【ラブライブ】穂乃果「LDS?」遊矢「舞網CS!」【遊戯王】 【安価・コンマ多め】 (589)


前スレ
【ラブライブ】穂乃果「LDS?」【遊戯王】
【ラブライブ】穂乃果「LDS?」【遊戯王】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430495560/)

これまでのアークファイブ!はまた次回に

ここから安価が多くなるのとちょうど話の展開にも区切りがついたのとで新しいスレを建てました。

現在のμ'sメンバー+α

高坂穂乃果 【0】【オッドアイズペンデュラムドラゴン
オッドアイズセイバードラゴン
オッドアイズメテオバーストドラゴン】
真姫ちゃんと何やらいい感じ?

園田海未 【0】【sinサイバーエンドドラゴン】
穂乃果、ことりとの関係で悩んでいるようだ(未解決)

南ことり【0】【カオスオーバーハンドレッドナンバーズ RUM】
Anemone heartのデュエットに穂乃果を指名。もうすぐブロードウェイから帰国する。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435064976

立て乙です

西木野真姫【3】【???】
現在フラグトップタイ。穂乃果とお泊まりでいい雰囲気になりソロ曲の作詞を頼むほどの仲。

星空凛【1】【???】
穂乃果と凛の仲を悟っている様子。まだ誰もそのことを知らない。

小泉花陽【1】【???】
いきなりユートと邂逅したり忍者とタッグを組んだりと前途多難。凛ちゃんとたくさんの男のせいで揺れるママママインド中

絢瀬絵里 【2】
【CNo.39希望皇ホープホープレイ
CNo.39希望皇ホープレイ・ヴィクトリー】
現在はまだ賢いエリーチカのはず。穂乃果のオッドアイズの秘密をこの目で見た。

東條希 【3】
【レッドデーモンズドラゴン
スカーレッドノヴァドラゴン】
フラグトップタイ。聖母成分を存分に発揮させつつもお泊まり会では弱さを見せた。オッドアイズの秘密をこの目で見た。

矢澤にこ【2】【???】
頼れるパイセン。赤馬零児とアリトという面倒くささマックスの男に絡まれる。色々知っている様子。

沢渡シンゴ【0】
【魔装戦士ドラゴディウス 魔装戦士ドラゴノックス 魔装邪龍イーサルウェポン】
μ'sまさかの10人目。敏腕マネージャーを自称するが意外と手腕がよく海未ちゃんに相談に乗られる程度には人望がある。

【μ's以外のメンバー】

ナッシュ【1】【CNo.101S.H Dark Knight】
頼れるバリアン七皇のリーダー。現在はLDSの教師。μ'sのファン。

紫雲院 素良 【1】【影依融合】
まだ可愛いショタの顔芸担当。サーベルタイガーの登場が待たれる。

フミコ【0】 【???】
神モブの一角。未だ未知数。

茂古田 未知夫 【0】【???】
かよちんと料理番組で共演した料理人。かよちんのハートも調理してしまった。

優木あんじゅ【1】【???】
トップアイドルでありLDS主席の1人である。
エクシーズコースの主席で北斗とタメを張る。

高坂雪穂 【2】【???】
沢渡とタッグを組んだしっかりものの妹。沢渡にハートをキャッチされかけたのは内緒の話。

絢瀬亜里沙【1】【???】
賢い可愛いエリーチカの妹。
未だ未知数。

>>2 ありがとうございます。安価が増えてきますがよろしくお願いします。

・・フラグは3つになるとイベント以外では溜まらなくなる。
・・フラグが増えれば増えるほど穂乃果との距離が近くなりその人の核心に穂乃果がせまれる。
・・フラグが4つになると特別なイベントがバトルロイヤル編にセットされる。ただし良いものとは限らない。
・・遊矢、セレナフラグはバトルロイヤル編で登場

次回の更新は金曜日、夜9時頃を予定しております

つきましては今スレ初安価です。目覚めた穂乃果ちゃんに待っていたイベントは?

【卒業生の同窓会】3年生メイン
【次世代アイドル研究部の憂鬱】1年生、ありゆきメイン
【久しぶりにお家で】 2年生メイン

>>8とします。

同窓会

次世代部員




もう間もなくデュエルが再開されます。
音ノ木坂編はほぼ安価、コンマ進行でお送りします。

デュエル、
再開!

まずコンマを取ります。
>>11のコンマの2桁目ぢはバトルロイヤル編終了までに穂乃果が音ノ木坂に戻れる回数を
決めます。


0 ならもう音ノ木坂には戻れず
1、2、3、4、5なら1回
6、7、8なら2回
9なら3回戻れます。

1桁目では穂乃果が音ノ木坂にいられるターン数(今回の初安価は含めず3安価1ターン)を
決めます。

0 3ターン
1、2、3、4、5、6、7 5ターン
8、9 7ターン

です。質問は随時受け付けます

過疎っていますね。あげます。
>>13です

ksk

お久しぶりです

お久しぶりです!バイト始めたので中々時間ができなくて...>1は恐悦至極です。感謝してるってことさ!

コンマの結果今回を入れずに後2回、ターン数7
となりました。

ところで過疎っている場合、どうやって対処すればいいのでしょうか?
欲を言うと過疎の予防策みたいなものがあれば...



凛「穂乃果ちゃん、やっと起きたね」

目を覚ますと...穂乃果は少し大きめの、意外とフカフカしたベットに寝かされていた。
健康的な白で統一された部屋はいつも見ているはずなのに、何でかな、懐かしさを思い出させた。

穂乃果「あれ...?穂乃果、いったいどうしてたんだっけ?」

凛「体育の授業で急に倒れたっていうから海未ちゃんとことりちゃんが保健室まで運んだんだよ」

穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんはどこ...?」

凛「2人とも生徒会、真姫ちゃんとかよちんはアイドル研究部だにゃ」

穂乃果「凛ちゃんはどうしてここに?」

凛「それは...」

凛「えへへ。凛もちょっと気分が悪くなって倒れちゃったんだにゃ」

恥ずかしそうに微笑む凛ちゃんの顔には疲れなんて全然見当たらないんだけどなあ

凛「今は見ての通り、元気だけどねっ。穂乃果ちゃんが中々目を覚まさないから心配してずっと待ってたんだ」

穂乃果「そーなんだ...ありがとー...」

凛「穂乃果ちゃん?ぼーっとしてるけどまだ横になってなくて大丈夫?」

穂乃果「うん、大丈夫...疲れてるんじゃなくて」

凛ちゃんと同じで身体はもう今すぐにでも走り出すことができるくらいピンピンしてる。

穂乃果「長い夢を見てた気がするんだー」

穂乃果「どんな内容かは覚えてないんだけどね」

あ...ルール説明を入れ忘れてました。


【ルール説明】


音ノ木坂編は基本LDS編と異なるストーリーが展開されますがあるキャラが別のキャラに抱く感情は両方の世界で共有されます。

今回の初安価はカウントせず、3安価で1ターン、すなわち1日が経過します。穂乃果が音ノ木坂にいられる日数は先ほどのようにコンマで決定します。


この世界ではフラグが貯まるかどうかは公開コンマで判定されます。
その時点でのフラグの数が
0なら確定
1 7割
2 5割
3 3割


穂乃果を含め大抵のキャラはLDS編の記憶を持っていませんが各学年に1人ずつ記憶の共有者がいます。一緒に居続ける、などの行動を取り続けることで穂乃果が気づくかも...?

記憶を持っていないキャラも今後LDS編での行動次第で共有になることがあります。


デュエルはイベントが終了する最後のフェイズに行われます。デュエルした相手とは確実にフラグを貯められるので相手をしっかり選びましょう。


この世界でフラグが4つになった場合、即座に告白イベントが発生します。


この世界では本来貯められないはずの【穂乃果】フラグを貯めることができます。
ヒントは【対称】です。ただし今回の初安価は含まれずその次からカウントされ条件を満たした場合通知されます。
穂乃果フラグが貯まると...?

二つの別世界を行き来してるということですかね?
過疎の予防策と言われてもすいませんがわかりません……。ageるぐらいしか
思いつきません

>>17
はい。行き来してるといえば言えるしそうでないとも言える...ストーリーの進行で判明していきます。
ageですか...ありがとうございます。ただみっともなく見えるような気がしたので。


T0(チュートリアル)

凛「へー。夢を見てたんだー」


凛「あまりにぐっすり寝てたから夢なんて見ていないかと思ってたにゃ」


そんなに熟睡してたんだ...


凛「でも、凛知ってるよ。見た夢を覚えておく方法」


穂乃果「夢を覚えておく方法?確かに記憶できたら思い出せて楽しいだろうけど...穂乃果は小説家になろうとは思わないからなぁ」


凛「凛にも文才はあまりないにゃ...でも凛が目覚めてから待てど暮らせど穂乃果ちゃんが起きないから」


凛「凛も下手なりに夢の内容をノートに書いてたんだ」


凛ちゃんだから猫、かと思ったら可愛いチワワの写真がプリントされたノートを取り出した。


穂乃果「へー、凛ちゃんも夢見てたんだー」


この後の穂乃果の言動は?

1 そのノート、見せて?
2 どんな夢を見たのか簡単に教えて!

>>19 安価下でいきます

とっていいなら1で

とっていいなら1

安価ではないので大丈夫です。


穂乃果「ねぇ、凛ちゃん。そのノート見せてくれないかな?」


凛「にゃっ?箇条書きばっかりで読んでもちんぷんかんぷんだよ?」


穂乃果「いーのっ!見せてくれないの?」


凛「ちょっと恥ずかしいにゃ...はい」


穂乃果「どれどれ...?」


凛ちゃんのノートの内容をかいつまんでまとめてみると
『凛ちゃん達はLDSっていう大きな学校に通学していて、穂乃果が最近話題のペンデュラム召喚を使ったり、文化祭の時にタッグでデュエルをして凛ちゃんが義理深い男の子とタッグを組んで2位をとったり...』


穂乃果「あれ?」


凛「どうしたの?穂乃果ちゃん」


穂乃果「覚えてなかったはずなんだけど...」


穂乃果「覚えのあるような単語だ...」


凛「...もしかしたら凛と穂乃果ちゃんは同じ夢を見てた気がするにゃー!」


凛「夢の中でも一緒って凛達、縁があるのかもね」


穂乃果「そうかなぁ...?」


凛ちゃんは穂乃果のちょっと照れた表示を見て、どういうことか満足気な様子。

可愛いからいいんだけどねっ


でもどうしてだろう?凛ちゃんの夢ノートの内容が他人事な気がしない...


【星空 凛の秘密に触れた(1/4)】
【凛と穂乃果は夢も共有するような仲?】


>>21のコンマが
00〜69なら凛のフラグがたまります

失礼しました
>>23

ほい

ほい

星空 凛【2】


凛「そしてそんな凛と穂乃果ちゃんの仲を見込んで相談したいことがあるんだにゃ」


穂乃果「何かお悩みごとでもあるの?穂乃果でよければ相談に乗るよ!」


凛「うん...ありがとう」


さっきとは打って変わって切なげな顔を一瞬だけ見せた。


ちらっと、ほんの瞬きほどの時間だったけどこっちの凛ちゃんにも魅力を感じてしまうのは失礼かな?


凛「ほら、凛達はあの最後のステージのライブでμ'sをおしまいにしたでしょ?」


凛「有終の美を飾れたってことで最初はもう後悔なんて微塵もなかったしやりきった!って充実してた」


凛「おかげでアイドル研究部をこれからどうしていくか全く頭になかったんだにゃ」

頭をタライで殴られたような気分だった。


そうだ。μ'sを終わらせて限られた時間の中の最高に楽しかった一瞬を永遠の思い出として心の中に閉まっても、


アイドル研究部、という場所自体はまだ今も在り続けてるんだ。って。


今、初めて気がついたよ。情けないことにね。


穂乃果「どうしていくか、か...」


凛「穂乃果ちゃん達は生徒会の仕事で忙しいし
もう受験生だから部の方針は2年生の凛達で決めようって話になったんだ」


凛「その時、穂乃果ちゃんは学校をお休みしてたしことりちゃんも海未ちゃんも都合がつかなくてまだ話してないんだけどね」


凛「スクールアイドルをμ'sではない別の名前で新しく始めるのか、アイドル活動はしないで本当にアイドルの歌や踊りを分析する部活にするのか」


凛「亜里沙ちゃんと雪穂ちゃんが入部してきたでしょ?凛達がスクールアイドルをせず2人をプロデュースしていくか」


凛「やっぱりどうしても凛達だけじゃ決められないんだ」


穂乃果「...そっか」


記憶にないくらいにアイドル研究部をほったらかしにしてたからなぁ。
むしろ、相談してもらえるだけ穂乃果は幸せ者だよ。


穂乃果「この問題は難しいね...。穂乃果だけでも答えを出せない」


穂乃果「やっぱり部室で話そうよ」


凛「もう動いて大丈夫なの?」


穂乃果「今から踊れるくらいに穂乃果は元気だよ!保健室のベッド、気持ちよかったし...」


凛「穂乃果ちゃんならそう言うと思ったにゃ!じゃあ早速、部室、いっくにゃー!」

穂乃果「懐かしいな、アイドル研究部」


凛「あの時から変わらずにずっと残し続けてるにゃ。...じゃないとにこちゃんにうるさく言われそうだし」


穂乃果「にこちゃんは大学でアイドル続けてるのかな?」


凛「それがにこちゃんにどういうお告げが降りてきたか分かんないけど、文芸部に入ったみたいだにゃー」


穂乃果「文芸部!?...って何する部活だっけ?」


ウチの学校にもあったような、なかったような...?


凛「うーん...にこちゃんの話によると『知的なにこにはピッタリの部活ね!目玉焼きといえば塩ってくらいの相性よ!』...って言うくらいだからきっと楽しい部活なんだにゃ」


穂乃果「そうだねー。にこちゃんだもんねー。
可愛い決めポーズとか台詞とか考えてそう」



【もちろんそんな部活ではありません。ちなみに>>1は高校時代所属していました】


穂乃果「あ、着いたね」


凛「歩いてみれば意外と距離があったんだー」


穂乃果「おしゃべりしてたからじゃない?...真姫ちゃーん!花陽ちゃーん!久しぶりー!」


穂乃果「あれ...>>28ちゃん1人?」


誰が部室にいた?
1 真姫
2 花陽
3 雪穂
4 亜里沙

1


attention!!

凛と真姫の組み合わせは少し注意が必要です。
くれぐれも『誤解を招く』行動を穂乃果がとらないよう、注意して下さい。

T1 フェイズ2


穂乃果「あれ?真姫ちゃん1人?」


真姫「そうよ、花陽は今、用事で外してる。もう少ししたら戻ってくるんじゃないかしら?」


真姫「それにしても、穂乃果、随分と顔を見ていない気がするわね」


穂乃果「ごめん...」


真姫「謝る必要なんてないわ。あなた達が忙しいことなんて考えなくても分かるから。私とちょっと頼りない部長と、目が離せない凛。そして可愛い後輩達で先輩に心配かけまいとやっていってる」


凛「真姫ちゃん?目が離せないってどういうことだにゃ〜?」


真姫「あら、言葉の通りよ。あんた、目を離したら何をしでかすか分かんないんだから」


真姫「ね。穂乃果もそう思うわよね?」


穂乃果「...?」


軽〜く凛ちゃんをからかうように返そう、と思ってたんだけど
何だろう。真姫ちゃんの喋り方?オーラ?
が...


全然、笑っているように感じられなかったのは...


穂乃果「ど...どうかな。それもまた凛ちゃんの良いところ、とも考えられない?」


真姫「そうね。穂乃果が言うならそうね」


多分、真姫ちゃんもさっきは口でこそ自分達だけで上手く行ってると言ってみても。


きっと不安も隠れてたんじゃないかな?


だって穂乃果が入ってきた時、真姫ちゃんとっても嬉しそうな顔してたもん。


穂乃果「じゃあ、話の続きをしよっか」

花陽「真姫ちゃーん、帰ったよー」


亜里沙「ただいまですっ真姫さん!」


真姫「お帰りなさい」


花陽「凛ちゃんはもう身体は大丈夫?」


凛「うん!ふかふかベットとぽかぽか陽気でバッチリ体力満タンにまで回復したにゃ!もしかしたらゲージ振り切ってるかも!」


雪穂「凛さんってお姉ちゃんの生き写しかってくらい似てますよね...ってお姉ちゃん!?大丈夫なの?」


穂乃果「凛ちゃんに同じく...」


雪穂「同じく、じゃないよ!体育の時間いきなり棒みたいに倒れたって聞いたから」


穂乃果「あー、よく分かんないけどすっかり元気になったよー」


雪穂「よく分かんないって...」


真姫「私が見た分には問題なさそうだったけどね。とりあえず水分補給だけはちゃんとするよう伝えといたわ。雪穂ちゃん、家で穂乃果が水分補給を怠ってないかチェックしてくれる?」


雪穂「...はい!もうお姉ちゃんは私がいないとちゃらんぽらんなので!」


穂乃果「ちゃらんぽらんって何さー!」


亜里沙「穂乃果さんが元気そうで何よりです」


穂乃果「ありがとう、亜里沙ちゃん」


雪穂「ところで、お姉ちゃん。凛さんや...真姫さんと3人で何を話してたの?」


穂乃果「ああそうだった!ここに来るのが懐かしすぎてすっかり忘れて帰っちゃうところだったよ」


凛「ちょっと、穂乃果ちゃん!」


穂乃果「アイドル研究部の今後の方向性について、だよ」

雪穂「アイドル研究部の...」


亜里沙「今後...?」


穂乃果「あれ?凛ちゃん、1年生には話してなかったの?」


亜里沙「あ、いいえ!ぼやーっとですけどこの前聞きました」


雪穂「でもその時は全く何も頭に浮かんでこなくって私の中ではしばらく保留にしてたつもりだったけど...」


雪穂「先延ばしにするわけにもいかないよね」


雪穂「お姉ちゃん達だって来年には卒業しちゃうんだから」


真姫「雪穂ちゃん...」


花陽「そうだよ、雪穂ちゃんの言う通り。このまま何をするともなく時間が経つほど悲しいことはないもん!」


花陽「花陽も部長として、穂乃果ちゃんが来てくれた今日、徹底的に議論するつもりですっ」


真姫「μ'sリーダーの穂乃果ほど、心強いアドバイサーはいないものね。頼んだわよ」


穂乃果「うん!」

(お、どろどろか?)

と、勢いがあったんだけど...




これが、数学の証明問題よりも解法が見えませんでした!


μ'sを解散するかどうか、と違って涙を誘ったり心にずしっとのしかかる重みがないけれど。


代わりにもやもやっとした霧が延々と続いている感じ。掴み所がない、とも言うのかな。


何かのTVで戦場で一番怖いのは情報不足だって熱弁してた気がするけど、あれに誇張はなかったよ。


花陽「...ごめんなさい。あれだけ調子よくスタートしたのに何の成果も得られなくて...」


凛「かよちんが悔やむ必要なんてないにゃ!部長と言っても全責任を負う役割じゃないんだから!」


真姫「...そうよ。先延ばしできない、と言っても明確な答えを急ぎ過ぎたら後で絶対また道に迷う」


真姫「じっくり考えていきましょ」


雪穂「そうですね...」


亜里沙「難しい...」


花陽「今日はこれにてお開き...だね。私は
まだ学校に用事を残しているからここにいるけどみんなはどうするの?」


雪穂「私は今日、帰りに亜里沙とスイーツ食べに行くって約束をしているので」


真姫「穂乃果じゃないけど食べ過ぎちゃダメよ?」


雪穂「はーい。私はしっかり者の妹、なので」


穂乃果「もう!じゃあユッキーの恥ずかしいところ晒してやるー!」


雪穂「亜里沙っ行こ!お店混んじゃうよ!」


亜里沙「う、うん!皆さん、さようなら!」


穂乃果「うん!バイバーイ!」


穂乃果「さて、と...」


穂乃果がとった行動or言動は?

1バイバイ!また明日ね!(この場では何もなく1人で帰宅)
2 (真姫or凛or花陽)ちゃん、一緒に帰ろう!
花陽を選んだ場合、穂乃果が学校に残る口実を作ります。
3 (花陽or凛or真姫)ちゃん。家に帰ったらまた電話するね

>>34を採用します。

この安価を持って本日はここまでとします。
付き合ってくれた方々。お疲れ様でした。
次回は
月曜の21時〜22時くらいからの再開になると思います。予定は未定ですが...

では、また。
土曜の18時20分からの絶叫上映に行ってくるぜ

すいません...安価を自分でとってしまったようなので>>36とします。

まさかコメントが途中に入るとは思わなかったので...

>>34
展開次第ではそうなりますよ。
まだ一方が幸せになれれば良いんですけどね。

2で真姫ちゃんで

月曜21〜22時と言いましたが一応再開します。人がいるといいな...


穂乃果「真姫ちゃん、一緒に帰ろう!」


真姫「私?別に穂乃果が帰りたいならいいけど...」 カミノケクルクル


あ、真姫ちゃん今、照れ隠ししたね!


穂乃果「うん、ありがとう!穂乃果、真姫ちゃんと一緒に帰れて嬉しいな!今日は海未ちゃんもことりちゃんも雪穂もいないし...」


真姫「いつものメンバーが不在ってことね。1人で帰るのも悪くないわ。...もっとも穂乃果には理解が及ばないでしょうけどね。
...凛はどうするの?」


穂乃果「そうだよ。凛ちゃんもどうかな?この3人で帰るの、初めてだし」


凛「...ごめんね。凛もちょっと家族の用事があるんだにゃ」


凛「でも今日どうしても穂乃果ちゃんに来て、話を聞いて欲しかったからお母さんに無理を通してもらったんだ」


真姫「...そう。凛は親切なのね。ありがと」


凛「うん。また月曜日ね!」


穂乃果「バイバーイ!」



...


凛「(凛ってこんなに嘘を吐くの、上手だったんだ)」

穂乃果「うーん...共通の話題、ないものだね...」


真姫「悪かったわね...」


よく考えてみたら何もない日に真姫ちゃんと二人きりのシチュエーションは初めてなんだよね。
今までだったら誰かの言葉に合わせたり、ライブ前なんて勝手に話す内容は決まってくるから気にしたことなかったなぁ...


穂乃果「このまま何も話さずに歩き続けるのも風情があっていいかもしれないよ?」


真姫「何の風情よ...ドラマじゃないんだから」


穂乃果「だよねー...」


真姫「...そうだ。共通項がないなら作ってしまえばいいのよ」


真姫「穂乃果、これ、あげる。私が好きなクラシックとかが入っているわ」


受け取って、と真姫ちゃんから手渡されたのはUSBメモリ。
虫ほどのサイズに穂乃果のおバカな脳ミソの何倍もの情報を残せる優れものだ。


穂乃果「いいの?」


真姫「オリジナルは家に置いてあるから」


では何で持ち歩いているんだろうね。
ウォークマンなら分かるんだけどさ。パソコンに刺さないと聴けないUSBメモリなんかを。


...あ、もしかして真姫ちゃん、寂しがり屋さんなのかな?


穂乃果「...えへへっ。ありがとう」


真姫「貸すのはいいけどちゃんとした感想聞かせなさいよ?小学生の日記みたいなものだったらもう二度と貸してあーげない」


穂乃果「今の真姫ちゃんの方が小学生っぽいよー!」


国語の問題でもあるのか...これは難題だね。


穂乃果「あ、穂乃果はこっちの角、左だから」


真姫「そう。もっと話していたかったのに、背中で語る時間が長すぎたわね」


しかもほとんど伝わっていない、ときたものだからね。


穂乃果「そーだね。月曜日はちゃんと聴いて、いっぱい話せるようにするから。じゃ、またねー!」


真姫「うん、また月曜日ね」


真姫「...あのね、穂乃果」


>>39のコンマが
00〜29なら【真姫のフラグがMAX】になります。
その条件を満たしつつ奇数なら...
【星空 凛が見ている】

安価下です。

ageます
>>40です

でんっ

01

【星空 凛が西木野真姫に良くない感情を
抱いたようだ...】

【西木野真姫のフラグが4つになった】

おっと...色変換失敗しました

ほい

>>40
よりにもよって01を引くとは...狙ってませんよね?

真姫「ちょっと、話したいことがあるの」


穂乃果「何々?音楽のことなら穂乃果、いくらでも聞くよ?」


真姫「うん。私の専門的な頭の痛い話でよかったら、いくらでも...」


真姫「って違うわ!」


穂乃果「違うの?穂むまんの話題?」


真姫「ステマ下手ね、あんた...割と真面目な話なのよ?」


穂乃果「?」


真姫「一度しか言わないから」


真姫「私...穂乃果のことが好きなの」


穂乃果「...」


穂乃果「んんんん?!??!」


真姫ちゃんが穂乃果のことをまあ多分嫌ってはいない、鬱陶しがられてるかもしれないけど...からわざわざ改めて口に出すまでもなく...


つまり、これって!?


真姫「likeの方じゃない...て口にしないと理解できないかしら?」


真姫「...伝えたわ」


真姫「次は穂乃果の番よ」


穂乃果「穂乃果は...」


残りターン数 7
残りフェイズ数 1
>>45 のコンマの中に1〜7の数字があれば穂乃果は告白に応じる。
88、99以外は保留
88、99なら断ってしまう。そして...

てい

すごい際どくて草

>>46
全くその通りです。もし断った場合バトルロイヤル編で大変なことになっていました。2%の確率だと言うのに...
ちなみに【凛のよからぬ気持ち→小】は向こうの海未の悩みと違って穂乃果の力だけで解決することはできます。

【98】


穂乃果「...」


穂乃果「穂乃果、あんまり頭良くないからさ」


穂乃果「いきなり答え、出せないんだ」


穂乃果「考えさせてもらっても、いいかな?」


真姫「そう...」


真姫「分かったわ。学校でも似たようなことを言ったけど、後悔したらだめだものね」


真姫「私は今、伝えないともうタイミングを逃してしまいそうだったから」


真姫「穂乃果は穂乃果が相応しい、と確信てわきた時に、教えて」


真姫「...いい結果を待ってるから」 ボソッ


真姫「話はそれだけ。今度こそじゃあね」


穂乃果「うん...またね」


学校で、ドラマで、漫画で。
見たり、聞いたりしたことはあった。
穂乃果もいずれ誰かから告げられるか、穂乃果からカミングアウトする時が来るのかな、てぼんやり考えたりもした。


でも...どうして今なのかな。


まるで、夢みたい。



凛「(...見ちゃった)」


凛「(まあ、見なくても大体察していたよ)」


凛「(凛にもまだチャンスはあるんだ...)」


凛「(いっそ無かった方が凛のためになったかもしれない、けど...)」


【星空 凛のよからぬ気持ち→小】
【西木野 真姫は結果を待っている。...あまり遅くなってはならない】


【次のターンから真姫を選択した場合、想いを伝えるタイミングが出現します】


穂乃果フラグのヒント→【対称】【人物】

穂乃果「ただいまー」


穂乃ママ「お帰りなさい、穂乃果。夕ご飯はまだできてないからゆっくり着替えてね」


穂乃果「はーい。雪穂はまだ帰ってないの?」


穂乃ママ「そうねぇ。中々列が進まないって電話が来てたわ」


穂乃果「ひぇーこれじゃあ帰ってくるのは相当遅くなるかな」


穂乃ママ「残念よねえ。せっかく珍しくお父さんが夕ご飯作ったっていうのに。穂乃果に全部食べられて味見できないわね」 クスクス


穂乃果「お父さんが!?っていうか穂乃果、そんなに食べないよー!」


穂乃ママ「あら。昔、あなたお母さんよりお父さんの料理が好きー!って私を泣かせたこともあるのよ」


穂乃果「そうだっけ?」


昔のことだから覚えてなくても自然だよね。


穂乃果「じゃあ、穂乃果は部屋に戻っとくね」

【穂乃果の部屋】
T1 フェイズ3

穂乃果「暇だなー」


穂乃果「そうだ。こんな時は誰かとお話ししよう!」


【この安価では感情の大きな変化、フラグが4つになることはありません】

1 海未
2 ことり
3 真姫
4 花陽
5 凛
6 絵里
7 希
8 にこ
9 雪穂
10 亜里沙

>>49 安価下です

2

3

長く席を外して申し訳ございません。
ただいま絶叫上映から帰ってまいりました。


感想を述べるなら...


『我々は一つ!』


この一言が全て語り尽くしてくれます。
では、あとちょっとだけ今日は続きます。

【ことり】


穂乃果「そうだ!ことりちゃんにお電話しよう!」


学校や学校の行き帰りでずーっと話してるから電話してまでことりちゃんとの時間を作ること、あまりしなかったけど。

たまにはいいよねっ!


...


穂乃果「もしもし、ことりちゃん?」


ことり『穂乃果ちゃん?電話なんて久しぶりだねっ』


穂乃果「うん!雪穂が亜里沙ちゃんと夕ご飯食べに出かけちゃっててさ、暇だったんだ」


ことり『そうなんだぁ。雪穂ちゃんも女子高生してるねぇ』


穂乃果「姉として、遅くまで出歩くのは如何なものかと思うけどね!」


ことり『幼馴染として足ることを知らずに食べ続ける穂乃果ちゃんも教育的指導の必要性を感じるけどなぁ?』


穂乃果「そっち方面の需要は残念ながらないね...」


ことり『ニッチ産業って知ってる?』


穂乃果「知らなーい!」


真姫ちゃんを悪く言うんじゃないけれど。

じっくり会話するのにはやっぱり幼馴染のことりちゃんだね!
何でも相談できるっていうか


ことり『(穂乃果ちゃんとお喋りできて良かったな♪穂乃果ちゃんなら何でも相談に乗ってくれるし、どんな下らない話でも相手になってくれるし』

次の発言ですり
>>53のコンマの1の位が
0 ことり「それでね。一番に穂乃果ちゃんに話しておきたいことがあるんだけど...」
1 2 3 4
穂乃果「アイドル研究部についてなんだけど...」
5 6 7 8
ことり「今度、一緒に出かけたいな」
9
穂乃果「幼馴染のことりちゃんだからこそ相談に乗ってほしいことなんだけど...」

安価下です。

はい

【0】


ことり「あのね、穂乃果ちゃん」


ことり「それでね。一番に穂乃果ちゃんに話しておきたいことがあるんだけど...」


一番に。

ことりちゃんはかつて穂乃果に一番に相談したかった、と泣いてくれた。
今回も、また穂乃果を慕って、信頼してくれて


きっと何か大切なことを話してくれようとしている。


穂乃果「いいよ。何でもどんとこいだよ!」


ことり『えへへ。じゃあ今、お母さんが進行している音ノ木坂地下校舎計画について穂乃果ちゃんだけに...』


穂乃果「ええ?それ、口外したら消されたりするやつだよね!?」


ことり『そう、でもこの計画の肝であるコアシステムはダブルエントリー性...すなわちことりだけじゃ成し得なくて...』


穂乃果「すっごい不便なシステム!!協力してあげたいけど自分の命も惜しい!」



ことり『ありがとう、穂乃果ちゃん。ことり、今最高に嬉しいよ』


穂乃果「ことりちゃん...ことりちゃんと穂乃果は何があっても...」


ことり『なーんてう、そ!』


穂乃果「切っていい?」


ダメ〜!

とことりちゃん特有のどうしても従わざるを得なくなる高い声がスピーカーを通して聞こえてきた。電波を介している分、効果は半減してたりするのかな?


ことり『ホノカチャン!これはただの導入部分だよ!穂乃果ちゃんを笑わせてあげようと思って!』


穂乃果「本気にしてたんだよ〜?次、変なこと言ったらもうことりちゃん、これからは着信拒否するからね」


ことり『大丈夫、もうジョークはないから...』


ことり『もう一度、留学に誘われたんだ』

もう一度、ラブライブ!

廃校から学校を守って講堂でのライブを終えた後の私たちはこれを目標に走ってきた。


今、その目標も果たした私達は新しい場所を目指しているのかもしれない。


ことりちゃんは


ことり『あの時は状況が状況でことりもグラグラしてたけど...』


ことり『留学したくなかったかって聞かれたら首を振れないんだ』


ことり『話が来たのは昨日なの』


ことり『あの時のデザイナーさんが私たちの事情を察してくれて活動がひと段落ついたこの時期にもう一度どうかって持ちかけてくれたんだ』


ことり『ことりだけで決めちゃうのは駄目かなって思って...』


穂乃果「すごいよことりちゃん!2度も誘われるなんて!」


ことり『チュン?』


穂乃果「いやー穂乃果もチャンスを潰しちゃって悪かったかなーって後になって反省したんだ」


ことり『そうなんだー私はあの時の穂乃果ちゃんの選択、間違ってなかったと思うよ』


ことり『で...今回はどうかな?穂乃果ちゃんの意見を、聞かせて?』

次の穂乃果の発言
>>56 のコンマの1の位が
0 1 2 3「ことりちゃんの新しい夢、応援するよ!」
4 5 6 7「みんなにもちゃんと聞いてみないかな?」
8 9 「寂しくなっちゃうかな...」

ふぅはっ

南ことり【1】

【ことりは穂乃果に励まされて元気をもらった!】
【ことりの秘密に迫った1/4】


1ターン目が終わったこのタイミングで本日はここまで!
少ないながらも見てくださっている方がいて何よりです。最近デュエルしてませんが...

質問は随時受け付けています。
次の再開予定は本来予告していた通りの
月曜の21〜22時です。再開できない場合は告知します。


ところで親父ィ。僕たちはひとつの光の大合唱は最高にハイってやつだったぁぁ!

では、また。意見も随時受け付け中です。

乙です

おつおつ
イベント多くて嬉しい

すいません。もしかしたら今日は更新できないかもしれません。
もし22時までに再開がなかったら水曜の
21〜22時の間の再開となります。

間も無くデュエルを再開します!

アストラル「前回のラブライブ!」 デンッ

アストラル「どういうことか音ノ木坂学院の保健室で目を覚ました穂乃果。彼女を迎えたのは凛だった」

アストラル「彼女達アイドル研究部の今後の方針について相談に乗る穂乃果、だがそう簡単に答えは出ず」

アストラル「そして何があったか下校中真姫と良い雰囲気になりそのまま告白されるという勢いに」

アストラル「冷静な穂乃果は答えを急がず保留にする。気晴らしにことりに電話をしたがことりも...」

アストラル「目覚めて早々大変だな、彼女も」

デデデンデンッ


穂乃果「穂乃果は応援するよ!」

ことり「...え?」

穂乃果「ことりちゃんの新しい夢、新しい目標!」

ことり『ホノカちゃん...』

ことり『寂しく...ないの?』

穂乃果「寂しくないわけないよ」

当たり前のように一緒にいたことりちゃんとこれっきりじゃないけどしばらくお別れしちゃう。

悲しくないわけ、ないよ。...でも、これは一時の試練。

穂乃果「でもね。穂乃果はそれ以上にことりちゃんの夢を叶えた姿が見たい。ことりちゃんが叶えたい夢を全力で追いかける姿が見たい」

穂乃果「だから...寂しいけど、寂しくない」

穂乃果「穂乃果は、応援する!」

ことり『ホノカちゃん...うん、ありがとう』

ことり『ホノカちゃんに話して、良かった』

穂乃果「私も、ことりちゃんの背中を押せて嬉しいな。...この前は引き止めるだけだったから」

ことり『...ふふっ』

ことり『ねぇ、ホノカちゃん...』

>>64のコンマが

奇数 「今度、お出かけしない?」

偶数 「うん!またね」

ほい


ことり『うん、じゃあホノカちゃん、またね!』

穂乃果「はーい!」 プツッ

電話が切れてもスマホを離したくなかった。
何でだろう...

胸に聞かなくても分かるよ。

ことりちゃんの声にはある種の中毒性があるって前、にこちゃんが冗談混じりに言ってたっけ。

やっぱり電波程度じゃ軽減できなかったのかな?


穂乃果「ことりちゃんもいよいよ夢に向かって羽ばたくのか...」

誰に聞かせるともなく呟いてみた。...すると何故だか悲しい気持ちはすうっとひいていった。その隙間に流れ込んできたのは...

『幼馴染に比べて、私は情けないなぁ...』

...えーい!もう寝ちゃえ!

5ターン目に【??イベントA】がセットされた。

ちなみに次世代部員の憂鬱は3ターン目終了時にそれまでの安価の人物に応じて異なる結果を迎えます。

...1ターン目が終了した...

2ターン目 土曜日


穂乃果「う~ん!」

伸びをする。保健室の時と比べて目覚めはすこぶる良い。
学校に追われない朝がこんなにも気持ちいいなんて!

しかも時計を見るとまだ7時!...これを平日にできるということ無しなんだけどね...

目覚ましをかけても鳴らないんだよ~。高坂家七不思議の一つに入るかな?

穂乃果「せっかく早起きしたんだもん。1日の予定くらい組んでおかないとね!」

>>67で穂乃果の直後の行動が決まります。
場所とその場所にいる人物を1人指定してレスして下さい。ランダムの場合は場所指定のコンマで決定します。

1 学校に行こう! 花陽 海未 亜里沙
2 神田明神に行こう! 希 ことり 絵里 真姫
3 居間でゴロゴロ... 雪穂 にこ
4 とにかく外に出よう! (ランダム 真姫以外)

少し席を外します。

2 真姫

【神田明神】

穂乃果「こんなに天気が良い日は運動しなくちゃ、だよね!」

とは言っても土日の早朝から陸上部でも何でもない女生徒がグラウンドを走り回っている光景はそのまま変な噂になりそうだからやめておこう。

そんなことしなくてもこの街には身体が動かせる場所がいっぱいあるもん!

穂乃果「神田明神...朝早くから行くのは初詣以来かな?」

少し靄がかかっている過去を思い返しながら、小走りから始める。

この少しずつエンジンが入っていく感覚がたまらない!

階段を登って...到着!何もない日だけど誰もいない場所に一番に到着すると何か優越感があるよね!

穂乃果「ふ〜。いっちばー

真姫「残念。先にゴールしてたのはこの私よ」

穂乃果「あ...」

真姫「おはよう穂乃果。偶然ね」

【chance!!】

穂乃果「真姫ちゃん...はは、思わぬ伏兵がゴールに隠れてたね」

真姫「別に私は逃げも隠れもしないわ。穂乃果はどうしてここに?」

穂乃果「いやぁ珍しく早くに目が覚めたからジョギングでも...なんて」

真姫「ふーん。考えてみるとあんたが早朝からトレーニングしているのを見るのは久し振りかもしれないわね」

道理で身体が少し動きにくかったんだ。

真姫「今の穂乃果の様を海未に見せたらなんて言うかしらね」 クスクス

穂乃果「真姫ちゃん!?」

真姫「冗談よ。...むしろ海未が来ない方がいいんだけどね」 ボソッ

穂乃果「?」

真姫「独り言よ。なんでもないわ」

本人がそう言うならこれ以上は突き詰められないけど...最近、真姫ちゃん、考え込んでいる時間が多いような...また、曲でも書き始めたのかな?

真姫「それはそうと、渡した音源はもう聴いた?」

穂乃果「ギクッ...」

真姫「答えは顔に出てるわね...いいわよ。忘れさえしなければ」

穂乃果「昨日はすぐ寝ちゃって...夕ご飯食べる前にも一回寝落ちしたんだ...」

真姫「ああなるほど。それで今日早起きできたのね」

穂乃果「うん!真姫ちゃんはどうしてここに?」

真姫「そうね...じゃあ

>>70
残りターン数 6
残りフェイズ数 3

コンマの中に3〜6があれば告白し、成功します。
神田明神補正で11、77を引いた場合でも成功しその場合はスーパークリティカルとなります。
ただし88、99を引いた場合は以下略。

注意! 告白する場合は、「はい」「Yes」などと書いてから投下して下さい。

ksk

告白しない、ということでよろしいですね?

保留でスイマセン

いえ、ただ真姫が感情を募らせるだけです。
何も問題ありませんよ?何も。

真姫「...今日は二度寝するつとりだったの」

穂乃果「二度寝?真姫ちゃんが?」

真姫「私が二度寝したらいけないっていうの...?お嬢様も休日の午前はベットで過ごしたくなるものよ」

ふふん、と何故か誇らしげな真姫ちゃん。
にこちゃんがこの場にいなくてよかった。

穂乃果「でも実際、穂乃果より早くにここにきてるじゃん」

真姫「そう。幸福感に包まれながらもう一度眠りにつこう、と目を閉じたの」

真姫「でも聞こえてくるのは小鳥のさえずりばかり。ちっとも時計の針は進まず挙句逆回転してるんじゃないかって中途半端に寝ぼけた頭で考えてたわ」

穂乃果「もしそうだとしたら...ホラーだね...」

真姫「時をかける真姫、になるわね」 フフフ

真姫「...そうだ。せっかく神田明神に来たんだもの。お参りしていきましょう?」

穂乃果「そうだね。ずっと神様に顔を見せてなかったから、きっと心配してるのかも」

真姫「あんたに懐いている、馬にもちゃんと生存報告しなさいよ」

穂乃果「生存報告て...穂乃果は食物連鎖の下の部分にいるの?」

真姫「アマゾンに1人、放り込まれたらそうなるんじゃない?」

まっさか〜、と笑い飛ばして、2人で目を閉じ、しっかりお祈りした。

『穂乃果は元気です』って

【お祈りしたことで今後、2ターンのコンマが少し楽になった!】

真姫「じゃあ、私、そろそろ朝ご飯の時間だから帰るわね」

穂乃果「うん!

>>74のコンマが

1〜7なら【5ターン目にお出かけの約束】をすることができます。

てい



穂乃果「うん!あ...真姫ちゃん。貸してもらった音楽の感想を忘れないためにも...」

穂乃果「お出かけ、しない?」

真姫「...いいわよ?でも今週末は実はもう纏まった時間を取ることができないから...」

真姫「火曜日、なんてどうかしら?」

火曜日、かぁ...
平日の、週末の気分から解放されながらもまだ現実を受け入れられない火曜日かぁ...

真姫「やっぱり、変な時期よね。だめならだめで...

穂乃果「ううん!大歓迎だよ!真姫ちゃん!」

穂乃果「穂乃果もその日の放課後は空いてるから!」

真姫「そう。ふふっ嬉しいわ、ありがとう。じゃあ行くわね」


穂乃果「うん!まったね〜!」

穂乃果「」グギュルル〜

穂乃果「...穂乃果ももうモーニングの時間だね」

非常に短いですが本日はここまで!
>>1の容量と処理能力の低さを許してくれ...

少ないながら参加して下さった皆様、読んでくださった皆様、ありがとうございます。

ところでエンヤ婆や。着々と次の特殊イベントに
さらなるエッセンスが加えられているのだがそれはお前のせいか?

次回の再開は水曜の21〜22時、または木曜の20〜21時です。

では、また。3ターン目終了時にちゃんとデュエルしますのでご安心を

乙です

おつん

間も無くデュエルを再開します!

アストラル「デュエリスト諸君。君達に朗報だ」

アストラル「音ノ木坂編に入る直前の凛の安価から沢渡をこの世界に召喚する鍵をカウントしているようだが」

アストラル「あと2人、あと2人で沢渡を音ノ木坂に召喚できるようだぞ」

アストラル「私から伝えられるヒントは【繋がり】。誰との、とは言わなくても分かるな」

アストラル「沢渡が記憶を共有しているかどうかは別として彼もまたLDSでのμ'sキャラとの関係を音ノ木坂にそのまま持ってくる」

アストラル「彼がいることで進む物語もあるのではないだろうか」

アストラル「では、あと少しだけ待っていてほしい」

【高坂家】

穂乃果「たっだいまー!」

雪穂「お帰りー、お姉ちゃん。お姉ちゃんともあろう人が土曜の朝からどこ行ってたの?みんな心配してたよ?」

穂乃果「もう、穂乃果は小学生じゃないよ...早くに目が覚めたから神田明神までひとっ走りしてきたの」

雪穂が野良犬を見るような目でこっちを見ているのはきっと気のせいだよね。

雪穂「よくあの階段を登ろうと思ったね」

穂乃果「一気にがーって体力を使いたくなったからね。おかげでお腹ペコペコだし」

雪穂「だろうね。さっきからお姉ちゃんのお腹が鼻歌歌ってるよ」

穂乃果「...えっ!?」

耳を澄ましてみると、囁き程度だろうけど穂乃果のお腹が胃腸が、穂乃果の意に反してハーモニーを奏でてた。

穂乃果「もう!雪穂のエッチ!」

雪穂「何で変態扱いされるのさ...」

これだって立派な生理現象なんだから、みだりに話しちゃいけないんだよ!

雪穂「私も悪かったけどお姉ちゃん気をつけなよ?これが授業中だったら...」

穂乃果「え?よくあることだよ?」

雪穂「...」

雪穂「と、とりあえずお腹減ってるんだったらはやく手を洗って」

雪穂「...そうだ。お姉ちゃん、神田明神で誰かに会った?」

>>82のコンマが

奇数 正直に話す
偶数 はぐらかす

70〜99を引いた場合...

安価下です。

ほい

【71】 ... ちなみにこれで沢渡がリーチとなりました。

穂乃果「真姫ちゃんがいたよ!」

雪穂「...」

急に足を進める雪穂、でも何でか穂乃果の方向に...

穂乃果「雪穂?ご飯は...」

雪穂「まだ時間がかかるみたい。それよりさ、お姉ちゃん。気になったんだけど」

雪穂「真姫さんと、何をしたの?」

穂乃果「...何って、さっき?昨日?」

雪穂「...どっちも」

穂乃果「昨日は...

何となく直感できた。次の言葉は安易に選んでは、いけないと。

>>85のコンマが...
【神様のご加護発動中】
00〜50 告白、されたんだ。
51〜99 真姫ちゃんオススメの音楽を貸してもらったんだよ。

00〜50、かつゾロ目の場合、バトルロイヤル編にあるイベントがセットされます。

しばらく席を外します。20〜30分くらいで戻ってこれると思います

とぉ

ただいま戻りました。再開します

【79】

穂乃果「真姫ちゃんオススメの音楽を貸してもらったんだ」

雪穂「音楽...?お姉ちゃんクラシックも聴くの?」

穂乃果「新しいジャンルを開拓しようと思ってね〜」

穂乃果「クラシックはいつも子守唄の代わりに聴いているから眠っちゃわないか心配なんだけどね...」

雪穂「...目を覚ましたら全部終わってました、なんてことになったら真姫さんに失礼だよ。聴く時は私を部屋に呼んで」

穂乃果「え?何で?」

雪穂「決まってるでしょ?お姉ちゃんが居眠りしないか見張るためだよ」

雪穂「折角、真姫さんがお姉ちゃんとも趣味を共有するために貸してあげたんだから、さ」

雪穂「それに、私も興味があるし。クラシック」

曲作りのためには色んなジャンルに触れておかなきゃいけない、って真姫ちゃん言ってたもん。突っ込みたくなったけどね。

雪穂「いいよね?」

穂乃果「いいよ、いいよ!ユッキーも一緒に西木野ベストアルバムを堪能しよう!」

雪穂「え!?今すぐじゃないよ、ご飯が...」

穂乃果「?でも時間がかかるって...」

雪穂「(やば、つい勢いで言っちゃった...)」

穂乃ママ「穂乃果〜、帰ってきていつまで雪穂と話してるの?手伝ってほしいから早く来なさーい!」

穂乃果「あ!ごめんなさい。今行きまーす!」

雪穂「...」 ホッ

雪穂「柄にもなく取り乱しちゃったな...」

雪穂「でも2人なら案外似合いそうかも...なんて考えてみたり」

雪穂が【嫉妬 小】の気持ちを抱いた...

フラグは溜まりません。

穂乃ママ「雪穂も穂乃果も手伝ってくれてありがとう」

雪穂「お父さんは寝かしといていいの?」

穂乃ママ「ああ、お父さんならもうそろそろ勝手に起きてくるはずだから。たまの休みくらいぐっすり寝かせてあげないとね」

穂乃果「穂乃果にもこれくらい優しかったらな〜」

穂乃ママ「穂乃果は叩いても揺すっても布団から落としても起きないから仕方ないでしょ?」

穂乃果は実はそこまで寝相が悪くなかった...?

穂乃ママ「今日は珍しく早く起きたんだから出来立てを食べなさい。ほら、フレンチトーストよ」

お母さんが作ったのは何とフレンチトースト!
パン派の穂乃果としては嬉しくて跳び上がっちゃうメニューだね!
焼いて、卵を付けて、黄金色になったパンの生地はまさに至高!和菓子店ではお目にかかれないと思ってた一品!

穂乃ママ「喜びすぎよ、穂乃果。その顔は大事な時のために取っておきなさい」

穂乃果「だってフレンチトーストだよ!もぐっふぉのかずっと食べたかったんふぁもん!」

雪穂「食べるか喋るかにしなよ...」

これが月曜日だったら絶対寝坊なんてしないのにな。

...

穂乃果「ふぇー満足、満足。もう寝てもいいかな?」

雪穂「真姫さんベストアルバムはどうしたの?」

穂乃果「もっと落ち着いた時に聞くよ」

雪穂「さっきと言っていることが違うじゃん...」

雪穂も人のことは言えないと思う...
姉と妹は似るものだね。

穂乃果「...この後、どうしよう?」

T2 フェイズ2

>>89の安価が

1 学校に行こう! 凛 絵里 ことり
2 神田明神に行こう! 亜里沙 にこ 凛
3 居間でゴロゴロ... 雪穂 希
4 外をブラブラしよう
(真姫以外のランダム。
コンマの一桁目が
0 絵里
1 雪穂
2亜里沙
3 希
4 海未
5 花陽
6 凛
7 ことり
8 にこ
9 あんじゅ

3

すいません...人物も指定してもらえますか?
書き忘れてました...

では>>92のコンマが奇数なら希、
偶数なら雪穂とします

おっとこれは失礼

【雪穂】

穂乃果「うーん、お家に残っとこ!」

雪穂「え?居るの...?」

穂乃果「穂乃果がいちゃいけないって言うの?お姉ちゃんがいる今こそ勉強のチャンスだと思わない!?」

雪穂「身の程をわきまえなよ...お姉ちゃんこそ、今、勉強すべきなんじゃないの?」

穂乃果「う...だってテストはまだ遠いし...」

雪穂「この前小テストの結果が悪過ぎて狼狽えてたのはどこの何方さんだっけ?」

穂乃果「向かいのお家の田中さんじゃないかな...?」

本当は山中さんだけどね。

雪穂「山中さんに謝って。あそこの娘さん、何かの模試で全国100位に入ったみたいだよ」

穂乃果「ひぇっ...きっとすごく難しい小テストなんじゃないかな...?」

穂乃果ならカンペを持っていっても合格点が取れないくらいの...

雪穂「はい。まずは数ⅰから復習しようね」

穂乃果「私は数学教師に復讐したい」

今すぐ宅配便でも届かないものかなぁ。
それに乗じてパッと外に抜け出してやるのに。

籠の中の鳥さんの気持ちが理解できたよ。

雪穂「ほらお姉ちゃん。正弦定理だよ。何で余弦定理だけ覚えてるの」

穂乃果「先生がやたら余弦定理を推してくるんだよ...もう数学系アイドルでも始めたらいいんじゃないかな?」

教育テレビに引っ張り凧で最近アイドル系の特集が増えてきた中高生向けの番組とか年に何回か開かれる歌謡祭に出演できそう。

雪穂「お姉ちゃんの今後のためにも是非ともデビューしてもらいたいところだね。サインコサインタンジェントとかどこか歌詞に盛り込めないかな...」

次のライブで全国の文系の子供たちが頭を痛める事案が発生したらそれは全部穂乃果のせいです...

雪穂「ほーらっお姉ちゃん。手が止まってるよ?」

穂乃果「ひぃっ!穂乃果の右手、小休止が欲しいって!」

雪穂「んっんん!『マダイケルワ!』大丈夫だって」

穂乃果「痩せ我慢しないで!自分に正直になろう!」

穂乃果の身体の隅々にまで無理するなって司令を飛ばしたはずなんだけど...
まだ懲りてなかったのかな。

穂乃果「...」

雪穂「...」

穂乃果「ねぇ、こういう時こそ真姫ちゃんベストアルバムだよ!」

雪穂「真姫さんに謝れ...」

穂乃果「疲れた身体にこそ音楽は響くものなんだよ!流すね〜」

>>96のコンマが

00〜29 普通の穏やかなクラシック
30〜59 START:DASHのクラシックアレンジも入っていた
60〜89 Beat in Angelのクラシックアレンジも入っていた
90〜99 真姫のためのソロ曲の音源『しか』入っていなかった

てい

【普通の穏やかなクラシック】 ですが...

穂乃果「...コクン、」

雪穂「お姉ちゃぁぁん?」 ブスッ

穂乃果「ひぇっ!」

雪穂「ああ、この様子を真姫さんに送りつけてやりたい...」

雪穂「でも残念。動画回しとけば良かったかな」

穂乃果「姉の寝顔を見て何が楽しいって言うのさ...」

雪穂「(はい、楽しいです!とは亜里沙がロシア語しか喋らなくなっても言えないよ)口開けてよだれ垂らして寝るお姉ちゃんのどこが可愛いの?」

穂乃果「ヨダレは出してないよ...口は開けてたかもだけど」

夏になると虫が入ってくるかもしれないから早く治さなくちゃね。
雪穂は覚えてないだろうけどまだ穂乃果達が小学生の時、ぐっすりお昼寝してた雪穂の口に黒い...おっとそこからは禁則事項だね。

雪穂「で?どうだったの?真姫さんがオススメするお姉ちゃんの安眠ソングは」

穂乃果「んー、にゃんかね」

穂乃果「心の底からぽわぽわ〜っと落ち着ける曲が多かったかな?」

穂乃果「包み込んでくれる、暖かさっていうのかな?...そんな感じ〜」

雪穂「お姉ちゃん、よく頑張ったね」

穂乃果「うん〜、じゃあおやしゅみ〜」

雪穂「......」

雪穂「次はおデコに突き刺すよ」

穂乃果「ウェイクアップ!!」

雪穂「よし、いい子、いい子」

それから体感5時間、実質2時間くらい?ずっと数学をやったよ?
頭に入らなかった暁には漏れなく海未ちゃんに話が流れるからテストどころか試験本番までしっかり穂乃メモリーに保存しておかなくっちゃ。

【神様のご加護 発動中】

>>98のコンマが...

00〜60なら雪穂のフラグが貯まります。


雪穂「ん...?何だろ、一曲だけ中途半端の長さの曲がある...」

【穂乃果には聞こえてません】

はいほい

雪穂【2】変化なし...

雪穂「...作りかけの曲なんだ」

雪穂「...誰の歌声だろう」

......

雪穂「...僕?」

雪穂「...ちょっと待って。僕、と付く曲は3曲しかないはず...それに僕、曲はμ'sだけの...」

雪穂「じゃあ、これは一体...?」

【高坂雪穂『が』秘密に迫った】

穂乃果「勉強から解放されたよ!もう穂乃果は自由の身だ!」

雪穂は亜里沙と川でトレーニングをする約束が、あるとかで外に出て行ったし店番も...まあ、しなくても良さそうだし今度こそフリーダムだね!

穂乃果「真姫ちゃんの曲...優しいなぁ...」

半分しか聴けていない、というのは口を大きくして言えないね...
逆に疲れてて眠れない夕方にでも残りを聴いてみようかな?

穂乃果「さて、自由になったはいいものの...」


T2 フェイズ3

>>101 穂乃果の行動

1 学校 絵里 希 ことり
2 神田明神 凛 海未 にこ
3 居間 真姫 花陽
4 外をブラブラ(ランダムコンマ)
>>88の雪穂の部分に真姫が入ります。

エリアと人物、セットでお願いします。

2 海未

【海未】

【凛→真姫→雪穂→海未】

??「っんん!グレイトな朝だな!この俺の門出を飾るには少し地味過ぎるがまあ妥協してやろう」

??「さて、この街に俺の名前が永遠に残るようになる日はそう遠くないな」

沢渡「この、ネオ・ニュー・沢渡様のなっ!!」

【西木野真姫、園田海未、高坂雪穂の秘密に迫った!1/4】
【星空凛の秘密に迫った!2/4】

2 海未を選択し、沢渡さんを召喚し終わったところで本日はここまで!
やはり遅くなり過ぎると人が減りますね...もう少し早くに投下したいところですが。

何か【魔術師】が兄貴もビックリの結果を残しているようですね。発売前にどっかでサーチ手段が増えるだけで環境に来ることはない、みたいなコメントを見たのですが...
これでボルテックスも控えていると考えるといよいよ穂乃果のデッキのパワーバランスが大変なことに...

では、また。次回は木曜の20〜21時の間にスタートしたいところですが
多分土曜日の19〜20時になると思われます。

おちゅん

乙です

乙だよっ!

作りかけの曲の「僕」に反応する雪穂

オリキャラ染みた沢渡気持ち悪い

コメントありがとうございます。
>>107
この世界では劇場版は...

>>108
ご指摘ありがとうございます。
沢渡をお調子者にし過ぎました...キャラを逸脱して申し訳ないです。

再開は多分予定通りできそうです。

作りかけの曲ならいままで「僕」が3曲だろうと関係ない気がするってことですわ

>>109
それも含めてストーリー全体の謎の一つとなっております。

おっと失礼...>>110でした。
補足するなら「作りかけの曲」というのは雪穂視点でそう感じ取ったのであって誰が聞いても同じなのか、果たして本当に「作りかけ」なのかどうかは分かりませんし「僕」曲はμ'sのためにしか作らない曲です。この世界ではμ'sは解散し3年生は卒業しています。
分かりにくくてすいませんが結構重要だったりします。

間も無くデュエルを再開します。

雪穂の件についてはこちらでも設定がこんがらかってしまい...聴く直前まで作りかけの曲、と思っていた。でも聴いてからはそうとは限らない、ということにすれば...だめですかね。

では、あとちょっとだけお待ちください。

【神田明神 海未】

朝、行ったのにまた同じ場所に行くのもどうかと思うけど...

穂乃果「ふっ、ふっ、ふっ...」

朝と違って身体が暖かくなってるからいくらかは足が軽いかな。

穂乃果「とうちゃーく!」

登った先にはちらほらと人が来ていた。何もない時期だけどやっぱり街になくてはならない場所のひとつだから大切にされてるのんだね。

穂乃果「1日に2回もお願いするのは失礼だよね...」

海未ちゃんだったら欲張りですって怒るだろうな。

海未「はい。神様の仕事が増えてしまいますもんね」

穂乃果「ぅ海未ちゃん!?」

海未「何故、驚くのですか」

穂乃果「いやぁ、今まさに海未ちゃんに聞かれたら怒られるかな〜って考えてたところで」

海未「そうですか。あなたにとって私は母親か何かですか?」

穂乃果「お母さん...海未ちゃんがお母さんか...」

海未「何を想像しているのです。まさか破廉恥なことでも...」

穂乃果「どうして海未ちゃんはいつも破廉恥に結び付けようとするのさ!」

海未「...仕方ないでしょう、思春期なのですから」

それ、中学生が言うことだよ。

海未「...ところで穂乃果、今の情けない走りはどうしたのですか?」

穂乃果「ゑっ?朝にも走ったからかなり良くなってるはずだけど...」

海未「なるほど。ウォーミングアップを済ませてその程度、ということですね」^_^

あっ...海未ちゃんのいけないスイッチが入っちゃった。ブレーカーごと落とせないかな...こう、漫画とかでよくある腹パンで...

穂乃果「勝てる気がしないっ!」

海未「分かっていただいて何よりです」

海未「さあ、久々に2人でトレーニングしましょう!」


穂乃果「...ひぃー。海未ちゃぁん。ほら、ワンセット終わったよぉ。だからそろそろ慈悲を...」

海未「何を弱音を吐いているのです。今までと全く変わらない練習量ですよ」

海未「傍目から見たら運動神経が良いであろうスポーツ系少女かもしれませんが私の目は騙せませんっ!」

穂乃果「そんな〜っ!」

海未「騙し通すつもりだったのですか」

穂乃果「そんなつもりは全くないよーっ!海未ちゃんの評価が厳し過ぎるだけ!」

海未「甘くして良い事はありましたか?」

脳裏に浮かんでくるのは...かよちゃんと2人で取り組んだダイエットの日々...違うっあれは妖怪のせいだよ...

海未「ですが私も人の事を言えた身ではありません。最後に同じ内容に取り組んだ日より記録が落ちてしまっています」

穂乃果「最後っていつ?」

海未「先週の今日です。...情けないことながらほとんど練習時間がとれなくて...」

情けない?記録が落ちてる?
穂乃果の目には全然そうは見えなかった。
ほとんど時間がないっていうのも穂乃果なんて気が向いた時にしか練習しないって言うのに。

...意識が違うのかなぁ

海未「私としてはもうワンセット追加、といきたいところですが今まで通り小休止を挟みます。穂乃果、お茶をどうぞ」

穂乃果「うん、ありがとっ」

程よく冷えた麦茶って一口含んだだけで全身が爽やかになるよね!

「ところで...」

>>116のコンマが...

0 海未「穂乃果...気になっていましたが何か悩みでもあるのですか?」
1〜7穂乃果「海未ちゃん、アイドル研究部について相談に乗ってほしいんだ」
8〜9穂乃果「海未ちゃん...寂しいの?」

【神様のご加護発動中】

てい

【5】

穂乃果「海未ちゃん...アイドル研究部について相談に乗ってほしいんだ」

海未「私に、ですか?」

穂乃果「うん」

海未「でしたら部長である花陽や2年生、今、スクールアイドルとして活動を始めている1年生を優先すべきかと」

穂乃果「昨日、部室で2年生と1年生とは少し話し合ったんだ。聞いてなかったっけ?」

海未「はい...携帯もあまり見ませんので...」

穂乃果「そっか。でもね、穂乃果、幼馴染の海未ちゃんならまた違う見方でお話しできると思ってるんだ」

海未「期待しすぎてはいけませんよ?穂乃果。私はアイドル研究部の経営コンサルタントではありません」

海未「それに、もしかしたら私の願望が入っているかもしれませんよ?」

穂乃果「海未ちゃんの...願望...」

穂乃果「全然構わないよ!吹奏楽とか、何十人規模の部活ならちょっと無理があるけど私たちみたいな小さなところは1人1人の意見で動いていくんだから!」

海未「穂乃果...」

昨日はみんな、遠慮している雰囲気だった。
胸の内に秘めたまま、閉じ込めている何かがあった。

穂乃果にはその正体が砂粒より見えないんだけどね

海未「私は、」

海未「私は、あの時のみんなで何かを成し遂げた瞬間の気持ちが忘れられません」

海未「ラブライブの決勝戦で私達の集大成とも言える歌でステージに立って」

海未「思い描いた最高の結果を得て」

海未「華々しくグランドフィナーレを迎えた」

海未「毎晩、眠りに入る直前にあの時の胸の高鳴りがそのまま私の中に蘇ってくるのです」

海未「だから...」



海未「私は今の亜里沙と雪穂を応援する、プロデュースするだけのアイドル研究部はちょっと物足りない...」

穂乃果「海未ちゃん...」

海未「矛盾していますよね。終幕を何度も味わいたい、なんて」

海未「ですから私の言葉はそのまま流してくれても構いません」

穂乃果「...」

穂乃果「海未ちゃんの考え、聴けてよかった...」

海未「...私も、吐き出せて少しすっきりしました。これは穂乃果でないと成し得なかったでしょう」

海未「さ、湿っぽい話はおしまいです。これ以上は逆に疲労感を増してしまうので練習に戻りますよー!」

穂乃果「えー!?終わる流れじゃなかったのー!?家まで競争!とかさー!」

海未「私が今まで、1度としてそのようなことをしたでしょうか?」

園田海未【1】
【海未の気持ちを聴いた】

穂乃果「(海未ちゃんの中では...まだμ'sは終わってないのかな...?)」

【2ターン目が終了した!】

【高坂家】

穂乃果「はーっ...」

今日という、長かった日のことをもう一度思い返してみる。

神田明神。神様の住む場所で私に「好きだ」と想いを伝えてくれた真姫ちゃんと「みんなでいたい」と直接じゃないけど明かしてくれた海未ちゃん。

どっちも強い自分を出している時が多い分、デリケートな部分がより強調される。

穂乃果「簡単じゃないなぁ」

目的が見えないなら探せばいい。それで解決する時期はもう終わっちゃったんだね。

穂乃果「?待てよ...?」

海未ちゃんとの会話を再生すると別の記憶がノイズのように入り込んだ。

穂乃果「これって結構まずいんじゃ...」

もう一度アイドル研究部で集まって暫定の答えを出すのは、明日。
...穂乃果、もしかしてまずいことしちゃった?


...

【日曜日 3ターン目】

3安価終了後【次世代アイドル研究部員の憂鬱】決着イベントが入ります。

【3ターン目 日曜日】

穂乃果「...今日は、雨か」

雪穂「むしろここ最近ずっと晴れっぱなしだったからね。でもそんなに強い雨じゃないしお昼くらいには止むだろうってテレビでも言ってたよ」

穂乃果「そうなんだ...今日は見てないなぁ」

雪穂「あの目覚めは昨日だけだったってことだね。予想はしてたけど」

雪穂「朝ごはん、早く食べちゃいなよ」

穂乃果「うん!...流石に連続でパンはないか」

味噌汁とご飯と焼きジャケ。絵に描いたみたいなザ・和食。
現代の日本では珍しい光景になっちゃってる感じだけど...
お母さんも日曜日の朝からよくこんなのが作れるよね。穂乃果ならランチパックですませちゃうところを。

穂乃果「いただきます」

お母さんのご飯は変わらずあったかいね。

...

穂乃果「今日はどうしよっかな...」

雨が降っている以上、運動はできないよね。

1 学校へ行こう 凛 ことり 希
2 神田明神へ行こう 絵里 亜里沙 花陽
3 家でゴロゴロ... にこ 真姫 海未
4外をブラブラしよう
>>88の海未の部分に真姫が入ります
4を選択し10の位が2〜6の場合新たな場所が...

失礼、>>122です

1希

【学校】

穂乃果「学校に行ってみようかな...」

穂乃ママ「あら、日曜日に?雨も降ってるし...」

穂乃果「ごめん、お母さん。今日、アイドル研究部で集まるんだ。...集合は夕方だけど...だから前入りしておこうと思って」

穂乃ママ「そう言えば雪穂が話してたような...家にいてもどうせダラダラするだけだろうし、行って来なさい」

穂乃果「ありがとう、お母さん、行ってきまーす!」

...

穂乃ママ「雪穂、一緒に行かなくてよかったの?」

雪穂「...うん。この選択はもちろん私にも責任がある」

雪穂「でも今は、私が変に口を挟むんじゃなくてお姉ちゃんがお姉ちゃんの話したい人と会うのがいいからさ」

雪穂「私はそっとしておきたいんだ」

穂乃ママ「そう...雪穂も大人になったのね」

雪穂「お姉ちゃんよりはね...」

穂乃ママ「昔なんてすぐ穂乃果にくっついて何だったかしら?引っ付き虫みたいだったのに」

雪穂「...ちょっと!?それ捏造が含まれてたりしない!?」

穂乃ママ「全部真実よ〜」

雪穂「」

【音ノ木坂学院】

雨だから人は少ないね。階段ダッシュをしてる運動部の子が10人くらい。

静かだと広く感じるなぁ

穂乃果「部室に寄る前に生徒会室に行こうかな...」

何となくだけどアイドル研究部とは遠いところにまず行きたかった。かといって無関係なところじゃダメで...
程よく距離を置ける場所、を望んでいた。

【生徒会室前】

希「あれ?穂乃果ちゃんやん」

穂乃果「希ちゃん?久しぶりだね!」

希「担任の先生に会いに行く序でに思い出の場所を回ってたら、思い出の人に会うとはなぁ」

穂乃果「思い出の人だなんて...照れるよぉ」

希「ウチがそう思っとるからいいのっ」

穂乃果「希ちゃんって案外我が強い子だよね...」

希「はは、それ。絵里ちにもちょいちょい言われるなぁ。にこっちに言われたら反論するけれども」

希「久々の再会やん?お互いお世話になった生徒会室の中で話そうや」

【生徒会室】

希「そっかあ」

誰もいない生徒会室...私は希ちゃんに今、アイドル研究部で起こっていることを話した。
海未ちゃんに話すのとは違う、もう側にはいない先輩だからこそ腹を割れたのかも。

希「そら、雲をつかむような話、やんな」

穂乃果「うん...」

希「穂乃果ちゃんはどうしたい?って聞くのは...解決にはならんな」

穂乃果「みんな、どこか自分の意見を出すのを渋っているの」

希「...」

穂乃果「希ちゃんはどう思ってるのかな」

希「ウチ?ウチはもう卒業した身。アイドル研究部には...そんな悲しい顔せんとって」

希「...先輩として、μ'sが夢を叶えたい子を応援するのは素晴らしいことだとウチは思うよ」

希「自分たちがアイドルをすることだけが青春やない、自分たちが辿ってきた最高の過去を今度は違う子の未来にしてあげる。ウチは雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんをプロデュースする今のアイドル研究部は正しいと思うな」

穂乃果「...今度は誰かの夢を、か...」

希「ウチはもうたくさん夢を見れたからな」

希「ほら、ウチは言ったで」

希「我慢比べやないんだから躊躇わずに自分から話しだすこと。そうすればみんなも穂乃果ちゃんに...な」

穂乃果「自分から...」

希「(穂乃果ちゃん...今まで体感したことのない悩みにちょっと参っちゃってるところがあるかもしらん)」

希「(ウチから何かできることがあればいいんやけど...)」

>>126のコンマが

00〜39なら希のフラグが溜まります。

【神様のご加護発動中】

希「せや、穂乃果ちゃん」

希「ちょっと街をブラブラしてみーひん?」

穂乃果「でも、雨が...」

希「雨なんてええやん、歩けないレベルやないし」

穂乃果「そうだね。最近、外を出歩くことが多くなってるけどおかげで何か浮かんだりするし」

希「決まりやね」

希「(ウチにできるのは...穂乃果ちゃんをちょっとでも元気にさせること)」

希「(1人は寂しいもんね)」

希「(穂乃果ちゃんがどこに行ってしまうことになっても...)」

フラグはたまらなかった

本日はここまで!
惜しい、のんたんは2人目のフラグMAXにはなり得なかったようです。

最後に希と穂乃果が出歩いた先で誰と会ったのか、安価をとります。この世界にいる人の中で1人選んで下さい。
>>129です。

次回は多分月曜日を予定しています。では、また。

乙です 絵里

おつん

すいません...今日更新できません。
すこし間が空くと思います。

待ってまーす

日曜日までには更新できると思います。
これからは時間がある時にちょいちょい更新して安価出すことも出てくると思うのでよろしくお願いします

何方か存じませんがageたみたいですね。

金曜、もしくは土曜日に更新できそうです。よろしくお願いします。

それはそうとデュエルのssなのにデュエルが少ない気がしてきたのでこのイベント終了後は1ターンに1度デュエルするコマンドでも設けてみようかと思います

10時〜11時までに再開します。誰かいるといいな...

音ノ木坂編においての「デュエル」について説明します。まずは前から言っていたイベント終了時のデュエルについて。
デュエル前に誰とやるか安価をかけます。

A 確実にフラグを1つ貯められる
B デュエル相手の1つ上のフラグの条件を満たすともう1つフラグが貯まる。
(例えばフラグ1なら00〜50で一気にフラグ3になります)

フラグ3のキャラは00〜20でBの条件を満たします。
満たすと【次の段階】に進みます。これは告白とは別物でお互いに秘密を共有できるような仲になります。尚、凛だけ少しこの段階に進むのが楽になります。具体的にはデュエル以外にもチャンスがあったりなかったり...

フラグ4のキャラは問答無用で【次の段階】に進みます。00〜10なら...

次に1ターンに1度行えるデュエルをする、コマンドについて。
フラグが貯まるコンマの時に「デュエル」と書き込むとデュエルになります。

A イベント終了時とは違い確定ではなく現段階でのフラグの条件を満たす必要があります。
B イベント終了時とほぼ同じですが、神社の補正を受けられません。

長文、失礼しました。質問はいつでもどうぞ。
では、もう少しお待ち下さい

それではデュエルを再開します。
>>132
できればsageて欲しかったのですが待っている、のコメントありがとうございます。正直この安価は失敗なんじゃないかと思っている節があったので嬉しいです。

希「商店街に美味しそうなコロッケ屋さんを発見したんよ」

穂乃果「コロッケ屋さん?今時珍しいね」

希「お肉屋さんが一緒に売ってたりするのが多いもんなあ。専門店となると中々見かけないね」

希「でもウチは発見したんや」

ふふん、と笑う希ちゃん。希ちゃんの顔、見ないうちにちょっと大人びてる?

穂乃果「流石、希ちゃん!」

希「偶然、やけどその偶々を引き込むのも実力の内ってな」

希「そろそろ見えてくる頃やで」

商店街に所狭しと並んだ建物の中の一つ。大きなのぼりもなくいたって普通のお店。近づいてみないとコロッケ屋さんだと分からなかった。

希「?普段この時間は人はほとんどおらんはずやけど」

穂乃果「それ、お店の人が聞いたら失礼に思われるんじゃないかな?」

絵里「そうよ。いくら優しい人柄でも言葉は慎重に選ばなければならないわ」

穂乃果「絵里ちゃん!?」

希ちゃんに加えて絵里ちゃんにまで会うなんて。

絵里「希も穂乃果もちょっと久し振りになるのね。どうも、賢い可愛いエリーチカよ」

絵里「おばちゃん、ごめんなさい。私のお友達が失礼なことを」

「いいえ、事実だし希ちゃんがお友達を連れてきてくれたことにはとっても感謝しているわ」

穂乃果「初めまして、高坂穂乃果です!」

「穂乃果ちゃん、ねえ。いらっしゃい。丁度たった今、新しいのが上がったところさ」

賑やかな音を引いて目の前に現れたのはまさにキツネ色の衣を纏った女神様。また、この街が好きになれたかな。

穂乃果「ありがとうございます!...あ、希ちゃん、お先にどうぞ」

希「いやいやここは可愛い後輩の穂乃果ちゃんから」

絵里「希」

希「...せやね。穂乃果ちゃんの優しさを受け取るわ。おばちゃん、牛コロッケお2つ下さいな」

「はぁい。200円だよ」

希「はい、きっかり200円です」

「まいど、ありがとうね」

穂乃果「希ちゃん、2個も食べるんだぁ」

希「おばちゃんのコロッケは大好物の一つやし、ウチの小腹は大きめやからなっ」

希ちゃんは小腹どころか大腹を3つくらい抱えていそう。

「穂乃果ちゃんはどうすんだい?」

穂乃果「私もふた...

言いかけて頭の中に矢が一本刺さった。
ハートの形をしていながら森羅万象をそのまま貫くであろうその矢が語るのは。

穂乃果「1つにしておきます。その代わりちょっと大きめの...これで」

2個じゃなければいいんだよね?

「はい。120円ね」

穂乃果「ごめんなさい、500円玉しか細かいのがなくって」

「いいんだよ。かさばっていたのを減らせるからね。毎度あり!良かったらここで食べていってもいいんだよ。椅子、出してくるね」

絵里「...そうね。穂乃果や希とは卒業してからじっくり話す機会がなかったし。ありがとうございます、おばちゃん」

「お水も持ってこようか?」

絵里「いえいえ、そこまでして頂かなくても...」

希「絵里ち〜?」

絵里「...ふふっ、今度は希に返されちゃったか。ありがたく頂いていきます」

「はぁい。若い内は素直でいなくっちゃあね」

椅子やお水だけでなく、テーブルも出してもらって私と絵里ちゃんと希ちゃんの3人でのコロッケパーティが始まった。

穂乃果「あつっ!でも衣がサクサクしてて...食べるのを止められない!」

希「そうやろ?お肉通のウチをリピーターにしてまうくらいなんや。たとえお嬢様の真姫ちゃんの舌であっても満足できるって自信持って言えるで?」

希「絵里ちはこのお店をどういう経緯で知ったん?」

穂乃果「あれ?希ちゃんから聞いたんじゃないんだ」

絵里「そうなの。大学に進んでからはまだ一度も会ってなかったし...今日みたいに偶然、にこに会ったのがここを知ったきっかけ」

希「にこっちに?元気しとった?」

絵里「ええ。バイトと大学の両立に苦戦しているみたいよ。にことは下校中にばったり会って家族にお土産でよく買ってあげてるものがあるって連れてこられたのがここ」

穂乃果「みんな、運命かなにかに導かれたのかな」

希「穂乃果ちゃん。味なこと言うやん。...でも的を得てるな。連絡取って会うよりも道を歩いてばったり、の方が記憶に残りやすい」

絵里「そうね、私たちの縁の強さを示しているのかも」

運命、か...

穂乃果「絵里ちゃん。もし運命ってものがあるんだったら...穂乃果の相談に乗ってもらえるかな?」

絵里「相談?もちろん、いいわよ」

>>140 のコンマが

00〜59なら絵里のフラグがたまります。

【神様のご加護発動中】

てい

すいません。寝落ちしてました...

絵里【3】 絵里と希のフラグが共に3となったので少し違うルートに進みます。
お出かけの時に遭遇する相手の安価ではフェイズをさらに1消費しますが人物以外の安価では消費しません。

絵里「アイドル研究部の今後について、か」

絵里「運命云々関係なしにいつでも話を聞いたのに」

穂乃果「あはは...忙しいかなって思ってて...」

穂乃果自身にそこまで余裕がなかったのもあるけど

絵里「でも、先輩として話してくれて嬉しいわ。大事な選択に関われるんだもの」

穂乃果「ありがとう。で、絵里ちゃんはどう考えてるのかな?」

希「今、アイドル研究部がどうなってるかはウチから話すね。...ウチも朝、穂乃果ちゃんに相談されたし、穂乃果ちゃんだけに説明させるのも辛いやろし」

絵里「辛い...?」

希「今回の選択はμ'sのと違ってあまり心地の良いものじゃないんよ」

絵里「...」

絵里「理解したわ」

穂乃果「やっぱり絵里ちゃんは賢いなあ」

絵里「当たり前よ。今頃気づいたの?...確かに希の言う通り、全く違うベクトルで重い選択ね」

穂乃果「うん...みんな、違う方向を向いている気がして」

絵里「μ'sの頃は廃校から守ることが、ラブライブというゴールを目指すことが私たちを一つにしていた。でも、全て達成された今は」

穂乃果「私たちの居場所だけが残って目的がなくなった...」

絵里「亜里沙と雪穂ちゃんのように新しい世代の部員はラブライブを目指すでしょう。でも穂乃果達、3年生は、これから部活の主力となる花陽達2年生は、どうするつもりか分からない」

希「今まで、穂乃果ちゃんに導かれてきたけど今度はそういうわけにもいかん。...穂乃果ちゃんにもう背負わせたくないんよ」

絵里「希...」

絵里「(希の気持ち、痛いほどに共感できる。私も...久しく穂乃果の顔を見なかったせいかしら。穂乃果が曇って欲しくない...なんなのかしら、いつも穂乃果だけに負担をかけないように意識しているはずなのに)」

絵里「穂乃果」

穂乃果「絵里ちゃん?」

絵里「...これだけは、約束してね」

絵里「私達が帰ってくるところを守ること。会いに行ける場所を守ること」

絵里「そのためにも...私と希も今日の会議、参加させてもらっていいかしら?」

穂乃果「...もちろんだよ!みんな、絵里ちゃんや希ちゃんが来てくれると喜ぶと思うし!」

私自身、絵里ちゃんと希ちゃんとここで、次にいつ会えるか分からないお別れをするのは嫌だったから。
もっと2人の温もりを感じていたいから。

絵里「ありがとう。卒業してしまったとはいえ私たちはずっとアイドル研究部の部員だから」

希「絵里ちに同じく、ウチも嬉しいわ」

そんな2人だから...

穂乃果「」

穂乃果の発言 >>143

1 真姫ちゃんに告白されたの
2 ことりちゃんが留学するって...
3 海未ちゃんはまだμ'sに未練が...

コンマが
奇数ならプラス方向に
偶数ならマイナス方向に...

00〜69なら会議に、にこも参加します。

【神様のご加護発動中】

3

マイナスか
ことりの話しときたかったな
よくも悪くも

3 【40】 にこがイベントに参加します。

穂乃果「もちろん、私も1人で決めてしまわないようになるべくたくさんの人の意見を聞いてるよ」

絵里「でも、その様子からして中間結果は芳しくないようね」

希「...あまり口にしにくいことだろうし」

穂乃果「うん。希ちゃんの考えている通りみんなの心の中を知るのはとても難しかった」

穂乃果「そんな中、海未ちゃんは私に話してくれた。...全部じゃないだろうけど海未ちゃんの思うアイドル研究部の先の姿を」

穂乃果「海未ちゃんは...まだμ'sに未練があるのかもしれない」

希「...!」

絵里「海未が...意外ね」

穂乃果「私も、そう思った。誰か一人はいるんじゃないかと思ってたけど海未ちゃんが、なんて」

穂乃果「海未ちゃん、寂しそうな顔してたんだ」

他の人から見たら分かりづらいかもしれないけどずっと一緒にいた者同士だもん。
すぐに察した。

穂乃果「だから、μ'sを、そうじゃなくてもμ'sに続く私たちの青春をもう一度始めてもいいんじゃないか、って考えたりもした」

希「それっきり、終わりだなんて側から見たらバットエンドにも見えるからね...」



穂乃果「でも、それは何か違うんじゃないかな。これが、穂乃果の考え」

穂乃果「まだ断定はできないけどみんな、昔のようにするのは望んでいない気がするの」

穂乃果「部室に行けば誰かに会える。それぞれの道で頑張る誰かを応援できる。それが一番居やすいんじゃないか」

穂乃果「昔のようにしても上手くいかないんじゃないか」

絵里「現状維持だとまた振り出しに戻る可能性もあるわよ」

穂乃果「分かってるよ。...結果、現状維持だとしても何となくで続けていくよりしっかり決めた方が絶対良い。だからこそみんなの気持ちを知りたい」

穂乃果「しばらく部室を留守にしてた責任もあるし...」

希「あかんなぁ。穂乃果ちゃん。えいっ」

立ち上がった希ちゃんは素早く穂乃果の背後に回り...

希「わしわしわしわし〜!」

穂乃果「ヒャうんっ!」

希「まーた、1人で背負い込むモードに入ろうとしてるやろ?」

希「さっきまであんなに美味しそうに食べてたのに、コロッケ、全然減ってないやん?」

穂乃果「...わっ!本当だ...勿体無いことしたな〜!」

希「真面目に考えるのも大切やけど何事も度が過ぎると毒になる」

希「大好きな仲間達なんや。暗雲しょって顔を見せるのはこのコロッケと同じくらい勿体無いやろ?」

絵里「希...。例えはどうかと思うけど。やっぱりとびきりのスマイルが穂乃果のチャームポイントよ」

そう、だよね。そうだよね!

穂乃果「よーしっ!なら、おばちゃん!同じサイズのコロッケ、もう1個ちょうだい!」

「あいよ。今度も揚げたてでいくからね」

絵里「海未に怒られるわよ...」

穂乃果のチャームポイントは笑顔なんだから、
笑顔でいないとっ!

【穂乃果の気持ちが海未から離れた...?】

希「結局、一番たくさん食べたのは穂乃果ちゃんだったやん」

穂乃果「えへへ、食欲には勝てなかったよ〜」

絵里「なら食べた分必ず運動しないとね」

穂乃果「うー、でも食べたら眠くなっちゃうしー」

絵里「あなたは小さい子どもかしら?」

穂乃果「小さくなくても眠くなるのは変わらないよ〜!」

希「穂乃果ちゃんはまだまだ成長期だからいっぱい寝るのも悪くないね」

絵里「横ばっかりに大きくなる予感がするんだけど...」

...


穂乃果「じゃあ、夕方、6時に部室でね」

絵里「分かったわ」

希「あ、そうそう。にこっちも誘っとくね。絶対来ると思うから」

穂乃果「うん!ありがとう!じゃあ、また部室で!」


穂乃果「あとちょっと時間があるなぁ。...会議の前に誰かに会っておこうかな?」

T3 フェイズ3

穂乃果の次の行動
>>148
1 やっぱり学校に戻ろう! 花陽 海未 雪穂
2 神社に行ってみようかな にこ 凛 真姫
3 一旦家に帰ろう 亜里沙 ことり
4 外をブラブラして暇潰し
ランダムコンマ 一桁目が
0 絵里
1 雪穂
2 亜里沙
3 真姫
4 海未
5 花陽
6 凛
7 ことり
8 にこ
9 あんじゅ

4を選択かつ二桁目が2〜6で新たな場所が出現

4

1桁目 7 2桁目 6 【ことり】

穂乃果「アキバの方に行ってみようかな?」

...

穂乃果「UTXに来ちゃった...」

ラブライブ以来、訪ねなかったから建物の大きさにまた圧巻されちゃう...

穂乃果「?あれはことりちゃん?」

誰かと話してるみたい。あれは...沢渡君かな?

あ、沢渡君、行っちゃった...

せっかく数年ぶりの再会だったのに。

ことり「あ、ホノカちゃーん!」

穂乃果「ことりちゃん!やっほー!今、話してたのってやっぱり沢渡君だよね?」

ことり「そうだよ?お父さんのお仕事の都合がついたからUTXに転校してきたんだって。まだ、手続きとかあってバタバタしてるからちょっと喋っただけだけど...」

穂乃果「そっかー。懐かしいなー!」

ことり「そうだよね〜。よく分からない時期に帰ってきたけど」

穂乃果「>>150

1 何話してたの?
2 お散歩しない?
(コンマ奇数でAーRISEに遭遇)
3 家においでよ!(誰もいません)

3

バイトが入っているので今回はここまで!
次回は木曜日の8時〜9時の予定です。少し空きます。

次世代アイドル部員決着編の整理とこの音ノ木坂編の設定の見直しがあるので...

>>144
以前ことりと話した時、留学のことを他のキャラにも話す流れにはなってなかったので今後のイベントで海未とことりを引き合わせるくらいが留学の話してたを「直接」聞けるチャンスです。
「間接」的に聞くこともできますがそれはプラスとは言い難いです...
海未ちゃんの悩みは真姫ちゃんの恋心のように向こうの世界でも小さくないものでしたから割と厄介です。沢渡を穂乃果がチラッとでも見れたのがちょっとした進歩ですね。

では、また。だらだらと進んでいますが見てくれたら嬉しいです。

ところでペガサス。サクリボーが出てきたがサウサクの出所はいつになるんだ?

補足です。
今回の次世代アイドル部員決着イベントではことりは留学のことをほとんどの確率で話しません。幼馴染3人になるのが一番得策です。

では、本当にまた次回で。

おつおつ

乙です

すいません...また的を得てない説明を
してしまいました。
要は、ことりのことを穂乃果→本人以外の口から話して大丈夫な人とそうでない人がいる、ということで海未ちゃんは大丈夫じゃない一例だと理解して下されば幸いです。
絵里と希がどうなのかはご自分の目で判断して下さい。

では、失礼します。

間も無くデュエルを再開するっ!

本日は次世代アイドル研究部員の憂鬱決着イベントになります。
先に言っておくとこのイベントに正解、不正解はありません。しかし、あっちがたてばこっちは立たず、という言葉がありますよね?

穂乃果「そうだ!家においでよ!」

ことり「穂乃果ちゃんのお家に?」

穂乃果「うん!だって最近、ことりちゃん家に来ないでしょ?」

ことり「あ、穂乃果ちゃんもしかして〜、寂しかったの?」

穂乃果「へ?」

ことりちゃんって自分の長所をしっかり使いこなしていると思うんだよね。
幼馴染じゃなかったら警戒して家にあげるのを躊躇ってるところかな。

ことり「なーんて言ってみたり」

穂乃果「ことりちゃーん?穂乃果はそんなに幼くないよー?」

ことり「どうかなー?ことり目線からだと穂乃果ちゃんは今も昔も変わらずそのまんま、なんだけどなぁ」

穂乃果「ちょっとは進歩してるよ!」

ことり「どうかなー?」

くすくす、と何故か不快にならない笑い声を添えて会話の主導権を握ることりちゃん。、

ことり「一番の友達だもんっ。間違ったことは言ってないよー?」

ことり「実を言うとことりもちょっと寂しかったんだけどね」

なーんて言われてるけど。
穂乃果も寂しがりだよ!なんて認められないわぁ、だからね!

【高坂家】

穂乃果「ただいまー」

穂乃果「雪穂ー?いないの?お母さんやお父さんは?」

ことり「誰もいないなんて珍しいね」

穂乃果「出かけるなら予め穂乃果に伝えて欲しかったなー。きっと今頃美味しいお肉でも食べてるんだー」

ことり「夕ご飯にはまだ早過ぎるよ?」

穂乃果「む〜、店を営むものとして日曜という稼ぎどきに家を開けるとは〜...」

けしからんったらありゃしないね!

ことり「お父さんとお母さんなら書き置きがここにあるよ?」

和室のちゃぶ台の上にあるメモ用紙を指差した。

穂乃果「何々...?町内会?きっとそこで出されるのが美味しいお魚で...!」

ことり「穂乃果ちゃん何でも食べ物に結びつけすぎですっ!お腹空いてるの?」

穂乃果「いやぁ、そういうわけでもないんだけどね。むしろ小腹は満たされてるかな」

ことり「やっぱり穂乃果ちゃん、そうでしょ?」

穂乃果「だから違うってー!ほら、早く上に上がって!」

ことり「ふふっ。はーい」

ことり「荷物、置いとくね」

穂乃果「うん!散らかってるかもしれないけど...」

穂乃果「お茶、入れてくるからちょっと待っててねー」

イタズラされたりからかわれたりするようなものは部屋に置いてないからことりちゃん1人にしても問題ないよ。
この前海未ちゃんの部屋に入った時は暗殺のターゲットぐらい海未ちゃんが周りに目を光らせてたけど穂乃果にはそういうやましいものは皆無だからね。

... ことり side

散らかってるかもなんて...
穂乃果ちゃん、冗談が上手だね。
前来たときより大分整ったお部屋になってる。

変わってない、なんて言ってみたのは「今もずっと穂乃果ちゃんはことりの太陽だよ」って少しのからかいを交えて伝えるつもりだったんだけど逆にことりが嘘つきだって穂乃果ちゃんに論破されちゃうな。

ことり「大人になったんだね...」

ぐるっと、身体ごと使って穂乃果ちゃんの部屋を見渡す。
狭くもないけど広いともいえない、絶妙な広さの空間を。

ふと、今までの記憶にはなかったあるものが目に止まったよ。それは...

>>160

1 一輪のアネモネの花
2 蓮の花の模型
3 高級そうなUSB(穂乃果が真姫から借りたもの)

コンマが30以下なら...

3

ことり「これは...」

音楽の再生に特化しているUSBで、電機やさんでも中々見かけないっていうちょっとした高級品。
この前見た時は真姫ちゃんが新曲を披露してくれて...

ことり「同じ型だ...」

手に取ってみる。真姫ちゃんのなら裏に印が...

ことり「あった。これは真姫ちゃんのだ」

結構大切そうにしてたから人にホイホイ貸したりはしない、とばかり思ってたけど



『貸してもいいって心を許せる』仲なのかな?穂乃果ちゃんとは。

きっとこのメモリの中にはことりもまだ聴いたことのないような、例えばμ's用の曲でお蔵入りしたものとか、没ネタとか...

真姫ちゃんの秘密が入っているのかな?
それを穂乃果ちゃんに...

ことり「聴いてみようかな...?」

>>162
のコンマが

30以下ならマイナス中
31〜80ならマイナス小
81〜99ならプラス小

【神様のご加護発動中】

ぼい

ことり「...落ち着く曲...」

穂乃果「ことりちゃーん、麦茶しかなかったけど冷えてるから...ん?」

ことり「あ!ごめん、穂乃果ちゃん、勝手にパソコン使っちゃって...」

穂乃果「あれ?パスワード設定してなかったっけ?もしかして付けっ放しだった?」

穂乃果「それ、真姫ちゃんのUSBだよね?」

ことり「うん」

穂乃果「真姫ちゃんのよく聴くベストセレクションだって!どうだった?」

ベストセレクション、か...

ことり「真姫ちゃんもこういう雰囲気の曲を聴くんだなって意外に思った、かな?」

そっと心が落ち着く、揺りかごのような寄り添っていたくなる曲ばっかりだった。
真姫ちゃんならメロディに込められた感情を理解するのも容易いはず。

穂乃果ちゃんに伝えたいメッセージがあるとしたら...

ことり「ことりも向こうに行く時のお守りとして持って行ってみようかな?」

穂乃果「うん、いいと思うよ!枕と合わせて安眠効果抜群だね!」

ことり「そうだね〜。こんないい曲をプレゼントされるんだもん。穂乃果ちゃんは幸せ者だなぁ」

ことり「それに、穂乃果ちゃんと真姫ちゃん、最近仲良しさんだもんね♪」

穂乃果「そう、かな?そう見えるかな?」

ことり「図星だね?見てたら分かるよー。穂乃果ちゃん、真姫ちゃんとのスキンシップが増えてるもん」

ことりの深読みのし過ぎかもしれないけど。
もし、予想どおりだとしたら、
留学に後ろ向きな風が弱くなってくれる。

ことり「もしかしてぇ」

なるべく冗談のように装って、お茶を余裕のあるように少しだけすすって

ことり「真姫ちゃんと付き合ってたりして」

穂乃果「(!!?!!?)」

穂乃果「(どうする穂乃果。ことりちゃん鋭すぎない!?もしかしてどこかから情報が漏れてた!?)」

穂乃果「>>165

1 その、告白されたんだ...
2 もし付き合うとしたら、どうする?
3 そんなことないよ〜

2

穂乃果「もし、付き合うとしたらどうする?」

ことり「ピィッ」

?何でことりが、動揺してる...?

穂乃果「真姫ちゃんと穂乃果が付き合うとしたらことりちゃんはどうする?」

ことり「主語を言わなくても分かってるよぉ。海未ちゃんと真姫ちゃんが付き合う話なんてここでしても何も意味ないでしょ?」

穂乃果「そう?ちょっとあんぐりした顔してたけど」

ことり「うーん...いきなり尋ねられてもなぁ...」

ことり「嬉しい気持ち半分、嫌な気持ち半分、かな?」

本当は4:6の比率だったりするんだけどね。
ことりの背中を押してくれたように穂乃果ちゃんの一歩の先の道を作ってあげたいけど、素直に真っ直ぐなラインは描けない、かも。

ことり「取られたくないって競う気持ちも半面、応援したくなる気持ちもあって...」

穂乃果「...」

ことり「いつも以上に穂乃果ちゃんと仲良くしたくなるかな?」

穂乃果「...ぷぷっ」

穂乃果「なーんか、変なのっ!」

ことり「えぇ!?真面目に答えたつもりなのにぃ」

穂乃果「もっとダメェ〜!って突っぱねてくると身構えてたのに、次の言葉を考えてたのに!」

穂乃果「...それでことりちゃんともっと友達になれるなら一石二鳥だね。お得感あるね!」

ことり「真姫ちゃんはお嬢様だよ。割引はしてくれないんじゃないかなぁ?」

穂乃果「...ありがと」

ことり「ことりの背中を押してくれたお返し、になってたら嬉しいかな?」

真姫ちゃん、ファイトだよ。
多分、穂乃果ちゃんはその気だから
ことりにも誰にも負けないようアピールしてもらわないとね。

【ことりは真姫と穂乃果の関係に気づいた(少し誤解してる...?)】
【ことりが嫉妬(小)を抱いた】

【真姫の穂乃果への告白コンマが少し楽になった】

...穂乃果 サイド

穂乃果「...もう、五時半だね」

ことり「あっ!気づかなかったなぁ。危ない、危ない。大事な会議に遅れちゃうところだった」

穂乃果「ことりちゃんとのおしゃべりが楽しすぎたからね」

穂乃果「ただ、二度も同じ芸が通じるほど穂乃果は頭が悪くないよ?」

『高坂家の敷地に纏わる秘密』、なんてクサいにも程があると思わない?

ことり「緊張がほぐれたね」

穂乃果「ほぐれすぎても困るけどね〜」

最初の方も予習になったと捉えたらどこを見てもプラスだったり。投資家さんが食いついてきそうだね。

ことり「ふふっ。何だか楽しみになってきちゃった」

穂乃果「間違っても口に出さないでね?みんな真剣だからね」

ことり「ことりも当然、真剣だよ?ガチだよ?でも、決闘前じゃないんだしみんなでこれからを決められるなんて嬉しいことだと思わない?」

そのこれからに、ことりちゃんはいない...

昔の穂乃果ならそう付け加えてたね。

ことり「あ、心配しないでね?夏まではここにいるから」

穂乃果「それ、今ここでさらっと言うことじゃないよー!」

ことり「そうだった?」

穂乃果「大事なことはしっかり強調しないと!教科書の赤線と一緒だよ?」

穂乃果「さ、早く行こう!2人でも怒られたくはないからね」

ことり「うん!」

次世代アイドル部員の憂鬱 決着イベント

アイドル研究部の方向性を決める重要な会議。
ちなみに、海未ちゃん等が目指すルートをBとすると今は相当外れたルートにいます。

この安価がルートを変える最後の機会となります。

>>169>>171

までの3人に会議で順番に穂乃果は話かけます。
ことりのフラグの判定は>>169とし
デュエルの相手は>>170になります。

この安価を出して本日は終了とします。
次回は金曜の8時〜9時か
土曜の7時〜8時の更新となります。

やっとデュエルさせられるっ...!

にこ

はなよ

すいません。本日は更新できそうにありません。

土曜日の夜9時から10時を予定しています。これもできないかもしれませんが...

一度あげるので>>172にずれます。

では、また土曜日に。

海未

すみません。今回は久々の丸々一つの会話パートなので遅れてしまいました。
しかもデュエルへの繋ぎ方が雑という...では、始めます。

...穂乃果 サイド

穂乃果「...もう、五時半だね」

ことり「あっ!気づかなかったなぁ。危ない、危ない。大事な会議に遅れちゃうところだった」

穂乃果「ことりちゃんとのおしゃべりが楽しすぎたからね」

穂乃果「ただ、二度も同じ芸が通じるほど穂乃果は頭が悪くないよ?」

『高坂家の敷地に纏わる秘密』、なんてクサいにも程があると思わない?

ことり「緊張がほぐれたね」

穂乃果「ほぐれすぎても困るけどね〜」

最初の方も予習になったと捉えたらどこを見てもプラスだったり。投資家さんが食いついてきそうだね。

ことり「ふふっ。何だか楽しみになってきちゃった」

穂乃果「間違っても口に出さないでね?みんな真剣だからね」

ことり「ことりも当然、真剣だよ?ガチだよ?でも、決闘前じゃないんだしみんなでこれからを決められるなんて嬉しいことだと思わない?」

そのこれからに、ことりちゃんはいない...

昔の穂乃果ならそう付け加えてたね。

ことり「あ、心配しないでね?夏まではここにいるから」

穂乃果「それ、今ここでさらっと言うことじゃないよー!」

ことり「そうだった?」

穂乃果「大事なことはしっかり強調しないと!教科書の赤線と一緒だよ?」

穂乃果「さ、早く行こう!2人でも怒られたくはないからね」

ことり「うん!」

すいません。五時半→五時くらいにして下さい

穂乃果「...開けるよ」

ことり「うん」

散々通い慣れた小さなドアのノブを捻る。電気は点いていた。

花陽「あ、穂乃果ちゃん。ことりちゃん」

ことり「花陽ちゃん、だけ?」

花陽「今、海未ちゃんがトイレに行っててにこちゃん達3年せ...卒業生も、もう少ししたら着くって連絡が来てた」

穂乃果「真姫ちゃんと凛ちゃんは?」

花陽「2人で、集合してから来るって。遅れることはないって電話で言ってたよ。1年生も同じだね」

ことり「そっか〜。花陽ちゃんは部室に一番乗りなの?」

花陽「うん。部長だし、みんなを迎えるくらいはしないと」

部長に抜擢されてから花陽ちゃんはみるみる凛々しくなっていって今じゃその背中は大分大きくなったなあと実感できる。...ジジくさいかな?

花陽「今日はμ'sみんなが集まる大切な日だからね。...さっきまで海未ちゃんと一緒に部室を掃除してたんだ」

ことり「(みんなが集まる、ね...)」

穂乃果「本当だ!机や棚の上のものがスッキリしてる」

花陽「時間がないからごまかしになっちゃう部分もあるけど...」

穂乃果「ごまかしだなんて、そんなこと言ったら2人の努力に失礼だよ!...そうだ!」

穂乃果「穂乃果も掃除、手伝うよ!たくさんの人がやればそれだけ気持ちがこもるでしょ?ことりちゃんもやるよね?」

ことり「だが断r

穂乃果「や る よ ね ?」

ことり「冗談だよぉ!拒否する理由なんてないよ!」

花陽「ふふっprintemps with 海未ちゃんのお掃除活動だね」

穂乃果「ああそっか!printemps揃ってたのか!」

ことり「ユニット単位で集まることも滅多になくなったから...懐かしいね」

穂乃果「これを機に海未ちゃんもプワプワ隊に入隊してくれるかな?」

花陽「何そのおかしな名前〜!」

会話に夢中になり過ぎると掃除に集中できないけど、
いつぶりかのこの3人だもん。少しは仕方ないよね?

海未「すいません。花陽、長くなってしまって...あら?穂乃果とことりではありませんか」

穂乃果「海未ちゃ〜ん!お掃除手伝ってるよ」

ことり「お喋りに夢中になりかけちゃったけど、頑張りました!」

海未「全く...だから早めに終わらせたかったのですが...確かに私が出る前と比べて1人で出来る分にしては進んでいますね」

穂乃果「わーい!海未ちゃんに褒められたー!」

花陽「2人ともテキパキ動いてくれて助かってるよ」

ことり「全員揃う前に見違えるくらいピカピカにしちゃおっか!」

穂乃果 花陽「うん!」

海未「そうですね。驚かせてやりましょう」


穂乃果「あ、この雑誌まだあったんだ!」

海未「ダメですよ穂乃果。整理中に本の中身を開いてしまったら最後、進まなくなってしまいます」

穂乃果「あはは、ごめん...でも捨てるの勿体なくて」

海未「そうやってどつぼにはまっていくのです!」

ことり「でも海未ちゃん、穂乃果ちゃんのお部屋は綺麗だったよ...はっ!まさか、穂乃果ちゃん、部屋の整理を...」

穂乃果「ちゃんと自分の手でやってるよー!ただ時間がかかっただけで」

思い立って2ヶ月。長かったなあ。

海未「難航する姿が容易に想像できます。その場に私がいなかったことが悔やまれますね」

穂乃果「お母さんは3人もいらないよー!」

こういう時に限ってお父さんは我関せずの姿勢だからね。助け舟くらい出してくれたっていいのに。

海未「さあ、穂乃果。その雑誌をこちらに。縛りますので」

花陽「古いものだし、1冊くらいならあまりスペースを取らないだろうから持って帰ってもいいんじゃないかな?」

海未「花陽、しかし...」

穂乃果「わーい!花陽ちゃん、ありがとう!
...海未ちゃん、分かってるよう。1冊だけにするから」

花陽「整理整頓の時にこんなことを言っちゃいけないと思うけどこれも思い出の一つだからね」

穂乃果「ああ!思い出達がこんなに!」

ことり「穂乃果ちゃん!すぐ調子に乗っちゃダメだよぉ!」

昔に戻ったとは少し違うかな。
部室に来ると当たり前のように会話が弾む。

それはアイドルをしていてもいなくても変わらないんだね。


希「やっほ〜。おろ?随分騒がしいと思ったら4人でアルバムでも眺めとったん?」

海未「いえ、整理整頓をしています」

絵里「その割には楽しそうな様子だけど」

海未「少しお喋りが過ぎたようです。ほら、手を休めない!」

海未ちゃんだって調子いいところあるじゃん...

にこ「にこが卒業する時に私物はまとめて持って帰ったのにもうこんなに増えたの!?」

花陽「滅相もございません...」

にこ「この分じゃ全員揃うまでに終わらないでしょ?私たちも手伝いましょ。3月に持ち帰りそびれたのもあるし...」

最後の一文がなければ頼れる優しい先輩だったのにな。

絵里「よし。紙を捨ててくるわ。みんな、まだ纏めてない分があったらちょうだい」

花陽「ありがとう。助かるよ。花陽じゃ力がないし海未ちゃんに負担をかけちゃってたから」

希「こういう時、先輩ほど頼りになるものはないやろ?」

にこ「...ところで?そこの先輩は何してるわけ?」

海未「...にこ。私から罰を下します」

穂乃果「待って待って!希ちゃんが一区切りついたらどうぞって持ってきてくれたお菓子だよ!」

希「せ、せやで。海未ちゃん達もどう?」

穂乃果「散らからないようにちゃんとゴミ箱を下に置いて食べてるんだよ!」

海未「......」

許して、もらえそうにないね、これ。

穂乃果「はいっ!紙を捨ててきますのでラブアローシュートだけは勘弁して下さいっ!」

希「ウチも行ってきます!絵里ちは中に残ってて大丈夫よ」

なるべくたくさん持って行って時間かかるようにしよう!先輩が自ら率先して動き回らないとね。

...絵里 サイド

花陽「あはは、休憩も大切じゃないかな?」

雪穂「すいませーん!皆さんもう集合してました?」

亜里沙「遅くなってゴメンなさい!」

絵里「入れ替わりね」

のんびりしすぎたかしら

ことり「休憩をとろうとろうとしてる間にどんどんメンバーが揃っていくね」

亜里沙「??」

海未「会議の前に気持ちを引き締めようと先に来た私と花陽で掃除をしていたのですが終わる前に次々と人が増えていって...」

亜里沙「なるほど!では亜里沙達が手伝わない理由はありませんね!」

にこ「じゃ、窓拭きしてもらおうかしら」

雪穂「はい!...お姉ちゃんはまた遅刻ですか?」

絵里「いいえ。今、誰かに追われるように希と資源ごみを出しに行ったわ」

雪穂「......へぇー大体イメージがつきます」

苦笑いする雪穂ちゃん。海未やことりから聴いた穂乃果の整理力の実態が見えてきそうね。

それにしても...

雪穂「(希さんと2人...)」

...穂乃果サイド

穂乃果「んしょ、よいしょっと...」

束になると筋トレできる重さになるよね。紙って。
それだけ文字を書いた人は苦労しているのかな。

希「穂乃果ちゃん大丈夫?少し休もか?」

穂乃果「う、ううん。時間もあまり残ってないし一度座ると立ち上がりたくなくなっちゃうでしょ?」

穂乃果「ぼーっとしてなくても時間かかるし...それを狙っているんだけど...休んでいる暇はないから」

希「そーやねっ。穂乃果ちゃんはまだまだ現役選手やもんね」

希「ウチも引退選手やけど隠居はしてられないね。っとと...」

穂乃果「希ちゃんも大丈夫!?よろけてるよ?」

すぐに持ち直したけど額に汗を浮かべる様子はまず余裕はなさそう。うーん。このままじゃゴミ捨てだけで仕事が終わっちゃうな。
...そうだ!

穂乃果「希ちゃん。ちょっと、下ろして?」

希「?休むんとは違うんやろ?」

穂乃果「もちろん。希ちゃんのに穂乃果のを重ねて...よいしょっと」

幸い、縦より横に長いし底の深い頑丈そうな袋に入れてもらったから

穂乃果「こうして、片っぽずつ持っていこ?2人で一緒に持った方が気持ち的に楽かな、なんて?...無理があったかな?」

希「...無理やないよ」

希「穂乃果ちゃんと感覚を共有できる。それだけでウチは元気百倍になるんよ」

微笑む希ちゃんが、今朝ちょっとだけ見えたなんと言えばいいんだろう。きゅんっと来るというか...

希「言ったやろ?穂乃果ちゃん1人には背負わせないって。嬉しいこと、悲しいこと全部共有しよな。仲間だもん」

穂乃果「希ちゃん、うんっ!さあ、あと一踏ん張りだよ!」

希「おー!」

...真姫 サイド

凛「やばいにゃやばいにゃ!これは完全に遅刻ルートだよ!」

真姫「誰のせいだと思ってるの!?もう!」

歩いてる途中、財布を落とした、とかいうから辺りを探し回ってみたら落としたのはお金の入っていないもので鞄にもう一つ入っていたなんていうオチだからとんだ骨折り損だったわ。

凛「それは、素直にごめんなさい。でも頭を下げる前にまずは向こうに着くのが先決だにゃ!」

真姫「それ、私が言う台詞じゃないの?」

やっと校門が見えてきたわ。信号は青。このまま駆け抜けるしかない。

真姫「ほら、凛!走るわよ!置いてかれても知らないからね!」

凛「...それは凛の台詞だ、よ!」

真姫「うわっ!」

突風が吹いたかと錯覚するくらいの瞬発力。私からしたら化け物クラスね。なんて解説している暇はもちろんないけど。

真姫「そんなの隠してるくらいなら最初から使いなさいよー!」

凛「使ったら今度は真姫ちゃんが付いてこれなくなっちゃうでしょ〜!...?」

真姫「ちょっ急に止まらないで...?あれは穂乃果と希じゃない」

...何をやっているのかしら。

凛「...ゴミ捨てだにゃ。かなり重そうだから2人で持っているのかも」

真姫「...なるほど」

誤解しそうになったじゃない。
...何て、口に出す必要はないわね。誰かに聴かれても損にしかならない。

真姫「掃除でもしているのかしら?だとしたらより一層急がないといけないわね。仕事がなくなっちゃうし」

凛「大掃除の日に移動を急ぐなんて初めてだにゃ。...真姫ちゃん?凛のスピードに付いてきてよ〜!」

真姫「言われなくても!」

最近妙に敏感になったのを自覚するわね。
それもこれも...ううん。私は伝え、待つだけ。

...穂乃果。


凛「言ってるそばから遅れてるよー!」

真姫「うるさーい!」

凛「ごめん!凛達が最後!?」

にこ「正解よ。ま、にこ達が早く集まり過ぎたってのもあるけど」

雪穂「こんにちは。お姉ちゃん達、見ませんでしたか?」

真姫「ああさっき、校門に入ったあたりで2人で重そうにしながらゴミ捨て場に向かっていくのが見えたわ」

海未「でしたらもうそろそろ戻ってきますね。...よし、それまでに終わらせてしまいましょう」

凛「来て早々、背筋に寒いものがはしったにゃ...」

ことり「走ってきただけにってことかな?」

花陽「凛ちゃんに座布団1枚!」

凛「それはバケツというものにゃ!」

亜里沙「洗剤を忘れてますよっ!」

部室に着いた途端、繰り広げられる寸劇。
不思議ね。何度も足を運んでいるはずなのにアルバムを覗いているみたい。

真姫「じゃあ私も、いただこうかしら」

...穂乃果 サイド

希「やっぱり無茶があったんと違う?」

穂乃果「で、でも...ちゃんと捨てれたし...ぜぇ」

脚が重い。頭が重い。私の身体はボロボロだっ!
行きより歩くスピードが遅いってどういうことなの...?

希「もしかしなくても全員、もう部室に来ちゃってるかもね」

穂乃果「あっちゃ〜...汗っかきのまま会議するのかあ」

希「自己責任やね。もちろん、ウチにも」

穂乃果「えへへ、半分こだね」

希「何か癖になってしまいそうやね」

穂乃果「何それっ。ラーメンのキャッチフレーズみたい!」

希「味を占めて乱用しないよう気をつけないとね」

使い過ぎると海未ちゃんに注意されそうだしね。

穂乃果「何事もほどほどに、だよね...希ちゃーん!そっちは逆方向だよー」

希「...おろろ!?ボケとかなしに普通に間違ってもうたわ。やっぱり忘れとるなぁ」

穂乃果「希ちゃん!これはいいネタになりそうだぁ!」

希「えぇやめてぇや!」

...

穂乃果「さて、ドアを開けた開口一番は希ちゃんの天然ボケだね」

希「まだ言うおる〜。怒るよ〜?」

言葉と違って顔は全然怒ってない、もしかしたら嬉しそうにも見えるんだけど...

穂乃果「ただい

絵里「お帰りなさい。スパートをかけて正解だったわね。その様子じゃ」

希「〜すまんなあ」

海未「いえいえ、気にしないで下さい。最後で良い働きを見せてくれましたので」

今までは満足してなかったということか...園田軍曹はっ

真姫「2人とも、お疲れ様。お茶、飲みなさい。はい、穂乃果」

凛「希ちゃん、はいっ」

ついこの前新しく出たミックス茶だね。喉越しがよくて一気飲みにピッタリ!

にこ「...さて。急かすようで悪いけど」

海未「席についてもらえますか?」

花陽「...こほん。皆さん。本日は日曜日にも関わらずお集まりいただきありがとうございます」

花陽「その理由は周知の通りアイドル研究部がこれからどのように活動していくか、方向性を決めるためです」

花陽「新年度になってから我が部は確かな目的がないまま活動してきました。この状態ははっきり言って良くありません。なので今日、ここてしっかりと決着をつけようと思います」

にこ「花陽、お疲れ様。現部長として申し分ない始め方だったわ」

絵里「引退した人間が言うのも何だけど、みんななるべく物怖じしないで意見してね」

絵里ちゃん...来てもらってよかった。やっぱり心強いよ。
それに、応えないと。

穂乃果「じゃあ、まず穂乃果から。旧部長であるにこちゃんに質問したいと思います」

穂乃果「アイドル研究部を作り、残してきた人なのでまず一番に聞いてみようと思って」

ここは、卒業生をお手本にして周りに発破をかけることができれば

にこ「ふぅ...まさか早速回ってくるとはね。...ま、もちろん考えてるわ」

にこ「この部活は『アイドル』研究部よ。その名前の意味を忘れないで」

凛「アイドル研究部...」

にこ「その名前を降ろすことはにことしては許したくないわ」

真姫「でも大会を持ってμ'sはおしまいにするって...!」

にこ「μ'sは、ね。9人で9人の為の名前で9人の為の曲でアイドルをするのは終わり。...それをアイドル活動の終わりと受け取っている人も少なくないと思う」

にこ「でも、まだアイドル活動をやり切っていない人もいるんじゃないかしら。...そもそもまだアイドルを始めたばかりの人もいる」

亜里沙「私たちは...μ'sに入って、ではなく雪穂と2人でスクールアイドルをやっていくって決めたから...」

絵里「皆まで巻き込むわけにはいかない、てところかしら...?」

ことり「私たちの決心は亜里沙ちゃんも雪穂ちゃんも充分理解してのことだしね...」


にこ「別にアンタ達全員がアイドル活動を再開しろ、と言っているわけじゃないの」

海未「...!」

にこ「にこの経験上、アイドルが好きな人が全員アイドルになりたいわけじゃない」

にこ「でも、アイドルをする人だけがこの部活にいたらいけないなんて、悲しいわ」

にこ「アイドルに対する情熱は変わらないはず。だから...」

にこ「皆の好きな『アイドル』の形を追い続けられればいいと思う」

にこ「これがにこの求めるアイドル研究部の姿よ」

にこちゃん...
志が強いからこそ一人一人のそれの多様性に目を向けた意見。

2年間ずっとここを守り続けていただけ、完成されてるな。

真姫「それぞれが求める形...」

真姫「問題はそれを受け入れられるかどうか、だけどね」

雪穂「真姫さん...」

絵里「確かに異なる目的を持つ人が同じ場所にいる以上、今までとは違う衝突が起こるかもしれない」

絵里「今までだって全て回避してきたわけじゃないけど...」

凛「簡単ではないはずにゃ...」

心当たりがいっぱいあるもんね

穂乃果「でも、今までだって乗り越えてきたよ」

穂乃果「にこちゃんはぶつかることも、乗り越えることも全部知っているからそう言ったんじゃないかな」

ことり「穂乃果ちゃんの言う通り、ぶつかり合わなきゃゼロのまんま。進めないもんね」

海未「...もし、にこの案を採用するとして具体的なビジョンを固めていく必要がありますね」

にこ「待って。まだ時機じゃないわ」

海未「だから、もしも。なんですよ。詰めていくことで果たして正しい選択かどうか、見極める鍵になると思います」

海未ちゃんは真面目でだから今までのふわふわした状況に不満を感じていたはず。
バネになって今日は積極的になってる。

花陽「大体3人までのユニット単位での活動になるかな」

凛「ユニットなら人数が少ない分細かい連絡が取りやすいにゃ」

ことり「残った人たちでアドバイスもできるしね」

真姫「全員が違うユニットを組むならライバル同士になるわね」

海未「...やはり全員がアイドル活動を続ける、という道に帰結することもあるのですね」

にこ「それぞれのゴールは未知数よ。もちろんそういうことだってあり得るわ」

絵里「競争相手になることで新しく見えてくるものもあると思う」

凛「良い意味でぶつかりあえるってことかな」

ほとんど9人でしか歌わなかったから隣で見ることしかできなかったけど。
観客席から後ろからのみんなはまた違ってくるはずだ。
新しい刺激を求める凛ちゃんらしい意見かな。

穂乃果「まだまだ成長のチャンスがあるんだね」

真姫「全員がアイドル活動をしなかったとしても例えば私なんかは作曲に専念することで新しい視線を得られるだろうし確かににこちゃんの意見は一理あるわ」

穂乃果「...現部長の花陽ちゃんはどう考えてるのかな?」

花陽「花陽は...」

花陽「大きな一つの木のようなものをイメージしてる、かな?」

花陽「願わくばアイドルをみんなでまたしたい、と思う時もあるけれど」

花陽「やっぱり海で宣言した決意は...曲げたくない」

花陽「だから、例えば今ここに亜里沙ちゃんと雪穂ちゃんの2人がいる。この子達を私たちが作詞だったり、作曲だったりダンスだったりでサポートしていく」

花陽「スポットライトを全員が浴びなくても一つの夢を実現させることはできる」

雪穂「花陽さん、私たちをプロデュースしてくれる、ということですか?」

雪穂の目は明らかに輝いている。
雪穂はμ'sを競争相手としてではなく拠り所として、映画で時々出てくるブローチの中の写真のように、暖かいものとして認識している点が強いと思う。

花陽「花陽達のおかげで誰かが夢を叶えてくれる」

希「今度は笑顔になるんじゃなくて笑顔を伝えていく、笑顔を広めていくことになるんやね」

凛「希ちゃん...」

希「ウチも同じことを考えてたんよ」

希「にこっちの意見も尊いけど、輝いてた瞬間を自分たちだけのもので終了させてしまうのは勿体ないかな、なんて」

μ'sに、魂を吹き込んだ希ちゃんの一言。
その夢の軌跡を。
過去の記録の中に埋もれさせないように。

穂乃果「楽しい気持ちにみんながなれたら嬉しいもんね。穂乃果も妹たちが夢を叶える姿を見てみたいな」

絵里「アイドルはいかに笑顔にするか、って誰かさんが言ってたものね?」

にこ「そこ。隠す必要ないでしょ?」

真姫「そう考えればステージから退くことに負い目を感じて雰囲気が悪くなるなんてこともなくなるのかしら」

ことり「うん。やっぱりにこちゃんの言う通り『アイドル研究部』に込められた願い、『μ's』の思いは広いものだから」

凛「...少し、答えが見えてきたかにゃ?」

言葉にして、声にしてじっくり考えることで徐々に霧が晴れてきている。

海未「可能性の一つは見出せましたね」

亜里沙「海未さん...」

海未「いえ、一つ、二つとすっぱり分けてしまうことが話をややこしくしてしまったのかもしれません」

ことり「海未ちゃん...?」

海未「いえ、今私が書いてきた歌詞がさっきふと頭に蘇ったのです。

それぞれが好きなことで頑張れるなら」

真姫「...新しい場所がゴールだね」

凛「それぞれが好きなことを信じていれば」

亜里沙「ときめきを抱いて、進めるだろう...」

希「新しい場所に、一歩近づけたってこと?」

『僕らは今の中で』。夢を目指す穂乃果達だけじゃなくて夢を叶えた私たちにも海未ちゃんはメッセージを届けたかったのだろうか。

だとしたら...答えが出かかっている今...

穂乃果「海未ちゃん」

穂乃果「μ'sの初期メンバーの1人として、是非とも海未ちゃんが考えてること、話してくれないかな?」

海未「...穂乃果...」

あの時中途半端なまま知れなかった海未ちゃんの『寂しい』気持ち。
何処かで必ず聴こう、と胸に決めていた。

海未「いいのですか?せっかく意見が纏まりかけて良い場面なのに」

にこ「海未?最初の絵里の言葉、忘れた?」

希「遠慮しても良いことはないよ?」

海未「みなさん...」

一度、海未ちゃんは目を閉じた。
何をイメージしてるんだろう。
弓道の試合の瞬間かな。日舞の本番の踊り出しかな。

私達のファーストステージかな。

ラストステージかな。

何でもいい。この一言が残った黒雲を切り裂く一閃になるから。

海未「こんなことを言うなんて、私らしくありませんが




海未「私はμ'sを続けたいと」


海未「思っていました」

海未ちゃん...


絵里「海未...」

希「(穂乃果ちゃんの言う通り、か...)」


海未「今の今までは」

『!?』

...穂乃果 サイド

穂乃果「海未ちゃん...」

ことり「何か、いいとこ持ってかれちゃったかなあ」

凛「答えはきっと、すぐ近くにあったのかもしれないにゃ」

花陽「こう、堂々と賛成されるとちょっと恥ずかしくなっちゃうけどね...」

言葉が柔らかくなっていくのが分かる。

全部くっつけるのでもなく、削ぎ落とすのでもなく。

見た目は全く違うけど可能性を感じる...造形物。

真姫「一応...対案がある人はいるかしら?もちろん、遠慮はいらないわよ」

......

...海未サイド

穂乃果にはその片鱗を見せました。

私が最高の瞬間をずっと味わい続けたいというワガママを。

『9人』でそこに雪穂や亜里沙、新しい仲間が加わってもとにかく『9人』が揃って

ステージの緊張を喜びを痛みを拍手を味わいたい。

...私は今回の会議で少し、いえ大分の期待を持っていました。

私の憶測ですが少なくとも私以外にも同じ気持ちを度の違いこそあれど持っている人はいるのではと考えていました。

上手くその部分を引き出し私の願った結果に持っていく。

ポーカーフェイスこそ苦手ですが精神面の駆け引きにおいては自信がありました。

ですが

やはり、私のワガママでした。

みんながそれを教えてくれたのです。

未練と、私たちの決めたことと向き合いながら答えを出していく様に

過去に囚われている私の情けなさを突きつけられました。

......そう。私は、囚われて、いたの、でした。

海未「ですが、今、この瞬間。もう後悔はありません」

海未「花陽の意見を私は、聞き入れたい」


海未「新しい場所、を目指すためにも」

何分経っただろう。

外はほとんど暗くなった。

答えはほぼ出たようなものだけど。それでも私たちはガラス細工を運ぶみたいに少しずつ丁寧に話を進めていった。

にこ「じゃあ、しめてもらおうかしら?」

花陽「ね?リーダーさん」

穂乃果「え!?穂、穂乃果なのぉ!?」

真姫「当たり前でしょ?部長は花陽で創部者はにこちゃんだけどあと半年と少し、『リーダー』は高坂穂乃果なのよ?」

雪穂「お姉ちゃん」

全員の視線がこっちに集中する。
困ったなぁと頭をかいてみるけど実際、迷いはなかった。

穂乃果「うん」

穂乃果「今後、アイドル研究部は亜里沙ちゃんと雪穂、私たちのようにスクールアイドルになって夢を叶えたい人のために」

穂乃果「私たちみんなで一本の大きな木を完成させる、よう精力的に活動していこうと思います」

穂乃果「賛成の人は、拍手っ!」


......


うん、分かってたよ。
ありがとう、みんな。

【夜】

穂乃果「んっんん〜!なんかゴミ捨ての時より疲れたよー!」

ことり「お疲れ様、穂乃果ちゃん」

穂乃果「海未ちゃんは?」

ことり「先に帰っとくって。色々吐き出してもう一度精神統一したいからって」

ことり「真姫ちゃんや凛ちゃん、他のみんなも同じで3年生はお世話になった先生に挨拶したり久しぶりに3人で学校を回りたいって」

穂乃果「雪穂はなんか思い立ったが吉日って亜里沙ちゃんを連れてアキバ?に走って行ったよ」

穂乃果「ことりちゃんは?一緒に帰る?」

ことり「んー」

わざとっぽいけどそうは思えない動作で首をかしげて

ことり「ことりも夜の風に吹かれながら1人で整理したいな、なんてキザなこと言ってみたり」

ことり「あ!悪い風に考えないでね。明日からはちゃんといつも通り学校に行こう!寝坊しないでよね!」

穂乃果「うん!じゃあ、また明日ね!」

ことり「はーい!」

......

部室に戻ってみようかな?

穂乃果「花陽ちゃん?」

花陽「あれ。穂乃果ちゃんも残ってたんだ」

電気が消えて窓から入ってくる月明かりだけが部室を照らしている。
何となくライトをつける気にはならなかった。

花陽「うん、しばらくここで、こうしていたいと思ってね」

穂乃果「不思議。穂乃果も同じこと、考えてたよ」

穂乃果「隣、いい?」

花陽「うん」

穂乃果「ありがとう...おっと」

何かに躓いたのか、バラバラっと紙のようなものが散らばる音がする。

穂乃果「あ、ゴメン...!」

花陽「ううん。片付けないとね。ごめん、電気、点けるよ?」

穂乃果「あ...」

何かが消えて無くなった気がした。

でも...パッと新しいものが入ってきた。

穂乃果「カードだ...デュエルモンスターズ?」

花陽「希ちゃんがみんなに誘って始めたんだよね...みんなまだ続けてるんだってよ」

穂乃果「ねえ、花陽ちゃん」

カードはその人の行く末を占ってヒントを示してくれる、だったかな?

何の関係性があるか分からないけど。

ただ、花陽ちゃんと、仲間とこの場にいる瞬間をなるべく長くしたかっただけなのかもしれないけど。

穂乃果「デュエル、していかない?」

この時、私はいつぶりか、デュエルという単語を口にした。

本日はここまで!

フラグの判定は神社補正がかかってことりが2にかよちんが2になりさらに一つ上のフラグ3の条件(神社補正付き)をクリアしたため一気に3となります。

なお、このターンで神社補正が切れ、
次ターンよりデュエルをする、コマンドを正式に実装します。



??「久々の現場(デュエル)だ、腕がなるぜ」

フィルムとCutの同時発売、今週は戦争日和、ですか?

では、また。
次回はデュエルが完成し次第投下します。

乙です

おつおつ

今週中には更新できそうです。
失踪はしていません

待ってる

お久しぶりです。今回のデュエルは相当のご都合が含まれていますのでご注意を。

花陽「デュエル?」

穂乃果「うん。みんな、すぐ帰っちゃったでしょ?穂乃果は誰かとせっかくだから一緒に学校に残りたかったんだけど」

そういう雰囲気じゃなかったからね。
無理に引き止めても気まずくなるのはすぐに分かることだし。

穂乃果「部室で月光ぼっこ?しようと思って戻ってみたら花陽ちゃんがいたから」

穂乃果「何でもいいから誰かとここに残っていたかったんだ」

花陽「不思議。花陽も穂乃果ちゃんと同じこと、考えてたんだ」

花陽「デュエル、か...突拍子もないことだけどそれが良いのかも」

穂乃果「どういうこと?」

花陽「花陽にもよく分かんないんだけどね。強いて言うならほら、デュエルモンスターズのキャッチフレーズは『魂を通わせるカードゲーム』でしょ?」

そう言えばそうだったね。初期のカードがエジプトあたりの神話をモチーフにして作られたみたいだしパワースポットみたいな効果はありそう。

花陽「おまじないにしかならないかもしれないけど穂乃果ちゃんと魂レベルで分かり合えたらな、なんて今、とっさに」

心、じゃなくて魂、を通わせる、か。
どんな感じなんだろう?

穂乃果「ふふ、スピリチュアルだね」

花陽「あまり似てないけどこれもまた味だね。...よし、やろうか。デュエル」

長机の両側の椅子に座ってお互いのデッキを交換しカットとシャッフルを行う。

不思議な感じだ。花陽ちゃんのデッキに触れ、シャッフルする度に「小泉花陽」という人物が見てきたもの、辿ってきた道を追体験しているような気になる。
もしかして本当に魂が通じ合っているのかも。

穂乃果「はい、花陽ちゃん」

花陽「ありがとう。先攻後攻はサイコロで決める?」

穂乃果「いいね。大きい目を出した方が選べることにしよう」

希ちゃんを相手にするとたちまち欠陥競技になるダイスロール。
確か、希ちゃん対策があったような無かったような...

花陽「じゃあ花陽から振るね。えいっ」

目は5。デュエル前から良い運命力だ。

花陽「よしっ」

穂乃果「安心するのはまだ早いよ?穂乃果が6を出せば涙雨を降らせることになるんだからね。...ダイスロール!」

さあ、穂乃果の運命力は?

穂乃果「わーい、ナンバーワン」

目の前に現れたのは一際特別感を放つ赤い丸。第1位。一等賞。ゾークならスーパークリティカル。でもね、この状況だと

穂乃果「穂乃果の場には永続トラップ、出たら目が発動していたっ!」

花陽「トラップスタンで」

穂乃果「...はい。花陽ちゃんはどっちを選ぶの?」

花陽「先攻をもらうね」

ということは穂乃果がワンドローか。
ちょっと有利になったかな。

花陽「観客はいないけど余計な緊張がなくてすむね」

穂乃果「いやいやお客さんはいた方がいいよ?」

プレッシャーは毒じゃなくてむしろ薬になるからね。
所定の位置にデッキをセットしカードを5枚引いて

花陽「そういえば、穂乃果ちゃん。『竜剣士』にはもう慣れた?」

穂乃果「竜剣士?」

?竜剣士って...聴いたことのないテーマだけど...

花陽「3年生に進級する時、理事長から渡されたでしょ?新しいテーマのテスターになって欲しいって」

ちょっちょっちょっ、話の流れがよく分からないんだけど。そんなエピソード穂乃果には全く身に覚えが...
花陽ちゃんが冗談を言っている風には見えないし、おかしいのは穂乃果の方かな?

穂乃果「...ああ、そうだった!あはは...進級してからは色々慌ただしかったからすっかり忘れちゃってたよ」

花陽「ふふっ。穂乃果ちゃんは忘れん坊さんだなあ。じゃあこのデュエルでちゃーんと思い出してあげないとね」

引いたカードの中に例の『竜剣士』は手札になかった。でも...

2人「デュエル!」

穂乃果LP8000
花陽LP8000

T1 花陽

花陽「私のターン、手札から『宝玉獣サファイア・ペガサス』を召喚」

サファイアA1800

花陽ちゃんのデッキは宝玉獣。最近見てないからよく覚えてないけどうかうかしてるとすぐにあのカードの召喚条件を整えられてしまう

花陽「このカードはフィールドに出てくるとデッキ、手札、墓地から仲間の宝玉を一つ、私のところに運んでくれる。『宝玉獣ルビー・カーバングル』を置くよ」

花陽「リバースカードを3枚伏せてターンエンドだよ」
手札1 サファイア 宝玉(ルビー) 伏せ3

穂乃果「えっ?いきなりそんなに伏せるの?」

花陽「宝玉獣ってマジックトラップゾーンがすぐ埋まるデッキでしょ?」

穂乃果「宝玉以外で埋めちゃダメじゃん!」

花陽「すぐ宝玉に変わるから心配ないよ」


T2 穂乃果

宝玉獣で3枚の伏せカードか...多分すぐ使えるようなフリーチェーン系のカードか召喚反応系かな?

穂乃果「穂乃果のターン、ドロー!」

穂乃果「『増援』を発動。デッキから...『竜剣士ラスターP』を手札に加えるよ」

花陽「早速竜剣士を手札に持ってきたね」

穂乃果「スケール2の『EMペンデュラム・マジシャン』とスケール5の『竜剣士ラスターP』をペンデュラムゾーンにセット!」

『ラスターP』のP効果は、正しく仲間の絆を象徴する効果。

穂乃果「ペンデュラム召喚を行う前に『ラスターP』のP効果を発動するよ。自分のもう片方のPゾーンのカードを破壊して同名カードを手札に加える!そして加えたカードをセット!これでレベル3〜4のモンスターが同時に召喚可能になったよ!」

穂乃果「でもその前に永続魔法『補給部隊』を発動しておいてから...揺れて、心のペンデュラム!開け、明日への扉!ペンデュラム召喚!ミュージックスタート!」

穂乃果「『EMペンデュラム・マジシャン』、『EMシルバークロウ』、『EMラクダウン』!」

花陽「一気に3体もモンスターを!やっぱりペンデュラム召喚は凄いや」

穂乃果「えへへ、EMの真骨頂だからね。特殊召喚に成功した『ペンデュラム・マジシャン』の効果発動!」

花陽「なーんて、見惚れているだけじゃないよ?罠発動、『激流葬』。それにチェーンして『宝玉の集結』も発動」

花陽「『集結』は永続罠、『激流葬』の効果は当然知っているよね?」

穂乃果「破壊されたペンデュラムモンスターは墓地ではなくEXデッキに行く...せっかくペンデュラム召喚からの綺麗な流れになるはずだったのにー!」

花陽「流れだけに、流してみました。なんてね」

花陽ちゃんに座布団1枚!

花陽「こっちも破壊された『宝玉獣』は墓地ではなく魔法、罠ゾーンに残るよ。そして『宝玉獣』の破壊に反応して『宝玉の集結』の効果が発動」

花陽「デッキからその意思を継ぐ仲間、2体目の『サファイア・ペガサス』を特殊召喚!」

このサファイアは...息子さんか双子かな?

花陽「効果でデッキから2体目の『ルビー』を宝玉にするよ」

穂乃果「より途切れにくくなったんだね。いいねいいね!穂乃果と花陽ちゃんのデッキ、似てるね」

花陽「...確かに宝玉獣は相当昔のテーマだけど...ルビーの効果とか場持ちの良さは共通しているね」

穂乃果「ペンデュラムの先輩って感じだよね〜。つまりこのデュエル中は穂乃果は後輩になるのかー。ふふっ先輩、よろしくお願いします!」

花陽「何だか慣れないな...先輩は」

穂乃果「先輩禁止だけどたまにはいいでしょ?行きますよ?『EMウィップ・バイパー』を召喚!」

花陽「おお!全体破壊した後のケアも考えていたなんて」

穂乃果「いやいや、恥ずかしいことに今引いたカードなんだけどね。『ウィップ・バイパー』はメインフェイズに1度、相手モンスター1体の攻守を入れ替えることができる!」

サファイアA1200

穂乃果「さあ、バトルだよ!『ウィップ・バイパー』で『サファイア・ペガサス』を攻撃!」

花陽「違う点を挙げるならEMにちょっとやそっとの攻撃力は通用しないこと。宝玉獣には代わりに...魔法、罠に至るまで強い絆で結ばれていること。罠発動、『ラスト・リゾート』!」

花陽「相手の攻撃宣言時、デッキから『虹の古代都市 ーレインボー・ルイン』を発動します」

穂乃果「デッキからフィールド魔法!?」

バイパーA1700vsサファイアA1200

花陽「ちなみにこの効果での発動に対しての『サイクロン』は無意味なんだよね。『レインボー・ルイン』第2の効果で戦闘ダメージを半分にするよ」

花陽LP7750

花陽「破壊された『サファイア』も宝玉になるよ」

穂乃果「カードを1枚伏せてターンエンド!」
手札0 ウィップ・バイパー 補給部隊 伏せ1
P ペンデュラム・マジシャン ラスターP

花陽「ね?すぐ宝玉に変わったでしょ?」

穂乃果「まさかお互いの1ターン目で4つも宝玉が貯まるとはびっくりだよ。花陽ちゃん、強いね!」

花陽「ありがとう。私も久しぶりに宝玉獣達に会うから上手く私と連携を取れるか不安だったんだ」

穂乃果「?デッキのカード同士じゃなくて花陽ちゃんと?」

デュエルタクティクスについてかな?花陽ちゃん。にこちゃんに色々厳しく指導されていたよなぁ。

花陽「そう。これもまたおまじないみたいなものかもしれないけれど宝玉獣は手にしたデュエリストと『家族』になるテーマなんだって。もちろん、違うテーマでも使う人との絆は生まれるけどそれを聴いて私、ちょっと意識するようになったんだ」

穂乃果「デッキとの...絆?」

花陽「うん。すると不思議なことにちょっぴりだけどさらに私の周りの大切な人たちとの絆も大事にできるようになったんだ」

デュエルモンスターズには所謂パワースポットのような現象がいくつか確認されているみたいだけど。
きっと花陽ちゃんは宝玉獣に与えられたんじゃなくてなるべくして宝玉獣と、仲間達を大事にできる子になったんじゃないかな?
...カッコいいなぁ。

花陽「?穂乃果ちゃん?どうしたの。顔が赤いよ?」

穂乃果「ふぇっ!?いやお気になさらず...ほらっ花陽ちゃんのターンだよ!」

穂乃果「相手がダイレクトアタックを仕掛けてきたとき!」

穂乃果「攻撃を無効にしてデッキから『EM』1体を効果を無効にして特殊召喚...

花陽「それはどうかなぁ?」

最早哲学にもなっている(絵里ちゃん談)フレーズ。語尾を上げることで相手を煽る効果もあるんだっけ?そしてその使い方は、

花陽「ダメージは変わらないけどモンスターを出してほしくはないな。『レインボー・ルイン』第3の効果発動!」

花陽「相手が発動した魔法、罠を『宝玉獣』モンスター1体を墓地に送ることで無効にし、破壊する!」

穂乃果「...え?」

穂乃果LP1700

穂乃果「そーだった!すっかり第3の効果を忘れてたぁ!」

花陽「...」

穂乃果「ま、まあでもこのターンは耐えられたし結果オーライだよね!」

花陽「あまり使わない効果だし宝玉状態はコストにできないから知らない人もいるとは思うけど...カードを1枚伏せてターンエンド」
手札2 サファイア×2 ブリリアント
宝玉(エメラルド トパーズ ルビー) 伏せ1

T4 穂乃果

危ない、危ない。『ピンチヘルパー』で命拾いしたよ。
...無効にされちゃったけどね。

穂乃果「ドロー!」

いけないいけない。ラスターPの効果を使うところだったよ

穂乃果「スケール2の『ペンデュラム・マジシャン』とスケール5の『ラスターP』でペンデュラムスケールをセッティング!もう一度扉を開け!『ペンデュラム・マジシャン』!『ラクダウン』!『シルバークロウ』!」

花陽「...何もないよ」

穂乃果「『ペンデュラム・マジシャン』の効果で破壊するのは自分自身と『ラクダウン』だよ」

花陽「...どうぞ」

穂乃果「花陽ちゃあん、後悔することになるよ?デッキから『EMハンマーマンモ』と『EMドクロバット・ジョーカー』を手札に加える!」

穂乃果「『補給部隊』で1ドロー」

宝玉獣対策といえばこのカードだよね!

穂乃果「『ハンマーマンモ』は穂乃果のフィールドに『EM』が2枚以上ある時、リリース無しで召喚できるんだ!さあ、おいでませ!」

ハンマーマンモA2600

花陽「やっぱりそのカードを持ってくるよね...」

穂乃果「バトルフェイズ!」

花陽「罠発動『キャトルミューティレーション』。獣族の『サファイア』を手札に戻し、同レベルの『サファイア』を守備表示で特殊召喚」

花陽「『コバルト・イーグル』を宝玉にするよ」

穂乃果「罠っていうからびっくりしちゃったよ。

穂乃果「でもいくら宝玉を増やしてもこのカードの前では無意味だけどね!『ハンマーマンモ』で『サファイア』を攻撃!この瞬間、『ハンマーマンモ』の効果発動!相手の魔法、罠を全て持ち主の手札に戻す!」

穂乃果「こっちのマンモスは鼻息自慢だからね」

花陽「うぅ...」

ハンマーマンモA2600vsサファイアA2100
花陽LP7250

穂乃果「続けて『シルバークロウ』で『ブリリアント』に攻撃」

シルバークロウA2100vsブリリアントA2100

穂乃果「追撃はまだまだ続くよ!」

花陽「穂乃果ちゃんのフィールドにこれ以上攻撃できるモンスターは...」

穂乃果「いないならさらに呼び出すだけだよ。速攻魔法『イリュージョン・バルーン』!」

穂乃果「『レインボー・ルイン』がない今、阻むものは何もない!デッキから5枚オープン!」

これでEMが出なかったら飛んだお笑い種だけど穂乃果にも花陽ちゃんの言うデッキとの絆がある、はず。

穂乃果「こいこいっ!」

ドラミング・コング
フレンドンキー
ペンデュラム・アライズ
連成する振動
ブレイクスルー・スキル

穂乃果「よしっ!優しき森の賢人『EMドラミング・コング』を特殊召喚!」

穂乃果「『ドラミング・コング』で『サファイア』を攻撃!モンスター効果発動!」

穂乃果「相手モンスターとバトルする自分モンスターの攻撃時、600ポイント攻撃力を上げる。打ち鳴らせ、魂のリズム!」

ドラミング・コングA2200vsサファイアD1200


穂乃果「カードを1枚伏せてターンエンド!」
手札2(バイパー ジョーカー) ドラミング・コング ハンマーマンモ 補給部隊 伏せ1
P ペンデュラム・マジシャン ラスターP

穂乃果「さあ、花陽ちゃん。溢れかえった手札を使い切るのが先かな?それともライフが尽きるのが先かな?」

穂乃果も煽り返させてもらうよ。

花陽「私のターン、ドロー...」

花陽ちゃんの手札はいっぱい。でもそれをフルに活用するのは難しいはず。

花陽「穂乃果ちゃん...」


花陽「...ペンデュラムを使えるのは穂乃果ちゃんだけじゃないよ!」

穂乃果「!?まさか、花陽ちゃんもペンデュラムを?確かに宝玉と相性はいいけど...」

花陽「ううん。『相性が良い』んじゃなくて『宝玉そのものの』ペンデュラムだよ。まずはスケール5の『宝玉の先導者』を発動するね」

穂乃果「宝玉のペンデュラムカード!?」

花陽「ペンデュラムは、宝玉と違って手札に戻してもすぐ帰ってきちゃう。ただし、除外ならどうかな?速攻魔法『揺れる眼差し』!」

確かこのカードはレインボー・ルインのように枚数で効果が追加されていく。そしてカウントするのは

花陽「フィールドのペンデュラムを全て破壊。その枚数に応じて効果が増えていくよ。3枚だから...」

花陽「穂乃果ちゃんに500ポイントのダメージを与えデッキからPモンスター、2枚目の『先導者』を手札に加え、『ドラミング・コング』をゲームから除外してもらうよ」

穂乃果「たった1枚で穂乃果のフィールドが...!」

穂乃果LP1200

『除外返しだよ!』

...?


花陽「スケール2の『宝玉の守護者』とスケール5の『宝玉の先導者』をペンデュラムゾーンにセット」

花陽「『レインボー・ルイン』を発動!」

花陽「そしてスケール2の『守護者』とスケール5の『先導者』でペンデュラムスケールをセッティング!虹の架け橋は架かった、前進を恐れないで突き進んで!ペンデュラム召喚!来て、私のモンスター達!」

花陽「エクストラデッキから『宝玉の先導者』、手札から『ルビー・カーバングル』!『エメラルド・タートル』!」

花陽「『ルビー』、レインボーチャイム!2体の『サファイア・ペガサス』を召喚!」

花陽「デッキの最後の『ルビー』と『アンバー・マンモス』を宝玉にするよ」


花陽「『宝玉の先導者』は自身をリリースすることでデッキから『宝玉獣』、『宝玉』、魔法、罠、『究極宝玉神』のいずれか1枚を手札に加えることができる。私は『宝玉の恵み』を手札に!」

花陽「そしてレベル4の『サファイア』2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」

花陽「...漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!」

花陽「現れよ!ランク4!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンA2500

花陽「...おっと」 グラッ

穂乃果「大丈夫?ちょっと叫び過ぎじゃないかな?」

花陽「あはは、ついテンション上がっちゃって。このカードも久しぶりに戦えてワクワクしてるだろうから」

もちろん、あくまでイメージの話だろう。でもここまで声を荒くする花陽ちゃんは初めて見たな。

花陽「それにあと少し、あと少しで穂乃果ちゃんを倒せるから。『ダーク・リベリオン』の効果発動。ORUを2つ使い、相手モンスター1体の攻撃力を半分にしてその数値分、このカードの攻撃力に加える。トリーズン・ディスチャージ!」

ハンマーマンモA1300
ダーク・リベリオンA3800

穂乃果「っとと...」 ガタッ

花陽「穂乃果ちゃん?穂乃果ちゃんも少し盛り上がり過ぎちゃった?」

穂乃果「人のこと言えなくなっちゃったね...こういうところでも似ちゃうんだね」

今、誰かが穂乃果の中に入ってきた?いや、現実にそんなことが起こるのはきっとエジプトの遺跡とか怪しげな耳飾りを着けた時だけだろうけど、例えるならそんな感覚。

花陽「『宝玉の恵み』でさっきORUとして取り除いた2枚の『サファイア』を宝玉に戻すよ」

穂乃果「待ったぁ!穂乃果の逆転の架け橋も途絶えてはいない!チェーンして罠発動!『裁きの天秤』!」

穂乃果「穂乃果の手札とフィールドの合計枚数は5枚。花陽ちゃんのフィールドは3体のモンスター、2枚の『宝玉』そして『恵み』、2枚のペンデュラムカード、『レインボー・ルイン』の9枚」

穂乃果「よってその差分、4枚ドロー!」

花陽「空いたフィールドを逆手に取って大量ドロー...。やっぱり穂乃果ちゃんはこの程度のピンチでは折れないんだね」

穂乃果「引くカードがある限り、穂乃果は諦めない!なんてね」

花陽「...かっこいいなぁ」ボソッ

穂乃果「?何か言った?」

花陽「ううん!何も言ってないよ...。穂乃果ちゃんが逆転を信じるのなら私はその上での勝利を信じます!」

花陽「『レインボー・ルイン』第4の効果で1枚ドロー」

花陽「レベル3の『ルビー』と『エメラルド』でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」

花陽「光を求め、遥かなる旅路を進んで、ランク3『彼岸の旅人ダンテ』!」

ダンテA1000

花陽「『ダンテ』は1ターンに1度、ORUを1つ使うことでデッキの上から3枚までを墓地に送りその数×500ポイント攻撃力をアップさせる。旅立ちの言葉!」

宝玉の守護者
アンバー・マンモス
トパーズ・タイガー

花陽「まだまだいくよ!『貪欲な壺』。墓地の『守護者』、『ブリリアント』、『サファイア』、『アンバー』、『ルビー』の5体を戻してシャッフル。2枚ドロー!」

花陽「...デッキは応えてくれるよ。『宝玉の契約』。宝玉状態の『ルビー』を解放!」

穂乃果「今日の最強カードはルビーとサファイアで確定だね」

花陽「ちょっと働かせ過ぎちゃったかな」

ちょっとどころの話じゃないよ。もし絆がなかったら確実にストライキが起こるのは必至だね。

花陽「『サファイア』の効果で『ルビー』、『コバルト』を宝玉化するよ」

花陽「バトルフェイズ、『ダンテ』で『ハンマーマンモ』を攻撃!」

この攻撃が通ったらライフジャストボーナスで負けちゃう!

穂乃果「バトルステップ!手札から『ジュラゲド』を守備表示で特殊召喚!」

穂乃果「ライフを1000回復するよ!」

穂乃果LP2200

花陽「巻き戻しだね。『ダーク・リベリオン』で『ハンマーマンモ』に攻撃、反逆のライトニング・ディスオベイ!」

穂乃果「ダメージステップに『ジュラゲド』第2の効果!リリースして『ハンマーマンモ』の攻撃力を1000アップさせる!」

ハンマーマンモA2300vsダーク・リベリオンA3800
穂乃果LP700

穂乃果「『補給部隊』で1ドロー!」

花陽「かろうじてライフが残ったようだね。でも次はそうはいかないよ。『ダーク・リベリオン』の攻撃、反逆のライトニング・ディスオベイ!」

穂乃果「まだだぁ!相手のダイレクトアタック宣言時!手札から『速攻のかかし』を捨ててバトルフェイズを終了させる!」

穂乃果「...ふぅ〜。補給部隊で引いてなかったらどうなっていたことか...」

花陽「耐えられちゃった、か」

花陽「もう少しだったのになぁ」

穂乃果「こっちはもう少しでやられそうになって背筋が凍る思いだったよお」

お互い枯れ気味の喉で話すのが何だか面白くて、思わず笑ってしまった。

穂乃果「ははっ...ああ、こうやって形は違うけど全力でぶつけ合えたのはいつぶりだろう」

花陽「遊びのつもりで始めたデュエルだったのになんか変な感じだよね。本気で穂乃果ちゃんを越えたい、倒したいって熱くなっちゃうんだもん」

花陽「もちろん、まだ私の本気は続いているんだけどね。魔法発動『レア・ヴァリュー』。穂乃果ちゃん。墓地に送る宝玉を1枚選んで」

穂乃果「『ルビー』を選ぶよ」

花陽「それと引き換えに私は2枚、ドローできる」

花陽「レベル4の『サファイア』2体でオーバーレイ、エクシーズ召喚!」

花陽「その牙は血塗られることでさらに輝く、『恐牙狼ダイヤウルフ』!」

ダイヤウルフA2000

花陽「『エクシーズ・ギフト』発動。『ダンテ』と『ダイヤウルフ』からORUを1つずつ取り除いてカードを2枚ドロー」

花陽「『トパーズ・タイガー』を召喚。『ダイヤウルフ』の効果発動。ORUを1つ使い私のフィールドの『トパーズ・タイガー』と穂乃果ちゃんの『補給部隊』を破壊する!」

穂乃果「確かにメインフェイズ1に使われていたら『かかし』を引けずに負けていたね...危ない、危ない」

花陽「こればっかりは結果論だからね...『トパーズ』は宝玉になる。そして魔法カード『死者蘇生』。墓地の『サファイア』を特殊召喚」

花陽「...効果は使わずにカードを2枚伏せてターン終了だよ」
手札1 ダーク・リベリオン ダンテ ダイヤウルフ ルビー サファイア
宝玉(コバルト、アンバー、トパーズ)伏せ2
P 守護者 先導者

T6 穂乃果

『サファイア』の効果を使わず2枚のカードを伏せたということはあの中に妨害カードが必ず入っているということ。

レインボー・ルイン第3の効果は2回発動できる。スケールもこの手札だと2回しか貼れずギリギリ枚数が足りない。あれだけ手札を増やしたのに全ては次のドロー次第...

穂乃果「穂乃果のターン、ドロー!」

『...何を怖がっている』

!!

誰?

『使うがいい、我が力を』

このカードは...よし!まずはレインボー・ルインの弾をなくす!

穂乃果「スケール3の『EMパートナーガ』をペンデュラムゾーンにセット!」

花陽「(手札には『先導者』の様に幅広いサーチ範囲の『ドクロバット・ジョーカー』があったね。しかもスケールも8と大きい。ここは...)『レインボー・ルイン』第3の効果で『ルビー』を墓地に送り発動を無効にして破壊する!」

花陽「『ピンチヘルパー』の時のようにモンスターを減らすことが目的かな?」

穂乃果「当たりだよ。これで後1回だね。『EMドクロバット・ジョーカー』を召喚」

花陽「(焦ってジョーカーをスケールにすることはしなかったか...)」

穂乃果「効果でデッキから『EM』、『魔術師』Pモンスター、『オッドアイズ』モンスターの内1体を手札に加えることができる」

魔術師、というカテゴリーについてはよくわからないけど穂乃果のデッキの潤滑油であることに違いはないね。

穂乃果「『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を手札に!」

花陽「(EMカードじゃない?まさかペンデュラムは...囮?)」

穂乃果「ただし...一気に2体、だけどね。手札の『ウィップ・バイパー』を捨て発動せよ!最強魔法、『超融合』!」

花陽「!!融合...しかもそのカードは...!うっ」

穂乃果「このカードに対してはいかなるカードの効果も発動できない。私が融合素材にするのは『ダーク・リベリオン』と『サファイア・ペガサス』!」

穂乃果「反逆の牙よ、宝玉の翼よ。世界を束ねる意思によって新たな力と姿を見せよ!融合召喚!」

穂乃果「野獣の眼光りし獰猛なる竜!『ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

ビーストアイズA3000

花陽「...よりにもよって超融合だなんて...」

穂乃果「私のデッキも答えたがっているようでね。手札から『融合』発動!」

花陽「今度は元祖融合...!」

穂乃果「私が素材にするのは『ドクロバット・ジョーカー』と手札の『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

穂乃果「希代の道化師よ。眩き光となりて龍の眼に今宿らん!融合召喚!出でよ、秘術ふるいし魔天の龍!『ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

ルーンアイズA3000

花陽「2連続融合召喚...」

穂乃果「そしてこれが最後の融合!魔法発動、『龍の鏡』!」

『...』

穂乃果「(よし、ここまで何のチェーンも無し!)」

花陽「(これ以上融合モンスターを並べさせるわけにはいかない...!)」

花陽「穂乃果ちゃん...分かるよ。この融合で穂乃果ちゃんのエースが来るって」

花陽「だから花陽も『エース』で対抗させてもらう!罠発動!『虹の引力』!このカードは私のフィールド、墓地に7つの輝きが全て揃った時、即ち『レインボー・ドラゴンの召喚条件を整えた』時に発動できる!」

花陽「世界が暗闇に包まれる時、七色の輝きが心を結ぶ架け橋となる!デッキより降臨せよ、『究極宝玉神レインボー・ドラゴン』!」

花陽「『ルーンアイズ』を呼び出す前に使っていればよかったのに。一手遅かったね」

穂乃果「花陽ちゃんのエースモンスター...」

これで花陽ちゃんのモンスターを倒しきることはできなくなった。...今、フィールドにいるモンスターだけじゃ、ね。




花陽「さらにチェーンしてこのカードも発動させます。罠カード『妖怪のいたずら』!」

花陽「相手モンスター全てのレベルを...このターン2、下げる!」

穂乃果「伏せカードは無効化系じゃなくて、レベル変動だった...?」

花陽「予想外って顔をしているね。効果は抜群だったかな?」

花陽「ランク4の強さ、怖さは花陽、よく知っている。それを封じるつもりで入れたんだけど...」

花陽「まさか思わぬところで決め手になるなんてね。ランク6のエクシーズまで入っていたら残念だけど」

穂乃果「...そこまでは枠がなかったよ。でもっ!墓地の『ドクロバット・ジョーカー』と『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』をゲームから除外!」

穂乃果「双色の眼に閃光宿る時、雷の如き咆哮が世界を包む!融合召喚!翼、広げよ、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」

ボルテックスD3000

穂乃果「『オッドアイズ・ボルテックス』の効果発動!特殊召喚に成功した時、相手の攻撃表示モンスター1体を手札に戻す!『レインボー・ドラゴン』を選択、プラズマウィング!」

花陽「穂乃果ちゃん。また忘れてるよ?『宝玉の先導者』のP効果!私の『宝玉獣』、そして『究極宝玉神』は相手の効果の対象にならない!」

穂乃果「...しまった!」

花陽ちゃんは私の動きを妨害するカードを伏せたんじゃない。
『確実にエースモンスターで止めをさせる』状況を作れるカードを伏せていたんだ...!

穂乃果「...バトルフェイズ!『ルーンアイズ』はレベル4以下を素材とした時相手モンスターに2回攻撃できる!『ダンテ』に攻撃!シャイニーバースト!」

穂乃果「『ビーストアイズ』、『ダイヤウルフ』に攻撃!ヘルダイブバースト!」

花陽「『レインボー・ルイン』の効果で戦闘ダメージを半減するよ」

花陽LP6750

穂乃果「『ビーストアイズ』がバトルで相手モンスターを破壊したとき素材にしたモンスターの攻撃力分のダメージを与える!『サファイア・ペガサス』の攻撃力は1800!」

花陽LP4950

穂乃果「ターン、エンド...」
手札0 ビーストアイズ ルーンアイズ ボルテックス

後一歩、届かなかった。
悔しいなぁ。

花陽ちゃんの言うように遊びというかコミュニケーションで始めた2人のデュエルなのに




T7 花陽

花陽「私のターン、ドロー」

花陽「今度こそこの攻撃でおしまいだよ。『レインボー・ドラゴン』で『ビーストアイズ』を攻撃!オーバー・ザ・レインボー!」

レインボー・ドラゴンA4000vsビーストアイズA3000
穂乃果LP0

こんなにも、心が締め付けられるなんて。

花陽win

穂乃果「...ふぅ」 バタン

カードには申し訳ないけどデュエルが終わってからすぐ、穂乃果はテーブルに突っ伏した。

穂乃果「ヒートアップし過ぎちゃった...」

花陽「少ないターン数だったけどお互いたくさん引いたり逆転したりされたりだったもんね」

穂乃果「終始花陽ちゃんのペースで進んでいたと思うけどね〜。はぁ、結局竜剣士も使いこなせなかったしなぁ」

テスターがどうとか言っていたけど結局、力の全てを出すことなく終わったデュエル。ちょっと未練が残っちゃうね。

花陽「でも最後の怒涛の3連続融合は『虹の引力』を引いていなかったら大変なことになっていたよ」

花陽「...分かってはいたけど穂乃果ちゃんは強いなぁ」

穂乃果「それ、勝った人が言っちゃう?...花陽ちゃんもびっくりするくらい強くなっていたんだね」

見上げる花陽ちゃんの顔は凛々しくて穂乃果に持っていないものを備えている、
冗談抜きに先輩、に見えた。

花陽「...私たち、魂で通じ合えたね」

穂乃果「...あ!」

花陽「ふふっ。今日は、穂乃果ちゃんのことをいっぱい知れた気がする」

花陽「1年間同じ目標を目指した仲間でも、まだ知らないところはたくさんあったんだね」

デュエル中とは全く別の柔らかい笑顔は

...あれ?この感じ、今までにも味わってきたような...

花陽「だから、今日、一緒に帰りませんか?穂乃果ちゃんと帰りたい、気分になったの」

穂乃果「...うん!」

【廊下】 絵里side

絵里「まさかスキャンダル現場を目撃できるとは思わなかったわぁ」

にこ「あんたはパパラッチか!...全く、ストーキングなんてそう何度もするもんじゃないわよ」

絵里「これが初めてよ、にこ。私はそんなこと好き好んでやる人間じゃないんだから」

にこ「あら、そうだった?なら、二度目がないよう気をつけることね」

希「そういうにこっちはストーキングのエキスパートだもんね」

にこ「ストーキングと尾行は別よ!」

にこ「って...いつまで茶番を続けるつもり?本題をさっさと済ませてしまいなさい。にこは付き合わされている身なんだから」

絵里「...そうね。これじゃあただこそこそ後輩を観察する危ないOGになってしまうわ」

絵里「今回のデュエルで竜剣士の覚醒は見込めなかった。馴染んではいるみたいだけどね」

にこ「オッケー。何事も急がば回れ、と言うものね」

希「最近は回り道ばっかやけどな」

絵里「『竜剣士』のブースターに当たるカテゴリーも2つ完成したしそろそろ進歩が欲しいところではあるわ」

希「穂乃果ちゃん本人に渡すわけにはいかんししばらくは現状維持ってところかな?」

にこ「座して待つのも考えものね。いつまでこんな、らしくないことし続けなければならないわけ?」

にこ「じゃあ、にこはそろそろ帰るわね」

絵里「あら。一緒に帰ってくれるんじゃないの?穂乃果と花陽みたいに和気あいあいと」

にこ「いつまでも家を空けてられないわ。アンタ達も夜の学校なんて何が出るか分かったものじゃないから早めに帰ることね」

にこ「じゃ...また」

希「うん、またね」

花陽、か。
あの子も隅に置けない子、いや、最初から隅に置いちゃいけない子だったわね。

穂乃果と花陽はお互い持っていない者を補えるリーダー。
太陽の太陽のような関係だから



絵里「...」

希「絵里ち...」

希「絵里ちは理事長の話、本気で信じるつもりなん?」

絵里「私も希もにこも、信じているからこそこうして悪趣味なストーキングしてるんでしょう」

にこの姿が見えなくなり、校舎にもう灯はほぼなく。そろそろ見回りの警備員に注意されそうな今。
希の声と私の吐息だけがやたらと大きく聴こえる。

絵里「何かあってからでは取り返しがつかないもの」

希「...にこっちの、こと?」

絵里「...そうよ。これ以上、私たちの日常を引っ掻き回されてはたまらないわ」

希「でもまだ、『そう』なってしまったとは決定したわけやないよ」

絵里「そうやって...目をそらし続けるから起こってしまったのよ」

絵里「希だって理解しているでしょ。その時まで穂乃果を、大切な仲間たちを守り続けるって」

希「うん...」

今、はまだ未熟だけど。来るべき日までにちゃんと...

希「ところで絵里ち、気になっとったんやけど...」

希「やっぱそのサングラス。センスないと思うんよ」

...

希 side

希「ち、ちょっと!暗い校舎の中にウチを1にん残さんとって!」

絵里「ふんっ!希なんてもう知らないっ!」

雰囲気を適度にほぐそう思ってやったんやけど暗いところが苦手な絵里ちが1人で帰ろう
とするほど逆効果だったかな。これは素直に反省

絵里「そこそこ気に入ってたのよ。あのサングラス」

希「そっちかいな!」

と、心配したウチが馬鹿だったみたいや。

絵里「大体、形から入るべきだと言ったのは希でしょ?合う合わないの責任は負わないと最初に言ったはずよ?」

希「じ、冗談やから。絵里ちのセンスは悪くないからぁ!」

疑り深〜い目でウチを見て、見て、見て。

絵里「まあ、次はもっとたくさんの人の意見を参考にすべきではあるわね」

希「またやるつもりなんかい」

絵里「冗談だとしてもセンス悪いって言われたまま引き下がれないわ」

変なところで絵里ちの生真面目さが発動してしまったみたいや。

希「自分のセンスを考えるのは学校を出てからでもええやろ?こんな暗いところ、何時までもいるのはごめんや」

絵里「そうね。久しぶりに2人で帰りましょうか。...にこもいたら嬉しかったんだけど」

ウチは穂乃果ちゃんを守りたくて、
絵里ちを心から信頼していて。
絵里ちが理事長の言うことを信じてやっているのならウチもそれに付いていくけれども、

『その時』が来るまで何も知らずに、騙され続けるみんな、にこっちや穂乃果ちゃんは

どうしたらいいんや...?

【希は葛藤している...】

花陽 side 帰り道

花陽「すっかり遅くなっちゃったね」

穂乃果「そうだね〜。お母さん心配してるかも」

花陽「私は連絡しておいたから大丈夫だよ」

穂乃果「なん...だと...?」

穂乃果「せっかく言い訳を一緒に考えてもらおうと思っていたのに!」

多分、本気で私に助けを求めるつもりだっただろうから。
変なところにも一生懸命な穂乃果ちゃんを見ていると笑顔が絶えないね。

花陽「言い訳だなんて、別に悪いことをしてたわけじゃないし...そこまで悩まなくてもいいと思うけど...」

穂乃果「うちの親はそこまで生易しくはないんだよー!」

穂乃果ちゃんの態度に問題があるんじゃ...とは突っ込まないでおこう。

花陽「うーん、じゃあ...」

穂乃果「考えてくれるの!?」

花陽「...リーダーとして現部長の小泉さんと会議が終わってからも『2人』で熱く議論を交わしていました...とか?」

少しのおまじないを添えて。

穂乃果「...それだよ!それ!ウルトラC的名案だね!」

花陽「ぅえ?逆に何で思いつかなかったノォ?」

喜んでくれて何よりなんだけどね。

穂乃果「やっぱり花陽ちゃんは頼りになるねぇ!」

『頼りになる』

頼っているのは穂乃果ちゃんじゃなくて私の方なのに。
穂乃果ちゃんに言われて満足とはちょっと違う、でもすごく満たされた、充実した感覚だ。

穂乃果ちゃんに『傍に居て欲しい』と思う気持ちは凛ちゃんの時に感じるそれとはまた別物で、なんて言うか、恥ずかしいような。

そんな穂乃果ちゃんに頼りになる、なんて言われたら...

花陽「これからも、もっと頼ってもらっていいんだよ?こんな私だけど...」

穂乃果「うん!するよ!だから花陽ちゃんがもしお母さんへの言い訳を考えなくちゃならなくなった時にガンガン穂乃果を頼っていいからね!」

花陽「なるべくそうせざるを得ない状況にしたくはないかな...」

穂乃果「うーん、宿題以外なら花陽ちゃんの助けになれるよ!」

頼れるのか、ポンコツなのか...

花陽「ありがとう」

花陽「...穂乃果ちゃん。いつでも頼れるように傍いるからね」 ボソッ

届いたのか届いていないのか、
穂乃果ちゃんはにこにこ顔で私の肩を優しく叩いてくれた。

【花陽の穂乃果に対する気持ちが変化した】

本日はここまで!

宝玉獣のチューナーモンスターまたはゼンマイシャーク持ちの宝玉獣を下さい(切実)

夏休み。暇になるかと思ったら映画にバイトにとむしろ普段より忙しいんじゃないかとすら思っています。

今回のデュエルはどうやっても花陽が勝つように上手くドローカードや少し気を緩めたら次々と飛び出てくる凶悪なランク4を出さないようにする状況作りが非常にキツかった。
原作版天よりの宝札も下さい(涙目

次世代アイドル研究部員のイベントについてですが
・フラグ4のキャラが2人以上になる
・会議で1度でも真姫を選択する。
・にこが来ない
・ことりの安価
が内容を大きく変える大体の要因でした。
結果は前話したルートBを曲解させたものに落ち着きました。

次回より『デュエルをする』コマンド(説明は>>136)を実装します。

最後に、次(5ターン目終わり)のイベントを決定する安価を行います。

【いつも傍に居るよ】 ありゆきフミコメイン
【久しぶりのトライアングル】ことほのうみメイン
【一難去って...】のぞえりにこメイン

>>223とします。安価下です。

では、また。次回は30日か8月3日辺りでしょうか。
確定したら告知します。

乙です のぞえりにこメイン

乙です。   ラスターPはドラゴン族なんで増援じゃ持ってこれないですよ

本日午後8時頃からの再会する予定です。

まもなくデュエルを再開するっ!
3ターン目までの間に変化のあったキャラクターの情報を更新します。

高坂穂乃果 【オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン、竜剣士ラスターP】
ついに真姫に告白された主人公。他の何人かのメンバーからも並ならぬ好意を抱かれ本人も勘付いてるもよう

園田海未 【1】【????】 【秘密1】【悩み】
穂乃果に自らの未練の一端を告白するものの最終的に穂乃果の、みんなの意見に合わせることに。感情を押し殺している...?

南ことり 【2】【秘密1】【嫉妬(小)】
夏の留学に行くことを決意した穂乃果の理解者。穂乃果と真姫の関係を誤解はあるが察して、応援したい模様。

西木野真姫 【4】【????】【秘密1】 【告白】
穂乃果に自らの想いを告げた一番乗り。本人は気づいていないが一部のメンバーの注目を集めている。

星空凛 【2】 【秘密2】 【よからぬ気持ち(小)】
夢から覚めた穂乃果を最初に迎えた子。真姫の告白の一部始終を見ていて何やらよくない感情が渦巻いている...?

小泉花陽 【3】 【ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン】【秘密1(今回のデュエルで迫ります)】
凄まじい勢いでフラグ第2位に漕ぎ着いた部長。
穂乃果とデュエルを交わすことで穂乃果へ向ける感情がかわった。

絢瀬絵里 【3】 【????】
希、穂乃果とコロッケ屋で久々の再開を果たした元生徒会長。穂乃果を守りたいという感情に目覚めるか...?

東條希 【????】【葛藤】
疲れ気味の穂乃果を見て、穂乃果のこれからの運命を知っていて、穂乃果を守りたいと決心する。が、絵里と感情がすれ違いそうで...

矢澤にこ
この世界でもまた何か色々知っている様子で今度は絵里や希とも行動を共にしているようだ。
だが、騙されている...?

高坂雪穂【2】【嫉妬(小)】
ことり程は行かなくても穂乃果と真姫の関係の進展を察していて妹ごころなのかそうでないのか嫉妬の気持ちを抱いている。

こんな感じでしょうか。ちなみに沢渡を召喚したことで遊矢を召喚する条件が出現しました。

条件?それはもう簡単です。
では、もう少しお待ち下さい。

穂乃果「うーん...はっ!今日は月曜だというのに、早起きできてるっ...?」

自分自身のことなのに戦慄しているよ。
これは天変地異の前触れ!?

雪穂「お姉ちゃん!そろそろ起き...うん?これは...おかあさーん!お姉ちゃんが起きた!」

そんな、クラ◯が立った!みたいな。彼女、確かその前にも一度立ち上がってたような気がするけど...

二度寝するつもりだったけどここまで騒がれると何かイライラしてきちゃった。
ええい、今日は雪穂よりも速く準備を終わらせてやる!

【ダイニング】

穂乃ママ「昨日、長く学校に居たから平日だと錯覚していたんじゃない?」

雪穂「これから毎週日曜は学校に行こう!」

穂乃果「...そろそろ補習で嫌という程通うことになるからあまり必要のない親切だったね...」

穂乃ママ「あ、そうだった。穂乃果、ちゃんと補習プリントは提出したんでしょうね?」

穂乃果「う、うん。今日、出すよ?」

穂乃ママ「コピーは取っているから無くしたといって受講内容を偽装しなおす、なんて姑息な真似はできませんからね?」

うっ、去年あまり無い知恵を絞って出した妙案がもう使い物にならなくなるとはっ

穂乃ママ「昨日遅くまで外にいたのに寝坊しなかったことは良いことね。これなら普段早起きするのも何も難しくはないわよね?」

穂乃果「何事にも例外というものは...」

穂乃ママ「例外は、ない」

雪穂「だよね?お母さん」

穂乃果「う〜」

目覚ましを新調しようかな...

穂乃果「目覚まし〜...個性的なものが多くて目移りしちゃうな...」

先生「...では授業を終わるぞ。明日、小テストだから、さっき言った範囲はしっかり復習するように。...起立!」


!?小テスト?やばっ聴いてなかった。
黒板に...書いてない!
口頭でしか伝えない面倒くさい教師のテンプレか...っ!

【昼休み】

穂乃果「海未ちゃん!範囲教えて!」

海未「私は未来を見通す能力でも手に入れたのでしょうか。一致し過ぎて怖いくらいです」

ことり「あ、私、お母さ、理事長に呼び出されているから2人は先にご飯を食べちゃっていいよ」

穂乃果「うん!怒られたら慰めてあげるよ」

海未「穂乃果ではないのですから」

ああそっか。怒られるとしてもお家でだね。

海未「誤解していませんか...?」

ことり「海未ちゃんって穂乃果ちゃんのことになるとエスパーになるよねぇ。じゃあ行ってきます!」

食事は帰りにパンでも買ってくるから、と言い残してことりちゃんは教室を出て行きました。

穂乃果「親子ゲンカじゃないとなると本当に何の為に呼び出されたんだろう?」

海未「......」

穂乃果「どうしたの?海未ちゃん」

海未「世界中の人間がみんなことりか穂乃果なら私は超能力系のテレビ番組に出演できるのではないでしょうか...?」

今のは突っ込み待ち、なのかな?

反応に困る...

...

さあ、昼休みだよ!どこに行こう。

>>229

教室に残っとこう ( 海未、雪穂)
2年生の教室に行こう (凛 花陽)
1年生の教室に行こう (亜里沙 雪穂)
生徒会室に寄ってみようかな (絵里 フミコ)
音楽室に行こうっと (真姫 亜里沙 凛)
屋上に登ってみるかな (真姫 海未)
理事長室に行ってみよう(にこ、ことり)
中庭にでも行くかな?(希、フミコ)

元3年生組は授業が午前終わりとか無い日とかテスト期間中だと考えてください。安価下です

【神様のご加護は切れています】

音楽室

人物...と書き忘れていましたが学校とお出かけイベントは書かれている全員に会うことにします。
これでフラグが貯まるスピードがあまりに速すぎたらまた戻します

【音楽室】

穂乃果「音楽室に行こうっと!」

海未「では、私は教室に残っておきます」

穂乃果「?一緒に来ないの?」

海未「日直の仕事を終わらせなければならないので」

ああ、今日海未ちゃん日直だったね。

穂乃果「でも職員室に寄るでしょ?」

海未「音楽室とは逆方向ではありませんか。...別に嫌がっているわけではありませんよ。ただ」

?何か言おうとしているみたいだけど急に黙り込んじゃった。

海未「...いえ、私も仕事が終わり次第音楽室に顔を出してみましょうか」

穂乃果「うん!よかったら来てねー」

そういえば、週末にも。
似たようなことになったような。
最近、ちょっと遠慮してる?

フラグのカウントですがやはりフラグ判定の時に判定を行いたいキャラを1人指定して下さい。すいません。

音楽室の近くに来ると、
いつものピアノが聴こえてきた。
今日は愛してるばんざーい!じゃなくてきっと青春がきこえる、だね。

穂乃果「やっほー、真姫ちゃん。来たよ!」

真姫「穂乃果!やっぱり来てくれたのね」

やっぱり?穂乃果の行動パターンが読まれてる?

亜里沙「真姫さんが月曜のお昼休みは絶対穂乃果が来るってずっとピアノを弾き続けていたんです」

穂乃果「?そうだっけ?」

何回かは行ったことあるけど、習慣になるほどだったかな?

凛「真姫ちゃんはロマンチストだからにゃー」

真姫「ち、ちょっと!私に許可なくベラベラ喋るんじゃないわよ!」

凛「でも心から嬉しいんでしょ」

真姫「ヴェッ...」

凛「お姫様になってみるのも悪くないよ」

穂乃果「真姫ちゃんがお姫様かー!」

きっとそれはそれは優雅な、長〜いドレスも難なく着こなしちゃうプリンセスなんだろうな。

亜里沙「khorosho...まさに絵に描いたようです」

真姫「そっそこまで持ち上げなくてもいいでしょ!」

うー!と唸ってから、
真姫ちゃんは少し乱暴な...素振りだけを見せてピアノを弾き始めました。

弾いた曲は...>>233

1 輝夜の城で踊りたい
2 Love wing bell
3 もぎゅっとLoveで接近中!

ゾロ目なら代わりに...

寝てました。
いったんageます。
>>234とします

1

【輝夜の城で踊りたい】

『夜空を切り取るレーザービーム』

『私とみてよ』ニャッ

『私は赤い薔薇の姫よ』

『優しくさらわれたい』

『眠らぬパッショネイ!』デショッ

『明日は明日の風が吹くの』だよねっ

『私は黒い薔薇の姫よ』

『激しくさらわれたい』

...

穂乃果「改めて歌詞を見るとこれ、ものすごい歌だよね...」

亜里沙「黒い方はアグレッシブな肉食系ということですねっ」

凛「ライブをする時はきっと1番と2番で衣装が変わるんだにゃー!」

真姫「ことりが過労死するわよ...海未って自分では破廉恥破廉恥言うけど作詞ではかなりの情熱家じゃない」

凛「lily whiteでは花も恥じらう曲をたくさん作ってくれるけどにゃ」

穂乃果「花も恥じらう...?」

一部、要審議の曲があるような。

亜里沙「色々な一面が出てくる曲作りは楽しそうです!」

穂乃果「おぉ、亜里沙ちゃん作詞に興味あるの?」

亜里沙ちゃんが制作班になってくれると3年生としては悩みが一つ解決して嬉しい限りだよ。

真姫「あら、亜里沙は作詞ではなく作曲向きじゃないかしら?」

穂乃果「亜里沙ちゃんが作曲?」

凛「真姫ちゃんの言う通り作曲者ってオーラが亜里沙ちゃんからは出てるにゃー...真姫ちゃんと亜里沙ちゃんって何だか、似てるからね」

多分見た目の話じゃなくて雰囲気の話だね。
...言われてみれば。

亜里沙「そう、なのかなあ?作曲者のオーラ、かぁ...」

穂乃果「うんうん。将来有望だよ!」

亜里沙ちゃん。満更でもない顔してる。
実は家で雪穂と亜里沙ちゃんが曲作りの勉強をしているの、見ちゃったんだよね。

亜里沙「えへへ...ありがとうございます」

亜里沙「そうだ、似てるといえば」

亜里沙「穂乃果さんと凛さんもよく似てますよね?雪穂に怒られるかもしれないけどまるで姉妹みたいです」

姉妹...

凛「穂乃果ちゃん。そんな真面目な顔して見つめないで欲しいにゃあ...」

穂乃果「いやぁ顔とか似てるかもって思って...」

真姫「雰囲気や性格、頭の良さまで似通っているものね」

穂乃果「一言余計!」

凛「穂乃果ちゃん!?それは裏切りの台詞として受け取られることになるよ!?」

亜里沙「同盟まで結ぶ仲だっんだ...」

真姫「亜里沙はもちろんこっち側よね?」

頭をトントンする仕草が嫌みにしか感じない。

亜里沙「えっ?うーん、中間テストは良い点数でしたよっ!」

真姫「やっぱり私と亜里沙は似てるわね」

凛「ドヤ顔せんでよろしいっ!」

...

亜里沙「昼休みもあと少しで終わっちゃいますね...」

真姫「体感的には5分くらいだったわ。誰かさん達がわちゃわちゃしてくれていたおかげで」

穂乃果達は動物園の動物じゃないよ!

真姫「希がいるなら今日の1番のシャッターチャンスは見つめられた凛ちゃんのテレ顏やねって恍惚な笑みを浮かべながらシャッターを切るんでしょうね」

亜里沙「さらにシャッターチャンスを増やしていくスタイル!さすが希さんです!」

凛「そそれなら!穂乃果ちゃんが来た時の真姫ちゃんだって写真にしたら高値で売れるくらいのテレ顏してたにゃ!」

穂乃果「お姫様みたいって言われた時もだね!真姫ちゃんはまさに『赤い薔薇の姫』だもん!」

真姫「ね、ねぇもう互いの傷を抉り合うのは止めましょう」

亜里沙「傷?何のことですか?」

真姫「(亜里沙...絵里以上の強敵にもなるのかしら...?)」

フラグ判定>>237

フラグ判定を行いたいキャラ名(ここにいるキャラ)を添えて下さい。
また、デュエルをしたい場合はそこに「デュエル」という文字も添えて下さい。

今回は同じ場所に複数人いるので、

フラグ判定を行いたいキャラ名+デュエル+デュエルしたいキャラ名

とするのも可能です。

次回の更新は多分土曜か日曜のどちらかになります。
安価下とします。

さて、旅のしおりを取ってくるか。

真姫

こっちの説明し忘れですが真姫はもうフラグ4でマックスなんですよね...なので告白の判定。

残りターン数(このターンも入れて)4
残りフェイズ数(このフェイズも入れて)3

ことり補正(真姫の穂乃果への告白が少し楽になる。詳しくは3ターン目)で

残りターン数4(+1=5)
残りフェイズ数3(−1=2)

とします。
コンマの中に2〜5があった場合告白成功。今のコンマだとその条件に適っているのですがそれでもいいでしょうか?
yes or noでお願いします
>>240

yes

【yesを選択...】
【凛はよからぬ気持ち(小)を抱いている...】
【この告白は成功→真姫にとっては+】
【でも凛にとっては?】

真姫「...そうね。1年生はここから教室まで遠いし、早めに戻っておいた方がいいわね」

亜里沙「はい!...その、真姫さん。今度、作曲、教えていただいてもいいでしょうか!」

真姫「もちろん。...ただ私はお姉さんみたいに分かりやすく教えられるかどうか不安だけどね」

亜里沙「いえ、絶対付いていきます!では、また放課後に!」

真姫「ええ」

凛「まったねー!」

亜里沙ちゃんは上品にお辞儀をして部屋を出て行った。
絵里ちゃんに似たのかどうか行動の一つ一つから「上品さ」が滲み出ているね。

凛「じゃ、凛も次の数Ⅱの授業、ここから遠い場所だから先に失礼するねっ」

穂乃果「うん!じゃあまたね!」

凛「は〜い!」

凛ちゃんは常にネジを巻かれている玩具って感じかな?身体を使って楽しいを表現してる。

真姫「...これで、二人っきりになれたわね」

穂乃果「...?」

言われるまで、気付かなかった。

今、私は。

高坂穂乃果は。

自分に想いを伝えてくれた大切な娘と面と向かって、

真姫「全て計算通り」

真姫「なーんて、気品よく笑いながら言ってみたかったけどね」

真姫「実際は届くか分からない神頼み。変数ばかりの式だったわ」

何時方程式なんだろう?って野暮な疑問が浮かんでいるのはきっと

今から穂乃果がしようとしていることのため
脳みそが熱くなりすぎないよう冷却装置になってくれているんだね。

真姫「でも、奇跡的に。全ての変数を消去して綺麗な解に導けた」

真姫「...後はあなたの方程式と照らし合わせて」

真姫「=、で結べるかどうか、よ」

真姫ちゃんは...

真姫ちゃんは、そう。やっぱり『赤い薔薇のお姫様』

ただちょっとデリケートで臆病なという冠を付けた。

穂乃果はプリンセスを優しくさらう、


真姫「...もう分かるでしょ?」

真姫「待ってたから...」

穂乃果「...うん」



穂乃果「ぜーんぶ、一致してるよ」



王子様に。

真姫「穂乃果」

真姫「 」

穂乃果「はい、私も」

分厚い物語から分かれた小さなサイドストーリー。

きっと本編に負けないハッピーエンドが待っているから。

【真姫と穂乃果は恋人になった】
【凛同様、次の段階へと進むチャンスが増えた】
【穂乃果が真姫に対するマイナスな感情を抱きにくくなった】
【5ターン目のお出かけイベントがデートにランクアップした】
【??のイベントA→海未のイベントB】
【ことりのイベントが6ターン目にセットされた】

ごめんなさい。穂乃果の王子の部分、本来はナイトにするつもりだったのですが雰囲気は出てるのでよしということで...

凛 side

輝夜の城で踊りたいには2組のカップルが登場する。

もし、真姫ちゃんがこのままずっと『赤い薔薇の姫』でいてくれるなら。

凛は『黒い月のナイト』にでもなってみるかな。

これはある意味好都合。

狩られる子猫はパンサーちゃんに成長するんだにゃ


【よからぬ気持ち】
【凛の秘密に迫りやすくなった】

本日はここまで!

さて、ついに恋人を作った穂乃果ちゃんですが。
もちろんお構いなしにフラグ4になったら告白フェイズは訪れます。当然厳しくなりますがね。

【よからぬ気持ち】は海未の悩みと大体同じ性質で穂乃果一人の力ではどうにもならないため複数人いるエリアや悩みを解決(又は聴くことの)できるかもしれない人物に穂乃果が会いに行く、魂を通わせる手段を取るなどが解決に近づく手段となります。
二度目になりますが似ています。

次回の更新は多分週明けでしょうか。また告知します。

では、また。
マジェスペクター、ハラショー...

乙です

ちょっとだけ再開。

花陽「では、今日はここまで。みんな、お疲れ様」

『お疲れ様でした!』

...

はわわわわ...

今日はもうずっと心ここにAーRISE、おっとあらずだよ。

海未「穂乃果、今日は何か考えごとをしている時間が多かったですね」

やばっ!

穂乃果「うん。雪穂達をどうプロデュースしてくか、とか、今度の部活報告会どうしようとかね」

真姫「部長じゃなくても生徒会長だから参加しなくちゃならないのね」

凛「そろそろ引き継ぎも探さなきゃだろうし大変だにゃ〜」

穂乃果「後は、英語の小テストどうしよう!とか」

海未「きっとそれが半分を占めていますね」

穂乃果「失礼だなぁ4割だよ!」

ことり「あまり変わらないんじゃあ...」

ことりちゃんと海未ちゃんの視線が辛い...
これじやあますます穂乃果がダメな子だと後輩たちに認識されちゃうよ。

海未「ですが進歩したのはまだ小テスト1週間前だというのに悩めていることです。今までは当日になって初めて慌てだしていたので」

真姫「大きな進歩ね、穂乃果」

穂乃果「真、真姫ちゃん...」

や、やばい。真姫ちゃんが笑うだけで穂乃果の色々な機能がe・ラーを起こしてる。

花陽「凛ちゃんも、穂乃果ちゃんを見習わないとね」

凛「ぎくっ!かよちんそれは一言余計ってもんじゃあないかにゃー?」

亜里沙「雪穂も化学基礎の原子記号の再テストがあるんだよねー?」

雪穂「1点足りなかっただけだしー!」

真姫「これは園田ぐんそ...先生の出前授業が必要になりそうね」

海未「真姫。一度言いかけたことは最後まで言い切りなさい」

対して真姫ちゃんはいつも通り。ちょっと穂乃果に対する言葉に棘がなくなった?ってくらい。
変数がどうとか言ってたけど絶対お世辞だよね...

さて、今日は部活も早く終わったしどっか寄りながら帰れるかな?

>>247

穂乃果以外のここにいるキャラを1人選んで場所を指定して下さい。
場所名の隣はそこで出会うことになるキャラです。

神田明神 沢渡
UTX あんじゅ(AーRISE登場)
商店街 にこ
穂むらに直帰 絵里

ことり UTX

穂乃果「ことりちゃん!一緒に帰ろう!」

ことり「うん!いいよ」

真姫ちゃんと帰るといきなりデートみたいになって。
もちろんそうすべきだって言う人も多いだろうけどとても冷静を保っていられそうにないから...答えた時みたいにゆっくり、順を追って進んでいきたい。

じゃあ何でことりちゃんを選んだかというとやっぱり心が落ち着くからかな。

穂乃果「海未ちゃんは...」

ことり「弓道部に顔を出してくるって。ここ数日行けてなかったみたいだから」

穂乃果「そーなんだ」

部活の掛け持ちができる海未ちゃんはすごいよな...

ことり「お土産に穂むまんでもプレゼントしてあげたら?最近新商品を開発中なんでしょ」

穂乃果「あれ?バレてた?」

ことり「ことりに隠し事できると思う〜?」

穂乃果「難しいねぇ〜...」

今日の昼休みのこともきっとすぐに見透かしちゃうよね。

【帰り道】

穂乃果「あれ?ここってUTX」

ことり「そうだよっ。最近UTXに用事があって自然とここを通るようになっちゃって...」

穂乃果「用事?そういえば沢渡君と話してたのもUTXだったね」

ことり「うん。お母さんが留学についてなら私よりUTXに尋ねた方がいいだろうって」

穂乃果「ほ〜、着々と準備を進めているんだねぇ」

去年は割と急な話だったみたいだからね。

ことり「今日は特に無いんだけど...習慣付いちゃって」

穂乃果「ああそれ分かる!」

あんじゅ「ハロー。お二人さん、お久しぶりね」

ふと突然に声をかけられる。振り返ると...

穂乃果「あんじゅさん!お久しぶりです!」

あんじゅ「個人としてもAーRISEとしてもまたあなた達に会いたいと思っていたところなの。UTXに寄ってから音ノ木周辺を回ろうとしていたところに運が良いわねぇ」

穂乃果「じゃあつまり英玲奈さんとツバサさんも来てるってことですね」

あんじゅ「そうよ。時間があるならUTXでお茶していかない?」

ことり「良いんですか?嬉しいです」

あんじゅ「こちらこそ。さ、上がりましょ」

UTXの中に入るのも久しぶりだなぁ。

【UTX】

あんじゅ「ちょっと待っててねぇ。もう2人とも戻ってくるはずだから」

あんじゅ「そこに置いてある本も読んで構わないわ。ただ私としては2人の近況を聴きたいところなのだけどねぇ」

穂乃果「近況報告、ですか...」

あんじゅ「μ'sが解散してからの情報、入ってこないんだもの」

まだ新学期が始まって時期が経ってないというのもあるけどあの時ほど急いで、燃え上がってたわけじゃないからね。

ことり「はい。今は穂乃果ちゃんの妹の雪穂ちゃんと絵里ちゃんの妹の亜里沙ちゃんのデュオを私たちでプロデュースしていってます」

あんじゅ「なるほど...マネージメント業を始めたのねぇ」

組んだ足を何度か組み替えるのは癖なんだろうけど一回一回がやたらと色っぽいよね。
希ちゃんといい勝負ができそう。

あんじゅ「その言い方ではアイドルは...

英玲奈「やあ、よく来てくれた。久しいな」

ツバサ「南さん、穂乃果さん、会えて嬉しいわ」

穂乃果「英玲奈さん!ツバサさん、お久しぶりです!」

ツバサ「待たせてしまってごめんなさい。後輩につかまっちゃって」

TVでも人気なんだもん。母校で何もないはずないもんね。

英玲奈「ツバサ、あまり強引な方法を取るものじゃないぞ」

ことり「強引な方法?」

英玲奈「ああ、聴いてくれ。溢れる後輩たちの前でツバサは両手を広げ...」

【GXの大量発生オブライエンを振り切るアニキをイメージして下さい】

ツバサ「ちょっと」

英玲奈「なぜ止める?ここからが面白いと言うのに」

小首を傾げる英玲奈さんなんて普段じゃ見れない激レアなシーンだよね。
きっとAーRISEの間ではよくあることなのかもしれないけど。

あんじゅ「2人とも、私たちの漫才はステージで見せましょう」

穂乃果「お笑いをするんですか!?」

英玲奈「そうだ。このご時勢、アイドルといえど多種多様の芸を持ち合わせておく必要がある。特に漫才は今、最もトレンドとなっているぞ」

ことり「なるほど...勉強になります」

ツバサ「真面目な顔して嘘を垂れ流すのはいい加減よしてもらえるかしら」

おデコを見せるヘアスタイルのせいか怒っているのが分かりやすい。


英玲奈「む...今からが良いところだったのに」

英玲奈さん、拗ねてる?

あんじゅ「ごめんなさいねぇ。英玲奈ってば実はAーRISEイチのお喋り好きなの」

穂乃果「そうだったんですか!?」

ツバサ「まあ、驚くのも無理はないわね」

ことり「びっくり...」

英玲奈「私も、君が面白いくらいに信じているのを見て、驚いたぞ。私の勝手なイメージでは南ことりは些か黒い部分を持っている女、だったからな」

ことり「そんなぁ!私はμ'sきってのピュアガールですよ!」

ツバサ「と、言っておられますが幼馴染の穂乃果さん?どうでしょう?」

穂乃果「うーん...」

ことりちゃん、ゴメン!

穂乃果「否定はできない、かな?」

ことり「ピィッ!」

あんじゅ「能ある鷹は爪を隠すものねぇ」

そのたとえは言い得て妙だね。

あんじゅ「ふふっ良かった。私たちいざ、μ's...ごめんなさい、元μ'sの方々に会って気まずくなったらどうしよう、と不安に思っていたの」

穂乃果「AーRISEの皆さんでもそう思うんですね」

ツバサ「私達もつい最近まで女子高生していた身、だからね。でも2人とも変わらない笑顔で楽しく話せて良かったわ」

ことり「いえいえ、こっちも完成度の高い小噺を見せてもらって

ツバサ「だからそれは全くもって事実無根の話だからね」

どうしてそこまで必死になって否定するんだろう?

ツバサ「これならスムーズに本題に入ることができるわ。あんじゅと少し話したかもしれないけれどラブライブが終わり、新年度以降のお互いの近況報告」

『その言い方ではアイドルは...』

英玲奈「私としてはAーRISEの活動は一度くらいTVやラジオで目にする、耳にする機会があっただろう...あったと信じたい」

ことり「何で最後自信が...」

英玲奈「だから君たちから話して欲しいところだが」

穂乃果「ええ、でも考えてな...」

あんじゅ「あら?リーダーたる高坂穂乃果ならアドリブのトークくらい大したものじゃないでしょう?」

...困ったなぁ。何を話そう?

>>252

1恋愛の話
2友情の話
3将来の話
4歌の話

本日はここまでとします。次回もなるべく早めに更新します。

乙です 4

しばらくの間はこうして安価が最後に来るストーリーを少しずつ投下していく形になると思われます。

【歌の話】

穂乃果「私、今歌を作る勉強をしているんです」

あんじゅ「へぇ、作詞?作曲?」

穂乃果「両方手をつけているんですけど...難しいですね。英語や数学がもうひとつ増えたみたい」

ツバサ「ふぅん。敢えて今始めたのかしら?」

ツバサさんの言葉の意味をあまり回らない頭で考えてみる。

ことり「敢えて?」

英玲奈「ああ。μ'sが解散し、最後の1年を迎えた去る者となる高坂穂乃果が今取りかかるとはな。何かきっかけでもあったのか?」

穂乃果「きっかけ...」

穂乃果「妹達に教えられるように、かな?」

ツバサ「そう?私にはとてもじゃないけどそうは見えないけど」

穂乃果「えっ?」

いきなり論破された!?

ことり「分かるんですか?穂乃果ちゃんが嘘を吐いてるって」

しかもことりちゃんにも気付かれてた!

ツバサ「その顔は私の名推理は当たっていたのかしら?」

あんじゅ「いや、ただのハッタリかカンねぇ」

ツバサ「ちょっとあんじゅ!」

ツバサ「その顔は私に呆れたのかしら?」

穂乃果「...」

海未ちゃんに負けず劣らずツバサさんは表情豊かな人だと分かった

ツバサ「ま、まああんじゅの言う通りちゃんと説明できる根拠はないわ」

ツバサ「天啓ってところかしらね?」

ことり「ドヤ顔で言われても...」

ツバサ「でも本当にさっきの穂乃果さんは真実を言っていないと直感が告げたのだからそれ以外に説明しようがないわ」

英玲奈「当たってなかった時のフォローを先程まで考えていたところだったのだが、必要なかったな」

キャラ作りじゃなくて天然がもうコントみたいになってるよね。

ツバサ「英玲奈の心配も杞憂で終わったことだし話してくれるかしら?本当のこと」

穂乃果「...」

隠すつもりは全くなかった、とは言わないでおこう。じゃあ何で嘘を...って突っ込まれると説明できる自信、ないし。

穂乃果「ツバサさんには隠し事できませんね...」

ことり「天啓なら上手くても下手でも関係ないもんね」

ツバサ「南さんそれは私への挑戦と受け取っていいのかしら」

ことり「穂乃果ちゃん、ことりも聴きたいな」

ツバサ「そういう態度が黒いと見られるのよ...」

あんじゅさんがツバサさんの靴を踏んだのを穂乃果は見逃さなかったよ。

ことり「穂乃果ちゃんが歌作りを学ぶ理由」

穂乃果「...」

穂乃果「μ'sには海未ちゃんという素晴らしい作詞家、真姫ちゃんという魅力的な作曲家がいます。でも、任せっぱなしにはできない」

あんじゅ「(魅力的、ねぇ)」

英玲奈「負担をかけたくない、という回答なら恐らくツバサは首を縦に振らないだろうな」

穂乃果「はい。ですがもちろん、今更だけどそう思います。...それ以上に納得できなくなったんです」

穂乃果「頼りっきりの自分が情けなくなって。気づけなかった自分に後悔して。今まで応援することしかできなかったから」

上手く説明できているかどうか分かんないけど

ツバサ「あなたほどのリーダーとしての素質がある人が、ね...見かけによらずストイックなのかしら?」

穂乃果「ストイックか、と言われると私でもよく分かりません。ツバサさんの言葉を借りるなら、天啓、でしょうか?」

穂乃果「いつも傍にいる人の大切さに今になって気がついたんです」

穂乃果の力を必要としてくれる人がいる。
穂乃果の背中を押してくれた人がいる。
穂乃果を元気にしてくれた人がいる。
改めて穂乃果の傍にいたい、と告げてくれた人がいる。

そして、穂乃果のことを『好き』と言ってくれた人がいる。

穂乃果「少しでも私が恩返しができたら、なんて。自己満足かもしれないけれどこれ以上後悔したくもない」

穂乃果「これが私が歌を勉強しよう、と決意した理由です」

言い終わって気がつく。
これすっごい恥ずかしい!

ツバサ「......」

ツバサ「ふぅ」

うわぁ。重くしすぎたかな!?せっかく貴重な時間を割いてお茶会に呼んでもらってるというのに!

ツバサ「良かった。私の心配も杞憂に終わったみたい」

ツバサ「μ'sがμ'sでなくなって悪い言い方だけどくすぶってしまったんじゃないか、と不安に思っていた部分があるのよ」

ツバサ「実はあんじゅだけの時の会話も最後だけはギリギリ聞こえていたの。妹さん達のスクールアイドル活動をマネージメントする、だっけ?私の勝手な望みだけどアイドルを続ける道を選択しなかったのは残念」

残念。
私たちの決めたことに対して未練を持っているのは
昨日の海未ちゃんだけではなかったんだね。

ツバサ「でも新しい道でかつてと変わらず頑張り続けていてくれている、と知って安心したわ。頑張っている穂乃果さんは輝いていると決まっているもの」

ことり「ツバサさん、随分穂乃果ちゃんのことを気に入ってるようですね」 ニコニコ

ツバサ「み、南さん?今度は何かしら」

ことり「幼馴染としては穂乃果ちゃんのファンが増えるのは喜ばしいことですよ?」

穂乃果「ふ、ファン!?」

英玲奈「そうだな。ツバサはいつも寝る前に高坂の写真にお辞儀するほどだからな」

穂乃果「そうなんですか!?そんな、ツバサさんともあろう人が私に頭を下げるなんて...」

ツバサ「まさかボケとかなしに本気で思ってる?これは英玲奈とあんじゅと南さんの陰謀よ。頼れる仲間が私たちを嵌めようとしているのよ!」

裏切りがどうとかいう会話、どこかで聞いたことあるような

ツバサ「...と狼狽えている私の方がボケに見えるのよねぇ...はぁ辛いわね。でも南さんの言うようにラブライブ以来私は穂乃果さんのファンになってしまったのかも」

ツバサ「私にとってのアイドルであるあなたが私と同じで曲作りの道を志してくれるなんて光栄だわ」

穂乃果「わわ、アイドルなんて...!」

ことり「(2人して...)」小声

あんじゅ「(罪な女よねぇ...)」小声

英玲奈「(全くだ)」小声

ツバサ「しばらくUTXの宿舎を借りることになるから良ければ一緒に勉強しない?」

穂乃果「勉強?ツバサさんと一緒に?」

ツバサ「ええ。でも、無理にとは言わないわ。あなたの気が向いた時にUTXに来て呼び出してくれれば出来る限りすぐに応答するから」

ツバサさんのスケジュールはどうなっているんだろう?
という悩みをあんじゅさんは察したのか、気にしないで、と微笑んだ。

ツバサ「せっかくだから今日は第一回を始めましょう。3人も聞いて損はないはずよ」

ツバサさんはカバンの中から難しそうなカバーの厚い本を取り出し

穂乃果「やっぱり音楽の本格的な教科書となるとオーストリア?辺りの言葉で書かれるんですね...ことりちゃん、読める?」

ことり「穂乃果ちゃん。これは英語だよ」

穂乃果「...」

ツバサ「そうだったの!?」

英玲奈「何故お前まで驚く」

あんじゅ「英玲奈。ツバサの英語の得点は知っているでしょう?」

ことり「是非とも知りた

ツバサ「まぁただの日記帳よ、学院の購買で安かったから買ったの。曲のアイデアをメモしたり教科書を引用したりしてるわ。...ほら」

ことりちゃんを綺麗にスルーして開いたページには難しそうな文の代わりに意味があるのかないのか単語が不規則に羅列している。

ツバサ「そしてこれをまとめてワンフレーズの歌詞にしたのが...これ。1週間かかったわ」

穂乃果「たったこれだけで1週間も!?」

ツバサ「意外かしら?私も穂乃果さんに似て理論より感情論で動くタイプだとそこの漫才コンビに言われているけどいざ自分の胸の内を文にしようと机に座ると、途端にまっしろけになっちゃうのよ」

英玲奈「コンビではなくトリオ

穂乃果「分かります!私は文どころかどんな曲にしようか、全体のもやもやなイメージしか浮かんでないんですが...」

ツバサ「構わないわ。...良ければ見せてくれるかしら?私も見せたのだし、何てね」

海未ちゃんは自分のノートはみだりに他人に見せるものではありません!と度々注意してくるけど

穂乃果「もちろん!ちょっと待って下さいね。と言っても一曲しかないけど...」

穂乃果がツバサに見せた曲のイメージ
>>257
1 大サビの前のリズムの変化が特徴的な異国風の曲
2 駆け抜けるような明るい曲調の変化を喜ぶ歌詞の曲
3 終始綺麗なメロディが響く新しい未来の芽生えを感じさせる。

ゾロ目で...

2

また明日更新できたらします。多分AーRISEイベントは次の安価あたりで終了します。

分かってはいると思いますがこの3曲は全部トリオ曲となっております。

ツバサ「ほぉ...」

ツバサ「この変化、をいかに表現するか。それがキモになりそうね」

穂乃果「今思いついている候補は進級とか進学なんですけど...」

英玲奈「悪いとは言わないが競争相手がとてつもない数になるな...」

あんじゅ「う〜ん」

ことり「もっと『私たちの』身近なことで考えてみたらいいんじゃない?」

入学、進級も当てはまることだけどありきたりすぎるね...

ツバサ「あるじゃない、私たちスクールアイドルが待望する、素晴らしい変化が」

穂乃果「?」

あんじゅ「失礼ながらファーストライブの様子を以前拝見させてもらったわ。あの時...私たちを打ち負かし、最後にアンコールをもらえるほどのライブをする日が来る、なんて誰か予想していた?」

講堂を満員にさせる!とは高らかに宣言したものの...そこで止まっていたな。

穂乃果「...!!」

穂乃果「それだ!」

英玲奈「はやっ」

ババっと頭に落ちてきた雷。それはまさに天啓と例えられるものではないか。

穂乃果「...なんなんなんだ、とつぜん」

穂乃果「...いきなり人気者」

穂乃果「...ああ、まさかの大ブレイク...」

穂乃果「よしっ!」

あんじゅ「変化に戸惑っていそうなあたり生々しさを感じるわねぇ」

あんじゅ「はいっ。でもその変化に感謝して胸がいっぱいな様子を表したいです!」

私たちが学校を飛び出して走り出していく姿を。

これっきり新しい歌詞はどこからも降ってこなかった、けど何か掴んだ実感は得た。

『まだ、はやいわ』

『ここを切り抜けるのが先ね』

『スターなんですもの!』

!?っ

ツバサ「穂乃果さん?大丈夫?あんじゅに足でも踏まれた?」

穂乃果「いえ、力を入れすぎたら急にくらっと...」

あんじゅ「もしかして、昨日眠らずにノートと睨めっこしたり、してた?」

ツバサ「頭を使っていると時が経つのを忘れてしまうのよね。実は私も

穂乃果「いえ、昨日はぐっすり眠れました!」

ツバサ「...悩み抜いた末に寝落ちしてしまったのよ」

英玲奈「うん。真実ではあるな」

ベッドで寝ないと寝た気にはならないかな。
お昼寝にはちょうどいいってお父さんが高校試験の勉強中に言ってたような。

ツバサ「でもこの路線で固めて行けそうね。歌詞が思いつかないなら次はメロディーを...



ことり「(ありがとうって思う暇がないほど...)」小声

ことり「(?←HEARTBEAT...)」小声

ことり「...」

乙です

ことりちゃんと、AーRISEの皆さんと1冊のノートを囲んでそれぞれ思い思いの言葉を出し合って、

出尽くしたところで始まったのは練習終わりの帰り道のような他愛もない雑談だった。

英玲奈さんが手作りミルフィーユカツを練習していること、あんじゅさんがUTXのOG会のロシアンたこ焼きで一発目に当たりを引いたこと、ツバサさんが(知っていれば聴いたのに!)夕方のラジオ番組でMCのお笑い芸人さんを唸らせるほどの面白おかしいトークを披露してくれたこと。

舞台が『スクール』アイドルから『スクール』を引いた場所に変わってもAーRISE3人の仲は変わらない、とあんじゅさん。
どうやらAーRISEもラブライブが終わったら解散するかどうかという話が浮上していたみたい。

でも、私たちとは違う選択を取った。『なくなるのは寂しい』んだそうだ。

ことり「ツバサさんって見た目や行動の割に乙女チックな部分も多いんですね」

ツバサ「あなたを伝説のカリスマメイドとして祀る秋葉はちょっとやそっとの敵襲じゃ傷一つつかないでしょうね」

『寂しい』。その気持ちに正直になったのがツバサさん、AーRISEで気持ちに反して...それ以上に一瞬の輝きに価値を見いだしたのが私たちμ'sで

ツバサ「お互い自分が選んだ道で後悔していないようで何よりだわ。ところで南さん、そろそろミナリンスキーさんに会いたいのだけれど...

ことり「ミナリンスキーは今、お会いできませんがコウサカスキーならここに2名もいるじゃないですか」

ことり「そこのお2人さんもコウサカスキー、今なら入団特典としてほっぺにチューがついてきますよ?穂乃果ちゃんの」

穂乃果「穂乃果の唇はことりちゃんとは違って商品じゃないよ!ノットフォーセール!」

いつの間にかファンクラブみたいなのが結成されてる!認められないワァ!

ことり「ことりのリップも非売品だよぉ!」

あんじゅ「『大体は』と続くのよねぇ」

ことり「続きませんっ!」

μ'sじゃなくなっても楽しく会話ができる。

μ'sではなくなることで今まであった関係が崩れちゃう、なんて

穂乃果「ことりちゃん、信じてるからね?」

ことり「疑うことなんてないよぉ!」

【歌の話を選択したためツバサがフラグに登場します。ちなみに

歌の話 恋愛の話→ツバサ
友情の話 将来の話→英玲奈

かフラグに登場するようになってました

忘れている方が多いと思いますが彼女らはLDSではそれぞれ各召喚コースの首席の1人でしたよね?申し分ない戦力になると思われます

...

ことり「かなりの誤解を生んでしまったけど...今日はありがとうございました」

英玲奈「いやいや。楽しいひと時を過ごさせてもらった。私もコウサカスキーへの入団を検討してみるかな」

穂乃果「その団体は規制されました!」

あんじゅ「ツバサが穂乃果さんを待っていることだし南さん...ことりさんもいつでもUTXに遊びにおいでねえ」

あんじゅ「今日は主にあなたの腹の色とツバサのコメディアン振りが前面に出ていたけど今度はあなたに衣装のデザインについてご教授願いたいから」

ツバサ「あんじゅ、それは座布団をもらえない冗談よ。きりがなくなってしまうけどお礼を言うのは私たちの方ね。ことりさん、穂乃果さん。あなた達にまた会えてよかった。もう、ただのライバルじゃないわね」

ライバルを越えた関係...

穂乃果「はい!また来ます!」

あんじゅ「(ほんっと、反則な笑顔よねえ。天賦の才能というか。どこかの誰かから教わったか)」

あんじゅ「(そんな穂乃果さんだもの。コウサカスキーのことりさんがあんなに活き活きとしているわけだわ。きっと穂乃果さんに恋心を抱く人がいてもおかしくはないわねぇ)」

あんじゅ「(ツバサと英玲奈がどうかはともかく、私はコウサカスキーへの入団は確定ね)」

ツバサ「(...穂乃果さん)」


フラグ判定
>>267に判定したい人物を入れて下さい。ツバサはここからカウントします。

デュエルをする、に関してのルールは>>236を参照して下さい

すいません間違えました
>>263がフラグの安価です

ツバサ

デュエルをする、と書いてもいいのよ?
ツバサ→【1】

【UTXイベント】がオープンしました。現在の進行状況は1/3です。
同じターンに連続で行っても進みません。

【?←HEARTBEAT1/3】が終了しました。
このターンの
フェイズは残り1です。

穂乃果「うーん、あれ?あんまり時間経ってなかったんだ」

ことり「そうだねー、向こうだけ精神と時の部屋みたいな仕組みになっているのかな?」

いくら最新式の設備といっても時空間まで歪ませる技術はないと思うけど...

ことり「こういうの、棚から牡丹餅っていうのかなぁ?帰り道にお金が転がっていた、みたいな。もちろん、お金の何倍にもなる体験だったけどね」

穂乃果「ツバサさんたちの意外な一面も見れたしねー」

ことり「ツバサさんがまさかあんなにユニークでフレンドリーな人だなんて予想だにしなかったよ」

それ、文字通りじゃない意味も含んでいるよね。

...

ことり「また明日ね、ホノカちゃん」

穂乃果「うん!ばいばーい!」

...さて。まだ陽は落ちてないから

>>266 人物を1人選んで下さい

商店街 にこ 亜里沙
神田明神 花陽 フミコ 海未
公園(new!) 雪穂 希 真姫
やっぱり穂むらに帰ろう 沢渡 凛

ほむら 沢渡

...昨日、遅くなりすぎたし今日は早めに帰っておこうかな?

記憶が新鮮な内に歌のイメージをもう一度丁寧にノートにまとめ直さなきゃいけないしね。

...

穂乃果「ただいまー」

穂乃ママ「お帰り、穂乃果!」

穂乃果「?お母さん、やけに楽しそうだね。懸賞でも当たった?」

穂乃ママ「自動腹筋マシーンの通知はまだ来てないのよね...ってそれより!今、懐かしいお客さんが家に来てるのよ」

穂乃果「?」

...

『はっはっは!お父さん、ご冗談が上手ですね!』

『...娘をもってみればわかる』

『さっすがぁ!強面と思わせておいて内に熱い人情を秘めている。父親の鑑じゃないですか!』

この居酒屋とか24時間営業のお店に必ず1人はいそうな盛り上げ役の声は...

沢渡「高坂、お邪魔させてもらってるぞ」

穂乃パパ「饒舌なのは変わっていないな」

穂乃果「沢渡君?」

本日はここまで!
もうデニスと遊矢が手を組んで融合次元に殴り込めば解決しませんか

乙です

久々に覗いたら大分更新されてた
おつ

>>269
覚えていてくれて光栄です。少しずつですがまだまだ続いてます。たくさんのキャラのデッキが強化され(一部過剰強化あり)デュエルを書くのも捗ってくる頃です。

注.この作品での沢渡はありゆきと同年齢で音中(共学)に通っていたという設定です。
よってμ'sメンバーとは個人差はありますが面識があります。

沢渡「ああ!シンガポールの土産を配って回っててな。丁度ここか最後で良かったらどうだってあげてもらったんだ」

穂乃果「うん、帰って!」

沢渡「そのやりとりをお前が引き継ぐ必要はない!」

いつもことりちゃんとやってた下りだね。
懐かしいから使ってみたよ。

穂乃パパ「こら、せっかくのお客さんにいきなりそんなこと言うものじゃあないぞ」

穂乃果「ごめんなさい。冗談でも良くなかったね」

ことりちゃんならじゃあ10分経てばいいよねって返してるところ。、

沢渡「いえいえ、構わないでください。よくあることですよ。ま、それも今日っきりだけどな」

穂乃果「沢渡君の行動次第だねぇ」

沢渡「はっお前の胃袋を掴めるだけのもんがこっちにはあるんだよ。ほらっ」

大きめのカバンから取り出したのは重そうなガラス瓶。中には緑寄りの黄緑色のどろっとしたものがたくさん詰まっている。

穂乃果「ハブ?」

沢渡「そりゃ沖縄だ。帰りがけに寄ってきたから買ってくりゃよかったなぁ?」

穂乃果「買ったところで飲めないじゃん!」

沢渡「突っ込むところそこかよ!」

うん、沢渡君はいつも通りだ。
ところでこのドロドロしたペースト状の何か、ぱっと見は美味しそうに見えないけど...

沢渡「おう?あまり期待してませんってデカデカと書いてあるな」

沢渡「こいつはカヤジャムってんだ。シンガポールやマレーシアの代表的な土産ものだぞ?」

穂乃果「これが?ジャム!?」

にわかには信じられない、でも

沢渡「ああ、ジャムって付いてる食べ物だからな。こいつぁココナッツミルクと卵と砂糖を煮詰めて作ったジャムだ」

沢渡「向こうではモーニングやおやつのトーストに塗ったりして親しまれてる。そいつの最高級品をお前のところにわざわざ持ってきてやったってわけだ」

穂乃果「おお!最高級品?さっすがー!」

沢渡「チョロッ!まあ、一回食ってみろ。癖になるぞ?少なくとも俺は毎朝こいつがないと調子が出なくなっちまった」

穂乃ママ「その目は...言葉にしなくても分かってるわ。トースト、焼いてくるから。沢渡君、ジャムもらえるかしら」

沢渡「ああ、どうぞ」

穂乃パパ「...さて、そろそろ店に戻らなくてはな」

沢渡「お勤めご苦労様です」

穂乃パパ「...」b

うちが女の子だらけなのか沢渡君とお父さんって結構仲良しだよね。
もし沢渡君が成人してたらいよいよハブ酒でも泡盛でも買って帰ってきてたところだよ。

沢渡「さて、高坂。シンガポールから持って帰ってきたホットな話題は両手で数え切れないほどあるが」

穂乃果「ちょっと高そうなビルで起こった銃撃戦?楽しみだなぁ」

沢渡「ウチはそんなやばい商売してないっつの!パパはああ見えてマジで清廉潔白なんだって」

穂乃果「本当かなぁ?」

沢渡「本当だ!」

穂乃果「うーん、じゃあいいや」

沢渡「良いのかよ。チェッ」

頼まなくてもすぐに語り出すだろうから

沢渡「そこまで言うんだからお前の方も何か刺激のある話のひとつやふたつ温めてるんだろうな?」

穂乃果「女の子の前で刺激、とか言うもんじゃないよ!」

穂乃果「まあ沢渡君の期待してるようなバイオレンスな話はないけれど...」

沢渡「和菓子屋のバイオレンスな話とか逆に気になってきたわ」


何の話をしよう?
>>272
1 ことりの話
2 真姫の話
3 海未の話
4 凛の話

4

沢渡「星空?」

穂乃果「うん、あ、バイオレンスじゃないけどちょっと不思議な話ならあった!」

沢渡「不思議関連ならお前の言ってた東條ってやつの出番じゃないのか?」

穂乃果「希ちゃんだけじゃないんだな〜。先週の金曜日の体育の時間に穂乃果、倒れちゃって保健室に運ばれたんだけど」

穂乃果「何とそこでは凛ちゃんも眠っていた!」

沢渡「へぇお前ら2人って何かと引かれ合う仲だよなぁ。磁石のS極とN極みたいに」

穂乃果「今日亜里沙ちゃんにも姉妹みたいって言われたんだよね〜」

沢渡「仲良いよなぁお前ら。もういっそのこと星空も入れて三姉妹にしたらどうだ?」

穂乃果「そんなことしたらいよいよお父さんの肩身が狭くなっちゃうよ!」

沢渡「まさかその不思議な縁が不思議な話だってのか?友達自慢は明日以降いくらでも聴くぜ?今は...

穂乃果「まさか!沢渡君これで終わりだと錯覚してたの?」

穂乃果「話はここからだよ!」

今思えば、何で他の誰にも話さなかったんだろう?...この数日の間に色々ありすぎたからだね。

穂乃果「実は...凛ちゃんと同じ夢を見たかもしれないの」

沢渡「同じ夢、だぁ?」

穂乃果「うん、夢の中でも穂乃果達μ'sは同じ学校に通ってるんだ」

穂乃果「でも世界観は全然違って、なんとその世界ではデュエルモンスターズが野球とかサッカーくらい流行ってるの!」

沢渡「何だそりゃ。I2社が本気でも出したのか?あのエンタメ会長が」

穂乃果「うーん、向こうの世界では何だったかなぁ?赤馬さん?って家がデュエルモンスターズを広めていて」

穂乃果「穂乃果達はその赤馬さんが経営しているデュエルスクールに通ってるの」

沢渡「んな夢みたいな学校あるかよ」

穂乃果「夢だもん」

沢渡「ほぉ。デュエルモンスターズの漫画でも前の晩に読んだのか?」

穂乃果「一応ジョジョの三部は読破したけど...」

沢渡「じゃあその内モンスターを身にまとってデュエルする奴が出てくるかもな」

沢渡「>>275

1 同じ夢を見るくらいだ、相当仲が良いんだろうな
2 夢の中での人間関係はどうなんだ?
3 お前は夢の中ではどんなデッキを使ってたんだ?

3

3を選んだところで本日はここまで!
?←HEARTBEATに続きストーリーの核心をつくイベントが増えてきましたね。

議長、やはりもう少し早い時間に始めた方が良いのでは?

もしもからきっとはリラックスできる良い曲ですね。今の遊矢や映画の海馬に聴かせてやりたい。

では、また。カヤジャム、美味しいですよ。

これよりデュエルを再開します。

沢渡「ところで夢の中のお前はどんなデッキを使うんだ?」

穂乃果「?」

沢渡「ほら、お前こっちでは少し珍しいデッキ使ってたじゃないか。向こうでも同じデッキなのか気になってな」

珍しい、か...ラスターPとかは一般発売されてないカードではあるけれども

穂乃果「ちょっと待ってね。あまり内容は変わってなかったはずだから今思い出す...?」

あれ?思い出せない。
夢なんだから時間が経つとわすれちゃうのは当然のこと。でも...

何かが抜け落ちている。シャッフルする時に溢れたカードのように。
散らばって拾い損なったパズルのピースのように...
忘れちゃいけないこと、のような気がする。

穂乃果「うう、思い出せないなぁ」

沢渡「肝心なところは忘れるんだな。ったく...」

穂乃果「あ、でも凛ちゃんのデッキは覚えてるよ!」

沢渡「夢の中でも星空か...本当運命共同体って感じだな。誰かに嫉妬されてんじゃねえの?」

穂乃果「きっとその人はよっぽど凛ちゃんが好きなんだよ〜」

沢渡「目を逸らしながら言われてもな。...で、星空はどんなデッキなんだ?」

不思議なことに凛ちゃんのデッキとなるとすーっと頭に浮かんでくる。

穂乃果「ブンボーグっていって機械族のテーマを使ってシンクロ召喚を重ねていくデッキだったよ」

沢渡「ブンボーグ、なぁ...なるほど」

沢渡「星空らしいデッキを使うもんだな。あれの展開スピードは半端ねぇし」

穂乃果「それに夢でも凛ちゃんは沢渡君を煽ってたしね」

沢渡「...?その夢に俺も出てきたのか?」

穂乃果「...あれ?」

沢渡「何で言いながら疑問に思うんだよ」

穂乃果「沢渡君...あれっ?あれっ!?じゃあ...」

沢渡「おい、お前どうした。過呼吸か?一度深呼吸すること。おすすめするが...って聴いてるか!?」

...




穂乃果「うーん...ん?」

沢渡「おう、お前急に倒れだすからビックリしたぞ」

そうだった。
夢の中に沢渡君が出てきたってところまで思い出してそこから夢のことを遡ると突然頭がぐらっときて...

穂乃果「ふえ?あ、ゴメン...」

沢渡「謝るなら俺じゃなくて両親にしな」

沢渡「後、西木野にもな」

穂乃果「真姫ちゃんに...?」

ここには来てないけど、

沢渡「俺が機転を利かせて連絡して指示を受けてたんだ。ま、ただ言われた通りにしただけだが」

沢渡「あいつ、血相を変えて心配しただろうよ。明日会う時に手土産の一つでも持っていけよ?」

穂乃果「そこでカヤジャムが役に立つんだね」

穂乃ママ「良かった、大事になってなさそうで」

穂乃パパ「...」グッ

穂乃果「お父さん、お母さん、ごめんなさい」

穂乃ママ「...いいのよ。ちょっと疲れが出ちゃったのね。トースト、冷めちゃってるかもしれないけど食べて元気出しなさい」

穂乃果「うん...ありがと」

沢渡「病み上がりのカヤジャムは美味しさ3割増しだぞ。西木野に良いレビューを聞かせてやるためにも残さず食べろよ?」

かなり遠回りだけど心配してくれたんだね。
AーRISEの皆さんといい沢渡君と言いしばらく会ってなかった人と話をすると普段と違う元気を貰えるなぁ。

穂乃果「...甘っ」

日頃から甘いものを食べさせられている穂乃果に思わず甘いと言わせるほどの甘さ。
見た目と合わせて抵抗を覚える人は少なくないだろう。でも、

病みつきに、なるっ...!

穂乃果「はむっ、はむっ...」

沢渡「いい食いっぷりじゃないか。お気に召したようだな」

穂乃果「お母さん、もう一枚食べたい!」

穂乃ママ「こら、これ以上食べたら夕ご飯入らなくなっちゃうわよ」

穂乃果「え〜、残念...」

穂乃果「...あ!思い出したよ!」

沢渡「それが原因でこうなったんだからもう思い出すなよ!」

あ、そうだった。...でも、不思議。今は何も異変が起こらない。

穂乃果「カヤジャムトーストのおかげかな?」

沢渡「おお!そりゃ高級品を選んだからなっ...てそんなわけあるか!マジで自殺行為はするなよ?」

穂乃果「本当に何も起こらないんだよ!ほら、夢の中で凛ちゃんと一緒に...


沢渡「(また星空か。こいつらできているのか?)」

穂乃果「真姫ちゃんの家にお泊まりしたんだ」

沢渡「今度は西木野まで出てきたか...そういや西木野も星空やお前と仲が良いんだったな」

沢渡「三角関係にならなきゃいいがな」

穂乃果「もう、三角関係だなんてそんなドロドロしたものを持ち込んじゃ駄目だよー」

沢渡「いーや、油断しちゃならないぜ。何しろ夢の中にまで出てくるんだからなぁ?」

沢渡「てかお前星空と恋仲だったりするのか?」

穂乃果「え、違うよ!」

沢渡「そこはすぐに否定するんだな〜、ふーん?本当と見るか、もしかしたら他の奴とそうなのか」

今日の沢渡君手強いっ!

沢渡「なーんてな。それもおいおい耳に入ってくるだろ。俺の情報網を舐めるなよ?」

穂乃果「割とガバガバだよね」

沢渡「言ったそばから!あぁもうお前まで毒舌枠に入んなよ」

ことりちゃん、凛ちゃんとのトリプルパンチになるね。トリニティーだ。

穂乃果「あ!そうだ、穂乃果のデッキ...

沢渡「何だ、また思い出したのか?」

穂乃果「気がついたら忘れちゃう、その逆ももちろんあり得るよね?...まあ大まかなコンセプトだけなんだけど」

穂乃果「はい、沢渡君」

沢渡「これはお前のデッキレシピだな...夢と現実で同じ内容だったか?」

穂乃果「ううん。夢の中ではEMじゃないデッキを使ってた。でも、『オッドアイズ』カードやペンデュラムを使ったデッキだってことは思い出した!」

沢渡「オッドアイズカード?お前の持っているもの以外にあるのか?」

穂乃果「うーん。まあ夢の中だし現実にはないカードがあってもおかしくないけど...」

沢渡「...なあ夢の話からは少し逸れるが」

沢渡「>>280(カード名)が気になったんだが」

>>280

1 ラスターP
2 ドクロバットジョーカー

1

【ラスターPならこの世界の、ドクロバットジョーカーならLDS世界の秘密に迫ります】

沢渡「その竜剣士ラスターPってカード、一般には出回っていないものだよな?」

穂乃果「沢渡君、知ってるの!?」

沢渡「知ってるも何もI2社の公式カードリストに載っていないカードだぞ。見せてくれよ」

穂乃果「...取らないよね?」

人の家の中とはいえ沢渡君なら万が一億が一を考えないといけないからね。

沢渡「誰が取るかっての!帰って早々嫌われる馬鹿がいるか!いや、嫌なら手渡さなくていい。俺に見えるように...」

穂乃果「もうその行為自体怪しいんだけど」

沢渡「何でだ!ケースにでも入れないと落ち着かないか?」

穂乃果「本気で怒らないあたり凛ちゃんに煽られる原因になっているのかもね。はいっ沢渡君」

沢渡「ラスターP...S、X、融合先に制約があるとかデメリットも甚だしいな」

沢渡「せっかくのチューナー、レベル4っていう貴重なステータスなのによ。ったく作ったやつの顔が見てみたいぜ」

穂乃果「え?ペガサス会長さんでしょ?」

理事長の説明だと会長自らがカードデザインしたって話。

穂乃果「このカードの真価はスケールとP効果だよ?ほら、スケールは5」

沢渡「レベル4に対応しているのは大きいな。お前のデッキはみたところ主要アタッカーはレベル4だから丁度いいんじゃないか?」

穂乃果「欲を言うとスケール8くらい欲しかったんだけどね〜」

沢渡「デメリット無しのスケール8がいてたまるか!」

ドクロバットジョーカーのデメリットは殆ど無いも同然だけど...

穂乃果「まあP効果が強力だからねぇ」

沢渡「デッキ圧縮と展開の両方を補助しているからな。Pゾーンで破壊されたらリクルート効果を持つモンスターが出てきたら大化けするな」

そんな恐ろしい効果を持ったカード、穂乃果のデッキに積むしかないじゃないか!ついでにフィールドで破壊されても発動できるようにして!

沢渡「今ものすごく邪なこと考えなかったか?」

穂乃果「なんでもないよ何でも」

沢渡「園田よりかは表情には出にくいな。で、何でそんな今のところP効果以外使い道が無いようなカードをわざわざ作りしかも1枚だけお前に渡したんだよ」

穂乃果「?テストプレイヤーになって欲しいって」

沢渡「何のテストだよ。っつーかそれってただのタテマエなんじゃないのか?」

穂乃果「!?何だってー!?」

考えたこともなかった。

沢渡「いやこれ割と冗談にならない問題になるかもしれないぞ」

沢渡「考えてもみろ。つい1年前まで廃校寸前だった死にかけの学校とI2社の間の繋がりなんて普通想像できないだろ?」

穂乃果「うぐ、イラっとくるけど真実だから否定できない、でもラブライブで...」

沢渡「それも数ヶ月前の話だ。確かに全国で有名になったかもしれないが同じアイドルならキャリアの視点からAーRISEを選ぶだろうしどうしてもμ'sであり、高坂穂乃果でなければならない理由が見当たらない」

穂乃果「...言われてみれば!」

沢渡「俺が言うのも何だがお前天狗になってたろ?そういう状況も含めて渡した側の考えの内、だったら恐ろしいがな」

それは絵里ちゃん並みに賢い策だね...

沢渡「お前に勘付かれまいとして何か進めているのかも」

穂乃果「考えすぎじゃない、かな?」

沢渡「そうであったら嬉しいがな。じゃあ新しいテーマのテスターって名目なら他の竜剣士やラスターPの素材指定先通りのモンスターくらい出すだろ」

穂乃果「う、うーん次々と不思議な点が」

沢渡「本来なら何だ、随分面白い話を持ってるじゃないかって関心したところだが」

沢渡「...多分、ろくなことにならないぞ。気をつけろよ」

穂乃果「沢渡君...」


穂乃果「帰り際にハリウッドでも行ってきたの?」

沢渡「今この卓袱台ひっくり返してもいいか?」

オーダーメイドだから控えて欲しいかな。

沢渡「真剣に忠告してやってるんだぞ!」

穂乃果「ご、ゴメーン。いや、気をつけよう!とは思ったけどあまりに突拍子もない話で...」

沢渡「こういう降って湧いたようなものには必ず裏があるんだからな!...とパパが言ってたんだ!」

穂乃果「お父さんかよ!」

でも指摘されて初めて気づいた。
一体どういうつもりで何を考えてラスターPを穂乃果に渡したんだろう。
そもそもいつ、どこで渡されたのかはっきり覚えてないし...

穂乃果「で、でも忠告としてしっかり受け取っておくから...」

フラグ判定>>283のコンマ

「デュエルをする」はまだ残っています

てい

沢渡【1】


穂乃ママ「楽しそうに話してるわね。てっきりいい年した異性同士、気まずくなるものかと勝手に想像してたわ」

穂乃果「そんな感情を一切抱かせないのが沢渡君のいいところだから!」

沢渡「俺の男の尊厳がガラスの様に砕け散ったっ!」

穂乃果「そんなもの初めからなかった」

沢渡「お前高坂に擬態した星空じゃないよな!?」

穂乃ママ「れっきとした穂むらの跡取り娘よ」

穂乃果「あれっ継ぐの?」

沢渡「継がないのかよ!」

大きくなったら風の向くまま気の向くままに旅をするのもいいかなーとイメージしてたのに。

沢渡「親父さんのためにも継いでやるべきだとは思うんだがなあ」

穂乃果「沢渡君が初めてまともな将来の話をした」

沢渡「俺だってただパパの七光りで生きてるわけじゃないからな」

頼もしく見える不思議!

...

穂乃ママ「ところで沢渡君。夕ご飯、もうできるけど、食べていかない?」

沢渡「いえ!嫌みとかではやく今日はこの後パパと外食するので、お気持ちだけ受け取っておきます」

沢渡「じゃあな!高坂。これからまたご贔屓にな」

穂乃果「うん!また仲良くプロレスごっこしようね」

沢渡「謹んで遠慮しとくわ」

沢渡「...あんまり好意を振りまくなよ」

穂乃果「?」

沢渡「何でもねぇ。俺の独り言だ」

そうして騒がしいお客さん沢渡シンゴ君は帰っていったのでした。
家の前に車は止まってなかったから徒歩かな?
変なところで庶民チックなんだから。

【高坂穂乃果がラスターPの秘密に迫った】

【4ターン目が終了した】

アストラル「さて、4ターン目が終了したわけだが」

アストラル「次のターンはいよいよ告白を受け入れた真姫とのお出かけ、デートだ」

アストラル「ここでお出かけイベントについて説明しておこう」

5ターン目は平日。よって放課後、フェイズ2に発生します。

お出かけはそれぞれのエリアに移動をする安価を3回繰り返します。そこには必ず別のキャラがいてイベントが発生します。
デュエルをする、フラグ判定もしっかり行います。お出かけ中にもフラグは4になります。

次の段階、さらに深い関係を築く、等様々な効果を得られるイベントとなります。もちろんマイナスの効果も存在します。

アストラル「こんな感じだな。後、5ターン目には海未のイベントもあったな」

アストラル「確か1安価目に海未を選択するかお出かけイベント終了後に発生する仕組みになっているそうだな」

アストラル「そのことも忘れないでいて欲しい」

アストラル「以上だ」

【5ターン目】

穂乃果「朝だ...」

昨日の話が色々印象強くてあまりぐっすり眠れなかったような...

雪穂「随分眠そうな表情してるけど早起きだね」

穂乃果「夢は見てないはずなんだけど...」

雪穂「昨日の疲れでも残っているんじゃないの?突然過呼吸になったっていうじゃん?」

雪穂「沢渡にみっともないところ見せちゃったね」

穂乃果「滅相もない...」

雪穂「それに真姫さんが電話に出なかったらまずかったんでしょ?...ちゃんとお礼言いなよ」

穂乃果「うん、そうする」

雪穂「(真姫さん...お姉ちゃんを任せてもいいのかな?)」

...

【学校】

穂乃果「昼休みっ!」

ことり「穂乃果ちゃんそれじゃあ椅子が弾け飛んじゃうよ」

穂乃果「大丈夫!この椅子、3階から落としても傷つかなかったから!」

ことり「あ、お母さんとの用事思い出しちゃった♪」

穂乃果「待って!今の嘘!」

海未「...相変わらずというかむしろ酷くなっているのでは?」

ことり「沢渡君が帰ってきたからじゃないかな?」

海未「...沢渡が?なるほど、どうりで今日の朝食に見覚えのないジャムが出てきたわけです」

穂乃果「味はどうだった?」

海未「ことりとにこを両手に抱いた気分でしたかね」

ことり「海未ちゃん?ことりの顔を見て?」

2人も相変わらずじゃないかな...

さて、どうしよう?

>>287 そこにいる人物全員とのイベントになります

3年生の教室 ことり フミコ
2年生の教室 凛 雪穂
1年生の教室 亜里沙 花陽
部室 にこ 海未
理事長室 希 亜里沙
中庭 凛 ことり
音楽室 凛 絵里

海未「ほう、ことり。睨めっこで勝負ということですね」

ことり「叩いて被ってジャンケンポンの要素も取り入れようか」

新しい競技を開発しちゃってるよ...

中庭

中庭を選んだ時点で本日はここまで!

少ないながら見てくださってる方がいて光栄です。

ところで長次郎。さっきから77が連続しているんだが...

「そうだな。この幸運は必ずどっかで還元してやらねぇとな」

次回は土曜か日曜の夜9時。もしくは月曜の8時〜9時の予定です。
では、また。

おつおつ

デュエルを再開します!といっても今日はほんの少しだけになるかもしれませんが...

【中庭】

ことり「そこで...凛ちゃんにお願いしたいのですっ」

凛「にゃあ、ことりちゃんのお願いだから断りたくはないけど...」

ことり「もちろん今すぐに返事を出さなきゃいけないわけじゃないよ。夏休みが終わるまでにって」

穂乃果「お!ことりちゃん、凛ちゃん!おーい!」

割と本気で理事長室に向かったのかと心配だったからほっとしたよ。

凛「やっほーにゃ。穂乃果ちゃん」

ことり「もしかしてぇ、ふあんだった?」

穂乃果「ことりちゃんならやりかねないと...」

酷いよぉと大げさな仕草をとることりちゃんはきっと反省してないだろうな。

ことり「何のことだにゃ?」

ことり「穂乃果ちゃんがね。体操服をかっさらっていったエッチなカラスさんを撃墜するために3階の窓から高そうな花瓶を投げつけて外したっていう」

かなり脚色されてる!?

凛「大事件だにゃ!穂乃果ちゃん、被害届けと自首、どっちを先にするの!?」

ことり「冗談を穂乃果ちゃんが言うものだからじゃあお母さんに言いつけてやるぞって」

凛「何だ〜、冗談か〜」

穂乃果「その冗談も大分アレンジされてるよ〜」

凛「びっくりさせないでほしいにゃ。もぅ」

ことり「ゴメンゴメン。穂乃果ちゃんを見るとついからかいたくなっちゃう癖がついちゃって」

今すぐ改善すべき悪癖だね。

ことり「あ、そうだ。穂乃果ちゃんにもこのことは伝えておかなくっちゃね」

ことり「そろそろ生徒会の引き継ぎを考えなきゃならない時期になったでしょ?絵里ちゃんが穂乃果ちゃんを推薦したようにそろそろ私たちも誰を推薦しなきゃだから」

穂乃果「そっか...私たちの任期は今年の夏まで、だったね」

ことり「それでさっき、凛ちゃんにやってみないかって声をかけたんだ」

凛ちゃんに...?

凛「何度か生徒会室に遊びに行ったことはあるけど生徒会の仕事自体はよく分かんないから今、説明を受けてたんだにゃ」

ことり「凛ちゃんのパワフルさで学校のみんなを引っ張っていけそうだから真っ先に声をかけてみようって決めてたの」

凛「パワフルだなんて、お世辞が上手いにゃぁ」

ことりちゃん...自分の留学のことだけじゃなくて生徒会のこともこんなに考えていただなんて。
ことりちゃんの見立て通り凛ちゃんにならお世辞も何もなしにみんなを引っ張っていける素質が備わっているに違いない。

凛「でも保留にしてもらったにゃ。さっきも言ったけどまだ分からないことが多いから」

凛「だからことりちゃんだけじゃなく穂乃果ちゃん、海未ちゃん、フミコ先輩たちに生徒会について聞くことにしたんだにゃ」

穂乃果「うん!おお、じゃあ今ここに現生徒会役員が2人もいるのは願っても無い幸運だね!」

凛「しかも会長の穂乃果ちゃんだにゃ!凛はきっと神様のご加護でもついてるのかな!」

凛「きっとスピリチュアルな神様なんだね♪」

容易にイメージが浮かぶ神様だね。

凛「では、穂乃果ちゃんにはずばりこの質問に答えてもらいます」

凛「もし!もし凛が生徒会になるとして合っている役職を教えて欲しいにゃ」

いきなりずばっと来たね...向いてる、向いてないより重くはないけど...

ことり「(凛ちゃん...ことりの時と違う...)」

穂乃果「答えます。ずばり、凛ちゃんには!

>>292
1 生徒会長
2 生徒会副会長
3 書記
4 会計

この時間人がいませんね。
>>293とします。

4

穂乃果「会計...かな?」

凛「会計?会計ってあのあれだよね?学校の予算が無駄に使われていないかどうかチェックする組織で...」

穂乃果「う、うーん合っているけど少し誤解しているような...そこまで厳しく目を光らせることもないけど、確かに他と比べて硬そうなイメージがあるよね」

アイドル研究部の予算についても色々四苦八苦したし

穂乃果「しかも加えて言うなら会計が許可を出すだけじゃなくてこっちから融通してもらったり許可を取りに行ったりしなきゃならないから高校生にして社会の荒波を体験できるキャンペーンまで付いてくるよ」

凛「ふえぇ合ってるって言われた直後にシビアすぎる話だにゃ〜」

穂乃果「でもね、それだけみんなに頼りにされるお仕事だ、と言えるんだ」

凛「?生徒会の中なら一番は会長さんじゃないの?」

穂乃果「どれだけ貢献しているかで優劣を決めるなんて意味のないことだとは思うけど、周りから見たらそうかもね。じゃあ考え方を変えてみよっか。生徒会の中から見たら?」

これは海未ちゃんがしてくれた話。
眠気に誘われていてところどころしか覚えてないけど...

凛「中から?」

穂乃果「お金がないと何も始まらないよね。ほら、私たちで言う血液型みたいなものでしょ?会計は生徒会の中で一番それに触れる。つまり?

凛ちゃんの中で何かが繋がったみたい。一瞬、はっと目を見開いた。

穂乃果「生徒会の要石?みんなに頼りにされる存在。目立たないかもしれないけれど見えないところで一番大事な柱になれる。それが会計なんだ」

穂乃果「会計ってちょっと桁数が多いだけでほとんど足し算、引き算、かけ算だけだから数学の得意不得意は関係ないよ。穂乃果が言うのも何だけどね」

凛「それが、会計...」

>>295 次の台詞

1 凛「ちょっと荷が重いかな...」
2 ことり「凛ちゃんって実はしっかり者だからことりも合うと思うなぁ」

コンマ00〜30で真姫が通りかかります。


2

ことり「凛ちゃんって実はしっかり者だからことりも合うと思うなぁ」

凛「ことりちゃん...?でも凛」

穂乃果「そうだよ!凛ちゃんは花陽ちゃんをμ'sに引っ張ってきてくれたよね。花陽ちゃんのことをしっかり考えてリードしてくれたよね」

穂乃果「相手の気持ちを汲み取れる凛ちゃんなら、できると思う。会計」

凛ちゃんは穂乃果と違ってただ突っ走っていくだけじゃない。
ちょっと弱気なところは誰か、息を切らして追いついてこれない人がいないか後ろを振り返ることができる優しさ。全体を見渡すことができる大きな視点。そんな凛ちゃんにこそ任せてみたい。

穂乃果「どう、かな?」

凛「凛がしっかり者かあ。真顔で言われると変な気分だにゃ...」

ことり「駄目。だったかな?」

凛「ううん!むしろ、逆。斜め上の回答でまだちょっと戸惑ってるけど2人のおかげで前向きに検討できそうだにゃ!」

穂乃果「良かった!ありがとう!」

絵里ちゃんが穂乃果達を生徒会に誘った時もこんな気分だったのかな?
先輩をしてて良かったって思える時だね。


...

ことり「(良かったぁ。かよちゃんは部長だから生徒会は兼任できないから凛ちゃんにしたけどオッケーをもらえて)」

ことり「(真姫ちゃんには悪いけど凛ちゃんが動いてくれないと多分始まらないから)」

ことり「(これでことりも心置きなく旅立てるかな?)」

【ことりの未練が消えていく...】

...

真姫「あら、凛。中庭なんて珍しいのね。ぼーっとして何か考えごと?」

凛「真姫ちゃん...うん。凛ってみんなから見たらしっかり者なのかなぁって」

真姫「急にどうしたの?まぁ自分の姿は鏡を通してじゃないと見えないものだけれど」

凛「ことりちゃんと穂乃果ちゃんから生徒会の誘いがあったんだにゃ」

真姫「生徒会?...そういえばそろそろ引き継ぎの時期ね」

凛「うん。それで2人に話を聞いていたら凛がしっかりしててみんなに頼られるから会計が向いてるって。会計はほら、お金を扱うから」

真姫「ああ、なるほど。穂乃果の言う通り凛に向いているんじゃないかしら?穂乃果と違ってあなたはクールな部分も持ち合わせてるし」

凛「...真姫ちゃんが言うならきっとそうだにゃ。ありがと」

真姫「悩んでいたように見えたけど、取り越し苦労だったかしら?何にせよ、頑張りなさいよ」

凛「うん!」

...

凛「(てっきり真姫ちゃんは穂乃果ちゃんの傍にいられるから私もなるとか言うと思ってたけど)」

凛「(まあ絶対その内真姫ちゃんにも話は来るだろうけど)」

凛「(人間ができてるなあ...凛なんかよりよっぽどちゃんとしてるよ)」

凛「(せっかく穂乃果ちゃんとことりちゃんのおかげで気付けた長所だもん。伸ばさないとね)」

凛「(嫉妬してる凛がちょっぴりお馬鹿さんみたいだにゃ)」

【よからぬ気持ち(小)】になった

真姫「(凛、やっと気がついたようね)」

真姫「(そう。あなたは穂乃果とは違う太陽なのよ)」

真姫「(私は...凛みたいに周りを見れているのかしら)」

【真姫が周りに少し目を向けるようになった】

凛 side

昔のことを思い出していた。

要石、血液、みんなから頼られる。

先代生徒会の穂乃果ちゃん達や後輩の雪穂ちゃん、亜里沙ちゃん。

かよちんは部長で生徒会になれないけど世話焼きなかよちんのこと、直接役に立てないことを悔やんでいるかもしれない。

そして、真姫ちゃんにも。真姫ちゃんからも頼りにされる、と考えて。

これって、すごく美味しい状況じゃないかにゃ?

多分、あの時の凛なら考えてたのかな。

ひっくり返してやるチャンスって。もしかしたら自分だけ美味しい地位にいることを嫌って避けてたのかな。

今の凛は...

凛「なーんてね。そもそもここじゃ関係ないことだにゃぁ...」

フラグ判定>>300
ここにいる人物(こと、凛)から1人選んで下さい。複数人いる場合のデュエルをする、については>>236をみてください。
本日はここまでとします

【放課後】

海未「穂乃果、さっきからこっちを見つめてどうしたのです?」

穂乃果「...海未ちゃん」

穂乃果「リボン、歪んでるよ」

海未「はうっ!き、気がつきませんでした。全く...本当ですよ?」

穂乃果「海未ちゃんでもうっかりすることあるんだねぇ」

海未「私だって人の子です。それより、気がついていたのなら言ってくれればよかったではないですか」

穂乃果「指摘する間も無く終わりの会に入っちゃったから...」

海未ちゃんもすぐ席に座っちゃったし話しかけるタイミングを失っちゃったんだよね。

ことり「ことりは海未ちゃんと席が離れてたし...ごめんね」

海未「まあ、2人を責めるのではなく非は全て注意を怠った私にあるのですけど」

海未「ことりは問題ないとして穂乃果はこれを機により服装に注意を払うんですよ?あなたは乱れていることが多いですからね」

穂乃果「はーい」

海未「では、私はこれで。弓道部に行ってきますので」

穂乃果「行ってらっしゃーい」

...

穂乃果「最近、海未ちゃんよく弓道部に行ってるよね」

ことり「うん。最後の大会に向けての練習が始まったんだって」

最後、か。
海未ちゃんはμ'sが終わってもまだ弓道部があるから2回「終わり」を体感しなくちゃならないんだよね。どんな気持ちなんだろう

ことり「最後の大会、絶対応援に行こうね!」

穂乃果「うん!」

何て、考えても海未ちゃんじゃないし分からないか。

ことり「ところで...真姫ちゃんとはそろそろデートでもしないの?」

穂乃果「ふぁっ!?」

え、どこかから漏れてた?隠すつもりもなかったけどまだ誰にも話してないのに

ことり「そろそろ何かしら進展してるかなーって思って。デートじゃなくてもお出かけくらいはしたことない?」

穂乃果「...」

>>302
真姫と付き合ってることを
1 言う
2 言わない

2

書き忘れていましたが→凛【3】

穂乃果「お出かけは、するかな?」

ことり「おおっやっぱり穂乃果ちゃんだね。行動力が違う!」

ことり「良い知らせを期待してまーす」

そう言ってことりちゃんは、穂乃果に次の間を与えずに出て行っちゃった。

嘘は、ついてないよ。

ただことりちゃんに尋ねられなかっただけだから。

携帯『prprpr』

画面を見なくても分かる、電話の相手は

穂乃果「もしもし、真姫ちゃん?」

真姫「うん、穂乃果。今どこにいる?」

穂乃果「教室。えっと...靴箱で待ち合わせ、でいい?」

真姫「構わないわ。私もちょうど下に降りようとしていたところだし」

穂乃果「分かった。じゃあ...待ってるね」

真姫「...うん。私の方が早く着いちゃうかもよ?」

ピッ

ずっと待たせてきた穂乃果が待っている、なんて...って今更気付いても

ううん。後悔はしない。

穂乃果「走ろっかな」

スピードのその先も突き破る速さで真姫ちゃんをお出迎えしちゃおう!

【靴箱】

元々生徒が少ないから人探しにそこまで苦労しないのだけど、

赤い髪の毛をクルクルしながら期待八割、不安二割くらいの表情をしている彼女はあまりにすぐに見つかった。

穂乃果「!?なんで真姫ちゃんの方が速いの?穂乃果、スリップストリームでここまで来たのに!」

真姫「私の脚を見くびってもらっては困るわ」

穂乃果「嘘だっ!」

真姫「看破はやすぎっ!私だって上達したのよ!」

穂乃果「じゃあ何故!」

真姫「...あんた2年と3年の教室の位置、分かってて言ってる?」

真姫ちゃんのもたれかかっている柱の上に都合よく校舎の全体図が貼られていた。
3年も通ってるからわざわざ見るまでもないはずなんだけど...

穂乃果「うわっ!去年までこんな靴箱に近いところで過ごしてたんだ!」

真姫「いかに穂乃果が色々な壁を突き破る勢いで向かったとしても流石に難しい距離じゃないかしら?私だって走ったのよ。...疑ってる?じゃあ胸を触ってみなさいよ」

穂乃果「はうっ!胸!?真姫ちゃんそれほ破廉恥、痛っ!」

真姫「あんたは小学生?まあ私の言い方が悪かったわね。心臓に触れたら走ってきたかどうか分かると言いたかったの」

穂乃果「ああ、なるほど。ちょっとびっくりしちゃった〜、いきなり何段飛ばしもするものかと」

真姫「ヴエェェ!発想が飛躍し過ぎ!」

顔が赤いのは何が原因かな?どっちにしろ穂乃果のせいなんだけど...

真姫「で、でも!段飛ばしするより一段一段しっかり登った方が速いって言うし!」

真姫「あーもう!御託はいいわ!本題に入りましょう!」

穂乃果「あ、ごめんなさい。ここでコントをしてても日が暮れちゃうもんね。行こっか!」

真姫「ちょ、コントて...

まだツバサさんの足元にも及ばないレベルだけどね。あ、お笑い路線を目指しているわけじゃないよ。

真姫「で、そもそもどこに行くつもりなの?」

穂乃果「あ」

考えてなかった...どこに行こう?
>>305
公園 亜里沙 にこ
商店街 ことり 雪穂
UTX ツバサ にこ
神田明神 絵里 花陽
カードショップ 希 海未

コンマが
00、22、44、66なら凛
11、33、55なら希
77、88、99なら花陽が付いてきています

ageます。>>306です

UTX

穂乃果ちゃんスリップストリームって…

>>307つまり穂乃果はめだかちゃんだった...?

ツバサ「そう、UTXが新しく芸能事務所を設立することになったの」

ツバサ「これまでは卒業したらもう学院を出て、外の事務所に所属、だったのだけど方針の変更があったのかその後もプロデュースする為に、また学院の生徒ではない原石を発掘する為に作られたそうよ」

私もイマイチ理解してないんだけどね、という台詞にツバサさんのポンコツさが垣間見えるね。

ツバサ「その輝かしい一期生の一人として真姫さんに目をつけたの」

穂乃果「えっ!?真姫ちゃんUTXに行くの!?」

真姫「穂乃果...話を最後まで聞きなさい」

ツバサ「今すぐにという話じゃないわ。別に1年後でも卒業してからでも構わない。ただこのまま才能を埋もれさせてしまうのは勿体無い、そう思ったのよ」

穂乃果「真姫ちゃん...」

ツバサ「あなた達の選択は尊重するわ。あんじゅの話を聞く限りアイドルはもうやっていないような流れになっているけど金輪際ステージに立たないか、と言われたら悩むでしょう」

ツバサさんの言う通りだ。
μ'sは終わりにしたけどアイドル活動そのものを終了する宣言はしていない。

穂乃果「真姫ちゃんはどうするの?」

真姫「私は...」

真姫「...行くつもり」

真姫「でも、踏ん切りがつかなくて。だから穂乃果に来てもらったの。私の選択を見届けて欲しくて」

真姫「時期は今のところ卒業してからのつもりだから心配しないで。大事なのはここから」

ツバサ「...いいわ。あなたの口から話しなさい」

真姫「この募集で売り出す単位は一人じゃないのよ」

真姫「...穂乃果。あなたと一緒に夢を掴みたいの」

すいません。こっちが先でした。

【UTX】

真姫「UTXに行きましょう」

穂乃果「なんだー真姫ちゃん行きたいところもう決めてたんじゃん」

真姫「あなたがあまりに頼りないからねなんて言うところだけどUTXは2年になってから一度行ってみたいと思っていたの」

穂乃果「そーなんだ。今まで行かなかったのは忙しかったから?」

真姫「それもあるけど...大切な人と行きたかったの。でもずっと見つからなかった。そんな時、気が付いたの」

真姫「私にとって穂乃果はこんなにも大切な人だってことに」

真姫ちゃんは表ではツンツン振舞っているようで実のところかなり正直だ、とにこちゃんが分析していたけど通り越して何かこっちが恥ずかしくなっちゃう。

穂乃果「誰かに聞かれてたら恥ずかしいよ...でも何でUTX?その...デートスポット、なら他にももっと相応しいところがあるんじゃない?」

真姫「ううん。そういう用事じゃないのよね。デートの開幕にいきなり何を持って来るんだって怒られるかもしれないけど」

真姫ちゃんがUTXに行くのは初めてAーRISEと会った時とユメノトビラの2回だけのはずなのに。
緊張なんて置いてきたかの様子で中に入っていった。

穂乃果「あれ?学生証は...」

真姫「こっちからならなくても入れるわ。付いてきて」

穂乃果「おぉう。何だかvipって気分...」

空港の出国ゲートなんかのスタッフ用通路を使って駆け抜けてみるの一度やってみたかったんだよね。

真姫「ここよ」

穂乃果「あれ?ここ昨日穂乃果来たよ」

真姫「奇遇ね。私が来たのはもう少し前だけど...」

ツバサ「真姫さん、この前はごめんなさい...あら、穂乃果さんも一緒なのね」

真姫「こんにちは。訳あって穂乃果にも立ち会ってもらおうと思って」

ツバサ「なるほど、それは良かったわ。一石二鳥ね」

穂乃果「?一石二鳥...?」

ツバサ「どうやら真姫さんにとって穂乃果さんは『相当大切な人』みたいだからそっちから話をするわ」

真姫「わざわざ強調しなくても...っ」

ツバサ「あら、真実なのね?私って結構賢いのよ」

いえ、勘が鋭いだけです。

ツバサ「私の口からツラツラと話すよりこれを見てもらった方が理解が早いわ」 スッ

テーブルの上に置いたのは薄い冊子。表紙がアルファベットのせいで何を書いているかはよく分からない。

ツバサ「ページをめくってみて」

穂乃果「...これは」

穂乃果「私と...?」

真姫「そう。だから言ったでしょ。大切な人と一緒に行きたいって」

てっきり見届けて欲しい、だけで終わる話だと考えていた。でも、私と真姫ちゃんは既に頭の中でイメージするのも恥ずかしいけど恋人同士なんだ。
その...将来を共にしたいと思っても何も不思議じゃない、はず。

ツバサ「私としても歓迎したいところね。今、作詞作曲の勉強をしているところだしね」

真姫「!?穂乃果。それなら私に教えてくれたら良かったのに...」

ツバサ「察してあげなさい。この子なりに考えているところがあるのよ」

真姫「そっか...」

真姫「(改めて自分のことに夢中で穂乃果のことを考えてなかったことを思い知らされるわね)」

ツバサ「真姫さんにも穂乃果さんにも見逃せない素質がある。是非とも前向きに考えて欲しいわ」

ツバサ「穂乃果さんにも真姫さんに渡したものと同じものを受け取ってほしいの」

テーブルに置いてあったのは私用だったんだね。

穂乃果「...」

>>311
1 是非ともやらせて下さい!
2 ちょっと考えさせてもらえますか

00〜39でにこがこのタイミングで来ます

1

穂乃果「是非ともやらせて下さい!」

ツバサ「あなたならそう言うと思ったわ。...何てね。実のところは五分五分だったの」

真姫「わ、私は絶対穂乃果なら乗ると確信していたわ!」

その確信は多分心配と同じ意味だよね。

ツバサ「嘘ね。μ'sの皆さんって総じて正直者が多いのね」

真姫「それ絶対良い意味で言ってないわよね!?」

ツバサ「どうかしらねぇ?私は真姫さんの正直で可愛らしい一面が見れて得した気分よ」

ことりちゃんで散々やられた分、真姫ちゃんには随分強気で出るツバサさん。真姫ちゃんのチョロ...おっと可愛らしさがより際立っている。

ツバサ「ラブライブ優勝という実績のあるあなた達なら審査は難なくパスできるでしょう。書類審査くらいならそもそも受ける必要すら無いはずよ」

審査の話...現実味を帯びてきた。

真姫「穂乃果。あの、お願いがあるの」

穂乃果「?」

真姫ちゃんの選択を見届けるだけじゃなく共に歩んで行こうと今さっきの話だけど決心した。さらに何か求めるものがあるのだろうか。あ、もちろん、聞くつもりだよりだよ。

真姫「私が卒業するまで、待ってくれる?」

穂乃果「...」

ツバサ「(どこまでも乙女なのね、真姫さんって)」

穂乃果「もっちろん!いつになるかわからないけど、アイドルとして初めてステージに立つのは真姫ちゃんとがいい!」

真姫「...ありがと。私もすぐに追いつくから」

ツバサ「時間は誰にでも平等よ?時を止める背後霊でも背負っていないかぎりね」

真姫「...分かってるわよっ」

ツバサ「さて、この話は割とすんなり進んだから良かったけど」

鞄の中からすごく難しそうな英語のノート...昨日の歌ノートだ。

ツバサ「こっちは頭をひねっても出てくるかどうか微妙なところよね」

穂乃果「真姫ちゃんにも知恵を借りたいな、なんて」

真姫「ふぅ...」

真姫「仕方ないわね」

にこちゃんみたい。穂乃果と凛ちゃんが姉妹なら真姫ちゃんとにこちゃんも姉妹になるよね。

真姫「なるほどね。数フレーズは思いついている、と。曲の大筋も大体決まっているのね」

穂乃果「うん!昨日1日、みんなで知恵を出し合ったおかげで大分進んだんだ」

真姫「ふーん...まだまだね」

これで背が小さかったり帽子を被ってたりしたらさらに雰囲気が出ていたのかな。

真姫「それくらい一晩でどうにかなるものよ。今の状況は例えるなら建物の外見だけを完成させた感じ。中身はまだテナントね」

ツバサ「うう。厳しい評価を下すのね。あなたの作曲家さんは」

穂乃果「見ての通り両極端な子でして...」

真姫「娘みたいに言わないでよ!...UTXの、しかもそのトップにいたあなたに厳しい、と言われてもね」

ツバサ「いいえ、多分UTXの教師と並べても見劣りしない厳しさだと言い切れるわ。μ'sが短期間で成長した要因の一つね。学院に提案してみようかしら」

今後入ってくるツバサさんの後輩達、ご苦労様です。

真姫「で、今からそのテナントに手を加えていくわけだけど、穂乃果あんたはイメージしてる?」

穂乃果「何の?歌っている姿とか?」

真姫「遠くはない答えね。これは私の意見だから人によっては違うことを言うかもしれないけど」

真姫「誰に歌ってもらうか、をイメージするの。ただし一番目は自分以外ね」

穂乃果「自分じゃダメなの!?」

凛ちゃんと一緒に歌ったマーメイドフェスタの時は自分達が一番楽しめるように、と常に意識したら上手く作れたんだけど。...作詞だけ。

真姫「私が言えたことではないけれど自分で自分を見ることより他人を見る方が遥かに簡単なのよ。イメージがより確固としたものになるし」

真姫「自分の作った歌を誰かが使ってくれる光景をイメージすると、嬉しくならない?」

ツバサ「私たちの歌のカバーの話が持ち上がった時同じような気持ちになったわ」

真姫「ツバサさんは分かるみたいね。自分の中で完結することと自分を中心として広がっていくこと。穂乃果はどっちがいいと思う?」

穂乃果がとう返すか分かりきったうえでの質問だね。

穂乃果「そりゃ、後の方が良いかな」

真姫「でしょ?だから、先に誰がこの曲を歌うかイメージするの。自分に回ってくるのは最後の方ね」

穂乃果「やっぱり専門家がいると違うね...」

ツバサ「捗り方に天と地ほどの差があるわ...」

真姫「おいUTXのトップアイドル」

この2人ににこちゃんを足してどんぐりの背比べに...なんてね。え?合わせて4人?

穂乃果「...ごめんなさい。おトイレ、行っていいですか?」

真姫「結構いいところだったから帰ってくるまでに忘れるんじゃないわよ」

ツバサ「帰って来る頃にはもう完成しちゃってるかも」

真姫「出来なかったらお寿司を奢ってもらいたいわね」

ツバサ「冗談よ」

真姫ちゃんなら自腹で余裕じゃん...

とにかく忘れないためにもパッと行ってパッと帰ってこないと...

にこ「あれ?穂乃果じゃない」

穂乃果「にこちゃん!?」

どんぐりの背比べとか考えていたら本当ににこちゃんが来ちゃったよ。

にこ「楽しそうね。にこも混ぜてもらっていい?」

にこ「真姫ちゃんが穂乃果と作詞作曲?」

真姫「穂乃果が私と、ね。私は今知って途中から参加したのよ。ま、予想どうりの体たらくだったけど」

ツバサ「私がいること忘れてない?」

にこ「忘れられてはいないから大丈夫よ。でも穂乃果と真姫はともかくツバサまで一緒とは珍しいこともあるものね」

ツバサ「近い内にあなた達に会うつもりだったの。少し長めの休みをもらえたからね」

一つしか年齢が変わらないはずなのにまるでキャリアウーマンみたいな一言。

にこ「ああ、だから英玲奈が街で買い物してたのね」

ツバサ「英玲奈と会ったの?」

買い物してる姿かあ...あまり想像できないけど、ミルフィーユカツの材料の買い出しかな?

にこ「うん。偶然ね。話してるうちに英玲奈も料理が好きだって分かって、いい料理の本が売ってる書店やスーパーを巡ってお礼にUTXのラウンジで奢ってもらったの。このまま帰るのも勿体ないからUTXを探検してたら穂乃果を見つけたってわけ」

ツバサ「英玲奈は絶対良い奥さんになれるわ」

穂乃果「ツバサさんの料理の程は?」

ツバサ「さて、にこさんも加わったことだし三人寄れば文殊の知恵、四人集えば倍プッシュよ」

今ので全て察したよ。

真姫「とりあえずにこちゃんにこれまでの進行状況を理解してもらうためにノートを見せましょう」

にこ「始めたばかりとか言っておきながら進んでるじゃない」

にこ「よく分かんない!」

真姫「でしょうね」

穂乃果「綺麗にまとめたつもりなんだけどなぁ」

ツバサ「大学ノートにすべきだったわね...」

にこ「それ以前の問題よ」

ノートの書き方、みたいな本も添えておくべきだったね。

にこ「全部じゃないけどフレーズの一部はできてるんでしょ?鼻歌でも何でもいいから文字で見せるより手っ取り早いと思うけど?,..真姫ちゃん!これだから素人はって今言ったでしょ!?」

真姫「空耳よ」

ツバサ「最早脊髄反射の域ね」

真姫「...ほら聴かせてあげなさい」

ツバサ「出番よ」

穂乃果「直接歌えって言えばいいじゃん!」

4人も人間がいるんだからちゃんと名前を呼んであげなくちゃ。

穂乃果「どうせ拒否権はないんだよね...。にこちゃん、まだしっかりとした音程やリズムは決まっていないけど大体こんな感じだよ」

穂乃果『〜♪』

にこ「(これって...間違いなく)」

穂乃果「どうだった?音痴だったかもしれないけど...」

にこ「これで音痴なら喉自慢なんて開催できないレベルよ...ちょっと真姫ちゃん!?」

真姫「何も言ってないって...」

にこ「これは間違いなく大船、豪華客船よ。にこも乗せてもらうわ」

穂乃果「おっにこちゃんノリノリだねぇ!」

にこ「穂乃果という爆弾を抱えているし真姫ちゃんにあれだけ馬鹿にされたしね」

真姫「だから何も言ってないと!」

ツバサ「だから私、私」

きっと綺麗な打ち上げ花火の弾に違いないね!

にこ「ツバサの胃が心配だしね」

ツバサ「あなたとはいい酒...おっと。いいソーダが飲めそうね」

にこ「それで?にこは何をすればいいのかしら?」

>>316
1 曲名を考える
2 振り付けを考える
3 誰が歌う曲か考える
4 そもそも歌ってもらう

1

穂乃果「曲名、かな?」

にこ「その曲の顔そのものをにこに任せるなんて、穂乃果も良い目をしてるじゃない?真姫ちゃん、タイトルは作詞担当の海未に任せている時が多いからねぇ」

真姫「海未がやたらとハッスルしてるからよ!決して思いつかないとかじゃなくって!」

穂乃果「でもにこちゃんならきっとグッとくるようなものを考えてくれるはずだよ!」

穂乃果の知る限りだと「LOVELESS WORLD」が一番ノリノリでつけていたタイトルかな?

ツバサ「誰しも得意とする分野は違うもの。勘違いしている人が多いけど、私、歌と踊り以外はほとんど素人なのよね」

つまり歌と踊りなら誰にも負けない、と。絵里ちゃんに今度伝えておこう。

真姫「うっ...確かに『作曲よりは』得意ではないわね。にこちゃん?今回はあなたに譲ってあげるわ。穂乃果に免じてね」

にこ「素直に渡しておけば良かったのよ」

にこちゃんはそっと目を閉じる。穂乃果なら考えすぎてそのまま夢の扉を開いちゃうところかな。

にこ「にこに天啓が来たわ」

ツバサ「あら、あなたにも聞こえるのね」

真姫「ここだけ切り取ると希が飛びつきそうね」

にこ「(これが大きな波を起こす石になれば...)」

にこ「(絵里、希。今はなるべくこっちのことに集中してほしいところなんだけど、ごめんね)」

にこ「?←HEARTBEAT...文字にするとこうね」

ぱっと見で注目すること間違いなしのインパクト。それでいて何故かすっと飲み込める割れたペンダントくらいに相性の良さ...何だろう、予め用意されていたみたいな。

ツバサ「?←HEARTBEAT、ね。その心は...なるほど」

真姫「悔しいけど最初から呼んでおけばよかったわね...」

にこ「回りくどい言い方してないで褒めなさいよ...穂乃果は?ぼーっとしてないでまさか寝てるんじゃないわよね」

穂乃果「そんなことないよ!冗談はにこにーだけにして!」

にこ「」すっ

穂乃果「ストップストップ!...言葉にしようがなかったんだよ。あまりにしっくりくるピッタリなタイトルでさ。曲作りも捗ること間違いなしだし、その...」

穂乃果「ありがとっ!にこちゃん!」

この曲...たった今、名前がついた?←HEARTBEATの歌詞に盛り込もうと思った言葉。

にこ「もうっそんなキラキラした顔はもっと大事な人のために取っておきなさいよ...」

真姫「...あらにこちゃん?素直に喜んだらどう?」

にこ「(こら、真姫ちゃんが惚れるわけだわ)」

ツバサ「状況が好転すると天啓が告げていたけど三週はぶっちぎった成果だったわね。にこさんは今誰もが認めるヒーローよ」

ツバサ「さっ!駆け足で行くわよ!」

にこ「良い張り切りガールっぷりね!」

それにしても本当に金閣と言えば銀閣みたいにピッタリなタイトルだよ。
まるでどこかで聴いたことがあるような...

うん!?やっぱり穂乃果、聴いたことある!

『(?←HEARTBEAT...)』小声

ことりちゃんだ!

穂乃果「ねえにこちゃん、こんな時に言うのも何だけどことりちゃんに昨日会わなかった!?」

もし会っていたならタコ殴りで済む話になるけど

にこ「?今その質問する?会ってないわよ」

ツバサ「昨日はことりさんと穂乃果さんとAーRISEの3人で考えたの」

真姫「案外たくさんの人が関わっていたのね」

真姫「(ちょっと残念、でも仕方ないか)」

ツバサさんも証言するくらいだから間違ってない。同じタイミングに物凄くソックリな曲を作っていた、なんて摩訶不思議なこと起こらないだろうし...いや今そのものが奇想天外なんだけど。

にこちゃんとことりちゃんは何か穂乃果が、みんなが知らないことを知っている...?

【にこ、ことりの秘密に迫った2/4】
【?←HEARTBEAT 2/3
【6ターン目以降ににこ、ことりに会うと...】

真姫「今日は私...とにこちゃんのおかげで一気にゴールが見えてきたじゃない」

ツバサ「しれっと自分をMVPに入れるのね」

穂乃果「2人とも逆転ホームラン並の活躍だったもんね!」

にこ「まだ試合は始まったばかりでしょ!いきなりリードされててどうするのよ!」

真姫「ここから突き放すから問題ないわ」

ツバサ「誰と競っているのよ...」

格好つけて言うなら『自分自身の限界』とかかな?

ツバサ「あら、ごめんなさい。そろそろ用事の時間だわ。中々会えなかった先生と喫茶店で約束しているの」

にこ「恩師一人一人に会ってるの?大変ねえ」

ツバサ「お世話になった人だもの。苦になんてならないわ。もちろん、あなた達もね」

ツバサ「じゃあ今日はこれで。またね」

にこ「ええ」

真姫「いつでも力を貸すわ」

穂乃果「また来ます!」

思わぬ特別ゲストと共に、私たちは部屋を後にした...

穂乃果「あっ。忘れてた...」

ノートの下にツバサさんからもらった冊子のこと。危ない危ない...


【廊下】

真姫「?穂乃果、まだ出てこないわね」

にこ「忘れ物でもしたんじゃないの?たくさん持ってきてたみたいだし。見に行ってあげたら?」

真姫「...子どもじゃないんだから」

にこ「まあそんなバランスの取れないシーソーじゃ釣り合わないわよね」

にこ「...大事にしなさいよ」ボソッ

真姫「にこちゃん...?」

にこ「穂乃果を泣かせたらビンタじゃ済まないからね」

真姫「とうぜ...

穂乃果「ごめん!忘れ物しちゃって!」

にこ「はーっ。だと思ったわ。予想しやすいやつね」

じゃあ穂乃果は予想GUYを目指すのみだね。

フラグ判定>>320 人物を1人指定して下さい
真姫は付き合っているので無し。ただしデュエルをする、なら可能。

デュエルをする、については>>136。複数人の場合のフラグ、デュエルをするの追加ルールは>>236を参照。

今回はここまでとします。
レクすよ、私は夏コミ行きたかった。大事なものは金だったのだな

ことりちゃんとデュエルしたいにゃー

乙です

これも自分の説明不足ですが...
フラグとデュエルをする、コマンドは大抵その場にいるキャラ限定となります。

しかし初めてのデュエルをする、コマンドと説明不足だったのとで今回は次の安価の直前にデュエルを挟み込みます。よって次の更新はデュエルの内容が出来次第ですね。加えて言うとデュエルは特別な指定がない限り穂乃果vs指定した相手、となります。

デュエルをする、コンマ判定でことりのフラグが4になってますがことりは穂乃果の口から聞かされていないとはいえある程度察しているので今このタイミングでは告白しない、ということにします。ことり以外なら多分そのまま突っ込んでいました。

では、また。
兄、ルドガーよ。私がもしもからきっとのEXランダムのSSSを取ったまさにその瞬間、時計が3時を示したぞ。

来週までには更新できそうです。デュエルシーンは楽しいけどいかんせん難しい...上手くまとまれば今週末になるかもしれませんが。

しかも対戦カードがサーチ&サーチの2デッキですからね。
ところで、儀式オッドアイズ出てきましたね。おかげで穂乃果関連の設定を作り易くなりました

儀式あれだけネタにされてたからなあー

お久しぶりです。週末から少し遅れてしまいました...
>>324 これはアニメでまた儀式が出る可能性が...?ミエルちゃんに名誉挽回のチャンスをプリーズ!
儀式オッドアイズは本編に出てきた色んなデッキと相性良さそうだし早く使わせてみたいです。
新規のガイアやクリボーとかとも相性良さそう。

真姫「次はどこに行くつもりかしら?」

穂乃果「真姫ちゃん、他に行きたいところは?」

真姫「さっきは私の希望を聞いてもらったでしょう。今度は穂乃果の番よ」

穂乃果「うーん...」

1人で意味もなくぶらぶらするときには次々に寄りたい場所が頭に浮かんでくるのに、こういう時に働いてくれないと。

穂乃果「真姫ちゃんといればどこでも楽しいかなって思ってて何も考えてない...ごめんね」

真姫「もう!無計画なんだから...しかも言い訳に無駄に思わせぶりな台詞使うんじゃないわよ」

穂乃果「怒ってる?」

真姫「怒ってはいないわ。いつも通りでしょ?こういう時はアキバでも回りましょ?そこなら嫌でも行きたい場所、見つかるだろうし」

穂乃果「そうだね。事前にもっと調べときゃよかったなぁ」

真姫「調べるって地元でしょ?旅行客じゃあるまいし...」

みんなで出かける時も自然と目的地は決まるのにね。2人ならもっと早いはずなのに。

穂乃果「えへへ。2人きりでアキバは初めてだよ?」

真姫「あなた、狙ってやってる?」

絵里ちゃんみたいに賢くないからデート向きの台詞なんてアドリブでできないけど...

ことり「あれぇ?真姫ちゃんと穂乃果ちゃん、2人でおでかけ?」

真姫「こ、ことり!?いつからいたの?」

ことり「無計画なんだから、のあたり?」

全く気づかなかったよ。

真姫「そ、相当前の方からいるんじゃない!何でもっとはやくに声をかけなかったのよ!」

ことり「邪魔しちゃ悪いかなぁって。でも何やらお悩みのようなのでことりが力を貸してあげます」

ことり「来て!」

指差した先はデュエルモンスターズ関連の色んな施設が集まるビル。UTXより一回り小さいけど街のシンボルのひとつだ。

ことり「じゃーん!新型のデュエルディスク!春に注文したのが届いたんだぁ!」

真姫「ああ。そういえばそんなこともしてたわね。あまりに遅いからキャンセルされたかと思ったわ」

今までの型はデュエル前に立体映像装置を射出する必要があったり融合やシンクロのエフェクトが無かったんだけど最新型になってからはデュエルディスクのみでのソリッドビジョンの実現、融合、シンクロといった特殊な召喚方法はもちろんカードに応じた細かい演出が追加されさらに軽量化、通信などの多機能化に成功した万能デュエルディスク...になっている。とパンフレット。

ことり「1人、1人違うからね〜。はい、真姫ちゃんと穂乃果ちゃんの分」

真姫「ありがとう。なるほど、大分コンパクトにしまえるようになったのね。これだと鞄に入れてもあまりかさばらないわ。でも...値段は?」

ことり「お母さんが優勝記念だって言ってたでしょ?だからタダだよっ」

穂乃果「へー、すごーい!ハイテクゥ!」

ことり「でしょ?発売延期を3回もしたんだからね。本来なら去年の春に出る予定だったみたいだよ」

回り回って次の春の発売になったんだね。

真姫「で?これが楽しいこと?」

ことり「真姫ちゃん〜?デュエルディスクを構えたってことは次に何をするかもうデフォルトみたいなものでしょ?」

真姫「まだ起動してないんだけど」

ことり「デュエルしましょ♪この建物の裏にたくさんデュエルスペースがあるから」

最近はデュエル日和だね

真姫「デュエルって...3人なら1人あぶれてしまうじゃない」

ことり「だからぁ、真姫ちゃんと穂乃果ちゃんがデュエルすれば盛り上がるでしょ?」

真姫「準備ができてないの!」

ことり「デッキはあるでしょ?」

真姫ちゃんのスカートのベルトに下がったデッキケースを見逃さないことりちゃん。

ことり「もしかしてことりに気を遣ってくれてる?なら3人でバトルロイヤルなんてどうかな?これなら仲間外れもなし!」

穂乃果「バトルロイヤル!面白そう!」

真姫「ちょっと!何、私もデュエルする流れになってるの。本当にできてないのよ、準備が。デッキを組み直しているところなの」

真姫「ことりと穂乃果、2人でやりなさいよ。私も2人のデュエル、見たいから」

ことり「真姫ちゃん...うん。穂乃果ちゃんはそれでオッケー?」

真姫ちゃんとデュエルしたかったしバトルロイヤルも魅力的だけど...

『デュエルは魂を通わせる手段』だから。ことりちゃんと1対1のデュエルなら。
何か知っている、それを聞きだせるかも。

穂乃果「うん!やろう!」

ことり「じゃあまずは空いてるデュエルブースを探さないとね」

真姫「予約とかしてなかったの?アンタも無計画ね」

ことり「心外だなぁ。たくさんあるから大丈夫だよ。行こっ!」

ことり「丁度デュエルブースが空いてるよ!」

ことりちゃんが指を指した場所は思ったより大きいちょっとしたステージに使えそうなくらいのスペース。

真姫「えぇ!?こんなに広いの?」

ことり「せっかくデュエルするんだもん。ぱーっと派手に目立っちゃおうよ!」

ことり「ことりは穂乃果と真姫ちゃんのあつ〜いデュエルも見たかったけどよっぽど真姫ちゃんがことりのデュエルを見たいって言うからぁ」

真姫「ついさっきまで揺れてたけど決心がついたわ!私はことりと穂乃果のデュエルが見たい!期待で胸が破裂しそうなのよ!」

作曲家なだけあって豊かな感性だね。

ことり「そう、そんなにことりのデュエルを楽しみにしてくれてるんだね♪真姫ちゃんの心臓を破壊しないためにもデュエル、しちゃおっか!」

穂乃果「う、うん!恥ずかしい気もするけど目立つのは慣れっこだもんね!腕が鳴っちゃう!」

ことりちゃんに聞きたいことも山ほど...はないけど大事な質問にはデュエルが一番って何処かのお爺ちゃんも言ってたし

真姫「って本当にやるの!?」

ことり「むしろ引き下がると思ってたの?大丈夫、真姫ちゃんにはSSS席でデュエルを観戦してもらうから!」

真姫「そこまで区切るほど観客は来ないでしょ!」

って言う3人の騒ぎ声でもうちょっとした人だかりができているけどね。
花陽ちゃんとやった時とは真逆だ。
?ことりちゃんが良いものを見つけたって顔してるけど...

ことり「はーい!皆さん、今から私、獰猛なる鳥獣使いことりウイングと天空のペンデュラムアーティスト、エンタメイトほのかのデュエルが始まりますよー!」

ことり「(真姫ちゃんならロードオブ西木野あたりかな?)」

あの見た目と声で「獰猛なる」。このギャップもまた人を集める要因になってるんだね。

ことり「さあエンタメイトほのか!カードが歌詞ならディスクはマイク!」

がしゃん!ことりちゃんの髪の色と同じ塗装のされたデュエルディスクが起動する。

穂乃果「よーし。私の歌をそのライフで持って聴いてもらうよ!」

対してこっちはオレンジ。お洒落好きのことりちゃんらしいね。

真姫「うわ...もうこれちょっとしたショーじゃない」

真姫ちゃん。SSS席、取れて良かったでしょ?

穂乃果 ことり「「デュエル!」」

穂乃果LP8000
ことりLP8000

『error!error!』

穂乃果「ゑ!?ことりちゃんデュエルディスク壊れてる!」

ことり「昨日ちゃんと整備したから故障じゃないよぉ。よく見て!」

さっきからやかましくerrorと騒ぎ続けるデュエルディスクのモニターに目を移すと...

『ex オーバー! 16枚』

穂乃果「あれ?エクストラデッキのケースに多く入れちゃってた?」

ケースの中身ごとセットしてからデュエルディスクを起動してたんだね。

ことり「もう!雰囲気が台無しだよ!一番上のカードが中から出てきてるはずだから早く15枚にして〜!」

穂乃果「あはは...ごめんごめん」

ペナルティがどうとかで先攻後攻の選択権が相手側に移される、とデュエルディスク。

ことり「気を取り直して、いくよ?」

T1 ことり

ことり「ことりのターン、引きます!」

ことり「手札から...『RRートリビュート・レイニアス』を召喚!」

レイド、ラプターズ?...レベル4のモンスターを素早く展開するテーマ、っていうのは知ってるけど...

ことり「トリビュート・レイニアスは召喚、特殊召喚に成功したメインフェイズに一度、デッキから『RR』カードを1枚墓地に送ることができる」

ことり「『RRーミミクリー・レイニアス』を墓地に送るよ」

そして墓地に送ったカードでまた手札を増やす。RRにはそういった息切れのしにくさがある...でも!

穂乃果「手札から『幽鬼うさぎ』をリリースして効果発動!既に表側で存在する『ミミクリー』を破壊!」

ことり「うぅ!そんな大物キャストを採用しているとは流石エンタメイトホノカ!」

穂乃果「へっへーん、ホノカは結構運が良いのだー!幾千幾万とある原石の中から見つけ出したダイヤモンド!だがことりちゃんも未来を見通す眼力を持っているではありませんか!」

何かで見たエンタメ式会話術で楽しみながら核心に迫っていくよ!

ことり「おっと、それはもう少しお待ちを!今はまだ幕開けです。うさちゃんの見事なトリックによりミミクリーは飛んで行ってしまいましたが羽を落としていってくれました!」

ことり「『ミミクリー・レイニアス』は墓地に送られたターンのメインフェイズに除外することでデッキから『RR』カードを手札に加えることができるよ!」

ことり「『RRーバニシング・レイニアス』を手札に!カードを2枚伏せてターンエンドだよ」
手札3(バニシング) 伏せ2

T2 穂乃果

幽鬼うさぎがいなければランク4を出されてたね。花陽ちゃんほどじゃないけど私だってちゃんと対策はしてるよ。

穂乃果「ドロー!」

穂乃果「まずはお馴染みの方も多いのでは?永続魔法『補給部隊』!」

穂乃果「ことりウイング?大物キャストは幽鬼うさぎちゃんだけじゃないよ。スケール8の『EMドクロバット・ジョーカー』と
『スケール1』の『EMモンキーボード』でペンデュラムスケールをセッティング!」

ことり「EMでスケール1と8のカード!?これは劇団に舞い降りた革命児だね」

穂乃果「もちろんデメリットはあるよ?『ドクロバット・ジョーカー』は『EM』、『オッドアイズ』しかPできなくなり『モンキーボード』は相方が『EM』でなければスケールが4になってしまいます」

穂乃果「しかし私のデッキはEM!デメリットは気になりません。さらに!『モンキーボード』のP効果発動!」

穂乃果「このカードを発動したターンのメインフェイズに1度だけデッキから新たな下級EMを招待できるのです!『EMペンデュラム・マジシャン』!」

穂乃果「そしていよいよお待ちかね、P召喚の時間です!揺れろ!音楽のペンデュラム、天空に描け歌声のアーク!P召喚!ミュージックスタート!『EMペンデュラム・マジシャン』、『EMセカンドンキー』!」

穂乃果「とりを飾りますのはもちろんメインキャスト!『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

通れば手札が面白いぐらいに増えてくれる。RRのサーチに負けてられない!

穂乃果「『ペンデュラム・マジシャン』、『セカンドンキー』の順に効果を発動するよ!」

ことり「ことりの飛翔を止めたと思ったらすぐさま劇団員の入場!しかし私に止める術はありません...」

穂乃果「ショー中の花束の投げ入れは遠慮してるからね。『セカンドンキー』はペンデュラムの橋が架かっている時、さらなる効果を披露できる!」

穂乃果「それは新たな『EM』のサーチ!デッキから2枚目の『ドクロバット・ジョーカー』、次に『ペンデュラム・マジシャン』の効果で自身と『セカンドンキー』を破壊し2枚目の『モンキーボード』と『EMトランプ・ウィッチ』を手札に!『補給部隊』の効果で1ドロー!」

ことり「いつ見ても鮮やかな連続サーチ...」

穂乃果「まだまだ行くよ!『EMドクロバット・ジョーカー』を召喚!効果でデッキから、『EMシルバークロウ』を手札に加える!」

お客さんも次々に新しいEMが見られて満足そう。穂乃果としても戦線を長く維持できれば聞き出すチャンスが増えるから最初からフルスロットルで行かせてもらうよ!

穂乃果「バトルフェイズ!『シルバークロウ』でプレイヤーにダイレクトアタック!」

ことり「おっと!やられっぱなしではすみませんよ?罠発動、『RRーレディネス』、続いて『闇次元の解放』!」

除外ゾーンには...なるほど。レディネスの第1の効果も存分に活かされているね。

ことり「『ミミクリー』は再び舞い戻る!さらに『レディネス』の滝により攻撃は防がれるのです!」

穂乃果「大ダメージだと思ったのに!カードを1枚伏せてターンエンド!」
手札3(シルバークロウ モンキーボード トランプウィッチ) オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ドクロバット 補給部隊 伏せ1
P モンキーボード ドクロバット

でもフィールドにたくさんカードは残せた。

T3 ことり

ことり「手札にペンデュラムモンスターを呼び込み次のターンにラッシュをかける考えだね?エンターテイナーも荒々しい力強さを備えてこそ、ということか」

ことり「で、も?ことりウィングの鉄の意志に勝る力は無し!ドロー!」

自信たっぷりの表情。それだけRRと魂を通わせているのかな

ことり「ミミクリーを復活させたのはただサーチを繰り返すためだけにあらず!手札から『RRーバニシング・レイニアス』を召喚」

バニシングA1300

ことり「ことりのRR隊を結成当初から支えてくれた隊員ナンバー1!このカードが召喚、特殊召喚に成功したターンのメインフェイズ手札から下級の『RR』1体を特殊召喚できる!2体目の『バニシング・レイニアス』を特殊召喚!」

穂乃果「2枚目ってことは手札にもう1枚...?」

ことり「ホノカ?見せる側が焦ってちゃ冷めていくだけだよ?『ミミクリー・レイニアス』の効果もまた墓地のみにあらず!召喚、特殊召喚したターンのメインフェイズに自分の『RR』のレベルを1つ上げることができる!ボバリングウインド!」

バニシング×2 ミミクリー☆5

ことり「残念なことに3枚目はございません。しかし呼び出すのはRR隊きってのバトル好き、『RRーインペイル・レイニアス』!」

インペイルA1700

ことり「『インペイル・レイニアス』の効果発動!攻撃表示の『シルバークロウ』を守備表示に変更する。バックウイング!」

シルバークロウD800

攻撃力の低い方を?しかもレベルがインペイルだけ違う。ランク5を2体作るなら先にインペイルの効果を使うはずなのに...

ことり「RR隊の荒々しさの一端、見せてあげる!レベル5の『バニシング』2体と『ミミクリー』でオーバーレイ!」

ことり「3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!発展を築く手足となれ!ランク5、『重機王ドボク・ザーク』!」

ドボク・ザークA3200

攻撃力3200!出しにくいからってあまり覚えてなかったけどRRだとそこまで苦にならない召喚条件だったね。

ことり「しかもこのカードの効果はペンデュラム使いには手痛い優れもの!ORUを1つ取り除くことで相手のデッキを上から3枚墓地へ送ります」

墓地へ送られたカード
EMハンマーマンモ
EMリザードロー
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

穂乃果「ドローカードにエースモンスター...辛いデッキ破壊だよ」

ことり「これだけではただの墓地肥やし、『ドボク・ザーク』はこの効果で掘り起こしたモンスターの数まで相手フィールドのカードを破壊できるのです!Pカード2枚と『補給部隊』には削り取られてもらいます!山崩し!」

忘れてた...相手の手助けをする分に見合った強烈な破壊効果。しかも対象を取らないときたものだ

穂乃果「もちろんただではやられない!永続罠『練成する振動』!」

穂乃果「ペンデュラム使いは時に自らスケールを壊しにいかなくてはなりません!『モンキーボード』を破壊し1枚カードをドロー!」

ことり「でもあなたの場には諸刃の剣のドローカードと背中を見せたワンコのみ!バトルフェイズ、『インペイル・レイニアス』で守備表示の『シルバークロウ』を攻撃!ブレードウィング!」

インペイルA1700vsシルバークロウD800

ことり「『ドボク・ザーク』で『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を攻撃!星砕き!」

ドボク・ザークA3200vsオッドアイズA2500
穂乃果LP7200

破壊されたペンデュラムモンスターはエクストラデッキに行くけどもう一度スケールを張り直さなきゃいけない...

ことり「メインフェイズ2にこのターン攻撃した『インペイル・レイニアス』の効果を発動!」

穂乃果「守備表示にした狙いはそのためだったんだね」

ことり「重機で生きた動物を轢くのは非道すぎるでしょ?墓地から『RR』1体を特殊召喚できる効果!」

ことり「先ほど、ORUとして取り除かれた『ミミクリー・レイニアス』を特殊召喚!」

舞台装置をぶち壊すのも少し躊躇ってほしかったかな。

ことり「レベル4の『ミミクリー』と『インペイル』の2体でオーバーレイネットワークを構築」

ことり「冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実をあばき、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ!エクシーズ召喚!飛来せよ!ランク4!『RRーフォース・ストリクス』!」

フォース・ストリクスD2000

真実を暴く目...ことりちゃんは本当に未来を見通す目でも持っているのかな?

ことり「『フォース・ストリクス』の効果発動!ORUを1つ取り除くことでデッキから闇属性、鳥獣族、レベル4のモンスター1体を手札に加えることができる!」

つまりRRをサーチする効果、と。BFとも相性バツグンだね。
?BF?

ことり「『RRーシンギング・レイニアス』を手札に!」

ことり「そしてORUとして取り除かれた『ミミクリー・レイニアス』を除外することでデッキから『RRーネスト』を手札に加えるよ」

穂乃果「名前の通り、またサーチできるカードを...」

ことり「そう、名前の通り『飛び立つための、帰ってくるためのお家』だね」

ことり「残った『闇次元の解放』を墓地に送り、『マジックプランター』を発動。2枚ドロー。『エクシーズ・ギフト』を発動。『ドボク・ザーク』から2つORUを取り除いて2枚ドロー」

花陽ちゃんも使ってきた大量ドローカード。エクシーズ使いの間で流行っているのかな?

ことり「『シンギング・レイニアス』は自分フィールドにエクシーズモンスターが存在するとき特殊召喚できる!今はエクシーズ素材にはできないけど...『RRーネスト』を発動!条件は満たしているからデッキから3枚目の『バニシング・レイニアス』を手札に加えるよ!2枚カードを伏せてターンエンド!」
手札2(バニシング)ストリクス ドボクザーク シンギング 伏せ2 ネスト

T4 穂乃果

もうドローに変えられたからこれ以上スケールを壊される心配はないし3200の攻撃力も返しのEMなら実はそれほど難しくないのだ!

穂乃果「ドロー!スケール1の『EMモンキーボード』をペンデュラムゾーンにセット!『モンキーボード』のP効果発動!」

ことり「その効果、使わせてもらいます!速攻魔法、『相乗り』!相手がドロー以外の方法でデッキ、墓地からカードを手札に加えた時...つまりサーチかサルベージを行ったとき1ドローする!」

ことりちゃんも途切れないよう手札を増やすカードを使ってきた。止まる?いいや

穂乃果「デッキから3枚目の『ドクロバット・ジョーカー』を手札に!」

何度でも...叩き込むのみ!相手から何かを聞き出すにはバトルフェイズが最適だと古今東西のデュエリストは言った!

ことり「エンタメイトホノカ、ここで3人目の奇術師を呼び込みました、が...!」

ことり「果たして本当に正しい選択だったのかな?」 ニヤ

ことり「進むことで後悔するのもまた人生、このカードは攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をコストに発動できる!」

攻撃力を指定した闇属性モンスターを要求するカード...しかも1000以下ってことは!

ことり「感染した人は数知れず!罠発動、『死のデッキ破壊ウイルス』!」

穂乃果「っ!よりにもよってそのカードを伏せていたなんて...!」

ことり「感染源は『シンギング・レイニアス』...ごめんね。さあ手札を見せてもらうよ!」

穂乃果「...はい」

トランプウィッチ
シルバークロウ
ドクロバット・ジョーカー
天空の虹彩
EMキャストチェンジ


ことり「『シルバークロウ』、『ジョーカー』を破壊するよ!ペンデュラムモンスターがその凄まじい再生能力を発揮できるのはフィールドで破壊さる時のみ!手札からなら無力!」

サーチしたカードを2枚も落とされて大ピンチだけどことりちゃんも何やら浮かない顔。建て直せるカードが1枚でもあるからかな?それとも...

穂乃果「フィールド魔法、『天空の虹彩』を発動!そして『連成する振動』の効果で『モンキーボード』を破壊して1枚ドロー!」

ことり「(そのフィールド魔法は...初めてだね)物珍しいフィールド魔法!オッドアイズの双色の眼がさらに美しく映えるステージ!」

穂乃果「このカードを見るのは初めてかな?驚くなかれ、『天空の虹彩』はこのカード以外の自分のカード1枚を破壊することでデッキから新たな『オッドアイズ』カードを手札に加えることができる!」

サーチできるカードは大体『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』だけど...

穂乃果「選択するのは『オッドアイズ・フュージョン』!」

ことり「(『オッドアイズ・フュージョン』...!専用の融合があるのは聞いてなかったなぁ...!)『相乗り』の効果で1枚ドローするよ!」

穂乃果「今更1枚のドローが何だ!魔法発動!『オッドアイズ・フュージョン』!」

ことり「手札に素材にできるカードは揃っていないはず...!」

穂乃果「もちろん!ただ融合するだけなら本家『融合』で事足ります。しかし!『オッドアイズ・フュージョン』は自分フィールドにモンスターが存在せず相手フィールドに2体以上モンスターが存在する時、覚醒する!」

穂乃果「わたしが融合素材にするのは『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』と手札の『EMトランプウィッチ』!」

ことり「『オッドアイズ』!?墓地からじゃなくて...EXデッキの!?」

穂乃果「ペンデュラムは、死なず!双色の眼に閃光宿る時、雷の如き咆哮が世界を包む!融合召喚!翼、広げよ!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」

オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴンA2500

ことり「っ!...来た...」

穂乃果「『オッドアイズ・ボルテックス』が特殊召喚された時、相手の特殊召喚された攻撃表示モンスター1体を手札に戻す!プラズマウィング!」

ことり「ピィッ!」

ことり「(これだけでも充分強力な効果...確かさらにもう1個効果があるんだよね。これをかよちゃんは倒したのか...)」

穂乃果「さらに『EMキャストチェンジ』を発動!手札の『EM』モンスター、『パートナーガ』をデッキに戻しその枚数より1枚多くカードをドロー」

穂乃果「バトルフェイズ!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』で『フォース・ストリクス』を攻撃!烈風のストライクサンダー!」

ボルテックスA2500vsストリクスD2000

穂乃果「目新しいものが見れて、観客の皆様もことりウィングも満足でしょう!これにてターンエンド!」
手札2 ボルテックス 天空の虹彩

T5 ことり

穂乃果「ところで、未来を見通す目を...とにかく隠している力をそろそろ解放しないとまずくなってきたところじゃないかな?」

ことり「煽りもエンターテイメントの一環ってね。未来を見通すは間違ってはいないけど...」

エンターテイメントとしての演出も含まれているだろうけど、

ことり「ただ見るだけじゃ物足りない、よね?ドロー!」

ことり「(ボルテックス・ドラゴンのテキストを確認しておかないとね...!!まずはボルテックスの効果を使わせるところから)手札から『RRーバニシング・レイニアス』を召喚!」

見るだけじゃ物足りない...?
?→HEARTBEATの時のように穂乃果やにこちゃんの進む道をことりちゃんが操作できるとか...?

ことり「『バニシング・レイニアス』の効果発動!このターンレベル4以下の『RR』1体を特殊召喚できる」

穂乃果「『ボルテックス・ドラゴン』の効果は使いません。しかし!手札から『増殖するG』を捨てて効果発動!」

穂乃果「1匹いれば30匹は潜んでいるしぶとさ!相手が特殊召喚を行う度に1枚カードをドローできる!」

ことり「(希ちゃんならどっちでも相手のデッキを削り取るくらいの回数特殊召喚できるだろうけど...)『バニシング』の効果で2体目の『トリビュート・レイニアス』を特殊召喚!」

穂乃果「1ドロー!」

ことり「『トリビュート』の効果を発動!」

穂乃果「無効にしないよ」

ことり「...デッキから2枚目の『ミミクリー』を墓地に送らせてもらう!」

ことり「デュエルも人生も一瞬の選択が一生を決める、いかに強力な無効効果といってもそのチャンスは1ターンに1度しかないからね。しっかり見極めてよ?墓地の『ミミクリー』を除外」

止めるのはサーチの過程じゃない。特殊召喚してくれたらそれだけドローできるんだから

ことり「デッキから2枚目の『シンギング・レイニアス』を手札に加える」

ことり「『RRーネスト』の効果を発動!デッキから3枚目の『ミミクリー・レイニアス』を手札に加える!」

穂乃果「3枚目!?もう効果は使ったのに?」

この頃流行りの名前指定の1ターンに1度がついていたはずのミミクリーを、何故?

ことり「ことりは『バニシング・レイニアス』と『トリビュート・レイニアス』の2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」

ことり「吹雪引き連れ夜空を駆け抜けろ!ランク4!『零鳥獣シルフィーネ』!」

穂乃果「1ドロー!」

シルフィーネA2000

ことり「自分フィールドにエクシーズモンスターが存在するので『シンギング・レイニアス』を特殊召喚!」

穂乃果「...1ドロー」

ことり「4×2で出てくるのが『ストリクス』のみだと考えているならそれは残念。鳥獣族には鳥獣族のためのエクシーズが他にも用意されているのです!『シルフィーネ』の効果発動!」

ことり「ORUを1つ使い相手フィールドの表側表示のカードの効果を全て打ち消し、自分以外のフィールドに表側表示で存在するカード1枚につき300攻撃力を上げる!パーフェクトフリーズ!」

穂乃果「その効果は次の相手のスタンバイフェイズまで続く。これは通せない!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』の効果発動!EXデッキの表側表示Pモンスター、『ドクロバット・ジョーカー』をデッキに戻しモンスターの効果、魔法、罠の発動を無効にし、破壊する!リフレクトライトニング!」

ことり「虹彩のサーチを封じられるうえに攻撃力を上回れる。一見正しい選択だね」

ことり「...読めてたよ!その未来は!」



ことり「手札の『ミミクリー・レイニアス』を捨て、装備魔法『D・D・R』を発動。除外されている『ミミクリー』を特殊召喚!」

ことり「何度でも帰ってくるようになっているのです。私の隊員に使い切りはいません!」

穂乃果「でも通常召喚は既に行っているよ!そしてこの帰還が私の手札をさらに増やしてくれているということもお忘れなく!」

ことり「今更気にしてられないよ!特殊召喚に成功した時速攻魔法『地獄の暴走召喚』、発動!」

何体特殊召喚されても同時なら引けるカードは1枚だけ。ウイルスカードといい穴をついてくるなぁ

ことり「『ミミクリー』をデッキ、手札、墓地からあと2体特殊召喚!」

ことり「『ミミクリー』の効果で全ての『RR』を1つ上げてレベル5となった『ミミクリー』と『シンギング』の2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」

ことり「焼き加減はいかがいたしますか?もちろんヴィリーウェルダンで!ランク5!『No.61ヴォルカザウルス』!」

ヴォルカザウルスA2500

ことり「いわゆる逆進化なのかな?『ヴォルカザウルス』の効果発動!ORUを1つ使って相手モンスター1体をこんがり焼いちゃう!お代は元々の攻撃力。鉄板焼き!」

穂乃果LP4800

ことり「『ミミクリー』、2体目の効果発動!レベルをさらに1つ上げる!そしてレベル6となった『ミミクリー』2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!」

ことり「魔を引き裂く光の爪、『フォトン・ストリーク・バウンサー』!」

バウンサーA2800

ことり「まだまだ!ランク5の『ヴォルカザウルス』1体でオーバーレイネットワークを再構築、ランクアップエクシーズチェンジ!伝説の地より飛び立て、ランク7!『迅雷の騎士ーガイアドラグーン』!」

ガイアドラグーンA2600

ことり「8枚ものドローで手札には大層役者が整っているでしょう。しかし!一度も飛び入り参加を見せてくれないところから私にステージを譲ってくれたということになりますね!」

ことり「...これで終わるわけないよね」

今の一言は間違いなくことりちゃんの本心...穂乃果がピンチに立たされて、でも逆転の可能性を残していて...っていうデュエルの展開の問題じゃないよね。
もちろんここで幕引きするほど穂乃果と穂乃果のデッキはやわじゃないよ。

ことり「バトル、『ガイアドラグーン』でダイレクトアタック!スパイラルスカイシェイバー!」

穂乃果「相手モンスターの攻撃宣言時!手札から『虹クリボー』の効果を発動!そのモンスターに装備する!」

穂乃果「装備モンスターは攻撃できない!」

ことり「このターンで倒すことはできなくなったけど!『バウンサー』でダイレクトアタック!」

穂乃果「くぅっ!」

穂乃果LP2000

ことり「メインフェイズ2、墓地に闇属性モンスターが7体以上いるので魔法カード『終わりの始まり』を発動、除外するのは『ストリクス』、『シンギング』2体、『トリビュート』2体、3ドロー!」

ことり「2枚目の『エクシーズ・ギフト』!『ガイアドラグーン』からORUを2つ取り除き2ドロー!」

ことり「まだまだ!墓地の『ミミクリー』、『インペイル』、『バニシング』2体、『シルフィーネ』をデッキに戻して『貪欲な壺』!2ドロー!」


怒涛の連続ドローで穂乃果がつけいる隙をなくしていくスタイル。ことりちゃんの粘り強さを感じるね。

ことり「2枚カードを伏せてターンエンド」
手札3 ガイアドラグーン バウンサー
伏せ2 ネスト

ことり「見せてもらうよ。エンタメイトホノカが切り開く未来を!」

T6 穂乃果

穂乃果「未来、か」

穂乃果「きっと最後は大団円ってね。ドロー!」

...!?このカードは

『賎竜の魔術師』

魔術師...そうだ!ドクロバットジョーカーの最後のサーチ先!

穂乃果「速攻魔法『サイクロン』!私の側から見て右のカードを破壊!」

『ブレイクスルースキル』バウンサーと合わせて二段構えの防御をするつもりだったのかな?

穂乃果「私は手札からスケール2の『EMペンデュラム・マジシャン』とスケール5の『竜剣士ラスターP』でペンデュラムスケールをセッティング!」

穂乃果「『ラスターP』のP効果を発動!相方を破壊し同名カードを手札に加える!」

ことり「完璧といってもいいドロー。でも待っていたよ!それを!速攻魔法『魔法効果の矢』」

ことり「相手の表側表示の魔法カードを全て破壊しその枚数×500のダメージを相手に与える!」

ことり「最近、P召喚が流行っているから試しにデッキに入れてみたんだけど効果てきめんだったね」

穂乃果「いいや...」

穂乃果「飛ぶ鳥を撃ち落とす難しさ。あなたはよ〜く知っているはず。その矢は私に当たらないよ♪速攻魔法、『揺れる眼差し』!」

穂乃果「Pゾーンのカード全てを破壊しその枚数に応じて効果を発動する!」

揺れる眼差しには何度もお世話になったよね...何度も?

穂乃果「2枚なので相手に500ダメージを与えながらデッキからPモンスター1体を手札に加える」

穂乃果「『ドクロバット・ジョーカー』を選択」

ことり「でも『天空の虹彩』は破壊されるから500のダメージは受けてもらうよ」

穂乃果LP1500
ことりLP7500

穂乃果「スケール2の『EMドラミング・コング』とスケール8の『EMドクロバット・ジョーカー』でペンデュラムスケールをセッティング!これでレベル4から7のモンスターが同時に召喚可能!」

ことり「1匹いれば30匹、何処でも見かけるグローバルスタンダード!『増殖するG』を捨て、効果発動!」

穂乃果「増えるのならばお好きにどうぞ!ペンデュラム召喚!『ドクロバット・ジョーカー』2体、『ペンデュラム・マジシャン』、手札から『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!レベル6『賎竜の魔術師』!」

ことり「魔術師...?」

ことり「(ちょっと予定と違っちゃったなぁ)
1枚カードをドローするよ」

穂乃果「お楽しみはこれからだよぉ!」

カードが...呼んでいる!

穂乃果「『ペンデュラム・マジシャン』、続いて『賎竜の魔術師』の効果を発動!『賎竜』は召喚、特殊召喚に成功した場合墓地から『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を手札に戻す」

穂乃果「『ペンデュラム・マジシャン』の効果で『ドラミング・コング』と自身を破壊しデッキから『EMファイア・マフライオ』と『EMリザードロー』の2枚を手札に加える!」

穂乃果「スケール6の『EMリザードロー』を発動、破壊して1ドロー!スケール3の『EMパートナーガ』をPゾーンに発動!」

穂乃果「『EMファイア・マフライオ』を召喚!そしてこれが元祖EMの十八番芸!『パートナーガ』のP効果発動!」

穂乃果「私のモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで自分のEMカード1枚につき300アップさせる!私のフィールドには5枚の『EM』。よって『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』の攻撃力は1500ポイントアップ!」

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンA4000

穂乃果「まだまだ!手札から魔法カード『龍の鏡』を発動!墓地の『ボルテックス』と『トランプ・ウィッチ』をゲームから除外し2体目の『ボルテックス・ドラゴン』を融合召喚!」

ことり「素材指定は『オッドアイズ』モンスターだったね...2枚目が来るとは」

穂乃果「『ボルテックス・ドラゴン』の効果で『バウンサー』を手札に戻す!プラズマウイング!」

ことり「させるわけないじゃない。『バウンサー』の効果発動!ORUを1つ使い『ボルテックス・ドラゴン』の効果を無効にし1000ポイントのダメージを与える!」

穂乃果「ならそれにチェーンして『ボルテックス』2つ目の効果を発動!デッキに戻すのは『モンキーボード』、リフレクトライトニング!」

ことり「ブレスルさえ残っていれば...」

穂乃果「バトルフェイズ!『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』で『ガイアドラグーン』を攻撃!螺旋のストライクバースト!」

ことり「...墓地の『レディネス』をゲームから除外することでこのターン受けるあらゆるダメージを0にする!」

穂乃果「でも破壊はされてもらうよ!」

穂乃果「メインフェイズ2レベル4の『ドクロバット・ジョーカー』2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!戦いの血潮が騒ぐ、ランク4!『No.80狂葬覇王ラプソディ・イン・バーサーク』!」

ことり「また厄介なカードを...」

穂乃果「『ラプソディ・イン・バーサーク』の効果発動!ORUを1つ使い相手の墓地のカード1枚を除外する。『ブレイクスルースキル』を除外。ソングオブディメンジョン!」

ことり「この効果は1ターンに2度まで発動できるんだったね。ことりも何度そのカードにやられたことか...」

穂乃果「そうそう。2回目の的は『ミミクリー・レイニアス』!」

穂乃果「さらに『ラプソディ・イン・バーサーク』にはまだ効果が残っている!このカードを攻撃力1200アップの装備カードとして『ボルテックス』に装備!憑依合体!」

ボルテックスA3700

穂乃果「墓地の『ジョーカー』2体、『ハンマーマンモ』、『リザードロー』、『シルバークロウ』をデッキに戻し『貪欲な壺』を発動!2枚ドロー!」


『...どうやら私の介入が成功したようだな』

『君がそのカードをデッキに入れていると見越して転送させてもらった』

...?今のはデュエルディスクの通話機能?

『このカードを見て』 ザザッ『何か思い出すものがあれば』ガーッ『...これは抑止力』

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「...あっ!」

ことり「早くそのドローしたカードを見てあげないと、デッキもうずうずしてるはずだよぉ!」

穂乃果「ごめんごめん!」

今の...何だったんだろう。

穂乃果「カードを2枚伏せてターン終了だよ」
手札1 ボルテックス(ラプソディ装備) オッP
マフライオ 賎竜 伏せ2
P パートナーガ ドクロバット・ジョーカー

ことり「あれだけモンスターを並べても特殊召喚の回数はたった3回、か...やっぱりP召喚は強力だね」

ことり「(それだけ脅威になり得るってことだけどね...ま、これくらいしてもらわないと)これじゃあ出し惜しみできないかな」

ことり「...すぅ。はぁ...ことりのターン、ドロー!」

ことり「私が引いたのは『RUMー七皇の剣』!」

穂乃果「せ、セブンスワン!?」

ことり「誰も見たことないようなカードを使う人が今更驚くほどでもないでしょ?これはただのレアカードなんだから。通常のドローで引いたこのカードを公開し続けることでメインフェイズ開始時にその効果を発動できる」

ことり「EXデッキからこのカードを特殊召喚する!現れろ!No.101!満たされぬ魂を乗せた方舟よ。光届かぬ深淵より浮上せよ!『S・H・Ark Knight』!」

ことり「そしてこのカードをCNo.へとランクアップさせる!私は1体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!」

何て気迫...思わずボルテックスの効果を使ってしまいそうになったよ。

ことり「現れろ、CNo.101!満たされぬ魂の守護者よ、暗黒の騎士となって光を砕け! 『S・H・Dark Knight』!」

Dark Knight A2800

ことり「さあ、フィナーレを飾ってもらうよ!」

この伏せカード...そして急に入ってきた16枚目のEXデッキなら!

穂乃果「勇者が奮闘空しく散る姿でね!罠発動、『エクシーズ・ユニバース』!」

穂乃果「エクシーズ版の超融合、といったところかな?このカードが参照するのは『フィールド』のエクシーズモンスター。『モンスターゾーン』とは書いていない!」

穂乃果「装備状態の『ラプソディ』と『Dark Knight』を選択!その合計ランクと同じ、または1つ下のエクシーズモンスターを特殊召喚する!」

ことり「っ...!『七皇の剣』も読んでいただなんて...」


ことり「なーんちゃって♪」

ことり「やっぱり今のことりには...敵いませんねっ」

穂乃果「なっ...!」

ことり「装備カードにしちゃったこと...それが最大のネックだったね。速攻魔法『サイクロン』!」

ことり「装備状態の『ラプソディ』を破壊する!」

穂乃果「通さない!『ボルテックス・ドラゴン』の効果発動!『モンキーボード』をデッキに戻し『サイクロン』を無効にし、破壊する!」

穂乃果「これで『エクシーズ・ユニバース』の発動は止められない!」

例え、高攻撃力のモンスターを出してきたところで伏せカードを使えば守ることは簡単。それどころか次の迎撃にもなる!

ことり「融合、融合の次はエクシーズ。か...」

ことり「数多くの召喚法を躊躇なく自在に操れる様はエンターテイナーの鑑であり強さの証でもある...」

穂乃果「ことりちゃん?」

ことり「でもまだ痛みが伴っていない、ね。速攻魔法『禁じられた聖槍』を発動!『Dark Knight』はその身を自ら貫くことで魔法、罠への耐性を得た!」

Dark Knight A2000

ことり「対象としたモンスターを2体とも墓地へ送れなくなると『エクシーズ・ユニバース』は不発に終わる!装備状態の『ラプソディ』は破壊できないけどね」

ことり「『Dark Knight』の効果発動!特殊召喚された相手モンスター1体をORUとする。...『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を選択!ダーク・ソウル・ローパー!」

攻撃力が上がったボルテックスじゃなくてオッドアイズを?ペンデュラムモンスターを再利用できないようにすることもできるけど...

穂乃果「どんな狙いにしろ今度こそ止めさせてもらうよ!手札を1枚コストに発動せよ!『超融合』!私のフィールドの『ファイア・マフライオ』と『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を融合!」

穂乃果「炎纏し百獣の王よ。魔天の龍と1つになりて新たな力を生み出さん!融合召喚!いでよ!野獣の眼光りし獰猛なる龍、『ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

ビーストアイズA3000

ことり「このタイミングで超融合。攻撃力の低いEMをより攻撃力の高い融合モンスターに変換するために伏せていたんだね。しかも瞬間融合と違ってターンの終わりに破壊もされない」

ことり「でもそのカードが穂乃果ちゃんを勝利に導いたことがあったかな?」

穂乃果「!!?」

ことり「(私は...避けたり嫌ったりしない。利用できるものは何でも使う!)」

ことり「1000のライフをコストに『簡易融合』...発動!」

ことりLP7000

ことり「EXデッキからこのカードを融合召喚する!」

ことり「世界の行く末を見守る優しき神話生物、『旧神ノーデン』!」

ノーデンA2000

ことり「『ノーデン』は特殊召喚に成功した時墓地からレベル4のモンスターを効果を無効にして特殊召喚する。『ミミクリー』を特殊召喚!」

ことり「レベル4の『ノーデン』と『ミミクリー』でオーバーレイ!エクシーズ召喚!2体目の『フォース・ストリクス』!」

穂乃果「今になってストリクス...?もっと攻撃的なランク4はいるはずなのに...?」

ことり「『ストリクス』の効果発動!ORUを1つ使いデッキから『バニシング・レイニアス』を手札に加える」

ことり「安心して?フクロウも猛禽類。同じ仲間だから。『エクシーズ・シフト』!」

ことり「『フォース・ストリクス』を墓地に送り同じ種族、属性、ランクを持つ別のエクシーズモンスターに再構築する!」

ことり「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!エクシーズ召喚!現れろぉぉ!」

ことり「ランク4っ!『RRーライズ・ファルコン』!」

穂乃果「2体目のRRエクシーズ...」

RRーライズ・ファルコン A100

ことり「『ライズ・ファルコン』の効果発動!ORUを1つ使い相手の特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力をこのカードに加える!『ボルテックス・ドラゴン』を選択!」

ライズ・ファルコンA3800

ことり「相手の力を利用し自分の勝ち筋を作る。今日の決め手はエースモンスターの『ボルテックス・ドラゴン』だったね!」

自分のカードが無効にされるのも読み切ったうえでのライズ・ファルコン...やっぱり未来でも見えているんじゃ...

ことり「本日のデュエルを飾ってくれたモンスター達にそして全力を見せてくれたエンタメイトホノカに、もちろん私に盛大な拍手を!『ライズ・ファルコン』!全ての敵を引き裂いて!ブレイブクローレボリューション!」

穂乃果「はは。また負けかぁ」

穂乃果LP0

デュエルが終わり、ギャラリーがはけて穂乃果達3人になるとデュエルステージがまた大きく見えた。

穂乃果「上手くいったと思ったのになぁ」

ことり「ことりだって穂乃果ちゃんがあそこまで二重、三重に罠を仕掛けていてびっくりしたよ」

穂乃果「えへへ。あ〜これで2連敗かー...」

穂乃果「ねえ、ことりちゃん」

ことり「なあに?」

穂乃果「ことりちゃんって冗談抜きで本当に先が見えているんじゃない?」

真姫「2人ともお疲れ様...って穂乃果?デュエルで熱くなりすぎて変な電波でも受信したの!?」

穂乃果「真姫ちゃんの想いを受け入れて自分も応える決意ができたのも、私が歌を作ろうって思ったのもことりちゃんの一押しがあったからだった」

ことり「どうかな〜?」

穂乃果「『歌のタイトル』も...」

あ。今、一瞬だけど表情が揺らいだ!

真姫「タイトル?あれってにこちゃんが考えたんじゃないの?」

ことり「実はにこちゃんにアドバイスしてました!」

真姫「嘘吐かないの。でも...歌のタイトルってどういうこと?」

ことり「うーん...これはもう隠せないかな?」

ちょっと芝居がかっているところもあるけど

ことり「にこちゃんに直接タイトルを告げたわけじゃないけど大なり小なり、ことりが影響しているんだよね」

真姫「信じられない」

ことり「と、思うでしょ?でも、このカードがあれば話は変わってくるんじゃないかなぁ?」

『七皇の剣』

真姫「...通常じゃまず手に入らない。特別なカード。だっけ?」

ことり「そう。そして特別なカードには特別な力が宿る。でしょ?見てもらったら分かるけどレプリカの印字もないよね?」

特別なカードでも『ブラック・マジシャン』『ネオス』、『スターダスト・ドラゴン』のように英雄の象徴になるようなカードはレプリカとして一般に出回っている。
レプリカとないカードは正真正銘、特別な力が宿ったものでそもそも七皇の剣は一般発売されていない。

ことり「これでちょっと先のことも見えるようになったんだぁ」

夢のような話、だけど。

ことり「穂乃果ちゃんだって『オッドアイズ』にその融合体の『ボルテックス』という不思議カードを持っているでしょ?」

穂乃果「うん。たまにカードが喋っているんじゃないかって思う時があって。最近デュエルしてなかったからか何も聴こえなくなったけど昨日花陽ちゃんとデュエルした時に久しぶりにね」

ことり「かよちゃん、強かったよねぇ。レインボードラゴンに負けたんだよね?」

穂乃果「え!?見てたの?誰もいなかったはずなのに!」

真姫「ヴェッ!?2人きりでデュエルしてたの?」

穂乃果「花陽ちゃんも偶然残ってたんだよねぇ。みんなすぐ帰っちゃったから」

真姫「そう...ごめんなさい。穂乃果や花陽の気も考えずに先に帰ってしまって。...ことりも残ってたの?」

ことり「ううん。聞いた話なんだ」

穂乃果「んもぅかっこ悪く負けたことは覚えてないでよぅ!」

真姫「穂乃果?話逸れてる。そ言い出しっぺがそれでどうするの」

穂乃果「ああそうだった!ことりちゃんの先を見ることができる力についてだった」

デュエルの後で力が抜けちゃって忘れるところだったよ。本にも直後の燃え尽きに注意って赤文字で書かれていたのに。

真姫「さっき、先のこと『も』見えるって言ったわよね?」

真姫「それはどういうことかしら?」

ことり「鋭いね、真姫ちゃん」

真姫「鋭いも何も指摘してほしくて言ったんじゃないの?」

ことり「今さら嘘を重ねる必要はないからね。気がつかなかったらそれまでだけど」

大事なことだから二度言って欲しいところだけれど人の話は一度で理解しなさい、とも小さい頃から言われ続けているからなあ。

ことり「これは多分口で説明しても実際に味わってみないと分からないことだけど、それでもいい?」

真姫「穂乃果の意見を尊重するわ」

ことり「尊重、じゃなくて穂乃果ちゃんの意見が真姫ちゃんの意見になるんでしょ?」

真姫「///...」 カァ

ことり「そんなに顔を赤くするところかなぁ?」

ことり「先も見えるって言うのはね。ちょうど迷路を色んな角度から見ているようなものなんだ」

ことり「だからちょっとした危険察知もできるんです。なるべく多くの人に知られたくはなかったけど...穂乃果ちゃんは最初からある程度察しがついてたんだよね?」

気付かれてた!?

穂乃果「な、何でそれを?」

ことり「何度も言うけど幼馴染には筒抜けなんだよねぇ」

真姫「そんなに便利で都合のいいものなの?」

ことり「真姫ちゃんにもすぐ分かるよ。何も言わなくても伝わるようになる感覚」

ことり「ことりは穂乃果ちゃんや海未ちゃんほど感度は高くないけどみんなの気持ちも言葉にしなくても理解しているつもりだよ?」

真姫「そういうものなのかしら」

言葉だけならあまり理解していないと取られるかもしれない。でも真姫ちゃんのその一言に角はなかった。

ことり「うん。穂乃果ちゃんだけは気付かれても仕方ないって割り切ってたけど...起こっちゃったものはしょうがないね」

ことり「もし、何か変わったことがあったらことりに伝えて下さい。力になれるはずだから」

真姫「ありがとう。でも、みんなには...やっぱり伝えないの?」

ことり「うん...みんなが弱いとかそういうのじゃないよ。むしろ逆」

ことり「わざわざ伝えなくてもいいくらい強い人だって知ってるから。みんなそれぞれの力で解決できるはずだから」

ことり「問い詰められたら仕方ないんだけどね」

思っていたよりするすると明かされていくことりちゃんの秘密。意図して隠さないけど伝えて回ることもないのは留学の件と同じで

...本当にそれでいいのかな?

変なことだけど少しずつ、そう気付かないうちにことりちゃんが離れていくような。消えることはないけど距離を置いていってるような。
「わざわざ伝えなくてもいいくらい強い人だって知ってる」
みんな成長したってことなんだろうけど寂しい気もする。

ことり「じゃあ、2人とも楽しんでね〜♪」

穂乃果「あっことりちゃ...」

これで羽がついてたらもう見えなくなっていたに違いない速さでことりちゃんは駆けて行った。

真姫「楽しんでって...ことりに話したの?あ、駄目ってことじゃないわよ?」

穂乃果「気付かれてるよ?ことりちゃんの言う通り筒抜けだから」

真姫「ふーん。私も誰かにはばれているのかしら?」

真姫「(尤も今まで気にかける余裕がなかったのだけど...改めて意識してみると分かる)」

真姫「(何かが違う気がするわ...穂乃果も、みんなも)」

【真姫はみんなに対して心配ごとを抱いた】

ことり side

色々狂っちゃったなあ。竜剣士は結局今回も見せ場無しだし。
まあ他にも色んなアプローチがあるおかげで進んではいるんだけど...どうにも嫌な感じ。

ことり「はぁ...」

それにしても、当然気づいてはいるけど教えてくれたっていいんじゃないかな?なんて...にこちゃんに聞かれたら怒られちゃうね。

穂乃果ちゃんにその気持ちを押し付けるわけじゃない。ただ、穂乃果ちゃんにはもう本当のことを教えてもいいよね?

『受信者 高坂穂乃果
本文 あの話には続きがあるの。穂乃果ちゃんには伝えようと思います。明日の夜(6ターン目 フェイズ3)良ければ私のお家に来てくれないかな?』

【ことりの秘密に迫った3/4】

本日はここまで!

ちょっ遊矢、何セイバー使ってんだ...
ミミクリーは墓地に送られてすぐに次元の彼方に飛ばされるので忘れられがちですがレベル上昇効果のおかげでRRで多種多様なエクシーズモンスターを展開できるようになるのですよ。何と、
ドボクザークもあの最凶のナンバーズ、
ラッキーストライプも素出しできるのです!RRの最大の過労死要因になること待った無しですね!

ことりと黒咲は遊矢と穂乃果ほどではないものの戦い方に違いを出しています。簡易ノーデンを使うかどうかも大きな違いのひとつです。

次回はできれば翌日に再開したいと思っています。無理なら明後日ですね。

では、また。現実でも流れるような連続ドローをしたいけどドローソースばかりが手札にこんにちはして本末転倒という。

乙です

おつん

ミス フィールドのドクロバットがシルバークロウになっている部分がありますが展開上問題はないので脳内変換してください

穂乃果「なーんか最近デュエルの腕が鈍ってるなぁ」

真姫「惜しい戦いが多かったじゃない。紙一重の差よ。...すぐに埋められるわ」

真姫「精神論の話から抜けるとするなら少し構築に甘いところがあるかもしれないわよ?私もデッキを見直そうと思ってるし良ければ付き合うわ」

良ければ、なんてこれで断ったら彼女失格だよ!

穂乃果「もちろん!でも真姫ちゃんのデッキにもガンガン突っ込みを入れるからねっ」

真姫「逆に私に論破されて泣き出すんじゃないわよ?」

穂乃果「泣かないもーん!穂乃果は子供じゃないんだから!」

真姫「へえ。じゃあこのキャンディもいらないわね?」 ヒョイッ

さっきから手に持っていたキャンディの包みを器用に開けて

真姫「美味しいわぁ」

広げた包みを穂乃果に見せつける。

穂乃果「あ...あぁ!それは新しくオープンした紫雲院キャンディのフュージョンフレーバー!食べたかったのにぃ!」

今時珍しいキャンディ専門店。どこかの世界的な賞を受賞していてフミコ達が手放しに大絶賛してテレビでもよく取り上げられるから気になってたのに!

真姫「ヴェッ!?そんなに欲しかったの?このキャンディ。ちょっ掴みかからないで!服が伸びちゃうじゃない!」

穂乃果「...ごめん」

真姫「確かに分かりやすい娘ね。あんた。...と言っても困ったわ。試食用に配られた一本しか持ってないの」

この前雪穂に同じことされたよ。穂乃果が歩く時だけなぜか配ってないんだよねぇ。

穂乃果「ここから、お店まではどのくらいの距離!?」

真姫「ちっ近い近い!...歩いて行けない距離じゃないけど近くはないわよ」

穂乃果「じゃあそこを目指しながら通り道にいい場所があったら寄って行こっか!」

真姫「そうね。あんたはそうやって振り回していないと」

穂乃果「まるで穂乃果が台風みたいに言わないでよー」

どこへ寄って行った?>>354
場所を指定して下さい

喫茶店 沢渡 希 あんじゅ
神田明神 海未 花陽 絵里
公園 ことり 亜里沙
アクセサリーショップ にこ 凛 ツバサ

ぞろ目で遊矢に遭遇します。

神田明神

真姫「結局、行き慣れた神田明神になったわね」

穂乃果「うん。この前ここに来た時はまだ決心がついてなかったけど」

穂乃果「こうして真姫ちゃんと2人並んで見る神社はまた違うね!」

穂乃果「ぴょん、ぴょん、ぴょん...ほら、真姫ちゃんもやってみて!」

理解できない顔してるけどみんな小さい頃やってたはずだよね。

穂乃果「この色が違う部分だけを踏んで進むんだ」

真姫「ふーん...?わざわざそんな回り道するような真似をするのね」

穂乃果「昔にやったことない?穂乃果はこれを極めるために小学生の頃毎日練習してたよ?」

真姫「意味のないことに全力を注ぐのね。イミワカンナイ」

穂乃果「面白いよ〜?あ、もしかしてできないとか?」

笑顔で腕立てできるんだからこれくらい余裕だと思うけど

真姫「煽っているつもり?これくらい容易よ。見てなさいっ!けん、けん...」

育ちの良さがそのまま現れたような優雅なステップでそのまま...

真姫「とっわわっ...!」

真姫「...見てないで起こすくらいしなさいよー!」

あまりに綺麗に転ぶから...

「あら、今の真姫はかなり賢くないわね」

真姫「その手に持っている高性能な板を今すぐ離しなさい」

絵里「こっこらちょっと!石を投げるの止めなさい!手、手に当てないの!腫れるじゃない!」

バウンドする角度も計算して絵里ちゃんに反撃の隙を与えないようにしているね。流石医学部志望なだけあるよ。

穂乃果「ま、真姫ちゃ〜ん?絵里ちゃんも反省してるみたいだしそろそろ許してあげようか」

真姫「...穂乃果が言うなら。絵里、次はないわよ」

絵里「酷いわね。先輩に対して。...学校帰り?それにしては遅い時間だけど、何処か他の場所に寄った後かしら?」

穂乃果「後でもあり向かっている途中でもあるんだよね〜。今日は真姫ちゃんと放課後デートなんだ!」

絵里「へぇデートなの」

真姫「」(ビシュッ)

真姫ちゃん、野球始めたら?

絵里「いったぁ!...私がキャッチしてなかったら叫び声じゃ済まなかったわよ」

絵里「分かりやすいわね。ま、これ以上は触れないでおくわ。折角神社に来たことだし、一緒にお参りしない?」

真姫「そうね。絵里が名実ともに賢くなるようにお祈りするわ」

絵里「何が名で何が実か気になるわね〜?」

穂乃果「2人とも仲良く、ね?」

本殿に辿り着くまでに仲直りしないと神様からご利益をもらえなくなっちゃうよ

穂乃果「...あ!そうだこういう時は馬と戯れてリラックスしよう!」

絵里「真姫には穂乃果がいるでしょ?」

真姫「...じっ実は私?馬好きなのよね〜」

絵里「馬刺しが好き、とかだったら刺すわよ?」

絵里ちゃん、上手い!

真姫「馬刺しも好きだけど、私詳しいのよ。特にここの馬について」

真姫ちゃんが馬に近づいて慣れた手つきで毛を撫でる。花陽ちゃんがアルパカ使いなら真姫ちゃんは馬使いと言ったところかな?お金持ちと言えば思いつくのは馬だしイメージに合ってるね。

真姫「決闘疾走って知ってるかしら...?」

穂乃果「ライディングデュエル、のことだよね?」

真姫「そう。この頃は全盛期ほどの勢いはないけど一時期世のトレンドとなったデュエル法ね」

それとこの馬に何の関係があるんだろう。まさか馬に乗ってデュエルとか?

真姫「その決闘疾走の元になったのが馬に乗って行う儀式的なデュエルだったのよ」

穂乃果「本当に馬に乗ってた!」

映画で観たことあるけどてっきりその中だけの話だと

真姫「で、最初に儀式が行われたのがこの神社なわけだけどこの馬はその時の神官を乗せた馬の直系の子孫だったの」

絵里「へえ、今じゃ資料館の地下の本棚を調べないと分からないようなことまで知っているのね」

真姫「その言い方だと絵里も知っているのかしら?しかもこの馬の血統は代々稀代の名馬と言われ決闘疾走が時代の一線を退いた後も戦国武将の愛馬や競馬の優勝馬を出しているわ。あまりの凄さにUMAと呼ばれるくらいね」

あれ?穂乃果は馬イクって聞いたけど

真姫「あ、馬イクというのは正確には馬を指すものではないからここ、注意ね」

スピードからそういう名前が付いたものだと思ってたけど馬じゃなかったのかぁ。
一説には生物ではないとする人もいるくらいだしね。

真姫「どう?これでも馬が好きだと認められないかしら?」

絵里「...」

真姫「開いた口が塞がらないみたいね。あなたの頭の中の図書館の資料を余すところなく開示されてしまったからかしら?」

いつものピシャっとした認められないではなく文字通り苦渋に満ちた表情の絵里ちゃん。

絵里「むぅぅ悔しいけどこれは認めざるを...あっ!」

絵里「ふふん、真姫。これはあなたでも知らないかもよ?」

真姫「自信たっぷりって顔ね。見た目だけで終わらないことを祈っているわ」

今にも逆転のBGMが流れそうな絵里ちゃんと少しも余裕を崩さない真姫ちゃん。勝つのはどっちだ!

絵里「今に詳細に伝わっている決闘疾走はここから始まったのだけど実は決闘疾走発祥の地は別にあるのよ」

穂乃果「ええ!?そうだったの!?」

絵里「その反応を真姫で見たかったんだけど...もしかして知ってた?」

真姫「まさか、それは知らなかったわ。ただ絵里のドヤ顔があまりにも様になっていて」

何でか分からないけど絵里ちゃんってアホの子みたいな表情の方が似合っているんだよね。

絵里「穂乃果、今ポンコツって言わなかった?」

穂乃果「言ってない、言ってないよ!」

絵里「おっと失礼。決闘疾走自体のルーツがどこにあるかはまだ分からないけれど生まれた当時は究極神に願いを聞き入れてもらうための儀式だったそうよ」

究極神...漢字一文字一文字が強いぞってアピールしてるね。名前からは何の神様か分からないけど全知全能とか伝えられていそう。

真姫「...」

絵里「...」

真姫「それだけ?」

穂乃果「...」

絵里「そうよ!それだけよ!悪かったわね!」

究極神か決闘疾走の掘り下げが来ると期待していたから...

真姫「大体予想はできていたけどね...でも究極神か。地元の神社のよく見る馬からこんなに世界が広がるなんてね」

あ、撫でられてすごく気持ち良さそう。ちょっと妬けちゃう。

絵里「穂乃果のおかげね。本当に癒されたわ」

穂乃果「これで神様に顔を見せても大丈夫なようになったね!」

絵里「あ...」

真姫「私としたことがここが神聖な場所だということを忘れてたところがあったみたい。希がここにいたら怒られていたわね」

絵里「(実はこれ希から聞いた話なのよね。...バレてないようだからよかったけど。あれ?でも希も違う人から聞いたって言ってたけど...誰だっけ?)」

真姫「穂乃果、見直したわ」

穂乃果「えへへ〜もっと褒めて〜」

絵里「下心を持つ人にも神様は厳しいと思うわ」

それは困るっ!

真姫「もたもたされるのも神様じゃなくても腹がたつわね。早くお参りしましょう...ん?」

海未「花陽?もったいぶるから後ろが詰まってしまっていますよ?」

花陽「ピャァ!あ、ごめんなさい...!穂乃果ちゃん達だったんだ...」

絵里「花陽、海未!あなた達も来てたのね」

海未「はい。少し神にご教示頂きたいと思って...穂乃果はどうしました?おみくじでも弾きに来ましたか?」

海未「ちなみに私は末吉でしたよ」

何だ、海未ちゃんだっておみくじ引いてるじゃん。

絵里「違うわよ。真姫と穂乃果のデートの場所に私が偶然居合わせたの」

海未「!?デデデ、デートですか!?」

穂乃果「ち、違うゾイ!」

花陽「穂乃果ちゃん急におじさん臭い口調になって昭和もののドラマでも見ちゃったノォ!?」

穂乃果「ごめん。絵里ちゃんが突拍子もないことを言い出すから...」

花陽「でも嘘って顔じゃなさそうだね。穂乃果ちゃんじゃなくて真姫ちゃんの方が」

真姫「根拠もないことを並べるんじゃないわよ!」

花陽「一緒にいたら分かるんだよ〜。凛ちゃんの言う通りだ!」

動かぬ証拠...いや、証拠ですと看板が出ている様なものだね。

海未「全く...真姫ってば私に似てすぐ顔に出るんですから」

真姫「ふぅん?じゃあ今度一緒にババ抜きしましょうか?もちろん目を瞑るのは無しね」

海未「なっ...あなた私の唯一と言っていい勝ち筋を潰すというのですか!?」

絵里「落ち着きなさい、海未。まだ勝ち筋は残っているはずよ。賢く対応するの」

言葉に反して全く賢く聞こえない現象はどういう根拠で説明できるんだろう?

海未「そうでしたね。見てなさい、私の本気。...ですが今トランプは持ち合わせていません」

真姫「持ってたらするつもりだったの!?」

デュエルとは違ってソリッドビジョンシステムがないから野試合には不向きなんだよね。

花陽「海未ちゃん必死に練習してたもんね...ところで、そろそろお参り、しませんか?」

穂乃果「あ!そうだった。何のために来たのか忘れるところだったよ!」

真姫「ここにはポンコツしかいないの?」

真姫ちゃん。不動のツッコミ役なんてここにはいないんだよ。

絵里「さあ。お賽銭をアンダースローで投げるわよ。ストライクゾーンは広いわ」

海未「花陽はちゃんと近づいてから投げ入れましょうね?」

花陽「はーい」

穂乃果は敢えてソフトボール式で行こうかな?

絵里「真姫?爆丸方式は流石に無理があると思うわ」

真姫「ジョークよ、ジョーク!」

かなり真剣に距離を測っていたように見えたけど

【お参りをした!2ターンの間コンマが少し楽になった!】

『...爆丸とは何だ?どういったタイミングで発動する』

穂乃果「...?」

『?』

【神様が穂乃果達に興味を持っている...?】

花陽「みんな何をお願いしたの?私は伝伝伝第二弾が当たりますようにって...あ、みんなずっと仲良くできますように、は常日頃からお願いしてるデフォルトだよ!」

絵里「花陽...私は、そうね。デフォルトに加え、春学期フル単ね」

穂乃果「ふるタン?」

絵里「牛タンみたいに言わないの。授業の単位を全部取れますようにってこと」

真姫「絵里の学力ならわざわざ神様に頼む必要はないんじゃないの?」

絵里ちゃんでこれなら穂乃果は降霊術でも始めなきゃいけなくなっちゃうよ!

絵里「あのね、真姫に限らずみんなに聞いてほしいんだけど大学っていうのは頭が良いだけでどうにかなるものじゃないのよ...」

海未「実体験に基づいているのですね...応援しています」

絵里「後は無事息災ね」

花陽「無病息災じゃなくて?」

一文字違いだね。あんこと◯んこみたいに大きな差はなさそうだけどそれなら有名な無病息災がいいと思うけどなあ。

絵里「ちょっと欲張っちゃった。無病息災は健康を強くお祈りするお守りにつくもので無事息災は似ているけど病気以外の災い、例えばタンスの角に足の小指をぶつける、といったふとした不幸からも守ってくれるのよ」

靴だから分からないけどきっとナイロンテープでも貼っているんだね。

絵里「これが私のお願い。次は?真姫かしら?」

真姫「えっ、私なの?」

真姫「...意地でも他の人は言わないつもりなのね。いいわ...」

真姫「みんなが何時までもお互いのことをリスペクトできる思いあえますように」

真姫「これが私のお願い」

海未「無事息災のように、花陽のものとは少し違いますね」

絵里「てっきり穂乃果に関連するお願いだと思ってたけど」

真姫「期待に応えられなくて悪かったわね?こういう時に言うのも何だけど、私たちやっぱり会う機会が減ってしまったじゃない?」

花陽「そうだね...サボってるわけじゃないけど、練習も減ってるし...」

真姫「悪いこととは言わないわ。でもどれだけ変わってもあの時のみんなのみんなに対する意識はずっと持ち続けていてほしい、そう願ったから」

海未「...(私が、通った道なのでしょうか?)」

真姫「人間忘れる生き物だけど感情まで忘れるほど冷たくはないでしょ?私はそう信じてるわ」

真姫ちゃん...穂乃果とラブラブになれますようにっ!て甘々な願いはまあ絵里ちゃんの前では間違いなくしないだろうと穂乃果でも分かっていたけど...

穂乃果「映画のワンシーンなら間違いなく泣けちゃうところだったね...」

真姫「あら、私、映画女優にワンチャンある?」

花陽「あるある!」

海未「真姫なら言い過ぎではないのが悔しいです」

海未ちゃんは朝ドラが似合ってそうだな。もちろん幼馴染役で!

真姫「で?私と来たら次は海未よね」

海未「待って下さい。穂乃果が入っていませんよ」

絵里「穂乃果はもう決まっているようなものだし、穂乃果と言えばリーダーだからトリが相応しいでしょ?」

穂乃果「もう穂乃果が言いたいことは大体出尽くしちゃったからね〜」

海未「穂乃果、それは甘えというものですよ?」

海未「...はい。真姫と同じ流れですね」

海未「私の願いはことりや穂乃果といった幼い頃から過ごしてきた人たち、苦楽を共にしてきたμ's...とにかく私の傍にいる人とずっと繋がっていたい...自分の心中を口に出すのはやっぱり恥ずかしいですぅ...」

真姫「また少しずれたわね」

花陽「みんな考えてることは同じなのかな?」

穂乃果「でも被っていない部分がもれなく穂乃果の言おうとしていたことをカバーしちゃったからね〜。実は一番最初に言いたかったかも」

海未「ならば先に言えば良かったじゃないですかっ」

穂乃果「みんな思い思いに話してくからさ」

積極的に自分の気持ちを表に出さない(ように見える)人から聞きたかったんだよね〜。にこちゃんがいたら絶対ビデオテープを回しているに違いない。

海未「ほとんど真姫と同じような理由ですからこれ以上説明することもないでしょう」

真姫「(...?そうかしら...)」

花陽「うんうん。海未ちゃんが実は甘えん坊さんだってことが分かりやすく伝わったよ」

海未「今回ばかりは花陽の笑顔が憎らしいです」

絵里「(ニヤァ)」

海未「絵里、そこを動かないで下さいね?」
スチャ

絵里「デジャヴ!デジャヴよそれ!」

海未ちゃんのは正確さは当然のことながら加えて威力重視だからはれる程度はまだ序の口なんだよね。

海未「まあ私は良識ある人間です。それにこれ以外にもお願いはあるのです」

花陽「それを話せばよかったんじゃないかな?」

それに気がつかない辺り海未ちゃんもすっかりポンコツ組の仲間入りを果たしているね。

海未「...恥をかくのが後か先かの違いだけです」

海未「月末に控えている最後の弓道の試合で良い結果を残せますように」

絵里「普通にそれを先に言いなさいよ!」

全国大会に直結する大会じゃん!重要ってレベルじゃないよ

真姫「前回の大会の結果は地方大会準優勝だったかしら?」

海未「はい。悪い結果だとは思いませんが満足はまだしていませんよ?常に志を高く持つのです」

花陽「海未ちゃん、私生活の一つ一つまで細かく気を配っていてにこちゃんが2人いるみたいなんだ」

真姫「花陽、詳しいのね。...そう言えばこの頃海未と一緒にいる時間が多かったような」

花陽「この前はおにぎりを作ったよね?先週の休みは伝伝伝で山場に臨む心意気を...

海未「わぁぁ!何でそっちでも恥ずかしい思いをしなければならないのです!花陽、口を滑らせるんじゃありません!」

花陽「でも実際伝伝伝を愛用しているアスリートなどの著名人はたくさんいます!」

絵里「それを持ってるにこぱなすげぇ...」

あの世界的テニスプレイヤー錦鯉選手も試合前に嗜んでいるそうだから効果は保証できるね。

花陽「ですから恥ずかしくもなんともありま、せん!」

海未「うぐ、そこまで言うなら」

花陽「伝伝伝第二弾はまだ保証できませんがスクールアイドル虎の巻が新しく入荷しましたのでいつでもどうぞ!」

海未「...お邪魔します」

真姫「そのくらいの素直さでいいのよ」

花陽「公式の視聴動画も上がってるから嫉妬し過ぎて狂うこともないから大丈夫だよ♪」

穂乃果「花陽ちゃんが通販番組に出たらヒット商品続出だね」

今晩観てみようっと

花陽「私ってばまたテンションが上がっちゃって...」

海未「花陽はこれくらいの押しの強さがちょうどいいわね」

海未「さて穂乃果。時間は与えられました。何か新しい言葉は思いつきましたよね?」

思いついたことを前提で進めているから怖い。

穂乃果「う〜」

真姫「穂乃果がオーバーヒートを起こした!」

穂乃果「もう、こうなったらネタに走ってやる!」

穂乃果「デュエルで勝利できますように!」

海未「...」

花陽「...(目逸らし〜)」

海未「穂乃果。ネタにもなるかどうか怪しいですよ?」

穂乃果「そんな目で見るなぁ!」

真姫「確かに最近穂乃果、負けが込んでいるわね」

穂乃果「そうなんだよー!ここぞ、という時に勝利の前髪が逃げて行っちゃうんだもん」

絵里「この前は花陽にレインボードラゴンで負けたものね」

穂乃果「今日はことりちゃんにライズファルコンで引き裂かれたし」

2戦とも綺麗にやりたいことをやられて終わったんだよね...

海未「どちらも相手のエースにやられた、ということですか。願いたくなる気持ちは分かります」

花陽「ネタ、というより穂乃果ちゃんらしい最後で終わったような...」

絵里「穂乃果も超融合とかいい反撃を見せたんだけどね」

穂乃果「そうなんだよぉ」

海未「次は是非とも勝利の報告をしたいところですね」


...


海未「では、そろそろ帰りましょうか」

花陽「そうだね。また明日。今日はみんなとお願いできて嬉しかったな」


次の台詞は?>>367

1 穂乃果「あれ?絵里ちゃん、この前のデュエル見てたの?」
2 花陽「ねえ。明後日(7ターン目)みんなを呼んで家で上映会をしたいんだけど...」
3 海未「ところで真姫と穂乃果は本当に付き合っているのですか...?」
4 絵里「何だか今度は11人で歌いたくなっちゃった」
5 真姫「みんなの願い、叶うといいわね」

5

うむ

真姫「みんなの願い、叶うといいわね」

海未「真姫...?」

真姫「ベタな言い方で悪いけど私はみんなが幸せになってほしいの」

真姫「それだけ。本当にそれだけだからっ!こら花陽、抱きつかないの!」

花陽「何だか真姫ちゃんにモフモフ〜ってしたくなっちゃって、変かな?」

海未「普通ですね」

絵里「よくあることよ」

真姫「おかしいでしょ!」

最高引き分けにしかならない理不尽な戦いだね。よし

穂乃果「真姫ちゃん、可愛い可愛い!」

真姫「こういう時だけ周りに対する合わせるんじゃないわよー!」

きっと、ううん絶対叶うに決まってるよね。
だってこんなにピュアな女の子の優しいお願いだもん!

【穂乃果、絵里、花陽、海未の真姫に対する印象がプラスに働いた】


『...大切な者たちの幸せを願う、か』

『私にもかつてそういう仲間達がいたのだろうな』

『彼女達になら...』

【神様が興味を持ったようだ】

ちょっと不定期の更新になりそうです

それは大変だ

俺ももふもふ~ってするかな

真姫「全く、恥ずかしい思いをしちゃったじゃない」

穂乃果「そんなに恥ずかしくなさそうに見えたけどな〜?」

真姫「からかうのはやめてって言ってるでしょ...?恥ずかしすぎてトマトになるかと思ったわ」

穂乃果「その例え方可愛い!」

真姫ちゃんてば「可愛い」に対する反応が凛ちゃんみたいになってる。

真姫「可愛いを乱発するんじゃないの!言葉の意味が薄れるじゃない!」

穂乃果「どんどん増してると思うんだけどな〜?」

真姫「もうっ!穂乃果なんて知らないっ!1人でキャンディ舐めてやるんだから〜!」

穂乃果「あ!真姫ちゃんずるい!待て〜!」

1人でランナウェイするなんて許さないよ!それに足の速さなら穂乃果はかなり自信があるからね。そう簡単に逃げ切れると...

穂乃果「あっごめんなさい...」

しまった!真姫ちゃんは人の壁を考慮して穂乃果との鬼ごっこに挑んできたのか!

見失わないようにするので精一杯。後はスタミナ勝負かな?

真姫「はぁ、はぁ...こ、この辺で勘弁してあげるわ...」

穂乃果「それ、こんなに息が上がっている人が言うことじゃないよ...」

思った以上にしぶとい真姫ちゃんを追いかけ回していたら公園まで辿り着いちゃった。うん?公園...?

穂乃果「あれ?真姫ちゃん。そのキャンディ屋さんって確かアキバの近くの...」

真姫「そうよ。それがどうしたの?」

穂乃果「大雑把にだけどだとしたら...逆方向じゃない?しかもかなり離れた」

真姫「...」

真姫「......」

真姫「どうしよう...」

穂乃果「1人でキャンディ舐めるとか言いながら走って行った方向は逆だなんて...」

真姫「ぅぅよくあることよ!よくある!」

無いよ。電車の方向を間違えるくらいに無いよ。

真姫「それにここは無人島とか深い山の中じゃないんだし?文明の利器を使えばこれ位ピンチでも何でもないわ」

穂乃果「そうだった!パパッとGoogle先生に教えてもらってよ」

真姫「任せなさい?...」

スマートフォンを取り出し片手で操作する真姫ちゃん。

...

穂乃果「ねぇ、まだ?」

使い慣れていないのかな?

真姫「穂乃果。よく聞いて」

真姫「...電池、切れてるみたい」

文明の利器がただの板になりました

真姫「でも穂乃果も持ってきてるでしょ?悪いけどそれで調べてもらって...」

穂乃果「ごめん真姫ちゃん」

真姫「ヴエェェ、忘れたの?」

穂乃果「...今、通信制限かかってるんだ」

真姫「穂乃果のアホー!」

紙の地図の利点を身をもって理解できたね。

穂乃果「ま、まぁさっきみたいに色々寄りながらいけば、ね?」


「あれ?お姉ちゃん達迷子?」

?ちっちゃい子どもかな?

穂乃果「プチ迷子かな?」

「何それ」

真姫「確かに意味分かんないわよ」

穂乃果「...とにかく、私たち紫雲院キャンディってお店を目指しているんだけどどうやって行くか知ってるかな?」

「紫雲院キャンディ?」

穂乃果「うん」

「ああ!それ僕の家だよ」

穂乃果「本当!?案内してくれる?」

「もっちろん!」

真姫「子どもだからって侮ってられないわね」

「着いたよ!これが僕の家でありかの有名キャンディショップ、紫雲院キャンディ!」

真姫「ありがとう。あなたがいなければ今頃途方に暮れていたわ」

穂乃果「それはそれで冒険みたいで楽しかったかもだけどね」

真姫「街中で冒険なんて冗談じゃないわ」

「ねえなえ。お姉ちゃん達スクールアイドルしてるんだっけ?」

穂乃果「あれ?私たちのこと知ってるの?」

これはびっくり。

「知ってるも何もラブライブで優勝したμ'sの穂乃果お姉ちゃんと真姫お姉ちゃんでしょ?有名だもん」

真姫「こんな子どもにまで広まっているなんて、私たち随分広いところまで来たものね」

「クラスでもμ'sの話題で持ちきりだからね〜」

穂乃果「ありがとう。でも...」

「...あっ!ごめん、μ'sは大会が終わったらお終いにするんだったね...僕ったらすっかり浮かれちゃって」

穂乃果「いいの。応援してくれる人たちがたくさんいてくれたってことが分かれば」

「そうなんだぁ。じゃ、僕はお家に戻るねっ。また会おうね!お姉ちゃん達!」

真姫「今度は迷わずにお店に行くわ」

街中で鬼ごっこもせずスマホの通信環境も最良にして、ね。

「...ふ〜ん。随分丸くなってるじゃん」ボソッ

真姫「...?」

穂乃果「真姫ちゃん!早く列に並ぼうよ!」

真姫「そうね」

真姫「(何か言ったかしら?あの子...)」

「あっ!そうそう。今オススメの期間限定のフレーバーはね...確かサニーディって名前のやつだったかな?お姉ちゃん達に是非とも食べてほしいな!」

穂乃果「うん!それ注文するよ!」

「ありがとう!お姉ちゃん達に絶対合うと思うから!」

サニーディ、か...。元気が出てきそうな名前だね。

店員「はい。サニーディフレーバー、15本になります。お会計は...」

真姫「はい、これで丁度ね」

穂乃果「真姫ちゃん!?こんなにたくさん買うのに奢らなくていいよ?」

真姫「これ位何てことないわ。OGを含めたアイドル研究部員の人数より若干多いのが気になるけど」

穂乃果「はは...そっちは穂乃果のストック用で...これは自分で出すよ!」

真姫「何てことないって言ったでしょ。これ位できなくてどうして穂乃果の傍にいられるのよ」

店員「随分と仲の良い2人ですね。是非とも幸せになって下さい。ありがとうございました」

真姫「仲が良いなんて...と、友達だから当然のことよ。いきましょ、穂乃果。列がつっかえるわ」

真姫ちゃんってかなり頻繁自分の言ったことで顔を赤くしてるけど実は結構満更でもなかったりするのかな?

真姫「じろじろ見ないっ」

穂乃果「はーい」

...

穂乃果「じゃあ、今舐めちゃおっか」

真姫「一本にしておきなさいよ?虫歯になるわ」

穂乃果「うぐ...ドクターストップなら仕方ないね...我慢するよぉ」

真姫「歯科医の免許は別なんだけどね」

カラフルな風船が印刷された包み紙を開くとそこには何処か懐かしいような。でも今までにないいい匂いが鼻を通っていった。

穂乃果「ん〜、甘い!」

真姫「けど変に舌に残らない甘さね。すーっと落ちていく、というか」

穂乃果「ラベルも綺麗だし取っておこうかな?」

裏側にもちゃんとプリントされているからね〜。今度はポエムみたいなのが書いてあったよ。

【デート終了後から行き先に紫雲院キャンディが追加されます】

【キャンディのラベル(1/5)を手に入れた】

...

店員「じゃあ上がりまーす」

店員B「お疲れ様でーす」

【バックヤード】

素良「お疲れさん。今日給料日だったね」

店員「ええ...」 スチャッ

素良「ああ落ち着きなって。まだ時期じゃないんだから。大人なら我慢ってものを覚えなきゃ」

店員「痺れを切らして顔を見せたあなたに言われたくはないですね」

素良「いや〜、でも何も進展なさそうだから無駄足だったかなー。僕が見えてないだけで変化があったのかもしれないけどさ」

prrr...

素良「ちっ...こんな時に面倒な人からかかってくるなんて...もしもし?こっちは毎日毎日変化のないことの繰り返しで退屈してるんだけど...え?もう今晩やるの?そりゃ憂さ晴らしができていいけどさ、ちょっと早くない?ふーん、勘付かれた?」

店員「」ソワソワ

素良「はいはい。で、そっちの方の仲間ってのはちゃんと動いてくれるの?...それは何より。でも、人使い荒いよね〜、僕も含めてローマの貴族だっけ?のやり方を採用するなんておばさんもしかして性格悪い?そっちの仲間の顔すら知らないなんてひどいじゃん...いくら若く見えたって年齢は偽れないじゃないか。
はーいはい、僕が悪かったですよ。ちゃんと仕事するからそれでチャラでね」ピッ

素良「...全員に通達。今日から時間を早めて閉店。ただし時間外労働が増えるけど残業手当は無し、でも問題ないよね?」

店員「ええ、もちろん...」スチャッ

オベリスクフォース(以下、OF)「暴れられるのが最大のご褒美ですので」 ニヤァ

素良「さて、お楽しみはこれからだってね」

穂乃果「キャンディ美味しかったねぇ」

真姫「でしょ?あれの前でならいくらでも子ども心に戻れるわよ」

穂乃果「確かに鬼ごっこしてた時の真姫ちゃんは子どもっぽくて可愛...

真姫「おっと。これ以上の可愛いは禁止よ?」

穂乃果「じゃあ何て言えばいいのさ〜」

真姫「そうね...」

真姫「(『愛らしいよ。真姫ちゃん...』)」

真姫「」ボッ

!?真姫ちゃんが意味分からないくらい赤面してる!

真姫「普通にしてなさいっ普通に...」

穂乃果「普通なんてないよ〜...ってもうこんな時間か〜」

真姫「...時間的に次が最後の場所になりそうね」

>>378 場所を指定して下さい

喫茶店 凛 ツバサ 雪穂
公園 にこ 花陽 亜里沙
アクセサリーショップ 海未 沢渡 希
メイド喫茶 ことり 絵里 あんじゅ

ゾロ目で遊矢と遭遇します

喫茶店

穂乃果「最後はさ、喫茶店とかどう?」

真姫「喫茶店?普通、朝かお昼に行くものじゃないの?」

穂乃果「そうかなぁ。あ、でも穂乃果の知ってるところで夜の雰囲気に合ってるバーみたいな場所知ってるんだ!フミコ達と行ったこともあるし」

あの3人はこの街のことについて隅から隅まで知り尽くしてる生きるガイドブックだからこういう時にお役立ちなんだよね。

真姫「あの人たちの勧める場所だもの、行くしかないわね」

穂乃果「!?それはもしや穂乃果の勘は当てにならないっていう...」

真姫「落ち着きなさい。こう考えてはみないの?そんな素晴らしい人と友達になれる私の人望は凄い!って」

穂乃果「ああなるほど!穂乃果はやっぱりカリスマ性溢れる...って何言わせてるのー!これじゃあ穂乃果が天狗みたいじゃない!」

フィールドから離れても新しい穂乃果は呼び出せないよ。

真姫「で?その喫茶店へはどうやって行くの?」

穂乃果「ちょ〜〜〜〜っと待っ

真姫「ああ、通信制限がかかっていたわね」

穂乃果「っでも今コンビニかどこかのフリーWiFiに繋いでいるから!」

もういっそ町中にWiFiを飛ばしてほしいね。東京なら

真姫「どこか知らないWiFiに繋ぐのは危険よ、あまりお勧めできないわ」

穂乃果「だが真姫ちゃんのも電池切れでただの複合素材板だよ」

真姫「さっき気がついたけどバッテリー式の充電器、持ってきてたみたいなの。キャンディ、並んでる間に充電しなおして...」

真姫「...穂乃果?どうしてさっきより冷たい目でこっちを見つめているの?」

予感はしていた。不安もあった。だがしかし真姫ちゃんに限って、μ'sの頭脳である彼女がそうではないと信じたかった。でも、もうこれまでだ。

穂乃果「このポンコツがぁぁ!」

真姫「きゃっ!本気で噛みつく気!?相手が男子高校生じゃなくても洒落にならないわよ!」

とりあえず慌ててスマホを落として画面にスパイダーウェブを展開しない程度に掴みかかるとするかな。

真姫「本当に噛みつくとかどうかしているわ...」

穂乃果「歯型は付けてないよ?」

真姫「当たり前よ。マーキングじゃあるまいし」

穂乃果「まーきんぐ?」

真姫「ああ、無し無し!今のは聞かなかったことにしなさい!」

むぅ、なら今度ことりちゃんに聞くしかないね。

穂乃果「でもおかげで真姫ちゃんの味を覚えられたよっ」

真姫「〜〜〜!あんたってピュアなの!そうじゃないの!?ピュアが度を突き抜けた故にそうなったの!?」

穂乃果「うわぁ!本日何回めかのポンコツ化だ!西木野総合病院までかなりの距離があるから持ちこたえて!」

真姫「自分の家で診察を受けるなんて新喜劇にネタでも提供するの?」

穂乃果「いや、真姫ちゃんだよ」

真姫「お笑い路線はAーRISEか凛で充分ね。私には回ってこないわ」

穂乃果「ところで真姫ちゃんの味はね。上品な香りを追求した甘みで

真姫「いちいち言わないでよろしい!」

穂乃果の味も気になるから今度噛み付いてもらおうかな。

真姫「そうこうしている内に着いたわよ。...なるほど、東京には何でもあるのね。西部劇でありそうな今にもダンスパーティかバンジョーのライブが始まりそうだわ」

穂乃果「内装もマスターも雰囲気にピッタリだよ。さあ入ろうか!」

『何だぁ?ここはお腹を空かしたJKを満たせるほどのキャパはねぇぜ...』

真姫「店間違えてない?」

穂乃果「合ってるに決まってるじゃん。入るよ」

穂乃果「ああ、でも今日はご飯を食べに来たんじゃないですよ?」

『まあそうだろうとは思っていたわ。何かオーラってもんが部活帰りのハングリーな色を纏ってなかったからな。どっちかっつうとデート帰りのウェディングベルでも鳴り出しそうなオーラか?』

真姫「(シュボッ)穂乃果?私すっごく腹ペコなの」

穂乃果「えぇ!?さっきまでそんなこと一言も言ってなかったよねえ」

真姫「...ばれてたか」

『そして何より...汗臭くない』 キリッ

真姫「穂乃果、帰りましょう」

穂乃果「だ大丈夫だよ。ちょっと悪ノリしちゃうオカマさんなだけで。それに汗の臭いって意外と遠くまで飛ぶはずだし」

真姫「それ全然安心できない。人の味がどうこう言う人だと尚更」

穂乃果「戦後直後から続いている由緒正しきお店だよ!」

真姫「...まぁ、穂乃果がそういうなら」

『これってかなりギリギリのラインだよねぇ?落ち着いたところでとっとと席に座りなよ』

穂乃果「ねえ真姫ちゃん。そこのカウンター席にしよう」

真姫「もちろんよ」

あれ?意外な反応

真姫「マスターの方向性にかなり戸惑ったけどμ'sのとそんなに差はなかったしね」

『ねえ穂乃果ちゃん。今のはどっち側に謝るべきだと思う?』

穂乃果「ジャンピング土下座かな」

真姫「服が汚れちゃうじゃない」

『確かに上品そうな服だからねぇ。免除しといてやるよ。で?席に座ったからには早く注文してくれないと困るんだけど?』

他にお客さんもいないしお洒落な喫茶店に来たのに何も取らずに漫才を続けるのも良くないしね。

穂乃果「ミルクでももらおうか」

真姫「えっ、ミルクゥ?...意外だわ。穂乃果ならエスプレッソあたりを注文すると思ったのに」

穂乃果「苦いのは苦手なんだよぅ」

『苦いだけにってか。笑わせるねぇ』

穂乃果「そんなつもりなかったです〜。マスター、プレートはエッグマフィンで」

『おいおい、飲み物の料金でプレートも食べられるのはモーニングだけだぞ?』

穂乃果「え?...メニューに書いてましたね。てへっ...って馬鹿にならない値段ですね...」

『全国チェーン店じゃないからなぁ。払うもんは払って欲しいとこだけど...

真姫「いや、払えなくないけど自然な流れで私の財布に目を落としても...

『ってぇ本当メニューちゃんと見てるかい?今、割引期間なの』

穂乃果「割引、ふぇっ!?全然見えてなかったよぉ」

慣れてるふりで緊張してるのは穂乃果なのかも。

穂乃果「これくらいなら何とか...注文はさっきのままで」

真姫「ふふっ今の穂乃果、『可愛い』わよ?」

穂乃果「みっともないよ!」

『ん?お熱いねぇ。そっちの赤い嬢ちゃんは何にするんだい』

真姫「キリマンジャロのブラックをお願い?」

穂乃果「真姫ちゃんはブラックなんだぁ!おっとなぁ!」

海未ちゃんをも悶絶させたブラックコーヒーをご所望とはできる女は違うね、

『シュガーとクリームとガムシロップは各座席にちゃんと用意してあるからね』

真姫「必要ないわよ!」

真姫「あ、プレートはクロワッサンで」

『ほら、注文の品だよ』

穂乃果「速いっ!」

『他に誰もいないからそれくらい当然さね』

穂乃果「いただきまーす」

真姫「もう少し品のある食べ方はできないのかしら?」

穂乃果「海未ちゃんのおかげで中々マナーは良くなった方だよ?」

体験レッスンだけで膝の震えが止まらないくらい効果が現れるものだからね。真姫ちゃんも言葉遣い部門で受講すべきだよ。

真姫「最後まで講義を受けたらあなたは淑女にランクアップできるというのに」

『赤の嬢ちゃんは口さえどうにかすればレディにかなり近づけるわな』

真姫「それでもレディには慣れないのね。...いただきます」 ゴクッ

真姫「...このクロワッサンおいしいわね」 ヒョイパク

『素直にシュガーを入れればいいものを...』

真姫「交互に食べれば丁度よくなるわ」

いや、若干キャパオーバーしてるよ。

『女の子でも意地は張り通すものなんだねぇ。...お、いらっしゃい。?知り合いなのかい?』

真姫「げっ、何てタイミング」

真姫「(やましい気持ちなんてないけどせっかく穂乃果を独り占めできると思ったのにぃ)」

>>383 誰が来た?

雪穂
ツバサ


コンマが00〜59でプラス
60〜99でマイナスとなります

ツバサ

最近ゆっくりした更新ばかりで申し訳ないです。

ツバサ「ええ、よく見知った顔です」

ツバサ「よく会うわね。真姫さん、穂乃果さん?」

つい昨日か一昨日一緒に曲作りをしたあの人とこんな所でも会えるなんて。

ツバサ「あら?もうあなた達と私は憧れの対象から友達へと変わったはずよ?そのキラキラした眩しい目はもっと大切な人のために取っておきなさい?」

真姫「(この人、分かってて言ってるわよね...)私はそこまでミーハーじゃやいわ」

ツバサ「あなたはスター西木野、だものね?ラブライブの時もたまにどっちが挑戦者か忘れてしまうことがあったわ」

真姫「お世辞が上手なのね。流石AーRISEのリーダー。トークも完璧ね」

ツバサ「お笑いの方向へはあまり伸ばしたくないところだけどね」

この2人の掛け合いは見ていて面白いよね。スター西木野かぁ...

穂乃果「真姫ちゃん、マジシャンでも目指すの?」

真姫「目指さないわよ!何時の時代よ!」

穂乃果「でもこの前ことりちゃんと一緒に楽しそうにやってたじゃない」

真姫「そ、それは...」

ツバサ「へぇ〜是非とも話を聴いてみたいところだわ。スター西木野さん?」

真姫「もぅ、余計なこと言わないでよ!」

三割ぐらいはそう思ってないよね。

ツバサ「多彩な芸術家なのね。学ぶべきところが多いわ」

真姫「それ以上はお世辞じゃなくてもやめて〜!」

ツバサ「じゃあ、ことりさんと一緒にマジックをした、という話。してもらえるかしら?これ以上あなたのその可愛いお顔を熟させたくなければ、ね?」

ツバサさんは生まれる性別を間違えたんじゃないかな。真姫ちゃんってばすーぐキュンキュンした顔するんだから。穂乃果だってヤキモチ妬いちゃうんだぞー、

真姫「うう、もう引くに引けないわね...」

真姫「まず誤解しないでほしいんだけど」

ツバサ「あら?今回はプライベートなトークだからあまり気にしないけど予め予防線を張っておくのは少しいただけないわね」

真姫「前置きしておかないと変に誤解する馬鹿たちがいるでしょ?」

ツバサ「複数形なところに疑問が残るわね」

これでにこちゃん、凛ちゃんが来たら馬鹿カルテットが発動するね。特に特殊能力はないよ。

真姫「ことりが理事長に頼まれて近くの保育園で出し物をすることになったの。でもその時予期してない生徒会の仕事とかが被ってしまってね。1人ではどうにもならない状況になってしまった」

穂乃果「あぁ、急に忙しくなる時期が何かちょっとだけあったよ」

ことりちゃん、そんなことまで一緒にやってたんだ...これは、聞いてないな。

真姫「穂乃果も海未も同様、もしくはそれ以上、まぁ要審議なところもあるけど2人とも忙しいから一番身近に頼れる人はいない」

真姫「多分偶然だけどそこで私に話が回ってきたのね。ことりが一緒にどうかな?って頼んできたの」

ツバサ「それで真姫さんは少し拒む姿勢を見せながらも喜んで了解したのね」

真姫「ヴッ...

真姫「とっところで、ツバサさん?お喋りはいいけどそろそろ注文したらどうかしら〜?」

『あら?逃げるのかい?』

真姫「マスターも煽らないでっ」

『いやいや〜、私としてもすごーく興味をそそられる話だったのでな。ゆっくりしていきんしゃい』

ツバサ「ほら。マスターもそう言ってることだし、続き、続き」

真姫「絵里が増えたみたい...」 ボソ

ツバサ「どこまで話してもらったかしら。真姫さんが大切な仲間の力になれるなんて嬉しい!って二つ返事で受けたあたりからかしら?」

穂乃果「なんか尾ひれがくっついてる!大して間違ってないだろうけど!」

真姫「...そりゃことりのあの眼でおねがぁいってされたら断るわけにもいかないじゃない」

真姫ちゃんも被害者、おっと証人の1人なんだね

真姫「それに今回は疲れているのが目に見えたし、ね」

真姫「いい?私からは決してことりに頼んでなんかいないんだからね」

ツバサ「はーいはい。そういうことにしておくとしましょう」

そんなに疲れていた、のかな?

真姫「あと、ことりってば少し手付きが悪いというかあまり得意じゃない部分があってね」

真姫「私は、ほらあれよ。小さい頃パ...父親に見せてもらった手品があるから少し身体で覚えていたし自慢になるけどこういうのは得意な方だもの」

ツバサ「愛しのパパに手ほどきを受けたからね」

真姫「...独学もあるわよっ」

真姫ちゃんのお父さん。本当何でもこなすな〜。

真姫「だからことりに教えるくらいは問題なくできたわ。しかもことりったら少しコツを覚えたらそこからの上達が早いこと。予定していた分の2割、3割り増しくらいの量のパフォーマンスを追加することもできた」

ツバサ「なるほど...で、本番は上手くいった?」

真姫「もちろん。少し手品から外れるかもしれないけれど一番反響があったと感じたのは色んなもので2人ジャグリングをした時だったわね。子供たちも保護者や園の先生達まで全員、目を丸くしてたわ。
マジシャンという体で来た以上、棒をハンカチに変えたり、帽子から有り得ないものを飛び出させたりする技て目を引きたかったところだけど」

真姫「その瞬間は...まあ中々楽しいと思ったし受けて良かったとも思たわ。...これで話はおしまい」

なるべく当時の夢中になっている自分をイメージさせないように説明したつもりなんだろうけど、

真姫ちゃんがどれだけ楽しい時間を過ごしたか、
どれだけことりちゃんと絆を生んだか、が意識しなくても伝わってきた。

何だろう?...モヤモヤしてきた。

真姫ちゃんが羨ましい?ことりちゃんが羨ましい?ことりちゃんの疲れに気付けなかった自分に情けない?それとも、そこに自分だけいなかった事実が寂しい?

一つに決められないけど奥を覗こうとすればするほど、引き込まれていく気がする...それこそ、沼みたいに

ツバサ「見てみたいわ」

真姫「!?今充分に説明したでしょ」

ツバサ「百聞は一見に如かずよ。ジャグリングくらいならこの場で披露できない?」

真姫「喫茶店よ、迷惑じゃない」

『オールオッケ〜』

真姫「...と、考えた私が馬鹿だったみたいね」

ツバサ「そうそう。だんだん分かってきたじゃない」

ツバサ「穂乃果さんも。真姫さんの華麗なジャグリング、見てみたいと思わない?」

穂乃果「...う、うん!真姫ちゃんの目にも留まらぬハンドアクション、見たいなぁ!」

真姫「そう?そこまで言うなら...やってあげないこともないわ」

ツバサ「短い言葉で済むところを膨らませるとは、真姫さん作詞も始めてみたらどう?」

嬉しいけど真姫ちゃんが過労死しちゃうね。

真姫「作詞担当は別にいるもの。...でも肝心の投げるものが見当たらないのだけど」

『それなら案ずることはないさ、ベイビー。いいマラカスがあるんだな、これが』

土日の夜にはやっぱり音楽会でも開催してるのかな?マラカスが置いてあった棚にタンバリンやハーモニカみたいなのが見えたけど。

『ほら、使いな』

真姫「...このマラカス」

『?もしかして嬢ちゃんのとお揃いだったかい?』

真姫「いいえ、友達の」

穂乃果「凛ちゃんがよく持ち歩いてたマラカスだね」

『おっと、こりゃ悪いことをしちゃったかな。お友達のと同じものを投げさせるなんて』

真姫「構わないわ。凛だってよく投げて遊んでたもの」

かなり雑に扱ってた印象があるけど花陽ちゃんいわくまだ地面におとしたことがないみたい。

真姫「10秒しかやらないからね?曲のサビより断然短いんだから目を見開いてしっかり記憶のシャッターを切りなさいよ?...閉じずにね」

マラカスの質感を把握するためなのか何回か手元の少し上に回転させて投げ上げる。

真姫「行くわよ?何ならBGMを流してくれたっていいわ」

ツバサ「あらあら、ノリノリね」

手首の小さなスナップと共にマラカスが宙に放たれ

真姫「...とまあざっとこんな感じね。4本くらいなら余裕で大車輪を描けるわ」

ツバサ「次はグラス、行っとく?」

真姫「お手本を見せてくれるならね」

『私で良ければいつでも

真姫「あなたはもっと店のものを大事に。老舗なんでしょ?」

穂乃果「何で自然な流れでこっち見るの!?やらないよ?」

ツバサ「あら」

穂乃果「あら、じゃないです!」

ツバサ「背筋が冷たくなりそうな冗談もここまでにしましょう。あれが割れる音、あまり好きじゃないもの。...誰?意外そうな目でこっちを見たの」

普通に考えて好きって人はいないと思うけど...

ツバサ「こんなたくさんの魅力の引き出しを持っている少女を独り占めできるんだもの。穂乃果さんは幸せ者ね」

穂乃果「ひっ独り占め!?」

ツバサ「細かいところまでは詰めていかないけれど最近の2人はお互いがお互いを独り占めできる状態にあるのでしょ?そう、まさに

穂乃果「わー!わー!」

何これ!?絵里ちゃんの時はあまり感じなかったのに今はとてつもなく恥ずかしい!

真姫「...分かってもらえたかしら?」

真姫ちゃんの顔も髪の毛と区別がつかないくらい真っ赤になってる。キスしたらあれくらいの赤さになるのかな。

ツバサ「ふふっ、じゃあ私もそろそろ注文しないとね〜、そうね。ミルクをひとつ」

真姫「穂乃果と同じものを注文するの?」

ツバサ「不快だったかしら?想いを寄せる人と同じものを何処からともなく現れた馬の骨が注文するのが」

真姫「...別に?からかうつもりなら残念だったわね」

ツバサ「そう、それは本当に残念だわ」

真姫「何度もあなたの術中にははまらないわよ?穂乃果も何か言ってやりなさい」

穂乃果「...?あ、えっと...」

ツバサ「ついさっきまで随分と賑やかだったからね」

穂乃果「もぅ、ツバサさんったら酷いですよー!」

ツバサ「私はいつも通り振る舞っただけよ」

パニックに陥れたあげく放ったらかしとはこりゃあんじゅさんと英玲奈さんの苦労が思いやられるよ。

『本来ならこんな賑やかな雰囲気はあまり向かないんだけどねえ。ま、特別ってことにしといてあげる。はい、ミルク』

穂乃果「...あれ?ツバサさんも同じものを?」

ツバサ「ええ。今朝はまだ牛乳を飲んでないことに気がついたの」

穂乃果「そうなんだ〜。えへへ、お揃いですね!」

ツバサ「(なるほど...)」

ツバサ「(穂乃果さん。彼女こそ最もアイドルらしい振る舞い方をしてい太陽、ということかしら)」

ツバサ「(誰にでも分け隔てなく、裏表のない好意を与えることができ皆から純粋な好意を受け取ることができる)」

ツバサ「(そう、太陽という例えが一番相応しい。でも今の彼女は)」

ツバサ「(1人の女の子から目一杯の好意を注がれ、また穂乃果さん自身も普段他の人に与えている分全てを相手に与えている。これは恐らく今までにない経験で本人は出していないつもりでも確かに戸惑いが生じている)」

ツバサ「(均衡が崩れた他の人、真姫さん意外との関係をどうするか。このまま真姫さんに愛を注ぎ他の人へのそれを『削ぎ落としていく』、か)」

ツバサ「(或いは他の人...もっと範囲を絞るなら今、真姫さんとの関係に近い状態にあるかそうなり得る関係の人にも『同じような感情のやり取り』をするのか。もちろんこれは極端な話。でもプラスマイナスどちらの面でも振り切ることのできる彼女なら、ひょっとして)」

ツバサ「(心配、ね)」

【穂乃果がもやもやした気持ちを抱いた】

【ツバサが穂乃果のことを心配しているようだ】

次に来たのは?>>390


雪穂

奇数ならプラス、偶数ならマイナス。
コンマが70〜99なら見かねたツバサが喫茶店を出てから真姫に今考えたことを話心配、99に近いほど詳細に話します。

ツバサさんとマスターのキャラがぐちゃぐちゃになってきた...

コンマ恵まれてんな

本日中の午後9時頃から更新します。昨日は帰宅後すぐに寝てしまったもので...それはそうと中途半端な雨ですね。

遅くなりました。今から更新します

アストラル「諸君。久しいな。今回はこれから重要度が増していく恋愛感情、【葛藤】、【嫉妬】【よからぬ気持ち】について説明しようと思う」

アストラル「まず恋愛感情、と括るからには当然それ以外の感情も存在する。例えば海未の悩みだな。それと同時に発動する場合ももちろんあること」

アストラル「次にこれら3つの恋愛感情はポケモンのような一本道の進化ルートではないということに注意してもらいたい。では一つずつ説明していこう」

アストラル「【葛藤】は恋愛だけでなく全ての悩みの芽生え。持っているもののストーリー中の決断力、判断力を鈍らせてしまう効果がある」

アストラル「【嫉妬】は【嫉妬(小)→嫉妬→嫉妬(中)→嫉妬(大)】の4段階に膨れ上がる。これは【よからぬ気持ち】も同じだ。
【嫉妬】を持ったものは想いを寄せる対象やその対象に想いを寄せるべつの対象に非協力的になったり邪魔をしたり...とにかく目を引くような行動をとるようになる。【嫉妬(中)】からはそれを持っているものに関わるコンマごとに【よからぬ気持ち(小)】を併発するかどうかの判定が入る」

アストラル「最後に【よからぬ気持ち】。これは心の内に何か黒い企みを持っている状態だ。
【嫉妬】と違い目に見えるような行動は起こさないが何をするか分からない、パンドラの箱のような状態、と考えてもいい。
特に何かの節目や切迫した場面...流れが切り替わるようなところでその気持ちの持ち主を選ぶと特徴的な行動を起こしやすくなるな。
見てくれは大人しいが何か取り返しのつかないことするかもしれない。それが【よからぬ気持ち】だ。まぁ小さい内は何もないことが多いだろうが」

アストラル「これら3つの恋愛感情は他と違い当事者間のやり取りで解決することができる場合がほとんど。...当然他者の力を借りたり状況次第で楽にもなれば厳しくもなるぞ」

アストラル「以上だ。長い説明失礼した。質問は常に受け付けている」

アストラル「では、始まるぞ」

凛「にやにゃっ今日はいつにも増して花が多いにゃ」

穂乃果「あ、凛ちゃん。凛ちゃんもこの喫茶店よく来てるの?」

凛「うん。お母さんが大学生の頃からの行きつけで凛も何回も連れて行ってもらったことのある場所だにゃ」

『ただ、高校生になってからはこれでやっと二回目、なんだけどねぇ。今日はどういった風の吹き回しなんだい?』

マスターの喋り方からして前回凛ちゃんが来たのと少し間がありそうだけど

『うん?もしかして凛ちゃんもここにいる子と同じ。そういう目的なのかなん?』

凛「!?マスター、強引なのはキャラだけにしといてほしいにゃ!」

『強引ってさぁ...私はただ代名詞を使っただけで具体的な主語は出してないんだけど...これは脈アリかもねぇ』

凛「う...」

凛「マスター、許して下さいにゃ...凛ずっと安くなるタイミングが来るまでお店に顔を出さなかったの...

真姫「えっ

ツバサ「ほう、そう来るのね」

穂乃果「やっぱり女子高生には少し高いもんね」

『ふぅん。凛ちゃんってお馬鹿さんだと思っていたら賢い消費者だったのねぇ。こっちおいで』

カウンターを挟んでマスターの目の前に凛ちゃんを手招きして...

凛「なでなでにゃー...?マスターにされると何だか変な気分だよお」

ツバサ「ある意味、レア物かもしれないわよ?」

真姫「セクハラとか喜んでやりそうな人なのに?」

『あんた達ねぇ...』

穂乃果「えっと...いいなぁ!穂乃果もされたーい!」

『ヘッドロックかましてやろうか?』

穂乃果「ひぃぃ!」

思わず飛び退いちゃったよ。

『そこのスター2名も...

真姫「さ、流石にちょっと言いすぎたみたいね」

ツバサ「思いも寄らぬところで地雷を踏む可能性があるのがトークの恐ろしい点よ...私も油断していたわ」

スターの2人も思わず後退り

『...凛ちゃん?意外と隠し通すのが上手いみたいだけど...たまには真姫ちゃんくらい素直になってもいいのよん?』ボソッ

凛「な、何のことか分からないです...」

穂乃果「凛ちゃーん?いつまでなでなでされてもらってるの〜?」

何だかよく分からないけどずっとそうされてるのは好きじゃないなぁ

『ご注文は何かしら?』 ニコッ

凛「と、とりあえずキリマンジャロのブラックにクロワッサンプレートをお願いします...」

『あらあら』

凛「?品切れですか?」

『いやいや。うちが切らすなんて滅多なことがない限り起こらないことだって』

凛「じゃあ...」

ツバサ「図らずしも真姫さんと同じ組み合わせになってしまったのね」

真姫「凛ったらもう...」

凛「もうって言われてもただ凛は感性に従ってチョイスしただけたよ」

真姫「へぇ。ブラックも感性で選んだ、のねえ。その中に見栄とか無謀なチャレンジャー精神が入っていなければいいけど」

『無理しなくってもシュガー達はいつでも待機できてるからさっ』

凛「...その必要はないにゃ」

ツバサ「なんと」

少し躊躇って、でもそれが最後の名残りとなり凛ちゃんから後ろ向きのオーラが霧散した。

『この前来た時は半分でギブアップしていたけれど?』

凛「あの後苦手を克服したんだ」

真姫「どうやって?」

凛「どうやってもこうやっても気持ちの問題だにゃ」

穂乃果「気持ち...それなら穂乃果も苦手を克服するぞー!って意気込んで飲もうとした日が何日とあったけど...」

ツバサ「入れ込み方が足りないんじゃないかしら?」

穂乃果「そうなのかなぁ?」

ありったけの力...念力を込めているつもりだけどそもそも振りしぼるのが正しいのかどうかさえ分からないし。

凛「凛もあまり変わらないよ。強く強く思ったらそうなれた」

穂乃果「んー、あまり説明になってないような?」

ツバサ「あなたが言う?」

真姫「理屈は分からないにしても具体的なきっかけくらいはあるんじゃないの?できればそれを説明してほしいわ」

真姫「私だって色々喋ることになったんだし...」ボソ

聞こえちゃってるんだな〜、これが。真姫ちゃんかなり根に持ってるな?

凛「すっごく些細なことだよ?それでもいい?」

ツバサ「これはまだ許せる予防線ね」

真姫「あくまであなたの主観でしょう」

隙あらば言い争ってるよこの2人。

凛「約束ってほどのものじゃないけど...前、穂乃果ちゃんと2人で誓った?うーん表現が重いなぁ...とにかく2人で言ったよね」

凛「ファストフードを食べた時だったね。真姫ちゃんの優雅なコーヒーブレイクの姿を見て私たちも真姫ちゃんみたいに大人になるぞー!って」

穂乃果「実際は少し無理していたみたいだけどね」

真姫「だからあれはどちらか一方のみではなく交互に味わおうとして

凛「真姫ちゃんの実態はともかくその時凛はこう決めたんだにゃ。真姫ちゃんにも穂乃果ちゃんにも負けないコーヒーを愛する淑女になってやる!ってね。競争にゃー!って盛り上がったのを今でも覚えてるよそれが凛にとって全力で挑むには十二分の原動力になったんだ」

ツバサ「かなり...可愛らしい理由ね」

凛「そう。何気ないことでも凛はすぐに反応しちゃうんだ。ちょっとしたことも競い合って新しい発見を新しいことを好きになれる」

凛「競争の楽しさを知ってしまったゆえのことだにゃー」

スケールの小さいような、大きいような...どちらにしても

穂乃果「なるほど〜道理で凛ちゃんに勝てないわけだ!」

穂乃果「ね、真姫ちゃん?」

真姫「私は負けてないってば!」

ツバサ「要審議ね」

?大事なことを忘れているような。

まあいいや。
凛ちゃんはくだらないことでも大事なことでも『ぶつかり合うこと』を真正面から良いこととして捉えられている。
きっと嘘も手抜きもなく。

凛「(もちろん。他にももっと大きな理由があるけど...それは言えないにゃ)」 チラッ

『(へえ。原動力、ねえ)』

『で?穂乃果ちゃんはこのままだと最下位になってしまうんだけどいいのかなぁん?』

穂乃果「と、言いますと...?」

『Let's challenge!!』

『アイドントハブマニー!』

真姫 ツバサ「「No problem!!」」

穂乃果「Oh...」

凛「モグモグ...ん?穂乃果ちゃんも覚醒する時が来たのかにゃ?」

穂乃果「できればまたの機会にしてほしかったね」

お昼休みにこのくらい財布をゆるくしてくれたならどれだけ嬉しかったことか

真姫「私がコーヒーを」

ツバサ「私がプレートの費用を持つわ」

穂乃果「何この結束力...」

凛「穂乃果ちゃんも素直じゃないね。メニューをめくる手つき見つめる視線はまさに大勝負に挑む前の選手のそれだにゃ」

同じブラックとはいえなるべく穂乃果が砂糖とクリームを入れて比較的飲みやすいものを選ばないと...

『この光景だけ切り取ればsommeli・reの肩書きをつけても遜色ないんだけれどねえ』

ツバサ「まだメニューしか見ていませんよ」

凛「そういえばツバサさんは何を注文したんだにゃ?」

ツバサ「...今は穂乃果さんの勇姿をただひたすらに見守りましょう」

真姫「穂乃果。まだ決まらないの?」

穂乃果「むむ〜こんなにメニューが多いのがいけないんだー!」

『あーら?でもこれって実はもう数種類にまで絞れているけれどそこから1つに決めることがどうしてもできない。ファミレスでありそうな展開?』

穂乃果「む〜〜〜、よし!」

穂乃果「キリマンジャロのブラックとクロワッサンプレートで!」

ツバサ「ひゅう。スリーカードね」

真姫「ちょっ穂乃果...///」

穂乃果「勝負は公平じゃなくっちゃね!」

凛「自分から土俵に乗って来た...」

『見ていて飽きない仲良しね、特にその3人は』

穂乃果「仲の良さではよく褒められるんですよ〜、というわけでマスター、お願いします」

『任せときな。今日イチのキリマンジャロ挽いてやるから覚悟しときなさいよ?』

......

『はい、おまたせー。さ、どこまでいけるか試してちょうだいな』

凛「少なくとも真姫ちゃんには勝ってほしいところだにゃ」

真姫「私と凛は同率だと何度も...」

やるからには仕方がない。実を言うとあまり覚えてないんだけど凛ちゃんと勝負するといった手前、条件も整ってしまった今、退くわけにないかなくなっちゃったからね。

穂乃果「穂乃果だってブラックくらい美味しく飲めるところを見せてやるんだから!」

まず一口。いきなりだから苦味が強調されるのは予想済み第一印象で決めてしまわずに苦味の奥にある深い味わいまで辿り着かないと。

...なんだかブラックコーヒーって真姫ちゃんみたい?
ちょっとツンツンして近寄りがたいところかあるけどちゃんと可愛いところもいっぱい持っていて...あれ?そう考えると何だかいけそうな気がする!

これワンチャンあると思うよ!

凛「高坂選手、ここでクロワッサンを口にしたにゃ」

ツバサ「真姫さんとは違い自然な切り替え方ね」

真姫「...ここがお店じゃなかったら頬っぺたつねってたわよ」

『手を出すにしても可愛い出し方だねぇ』

真姫ちゃん方式でいけばブラックコーヒーだってなんてことないかも。よし、このまま...

ツバサ「(ごくり)」

凛「これはいったかにゃー?」

真姫「」 ソワソワ

...

穂乃果「...やっぱり、凛ちゃんには勝てないね」

グラスを置く。穂乃果の目測か正しければ半分くらいといったところかな。

真姫「クロワッサンはまだ残っているけど?」

ツバサ「残ってないと飲めないって感じでもなさそうだしね?」

凛「でも何だか勿体無いにゃ」

穂乃果「うん。真姫ちゃんが聞くと怒るかもしれないけれど、やっぱり無理して飲むのは何か違うと思うんだ」

真姫「もう私が最下位でいいわよ...」

穂乃果「穂乃果が好きになれるのはここまで...逆に考えるとハーフサイズなら全然オッケーだから苦手な気持ちはなくなったのかもね」

『私もちょっと無茶したら手にできた勝利だとは思うけど...これは綺麗なプライドってやつだねえ』

ツバサ「穂乃果さんの健闘に拍手しなくちゃね」

小さい頃の好き嫌いを克服した後の家族の反応と重なってちょっと恥ずかしくなったけど

穂乃果「えへへ、ありがと」

真姫「穂乃果、凛。まさか勝ち逃げするつもりじゃあないでしょうね?」

穂乃果「!?」

凛「にゃっ?」

ツバサ「勝ち逃げと言っても最終的に頭打ちになってしまう勝負だと思うけど...

真姫「なら別にコーヒーじゃなくてもいいわ。凛と穂乃果が私(のイメージ)を越えるために競争を始めたというのなら私だって2人を越えるために競争に参加したいわ。凛の言う通り新しい好きを発見したいしね」

突如として幕を開けようとしている三つ巴の競争!

穂乃果「...こんなに闘志剥き出しで言われたら...断れないわけないね!」

凛「そうだね。真姫ちゃんにどんどん黒星をつけていってやるにゃ!」

真姫「よし、ピアノで勝負

凛「参りました!!」

ツバサ「流石にそれは反則じゃあないかしら?」

真姫「わかってるわよ。せめてドラムかギターくらいになるわね」

真姫「ところでツバサさん」

ツバサ「何かしら?私にもその競争に参加してほしいのならもちろん

真姫「あなたはブラック、飲めるのかしら?」

コーヒーの話で盛り上がってからは、凛ちゃんやツバサさんにせがまれて穂乃果と真姫ちゃんの今日のデート...お出かけのルートを話した。

ツバサさんは何を思っているか上手く隠している...付き合いがそんなに長くないだけかもたけどから分からないけど凛ちゃんは多分、真姫ちゃんと同じかそれ位のことは思っているかも?って分かった。

穂乃果は真姫ちゃんの告白に答えた身。確かにこれが人生そのもののパートナーを決めるかと聞かれるともちろんそんなわけはなく変わる可能性はいくらでもあるけれども

今はどう向き合っていけばいいのか考えがつかないな。
とりあえずいつも通りかな〜ってボンヤリ決めてるけどこういう時、穂乃果ってば優柔不断なんだよね〜。もっときっぱり決められる性格になりたいな。

...

穂乃果「これが今回の2人旅の行程です」

真姫「旅っていうほどじゃないんだけど」

ツバサ「一緒に行けなくて本当に残念だわ。シャッターチャンスは無数にあったはずだから」

真姫「ドキュメンタリーでも作るつもり?」

穂乃果「何か質問があったら答えるよ〜?可能な範囲で」

真姫「ええっ!?もういいデショ」

『それ、解釈次第で大分振れ幅があるから注意よ?』

凛「じゃあじゃあ、凛、質問するにゃ!」

凛「>>402

何を質問した?

1 UTXの曲作りのこと
2 ことりとのデュエルのこと
3 紫雲院キャンディのこと

3

凛「穂乃果ちゃん達が行ったキャンディ屋さん。えっと...

真姫「紫雲院キャンディね。それが気になったの?」

凛「そうそう、そのお店だにゃ」

ツバサ「私もあんじゅからよく話を聞いたり分けてもらったりするけどまさに虜になる味ね。単価が高いのも納得ね」

それを躊躇なしに払うことができる真姫ちゃんはやっぱり持ってるよなぁ。

ツバサ「でも私はまだ行ったことがないのよ。目の前を通りかかったことはあるけどいつも長蛇の列で」

凛「凛も行ったことないけどツバサさんと違ってまだ行ったことすらないから場所が分からないよ」

真姫「文明の利器の力を借りればいいじゃない」

凛「真姫ちゃーん、そんな冷たいこと言わないでよ〜」

真姫「場所を説明しろって言われても目印になるほどの特徴的なものがないんだもの」

穂乃果「お店そのものもキャンディの看板があるわけじゃないしね」

東京じゃなかったら人だかりを目印にできるんだけどなぁ。

ツバサ「特徴なら、あるわよ?普通に歩いてたら分からないでしょうけど」

凛「何か実はシンボルがあるのかにゃ!?」

ツバサ「音ノ木とUTX、二点を結んだちょうど中点にあるの」

中学の数学の問題で使えそうだよね。中点って。中点連結定理だっけ?格好いい名前のルールがあったね。

凛「なるほど...って分かるはずないにゃ!」

ツバサ「ちょっ机を叩くんじゃないの。だから言ったでしょ?普通に歩いたら分からないって。こういう時こそ文明の利器の力をフルに発揮してもらうのよ」

穂乃果「普通に秋葉周辺をぶらぶらした方が先に着きそう...」

ツバサ「英玲奈の健気な努力を無駄にするっていうの...?」

そんなことしてたのあの人。

真姫「とにかく秋葉を知っている人なら余程のことをしない限りそこまで迷わずにたどり着けると思うわ」

凛「真姫ちゃんと穂乃果ちゃんはそのよっぽどなことをしたから迷ったんだよね」
ニヤニヤ

ツバサ「2人とも、逃走中はちゃんと貸し切ったり早朝にやっているのよ?」

真姫「知ってるわよ!」

穂乃果「ち、違うの!真姫ちゃんが勝手に!」

ツバサ「あ、ちなみに片側への距離はちょうど1Kmなの」

真姫「うん...あなたの仲間も随分面白い人が揃っているのね」

凛「なるほど。わかりやすい距離ならGoogle先生で測定しながら行きやすいにゃ!」

穂乃果「でも、直線で行けるわけないよね?」

凛「...塀ブロックくらいなら軽く上り下りできるにゃ!」

真姫「街は運動公園じゃないのよ」

凛「真姫ちゃんそれ巨大ブーメラン」

ツバサ「心配なく。直進じゃなくて斜め45°の角度で進むから」

真姫「だから分かりにくいってー!」

ツバサ「(そういえば英玲奈はいつ、何でわざわざこんな面倒な計測をしたのかしら?元からちょくちょく変なことを始める娘ではあるけど)」

凛「とりあえず参考にはなる...かな?」

穂乃果「って道の話ばっかりしても面白くないよ〜!しかも中点とか45°とか思い出したくない単語が出てくるし」

真姫「穂乃果...これは数学講座も追加しなければならないようね」

穂乃果「さ、sincostanの公式?は覚えてるよ?...一応」

ツバサ「...3年生でそれはかなりまずいんじゃないかしら」

凛「そうにゃそうにゃ」

穂乃果「今度は数学の話になるしー!それに凛ちゃんは人のこと言えないでしょ?」

凛「凛が苦手なのは英語だよ」

英語と言わずいろんな教科が当てはまるんじゃないかな?
...人のこと言えたレベルじゃないから敢えて言わないよ。

真姫「じゃあ今度のテストは2人まとめて勉強会ね」

凛「あぁりえなぃぃぃ!」

真姫「冗談よ」

ホッ、真姫ちゃんも穂乃果達の苦しみが理解できたみたいだね。

真姫「私が手引きしなくても勝手に臨時講座が開講されるだろうから」

穂乃果 凛「「......」」

真姫「そうそう紫雲院キャンディに最近追加された限定フレーバーがあるんだけど」

凛「いやいや!さらっと流さないでよ!」

真姫「恒例行事でしょ?...凛の分も買ってあるのよ。食べる?」

穂乃果「ツバサさんのもありますよ!どうぞ!」

真姫「?あれは穂乃果の私用なんじゃなかったっけ?」

穂乃果「別に1人で食べるとは言ってないでしょ?すっごーく美味しかったので是非とも食べて下さい!」

感想を伝えるだけじゃなくてすぐにでも感覚を共有してほしいくらいのものだったからね。

ツバサ「...こんな輝いた表情だもの。まちがいないわね」

凛「いただきますにゃ。真姫ちゃん、穂乃果ちゃん!」

『...』(チラッ)

穂乃果「マスターも、食べたかったりします?」

『もちろんっ!』 ガバッ

真姫「即答ね...」

中途半端な態度を見せられるよりかは良いよ。

ツバサ「ペロッ...!!これは...何だか楽しくなってくる味だわ。今にも踊り出しそうね」

凛「歯にはよくないけど寝る前に舐めたら明日が待ち遠しくなるよ、これは」

『個性的な感想を抱くねぇ...普通の言葉で表現するのが失礼な質だってことは私も同じだけどさぁ』

穂乃果「良かった...喜んでくれて」

凛「お代わりにゃ!」

真姫「試食はお一人様1本まで。気に入ったのなら自分で購入して満足のいくまで味わったら?」

凛「うぅ〜いいところで焦らしプレイが入ったにゃ〜」

穂乃果「で、も。このキャンディの楽しいところはあと一つあるんだよ?」

ツバサ「アイスクリームによくある当たりとか?」

穂乃果「それは穂乃果もすごく欲しいです。値段が値段なだけに。しかし残念!当たりはついていません。その代わり...」

穂乃果「包み紙をもう一度よく見てみて?」

ツバサ「可愛い風船の絵柄ね。それが、どうしたの?」

凛「ネズミちゃんみたいに隠れた何かがあるのかにゃ?」

穂乃果「ううん。そんなに難しいものじゃないよ。裏側を見て」

ツバサ「裏...」

凛「文章が印刷されてるね...」

結構大きな字で書かれているけど意外と気がつかない人も多そうだけどね。

穂乃果「なんか風船の絵柄と合っていて自然と口ずさみたくなるようなポエム?だよねー!」

ツバサ「確かに、良いイメージが得られそうなフレーズね」

穂乃果「でしょでしょ?...」

凛「...」

ツバサ「それだけ?」

穂乃果「はい。以上ですよ?」

ツバサ「...もっと、こう、パンチのきいたものを予想していたわ」

穂乃果「えぇ!?へーってなりませんでした!?」

ツバサ「でもそこから展開されないでしょ?間違い探しとかならまだ」

凛「でもそれなら駄菓子屋さんのお菓子にもよくあるにゃ」

穂乃果「うぅ、思っていたのと違う反応...」

真姫「まぁいきなりよく分からないポエムを見せられても反応に困るわよね」

出直してこよう...

凛「!?待って待って待って!」

ツバサ「どうしたの?凛さん。キャンディが美味しすぎて喉の奥に落ちるのが惜しくなった?」

凛「いやいや、そんな牛さんの胃袋を欲するような子じゃないにゃ。そうじゃなくてこの裏側のポエム、キャンディによって別々なのかも!」

『遠くから見ただけだけど私のと凛ちゃんのとでは若干違うような感じがしたからねぇ』

真姫「それは盲点だったわね」

凛「ねえねえ、見せ合いっこしてみようよ!」

穂乃果「ほらー、時差パンチですよ時差パンチ」

ツバサ「これは一杯食わされたわね...確認してみるまで分からないけど」

穂乃果「それで、もしかしたら繋がったりしてね〜」

凛「一気に期待が膨らんできたにゃ」

【現在キャンディのラベル(1/5)を持っています】

ゲットしたラベルの種類は...>>406のコンマが

01〜29 1種類
30〜69 2種類
70〜89 3種類
90〜99 雪穂が来て4種類(全種コンプリート)

00雪穂が来て4種類+ポエムのタイトルをゲット

てい

ひくかった

凛「被ってないのは凛だけだったにゃ...」

ツバサ「調べてみたところ全5種類あるみたいね」

真姫「私と穂乃果は元々被っていたから最初はてっきりみんな同じなのかと思ったら」

あと一人くらい違うバージョンを引いてもよかったのに、あまりツイてない?

真姫「で、凛の予想通りポエムは繋がっていると見えるわ」

ほら、と凛ちゃんのラベルと真姫ちゃんのを並べる。

真姫「これが、凛の。『受け止めてあげることで最初は少し躊躇っても』」

真姫「そして私たちの分。『受け止める場所があるってもっともっと知ってほしくなるよ、なるよ』」

穂乃果「受け止めるって言葉が被ってるね」

凛「ふーんふんふんふーんふーん」 ♪

ツバサ「凛さん、その鼻歌は?」

凛「にゃっ?もしかして、聴こえてた...?」

ツバサ「聴こえるも何も聴いてもらうためにここまで大きな音量で口ずさんだんでしょ?」

凛「わわっ、油断したにゃ...」

真姫「油断て...」

穂乃果「ねぇもう一回聴かせてくれない?すっごい聴いてて気持ちよかったから!」

元気な一面に隠れがちな乙女成分がひょこっと表に出てきたんだね。

凛「むぅぅ、仕方ないにゃ」

凛「♪〜」

穂乃果「ほぇ〜...」

ツバサ「ほぅ...」

真姫「ふんふん...」

『なぁるほどぉ...』

一人、明らかに危ない視線を送っている人がいるね。

凛「もう!ネットリした視線を向けるんじゃないにゃ!」

真姫「不本意よ!私は美術品を眺める格調高いで見て耳で聴いたわ」

『それはそれで問題ありじゃないかねぇ?』

ツバサ「驚いた。これほどまでに説得力がないなんて」

真姫「ところでこのタイミングで鼻歌を歌ったってことはつまり、この歌に曲をつけたってことになるのかしら?」

穂乃果「穂乃果も同じこと思った!何か歌詞になりそうな感じしてたもんね」

凛「...ばれた?でも凛が考えたものじゃないんだけどね」

真姫「つまり元ネタがあるってこと?でも私の覚えてる限りだと既存の曲では聴き覚えのないフレーズだけど」

凛「そうそう。真姫ちゃんでも聴いたことがないのか〜、知ってると思ったんだけどな〜。じゃあツバサさんは聴いたことあるかにゃ?」

ツバサ「残念なことに私も聴き覚えがないの。素晴らしいワンフレーズとはいえごく短い部分だから完全な形を聴いたことがあったとしても分からないし」

ツバサ「もしかしたら...
>>410
1 小さい頃に聴いたことがあるのかも
2 どこか遠いところの曲なのかも

コンマが00〜39で雪穂がこのタイミングで来ます

1

ツバサ「小さい頃に聴いたことのある曲なのかも」

真姫「昔の曲ってこと?確かに時代を遡ればそれだけ知らない曲が増えてくるわね」

ツバサ「それにお母さんとか周りの人が即興で作ったのかもしれないわ」

穂乃果「お母さんなら子守唄だね。友達なら遊びで鼻歌の作りあいっことかしなかった?」

凛「芸術的な遊びだにゃ〜。凛はしたことないや」

穂乃果「小ちゃい頃、よく海未ちゃんが率先してやってたんだ」

あの頃の様子を撮ったビデオがないのが悔やまれるなぁ。
今の海未ちゃんなら絶対しないようなことをちんなに観せてあげられるのに

真姫「海未が?それはまた意外ね。中学の作詞ノート以外にもネタがあったなんて」

ツバサ「もしかしたら海未さんが作曲をしていたかもしれないわね。あら、役目が被ってしまうわ」

真姫「多すぎても困るけどあと一人くらいは欲しかったわよ」

作詞とのバランスが取れてないのが悩みどころだったね。

ツバサ「AーRISEはイメージだけを提案して後は外注だったからあまり考えたことはなかったわね」

真姫「でも注文するのも簡単じゃないわ。抽象的すぎると作る側もどうしたらいいか分からないし、ある程度の知識は持っていたんじゃないの?」

ツバサ「その点ではあなた達には劣っていたわよ。急に思い立って新曲を作りたくなってもすぐには動けないから。フットワークの軽さの違いも私たちの敗因のひとつね」

凛「考えてみればμ'sはすごい勢いで曲を出していったからにゃ〜」

ツバサ「スクールアイドルどころかプロのアイドルでもあまり例を見ないペースだと言われているわ。...こんなに芸術活動に携わっている人たちが集うんだもの。納得がいったわ」

ヘルポエマーの名前も役に立つ時があるんだよ。

ツバサ「それで?凛さんの周りには海未さんみたいに即興で鼻歌を歌う友達はいたのかしら?」

凛「う〜ん、かよちんは自分で歌を作ったりしなかったし...!?」

凛「(いや、違うにゃ。これじゃない...)」

穂乃果「?凛ちゃん、どうしたの?」

真姫「実は花陽の他にも幼馴染がいたとか?」

『だとしたら映画の「承」に当たる部分の展開になるねぇ』

凛「そういうことじゃないの。えっと、デジャヴだなって」

ツバサ「デジャヴ?」

『そっちでも面白い流れに

真姫「あなたは少し静かにしてて下さい」

凛「前に穂乃果ちゃんと一緒に保健室にいた時、夢の話をしたよね」

忘れかけてたけど、二人ともすごく長い夢を見たんだよね。ノートに取るほどの。

凛「夢でも同じような話をしたなーって」


凛「夢の中でも結局よく分かんなかったんだけどね...」

真姫「まぁ、でもこのフレーズとキャンディのポエムを元に一曲作れそうではあるわね。許可がとれたら、だけど」

穂乃果「ステージで使わなければいいんじゃないかな?それかお店のPR曲として使ってもらえるかどうかプレゼンしてみるとか!」

真姫「悪くはない考えだけど実行に移すのはもう少し後になるわね。...あ」

真姫「しまった、録音しておくんだったわ」

凛「し、しないでもいいよ!音楽の授業で自分の歌声を聴いたことない?あれすっごく恥ずかしくなるんだよ?」

『心配いらないさね。ほら、レコーダーにしっかり収めて...おっと、凛ちゃんこれ上等なやつだから雑に扱っちゃだめだって』

真姫「私のストックがまた増えるわね。っと、マスター、渡すのは凛が落ち着いてからにしてもらえるかしら」

ツバサ「小さい頃聴いて今でも頭に残ってる曲、ねえ。自分で言ってみたはいいけど当時はそこまで音楽と親しみはなかったわね」

穂乃果「ええ!?てっきり小さい頃からずっとアイドル目指してきたものかと」

ツバサ「中学の半分くらいまでは女優を目指していたの。だから音楽というより演技にかける時間の方が多かったわ」

凛「女優!?凛、てっきりツバサさんは根っからのアイドルだとばっかり思ってたにゃ」

ツバサ「不思議でしょ?当時は全く今の自分の姿を想像してなかったんだから」

真姫「逆にこの話を聴いてからだとどうしてアイドルに方向転換したのか疑問になってくるわね。...あ、ありがとうございます」

凛「真姫ちゃん?ポッケの中のものを凛に渡すんだにゃ。凛の要求はそれだけだよ」

手品が得意ってだけあって全く隙のつきようがなかったね。これは絶対に悪用しないで下さいの注意書きを添える必要があるよ。

ツバサ「やっぱり英玲奈やあんじゅと出会ったことね。あの出会いが直接のきっかけよ」

真姫「私と同じね。私も小さい頃はピアニストかお医者さんになるものとばっかり」

凛「小さい頃、じゃなくてつい1年前まで、でしょっ」

凛ちゃんは俊敏な動きだけど紙一重で真姫ちゃんにかわされて体力を消耗するだけになっちゃってる。

真姫「そうとも言うけど。このまげ馬鹿が私のピアノを聴きに来なかったらこんなキラキラぴょんぴょんした曲、作ってなかったもの」

ツバサ「ぴょんぴょんって...あなたが穂乃果さんに受けた影響は相当大きいようね」

穂乃果「ぴょんぴょんしてるのは穂乃果というより凛ちゃんだと思うけどな〜」

凛「あの階段を勢いよく飛び降りる穂乃果ちゃんには及ばないにゃ。
凛だって穂乃果ちゃんのおかげで今、こんなに弾けられるんだからね」

凛「真姫ちゃんやツバサさんと同じで最初はアイドルなんて考えてもみなかったもん」

アイドルやってなかったらスポーツマン、ウーマン?として活躍していた凛ちゃんもいたかもしれないしね。

真姫「花陽はずっとアイドルの夢を温めていたのよね。凛も感化されたりしなかったの?」

凛「...う〜ん、そういう気にはならなかったんだよね〜。やっぱりどっちにしろ穂乃果ちゃんとの出会いが変わる直接のきっかけかな」

ここまで持ち上げられると照れちゃうなぁ。

ツバサ「夢とは違う現実を迎えるのは変だけど人生を満喫してるって感じね。決められたルートも安定していていいのかもしれないけど」

真姫「それに関しては断固としてノーと言いたいところね。今となっては」

穂乃果「そうそう!風の向くまま気の向くままに旅できなくなっちゃいますから」

凛「凛はお家がラーメン屋じゃないことに毎日後悔しているよ」

小さい頃の夢、か...
海未ちゃんはその頃から音楽に関わる自分の姿をイメージしてたのかな?
ことりちゃんは昔からお洋服の絵を描くのが上手かったけどその頃からデザインの道を描いていたのかな?

穂乃果は...今も、考えたことはなかったかな。

夢、といえば...
穂乃果が見た不思議な夢もノートに纏めてみようかな?

【5ターン目の終わり、穂乃果が夢ノートを作ります】

凛「(危ない危ない...ボロを出したら怒られちゃうところだったにゃ)」

【カランカラン】

『いらっしゃい。全然お客さんいないから好きなところに座りな』

穂乃果「あれ?雪穂じゃん!」

雪穂「お姉ちゃん?お姉ちゃんも来てたんだ」

凛「類は友を呼ぶってことかにゃー?」

真姫「少し違うけれども。世界は狭いみたいね」

ツバサ「今日は縁結びの神様がよく仕事をするわね」

『ほんっと、アポ無しでこんな身内だらけのカウンター席になるのは私が店を預かってから二度目のことさね』

『一人で来たのかい?珍しいねぇ』

雪穂「元々は亜里沙...私の友達と来る約束だったんですけど都合が悪くなっちゃったみたいで」

穂乃果「?委員会か何か?」

絵里ちゃんに似て率先として学校のために活動しているし、雪穂も委員会くらいすればいいのに。花瓶の水換えは美化委員の仕事だよ。

雪穂「うーん。か、どうかは言ってないけど」

『なら尚更珍しいねぇ。普通、行くこと自体キャンセルする子が多いところを』

雪穂「私もそうするつもりでした」

『ストレートに言われると少し悲しいさね』

雪穂「でも、これ、今日までですよね?」

雪穂が見せたのは少し古めの折り曲げられた雑誌。コンビニにある週刊誌かな?

雪穂「割引券。せっかく持ってるのに勿体無いと思って」

『果て、こんなもの出したかねぇ?』

真姫「覚えてないんですか...」

『...ああ。何かグルメリポーターだったかがインタビューに来たことがあったねぇ。その時割引券でも付けるって言ったかね』

凛「自分でも覚えてないなんて...これも凄さの一つ?」

雪穂「お姉ちゃん達も割引券を持ってたから来たんじゃないの?」

穂乃果「ううん。真姫ちゃんとお出かけして、帰り。穂乃果、ちょっとお洒落なお店に行きたかったからね」

雪穂「ふ〜ん。その顔を見るに楽しかったんだね」

穂乃果「もっちろん!」

雪穂「良かった〜。隣、座っていい?」

穂乃果「いいよ!」

『そこの4人はもう注文して食べちゃったけどね。ゆっくり考えていいんだよ?』

雪穂の注文は>>415

1 穂乃果と同じ
2 真姫と同じ
3 どれとも違う

注文に応じて雪穂の気持ちが
【葛藤】 【よからぬ気持ち(小)】 【嫉妬】のどれかに変わります。

1

雪穂「(真姫さんがいる...けど)」

雪穂「(いるからこそ、チャンスなのかな...?)」

雪穂「(ごめんなさい。先を越させてもらいます...)」

雪穂「お姉ちゃんと同じものでお願いします」

凛「!?」 ガタタッ

『あらあら、姉妹でお揃いとは微笑ましいこと』

ツバサ「やっぱり血が通った者同士、好みも似るといったところ?」

『クロワッサンはいいだろうけど...ホットミルクという甘ちゃんな選択よ?それでも構わない?』

雪穂「私、牛乳好きですし。...たくさんとるようにしてますし」

ツバサ「あらあら、同志さんがいたなんて」

雪穂もツバサさんも牛乳が好きみたいだけど美容効果とかあるのかな?

凛「さっきからツバサさんの牛乳への執着は何なんだにゃ?」

真姫「...アンタなら間違いなく向こう側にいると思ったんだけど」

凛「そういえばにこちゃんもスーパーでやたら牛乳パックを買い込んでたけど、ブームなのかな?」

雪穂「みんな苦労してるんですね...」

『高校生と...一名社会人がいたね。とはいえまだまだ成長期だものねぇ。学食に牛乳ポットでも置いて欲しいところさね』

事故が起こった後の処理が大変そう。
温度管理もしっかりしなきゃだし。

『はい、ミルクとクロワッサンだよ。ミルクの方は文字通りホットだから舌をやられないようにね』

雪穂「はーい」

穂乃果「でも雪穂、大丈夫?ここのホットミルク、中々に甘いよ?」

『私はどちらかというとビターな

ツバサ「お静かに」

穂乃果「ユッキー、チョコとかお菓子もビター系が好きでしょ?無理して合わせてくれなくてもいいけど...」

雪穂「お姉ちゃんなのによく気遣ってくれるね。ありがと」

真姫「アンタ普段どんな接し方してるのよ」

雪穂「確かに私はどっちかっていうと苦党だし牛乳もちょっと前までは苦手だった」

雪穂「でもね、それを変えたのはお姉ちゃんでしょ?私もそうなりたくてなったわけだし今更お姉ちゃんが心配する必要はないよ」

ツバサ「コーヒー談義と似ている点があるわね」

『(ふぅん。普通姉のお下がりは嫌がるものだと思ってたけど。こっちも脈ありかしらん?だとしたら中々なことになるけど)』

雪穂「ぅぅ冷めちゃうからもう飲むねっ」

穂乃果「おう、飲め飲め!」

真姫「ここは居酒屋じゃないのよ?」

『もう少し大人になったら夜の宴の参加チケットを渡せるんだけどねぇ』

凛「可愛い妹なんだね」

可愛い、というより厳しい姑さんみたいな部分が最近多いけど...否定はしないかな。

雪穂「あっつ...」

穂乃果「だからマスターが言ってたのに」

雪穂「事故だよ、事故。...お水も一緒にもらえますか」

『ええ、ええ。構わないよ』

雪穂「...何ですか、その目は」

真姫「慣れるしかないわ、雪穂ちゃん」

ツバサ「食べるのが早いのね。ゆっくりでもいいのに」

雪穂「冷めちゃいますから」

ツバサ「ほんっとお姉さんと似るものね。あ、そういえばわ初めましてになるのね。ご存知だと思うけれど綺羅ツバサです。高坂雪穂さん?」

雪穂「ああ、どうも...ってああ!そうだった、この人綺羅ツバサだぁぁ!」

真姫「気づいて...なかったの?」

雪穂のボケの才能に気づかなかったよ、ずっと。

雪穂「いやぁ、なんか見慣れない人がいるな〜って思ってたんですよ。でも記憶に引っかかってて...ほんっとうに申し訳ないです!」

ツバサ「そんなに頭を下げなくても...私たちまだそこまで名が売れたアイドルでもないし」

雪穂「そんなことないですっ。関西ライブお疲れ様でした!あれ、つい数日前の話なのにもう戻ってこられたんですね」

穂乃果「ユッキー、肩の力もうちょっと抜いても大丈夫だよ」

負けず劣らずのコメディアンだし。

凛「そうそう。三つ四つしか年が変わらないんだし」

『その言い方は少し説得力に欠けるけどねぇ...』

ツバサ「それもあって私だって気づくのが遅れたのね。そうよ、つい数日前に終わったばかりで今は纏まった休暇といったところかしら」

雪穂「やっぱり忙しいですよね」

ツバサ「それがそうでもなくて。実は関東より外に出るのは学院の合宿以来のことだし纏まった休暇、なんて格好の良い言い方してるけどその間ひ入れてもらう仕事がないのが大きいし」

ツバサ「まだまだひよっこなのよね...」

穂乃果「その点では雪穂とツバサさんって似てるんだね」

雪穂「似てる?」

穂乃果「うん。雪穂も亜里沙ちゃんと新しいスクールアイドルの一歩を踏み出したばっかりでしょ?ツバサさんも学校を出て、個人のユニットとして活動を始めた」

穂乃果「穂乃果達はあまりらしいことできなかったけど良い先輩、後輩になれるのかも」

雪穂「随分雲の上の先輩なんだけど...」

凛「案外、近くにいるかもしれないにゃ」

ツバサ「ひよっこ同士、牛乳を愛する者同士、仲良くしていきましょう」

雪穂「はっはい!」

真姫「にこちゃんも連れて来たらよかったかしら?」

雪穂「(でも、私が1番に追いかけるのは、1番はお姉ちゃんだけだからね)」

雪穂「(お姉ちゃんっ)」

【よからぬ気持ち(小)】になった...

フラグ判定をします。真姫以外で判定したい人物(凛、ツバサ、雪穂から1人選んで下さい。
>>419

ツバサ

ことり「ノーデンがっ...」

穂乃果「慧眼がっ...」

ことりちゃんのノーデン枠どうしましょう。

『さて、そろそろうちは夜の仕様になるからまだまだ青い純粋少女はもう帰るんだね』

凛「凛もう大人だから残る〜!」

ツバサ「馬鹿なこと言ってないで帰るわよ?それとも全員分の領収書をあなたのポッケに入れていいと言うのなら残ってもいいけど?」

凛「凛まだ子どもだから家帰ってご飯食べておふろ入って寝るにゃ」

『そーそ。素直でいられるうちは無理して捻くれなくていいんだから、ね?』

真姫「穂乃果の2回目の挑戦の分は私とツバサさんで払うとして...後は個人でとった分を支払えばいいわね」

雪穂「お姉ちゃん2人分も食べたの!?またお母さんに怒られても知らないんだ〜」

凛「海未ちゃんの目にも気をつけないといけないね〜」 ニヤ

穂乃果「雪穂はともかく勧めてきたのは凛ちゃんじゃん!ここでこの手のひら返しは考えらんないよ!」

凛「それはそれ、これはこれにゃ」

最近凛ちゃんがどんどん小悪党っぽくなってるんだけど!?

雪穂「(何があったんだろう...)お姉ちゃん?運動量が減ったんだから食べる量も減らさないと。いつも通りどころかさらに食べるようになってるのはどういうこと?」

穂乃果「・っ、誤差の範囲だよ〜」

『甘いものも酒も同じさ。用量用法を守って嗜む程度が一番様になるんだから。売る側としては豚になるくらい食べて欲しいんだけどねぇ』

凛「マスターだったら絶対にぶっちゃけない本音だにゃ。穂乃果ちゃんも凛みたいに賢い消費者にならないと」

雪穂「いくら久しぶりに会った人のお土産だからってカロリーの塊みたいなジャム毎日塗りたくるのもやめてよね」

凛「雪穂ちゃんそれってカヤジャム?凛も沢渡から貰って持て余してるからお裾分けしようと思ってたけど穂乃果ちゃんのために辞めておくにゃ」

雪穂「はい、あ、でもにこさんのお家で需要が高いそうなので余っているならお姉ちゃんじゃなくてにこさんにどうぞ」

凛「オッケー、オッケー♪それにしても沢渡も変なタイミングで帰ってくるものだにゃ」

『その、沢渡って子はお友達かい?』

真姫「友達というより腐れ縁というかひっつき虫みたいなものです。家族が案外有名な人なので知っていると思ってたんだけど」

『んん、私は聞いたことないねぇ』

『でもカヤジャムは好きさ。凛ちゃん、よかったらうちにも分けておくれよ』

凛「うん。明日にでも持っていきますにゃ」

『それはありがたい...ああ、いらっしゃい。好きな席に座ってね』

真姫「お客さん入ってきたし、早く会計済ませてしまいましょう」

ツバサ「そうね。真姫さんから払ってくれる?次に私が払うわ」

真姫「じゃあ、外で待ってるわね」

穂乃果「うん。まぁ、すぐに出てくるけどね」

【店の外】

ツバサ「...」

真姫「どうしたの?」

『また来るんだよ』

穂乃果「はーい!」

ツバサ「ってはやぁ!」

穂乃果「ぅわあ!い、いきなりどうしたんですか?」

ツバサ「いえ、何でもないのよ。気にしないで」

雪穂「なるほど、カヤジャムにそんな活用法があったとは...私ももう少し食べてれば良かったかな...」

凛「雪穂ちゃんも太っちゃうよ〜?」

雪穂「私はっ!全然食べてなかっただけですぅ!」

雪穂「それに私はまだ現役ですからっ」

凛「まだ、って言うよりなったばかりのルーキーだけどにゃ〜」

ツバサ「うげ...時計の針ってこんなにも早く進むのね」

穂乃果「雪穂〜、カヤジャムがどうしたの?」

雪穂「〜!お姉ちゃんには関係ない!...おっと」

雪穂「みなさん、偶々とはいえ今日はありがとうございます。今度は予め予定を決めて集まりたいですね」

見事なまでの取り繕い方だよ。筋肉ゴリゴリの人が一悶着あった後に襟を整え直すくらい鮮やかだよ。

凛「そうだね〜。いきなり過ぎてからかうネタも思いつかなかったから...冗談だよ冗談!自分がやられた腹いせじゃないって」

雪穂「凛さんとはまたじっくり話し合う必要がありそうですね?...では、失礼します」

ツバサ「お互い、次に会う時は何かいい報告をお土産にしましょうね」

もう一度深めにお辞儀して雪穂は帰っていった。礼儀正しいのはいいんだけどもうちょっといてくれてもいいのに...

凛「じゃあ凛も行くにゃ」

真姫「あら、凛も?もう少しじゃれ合うと思ってたのに」

凛「真姫ちゃんはこれからお楽しみ、なんでしょ?」 ボソッ

真姫「!!?何根拠のないこと...」

凛「勝負はフェアでなくっちゃならないにゃ〜」

凛「穂乃果ちゃん!真姫ちゃんから音源、回収しておいてね!手段は問わないよ」

ツバサ「笑顔で物騒なこと言わないの。またね」

お店にいた時間が濃かったのか急にさらっとして寂しい気もするなぁ。

穂乃果「...あっ!」

ツバサ「?穂乃果さん、もしかして用事でも思い出した?」

穂乃果「はい!」

真姫「えっ...?」

穂乃果「お店の中に!」

真姫「...!?」

ロックをかけているとはいえ、これがないと致命傷だよ

穂乃果「忘れ物しちゃったから、取ってくる!」 ダッ

真姫「もぅ、しっかりしなさい!」

真姫「言いたいことがあるなら、今の内よ」

ツバサ「あなた、周りには鋭いのね」

真姫「御託はいいわ。またすぐに帰って来ちゃうわよ」

ツバサ「...穂乃果さんがどこを見ているか、しっかり確認して」

真姫「...?」

ツバサ「いい?絶対...

穂乃果「いやー、良かった!マスターが気付いてくれてちょうど持って外に出ようとしてたところだった!」

ツバサ「...」

真姫「ね?うちの穂乃果はかなりスピーディでしょ?」

ツバサ「...普通、付いていくだけで精一杯よ」

穂乃果「何々?何の話?」

ツバサ「さあ、自転車レースの話だったかしら?私も帰るわね。部屋で英玲奈の試作品のカツが待ってるから」

穂乃果「あ、えっと、完成したらその時は是非とも呼んでくださーい!」

ツバサ「ふふっ、食いしん坊な子。またね」

......

そして、また二人っきりになった。

穂乃果「真姫ちゃん?険しい顔して、もしかしたら寂しい?」

真姫「ばっ馬鹿!またいつでも会える人たちよ。夏休みだけの出会いじゃないんだから」

穂乃果「じゃあ、まだコーヒーの苦味が残ってるとか?」

真姫「あんったねぇ。もう口には残ってないわ」

穂乃果「じゃあさっきまでは残ってたんだ」

真姫「うん...少しだけ」

レコーダーを持っていれば良かったかって?
ううん、今のは誰かに聞かせたいとは思わない。
だってさ、すごくレアだもん。

真姫「ニヤニヤするんじゃない!...お店の前よ、本当に迷惑になるわ。行きましょ」

穂乃果「はーい」

マスターの言ってた大切にするって...こういうことかな?

『マジで分かりやすい。詐欺のカモになるよあんた等』

穂乃果「厳しいっ!...じゃなくて、忘れ物したんです!スマホの...オレンジのケースのスマホです!」

『ああ、やっぱりあんたのだったか。ほんっと分かりやすいわ。ほら、二度目はないと思いなさい』

穂乃果「ありがとうございます!また来ます!」

『モテモテねぇ、あんた』

『大事にしなよ?』

カランカランッ

『自分も、相手もって...せっかち過ぎねぇ。いくら命短し恋せよ乙女、って言うけど』

『だぁれに似たのかしらねぇ?』

【喫茶店が常にマップに登場するようになりました】

穂乃果「あ、自販機あるよ?コーヒー、買ってく?」

真姫「さっき飲んだばっかりでしょ」

穂乃果「飲めないんだ〜」

真姫「その手には乗らないわ」

穂乃果「穂乃果も一緒に飲んであげるよ」

真姫「雪穂ちゃんの言葉を忘れたのかしら?」

話してるうちに通り過ぎちゃったし。
心なしか早足になってるよね。

穂乃果「覚えてるよぉ。でもキツキツすぎるのも良くないよ」

真姫「そういう人に限って自分に甘いのよ」

穂乃果「その分人にも甘ければ大丈夫だね!」

真姫「本気で言ってる...?」

真姫ちゃんはもう少しスウィートなところを見せてくれたらもーっと可愛くなるんだけどなぁ。
穂乃果が気付くのも早くなったろうし。

真姫「穂乃果は甘党なのね、なら大丈夫ね...」

穂乃果「何言ってるの?」

真姫「はっ...!何言ってるの私...」

穂乃果「こっちの台詞だって...」

...

穂乃果「ねぇ、さっきから歩くの速くない?」

真姫「疲れてるの?」

穂乃果「ううん。今から200メートルリレーできるくらいには元気だよ」

真姫「じゃあ、問題ないわね」

真姫「場所を変えましょ。ここじゃ何より雰囲気が出ないわ」

真姫「(穂乃果の見る先、ね。ありがたいご忠告だけど残念ながら心配はご無用)」

真姫「(私は穂乃果のハートを射止めた。そしてこれからも私の方を向かせ続ける。挑戦者は来るなら来なさい)」

真姫「いいところを知ってるの」

穂乃果「?まだどこかに寄るの?」

真姫「そうね。今から目指すのはどこでもできるけど一番場所選びをしなければならないこと、をするのに良い場所」

真姫「付いてきて」

穂乃果「...ここは?神社に上がるんじゃなくて?」

真姫「この辺りにはあまり良い思い出がないけどね...いい具合に死角になってるし隠れて何かをするには絶好の場所なの」

穂乃果「隠れてって...お酒やタバコは二十歳になってからだよ!」

最近18歳になるかどうかって言われてるけど!ダメなものはダメだよ!

真姫「違うわ。何年先の話だと思ってるのよ...」

真姫「ねえ、恋人がデートしてその次に何をするのかアンタでもしってるでしょ?」

これは不意打ちだね。
後から振り返ってみれば充分伏線とか導入にはなっているんだろうけど
いざその場に立ってみると頭が真っ白になっちゃう。

穂乃果「...(ゴクリ)」

穂乃果「キ...

真姫「口に出すんじゃないっ」

穂乃果「ひゃう!」

でもこのまま見つめ合うだけで明日になっちゃうかもしれないし...

>>427コンマが

『ゾロ目以外』の01〜39で
穂乃果からキス
【モヤモヤした気持ち(みんなに愛を)】に変化。【7ターン目のイベントが変化】

『ゾロ目以外』の40〜79で
真姫からキス
【モヤモヤした気持ち(ただひとつの愛を)】に変化【7ターン目のイベントが変化】

『ゾロ目以外』の80〜98で
真姫がおでこにキス
特に変化なし、以降キスコンマが出現

ゾロ目で海未の悲鳴が聴こえる...
【海未のイベント】が変化 【次の段階】へも進む

【神様のご加護発動中】

てい

危なかったね

破廉恥ですにならなかったか

真姫ちゃんは何だかんだ言ってヘタレ...というか足踏みしちゃうところがあるし穂乃果も真姫ちゃんを待たせ続けてきちゃったし。

それに待ちっぱなしは穂乃果らしくないし!

穂乃果「えいっ」

頭突きしそうな勢いで、でも、その...口付けの瞬間は優しく。この瞬間が永遠に続くようにお願いしながら

真姫「......ふふっ」

夕陽の角度もあってか目を閉じたのがさらに2人を盛り上げたのかな。
さっき心に決めたようにそのまま二人は長い間、重ねてました。


......

真姫「ちょっと、足つるんだけど」

穂乃果「...バカ...」

あれ?台詞を言う立場が逆だって?

真姫「いたたたたた

穂乃果「ぷはっ...本当につっちゃったの!?」

真姫「つりはしないけど、結構くるのよ、この立ち方」

穂乃果「そう?穂乃果はこのまま寝れるくらい心地良かったよ?」

穂乃果の努力を無駄にしちゃってぇ...なんて、言わないよ。顔を見たら分かるもん

真姫「躊躇いなしに言えるのが穂乃果なのね。...そうじゃないと惚れないわ」

穂乃果「じゃあ今度は座ってもう一回

真姫「しないわ」

穂乃果「え〜」

真姫「おはようの...とか行ってらっしゃいの...とか毎日の恒例行事にする人もいるけど私は、一回一回を大切にしたいの」

真姫「だから...ね」

穂乃果「分かった」

断れるわけ、ないじゃない。

真姫「じゃあ私、帰るわね」

穂乃果「えっ?もう帰っちゃうの?」

手を繋いで帰宅するまでをイメージしてたのに。

真姫「何度も言わせないでね。それに...

真姫「今すっっっごく見せられないくらい顔、赤いから」

真姫ちゃんは、真姫ちゃんでした。

穂乃果「また、明日ねー!」

だから穂乃果もいつも通りに返そう。

真姫「もうっ、バカァ...」

ブーメランされちゃったよ。

もっとこう、大きく変わるものだと考えてたのに。
こんなに近くにあるものなんだね。

穂乃果「穂乃果も帰ろっと」

帰りに神社で恋愛成就のお参りでもして。

【デート、終了!】

海未 side

海未「ふぅ...」

何度目でしょうか、ここを訪ねるのは。
今でも多少はトレーニングに使わせていただいているので丸っきり用事がなくなったわけではないのですが。
こうして姿の見えない存在に手を合わせることが格段に増えました。

海未「縁結び...信じてもよいのでしょうか」

きっと絵馬には人間には抱えきれない量の契りを結びたいと願う方達の願いが込められているのでしょう。

私はそんな破廉恥な...失礼な表現でしたね。
踏み込んだ領域は私にはまだ与り知らないところです。

私が望むのは、ただ...

海未「...?」

【カランカラン】

風でしょうか?絵馬が揺れています。

海未「あ...」

落ちてしまいましたね。拾いに行かなくては。大切な誰かのお願いですから。

海未「...これは」

何の皮肉でしょうか。ゼロからの...数だけで見たら違いますが、完敗からのスタートの直前の絵馬...が再び目の前に現れ、私たちのゴールのまさに直前に記した決意の絵馬が私の目の前に転がっています。

細かい意味は...考えません。
もちろん拾うに決まっています。これが違う絵馬であっても、ですが。

一瞬、願いが成就して役目を終えた絵馬を持ち帰ることも考えましたが、
あれはここにあってこそ、のものなのです。

今度は落ちないようにしっかり結びつけておきましょう。

海未「そろそろ帰りますか」

元来た階段の方角に足を踏み出した瞬間でした。

「海未ちゃん」

海未「ほの、か...」

穂乃果 side

もう視界が暗くなってきた、神様にとっては夜明けなのかもしれない時間帯。

誰もいないと思っていた神社には一つの影があった。

私が見慣れた、影。

穂乃果「海未ちゃん」

海未「ほの、か...」

海未「こんな遅くに、どうしたのですか?」

穂乃果「>>433

1 見てたの?
2 海未ちゃんもお出かけ?
3 一緒にお参りしよ?
4 穂乃果に会いたかったの?

ゾロ目で沢渡が偶々やってきます。

2

次の更新は金曜か土曜になるかもです...待ってくれてる方がいたら申し訳ございません

お待たせしました。
Qどうすれば課題は溜まらないのですか?
A 調整中

穂乃果「海未ちゃんもお出かけ?」

穂乃果「お昼にも神社来てたよね?」

ずっと同じ場所にいるとは考えられないけど...

海未「はい、穂乃果が今日出かけているように私も1日外を出歩いて最後にまたここに寄ったのです」

穂乃果「花陽ちゃんとか絵里ちゃんは?」

海未「絵里とはすぐに別れましたが花陽と一緒にお花屋さんに行きました」

穂乃果「海未ちゃんがお花屋さんかぁ」

海未「お、おかしいですかっ?」

穂乃果「ううんっ。海未ちゃんのお家なら生け花ぐらいやってそうだからあまり不思議には思わなかったな」

海未「もう、和風なら何でも取り込んでいる風に言うのはやめて下さい。私の家の実態が変な形で伝播してしまいます」

海未「極道、なんて単語を聴いた日には夜も眠れなくなりました」

これは無意識の領域から注意しないといけないね。

海未「まあそれも他人が勝手に印象付けたことであり本質が変わるわけではないからいいのです。よって私が元々花屋に出入りしてもおかしくない」

穂乃果「だから変じゃないって言ったじゃーん」

海未「穂乃果の言うことは時として信用なりませんから」

穂乃果「ガーン!」

海未「常に、とは言ってないじゃないですか。極端に解釈しすぎです」

穂乃果「そっか〜。穂乃果ずっと真ん中が苦手だったからなー」

海未「せめて勉学だけでも真ん中に達するよう努力してほしいところです」

穂乃果「善処します...」

海未ちゃんに会うといつも先生に怒られてるみたいになるけど...
安心しちゃうんだよね。
どんな些細なことでも海未ちゃんには指摘して欲しいというか。ずっと一番側にいてきたから

側に、ね。

海未「そうだ、穂乃果。あなたにもお土産の花、用意しているんですよ?ちょっと待ってください」

ビニール袋から覗くお花はは折曲がらないように注意を払われた配置。お花屋さんがしたんだろうけどずっと保ち続けてきた海未ちゃんも相当の集中力だな。

穂乃果「赤と...白と紫だね」

海未「穂乃果には、この紫のアネモネの花をプレゼントします」

穂乃果「紫?」

赤も白も穂乃果のトレードカラーじゃないけど変化球で来た感じだね。

海未「はい。ピュアガールの穂乃果と少しイメージのずれたカラーでしたか?しかし、穂乃果は時に周りを驚かせるほど大人の女性の振る舞いをします」

海未「何て言うのは饒舌な評論家のようで恥ずかしいのですが...」

穂乃果「穂乃果も同じかそれ以上の思いをしているから大丈夫だよっ」

海未「はっ!...これは、失礼しました。この頃道場に通う子供達の手前を見ることが増えたので見られる側の心境をすっかり忘れてしまってました」

穂乃果「...なるほど。盛りすぎだけれど極道って噂される理由が分かったかも」

海未「穂乃果。あなたは一度知床の急流を泳ぎ切る経験をしてみてはどうでしょう」

穂乃果「修学旅行は沖縄だよ!?」

海未「では私たちの卒業旅行にどうでしょう」

穂乃果「まずは受験だよっ!」

海未「明日は雨ですね。縁側の床に気をつけなくては」

穂乃果「晴れにしてみせる!」

海未「あなたならあながち不可能ではなさそうですね」

極めれば梅雨もなくせるかもしれないって考えた夜もあったよ。

穂乃果「でも内容はともかく卒業に合わせて何かするってのは良い考えかもしれないね」

海未「七割ほど冗談のつもりでしたが」

穂乃果「反対だった?」

海未「いえ。むしろ賛成です。...知床ツアーではないですよ?私たちが卒業する時に何かをすることが、です」

海未「絵里達の年はやらなかったそうですが私は何かを残したい。もう、μ'sで抱えきれないほどの思い出を得ましたがそれでも...贅沢でしょうか」

海未「今日1日...久しぶりに街全体を歩いてみて分かりました。一生ずっと同じ場所に留まる人はほとんどいないでしょう。人間関係も同じであまりきてほしくはないですけど、終わりというものがあります...」

海未「できるだけ多くの思い出を作りたい、と私は思ったのです」

穂乃果「...」

海未「どうしました?穂乃果。さっきまでと違い無口になってますよ」

穂乃果「うん、えっとつまり...これからはもっと海未ちゃんと遊べるってこと?」

海未「は...?」

あれ?今度は海未ちゃんに感染った?
会話が繋がってなかったかな?

穂乃果「違うの?」

海未「いえ、あまりに拍子抜けしたからです」

穂乃果「もしかして呆れられてる!?やっぱり真面目じゃない答えだった!?」

海未「自覚してるならもう少し違う回答を出せなかったのでしょうか」

海未「まあ穂乃果の言葉は細かく考えられたものより口を突いて出てきたものの方が説得力があります。...そうですね。卒業と言わずこれからもいっぱい遊びましょう」

穂乃果「本当!?わーい!じゃあじゃあ...

海未「もちろん、受験勉強が第一ですけどね?」

穂乃果「遊びも大

海未「まずは受験ですっ!」

穂乃果「覚えてたか...」

海未「私の記憶力を舐めてもらっては困りますからね?」

最近、海未ちゃんがちょっと距離を置いている気がしてたけどこれだと心配する必要なさそうだね。

海未「(穂乃果はまだ私のことを想ってくれているようです...やはり私はずっと)」

【海未の悩みが少し和らいだ(1/4)】
【穂乃果はアネモネの花(紫)を海未からもらった】

海未「穂乃果はもう帰りますよね?」

穂乃果「?もう用事はないけど海未ちゃんはまだ残るの?」

海未「そうですね...私はもう少し風に当たりたいところです」

穂乃果「そうなんだ。じゃあ、また明日。風邪ひかないでね!」

海未「ふふ、私は中々頑丈ですよ。そうだ。後から走って帰って穂乃果を追い抜いてやりましょうか?」

穂乃果「じゃあ穂乃果も走るー!」

海未「ちょっ待って下さい!それは流石に、私は凛じゃないんですから!」

本日二回目の鬼ごっこはお昼と違い障害がない。
曲がり道もあるけど他のものが何もない純粋なガチンコのぶつかり合いってわけだ。

穂乃果「とか言ってるけど速いよ!すごく!」

海未「ワンテンポあげたんです。逃げ切って見せなさい!」

これは笑ったり呆れたりしている場合じゃないね。

海未「(どうしても...神様とやらは完全に離すつもりはないのでしょうか)」

何だかんだ言って現役とそんなに運動量は変わらないんじゃないかな?

......

海未「やるではないですか、穂乃果。ですが私の方が上手だったみたいですね?」

穂乃果「あ、遊びだよ?何、体育会のスウェーデンリレーみたいな走りしてるのさ」

海未「体育会だって遊びの一種でしょう?それに私、手、この場合だと足を抜くのは苦手なんです」

表情筋を抜くのも苦手だよね。

海未「っとはいえ劣化している事実は、認めないといけませんね。私としたことが、これでは今年のリレーに参加できません」

穂乃果「今年も出るつもりなの!?」

海未「ええ、もちろん」

穂乃果「ふえぇ...まるで陸上部だね」

海未ちゃんは自分を強くする...自己研鑽?に余念がない。
自分がどういう状況に置かれていてもコンスタントに続けられるって穂乃果じゃ生まれ変わってもできないことだよ。

海未「走っていたらいつの間にか別れ道まで来てしまいましたね」

穂乃果「地獄の門にたどり着くまで逃げたと思ったのに」

海未「誤送信にも程があります...はあ、はあ」

海未「では、改めてまた明日」

穂乃果「う、うん、ふぅ。お互いに筋肉痛にならないようにね〜」

海未「この程度、かすり傷ですよ」

帰ったら湯船に浸かろうっと...

そうだ。何か他に言うことあったかな...?

>>439のコンマが

00〜39 また明日ね!
40〜89 明後日(7ターン目)に3人で遊ぼうよ!
90〜99 あれ?何か声が聞こえる...

ほい

課題は破壊するもの

穂乃果「あ...」 クルッ

穂乃果「また明日ね!」

穂乃果「リレー、楽しみにしてるよ〜!」

海未「穂乃果も一緒に走るんですよー」

穂乃果「ヴェッ」

一年生の頃の傷を思い出させないでほしいな。

穂乃果「ほ、穂乃果はパン食い競争に出るんだもん!」

海未「あんぱんを引かないようにすることですね」

数回のやり取りをしてるうちに海未ちゃんが離れて行く。
でも寂しさはなかったかな。またいつでも会える。そう確信できたから。

穂乃果「あんぱんも敵じゃなくなるよ?」


.....

穂乃果「あれ?真姫ちゃんからメール来てたんだ」

20分?くらい前だ。スマホ鳴らないようにしてたみたい。夜にうるさく感じたからかな

『まっすぐ帰って。誰とも会わないで』

...!?

真姫 side

や、やばいわ。まだ心臓のテンポがおさまらない。
やっぱりいくら映画やドラマで予習しても意味を成さないのね。当事者になってみないと絶対分からないわ。
...誰かさんと一緒で予習の時点でかなりギリギリだったのは知らなくてもいいことよ。
とりあえず神社で心を落ち着けようかしら。


「真姫、偶然ですね」


真姫「本当、今日はたくさんの人に会うわね。絵里と花陽はどうしたの?」

「あれから別の用事があると別れました」

真姫「そう。神社に寄ってたの?ならちょうど私も今からお参りするつもりだけど、二度手間になっても構わないなら一緒にどう?」

「ええ。私もちょうど良かったです。真姫と会えてね」

私に用事でもあるのかしら。もう日が暮れているのに。

「話をしたいと思っていました。できれば二人きりで」

あ、あんたまで私の心拍数を速めるつもりなの!?

真姫「その言葉。誤解を招く場合があるから気をつけなさいよ?」

「真姫は相変わらずですね」

【神田明神】

恋愛成就はどこかしら...?

真姫「」 キョロキョロ

ってやっぱり海未連れてくるんじゃなかったわよ!しかも二人きりなのにどうして別の子との恋の願いを持ち込むのよ私!

「何をさっきからソワソワしているのです?」

真姫「うわぁっ!あ、あんたは祈らないわけ?ぼーっと突っ立って」

「ですからさっきまで神社にいたとあれ程」

真姫「後ろに立たれると祈れるものも祈れないんだけど」

「そんなに恥ずかしい内容ですか?」

真姫「い、祈りなんてみんなプライベートなものデショ!?」

「顔を赤くするとは、もしかして想いを寄せる穂乃果ですか?」

真姫「えっ!?ちょ、何で知ってるのよ!私と穂乃果が付き合ってぇぇぇぇぇ!」

「付き合って、何です?」

真姫「そ、そそそうじゃなくて!」

「あなたが勝手に誘導されただけでしょう?」 ニコッ

うわぁ、今すぐ逃げたいけど暗がりの階段の段を飛ばして降りるのは怖いし海未相手なら私が全速力になる前に間違いなく捕まるしでぇ...

「穂乃果と付き合っているんですね?...絵馬にはまだお願い事を捧げていないようですが」

真姫「ぜっったいに言いふらさないでよ?」

「私の口は堅い方です。外部に漏れることはまずないでしょう。あなたから口を開くのであれば知りませんが」

真姫「...今ので教訓は得たわ」

「実際に活かして初めて意味を成すものですよ?...ですが、これで話は早くなりました」

「あなたは穂乃果をどう思っていますか?」

真姫「どうって...今のでもうはっきりと分かったんじゃないの!?」

「その先です。好きだという前提条件で話しているんじゃないですか。好きにも色々あります。純粋な愛はロマンチックですが愛しか存在しない、なんてことはあり得ません」

真姫「って言われても...いきなりだし」

「それともあれですか?告白したことに満足してその後のことを、伝えるまでの心の葛藤で力尽きて想いを伝えてからの覚悟を全くしていないとでも言うのですか?」

真姫「あんたねえ...

たとえ友達で苦楽を共にした仲間だとしても
これには流石にくるものがあった。私の苦難を蔑ろにするなんて...

でも、考えてみると。

海未からしたら私はどさくさに紛れて穂乃果を掠め取った泥棒猫に見えても全くおかしくないはずよね。
瞬間じゃなく穂乃果と共にいた時間の長さ。感情を共有した日々。総合点、平均点?なら圧倒的に海未が上回っている。

そんな海未が今の私を見たら、こう言いたくなるのは当然のことなのよね。

真姫「...ごめん」

穂乃果を背負った重みは今の私に敵うはずなんてないんだからね。

って...分かったからといって。その先のことなんて思いつかないしその後の覚悟なんて想像できない。私は...今の時点でいっぱいいっぱいなのよ。

真姫「悪いけど今の私には途方もなくて考えがつかない」

「...そうですか」

真姫「でも、逃げの言葉だと捉えられてもおかしくないけどこれだけは言わせて。私は穂乃果を愛している。今も、これからも。約束する。何があっても穂乃果が悲しませないようにする!」

「...真姫にしては珍しい。精神論ですね」

海未の顔から、硬さが...消えた?

「いいでしょう。では、それがいかに強いか証明してもらおうではありませんか」

真姫「...?」

「これは保険です...あなたが途中で逃げ出さないように変な気を起こさないようにね」

いつの間にか海未の腕にはめられてる...何あれ、機械?から伸びた光の糸が私の腕に巻き付く。あまりに一瞬の動きに反応できなかった。

真姫「ど、どういうつもりよ!」

「どうもこうも古今東西の様式に則ったまでですよ」

いや、これ状況が酷くなってる。
なに?私に生半可な気持ちで穂乃果と付き合うなって喝を入れに来たんじゃないの!?
何か根本的なところで噛み合っていないわよ、これ。

真姫「...危ないじゃない」

「危ない?此の期に及んでまだそのようなことを言いますか」

「(ですがこれも時間の問題...早ければ最悪明日には...)」

「安心して下さい。あなたにも親しみ深い決闘のみしかしませんから」

「さあ、早くデッキを構えるのです」

見慣れた柄のカードの束...デッキを腕の機械にセットする。なるほど、デュエルディスクだったのね。
...見たことのない型だわ。

真姫「ねえ、そのディスク、どこで入手したの?」

これは、危ない。よく分からないけどこの危険な雰囲気が海未だけじゃなく神社に、町中に、広がっている。
穂乃果が、危ない。

「密林から届けてもらいましたが」

真姫「こんな技術。今のデュエルディスクに実装されているはずないわ」

デッキを背中側のバックルから取り出し、はめる間。確かスマホはすぐ隣に入れていたはず。
この短時間で、後手になるけど穂乃果に伝えなきゃ

「今はそんな話をしている場合ではありませんが」

...よしっ

真姫「そう。いや、少し不気味に感じてね。まあ勝ったら聴かせてもらうとしましょう。今のあんたに何を言っても耳に入らないでしょうから」

「よく分かっているじゃないですか」

真姫「さっさと終わらせるわ...」

「「デュエル!!」」

おつおつ

遅くなりました。デート後のデュエルについては対戦相手が変わる可能性はあるけれども海未のイベントがセットされた時点で確定でした。ただ構想を全く考えてなかった...

T1 真姫

真姫「私のターン!」

「デッキを持ち辛そうにセットしていたところから枚数は相当多いと見えますね」

真姫「バレだ?やっぱり何事も限界まで詰めるものじゃなかったわね」

これが終わったら穂乃果と一緒に枚数を削る作業をしようかしら

真姫「『ライトロード・アサシン ライデン』を召喚。このカードは1ターンに1度デッキの上から2枚のカードを墓地に送ることができる」

ライトロード・ビースト ヴォルフ
神剣 フェニックスブレード

真姫「墓地に送られたカードに『ライトロード』モンスターがあったのであんたのターンの終わりまで200攻撃力を上げるわ」

ライデン A1900

真姫「墓地に送られた『ヴォルフ』は私のフィールドに特殊召喚される。レベル4の『ライデン』、『ヴォルフ』でオーバーレイ!」

真姫「エクシーズ召喚!ランク4、神の威光纏い天へと飛び立ちし乙女、『ライトロード・セイント ミネルバ』!」

セイント ミネルバ A2000

「(エクシーズ召喚、ですか...)」

真姫「『セイント ミネルバ』の効果発動!ORUを1つ使いデッキから3枚のカードを墓地に送る」

聖戦士 カオス・ソルジャー
混沌の黒魔術師
ライトロード・ハンター ライコウ

真姫「墓地に送られた『ライトロード』1体につき1枚ドローする!1枚伏せてターンエンドよ」
手札4 ミネルバ 伏せ1

「随分とおっかないカードが墓地へ送られたではないですか」

真姫「手札に来られたら考えものだけどね」

T2

「では...参ります。ドロー」

「永続魔法、『禁止令』を発動。そうですね...宣言するカードは『ギャラクシー・サイクロン』でしょうか」

「伏せ除去のカードを持っているのなら反応すべきところですね。フィールド魔法、『転回操車』を発動」

転回操車...?禁止令の指定先はそういうことね。

「手札の『無頼特急パトレイン』をコストにデッキから機械族、地属性、レベル10モンスター『重機貨列車デリックレーン』を手札に加えます」

「『深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト』を召喚。このカードはリリース無しで召喚できますが攻撃力を失ってしまいます」

「しかし列車には連結という機能があります。機械族、地属性の召喚、特殊召喚に反応して手札の『デリックレーン』は特殊召喚できる効果を持っています。元々の攻守が半減してしまいますがね」

容易な召喚条件を持つモンスターを使って高ランクエクシーズにつなげていくのけ。

「まずはこのカードです。『ナイト・エクスプレス・ナイト』と『デリックレーン』の2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」

「献身的な愛は誰がために、ランク10!『No.81 超弩級砲塔列車 スペリオル・ドーラ』!」

ドーラA3200

「バトルフェイズに入り『スペリオル・ドーラ』の効果を自身を対象にして発動します。フルメタルシールド!」

真姫「このカード以外の効果を受けなくする。破格の耐性付与ね」

「ええ。これで心置きなく効果が使えます『デリックレーン』がORUとして取り除かれたことで真姫の『セイント・ミネルバ』を破壊します。ラブプレス!」

真姫「『ミネルバ』は破壊された場合、デッキから3枚のカードを墓地に送るわ」

「そしてその中に含まれる『ライトロード』の数だけフィールドのカードを対象をとらずに破壊、でしたね。しかし効きません」

真姫「いいのよ。墓地さえ肥やすことができればね」

真姫「おっと。チェーンして罠カード『針虫の巣窟』よ。さらに5枚墓地へ送るわ」
(針虫)
宵闇の騎士
D・HEROディアボリックガイ
儀式魔人プレサイダー
ネクロガードナー
開闢の騎士
(ミネルバ)
ネクロフェイス
ライトロード・アーチャー フェリス
霊廟の守護者

真姫「『ライトロード・アーチャー フェリス』はモンスター効果でデッキから墓地へ送られた場合、特殊召喚できる。守備表示!」

「バトルフェイズ、『スペリオル・ドーラ』で『フェリス』を攻撃、ラブブラスター!」

真姫「墓地の『ネクロガードナー』を除外し攻撃を無効にするわ!」

「壁があるのに攻撃を無効にした...?メインフェイズ2、2枚カードを伏せてターンを終了します。『パトレイン』の効果でデッキから2体目の『ナイト・エクスプレス・ナイト』を手札に加えます」
手札2(エクスプレス・ナイト)ドーラ伏せ2 禁止令(ギャラサイ)
転回操車


「(効果を使ったのはシンクロかエクシーズの素材を残すためですかね...相手ターンであるにも関わらず次のターンの攻めの準備を整えるとは)」

「...なるほど。その気持ちがあなたを突き動かしたんですね...」

真姫「?どうしたのよ。何か問題でも?」

「いいえ。あなたはそのまま攻めて来ればいいんです。私に証明するんでしょう?」

ほぼ無理やりに証明させられる形なんだけどね。

T3 真姫

真姫「私のターン。フィールド魔法『混沌空間』。モンスターが除外されるたびにこのカードにカオスカウンターが蓄積される」

真姫「墓地の『神剣ーフェニックスブレード』の効果発動。墓地から戦士族2体を除外することでこのカードを手札に戻すことができるわ。私が除外するのは...

真姫「『開闢の騎士』と『宵闇の騎士』、よ」


真姫「さて。これで第一段階はクリア、ね」


真姫「『開闢の騎士』が除外されたことでデッキから儀式魔法を、『宵闇の騎士』が除外されたことでデッキから儀式モンスターを手札に加えることができる」

真姫「私が加えるのは『超戦士の儀式』と『超戦士 カオス・ソルジャー』。カオスカウンターが2つ乗るわ」

「カオス・ソルジャー...?」

驚くほどのものかしら。この頃のリメイクの流れに乗った昔々のモンスターの1体だけど。

真姫「かなり前に穂乃果にカオスソルジャーデッキを使われて負けたのを思い出してね。私も興味が湧いたのよ。永続魔法、『星邪の神喰』を発動してから墓地の『ディアボリックガイ』の効果を発動」

真姫「除外して同名カードを特殊召喚するわね。カオスカウンターが乗り、そして『星邪の神喰』の効果で異なる属性のモンスター、『エクリプス・ワイバーン』を墓地に送る」

「次々にモンスターが除外されては墓地に...これがあなたの戦術ですか」

真姫「そう。だからデッキの枚数をケチって減らすわけにもいかなかったの。『エクリプス・ワイバーン』が墓地に送られたことでデッキから『混沌帝龍ー終焉の使者ー』を除外。カオスカウンター」

真姫「光属性の『エクリプス・ワイバーン』、闇属性の『混沌の黒魔術師』をゲームから除外し現れよ!始原たる混沌の力『カオス・ソルジャー ー開闢の使者ー』!」

真姫「『開闢』の効果発動。相手モンスター1体をゲームから除外する。『ドーラ』には異次元の彼方に消えたもらうわ。ディメンジョンシュート」

「許すわけがないじゃないですか。『ドーラ』の効果をもう一度自身に対して発動します」

真姫「見た目同様頑丈なモンスターね。『エクリプス』が除外されたことで『混沌帝龍』を手札に加える。『終末の騎士』を召喚」

真姫「デッキから闇属性モンスター...『ゾンビキャリア』を墓地に送る。このカードは手札1枚をデッキトップに戻し墓地から特殊召喚できる」

「あまりに有名、かつ手軽な効果ですね。一時代を築いたカードなだけあります」

「(これであの超戦士とやらの生贄は揃いましたが...これではここまでの下準備の見返りが感じられない。超戦士に強力な効果が備わっているのなら別ですが)」

真姫「レベル6の『ディアボリックガイ』にレベル2の『ゾンビキャリア』をチューニング!」

「(シンクロ召喚...レベルは8)」

真姫「超伝導の力を得、次元を超えて加速せよ!レベル8『PSYフレームロード・Ω』!」

すいません。ミスを発見したので修正します。
>>449で墓地に送られたカードをネクロフェイスではなくエクリプスワイバーンにして効果で混沌帝龍を除外したことにして下さい。

先ほどのミスを発見した後にまたいくつかミスが見つかったので続きは修正完了次第あげていきます。多分短い期間で済むと思われますが、
申し訳ありません

おつおつー
大変だろうけどファイトだよ

修正が完了しました。多分ミスはないはずです。

T1で真姫は『光の援軍』で『ライデン』をサーチし墓地に送ったカードは

ネクロガードナー
ネクロフェイス
クリバンデット

として下さい

「(PSYフレーム...また未知のカードを)」

真姫「『ゾンビキャリア』は除外されるわ。続いてレベル4の『終末の騎士』と『フェリス』の2体でオーバーレイ。エクシーズ召喚!戦いの血潮が騒ぐわ、『No.86狂葬覇王ラプソディ・イン・バーサーク』!ORU1つで相手の墓地のカードを除外するわ」

真姫「永遠に解体されてなさい。『デリックレーン』を除外!」

真姫「まだまだよ。『PSYフレームロード・Ω』の効果発動!このカードと相手の手札1枚をランダムに除外する。ディメンジョンライド!」

「そのまま許すわけがありません。永続罠『ブレイズ・キャノン・マガジン』。手札の『ヴォルカニック・バックショット』を捨てカードを1枚装填します」

真姫「その後、このカードと手札を除外ね」

除外されたカードは『ヴォルカニック・バレット』。ヴォルカニックの要素も入っているのね。

「『バックショット』の効果。まずは500ダメージを与える強制効果。それにチェーンしてデッキの2体の『バックショット』を墓地に送り相手モンスターを全て破壊する効果が発動します」

「焼き払いなさい。ラブバレット!」

「さらに墓地に送られた2体のバーン効果も発動し、合計1500のダメージです」

真姫LP6500

「さて、フィールドから生贄は消えてしまいましたが。ここからどう切り返します?」

真姫「...墓地の『クリバンデット』と『聖戦士』を除外し『混沌帝龍ー終焉の使者ー』を特殊召喚するわ」

「かつて猛威をふるった全体除去も今や動きに大きな制約がかかってしまいましたね」

真姫「ええ。でも嬉しいことに今では3枚フル投入できる。そして...

真姫「このカードも腐りにくくなったのよ。魔法カード『原初の種』!」

真姫「除外されたカードを2枚、サルベージするカードよ」

真姫「『開闢の騎士』、『宵闇の騎士』の2体を選択...これで手札に生贄が揃ったわ」

真姫「長く待たせてしまったわね。儀式魔法『超戦士の儀式』、発動!開闢と宵闇を纏う騎士、再び暗黒騎士にカオスの力を授けん!儀式召喚!レベル8『超戦士カオス・ソルジャー』」

超戦士A3000

真姫「手札の『フェニックスブレード』を装備し攻撃力300アップよ」

真姫「2体の騎士は『カオス・ソルジャー』にさらなる能力を与えるわ。『宵闇の騎士』が与える力は1ターンに1度あなたの手札1枚を裏側表示で除外してもらう効果。次のあなたのターンの終わりまで」

「一時的とはいえハンデス要素も搭載しているとは。名前の通りカオスなデッキですね」

真姫「お褒めにあずかり光栄よ」

「しかし大事なことを見落としていますよ。真姫。私の列車の守備力は4000です」

真姫「あなたこそ、致命的な見落としがあるんじゃないの?」

真姫「今、『混沌空間』にはいくつカウンターが乗っていると思う?」

真姫「答えは13個よ。カウンターを8つ取り除き次元の狭間より帰還せよ、『混沌の黒魔術師』」

混黒 A2800

真姫「このカードが召喚、特殊召喚に成功したターンの終わりに私の墓地から好きな魔法カードを手札に戻せるわ」

「それで『原初の種』を使いまわそうという考えですか...」

真姫「もちろん。そしてまだあんたの見落としている点があるわ。私はレベル8の『混沌帝龍』と『混沌の黒魔術師』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」

真姫「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ!顕現せよ、そして我を勝利へと導け!ランク8『No.107 銀河眼の時空竜』!」

時空竜 A3000

「(っ...何故時空竜まで?いや、これだけでは...)」

真姫「驚くのはまだ早いわ!私は『時空竜』1体でオーバーレイネットワークを再構築!」

真姫「銀河の光の導くところ新たな世界がひらかれる!!天孫降臨!アーマーエクシーズ召喚!!現れろ新たなる光の化身!!ランク8『ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン』!!」

FAフォトン A4000

【ごうっ...】

?急に風がざわついてきたわね。ますます不吉な予感

「(ですがデュエルである以上フィールドに顕現していないとその力は発揮されないはず)隙だらけですよ、リバースカードオープン、『激流葬』。フィールドの全モンスターを破壊します」

真姫「全体破壊効果を二連続!?」

「数多くのモンスターを並べ物量で圧倒するのも良いでしょう。しかし最終的に勝利するのは自分の背中を預ける1体のモンスターを最後まで残し続けたものなのです」

「真姫。あなたもすぐに思い出すはずですよ。『ドーラ』は自身の効果により守られます」

思い出す?さっきから海未の言動がどんどん分からなくなっているような。

真姫「私のポリシーとは違うわね。墓地の『開闢』、『超戦士』を除外し『フェニックスブレード』を回収。エンドフェイズ、『混沌の黒魔術師』の効果で『原初の種』を手札に戻す」
手札2(原初、フェニブレ) 混沌空間(8つ)

「そしてあなたのフィールドには誰も残りませんでしたね」

真姫「何が言いたいの?何かを暗示しているつもり?」

「独り言ですよ。どう汲み取るかはあなたの勝手です」

T4

「私のターン」

「メインフェイズ、ここで『マガジン』の効果を発動します。ここで手札を交換することで大事な混沌空間を破壊するカードが引けるかも」

「加えてあなたは残念ながら壁モンスターがいない。不確定なライトロードにより増えた墓地のカードに展開も防御も任せ、フィールド魔法に1枚に頼るあまり綱渡りになってしまったようですね」

「尤も私も限定的とはいえ手札は1枚のみなのですが。『無頼特急パトレイン』を捨て1枚カードを引きます」

「...残念です。『ドーラ』でダイレクトアタックします。ラブブラスター!」

真姫「デュエルってのは半ばギャンブルみたいなものじゃない?墓地の『ネクロガードナー』を除外し攻撃を無効にするわ」

「口では何とも言えましょう。私は1枚カードを伏せてターン終了です。この瞬間、『超戦士』により除外された手札が戻ってきます」 手札1(エクスプレス・ナイト)ドーラ 転回操車 禁止令 伏せ1

「『パトレイン』の効果でデッキから『除雪機関車ハッスル・ラッセル』を手札に加え、守りを整えておきましょうか」

T5 真姫

真姫「ドロー!」

逆に考えればドーラ1体を突破できれば私の勝利は近くなる。そこに突破口を見出すわ。

真姫「このスタンバイフェイズ、除外された『Ω』とあなたの手札が帰ってくるわ」

真姫「『貪欲な壺』よ。デッキに戻すのは『時空竜』、『FA・フォトン』、『ラプソディ』、『ミネルバ』、『ディアボリックガイ』の5体。2枚ドローね」

真姫「良いカードを引いたわ...。手札の『フェニックスブレード』をコストに装備魔法『D・D・R』。ゲームから除外されたこのカードを呼び戻すわ」

真姫「カオスの新たな可能性を見よ!『聖戦士カオス・ソルジャー』!」

「!そういえば最初の方で除外していましたね」

真姫「このカードも他のカオスと似たような効果を持つわ。場に出た時、私の除外されたカード1枚とあなたのフィールドのカード1枚を選択する」

真姫「前者を墓地に戻し後者をゲームから除外する。墓地に戻すのは『ディアボリックガイ』、除外するのは当然、『ドーラ』よ。カオスレイ!」

「言ったでしょう。私の守備は硬い、と。ライフを1000支払い永続罠、『スキルドレイン』。これでフィールドのあらゆるモンスターの効果は無効となります」

列車の他のデッキに対する強烈なメタカード。

「いかに墓地で活きるデッキといえど大半はフィールドで己の個性を魅せます。それがなくなりただのモンスターと化した今、あなたに...

真姫「いいえ、このカードに見えない穴が幾つも空いているのが見えないかしら?速攻魔法、『月の書』よ。このカードの効果で『聖戦士』を『裏守備表示』にするわ」

真姫「『スキルドレイン』は効果解決時に裏側になったモンスターまでは無効にできない。よって効果はそのまま発動する。あなたのモンスターへの思いもこれまでよ!」

ソリッドビジョンだけど圧巻の迫力ね。
レーザービームで真正面から貫通されて崩れていくといったところ。

「...『スペリオル・ドーラ』ッ!!」

真姫「流れが変わったわね。墓地の『ディアボリックガイ』を除外し同名カードを特殊召喚するわ」

真姫「『星邪の神喰』の効果で異なる属性のモンスター...

何、これ!?今の。私の中に誰か入ってきた!?


...

真姫「...デッキから『カーボネドン』を墓地に送る」

真姫「『カーボネドン』は墓地から除外することでレベル7以下のドラゴン族通常モンスター...『ギャラクシー・サーペント』を守備表示で特殊召喚」

真姫「レベル6『ディアボリックガイ』にレベル2の『ギャラクシー・サーペント』をチューニング...2体目の『PSYフレームロードΩ』」

真姫「カオスカウンターを8つ取り除き除外されている『開闢』を特殊召喚。条件は満たしているわ」(10→2)

真姫「魔法カード『原初の種』。除外された『超戦士』と『エクリプス』を手札に戻す」

真姫「『超戦士の儀式』には続きの効果があってね...墓地のこのカードと光と闇を1体ずつ除外することで手札の『カオス・ソルジャー』儀式モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できるの」

真姫「コストは『宵闇の騎士』と『エクリプス・ワイバーン』の2体。再びカオスの力を振るえ、『超戦士カオス・ソルジャー』」

真姫「『宵闇の騎士』が除外されたことでデッキから『カオス・ソルジャー』を『エクリプス』が除外されたことで『混沌帝龍』を手札に加える」


真姫「スキドレがあろうがなかろうが削り取ってしまえばそれでいいのよ。バトルフェイズまずは『Ω』2体分」

「あくまで展開して押し切るつもりですか。いえ、それが悪いとは全く言いませんが」

「それにしては神剣を付け直さなかったのは誤算でしたね。直接攻撃宣言時、手札から『除雪機関車ハッスル・ラッセル』の効果を発動」

「『ハッスル・ラッセル』を手札から守備表示で特殊召喚。私自身も『スキルドレイン』の穴は知っています。魔法、罠を破壊してのバーン効果は無効になりますが」

「そしてこのカードの利点は相手ターンで『転回操車』の発動条件を満たせること。デッキから最後の『パトレイン』を守備表示で特殊召喚します。どうしますか?私としてはすごく攻撃してきてほしいです」

真姫「...ターンエンドよ」手札2(エクリプス 混沌帝龍)
Ω2体 開闢 聖戦士(裏守備) 超戦士 神喰 混沌空間(4つ)

「たとえその姿が見えなくなっても絆は繋がっているんですね。カオスモンスターがこんなにも揃い踏みするのはやはり圧巻されます」

「何しろ私の頑丈な守りも気にせず正面から突破したのですから。その想いの強さ。やはり侮れない相手でしたね」


T6

「私のターン『マガジン』の効果で手札の『ヴォルカニック・バレット』を捨て、1ドロー」

「このターン墓地に送られた『バレット』の効果です。ライフを500支払い同名カードをデッキから手札に加える」

LP6500

「...手札から『ナイト・エクスプレス・ナイト』を召喚。攻撃力が失われる効果も当然無効化され元の3000に戻ります」

「あなたの手助けをすることにもなってしまいますが、エクストラデッキの『サイバー・エンド・ドラゴン』をゲームから除外し『Sinサイバー・エンド・ドラゴン』を特殊召喚」

真姫「他のモンスターの攻撃を封じるデメリットも帳消し。あんたのデッキの裏技ってことか。でも皮肉なものね。スキルドレインがあなたの言う大切なものを守り続ける本来の動きを許してくれないなんて」

「...口を慎みなさい。バトルフェイズ、『エクスプレス・ナイト』で『Ω』をSinサイバー・エンド・ドラゴン』で『開闢』を攻撃」

エクスプレス・ナイトA3000vsΩA2800
Sinサイバー・エンドA4000vs開闢A3000

真姫LP5300

「メイン2、『ハッスル・ラッセル』と『パトレイン』で2体目の『ドーラ』を守備表示でエクシーズ召喚。1枚カードを伏せてターン終了です」
手札1(バレット) エクスプレス・ナイト Sinサイバー・エンド ドーラ(守備)
転回操車 禁止令 マガジン 伏せ1 スキドレ

「そして私同様物量で攻めるようになった。分かるわ。この戦いを通じて。あなたの想いの重さがね。何としてでも勝つ、という」

「幼馴染として積み上げたもの。私には遠く想像が及ばない」

『でも私と違い見守るだけのあの子には務まらないでしょ』
『あなたには、私には重さじゃなくて強さがある』
『繋がった?なら力をあげる』
『私は永遠が欲しいの』

「ただ、私にはあなたにないものがある。それは力...維持でも手繰り寄せる強さ。永遠を掴み取る強さよ」

「私の...ターン!」

「手札から魔法カード...『影依融合』、発動」

「(何です!?このプレッシャーは...っ)フィールドにモンスターはたくさんいますがこれらを融合素材として召喚されるモンスターはいないはずです!」

「あら。知らないのね。まあ無理もないわ。このカードは相手フィールドにエクストラデッキから出したモンスターがいる時、融合素材を『デッキから』墓地に送ることができる」

「デッキから融合ですって!?まるで未来融合ではないですか!」

「でしょ?私はデッキの『シャドール・ドラゴン』と光属性モンスター、『ライトロード・ビースト・ヴォルフ』を融合素材にするわ」

「影の力により縛られた光は鈍く、しかし永遠に燃え続けるものとなる。反転せよ、融合召喚!レベル8『エルシャドール・ネフィリム』!」

ネフィリムA2800

「(今まで何度も真姫のデッキには驚かされてきました。しかしこのカードは別格のもの、越えてはいけない一線を越えたように感じるっこのデュエルで初めて未知を恐怖している...)」

「『ヴォルフ』の特殊召喚効果、そして『シャドール・ドラゴン』がカードの効果で墓地に送られた場合、相手の魔法、罠を1枚破壊する。喜びなさい。また『スペリオル・ドーラ』で守ることができるようになったわよ」

「『エクスプレス・ナイト』の攻撃力は3000のままです!」

「今となってはそれも脆く見えるわ。裏守備の『聖戦士』を反転召喚。レベル8の『ネフィリム』と『Ω』の2体で再び『時空竜』をエクシーズ召喚。『FA・フォトン』にエクシーズチェンジ」

「今度は発動させてもらうわ。ORUを1つ使いその『転回操車』を破壊する。ギャラクシー・サイドワインダー!」

「『Sin』モンスターは相手のフィールド魔法でも維持し続けることができます」

「滑稽ね。私に依存しているなんて。いいわ、さらに面白いものを見せてあげる。私は『ギャラクシーアイズ』エクシーズモンスターを素材としオーバーレイネットワークを再構築!」

「銀河に漲る力… その全身全霊が尽きるとき 王者の魂が世界を呪う!エクシーズチェンジ!」

「現れなさい、ランク9No.95!!倒れし勇姿の亡霊 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン!!!」

ダークマターA4000

「『ダークマター』はエクシーズ召喚に成功した時デッキから3種類のドラゴンを墓地に送ることでその亡霊があんたのデッキのモンスター3体を異次元に葬り去る。さあ、次はあんたが苦渋の選択をする番ね」

「私が墓地送りにするのは最後の『エクリプス』、『銀河眼の光子竜』、『輝白竜ワイバースター』の3体」

「(私のデッキのモンスターはどれも除外されてはならない...本当に皮肉ですね)『幽鬼うさぎ』、『究極封印神エクゾディオス』、『ヴォルカニック・デビル』を除外します」

「『エクリプス』の効果で『レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン』を除外」

「『エクリプス』、『ネクロフェイス』をゲームから除外し『混沌帝龍』を特殊召喚」

「『エクリプス』の効果で『ダークネスメタルドラゴン』を手札にそしてお楽しみの『ネクロフェイス』の効果を発動。さあ、お互い仲良くデッキの上から5枚を除外しましょう」

私の除外されたカードは
死者蘇生 フェリスブラックホール ギャラクシーサイクロン ネクロガードナー。

「(ソウルチャージ、転回操車、エフェクト・ヴェーラー、スキルドレイン、フォートレス...痛すぎます)」

「何と今乗っているカオスカウンターは15個!エリーじゃないけどkhoroshoね。まだまだ続くわよ。レベル8の『超戦士』、『聖戦士』の2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚、『森羅の守神 アルセイ』!」

「『アルセイ』の効果よ。カード名を1つ宣言しデッキをめくる。当たっていたら手札に、外れなら墓地に送られるわ。...そうね。『D・D・R』あたりかしら」

「外れ、『ソウルチャージ』だったわ。私は希じゃないものね。...でも神様は運のない子も見放さないわ。効果でデッキからカードが墓地に送られた場合、ORUを1つ使いフィールドのカードをデッキトップかボトムに戻すことができる」

「『マガジン』をデッキボトムに突き落としてもらうわ」

「ならば『マガジン』の効果で『バレット』を捨て1枚引きます」

「最後の手札交換に望みを託す、といったところかしら。『混沌帝龍』をゲームから除外し『レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン』を特殊召喚。その効果で墓地からドラゴン族である『霊廟の守護者』を復活!」

「しかしいくら策を労したところで守備力4000は越えられません!」

「それはどうかしらね?賢いあなたなら覚えているでしょう。レベル4の『霊廟の守護者』と『ヴォルフ』でオーバーレイ。ランク4『No.81狂葬覇王ラプソディ・イン・バーサーク』。...貪欲で戻していたの、忘れてないわよね?」

「まずはORUを使い墓地のカードを除外する効果を使う。これは選択して発動する効果ではないわ」

「『パトレイン』と『バックショット』を除外。これで相手ターンサンダーボルトは封じさせてもらったわ。このデュエルだけでもう何体封じ込めたことかしらね?」

「そして狂葬覇王の真価はもうひとつの効果にもあるのよ。...私のエクシーズモンスターと一つになって攻撃力を1200ポイントアップさせる。対象は当然『ダークマター』。憑依合体!」

「(ネフィリムがいなくなってなお消えないこの威圧感...なるほど。引き金は既に仕込まれていた、と)」

ダークマターA5200

今まで伏せカードを発動させる素振りはなかった。激流葬なら前のターンのように物理的に越えられる状況になった時に、効果無効化系ならスキドレか転回操車を破壊するタイミングに使ってくるはず。
つまりあの伏せカードは...

「ここでカオスカウンターを8つ取り除いて(15→7)除外された『聖戦士』を帰還させる。もちろん効果を使う。墓地に戻すのは『カーボネドン』、除外するのはその伏せカード。彼方に吹き飛べ、カオスレイ!」

「気づかれてしまったようですね。手札から『エフェクト・ヴェーラー』を墓地に送り『聖戦士』の効果を無効にします」

「...ビンゴ!墓地の『ディアボリックガイ』、『開闢の騎士』を除外し『フェニックスブレード』を回収。『開闢』の効果でデッキから『カオスの儀式』を手札に加え...発動!」

「生贄は手札の『エクリプス』、そして墓地の『儀式魔人プレサイダー』。儀式召喚!古より降臨せよ、レベル8『カオス・ソルジャー』!」

カオス・ソルジャー A3000

「逆順処理で除外された『プレサイダー』と異なる属性...『超電磁タートル』を墓地に送り最後の『混沌帝龍』をゲームから除外」

「ヴェーラーも手遅れだったわね。こうもたくさん並べられたら打ち所に対象悩んだでしょ。でももう楽になれるわ。あんたの悶々とした背中の重荷もこれまで」

「...言うようになりましたね」

「言われたら答えるのが礼儀よ」

「ではこういうのはどうでしょう。罠カード『裁きの天秤』」

「!?ここで大量ドロー...どこに行っても流行っているのね。あんたのフィールドにはモンスター2体と禁止令、裁きの天秤の4枚。私の場には5体のモンスターと装備状態のラプソディ、神喰、混沌空間の8枚。4枚も引けるのね」

「ええ。感謝していますよ、真姫。お返しとしてプレゼントを1つあげましょう。チェーンして『スペリオル・ドーラ』の効果発動

「今更守っても無意味よ。勝負を天に任せるのが怖くなって混乱した姿でも見せてくれるの?」

「残念ながら私にコメディアンとしての才能などありません」

今の一言でハードルが1.3段階ほど上がったわね。

「『スペリオル・ドーラ』は同じ超弩級砲塔列車の名を冠する『グスタフマックス』とは打って変わって防衛に特化した機体です。しかしその特徴は自身や仲間のモンスター、プレイヤーの壁となるだけではありません」

「彼、かどうかは存じませんが『ドーラ』は慈悲深い心を持っています。私にも、あなたにも...

「対象はあなたの『ダークマター』です」

ダークマターA4000

「どうして、攻撃力が戻って...はっ!」

「似たような効果を持つ神竜騎士と違い相手に使うタイミングは限られていますが効果を受けなくさせる範囲は『ドーラ以外』ですからね?装備カードを使って突破しようと試みるデュエリストをもう何人も見てきました」

「ダークマターに安らぎを」

「〜〜!やってくれるじゃない。私はレベル8の『聖戦士』と『カオス・ソルジャー』の2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!死してなお剣を振るえ!『No.23 冥界の霊騎士ランスロット』!」

ランスロットA2000

「ORUを持ったこのカードは相手にダイレクトアタックができるわ。バトル!行きなさい、ファントムサーベル!」

LP 4500

「戦闘ダメージを与えたことで『エクスプレス・ナイト』を破壊する。ファントムロンド!」

「ターンエンドよ」
手札1(フェニブレ) ダークマター アルセイ レダメ ランスロット
ラプソディ(装備状態) 神喰 混沌空間(7つ)

「このターンが終わったことでダークマターはラプソディの恩恵を受けられるようになったわ」

ダークマターA5200

「上手く耐え抜いたつもりだろうけど私のフィールドは盤石なまま。決着が付き証明されるのも目に見えてるわね」

「慢心...いいえ。強力なモンスターを次々に並べ何度攻撃が通らなくても屈せず、私の戦力をデッキから削いでいるからこれは慢心でも何でもなく当然の自信ですね」

「ですが私も負けませんよ。あなたがそうあるように私も諦めは悪いのでね。ドロー!」

「魔法カード『ブラックホール』。フィールドの全モンスターを破壊する言わずと知れたカード。このままではドーラもろともあなたのフィールドが崩壊してしまいます」

「したくてもそうじゃなくても『ランスロット』の無効化効果は強制発動よ。私のフィールドのモンスターは守られたわ」

「これで私を阻むものはありません。魔法カード『貪欲な壺』。『ハッスル・ラッセル』、『エフェクト・ヴェーラー』、『バレット』、『ナイト・エクスプレス・ナイト』、『バックショット』をデッキに戻し2枚カードをドロー」

「!?(何故今、今なのですか!)」

『いや、今だからこそですよ。あなたをそちらに送り込んだ理由を思い出しなさい』

「(ですがっ...)」

『彼女が白にせよ黒にせよこうなった以上あなたは力を示さなけらばならないのではないですか?』

『あなたの代わりになり得る人間はいない。だからこそ今、世界に、特異性を示すべきなのです』

「(っ...!)」

『ここで得た物は必ずや、有効に活用しますので...』

「分かりました...」

「?考え込んでいたみたいだけど、次の一手は決まった?」

「それもあります。しかし私が察したところは別にある」

「真姫は先ほど、私に持っていないものを持っていると言いました」

「しかし、私にだってあるんです。また上から目線になってしまいますが、あるんです。力が。力を求める心がね!」

「魔法カード『臨時ダイヤ』!墓地に眠る『ナイト・エクスプレス・ナイト』に再び線路についてもらいます」

「そしてこの召喚に反応し『デリックレーン』!特殊召喚!」

「引き当てたのね。今度は『グスタフマックス』で大ダメージ?」

「それだけでは済みませんよ...。この特殊召喚のデメリット。覚えていますか?」

元々の攻守を半減させる...1400になるのね。

「それがメリットになるんですよ。速攻魔法、『地獄の暴走召喚』!デッキ、手札、墓地より同名カードを特殊召喚します!」

「私のフィールドには暴走召喚できるモンスターはいない」

「これでエクシーズモンスター1体と最上級アタッカー1体が並ぶことになるけど、甘いわね。私の墓地に何が落ちているか、言わなくても分かるでしょ!?」

「もちろん。では、墓地からなくしてしまいましょう。『死者蘇生』。『超電磁タートル』拝借しますね」

落ち着いて。今、海未がグスタフマックスをエクシーズしたところで私のライフを削りきるには足らない。まだ焦る場面では、ない!

「真姫、私たちはやはり似ています。依存するところなど、特に」

「『ナイト・エクスプレス・ナイト』と「デリックレーン』の2体をリリース!」

り、リリース!?

「(これが、スタンダードの切札。そして私の...)我が運命の光に潜みし亡者達の魂よ!流転なるこの世界に暗黒の真実を導くため、我に力を与えよ!現れよ!『地縛神 Uru』!」

Uru A3000

「(現実的ではない。一発屋と言われてもおかしくない一手ですが...)『地縛神』はフィールド魔法がないと自らの手で自爆してしまいます。しかし使い所を見極めれば必殺の一撃になるのは必至...」

「『Uru』の効果は私のモンスター1体をリリースすることで相手モンスター1体のコントロールを奪う束縛の能力!」

「残った『デリックレーン』をリリース...さあ真姫。あなたの『ダークマター』。私に譲って下さい」

「っうう...!ここに来て、コントロールを奪われるなんてぇ...!」

「永遠には遠のいてしまったようですね...。ほう。『ダークマター』は極めて攻撃的な能力をこれでもかと備えていますね。ORUを1つ使いこのターン、モンスターに2回攻撃する権利を与え、最後のバトルフェイズに入りましょう」

真姫「...うう...!?ダークマター!?」

「『地縛神Uru』でプレーヤーにダイレクトアタック!地縛神は相手の壁に関係なく攻撃を仕掛けることができる!ヘルスレッド!」

真姫「何なの、こいつ、きゃあ!」

真姫LP2300

「『ダークマター』で『ランスロット』と『アルセイ』を攻撃!壊滅のフォトンストリーム!」

真姫「もう!なんなのよ!その効果...」

真姫LP0

真姫「で?こんなに派手に荒らした...落とし前はどうやってつけるの?」

本来なら負けた私があなたは覚悟が足りない、と一蹴されて項垂れる場面だけど。
細かい理屈は理解できないけどハッチャケすぎたみたいね。

「私だけのせいでは...すいません。深く反省すると同時に暫く独りよがりな行動は慎みます。...真姫、あなたからコントロールを奪取したダークマターを返します」

真姫「ありがと。驚いたわ。まさかダークマターを奪おうとする人が現れるなんてね」

「?強力な効果を持っているのなら条件さえ整えば標的になってしまうのでは?」

真姫「そういうのじゃなくて曰く付きなんだけど...多分言っても信じてもらえないわね。
それより、やっぱりあなたには敵わないわ。負けたからとやかく聞く権利はないけれどこんなに強くなってたのね。...あ、前までの海未もちょっと引くくらい強かったわよ!」

「擁護になっていませんよ。真姫...」

また!パパにもママにもあのにこちゃんにも何回も注意されてるのに

真姫「このデュエルを通してあなたの穂乃果への愛を知って分かった」

「愛だなんて...!意味が違います破廉恥です!」

真姫「あとはその強さのバランスを整えるのが課題ね。...私にできること。それはあなたに負けないくらい穂乃果の傍にいること。傍に居続ける覚悟を決めることね」

「ボロボロの姿がより決意の強さを表しています」

真姫「あーら。誰のせいだと思ってるの?」

「も、モンスターのせいでしょうか...」

真姫「へー。あんなにも大事に大事に扱っていたモンスターのせいにするのね?もう私帰るわ」

「まま待って下さい真姫!これはその、冗談です!」

真姫「コメディアンのセンス、持ってるじゃない」

真姫「ていうか私にも非があるのは当たり前のことだし。石段とか壊してしまったのは後でしっかりけじめをつけるとしてせめて散らしてしまった絵馬だけでも直すわよ」

「そうですね。大事な絵馬ですもの」

でもモンスターのせいっていうの。丸っきり否定できないのよね。
ダークマター然り、このデュエル怖いくらい私の試作デッキが回ったけどその潤滑油になったモンスターを出した途端気持ちが高ぶっていつもの私じゃなくなったみたいな...

「今後もし同じようにデュエルでやんちゃする輩が現れた時のために、自分の絵馬は自宅で奉納することにします。一応神棚を家に構えているのでね」

真姫「さすが、関東の極道を統率する一族ね」

「おいそれどこで聴いた」

穂乃果って答えると明日会う穂乃果が今日の私と同じ有様になってしまうわね

真姫「し、小学生が帰り道でしてた雑談を耳にしただけよ。本気で受け取るんじゃないわよ!」

「忘れなさい」

真姫「事実無根の話ならそこまで必死にならなくてもいいじゃない。むしろ怪しく見えるわよ!」

「分かりました。では忘れなさい」

真姫「はいぃ忘れるからぁ」

もし今までのごたごたがデュエルじゃなくてそれこそ腕っぷしのリアルファイトだったら
...ぞっとするわ。

真姫「そうだ、忘れるといったら」

真姫「私、デュエルの最後の方、よく覚えてないんだけど。何時の間にか列車に似つかわしくないおどろおどろしい蜘蛛に寝取られてやられてたんだけど」

「それは、どの程度。どこから抜け落ちていますか?」

真姫「どこからって...スキルドレインを破壊するかどうかの辺りから、ね。すごく便利な魔法カードを使ってそこからいっぱいエクシーズしたところから怪しくなってきた」

真姫「はは、もしかしたら頭でも打ったのかもね」

「そうだとしたらあなたの得意分野ですからすぐ何とかなりますね。しかしこれが...カードの仕業かもしれない、としたら?」

真姫「まだ冗談を言うつもり?」

「この一戦で良くも悪くもデュエルモンスターズがどのようなものか理解したことでしょう。あり得ないことではないと思いませんか?」

冗談、じゃなさそうね...

「いきなりで失礼しますが真姫、あなたのデッキを...

『そこを動くな!お前はもう包囲されている!』

「ふぁっ!?」

真姫「ちょ、海未...何かやらかしたんじゃ...」

すぐ後に両側の階段から特徴的な仮面を付けた人間がゾロゾロとこちらに上がってきた。

「なるほど...随分はやい行動ですね」

『そこの赤い髪の少女の安全を確保!ターゲットを捕らえよ!』

デュエルで色々破壊したのが原因かしら。

真姫「待って!彼女は私の友達だけどもしデュエルが原因なら私も悪いわ。デュエルじゃないとしたら彼女は何も悪いことはしてないはずよ!」

『...デュエルしていたのなら分かるだろう。彼女は果たして君が知る少女か?そうは思えない不審な点が数多く見当たらなかったか?』

真姫「...」

否定できなかった。
そもそも何かの決着にデュエルを選ぶ時点で。
海未のデュエルディスクも、結局何もなかったけど逃げないためのシステムも、所々見せたデュエル中の態度も、ダークマターを寝とったあのカードも。

真姫「でも...!あいつはそんな悪いことをする子じゃない!」

『ではなるべく傷付けず丁重に捕らえるものとする。...かかれ!』

あの仮面の人たちも見たことのないデュエルディスクを構え、デュエル中でもないのにソリッドビジョン...?を展開した。

「っく...そちらがやる気なら...!

《待て》

「!?」

《独りよがりな行動を慎むのではなかったのか?あの人の指示と食い違うかもしれないが下手に力を使っては君がここにいられなくなる》

《やつらも今すぐ行動を起こすわけではない。ここは退避し合流するんだ。君には解析結果を安全に持ち帰ってもらう必要がある》

「〜、真姫!」

真姫「!?何?」

「胸に立てた誓い、何があっても忘れてはなりませんよ!」

馬鹿。自分のピンチなのに何で私に指示してんのよ。...まるで遺言か何かじゃない。

「(これが解析で得た力ですか...)」

『安心しろ。金輪際お友達に会えなくなるのではない。大人しく...

「獄中での再会はノーカウントです!...」

対抗して海未もデュエルディスクを起動。何が起こったか遠くでしか見えなかったけど...
仮面の人たちが召喚?した機械仕掛けの犬が飛びかかろうとした瞬間真っ黒の何かが海未を包み込んで...消えた。

『ターゲットの反応、ロスト。どうする?』

『...深追いするな。今はむしろ彼女の安全確保が優先だ』

真姫「ねえ。あなた達...一体誰なの?」

『見てしまった以上、隠す意味もあるまい』

『我々はUTX学院が中心となり組織された特殊デュエル部隊...コードネームはフォースだ』

突拍子もない話も...慣れって怖いわね。頭は充分に働いてないけれど。

真姫「警察とはどう見ても違うわね」

『我々は先ほどのようにデュエルモンスターズに関する特殊事例に対して行動する部隊となっている』

『そして今回の案件は我々が最重要視している項目...君には重要参考人として今から我々に同行してもらいたい』

真姫「同行って...もうこんな時間よ。安全に帰宅させてくれるだけでいいんだけど。あまり着いて行く気にはならないわ」

『見ただろう。仮に先ほど逃げた彼女が善良な人間だとしてもまともな状態ではないことを。そしてこれは彼女のみに起こった話なのだろうか?今、この街は危険ではないか?』

『加えて同行すれば、我々が現時点知り得ている情報を君に提供しよう。この街に、彼女に何が起こっているのか君も知るべきであるはずだ』

この人数で強硬手段に出られたらそれこそ身が持たないわね。ここは大人しく従うべき?

真姫「私が質問すること全部に答えられるならね」

『...』

「約束しましょう。あなたの知りたいことを全て教える、と」

真姫「あなたは...!」

「もう安全ですよ。真姫さん」

これもう意味わかんないわね...
きっちり説明してもらうためにも大人しく着いて行きますか

穂乃果 side

何、真姫ちゃん。このメールの中身...どうして気付かなかったの!?真姫ちゃんが危ない...でも!

穂乃果「真姫ちゃん、どこにいるの...?」

真姫ちゃんを助けなきゃ。真姫ちゃんは穂乃果にもしものことがあるかもしれないから心配してメールを送ったんだろうけどここで帰ったら彼女じゃない!

だけと誰とも合わないでっていうのは何でだろう?この部分だけが分からない。真姫ちゃんは何を考えてこの一文を入れたのか。

っとりあえず元来た道を戻る。神社に行こう!

5ターン目 3フェイズ

誰と会った?>>471
真姫、海未以外で1人選んで下さい。沢渡も可能です。

コンマが偶数ゾロ目で海未と、奇数ゾロ目で遊矢と途中で合流します

沢渡

穂乃果「真姫ちゃん!」

神社への道がこんなに遠く感じるなんて。

穂乃果「今行くか...いったぁ!」

角を曲がろうとしたら何か硬いものにぶつかった。電柱?急ぎすぎて内回りになりすぎた?

穂乃果「」すくっ

痛いのは後回しだ。今は一刻も早く...

沢渡「おい!ぶつかっておいて何も言うことがないのか!?」

穂乃果「ごっごめん!今はそれどころじゃないの!気にしないで!」

沢渡「ああ?待てよ!そんな血相変えて走るやつを無視できるわけないだろ?」

真姫ちゃんのメールは誰とも会わないでって注意してたけど...
怒らせちゃった沢渡くんはただでは退いてくれないし心配されてるのなら尚更だ。ずっとそうだった。

穂乃果「〜、じゃあ細かい話は走りながら!付いてきて!」

沢渡「...分かった。お前がそう言うんだ。相当の事態なんだな」

穂乃果「察しがはやくて助かるよ!」

実はちょっとだけ期待してた。
走ってたらひょっこり誰かが現れていつものように声をかけてくれること。
真姫ちゃんには背くことになっちゃうけど最高に心強い仲間になるはずだから

沢渡「要するに西木野の身に何か起こったってことか?」

穂乃果「うん」

沢渡「で?今からどこに向かうんだ。そのメールで場所が分かるのか?」

穂乃果「今日1日2人でお出かけしたの。最後に別れた場所が神社なんだ」

沢渡「2人で?へぇデートかよ」

穂乃果「もう!今はどうだっていいでしょ!」

沢渡「(確定だな。こりゃ、一層焦るわ)はいはい。今から俺とお前でそのまま一直線に目指すのもいい。だがちょっと頭を使ってみるのも悪くないと思うぜ?」

穂乃果「頭?」

沢渡「ああそうだ。例えば...っまどろっこしい!今俺が思いついた限りのことを言うから一番良いと思うのを選べ!」
>>474
1 そのまま神社に向かう(コンマ49以下で...
コンマ50以上で...)
2 誰か(真姫以外 人物も指定)に連絡する
3 二手に別れる(坂側と階段側から一人ずつ)
4 駄目元で真姫に連絡する(コンマ39以下で...)

【神様のご加護発動中】

ゾロ目で神様?と通じるチャンス

1

穂乃果「...やっぱり今すぐに神社に行かなきゃ」

穂乃果「一刻も早く真姫ちゃんの無事を確認したいの」

沢渡「...いるとは確信が持てないぞ」

穂乃果「うん。でも下手に考えて脚を止めるよりがむしゃらにでも走り回りたい。...他に効果的な方法が思いつかないしさ」

沢渡「...そうか。分かった。お前の言う通りにしよう」

沢渡「(西木野じゃなくても誰かしらいるだろうしな」

穂乃果「うん、ありがと。沢渡くんのおかけで少し冷静になれたよ」

沢渡「お前のその猪突猛進ぶりを制御するのはもう慣れっこだ。嫌でもやらされ続けたんだからよ」

結果、沢渡くんのアイデアを全部蹴ったから落ち着いたって言っても説得力ないかもだけどもし一人でこの選択を下したとしたら間違いなく空回りしてた。
今はほんの少しだけど上手く行くって思える。

穂乃果「...ありがと」

沢渡「頭下げたいなら西木野見つけてから好きなだけ下げろ。会いたいんだろ?愛しの

穂乃果「全力ダーッシュ!」

沢渡「最後まで人の話を...ったく、照れ隠しがどいつもこいつも下手すぎるぜ」

【神田明神】

沢渡「暗がりだからまだ分からないが人影は見当たらないな」

穂乃果「もっと全体を探してみよう。もしかしたら倒れてるかも」

沢渡「もしそうなら通報は俺に任せろ。お前は寄り添ってやれ」

穂乃果「何もないに越したことはないよ...
!!」

沢渡「どうした?早速見つかったのか?」

穂乃果「ううん。違うの。沢渡くん、足元を見て!」

沢渡「足元だあ?...何だよこれ、荒れ放題じゃないか!」

沢渡くんの驚きは決して大げさなんかじゃない。神聖な町のシンボルにあるまじき荒れ方だ。ここだけ台風が直撃したみたいな...

穂乃果「酷い...誰がこんなこと...」

沢渡「絵馬だけ無事って逆に気味が悪いな。もしこの喧騒の中に西木野が巻き込まれたってならかなりまずいぞ...」

沢渡「でもここまで壊したんだ。普通相当デカい物音が出て気付くだろう。周りも、お前も、俺も。でも見てみろ。誰もいない」

元旦とか特にイベントのないこの時間帯なら自然な光景なんだけど...今に限ってはどこまでも異常だ。

沢渡「かなりヤバい領域に足踏み入れちまったんじゃないの?大丈夫か?」

ヤバいも何も

穂乃果「最初から承知の上だよ」

沢渡「だろうな」

もう一度だけ頷きあってさらに視界の悪い奥へと足を進めていく。

「あら、あなたも来たのね」

後ろから声が一つ...全然気配を感じなかった。

「大丈夫。心配の種は実らないわ」

振り返った先にはいつも見ている、穂乃果達の学校の最高権力者であり幼馴染の頼りになるお母さん。

穂乃果「理事長?」

理事長「そうよ。びっくりさせちゃったかしら。...あら?あなたは?」

沢渡「この人がお前のとこの理事長なのか」

穂乃果「うん、そうだよ。あれ、知らなかったっけ?」

沢渡「ああ知らなかったわ。へえ。俺は沢渡シンゴだ。一応こいつとは腐れ縁ってやつだな」

理事長「あらそうだったの。よろしくね。でも好ましくないわね。こんなに遅い時間に男女が2人」

沢渡「冗談はその辺にしておくれよ。大人気ないぜ」

いつもは言われる側の沢渡くんがこの態度。

穂乃果「心配の種は実らないって...真姫ちゃんは無事なんですか!?」

理事長「ええ。回りくどい言い方をしてごめんなさい。真姫ちゃんは無事で今、保護されて参考人として事情聴取を受けてるわ」

沢渡「おいおい、それって安全かどうか逆に疑わしくなってくるもんだぜ?その保護先が名前だけだったらどうする?」

穂乃果「そ、そうです!理事長が言うのなら心配ないでしょうけど...話が見えません!」

理事長「そうよね...これだけで納得して帰ってくれるほどもう子どもじゃないわね」

理事長「ここでひとつのデュエルがあったの。ソリッドビジョンのエネルギー量を遥かに超えた、世間一般では違法に分類されるデュエルよ」

デュエルディスクが開発されたのと同時に制定されたデュエル規定法でデュエル可能なソリッドビジョンのエネルギー量が決められてるってのは穂乃果も知っている。

穂乃果「石段を抉ったり建物に傷を付けたりするほどのパワーって...最大出力でもこんなになるかどうかですよ?」

沢渡「そうだぜ。非合法のデュエルでもせいぜい鞭打ちや電気ショックくらいのもんだ。こんなにエネルギーを放出したらデュエリストはもちろんデュエルディスクすら保たないぜ?」

穂乃果「...理事長。これはただのデュエルじゃない、ですね?」

理事長「...鋭くなったわね。誰のおかげかしら?」

理事長「分かった。あなた達の聞きたいことは何?私の知っている範囲で答えるわ」

>>478 質問内容

1 真姫の居場所
2 デュエルに至った経緯
3 デュエル相手
4 何故理事長がここにいるのか

コンマ29以下で遊矢がやってきます

書き忘れていましたが理事長への質問は今回を合わせて2回。コンマ次第で回数が増えたり減ったりします。ここで理事長から何を聞き出すかで7ターン目のイベントの穂乃果の立ち回りが変わります

乙です

アクアのCD、みなさんはもう買いましたか?
>>1はPVを見ていきなり泣きそうになったのと千歌、曜、果南の幼馴染トリオから推しを選ぼうとしたら自己紹介を聴いてヨハネの悪魔軍団に加わりそうになりました。
アクアのデッキも何人かは既に考えていますよ。

穂乃果「真姫ちゃんがそんな危険なデュエルをしなきゃいけなくなった訳を教えてくれますか?」

穂乃果「といっても理事長がデュエルの後でここに来たのなら分からないかもしれませんけど...」

理事長「その点は心配要らないわ。今回のような不測の事態のために町中に監視カメラが設置されているの」

穂乃果「その画像って見せてもらうこと、できますか!?」

理事長「うーん...残念だけど今、カメラにアクセスできる機器を持っていないの。持っていたとしても迂闊に見せるのは難しいわね」

穂乃果「そうですか...」

理事長「見せることはできないけど私が見てきた内容を伝えることならできるわ」

沢渡「っていうか町中にそんな監視カメラを仕掛けるに至った経緯の方が知りたいんだが」

穂乃果「確かに!ちょっと都合が良すぎるかも...ても今は御都合主義でも何でも手がかりになるものがあるだけ嬉しいことだよ」

理事長「活躍する機会がなければ良かったのだけど」

プライバシーとか色んなに引っかかりそうな設備を使わなきゃならないタイミングなんて誰も来てほしくないもんね。

理事長「最初はお互い大切なものを巡っての争いだった」

沢渡「大切なもの...?有りがちな内容だな。それだけじゃ分かりかねるぞ。ただの喧嘩、なんてものじゃないだけマシだけどな」

理事長「分かりかねる、と言うけど動機は本当にそれぞれ共通の大切なものを巡って、それだけなの。強いて詳しく言うなら大切なものの捉え方...」

穂乃果「捕まえちゃいたくなるほど大事だったんだね」

理事長「そうよ。それほど思いが強...うん?」

理事長?首をひねって何か大事なことでも思い出したのかな?

沢渡「おいおい...そりゃ同音異義語だから仕方ないっちゃそうだが」

理事長「張り詰めた雰囲気を落ち着かせるにはうってつけの一言だったわね」

穂乃果「え、え?結構真面目な話をしたつもりなんですけど」

理事長「...確かに例えとしてはその位に想いが強いのでしょうね。
言い方を変えるとその大切なものについてどう思うか、これからどうやって接していくか。これを問われた争いだったのよ」

穂乃果「大切なもの...真姫ちゃんにとって大切なものって...?」

心当たりは...うん、ある。断定はできないけど、そのために戦ったんだとしたら真姫ちゃん...の相手は一体誰?

沢渡「(問われたってのは西木野の側が問われたのか?となるとこれ、高坂にとっちゃ厄介なことになりそうだな)」

沢渡「でもそれだけでこんな荒れ放題な結果に繋がるなんてどれだけヒートアップしたんだよ。他にも何かあるんじゃないか?」

理事長「賢い男の子がいて穂乃果さんは幸せね。
...ある事実が発覚してからもっと大きなところでの戦いに変わったのよ」

穂乃果「大切なものより大きなこと...?」

理事長「あなたに心当たりはあるでしょう。特別なカード...私たちの間では空白のカードと呼んでいるカードよ」

理事長「デュエルディスクに認知されながらブースターパックや構築済みデッキ、デュエリストボックスに収録されていない特殊なカードのことよ」

穂乃果「雑誌とかのプレミア?みたいなものですか?」

理事長「そういう入手経路も有り得るわね。でもそれも全て特定の人物に届くように宿命づけられている、カートがデュエリストを選ぶといった説明が分かりやすいかしら」

穂乃果「??昔々の精霊伝説ですか?」

理事長「...冷静になったのは良いけど今度は考え過ぎるようになってしまったわね。...あなたの場合で考えてみて?あなたの持つそのオッドアイズカードはどこから来たの?」

穂乃果「あ...!そうだ、穂乃果のオッドアイズもそうなんだった!」

沢渡「まさか、忘れてたのか?はぁ、おまえってやつはどこまで...」

穂乃果「沢渡くんも人のことは言えないよ?
...自分が使ってると特別だってあんまり感じないんだよね。だって他のカードと変わりなく普通に使ってるから」

理事長「そう。所有者にとっては普通のカードと変わらない。でも、ただのレアカードじゃなくて特別だの空白だの大層な名前が付いているのはそれ相応の理由があるの」

理事長「ただデュエルディスクに読み込ませることでソリッドビジョンとして出現するだけじゃない。他にもエフェクトを持った『曰く付き』のカードだからよ」

沢渡「そのエフェクトってのがソリッドビジョンのエネルギー出力のリミッターを外すってことか?そりゃあおっかないな、凶器になり得る」

理事長「エフェクトがそれだけなら悪用しようとする者が増えるでしょう。むしろそれは標準装備されているデフォルトでカードごとに全く不可解な追加効果が付いている」

理事長「例えばここ。ここに直接影響を与えたり、とか」

トントンと頭を指差した。カードなのにそこまで出来るのか...ソリッドビジョンについてはまだ理解できるけど頭が追いつかなくなってきた。

理事長「元々このデュエルは空白のカードの存在を想定していなかったのでしょう。でも想いの強さのあまりどちらかが半ば衝動的に使用した。空白のカードを調べる別の目的があったのかただつられるように使ったのか相手側もそれに乗じて使った結果がこれね」

沢渡「(今の言い方だと西木野はどっちにしろ曰く付きのカードを持っていて最悪、西木野が最初に手を出したことになるな)」

穂乃果「そっか...穂乃果には裏の目的とかよく分からないけど真姫ちゃんにそこまでさせるものだもん。穂乃果も大切にしないと...」

理事長「(穂乃果、も...。天然や鈍感じゃなかったみたいね)」

穂乃果「それに真姫ちゃんには笑顔でいて欲しいよ。こんな戦いはしてほしくない...」

【穂乃果は真姫に辛い思いをしてほしくない...】

説明されたらますます見えなくなっちゃったよ。
真姫ちゃんを襲った誰かは一体、誰...?

【穂乃果は疑い(小)】を抱いた

理事長「デュエルはカメラ越しだけど穂乃果さんの大切なものへの想いの強さは伝わったわ。私も大人として協力を惜しまないわ」

理事長「そんなに好きなのね」 ニコッ

穂乃果「(カァッ)」

絵里ちゃん達にからかわれるのとは話が違うよぉ...
大人の人の察した目からの暖かい目の恥ずかしさときたらもう...
小学校の頃、授業参観の後で隣の子が好きなの?って冗談混じりに聴かれたあの頃と変わらないよう。

理事長「沢渡くんも、年頃なら奪い取るくらいのハングリーさを出してくれてもいいのよ?」

沢渡「俺にまで飛び火するのかよっ!断じてあり得ないからな!」

穂乃果も願い下げだよ。

穂乃果「す、好きじゃなかったらこんなに必死になりません!次の質問ですっ」

>>484質問回数残り 1

1 真姫の居場所
2 特別なカードについて詳しく
3 真姫のデュエル相手
4 何故理事長がここにいるのか

00〜69で質問回数 1
80〜99で質問回数 2

【神様のご加護発動中】

2

僕は千歌ちゃん!

>>485穂乃果とは違った元気さが良いですよね

穂乃果「特別なカード...についてもっと詳しく教えてもらえませんか?」

理事長「...真姫さんの安否について詳しく尋ねないのね」

穂乃果「もちろん、それも気になります。でも理事長は疑えませんし真姫ちゃんも穂乃果も持ってる今回こんなことになった原因である特別なカードについて知っておかなくちゃならない、と思って」

理事長「分かったわ。でも、話す前に予め了承してほしいことがひとつ。私たちもまだ推測の域を出ないところが多いから鵜呑みにはしないように」

穂乃果「はい」

理事長「空白のカードは存在時代は昔から世界各地で報告されていた。ペガサス会長がデュエルモンスターズを生んだ理由もカードの波動か何かを感じ取ったからと言われているくらいだしね。
でもこの音ノ木で初めて確認されたのは穂乃果さん。あなたのオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが初めてよ」

穂乃果「私のカードが!?」

沢渡「そもそもお前のオッドアイズはどうやって手に入れたんだよ」

穂乃果「あれ?...うーん、いつからだったかデッキに入ってて...同じことばっかり言ってるけど本当にそうなんだよね」

沢渡「如何にもって感じだな」

理事長「続けるわ。より正確に言うならオッドアイズを含めて同時に4種類のカードから瞬間的に大きなエネルギーを察知した」

穂乃果「4種類も...?セイバーとかボルテックスですか?」

ビーストアイズとルーンアイズも入れると5種類で数が合わなくなっちゃうけど。

理事長「か、どうかは断定できないけどもう1種類、微弱だけど最初に観測したものと同型の波動を持つカードを確認できた」

理事長「ランク4のエクシーズモンスター。ランク数からオッドアイズとはあまり関係がなさそうね。名前はダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン。これを確認して一つの仮説が立てられたわ」

穂乃果「...!?」

花陽ちゃんも穂乃果と同じ特別なカードを持っていた...!もしソリッドビジョンでデュエルしたら真姫ちゃんみたいに...?でもことりちゃんとのデュエルではいつも通りだったし...

理事長「(...?)オッドアイズ・『ペンデュラム』、ダーク・リベリオン・『エクシーズ』。ペンデュラム召喚を含めエクストラデッキから特殊召喚される召喚方法は4種類。つまりまだ実態を見ていない残りの2種類は『シンクロ』、『フュージョン』の名を持っている可能性が高い」

理事長「そしてその4種類のカードの観測を機に音ノ木の各地で空白のカードが出現した」

花陽ちゃんもきっかけのひとつ...?

理事長「今回のデュエルで確認されたものの中で際立ってエネルギーを発していたのはエクシーズモンスターね。...静止画だけならこの場で見せることができるわ。ちょっと待ってもらえるかしら?」

ポケットからスマートフォンを取り出してどこかに連絡を取る理事長。電話じゃないから雰囲気が分からないけど仕事の顔なのは間違いない。数分して...

「南理事長。お持ちしましたが...よろしいのですか?」

理事長「ええ。真姫さんの大切な人なの」

「なるほど...ですが時間はそこまで残されていません。いつ召集がかかってもいいように私は下で待機していますので」

理事長に端末を渡しすぐに降りて行った。
仮面なんてつけて暑くないのかな?

穂乃果「あの人は?」

理事長「オッドアイズ達4種類のカードの出現に合わせて組織された特殊デュエル部隊、フォースよ。仮面を見たら察せるでしょうけど機密性が高いからなるべく他言しないでね」

沢渡「(小さい学校の理事長が言うことかそれ...)」

理事長「はい。この中にデュエルの写真が入っているわ」

沢渡「映りが悪いな...ま、隠しカメラならこれ位妥当なんだろうが...このメタリックなドラゴンがそのエクシーズモンスターか?」

これは銀河眼の時空竜だね。

穂乃果「タキオンドラゴンは真姫ちゃんが気に入って使ってるカードだよ」

理事長「これは一般のブースターパックでも発売されている一枚よ。次、いくわね」

穂乃果「!?タキオンドラゴンがフォトンドラゴンになった?」

沢渡「何!?タキオンドラゴンの進化系はネオタキオンじゃないのか!?」

穂乃果も沢渡くんも知らない...これが特別なカードかな?

理事長「ネオタキオンはランクアップマジックで召喚されるCNo.モンスター。このカードはいわゆるアーマードエクシーズチェンジ、初期のCNo.と同じく特定のモンスターに重ねてエクシーズ召喚されるカード」

穂乃果「ホープレイ、シャークドレイクバイス、アーマードエクシーズモンスターならブラックレイランサーとクリスタルゼロランサーだね」

理事長「そう。確認されているのはその4種類。このモンスターは5種類目。名前はギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン。ランク8のエクシーズモンスターね」

沢渡「ってことは西木野からふっかけたことになるのか...?」

穂乃果「沢渡くん...否定はできないけど...」

理事長「ショックを受けているところ悪いけどこのカードにはさらに進化系があるの」

少し躊躇ってからタップした後に映ったのは...

穂乃果「黒い...フォトン、タキオンドラゴン!?」

端末越しの画像でも伝わってくる不気味さ、禍々しさ。脊髄あたりが怖いって震えるような...

理事長「ランク9、No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴンよ。先の2体とは打って変わって闇属性のモンスターになっているわ」

穂乃果「真姫ちゃん...そんなカード、いつの間に...?」

理事長「見てもらったら分かるけどこのカードはさらに持っている物理的な力が段違いになっている。それに1体のエクシーズモンスターで戦った相手は相当実戦経験豊富なのね」

ダークマターの反対側に映っているのは細長い大砲の付いた大きなマシン...スペリオル・ドーラだ。

沢渡「大したもんだな。いくら他のカードの効果を受けなくする鉄壁のカードと言ったって弱点がないはずないし」

沢渡「(何やってるんだ...?)」

理事長「そして次が最後の1枚。これだけは私たちも全くもって未知の領域のカードだったわ」

画像数が少ないなんて文句は言えない。見せてもらえているだけ良い方だから。相手が理事長じゃなければこう上手くは行かないよ

穂乃果「うっ...何、この妙に立体的な蜘蛛!」

沢渡「しかもダークマターが反対側向いてるんだがこれは...」

理事長「恐らくこの蜘蛛のモンスターの効果。相手モンスターのコントロール奪取系統だと推測されるわ」

理事長「加えて特殊な召喚方法の反応がなかった。すなわち今、廃れ気味のアドバンス召喚により呼び出される上級モンスターである可能性が高い」

穂乃果「こんなモンスターが...」

理事長「以上が今回のデュエルで使用された空白のカードよ」

穂乃果「...真姫ちゃんの相手の人」 ボソッ

3枚の写真に小さくだけど写り込んだ対戦相手。何か気になる...

>>489コンマが

00〜49 対戦相手のデュエルディスクが...
50〜79 やっぱり分からないや
80〜99 誰かに...似てる?

ほい

穂乃果「ねえねえ、対戦相手の人のデュエルディスク、あの光ってるところにカードを置くのかな」

沢渡「?それ以外にどこに置くってんだよ」

穂乃果「墓地とのつなぎ目が見えないしぱっと見あれ、どこから出てきたのか分からないよね。...もしかしてデュエルしていない時にはあの部分がないとか?」

沢渡「つまり、何が言いたいんだ?」

穂乃果「デッキを入れる部分も凄く小さくて持ち運びが楽そうなあんなデュエルディスク、見たことないよ。デュエルディスクに詳しいことりちゃんからも聞いたことないし、外国のデュエルディスクでも見たことない」

穂乃果「じゃあ、あの人が付けているデュエルディスクはどこから...?」

理事長「それよ、穂乃果さん」

穂乃果「ふぇ!?」

理事長「見たことのない。空白のカードと違い本当に誰も見たことがない。となれば自然とあるひとつの結論が頭に浮かぶんじゃないかしら?」

穂乃果「内緒で新しく...作った?」

理事長「...まぁそうなるわよね。普通」

穂乃果「??」

何だろう。さっきもあった妙に噛み合ってない感覚は。

理事長「新しく作るにしても私たちの与り知らない未知の勢力がこの街にいることは明らか。そして最後の蜘蛛のカードが空白のカードの中でも他と違い未知の領域なのにデュエルディスクが認知した理由もこれで解決ができる」

理事長「事実、対戦相手のデュエルディスクの対戦ネットワークは海馬コーポレーション、I2社の何れにも属さないサーバーを介していた」

沢渡「まともなデュエルならその時点でBANかそもそも動かないはずなんだけどな。2社の独占状態ってのもあまり気分が良くないことなんだが」

理事長「そして何の異常を来すことなく起動し、デュエルを行うことができた。このことからさっきの未知の勢力の存在が明白であると言えるんじゃないかしら?」

じゃあ真姫ちゃんに勝負をしかけた誰かはその未知の勢力...こんな街をめちゃくちゃにすることも躊躇わない人たちと関わってるってこと?
いや真姫ちゃんの大切なものが穂乃果の考えている通りのものじゃないかもしれないし、でも違ったとしても『他の誰か』だったとしても...!

理事長「では、その未知の勢力はどこから来たのか?この点は完全に推測で穂乃果さんには穂乃果さんの意見を持ってほしいところだけど、私は

理事長「この世界じゃない場所から訪れたのではないか、そう考えるわ」

沢渡「マジかよ...SFにも程があるぞ!」

理事長「ここまで今までの常識では説明できない事態が発生している以上、無いとは言い切れないでしょう?デュエルモンスターズ黎明期の話にも平行世界のようなものの存在を匂わせるものはいくつもあることだし」

理事長「穂乃果さんが指摘するまで話すつもりはなかったのだけど...良いところに着眼したわね。成長してる」

?今の理事長の目...

理事長「気づいた以上、気をつけることね。何か重大なことを知ってしまうと自然と行動に変化が出るものだから。何かあってからでは遅いわよ?」

沢渡「気をつけるって言ったって具体的にはどうすればいいんだよ」

理事長「そうね...ざっくり言うとデュエルで負けない、夜道を一人で歩かない、の2つね。警報が出て休みになったからって雨風の中遊びに出ないでしょ?その精神を忘れないで」

すごく身に覚えのある例えです...

沢渡「デュエルで負けないて...極端だな」

理事長「もしもがあった時自分を助けるのは強さのみだから」

沢渡「厳しいィ!」

理事長「今日のどこかでこのことを話すタイミングが来るだろうと想定はしておいたけど。ちゃんと伝えたわ。忘れましたは通用しないからね?沢渡くんも」

2人「は、はい...」

どんどん話が真姫ちゃん個人のレベルから広がっていってる...ついには世界も飛び越えちゃったよ。

そういう世界の裏事情?みたいなものを知りたい気持ちもあるけどやっぱりここに来た理由はそんなことじゃないしそろそろ質問のスケールを戻していかないとね。

理事長「...ごめんなさい。時間がもうあまり残っていないみたいなの。次で恐らく最後の質問になってしまうかもしれないわ...」

最後...ここで尋ねるべきは

>>492

1 真姫の居場所
2 真姫の対戦相手
3 何故理事長がここにいるのか

コンマが90〜99で...

2

一番気になっていたこと。それは...

穂乃果「真姫ちゃんの対戦相手は...誰なんですか?」

理事長「...では逆に質問させてもらうわね。あなたはそれを知ってどうしたいの?」

沢渡「さっきも聞かれるまでは話さないとか言ってたがただでは質問に答えるつもりはないらしいな」

どうしたい?って...真姫ちゃんを心配する身として質問して当たり前のことだと...

理事長「あなたの考えていることを決めつけるようで悪いけどあなたはこう考えている。この一連の事件。裏で何が手引きしているかは置いておいて個人として関わったのは全て『あなたの周りの人物』だと」

沢渡「周りの人物だと!?これは身内の話だってのか?」

穂乃果「...!!で、でも理事長と同じ穂乃果の推測だよ?」

理事長「事実のようね。あなたがどれくらい信じているかは関係なくあなたは頭の中でそう考えた」

理事長「もし私が教える名前があなたの知っているものだった場合あなたはどう思うのかしら。それをどこにぶつけるのかしら?」

...。スケールの大きいことから身近のことになると、夢みたいで現実にあったとしてもあまり関わりないだろう、と冷静に聞き流せたことが出来なくなる。
いよいよ、夢が現実と結びついてきた。

穂乃果「分かりません...。今までの話、理事長が真面目なのは分かるけどどこか実感が湧かなかった。穂乃果から聞いたのに失礼ですけど...
でも今、この質問をすることで穂乃の大切な真姫ちゃんに起こったこと、これから穂乃果に起こることを知れると思ったから」

穂乃果「きっと遠い話で片付けちゃ駄目だから...」

理事長「50点、といったところね」

沢渡「またビミョーな評価だな、手厳しい」

理事長「真姫さんも同じような答えを返したそうよ。デュエルを通じて何かを見出したみたいだけど今はそんなことする時間がないから実践できないけれどね」

理事長「こういう回答をした人は次に何をするか分からないから困るのだけど、話が進まないからあなたが変なことをしないと信じて続けるわ。...ちょっと待ってね」

またスマホを操作し今度はその後でタブレットも何度か触った。

理事長「許可が下りたわ。もう少し詳細な映像を見せるわね」

真姫ちゃんの反対側に映っているのは髪が長いことから多分女の子。髪が長い男の人もいるけど流石にここまでのレベルは漫画の中の話だ。
髪の色は暗いから実際は違うかもだけど綺麗な青い色、眼の色は多分黄色とか金色系でスタイルは良い方...かな?遠いけど。

理事長「心当たりはない?」

理事長「と言ってもこれだとまだ判断しにくいわね。もう少し詳細な映像があるわ。何があったのかボヤけているけどごめんなさいね」

さらにズームインした写真が穂乃果の目に入る。うん..

理事長「データベースから照合したところこの写真の少女は見たことのないデュエルディスクや服装をしてるけど...園田海未さんと90%以上一致しました」

穂乃果「......」

沢渡「お前はμ'sの誰が大切とか優先順位はつけていないだろうが、これは...」

理事長「数値は嘘をつかない。残り数%も恐らく誤差の範囲ね。背景に何があるのか分からないけれど事実と確定して疑いはないわ」

海未ちゃん、だったのか。

理事長「...穂乃果さん?」

穂乃果「そう、でしたか」

穂乃果「真姫ちゃんのダークマターに正面から相手をしたのは海未ちゃんだったんだ...」

穂乃果「海未ちゃんはこんなにも穂乃果のことを...」

理事長「(口に出ているわよ、口に)」

沢渡「っ、だったらよ。園田の方は確保してないのか?西木野同様、あんたのところの生徒だし西木野もあんなヤバいカードを使ったんだ。園田の方にもダメージは入ってるんじゃないのか?」

理事長「事情を聴くためにも、居て欲しかったところだけれど彼女は姿を眩ませてしまった」

どうして、真姫ちゃんを置いて...

理事長「デュエルディスクの信号を追っても反応が無かった。レーダーに何か細工されているという可能性も否定はできないけど彼女はここから遠くに行ってしまったと考えて間違いないわ」

沢渡「今から会いに行くのは無理そうだな、高坂」

理事長「だけどもし明日も普通に登校してきた場合

穂乃果「確保、するんですか?」

理事長「いつも通りに接して欲しいの」

理事長「きになることは山ほどあるでしょう。しかし真姫さんにもあるように海未さんにも譲れないものがあり簡単に理解に及ばない事情がある」

理事長「あなたにはあくまでいつもの高坂穂乃果として学校に来る海未さんと接して欲しいの。無益な破壊があってはならないし...何よりいきなり日常の全てが覆されるのは耐えられないでしょう」

海未ちゃんにも事情があって、
穂乃果は

穂乃果「はい。海未ちゃんもきっと不安だからこんな時私がいつも通り笑顔でいないとさらに不安にしちゃいますもんね」

理事長「そうよ。成長するのはいいけれどあなたの一番の宝は変わらない笑顔だからね...おっと失礼、電話だわ」


理事長「...分かりました。すぐに」

理事長「ごめんなさい。今日はもうここまでになってしまったわ」

穂乃果「い、いいえ!忙しい中質問に答えてくれて有難うございます!」

理事長「私にも明日からは昨日までと同じように接してほしいけど、もし何か悩みがあるなら理事長室は下校時刻とちょっと先までは空いてるからね。
沢渡くんも授業時間じゃなければオールオッケーよ」

沢渡「女子校だろ!?誰が行くかっての!」

理事長「目の保養になるわよ〜?じゃあ、また明日。遅刻はしないように」

穂乃果「はーい」

手を振る理事長はもういつもの理事長だった。
穂乃果は。ああいう風に冗談を入れながら日常に戻れるのかな?

【穂乃果は海未に対して疑いを抱いているようだ】


【帰り道】

穂乃果「なーんか。遠くなっちゃったなあ」

沢渡「帰り道の距離は変わらないぞ。ラビリンスウォールじゃあるまいし」

穂乃果「いやいや、そういうのじゃなくて」

沢渡「知ってるっつの。エンタメだよエンタメ」

穂乃果「こんな時にもエンタメれる沢渡くんが羨ましいよ〜」

沢渡「エンタメって動詞だったのかよ」

スピリチュアルみたいな万能語になりそうだよね。

沢渡「切り替えだよ、切り替え。お前が苦手な分野だ」

穂乃果「う...」

思い出されるのは何度謝っても謝りきれない出来事の数々...というほど多くはないけどタイムマシンが欲しくなる出来事。

沢渡「まー今は、この沢渡さんがいるから?テストの点数でも何でも相談くらいには乗ってやるさ」

穂乃果「うーん?学業面は沢渡くんが穂乃果に教えをこわないといけないんじゃないの?」

沢渡「一例だ!一例!言語では俺はネイティブの世界で洗練されてきたからな!」

穂乃果「エンタメはどうしたのかな〜?その割には自信なさそうだけど?」

沢渡「(俺が女になってもほとんど通訳を通していたなんて言えるかよ!)」


...

穂乃果「って沢渡くん穂むらまで付いて来ちゃったノォ!?」

沢渡「い、家のルート上なんだよー

穂乃果「何も考えてなかったんだね」 ヤレヤレ

沢渡「こ、ここの饅頭パパが好みなんだよ」

穂乃果「親子共々、味覚は似るもんだねぇ」

今日は妙に鋭い、賢い沢渡くんに何度も助けられたけど沢渡くんの真骨頂はこういう裏切らないコメディだよね。

穂乃果「ただいまー!」

一難去ってまた一難、の間に沢渡くんがいると不思議と乗り越えられる気がしたりして。

穂乃ママ「お帰りなさい、穂乃果。お客さんが来てるわよ〜」

【一難去ってまた一難】イベント開始
>>496 (にこ、絵里、希)の中から一人選んでください。

デュエルの相手とイベントのルートを決定します。

絵里

夏に不定期になってからずっとちまちま更新しててすいません。これからはかつてのように日にちを決めてまとめて投下する方式に少しずつ戻していこうと思っています。

イベントの導入部分を明日明後日のうちに書いてデュエルは来週末までになんとかします。

ところでセルゲイよ。
歪曲した煩悩♂とはどういった効果だ。どんなタイミングで発動する?

アクアの自己紹介やプリパラのあじみさん、オムオムライスよりも数段上回る衝撃を与えられました。
では、また。

絢瀬絵里【4】

2人目以降の告白は1人目と異なる判定を行います。
真姫と穂乃果の仲の良さをつい数時間前神社でその目で見た絵里。どういった行動に出るのでしょうか...?

穂乃果「誰か来てるの?」

絵里「ごめんなさい。お邪魔してるわ」

穂乃ママ「絵里ちゃんのお婆様からの頂き物を届けてもらったの。このまま帰ってもらうのも失礼だからお茶を出しているところ」

穂乃果「絵里ちゃんのおばあちゃんから!?何々、ロシアのお土産?お菓子?」

穂乃ママ「がっつかないの、もう。お菓子じゃないわ。マトリョーシカよ」

穂乃果「マトリョーチカ?」

絵里「今のギャグは少し賢さに欠けるわね。穂乃果。センスはあるように感じたけどね。
見て、穂乃果。このマトリョーシカ、女の子の人形の中から男の子、男の子の中から女の子が出てくるのよ」

沢渡「女になったり男になったり大変だな...」

絵里「あら?あなたは...ああ、あの」

沢渡「何なんだその反応?俺は一体どういう風に伝えられてるんだよ!?」

絵里「ことりからは癒し系マスコット、とだけ」

沢渡「事実無根だ!」

マスコットかどうかは微妙だけど疲れた時にマイナスイオンみたいなリフレッシュ効果が期待できるね。

穂乃ママ「沢渡くんもこんなところに立っていないでお茶していきなさい」

沢渡「ああ、いや俺はついこの前...」

穂乃果「お母さんがいいって言ってるからいいじゃない。絵里ちゃんと会うのは初めてでしょ?このチャンスに是非とも絵里ちゃんとお話ししてほしいし!」

沢渡「まぁ、お前が言うなら...お前の親父さんは、いないのか?」

穂乃果「お父さん?今日は学生の頃の友達と一緒にツーリングだって。半年も前から計画してたからすごく楽しそうにしてたよっ」

沢渡「マジかよぉ...親父さん帰ってきたら良かったなとだけ伝えてくれ...」

お父さんがいないと困ることでもあるのかな?この前来た時、会話が弾んでいたからまた会いたくなっちゃったんだね。

絵里「でもプラスに考えてみなさい、沢渡くん?これだけ女の子がいて男の子は自分だけ。これって最高に美味しい状況だと思わない?」

沢渡「なるほど、こりゃ沢渡ハーレムへの第一歩となるわけだ。そう考えると俺にプラスにしか働かない」

穂乃果「もしかして...本気にしてる?」

沢渡「わけないだろ馬鹿野郎!一瞬本気にしただろ馬鹿野郎!普通あり得ないだろこんちくしょう!」

無邪気でいるのはいいことだね。本人はどう思っているかは考慮に入れてないよ?

沢渡「大体女しかいないところに飛び込むなんてどっかの民族の儀式か余程の遊び人じゃないとしないだろ」

絵里「大学になると学部によってはどこを向いても女の子という生活もあり得てくるのよ?逆もまた然り。因みに私は後者の方で女子は私を含めて全体で約2割ほどという

沢渡「家族がいなかったら帰ってたところだぞ?...あ、どうも。いただき...ます」

穂乃果「沢渡くんってちゃんと敬語使えたんだ〜」

穂乃ママ「こら穂乃果。間違ってもあなたよりずっと育ちがいいんだから」

絵里「つまり私はキャンパスに咲く一輪の...ってこらぁ!沢渡くんのときみたいにからかうくらいしなさい!」

希ちゃん曰く大学では人間関係は広がるけど今までと比べてかなり薄くなることがあるそうだから絵里ちゃんはきっとポンコツさを惜しみなく披露できるタイミングを逃してきたんだね。

沢渡「俺が使っちゃ悪いかよ...!お、茶柱が立ってるじゃないかこれ!」

絵里「中々見れない体を張ったネタだというのに...あら、しかも綺麗にぴしっと直立してるのね。何かいいこと、起こるかもよ?」

沢渡「そんなことで起こったら苦労しないって!」

絵里「嬉しそうにしているけどね」

沢渡「それはそれ、これはこれだ。俺はただ茶柱を立てる技を会得して会話の種にしたいだけだ」

穂乃果「かなりテクニカルだとは思うけど気づかれないかもしれないのが課題だね...」

沢渡「俺は風流が分かりもしないやつとは関わらない主義なのさ」

穂乃果「その言葉、絶対忘れちゃだめだよ」

絵里「それなら私といい関係になれそうね?」

懲りずにノッてきたぁぁ!!

沢渡「ほう。確かにあんたからは上品なオーラが感じ取れるな。俺と似ている」

頭良いのか馬鹿なのか分からないところとか特にね。

絵里「ふふ、まずは二人で行きつけの喫茶店を紹介しあうところから始めましょう?」ズズズッ

絵里「あなたみたいにクレバーで、でもちょっとお茶目な人、私は中々ヴエッホ!ヴェッホォ!!...中々」

穂乃果「言い直さなくていいよ、もう」

上品そうにしてるけど実は勢いよく飲んでいるの、バレバレなんだから。

沢渡「俺も、あんたみたいに一周回ったような笑いを提供してくれる人に好意を...あ!くそ、もう倒れてやがる」

穂乃果「修行が足りないね」

穂乃ママ「それは私への挑戦ね?」

...しまった。お茶を入れたのはお母さんだつわた。

穂乃ママ「次はよりクオリティを高めてくるから期待しておいてね?」

できれば味覚面での向上を重視してほしいです。いや、お母さんのお茶が美味しくないわけじゃないよ。

穂乃ママ「そうだ。雪穂に持たせたカレー穂むまんがまだ残っているんだったわ」

絵里「カレー穂むまん?聞いたことないですね」

穂乃果「私もだよ〜!」

穂乃ママ「穂乃果はお家のことを知らなさ過ぎです。限定メニューの話、聞かなかったの?じゃあ穂乃果はあんこ80%穂むまんね」

穂乃果「・!それだけは勘弁を!もうあの漆黒の地獄は見たくないよぉ!」

雪穂にでもあげてろってもんだよ!

沢渡「禍々しい言い回しだなぁ。俺ならむしろご褒美だが」

絵里「沢渡くんは甘党なのね。なら話は早いわ。中心街から少し離れてしまうけどパンケーキを山盛り出してくれるところが

穂乃果「絵里ちゃんはもういいよ」

絵里ちゃんなら冗談でもネタでもそんな口説き方をしなくても沢渡くんじゃなくても男の人はよってくる、はずだから!
一抹の不安要素が絵里ちゃんの特徴を説明する上で重要なポジションを占めているのが難点だけとね

穂乃ママ「そう、ご褒美よご褒美。でも穂乃果にだけあげると不平等になっちゃうから今日は仕方ないからカレーまんで妥協するわ。やむなく、残念ながらね」

穂乃果「むしろ大歓喜だよ」

...

代わりに穂乃果のだけ8辛!何という親バカ!何という愛情!もう何を口に入れても熱さしか感じない!

穂乃果「ひょ、ひょっふぉひふぉい...あぁんまりだぁぁぁ!ひぃぃ

沢渡「や、やばっ傑作だよ、こいつは」

絵里「見てるだけで熱さが伝わってくるわ。穂むらの裏メニューに登録決定ね」

穂のママ「あ、それ採用させてもらうわ。1日限定20個で販売したらいいアクセントになるかも♪」

そこで曲そのものが終わってしまうって!

穂乃果「ひふぉいにも...ひどいにもほどがぁぁぁ

沢渡「水飲めって、水」

穂乃果「ふぁ、ありがふぉ...ぷっひぇ〜」

絵里「最初から水飲んどきなさいよ」

穂乃果「みじゅ、水もあつ、あつくなったんだよぉ」

絵里「お母様、これはヒット商品になることは確定したといってよいでしょう」

穂乃果「どうか、うぉーたーさーばーをおいてね、そもそも出して欲しくないけど、ぜったい」

沢渡「相当キテるみたいだな」

穂乃ママ「和菓子屋の子がそんなに餡子を毛嫌いするものじゃありません。これで懲りたでしょ?」

穂乃果「わ、分かったよぉ。もうあんこあきたなんて言わないからあ...」

穂乃ママ「ならよし。実験台になってくれた報酬に冷蔵庫にあるプリンを2個食べる権利をあげるわ」

穂乃果「割に合わな...何でもないです」

穂乃ママ「本来雪穂のものなんだからね?帰ってくるまでに食べてしまいなさい」

雪穂...そうだ!何か足りないと思ったら雪穂がいないよ!

穂乃果「かえってくるまでって...ま、まさか雪穂、外に出てるの!?」

穂乃ママ「まさかって...あ、話してなかったわね。雪穂なら今日はずっと亜里沙ちゃんと一緒よ」

絵里「?(何かしら。今の異様な慌てようは)」

誰かと一緒なら安全...なのかな?
ああ、駄目駄目。理事長に言われたことは何も海未ちゃんだけに限ったものじゃないんだから。

穂乃果「あ、いや、最近何かと物騒でしょ?だから心配になって...

穂乃ママ「よかった。やっぱり穂乃果もちゃんとお姉ちゃんしてるのね」

穂乃果「そ、そういうことじゃなくて...もちろんそれもある、けど」

穂乃ママ「今日は1日、亜里沙ちゃんと一緒よ。夜も亜里沙ちゃんのお家に泊まるって。泊まるのはついさっき急に連絡がきたんだけど」

急に....!?一層危ない...

絵里「大丈夫よ。ちゃんとお母様が迎えに行ったから。今頃私と入れ替わりでご飯を食べ終わっているところね」

絵里「私が家を出る少し前に連絡があったから」

穂乃果「それなら...良かったぁ。
あ...雪穂、着替えはどうするんだろう!?明日学校だし!」

沢渡「不安が解消されたと思ったら...忙しいもんだな。心配性な姉貴だなぁ」 ニヤニヤ

一難去ってまた一難だよ!流石に亜里沙ちゃんの制服を借りて登校はできないでしょ!

穂乃ママ「あら、ほんとだ。どうしましょ」

穂乃果「何も考えてなかったんかーい!」

穂乃ママ「でも絢瀬さんのお母さんが責任持って預かるので心配要りません、って言うから...ね?一度だけ顔を合わせたこともあるし」

ね?じゃないよもう、この親は!誰に似たのさ!

沢渡「親は子に似るってやつか...」

絵里「沢渡くんも8辛カレーまんが欲しいそうでーす」

沢渡「いらないって!俺は甘党だと、お、おい?もしや、本当に出したり、しませんよね?」

穂乃ママ「5辛にしてあげる」

沢渡「結局食べるのかよ...

穂乃ママ「嘘よ、嘘。穂乃果じゃないんだから強要はしないって」

穂乃ママ「穂乃果、あんたが何を変に不安がってるか知らないけど心配することはないからね。私の娘だもの。信じられないならお弁当に10辛入れるわよ?」

穂乃果「全面的に信用させていただきます!」

穂乃果が慌ててるのが馬鹿みたいに見えてきちゃった。お母さんの言葉って難しい教授の本より説得力があるから怖いし心強いものなんだよね。

穂乃ママ「あ、でも一応もう一度電話しないと。ちゃんとお礼も言えてないし...

8辛で疑わせてもらえないかなぁ?

穂乃ママ「電話してくるわね」

沢渡「...似るものだなぁ」

穂乃果「ほんとにねー、おかげで穂乃果も...」

沢渡「意識改善でどうにかなる範囲だろうけどな」

穂乃果「じゃあ沢渡くんはまずその大きな態度を直そうか」

ほら、急に黙る。

絵里「...でも穂乃果の言う、最近物騒、は強ち間違ってはいないと思うのよね」

穂乃果「...!?」

沢渡「(やっぱあんだけ派手に壊したら広まるのが自然だろうしな)」

絵里「この頃東京とその周辺に妙な...なんで例えたらいいのかしら。ミステリーサークルに近いのかしら?とにかく変な事件が起こってるそう」

穂乃果「通り魔って...?」

もしかして神社のアレが1件目じゃないってこと!?

絵里「大学の同じ授業の人に隣町に住んでる人がいてね。噂だけど聴いたの。奇妙な話だからにわかには信じられないかもしれないけど」

絵里「朝起きたら空き地とか開けた場所が滅茶苦茶になってるんですって。しかもそれらしい現象...例えば音、とかそれこそ被害者とかが全く確認されてないそうなの。信じられないわよね...?

ビンゴ、ビンゴだよ。それ

穂乃果「絵里ちゃんも知ってるの!?!」

沢渡「お、おい?」

絵里「私もってことは...穂乃果も?知っているの?」

穂乃果「うん、知ってるよ。穂乃果は知ってるから危ないってさっきあんなに心配したんだ」

絵里「(オーバーリアクションではないみたいね...)でも死傷者は出ていないわ。犯人らしき人も発見されてないそうだけど...

穂乃果「...れてるよ」

絵里「...穂乃果?

『ごめんくださーい!誰かいませんか〜?』

沢渡「どうする?お袋さんまだ電話中だ...

『にこっち〜やっぱり遅すぎたんやって、帰ろ?』

『でもまだ鍵はかかってなかったわ』

沢渡「ぜ...ってげ!俺用事思い出したわ!」

穂乃果「ぅぇえ!?今更?折角お客さん増えるのに!?」

絵里「どうやら沢渡くんも知ってる人なのかしら?偶然ね、私も今のお客様とはひっじょ〜に親しい仲なのよ。一緒にお迎えしましょう?」 ガシッ

沢渡「!?!おまっ何急に手を握っていだだだ!力加えるところおかしいだろ?!」

一瞬で沢渡くんを涙混じりの声にしてしまうとは...あれは海未ちゃん直伝の技っ

絵里「あなた達、事件について詳しそうね。私もそうなの。だから今帰られたら困るわ」 ボソッ

沢渡「は?はぁし、仕方ないからもう少しいてやるよ」

男の子のツンデレは新鮮だねえ。

...よかったぁ。のかな?
変わらない日常を送りたいけど沢渡くんが来てくれたみたいに一人でも多くの人の力を借りたい、とも思ってる。
矛盾、だね

希「うちは絵里ちの可愛いアレンジヘア、見てみたいな。おっ茶柱やん?ラッキー」

沢渡「何!?あんたも茶柱が立ったというのか?高坂、やっぱり何かテクニックがあるんだな?茶柱を立てる」

穂乃果「技術も何も普通に淹れてるだけだよ。希ちゃんラッキーだから」

希「おお?バリ3やん♪明日の占いはきっと一位やな」

穂乃果「怖いくらいに...ね」

沢渡「信じられない...」

にこ「こら穂乃果!?にこのだけ粉ばっか淹れるんじゃないわよ!どんな姑息な手を使ったっていうの?」

穂乃果「だから手も何も普通に淹れてるだけだってば〜」

希「にこっちは運が悪いんかな〜?あと姑息の使い方、誤用やで?文芸部やのにな〜」

にこ「うるさいわね!煮詰まるみたいに定着させたもん勝ちなのよ!」

沢渡「なるほど。矢澤は運が悪いのか...いいこと聞いたぜ」

うわ、悪い笑顔だ。にこちゃん。類は友を呼んだね。

絵里「そうそう、納得させたもの勝ちよ。私もこの前の中間テストの論述の解答、教授に食い下がって丸にしてもらったもの。回答や辞書的な意味だけに囚われない幅広い知識が大事だわ。期末テストもこのマインドで完璧にしてみせるわ」

絵里ちゃんが泣きながら先生に媚びる姿とか想像したくない...そんな知識はなるべく使わずに生きていきたいよ。

にこ「絵里もテストだったの?にこもよ〜。もう辛い辛いは言いたくないって中間で思ったのに何でって期末も同じ日にテストを集中させんのよ」

穂乃果「大学って自由に時間割が組めるんだよね?日にちをばらけさせたりできないの?」

にこ「自由って言うけどね〜、必修とか自分に必要な科目とか意外と自由が利かないことが多いものなのよ。期末テストの日程を見たけど4つテストの日が2日続いてるわ。レポートの提出も迫っているし」

穂乃果「うわ...畳み掛けてくるね」

にこ「一難去ってまた一難っていうけど積もりすぎて切れ目が見えなくなっちゃったわ」

ため息で疲れとかマイナスな感情を排出してるんだろうな。人生の夏休みって話は嘘だったみたいだ。

希「にこっち、絵里ち...そんなテンション下がるようなこと言わんとってぇや...」

絵里「でも希。大学によって時間割の組み方は違うしテストのない科目もあるわ」

にこ「そーよ。にこの場合は楽かどうかはあまり気にしないで決めたから」

希「ぁぁあこんなんやったら授業にちゃんと出るんやった〜〜!」

にこ「......」

絵里「春からサボるなんて、希はいっぺん痛い目を見ないと分からないみたいね」

にこ「必修を落としたものに待つのは暗く厳しい未来よ」

希「ち、違うんよこれにはちゃんと訳があるんよ」

絵里「へえ、事情。聞くだけ聴くわ。いってみなさい」

希「そうなんよ。一人暮らししてるとな、特に朝とか辛くて辛くて...」

ダメみたいだね。

絵里「2人とも。ああなってはダメよ」

沢渡「お、おう...さっき初めて見たときの第一印象と違いすぎるぜ」

絵里「だって」

希「ええもん!大学生になってみ、そんでもって一人暮らしも始めてみ、ウチの気持ちが分かるから!」

昨年までこの2人が音ノ木坂の生徒会会長、副会長を務めていました...大丈夫じゃないやつだよ、これ!

にこ「でも希の言いたいことも理解できるわ。一日乗り切ったと思ってベットについたらもう夜が明けたなんて日よくあるから」

絵里「そうそう...って折角偶然にもμ'sOGと現役リーダーが全員揃ったのに苦労話ばっかりになってるわね」

希「ええんとちゃう?新しい環境になったばかりだから近況報告の中に苦労話が多くなるのも自然やし、お互い自分の辛いところを素直に曝け出す。そんな場を作れるのって絆を育んだウチらやからこそできることなんじゃないかな」

この3人は。お互いにごく自然に迷惑をかけあえる仲なんだ。楽しいことはもちろん辛いことも

希「聞こえは悪いかもしれへんけどウチらの苦労話大会、開催やね!一難去った後にくる一難を乗り越えるために!」

沢渡「なら今まさに俺は苦労しててだな」

にこ「沢渡くんにはテレビ番組でよくある突っ込み兼聞き役になってほしいにこっ!」

沢渡「俺だって苦労の一つや二つあるわ!」

そっか。切り分けて考える必要、なかったんだ。全部話して完全に巻き込むのはいけないけど

穂乃果「じゃあ!穂乃果の話を聞いてもらえるかな」

にこ「穂乃果は苦労話のネタが尽きなさそうよね。だって毎日チャレンジミッションモードだもの」

穂乃果「はは、そこまでアグレッシブな日々じゃないよ。...予め言っておくけどもし穂乃果の話を聴いてて不快になったりしたら教えてね。すぐ止めるから」

絵里「不快に?...ならないわよ。穂乃果だもの。私たちが穂乃果の苦労話を聴いて不快感を抱くものかしら。なんでも話してみて」

穂乃果「ありがとう。苦労話、というよりちょっと不安になっちゃったことなんだけど...

穂乃果は今日神社で有ったことを話した。真姫ちゃんのデュエル相手が海未ちゃんだったことは言わなかったけど特別なカード、私たちの知らない未知の勢力についても、なるべく理事長から聴いたものと近くなるように、話した。

希ちゃんはまるで自分のことのように心配そうな顔で大丈夫?と何度も尋ねてくれた。

にこちゃんは何も言わなかったけど硬い表情の中で時折頷いてくれたのが穂乃果を安心させた。

絵里ちゃんはその場にいれなかったことを悔やんでいつでも呼んで、と頼りあるお姉さんを見せてくれた。

沢渡くんは...

沢渡「結局話すのかよ...お前が黙ったままだったら俺が伝えるまでだけどな!」

矢澤「できるのぉ?あんたにぃ?」

にこちゃんに煽られているのでした。
一応次善の策を用意してくれていたみたいでそれは感謝してる。

穂乃果「聴いてくれてありがとう。...でもこれでデュエルが怖く感じちゃうかもしれない...いたっ

にこ「穂乃果の口から怖いだの赤信号と青信号が逆になるわ。新ネタでも控えなさい」

穂乃果「ネタじゃないよにこちゃ〜ん。つむじにめり込むって〜!」

希「口にしたことで荷が下りたのがすぐ分かるね。まだこびりついてる分はウチがチョップで落としたるで〜?」

穂乃果「二発目はかんべっいっったぁぁ!!こ、今度のは尋常じゃないよ?何か硬いものに当たったような

絵里「ごめんなさい、私のバックね」

穂乃果「尖ったものに当たった感じがしたけど?」

絵里「ああ、それはこれね。たった今中から出そうとしてたところなの」

絵里ちゃんが取り出したのは縦長の長方形の何か小物を入れるような...まるで紙束を入れろと言わんばかりの幅を持ったケースだった。

絵里「もし本当に怖いかもって思うのなら直ちに矯正しないとね」

にこ「ちょ、絵里、まさか」

絵里「ふふっ」

絵里ちゃんは二段構えで穂乃果の不安を払おうとしてくれているみたいだ。

絵里「心が熱くなるだけのデュエルをしてみない?」

にこ「疑問形で尋ねてるのにもうやる気満々じゃないの」

絵里「私だってデュエリストの1人よ。穂乃果もそうでしょう?」

希「2人とも毎日デッキを持ち歩くくらいやしなあ」

やっぱりデュエルの怖いところを見たとしても穂乃果の中のデュエルの価値観は、揺るがなかった。 ただ、真姫ちゃんがしたように、穂乃果も確かめたくなったんだ。

穂乃果「うん。ありがとう絵里ちゃん。穂乃果もまだ今日デュエルしてなかったから丁度よかったよ」

にこ「毎日しないと禁断症状でも発するわけ!?」

絵里「私は少なくとも3日デッキに触れないと胸の辺りがまずいことになるわ」

穂乃果「それは大変だ!医療費を節約するためにも毎日カードに触ってないと!」

絵里「今では寝る前にお休みのデッキシャッフルをする日々ね」

希「キスやと湿っちゃうからカードにはカード用の愛情表現があるんやな」

にこ「あるんやな、じゃない!ぬわぁにいかにも説得力ある感じに言ってるのよ!あんたらデュエルに取り憑かれてるんじゃないの!?」

穂乃果「デュエルじゃなくて緑色の筋肉質な身体付きをした悪霊に取り憑かれてるかも」

希「じゃあウチは金色の時が止められる悪霊がいいー!」

にこ「穂乃果、あんたねえ…心配して損したわ」

穂乃果「とか言いながらデュエルはちゃんと見ていくんだねっ」

にこ「ぅうるさい!にこだけ帰るとか締まり悪いでしょうが!」

沢渡「そ、そうだよな。締まり悪いから帰っちゃ駄目だよな・・・」

女の子が増えすぎて沢渡くんがいよいよキャパオーバー寸前になってる。無理しなくていいけどこれはこれで面白いから良いかな?

沢渡「(何でこう示し合わせたようにわらわらと集まってくるんだよ・・・!)」

絵里「今の間にデッキのカット&シャッフルをこれでもかと言うほどしたわ。後は穂乃果に渡して繰りなおしてもらうだけね」

穂乃果「絵里ちゃんってば器用~!真姫ちゃんと良い勝負できそう」

オートシャッフルに頼る場面が多くなったから手際よく丁寧にカードを扱える人って最近じゃ珍しくなってるよね

穂乃果「おっとっと・・・はい。穂乃果もデッキを渡すねー」

絵里「どうも。・・・っ。感じるわ。穂乃果のデッキから・・・

にこ「茶番はその位にして早くしなさいよ。調節に手間がかかるリアルソリッドビジョンじゃあるまいし」

希「あれウチにはうまく扱えないわぁ。セットも大きい上に何から何まで一々調節せなあかんもん」

実装されたばかりでソリッドビジョンの出力量とかプログラムの量が数倍に増えたからデュエルを始めるまでの準備でマッチ戦が1本できる、とネットで言われてるくらいだからね。穂乃果にもちんぷんかんぷんだよ。

絵里「アナログなデュエルだからこそ積極的に雰囲気を出していくものなのよ?・・・でも本当に触ってみるとそのデッキを組んだ人の感情が伝わってくる気がするの。ね、希」

希「ウチは感じたことないけど、付喪神の信仰が日本にあるんや。何か宿っていてもいいかもしれへんよ?」

デュエルモンスターズの精霊に通じるところがあるね。

穂乃果「絵里ちゃんのデッキからも熱さが伝わってきた感じがするよ!」

沢渡「擦りすぎて摩擦熱でも出てるんじゃないのか?」

絵里「どんなに擦っても傷一つつかない頑丈さだからね。ショットガンシャッフルをしていい理由にはならないわよ?」

火傷するくらい擦っても傷一つ付かない、がCMの定番フレーズだった頃もあったなあ。あの頃はまだテーブルデュエルかソリッドビジョン自体が実装されて間もない頃だったから時代を先取りしていたんだね。今になってその頑丈さが凄く頼もしいよ。

絵里「それにしても穂乃果、鋭いわね。今日の私が使うデッキを当ててくるなんて」

穂乃果「?」

絵里「熱い、私のデッキを例えるならまさにその一言だもの。...用意はできた?」

絵里ちゃんのプレイマットはKC社製の青眼大集合マット、穂乃果のはこの前当てたI2社製トゥーン大行進マットだよ。

穂乃果「うん。先攻後攻はどうする?」

希「このサイコロに委ねてみぃひん?」

ポケットの中から100円ショップにありそうなサイコロがいくつも出てきた。キングな貧乏神に取り憑かれときを彷彿とさせるね。
希ちゃんなら半分のサイコロでも勝てそうだけど。

絵里「いいわね。希、代行してくれる?」

穂乃果「ちょ、ちょっと待って!穂乃果が希ちゃんに振ってもらうんだ!」

沢渡「ああ、なるほどな」

にこ「アルカナフォースを使わせたら伝説のデュエリスト達にも互角以上に渡り合えると言われるくらいの強運だからねぇ」

絵里「よぅし!じゃあどちらが希に代行してもらうかダイスロールバトルよ!」

穂乃果「望むところだ〜!」

沢渡「待て待て待て!それじゃあまるでサーチカードをサーチするカードのサーチ効果持ちみたいに切りがなくなるぞ!」

相互サーチが付いていれば解決だね。そんな優しいテーマそうそう無いよ。

希「分かった分かった。じゃあ2人ともウチが降るから、それで堪忍な」

お互いに最強の武器を手に入れたのなら異論はないね。

希「右手が絵里ち。黄色のサイコロな、左手が穂乃果ちゃん、白のダイスよ」

ちょっと前の遊戯王ジャンケンモンスターズほどじゃないけど勝負は先攻後攻を決めるこの時点で始まる、というのは今も一緒。
より確実な勝利を手にしたい。そのためには...

希「ほな、振るよ〜」

絵里ちゃんのサイコロが一瞬だけはやく手を離れたっ

!?今まるで天啓みたいにアイデアが降りてきた!その間コンマ1秒以下!

穂乃果「小さいもん勝ち!」

...ピタッ!先に止まったのは絵里ちゃんの方。といっても肉眼で判断できるかどうかの差。穂乃果の考えが正しければ!

絵里6
穂乃果1

穂乃果「よしっ!穂乃果の勝ち!」

沢渡「ちょっとずるくないか?」

穂乃果「ずるい?穂乃果は目が決まる一瞬手前じゃなくてサイコロが投げられた瞬間に先月した。それに大きい目を出した方が勝ち、なんて誰も言ってないよね?頭の中ではそうなっているのかもしれないけどしっかり確認を取らないと」

沢渡「お前の言うことは分かったが必要あったのか?それ」

希「穂乃果ちゃん...やるね。ウチの運命力のベクトルを直前に切り替えてくるとは」

絵里「ベクトル?希がよく分からないことを喋り出したわ...」

希「ウチの運命力はサイコロが常に大きい目、コインが常に表、くじ引きが常に一等賞ではなくその状況において最も最適に近いように結果に反映される。そしてウチの運命力が繋がっているのは賽を、コインを、くじを握っている間だけ。手を離してからはコントロールできない」

希「...穂乃果ちゃんは絵里ちのサイコロがほんのコンマ数秒速く投げられたのを見逃さなかった。ウチの運命力と絵里ちのサイコロが切り離された瞬間に穂乃果ちゃんはベクトルを変えたんや...!」

大体合ってたね。天啓すごい!

沢渡「なるほど、分からん」

にこ「穂乃果、見直したわ」

沢渡「分かるんかい!」

絵里「親友を本気で心配しそうだわ。穂乃果の思いがサイコロに通じたんだと判断しておくわ」

希「信じるか信じないかはみんな次第やね。
さて、穂乃果ちゃん先攻後攻どっちがいい?」

穂乃果「最近後攻を取って勝った試しがないから先攻!先攻ったら先攻!」

希「ドローがなくなったと言っても先攻が有利なんは変わらないからなぁ。ほな、デュエルの準備を...

穂乃ママ「デュエルならちょっと待って〜!」

穂乃果「まさかお母さんもデュエリスト、まさかのバトルロイヤルモード?」

にこ「まだ始まっていない...乱入コストは発生しないわ」

穂乃ママ「インダストリアル...イリュージョン社?から穂乃果宛にカードが届いてるわ。大きなダンボールに入ってて開け辛いだろうけどデュエルするなら使ってみてもいいんじゃない?」

穂乃果「でももうデッキシャッフルしちゃったし...

絵里「私は構わないわ。私のデッキ、まだ誰相手にも使ったことのない新しいものだから穂乃果も新戦力を取り入れられるのなら私にそれを見せてほしいな」

穂乃果「そうだよね。新しいカードは使ってみないと!お母さん、ちょうだい!」

穂乃ママ「はい。封は自分で解いてね」

...結構ガッチリ閉じられてるね、これ、どうやって開けたらいいだろう。

にこ「カッター、使ったら?」

穂乃果「忘れてた」

新しいカードにワクワクしすぎて頭になかった。

穂乃ママ「カッターならそこの引き出しの手前に入ってるわよ」

希「ウチ近いからとるねー、はい」

カッターを使い驚くくらい楽に開封。中は厳重に包まれていて真ん中にデッキケースみたいなのが納められている。

希「あ、絵里ちは見たらあかんよ。ネタバレになっちゃうからな」

絵里「分かってるわよ。むう、一々分かってることを言うんじゃないの」

覗けるものなら覗いてやれって魂胆が見え見えだね。さて、と?新しいカードの名前と効果は...

『慧眼の魔術師』

...?魔術師...新しい魔術師だ!
エンタメイトもある!

穂乃果「よし。全部デッキに採用!」

絵里「え?それはちょっと無理があるんじゃない?」

穂乃果「大丈夫大丈夫!10枚もなかったし。絵里ちゃん!もう一度シャッフル、お願いね」

絵里「事故を起こしても知らないわよ?穂乃果といい真姫といい枚数の多いデッキをよく回せるわよね」

穂乃果「その時その時のアドリブだよ〜。デッキありがと!」

希「飛び入りの新戦力を加えた穂乃果ちゃんと初お披露目デッキの絵里ち。勝つのはどっちか?先攻は穂乃果ちゃんから!では、ルールを守って!

にこ 沢渡「楽しく!」

穂乃果 絵里「デュエル!!」

穂乃果LP8000
絵里LP8000

デュエルはガチガチ

デュエルシーンは週末までにはどうにか...
最近白猫熱がきてるので遅れてます。申し訳ありません。

単発でツキミを出すガチャ運がいけない(暴論

週末までと抜かしてしまいすみません。バイトの面接やら課題やらでこの始末。
私はもう終わりですね...この夜中か火曜日までにら必ず上げます。毎度のごとく失踪はしていませんのでどうか、覚えていただけたら幸いです。

シンジのレベル8B・F。サイバーツインと同ステータス同じ効果に加えステータスタウン効果もついてシンプルに強い効果で見た目もよくて、TGブレードガンナーを見たときのような衝撃でした。
ちなみにどうでもいい話ですが今回のAVを見る前に鉄腕ダッシュの蜂の巣駆除回を観てましたw

調律にはもっと別の効果期待してたのになんだあれは

遅くなりました。デュエルパートと同じくらい日常に時間がかかった...
>>511 エンタメな魔法使いが入っていないからゆるゆるなはずさ!
>>513 ほ、ほらエアーネオスの攻撃力アップに貢献しつつネオスと一緒にΩになれるし...

T1 穂乃果

穂乃果「穂乃果のターン!」

これは最初から新しい仲間を見せられる!

穂乃果「スケール6の『EMギタートル』をPゾーンにセット!」

絵里「早速聞いたことのないカードを使ってきたわね」

穂乃果「しかもエンタメイトに嬉しいスケール6ってところがポイント!続いてスケール6の『EMリザードロー』を発動!」

沢渡「同じスケールのPモンスターだと?プレイングミスなら笑えないぞ」

穂乃果「ソリッドビジョンじゃないのが残念だね。『ギタートル』はもう片方に『EM』がセッティングされた時1枚カードを引けるんだ。やっぱりセッションする仲間がいないとねっ」

穂乃果「そして『リザードロー』も相方が『EM』の時に発動できるP効果がある!自らステージを降りることでカードを1枚ドロー!」

にこ「特にデメリットもなしに手札消費を帳消しにするとはPの弱点を補う良いデザインのカードね」

穂乃果「裏守備表示でモンスターをセット、ターンエンド!」
手札4 裏守備
P ギタートル

T2 絵里

絵里「そのカード、残しておけないわね」

絵里「私のターンドロー。これは良い持久走が見れそうね」

絵里ちゃんはスタミナのあるデッキ...?ヴォルカニックとか?

絵里「スケール2の『イグナイト・ドラグノフ』とスケール7の『イグナイト・マスケット』でPスケールをセッティング!」

穂乃果「絵里ちゃんもP召喚?!」

絵里「そうよ。私だって時代の先端を走りたいもの『イグナイト・ドラグノフ』のP効果を発動!私のもう片方のスケールが『イグナイト』モンスターの場合、私のスケールを全て壊すことでデッキ、墓地からから炎属性、戦士族モンスター1体を手札に加える」

絵里「『イグナイト・キャリバー』を手札に加えるわ。そしてスケール2の『イグナイト・キャリバー』とスケール7の『イグナイト・ウージー』でPスケールをセッティング!」

沢渡「やはりもう片方のPカードを持っていやがったか」

絵里「これでレベル3から7のモンスターが同時に召喚可能になった!烈火の闘志、心を揺らしペンデュラムの扉を開け!さあ幕開けよ!『ドラグノフ』!『マスケット』!『E・HEROブレイズマン』、『ジェネクス・コントローラー』!」

絵里ちゃんの手札の6枚中5枚は通常モンスター、なかなかに尖ったデッキと見えるね。

絵里「『ブレイズマン』の効果でデッキから『融合』を手札に加える。そして発動!融合素材は『ドラグノフ』と『ブレイズマン』」

絵里「融合召喚!現れろ、紅蓮拳の使い手『E・HEROノヴァマスター』!」

ノヴァマスターA2600

穂乃果「おお、ペンデュラム融合!」

絵里「アクセルシンクロみたいに言ったもの勝ちの召喚方ね。ではこれはペンデュラムシンクロになるのかしら?レベル4の『マスケット』にレベル3の『ジェネクス・コントローラー』をチューニング!」

絵里「ジェネクスの心、新時代の技術を受け加速する!S召喚!電脳世界を走れ、『PSYフレームロード・z』!」

ゼータA2500

絵里「伏せカードはない。ここは臆さず攻めるわ。バトル、『ノヴァマスター』でそのセットモンスターに攻撃!ボルケーノナックル!」

ドラゴンダウザーD1500

絵里「『ノヴァマスター』が相手モンスターをバトルで破壊した場合、カードを1枚ドローする」

穂乃果「『ドラゴンダウザー』も破壊されたことで発動する効果がある!デッキから地属性Pモンスターを特殊召喚するよ」

沢渡「高坂のデッキで地属性Pモンスターといえば...あいつしかいないな」

EMのメインスターの一角、何としてでもステージに立ってもらわないとね。

穂乃果「『EMペンデュラム・マジシャン』を守備表示で特殊召喚!」

絵里「『ノヴァマスター』の効果で1枚ドロー」

穂乃果「『ペンデュラム・マジシャン』は特殊召喚に成功した場合、私のフィールドのカード2枚、自身と『ギタートル』を引き換えに2体のEMを手札に加えるよ」

絵里「スケールの張り直しとサーチを同時に行う強力なカードね。私のイグナイトたちと似ているわ」

絵里「それ故に弱点も把握しているわ。チェーンして速攻魔法『捕違い』を発動!」

穂乃果「と、捕違い!?」

絵里「このカードの発動後、ターンの終わりまで互いにドロー以外でデッキのカードを手札に加えることができない。サーチ効果は不発ね」

絵里「『ドラゴンダウザー』の効果で特殊召喚したモンスターはターン終了時に破壊される。ターンエンド」
手札1 ゼータ ノヴァマスター
P キャリバー ウージー

T3 穂乃果

穂乃果「穂乃果のターン!」

う〜ん

穂乃果「『EMキャストチェンジ』!手札の『ヘイタイガー』と『ハンマーマンモ』をデッキに戻しその枚数プラス1枚のカードをドロー」

絵里ちゃんの手札は無いからスケールを破壊できれば立て直しに時間がかかるはず。今は引けてないけど...

穂乃果「スケール2の『EMラクダウン』をPゾーンにセット!」

穂乃果「『ギタートル』のP効果でカードドロー。これでレベル3から5のモンスターが同時に召喚可能になったよ!可能性の扉を開け!P召喚!来て、穂乃果のモンスター達!」

穂乃果「『ペンデュラム・マジシャン』、『リザードロー』、手札から『ウィップバイパー』!」

穂乃果「ゼータの一緒に除外する効果も、こう同時に展開したら対応できないでしょ!」

問題はEMお得意の戦闘にほとんど持ち込めないところだけどそれはエクストラデッキのモンスターで対処すれば

絵里「そうね。除外できるのは1体。『ライオウ』で特殊召喚を封じれるのも1体の場合のみ...」

穂乃果「?今何でライオウを...

絵里「ならば、同時に纏めて葬り去れば問題ないわね。ライフを1500払いカウンター罠『神の通告』!」
絵里LP6500

にこ「何てタイムリーなカードを...てかこれライフコスト少なすぎでしょ!」

沢渡「半年待たずに制限コースか?」

神の宣告以来の衝撃になりそうなトラップカード、そして...

絵里「召喚を無効にされたモンスターは全て墓地へ」

穂乃果「これ今でも納得いかないんだけどぉ」

希「フィールドに出る前に破壊されたから墓地に送られるんやね〜」

沢渡「着地する前に爆撃された飛行機をイメージしてみろ」

にこ「激流葬は人間を下ろした後に爆発した感じね」

何て物騒な例えだろう。

穂乃果「まだ手札は4枚もあるよ。カードを2枚伏せてスケール4の『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』をセッティング。エンドフェイズ、『オッドアイズ』を破壊してデッキから攻撃力1500以下のPモンスター...『モンキーボード』を手札に加えてターンエンド」
手札2(モンキーボード) Pギタートル伏せ2

T4 絵里

絵里「途切れることないサーチ、しっかり足場を整えて戦うのね。ドロー」

絵里「再びPスケールをセッティング!P召喚!『ドラグノフ』、『マスケット』!」

絵里「その間に削り切られないようにね?バトルフェイズ、『マスケット』でダイレクトアタック!」

穂乃果「相手が直接攻撃してきた時、永続罠『EMピンチヘルパー』を発動!攻撃を無効にしデッキから『EMハンマーマンモ』を攻撃表示で特殊召喚!」

絵里「『ノヴァマスター』と攻撃力が互角...っやってくれるわね。『ゼータ』の効果発動。『ハンマーマンモ』と自身を次の私のスタンバイフェイズまで除外するわ」

絵里「『ドラグノフ』、『ノヴァマスター』でダイレクトアタックよ!」

ドラグノフA1700 ゼータA2600
穂乃果LP3700

絵里「メインフェイズ2レベル4の『ドラグノフ』と『マスケット』の2体でオーバーレイ。エクシーズ召喚!滑空する銃口、『鳥銃士カステル』!」

カステルA2000

絵里「『カステル』の効果発動!ORUを2つ使い『ピンチヘルパー』をデッキに戻して1枚カードを伏せターン終了よ」 手札1 ノヴァマスター カステル
伏せ1 Pキャリバー ウージー

穂乃果「私のモンスターがフィールドで破壊されたターン、速攻魔法『イリュージョン・バルーン』を発動!カード5枚オープン!」

希「ダメージ覚悟で場にモンスターを残したかったんやね。それにしても永続カードは1ターンと持たんことが多いなぁ」

EMマンモスプラッシュ
EMピンチヘルパー
オッドアイズ・フュージョン
EMドクロバット・ジョーカー
EMリザードロー

穂乃果「『EMマンモスプラッシュ』を守備表示で特殊召喚!」

絵里「(今戻したばっかりのカードよね?私もシャッフルしたし複数枚入ってるとしても運命力の高さに驚かされるわ...)」

T5 穂乃果

穂乃果「穂乃果のターン!スケール1の『EMモンキーボード』をPゾーンにセッティング!『ギタートル』のP効果で1ドロー...

絵里「この楽器コンビの効果が合わされば合計2枚のカードが増えるのね。...恐ろしい。でも迂闊だったわね!速攻魔法『揺れる眼差し』!」

穂乃果「もう!最近このカードにばっかりやられてるぅ!」

絵里「ペンデュラムを使うもの同士常に警戒しておかなければならないものよ。破壊するカードは4枚、このカードの真の力が解き放たれるわ」

絵里「あなたに500ダメージ、『マンモスプラッシュ』を除外しデッキから『イグナイト・デリンジャー』をサーチ、最後に...『揺れる眼差し』を手札に加える!」

絵里「これで開いた差が埋まってきたわね。ペンデュラムも融合もさせないわ!」

穂乃果「せっかくの逆転の一手が...なーんてね。手札から『オッドアイズ・フュージョン』を発動!」

穂乃果「私のフィールドにはモンスターが2体...エクストラデッキの融合条件は満たしている!エクストラの『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』と『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』を融合!」

穂乃果「双色の眼に閃光宿る時、雷の如き咆哮が世界を包む!融合召喚!翼、広げよ、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」

絵里「融合素材上ではジェムナイトみたいに素材と融合先が同じなんてこともあるのね」

穂乃果「そう、その使いやすさも穂乃果のデッキのエースたる理由の一つ!『ボルテックス』の効果、『ノヴァマスター』を手札に戻す。プラズマウイング!」

希「エースの召喚を確実にするために先にモンキーボードで反応を見たんやね」

穂乃果「墓地の『ドラゴンダウザー』、『ボルテックス』と『リザードロー』、『ペンデュラム・マジシャン』、『ウィップバイパー』をデッキに戻し『貪欲な壺』。2枚ドロー。1枚伏せてターンエンド!」
手札2 伏せ1 ボルテックス

にこ「次の絵里のターン、『ハンマーマンモ』と共に除外された『ゼータ』が帰ってくる。攻撃表示だと相打ちを取られるから穂乃果が有利になったとは言えないわね...」

T6 絵里

絵里「私のターン」

絵里「除外された2体のモンスターが帰ってくるわ」

絵里「(...守備力3000が高い壁になるとはね。私がボルテックスを突破するにはP召喚が必要となる。スケールを張る時にボルテックスの効果を使われたらジリ貧になってしまうわ。揺れる眼差しを使わざるを得なくなる)」

絵里「『カステル』を守備表示に変更。1枚カードを伏せてターン終了」
手札3(デリンジャー) カステル ゼータ 伏せ1

沢渡「絢瀬も守勢に回ったか。てっきり手札があるから突破するとおもったんだがな」

絵里「エンジンをふかし過ぎたらガス欠になるだけよ。常時デッドヒートなんて疲れるじゃない?」

疲れるだけ、かぁ。

穂乃果「穂乃果は待たされるより走り続ける方が好きだけどね!リバースカードオープン、『ペンデュラム・リボーン』!」

にこ「『エクシーズ・リボーン』によく似たカードね。つまり効果も...

穂乃果「そう。墓地またはエクストラデッキに加わった自分のPモンスター1体を特殊召喚する!蘇れ、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

絵里「スケールが合わない状況でもPモンスターを強引に召喚できるカードね」

EMじゃ中々スケール8を出せないから重宝するカードだよ。

T7 穂乃果

穂乃果「そして私のターン、ドロー!」

絵里「『ハンマーマンモ』は『ゼータ』を上回る攻撃力を持っている。でも他にEMがないと攻撃できないデメリットも持っている。この状況じゃ牽制にしかならないわ」

穂乃果「そう。ただしそれは進化する双色の眼が隣にいないときの話!私のフィールドに闇属性・ドラゴン族と獣族モンスターが揃った!」

絵里「そういえば融合を使わなくとも融合召喚できる次世代型のカードだったわね...」

穂乃果「『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』と『ハンマーマンモ』の2体をリリース!」

『今、この眼はあなたのもの』

??

穂乃果「眼光らせ寄せくる敵を狩りつくせ!気高き獣の血よ、吠えろ!融合召喚!『ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

ビーストアイズA3000

絵里「出たわね、2体目の融合ドラゴン...『ゼータ』の効果は使わないわ」

穂乃果「獣のプレッシャーの前には異次元ライドを始める気力も削がれちゃうみたいだね。まずは『ボルテックス』を攻撃表示に変更して『カステル』を攻撃!開眼のストライクメロディ!」

ボルテックスA2500vsカステルD2000

穂乃果「続けて『ビーストアイズ』で『ゼータ』を攻撃!野獣のストライクファング!」

ビーストアイズA3000vsゼータA2500
絵里LP6200

穂乃果「さらに『ビーストアイズ』がバトルで相手モンスターを破壊した時、素材となった獣族モンスターの元々の攻撃力のダメージを与える。2600ポイントの吠えは強烈だぞ!リフレクトバークアウト!」

絵里LP3600

穂乃果「ライフが並んだよ。これでターンエンド!」
手札2 ビーストアイズ ボルテックス

希「ソリッドビジョンがないから分からんけどきっと強そうな雰囲気出しとるんやろなぁ」

にこ「このために貪欲でデッキには戻さなかったのか。穂乃果のくせにやるじゃない」

穂乃果「くせには余計だよ〜にこちゃん!そう、実は穂乃果はデッキの一番上のカードを感じ取れるのだ!」

絵里「それってずるじゃん!」

希「何やて!?デュエリストなら自分のデッキトップくらい特殊加工をしなくても分かるんやないのか!?」

沢渡「(東條とはデュエルしたくないな...心が折れちまいそうだしよ。オカルトじみた現象を起こすのはアイツだけで充分だ)」

にこ「て、天変地異でひっくり返せば分かるにこっ」

T8 絵里

絵里「天変地異か...今度試してみようかしら」

にこ「試さんでよろしいっ!」

絵里「私のターンよ。ドロー」

お?これは...ふふ。最終手段を使わずとも何とかなりそうね。

絵里「私はスケール2の『イグナイト・デリンジャー』とスケール7の『イグナイト・ライオット』でPスケールをセッティング!これで私は再びレベル3から7のモンスターを同時に召喚可能になったわ!」

絵里「さあ、止めるなら今の内よ!」

絵里ちゃんのエクストラデッキにはレベル6のイグナイトが2体。そこから呼び出されるランク6には危険な効果を持ったモンスターが多すぎる。でも今止めるべきはスタートじゃない...!

絵里「反応はないようね。ならばP召喚を行わせてもらうわ。現れなさい、『ウージー』、『キャリバー』そして、昔はお世話になったんじゃない?チューナーモンスター『復讐の女戦士ローズ』!」

穂乃果「レベル4のチューナーモンスター...今でも数少ないデメリット無しの...」

沢渡「...そうか!ジェネクスのやつはバニラだからと納得が入ったがローズはどこか腑に落ちないと思ったらこいつ『炎属性・戦士族』だ!」

希「いやいや、バニラやからですんなり受け入れられる沢渡くんもどうかと思うで」

にこ「すっかり毒されちゃったわね〜」

毒され?確かに沢渡くんの性格ならバニラなら『オピオン』になれる《ヘリオロープ』か『ラギア』になれる『カバザウルス』あたりにしか見向きしないだろうけど...え?今はどっちも時代錯誤だって?

絵里「そしてあなたのエースを真正面から突破する架け橋になる。レベル6の『イグナイト・ウージー』にレベル4の『復讐の女戦士ローズ』をチューニング!」

絵里「聖火重なり合うとき、神の加護を受けた獣が雄叫びをあげる、S召喚!獣勝負ならこっちが上よ『神樹の守護獣ー牙王』!」

牙王A3100

穂乃果「わずかに...僅かに100ポイント上回った...!」

絵里「百獣の王を今すぐにでも決めたいところだけど、ここはもちろんエースの『ボルテックス』を攻撃するわ!」

牙王A3100vsボルテックスA2500
穂乃果LP2600

穂乃果「穂乃果のエースいつもヤられてるよ...守備表示にしときゃよかったかな」

絵里「守備表示でも結局100ポイント勝っているのよ。メインフェイズ2、フィールド魔法『イグニッションP』を発動。イグナイトモンスターの攻守を300ポイント上げるフィールド魔法よ」

穂乃果「今は微々たる数値だし、絵里ちゃん、『ビーストアイズ』は破壊したモンスターを墓地に送らなくてもダメージ効果は発動できるんだよ」

絵里「知ってるわ、戦場に誰が兵士を1人、棒立ちにさせるものですか。『イグニッションP』、第2の効果!『キャリバー』を破壊しデッキから『イグナイト』カード、『イグナイト・マグナム』を手札に加える!」

『天空の虹彩』と同じで破壊だからいくらでも再利用が利く...イグナイトにもサポートフィールドがあったなんて!

絵里「私はこれでターンエンド。さあ穂乃果。あなたの番よ」
手札1(マグナム) 牙王 伏せ1 イグニッションP
P デリンジャー ライオット

絵里「私の伏せカード、もちろん覚えているわよね?あなたがP召喚をしようものなら...ドカン!よ?」

T9 穂乃果

穂乃果「穂乃果のターン」

対象を取れない『牙王』はEM得意のステータスダウンやみんな大好き『カステル』、『オッドアイズ』系を呼び出して『ビッグアイ』が通じない。
伏せカードは『揺れる眼差し』...今の時点で新たなイグナイトをサーチする効果まで使え、穂乃果の展開を邪魔してくる...

穂乃果「ドローッ!」

穂乃果「裏守備表示でモンスターをセット。『ビーストアイズ』を守備表示にしてターン、エンド...」
手札2 ビーストアイズ 裏守備

沢渡「ついに流れが途切れたか?」

にこ「穂乃果、万策尽きたっていうの...?」

T10 絵里

絵里「私のターン。『デリンジャー』のP効果を発動、全て壊して今度は『イグナイト・イーグル』を手札に加える」

絵里「スケール2の『イグナイト・イーグル』とスケール7『イグナイト・マグナム』でPスケールをセッティングするわね」

希「スケールに対応するレベル、全部のイグナイトをデッキに入れとるんや〜。絵里ちのデッキも実は人のこと言えなかったりして」

にこ「エクストラデッキはかなりカツカツそうだし」

絵里「う、戦術よ、戦術。もう何度目か、レベル3から6のモンスターの同時召喚よ!『ウージー』、『キャリバー』、『デリンジャー』、『ライオット』!」

絵里「フィナーレにしましょう。バトル!『キャリバー』で『ビーストアイズ』を攻撃!イグナイトキャノン!」

キャリバーA2100→2400ビーストアイズD2000
穂乃果LP2600

絵里「『デリンジャー』、セットモンスターに攻撃!イグナイトナイフ!」

デリンジャーA2400→2700

希「このセットモンスター次第や!」

穂乃果「セットモンスターは...『超電磁タートル』!」

穂乃果「これでこのターンは耐えられる!」

絵里「(あのデュエルのように奪うことはできない...)ならば使わせる限り、『ライオット』でダイレクトアタック!」

穂乃果「墓地の『超電磁タートル』を除外してバトルフェイズを終了!」

絵里「次の私の攻撃も持ちこたえられる?永続魔法『補給部隊』を発動し『イグニッションP』の効果で『ライオット』を破壊して『ドラグノフ』をサーチ。『補給部隊』の効果で1枚ドロー」

絵里「...1枚伏せてレベル6の『キャリバー』と『ウージー』でオーバーレイ、X召喚!芸がないけど許してね。『フォトン・ストリークバウンサー』。ターンエンドよ」
手札1(ドラグノフ) バウンサー デリンジャー
牙王 伏せ2 補給部隊 イグニッションP
P イーグル マグナム

T11 穂乃果

絵里「範囲は劣るけどあなたに苦しめられた無効化効果が立ちはだかるわ!」

ことりちゃんのデュエルの時も敵対したバウンサー。あの時はどうやって突破したんだったっけな。何か数日前にしたデュエルなのにすごく昔のことみたい。
もちろん今までの思い出を軽く見ているんじゃないけど...こうやって過去なんて振り返る暇のないくらいのスピードの未来に乗ることこそ人生なんじゃないかなって考えてみたり。

今、ちょっとだけ辛い時だけどすぐまた電光石火の速さで次の未来が顔を出すから

昨日までと変わらず今を全力で生きよう。日常の中でも日常を守る非日常の中でも!

穂乃果「ドローッ!」

穂乃果「よしっ!じゃあ絵里ちゃんにはピンポイントで撃ち抜かれる恐怖を与えてあげる。スケール7の『エキセントリック・デーモン』をPゾーンにセッティング!」

絵里「っ....!先に伏せたのが仇となったわね速攻魔法『揺れる眼差し』!これでPゾーンのカードを全て破壊する!」

穂乃果「そうくると思ったよ。でも、さーせないっ。速攻魔法、『魔力の泉』!」

穂乃果「絵里ちゃんのフィールドで表側表示の魔法、罠は5枚、穂乃果の表側表示の魔法、罠は『魔力の泉』を含めて2枚。5枚引いて、2枚捨てるよ」

穂乃果「でもこの一攫千金のドローカードにはさらにデメリットがあって、絵里ちゃんの魔法、罠の破壊を次の絵里ちゃんのターンの終わりまで守ってしまうんだ」

にこ「デメリット...絵里にとっての、ね」

穂乃果「逆転の狼煙はいつだって焚きっぱなしだよ!スケール4の『EMトランプ・ガール』をPゾーンにセッティングしフィールド魔法『天空の虹彩』を発動!Pゾーンの『トランプ・ガール』を破壊しデッキから『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を手札に加える!」

絵里「自分のPカードを割ってなぜ今更『オッドアイズ』を...」

穂乃果「あ、もしかしてP効果が何もないから誤解しちゃったかな?『トランプ・ガール』にはP効果は無いけどPゾーンで破壊された場合に発動する『モンスター効果』がある!」

沢渡「何だそれ!紛らわしい!」

穂乃果「それは墓地からドラゴン族融合モンスターをこのターンのみ復活させる効果。翼は二度羽ばたく!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」

穂乃果「そして特殊召喚に成功したことで『ボルテックス』の効果発動!『バウンサー』を手札に戻す!」

絵里「何!?その効果は融合召喚時のみではないのか!?」

穂乃果「セットモンスターは...『超電磁タートル』!」

穂乃果「これでこのターンは耐えられる!」

絵里「(あのデュエルのように奪うことはできない...)ならば使わせる限り、『ライオット』でダイレクトアタック!」

穂乃果「墓地の『超電磁タートル』を除外してバトルフェイズを終了!」

絵里「次の私の攻撃も持ちこたえられる?永続魔法『補給部隊』を発動し『イグニッションP』の効果で『ライオット』を破壊して『ドラグノフ』をサーチ。『補給部隊』の効果で1枚ドロー」

絵里「...1枚伏せてレベル6の『キャリバー』と『ウージー』でオーバーレイ、X召喚!芸がないけど許してね。『フォトン・ストリークバウンサー』。ターンエンドよ」
手札1(ドラグノフ) バウンサー デリンジャー
牙王 伏せ2 補給部隊 イグニッションP
P イーグル マグナム

T11 穂乃果

絵里「範囲は劣るけどあなたに苦しめられた無効化効果が立ちはだかるわ!」

ことりちゃんのデュエルの時も敵対したバウンサー。あの時はどうやって突破したんだったっけな。何か数日前にしたデュエルなのにすごく昔のことみたい。
もちろん今までの思い出を軽く見ているんじゃないけど...こうやって過去なんて振り返る暇のないくらいのスピードの未来に乗ることこそ人生なんじゃないかなって考えてみたり。

今、ちょっとだけ辛い時だけどすぐまた電光石火の速さで次の未来が顔を出すから

昨日までと変わらず今を全力で生きよう。日常の中でも日常を守る非日常の中でも!

穂乃果「ドローッ!」

穂乃果「よしっ!じゃあ絵里ちゃんにはピンポイントで撃ち抜かれる恐怖を与えてあげる。スケール7の『エキセントリック・デーモン』をPゾーンにセッティング!」

絵里「っ....!先に伏せたのが仇となったわね速攻魔法『揺れる眼差し』!これでPゾーンのカードを全て破壊する!」

穂乃果「そうくると思ったよ。でも、さーせないっ。速攻魔法、『魔力の泉』!」

穂乃果「絵里ちゃんのフィールドで表側表示の魔法、罠は5枚、穂乃果の表側表示の魔法、罠は『魔力の泉』を含めて2枚。5枚引いて、2枚捨てるよ」

穂乃果「でもこの一攫千金のドローカードにはさらにデメリットがあって、絵里ちゃんの魔法、罠の破壊を次の絵里ちゃんのターンの終わりまで守ってしまうんだ」

にこ「デメリット...絵里にとっての、ね」

穂乃果「逆転の狼煙はいつだって焚きっぱなしだよ!スケール4の『EMトランプ・ガール』をPゾーンにセッティングしフィールド魔法『天空の虹彩』を発動!Pゾーンの『トランプ・ガール』を破壊しデッキから『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を手札に加える!」

絵里「自分のPカードを割ってなぜ今更『オッドアイズ』を...」

穂乃果「あ、もしかしてP効果が何もないから誤解しちゃったかな?『トランプ・ガール』にはP効果は無いけどPゾーンで破壊された場合に発動する『モンスター効果』がある!」

沢渡「何だそれ!紛らわしい!」

穂乃果「それは墓地からドラゴン族融合モンスターをこのターンのみ復活させる効果。翼は二度羽ばたく!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」

穂乃果「そして特殊召喚に成功したことで『ボルテックス』の効果発動!『バウンサー』を手札に戻す!」

絵里「何!?その効果は融合召喚時のみではないのか!?」



にこ「Pゾーンから破壊されただけで蘇生効果ですって?冗談はその真っ白なPテキスト欄だけにしなさい!」

墓地から、なだけマシだよ。多分。それにP効果がないカードなんてそうそう無いだろうし。

絵里「駄目元よ、『バウンサー』の効果発動!ORUを1つ使い『ボルテックス』の効果を無効にし、1000ポイントのダメージを与えるわ」

穂乃果「...いいよ」

穂乃果LP1600

絵里「!?効果を無効にしない?」

沢渡「確かに無効にして破壊されるわけじゃないが...」

にこ「(なるほどね。ただとてつもなく危ない橋よ、穂乃果)」

穂乃果「スケール3の『相克の魔術師』とスケール8の『竜穴の魔術師』でPスケールをセッティング!これでレベル3から7のモンスターが同時に召喚可能!揺れろ、魂のペンデュラム、扉を開け可能性のアーク、P召喚!来て、私の僕のモンスター達よ!」

穂乃果「2体の『オッドアイズ』、『トランプ・ガール』、『モンキーボード』!」

絵里「穂乃果も大量に並べてきたわね。でもいくらモンスターを並べたからって攻撃力で劣っているようでは壁にしかならないわ」

穂乃果「壁なんかじゃないよ!私の勝利の方程式だ!」

穂乃果「レベル7の『ボルテックス』と『オッドアイズ』の2体でオーバーレイ、X召喚!誘惑光線で狂わせちゃう、ランク7『No.11ビッグアイ』!」

絵里「『牙王』は私のメイン2以外ではカードの効果の対象にならない。その目玉の悪夢は繰り返さないわ!」

穂乃果「違うよ。私がコントロールをもらうのは...効果を使い終わった『フォトン・ストリーク・バウンサー』!」

絵里「効果も使えず攻撃力も『牙王』に劣るモンスターを奪って何をしようというの?」

穂乃果「『相克の魔術師』のP効果発動!私のエクシーズモンスター1体はこのターン自分のランクと同じレベル分のエクシーズ素材として使用できる!」

希「な」

沢渡「なんだこの」

絵里「エクシーズモンスターはレベルを持たないのではないのか!?」

穂乃果「レベルを与えるじゃないよ。レベルを持つモンスターと一緒にオーバーレイできるように書き換えたのだ!レベル6の『モンキーボード』とランク6の『バウンサー』でオーバーレイ!」

穂乃果「叶えた夢のその先へ、はるか彼方に希望よ届け!『No.39希望皇ビヨンド・ザ・ホープ』!」

ビヨンドA3000

希「穂乃果ちゃん、エクストラデッキも相当やなぁ...あはは」

穂乃果「EMにもレベル6が増えてきたしカレイドスコーピオンと組んで面白いコンボができるからね」

沢渡「(面白いコンボ→殺意に満ちた連続攻撃)」

本当は花陽ちゃんとのデュエルに影響されたことが理由の8割以上なんだけどね

穂乃果「『ビヨンド・ザ・ホープ』がX召喚に成功した時相手モンスター全ての攻撃力を0にする!」

ここまで伏せカードの反応は無し。使いどころは他にもあったはず。あのカードは...攻撃反応系!

穂乃果「『トランプ・ガール』のもう一つの効果、自分フィールドのこのカードを含むモンスターを素材に融合召喚できる。もう1体の素材は『オッドアイズ』!」

穂乃果「古の知恵刻まれし眼、闇を以って光を呼ぶ、融合召喚!レベル8『ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』!」

ルーンアイズA3000

穂乃果「レベル4以下の魔法使い族を融合素材にした『ルーンアイズ』はモンスターに2回攻撃できる。絵里ちゃんのモンスターの攻撃力は0!『ルーンアイズ』の攻撃、秘術のストライクレイン!」

希「3000の2回攻撃で6000ダメージ、これを受けたら絵里ちの負けや!」

絵里「罠発動!」

穂乃果「無駄だよ、P召喚されたモンスターを素材としているときこのカードは相手のカードの効果を受けない!」

絵里「『重力解放』!」

絵里「フィールドのモンスター全ての表示形式を変更する。無論、私のモンスターもね」

倒せることには変わらないけどダメージを与えられない...!

絵里「私のモンスターが破壊されたことで『補給部隊』によりカードを1枚引くわ」

穂乃果「ターンエンド...」
手札0 ビッグアイ ビヨンド ルーンアイズ
天空の虹彩 P 相克 竜穴

にこ「(ミラフォあたりを想定しての行動だろうけどこうやってタメージを防いでくるとは、絵里も渋いカードを使うじゃない)」

絵里「惜しかったわね、穂乃果。ルールを書き換える魔術師や私のモンスターをも使ってくる。焦ったわ」

T12 絵里

絵里「こういう息つく間もない殴り合いも悪くないのかも。ドロー」

絵里「手札の『イグナイト・ドラグノフ』を通常召喚。『イグニッションP』の効果で破壊しデッキから『マスケット』を手札に加えて1ドロー」

絵里「(...これは)穂乃果、散々驚かされた分のお返しができそうね。スケール2の『イーグル』とスケール7の『マグナム』でPスケールをセッティング、P召喚!」

絵里「『ライオット』、『デリンジャー』、『ドラグノフ』、『マスケット』」

絵里「『竜剣士ラスターP』!」

穂乃果「え、絵里ちゃんも!?」

絵里「テストプレイヤーが1人だけだといつから錯覚をしていたの?」

沢渡「だがフィールドに出たところで『竜剣士』は精々リリース元にしかならないはずだ」

絵里「何も持っていない場合は、ね。レベル4の『イグナイト・マスケット』にレベル4の『竜剣士ラスターP』をチューニング!」

絵里「正義の心、炎となりて剣に宿り魔を引き裂く!S召喚!不死鳥の力、レベル8『爆竜剣士イグニスターP』!」

イグニスターP A2850

絵里「チューナーとチューナーではないPモンスターによって呼び出されるシンクロモンスター。イグナイトの炎を竜剣士が浴びた姿よ」

絵里「『イグニスターP』の効果発動!フィールドのPモンスターまたはPゾーンのカード1枚、『ドラグノフ』を破壊しフィールドのカード1枚をデッキに戻す。『ルーンアイズ』を選択、イグナイトスティール!」

穂乃果「それだけじゃまだモンスターが足りないよ」

絵里「あら、もうこれ以上兵を並べる必要すらないのよ」

穂乃果「何っ!?」

絵里「レベル5の『ライオット』と『デリンジャー』の2体でオーバーレイ」

絵里「X召喚!暗き海を守る母艦『シャーク・フォートレス』!」

フォートレスA2400

絵里「『シャーク・フォートレス』の効果発動!ORUを1つ使い『イグニスターP』にこのターン、2回攻撃を行える。二刀流にしてしまえば問題ないでしょ?」

絵里「あなたの手札は0。『タートル』も使ってしまったわね。バトル、『シャーク・フォートレス』で『ビッグアイ』を攻撃!」

フォートレスA2400vsビッグアイD2000

絵里「『イグニスターP』の2回攻撃!正義に焼かれよ、アトミックフレア!二連打!」

イグニスターP A2850vsビヨンドD2500
穂乃果LP0

絵里「khorosho!デュエリストとしてはまだまだ現役よ!」

にこ「穂乃果、三連敗じゃない」

穂乃果「うぅ〜今回はいいところまでいけたと思ったのになー」

沢渡「伏せカードがあと1枚あれば変わったかもしれないな」

希「最初に絵里ちに妨害されたのが手札不足を呼んでしまったなぁ」

捕違いだの通告だの...よし、次はトラップ多めの構築にするかな

穂乃ママ「二人ともお疲れ様。テーブルデュエルなのにいっぱい叫んで喉痛いでしょ?はい、のど飴」

穂乃果「おお、用意がいい。ありがと、絵里ちゃんも遠慮しないで」

絵里「じゃあ頂きます」もぐっ

そういえば...あのキャンディ全部真姫ちゃんが持ってるんだよな。惜しいことをしちゃった。

穂乃果「よし、次は4度目の正直だ。誰でもいいからかかってこーい!」

沢渡「血気盛んなのはいいが時計を見ろ。ついさっきこの頃物騒だとか真面目な顔で言ってたのにこんな時間までいるのか?」

穂乃ママ「いつもならもうとっくに夕ご飯もお風呂も終わってる時間帯ね」

希「はっしまった!明日提出の課題がまだ終わってない!」

にこ「明日ママ早朝出勤なんだった!迂闊だったわ...」

穂乃果も課題が...いけないいけない。お母さんの前で言おうものならどうなるか冷静に考えるんだ。

沢渡「けど一人で帰るのは危険だ。何なら俺が車を呼んでそれぞれの家に送ってやってもいいけど?」

にこ「いいの?家の人迷惑じゃない?」

沢渡「暇してる使用人一人遣わせるくらいなんてことない」

にこ「あ、そういうことね...」

にこ「(金持ちって好かないけどこーゆー時に頼れるから憎めないのよねぇ)」

希「ありがとな〜沢渡くん」

沢渡「頼まなくてもパバの方から心配して迎えを出すだろうし礼には及ばないさ」

穂乃果「はっ!...これは明日雨が降る啓示じゃ」

絵里「天候操作できるなら天気予報ができても自然ね。...やっと舐め終わったわ」

穂乃果「沢渡くんがこんなにも気前いいなんて...」

沢渡「まげ抜くぞ」

穂乃果「やめてー!穂乃果のアイデンティティがぁ!」

にこ「ストレート穂乃果も海未とは別の清楚系で悪くないんじゃない?」

穂乃果「そういう問題じゃないよ〜!」

沢渡「ここいらでイメチェンしてみるのも手だぜ。っと呼び出してここまで来るのには大体10分もかからないな。4000ルールなら一戦できる時間だが誰か...

穂乃果「はいっやる!今すぐやろう!」

沢渡「やっぱりな。いいだろう、この俺が記念すべき4連敗目を刻んでやるぜ!」

穂乃果「カレイドスコーピオン効果でビーストアイズ選択。魔装邪龍、ランスフォリンクス、ドラゴノックスに攻撃。融合素材にしたハンマーマンモの元々の攻撃力、2600×3のダメージをくらって沢渡くんの負けだ!」

沢渡「ミラフォで」

穂乃果「なんだとぅ!?」

絵里「だから、あれはミラフォだっつってんだろ!」

沢渡「俺のターン、ドラゴノックス、ドラゴティウスでエクスカリバーをX召喚。効果を使ってランスフォリンクスでカレイドスコーピオン、エクスカリバーでジャストキルだ」

穂乃果「何故だぁぁ!」

穂乃ママ「沢渡くーん、使用人さん来たわよ〜」

希「時間ぴったしの決着やね」

穂乃果「うわーん!ライフジャストボーナスなんて狙うんじゃないよー!」

羽根箒を引いてたら、ワンチャンあったかもしれないのに

にこ「あまりしょげんじゃないわよ。100回負けても一世一代の覚悟を決めた101回目で勝てばいいんだから。曇った顔は似合わないわ」

にこ「次会うときには白星を勝ち取った報告を聞かせてほしいわね。
今日は遅い中ありがとうございます。今度来るときはお土産を持ってきますので」

穂乃ママ「いえいえ、穂乃果と遊んでくれただけで充分お土産になってるわ。またいつでま顔を見に来てあげてね」

希「ウチも、お菓子はいっぱい余ってるので今度来るときには」

穂乃ママ「ありがとう。ただ穂乃果が太っちゃうといけないから程々にね」

穂乃果「余計なお世話〜!」

沢渡「じゃあ俺も失礼します。3人とも後ろの列に乗りな。俺は助手席に乗るから」

希「はーい。ほな、にこっち、絵里ち、行くで」

絵里「...私は残るわ」

希「え?絵里ちもまさか泊まるっていうん?」

絵里「そうよ。雪穂ちゃんが私の家に行ってることだしおばさんが迷惑じゃないって言うのなら」

え、絵里ちゃんがお家に泊まる!?

穂乃ママ「オッケーよ」

穂乃果「オッケーなのぉ!?」

にこ「っでも亜里沙ちゃんが帰りを待ってるかもしれないのよ?」

絵里「もし寂しがっていたようなら明日謝るわ。穂乃果の家に泊まる機会なんてオトノキにいた頃もなかったもの」

希「...にこっち、絵里ちがこうなるともうテコでも動かへんで。絵里ちに任そ」

にこ「分かったわ。絵里?くれぐれも穂乃果の家で変なこと、しないでよね」

絵里「子どもじゃないんだから」

このまま絵里ちゃんが泊まる流れは変わらず3人だけが車に乗った。

絵里「さあ穂乃果。楽しいお泊まり会の始まりね!」

穂乃果「がっつり子どもじゃん...」

はしゃぐ気持ちはもちろん理解できるけどね。

穂乃ママ「お風呂沸いたわよー!」

穂乃果「はーい」

絵里「はーい」

この流れは...

穂乃果「一緒に入るんですね、はい...」

絵里「今日は私がお姉ちゃんとはいえ、敬語になる必要はないのよ」

穂乃果「いつから絵里ちゃんの妹になったの!?」

亜里沙ちゃんで満足してないっていうの?

絵里「いいじゃない。雪穂ちゃんの気分を味わってみたら?」

穂乃果「どっちかと言うと雪穂の方がしっかりしてて...」

絵里「そう?亜里沙から雪穂ちゃん授業中によく舟を漕いでると報告を受けてるけど」

穂乃果「それはいけない!お姉ちゃんとして...お母さんに確実に報告しなくては!」

雪穂はお母さんに怒られるときの穴を掘ってでも入りたい感覚を取り戻すべきだよ。

絵里「自分で指摘するんじゃないのね...」

穂乃果「論破される未来しか見えないからね〜」

絵里「亜里沙はここまで姉に食ってかかりはしないわ。喧嘩した翌日に私の机にノートを糊付けするくらいよ」

穂乃果「むしろ陰湿でまずくない!?」

絵里「貼り付きが悪いスティック糊だっただけ良心的ね。安心して。絵里お姉ちゃんはそんなことはしないわ」

穂乃果「もうお姉ちゃんは決定路線なんだね...。穂乃果も雪穂と比べて人畜無害だから心配しなくていいよ」

年齢の近い妹を持つ者同士、共有できるものがあるね。

絵里「じゃあ入りましょうか」

穂乃果「狭いお風呂だけど勘弁してね」

【風呂場】

穂乃果「痒いところはございませんか?」

絵里ちゃんの背中をごしごし...真っ白なお肌でお人形さんみたい。もっと言うならホイップクリームとかそんな感じの包み込んでくれそうな...

絵里「いいえ、全く。それより顔が真っ赤だけど大丈夫?」

なぜ分かって...鏡か!

穂乃果「お、お風呂の中だから当たり前!心配するまでもないよ!」

絵里「そう?私にはやけに不自然に火照っているように見えたけど」

穂乃果「流すよ」 ザバー

絵里「わぷっ!頭から流すんじゃないわよ!」

穂乃果「ごめんごめん、いつも頭から被ってるから」

絵里「おじさんみたいな洗い方するのね...」

もちろん、嘘っぱちだ。

絵里「とはいえ綺麗に流してくれたみたいね。何だかんだで頭も洗ってくれたし」

穂乃果「洗わなかったらごねてたでしょ?」

絵里「そんなみっともないことしないわよ。次、私の番ね。ほら、座って」

穂乃果「座ってって...え?」

絵里「つぎは私が洗う番よ?」

穂乃果「いや、私は自分で洗えるし」

絵里「私も洗えるわよ。そうじゃなくて洗いっこするのがセオリーでしょ」

穂乃果「そうなのかなあ...」

雪穂に言ったら気味悪がられるだろうに。

絵里「つべこべ言わない。ほら、頭濡らすわよ」

穂乃果「水で流したら怒るからね」

絵里「ふふ、痒いところはありませんか?」

穂乃果「...絵里ちゃん。ふざけてるの」

絵里「希ならただのコミュニケーション手段よ」

穂乃果「裸でやると意味合いが変わってくるんだよぉ...」

絵里「そう?嫌だった?」

穂乃果「それ!その常套手段には乗らないよ!」

絵里「別にハメるつもりなんてないわよ...」 ピタッ

穂乃果「ひゃう!」

背中にはしったのは柔らかいものがのしかかる感覚。鏡が水蒸気で曇ってきて後ろの様子が見れないけどむしろ見てしまったらオーバーヒートどころじゃすまなくなるからどんどん曇ってほしい。

絵里「今日は穂乃果と一日一つ屋根の下、水入らずの裸の付き合いなんだから...」

実際今、裸だもんね。

絵里「穂乃果、もしかしてまた成長した?」

穂乃果「セクハラだー!」

絵里「私も希に負けないくらい成長したわ」

穂乃果「報告せんでいいっ」

絵里「防水仕様のカメラがあったらお互いの成長を記録できたのに」

穂乃果「叩き出すよ?」

絵里「冗談よ、ロシアンジョーク」

ロシアンゲームのように何回かに一回地雷を踏むんだね。今みたいに

穂乃果「別に絵里ちゃんが嫌ってわけじゃないよ。ただちょっと度がすぎるというか...」

穂乃果「泊まるなら独り暮らしの希ちゃんの家でも良かったんじゃないの?ほら、穂乃果より長い付き合いだし」

二人とも違う大学だから会う機会だって減ってるだろうし、わざわざ家じゃなくたって

絵里「希の家なら飽きるほどお邪魔したわ。合鍵も持っているのよ」

絵里「穂乃果が寂そうに見えたから、と答えたら怒る?」

穂乃果「...子どもじゃないもん、って言う」

絵里「そりゃこんな成熟した身体の女の子が子どもだなんて何でもないわ」

絵里「希との付き合いの方が長いけど穂乃果とだってそれに負けないくらいの関係になれてるはずだもの」

絵里「今日のこともあって何となく分かるの。柄にもなくツンツンしてるけど内心寂しいだろうって」

曇ってるから、湯気で表情とか見えないから。

穂乃果「絵里ちゃんは柄にもなく世話焼きだ」

絵里「焼きたくなっちゃうのよ。あなたを見てると、ね」

穂乃果「湯船、冷めちゃうよ」

絵里ちゃんの推測は大正解で今日は誰かしらずっと側にいて欲しかった。
温もりを味わいたかった。
でもそれって...それを受け入れるって...

絵里「そうね。...確かに高校生と大学生が入るにはちょっと狭いけど脚を曲げるなり上に乗るなり、融通を利かせたら余裕ね」

穂乃果「うん。後者は無しだね」

穂乃果「のぼせた」

絵里「だから心配したのに」

穂乃果「誰のせいだと思ってるのさ...」

絵里「嫌がらせ目的でやったんじゃないわ。暑いなら窓でも開けたら?」

穂乃果「そうする」

駄目だ駄目だ。真っ赤な顔が戻らない。風邪引いてでもいいから冷ましたいのに自律神経、だっけ?は不便なものだよね。
風よ、吹け〜!

【ビュぉぉォォ!!】

穂乃果「ちょっと、吹き過ぎじゃない!?」

絵里「予報には無かったから、突風ね。教科書とか吹き飛ばないように...うわっ!」

穂乃果「あ!絵里ちゃんの髪の毛ぶわってなって狐の尻尾みたい。かっこいい!」

絵里「そんなこと言ってないでこれ早く閉めないとまずいやつよぉ!」

【ォォォ...】

穂乃果「収まったね」

絵里「...本当に?」

穂乃果「本当にって...嘘みたいにそよ風になっちゃったじゃん」

穂乃果「あ...」

部屋でドッグランでもやったのか。2年分くらい部屋が汚くなってる

絵里「だから言ったのに」

穂乃果「そろそろ部屋の整理をしようと思ったからちょうど良かったよ」

穂乃果「へぷちっ」

絵里「だから言ったのに...」

穂乃果「置物、スマホ、本...飛んで行ったものは無し!」

絵里「宿題は大丈夫?終わらせてないんでしょう。飛んで行ってたら穂乃果自身がお終いよ」

穂乃果「今回のテストの範囲は提出点がなくても赤点の心配は無いから...」

絵里「やらない前提で話を進めるんじゃないの。無いならことりか海未に電話して...」

穂乃果「でも心配には及びませんっ課題は全部カバンの中!」

絵里「まだ開けてすらいないのね...」

絵里「よし、今日はつきっきりであなたの課題を責任を持って完遂させるわ」

うん、お姉ちゃんはいらないや。

絵里「そろそろ復習しないと学力が落ちてくる頃だろうしちょうどよかったわ」

穂乃果「全然良くない」

絵里「早く終わらせて寝る支度をしましょう。教科は、英語ね」

明日フミコに写させてもらうはずだったのにー!

穂乃果「この宿題、強敵なんだよね...」

絵里「そう?混合問題じゃないし基本を理解できてるか試す良問揃いだと思うけど?」

穂乃果「だって解答、渡されてないんだよ?これじゃあ宿題そのも、復習ができないよ!」

絵里「それは惜しかったわね。でも何のために私がここにいると思う?」

穂乃果「絵里ちゃんがお姉ちゃんぶるため?」

絵里「дурак...」 ボソッ

絵里「私があなたの解答になるためよ。私にかかればいつどの部分でも復習し直すことができるわ。まぁ便利!」

見たいときに見れない強烈なデメリット付きでね。命削りの宝札と同じだよ。

絵里「さあファイトよ、穂乃果。こんな宿題屁でもないわ!」

そうそう寝れそうにないね。今日は...

穂乃果「ね〜絵里ちゃん」

絵里「なーに?質問?」

穂乃果「問5の3の答え教えて」

絵里「だーめ」

穂乃果「ケチ」

絵里「時制の一致に気を付けて解きなさい」

穂乃果「それで解けたら苦労しないよぉ」

絵里「ふぅ。じゃ、もっかいここの基礎チェックの欄の復習し直しね」

穂乃果「これで3周目っ!」

絵里「ただしこれで最後のページ。ラストスパートよ」

プリン、ゼリー、シュークリーム。お母さんをどう丸め込んだのかお菓子で釣るという卑劣な手段に出た絵里ちゃんであったが悔しいことに効果てきめんであった。

穂乃果「ね〜絵里ちゃん」

絵里「4周目が見えてきた?」

穂乃果「違うよ!気になったんだけどさ。雪穂は家ではしっかりしてるけど学校では少したるんでるじゃん?穂乃果も雪穂から学校での亜里沙ちゃんの様子を聞くことがあるの」

穂乃果「見かけによらずパワフルなんだって。家での亜里沙ちゃんはどうなんだろう?」

絵里「へぇ。亜里沙、学校ではそんな風に振舞ってたんだ。知らなかった」

絵里「家では今も甘えん坊さんなのよ、亜里沙って」

穂乃果「へ〜、え!?...意外。てっきり絵里ちゃんに似てさばさばしてるのかと思ったら」

絵里「でも昔のままの子どもの甘えん坊じゃないわね。自立した甘えん坊って感じかな」

絵里「ほら、大学生になるとアルバイトや不規則な時間割で家で家族と会える時間が限られてくるでしょ?高校生の亜里沙だと特に」

絵里「亜里沙は会えない時間が多いのを理解して受け入れた上で私に甘えてくる」

穂乃果「大人になっていってる、のかな?」

絵里「そうかも。亜里沙は亜里沙でオトノキで新しい世界を切り開いていってるから。穂乃果?何そんな寂しそうな顔してるのよ」

穂乃果「え?してた!?」

絵里「してた。いい?穂乃果。蛇足かもしれないけど言うわ」

絵里「大人になるっていうのは今までの関係を薄くしたり断ち切ったりすることじゃない。上手な距離の取り方を身につけること。友達、仕事や部活の仲間、大切な人。寂しいことじゃないわ」

絵里「もちろん私は、どれだけ時が経っても穂乃果の側に居続けるわよ?面白いもの」

穂乃果「絵里ちゃん...」

もう、策士だなあ。ようし

穂乃果「ねぇ、」

絵里「これ以上の質問は遅延行為としてカウントされるかもしれないわよ?」

穂乃果「...絵里お姉ちゃん」

絵里「!!?!!?」 キューン

穂乃果「こっちに寄ってきてもらってもいいかな?」

絵里「いいわよ。今なら茶化す輩はどこにもいないから」

穂乃果「もたれかかって、いい?」

絵里「もちろん!」

絵里「(ど、どどどどうしよう。ほのっ穂乃果がこんなに近くにこれはもうkhoroshoどころじゃないわ)」

穂乃果「...すぅ」

絵里「...дурак!!!」 バシーン!

穂乃果「いったぁ!ぅ絵里ちゃんもしかしてガチ怒り?待って待って二度目はいいですちゃんとやりますから!」

英和辞典とか気絶ものだから!起こそうとして逆に目覚めなくなっちゃうから!

絵里「素直にとっとと終わらせればいいのに...馬鹿...」

穂乃果「終わったぁ!」

絵里「今日という日もたった今終わった〜!」

最後の半ページ...あんなところに伏兵が潜んでいるなんて勲章ものだよ。

絵里「時間かけ過ぎ。何分前に布団を引き終わったか覚えてる?」

穂乃果「い、一時間くらいだったかな〜?」

絵里「雑談なんかに付き合うんじゃなかったわ...」

穂乃果「でもおかげで他の教科や範囲の勉強もちょっとできたよ」

絵里「脱線に脱線を繰り返した結果、ね」

絵里「せっかく色々考えてきたのに何も出来なかったわ」

穂乃果「着替えも用意しない急っぷりだから何も考えてなかったんじゃないの?」

絵里「考えてたわよ!二人UNOとか二人大富豪とか...」

穂乃果「ものすごく泥沼化しそう...でも面白そう!やる?」

よく海未ちゃんも二人ババ抜きしてるしデュエルみたいな駆け引きができてスリルあるかも。

絵里「ダメよ、もう寝る時間」

穂乃果「ええ!言っておきながらやらないなんて仕打ち

絵里「時間が遅いわ。ねえ、穂乃果、知ってる?一日6時間以内しか睡眠が取れない日が続くと本人も気づかないうちにパフォーマンスが大幅に低下するものなのよ」

穂乃果「そ、そうなの?」

絵里「そう。それに穂乃果はまだ高校生。朝しっかり一限から授業があるでしょ?もう寝ないと」

穂乃果「うう絵里ちゃんはお姉ちゃんって言うよりお母さんの方が合ってるかも〜」

絵里「お母様にもよく言われるわ。エリーは私より母親してるってね」

絵里「はい、分かったらもうベッドに入りなさい。消灯まで時間はないわよ?」

穂乃果「ほーらけちんぼなんじゃん...」

有無を言わさず消灯。でもまだ何かありそう。そんな期待が穂乃果から眠気を遠ざけていくのでした。

【夜中】

穂乃果「...」 モゾモゾ

絵里「ちょっと穂乃果。起きてるの?動き過ぎよ」

穂乃果「ぅぅ、ごめ〜ん。一人部屋だから...」

絵里「そのことを考慮しても、よ。眠れないの?」

穂乃果「うん...あ、でも寂しいとかじゃないから!興奮しちゃっただけで...

絵里「興奮、ね。ふふ、あなたも夜をまだ終わらせる気はないみたいね」

穂乃果「絵里ちゃんも?じゃああそ

絵里「ばない」

穂乃果「ズコー」

眠れないまま何もしない夜なんて拷問だよ。

絵里「みたところかなり頭は冴えているようね。よかった。今ならちゃんと話せるわ」

穂乃果「起きてる間じゃできない話?」

絵里「そうよ、大事な話。お風呂のときみたいに照れてないでしっかりこっちを見て、聴いて」

暗いけど、視える。絵里ちゃんの真剣な顔。私が今日の夜あったことを3人に話したときと同じ顔が。

絵里「穂乃果があの事件に詳しいように、私も同じくあの事件について精通しているの」

穂乃果「え...?」

非日常の入口は、すぐそこにも。

絵里「理事長に今日、会ったでしょう?私は理事長と協力してあの事件や同じようなケースの事件について調べているの。今までずっと黙っていて、何も知らない風に騙していてごめんなさい」

穂乃果「そんな!騙すなんて...」

絵里「でも実際。何か起こるまで、何も起こらなかったらずっと話さなかったと思う。もし穂乃果が不思議に思ったり偶然知るきっかけがあったとしても、だから」

穂乃果「うん、分かった、わかったよ。これ以上謝らないで...」

悪意じゃないことくらい、絵里ちゃんも辛かったのかもってことくらい穂乃果の頭でも察しがつくから。

絵里「優しいのね、穂乃果。でも私は卑怯者よ。この話を本題に持ち込むための口実にしようというのだから。...世界規模の重大な話を踏み台にするのだから」

今度の絵里ちゃんは何かを決意した表情...

絵里「穂乃果。知ってしまった、ううん、飛び込んでいったあなたを、ずっと傍で守らせてほしい」

絵里side

はっきり言うわ。魔が指した。
これは別ににこや希や理事長や、穂乃果の秘密を、この世界に起こっていることを知っている人たちの意向によるものじゃない。ただの個人の意思。

集団として、ではなく個人としてでもにこや希、他のみんなに顔向けできないほどの反則プレーをしてしまった。真姫には、多分もう頭を上げられない。

穂乃果を守りたい、違う。穂乃果を傍に置いておきたい。知らないところに行かないように。

使命と私情が一緒くたになって主観的に見ても歪んでると判断がつく精神状態になっている。...しかも、今日の今日まで穂乃果は気づいていない。

だからと言って止めるブレーキは存在しない。例えに出すのは変だけど私のデッキのように今の私の口は、手は、脳は熱く、エンジンをふかして

絵里「あなたのその笑顔を、優しさを、絶やしたくない。だから...

私を、

穂乃果side

ぅ絵里ちゃん!?ち、ちょっとどうしてそんな急な...熱でもある!?

...まさか、からかいのネタに使うはず、ないか。穂乃果も分かってたんじゃん。絵里ちゃんの気持ち。
ただ、どう返したらいいか考えがつかなかったからなるべく遠ざけようとしていただけじゃん。

絵里「だから...」

不謹慎かもしれないけど絵里ちゃんにとってきっとこれは、これこそ一世一代のチャンスなんだ。今日いくら穂乃果に突っ込まれたって、拒まれたってこの瞬間は...

穂乃果「...」

>>542 コンマが...
【告白フェイズ】
00〜39 そっと穂乃果はほっぺを近づけた
40〜69 ...ありがとう
70〜89 ありがとう、でも、ごめんね。
90〜99 絵里は有無を言わさず穂乃果の唇を...

それ

フラグ王穂乃果ちゃん

3ターン目のラクダウンなんでいなくなってるの?

>>543 今の穂乃果ちゃんは真姫ちゃんとのデートの喫茶店らへんからプチビッチに目覚めてますので...モヤモヤした気持ちが「ただひとつの愛を」になっていたら「ごめんね」の選択肢が現れ4割くらいの確率を占めていたことでしょう

>>544
あっ!!
で、では訂正として
・穂乃果はターン1で『オッドアイズ』をセッティングし『キーボード』サーチ
・『ラクダウン』なんてなかった。
『キーボード』で『ペンマジ』をサーチした
・ターン4〜ターン5の開始時までに『眼差し』をくらった

ということにすれば辻褄が合うはずです。
後、絵里ちのターン1の手札の枚数が1ではなく0
で手札枚数が足りなくなるので
・ターン7の『ライオット』、『デリンジャー』でのP召喚の前に『闇の量産工場』で『マスケット』、『ドラグノフ』を戻し『イグナイトリロード』で3枚の手札に変えてやれば足りるはずです。

ご指摘ありがとうございました。
毎回ミスがあって本当に申し訳ないです。
ほのえりに免じて許して下さい(オイ

では、また。
絵里ちイベ終わった後に追加される曲は何でしょうね?個人的にはハナテ...?←HEARTBEATを期待しているのですが...

『キーボード』でのサーチは別に『ペンマジ』でなくても何でも大丈夫なはずです。
ラストターンも『シャクフォ』→『ガイドラ』もしくはヴォルカドラグーンで多少のライフ誤差は削り切れるので。
連投失礼しました。

乙です

ちらっと真姫ちゃんの顔が頭に浮かんだ。

そしてデートの時の会話も。

生涯のパートナーは今、付き合ってる人とは限らない、だったか。正確に一字一句記憶しているわけじゃないけど穂乃果は真姫ちゃんだけを愛せないんだ。

もちろん、最初に穂乃果に伝えてくれたのは、穂乃果が受け入れた相手は真姫ちゃんで真姫ちゃんが一歩特別なことには変わりないけど、
穂乃果にはまだ、誰か一人は辛い。

...そっと穂乃果はほっぺを近づけた。

絵里「いいの?」

穂乃果「うん」

絵里「......いいの?」

穂乃果「いいってば、もぅ、モタモタしないで...」

絵里「いい...

穂乃果「加減にしてもらえるかな?」

絵里「えーいっ」

チュッ

絵里「や、やややややっちゃったわ!」

動き過ぎと注意した絵里ちゃんの方が何倍も暴れ回っていることについてって整理した(一箇所にまとめた)ところにぶつかるなっ!穂乃果の苦労がっ!

絵里「ごご、ごめんなさい。取り乱しちゃった」

穂乃果「そんなんだからポンコツとか言われるんだよ...」

穂乃果「なんで穂乃果よりふっかけてきた絵里ちゃんがパニックになってるのさ」

絵里「だって...穂乃果には真姫が」

絵里「あーどうしよぅ〜」

穂乃果「...ヘタレーチカ」

キューティーパンサーの迫力は何処に行ったの?

穂乃果「穂乃果は絵里ちゃんの目が本気だったからほっぺた差し出したのに最後までグイグイ行きなよ〜」

絵里「...穂乃果って結構大胆なのね。こういうことに」

穂乃果「来たお手紙に相応しい返事を書くだけだよ」

絵里「ふふっ...好きよ、穂乃果」

穂乃果「絵里ちゃんはケチでヘタレでその上卑怯だ」

絵里「熱い風評被害っお姉ちゃんになんて事を!」

穂乃果「まだ続いてたんだ...」

国語の教科書で見たけど「お姉ちゃん」は甘えたいのに甘えられないそう。
穂乃果に甘えさせて自分も甘え返してやろう、みたいな魂胆なのかな?
親と子と同じで姉妹も似るものだね〜

穂乃果「えりおねーちゃーん(棒)」

絵里「...私は豚じゃないのよ?」

ワガママさんだなぁ


ピロリン

絵里「ん...こんな時にメール?」

穂乃果「マナーモードにしてなかったの?全然鳴らなかったから気付かなかったよ」

絵里「私の携帯、広告メールとか全然来ないのよね」

絵里「む...これは」

顔をしかめる。言ってるそばから迷惑メールを受信したかな?

穂乃果「迷惑メール?」

絵里「いや、そういうわけではないのだけどね...」

穂乃果「あ、絵里ちゃんもしかして...

意を決したほっぺちゅーの礎となったのは絵里ちゃんが今まで黙っていた、非日常への手招きをすぐ目の前のものとした衝撃の秘密。

穂乃果「うまーく無かったことにしようとしてるけど穂乃果の記憶力をちょっと低く見すぎてないかな?」

絵里「うぐ...よく覚えていたわね。まぁ、ここまで来た以上遅かれ早かれ話さなければならない時は来るのだから」

絵里「明日、昼休みが終わったら理事長室に来てくれる?」

穂乃果「えぇ!?授業おさぼりさんしちゃうの!?」

絵里「そうよ。なるべく外部に知れ渡って欲しくないみたいだし、欠席に関しては理事長が成績に影響しないよう手回ししてくれるそうよ」

穂乃果「理事長すごっ!」

絵里「一つの学校を治める長だからね。あ、ダジャレじゃないわよ」

穂乃果「ふえ?ダジャレ?」

絵里「気付かなかったならいいわ。それに休み時間じゃない方が邪魔が入らないでしょ?その...

この人目的を履き間違えてそう。元生徒会長がこれじゃぁね。

穂乃果「大人の面前だよ!?絵里ちゃんは卒業生だからいいけど私はちょっとまずいよ!」

絵里「異性じゃないならオッケーよ」

穂乃果「ここ女子校!」

自宅謹慎とか、これから忙しくなるのに本末転倒だよ。

絵里「まさか、乳繰り合うなんて場をわきまえないことしないわよ」

当たり前です。

絵里「ということで...明日の昼休み終わり。遅刻は厳禁だからね」

穂乃果「授業には欠席するけどね」

絵里「明日の5限だけ理事長室で授業を受けると考えればいいのよ」

絵里「いつも通り堂々と入りなさい。通い慣れてるでしょ?」

「理事長室に通い慣れた生徒」
字面だけなら色々問題を抱え込んだ子だと疑われちゃいそう。

絵里「ところで穂乃果。寝る前にもう一度お姉ちゃんと...

穂乃果「しつこいよ。もう六時間寝れなくなっちゃうからお休みっ」

絵里「あぁんもういじわるぅ」

たった今、お姉ちゃんと妹なんか越えた関係になったじゃん。
最近の絵里ちゃんは本心が読めないよ。

【絢瀬絵里が穂乃果に告白した!』

【翌日】

チュンチュン...(・8・)

穂乃果「あっさだぁぁ!」

絵里「んん...ありさぁ煩いわよ」

穂乃果「私は亜里沙ではない(無言の蹴飛ばし)」

絵里「ゴロゴロゴロ...

穂乃果「あぁもう!整理したところにぶつからないで!」

絵里「いっつぁぁ!...よし、目が覚めたわ」

絵里ちゃんが毎朝こうしてるのをイメージすると...笑えてきた。

絵里「さあ穂乃果。早く学校に出る準備をしなさい」

穂乃果「さっきまで寝坊助だった絵里ちゃんに言われたくはないなあ」

絵里「でも実際効果は抜群よ?穂乃果も朝、布団から出たくない時に試してみたら?」

穂乃果「なるべく自然か目覚ましで起きるようにするよ」

海未ちゃんに怒鳴られるのはたまったものじゃないしぃ

絵里「良い方法を教えてあげたのに...まぁ今日私の目覚めが悪かったのは?昨晩穂乃果とお楽しみを...

穂乃果「誤解しか生まない表現はやめようね」

朝から絶好調です。

穂乃果「顔洗ってくるからその間に着替えちゃってね」

絵里「任せて?」

穂乃果「うん...って絵里ちゃん着替え持ってきてないんだよねぇ!?」

絵里「?何を今更。パジャマだって穂乃果のを着てたじゃない」

穂乃果「じ、じゃあその、今日、大学に絵里ちゃん、穂乃果の服を?」

絵里「一度、家で洗わないといけないしね?いいでしょ?」

穂乃果「...(ボフンッ)」

や、やばい。改めて意識するとはすかしすぎるよこれぇ!自分で着ていくより!

穂乃果「ちゃんとした服を着ていくんだよっ!」

【翌日】

チュンチュン...(・8・)

穂乃果「あっさだぁぁ!」

絵里「んん...ありさぁ煩いわよ」

穂乃果「私は亜里沙ではない(無言の蹴飛ばし)」

絵里「ゴロゴロゴロ...

穂乃果「あぁもう!整理したところにぶつからないで!」

絵里「いっつぁぁ!...よし、目が覚めたわ」

絵里ちゃんが毎朝こうしてるのをイメージすると...笑えてきた。

絵里「さあ穂乃果。早く学校に出る準備をしなさい」

穂乃果「さっきまで寝坊助だった絵里ちゃんに言われたくはないなあ」

絵里「でも実際効果は抜群よ?穂乃果も朝、布団から出たくない時に試してみたら?」

穂乃果「なるべく自然か目覚ましで起きるようにするよ」

海未ちゃんに怒鳴られるのはたまったものじゃないしぃ

絵里「良い方法を教えてあげたのに...まぁ今日私の目覚めが悪かったのは?昨晩穂乃果とお楽しみを...

穂乃果「誤解しか生まない表現はやめようね」

朝から絶好調です。

穂乃果「顔洗ってくるからその間に着替えちゃってね」

絵里「任せて?」

穂乃果「うん...って絵里ちゃん着替え持ってきてないんだよねぇ!?」

絵里「?何を今更。パジャマだって穂乃果のを着てたじゃない」

穂乃果「じ、じゃあその、今日、大学に絵里ちゃん、穂乃果の服を?」

絵里「一度、家で洗わないといけないしね?いいでしょ?」

穂乃果「...(ボフンッ)」

や、やばい。改めて意識するとはすかしすぎるよこれぇ!自分で着ていくより!

穂乃果「ちゃんとした服を着ていくんだよっ!」

【学校】

ことり「真姫ちゃん今日、休みなんだって...」

事情聴取がまだ終わってないのかな?この辺り、絵里ちゃんに聞くの忘れちゃった。

穂乃果「うん。でも明日にはきっと来るよ!」

ことり「穂乃果ちゃんが言うなら...きっとそうだね!」

ほとんど自分に言い聞かせているだけだけどね。

ことり「海未ちゃんとも今日中々会えないんだよねぇ。お昼休みも弓道部の用事があるとかで」

ことり「ちょっと寂しいな」 シュン

海未ちゃん...みんなを避けてるのかな?
このまま何も言わずにいなくなっちゃうのは嫌だよ。

穂乃果「海未ちゃんとも今日のうちに会えるよ、きっと。実は寂しがりだから自分から寄ってくるかも」

ことり「海未ちゃんならきっとそうだねっ。昔っから変わらないもん♪」

変わらない。ずっと変わらないものを信じたいな。

さて、昼休み。どこで過ごそう?

>>553 場所を指定して下さい

教室 【ことり】 【フミコ】
生徒会室 【希】【花陽】
中庭 【雪穂】 【にこ】
二年生の教室 【凛】【絵里】
部室 【海未】【亜里沙】

二年生の教室

【二年生の教室】

真姫ちゃんがいなくて凛ちゃんと花陽ちゃんも寂しくしてるかも。

代わりになるかもなんて思ってはいないけど顔を見に行ってみよう。穂乃果もちょっぴり心細いし...

穂乃果「凛ちゃーん、花陽ちゃーん、やっほー!」

凛「あ、噂をすれば穂乃果ちゃんだにゃ!」

噂!?まさか昨晩のあれやこれやが既に漏れて...

絵里「あら、穂乃果。随分縁深いのね。私たち」

穂乃果「ぅぅ絵里ちゃん!?学校は!?」

絵里「講義が早く終わったの」

穂乃果「なるほど!」

大学生の特権。90分という眠っても長く感じる時間帯であるもののふとしたことで短く、ひいては授業そのものがなくなることも有り得る。...羨ましい。

絵里「(私から話さなければ絶対気づかなかったわよねこの子)」

凛「いやぁ穂乃果ちゃん、聴いたよ?もうすっごくdaringだにゃー!」

穂乃果「犯人はお前かー!」

絵里「冤罪よぉぉぉ!」

見苦しいことこの上ないね。

凛「ピュアガールかと思ったらBiBiの方がお似合いかもね〜」

穂乃果「穂乃果はぷわぷわprintempsだよぉ!」

凛「ぷわぷわっていうよりゴリゴリな感じだにゃ」

穂乃果「どこ見たらそうなるの〜!」

凛「全部だにゃー!」

絵里「(具体的にはμ's腕相撲大会ね。あれに限ってだけど海未にも勝るとは考えもしなかったわ)」

これは正しい穂乃果のイメージを世に向けて発信していく必要があるね。

絵里「じゃあストロングあらためぷわぷわ穂乃果ちゃんはこのプリン、知ってる?」

ピンクの小さな羽がついた熊さんがフタにプリントされたプッチンプリンだ。

穂乃果「見たことないかな」

絵里「あぁ。虹色マカロンや噂のチョコレートに敏感なスウィートガールはどこかへ行ってしまったのね...凛、説明してやりなさい」

穂乃果「絵里ちゃんも知らないんじゃん!」

【二年生の教室】

真姫ちゃんがいなくて凛ちゃんと花陽ちゃんも寂しくしてるかも。

代わりになるかもなんて思ってはいないけど顔を見に行ってみよう。穂乃果もちょっぴり心細いし...

穂乃果「凛ちゃーん、花陽ちゃーん、やっほー!」

凛「あ、噂をすれば穂乃果ちゃんだにゃ!」

噂!?まさか昨晩のあれやこれやが既に漏れて...

絵里「あら、穂乃果。随分縁深いのね。私たち」

穂乃果「ぅぅ絵里ちゃん!?学校は!?」

絵里「講義が早く終わったの」

穂乃果「なるほど!」

大学生の特権。90分という眠っても長く感じる時間帯であるもののふとしたことで短く、ひいては授業そのものがなくなることも有り得る。...羨ましい。

絵里「(私から話さなければ絶対気づかなかったわよねこの子)」

凛「いやぁ穂乃果ちゃん、聴いたよ?もうすっごくdaringだにゃー!」

穂乃果「犯人はお前かー!」

絵里「冤罪よぉぉぉ!」

見苦しいことこの上ないね。

凛「ピュアガールかと思ったらBiBiの方がお似合いかもね〜」

穂乃果「穂乃果はぷわぷわprintempsだよぉ!」

凛「ぷわぷわっていうよりゴリゴリな感じだにゃ」

穂乃果「どこ見たらそうなるの〜!」

凛「全部だにゃー!」

絵里「(具体的にはμ's腕相撲大会ね。あれに限ってだけど海未にも勝るとは考えもしなかったわ)」

これは正しい穂乃果のイメージを世に向けて発信していく必要があるね。

絵里「じゃあストロングあらためぷわぷわ穂乃果ちゃんはこのプリン、知ってる?」

ピンクの小さな羽がついた熊さんがフタにプリントされたプッチンプリンだ。

穂乃果「見たことないかな」

絵里「あぁ。虹色マカロンや噂のチョコレートに敏感なスウィートガールはどこかへ行ってしまったのね...凛、説明してやりなさい」

穂乃果「絵里ちゃんも知らないんじゃん!」

そういえばさっきのが記念すべき555(ファイズ)レスでしたね。>>1はファイズとブレイドだけ見てました。
あまり覚えてないけどアクセルフォーム?とか主人公が怪物オルフェノク化する展開が大好きでした。

凛「ついさっき絵里ちゃんにあげたばかりだから当然だにゃ」

凛「これはね〜、紫雲院キャンディって飴ちゃん以外のお菓子も売ってるんだけどそれの第1号。ベアプリンなんだ」

穂乃果「紫雲院キャンディ!?プリンも売ってたんだ!」

凛「そうにゃ。穂乃果ちゃん、お店に行ったのに気づかなかったの〜?」

穂乃果「キャンディばっかりに目がいってて全然見てなかったです...」

あれだけたくさんキャンディも買ってプリンやなんやも加えたら持ち運びが大変になるし...太っちゃうしだから知らなくてよかったかも。

凛「もったいないにゃ。人生損してるよ穂乃果ちゃん。このプリンね、すーっごくカラメルが良い味出してるんだよ!」

絵里「お店のプリンってちょっと苦い?カラメルのプリンが多いわよね。実は私、ちょっと苦手なんだけど...

凛「ベアプリンはそんなビターに打たれ弱い子でもすぐにビター好きになっちゃう魔法のプリン!一口食べてごらんなさい?世界が変わるにゃ〜!なーんて」

穂乃果「何かそれ、危ない誘惑の決まり文句みたい(笑」

凛「実際『やみつきコケこっこ』に負けないくらい癖になる味だからね〜。はい、穂乃果ちゃん」

絵里「あら、凛。今日は私が穂乃果にあーんする番よ?」

穂乃果「え、ぇえ、いつから決まったの?」

凛「さっきにゃ」

断ってはならない殺気を感じるよ。

絵里「凛には明日してもらえばいいわ。はい、穂乃果。あーんっ」

穂乃果「何で凛ちゃんまで...むぐっ!」

スプーンが喉に当たりそうなくらい奥まで...
ちょっと破廉恥な感じ...///って本当にトリップしそうになってどうするの!

穂乃果「......」

絵里「どうだった?」

穂乃果「...やっぱりプリンには勝てなかったよ」

凛「やったー!」

ビックリ箱のように飛び跳ねる凛ちゃん。そんなに美味しさを共有したかったんだね。
でも...

穂乃果「ちょっと注目を集めすぎだね...」

凛「見られるのには慣れっこにゃ」

凛「そうだ、あのね穂乃果ちゃん」

>>557
1 このプリン、まだ仕掛けがあるんだっ!
2 にこちゃんが探してたにゃ
3 絵里ちゃんと随分仲良くなったね!
4 今日、空いてるかにゃ?

2

【中庭】

穂乃果「にーこちゃんっ!」

にこ「わわっ!後ろから急に声かけるんじゃないわよ!」

穂乃果「ちょっと驚かせようと思って」

にこ「確信犯かっ!」

穂乃果「えへへ...ごめん。あのね、穂乃果もにこちゃんに会いたかったんだ」

にこ「そう。良かったわ。迷惑になるかもって心配してたから。穂乃果がそう言ってくれて嬉しい。次、会えるのは少し間が空くかもしれないし」

アイドルスマイルも洗練された魅力があるけど自然に溢れた微笑みのにこちゃんも素敵!希少価値が高いのも合わせて穂乃果が密かに大好きなものですっ

にこ「さっきまで雪穂と話してたんだけど私ってば高坂家と縁深いみたいねぇ」

穂乃果「運命を感じるなら穂むらをもっとご贔屓にしてくれていいんだよ〜?」

にこ「穂乃果ったら上手いわね!後継娘として様になってきてるじゃない」

にこ「ただもう少し知性が欲しいところね〜。消費者の動向を的確に分析する...こう、経営者精神を身につけなきゃね」

穂乃果「むむぅ、きびすぃぃ...」

ただ饅頭作って笑顔で売って儲かるなら今頃穂むらは町中のお菓子屋をフランチャイズ化してるところだよね。

にこ「三年になってすこ〜しずつ大人びてきているからこの調子ね」

穂乃果「自覚ないなあ」

にこ「だって微々たるものだから」

千里の道は長すぎる...

にこ「立ち話を続けるのもいいけど座って落ち着いて話せる場所がいいわね。一年の頃隠れて暇潰しに使ってた良いスポットがあるの。おいで」ガシッ

にこちゃんに手を掴まれる、繋がれるの初めてだな。

にこ「今、にこを哀れみの目で見なかった!?」

穂乃果「え?そ、そんな詳しいなって関心しただけ

にこ「わーってるわよ。穂乃果見てるとからかいたくなるのっ」

穂乃果「ちょっと酷くない?」

にこ「これ位がちょーどいいの」

にこ「ここよ。日当たりの割に人目に付かないからこっそり昼寝するには持ってこいの場所ね」

にこ「色々話したいことはあるけど、まずは」

にこちゃんは躊躇う様子もなく

にこ「真姫ちゃんと彼女の関係になれてよかったわね。どう?上手くいってる?」

穂乃果「うにゃっ!?」

にこ「凛が乗り移った?」

穂乃果「何で!?何でそれを知って...

にこ「なるほど、これで確信したわ」

穂乃果「嵌められたっ!」

言葉巧みに乗せられる光景、一度のレベルじゃないくらい見てきたような。

にこ「妙に距離が近くなったな〜って思ったら。ちゃっかりできちゃってるなんて穂乃果も隅に置けないわね!」

穂乃果「穂乃果だって彼女の一人や二人作るよぉ!上手くいってるし...でも...」

にこ「知ってるわよ。ただそれが喧嘩して別れた後に起こった出来事とかいう最悪の経緯じゃないかどうかだけ確かめたかったの。その様子だと問題なさそうね」

穂乃果「付き合い始めてまだ日が浅いから喧嘩する種がないしって何で知ってるの!?」

にこ「分かりやすい反応で助かるわ。
ちょっと考えてみりゃ分かるでしょ〜?」

穂乃果「にこちゃんもあの場にいた...?」

にこ「おいおいおい、いたらああなる前に止めてるから」

穂乃果「だ、だよねぇ。友達の争いを放っておくわけにはいけないよね」

穂乃果「じゃあ、何でだろ?」

にこ「はぁ、あんた昨日の絵里の下りから何も学んでないのね」

にこ「にこも、あの事件にはよーくお世話になってんの」

穂乃果「それ、どういう...絵里ちゃんが当てにならないっていうの?」

にこ「絵里個人なら穂乃果を守り抜く意思も強さも備えているわ。でも、これから何が起こるか分からない中で律儀に一対一を挑んでくる相手がどれだけいると考えてんの?」

あの事件も海未ちゃんの個人的な理由の裏に未知の勢力っていう数も中身も分からない組織?が動いてた。
その気にならなくても集団戦を行うなんて簡単なことだよね...

にこ「あれは組織としてそもそも成り立っていない。絵里に何度言っても聞く耳を持たなかったけど。共感できない唯一の点はここね」

穂乃果「にこちゃんの、その、バックに付いている人たちはちゃんと機能するの?」

にこ「灰汁が強い連中だけど保証するわ」

穂乃果「待って!にこちゃん。これは結論なんでしょ?そこに辿り着くまでの説明をしてもらわないと何とも言えないよ」

にこ「そうね。...絵里の側の持っている情報には決定的な欠落があるの」

にこ「穂乃果。最近変な夢、見なかった?」

穂乃果「夢?」

...

にこ「寝る直前や起きた直後、ものすごい脱力や疲労に襲われる、同じ夢を見たと思われる人間がいてさらに目が覚めてしばらくの間はまるで夢が現実であるような感じがして仕方がない夢」

...ピンポイントすぎる情報だ。

にこ「ある、のね」

穂乃果「うん。でもそれにどういう関係が?」

にこ「大有りよ。あそこはここと似て非なる世界、夢というよりもう一つ独立した別世界と言った方が近い。限られていてリスキーだけど行き来する手段も存在している」

にこ「その世界について、絵里のバックにいる人たちは考慮に入れてない。これは重大な欠陥よ」

絵里ちゃんや理事長が夢の話について触れる様子はなかったし穂乃果も今の今まで意識の外にあった。

にこ「別世界、じゃなくて実態の知らない謎の勢力、とすることで色んなのを一緒くたに同じサイドにしてしまえるからね」

にこ「纏めると、誰が敵で誰が味方か、判断がつかなくなるのよ」

敵が味方か分からなくなってぐちゃぐちゃになる...はっ!

穂乃果「っでも真姫ちゃんも海未ちゃんも敵だとか味方だとか考えてやってな...

にこ「へえ、海未ね」

穂乃果「しまっ...!」

口が滑った...!絶対にしてはならないタイミングで!

にこ「やばって顔してるけどそれも知ってるのよね。にことしても二人は憎み合うような敵意を持ってぶつかったわけじゃない。あんたが好きで仕方ないようだけど真姫ちゃん覚悟はできてるの〜?で始まったものだったしね」

にこ「ちゃんと情報を全部カバー出来てないとアンタ、海未や真姫ちゃんに敵意を抱きかねないでしょ。実際真姫ちゃんを傷付けた海未に少し疑いを持っているところじゃないの?」

グサッグサッ
剣士みたいに的確に穂乃果の痛いところを刺してくる...やっぱり変だ

にこ「にこはにこ達はそういうその場に起こったことや勢いに流されて無闇にぶつかり合うことは避けたい」

にこ「もちろん絵里を敵だとは思っていない。ちゃんと話を聴いて納得してもらう。でも、現状、あんたを絵里に任せるわけにはいかない...」

にこ「だから、にこに預けなさい。穂乃果」

何か...まだ、忘れてるような...

>>562
1 うん、考えてみる
2 ごめんね。こればっかりは聴けない
3 まだどっちに付くか決めたわけじゃないよ...

コンマが偶数で穂乃果が大事なことを思い出します。

あげます>>563です

3

このコンマからは鉄の意志も鋼の強さも感じられない

>>564 事がことなだけに中々思い切った行動に踏み切れないのでしょう。あ、恋愛は別です。ら

火曜か、水曜からの更新となりそうです。

ところでシンジ、あんたはダンガンロンパだと静かにしておいたほうが良いタイプだろうな。
B・Fカード化待ってるから早く遊矢と仲直りしてくれ

穂乃果「ま、まだどっちに付くか決めたわけじゃないよ...」

にこちゃんは笑いも怒りもせず

にこ「そう。今すぐ決めろってのが無茶な話よね、ごめん」

いつものにこちゃんなら、結果が分かってるならわざわざ話す必要ないじゃない、ってくらい言ってきそうだけど...
余程慎重にならなきゃいけない場面なんだね。

にこ「ああ、そんな申し訳なさそうな顔しないの!ぅぅにこの言い方が悪かったわ」

穂乃果「い、いやいやいや!どうしてにこちゃんが謝るの?謝らなきゃいけないのは穂乃果だよ!」

にこ「...優しいのね、穂乃果」 ポン

硬い表情は見る影もなくなってお姉さんの顔で頭を撫でて

穂乃果「うにゃっ!」

にこ「芸がないわねえ」

穂乃果「仕方ないじゃない!」

にこ「ははっ、自分からは甘え倒すくせに甘やかされるのは慣れてないみたいね」

穂乃果「宿題しろ!って言われたらやる気がなくなるのと同じだよぉ。誰かに言われるからやるんじゃなくて自分の意思が一番だもん」

穂乃果「だからにこちゃんには悪いけど今の会話だけじゃ決められないかな」

にこ「...分かった。じゃあ今言った自分の言葉。何があっても忘れるんじゃないわよ!」

穂乃果「もちろん!科学の元素記号より覚えとくよ!」

にこ「相当硬い信念なのね...安心した」

にこちゃんや凛ちゃんとなら一番共有できる例えだね。

にこ「おっと、もう時間ね。次の授業遅れたらまずいでしょ」

集合場所が理事長室だから尚更です。
この辺は流石にこちゃんと言ったところ。或いは次の授業内容を既に知っていてのことだったりして。

穂乃果「いいの?次会えるのはいつになるか分からないって...それに暗めの話ばっかりで部活の活動報告もできてないのに...」

にこ「活動報告は毎日のように受けているから必要ないわ。いい?穂乃果。これもヨーロッパ地図以上に忘れてはならないことよ」

にこ「誰も穂乃果を悪いことに巻き込んだり悪く利用したりしない」

にこ「納得が行かないこともある、許せなかったり周りからは悪に見えたり。でもね?本当の本当に悪い奴は、心の底からの穂乃果の敵は一人もいないから」

文字数的には少し多めだけどテスト前に見返す国語のノートの何倍も頭に焼きついて

にこ「とにかく、みんな穂乃果が大好きだってこと!あんたがそうなようにね!」

同時に予鈴のチャイムが鳴る。ぴったりのタイミングだ。

にこ「次会うときはにゃっ以外のリアクションを身につけることね。じゃ!」

穂乃果「うん!また明日ね!」

声の応えが来なかったから分からないけど、
自然と『明日』と言ってしまったこと、にこちゃんはどう思ってるのだろう。

穂乃果「にこちゃん...」

にこちゃんの言葉は元気付けられる反面、これから小さくない試練が幾つも訪れることを宣言してるから、苦しくもある。
穂乃果にとってだけじゃなくにこちゃんも...
今からでもにこちゃんの傍に行くべきかな?

穂乃果「...いいや」

自分の言ったことに嘘はつけないよね。

理事長室に行こう。

>>567 にこのフラグ判定を行います。(凛は凛のいる場所から去ったので対象外です)

忘れてる人が多いと思うので
フラグ0〜1へは確定、2は00〜69の7割、
3は00〜49の5割、4は00〜29の3割となっています。にこのフラグは2です。

【神様のご加護】発動中
00〜49→59でフラグが貯まります

てい

お久しぶりです。
バイトの夜勤の研修明けの昼、泥沼にはまったかの深さで沈没していましたw

【理事長室】

穂乃果「し、失礼しま...ひぃ!」

理事長室には絵里ちゃん、理事長、そして個性的な仮面をつけた男の人...

「これは失礼した。ここでは外しても問題ないのだったな」

絵里「驚くのも無理ないわ。目出し帽とはまた違った迫力があるものね」

穂乃果「ごめんなさい、目の前にいたもので...ってあなたは昨日会った...」

「ああ、あれは同じ仮面をつけた別のものだろう。体格も似ているしな。もっと特徴付けるものがあればいいのだが...ハハ」

理事長「ですがオベリスクフォースとの差別化はしっかりできています」

穂乃果「おべりすく...ふぉーす?」

絵里「ごめんなさい、理事長。まだそのことについては話してないんです」

理事長「そうだったのね。まあ、仕方ないわ。まずどこから説明すればいいかしら...もう最初からしちゃいましょう」

理事長はパソコンの画面を操作して

理事長「いきなり信じられないことだとは思うけど音ノ木坂、この世界は古くからこことは違う世界と交流があり今、ある世界の者たちに狙われています」

にこちゃんも言ってた...こことは違う世界の存在。

理事長「昨日はどうやら上手く伝わらなかったけどこれは比喩抜きの意味よ」

穂乃果「その...未知の勢力、と関係があるんですか?昨日話してくれた」

理事長「繋がっている可能性は大いにあるわね。ただ私たちの世界を狙う者とは別で未知の勢力とは違いアカデミアという名前があることが判明しています」

アカデミア...学院、とかそういう意味だっけ?音ノ木学院なだけに嫌な名前だな...

理事長「そこにいる方は昨日話したことに付け加えるとアカデミアを擁する世界の反アカデミア勢力。この世界では主にUTX学院にサポートを受けているフォースの一員です」

穂乃果「自分の世界に反対するの...?」

絵里「世界そのものが一枚岩とは限らない。私たちの世界だって国と国との間で対立があるでしょう?アカデミアは世界そのものではなく国の一つと考えてくれたらいいわ」

穂乃果「そっか...色々あるんですね」

理事長「あなたが気付いていないだけで別世界の人たちは既に何人もこの世界で過ごしているわ。もちろん、中にはアカデミアもいる」

穂乃果「みんな別世界から人が来てることは知らないんですか?」

理事長「残念ながら公表されていない。ただ、私や絵里さん、穂乃果さんのように別世界の人たちが関わる出来事に巻き込まれる形で知る人もいる。私たちは経験を共有している同胞と言えるわね」

そして、真姫ちゃんも...

理事長「私たちもただ情報を隠し指を加えているだけではない。潜入調査の結果もうアカデミアはいつでも戦闘態勢に入れる状態にあることが分かった」

穂乃果「...それって!!」

絵里「となると真姫がUTXにいるのはラッキーだった、と言えるわね」

穂乃果「他のみんなは!!」

絵里ちゃんやにこちゃん、真姫ちゃん意外は全く何も知らないまま。訳がわからないままに戦火に巻き込まれてしまうことになる...!

絵里「私達が然るべき処置を取るわ。本来はもっとゆっくり時間をおいて、できれば知られずに解決したかったけど状況が変わった。最悪、今日明日にも伝えなければならなくなるかも」

穂乃果「伝えたとしても準備が間に合わない...!」

絵里「でも、皆にはそれぞれ戦う力が備わっている」

戦う力?デュエルはその辺の人には負けないくらいの強さを持ってるけど...

絵里「タクティクスはもちろん周りは気づいていないかもしれないけど特別なカードをみんな持っているわ」

普通は理解できないで聞き返しているだろう。でも

穂乃果「それって竜剣士...?」

昨日の絵里ちゃんとのデュエル、昨日の理事長との、この前の沢渡くんとの話で特別なカードについて事前知識を持っている。

穂乃果「テストプレイヤーと言っていつもしものことがあってもいいように変に悟られないように渡した...穂乃果も沢渡くんに指摘されるまでただの新カードだと思っていたよ」

絵里「ただペガサス会長が直々に製作し穂乃果や私といったテストプレイヤーの使用データをとってゆくゆくは一般発売されるのは事実。もちろん、特別な力を秘めたラスターPはテストプレイヤーの使うものだけよ」

穂乃果「じゃあ他のみんなも竜剣士のカードを持ってるの?」

絵里「竜剣士に限ったことではないけど大体はペガサス会長が創ったカードね」

大体、と例外を考える表現を使っているのは花陽ちゃんの『ダーク・リベリオン』があるからだね。

絵里「いざとなればカードが守ってくれるし自らで力を使いこなす術も備えている。穂乃果だってオッドアイズとは他のカードと違うものを感じるでしょう?」

穂乃果「うん。まるでカードと話しているかのような...」

絵里「もちろん渡したきり、自己防衛に任せっきりということはしないわ。私が、私たちが守る」

絵里「私たちだってしっかり用意を整えてきたんだから」

にこちゃんは欠陥があると言い切ったけど穂乃果のことをより深く知っているのは絵里ちゃんだし、しっかり仕事を果たそうと努力しているし、絵里ちゃんを説得?なんて出来ないよ。

絵里「戦うことができる。穂乃果も一緒に戦いましょう」

にこちゃんには答えを出さなかった。
なら絵里ちゃんにも平等に、保留にすべきじゃないか?でも、絵里ちゃんはにこちゃんと違い愛を伝えてくれた。だからってにこちゃんを軽視していい理由にはならないでしょ?

...わっかんないなぁ...

理事長「みんなの大切なものを守るために」

どうしたらいいんだろう。こんな時何も考えずに相談できる人がいたらなぁ。
...海未ちゃんとずっと話していない気がするよ。

絵里「...まだ迷いはあるだろうけど」

理事長「(...!迷い、ね)」

理事長「...!こんな時に電話だなんて...もしもし、ええ...

理事長「分かったわ。今すぐ向かいます。...穂乃果さん。もし、あなたが共に戦ってくれるのなら今日の夜にUTX学院まで連絡を入れて下さい。」

穂乃果「どうしてUTXまで?」

絵里「話を聴いていたの?」

穂乃果「絵里ちゃん近い近い!...思い出したよ!でも理事長。今じゃなくていいんですか?」

理事長「あなたに迷いがないのなら、今すぐ連れて行くわ」

理事長「なーんて、一教育者として2時間連続で授業をサボらせるなんてあってはならないことだからよ?」

絵里「私は

理事長「あなたの判断に任せるわ。連絡だけちゃんと忘れずに取って下さいね?」

絵里「分かりました。穂乃果、行きましょ。失礼しました」

穂乃果「...失礼しました」


絵里「どうしたの、穂乃果。そんな浮かない顔で」

穂乃果「うん...う〜ん」

絵里「無理を強いているのは承知よ。でも...

穂乃果「もう一時間話してくれても良かったのにぃ」

絵里「ここで引っ叩いても構わないわね」

穂乃果「構って!また変なあだ名を付けられちゃう!」

この前はThe.下僕でその前は過激な牛丼だったなぁ。センスがあるのか無いのか毎回よく思いつくよね。

絵里「面白い二つ名が付いたら教えてちょうだいね?」

穂乃果「もしかして絵里ちゃんが加担してたのがあるの!?信じてたのに!」

絵里「つ、付けてないわよ。ゴーサインを出しただけで...」

ポニーテールを一刀両断切り落としてやろうか。

穂乃果「でも絵里ちゃんからしても遅くなるのは良くないんじゃないの?」

絵里「私の心配をする前に自分の胸に手を当ててみなさいよ。私が守っているからと言って穂乃果が自身を疎かにしたら本末転倒だわ」

守られっぱなしになるつもりなんて鼻っからなかったけどさ。
自分が見えなくなって傷つくってどういう気分なんだろう。

絵里「まわりが見えなくなるようなことが減った分、今度は自身が取るべき選択肢を見失わないように、ね。だからワンクッション置こうと思ったの」

穂乃果「...絵里ちゃんって賢いんだね」

絵里「それは三年にもなって古文の品詞活用の勉強を始めるくらい今更なことよ」

賢い、けどにこちゃんから見ると穴がある。けれど絵里ちゃんを見続けてるとそんなこと嘘だと考えてしまうくらいしっかり考えられている。
何を信じたらいいんだろう?

絵里「後、どうしても穂乃果に次の授業を飛んで欲しくなかったのね」

穂乃果「え?あれは雰囲気を和ませる冗談じゃ...」

絵里「次、古文の小テストみたいね。ファイトよ、穂乃果」

...

どうしよぅぅぅ!?

穂乃果「何でそんな大事なこと、五限がほぼ終わった今言うの〜っ!」

絵里「こーら。内職するつもりだったの?生徒会長様となればいつ如何なる時にテストされてもいいように装備を万全に整えて当然よ?」

穂乃果「もうすぐ任期満了だからいいの〜っ!」

絵里「終わりよければ全て良しは裏を返せば終わりが悪かったら全部パーっていう...

「お前たちっ!まだ授業中だ。何を考えている!」

絵里「......チカァ」

絵里ちゃんはしばらく出禁となり私には新たに騒音トラックの二つ名が付いたとさ...

小テスト?もちろんお亡くなりになりましたよ...

>>567 にこのフラグは貯まらなかった...

【放課後】

穂乃果「嫌だっ!穂乃果はもう再テストなんて受けたくなぃぃ!!」

ことり「落ち着いてホノカちゃん。再テストは明日だよ。それまでにちゃんと勉強すれば再々テストなんて悲劇は起こらないから!ほら、海未ちゃん日直なんだから配られたプリントを整理してあげないと」

穂乃果「はーい...うぉっ100点...!やっぱり海未ちゃんだ...」

ことり「海未ちゃんが赤くなってるよぉ。これだから騒音トラックは...」

穂乃果「忘れろビーム!」

ことり「ことりには効果がないようだ!」

ことりちゃんはあくタイプだった...?

大方通常時はフェアリー、ひこうでメガリングをかざすとあく、フェアリーになるといったところかな。

ことり「でも逆に考えてみてホノカちゃん」

ことり「ホノカちゃんの声は何処にいても届くってことだよ♪もちろんことりはホノカちゃんが騒音トラックになる前から地獄イヤーを持ってるから聴き取れるけどねっ」

彼女は本当にことりという器で収まる存在なのか。そろそろ怪しくなってきたところだぞー

穂乃果「おお!そう考えるとデメリットが一転、メリットに!」

ことり「ただし平常時は電源を切っといてね♪」

穂乃果「つーらーいーっ!」

海未「...そこの2人!いつまで経っても終礼が始まりませんよ!」

2人「ごめんなさい...」

ことりちゃんの二つ名はマッチョバードでいいんじゃない?

...

ことり「じゃあホノカちゃんっまた明日!」

穂乃果「うん!またね!」

...そう言えば今日の夜、ことりちゃん家に呼ばれてるんだったっけな。
五限のこともあるからここでさらに色々情報を手に入れるチャンスであることに間違いないと分かるけど、
きっともっと迷っちゃうんだろうなぁ

つーらーいーっ...

まあ、沈んでいても仕方がない!日常は御構い無しに平常運転なんだから!

『グルルル...』

??誰かのお腹の音?

『......気をつけろ』

ってそんなわけないか。穂乃果は緊張でお腹減ってないし花陽ちゃんもここにいないしね。

穂乃果「あつっ!」

急にデッキケースが夜中のスマートフォンみたいに...

オッドアイズ?が何か言おうとしてるのかな?

【嫌な予感】がする...気をつけて帰ろう

>>572 帰り道 場所を指定してください

教室 海未 フミコ
部室 亜里沙 希
商店街 凛 あんじゅ
UTX ×
紫雲院キャンディ ことり ツバサ
デートで行った喫茶店 にこ 沢渡
公園 絵里 雪穂

00〜29で遊矢と遭遇します

公園



こんな時は公園にでも行って気分転換しようかな。
公園といえば海未ちゃんがよくランニングコースをみんなの為に考えてくれたっけなぁ。

穂乃果「トレーニング用の遊具もあったよね」

おでんがあるって聴いたけど本当なの?
キムチ鍋缶しかなかったよ。

【公園】

「...けん、けん、ぱ。けん、けん、ぱ...いてっ」

穂乃果「あれ、ゆっきー?けんけんパーもできないのぉ?」

雪穂「ちっちっち。お姉ちゃん、これはただのけんけんパーではないよ?言葉にするならけんけんパー地獄級。足場の広さを片足分入るかどうかの極めて狭くした忍者向けコースだからねえ」

本当だ。ぱーする時に着地点を合わせるのはそうそうできることじゃないね...

雪穂「馬鹿にするならやってみなよ、お姉ちゃん。ほーらほら」

穂乃果「ちょっと!?どんどん面積狭くしていない!?超地獄級になってるんだけど!」

雪穂「あの伝説のμ'sのリーダーならできるでしょ〜?」

穂乃果「や め ろ」

多少の口論の末、地獄級で踏みとどまってもらっての挑戦。さあ、やるぞ...

穂乃果「けん...待って今のは事故、事故だから!コンティニュープリーズ!」

絵里「その言葉、あまり賢いとは言えないわ」

穂乃果「ぅ絵里ちゃん!」

今日はよく絵里ちゃんに会うよね。縁があるのな。...真姫ちゃんみたいに

穂乃果「じゃあ絵里ちゃんもやってみてから言うことだね!」

絵里「ふふっ、任せて?」

穂乃果「くぅぅぅ!」

絵里「私がμ'sに入ってからどうも私のことを過小に評価している部分があるわよね、ね?こういう平衡感覚が問われるものではバレエのキャリアがある私の右に出るものはいないわぁ」

穂乃果「ゆっきーも絵里ちゃんもどうしてそう簡単にやってのけるのさ!穂乃果だって同じようにやってるのにぃ!」

年上の絵里ちゃんなら仕方ないだろうけど妹にまで遅れをとるのは考えらんない、ランナウェイしたいくらい恥ずべきことだよ。

雪穂「お姉ちゃんって実生活を見るたびにどうしてここまでμ'sを引っ張ってこれたのか不思議でならないよ」

穂乃果「うーん、カリスマ性?」

絵里「自分で言ってどうするの...」

雪穂「昔っから全く変わってないのにぃ...逆に羨ましいよ」

雪穂の方はいつの間にか穂乃果よりも賢い雰囲気を出すようになっていた。

雪穂「自分の思うようにやってれば自然と誰かを惹きつけられるお姉ちゃんがさ」

絵里「悔しいけど穂乃果が自称するようにカリスマ性なのかもね。私が惚れるくらいだもの」

雪穂「惚れ...?」

穂乃果「軽々しく口にするものじゃありませんっ!」

絵里「そうだったわね〜穂乃果のこういうところ、好きよ?」

雪穂「(好き...)」

雪穂「絵里さん、最近は言葉が悪いかもしれないけど暇、なんですか?音ノ木から少し離れたところに通学しているはずなのによく見かけるんですけど」

絵里「暇と言ったら...暇なのかしら。私は暇な方がよっぽどいいけどむしろ忙しくなったとも言えるわね」

雪穂「テストが近いんですか?」

絵里「テストね、大学では他の授業や活動の兼ね合いなんて全くしてくれないから、無茶にも程がある予定になったりするわ。学校は便利だけど家で腰を据えてやらなくちゃならないこともいっぱいあるのよ」

高校ではほとんど冗談で(穂乃果はそうとも言えない教科もあるけど...)使っていた『落単』と言う言葉が向こうでは現実味のあるものとして使われているそうだから、恐ろしい。

絵里「でも絵里ちゃん頭がいいからパパってこなしちゃいそうだよね」

雪穂「分かります。他にも理由があるんじゃないですか?何度も会いたい人がいる...とか?」

絵里「そんなこと無いわ。連絡だっていつでも取れるし」

雪穂「お姉ちゃんですね、分かります」

絵里「何故バレたっ!?」

穂乃果「ユッキー超能力者だったの?よし、今からでもがっぽり稼ごう!」

雪穂「ハァ〜っ。お姉ちゃんと絵里さん、これでもかってほど目を合わせてたよ。序でに顔を赤くしてわざとらしく逸らして。普通の人ならすぐ分かることだね」

絵里「そんなに...?」

雪穂「はい。詮索するのはみっともないのでしませんが絵里さんはお姉ちゃんに気があるということで間違いないですね?」

絵里「嘘だと言えるわけないじゃない...侮れないわね、雪穂ちゃん」

雪穂「お姉ちゃんももちろん、絵里さんのことが『好き』なんだよね?」

今日の雪穂、何かが違うっ!一年坊主の分際で生意気が過ぎるぞ、一回小突いてやりたい!多分もっとおっかない技で反撃されるけど!

雪穂「好きなんでしょ?嫌いなわけないよね?」

穂乃果「せ、詮索しないって...」

雪穂「マルバツ問題と同じだよ。記述みたいに説明は求めてないんだから」

穂乃果「ぃ言わなくても雪穂もう分かってるじゃん!」

雪穂「大丈夫、大丈夫。亜里沙にも言わないから」

亜里沙ちゃんにバレるのは遠くないことだろうけどね...これ、雪穂はてこでも動かないつもりだよ...

穂乃果「ぅ...すきだよ」

ああ!昨日のほっぺにキスが思い出されて頭の中が掻き回されるっ!

穂乃果「言ったよ!言ったからもういいよね!」

雪穂「はい、しっかり確認できましたー」 ニヤニヤ

雪穂「なるほど、好き、なんだねぇ」

穂乃果「繰り返さないでよぅ」

雪穂の饅頭にだけひじき入れてやる。
この前の長ネギのお返しだ。

絵里「雪穂ちゃんは中々のやり手ね...いい意味であまり相手にしたくないかも」

絵里「敬意を表してお姉さんが何か飲み物を奢るわ。欲しいもの、ある?」

雪穂「お姉さん?」

穂乃果「絵里ちゃんのマイブームなんだって」 ボソッ

雪穂「へぇ、亜里沙じゃ飽き足らず...」

絵里「そこっ如何わしいと疑われるようなことを言わない!」

雪穂「(姉って立場も大変なんだね。...お姉ちゃんにそういう趣味があるとちょっと引いちゃうかな)いえいえ!絵里先輩に奢らせるなんていけません。ここは私が」

絵里「頑固なのね。でも先輩がこれ位の余裕を持たなくてどうするっていうの」

穂乃果「じ、じゃあ穂乃果が!」

絵里 雪穂「どうぞどうぞ〜」

穂乃果「しまった!その流れかっ!」

最近あまり見なくなったから油断してた!

雪穂「まあそれじゃアンフェアだよね。じゃあこうしましょう。ジャンケンで決めます」

絵里「スタンダードかつ最も適正な方法ね。ジャンケン界の氷の女王の名を持つ私を相手にした場合は少し怪しくなると

穂乃果「後出ししたら一人2本ずつ奢ってもらうからね」

雪穂「逆にそんなに飲めないんじゃない?」

絵里「こほん!ジャンケンとは良い選択ね。でもいつも通りじゃつまらない。少し変えるのはどう?」

絵里「私たちは淑女だけど、男気ジャンケンで決めない?」

雪穂「?おとこ、ぎ...

穂乃果「大阪ジャンケンのことだよ」

雪穂「なるほど。負けの達人と言われたお姉ちゃんの救済措置だね」

絵里「男気ジャンケンじゃなくて大阪ジャンケンで通じるのね。希は大阪ジャンケンって呼び方をしなかったみたいだけど興味深いわ」

穂乃果「でも絵里ちゃん大丈夫?ジャンケン界のなんたら女王なんでしょ?」

絵里「そこまできたら完璧に覚えなさいよ...」

運なら二番目くらいに良いけど姑息な手を使う臆病者がいるから困るんだよ。

穂乃果「いいよ。どっちにしろ勝ち方が変わるだけで競技自体は変化がないからね。後出しはもちろん、御法度だよ?」

絵里「言わないと屁理屈を垂れるかもしれないからね」

絵里「(にこみたいに)」

穂乃果「いくよ...

とはいえこの勝負はいかに『天然』な悪手を打って相手に無意識に『勝たせてしまう』行動を取らせるかという思考の大幅な変更が求められる。癪だけど雪穂の言う通り私の少なくないジャンケン敗北記を最高に活かせる戦いである。

「男気ジャンケン、ジャン、ケン!」

...

穂乃果「よろしくね〜」

絵里「悪いわね」

...

雪穂「(お姉ちゃんはお察しだし絵里さんは氷の女王(笑)だったし...弱すぎ)」

雪穂「(絵里さんは鈍感なんだよな〜。これでお姉ちゃんに相応しいのかって話。魅力的だとは思うよ。私より...)」

雪穂「(私は少し汚い手しか使えないけど...)」

雪穂「(優柔不断なお姉ちゃんが悪いんだからね...)」

ガサッ...

雪穂「!?っ」

「その動き、ただものではないな。さては音ノ木坂か」

...

絵里「だから本当におでん缶は実在するのよ」

穂乃果「うっそだ〜!ちゃんこ鍋缶とかと間違えたんじゃないの?」

絵里「そっちの方が有り得ないわよ!」

穂乃果「えぇ〜、ないない〜」

絵里「じゃあ今度おでん缶とちゃんこ鍋缶を二人で持ち寄って交換しましょう?そんなに主張するのなら持ってこれるわよね?」

穂乃果「そのままブーメランだよ?そうだ、雪穂もチゲ鍋缶があるって言い張って聞かないから雪穂にも持って来させよう!」

絵里「自販機の缶だけでよりどりみどりな鍋パーティーが開ける時代が来るとはね...」

絵里「(穂乃果にとって多人数は当然のことなのよね...できれば2人の時間をもっと増やしたいところ...いけないわ。本命がいない時に漬け込んだら...)」

穂乃果「スーパーでポン酢とか安い野菜や肉を買ってからやるとさらに雰囲気出そう!」

絵里「もうそれ普通に最初から作ればよくない?」

穂乃果「なるほど!鍋缶は鍋の素と同じって考えればそうとも...

雪穂「お姉ちゃんっっ!!」

穂乃果「!?」 がばっ

何も飛んでこなかった...けど目の前にいる赤い制服を着た人たちは明らかに『ヤバい』
っていうか今の今まで気づかなかった。

穂乃果「絵里ちゃん、これって」

絵里「ええ...」

「なるほど、ということはそこの金髪が絢瀬絵里か。在校生だけに焦点を絞っていたのは盲点だったな」

「そっちは流石音ノ木坂の制服を着ているだけある。無意識のレベルで反射しているようだな。侮れない」

絵里「抜かったわ、オベリスクフォースではないけど...彼らはアカデミアよ!」

雪穂「絵里さん!お姉ちゃん!」

穂乃果「雪穂!!」

「ほう。今日はラッキーディだぜ。絢瀬絵里に加えプロフェッサーのターゲットがこんなに集まっているなんて」

「お前達も油断したなぁ。アカデミアといえばオベリスクフォースというイメージが強すぎる故、俺たちのマークを怠った。俺たちの今の温情がなければどうなっていたことか」

絵里「無関係な人間には手を出さないで」

「無関係?非常に残念だがここに関係のない人間は一人もいない。いや、心底残念に思っているんだぜ」

穂乃果「雪穂は...雪穂は関係ないでしょ!」

「おいおいさっき言ったばかりだろぅ?無関係な一般市民はここにはいない、と。どうやら兵士の教育が足りていないようだな」

「このまま殲滅するのも興醒めだ。ここはひとつ教訓として刻んでやらないとな。この中で勇気ある者は一人、名乗り出ろ。俺とデュエルだ」

穂乃果「舐めてるのっ

雪穂「お姉ちゃん」 スッ

雪穂「(これはある意味チャンスかもしれないから)」小声

「勝ったら全員見逃してやる。負けたら、そうだな。残り二人は以降の保障はできないが大事な仲間に報告する時間くらいは逃がしてやる」

穂乃果「勝ったらもう手を出さないで」

「俺たちの小隊は、出さないということならできる。全体では権限の問題で無理だ」

「勝負せずに逃げてもいいがそれこそ無事に帰れる保障は全くないぞ?違う隊に出くわすかもしれないからなぁ」

「さあ、どうする?」

こんな、こんなにも急に日常が崩れる、なんて...!

>>579 誰がデュエルする?

穂乃果、雪穂、絵里の中から一人選んで下さい。

ほのか

今週中には更新する予定DA!
すいませんルールミス怖いんです

すいません。更新来週にかかりそうデス...
失踪はしてません。夜道を疾走はしてみたいです

大変遅くなりました、この間にミレニアムボックス、6th発表と色々ありましたね。
>>1はμ'sとAqoursの関係は遊戯王のシリーズ交代と同じものだと考えています。ラブライブ自体が終わるみたいな言い方に疑問を感じますがみなさんはどうでしょう

T1 穂乃果
穂乃果「先攻は私!手札から『EM ウィップ・バイパー』を召喚。スケール4の『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』を発動。1枚伏せてターンエンド!『オッドアイズ』のP効果で『EMモンキーボード』をサーチ!」手札3(モンキーボード) ウィップ・バイパー 伏せ1

T2
「静かなワンターン目だな。俺のターン、ドロー」

「悪いが俺のデッキは後攻に向いたものでな。ライフを半分支払い『ヒーロー・アライブ』を発動するぜ」

LP4000

穂乃果「いきなり半分のライフを...!」

「なぁに、アカデミアでは実戦訓練として4000ライフでのデュエルを何度も行っている。大したデメリットじゃねぇさ。この効果でデッキから『E・HEROプリズマー』を特殊召喚」

相手はヒーローデッキ。アライブを躊躇なしに使ったってことはヒーローの中の伏せカードの多いアライブヒーロー、だっけ?ってタイプなのかな?厄介だなぁ。

「『プリズマー』は融合モンスターの名前を指定された素材をデッキから墓地に送り同じ名前になれる。俺は『剣闘獣ガイザレス』を見せ、その素材の『剣闘獣ベストロウリィ』を墓地に送る」

穂乃果「ぐらでぃある、びーすと?」

「...知らないのか?なら教えてやろう。その前に『レスキュー・ラビット』を召喚。ゲームから取り除き2体の『剣闘獣アンダル』を特殊召喚だ」

「俺は『アンダル』と『ベストロウリィ』の名を持つ『プリズマー』をデッキに戻す!現れろ!空を舞う古の闘士、レベル6『剣闘獣ガイザレス』!」

穂乃果「デッキに戻して融合!?」

「ああ、知らないのも無理はなかったな。剣闘獣は特定の魔法カードを使わず融合モンスターを呼び出すアカデミアが試作した次世代型融合モンスターだ。お前たちのところにもVtoZあたりが流れているはずだが」

雪穂「(魔法を使わず融合...VtoZとお姉ちゃんのビーストアイズ以外のものが全部アカデミア製だとしたら、まさか...)」

「『ガイザレス』は特殊召喚に成功したとき、フィールドのカードを2枚まで破壊できる。当然、『ウィップ・バイパー』と伏せカードだ。スナイプショット!」

穂乃果「させない!リバースカードオープン!『スキル・プリズナー』!『ウィップ・バイパー』を対象に取るモンスター効果をこのターン無効にする!さらに『ウィップ・バイパー』の効果で『ガイザレス』の攻守をこのターン入れ替える!」

ガイザレスA 1500

「良い効果だ。剣闘獣にも是非とも欲しい1体だな。だが2体以上対象に取れなかったのが運の尽きだ。バトルフェイズ!『アンダル』、逞しき爪をその蛇に見せてやれ!」

アンダルA1900vsウィップ・バイパーA1700

「と、言いたいところだがさらに面白いものを見せてやろう。手札の『ラクエル』を捨て速攻魔法、『マスク・チェンジ・セカンド』発動!」

マスクチェンジ。聴いたことのない速攻魔法だ。融合もフュージョンも付いてないけど剣闘獣は魔法カードを使わないはずだけど...

「このカードは俺のモンスター1体を墓地に送り属性が同じのよりレベルの高い英雄(ヒーロー)に変身させるカードさ。変身召喚!現れ出でよ、宝石の煌めき持ちし戦士、戦場に降り立て!『M・HEROダイアン』!」

ダイアンA2800

穂乃果「ヒーロー?でも...」

「これも次世代型だな。未完成のNEXから研究開発を進めた特殊なタイプの融合モンスターだ」

そうじゃない。どんなデッキを使おうが関係ないけどこれはどういう皮肉だろう。

「英雄の力を得た『ダイアン』で攻撃しなおす。ディスバーション!」

ダイアンA2800vsウィップ・バイパーA1700
穂乃果LP6900

「『ダイアン』はバトルで相手モンスターを破壊した時、新たな英雄(ヒーロー)をフィールドに呼び起こす。立ち上がれ!『E・HEROシャドーミスト』!」

シャドーミストA1000

「俺程度の兵士では1枚しか使用を許されない強力カードだ。特殊召喚に成功した場合デッキから『チェンジ』速攻魔法カードを手札に加える。『マスク・チェンジ』を選択。『シャドーミスト』、『ガイザレス』、続け!」

シャドーミストA1000
ガイザレスA1500
穂乃果LP4300

「メインフェイズ2、『ガイザレス』は自身がEXデッキに退くことでデッキから新たな『剣闘獣』2体を戦場へと誘う。『剣闘獣エクイテ』、『剣闘獣ダリウス』!」

「『ダリウス』は『剣闘獣』に誘われた時墓地からレベル4以下の『剣闘獣』を『エクイテ』は墓地より『剣闘獣』カード1枚を手札に戻す効果を持つ」

「『アンダル』を手札に戻し『ラクエル』を特殊召喚!『ラクエル』は剣闘獣に鼓舞されることで元々の攻撃力を2100にする。まああまり関係はないがな」

次々と新たな獣が出陣していく様はまるで今の音ノ木坂みたい。

「『休息する剣闘獣』。デッキに戻すのは『剣闘獣アウグストル』、『剣闘獣アンダル』。3枚カードをドローさせてもらうぞ。『ラクエル』、『エクイテ』、『ダリウス』をデッキに戻す!猛る闘士たちの血潮、歴史に眠る暴君を呼び起こす。現れ出でて蹂躙せよ!レベル8『剣闘獣ネロキウス』!」

ネロキウスA2800

「カードを3枚伏せ、俺のターンは終了だ」
手札1 ダイアン ネロキウス シャドミ

T3 穂乃果

「どうした、お前のターンだぜ」

穂乃果「心配される筋合いはない!」

攻撃力の高いモンスターが2体。1体は戦闘破壊するごとにヒーローを呼び、もう1体の効果は...戦闘耐性とバトルする間カードの発動を封じる!?何そのインチキくさい効果...いやいや、素材が重たいからこれくらいは覚悟しておかないと。
狙うならシャドーミストだけど闇属性のM・HEROも絶対いるよね。

穂乃果「ドロー!」

「良いカードでも引いたか?ならお楽しみは取っておいてもらおうか。永続罠『魔封じの芳香』。これで俺たちは魔法カードも罠のように伏せて1ターン経たないと使えなくなったぜ」

穂乃果「!!?カードを2枚、伏せてターンエンド!」
手札2(モンキーボード) 伏せ2

T4

「おいおい。自慢のPカードはセットもなしか?...なるほど。さてはペンデュラムはセットという行為が不可能なカード、ということか。思わぬところで足をすくわれたなぁ!」

穂乃果「たまたまデッキに入ってただけじゃないの...!」

「さぁて。俺たちは自分で言うと箔が落ちるが実戦訓練を受けてるんだぜ?お前たちがどこまで本物の決闘の教育を受けているかは分からんが様々な状況は想定しておくものだろ?俺のターンだ」

「このままバトルフェイズに入ろうかね」

穂乃果「待って!バトルフェイズ開始時罠発動!『威嚇する咆哮』!このターンの攻撃宣言を封じる!」

雪穂「!流石お姉ちゃん!」

絵里「そうか、剣闘獣はそもそも戦闘を行わないと効果は使えない。バトル中発動できないならバトルの前に使ってしまえばいい。瞬時に弱点を看破するなんてkhoroshoよ、穂乃果!」

「良い仲間だな。集団の中に身を置いたとしても戦友と呼べるもののの有無で生存率は雲泥の差だからな。
...何を珍しそうな目をしている。仲間とは生きるためのものだろ?見事にやることを封じられたからターンエンドさせてもらうぜ」
手札2 シャドミ ダイアン ネロキウス

T5 穂乃果

穂乃果「私のターン...!」

よし、1ターン待った!

穂乃果「伏せカードオープン!『オッドアイズ・フュージョン』!」

「へぇ、専用融合魔法か」

穂乃果「相手フィールドにのみモンスターが2体以上存在するのでこのカードは真の力を発揮する!エクストラデッキから『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』を融合!」

「(EXデッキから?まさかこの次元の奴ら、俺たちの最先端を解析し改良でもしてるのか?)」

「ちょっかいをかけるとしたらここだな。速攻魔法、『マスク・チェンジ』!『シャドーミスト』を墓地へ送り変身召喚!悪の温床を断ち切る影、『M・HEROダークロウ』!」

穂乃果「双色の眼に閃光宿る時、雷の如き咆哮が世界を包む!融合召喚!翼、広げよ、『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』!」

穂乃果「一手遅かったね!ボルテックスが出たからには...!」

「さて、どっちが遅いかねぇ?とりあえず墓地を見てみろよ」

穂乃果「墓地...あれ!?」

デュエルディスクの画面を見てみる。
除外ゾーン 2

穂乃果「何で、何で!?」

「『ダークロウ』の永続効果。相手の墓地へ送られるカードは代わりに除外される」

穂乃果「そんな!」

注 穂乃果は前のターンもう1枚カードを伏せていたと修正して下さい

穂乃果「っでも!『オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン』が特殊召喚に成功した時、相手の攻撃表示モンスター1体をデッキに戻す!『ネロキウス』を選択、プラズマウィング!」

「一度正規召喚されれば蘇るたびにバウンスか。怖い怖い。カウンター罠『剣闘獣の戦車』がなければな」

「効果は単純。俺のフィールドに『剣闘獣』が存在することが条件の『天罰』だ」

暴君、だというネロキウスの命令で獣を乗せた戦車が勇ましく突撃していく。
見た目だとボルテックスの方が強そうなのに気迫に押されてかあっさりと倒されてしまった。

穂乃果「嘘...!魔法カード『一時休戦』!互いに1枚カードをドローし、次のターンの終わりまでの全てのダメージを0にする!」

「最後の伏せカードは万策尽きた時のための逃げの一手か。しかもそれ、俺にまで恩恵が及んでいるぞ」

穂乃果「うるさい!ターンエンド!」
手札3(モンキーボード)

T6

「せっかく、仲間からの声援ももらい、一転攻勢のチャンスだったのにな。お前...このままだと本当にここを墓場とすることになるぞ」

この人は本気だ。それにさっきからソリッドビジョンの出力がおかしい...!

「何も知らないまま死ぬのもやりきれないだろうから教えてやろう。俺たちが何故ここまで周到に完璧にこの計画を実行に移せたのか」

「おい!それはいくらお前でも権限が...!」

「安心しろ。越権はしない。...俺の立場上話せる内容は相当に限られるがな。残りの二人はあまり得しないが許せ」

「俺たちは兼ねてからこの次元に潜入者を送っていた。もちろん気付かれるようなヘマはしていないぜ」

穂乃果「それくらい!」

「推測する、か既に知っている、か。どっちでもいい。こりゃ前提条件だ。
お前、考えたことあるか?どうしてここ日本という国の音ノ木坂の音ノ木生をピンポイントで襲撃し情報を所有しているのか」

「潜入者は意外と身近にいるんだよ...お前たちのな」

身近にいる。

雪穂「...!!」

身近にいる。

身近に...

穂乃果「どうしてっ!」

一瞬でもみんなの顔が頭に浮かんだの?

12月って忙しいですね。サビシマスとかクリぼっちとか言ってる間でもなかった。
使用デッキ自体は前から考えていましたがどうして中々短期決戦しか頭に浮かばない。
今回はデュエル中の会話を入れたいのと考える時間が中々取れなかったのとで途中までの投稿となります。申し訳ありません。

剣闘獣良いですよね。欲を言うとスレイブタイガー以外にメイン1で入れ替えを行える剣闘獣か剣闘獣モンスター効果扱いで自分or相手のメイン1にターン1で剣闘獣を入れ替えられる永続罠、剣闘獣2体でそこそこの打点、合体解除効果を持った剣闘獣を下さい。
ブリリアントフュージョンとかデッキから融合するあのカードとか使う構想もありましたがいつの間にか仮面被ってました。

では、また。柔道次元の侵略は圧倒的でしたね。

乙です

回し方考えるのが楽しいよね

諸事情により大幅に更新が遅れています。もしかしたら大晦日か年が明けてからになるかもしれません。申し訳ありません...

楽しみにしてるぶん焦らされるとキツいぜぇ

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