョジョにまで投げてきやがったから一本一本殺意を込めて投げ返しました」


ツェペリ「怖いわ!!」


ツェペリ「…ってん?てことは?」


ツェペリ(ワシ、まさかの出番なし!?)


スピードワゴン「一応聞いときますけどジョースターさんは平気ですよね?」


ジョナサン「うん」


スピードワゴン「まああれくらいのナイフなら問題ないですよね」


エリナ「逆に聞きますけど、飛んでくる枯葉を見て自分の怪我を心配する人って…います?」ニコッ


スピードワゴン「愚問でしたね」


ジャック「がっ……ぴょ……」プルプル


スピードワゴン「むっ!!?奴がまだ動いてますよ!!!」


エリナ「ナイフを返しただけだから波紋を流せて無いのよねそういえば!!」


ジャック「せめて一人でも…」ガシッ!!


ジャック「GYAAAAAAAAAA!!!」ヒュンヒュン!!


エリナ「筋肉の収縮でメスを!?」


スピードワゴン「俺狙いかよ!!!」キャアアアア!!!


ツェペリ「波紋カッター!!!」パパウパウ!!


ジャック「!!?」


ツェペリ「ワシらの方なら倒せると思ったか?」デバンガアッテヨカッタワイ


スピードワゴン「ツェペリのおっさあああああああん!!!」


ジャック「くそがあああああああ!!!」ダッ!!


ツェペリ「ジョジョ、ミス・エリナ、手は出さないでくれ」ゴクゴク


ツェペリ「ちょうど良い。ワシが教えた『戦いの思考』は覚えているよなジョジョ」


ジョナサン「はい!!!『恐怖を我が物にしろ』ですね!!!」


ジャック「ずえああああああああああああああああ!!!」


ツェペリ「そうじゃ」


ツェペリ「ノミっているよなぁ……ちっぽけな虫けらのノミ。あの虫は巨大で頭のいい人間にところかまわず戦いを挑んでくるな!!巨大な敵に立ち向かうノミ……………これは「勇気」と呼べるだろうか」


ジャック「何をごちゃごちゃとおおおおおおおおおおおお!!!」バビュン!!!


ツェペリ「ならば勇気とは一体何なのか!!!」


ツェペリ「『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!!『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!!!」


ツェペリ「呼吸を乱すのは『恐怖』ッ!!だが『恐怖』を支配した時!!!呼吸は規則正しく乱れない!!!」


ツェペリ「そう!!!波紋法の呼吸は『勇気』の産物ッ!!!」


ツェペリ「人間賛歌は勇気の賛歌ッ!!!人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ!!!」


ツェペリ「いくら強くてもこいつらゾンビは『勇気』を知らん!!!」


ツェペリ「ノミと同類よォーーッ!!!」


ツェペリ(身長:252cm)「『仙道波蹴』(センドウウェーブキック)ッ!!!」ボギャアアアアアアアアア!!!


ジャック(身長:372cm)「ぐえええええええええ!!!」グシャアアアアアアア!!!


エリナ「ジョジョは恐怖を感じたことってあるの?」


ジョナサン「あるよ。もちろん」


エリナ「へー」


エリナ・スピードワゴン「「あるの!!?」」


ジョナサン「うお!!」ビクッ!!


ジョナサン「そんなに意外?」


エリナ「意外も意外よ」


スピードワゴン「このスピードワゴン、勝手ながらジョースターさんは生まれついての覇者だと思っていましたぜ!!!」


ジョナサン「なにそのイメージ」


エリナ「ジョジョは何に恐怖を感じるの?」


ジョナサン「そんなものたくさんあるさ…、だけどそうだな…今一つ上げるなら…」


ジョナサン「君やスピードワゴンが死んでしまうのが怖い。僕はこれからも君らと一緒にいたいからね」エヘヘ


エリナ(訳:ジョジョは本当に可愛い。地上に舞い降りた天使なのではなかろうか)「ジョジョマジカワガチテン」ナミダポロッ


スピードワゴン「まじでいい人だぜこの人はよぉ!!!」ソコニシビレルアコガレルッ












ツェペリ「見てたああああああ!!?聞いてたああああああ!??」


ツェペリ「よしジョジョ!!このゾンビに止めを刺すのじゃ!!脳を完全に破壊しなければ奴らは動き続けるぞ!!!」


ジャック「ちくしょおおおおお!!!絶対!!絶対ぶっ殺してやるからな!!!」ビュン!!!ガチャン!!!


隠し扉「やあ」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!


スピードワゴン「隠し扉だと!?」


ジャック「ぬううううううううう」ゴキッメキッ!!!


ジャック「覚えとけよおおおおおおおおおお!!!」ヒュン!!


スピードワゴン「まさか追っていくんじゃないでしょうね!!!」


ツェペリ「ここで逃げられても後が面倒じゃ。追わねばなるまい!!」


ツェペリ(投げたワイングラス幅:10cm)「ジョジョ!!このワインを持て」ポイッ


ジョジョ(小指幅:30cm)「はい」ピタッ


ツェペリ「このワインを一滴もこぼさずに奴を仕留めて見せろ!!できなければお前を見捨てる!!!」


ジョナサン「!?」


スピードワゴン「おっさん!?いくらなんでも厳しいんじゃねえか!!?正気か!!?」


ツェペリ「あーたは黙っとれ!!!」


エリナ「正気ですか?」ゴゴゴゴ!!!


ツェペリ(体勢:五点倒置)「ほんとスイマセン。勘弁してください。お怒りも分かるのですがこれはジョジョにとっても大事な…」


スピードワゴン(おっさん弱っ!!!)


ジョジョ「ツェペリさんが考えなしにそんなこと言うはずはないさ。分かりました!!!僕は行きます!!」


ツェペリ「ジョジョ!!北国のルウェーにこんなことわざがある…『北風が勇者バイキングを作った』…それを心に留めておけ!!」


ジョジョ「はい!!!」ザッザッ!!!


ジョジョ「なっ…!!?」ピタッ!


ジョナサン「な…何てことだ!!僕は…奴を追えないッ!!!」


ツェペリ「何じゃと!!?」


エリナ「一体何が!?」











ジョナサン「……入り口が…小さすぎるんだ…」







隠し扉(入り口:150cm2)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!










エリナ「た…、確かに小さいわ!!!これじゃあ……ジョジョが…入れない……」


スピードワゴン「そんな…そんなことって…!!!あんまりだぜチクショー!!!」ガクッ!!


ジョナサン「これが…北風ッ!!!」ギリッ!!


ツェペリ「違う」


中途半端になってしまいますが今日はここまで。

ジョジョを襲った北風!!彼はこの困難をどう切り抜けるのか!!!
そしてジャックは無事逃げ切ることはできるのか!!!

次回「さらばジャック!!渾身の波紋疾走炸裂!!!」でお会いしましょう

遅くなりました。更新します


スピードワゴン「そうかあの野郎、この隠し扉に入る前にゴキゴキやっていたのは自分の体を折りたたんでこの扉に入れるためだったのか…!?」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジャック(身長:372cm → 147cm)「ぬううううううううう」ゴキッメキッ!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


エリナ「壊して広げれば…」グッ!!


ツェペリ「いや待てミス・エリナ。あの上に刺さっているナイフを見ろ。奴め…逃げるときにトンネルを崩壊させる仕掛けも作動させたようじゃ」


ツェペリ「仕掛けが作られてからだいぶ時間がたっているからかうまく崩れはしなかったようだが衝撃を加えるのはマズイ!!!崩れやすくなっているのは間違いないからのぉ」


ツェペリ「そうなれば我々が生き埋めになるばかりか完全に奴を見失うことになる!!!逃がすわけにはいかない!!!」


エリナ「じゃあどうするんです?」


ツェペリ「ふう…仕方ない…」















ツェペリ「スピードワゴン君!!君が行け」


スピードワゴン「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!??!!??!??!!!??」


スピードワゴン「いやいやいやいや!!!ない!!それはないですよ!!!今の流れはツェペリのおっさんが入る流れだっただろうが!!?」


ツェペリ「いや…わしは暗くて狭い所駄目なんじゃよ…トンネルですらちょっと怖いし…」


スピードワゴン「恐怖克服できてねえええええええええええ!!?」


スピードワゴン「じゃあエリナさんは!!?」


エリナ「私は蜘蛛とか苦手なのよ…ごめんなさい」アノナカイソウジャン?


スピードワゴン「ギャップウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!?」


エリナ「だから…ね?」


ツェペリ「頑張れ!!」グッ!!


スピードワゴン「無理だああああああああああああああああああああ!!!!!」


ジョナサン「そうか!!分かったぞ!!!」


ツェペリ「何が!!?」


ジョナサン「このワイングラスのワインの意味が解りました!!!」


ツェペリ(ここで分かるの!?)


ジョナサン「波紋とは呼吸が生み出す波のエネルギー!!!それは水に!!空気に!!あらゆる物体に流れて伝わる!!!」


ジョナサン「僕が持っているこのワイングラスにも僕の波紋が流れて伝わっている!!!液体だからその流れもよく分かる!!」キイイイイイイイン!!!


ツェペリ(…??)


ジョナサン「このワインはまさに『携帯する伝導のイメージ』ッ!!!僕の手や足に流れる波紋を実際にワインに写し、目で捉えることで物体に波紋が流れるイメージをより正確に掴むことができる!!!」


ツェペリ(……???)


ジョナサン「そしてッ!!!『北風が勇者バイキングを作った』とは凍てつくような寒さの厳しい北風がしたたかで屈強なバイキングを作ったことを表している!!!」


ジョナサン「つまりは困難な環境も乗り越えることで己の糧とすることができるということ!!!」


ツェペリ(そこは普通に知っていたのか)


ジョナサン「僕にとっての北風は『入り口が狭くて入れないこと』だが…」グググッ!!!


スピードワゴン「一体何を!?」


ジョナサン「だったら入らなきゃいいじゃないか!!!ここから!!『全力で』!!!壁に波紋を伝えて倒す!!!その波長は『僕の手の中にある』ッ!!!」


ジョナサン「たとえどこにいようと逃さんぞ!!ゾンビッ!!!」


ジョナサン(壁の破損範囲:481cm)「壁を伝わる波紋!!!『仙道波紋疾走』ッ!!!!!」ドゴゥ!!!


……バリッ…!!


バリバリバリバリッ!!!!!!!!!!


ジョナサン「……手ごたえあり!!」


ツェペリ「いい音響だジョジョよ。まさかそんな力技を使うとは意外…でもないな」


ツェペリ(しかしあれだけの波紋が広範囲に伝わればどえらいことに…)


ベキベキベキベキ!!!


スピードワゴン「ジョースターさん…このトンネル…揺れてません?」


エリナ「ホントね。壁もみしみし言ってるし」


ジョナサン「殴った部分はクレーターみたいになってるしね。強く殴りすぎたかな…」


ツェペリ「もともと古いトンネルだったのがジョジョの拳と波紋の力に耐えられず悲鳴を上げておるのだな。これは崩れるな」


エリナ「ジョジョったら!!私たちが中にいるのにトンネルを崩しちゃうなんてお茶目な人ね」


ジョジョ「お茶目って…」


一同「ははははは!!!」



















ツェペリ「走れえええええええええええええええええええ!!!!!」


スピードワゴン「これ間に合わねえええええええええええ!!?」


ジョナサン「エリナ!!僕の下に!!!」


エリナ「大丈夫!!!」


スピードワゴン「あっ…」


ガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!


…………


……








エリナ「北斗剛掌破ッ!!!」ボゴッ!!!


スピードワゴン「死ぬかと思った…」


ツェペリ「それでも…結果的に…」


ジョナサン「はい!!ウインドナイツロッドに入れました!!!」


ジョースター一行 ウインドナイツロッド突入!!!  バアアアアアアアアアン!!!


ジャック(トンネルからの距離:3km)「ぜえ……ぜえ……」バッ!!


ジャック(くそったれが!!トンネルを抜けるのに時間がかかっちまった…早くディオ様に報告を…)


バリッ!!


ジャック「ん?今何か光っ…」


バリバリバリバリッ!!!!!!!!!!


ジャック「ギゃ…」ジュ!!!







ポコ(トンネルからの距離:10km)「さっきの音なんだったんだろう…まるで雷でも落ちたみたいだ…まさかトンネルに何かあったんじゃ…」


ポコ「姉ちゃんも城に行ったっきり戻ってこないし…どっちかに見に行って…」


バリッ!!


ポコ「何かびりっと…」


バリバリバリバリッ!!!!!!!!!!


ポコ「うわあああああああああああああああああああああ!!!???」バリバリバリバリッ!!!


村人A「ぬわああああああああああああああああああああ!!!???」バリバリバリバリッ!!!


村人B「一体何がああああああああああああああああああああ!!!???」バリバリバリバリッ!!!


ドサドサドサッ!!!


ポコ「」


ディオ城(トンネルからの距離:15km)


ポコ姉「…ぐぬぬ」ダラダラ


ディオ「もう素直に諦めたらどうなんだマドモアゼル?」


ディオ「もう貴様は詰み!!チェックメイトにはまっているのだ~♪」


ポコ姉「…負けました」グヌヌ


ディオ「ん~素敵な言葉だ!!負けたのなら早く俺にココアを持ってくるんだ!!前と同じように9:1で頼むぞ」


ポコ姉(ココア配分:牛乳:9-ココア粉:1)「ほとんど牛乳じゃないのよ!!!」


ポコ姉(何よもう…チェスに勝ったくらいではしゃぎやがって…私は何時になったら帰れるのかしら…)ハァ


ポコ姉(てか吸血鬼名乗るなら血を吸えやって突っ込みたいけど血を吸わないのは私たちにとってはいいことなのよね)


ポコ姉「とりあえず作ろ」


ポコ姉「はいどうぞ!!!」ガチャン


ディオ「はあ~いい香りだ」ゴクッ!!


ディオ(やはり血よりも飲みなれた牛乳の方が美味く感じる。実際美味い。おかげで怪我も十分に回復した…が…)


ディオ(精神の全身複雑骨折はまだ治ってない…『ジョナサン』って単語聞いただけで発狂しそうになる…)


ディオ(そんななかでの侍女を捕まえての暇つぶし…ぶっちゃけジョジョが来るまでの現実逃避だったのだが存外楽しいな…)


ディオ(そのジョジョも町に入ったという情報はまだ来てない…ジャックが帰ってこないのは気がかりだが)


ディオ(意外にあっさり奇襲が成功してジョジョを倒しちゃったりしてな~HAHAHA)


ディオ「…………ないな」


ポコ姉「あら?不味かったかしら」


ディオ「いや、別の話だ。こっちは美味しい」


ディオ(このままジョジョが来なければ俺の周りは平和なんだが…)


バリッ!!


ディオ「痛った!!?」ピョーン!!


ポコ姉「うわっ!!何かびりっと来た!!!」


ディオ(痛い!!てか熱い!!熱いぞこれ!!ものすごく熱い!!)


ディオ(突然、背中に焼けた鉄を流し込まれたかのように熱くなったぞ!!?)


ディオ「くそっ!!今のはなんだ!!」


バリバリバリバリッ!!!!!!!!!!


ポコ姉「きゃあああ!!!」ビリビリビリビリ!!!


ポコ姉「」ドサッ!!


ディオ「侍女おおおおおおおおおおおおおお!!!??」


ディオ(床!?壁!?部屋の四方に光のようなものが流れている!?これがさっきの激痛の原因なのか!!?)


ディオ「ぐへっ!!」ドサッ!!


ディオ「何がどうなって…!?」


ワンチェン「ディオ様!!ご報告します!!!」ガチャ!!!


ワンチェン「今のはジョナサン・ジョースターの波紋攻撃です!!」


ディオ「ジョナサアアアアアン!!?」


ディオ「波紋!!?お前の報告に合った吸血鬼を消滅させうる力か!!」


ワンチェン「はい!!ジャックを倒した波紋の余波が城に直撃!!城の内外にいたゾンビの9割が消滅しました!!!」


ディオ「あばばばばばばば」


ワンチェン「ジャックももちろん消滅!!灰すら残ってません!!!」


ディオ「あばばばばばばばばばばあばばばばば」


ワンチェン「そして先ほどトンネルが崩壊したそうで、内側から開けられた形跡のある大穴が見つかっています!!!」


ディオ「やめてくれえええええええええええ!!!聞きたくねえええええええええええ!!!」


ワンチェン「ジョナサン・ジョースター一行がこちらに向かってきます!!!」


ディオ「誰か助けてくれえええええええええええええええ!!!!!」


今日はここまでです。

少しですけど更新します


ポコ姉「いたたたた…今の何よ…」


ディオ「うわああああああああ!!おしまいだあああああああああ!!」


ワンチェン「ディオ様落ち着いて!!」


ディオ「落ち着いている場合かああああああああああああ!!?ばれないようにってわざわざ人も襲わずゾンビにせず死体からちまちま配下増やしてたのにばれちまったじゃないかあああああああああああ!!!もうみんな死ぬしかないじゃないかああああああああああああああ!!?」


ポコ姉「うわ…ガチ泣き」


ディオ「こんなのって、あああああああああああああんまあああああ」


ポコ姉「うるさい!!!」パシーン!!


ディオ(お仕置き:1回)「ヘゲッ!!」


ポコ姉「何がどうなってるのかはよく分からないけど、あなた男で吸血鬼でしょ!!泣きべそかいて取り乱してるんじゃないわよ!!!」


ディオ「侍女はあのジョジョを知らないからそんなこと言えるのだ!!あんな化け物が近づいてきたら誰だって」アナタニハワカラナイデショウネ!!!


ポコ姉「化け物はあんただ!!!」パシーンパシーン!!!


ディオ(お仕置き:3回)「ヘゲッ!!ヘゲッ!!」


ディオ「いやだって」


ポコ姉「軟弱物ッ!!!」パチーン!!


ディオ「今は何も言ってない!!!」


ポコ姉「そんなことをウジウジ言ってるくらいなら立って戦えって言ってるのよ!!確かに私はそのジョジョって人がどんな人かは知らないわ!!でもそんな私でも一つ分かることがある!!それはあなたがここで立たなきゃ一生ジョジョには勝てないってことよ!!!」


ポコ姉「惨めなのは『負ける』ことじゃない。『戦わない』ことよ!!」


ディオ「!!!」


ディオ「……そう…だな…」


ディオ「俺は圧倒的な力を前にいつの間にか大事なものを忘れていたらしい」グググ!


ディオ「ワンチェン!!タルカスとブラフォードはまだ残っているな?」


ワンチェン「はい。もちろんです!!」


ディオ「ならば戦闘準備をするように伝えておけ!!生き残ってるゾンビも全員だ!!!こちらから打って出てやる!!」


ディオ「奴らの手間を省いてやろうじゃないか…」


ディオ「侍女!!礼を言うぞ!!」


ポコ姉「あ、はい」


ディオ「やってやるぞ畜生!!ジョジョを倒し、俺が世界の帝王となるのだ!!!」


シーーーーン


ポコ姉「行っちゃった…」


ポコ姉(何で吸血鬼にアドバイスしてんだろ…なーんかほっとけなかったのよね~~~)


ポコ姉(あのナヨナヨしたところがポコそっくりだったからついね…)


ポコ姉「ポコ…」


ポコ姉「突然こっちに連れてこられたから何も話せなかったのよね…」


ポコ姉「そういえばポコ…、今なにしてるんだろう…。面倒事に巻き込まれてなければいいけど…」


村人A(身長:166cm)「」


エリナ(身長:186cm)「……駄目ですね。こっちの人も気絶してます」


ツェペリ「ふむ。村人は全滅か…」


ツェペリ「これでは第一村人インタビューもできやしないわい」


スピードワゴン「話を聞こうと思いましたがこれじゃあ無理ですね。とりあえずディオらしき男が目撃された城の方に向かって…」


コソッ…


ジョナサン「!?」


パッ!!!


ジョナサン「君っ!!僕らは怪しいものじゃないんだ!!待ってくれ!!!」


ツェペリ「誰かいたのか!?」


ジョナサン「背格好からして男の子がいました!!!」


スピードワゴン「早く追わねえと!!!」


タッタッタッ!!!


スピードワゴン「なんだこりゃあ!!川じゃねえか!!!」


エリナ「あら。男の子は向こうの川岸にいるわね」


スピードワゴン(水深:420cm)「この川を渡り切ったってのか!?この川幅に深さ…大人でも難しいぞ」


ツェペリ「まあ問題ないじゃろ。見ておけ」


ツェペリ「波紋を水面に流す!!!こおおおおおおおおおおおおおおお!!!」キラキラッ


ツェペリ「これで川の上を波紋で弾いて渡れるようになったわい。ジョジョも渡れ!!」















ジョナサン(身長:692cm)「……」ザバーーーーーーーー


ツェペリ「……」


ジョナサン「……足がついちゃいました」ザバーーーーーーーー


ツェペリ「……そうね」


ジョナサン「……乗りますか?」


ツェペリ「うん」


エリナ「おりゃー捕まえた!!」ガシッ


ポコ「……」ブツブツ…


スピードワゴン「おい坊主!!ちょっと聞きてえことがあるんだが…」


ポコ「アッペーラタコス!!ナポリタンペペロンカッルボナーラ!!ミルクミルク!!!」ガタガタ


スピードワゴン「白目剥いてるううううううううう!!?」


スピードワゴン「なんかやばい匂いがプンプンするぞ!!まさかさっきのジョースターさんの波紋のせいで!?」


ジョナサン「え」


スピードワゴン「坊主起きろ!!正気になれ!!!」パシン!!


ポコ「へべやっ!!!あれ…おいら村にいたのに…」


ジョナサン(あの時村にいたのになんで無事だったんだろう…)イヤブジダッタノハイイコトナンダケド


エリナ(どうやら無事ではなかったようよ。ジョジョ)


スピードワゴン(直接脳内にツッコミを入れるとはッ!!)


ツェペリ「おーい」


ボコッ!!ゴボッ!!


ゾンビ(数:30体)「あぎゃああああああああ!!!」ゴゴゴ!!!


全員「!!?」


ポコ「ひぇ…!!!」


エリナ「変な感じがすると思ったら…」


スピードワゴン「うおおおおおおおおおおおお!!?!?」


ツェペリ「なるほど。詳しいことはわからんが何らかの方法で気絶した坊主を操っていたようだな。気絶した坊主を自在に操り私たちをここへ誘導した…」


ツェペリ「逃げ場がなく…戦いやすい場所にまんまとおびき出された…」







ザッ!!!


ディオ(身長:636cm)「……久しぶりだな。ジョジョ」


ジョナサン(身長:692cm)「……ディオ!!!」


ディオ(おれは!!この瞬間に対する心の準備はしてきたッ!!!)


ディオ(だがやはりドス黒い気分になる!!汗が噴き出すッ!震えが止まらない!!!)


ディオ(またジョジョと戦うことを考えただけで体が動かなくなる!!!)


ディオ(だがここで行かねば俺はジョジョに一生勝てない!!!)


ジョナサン「以前より大きくなっているみたいだね…」


ディオ「そういうお前も…あれだな…えげつないほどでかくなってるな…」


ジョナサン「おかげさまでね…もう少しで7メートルの大台も夢じゃなくなってきたよ」


ディオ(帰りてえ…)


ディオ「そ…それにしても…報告こそあったもののまさか君まで来るとはね。エリナ」


エリナ「こんな形での再開になるなんて私は思っていなかったわ…とても辛いわ」


ディオ「ならばそのままおとなしく町にいるべきだったな。俺は君とて容赦せずに殺す。その美しい体が醜く腐ったゾンビになると思うと残念で仕方がない」


エリナ「私も非常に残念よ。友人だったあなたにこれから地獄を見せなきゃいけないんだから」ゴゴゴゴゴッ!!!


ディオ(マジで帰りてぇ)


ョナサン「ディオ…君が生きていると聞いた時は本当に驚いた…」


ジョナサン「でも心の底では妙に納得できた。ディオがこの程度で死ぬわけないと…」


ジョナサン(もしかしたらもっと深いところでは『生きていてほしい』とも思っていたのかも…)


スピードワゴン「この程度ってどのくらいなんでしょうね…あの人のことだから結構やばそうですけど…」


エリナ「650kgを超える銅像を叩き付け、胴体を吹き飛ばして手足は粉々、頭をミンチにして灰になるまで燃やした程度よ」


スピードワゴン「oh…」


ジョナサン「だからこそ…今度こそは君を完全に葬る。そのために力をつけ、ここまで来たんだ」ゴゴゴゴゴゴゴッ!!!


ディオ「それはこっちのセリフだ!!!貴様に引導を渡し俺が世界の帝王となるのだ!!!」


ディオ(俺とて何もしないままお前から逃げていたわけではない。なんだかんだで対抗手段は考えてあるのだ!!それで貴様を殺す!!!)


ディオ(通用しなかったときは逃げる!!!あくまで戦略的撤退として)ドーーーーーン!!!


今日はここまでです。第三ラウンド始まります。


あと>>770にコピペミスがありました。

× ョナサン
○ ジョナサン

頭がミンチになっていたのはジョナサンだった…

徐々にジョジョの身長に違和感を感じなくなっていく奇妙な物語

>ディオ「いやだって」
>ポコ姉「軟弱物ッ!!!」パチーン!!
>ディオ「今は何も言ってない!!!」
いやもだっても弱腰逃げ腰の否定の出だし!
その言葉こそが千言を費やすより多く貴様の軟弱を現しておるのだ!

頭痛が痛いをやっちまったww

少し更新します


【前回までのディオ】ディオ、覚悟完了


ディオ(だがまずは…邪魔な雑魚どもから…)


ディオ「ゾンビども!!まずはその取り巻きどもをバラバラにしてしまえ!!!」


ゾンビ群れ「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」


ツェペリ「来るぞ!!」


エリナ「ええ!!」


ドゥービー(身長:311cm)「俺はドゥービーだで!!」


ペイジ(身長:245cm)「俺はペイジ!!」


ジョーンズ(身長:229cm)「ジョーンズ!!」


プラント(身長:252cm)「プラント!!」


ボーンナム(身長:116cm)「ボーンナム!!!」


ツェペリ(身長:252cm)「ボーンナム小さ!!」


ボーンナム(身長:116cm)「」


ドゥービー「身長のことは言わないでほしいど!!!」


プラント「うわねーわ。人のコンプレックスえぐるとかねーわ」


スピードワゴン「今のはねーと思うぜ!!!」


ツェペリ「おいこら貴様」


ペイジ「ほら…泣くな…今戦闘中だぞ…」


ボーンナム「だってよぉ…」


ジョーンズ「マジなんなんだあのおっさん。ちょび髭にあってねーんだよ」


ツェペリ「……」


ボーンナム「……謝れ…」


プラント「そうだ謝れ!!」


ジョーンズ「謝れ!!」


ペイジ「あっやまれ!!あっやまれ!!」


アッヤマレ!!アッヤマレ!!アッヤマレ!!アッヤマレ!!


ボーンナム「謝れえええええええええええええ!!!」


ツェペリ「えっ…と、どうもすいませんでした」ペコリ


ゾンビ群れ「今だッ!!血管針攻撃ッ!!!」ビュン!!


ツェペリ「汚い!!さすがゾンビ汚い!!!」


ジョナサン「……」


ジョナサン「すうううううううううう!!!」


ジョナサン「こおおおおおおおおおおおおお!!!」キィィィィィン!!!


ゾンビ群れ「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!」ジュオオオオオ!!!!!


ディオ「」


ディオ(一呼吸で消しやがった…)


ディオ「ゾンビとはいえ倒すことにためらいはないのか…あれだけ優しかったお前が…」


ジョナサン「『優しさ』と『甘さ』は違う。ディオ…君との戦いで得た教訓さ…」


ツェペリ「あとで覚えておれよ…」


スピードワゴン「いやつい…」


ツェペリ「まあいい……。さて…気を取り直したところで…」キリッ


ツェペリ「お前とは面識はないがあえて言おう!!とうとう会えたな石仮面!!!」


ディオ「雑魚にかまうための力も惜しみたい状況なのだがな……」


ツェペリ「へいベイビー!!そんな不安定な場所で戦う気か?降りてこい!!!」


ディオ(巨岩?:9m27cm)「図に乗るなよ虫けらが!!俺は石仮面の力によって生まれた新しい生命体!!人間を超えた存在だ!!!」


ディオ「貴様ごときと俺が対等になって戦うなどできるわけないだろうが!!!」


ジョナサン「……」ジリッ


ディオ「……」ズリッ


ツェペリ「待てジョジョ…」


ツェペリ(こやつ…あんな大口叩いておいてジョジョが動くと見るや即座に岩から降りる体制をとった…すごくダサいが裏を返せばジョジョを対等以上に見て、自らの力をしっかり把握しているということ…)


ツェペリ(やはり理知的…普通にジョジョをぶつけても無駄に警戒されるのがオチか…)


ツェペリ(ジョジョの力は信用しているが…勝てる確率は上がれば上がるほどいい…)


ツェペリ「ジョジョよ。タイミングを計れ」ボソッ


ジョナサン「……」ピクッ


スピードワゴン「ツェ」


エリナ「フン!!!」ボクン!!!


スピードワゴン「」


エリナ「ちょっと静かに」


ツェペリ「いい度胸だ!!その岩を貴様の墓標としてくれる!!!」


ディオ「向かってくるなら仕方がない。まあいい。回復させ続けてはいるがまだジョジョにつけられた傷が疼くのでな…」


ディオ「貴様の命を吸い取ればこの傷もまた癒えてくれよう」


ツェペリ「完治は無理だったようだの」


ディオ(回復率:73%)「無理に決まってんだろ。胴体消し飛んでんだよこっちは」


ツェペリ「しかし…その傷のためにどれほどの犠牲を出したッ!!!」


ディオ「犠牲?犠牲か…うーん」


ディオ「お前は今までに飲んだ牛乳の数を覚えているのか?」


ツェペリ「このッ…!!?」


ディオ「…?」


ツェペリ「ん?」



エリナ(人生における牛乳消費量:3250ℓ)「話がかみ合ってない!?」



ポコ(人生における牛乳消費量:650ℓ)(おいらどのくらいだっけ?)



ジョナサン(人生における牛乳消費量:21900ℓ)(覚えてないなぁ…)



スピードワゴン(人生における牛乳消費量:200dℓ)(牛乳嫌いだしな俺)








ツェペリ(人生における牛乳消費量:9125ℓ)「行くぞ!!!」








ディオ(人生における牛乳消費量:73000ℓ)「来い!!!」







今日はここまでです。


あと前回、ポコ姉の身長を明言してなかったせいでお前のような侍女がいるか状態になってしまって申し訳ないです。

本話に関係ないので出しますがポコ姉の身長は164cmです。


ディオをひっぱたけたのはディオがorz状態で頭が下に下がっていたからなんですが文章読み返したら確かにこれだけじゃわからないと反省


もっとわかりやすく書けるよう気を付けるのでよろしくお願いします。

少し更新します。


ツェペリ(跳躍:17m)「こおおおおおおおおお!!!」バッ!!


ツェペリ「どりゃあああああ!!!!!」


ディオ「フンッ!!!」パシィィィン!!!


スピードワゴン「止めやがった!!」


ツェペリ「くらえ!!流し込む太陽の波紋!!『波紋疾走』ッ!!!」キィィィン!!!


スピードワゴン「奴だって吸血鬼なんだから波紋が流れれば倒せる!!!やっちまえツェペリのおっさん!!!」


ツェペリ「ぬぅ……!!?」


ディオ「…くくくっ」


ジョナサン「なっ!!?」


ツェペリ「こっ、これは!?わしの拳が凍っている!!?何が起きた!?」


ディオ「貧弱貧弱ッ!!!」パリンッ!!


ツェペリ「ぐわああああああ!!!」ブシャ!!!

エリナ「ツェペリさん!!?」


ディオ「ツェペリとやら…どうした?俺を倒すんじゃなかったのか?」


ツェペリ(一体何が起きた!?わしは石仮面にこんな技があるとは知らん!!石仮面にはまだこんな力が眠っていたのか!!?)


ディオ「答えは『YESでありNO』とでも言っておこうか…石仮面の力ではなく石仮面の力を応用した俺の力だ!!!」


ツェペリ(こやつ…わしの考えていることを…)


ディオ「俺はジョジョに敗北してからずっと考えた…なぜあいつに負けたのか…どうやったらあいつを打倒できるのか…正直ずっと逃げていたいと思いながら一方でその方法をずっと考えていた…」


ツェペリ(ちょっと本音が漏れたな)


ディオ「再生力は俺に分があるがその他の肉体性能…特に筋力では明らかに俺が劣っている!!!」


ディオ「あの筋力の鎧がある限り俺の攻撃は致命打にはならんし、そもそも攻撃そのものが超人的速度で避けられる」


ディオ「逆に一撃くらえば大幅に体力を消費するから結局根負けしてしまう…だからまずはあれをどうにかして無力化できないかと考えた!!!」


ディオ「その答えこそがこれ!!対ジョジョ用必殺技その1『気化冷凍法』なのだ!!!」


ディオ「水分は蒸発するとき同時に周囲の熱を奪っていく…」


ディオ「吸血鬼になって体のコントロールを覚えた俺にとってそれを肉体で再現する程度は蚊を殺すことよりもたやすい!!!」


ディオ「凍らせてしまえばいかにジョジョの肉体が強靭であろうと意味をなさん!!肉そのものが凍ってしまうからな」


ディオ「(すさまじく運のいいことに)さらに血液さえ流れなければ波紋は流れない!!これで完全に波紋も封じることができたのだ!!!」


ツェペリ「くそっ!!」

ツェペリ(こやつ!!想像以上だ!!しかし…!!)


ディオ「このまま貴様を粉々に…」


ツェペリ「ジョジョ!!」


ジョジョ「わかってます!!!」バッ!!


エリナ「任せてください!!!」バッ!!


ディオ「何ッ!?後ろからだと!!いつの間にッ!!!」


スピードワゴン「そうか!!ジョースターさんたちが最初に出ていかなかったのはこんな風に隙をつくためか!!」


ポコ「やれ~~~」


ディオ「ぬぅ…」


ジョナサン「はあああ!!!」ボッ!!


エリナ「しっ!!」ボッ!!!


ガキンッ!!!


スピードワゴン「二人の同時攻撃が決まった!!!もらったぜ!!!」


ジョナサン「……」


エリナ「ッ……」


スピードワゴン「え?」


ディオ(笑顔:微笑)「……」ニィ


ジョナサン(氷結:右拳)「これは…」


エリナ(氷結:右足)「やられた…」


スピードワゴン「な…何てこった!!?二人も凍らされちまった!!?」


ツェペリ(そんな馬鹿な!!?仮に奴が全身でこれと同じことができたとしてもジョジョの拳をまともに胴へくらえば吹き飛ぶはず!!?)


ディオ「ほら!!このおっさんも返してやるぞ!!!」ブンッ!!


ツェペリ「ぐお!!!」


スピードワゴン「ツェペリのおっさん!!」


スピードワゴン(この傷…やべえ…このままじゃ手足が腐っちまう!!!)


エリナ「ジョジョ…今見えたのって…」


ジョナサン「見間違いでも何でもないようだ…。なるほど…秘策は一つじゃなかったってことか…」


ディオ「そうだその通りだよ!!これもまた貴様を倒すために編み出した技だ!!」


ツェペリ「こ、この姿は!!?」


ディオ(腕:4本)「ふはははははっ!!!どうだジョジョ!!さすがのお前でもこれは真似できまい!!まさに人間を超えた超越者のみに許される所業よ!!!」バアアアアアン!!!


ジョナサン「腕を自分の力で生やしたのか!!」


ディオ(足:4本)「踏ん張りをきかせるために足も増やしてるぞ!!」コッソリ


ディオ「ふふ…ちぎれた手足をくっつける程度ならともかくいくら吸血鬼とはいえ粉々にされた手足の再生はなかなか難儀でな…ジョジョがここを突き止めるまでに何とか再生させようと四苦八苦してたらいつの間にかできるようなっていた!!」


ディオ「迫りくる恐怖に対抗すべく石仮面の力が手足の再生を促し、俺はその感覚を習得し我が力とする」


ディオ「これで大きくエネルギーを消耗するが俺は自らの意志で体を好きなように変えることができるようになったのだ!!」


ディオ「今では手足を複数どこへでも生やすことができる!!頭なんぞも簡単に作れる!!」


ディオ「これぞ対ジョジョ用必殺技その2『肉体創造』だ!!!」


ディオ「なぜか身長だけは操作できなかったけどな!!!」


ツェペリ(腕を生やすだと!?これもわしの知らぬ力!!)


ツェペリ(やはりこいつは危険だ!!石仮面の強大な力をさらに増大させた!!!恐ろしいのはあの邪悪なる男よ!!!)


スピードワゴン「てめー!!勝手に能力付け加えてんじゃねえよ!!あほか!!」


ディオ「うるせーー!!!それくらいしないと勝ち目が全くないんだよ!!!」


ポコ「?」


ディオ「…っと、そんなことはひとまず置いておいて…」


ディオ「これで俺が依然と比べ物にならんほど成長したのが分かっただろう。さあジョジョ…右手が凍っては力も半減…それにこの『気化冷凍法』と『肉体創造』を得た俺との実力差も分かったはず…どうする?今なら命乞いの一つでもすれば楽に死なせてやっても…」


ジョナサン「『緋色の波紋疾走』(スカーレットオーバードライブ)!!!」ボオオオ!!!


ジョナサン「うっしゃああああああああああ!!!」ジュオオオオ!!!!!


ディオ「」


ディオ(自分の腕殴って一瞬で溶かしやがった…)


ジョナサン「悪いなディオ…気遣いはうれしいが自分で自分の信念を曲げるようなことはしたくない」


ディオ「そ、そうか。それは残念だ…」


ディオ「まあでもその強がりもいつまで続くか見ものだな…。凍らされるたびにそんなことをしていて体力が持つはずない…。お前の波紋だって無限じゃ…」


ジョナサン「『銀鎧の波紋疾走』(シルバーフルプレートオーバードライブ)!!!」ゴゥ!!!


ディオ(SHI☆N☆WA☆ZA!!?)


ツェペリ(なんという密度の波紋!!本来なら波紋疾走として放たれる波紋を体にまとわせているのか!!!)


ツェペリ(ただでさえジョジョの波紋は類を見ないほど強力!!呼吸一つで周囲のゾンビどもを滅殺できるほどだったのだ!!!それをすべてまとったならばさながら一個の太陽と呼べるだろう!!!)


ジョナサン「ツェペリさん。凍らされた手を僕のほうに出してください。溶かします」


ツェペリ「う、うん」


ツェペリ「……」ジュオオオオオ!!!!!


ツェペリ(楽勝で溶けました)


スピードワゴン(俺の出番があああああああああああああああああッ!!!)


ジョナサン「これだけの波紋ならさすがに抵抗できずに凍らされることはないだろう。というか直接触れられる前に君の体を消し飛ばせる!!!」


ディオ「むちゃくちゃじゃないですか」


ディオ(この生きる理不尽野郎め!!こうなればジョジョはいったん置いといてエリナのほうを…)


エリナ「『北斗剛掌破』ッ!!!」ゴッ!!!


ディオ(腕:4本 → 3本)「うげえええええええッ!!!」ボキッ!!!


エリナ「さすがに私はあんなことできないし…せいぜい遠くから衝撃波で攻撃することぐらいしかできないわね…」


ポコ「十分じゃない?」


ディオ「十分すぎるわ!!!」


ジョナサン「エリナ!!!ツェペリさんたちの護衛と僕の援護を頼む!!!」


エリナ「ええ!!こっちは安心して任せて!!!」


ディオ「ちくしょう!!気分よく勝てると思ったら結局劣勢じゃねえか!!」


ディオ(そもそも生きて帰れるのか?)


ディオ(いかん!!思考がネガティブになってるぞディオ・ブランド―!!!気持ちから負けていては話にならんぞ!!!為せば成る!!あきらめない心こそが勝利への道を切り開くのだ!!!)


ディオ(腕:3本 → 8本)「上等だああああああ!!!!!ならばこのディオ!!!石仮面の主としてそのすべての力を見せてやるぞ!!!」


ジョナサン「ディィィィィィオォォォォォォォォッ!!!!!」


ディオ「ジョォォォォォォォォォジョォォォォォォォォォ!!!!!」

今日はここまで。次でようやく騎士たちがでると思います。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月23日 (木) 01:27:42   ID: axpeUSfk

数字が出るたびふくw

2 :  SS好きの774さん   2015年07月27日 (月) 14:41:08   ID: A1D4DSRw

巨大化は死亡フラグとは何だったのかwww

3 :  SS好きの774さん   2015年09月09日 (水) 01:03:48   ID: 1DLDcvkH

巨大化でちゃんと(ディオに)死亡フラグ立ってるだろ

4 :  SS好きの774さん   2015年10月17日 (土) 04:46:05   ID: VoKvQ3n1

究極生命体も戦いたくないレベルだわ

5 :  SS好きの774さん   2015年10月27日 (火) 23:50:12   ID: HJ5fM92m

おい化け物が減ったと思ったら追加されたぞ

6 :  SS好きの774さん   2015年12月10日 (木) 20:00:54   ID: B_-04Qyw

12歳で159cmは平均じゃね?

7 :  SS好きの774さん   2015年12月15日 (火) 16:45:58   ID: G3iEJoCI

この世界のカーズはチビを克服したいのか?

8 :  SS好きの774さん   2016年01月17日 (日) 13:11:49   ID: Ngkt17FU

精神の複雑骨折wwwww

9 :  SS好きの774さん   2016年01月20日 (水) 17:59:21   ID: Y9XygUSZ

なんかね、ディオを応援したくなるw
そして、彼をそっとしておいて欲しいwww

10 :  SS好きの774さん   2016年08月07日 (日) 16:25:49   ID: VvWFZ0o3

ディオと奇妙なジョジョたち思い出した
続きがほしい・・・っ!

11 :  SS好きの774さん   2017年02月21日 (火) 08:37:30   ID: R5SMUKka

>デカイカオデキルノモキョウマデダアアアアア!!! モトカラデカイワアアアアアアアアアアア!!!!!

くそふいた

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