【安価】僧侶「賢者になるための試練?」 (307)
神官「賢者とはそんじょそこらの職業とは一線を画す、偉大な職業である」
僧侶「はい!」
神官「万物を知り、己を知り、世界の理を解した者だけが辿りつける、悟りの境地」
僧侶「悟りの境地……」ゴクッ
神官「その道は果てしなく遠く、数々の試練が待ち受ける。それでもお主は賢者になりたいと申すのだな?」
僧侶「はい! 賢者になることが幼い頃からの私の夢ですから!」
神官「よろしい。それでは悟りの試練を授ける。そこの待合室で待機していなさい」
僧侶「分かりました! 宜しくお願いします!」タタタッ
神官「……では次の人―」
遊び人「あざっすwwww賢者になりにきますたwwww」
神官「オ○ニーで逝ったときの気持ちで祈ればおk」
賢者「テラ余裕wwwwwww」
神官「はえええよwwwww早wwww漏wwwwかwwww」
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神官「それでは試練を始める。用意はよろしいかな?」
僧侶「はい! 私、どんなに辛く苦しい試練でも乗り切ってみせます!」
神官「その意気やよし。それでは第一の試練!」
試練内容
>>5
市中チラ見せの試練
神官「市中チラ見せの試練!」
僧侶「市中チラ見せ!?」
神官「慄いているようだな。だがしかし! この程度の試練も突破できぬようでは賢者なぞ夢のまた夢ぞ!」
僧侶「市中チラ見せ……市中チラ見せ……」ブツブツ
神官「さあ僧侶よ! 賢者になりたくば早く脱ぐn「あの、すみません!」
僧侶「質問なんですけど」
神官「な、なんじゃ? (やべ、悟られたか?)」
僧侶「市中チラ見せってなんですか?」
【町・市場】
武器屋「いらっしゃい! 今日は何のようd……」
僧侶「はい! 新しい杖が欲しいんです!」プルルン チラッ
武器屋「ぶふぉっ!」
僧侶「お店の中見させてもらいますね!」プルルン チラッ
武器屋(え!? なにこれ!? この僧侶さんなんかやばくね!?)
僧侶「あ、こっちの杖凄いです! でもちょっと高いですね……」
武器屋(法衣の下に水着着てるんだけど!? よくある全身タイツじゃないんだけれど!?)
武器屋(前からは完全防御だけど横から見ると……)
僧侶「あ、この杖って宝石で魔術の力を強くしてますね! 凄いです!」チラッ
武器屋「隙間から見える肌色が凄いんですけどーーーー!!!!」ブハァ
ザワザワ……
僧侶「神官様! 言われた通り、市まで行って新しい杖を買ってきました!」
神官「う、うむ……。ご苦労……」
僧侶「武器屋のおじさんが凄い親切な人で、タダにしてもらいました!」
神官「そ、そうか……」
僧侶「これで試練クリアでしょうか!?」
神官「あ、ああ……第一の試練達成じゃ……。ときに僧侶よ。一つ尋ねるが……」
僧侶「なんでしょうか?」
神官「は、恥ずかしくはないのかね? その、その恰好をジロジロ見られたりすることに羞恥心は……?」
僧侶「確かに今日は視線が多かったような気もしますけど、いつものことなんで気になりませんでした!」
神官(もとからエロい恰好してる奴に羞恥心も糞もなかったぜちくしょう)
神官「それでは次の試練に移るぞ」
僧侶「はい! 思ったよりも試練は簡単に終わりそうです!」
神官「調子に乗るのは早いぞ! これはまだまだ序章に過ぎぬ! 第二の試練!」
試練内容
>>13
トリップショー
すまん、気付かずにストリップで書いちまった。
書き直すの面倒だからそのまま投下する
神官「ストリップショー試練じゃ!」
僧侶「ストリップショー!? また知らない言葉が出てきました!」
神官「自分の真なる姿を大衆の前に少しずつ晒していくという神聖な行為である! 心してかかるがよい!」
僧侶「真なる姿を……!? 私、出来るでしょうか!?」
神官「出来るか出来ないかではない! やるかやらないかじゃ!」
僧侶「神官様……! 私、やってみます!」
【町・地下劇場】
踊り子「はっ! ふっ! ふっ! はぁん!」ビシッ
オドリコチャーン! オオー! スゲー! アンコール! アンコール!
踊り子「ふぅ。……ったく、男ってどうしてこうゲスなのかしら。……なんで私がこんなこと」
僧侶「凄いです踊り子さん! 凄く綺麗で格好よかったです!」
踊り子「きゃっ!? だ、だれよアンタ!?」
僧侶「申し遅れました! 私、僧侶と申します! ストリップショーをやらせてもらいに来ました!」
踊り子「へっ? 僧侶ってあの神聖職の?」
僧侶「はい! 賢者のために、がんばってます!」
踊り子「……賢者? ああ、そういうこと。聖と性をかけた隠語で男を喜ばす為の役どころってとこかしら」
僧侶「踊り子さん、ストリップのコツを教えてもらえませんか? 私、初めてなもので」
踊り子「……適当にやっても問題ないわよ。どうせこの世界に入っちゃったら嫌でも上達するんだから」
僧侶「踊り子さんの踊りは、嫌々覚えたものなんですか?」
踊り子「……もともとは夢の為よ。世界一の踊り手になるのが私の夢だったから」
僧侶「夢の為……。だからでしょうか」
踊り子「なにがよ」
僧侶「踊り子さんの踊りは、とても綺麗で格好よくて一生懸命で。私、感動してしまいました」
踊り子「……僧侶って役にとことん成り切ってるてワケ? そうやって綺麗な言葉で汚い部分を隠して。私を馬鹿にしてるのかしら」
僧侶「馬鹿になんかしてません、本心です」
踊り子「本心ってあんたねぇ」
ソウリョチャーン デバンダヨー!
僧侶「あっ、すみません! 出番みたいなので行ってきます!」タタッ
踊り子「……何なのよあの娘は」
僧侶「僧侶と申します! 一生懸命頑張ります!」
ヒュー! オオー! マジカヨ! セイソナオンナンコ! アアミエテビッチトカソソルゼ!
僧侶「――――――――――♪」
! ?
踊り子「う、歌!? 何してんのよあの娘!?」
僧侶「―――――♪ ――――――♪」
オ、オイ アア…… ナンテキレイナウタゴエナンダ…… カミヨ……
踊り子「……これは祈りの歌? 役とかじゃなくて本物の僧侶!?」
僧侶「……皆さん。私は、踊り子さんのように綺麗に格好よくは踊れません。だから、歌を唄います」スルスル
オオオ ヌギハジメタゾ イイカラダダ ナノニ ナンダコノキモチハ……
踊り子「……なんで」
僧侶「―――――♪ ――――――♪」スルスル
踊り子「……なんで……なんで……こんなことしながら歌えるの……?」
僧侶「―――――――♪ ―――――――♪」スルッ……
踊り子「……なんでっ……こんなことしながら……そんなに優しい声で歌えるの……!」
僧侶「―――――――――♪」
僧侶「―――――――――――♪」
踊り子「もう一糸纏わぬ姿なのに……」
僧侶「―――――――――――♪」
踊り子「ここにいる連中はゲスばかりなのに……」
僧侶「―――――――――――♪」
踊り子「誰もあの娘が裸であることに意識を向けていない……」
僧侶「――――――――――――♪」
踊り子「ここにいる誰もがあの娘を見ている………」
僧侶「―――――――――――♪」
踊り子「あの娘という存在を……あの娘という魂を……」
僧侶「―――――――――――♪」
踊り子「……っ!」ダッ
ナンダ!? ランニュウカ!? イヤコレハ……
――――――――――
―――――――
―――――
僧侶「踊り子さんありがとうございました!」
踊り子「ふん」
僧侶「まさか途中から一緒に舞台に立って踊ってくれるなんて!」
踊り子「全く踊らないストリップなんて苦情が出るでしょうが。仕方なくよ仕方なく」
僧侶「踊り子さんの踊り凄かったです! さっき見たものより更に綺麗に洗練されていて!」
踊り子「そ、そうかしら」
僧侶「はい! お客さんもからも拍手をたくさん頂きました!楽しかったです!」
踊り子「……楽しい。……忘れてたな、そんな気持ち」
僧侶「またご一緒させてくださいね!」
踊り子「……考えておくわ。その時の私に、あなたがついて来られたら、だけどね」
僧侶「はいっ!」
僧侶「神官様! ストリップショーを行ってきました!」
神官「う、うむ……。み、見事だったぞ僧侶よ……」グスッ
僧侶「神官様もご覧になったくださったのですか!? 光栄です!」
神官「ええっ!? 見てないし、行ってないよ!? 神官たる私がそんなとこ行くわけねーじゃん!」
僧侶「そうなんですか? それは残念です」
神官(もしかしなくてもこの娘オカシイ天然ってレベルじゃねーぞ)
僧侶「神官様?」
神官「そ、そんなことより次に行くぞ! 余興はこれまで、第三の試練に突入じゃ!」
試練内容
>>30
装備なしでダンジョンを攻略
神官「第三の試練は実践じゃ! お主にはダンジョンを攻略してもらう!」
僧侶「はい!」
神官「更にこの試練には厳しい制限がついておる! 僧侶よ、お主の一切の装備を禁ずる!」
僧侶「はい! それで厳しい制限とはいったい!?」
神官「あまりに厳しさに幻聴だとでも思ったか!? 僧侶よ、お主の一切の装備を禁ずる!」
僧侶「はい! それで厳しい制限とはいったい!?」
神官「両耳ををかっぽじってよーーく聞くがいい! 僧侶よ、お主の一切の装備を禁ずる!」
僧侶「はい! それで厳しい制限とはいったい!?」
神官「だから装備禁止って言ってんだろうが! ループしてんじゃねぇ!」
僧侶「ですけど私、第一の試練からずっと装備をつけていないです。今更厳しいと言われても」
神官「確かにそうだけれども!」
神官「さぁ、この旅の扉を通るがよい! 『ソープの塔』と呼ばれるダンジョンに通じておる!」
僧侶「聞いたことがないダンジョンです!」
神官「当然! 悟りの道を歩む者にしか足を踏み入れることが許されぬ、幻の塔じゃからな!」
僧侶「幻の塔……」ゴクッ
神官「最上階には魔物が潜み、『悟りの書』というアイテムを守っておる! それを見事奪取してくるのじゃ!」
僧侶「分かりました! それでは行ってきます!」
神官「装備に頼らず知恵をもって困難に立ち向かうのじゃってもういねぇよ。マッパなのに躊躇なさすぎだろオイ」
【ソープの塔】
僧侶「ここがソープの塔。床が柔らかくヌメヌメしています」ヌメヌメ
僧侶「それでは頑張って最上階を目指しましょう! えいえい、おーーー!」
バタバタバタ……
僧侶「これは……足音? 早くもモンスターに気付かれてしまったのでしょうか」
僧侶「さすがソープの塔のモンスターです。一筋縄では攻略出来なさそうです!」
バタバタバタ!
僧侶「いったい何が現れるのでしょう?」
>>40が現れた!
バブルスライムが現れた!
バブスラ「ピキ―――!」
僧侶「緑色のスライムさんです! 初めまして! 僧侶と申しm」
バブルスライムはいきなりおそいかかってきた!
バブスラ「ピキ――!」ヌチャァ!
僧侶「凄いです! とても人懐っこいスライムさんです! よしよし」
バブスラ「ピ、ピキ――――!」ヌチャァヌチャァ!
バブスラ「ピキ――――!」ヌメヌメ!
僧侶「私、こんなにモンスターに懐かれたの初めてです!」ナデナデ
バブスラ「ピキ―――――――!!!」ヌチャヌチャヌメヌメニュゥ……
僧侶「ひゃっ!?」コケッ
バブスラ「ピギュッ」
会心の一撃!
バブスラ「ピ……キキ……」
僧侶「こ、転んでしまいました! あの、大丈夫で……緑色のスライムさん!?」
バブスラ「」
僧侶「み、緑色のスライムさーーん!」
―――――――――
―――――――
――……
バブスラ「――――………ピ、ピキ?」
バブスラ「ピキ――?」キョロキョロ
僧侶「すぅ……すぅ……」
バブスラ「ピ、ピキィ!?」
僧侶「すぅ……ん……緑色の……スライムさん……」
バブスラ「ピ、ピキィ?」
僧侶「……がん……ばって……くださ……すぅすぅ……」
バブスラ「ピキ……? ……ピ、ピキッ!」ハッ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
僧侶『み、緑色のスライムさん……! 目を覚ましてくださいっ!』ポゥ
バブスラ『……』
僧侶『もう少しで傷が塞がります! だからそれまで頑張っ……!』クラッ
バブスラ『……』
僧侶『はぁはぁ……何故でしょうか……体が思うように動かなくて……魔法の制御が……』ポゥ……
バブスラ『……』
僧侶『……安心してください。緑色のスライムさんは……私が何としてでも……!』ポウッ!
バブスラ『……ピ……キ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
僧侶「すぅすぅ……」
パブスラ「ピキィ……!!」ウルウル
僧侶「んっ……」
バブスラ「ピ、ピキッ!」
僧侶「……あと……5ターン……すぅすぅ……」
バブスラ「ピ……ピキ―……」
僧侶「はっ! つい眠ってしまっていたようですっ!」ガバッ
バブスラ「ピキ――――!?」
僧侶「あ、緑色のスライムさん! 元気なったんですね!」ダキッ
バブスラ「ピ、ピキィ!?」
僧侶「よかったです! 本当によかったです! もう駄目なんじゃないかと……!」グスッ
バブスラ「ピキ――――!」
僧侶「私、どうやら風邪を引いていたみたいでっ! 体が熱くて魔法を制御しきれなくてっ!」
僧侶「常日頃から健康に気を付けていれば緑色のスライムさんをもっと早く癒してあげられたのに!」グスッ
バブスラ「ピ、ピキィ………」 ←いうまでもなくこいつの毒のせいである
僧侶「わぁ! 体が熱かったのがすっかり治ってしまいました! 凄い効き目の風邪薬ですね!」
バブスラ「ピ、ピキィ……」つ毒消し草
僧侶「ありがとうございます! 緑色のスライムさん!」
バブスラ「ピキ――」
僧侶「さて、私もそろそろ先に進まなくてはいけません!」
バブスラ「ピキ―?」
僧侶「はい! 実は私、賢者になるための試練を受けていまして! この塔の最上階を目指しているんです!」
バブスラ「ピキ――!」タタタタッ
僧侶「緑色のスライムさん?」
バブスラ「ピキ――!」クイッツクイッ
僧侶「えっと、ここの壁が何かあるのですか?」トントン
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
僧侶「隠し通路?」
バブスラ「ピキ――!」
【ソープの塔・最上階】
僧侶「凄いです! 塔の最上階まで一気に登ってきてしまいました!」
バブスラ「ピキ―――!」
僧侶「ありがとうございます! 緑色のスライムさん!」
バブスラ「ピキ―――!」
???「スッタフ専用通路を使ってここまで来るとは。驚嘆に値する」
僧侶「あ、お邪魔してます! 僧侶と申します!」
???「むむ、この状況で名乗りをあげるか。ならば私も名乗り返さねばなるまい」
???「私はソープの塔の店長にして最高責任者、その名も>>51である」
リップス
僧侶「リップスさんですか! 素敵なお名前です!」
リップス「自己紹介も終わったところで本題に入ろう。君は何をしにここまで来たのかね?」
僧侶「はい! お願いがあるんです! 悟りの書を私に譲ってもらえないでしょうか!」
リップス「ふむ、君の言う通り悟りの書は確かに私が有している。何故これを求める?」
僧侶「私、賢者になりたいんです! その為の試練として悟りの書を入手しなければいけないんです!」
バブスラ「ピキ――!」
リップス「『ボクカラモオネガイシマス』か。よくもまぁ我が従業員をここまで手懐けたものだ」
僧侶「どうかお願いします!」ペコリ
リップス「君は変わった人間だね。本来ならば戦って叩き潰すところだが……」
リップス「そうだね。君が>>54をするというのならば、悟りの書を譲ってもいい」
↑
僧侶「リップスさんの奥さんが病に!? それならば早くお医者さんを!」
リップス「医者はとうに匙を投げてしまったよ。現状、女房を治療する手段はないとね」
僧侶「そんな! な、なにか方法がある筈です! それを探し出して……!」
リップス「散々駆け回って探し出した名医にこう言われたのだ。私は絶望に暮れ諦めてしまっていたのだが……」チラッ
バブスラ「ピキ――!」
、
リップス「魔物を癒し、私に頭を下げる君を見て思ったのだ。魔が差したといってもいい」
僧侶「私を見て、ですか……?」
リップス「もしかしたら、人間が何とかしてくれるかもしれないとね。魔物である私がだ」
僧侶「リップスさん……! 分かりました! 私、リップスさんの奥さんを助けたいです!」
バブスラ「ピキ―――!」
僧侶「奥さんの病の容体を教えてください! 熱が高いとか、特徴になるものを!」
リップス「引き受けてくれるか! そうだね、会ってもらえれば分かると思うが、強いて言うのならば……」
病の容体
>>58
体の震えが止まらない
リップス「紹介しよう。女房のリップス♀だ」
リップス♀「ああああたしがダーリンの妻のリップス♀よよよよよよん………」ブルブル
僧侶「初めまして! 僧侶と申します!」
リップス♀「ダダダダーリン! ほほほほ本当にだだだだ大丈夫なのの? ににに人間だなんてて!」ブルブル
リップス「安心しなさい。何かあれば夫の私が命を懸けて君を守る」
リップス♀「ううううう嬉しいわわダーリン! あああ愛してるわわわわ! ムチュチュチュチュチュ!」ブルブル
僧侶「お医者様でも治せない震えの止まらないという病。私に治せるといいのですが……」
バブスラ「ピキ―!!」
僧侶「はい! この病の正体が分かれば解決策も浮かんでくる筈です! リップス♀さん、診察を始めますね!」
リップス♀「おおおおおお手柔らかにお願いするわわわわ……!」ブルブル
診察の結果、分かったこと
>>61
怨念、邪念の集合体に取り憑かれている
リップス「なに!? 女房のこの震えは病ではなく呪いの類!?」
僧侶「お医者様が分からないのも無理ないです。怨念、邪念は直接見ることは出来ません」
リップス♀「そそそそんな! ああああたし、のの呪われるようなここことなななんんて!」ブルブル
僧侶「装備品経由の間接的呪いなら比較的簡単に解けるのですが。これはリップス♀さん本人に直接憑りついていているので少々深刻です」
リップス「君は僧侶なのだろう。 何とかならないのかね?」
僧侶「そうですね、解呪の方法としては>>65などがあります!」
↑
リップス「シャナクか。基本的な解呪魔法だと聞いているが」
僧侶「はい! だいたいの呪いがこれで解けます!」
リップス♀「やややややるのならははははやくしてぇぇぇ……」ブルブル
僧侶「分かりました! 行きます!」
僧侶「シャナク!」
コンマ判定 僧侶の魔力が呪いよりも高ければ解呪成功
ただし、呪いのコンマがゾロ目の場合は、その数値が2倍になる
僧侶 >>70
呪い>>71
j
はい
※今回僧侶はゾロ目補正無し。2倍でもギリ届かないけど……
リップス♀「……」
リップス「おお! 震えが止まったぞ! 成功か!?」
僧侶「はぁはぁ……くっ……!」
リップス♀「……」ブルブルブルブル!!
リップス「リ、リップス♀!?」
僧侶「すみません! この呪い、想像以上に強力で……!」
リップス「失敗したというのか!? リップス♀! 返事をするんだ! リップス♀!」
解呪失敗! 反動でリップス♀は……
>>76
絶景の美女の人間に
※絶世に直してお送りします
絶世の美女の人間になってしまった!
リップス?「いたたた……もう! なんなの……あら、震えが止まっているじゃない! 成功したのねん!」
リップス「リ、リップス♀? リップス♀……なのか?」
リップス?「なにいってるのよダーリン。妻の顔も忘れちゃったのん?」
リップス「なんと……」
僧侶「すみませんすみません! 力及ばずかえって呪いを促進させてしまったみたいです!」
リップス?「呪いが促進? 震えは止まったわよん! 心なしか景色が綺麗に見えるほどよん!」
リップス♂「あー……。リップス♀、落ち着いてそこにある鏡を見なさい」
リップス?「あら、あたしのお化粧崩れてるかしらん? 教えてくれてありがとうダーリン!」チュパ
リップス?は鏡を見て……
1、とてつもなく悲観した
2、違いに気づいていないようだ
3、その他
>>84
足がある!?
リップス人「あ……ああ……足がある!? ダーリン! 私、足が生えちゃってるわ!?」
リップス「足限定かね!? もっと全体的に変わっているのだが!?」
リップス人「ダーリン見て! この美脚! つるっつるよん!」
僧侶「本当にきれいです! ですが、足以外の自分の変化に気付いていないのは呪いの効力なのでしょうか?」
リップス「う、うむ……。もともと少し天然の気があるだけに分からん……」
僧侶「このままではいけません! なんとかしてリップス♀さんに戻さないと!」
リップス「大丈夫なのかね? これ以上の悪化は御免こうむりたい」
僧侶「最終手段です! 怨念、邪念の集合体さんに直接事の原因を聞いてみましょう!」
リップス「なんと、そんなことが可能なのか」
僧侶「怨念さん邪念さん! なぜリップスさんの奥さんに憑りつくのでしょうか!?」
1、デリヘルを呼んだらリップス♀でがっかりした
2、リップス♀に散々貢いだのに結婚された
3、その他
>>88
3
リップス♀が震えている姿にグッとくる
おおおぉぉぉぉリップス♀がおおおおおぉぉぉ震えている姿おおおぉぉぉぉグッとくるおおおぉぉ
僧侶「どうやら、リップス♀さんが震えている姿にグッとくるみたいです」
リップス「なんだそれは変態か!?」
リップス人「見て見て見てダダダダーーリン! すっべすっべよよよ!」ブルブル
僧侶「ああっ! また震え出してしまいました!」
リップス「むぅぅぅ許せん! 人の妻を何だと思っているのだ!」
おおおぉぉぉぉぶるぶるおおぉぉぉぉぉもええええぇぇおおおおおぉぉぉリップスたぁんおおおぉぉ
リップス「もう我慢ならん! 怨念だか何だか知らんが、この私が叩き潰してくれる!」
僧侶「リップスさん! もう一度シャナクをかけます! 力を合わせましょう!」
リップス「私こそはソープの塔の主して女房を誰よりも愛する夫なりぃぃ!」
コンマ判定 僧侶の魔力が呪いよりも高ければ解呪成功
ゾロ目の場合、それぞれの値が倍加
僧侶 >>90
リップス>>91
呪い>>92
とう
あ
なんじゃらほい
※僧侶+リップスのコンマの間違い 僧侶一人で瞬殺だとかいうな
ぐぁぁぁぁぁぁおおおおおおおぐあぁぁぁぁっぁっかくなるうえはぁぁぁ……
僧侶「呪いの力が先程よりも弱まっています! いけます!」
リップス「妻は私が守る! キエエィィィィ!!!!」
おおおおぉぉぉぉぉぉ……… シュゥゥゥゥ……ポン!
リップス♀「あ、あら? あたし、いったいどうしたのかしらん?」
僧侶「やりました! 解呪成功ですっ!」
リップス「リ、リップス♀! 良かった! 本当に良かった!」ブチュブチュ
リップス♀「あらいやだ……/// もう、積極的なんだからん……///」ブチュ
リップス「ありがとう! 君のおかげで女房はすっかり元通りだ!」
僧侶「私は最初、失敗してしまいました。呪いはリップスさんが一緒に戦ってくれたから解けたんです!」
リップス♀「呪いも解けたし、ダーリンが私の為に命をかけてた戦ってくれたって聞いて大満足よん……///」
リップス「君には感謝してもしきれない。 始めはどうなることかと思ったが君を信じてよかった」
僧侶「ありがとうございます! これからも奥さんを大事にしてくださいね!」
リップス「もちろんだとも! さて、約束通り君にこの『悟りの書』を譲ろう!」
リップス♀「人間にあげるのはもったいないけど、あなたは特別よん!」
僧侶「あ……そうでした。 私、もともと『悟りの書』の為にここまで……」
リップス「む、どうかしたかね?」
僧侶「いえ、その……もともと自分の為にここまで来たのに、お礼を言われて良いものなのかと思いまして……」
リップス♀「あら、そんなことん? いい、よく聴いてねん」
リップス「君がどんな目的でここに来たとしても、私達のこの感謝は紛れもない本心からくるものだ」
リップス♀「気持ちも大事、結果も大事。そして相手の感謝を素直に受け止めることも、また大事なことなよん」
リップス「そもそも感謝とは行動の結果、後からついてくるものだ。君には安心して、私たちの感謝を受け止めてほしい」
僧侶「リップスさん、奥さん……!」
リップス「受け取ってくれるね。私達の感謝とともに、この『悟りの書』を」
僧侶「はい! ありがとうございます!」
【僧侶は『悟りの書』を手に入れた!】
おおおぉぉぉ……
リップス「さて、帰りはこの旅の扉を使うといい。一瞬にして元いた場所に帰れるだろう」
リップス♀「もっとゆっくりしていったらどう? 歓迎するわよん」
僧侶「これでも試練を受けている身です。神官様も首を長くして待っていると思いますので」
リップス♀「なら、今度は遊びに来てねん。あなたならここのNO.1も夢じゃないわよん!」
僧侶「ありがとうございます! それではまた!」シュルルルルル……
リップス♀「さようなら! ありがとうねん!」
リップス「うむ。本当にありがとう。いずれ大賢者になるであろう人間よ……!」
リップス♀「行っちゃたわねん」
リップス「うむ。残る試練も無事に突破出来ればよいのだが………むっ!?」
おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………!!
リップス「これは!? 消滅したのではなかったのか!?」
リップス♀「旅の扉に飛び込んでいってるわよん!?」
おおおおにがさんおおおおぉぉぉぉぉ………!!
バブスラ「ピキ―――――――!!!!」
――――――――――
―――――――
――――……
神官「むふふふふ……。これはなかなか……出るとこ出てるのぉ!」ペラッ
僧侶「神官様!」
神官「うおぉぉぉっ!? 見てない! 私はなにも見てないぞぉぉぉ!」
僧侶「『悟りの書』、ここに持ってきました!」
神官「えっちな本などこれっぽっちも……むむっ!? 僧侶、戻ったか!」
僧侶「はい! 只今戻りました!」
神官「むむっ、これは確かに『悟りの書』! よろしい! 第三の試練達成じゃ!」
僧侶「ありがとうございます!」
神官「ときに僧侶よ!……その、なんじゃ! 第三の試練がどのようなものじゃったか、詳しく話してみてはくれんかの?」ゲッヘッヘ……
僧侶「はい! 最初にまず緑色のスライムさんにですね」
神官「いきなりスライム責めか! こりゃ期待できそうj『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
ガキィィィン!
神官「ぐふぅっ!?」
??「ぎゃぁ!」
僧侶「し、神官様!? そ、空から知らない男の子がふってきました!」
神官「」
??「きゅぅ……」
僧侶「この子はいったい……?」
――――――――
――――――
―――……
??「――――……んんっ?」
??「ここは―――?」キョロキョロ
僧侶「すぅ……すぅ……」
??「わわっ!? そ、僧侶さん!?」
僧侶「すぅ……ん……くぅ……」
??「眠ってる? あっ……というか僕……」
僧侶「すぅすう……」
??「僧侶さんに……膝枕されてる………」カァッ
僧侶「んっ……」
??「あっ……起きるのかな……?」
僧侶「あと……10ターン……すぅすぅ……」
??「ははっ……5ターン増えてるよ僧侶さn」
僧侶「はっ! また眠ってしまいました!」ガバッ
??「わーーーーー!?」
僧侶「あ、知らない男の子さん! 目が覚めたんですね!」ダキッ
??「わぁっ!?」
僧侶「よかったです! 本当に良かったです! 痛い所はないですか!?」ムニュゥ
??「あわわわわわわーーー!?」ジタバタ
僧侶「私、どうやら試練で魔力を消耗していたみたいで! 体の疲労で魔法を制御しきれなくてっ!」
僧侶「常日頃から体力を付けていれば知らない男の子さんをもっと早く癒してあげられたのに!」グスッ
神官「」←いうまでもなくこいつは放置である
??「――――というわけなんです!」
僧侶「あなたが……緑色のスライムさん?」
神官「この人間がもと魔物とな? にわかには信じがたい話じゃのう……」
??「本当なんです! 僧侶さんを追ってた邪念の奴を追ってたらごちゃごちゃになってそれでそれで!」
神官「話がこんがらがってよく分からんが、この小童が言う事は本当なのかの?」
僧侶「執念と邪念の集合体がリップス♀さんを呪いで人間にしてしまったのは私も確認しました」
神官「むむ……。モシャスならば気を失えば解ける筈じゃし……。ここにいる小童は完全に人間のようじゃ」
??「小童じゃない! 僕にはちゃんと―――っていう名前が! ……あれ?」
僧侶「どうしたんですか?」
??「えっと、その、僕は――――って名前が! あれ、名前が言えない!?」
神官「見たところ、真名が上書きされておるのようじゃの。昔の名を現在の名として使えぬようになっとる」
??「上書き!? それじゃあ今の僕はなんて名前なの?」
神官「ちょっと待っておれ。……うむ、今のお主はどうやら……」
??の名前(職業)は……
>>108
寝ます。おやすみ。あと賢者等はスレの都合上無効で
神官「忍者のようじゃ。これはまた珍しい……」
僧侶「忍者さんですか! どういったご職業なのですか?」
神官「数ある職業の中でもその詳細を知る者は殆どおらん。故に、なろうと思ってなれるものでもない」
忍者「なにそれどういうこと!?」
神官「一説では戦士よりも屈強であり、武闘家よりも疾く、盗賊よりも巧みで、遊び人よりも神出鬼没とある」
神官「忍術と呼ばれる摩訶不思議な力を操るも、人の前に姿を晒すことはなく、死してすら屍を残すこともないという」
忍者「……ごくっ」
神官「せっかくじゃ。このまま忍者として経験を積んでみるのもよいじゃろ」
忍者「え?」
僧侶「私がもう一度シャナクをかければすぐにでも元に戻れるのでは?」
神官「そんなことせんでも経験を積んで呪いを凌駕するほどに強くなれば、元の姿にも戻れるじゃろうて」
神官「どうじゃ? 未知なる職業、それは可能性。極めてみたくはないか?」
忍者「えっと……」チラッ
僧侶「?」
神官「よくぞここまで来た! 第四の試練! 悟りの試練もそろそろ佳境へt」
忍者「そ、僧侶さん! 僕、強くなります! そして僧侶さんをま、まま…まもっ!」
僧侶「はい! 頑張ってくださいね! 緑色のスライムさんに戻れるように!」ナデナデ
忍者「いいいい、いえっ! ぼ、僕が強くなりたいのはそそ僧侶さんを…っ!」カァッ
神官「人の話を聞けぃ! 第四の試練はこれまでとは次元が違うのじゃぞ!」
僧侶「次元が違う、ですか?」
神官「そうじゃ! 聞いて驚け見て笑え! 閻魔大王すら泣き叫ぶこの試練の恐ろしさを!」
試練内容
>>114
カラテの試練
神官「空手の試練をお主は達成することが出来るかな!?」
忍者「カラテ? カラテってなに?」
神官「いわゆる一つの武道の形! 石の柱を素手で粉砕し、鉄のナイフを足蹴りで切断するという!」
僧侶「素手でですか!? それは凄いです!」
神官「健全なる精神は健全なる肉体に宿るという! 賢者を志す者、肉体の鍛練も忘れてはならぬ!」
神官「この試練、常に死と隣合わせと心得よ!」
僧侶「分かりました! ですが賢者になるまで私は死にません! それでは行ってきます!」タタッ
忍者「ま、まって僧侶さん! ていうかどこ行くんですか!?」タタッ
神官「……さて、私はソープの塔に伝わる『悟りの書』を……ぐふふふふふ」
【空手道場】
ハイヤァァァ――――!!! ホワタァァァ―――!!!
僧侶「――――という訳なんです! どうか私に空手を教えてください!」
盗賊「君みたいな可愛い娘がウチで空手をねぇ~? 無理だと思うけどなぁ~」ニヤニヤ
僧侶「私、どんな辛い稽古も乗り切ってみせます! お願いします!」
盗賊「といわれてもねぇ~。ウチって名門だからさ、どこの馬の骨とも知らない奴をいちいち相手にしてられないっていうかさ~」
僧侶「そんな……」
盗賊「ま、君みたいな可愛い娘だったら、条件次第で俺が仲介人になって師範に紹介してあげてもいいけど」
僧侶「本当ですか!? あの、どんな条件でしょうか!?」
盗賊「簡単だって。朝まで俺と付き合ってくれればいいんだ。いろいろ話を聞かせてほしいんだよねぇ」ニヤニヤ
僧侶「分かりました! そういうことでs『駄目です!』
盗賊「ッチ……ああん? なんだおまえ?」
忍者「僧侶さん! そんな奴の言う事信じちゃだめですよ!」
盗賊「はぁ? ねぇ僧侶ちゃん、なんなのこいつ?」
僧侶「はい! 緑色のスライムさんで、今は忍者さんです!」
盗賊「ス、スラ? い、いやぁ僧侶ちゃんは面白いなぁ! そういう面白い話もしながら一晩過ごそうよ!」
僧侶「は『駄目です!』
忍者「僧侶さん! こいつ、僧侶さんを騙そうとしてるんですよ!」
僧侶「騙す、ですか?」
盗賊「……ったくよぉ? 意味分からねぇんだけど? 俺が僧侶ちゃんを騙す? はぁぁ? 馬鹿なのお前? ああん!?」クワッ
忍者「……っ!」ビクッ
盗賊「きえろ。 ぶっとばされんうちにな」ピッ
忍者「……勝負しろ」
盗賊「はぁ? ついに頭おかしくなったか?」
忍者「僕と勝負しろ!」
盗賊「やなこった。俺はこれから僧侶ちゃんと熱い夜を過ごすんだよ。 いこーぜ僧侶ちゃん」
僧侶「あ、あの。まだ稽古の時間なのでは……それに忍者さんが……」
盗賊「いいーのいいーの! 俺ってば稽古なんざしなくても滅茶苦茶強いから! あはははははーー!」
忍者「逃げるな! このヘタレ白髪!」
盗賊「……んだとコラ」
忍者「僕と勝負するのが怖いんだろ! だから逃げるんだろ!」
盗賊「なるほど……そんなに天国を旅行したいか」
盗賊「勝負方法は簡単だ。この積み重なった瓦をより多く割った奴の勝ちだ」
忍者「……ああ」コクッツ
盗賊「おい、逃げ出すなら今のうちだぜ? 」
忍者「逃げ出すもんか! おまえこそ負けたら僧侶さんに手を出さないって約束しろっ!」
盗賊「はんっ! 見ててね僧侶ちゃん! こんなガキ速攻でぶっ潰すからさ!」
僧侶「あ、あの! 良く分からないのですがそれでは反則なのでは!」
盗賊「じゃ、行かせてもらうぜ! すぅぅ………ハイ――――――ッ!」
コンマ判定
盗賊の割った瓦の枚数
ゾロ目の場合、2倍
>>121
低く
ピシピシピシィ―――!
盗賊「…っしゃ、58枚! おーい、だれかビデオ撮ってねぇーか!」
忍者「す、凄い……!」
盗賊「ふっ、おいガキ。この粉々に砕け散った瓦をみな」
忍者「……ッ!」
盗賊「これが一分後の……貴様の姿だ……」ドヤァ
盗賊(決まったぜ……! 僧侶ちゃん、見ててくれたかな?)チラッ
僧侶「次は忍者さんの番ですよ! 頑張ってください!」
盗賊「……ま、まぁいい。どうせあのガキは俺に勝てねぇんだからな」
忍者(さすがに凄い……! けど、僕だって負けるわけにはいかないんだ!)
忍者「……ッ! ハァァァッ!」
コンマ判定
忍者の割った瓦の枚数
ゾロ目の場合、2倍
>>123
がんばれ
ピシピシピシィ……!
忍者「はぁ……はぁ……っ! 枚数は!?」
盗賊「くっくっくっ……見て分からないのか?」
僧侶「忍者さんの割った枚数は39枚です!」
忍者「……そ、そんな」
盗賊「いやーよくやった方だぜお前は? 初心者が30枚以上割るなんざなかなか出来ることじゃねーよ?」ニヤニヤ
忍者「うっ……くそっ! くそぅ……!」ジワッ
盗賊「ぷっ! なにおまえ、泣いてんの? おーい僧侶ちゃん! 見てみなよこいつのツラ!」
僧侶「それでは次は私の番ですね!」
忍者・盗賊『は?』
僧侶「いきます! ……えいっ!」
コンマ判定
忍者の割った瓦の枚数
ゾロ目の場合、2倍
>>127
あ
ピシピシピシピシ――――ッガラガラガラ―――!
僧侶「やりました! 75枚ですっ!」
忍者「す、すご……」
盗賊「あががががが………ば、ばかな……」
僧侶「皆さんすごいです! こんなに手が痛くなる稽古を毎日行ってるんですね!」
盗賊「こここ、この野郎ーー! 馬鹿にしやがってぇぇぇ!」ガァッ!
僧侶「あ、足元気を付けてください!」
盗賊「へっ!?」ブスゥッ!
忍者「あっ、さっき割った瓦だ」
盗賊「……ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!」ピョンピョン
僧侶「あ、あの大丈夫ですk」
武闘家「足元がお留守だ。馬鹿め」ドカッ
盗賊「あべし!?」
盗賊「うおおおお~~~っ!! はっ 歯がとと、とれたぁ!?」
武闘家「俺がここの師範、武闘家。門下生が迷惑をかけた。すまぬ」ゴゴゴゴゴゴ……
僧侶「い、いえ! わ、私は僧侶と申します!」
忍者「に、忍者です! ……でっかい人だなぁ」
盗賊「オ、オレのり、りりりしいカオが~~!!!」ジタバタ
武闘家「臭い息を吐くのはそれくらいにしておけ」ゲシッ
盗賊「うわらば!?」
武闘家「話は聞いている。俺から一子相伝の暗殺拳を伝承されたいそうだな」
忍者「あ、暗殺拳!?」
武闘家「その名も空手神拳! だがおいそれと伝承するつもりはない!」
武闘家「>>134をする覚悟が無ければ、大人しく立ち去るんだな」
血反吐を吐くほどの鍛錬
忍者「ち、血反吐を吐くほどの鍛錬……」ゴクッ
武闘家「悪いことは言わない。強くなりたいのならば他にも方法が……む?」
僧侶「足の怪我はこれで大丈夫。あとは、抜けてしまった歯ですね」
盗賊「ううっ……」
武闘家「何を……している……?」
僧侶「あ、少し時間をください! ……痛いと思いますが我慢してくださいね! ……えいっ!」ブスッ
盗賊「んがはぁぁぁ―――――――!?!?!?!?」ガクッ
忍者「そ、僧侶さん!? ま、まさか抜けた歯をまた差しちゃったんですか!? なんで!?」
盗賊「」
僧侶「ベホマ!」ポゥ
武闘家「……」
盗賊「」キラーン
忍者「……あ。歯が治ってる」
僧侶「これで大丈夫です! 念のために歯医者さんには診てもらってくださいね!」
武闘家「……」
僧侶「あ、すみません! 時間をとらせてもらって!」
武闘家「いや。それより聞かせてもらおう。なぜこの男を癒したのか」
僧侶「歯とはいえ、人体の欠損部分の治療は早いに越したことがないですから」
忍者「時間が経つと治らなくなっちゃうんですか?」
僧侶「難しくなります。逆にいえば、たとえ腕が取れる大怪我でも即座に対応すれば完治可能で後遺症も残りません!」
忍者「へ、へぇ……そうなんだ……」
僧侶「むしろ虫歯を治すほうが難しかったりします。歯磨きは大事なんですよ?」
忍者「虫歯って腕取れるより重症なの!?」
僧侶「気をつけてくだいね。私、人が痛がってる所を見るのがどうにも苦手ですから」
武闘家「……」
僧侶「それで、血反吐を吐くほどの鍛練でしたよね? 私、頑張ります! よろしくお願いします!」
武闘家「痛いのが苦手なのではないのか」
僧侶「大丈夫です! 自分の怪我は自分で治せますので!」
武闘家「……そうか。そうまで言うのなら鍛練を受けていくがいい」
僧侶「ありがとうございます!」
武闘家「しかし血反吐を吐くほどの鍛練をしたところで、習得できるのは技一つが限界だろう」
忍者「えぇ……そんな……」
武闘家「悲観することはない。空手神拳は戦いの中で奥義を見出す。これから見せるものは、その基本となるもの」
武闘家「よく見ておけ……これが空手神拳だ」
空手神拳の技の名前と概要
>>140
マホカンタ
魔法を跳ね返す
武闘家「あたたたたたたたたたたたた―――っ!! マホォカンタァっ!!」キュイン
忍者「」
僧侶「す、凄いです! これが空手神拳なんですね!」
武闘家「そうだ。3ターンに50発というスピードで叩き込まれる拳は魔法を跳ね返す事が出来る」
僧侶「ま、魔法を跳ね返す!?」
武闘家「コツはやや高めの声で叫びながら技を繰り出すことにある。分かったか?」
僧侶「はい!」
武闘家「それでは鍛練を開始する! 咽が潰れるまで発声練習だ!」
僧侶「わかりました!」
武闘家・僧侶『あたたたたたたたたたたたた―――っ!! マホォカンタァっ!!』
コンマ50以上で技習得
>>142
あ
【僧侶はマホカンタを覚えた】
武闘家「……フ。まさか一発で習得してしまうとはな」
僧侶「師範さん……!」
武闘家「どうやら俺は見誤っていた。お前には拳士として素晴らしい才能がある」
僧侶「そんな、大袈裟です! そんなことよりも師範さん、喉は痛くありませんか?」
武闘家「ん? 特に問題ないが」
僧侶「良かったです! 私の鍛練のせいで師範さんの喉が痛んでしまったら大変でしたから」
武闘家「……俺の眼力も曇ったものだ。目の前に、空手神拳を伝承するに相応しい人物が現れていたというのに、それに気付かなかったとはな」
武闘家「もうお前に教える事はない。後は戦いの中で己の拳を極めていくがいい」
僧侶「はい……! ありがとうございました!」
武闘家「さらば強敵(とも)よ!」
忍者(突っ込んだら負けなんだろう。僕は心底そう思った)
神官「はぁ……。『ソープの塔』の『悟りの書』っていうから期待してたのになぁ……まさか本物だったとは」
僧侶「神官様! ただいま戻りました!」
神官「……む? おお、僧侶か!」
僧侶「はい! 空手神拳の基礎とも呼ばれる技を習得してきました!」
神官「な、なに!? あの伝説の空手神拳じゃと!? よりもよってもっとも過酷と呼ばれる空手を!?」
僧侶「はい! 師範さんに、『もう教える事はない、後は戦いの中で己の拳を極めていくがいい』と!」
神官「……なんということじゃ。世紀末の救世主と呼ばれる空手神拳伝承者に太鼓判を押されるとは!」
僧侶「神官様!」
神官「……よかろう! 第四の試練、達成じゃ!」
忍者(師範、要するに武闘家さんの職歴をここで聞いたら一体どうなるんだろ、とか思ったり)
神官「さて、とうとう第五の試練じゃ」
僧侶「はい!」
神官「そしてこれが悟りの最後の試練となる」
僧侶「さ、最後の試練! ではこの試練を達成したら!」
神官「うむ。 まずはこれを見るがいい!」ババーン
忍者「あ! 店長が僧侶さんにあげた『悟りの書』!」
神官「最後の試練を達成した時、この『悟りの書』が汝を賢者へと導くじゃろう!」
僧侶「『悟りの書』にそんな効果が!だから第三の試練の達成条件だったんですね!」
神官「ん? ああ、うん、まぁね」
忍者「何でそこ適当になるの!?」
神官「やかましい! 私もまさか本物が出てくるとはゴニョゴニョ……」
僧侶「神官様?」
神官「ぶっちゃけ暇つぶしに適当な事言ってただけだったのに予想外だわマジでゴニョゴニョ……」
神官「ゴッホン! それでは始めるぞ! 覚悟はよいな!」
僧侶「これで最後……! 私、絶対に成し遂げてみせます!」
忍者「なんかとんでもない事が聞こえてたような……」
神官「悟りの試練 最終・第五の試練! その内容は……これじゃぁっ!」
試練内容
>>149
魔物をあと二匹手懐ける
神官「そこの忍者の他に、あと二匹の魔物を手懐けここに連れてくる! それが最後の試練じゃ!」
僧侶「えっと、私は緑色のスライムさんを手懐けてなんていないのですが……」
忍者「魔物を二匹もなんてそんなのないよ! だ、だってそ、僧侶さんは、ぼぼ僕が一人でま、まも……!」
神官「いやいや、既にそやつは骨抜きレベルじゃ」
神官「お主には今一度示してもらいたいんじゃよ。人と魔物は心を通わし、分かり合えるということを」
僧侶「神官様……! 神官様は人と魔物の相互理解を考えて……私感動しました!」
神官「うむ! ……それで具体的な魔物の種族としてサキュバスなんてどうzy」
僧侶「それでは行ってきます!」タタッ
神官「ちょっと待てぃ! 今大事な事言ってた途中なんじゃぞーーーーー!?」
忍者「いらないいらない……ハッ!? そ、僧侶さん待ってくださいーー!」タタッ
僧侶「魔物のいるダンジョン……とりあえず>>153に向かってみます!」
※僧侶が向かうダンジョンの名称、及び概要
ネズミーランド
【ネズミ―ランド】
ネッズミマウス! ネッズミマウス! ネッズミネッズミマウス! ハハッ!
忍者「……あの、僧侶さん? ここって」
僧侶「はいっ! 夢と魔法の国! その名もネズミーランドです! ここにはステキな魔物がいるんですよ!」
忍者「ネ、ネズミー? ……あぁ、あの着ぐるm」ドカッ
ネズミー「ハロー! ネズミーマウスだよ! ハハッ!」
僧侶「きゃーーーーー! ネズミーがこんな近くに来てくれました! あ、あの! 握手してもらっていいですか!?」
ネズミー「ハハッ」ギュッ
僧侶「凄いです! 感激です! もう幸せです!」ブンブン
忍者「」ブチッ
忍者は>>159をしでかした!
ネズミーの頭を取る
忍者「ステキな魔物? 素敵? ああ、素で敵の魔物のことかぁ。そういうことかぁ」ユラァ
僧侶「幼い頃からずっと会いたかったんですよ!」
ネズミー「ハハッ! アリガトウ! 僕も会いたk」スポッ
忍者「……」つ頭
僧侶「……え?」
僧侶「に、忍者さん……? い、いったい……なに……を……? て、手になにを……ネズミーが死ん……」
忍者「違う! 僧侶さん……ネズミーなんて本当はいないんだ!」
僧侶「いや………いやです………ネズミー……いやぁぁぁっ―――――――――――――!」
忍者「良く見てよ! これは着ぐるみだよ! 外せば中のひt『ハハッ!』
忍者「!?」
ネズミー?「>>164」
最後にネズニーに会いたかった…ぐふっ!!
ネズミー?「最後にネズニーに会いたかった……ぐふっ!! 」バタッ
忍者「ええっ!? 何で倒れるの!? 何で血を吐くの!?」
ネズミー?「」
忍者「なんでマスク取れただけなのに死んでるの!? そ、僧侶さん! 復活呪文を!」
僧侶「……」
忍者「ええっ!? 僧侶さん!? 僧侶さん!? どうしたんですか!? 起きてください!」
僧侶「」
忍者「……そ、そんな……僧侶さんが……僧侶さんが……誰か……誰かぁ!?」
忍者「……なんで? なんで誰もいないの!? さっきまで賑やかだったのに!?」
忍者「嘘だ……! こんなの嘘に決まってる……! おかしいよ!」
忍者「ネズミーってなんなの!? ネズミーランドっていったいなんn………っ!?」
??「ハハッ」
―――――――――――――
――――――――
―――――
――
忍者「ごめんなさいごめんさい! やめて! ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」ガバッ
僧侶「あっ、お早うございます! 忍者さん!」
忍者「はぁ……はぁ…………えっ?」
僧侶「随分うなされていましたね。怖い夢でも見ましたか?」
忍者「ゆ、夢……? えっ……あれ……ここ……は?」
僧侶「目的のダンジョン直ぐ近くです。昨晩遅くに辿り着いたので、大事をとってここで野宿しました」
忍者「……そっか。僕たちは魔物のいるダンジョンを目指して……それで」
僧侶「それで忍者さん! どんな夢を見ていたんですか? 私気になります!」
忍者「……思いだせない。……あの、寝言とか言ってませんでしたか? ……悲鳴以外で」
僧侶「そうですね。 ネズミーって繰り返し呟いていました」
忍者「ネズミー? ……うっ」ズキッ
僧侶「不思議な言葉ですよね。 どういった意味なんですか?」
忍者「え……? ……すみません、僕にもよく……」
僧侶「そうですか。ならきっと、夢の世界の特別な言葉なのかもしれませんね」
忍者「……うん。 僧侶さんがいうなら……きっとそうなんだと……思います」
僧侶「少しお疲れのようですね。出発は午後からにしましょう。 今はもう少しお休みになってください」ナデナデ
忍者「わわっ…膝枕……嬉しいです………あり……がとう……ござい……ます」
僧侶「―――♪ ――――♪ ――――――――♪」
忍者(……ああ……僧侶さん……子守歌まで……上手だなぁ…………あ……れ……?)
僧侶「ランララン♪ ランランラン♪ ランラランララン♪」
忍者(……この歌………どこ……か……で…………)
―――――――――――――
――――――――
―――――
――
僧侶「忍者さん、調子は如何ですか?」
忍者「そ、僧侶さんがひひ、膝枕してくれたんで元気一杯で…ッ」ズキッ
僧侶「忍者さん?」
忍者「な、なんでもないですよ! ところでこの先、どういうダンジョンに入り込むんでしたっけ!?」
僧侶「はい! >>172です!」
ダンジョンの名称、及び概要
海底火山の洞窟
ダンジョンの半分が温泉、イソギンチャクとか大タコとか人魚がいる
【海底火山の洞窟】
忍者「ううっ、洞窟だけあって暗い……うわっ!?」ツルッ
僧侶「忍者さん! 大丈夫ですか!?」
忍者「ってて……すみません、滑っちゃったみたいで……」
僧侶「この洞窟の半分は温泉という話ですからね。水滴で足元も滑りやすいみたいです。ベホマ!」ポゥ
忍者「あ、ありがとうございます……」
僧侶「痛い所はありませんか? あまり無茶をしてはいけませんよ?」
忍者「い、いえ! こ、ここで僧侶さんをま、守れるのはぼぼ、僕だ……」
僧侶「ですが大丈夫です! いざとなれば私が忍者さんを守りますから!」
忍者「……僕、魔物でもなく人間でもなくて、男として悔しい……そして悲しい……」
僧侶「でも困りましたね。この先はもっと暗くなって、進むのも困難になりそうです」
忍者「………うぉぉぉぉぉぉ! 都合よく目覚めろ! 僕の潜在的何か――――!」ピカァ!
僧侶「あ、明るくなりました!」
忍者は>>176を習得した!
クソスレ終了ww
忍者「僕、僧侶さんを守れるような男になる!」
僧侶「私、絶対に賢者になります!」
忍者「僕たちの戦いは! これからだぁ!」
僧侶「>>1の次回作にご期待ください!」
※夢求める限り 永遠に……
【完】
??「ハロー!」グググ……
忍者「ギブ! ギブ! 単なる悪ふざけ! ぎゃあああああああーーーー!!」
??「ハハッ! コンティニュー?」
ニア YES
NO
>>186
イエス
忍者「」バタッ
僧侶「あ! また暗くなってしまいました! いったい何故だと思いま……忍者さん!?」
忍者「……ぼくた…ち……の……たた………すぅ zZZ」
僧侶「また、夢をみているのですね。 やっぱりまだ疲れが残って……」
忍者「すぅ……僕は……さんを……守れる……男に……zZZ」
僧侶「男の子の寝顔ですね。可愛らし……いえ、頼りになる男の子の……」ナデナデ
忍者「……ん……僧侶さん……zZZ」
僧侶「はい、なんですか?」
忍者「ね、ネズミーは……ネズミーは……いやだ………ネズミーだけは……zZZ」
僧侶「……ネズミーとは本当になんなのでしょうか?」
ピチョン……
ピチョン…… ピチョン…
僧侶「疲れて眠っているのですから、無理に起こすのは可愛そうですよね」
忍者「うーん……zZZ」
僧侶「もう少し、夢の世界で休んでいてください」
忍者「……orzZZ」
ピチョン…… ピチョン… ピチョン…
僧侶「こんにちは。僧侶と申します。すみません、忍者さんがお休み中なんです」
ピチョン…… ピチョン… ピチョン… ピチョン…
僧侶「はい。真に勝手なお願いです。忍者さんの為に、もう少し静かにして頂けたらと」
ピチョン…… ピチョン… ピチョン… ピチョン… ピチョン…
僧侶「……ここに住むモンスターさん、お願いします」ペコリ
>>192 が現れた!
※今日は寝る。サンキューおまえら
マリンスライム
【マリンスライムが現れた!】
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
僧侶「青いスライムさん! 何とかお願いできませんでしょうか!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
僧侶「あ、はい! 青いスライムさんでは普通のスライムさんと変わらないですね! うっかりしてました!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
僧侶「では、貝殻スライムさんでどうでしょうか! 立派な貝殻帽子、可愛いです!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
僧侶「気に入って頂けましたか! ありがとうございます!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
僧侶「あの、実は何を言ってるのか全く分からないのですが大丈夫でしょうか?」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
マリンスライムはどうやら……
1、威嚇しているようだ
2、どこかに案内しようとしてるようだ
3、普通に喋れるようだ
4、その他
>>197
2
マリスラ「キュルルン!」クイックイッ
僧侶「えっと、ついていけばよいのでしょうか?」
マリスラ「キュルルン!」タタタッ
僧侶「分かりました! 忍者さん、すぐ戻ってきますので、待っていてくださいね!」
忍者「……と、とれない……ぼくの……あたま……は……zZZ」
マリスラ「キュルルン!」
僧侶「はい! いま行きます!」タタッ
マリンスライムは僧侶を……
1、温泉に案内した
2、洞窟のボスの所に案内した
3、牢屋に案内した
4、その他
>>200
3
【海底火山の洞窟・牢屋】
マリスラ「キュルルン!」クイッ
僧侶「はい! この部屋に入ればいいんですね!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
キィィィィィ……… バタン!
マリスラ「キュルルン!」
僧侶「あれ、貝殻スライムさんは部屋に入らないのですか?」
マリスラ「キュルルン!」タタタッ
僧侶「あれ、どこに行くんですか? ……あれ?」
忍者「た、たた大変だ大変だ大変だ! 眼が覚めたら僧侶さんがいない!」
忍者「なんでどうして!? ていうかどうして僕は眠ってたの!?」
忍者「何故か体が青痣だらけだよ! 怖っ!」
忍者「って僕のことはどうでもいいんだよ! 僧侶さーーーん!」
【しかし返事はないようだ】
忍者「……どど、どうしよう! まさか僧侶さん、魔物に捕まっちゃったんじゃ……!」
忍者「急に魔物に襲われちゃって……そ、そんなこと許せるもんか! 」←
忍者「と、とにかく僧侶さんを探さなきゃ!」
忍者移動 コンマ最後尾判定
1~3:温泉
4~6:ボス
7~9:牢屋
0:宝物庫
>>203
ほい
【海底火山の洞窟・牢屋】
忍者「洞窟内に牢屋があるなんて……! 僧侶さーーーん! いませんかーー!」
僧侶『あのー! 貝殻のスライムさーん! どこに行っちゃったんですか――?』
忍者「……微かに僧侶さんの声が聞こえる! しかも僕の事を呼んでいる!?」
忍者「早く助けにいかないと! うおおおお……おおっ?」
マリスラ「プルルン、プルルン!」
忍者「ま、魔物!? お、おまえだな! 僧侶さんを捕まえたのは!」
マリスラ「プルルン、プルルン!」
忍者「お、お前の言葉くらい分かるんだぞ! スライム語くらい今でも分かるんだ!」
マリンスライムの性別、性格は……
>>206
♀恥ずかしがりや
マリスラ『……』カポッ
忍者「か、殻に閉じこもった? どういうこと?」
マリスラ『……』
忍者「……もしもし」
マリスラ『……』
忍者「……ねぇ。僕、僧侶さんって人探してるんだけど……知らない?」
マリスラ『……』
忍者「何で急に黙っちゃうのさ。恥ずかしがり屋でもあるまいし」
マリスラ『……』ビクッ
忍者「えっ? まさかそういう事?」
マリスラ『……』
忍者「でも現れた時は堂々としてたじゃん。『プルルン!』って」
マリスラ『……それ』
忍者「あ、喋った」
マリスラ『私の鳴き声、『キュルルン』』
忍者「……噛んじゃったんだね。それで恥ずかしくなっちゃったの?」
マリスラ『……そもそも会話、不得手』
忍者「そっか。会話が通じちゃうと駄目になっちゃうんだ。人間相手なら平気って事?」
マリスラ『……穴があったら入りたい。殻で我慢。……何者? 言葉通じる、何故?』
忍者「それは僕がもとバブルスライムで……ってそんな事はどうでもいいんだよ!」
マリスラ『……もう一人の人間、私捕らえた』
忍者「やっぱり! なんでそんな事するのさ!?」
マリスラ『……』
>>210
脅されて仕方なく
マリスラ『……』ブツブツ
忍者「え、なになに? ……脅されて仕方なく?」
マリスラ『情けない、恥ずかしい』
忍者「それじゃあ、僧侶さんを捕えたのって君の意思じゃないんだ」
マリスラ『……私、魔物。時に人襲うこと有り。しかし』
忍者「しかし?」
マリスラ『相手、選ぶ。あの人間、強者』
忍者「そういえば僕も一撃KOだったっけ。……何気なく強いんだよね」
マリスラ『しかし無害。それ故の捕獲成功』
忍者「……ねぇ、君は誰に脅されてこんな事したのさ。ここのボスとか? 目的とか知ってるの?」
マリスラ『……黙秘。貴方も子供とはいえ、人間』
忍者「なら僕はさっさと僧侶さんを助けにいっちゃおーっと! 殻に籠る君に構う必要ないし!」
マリスラ『……困る。人間解放の失態、処罰』
忍者「……勝手な事はしないって約束するからさ。僧侶さんに会わせてよ」
マリスラ『……了承』
忍者「僧侶さん、無事ですか!?」
僧侶「忍者さん! 目が覚めたんですね! お早うございます!」
忍者「お、お早うございます! ……って挨拶してる場合じゃないです! 状況分かってます!?」
僧侶「はい! 貝殻のスライムさんに、お部屋に案内してもらいました!」
忍者「どう見てもただの牢屋なんだけど!?」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
僧侶「あっ、貝殻のスライムさん! 忍者さんを案内してきてくれたんですね! ありがとうございます!」
マリスラ「……」カポッ
僧侶「すぐ戻るつもりではいたのですが、やはり心配で……。気をきかせてくれたんですよね!」
忍者「……正直に事情話さない? 僧侶さんこんな人だからさ……ほら……ねぇ?」
マリスラ『……罪悪感刺激。……心が痛恥ずかしい』
忍者「……僕も最初に経験したよ」
僧侶「凄いです! 忍者さんは貝殻のスライムさんとお話出来るんですね!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
忍者「――って事で、誰かに脅されてこんな事しちゃったみたいなんです」
僧侶「えっと、私、捕まっちゃってるんですか?」
忍者「逆に何で捕まってないって思えるのか、僕は不思議なんですけど……」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」カポッ
忍者「逃げ出されると困るけど、このまま居てもらっても恥ずかしくて死にそうらしいです。色々情けなくて」
僧侶「それは一大事です! 貝殻のスライムさん、何か私に出来る事はありませんか!?」
マリスラ「……」
忍者「誰に脅されてるのかくらい、話してみようよ。 君から聞いたって事は秘密するからさ」
マリスラ『……了承』
1、洞窟のボス(種族名追記)
2、人間の侵入者
3、その他
>>215
↑
忍者「茹でクラーケン。この洞窟のボスらしいです」
僧侶「なんだか美味しそうな名前ですね」
忍者「あの、僕ちょっと考えたんだけど……僕達と一緒にここから逃げるってのはどうかな?」
マリスラ『……逃避?』
忍者「僧侶さん、この魔物が一緒に付いて来れば、試練のノルマが一つ達成できるんじゃ」
僧侶「そう、ですね。私としては助かります。……ですけど」
マリスラ「……」カポッ
僧侶「貝殻のスライムさんにとっては……」
マリスラ『……人間、信用不可。ここ、生まれた場所。離れたくない』
忍者「……そっか。僕だって僧侶さん以外に信用できる人間っていないしなぁ」
僧侶「故郷を逃げ出す形で出てしまうのも、理由はどうあれ悲しい事だと思います」
マリスラ「キュルルン……」
僧侶「決めました!」
忍者「な、何をですか?」
僧侶「私もずっとこの場に留まる訳にもいきません。ですがそれだと貝殻のスライムさんが困ってしまいます」
マリスラ『……』
僧侶「ですので、私が直接茹でクラーケンさんとお話して、頼んでみようと思います!」
マリスラ『……なん、だと?』
忍者「……えっと、このくらいでいいのかな?」ギュッ
僧侶「もっときちんと縛ってください! 貝殻のスライムさんが酷い目にあってしまっては意味がないですから!」
マリスラ『……何故、自らに縄?』
忍者「あくまで捕まってるって事にすれば、牢屋から出ても大丈夫なんじゃないかって僧侶さんが……」
僧侶「茹でクラーケンさんとお話するためにはコレしかありません! 忍者さん、縛り終えましたか?」
忍者「で、出来た! これなら縛られてる状態でもいざという時動ける! ……と思う」
僧侶「わっ! 本当ですね! こんな縛り方、何処で覚えたんですか?」
忍者「こ、これでも僕、ソープの塔の従業員だったから……ゴクッ」
僧侶「凄いです! まるで亀さんのこうr」
忍者「さぁ行こう! ボスに会いに!」
マリスラ『……不安』
マリスラ「キュルルン! キュルルン!」
忍者「ボスの茹でクラーケンは洞窟奥の熱湯温泉を根城にしてるみたいです」
僧侶「分かりました! 貝殻のスライムさん、そこまでの案内お願いしますね!」ダキッ
マリスラ『……人間、何故私を抱える』
忍者「手に持ってくんですか? ……重くないですか?」
僧侶「駄目ですよ忍者さん! 女の子に重いなんてことを言っては!」
マリスラ『……同意』カポッ
忍者「えっ、♀なの!? っていうか僧侶さん、言葉通じないのに分かるんですか!?」
僧侶「女の子同士ですので!」
マリスラ「……」
【海底火山の洞窟・熱湯温泉】
マリスラ『……到着、ボスの根城、熱湯温泉』
ブクブクブクブクブクブク………
忍者「うわぁ……沸騰してるよ……」
僧侶「残念です。縛られているので服がぬげません。これでは入浴できませんね」
忍者「縛っといて本当に良かったよ!」
マリスラ『ボス、温泉の底』
忍者「何とかして出てきてもらわないと僧侶さんが入浴し出しちゃうよ……」
マリスラ『呼び出し方法、>>223をすることで出現』
物を投げ入れる
忍者「物を投げ入れると出てくるの?」
マリスラ『ボス、供物要求。早い話、賄賂』
忍者「僕の所の店長とは凄い違いだなぁ。僕、何も持ってないんですけど……僧侶さんは?」
僧侶「私が今持っているのは貝殻のスライムさんですね! せっかくなので一緒に温泉に入りましょう!」
マリスラ『……否定。 私、命の危機に遭遇中』カポッ
忍者「だから温泉っていっても熱湯ですよ!? 耐性でもあるんですか!?」
マリスラ『私は無し。 故に止めて』ガクガク
僧侶「すみません。貝殻のスライムさんは水が怖いんですね」
マリスラ『人間怖い人間怖い人間怖い』ガクガクガクガク
忍者「……も、もしかして本当に?」
僧侶「他に持ち合わせといいますと……あっ! なぜか>>228を持ってました!」
割れた瓦
マリスラ『……割れた瓦、所持意味不明』
忍者「瓦割りした時があったんだよ……あの時の僧侶さん凄かったなー」
マリスラ『……何故、遠い目?』
僧侶「空手神拳継承記念に貰ってきました! 勿体ないですけどコレを投げ入れましょう!」
忍者「でも大丈夫かな? 瓦なんて投げ込んだら誰だって怒り出すんじゃ……」
マリスラ『私が投げ込まれるより断然いい』
僧侶「いきます! えいっ!」ポイッ
ポチャ! ブクブクブク……
僧侶「沈んでいきました!」
マリスラ『……あれが私と仮定、ゾッとする』カポッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………
忍者「なんか早くも出てくるみたいですよ!」
【 茹でクラーケンが現れた! 】
茹でクラーケン「吾輩こそは~っ! 海底火山の洞窟の主~っ! 茹でクラ~ケン様であ~る~っ!」
マリスラ『……ボス、茹でクラーケン』カポッ
僧侶「初めまして! 僧侶と申します! お忙しい所すみません!」
忍者「に、忍者です! そ、想像以上に大きい……!」
茹でクラーケン「吾輩の温泉にぃ~っ! 瓦なんぞを投げ込んだ不届き者は~っ! き~さ~ま~ら~か~っ!」
僧侶「はい! 私です!」
忍者「ほら、やっぱり怒ってるみたいですよ! 体中真っ赤にしてます!」
茹でクラーケン「これは~っ! 生~ま~れ~つ~き~じゃ~っ!」
忍者「あっ、ごめんなさい」
マリスラ『ボス、体色でよく間違われる。別名、茹で大王イカ』
忍者「えっ!? タコじゃないの!?」
茹でクラーケン「な~に~か~いったか~っ!!」
忍者「言ってません!」
茹でクラーケン「貴様等に問~う~っ! 貴様らが落としたのは~っ! 金の瓦か~っ! それとも銀の瓦か~っ!」
マリスラ『……返答注意』カポッ
盗賊「う、嘘をついたらどうなるんだろ……。想像は着くけど……」ゴクッ
僧侶「はい! 私が落としたのは……」
マリスラ『……返答注意』
1、金の瓦
2、銀の瓦
3、普通の瓦
4、その他
>>234
割れたかわr
3
僧侶「割れたかわr……」
茹でクラーケン「……」シュン
僧侶「普通の瓦ですっ!」
茹でクラーケン「こ~の~う~そ~つ~き~ど~も~め~! 貴様等が落としたのは~っ! 割れた瓦だ~っ!」
僧侶「ああっ! 間違えてしまいました!」
茹でクラーケン「まんまとひっかかりおったな~!」
僧侶「一本取られてしまいました!」
茹でクラーケン「が~は~は~は~っ!」
僧侶「ふふっ!」
忍者「……えっ?」
マリスラ『……展開、予想外』
茹でクラーケン「嘘をついた貴様らには~っ! この割れた瓦は返さんぞ~っ!」
僧侶「はい! 差し上げます! 大事にしてくださいね!」
忍者(ただのゴミなんだけどソレ)
茹でクラーケン「貴様が落とした証拠に~っ! この瓦に名前を書いていけ~っ!」
僧侶「はい! えっと……」カキカキ
茹でクラーケン「ちゃんと~っ! 『茹でクラ~ケンさんへ』って書いていけ~っ!」
僧侶「はい! 『茹でクラ~ケンさんへ』」カキカキ
茹でクラーケン「ハ~トマ~クも~っ! 忘れるな~っ!」
僧侶「はい!」
茹でクラーケン「あと~っ! 拇印代わりにキスマ~クもつけていけ~!」
忍者「仮にもボスの癖に威厳ダダ下がりだよ!」
茹でクラーケン「最後に~っ! あ~く~しゅ~だ~っ!」
僧侶「はい! 立派な触手ですねっ!」ギュッ
茹でクラーケン「証拠のため~っ! この触手はもうあらわないぞ~っ! が~は~は~は~っ!」
忍者(自分が何処に住んでるのかも忘れちゃってるよ)
マリスラ『……ボ、ボス』
茹でクラーケン「む~っ? そこおるのは~っ! 吾輩の下部か~っ!」
マリスラ「……」カポッ
僧侶「そうでした! あの、茹でクラーケンさん! 実はお願いがあr」
茹でクラーケン「任務ご苦労だった~っ! 自由にしてよいぞ~っ!」
マリスラ『……自由?』
茹でクラーケン「で~は~っ! さ~ら~ば~だ~っ!」
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく…………
忍者「え? なに? どういうこと?」
マリスラ『……不明、任務達成の模様』
僧侶「良かったですね貝殻のスライムさん! 自由の身のようですよ!」
忍者「何がなんだか……あれ? 僧侶さん、何か持ってるみたいですけど」
僧侶「はい! 領収書だといって金の瓦を頂きました!」
忍者「ええっ……あ、あのちょっと見せてください! 何か書いてあります!」
『拝啓 噂を聞いた時からファンでした。これからも頑張ってください 敬具』
忍者「……解きたくもない謎を解いた気分」
マリスラ『……』
僧侶「えっ! 貝殻のスライムさん、私についてきてくれるんですか!?」
忍者「僧侶さんへの恩返しついでに、気晴らしに洞窟の外に出たくなったみたいです」
マリスラ『……あれはない』
僧侶「ありがとうございます貝殻のスライムさん! よろしくお願いしますね!」ギュッ
マリスラ『……』カポッ
忍者「……うらやましい。 でもこれであと一体になりましたね」
僧侶「はいっ!」
忍者「このまま次のダンジョンを目指しますか? それとも一度神殿に戻りましょうか」
僧侶「中間報告も大事ですね。ここは……」
1、一度神殿に帰還
2、次のダンジョンへ (ダンジョンの名称、及び概要記載)
>>244
1
僧侶「神官様、中間報告に参りました!」
神官「おお、僧侶よ戻ったか。中間報告ということは魔物を一体連れてきたのかな」
僧侶「はい! 海底火山の洞窟の、可愛い女の子です!」
神官「なんじゃと!? 海底火山の洞窟に住む可愛い女の子の魔物と言えば……ま、まさか人魚!?」
僧侶「紹介しますね!」
神官「ま、待て! 人魚といえば上半身すっぽんぽん! ●RECじゃ! ●RECの準備をすr」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」カポッ
忍者「ああもう……。隠れないでちゃんと挨拶しなきゃ駄目だよ」
僧侶「貝殻のスライムさんです!」
神官「ですよねー。人魚が陸にいる筈ないですよねー」
忍者「――――という訳で、僧侶さんはここで賢者に成る為の試練を受けてるんだって」
マリスラ『……事情把握』
神官「ほう、忍者はこのマリンスライムの言葉が分かるのか」
忍者「僕、もともと魔物だし」
僧侶「忍者さんが羨ましいです。私も貝殻のスライムさんともっとお話したいのですけど」ナデナデ
マリスラ「……」カポッ
神官「ふむ、ならマリンスライムも人間にしてみるか」
僧侶「えっ?」
マリスラ『……人間?』
神官「忍者にかけられた呪いを解析し色々考えた結果、なんだかんだでワシにも出来る様になった。すげーじゃろ」
忍者「さらりととんでもない事言い出したよ……。ただのオッサンじゃなかったんだ……」
神官「もとよりこの神殿は、すべての命に新たな人生を歩ませる神聖な場所。それは魔物とて例外ではない」
神官「呪いにより人間化した体に、僧侶と共にいたいと思う心。それは密かに新たな人生として神に祝福されていたんじゃ」
忍者「そ、それじゃあ僕が完全に人間になったのは呪いのせいだけじゃなくて……」
神官「神の加護によるところでもある。そうでもなければ他にも呪いの症状が出ていたじゃろうな」
僧侶「そういえばリップスさんの奥さんは、人間化してからも体の震えが収まりませんでしたね」
神官「もしかしたら真名が『ああああ』とか『ばか』とかになってたかもしれん。いや、もっと卑猥な名前になった可能性もあるの」
忍者「や、やめてよ! 縁起でもない!」ブルブル
マリスラ『……人間……人間……』
神官「さてどうする。望むのであれば姿を変え名を変え、人間となる事が出来るぞ!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
神官「ただし! 一度人間になったからには、そこの忍者と同じく相応の経験を積まねば元の姿には戻れん!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
神官「例え見知らぬ職業に就いたとしても案ずるな! 未知なる職業、それは可能性じゃ! 」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
神官「もちろん今のままの姿を望むのならばそれもよい! 結局はお主が望むか否か!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
神官「返答はいかに!」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
神官「何言ってるか分かんねーよ。日本語で喋れやコラ」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」カポッ
忍者「どうする? 別に無理に人間になる必要はない訳だけど」
マリスラ『……思考中』
忍者「僧侶さんはどう思ってますか? やっぱり僕みたいに人間になった方がいいんですか?」
僧侶「そうですね。貝殻のスライムさんと直接お喋りできるようになるなら、私は凄く嬉しいです!」
マリスラ「……」カポッ
僧侶「でも人間の姿になってしまったら、こうして抱き抱える事が出来なくなってしまうんですよね」ギュッ
マリスラ「……」
僧侶「そう思うと残念な気持ちになります。……ですので、どうぞ貝殻のスライムさんの望むままにしてください」ナデナデ
マリスラ『……』
1、今のままでいい
2、人間の姿になってみる
>>251
2
神官「よかろう。人間となり、新たな人生を歩むことを望むのじゃな」
マリスラ「キュルルン、キュルルン!」
忍者「僕は断ると思ってたよ。よくなろうって思ったね」
マリスラ『……事実確認、今後元に戻れる事前提での承諾』
僧侶「ではこうしていられるのもあと僅かですね。正直名残惜しいです」ギュッ
マリスラ「……」カポッ
神官「では人間の気持ちになって祈るがよい。人間となり、どのような職業を志すのか。心に強く思い浮かべるのじゃ」
マリスラ『……』
マリンスライムの思い浮かべた職業は
>>254
※スレの都合上、賢者、僧侶等は無効
魔術師
【 マリンスライムは魔術師に転生した! 】
神官「成功じゃ! 生まれ変わったつもりで修行に励むがよいぞ!」
魔術師「……驚愕」
忍者「……本当に人間になっちゃったよ。三角帽子被ってるから魔法使いかな」
魔術師「否定、魔術師。魔術の探究者」
僧侶「魔術師さんですね! 小さくて可愛いです!」ギュッ
魔術師「……ひ、否定。忍者より大きい」カポッ
忍者「ぼ、僕の方が大きいよ! 君は帽子被ってるから大きく見えるだけじゃないか!」
魔術師「……現実は残酷」
忍者「そんなわけないでしょ! ちょっと帽子取ってみてよ!」ググッ
魔術師「拒否、帽子とらないで」ググッ
僧侶「ああっ! 喧嘩はいけませんよ!」
神官「忍者に魔術師、魔物が就く職業は少し変わってるの」
魔術師「僅差による私の勝利。帽子返却要求」
忍者「……」ズーン
僧侶「大丈夫です! 忍者さんは男の子ですから、成長したらたくさん大きくなれるはずです!」
忍者「……僧侶さんよりも?」
僧侶「はい! 私なんかあっという間に追い越しちゃいますよ!」
忍者「……よし! 僕は誰よりも強く、大きくなってやる! そそ、そして僧侶さんをま、ままも…!」
魔術師(……ボスよりも大きく?)
魔術師「不可能」
忍者「なんだとー!」
僧侶「それでは神官様! 報告も終わりましたしたので、そろそろ」
神官「試練に戻るのじゃな! ならば今度こそ女型の魔物を連れてくるのj」
僧侶「はい! それでは行ってきます!」タタッ
神官「いい加減慣れちゃったぜこんちきしょう」
僧侶「次は>>260に行ってみようと思います!」
※ダンジョンの名称、及び概要
ギネスの神殿
多種多様の世界1位のモノがある
【ギネスの神殿】
門番「貴様らを通す事はできぬ!引き返すがよい!」
僧侶「あの、どうしても神殿に入る事は許されないのでしょうか!」
忍者「見学くらいいいじゃん! 僕はギネスの本全巻持ってるくらいファンなのに!」
門番「ならん! ここは世界一位の称号を与えるギネス神を祭り、多種多様の世界一位のみが集まる神殿!」
門番「世界一位の認定無きものは門は通れぬ掟! 引き返すがよい!」
魔術師「……質問、あなたも世界一位の認定の持ち主?」カポッ
門番「無論! たかが門番といえど、ギネスの神殿の門番を務めるからには世界一位の認定なくしてどうするか!」
僧侶「凄いです! 門番さんの世界一位認定はどういったものなのですか!」
門番「知りたいか! ならば教えてくれる! 聞いて驚くがいい!」
門番の世界一位とは
>>264
足つぼマッサージ
門番「足つぼマッサージ! それこそが私の世界一位!」
僧侶「凄いです!」
魔術師「……地味」
忍者「世界一地味な世界一位持ってる門番の間違いでしょ!」
門番「貴様ら俺を愚弄するか! 痛い目にあいたいと見える! さぁ足を出すがいい! とっても痛いツボを押してくれる!」ガバッ
僧侶「きゃっ!?」
魔術師「……へ、変態!?」カポッ
忍者「変態だーー! ここに女の人の靴下脱がす変態がいるーーーっ!」
門番「人聞きの悪い事を言うな! ならば貴様からだっ!」ギュッ!
忍者「ちょっ!? やめっ、ぎゃぁぁぁぁぁーーーーーっ!」
足ツボマッサージ快感度 コンマ判定 ゾロ目倍加
>>267
to
門番「どうだっ! ふっ! 内部から快感がっ! ふっ! 湧き上がってくるだろっ! ふんっ!」グッ!
忍者「あっ! こ、こんな! い、痛い! だけだっ! あっ!」
門番「ふっ! 体は! ふっ! 正直のっ! ふっ! ようだがなっ! ふんふんっ!」グッグッ!
忍者「くっ! ああっ! や、やめっ! あっ、ああっ!」
僧侶「凄いです! 忍者さん、気持ちよさそうですね!」
魔術師「……異様な光景。しかし、チャンス」コソコソ
門番「動くでない! ふっ! ツボが! 定まらぬでは! ふっ ないかっ!」グッグッグッグ!
忍者「痛っ! っ! っ~~~~~~!!!」ビクンビクン
門番「ええいっ! 大人しくしないから実力の7割程度しか発揮できん!」
魔術師「……足元隙だらけ。反撃開始」グッ
門番「ふおっ!?」
足つぼマッサージ コンマ判定 ゾロ目倍加
>>270
ほあたぁ
門番「ぐっ! ぐおおおおお! こ、これはっ!? 俺に勝るとも劣らないぃぃぃぃっ!」
魔術師「……世界一位、破れたり」グッ! グッ!
門番「い、いや! わずかに俺が劣っているっ! ば、馬鹿な! こ、こんなことがぁぁぁぁぁぁぁっ!」グーーッ
忍者「ぎゃあああああぁ――――! 手、手を放してぇぇぇぇ――――っ!」
僧侶「魔術師さん、足つぼマッサージ出来たんですか!」
魔術師「……モ、モシャスの応用……。た、大したことない」
僧侶「変身魔法の応用、ですか? 見たところ姿は変わっていないように見えますが……」
魔術師「……て、手元だけ。部分的魔法行使」
僧侶「魔術師さん凄いです! 転生してまだ間もないのに、もう魔法の応用まで可能だなんて!」
魔術師「……っ///」ギュ~~~っ!
門番「ごっはあ!」
忍者「ごふっ!」
【魔術師はギネス認定証を手に入れた!】
魔術師「……これで門、通過可能。……後で返却する」
僧侶「忍者さんも門番さんも気持ちよさそうに眠ってしまいましたね」
門番「あひぃ……」ビクンビクン
忍者「ね、ねず……」ビクンビクン
魔術師「忍者に覚醒呪文の行使」
僧侶「そうですね。ここは……」
1、ザメハで普通に起こす
2、足つぼマッサージをやってみる
3、眠らせておく
>>274
2
僧侶「私も足つぼマッサージをしてみたいと思います!」
魔術師「……なぜ?」
僧侶「これは素晴らしい技術です! この機会に私も覚えてみたいと思いました!」
僧侶「ではいきます! 忍者さん、いきますよ!」
忍者「く、くる……やつが………zZZ」
僧侶「えいっ!」グッ!
魔術師「……合掌」
足つぼマッサージ コンマ判定
00~10:忍者潜在能力覚醒
11~89:ネズミー到来
90~99:激痛と共に目を覚ます
>>276
はい
??「ハロー!」グッ!
忍者「や、やめ! もう許しっあああああ!」
??「ハハッ!」グリッ!
忍者「い、いつまでこんな夢見続けなぎゃあああああ!!」
??「グワッ!」ゲシッ!
忍者「なんか変なの増えてるしぃぃぃぃっ!」
―――――――――――
―――――――――
――――……
忍者「」
僧侶「すみませんすみません! 素人が手を出してはいけませんでした!」
魔術師「……腕自体は並。問題は無かった」
僧侶「しかし忍者さん暫く起きれそうにないほどにダメージをっ! ベホマ!」
忍者「ネ、ネズミ……アヒルド……zZZ」
魔術師「……原因不明」
【ギネスの神殿・内部】
僧侶「忍者さん、大丈夫でしょうか……。連れてくるわけにもいかず、入口に寝かせてきてしまいましたが……」
魔術師「……体力問題無し、時間が解決」
僧侶「ならよいのですが……。忍者さんが目を覚ましたらきちんと謝らないといけませんね」
魔術師「……」
僧侶「私もまだまだ未熟です。もっともっと、しっかりしないと……」
魔術師「……そのままでいい」ボソッ
僧侶「えっ?」
魔術師「何でもない。それより、前方注意」
僧侶「前方ですか? いったいなにが……」
1、モンスター出現
2、宝箱
3、何かのスイッチ
4、自由安価
>>281
4 地雷原
【ここから先、世界一の地雷原】
僧侶「看板が立ててありますね……大変な事が書かれています!」
魔術師「……世界一の地雷原、範囲威力共に予測不能」
僧侶「もしも地雷が爆発してしまったら大変です! 立派な神殿が跡形もなく崩壊してしまうかもしれません!」
魔術師「そっち? 命の心配は?」
僧侶「何とかして地雷を無力化しなければ!」
魔術師「……危険物取扱に対する免許、専門知識の有無確認」
僧侶「ありません! ですが見過ごすわけにもいきません!」
魔術師「無謀。行・即・爆」
僧侶「蜂金を絞め直して頑張ります!」
魔術師「…それ、金の瓦……なんでもない」
??「お困りのようだな! 僧侶ちゃん!」
僧侶「あら、この声は……」
盗賊「はっはっは! おいおい、俺を忘れちゃったのかい? 愛しき俺のこの顔を!」
魔術師「……だ、誰?」カポッ
僧侶「盗賊さんですね! 空手道場ではお世話になりました!」
盗賊「ちっちっち! 空手道場にいたのなんて昔の話だぜ! 今じゃロンリーウルフ、砂漠を股にかけた盗賊さ!」
魔術師「……小悪党?」
盗賊「ああん!? てめぇまた……ん? あの時のガキじゃねぇな?」
僧侶「紹介します! 彼女は貝殻のスライムさんで、今は魔術師さんです!」
盗賊「す、スラ? い、いやぁ相変わらず僧侶ちゃんは面白いなぁ! 俺が真剣に惚れた女だけあるぜ!」キリッ
僧侶「魔術師さん、私の後ろに隠れなくても盗賊さんは怖くありませんよ?」
魔術師「……」カポッ
盗賊「……ま、まぁいいさ! 一度恨みはしたがソレはソレ。今度こそ僧侶ちゃんを俺のものにしてやるぜ!」
盗賊「へっ! 罠なんざ俺には何の意味もねぇ! レミラーマ!」
【しかし何もおこらなかった】
盗賊「とんだ肩すかしだ! 地雷なんざ一つも埋まってねぇぜ!」
魔術師「……」
僧侶「本当ですか!? 盗賊さん凄いです!」
盗賊「本当本当! 見てなよ僧侶ちゃん、俺の気持ちがお遊びなんかじゃねーってとこ見せてあげるからさ!」
魔術師「……止めた方がいい」
盗賊「ガキはすっこんでな! いくぜ!」カチッ
__,,:::========:::,,__
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙ -;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙ /`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
僧侶「と、盗賊さ――――ん!?」
魔術師「レミラーマでは罠感知不能」
魔術師「ギネスの神殿、都合のいい保護結界がある模様。爆発は踏んだ本人のみ対象」
盗賊「」
僧侶「し、死んでます…… 盗賊さんはきっと嫌な予感がしていたんですね……だからあえて私の代わりに……。……ザオリク!」
盗賊「……ね、ねず……zZZ」
魔術師「……違うと思う。しかし成果はあり」カポッ
【 爆弾岩が現れた! ×∞ 】
爆弾岩A「……」
爆弾岩B「……」
爆弾岩C「……」
爆弾岩D「……」
:
:
爆弾岩∞「……」
魔術師「……地雷の正体、判明」
僧侶「地雷の正体は爆弾岩さん。……ならばあの爆発は」
魔術師「……自己犠牲呪文、メガンテによるもの」
爆弾岩A「……」
爆弾岩B「……」
爆弾岩C「……」
爆弾岩D「……」
:
:
爆弾岩∞「……」
僧侶「……世界一の地雷原、ですか。私には世界一悲しい場所に思えてしまいます」
僧侶「おいで……さぁ……怖くない」
爆弾岩A「……」ゴロゴロ
僧侶「怖くない。怖くないです」ナデナデ
爆弾岩A「…………!」カッ
魔術師「……っ! 危険!」
僧侶「ほら、怖くない……ねっ」
爆弾岩A「……」
僧侶「怯えていただけなんですよね」ナデナデ
爆弾岩A「……」
魔術師「……いやいやいやいやいや」
忍者「……ようやく起きて追いついたと思ったら……な、なにこの状況?」
魔術師「……爆弾岩との戯れ」
僧侶「ふふっ! こっちですよー!」
爆弾岩A「……」ゴロゴロ
爆弾岩B「……」ゴロゴロ
爆弾岩C「……」ゴロゴロ
爆弾岩D「……」ゴロゴロ
:
:
爆弾岩∞「……」ゴロゴロ
忍者「僕まだ寝てるのかな……なぜかこいつもいるし……」
盗賊「……ぐぇぇぇぇ……zZZ」
僧侶「あっ! 忍者さん! お早うございます!」タタッ
爆弾岩A「……」ゴロゴロ
爆弾岩B「……」ゴロゴロ
爆弾岩C「……」ゴロゴロ
爆弾岩D「……」ゴロゴロ
:
:
爆弾岩∞「……」ゴロゴロ
忍者「ひぃっ!?」
魔術師「……世界一異様な地雷原」
僧侶「すみません忍者さん。私が余計な事をしてしまったせいで……」
忍者「いえ、なんだかんだで疲れは取れたような気がします! それより……」
爆弾岩A「……」
爆弾岩B「……」
爆弾岩C「……」
爆弾岩D「……」
:
:
爆弾岩∞「……」
忍者「これ、一斉に手懐けちゃったんですか? 凄いですね……いやマジで」
僧侶「この子達にはこれから先、命を大事にというお願いをしただけです」
魔術師「……試練は?」
僧侶「この子たちは皆家族なんです。私の都合で離れ離れにさせてしまう訳にもいきません」
爆弾岩A「……」
【爆弾岩はずっとこちらを見ている! どうやら伝えたいことがあるようだ!】
1、仲間になりたそうな目でこちらをみている!
2、ギネスの神殿に伝わる、世界一のスライム系魔物について教えてくれるようだ!
3、その他
>>296
2
僧侶「世界一のスライム系魔物さん、ですか?」
爆弾岩A「……」ゴロゴロ
爆弾岩B「……」ゴロゴロ
爆弾岩C「……」ゴロゴロ
忍者「陣形で伝えてくるって凄い事やるよね……一歩間違ったらドカンだよコレ」
魔術師「……ギネスの神殿が認める系統第一位。詳細希望、種族、外観など」
爆弾岩A「……」ゴロゴロ
魔術師「『それは君たちの目で確かめてみてくれ』? ……不満」
僧侶「凄いです! あの、どうしたら世界一のスライムさんにお会いすることができるんでしょうか?」
爆弾岩A「……」ゴロゴロ
世界一のスライム系魔物に会う為には……
>>299
スライムのさとり が必要
諸事情によりこれ以上書けなくなった為、遺憾ながら執筆を断念
これまで付き合ってきてくれたことに深く感謝します
それでは
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