深海提督「安価で艦娘を引きずりこむ」 (123)
深海提督「艦娘、それは俺たちの敵」
深海提督「しかし、艦娘は引きずりこめれば仲間にできる」
深海提督「ちょうど良く鹵獲した艦娘がいるな、チュートリアルにはちょうどいい」
深海提督「絶望を与えて壊してやろう」
鹵獲した艦娘>>2から4までで高コンマの艦娘を採用
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比叡
由良「っ…」ガタガタ
深海提督「由良、か」
深海提督「お前はどうやってとらえたんだったかな」
深海提督「そうだそうだ、確かお前は自分の提督と喧嘩をして」
深海提督「一人で海にでたところを、うちのイ級にやられたんだったな」
由良「くっ…」
イ級「がんばりやした」
深海提督「よしよし」
イ級「♪」
深海提督「さて、お前は深海棲艦するか…それともこのまま服従させるか…」
深海提督「うちには今イ級しかいない、秘書も欲しいところだが」
由良「だれが…!」
深海提督「うむ、やはりきびしいかな?」
深海提督「反発刻印レベル3ってところか」
深海提督「舌はかみきれないようにしてあるが…」
由良(なんとか逃げ出して、提督さんに謝らなきゃ…)
深海提督(痛みを与えれば深海に、愛情か快楽か洗脳をすればこのままこちら側につくが)
どうする?
安価下2
深海提督「安心しろ由良」
由良「えっ?」
深海提督「お前はちゃんと返してやる」
由良「ほ、んと?」
深海提督「ああ」
由良「じゃあ一体なんのため…うっ…」
イ級「イッイッ」
深海提督「よくやったイ級」
深海提督「少し眠れ由良、目が覚めたら返してやる」
由良「…」
深海提督「よしイ級、あれもってこい、脳を切り開く」
イ級「イッイッ♪」
由良「ん、ここは……」
深海提督「おはよう由良」
イ級「イーッ!」
由良「おは、よう…」
由良(拘束が解かれてる…今なら)
深海提督「じゃあかえっていいぞ」
由良「…え?」
イ級「イイ…」
由良「か、かえるわよ?」
深海提督「ん?ああ、さっきからいってるだろう」
深海提督「そこのエレベーターから海上にでられる」
由良「なんなの?なんのために……」
由良「じゃあ、かえる…」
深海提督「まて由良!」
由良「っ!」
深海提督「まて、身構えるな、渡すものがある」
由良「これ、インカム?」
深海提督「うちの特別製だ、遠くても声が聞こえる」
深海提督「しっかりとつけておけ」
由良「う、うん」
深海提督「じゃあな、道中気をつけろよ」
由良「…さよなら」
深海提督「ああ」
イ級「イイ……」
由良(道中は大量の深海棲艦に襲われました)
由良(でも私は、提督さんに謝りたくて必死に逃げました)
由良(でも)
タ級「シズメ!」
由良「あぐっ!」
由良(流石に耐えきれず、被弾してしまいました)
由良(大破、もう動けません)
由良(ごめんね提督さん、ごめんねみんな)
由良(からだが動かない私は、海上に手をついてうなだれることしか出来ませんでした)
タ級「オワリダ」
由良(提督さん…)
山城「由良っ…!」
比叡「大丈夫ですか!」
由良(比叡に山城?他のみんなも…)
由良(助けに来てくれたんだ)
由良(私は意識を手放しました)
――――――
深海提督「埋め込んだ発信機が移動しないな、砲撃音…襲われているのか」
イ級「イイ」
深海提督「まあここで沈もうが、私には関係ない」
深海提督「あいつの命は俺の手の中、沈んだら深海棲艦にしてやる」
深海提督「お、動くな、仲間でも助けにきたか?」
由良「ん…」
提督「目が覚めたか!由良」ギュッ
由良「ていとく、さん?」
提督「すまなかった!俺が言い過ぎた!」
由良「大丈夫よ、提督さん、私も悪かったわ」
提督「帰ってきてくれてありがとう…由良」
提督「俺はやはり、お前がいないと…」
由良「大丈夫大丈夫、私こそごめんね」
由良「あ、インカム…」
由良(服に入れっぱなし…だったわ)
提督「由良?」
由良「な、なんでもないわ」
チッチッ
――――――
深海提督「さて」
深海提督「きこえるか?由良」
由良「っ!」
提督「由良?」
由良「ごめん提督さん!」
提督「お、おい!」
深海提督「無事にかえれたみたいだな」
由良「え、ええ」
深海提督「よかったな、提督には謝れたか?」
由良「うん、一応……」
深海提督「そうか、なあ由良」
由良「?」
深海提督「実はお前には爆弾を埋めてある、深海の技術でつくった爆弾」
由良「なっ!」
深海提督「軽く鎮守府程度は吹き飛ばせるぞ?」
深海提督「耳を済ませ、音がきこえないか?」
チッチッ
由良「…!」
深海提督「猶予は一時間、さあどうする?」
深海提督「仲間とともに吹き飛ぶか、それとも」
深海提督「自沈して一人で死ぬか」
由良「な、やだ…やだ!」
深海提督「海の底で爆発すれば、死ぬのは一人で済む」
深海提督「一時間、大事に使え」
由良「や……そんなの…いや…!」
提督「おい!由良!」
由良「っ!」バキッ
――――――――――――
深海提督「…壊されたか」
深海提督「まあいい、発信機の反応を見れば、あいつがどうするかわかる」
提督「由良?」
由良「っ、な!なに!?」
提督「お前、なんで泣いて…」
提督「それにさっきどうして…」
由良「なんでもないの!」
由良「なんでも…」
提督「そんなわけないだろう!」
由良「」ビクッ
提督「なあ、話してくれ、なにかあったのか?」
由良「…」
由良「提督…さん…」
由良「私ね?私…」
由良(一人で死にたくないよ…でも…)
提督「なんでも言ってくれ!お前は俺の…大事な…」
由良(みんなを巻き込みたくない…!)
提督「大事な…ちがうな、お前は大事じゃない」
由良「えっ…?」
提督「お前が好きなんだ!由良!」
由良「っ…!?」
由良「なんで…なんで今…」
提督「?」
由良「そんなこといわれたら…!」
由良(一緒に死んで欲しいなんて…いえないよ!)
提督「お前はどう、だ?」
由良「わ、私は…」
由良(私は…)
由良「大っ…嫌い」
由良(大好き…!)
提督「っ、そうか…」
由良「大っ嫌いよ!提督さんなんか!」
由良(そんな悲しい顔しないで!ごめんなさい!)
由良「私は最初から嫌いだった!あなたなんか!」
由良(ちがうの!ちがう!)
提督「すま、ない…」
由良「…しばらく一人にして」
由良(いかないで…一人にしないで)
提督「っ…あとでまたくる」
由良(いかないで!)
由良「あはは、いっちゃった」
由良「…うん、私は」
由良「提督さんを道連れに[ピーーー]ない」
由良「だって…好きだから」
由良「うん、好きだったのね、提督さんのこと」
由良「今更気づくなんてね、バカみたいだけど」
由良「死にたくないな、でも」
由良「提督さんに謝りたい、本当の事を言いたい」
由良「でも、生きているうちは言えない」
由良「ああ…やだやだ、心が…痛いよ」
由良「一時間…短いね」
由良「海にでよう、私は一人で死ぬ」
由良「海上、鎮守府から離れた海上」
由良「ここで沈めば、迷惑はかからないわね」
由良「…死にたくない」
由良「でも」
由良「さよなら……」
由良(ふふ、沈んで行くわ)
由良(体も重い、心が黒く)
由良(最後にアヤマリタカッタナ)
由良が沈んだ場所で、大きな水しぶき
――――――――――
深海提督「一人で死んだか」
深海提督「イ級、残骸を回収してこい」
イ級「イイ!」
深海提督「へ級か」
へ級「…」
深海提督「喋れるか?」
へ級「…」
イ級「イイ!」
深海提督「イ級のようにはいかないか」
深海提督「まあいい、時間をかけてならしていこう」
深海提督「次はお前らで艦娘を鹵獲してこい」
深海提督「イ級が指導してくれるだろう」
へ級「…」
イ級「イーッ」
深海提督「気をつけろよ」
深海提督「お、帰ってきたか」
連れてきた艦娘
安価下3までの高コンマを採用します
如月了解です
一旦休憩してからまた夜に書こうと思います
失礼します
如月じゃなかった鳳翔でした!
申し訳ありません鳳翔了解です
だらしない作者ですまない
あの人みたいな絶望を書きたかっただけなんだ……!
うんこもれたのでやめるぜ
うおおおお!ぶりゅぶりゅ
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