探偵「俺警官になろっかな・・・・・」
助手「コラコラ、なにいってるのよ、この人は・・」
探偵「だって暇じゃん?」
助手「ポストからはみ出ているあの依頼の手紙を見てから言ってくださいよ」
探偵「えー、だって俺が前にいったら怒られるんだもんよ」
助手「そりゃあなたが勘で犯人にしたてあげたからです、まったく適当に仕事をやらないでください」
探偵「道場破りしてくるわ」
助手「って、おい!!」
助手「しっかりしてください、あなたはこの街で唯一の探偵なんですよ?」
探偵「お前に探偵の座を譲ろう、お前になら俺の後をまかせられる・・・・」
助手「三日前に探偵志望宣言した人が何言ってるんですか、まだまだそんなこと言えないでしょうが」
探偵「うっさいなあ・・・ていうかもうこの前の事件であきれてみんな俺のことなんて求めてねえだろ」
助手「え、けど手紙も来てるじゃないですか」
探偵「そりゃ、三日前と二日前の手紙だろ、それからは来てない」
助手「そんな・・・・はずは・・・・」
探偵「新聞とってよ、『暇男』の小説が唯一の楽しみなんだよな」
助手「はいはい・・・・」ガサッ・・・
助手「ん?今日の新聞になんかはさまってる・・・・?」
助手「依頼の手紙ですよ!やりましたね!!」
探偵「そんなことより新聞くれ」
助手「コラコラ、仕事優先してくださいよ」
探偵「俺は苦情やいたずらなんて見たくないね」
助手「まだそんなことわからないじゃないですか!」
探偵「いいから新聞」
助手「もう・・・・」パサッ・・・
探偵「今回最終回なんだよなー、コレ楽しみで昨日眠れなかったわー」
助手「依頼の手紙読んでもいいですか?」
探偵「おうおう、勝手にしな♪」パラパラ・・・
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