桐生「綺麗な宝石が落ちているな」【サモンナイト3×龍が如くSS】 (106)

※注意

クロスオーバー作品です
割と龍が如く勢が強く書かれています
ストーリーに沿って、龍が如くキャラをねじ込んでいるだけです
サモンナイト3と龍が如くをクロスさせようと思った理由は、龍が如く4をプレイしている時にサモンナイト3のプレイ動画を見ていたからです。
>>1はサモンナイト1~5、龍が如く0~5まではプレイ済みです
諸々、ゲームを知らない方も、片方しか知らない方も、どちらも知っている方も、楽しんでください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435229557

真島「なんやそれ?」

桐生「いや…俺にもわからない」

秋山「宝石…ってか、どっちかって言うと色がある石って感じですかね?」

冴島「なんや、食べ物か?」

桐生「これは食べれないだろうな」

冴島「ほんまか……」

谷村「桐生さん達、真面目にやってくださいよ……もう丸一日も何も飲まず食わずなんですよ? どうするか考えないと…」

郷田「せやかて、なんや探してるのに何も無いんや。これ以上どないせーちゅうんや」

谷村「無いなんて事は無いでしょ。絶対どこかにありますって」

桐生「そうだな。俺もあと一ヶ月くらいしか持たなさそうだ」

郷田「俺もそんくらいやな」

秋山「化け物ですかあんたら…」

冴島「木でもやりようによっては食えるちゃうんか?」

真島「おっ、兄弟おもろい事考えるやんけ!! 火点けるんは任せとけや!!」

谷村「なんでそんなノリノリなんスか……」

桐生「まぁ待て。俺がまた探しに行ってみる。何かありそうな気がするんだ」

秋山「なんでですか?」

桐生「勘だ」

秋山「はぁ…勘、ですか。こういうときの野生の勘ってのは馬鹿にならない物がありますからね、俺は桐生さんを信じますよ?」

郷田「じたばたしてもしゃーないんや、喚くより行動する方が建設的なんちゃうか?」

谷村「じゃあまぁ、行きますか」

冴島「食料探しに行くんか? 付き合うで」

真島「なんや、木食うてみないんか?」

冴島「また今度や」

――――――――

秋山「……桐生さん、まだ、つかないんですかねぇ…はぁ…はぁ」ゼーゼー

桐生「勘だからな。俺もどこまで行けば良いかは知らねぇ」

秋山「は、はは…ですよねぇ…」

郷田「ん? なんや、向こうの方になんかある気がするわ」

桐生「本当か?」

郷田「勘やけどな」

谷村「ま、また勘か…」ゼーゼー

――――――――

秋山「お、おい見ろ!! や、野菜だ!! 野菜がありますよ、ねぇ!!」

郷田「はしゃぐなや。ま、これだけあれば全員腹一杯にはなるやろ」

秋山「こんだけありゃ、しばらくは大丈夫そうですね!!」

谷村「その前に帰る方法探したいですけどね」

真島「なんでやねん!! こないおもろい事、普通ありえへんのやで!?」

桐生「……俺も残してきた子供達が心配だ。早く帰りたい、遥がしっかりやってくれてるとは思うが……」

真島「そうか……。ま、桐生ちゃんがそう言うならしゃーないわ」

――――――――

秋山「うんめぇ!! いやぁ、こんな美味い物は初めてですよ!!」

冴島「確かにこりゃ美味いわ」

谷村「でも良かったのかなぁ? あれ、絶対に誰か作った奴ですよね?」

桐生「まぁこの際仕方ない。誰だか分からないが、見かけたら謝罪しよう」

郷田「文句言われたらどないするんや」

桐生「畑仕事でも何でも手伝うさ」

郷田「そか」

秋山「まっ、時間があれば作ってる人も探しましょうよ」

桐生「そうだな。なるべく食料も最小限に抑えるようにしよう」

~一ヶ月後~

秋山「……桐生さん」

桐生「なんだ」

秋山「今日で一ヶ月ですね……」

桐生「そのくらいになるか」

秋山「……桐生さん」

桐生「なんだ」

秋山「帰れませんね……」

桐生「そうだな」

秋山「変な化け物は出るし……俺達、生きて帰れるんですかね」

桐生「まぁ……ゾンビに」

秋山「おっと!! 駄目だよ? それ以上先は言わせないよ」

秋山「あれはパラレルワールドですからね」

桐生「そうだったな…」

谷村「桐生さん、そろそろ食料取りに行きましょうよ。いつ化け物が襲って来るかも分かりませんし」

郷田「化け物も最初は目新しかったが、最近は歯ごたえがなくなったけどのぅ」

真島「兄弟いいいい!!」

冴島「真島ぁぁぁぁ!!」

谷村「冴島さんと真島さんもあの調子だし。さっさと行きましょうよ」

ヤッファ「おっと、そうは行かねぇぜ」

郷田「あ? なんやおどれ等?」

秋山「どうやら、あの作物を作った人達って所でしょうね」

谷村「ようやくまともに喋れる人達と出会えたみたいですね」

ヤッファ「なにをごちゃごちゃ言ってるんだ? 食料を勝手に持っていくに飽き足らず、道行く奴らをボコボコにしていってるらしいじゃねぇか」

桐生「ちょっと待て。訳も分からずに襲われたのはこっちだ。野菜を勝手に持って行ったのは謝るが、こっちも襲われてるんだ。五分じゃあないのか?」

レックス「でも、彼等は野菜を守ろうとしただけですよ」

郷田「じゃかしいんじゃボケ!! 殺って殺られて、そういう世界やろがここは!!」

秋山「あれ、そんな話でしたっけ?」

谷村「まー気絶くらいで済ませて来ましたけどね」

カイル「ったく、タチの悪い連中だぜ。こういう馬鹿共は殴って分からせるに限るぜ」

ソノラ「よーし!! バンバン行くよー!! 銃、無いけど……」

レックス「ま、待って!! 話は通じるんだから話合いで」

真島「なんや、勝手に楽しい事やんなや。なぁ桐生ちゃん、ここは俺に任せてくれへんか?」

桐生「真島の兄さん、ちょっと待ってくれ。話を」

真島「うっさいわボケ!! もうやるって決めたんや!!」

郷田「おう、俺も交ぜろや」

真島「ようやく思い切り暴れられるわ……まーほんなら…楽しませてくれや!!!」

レックス「くっ、やっぱり駄目か……!!」

VS真島吾朗
勝利条件 敵リーダー以外の全撃破
敗北条件 主人公の戦闘不能

BRAVE ORDER
・回復系アイテムの使用個数が3個以下 1
・ファーストアタックを決める 1
・サモンアシストで敵を1体以上撃破する 1
・攻撃者よりも低レベルの敵を倒さない 3
・一人も戦闘不能者を出さない 3
EXTRA BRAVE ORDER
・郷田龍司を倒す 10
・真島吾朗を倒す 10

真島「桐生ちゃん!! 俺の思いついた新しい技見てくれや!!」ブゥン!

『分裂』ボンッ

桐生「真島の兄さんが、増えた!?」

真島「さぁ、来いやぁ!!」

郷田龍司
関西の龍 32 4 3 5 関西の龍Lv3、カウンターLv5、鉄壁Lv5、闘気Lv3、火事場のバカ力Lv5、フロントアタックLv5、勇猛果敢

真島吾朗
嶋野の狂犬 30 7 5 5 超スウェイLv3、スウェイLv5、闘気Lv5、勇猛果敢、トリプルアタック

真島分身×7
ドス使い 10 4 3 3 スウェイLv1、ダブルアタック
注意
この辺は妄想入ってるので能力の説明します。
とりあえず龍が如く勢は、召喚獣耐性は無いと思うのでこんな感じにしてます。変わりに近接戦は恐ろしく強いのでは、と。
『関西の龍』と『超スウェイ』は所謂必殺技です。
スウェイは俊敏+見切となっています。
トリプルアタックは、ムーブした後でも2回攻撃できる優れ物です。

ターン1

レックス「あの二人はとくに強そうだ……今の俺達じゃあ手も足も出せない!! 皆、近づかないようにするんだ!!」

ターン2

郷田「なんやワレ、邪魔すんなや」

真島「邪魔なんかしてへんで? 分身が勝手に暴れとるだけやからのぅ」

郷田「やる気か?」

真島「上等や」

郷田「その前にあいつら片付けるで」

レックス「こっちに来る!! なるべく離れて、まずは分身を叩くようにするんだ!!」

ターン3

ソノラ「くっ、この!! ちょこまか動くな!!」

ヤード「あの人間離れした動き……近距離で避けられると反撃が来ます!! 召喚術を放ちます!!」

郷田にカイルが攻撃される

郷田「縮こまってないで向かって来いや、小犬虐める趣味はないで」

カイル「チッ……」

郷田にレックスが攻撃される

郷田「腹立つんじゃ、その何でも救いますっちゅうアホみたいな正義感見えかくれする眼。甘えた考え方持ちながらそれを叶える事ができる力もある輩は……潰れろや!!」

レックス「くっ!! なんて威圧感…!!」

『関西の龍』

「………おい、今、今なんちゅうた? 関西の龍……?」
「俺はな、関西の龍言われるのが一番腹立つんじゃ!!」
「龍は一人でええ!!!」
思い切り殴る。

『超スウェイ』

「イーヒッヒッヒ!! ほな…行くでぇ!!!!」
敵の周りを素早く回りだす。
「こっちじゃボケぇ!!」
ドスで背後から一突き。

郷田を体力100以下にする

郷田「ほー。なかなかや。もうちょい強ぉなってからまた遊ぼうや」

真島を体力100以下にする

真島「なんや、中々ごっついやんけ。楽しみがまたひとつ増えたわ。……ほな」

勝利

真島「やるやんけ、俺の分身全部消すなんてなぁ」

レックス「皆、大丈夫か!!」

ヤッファ「な、なんとかな……」

ソノラ「零距離の攻撃避けるとか何考えてんのよ…!!」

郷田「おう、もう終わりか!!」

桐生「待て。とりあえず話をさせてくれ」

――――――――

桐生「本当にすまなかった。知らない地に来てイラついていたんだ」

キュウマ「あなたたちも召喚されてきたのですね」

桐生「召喚されて来たのかどうかは分からないが、気が付いたらここにいたんだ」

秋山「そうそう。俺なんかさ? 事務所のソファで気持ち良ーく寝てたのに気が付いたら硬い地面に虫が這っててさ。驚いたんだよ?」

谷村「昔ホームレスだったなら慣れてるでしょ」

秋山「関係無いって。びっくりするもんはびっくりするでしょ?」

谷村「ま、そりゃそうか」

桐生「とにかく、食べた分は返したい。何か仕事は無いか?」

ヤッファ「まぁ仕事つーか畑仕事ならいくらでもあるが」

秋山「その変わりに、って訳でも無いんだけどさ。食べ物って分けてもらえたりしない? 勿論こっちが生きていく最低限だけで良いんだよ?」

レックス「………ヤッファさん…」

ヤッファ「元々見捨てるつもりはねぇって。召喚されてきたってんなら俺らは仲間みたいなもんだからな、歓迎するぜ」

秋山「ありがたい!! いやー助かります!」

桐生「迷惑をかける」

レックス「とりあえず何事も無くてよかったです」

ヤッファ「お前もありがとうな」

レックス「いえ別に。仲間ですから」

今日はここまでにしておきます。
どうでも良い話ですが、逆でした。
龍が如くの動画を見ているときに、PSP版サモンナイト3をやっていて、ふと思いついたネタです。
少々戦闘シーンに妄想が多いですが、まぁただの妄想ですので適当に読み飛ばしてください。
ではまた。

―集いの泉―

レックス「それにしても皆さんお強いんですね」

冴島「別に強くなんてないわ。お前らが使う召喚術やったか? それの方が俺からはよっぽど強く見える」

アルディラ「その召喚獣を生身で押し返されてたみたいだけど…」

桐生「とりあえず、帰る方法は無いって事か?」

ヤッファ「あぁ。力になれなくて悪いんだがよ」

桐生「そうか……困ったな」

秋山「ま。無理ならじたばしても仕方ありませんよ。俺達にできる事をやりましょう、桐生さん」

谷村「そうそう、以外とそのうち何とかなると思いますよ?」

桐生「……まぁ俺に何かあったら名嘉原が何とかしてくれるって言ってたからな、頼りにするしかないか…」

郷田「ま、世話になるわ」

―数日して―

冴島「こんなもんやろ」

マルルゥ「お疲れ様ですよ~」

桐生「あぁ。さて、今日はこんなもんで終わりか」

秋山「いやぁ良いもんですね。美味い空気吸いながら汗水垂らして野菜作るってのも。俺こっちに来てタバコまだ一本も吸ってないのに元気ですよ」

桐生「あぁ。沖縄でもこんなに美味しい空気は吸えなかったな、良い場所だ」

真島「おら!! さっさと運べや!! もたもたしてると美味い飯食えんで!!」

秋山「真島さんもやっぱり指示するのが上手くて、慕われてますし。休暇って感じならずっといたいですね」

谷村「帰れないのが嫌ですけどね」

郷田「言ってもしゃあないやろが。手がかり掴むまではとにかく生きなしゃないわ」

桐生「龍司の言う通りだな。とにかく今は帰る方法を探しながら、生活していこう」

秋山「ですね。生きてなきゃ脱出しようと考える事さえできない」

カイル「おーい」

桐生「ん? カイルか、どうした?」

カイル「お前達がいた場所に船があっただろ? あれで脱出はできなかったのか?」

秋山「あぁ、それなら試してみましたよ。だけどなんでかね? 出ようとすると嵐になって戻されちゃうんですよ」

カイル「フカシじゃないんだよな」

谷村「こんな嘘ついても仕方ないでしょ。本当も本当ですよ」

桐生「それがなけりゃ俺達はこんな所にいなかった」

カイル「そりゃそうか」

レックス「もし今の話が本当なら……」

カイル「心配すんなよ先生? 入れるって事は出る事だってできるはずさ」

秋山「まぁ俺達は出ても仕方ないって事は分かりましたけどね」

レックス「あっ…」

秋山「あ、いや…別に嫌みじゃないよ? 本当だって!!」

カイル「あんたらだって同じさ、来たって事は帰る方法も必ずある。そう信じた方が良い」

桐生「そうだな。俺達もお前らが出る為に必要な事は手伝うからいつでも言ってくれ」

カイル「頼りにさせてもらうぜ」

レックス「じゃあまた後で」

~数時間後~

秋山「あー食った食った。大自然の恵みって奴ですね」

冴島「やっぱ働いてから食う飯は最高やな」

郷田「はん。まさかこの俺が、真面目に働いてるやなんてな。人生何が起こるか分からんもんや」

桐生「たこ焼き屋」

秋山「桐生さん!」

桐生「あ、あぁ…すまん」

桐生「ん……? 騒がしいな。……レックス達が走ってどこかに向かっているようだが、何かあったのか」

谷村「普通って感じはしないですね。ついて行ってみましょう」

桐生「いや、俺が一人で行ってくるから皆はここで待っていてくれ」

郷田「なんでや」

桐生「こっちにも何か来るかも知れないからな、警戒していてくれ」

秋山「成る程ね、こっちにまで敵が来るかも知れないから守る為にですか。一人で大丈夫ですか……なんて、聞く必要はないですよね」

桐生「あぁ、頼んだ」

――――――――

桐生「……!! あれは…!!」

ベルフラウ「先生!!」

ビジュ「死ねぇ!!」

桐生「うおおおおっ!!!!」バキィッ

ビジュ「ぎひゃぁっ!!」

桐生「大丈夫か」

レックス「き、桐生さん、ありがとうございます……」

ベルフラウ「先生ぇ……!! ごめんなさい…!!」

レックス「大丈夫、大丈夫だから…」

ビジュ「だ、誰だテメェ!!」

桐生「気に入らねぇんだよ……子供を人質にして、強気になってる奴ぁ…」バキィッ

ビジュ「ぐひゃぁっ!!」

ヤッファ「今だ!! 助けるぞ!!」

レックス「皆…」

アズリア「総員、ビジュを援護!!」

ギャレオ「隊長!?」

アズリア「不心得者であろうと、見殺しにするわけにもいくまい……」

アズリア「行け、ギャレオ!!」

アズリア「あいつには、この手で懲罰を与えなくては気がすまぬからな」

アズリア「海賊どもを蹴散らしあの愚か者めを、私の前に連れて来い!!」

ギャレオ「任務、了解!!」

桐生「助太刀するぜ」

レックス「ありがとうございます!!」

桐生「テメェら……手加減はしねぇ……死にてぇ奴からかかって来い!!」

VSアズリア率いる帝国軍
勝利条件 敵リーダーの撃退
敗北条件 主人公or生徒or桐生一馬の戦闘不能

BRAVE ORDER
・回復系アイテムの使用個数が3個以下 1
・ファーストアタックを決める 1
・サモンアシストで敵を1体以上撃破する 1
・一人も戦闘不能者を出さない 3
EXTRA BRAVE ORDER
・桐生がビジュとギャレオを倒す 5

SPOT
桐生一馬
堂島の龍 35 6 5 6 王龍の極みLv3、小牧流・虎落しLv5、小牧流・弾き返しLv5、小牧流・受け流しLv5、コンボLv5、追撃の極みLv3、闘気Lv3、フロントアタックLv5、バックアタックLv5、反撃封じLv5、ダメージ軽減Lv5、心眼Lv2、勇猛果敢、龍の覇気

注意
『王龍の極み』は必殺技です。
小牧流は全て待機状態です。
・虎落しはDFが一時的に半分になり受けるダメージが2倍になる変わりに受けたダメージの2倍のダメージを相手に返します。
・弾き返しは、受けるダメージが半減し、自分が受けたダメージを相手に返します。
・受け流しはダメージを完全に無効化し、相手を気絶状態にします。変わりに3割の確率で失敗します。その場合は通常のダメージを受けます。
コンボは連続攻撃です。レベルは5なので初撃と合わせて6回攻撃します。コンボが重なると20%ずつ補正が加わり、最低で20%になります。100ダメージだとすると5回目と6回目では20ダメージになります。
・ぶっちゃけこのレベルで序盤の話なら2回目くらいで死ぬ設定です。
・コンボは毎回ランダムで変わるので、見てる方は飽きないって設定です。脳内補完してください。
追撃の極みはコンボの最後で自動で発動します。発動する条件は地形が関係します、地形により追撃方法は異なりますがダメージは変わりません。最後のコンボのダメージ×5が追撃のダメージになります。
龍の覇気は敵を倒した時に一定確率で発動します。全ての敵から数と対象をランダムで選び恐怖状態にします。恐怖状態の敵は数ターンの間逃げ続けます。リーダーやボス級、または機械系ユニットは選択されません。

1ターン目

レックス「桐生さんが味方だと安心できます」

桐生「へっ……背中は任せたぜ」

2ターン目

桐生「手加減はいらねぇ……死にてぇ奴だけかかって来い!!」

アズリア「なんなんだ、あの男は…!」

桐生がギャレオに攻撃する

ギャレオ「くっ……何と言う力だ……!!」

桐生「お前は悪い奴には見えねぇけどな、ちょっと痛い目見てもらうぜ」

桐生がビジュに攻撃する

桐生「おら、来いよ」

ビジュ「ひ、ひぃっ!! 来るんじゃねぇ!!」

『王龍の極み』

「さっさと来い」
敵の攻撃を受け流す。
「オラァァァァァァァ!!!!」
前空転蹴り。
「オラァ!! どうしたぁ!!」

勝利

アズリア「な、何と言う強さだ…!! 総員待避!!」

ギャレオ「くっ……すみません、隊長…ッ!!」

アズリア「いや、私も計算外だった。まさかあんな化け物がいるとはな……」

桐生「……行ったか」

カイル「ったく、敵わねぇぜ。一人で殆どの敵薙ぎ倒しちまうんだもんな」

桐生「間に合って良かった」

ソノラ「あんたねぇ!! 自分がどれだけ心配かけたか分かってるの!?」

ベルフラウ「……ッ」

レックス「待ってくれ。……この子と、二人きりで話をさせてもらえないか?」

ソノラ「………うん、分かった」

桐生「一体何があったんだ?」

スカーレル「帝国の軍人が現れたのよ。さっきあなたがボコボコにしたあれがそうよ」

桐生「軍人か……それにしては歯ごたえが無かったな」

スカーレル「いや……あなたが強すぎるのよ」

桐生「………。まぁ無事で何よりだ」

カイル「ちょっと聞きたいんだがよ、どうやったらそんなに強くなれんだ?」

桐生「別に特別な事はしていない。喧嘩に明け暮れた日もあったがな」

ヤード「喧嘩をしてるだけでそんなに強くなるのでしたら、桐生さんは天才なのかも知れませんね」

桐生「不思議な事に若い時よりも強くなってる気がするんだ」

カイル「なぁ、今度俺に稽古つけてくれよ」

桐生「フッ……俺で良ければ」

カイル「おう、ありがとよ」

――――――――

秋山「お帰りなさい、どうでした?」

桐生「あぁ、何とかなった」

秋山「そうですか、そりゃ良かった!!」

真島「こっちはなーんも無かったわ……つまんな」

冴島「何にも無いに越した事はあらへんやろ。誰も死なん、それが一番ええ」

真島「ま、そりゃそうや」

谷村「それで、何かあったんですか?」

~説明中~

真島「なんやそれ!! それやったらわいもついて行けば良かったわ!!」

桐生「敵も大した事無かったからな。今度また何かあれば真島の兄さんも連れて行くから今回は我慢してくれ」

真島「しゃーないか……」

冴島「それにしてもガキ人質に取るなんざ最低なやっちゃな。チッ、その場にいたらボコボコにしたるのに」

谷村「同感です。むかつく奴ですね」

郷田「おう、そろそろ仕事の時間や、行くで」

ここまで。
どうでも良い話ですけど、最初の方の一か月後、ってのは一週間後に変換しておいてください。
一か月は長すぎると思ってたんですけど、変えるの忘れてました。
それではまた。

数日後

秋山「いやぁ、ここでの暮らしもすっかり慣れちゃいましたねぇ」

冴島「慣れっちゅうんわ怖いわ」

谷村「まぁ悪い事では無いですからね」

秋山「まぁねぇ。ん? ……ちょっと散歩でも行ってこようかな?」

谷村「いきなりですね」

秋山「ちょっと嫌な予感がしたもんで。あんまり気にしなくて良いよ?」

谷村「そうですか? じゃあまぁ俺は少し寝てきますよ」

冴島「俺も少し体解しとるわ。何かあったら言えや」

秋山「ありがとうございます。じゃ、後で」

――――――――

ガサガサ

秋山「(……あれは)」

スバル「パナシェ!! 兄ちゃん!! 待てよぉ!!」

パナシェ「鬼さんこちら~♪」

イスラ「っと、た、わわっ!!」ドサッ

スバル「うわっ、大丈夫?」

イスラ「いたた…。ちょっとずきずきする……ごめん、僕は少し休んでいるよ」

パナシェ「大丈夫?」

イスラ「少し休めば何とか」

スバル「分かった!! パナシェ、向こうまで競争だ!!」

パナシェ「す、スバルに勝てる訳ないよ!!」

スバル「問答無用!! よーいどん!!」ダッ

パナシェ「わわっ!! ずるいよスバル!!」ダッ

イスラ「気をつけてねー!! ………さてと…」

秋山「(一体何を……火をつけたぞ!?)」

イスラ「……これでよしと。……うわぁぁぁぁぁ!!!」

秋山「(叫んだ?)」

スバル「ど、どうしたんだ!?」

パナシェ「何かあったの!?」

イスラ「ひ、火が!! 消さないと!!」

パナシェ「うわ!! 燃えちゃうよ!!」

スバル「水だ!!」

秋山「(……一旦退散しておこうか)」

数十分後

秋山「同時に起きた火災……イスラが火をつけてから連続的に火災が起こった……」

谷村「何かの合図だった…そう考えると自然ですよね」

秋山「だね。最初のイスラが自分で火を付けて自分で消したのは、犯人じゃないとアピールする為。子供もいたからやりやすかっただろうねぇ」

谷村「となるとイスラは敵って事になりますね」

秋山「俺はイスラの行動を気付かれない程度に監視してます。他に何か問題がありましたら、谷村さん、冴島さん、お願いします」

冴島「任しとけや」

ガサガサッ

秋山「隠れて…ッ!!」

アズリア「はっ!! はっ!!」

秋山「今のは……?」

冴島「分からん。ただ何かあった、って考えるには十分やな。追いかけてみよか」

谷村「ですね」

――――――――

秋山「おっ、やってるやってる」

レックス「自分でも、馬鹿だなぁ……って思うんだよね」

レックス「でも……俺にはやっぱり、あの人たちを見捨てる事はできないよ」

ベルフラウ「……ッ!!」

イスラ「ふふふっ、本当に君は僕の期待したとおりに動いてくれる…」

イスラ「ありがとう……そして」

イスラ「さよなら!!」

秋山「おっと、それはさせないよ?」ガッ

イスラ「ッ!! だ、誰だ」

秋山「ども、秋山って言います。って知ってるよね?」

レックス「あ、秋山さん!!」

ヒュウウウウ!!

ビジュ「な、なんだこの風……ッ!? まとわりついて…」

スバル「母上の『風』だ!!」

イスラ「くうぅぅぅっ!!」

ミスミ「よう辛抱してくれた」

レックス「ミスミさま……」

秋山「あらら、何々? 俺、かっこつけて出て来たけど意味無し?」

ミスミ「ふふっ、贅沢言うでないわ。わらわの役目を奪われたからな、仕返しじゃ」

冴島「なんやこいつら、人質任されとるから強い思っとたんやけど拍子抜け過ぎや」

谷村「まったくですね」

秋山「そういう事ですか……俺もあっちに行けば良かったなぁ」

レックス「皆……」

秋山「はいはい、そういうのは後々!! 今は目の前の敵に集中しましょう?」

ミスミ「その通りじゃ!!」

ミスミ「重ね重ねの非道の数々……もはやこのまま見捨てておけぬわ…」

ミスミ「白南風の鬼姫ミスミ、これより…参戦つかまつる……」

秋山「お、良いですねそういうの。じゃあ俺も、スカイファイナンス社長の秋山、参戦つかまつる…ってね」

谷村「じゃあ俺も。正義の警察官谷村、参戦します」

冴島「フッ…冴島組組長、冴島。助太刀したるわ!」

ミスミ「応ッ!! 覚悟しやれや!! 外道ども!!!」

秋山「って、俺達、締まらないねぇ谷村さん」

谷村「ですね」ハハッ

イスラ「人質がいなくたってなにも問題はないさ」

イスラ「あいつらはもう、剣の力を頼る事はできないんだから」

イスラ「さぁ、返り討ちにしてやるんだ!!」

秋山「一つ、忠告しておいてあげるよ。俺達、強いよ?」

冴島「クソども相手にする時は特にや」

谷村「子供や力の無い人達を人質にとったあげくに、対価は一つに対して一つ? あんたの命を寄越せ?ダニ以下だな」

秋山「だからさ、じゃあ俺はそのあんたらのルールに乗っかってやるよ」

冴島「せやな。一つにつき一つや」

谷村「人質にされた人達一人一人の辛い、悔しいって思いの分」

秋山・冴島・谷村「俺(わい)があんたら(おまえら)を殴ってやるよ(たるわ)!!」

VS帝国軍
勝利条件 敵リーダーの撃退
敗北条件 主人公or冴島大河or秋山駿or谷村正義の戦闘不能

BRAVE ORDER
・回復系アイテムの使用個数が3個以下 1
・ファーストアタックを決める 1
・サモンアシストで敵を1体以上撃破する 1
・一人も戦闘不能者を出さない 3
EXTRA BRAVE ORDER
・リーダーをSPOTキャラが倒す 5

SPOT
冴島大河
白虎 32 4 5 5 パワーラリアットの極みLv3、力任せLv5、小牧流・弾き返しLv5、闘気Lv3、ガードブレイクLv5、反撃封じLv5、ダメージ軽減Lv5、心眼Lv2、勇猛果敢

秋山駿
朱雀 30 6 4 4 エアストライクLv3、カウンターキックLv5、逆境の極みLv3、スウェイアタックLv3、バックアタックLv5、心眼Lv2、勇猛果敢

谷村正義
玄武 30 4 4 4 捕獲の極みLv3、捌きLv5、闘気Lv1、反撃封じLv5、ダメージ軽減Lv5、心眼Lv2、勇猛果敢

注意
冴島
『パワーラリアットの極み』は必殺技です。
弾き返しは桐生と同性能です。
力任せは攻撃力を上げます。Lv5なので1.5倍になります。
ガードブレイクは相手の防御系待機状態を無視して攻撃をします。防御効果を一切打ち消します。Lv5なので、スウェイも無視できます。

秋山
『エアストライク』は必殺技です。
秋山のカウンターキック、逆境の極み、スウェイアタックは待機状態です。
・カウンターキックはDFが一時的に半分になり受けるダメージが2倍になる変わりに受けたダメージの1.2倍のダメージを相手に返します。
・逆境の極みはHGを60消費して使用できます。ダメージを2割しか受けず、元のダメージを相手に返します。
・スウェイアタックはスウェイが成功した時に隣接している場合反撃も同時に行います。成功率は7割で失敗すると普通のダメージを受けます。リーダーが相手だった場合、成功率は5割になります。

谷村
『捕獲の極み』は必殺技です。
・リーダーには効果がありません。
谷村の捌きは待機状態です。敵の攻撃を完全無効化し、受けるダメージの半分を相手に与えます。成功率はLv5なので100%です。1ターンに3回まで有効で、4回目以降は防御と同じ効果になります。槍も捌けます。

1ターン目

秋山「さ、パパッと片付けて飯でも食いましょうか」

谷村「良いですね。今日はオウキーニさんに多少無茶言っちゃいましょう」

冴島「ホルモン食いたいのぅ」

谷村「流石に無理でしょ」

ビジュ「ナメやがって……後悔させてやるよ!!」

冴島「うっさいわ。……後悔するのはどっちか、体に教えたる」

秋山「今、俺達ね。キレてんだよ……こんな軽口たたいてないと、あんたら殺しちゃいそうなくらいに」

谷村「ま、殺すのは勘弁してやるよ。半殺しくらいじゃないと、警察的にヤバいし」

秋山「はは、そうだったね」

冴島がビジュを攻撃する

ビジュ「ひっ…あ、あの野郎と同じ気配がしやがる…!!」

冴島「覚悟はできたか? ま、出来てなくても殴るんやけどな」

冴島がイスラを攻撃する

冴島「お前からは、生きるっちゅう活力が見えんわ。もっと本気だしてみろや!! おおっ!?」

イスラ「ふざけるなよ……何も知らない癖に!!」

冴島「知りたないわ、んなもん!!」

冴島「自分から知ってもらう事を諦めた奴の言葉なんか知りたいとも思わん!!」

秋山がビジュを攻撃する

秋山「お前みたいなさ、人をナメきった奴の攻撃なんて俺には効かないよ?」

ビジュ「……ッ!! 殺してやる!!」

秋山がイスラを攻撃する

秋山「残念だなぁ、もっとまともな奴かと思ってたんだけどね」

イスラ「僕はまともですよ? あんたらの方がよっぽど狂ってる」

秋山「へぇ?」

イスラ「何にも知らないのに無条件で信じる。他人なのに理由も聞かずに助けに来る。意味が分からないですね」

秋山「理屈じゃないんだよ、こういうのは。助けたいから助ける、見殺しにするなんてしたくないんだ、仲間だからね」

イスラ「ほら、やっぱり狂ってる」

谷村がビジュを攻撃する

谷村「はー……お前みたいなのは一度痛い目にあった方が良いよ」

ビジュ「痛い目に会うのはテメェだ!! 死ねェ!!」

谷村がイスラを攻撃する

谷村「大人しく普通に過ごしてれば良かったのにね、なんでこんな事しちゃったの?」

イスラ「うるさいなぁ、説教なんかいらないよ?」

谷村「そういう訳にもいかないの。俺達にも生活かかってんだわ」

イスラ「お前達の都合なんか知るかよ!!」

谷村「あっそ。……なら俺も、お前の都合なんか関係ねぇな」

『パワーラリアットの極み』
「少し痛いけど覚悟しろや」
敵を空中に投げ飛ばす、落ちて来る敵の背中を目掛けて空中ラリアット
「オラァ!!」
上空に飛んでいった敵を殴り降ろし、地面にたたき付ける
「おう、生きとるか?」

『エアストライク』
「さて、やるかね」
蹴り上げて空中で蹴り続ける
「これで……終わりだ!!」
思い切り蹴って地面にたたき付ける
「どーよ、少しは効いた?」

『捕獲の極み』
「寝てろ!!」
殴り地面に倒す
「大人しくしろ!!」
手錠をかけて拘束、戦闘不能に

勝利

レックス「はぁ…はぁ…」

秋山「これで、全員かな?」

冴島「弱すぎるわ」

イスラ「剣が使えない癖に意外と頑張ってくれるじゃないか…」

イスラ「そんな君達に敬意を表して、ご褒美だよ」

ヤード「召喚術の一斉射撃!?」

秋山「なんだって!? まずい!! 人質と俺達をまとめて潰す気か!!」

冴島「チッ!! 外道が!!」

谷村「全員を倒す余裕なんて無い!! どうすれば…」

レックス「…………」

イスラ「観念したの、先生?」

ビジュ「死ねエェェェッ!!」

ピキィン!!

秋山「あれ!? その剣、さっき…」

レックス「イヤだあぁぁぁっ!!!」

レックス「ウオォォォォォ!!!!」

冴島「ヤバい!! 皆離れるで!!!」

ドゴォン!!!!

秋山「ッ!! 皆、大丈夫か!?」

カイル「な、なんとか…」

レックス「う……」

冴島「大丈夫か!! しっかりしろ!! おい!!」

レックス「みんな、無事……だよね…?」

冴島「あぁ!! お前の力で全員助かったわ!!」

レックス「よかっ、た……」

冴島「おい!! おい!!」

ベルフラウ「先生っ!?」

アルディラ「大丈夫…気絶しただけよ…」

冴島「なんや、心配させよって…」

アルディラ「無茶ばかりして………」

秋山「よっと。敵さんは全員倒れてるし、こっちもボロボロだし、一旦帰りましょうか」

谷村「そうですね。怪我してる人の治療とかもした方が良い」

アルディラ「本当にありがとう、助かったわ」

谷村「気にしないでください。助け合いでしょ?」

秋山「じゃあ俺達も仲間に報告しに戻りますんで。道中気をつけて」

――――――――

桐生「そうか。大変だったな」

秋山「本当は桐生さん達も呼びたかったんですけどね? 急だったもんで」

真島「俺も呼べや!! 暴れたいんじゃ!!」

秋山「そうそう!! 真島さんならきっと大活躍でしたよ? いやぁ残念だなぁ、また何かありましたら次は呼びますんで!!」

真島「そか? おう兄弟、ちょっと付き合えや」

冴島「分かったわ。暴れたばっかりで疲れてるんや、少しくらいは手加減してくれや」

真島「俺が手加減するような奴に見えるか?」

冴島「見えんわ。お前が手加減するってなったら、死ぬ間際くらいちゃうか?」

真島「アホか!! 死んでも手なんか抜かんわ!!」

桐生「元気だな」

凄いどうでも良い話ですが、ここのイスラのレベルは16です。
多分この妄想冴島で殴ったら瞬殺されます。
それではまた。

~数日後~

レックス「と言う訳で皆で出かける事になったんですが、皆さんもどうですか?」

郷田「俺は遠慮しとくわ。仕事もあるしのぅ」

レックス「今日は皆お休みですよ?」

郷田「そうなんか? ならたまには体鍛えるわ、ナマらんようにな」

桐生「やる事終わったらいつも鍛えてるじゃねぇか」

郷田「暇な時のやる事がそれくらいしか無いんじゃボケ」

谷村「俺は行こうかな? たまには触れ合いってのも大切ですよ?」

秋山「だね。話したりはするけど、遊んだりとかした事は無いよね」

桐生「俺はここに残る。何かあった時の為にな」

真島「俺も残るわ。桐生ちゃん、たまには俺と遊ぼうや」

桐生「それじゃあ残る意味がねぇな…」

レックス「せ、せっかくだから皆来ませんか? こういう機会って、あんまり無いし…」

秋山「そうですよ!! たまには良いじゃないですか!!」

桐生「……そうだな。分かった、俺も行こう」

郷田「俺みたいなのがいたら雰囲気悪くするんちゃうか?」

秋山「大丈夫大丈夫!! 上手く溶け込んで、子供達と笑顔で鬼ごっこでもすれば仲良くなれますよ!!」

郷田「俺が笑顔でガキと鬼ごっこするような柄に見えるんか?」

秋山「あー、はは……見えない、かな」

レックス「大丈夫ですよ!! 皆、桐生さん達に助けてもらったりして、御礼したいって言ってて」

郷田「俺は何もしてへんわ」

レックス「仕事の事とか、皆助けてもらったって言ってますよ?」

郷田「あんなもん、たまたまや」

冴島「ええやんか、たまには。お前には大した事あらへん事かも知れんけど、それでほんまに助かった奴もおるんや、それを認めや」

郷田「…ま、ええわ。暇やしな」

レックス「わかりました!! じゃあ行きましょう!!」

――――――――

スバル「あ、この木の実とか美味しいんだ!!」

秋山「どれどれ? じゃあ一ついただいてみようか」

谷村「……お、程よい甘さと微量の酸っぱさが良い感じに来ますね」

秋山「ほんとだ。ありがとな、教えてくれて」

パナシェ「僕はこっちの木の実の方が好きだよ!! こっちこっち!!」グイグイ

谷村「分かった分かった、行くから引っ張らないでくれ」タタッ

ミスミ「子供達も楽しそうじゃな。本当に来てくれてありがとう」

冴島「秋山と谷村は人付き合いが得意な奴らやからな」

桐生「そうだな。性格的にも子供達に好かれやすいんだろうな」

レックス「郷田さんも人気そうですね」

召喚獣「兄貴!! 喉渇いてませんか!?」

召喚獣「兄貴!! 腹減ってませんか!?」

郷田「兄貴兄貴うっとうしいんじゃ!! 少しは静かにしとけボケ!!」

召喚獣「「「すんません兄貴!!」」」

カイル「俺達は気付かなかったけど、一緒に働いてる召喚獣の奴らに凄い慕われてたんだな」

ヤッファ「いや、それがそうじゃねぇんだ。ほら、あいつかなり無口だろ? 黙々と仕事して困ってる奴助けて、でも何にも言わねぇからよ」

ヤッファ「それで今まで話したりとかできなかったんだけど、ようやく機会が出来てって感じだな」

桐生「なら、連れて来て良かったな」

ヤッファ「おし、もう到着するぜ」

秋山「うわ、凄い良い景色だね」

桐生「こいつは凄いな……」

レックス「じゃあ各自、自由行動にしましょうか」

――――――――

桐生「良い場所だな……」

真島「せやな。こういう所やと、やっぱ……思い切り暴れたくならへんか!?」

桐生「ならねぇよ」

真島「たまには相手してくれても罰当たらんで?」

桐生「戦う理由はねぇからな」

真島「理由が必要なんか? ほんなら」

桐生「いや待て、嫌な予感がするから落ち着け。分かった、少しだけ相手をしてやる」

真島「それでこそや!! 行くでぇ……桐生ちゃん!!」

ミスミ「喧嘩を始めよったぞ!?」

レックス「大変だ、止めないと!!」

冴島「喧嘩ちゃう、じゃれおうとるだけや」

カイル「……!! 凄いな、互いの動きが完全に見えてるかのようだ」

冴島「見えとるわ。兄弟と桐生は何度も拳交わして来た仲や、相手が次に何をするか……次の次、更にその次。それを見ながら、その裏をかいて殴りあっとる」

冴島「そんで、互いが強すぎるから他の奴と殴りあっても不覚をとらんのや」

スカーレル「へぇ…男の世界って感じね」

冴島「馬鹿なだけや。俺もその馬鹿の一人やけどな」

レックス「仲が良いんですね?」

冴島「ハッ…ま、言うなら喧嘩友達やな」

――――――――

真島「や、やっぱ……桐生ちゃんは…ごっついのぅ…」ドサッ

桐生「ハァ、ハァ……兄さん、また速くなったんじゃねぇか…?」ドスッ

真島「桐生ちゃんが遅すぎるんや……」

桐生「鍛えてはいるんだけどな」

真島「ま、俺からしたら車だろうが何だろうが遅すぎるくらいやけどな」

冴島「盛りすぎや兄弟」

真島「あん? うっさいわボケ!! 俺がやれる言うたらやれるんや!!」

桐生「ったく、休みの時に思い切り暴れてたら意味ねぇな」

レックス「本当に強いですね、桐生さんも真島さんも」

桐生「そうか?」

レックス「二人の戦いを見てると俺も何か頑張らないと、って思えました」

桐生「フッ…そうか。頑張れよ」

レックス「良かったら少し稽古して貰えませんか?」

カイル「あ、じゃあ俺も!!」

スカーレル「私もお願いしようかしら」

桐生「大した事は教えられないが………」

――――――――

レックスはスウェイを覚えた!!

カイルはスウェイアタックを覚えた!!

スカーレルはスウェイを覚えた!!

桐生「短時間で教えられそうな物はこれくらいだな」

レックス「ゼー……ゼー…」

カイル「もう動けねぇ…」

スカーレル「く、るしいわ……」ゲホッゲホッ

桐生「おいおい、大丈夫か?」

レックス「な、何とか……でも教えてくれたこれ、凄いですね」

桐生「常に周りを知り己を知れば、更に高みに昇る事もできる。これを体得出来たのも、お前達が普段からしっかりと基礎を鍛えていたからだ」

カイル「あぁ、ありがとうよ……これから更に戦いが激しくなるだろうから、役立てるよ」

スカーレル「そうね。というか不思議、桐生さんの教え方が良かったのかしら? 少し休んでたらすぐに元気になってきたわ?」

カイル「ん? おっ、本当だな!!」

桐生「フッ……俺の師が良かったんだ」

レックス「ありがとうございました、桐生さん!!」

桐生「大した事はしていないさ」

レックス「っと、そろそろ良い時間になりましたね。そろそろ帰りましょうか」

~数時間後~

秋山「いや、疲れましたね」

谷村「そうですね。ずっと子供達に振り回されてましたし」ハハッ

桐生「楽しそうだったじゃねぇか」フッ

秋山「もう歳ですからね、子供達の元気には勝てませんよ」

谷村「俺はまだまだ若いですよ?」

秋山「あーそうだったね、ごめんごめん」

秋山「にしても、帝国軍か。何とかできたら良いんですけどね」

桐生「何か聞いたのか?」

秋山「ま、色々」

冴島「なんや、聞かせろや」

――――――――

郷田「ケッ、辛気臭。つまらんやっちゃらのぅ」

秋山「そうですね、何とかできたら良いんですけどねぇ」

桐生「今は、様子見するしか無いな」

秋山「まぁ、ですね。こっちから動けないのは癪ですけど」

谷村「これからは注意していきましょう。何か見つけたらすぐ報告って事で」

郷田「しゃーないわ。食べるもん無くなったら死ぬからな」

秋山「郷田さんは殺しても死ななさそうですけどね…」

郷田「ああん?」

秋山「いやいや! なんでもないですって!」

桐生「フッ……よし、そろそろ寝るか」

ここまで。
そろそろ書き溜めが……

どうでも良い話ですが、サモンナイト3知らない人の為に。
戦闘の間の休養でみんなでピクニック行くイベントです。
それではまた。

そう言えば
プロジェクトクロスゾーン2に両方参戦決定したんだったな

タイムリーだ

>>79
これは3年前に書いてた奴を掘り返してるだけです
まさかサモンナイト3がクロスするとは……
と思うんですけど、なんでアティ先生だけなんでしょうね
俺はレックス派なんですけど…

――――――――

秋山「あ、皆さん揃ってますね」

桐生「どうかしたのか?」

秋山「ほら、前に話した帝国軍の事ですよ」

冴島「何かあったんか」

秋山「えぇ。どうやら今日、決着をつけるみたいです」

郷田「そうなんか? なら一安心やな」

秋山「本来ならそうなんですがね? なーんか嫌な予感がするっていうか」

秋山「ほら、あの犬みたいな子供、パナシェ君っているじゃないですか? あの子がね、船を見たって言うんですよ」

桐生「船?」

秋山「船です。それも見たことも無い船だったみたいで」

真島「それがどないしたんや? 敵の援軍だってんならまとめて片したらええやんけ?」

秋山「それが本当に『ただの援軍』であれば、それで良いんでしょうけど…」

桐生「違う可能性もある、と」

秋山「俺はそう睨んでいます。何か怪しいんですよねぇ……ほら、船で普通に来れたってのが既に」

冴島「そうや。結界だかがあって出る事も入る事も難しいやったんやないのか?」

秋山「……えぇ。だから何かありそうだなとね。皆さん、すぐに動けるように準備しておいてください」

――――――――

桐生「始まったな」

谷村「ですね。俺達はどうします?」

秋山「とりあえず待機で。この勝負は、俺達の出る幕じゃない」

冴島「せやな。覚悟背負った者同士の戦いや、水差すんは無粋やろ」

真島「なんや? ちょっと頭良さそうやんけ」

冴島「うるさいわ」

秋山「とりあえず俺達はここで見届けましょう? 何かあったらすぐ動けるように、なるべく近くで」

――――――――

冴島「……勝負あり、やな」

桐生「あぁ」

アズリア「………さぁ、殺せ」

レックス「しないよ。そんなこと」

アズリア「何故だ…!! 剣を奪還する事も出来ずに帰る事は出来ん……貴様は私達に野垂れ死ねと!?」

レックス「そうじゃないよ……やっぱり俺は、人を殺すなんてできないんだ」

アズリア「…!!」

郷田「……甘過ぎるわ。敵は命賭けて命取りに来とる、せやのに殺さないやと? 屈辱以外の何物でもないわ」

桐生「……攻めるだけが強さでもねぇんだよ。守る事の方が、人間強くなれる時もある」

郷田「誰か守りながら力出せる訳ないやろ」

桐生「それを出来る奴が強いんだ」

郷田「………けっ」

秋山「……!? 様子がおかしい…船だ!! 援軍……?」

冴島「いやちゃう……帝国軍の奴ら攻撃しだしたで!!」

桐生「行くぞ!!!」

アズリア「止めろォォォォォ!!!」

イスラ「聞けないよ姉さん……あはははは♪」

ツェリーヌ「死になさい!!」ドォン!!

レックス「止めろ……止めろ!!」

オルドレイク「蹴散らしてくれる……」ヒュン!!

ファリエル「逃げてぇぇぇぇ!!!!」

桐生「ウォォォォォァァァァ!!!!!」ドコォァ!!

オルドレイク「!?」

『真・虎落とし』

召喚獣『グォォォォ…』

アルディラ「最高ランク級の召喚獣を……弾き返した!?」

桐生「気にいらねぇ……」

秋山「まったくですね。自分はこそこそしておいて、漁夫の利か……あんたらさ、仰々しくしてるけど小悪党が精々だよ」

オルドレイク「誰だ、お前達は?」

桐生「クズに名乗る名前なんて無い。……覚悟しろ」

帝国兵「ぐぁぁぁぁぁ!!」

真島「ギャーギャー喚くなや!! 死なんかっただけマシや思え!!」

谷村「桐生さん!! 怪我人は俺達が運びます!! 幸い死亡者は0!! 思う存分暴れちゃってください!!」

ギャレオ&アズリア「!?」

桐生「あぁ……。テメェ等、無事じゃ済まさねぇ。死んだ方がマシだと思えるくらい痛め付けてやるよ」

郷田「俺も目的の為なら手段は選ばん。せやけど、正々堂々やらん奴は嫌いやねん……だから、殺したるわ」

冴島「殺しはせぇへん。ただ、生き地獄見せたる」

秋山「あれ、俺ってもしかしてこの場に不釣り合いかな? ま、桐生さん達と肩並べられるのは嬉しいですけどね。さ、覚悟はできた?」

オルドレイク「………身の程を知れ」

VSオルドレイク率いる無色の派閥
勝利条件 敵の全撃退
敗北条件 主人公orSPOTキャラの戦闘不能

BRAVE ORDER
・回復系アイテムの使用個数が3個以下 1
・ファーストアタックを決める 1
・サモンアシストで敵を1体以上撃破する 1
・一人も戦闘不能者を出さない 3
EXTRA BRAVE ORDER
・SPOTキャラのみで敵を倒す 5

SPOT
桐生一馬
堂島の龍 50 5 4 4 王龍の極みLv3、小牧流・虎落しLv5、小牧流・弾き返しLv5、小牧流・受け流しLv5、コンボLv5、追撃の極みLv3、闘気Lv3、フロントアタックLv5、バックアタックLv5、反撃封じLv5、ダメージ軽減Lv5、心眼Lv2、勇猛果敢、龍の覇気、真・虎落とし

郷田龍司
関西の龍 48 4 3 5 関西の龍Lv3、カウンターLv5、鉄壁Lv5、闘気Lv3、火事場のバカ力Lv5、フロントアタックLv5、勇猛果敢、龍の覇気、真・虎落とし

冴島大河
白虎 49 4 3 3 パワーラリアットの極みLv3、力任せLv5、小牧流・弾き返しLv5、闘気Lv3、ガードブレイクLv5、反撃封じLv5、ダメージ軽減Lv5、心眼Lv2、勇猛果敢、虎の覇気

秋山駿
朱雀 45 6 4 5 エアストライクLv3、カウンターキックLv5、逆境の極みLv3、スウェイアタックLv3、バックアタックLv5、心眼Lv2、勇猛果敢、挑発・極

注意
真・虎落としは所謂送還術です。Sランクまで送還します。
虎の覇気は、龍の覇気と同じ効果です。
挑発・極は挑発の上位版です。自分に攻撃が来る可能性が上がりますが、この待機状態にしている間はDFとMDFとTECが20アップします。

1ターン目

レックス「桐生さん……ありがとうございます!!」

桐生「礼は後だ。今はこいつらを叩き潰すぞ」

レックス「はい!!」

オルドレイク「身の程を弁えさせてやろう」

2ターン目

オルドレイク「出鱈目な力を持っているようだが、私達に勝てるとでも」

郷田「御託はええわ。はよかかって来い」

オルドレイク「……死ねぇぇぇ!!」

郷田「桐生に出来たんならなぁ……俺でもできるんや!!」

3ターン目

ギャレオ「ありがとう…!! 部下を助けてくれて…!!」

秋山「ちょっ、泣かないでよ!! 今は目の前の敵に専念しましょう?」

ギャレオ「あぁ…!! あぁ…!!」

アズリア「……私からも感謝する。この礼はいずれ…」

桐生「……行くぜ!!」

敵を全滅させると、四方から援軍
更にオルドレイク、ツェリーヌ、ウィゼル、ヘイゼル、イオス、ビジュが出現
その後、真島と谷村が出現する

真島「邪魔な奴らは全員片付けておいたでぇ」

谷村「帝国軍の方ですけどね」

桐生「ありがとう、兄さん、谷村」

真島「おっほ!! まだまだ元気そうなんがおるやんけ!! 全員叩きのめしたるわぁ!!」

谷村「行きましょうか」

真島吾朗
嶋野の狂犬 49 7 5 5 超スウェイLv3、超スウェイ・極、闘気Lv5、勇猛果敢、トリプルアタック、ドス・極

谷村正義
玄武 45 5 4 4 捕獲の極みLv3、捌きLv5、闘気Lv2、反撃封じLv5、ダメージ軽減Lv5、心眼Lv2、勇猛果敢、捌き腕取りの極み、股抜き投げの極み

注意
真島の超スウェイ・極はスウェイアタックの上位版です。攻撃を回避した後、HGを消費して必殺技が出せます。威力と消費HGは超スウェイの約半分です。
ドス・極はドスを持っているとAT、DF、TECが大幅に上がります。
谷村の捌き腕取りの極みは、捌きを使った時にHGがあれば自動で使います。ダメージは通常技の1.5倍です。次の行動を自分が選択するまで自分と敵は行動不能になります。行動不能中に敵に攻撃されると二人にダメージが半分ずつ当たります。
股抜き投げの極みは、捌き腕取りの極み中にHGを消費して使えます。威力は通常技の2倍です。

桐生がオルドレイクを攻撃する

桐生「テメェらみたいな外道は、徹底的に叩き潰すしかねぇな」

オルドレイク「召喚獣を退けたくらいで調子に乗るな!!」

郷田がウィゼルを攻撃する

郷田「ごっつ強そうやのぅ。あんたみたいな人と戦うんわ好きやで」

ウィゼル「……行くぞ」

谷村がツェリーヌを攻撃する

谷村「女性を殴るのは趣味じゃないんですけどね……」

ツェリーヌ「女だからと甘く見ない事です!!」

谷村「はぁ……ま、馬鹿が起こす事件の再発防止だ。少し教育してやるよ」

冴島がイスラを攻撃する

冴島「……なんで姉ちゃん泣かせるような真似したんや」

イスラ「あんな人、姉さんなんかじゃないよ」

冴島「きょうだいちゅうんはな、仲良くせなあかんのや。どんな理由があっても信じるもんなんや」

冴島「道を踏み外したら正す、泣いてる時怒ってる時は傍にいたる。そういうもんなんや……」

イスラ「黙れ!!」

秋山がヘイゼルを攻撃する

秋山「美人さんなのに残念だね。悪党じゃなかったらさ、口説いてたよ?」

ヘイゼル「私を口説き落とすには骨がいるわよ?」

秋山「上等。棘があるくらいが女の子は可愛いのさ。行くぞ!!」

真島がビジュを攻撃する

ビジュ「イーヒッヒッヒ!! 全員死んじまえぇ!!」

真島「なんやこの小物臭……相手にすんのもしんどいわ…」

ビジュ「な、なんだテメェは!!」

真島「ま、しゃーないわ。イーヒッヒッヒ……運が悪かったのぅ……一瞬で楽にしたるで」

『真・虎落とし』(桐生)

「そんな攻撃、当たらねぇよ」
召喚獣が突っ込んで来る
「オォォォラ!!!!」
召喚獣を弾き返す

『真・虎落とし』(郷田)

「おら、来いや!!」
各召喚獣が突っ込んで来る
「オォォォォ!!!!」
召喚獣を弾き返す
「………チッ」
拳をおさえる。

『超スウェイ・極』

「来いや!!」
敵の攻撃を避ける
「遅すぎるわ!!」
背後からドスで一突き
「イーヒッヒッヒ!!」
貫禄の高笑い

『捌き腕取りの極み』

捌いた敵の腕を取り、回転させて腕の関節を決める
「大人しくしろ!!」

『股抜き投げの極み』

掴んだ腕を敵の股から通し、力の限り引っ張る
回転する敵の頭が地面にぶつかる寸前に頭部を蹴り飛ばす
「どうだ!!」

勝利

オルドレイク「ぐっく…なんだ、貴様等は……!!」

桐生「黙れ。まだまだ殴り足りねぇ…」

ウィゼル「一度退くぞ。今の俺達では勝てない」

オルドレイク「くっ……総員退避だ!! 次に会う時は殺してやる…!!」

桐生「待て!! チッ……皆無事か」

クノン「患者は全て運び治療中です。何名か重傷者もいますが、最善を尽くします」

桐生「あぁ、頼んだ」

レックス「た、助かりました……ありがとうございます」

冴島「別にええわ。好きでやった事やからな」

アズリア「私達からも…本当に、ありがとう…!!」

ギャレオ「部下達を助けてくれてありがとう!!」

真島「久しぶりに大暴れしたかっただけや、感謝される覚えはないのぅ」

谷村「えぇ。黙って見ていられなかっただけですから」

ミスミ「謙遜しないで良いのじゃ。それでわらわ達は助かったのじゃからな」

秋山「にしても……新たな敵登場ですね。暗殺者って感じでしたし。俺達、生き残れるのかなぁ?」

カイル「いやいや、召喚獣を素手で殴り飛ばした桐生がいるのに負ける事はねぇだろ」

秋山「そりゃあ、桐生さんなら大丈夫だろうけどね? 俺は普通の人間だよ?」

谷村「普通の人間は空中コンボとかしませんよ?」

秋山「演出だよ演出!! そういう風に見せた方がかっこいいでしょ?」

レックス「あはは……」

レックス「………!?」

レックス「ぐぁぁぁあ!」

ピギィン……ギュゥーン!!

桐生「なんだ!?」

アルディラ「レックス…?」

レックス「来るなぁあ!!!」

冴島「あかん、何が起こっとるか分からんが、暴走しとるわ!」

レックス「ぐぉぉぉおおお!」

――――――――

オルドレイク「ククク……始まったか……」

ウィゼル「使い手が未熟故の暴走……」

オルドレイク「これであの訳の分からん男たちも終わりだろう……」

オルドレイク「くだらん邪魔をしてくれた罪、死んで償うが良い……ククク…ハハハハハ!」

――――――――

バチィッン!

カイル「ぐおっ!? くそっ、どうなってやがる!」

ソノラ「誰か、先生を止めてぇぇぇ!!!」

桐生「チッ……皆、離れてな。俺が、やる」

ベルフラウ「ま、待って! 先生に、な、何を…!?」

郷田「おう。邪魔すんなや。桐生がタイマン張る言うてるんや、邪魔するんは無粋やで」

アルディラ「だけど」

秋山「大丈夫大丈夫。今のレックス君相手に間違っても殺すことなんてないよ。それに、桐生さんもね」

ミスミ「……ならば、信じよう。桐生が、先生を止めてくれることを…」

カイル「くそっ…見てることしかできねぇのかよ…!」

今日はここまで。
書き溜めが尽きました。
これからはまったり進行になるかも知れません。
エタらないように注意します。
サモンナイト3と龍が如くという謎クロス上、あまり需要は無いかも知れませんが、お付き合いどうぞ。
それでは。

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