ノープランまったり更新
何番煎じか分からんけどこの手のSSは読んでて面白いからやってみます
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屋上
ことり「今日は良い天気だねえ、かよちゃん」
花陽「うん、そうだね。ことりちゃん」
ことり「元気になるねえ」
花陽「うん」
ことり「ぱーっと晴れたねえ」
花陽「…うん」
ことり「告白日和、だねえ」
花陽「………」
ことり「…もう!いったいいつになったら>>4ちゃんに告白するの!」
希
花陽「だ、だって、もし断られたらって思うと…」
花陽「…それに、女の子同士、だし…」
ことり「希ちゃんはそんな事で花陽ちゃんを嫌いになったりしません!」
ことり「勇気、出そう?」
花陽「………」
ことり「………」
花陽「………」
ことり「うんって言ってよ……」
花陽「………」
ことり「………」
真姫「話は聞かせてもらったわ!!」バァーン!
花陽・ことり「!!?」
真姫「話は聞かせてもらったわ!!」バァーン!
花陽・ことり「!!?」
真姫「つまり花陽、あなたは好きな人に想いを伝えたいけど断られるのが怖いのよね!」
花陽「え、あ、うん…」
真姫「実は最近、西木野財閥でそんな悩める乙女のための画期的な装置を開発したの!」
花陽「いきなりどうしたの真姫ちゃん…?」
真姫「それがコレ!『愛情測定器』〜!」ジャーン
ことり「ネーミングが安易すぎるちゅん」
花陽「これ、ただのメガネじゃないの?」
真姫「そう!ただのメガネにしか見えないからこそ使用しても気づかれない!」
真姫「このメガネは、メガネで見た人間の使用者に対する感情を測ることができるわ!」
ことり「なんか何回も似たような機械見たことある気がするちゅん」
花陽「花陽は探偵モノの漫画で見たことがあるよ。高性能メガネ」
真姫「…なんかシラけてない?」
花陽「だって、いくらなんでも無理がありすぎるよ」
ことり「ちゅん」
真姫「まあこの西木野財閥の力を信じられないのも無理はないわ」
真姫「なら自分らで使って見ればいいじゃない!それで私を見るの!」
花陽「えー…わかったよぅ…」スチャッ
花陽「えーっと、真姫ちゃんの数値は…」
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
90〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…???
花陽「えっと…14…?」
真姫(あ、やばっ)
花陽「それってつまり…真姫ちゃんは私のこと…」ジワッ
真姫「ちちち違うのよ花陽!?」アセアセ
真姫「あれよ、ドッキリよ!!私を見た時は数値が14になるようにしておいたの!!」
花陽「…ほんと?」
真姫「ええ、この真姫ちゃんを信じなさい」
花陽「…うん。そうだよね。あの真姫ちゃんが嘘つくはずないもん」
花陽「ごめんね、きっと真姫ちゃんは花陽の緊張をほぐそうとしてくれたんだよね」
真姫(乗り切った…馬鹿で助かったわ…)ホッ
ことり「…(・8・)」
花陽「それじゃあ、ちょっと行ってくるね!ありがと真姫ちゃん!」タッ
真姫「ええ。健闘を祈ってるわ」
ことり「…真姫ちゃん」
真姫「なあに?ことり」
ことり「…かよちゃん泣かせたら、ことりのおやつにするから」
ことり「ね?」ニパッ
真姫「」
ことり「かよちゃん、待って〜」タッタッ
真姫「…ヤバイわね」ダラダラ
真姫「あのメガネ、1つ仕掛けを付けといたんだったわ」ダラダラ
真姫「使いすぎると>>12なのよね」ダラダラ
うーん、人来ないなあ
続きは明日の夜、人がいそうな時間にします。安価はそのまま
おやすみなさい
メガネが外れなくなる
よく考えたら今夜は2時過ぎまで顔出せないんだった…
今からとりあえず再開することにします。人はくるのか…
真姫「使いすぎるとメガネが外れなくなるんだったわ…」
真姫「メガネをかけた花陽も一部には需要があるらしいけど、一生外れないって知られたら…」
真姫「ことりの…おやつに…っ!」ガタガタ
真姫「こうしちゃいられないわ」ダッ
廊下
真姫(いた!…ことりも一緒ね)
花陽「うーん、希ちゃんどこかなあ…」
ことり「結構神出鬼没なところあるよねえ」
花陽「にしても、真姫ちゃんちの科学力ってすごいよねえ…。こんなもの作っちゃうんだもん」
ことり「…まだちょっと信じられないけどね」
真姫(なによ!西木野の科学力は世界一なのよ!)
花陽「あ、そうだ」
ことり「?」
花陽「これでことりちゃんのことも見てみます!」
ことり「えっ?」
真姫(何してんのよ!!外れなくなるかもしれないでしょ!!)
花陽「えーっと、ことりちゃんの数値は…」
ことり「は、恥ずかしいよぉ〜」アセアセ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
90〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…???
花陽「65…ことりちゃんっ!」ダキッ
ことり「かよちゃんっ!?」
花陽「良かったよぉ…ことりちゃんが花陽の味方で…」
ことり「はいっ!ことりは、かよちゃんの味方ですっ!」ナデナデ
花陽「やっぱり真姫ちゃんすごいなあ。これ本物みたい」
ことり「そうだねえ」
ことり(ってことは真姫ちゃん…やっぱりおやつにするちゅん)
真姫 ゾクッ
花陽「なんだか楽しくなってきました!どうせならメンバー全員このメガネで測っちゃいます!」
ことり「え、え〜…。やめといたほうが〜…」
花陽「あっ、>>18ちゃん!」
凛
花陽「凛ちゃん!」
凛「にゃ?あれっ、かよちんなんでメガネしてるの?」
花陽「い、今はそういう気分なの!」
凛「ふーん。凛はこっちのかよちんも好きにゃー」
ことり(凛ちゃんならきっと大丈夫だよね。ずっと一緒にいるし)
ことり(あ、でも真姫ちゃんの前例があるからなあ…)
花陽(えーっと、凛ちゃんの数値は…)ジーッ
凛「か、かよちん。凛の顔に何か付いてるにゃ…?」
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
90〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…???
花陽「」クラッ
ことり「かよちゃんっ!?」
凛(何で凛の顔見て倒れてんだにゃ…気持ち悪いにゃ…)
凛「ことりちゃん、かよちんよろしくね」
ことり「えっ、えっ!?」
凛「凛は用事があるから、じゃあね〜」
ことり(この態度…まさかっ!?)
ことり「……おやつが増えたちゅん(・8・)」
凛「あれっ、真姫ちゃん物陰に隠れて、どうしたの?」
真姫「ああ…凛。実はかくかくしかじかなのよ」
凛「へえ〜…。それじゃ凛がかよちんのこと大っ嫌いなのは伝わったんだね。どうでもいいけど」
真姫「どうでもよくないわよ!!ことりのおやつにされちゃうのよ!?」
凛「っ!?それは勘弁だにゃ!!真姫ちゃんなんてことしてくれてんだにゃ!!」
真姫「私の数値を見た時は泣きかけただけで済んだけど、倒れるほどとかどんだけよあなた…」
真姫「いつも花陽の悪口を言い合う仲だったけど、どうやら今日までのようね…」
凛「かよちんのせいで凛が死ぬのなんて絶ッッッ対嫌にゃあああああ!!!!」
保健室
花陽「う、う〜ん…?」
ことり「あっ、かよちゃん気がついた?」
花陽「ことりちゃん…ここは…?」
ことり「保健室だよ。かよちゃん倒れちゃったから…」
花陽「……凛ちゃんは?」
ことり「用事があるって、どこかに…」
花陽「そっか……」
花陽「………ううっ」グスッ
ことり「かよちゃん…」
花陽「凛ちゃん…ずっと一緒にいたのに…」ポロポロ
ことり「かよちゃん、大丈夫だよ」ギュッ
ことり「今は、いくら泣いてもいいよ?」
花陽「うっ…うわああああああああああああああん!!!!」
ことり「…落ち着いた?」
花陽「うん……ごめんね、ことりちゃん……」グスグス
ことり「ことりは、かよちゃんの味方って言ったでしょ?」
花陽「うん……」
ことり「ね、もうこんなことやめよ?考えたくはないけど、また傷つくかもしれないし」
花陽「………」
花陽「………いえ」
花陽「この際、はっきりさせます。誰が花陽のことを嫌いなのか」
ことり「…どうして?」
花陽「花陽のことを嫌いな人たちに謝りたいんです」
花陽「花陽にとっては、皆大切な友達だから……」
花陽「失うなんて、考えられないから……」
ことり「かよちゃん…」
>>26「あれ、どうしたの2人とも?」ガラッ
穂乃果
穂乃果「花陽ちゃんに…あーーっ!!ことりちゃん!!体育サボりじゃん!!」
穂乃果「ことりちゃんが来ないから海未ちゃんが鬼なんだよ!?『穂乃果ならまだまだいけますよね?』って!!」
穂乃果「そのせいで転んで擦りむいちゃったんだから!!」
ことり「そ、それは事情があって…」
花陽「花陽が倒れちゃったから連れてきてもらったの」
穂乃果「ええっ!?花陽ちゃん大丈夫!?」
花陽「うん。ただの貧血だから」スチャッ
穂乃果「あれ、花陽ちゃん今日はメガネなんだね」
花陽(穂乃果ちゃんの数値は…)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
90〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…???
※数値が何を意味するかは真姫ちゃん以外知りません
花陽(90!?高すぎます!!)
花陽(こ、こんなに高いということは、穂乃果ちゃんは花陽のこと…///)
穂乃果「花陽ちゃん、ほんとに大丈夫?顔赤いよ?」
穂乃果「あ、ことりちゃん。一応先生に話通しておきなよ」
穂乃果「花陽ちゃんは穂乃果が見てるから」
ことり「そうだね。それじゃあお願いしていい?」
穂乃果「うん!いってらっしゃーい」
ことり「かよちゃん、また後でね」ガララッ
穂乃果「…さて」
花陽(穂乃果ちゃんと二人きり…)
花陽(うう… ドキドキするよ…)
花陽(ってダメ!!花陽には希ちゃんがいるもん!!)
花陽(で、でもっ、意識しないのは無理だよお…)
穂乃果「花陽ちゃん、ボーッとして、ほんとに大丈夫?」
花陽「ぴゃあ!?だ、大丈夫ですっ!!」
穂乃果「無理しちゃだめ!穂乃果みたいになるよ?」
穂乃果「ささっ、病人は寝た寝たー」
花陽(あれ?意外と普通…?)
花陽「そ、それじゃあ寝させてもらおうかな…」
穂乃果「うんっ!おやすみー」
花陽「おやすみなさい…」
花陽「…すー……すー……」
穂乃果「………」ニヤッ
穂乃果「…ねえ花陽ちゃん。もう寝ちゃった?」
穂乃果「穂乃果はね、花陽ちゃんのことが大好きなんだよ。愛してるの」
穂乃果「その髪も、その眼も、唇も、手も、足も」
穂乃果「ちょっぴり恥ずかしがり屋なところも、アイドルのことになると人が変わるところも、運動が苦手なところも、お米が大好きなところも」
穂乃果「…ねえ、そんなに無防備な寝顔して、誘ってるのかなあ?」
穂乃果「これなら、き、キスされても、文句言えないよね…?///」
穂乃果「うん…これは花陽ちゃんが可愛すぎるせいなんだよ…しょうがない…うん…」
穂乃果「……」ソーッ
ことり「穂乃果ちゃーん?」ガラッ
穂乃果「っ!!!///」バッ
ことり「先生が早く戻って来いって言ってたよー…って、何かしてたの?」
穂乃果「い、いや!花陽ちゃんを寝かしつけてたんだよ!体調悪いみたいだったし!」
穂乃果「じゃあ一緒に行こっ!!先生に怒られちゃうっ!!」
ことり「あ、ことりはそういう事ならいいってー。一応保健委員だし。放課後まではここにいるね?」
穂乃果「えっ…。そ、そうだねっ!!じゃあ頼んだよっ!!また後でぇっ!!」ダダッ
ことり「あっ、擦りむいたとこ治療してないのに…」
花陽「……ことりちゃん?」
ことり「あ、起きちゃったんだね。穂乃果ちゃんがうるさかったから…」
花陽「ううん。いいの。穂乃果ちゃんすごく優しかったよ」
ことり「そっかあ。じゃあ穂乃果ちゃんは低い数値は出なかったんだね」
花陽「う、うん…///」
放課後・廊下
花陽「気を取り直して測定再開、です!」
ことり「なんか元気が出てきたねえ?」
花陽「穂乃果ちゃんのおかげです!それにまだ希ちゃんを測ってません!」
ことり「そういえばそういう目的だったよね」
花陽「あっ、あそこにいるのは>>36ちゃん!」
にこ・絵里・海未の中から
園田ァ!
花陽「園田ァ!」
海未「え!?どうしたんですか花陽!?」
ことり「ごめんね海未ちゃん。かよちゃんは今最高にハイにならなきゃやっていけないの」
海未「なんですかそれ…というか、穂乃果から聞きましたよ。こんな調子で本当に大丈夫なのですか?」
花陽「そんなことより海未ちゃん!!海未ちゃんは花陽のことどう思ってますか!!」
海未「え?それはどういう…」
花陽「答えなくていいですわかりますから!!」ジーッ
海未「本当に大丈夫なのですかこの花陽は…」
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
90〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…???
90って好きとキチの2つあるけど穂乃果はどっちなの?
>>39 あれ、ほんとだ。気をつけます。穂乃果は限りなくキチに近いけどまだ理性を保ててる段階ということでどうか一つ。
花陽「88です!!88ですよ!!海未ちゃんは最高です!!」
ことり「うんうん。良かったねえかよちゃん」
海未「なんですか88って…」
真姫「…」コソコソ
凛「ねえ真姫ちゃん。なんで凛たちはコソコソしなきゃいけないの?」ヒソヒソ
真姫「馬鹿ねあなた。今出てったら確実にことりのおやつよ」ヒソヒソ
凛「そういやそうだったにゃ」ヒソヒソ
真姫「少なくとも今日は顔を合わせないようにしなきゃ…。練習もサボるしかないわね」ヒソヒソ
真姫(にしても、動向が気になって見に来たけどこれは珍しいケースね…)
真姫(88、ゾロ目ってことは…)
真姫(海未は花陽の事が恋愛的に好きだけど、>>41ってことよね…)
猟奇的な意味で好き
真姫(猟奇的な意味で好きってことよね…)
真姫(ふふ…いい気味だわ花陽…)
真姫(海未にそういう趣味が合ったとは驚きだけど、まさかそんな感情を寄せられているとは思いもしないでしょうね…)
凛「真姫ちゃん1人でニヤニヤしててきもいにゃー」
海未(花陽がいつになくハイテンションですね…何か良いことでもあったのでしょうか)
海未(花陽…可愛いです…)
海未(ああっ…早くその笑顔をグチャグチャにしてやりたい…)
海未(苦痛に歪み、涙を浮かべて泣き叫ぶ顔を見てみたいっ…!)ゾクゾクッ
ことり「海未ちゃん、笑顔が何か引きつってるよ…?」
とりあえずここまで。
続きは今夜か明日の夜で。
メンバー全員測り終えるまではやります。
ノシ
バイトの休憩中にこんにちは
ギャルゲー系ねえ…そんなのもいいね
全員分測り終えるまではやるとは言ったけど、そこで終わりとは言ってないしねふひひ
ぼちぼち再開します
その前に、昨日までの測定結果をば
真姫→14
「どちらかというと嫌いね。今回は一生メガネつけたまんまになって欲しくてあの測定器を渡したわ。器が小さいとか言わないで」
ことり→65
「かよちゃんは、可愛い可愛いことりのお友達です!希ちゃんと幸せになることを願ってます!」
凛→01
「かよちんまじ無理にゃ。もううんざりにゃ。今までずっと愛想振りまいてたけど、嫌いなのが分かったならもう関わらないでほしいにゃ」
穂乃果→90
「花陽ちゃんが好きすぎてつらい…。もう強引にでも手を出して…って、ダメだよ!!そんなの絶対ダメ!!ああもうどうしよう!!」
海未→88
「花陽。私はあなたのことをお慕いしております。だからこそ、その笑顔が壊れる様が早く見たいのです」
未測定→にこ、絵里、希
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
91〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…猟奇的な要素アリ
ピロリン♪ピロリン♪
海未「む、メールですね。それも2つも」
海未「真姫と凛が練習を休む…?怪しいです」
海未「花陽、何か聞いていませんか?」
花陽「え!?えーっと…ごめん、聞いてない…」
ことり(…逃げられたちゅん(・8・))
海未「はあ。明日お灸を据えてやる必要がありそうですね…」
花陽「あ、あはは…」
物陰
真姫(終わったわ)
凛(詰んだにゃ)
部室
ことり「…誰も来ないね」
海未「穂乃果は先生に呼び出されたので遅れるとは聞いてますが、3年生はどうしたんでしょう…」
花陽「そういえば、今日は進路についての面接があるって希ちゃんにメールで聞いたよ」
海未「それは本当ですか?ということはしばらくこの3人だけでしょうか…」
花陽「うーん、そんなにかからないから少し遅れるだけとは言ってたけど…」
>>51「ごめん、待った?」ガチャ
にこ・絵里のどちらか
絵里
絵里「意外と時間かかっちゃったわー…って、人少なくない?」
花陽「今日は皆来れなかったり遅れたりで…」
海未「絵里、遅れるなら遅れると言ってくださいよ」
絵里「ごめんなさい…。うっかりしてたわ」
絵里「あら?花陽、今日はメガネなの?珍しいわね」
花陽「そういえばμ'sの初ライブの時ぐらいだよね。花陽が絵里ちゃんの前でメガネかけてたのって」
絵里「そうかもしれないわね。新鮮だわ」
絵里「凛風に言うなら、『こっちのかよちんも好きにゃー』ってとこかしら?ふふっ」
花陽「…………」
絵里(あ、あれ?)
花陽「…………」グスッ
絵里「!!?」
ことり(………ちゅん(・8・))
絵里「ちょ、ちょっといきなりどうしたの!?」
花陽「なんでも…ないです…ううっ」ポロッ
絵里「なんでもないわけないでしょ!?どうしたの?喧嘩でもしたの?」
花陽「まあ……そんな感じです……」グズグズ
ことり(…このポンコツはおやつにする価値も無いちゅん(・8・))
海未(なるほど…凛と真姫は今日は気まずいので練習に来ないというわけですね)
海未(そんなことより!!花陽がっ!!今!!花陽が泣いています!!)
海未(さっきまでの最高にハイとやらは気丈に振る舞っていただけだったのですね!!!その内面にまさかこんなものが隠れていたとは!!!)
海未(最高です!!!!あなたは最高です花陽!!!!ナイス泣き顔&シチュエーションです興奮します!!!!)ハアハア
海未(ああ、その涙を浮かべた目、泣き叫びたいのにぎゅっと噛み締めた口、たまりません!!!!!)ハアハア
海未(凛と真姫には感謝しなければなりませんね…お灸を据えるのは見送りにしましょう)
海未(ああ花陽!!!!!もっと泣いてくださいもっと!!!!!あああああああああ!!!!!)
絵里「…ほんとに大丈夫?」
花陽「大丈夫です…」
絵里「何かあったら言いなさいね。このかしこいかわいいエリーチカが何でも相談に乗ってあげる」
花陽「かしこいかわいい…ぷぷっ」
花陽「自分でそれ言うんだ…ふふふっ」
絵里「私じゃないわよ!!おばあさまがよく言ってたの!!」
絵里「…やっと笑ったわね」
花陽「ふふふっ……あっ」
絵里「泣くのもたまにはいいけど、笑わないとその可愛い顔が台無しよ?せっかくの珍しいメガネ姿なんだから」
花陽「……はい!」
花陽(やっぱり絵里ちゃんはかしこくてかわいくて、花陽が尊敬する先輩です)
花陽(絵里ちゃんのことも信用したい。けど…)
花陽(絵里ちゃん、ごめんっ!)ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
91〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…猟奇的な要素アリ
花陽(やっぱり人は信じるもんじゃないですね!!もう慣れました!!)
花陽「絵里ちゃん、もういいよ」
絵里「…あら、そう?」
絵里(なによ…人がせっかく親切にしてあげたっていうのに…)
絵里(まあ、これで海未とことりの好感度は上がったかしらね)
絵里(エリチカは後輩に慕われる先輩になるためなら何でもするのよ!たとえ大嫌いな後輩に擦り寄ってでも!)
絵里(ただでさえ最近PKEとかなんとか言われてるの!!もうこれ以上イメージを崩すわけにはいかないわ!!)
絵里(はあ…むかつくわあ…)
空き教室
真姫「部室に仕掛けた隠しカメラで動向を観察してるけど、絵里の顔が見れたもんじゃないわね」
凛「やけに説明的な独り言だにゃ」
真姫「これは絵里もこちら側と見ていいわね。避難させましょう。メールしといて、凛」
凛「はいにゃ」
真姫(…あれ、海未よね?夏合宿で音速まくら投げしてきた時みたいな顔とオーラ…)
真姫(大丈夫かしら…良い気味だとは言ったけど、もし取り返しのつかないことになったら…)
真姫(…ってだめよ!真姫!花陽は1回酷い目にあわないといけないの!そう決心したでしょ!)
真姫(………花陽…………)
絵里(ん?メールが来てるわ)
絵里(凛…『かよちんの事が嫌いなんでしょ?皆に内緒で空き教室まで来て』?)
絵里(なによそれ…というか何でバレたのかしら)
絵里(ま、行ってみましょうか)
絵里「あ、ごめん皆。まだ先生に聞きたいことがあったんだったわ」
絵里「ちょっと行ってくるわね」ガチャッ
ことり(また逃げられた…きっとあの2人が裏で手を引いてるんだね)
ことり「海未ちゃん、今日の練習どうする?お休みにする?」
ことり「…海未ちゃん?」
海未「ふふっ…ふふふふふふっ………」
ことり「海未、ちゃん?」
海未「……はっ」
海未「どうしました?ことり」
ことり「……ううん。なんでもないの」
にこ「あーーーっ……終わったあ……」ガチャッ
ことり「あ、にこちゃん。お疲れ様」
にこ「なんでプロのアイドルを目指すって進路がダメなのよぉ…。μ'sとこのにこにーの人気を知らないのかしら…」
花陽「にこちゃん、やっぱりアイドルを目指すんだね」
にこ「花陽なら分かるでしょー…?私の野望はまだまだ終わらないのよぉー…」
花陽「うん。分かるよ。にこちゃんなら絶対なれるよ、プロのアイドル」
にこ「花陽ぉ〜…。あんたは良い子だわぁ〜…」
花陽(ごめんね、花陽そんなに良い子じゃないんだ)
花陽(にこちゃんの数値は……)ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜80…好き(友達として)
81〜90…好き(恋愛的な意味で)
91〜98…キチ(病的なレベル)
ゾロ目…猟奇的な要素アリ
花陽「……」
にこ「……なんで黙ってるのよ」
花陽「……ごめんね」
にこ「……はあ?」
にこ(なんなのかしら…花陽らしくないわね)
にこ(にしても、花陽今日メガネかけてるのね…珍しい…)
にこ(…正直、似合ってるわ…)
にこ(花陽は可愛いし歌も上手いし、頑張ればダンスもできる。……それににこよりスタイルがいい。主に一部分が)
にこ(この子ならきっと、素敵なアイドルになれるんでしょうね…)
にこ(にこなんかより、ずっと…)
にこ(……はあ。後輩に嫉妬なんて、これじゃ先生の言う通りアイドルなんて無理かもね)
にこ(花陽を見るたび、惨めになるわ…)
海未(また花陽が悲しげな表情に!!今日は何て素晴らしい日なんでしょう!!)
海未(しかし…先ほどの絵里の時よりは…なんというか、刺激が足りません)
海未(ああ、花陽…もっとあなたを苦しめるには、どうすればいいのですか?)
海未(どうすれば…………あっ)
海未(…なんで、こんな簡単なことに気がつかなかったんでしょう)
海未(答えは至極単純でした)
にこ「というか、何で今日これしかいないのよ。サボり?」
ことり「うーん、みんないろいろ忙しいみたい」
にこ「じゃあ今日の練習は無しでいいかもね。久しぶりにオフにしましょうか」
にこ(こんな気分で練習なんてできる気がしないわ。今日は帰って休みましょう)
にこ「それでいいわよね?海未」
海未「………」
にこ「海未?どうしたの?寝てるの?」
海未「…………です」
にこ「え?聞こえないわ。もっとはっきり言ってちょうだい」
海未「……うるさいです!!」ドゴッ
にこ「おぶっ!?」
花陽・ことり「!!?」
海未「ああ…いいですよにこ。その苦痛に歪んだ表情。とても良いです」
にこ「ぐぅっ……!?」
ことり「う、海未ちゃん!?」
花陽「いきなりどうしちゃったの!?」
海未「あなたが悪いんですよ、花陽」
花陽「えっ……?」
海未「あなたがいつまで経っても最高の表情を見せてくれないから、我慢できなくなったんです」
花陽「な、何を言ってるの、海未ちゃん…」
海未「花陽。私があなたに、にこにしたように殴りかかれば、あなたは最高の表情を見せてくれますか?」
花陽「そんな…なんで海未ちゃん…花陽の事を悪く思ってはないはずじゃ…」
海未「ええ。嫌いではないですよ。むしろ大好きです」
海未「だからこそ、その笑顔を壊したくなるのです。それで私の思い描く最高の表情は完成する」
ことり「海未ちゃん…何を言ってるのか分からないよ…」
海未「理解されない感情であることは理解しています。してほしいとも思いません」
海未「花陽は、私だけのモノですから」
はいどうしてこうなった。
ラブライバーの皆さんごめんなさい。全部コンマが悪いんです。
ことりちゃんぐらいじゃんまともなの。
続きの構想は何となくできた。
バッドエンドにはしませんさせません。
1時間ぐらいしたらまた書き出します。
それまでしばし休憩。
わかりにくいので部室ドアから見た現在位置を
花陽はドアに一番近い右側の席
ことりはその向かい
海未はその隣
にこはお誕生日席から移動して海未の足元です
花陽「………」
海未「花陽、悪く思わないでくださいね。愛してます」スタスタ
ことり「だめえっ!!海未ちゃん元に戻って!!」バッ
海未「…ことり。どいてください。にこと同じような目にあいたいのですか?」
にこ「っ……ことりっ……」
ことり「…にこちゃんっ…!!」
ことり「…いいよそれでも!!ことりは大事なお友達を守るの!!」
ことり「かよちゃん、逃げて!!」
花陽「……………」
ことり「かよちゃん!?どうしたの!?」
花陽「……もう、いいんです」
ことり「!?」
花陽「……もう、いいんです」
花陽「花陽、疲れちゃいました」
花陽「花陽は、μ'sのみんなのために消えます」
ことり「なにいってるの!?」
花陽「それが…μ'sの…ためだからっ」ポロッ
ことり「かよちゃん!!そんなこと言っちゃダメ!!かよちゃんのいないμ'sなんて考えられないよ!!」
ことり「希ちゃんも言ってたでしょ!!μ'sは9人揃って初めて真の力を発揮するって!!」
花陽「ありがとね、ことりちゃん。でももうほんとにいいの」
花陽「真姫ちゃんにも、凛ちゃんにも、絵里ちゃんにも、にこちゃんにも。μ'sの半分に嫌われてる」
花陽「希ちゃんだって、もしかしたらそう思ってるかもしれない」
花陽「もう花陽はいなくなったほうがいいんです」
花陽「みんな今までごめんね。これからは8人で、絶対ラブライブ優勝してね」
花陽「たとえみんなが花陽のことが嫌いでも、私は応援してるから」
花陽「だって…私は、μ'sのみんなが大好きだから…」ポロポロ
ことり「かよちゃん…」
海未「…っはあああああああああああん!!!」
ことり「!?」
海未「これですっ!!!私の求めていたのはっ!!!」
海未「全てを悟り受け入れ、なおも涙を流し続けるその様!!!悲しみに支配されたその顔!!!」
海未「あなたは最高です!!!ビンタをしてあげたいぐらいです!!!」
ことり「海未ちゃんっ…!!」ギリッ
海未「邪魔ですっ!!!」ドンッ
ことり「きゃあっ!?」
海未「殴ります!!!いいですよね!!!いいんですよね!!!」
海未「もっと!!!その顔をもっと見せてくださいいいいい!!!」ゴウッ
花陽(大きく振りかぶったその拳が花陽の顔目がけて飛んできたので、とっさに目をつむりました)
花陽(でも、痛みはいつになっても感じません)
花陽(恐る恐る目を開いて見るとそこには…)
希「……なにやってるん?」
花陽(花陽が一番大好きな人が、拳を受け止めて立っていました)
数分戻って、空き教室
真姫「何よ…猟奇的にもほどがあるわよ!!」
凛「にこちゃん痛そうにゃー」
絵里「海未ってほんとにそういう一面があったのね…意外だわ」
真姫「なんで2人とも平然としてられるのよ!!このままじゃ花陽が…!!」
凛「別にいいんじゃないかにゃ?」
絵里「そうね。問題無いわ」
真姫「………は?」
凛「だって、元々はかよちんに酷い目にあってもらおうって計画だったんでしょ?結果オーライにゃ」
絵里「にこは気の毒だけど、花陽が全部悪いものね」
真姫「あんたたち…本気でそれ言ってるの?」
凛「本気だよ?そうじゃなきゃ今すぐ飛んで行ってるにゃ」
絵里「ええ。一大事だもの」
凛「というか、真姫ちゃんもかよちん嫌いでしょ?なんでそんなに動揺してるの?」
真姫「っ…!!」
絵里「この状況でのかしこい選択は、花陽がボコボコにされた後に海未を取り押さえて、さすがKKE!ってとこかしらね」
凛「ちょっと無理がないかにゃー」
映像花陽『たとえみんなが花陽のこと嫌いでも、私は応援してるから』
真姫「っ!?」
凛「おっ、かよちんが何か言ってるにゃ」
絵里「別にあなたに応援されてもねえ…」
凛「むしろ嫌だよね。かよちんに応援されるとかさ。ねえ真姫ちゃん?」
真姫「私は……あんた達とは違うっ!!!」ダッ
凛「…あれ?出て行っちゃったにゃ」
絵里「かしこくないわね」
凛「絵里ちゃんどうする?凛たちも行く?」
絵里「いいえ、行くのはまだ後よ。もう少しここで様子を見ましょう」
凛「じゃあそうするにゃ」
部室
希「部室入ったらいきなりグーパン飛んできたからビビったわー…。よく止められたなウチ」
花陽「希……ちゃん……?」
希「んお?花陽ちゃん。もしかして、殴られかかってたのって花陽ちゃん?」
海未「希っ!!離してください!!」グッグッ
希「あーごめんな?今離したらまた殴りかかりそうだから、とりあえずどういう状況か説明して?」ギュッ
海未「私は!!花陽を!!!愛しているんです!!!」
希「そっかー花陽ちゃんを…ってええ!?愛してる!?そんで何で殴りかかるん!?」
海未「あなたに説明する必要はありません!!」バッ
希「うお、振りほどかれた。これはあかんかもなあ…」
希「花陽ちゃんっ!!逃げるで!!」ギュッ
花陽「ぴゃっ!?」
花陽(希ちゃんに手握られた!?)
希「全力ダッシュや!!」ダダダッ
花陽「ちょっ、ちょっと、こける〜〜!!」ダダダッ
花陽(希ちゃんの手、あったかい…)
終わらす気でいたけど無理そうです。
続きはまた明日。目指せハッピーエンド。
おやすみなさい。
P(ポンコツ)K(クズな)E(えりーちか)だなまさに
P(ポンコツ)K(クズな)E(えりーちか)だなまさに
すまん、エリーチカだ
今夜は諸事情で更新できそうにないです…。
明日はできると思うので、しばしお待ちを…。
ラストまでなんとなく考えました。
ぼちぼち始めます。
この先、安価はあまり無いと思います。
部室
海未「ふふっ…私から逃げられるとでも思っているのですか、あの2人は…」スタスタ
ことり「海未ちゃん……どうしてこんなことに……」
にこ「……」
にこ「……追うわよ、ことり」ヨロッ
ことり「にこちゃん!?まだ休んでなきゃダメだよ!!」
にこ「大事な仲間が酷い目に遭わされかかってんのよ…?じっとしてられるわけないじゃない…!」ググッ
ことり「にこちゃん、どうして…」
ことり(にこちゃんを見たかよちゃんの反応を見るに、たぶんにこちゃんも…)
ことり「にこちゃん。ちょっと失礼なこと聞くね?」
にこ「なによ」
ことり「にこちゃんもかよちゃんのこと、あんまり好きじゃないんでしょ?」
ことり「なんで助けに行こうって思えるの?」
にこ「っ!?あんた、なんでそれを…」
にこ「…あんた今『も』って言った?」
ことり「あっ…」
にこ「…なんでそんなこと知ってるのよ」
ことり「えーっとね、実は……」
にこ「まさか、そんなくだらないことしてたとは…」
ことり「くだらなくても、かよちゃんは真剣なの」
にこ「まあ発端はその好きな人とやらに告白したい、ってことだもんね」
にこ「にしても、真姫と凛も、ねえ…。意外すぎるわ」
ことり「うん…。多分だけど、絵里ちゃんもだと思う」
にこ「………」
にこ「…にこが花陽の事を嫌いな理由はね」
にこ「とんでもなくちっぽけなものなのよ」
ことり「え?」
にこ「にこは、花陽がアイドルらしくしてるのを見て、嫉妬しちゃうの」
にこ「同じアイドル好きで、にこより2年も遅くスクールアイドルを始めてるのに、この差はなんなんだろう、って」
にこ「そりゃあ、にこだって他のメンバーだって、本格的にアイドルを始めたのはμ'sに入ってからだけどね」
にこ「特に花陽を見てると、自分の1年の頃と比較しちゃうのよ」
にこ「アイドルが好きでアイドルを始めた者同士、ってことかしらね」
にこ「それでいっつも惨めになるの」
ことり「そんな…」
空き教室
凛「あれ?ことりちゃん、にこちゃんはおやつ対象にしてないみたいだにゃ」
絵里「まあ私たちに比べたらね。むしろ私もにこには同情できるわ」
凛「そういえば、絵里ちゃんはなんでかよちん嫌いなの?」
絵里「なんでかしらね。見てるとなんかムカムカしてくるの。自分でもよく分かんないわ」
凛「タチが悪いにゃ」
絵里「そういう凛はどうなのよ。いつも一緒にいるあなたがなんで?」
凛「それが嫌なんだにゃ。いつでもどこでもつきまとってきて、正直うっとおしいにゃ」
絵里「なるほどねえ…」
教室
にこ「どう?いつも元気なにこにーの内面は、こんなに汚れてるのよ。幻滅した?」
ことり「………」
ことり「にこちゃんは汚れてなんかないよ」
ことり「にこちゃんの気持ち、分かるの」
にこ「え?」
ことり「いつも元気で、皆を引っ張ってくれてる穂乃果ちゃん」
ことり「しっかりしてて、何でもできる海未ちゃん」
ことり「ことりもたまに2人に嫉妬しちゃうの。なんで私には何にも無いんだろうって」
にこ「ことり…」
ことり「でもね」
ことり「ことりは、早く2人に追いつかなきゃって思うの」
ことり「早く2人と同じステージに立ちたいから、頑張れるの」
ことり「ことりがμ'sで頑張れてるのは、2人のおかげなの」
ことり「にこちゃんは、どう?かよちゃんに追いつきたくないの?」
にこ「………」
にこ「………」
にこ「…はあ」
にこ「後輩を目標に頑張るなんて、プライドが許さないわ。仮にもにこは先輩よ?」
ことり「…ごめん」
にこ「…でも」
にこ「μ'sに先輩後輩は無いものね」
ことり「!」
にこ「私は、諦めない」
にこ「なんてったってにこにーよ?」
にこ「追いつくどころか、追い抜いてやるわよ!」
ことり「にこちゃん…!」
にこ「ありがとうことり。そうよね。こんなところで止まってたら宇宙No.1アイドルの名が泣くものね」
ことり「うん!」
にこ「さて、と」
にこ「改めて、行くわよ。花陽を助けに」
にこ「花陽を見て嫉妬するのはたぶん変わらないけれど、花陽だって頑張ってるものね」
にこ「その悔しさで、にこはもっと素敵なアイドルになってみせるわ!」
にこ「だからまだ花陽にはアイドルをしてもらわないと!」
ことり「うん!行こうにこちゃん!」
にこ「あ、そうだ」
ことり「?」
にこ「真姫、凛、絵里。見えてるんでしょー?」
ことり「えっ?」
にこ「花陽が泣き出した直後に絵里がどっかに行ったなら、真姫と凛はこっちの状況を見てるんじゃないかと思ってね」
にこ「あんた、おやつにするとか言っちゃったんでしょ?あいつら、それに怯えてんのよ」
ことり「うう、面白半分なのにぃ〜…」
にこ(…残り半分は聞きたくないわね)
空き教室
凛「…バレてたにゃ」
絵里「さすがにこね、かしこいわ」
凛「何か用かにゃ?」
絵里「監視カメラに話しかけてくるなんて、何も無かったらただの痛い人よね」
にこ『…あんたたちが花陽のことどう思ってるかなんて興味無いけど』
にこ『μ'sの仲間の危機なのよ?それでも助けに行かないつもり?』
にこ『もしそうならあんたら終わってるわ。人として、最低よ』
にこ『にこは行くわよ。大事な仲間を助けに』
凛「………」
絵里「………」
凛「……怒られたにゃ」
絵里「……まあ、嫌いだからこのまま見てるだけっていうのも、どうなのかしらね…」
凛「とりあえず、かよちん探しに行く?」
絵里「そうね。そこからどうするかはその時に決めましょう」
凛「それじゃ行くにゃ」
部室
にこ「行くわよ、ことり……っと」ヨロッ
ことり「にこちゃん!」ガシッ
ことり「まだやっぱり…」
にこ「ありがと…女子高生とはいえ、さすがに鍛えてる海未の腹パンは効くわね…」
ことり「……じゃあ、ことりがおんぶしていきます!」
にこ「えっ?」
ことり「よいしょ!」ヒョイ
にこ「うわあああっ!?なにすんのよ!!パンツ見える!!」
ことり「女子校だから大丈夫!」
にこ「そういう問題じゃなくて!!」
ことり「ことりとれいん、出発です!」ダッ
にこ「ちょっ、ことり、降ろしてえええええ!!」
一旦中断します。
続きは日付が変わるまでに。
廊下
穂乃果「はあ〜…。先生にこってり絞られちゃったよ」
穂乃果「生徒会長としての自覚が足りないってさ」
穂乃果「もう!穂乃果だってちゃんと頑張ってるのに!」プンプン
ドドド…
穂乃果「んん?この音は誰かが廊下で全力ダッシュしてるな?」
穂乃果「よぉ〜し、ここで待ち伏せて、穂乃果が生徒会長として注意してやる!」
穂乃果「そしたら先生も見直してくれるよね!よし!やるったらやる!」
ドドドドド…
穂乃果「もうそこまで来てるね…!3、2、1…」
穂乃果「こら〜!!廊下は走っちゃだ 希「うりゃあああああ!!!」」
ドドドドド…
穂乃果「…え?」
穂乃果「さっき走り抜けてったのって、希ちゃんと…花陽ちゃん?」
穂乃果「しかも手繋いでたよね?あれってま、まさか…」
穂乃果「2人で学校を抜け出して、で、で、デート…?」
穂乃果「……ちょっと待ってぇ〜〜!!!」ダダダッ
先生「…あいつ、生徒会長のくせに校内で追いかけっこしてやがる…」
希「えっ、穂乃果ちゃん!?ダッシュはやっ!?」ダダダダ
穂乃果「デートなんてだめええええ!!!」ダダダダ
希「何の話してるん!?落ち着いて!?」ダダダダ
希「あ、でも逃避行にはラブロマンスが付き物やね!」ダダダダ
穂乃果「だめえええええ!!!///」ダダダダ
花陽(……愛の逃避行///)
屋上
希「はぁーっ、はぁーっ、ふう…」
花陽「希、ちゃんっ、はやすぎい…」
希「ちゃんとっ、ついてこれたしっ、オッケーやん…?」
穂乃果「なんでっ、屋上にぃ…まさかっ…屋上で…?///」
バァン!
ほののぞぱな「!?」ビクッ
海未「…見つけましたよ」ユラァ
穂乃果「海未ちゃん!?顔すっごい怖いよ!?希ちゃん何したの!?」
希「うちは何もしてへんよ…。ただ、今の海未ちゃんは相当ヤバイ、かなあ…」
花陽「……海未ちゃん」
海未「さあ花陽、続きをしましょう。やらせてくれるのでしょう?」
穂乃果「えっ、ヤる…?///」
穂乃果「まったく話が掴めないんだけど…もしかしてみんなライバル?略奪愛ってやつ?」
海未「穂乃果は黙っててください」
花陽「花陽は…」
希「残念やけど、海未ちゃんの望みは聞けないなあ」
海未「希には話していません。私は花陽と会話してるんです」
希「そんなん知るかいな。どう見たってこれ、ほっといたら花陽ちゃんが殴られるやん?」
穂乃果「えっ?花陽ちゃん何かしたの?」
希「ごめんな、ほんま少し黙っててな」
穂乃果「はい…」ズーン
希「まあウチも事情はよく知らんけど、ほっとくわけにはいかんなあ」
海未「…そうですか」
海未「ならあなたも、花陽に負けないくらいの良い表情を見せてくださいね?」ニタァ
希「……っ!!」
希「来ちゃあかん!!戻るんや!!」
海未「え?」
真姫「だああああああああっ!!!」ドカッ
海未「っ!?」ズザアッ
海未「不意打ちとはいえ、やられましたね…。タックルなど女子高生がやることではありませんよ」ムクッ
真姫「はぁーっ…はぁーっ…」
花陽「ま、真姫ちゃん…なんで…」
真姫「…話は聞いたわ」
花陽「だって…ならなおさらおかしいよ…」
花陽「真姫ちゃん、嘘ついたんでしょ…?花陽の事、ほんとは嫌いなんでしょ…?」
真姫「………」
真姫「……ええ。嫌いよ」
真姫「そうやって常にネガティブに考えてウジウジしてるあなた、見てるとだんだんイライラしてくるわ」
真姫「でもね…!!」
真姫「たとえば今!!人が、傷つけられそうになってる!!」
真姫「それが嫌いな人だろうと、突っ立って見てられるほどこの真姫ちゃんは落ちぶれちゃいないのよ!!!」
花陽「真姫ちゃんっ…!!」ポロロッ
真姫「ああもう!!泣くんじゃないの!!ほんとに大嫌い!!」
花陽「うん……うん……ごめんね……」グスグス
真姫「謝るんじゃないわよ!!あんたは悪くないんだから!!」
花陽「……うん」グスッ
真姫「…全部終わったらいくらでもご飯奢ってあげるから、泣き止みなさい!」
花陽「……うん!」
海未「…感動のドラマは終わりましたか?私は感動なんてできませんでしたが」
海未「嬉し涙ではどうも興奮できませんね。そして確信しました」
海未「花陽を染めるならやはり悲し涙が良い」
海未「真姫、あなたには感謝していたのに失望しました」
海未「やはりここはキツイお灸を据えましょう」
真姫「何に感謝されたんだか知らないけど…冗談じゃないわ!!」
ことり「花陽ちゃんっ!!海未ちゃんっ!!」ガチャッ
にこ「あんたたち、大丈夫!?」
穂乃果「うおっ!?にこちゃんなんでおんぶされてるの!?
穂乃果「もう何がなんだかさっぱりだよ!説明して!!」
ことり「説明は後!今は海未ちゃんを止めなきゃ!」
にこ「…真姫ちゃん!来たのね!」
にこ「やっぱりぃ〜にこにーの説得が効いたのかしらぁ〜?」
真姫「はぁ?何それ?私は自発的に来ただけだけど…」
にこ「強がっちゃってぇ〜このこのぉ〜」
真姫「いや、ほんとに意味わかんないんだけど…」
ことり(良かった…。いつもの真姫ちゃんとにこちゃんの調子だ)
希「なあ海未ちゃん、1回話し合おう?」
海未「まさか。もう私は後戻りできない所まで来ているのです」
海未「ここで立ち止まるわけにはいきません」
希「やっぱそっかー…。困ったなあ」
ことり「海未ちゃん!!もうやめてよぉ!!」
穂乃果「そ、そうだよ!よく分かんないけどたぶん今の海未ちゃんおかしいよ!」
海未「説得は聞き飽きました。こうなったらもうなりふり構いません」
希「あちゃー…。この2人の話も聞かんか…」
屋上・ドア前(校舎内)
凛「なんかみんな集まってるにゃー…」
絵里「ねえ、これ花陽以外も危ないんじゃない?そろそろ私たちも出て行ったほうが…」
凛「うーん…悩むにゃあ…。出て行きづらいにゃ…」
絵里「でも、にこの言った通りこのままじゃ私たちただのクズよ!?」
凛「うるさいにゃ。向こうに聞こえる」
絵里「ご、ごめんなさい…」
凛「…とりあえず、出て行くタイミングを見計らうにゃ」
絵里「そうね…」
屋上
希(どうしたもんかなあ…。たぶんほんとにやり合って海未ちゃんに勝てる子はここにはいないだろうし…)
花陽「………」
花陽「…海未ちゃん、もうやめて?」スタスタ
希「花陽ちゃんっ!?前に出たらあかん!!」
花陽「希ちゃんありがとう。でもこれだけは言わせて欲しいの」
花陽「海未ちゃん、私は人の愛のカタチにどうこう言うつもりは無いよ」
花陽「女の子が好きだって、別に構わない」チラッ
希「?」
穂乃果「……!」
花陽「でも、花陽は海未ちゃんの気持ちには答えられない」
花陽「だから、ごめんなさい」
海未「……っ!!」
海未「どうしてですか!!さっきは受け入れたのに手のひら返しですか!!」
花陽「…確かに、あの時はもうどうでも良くなっちゃってて、海未ちゃんを受け入れるって言ったよ」
花陽「でも、花陽は分かったの。花陽にはまだ皆がいてくれてるって」
花陽「花陽のために駆けつけてくれる仲間が、こんなにいるって」
花陽「凛ちゃんと絵里ちゃんも、そこにいるんでしょ?」
凛、絵里「!?」
花陽「さっき一瞬大きな声が聞こえた気がしたけど、絵里ちゃんだよね?」
絵里「あっ…」
凛(ポンコツ…)
花陽「誰も怒らないから、出てきて?」
凛「……にゃ」ガチャッ
絵里「は、はろー…」
にこ「2人とも!やっぱり来てたんじゃない!」
真姫「てっきりまだあの教室にいるのかと思ってたわ」
凛「…かよちん。なんで凛までいるって分かったの?」
花陽「それはね…」
花陽「…信じてたからだよ。凛ちゃんのこと」
花陽「凛ちゃんはいつも花陽のことを助けてくれるもん」
凛「嘘にゃ!!かよちんはもう凛がどう思ってるか分かってるんでしょ!?」
凛「そんな凛のこと、まだ信じてるっていうの!?」
花陽「もちろんだよ。だって、凛ちゃんはずっと一緒にいたから」
花陽「今回も、きっと来てくれてるって信じてた」
凛「…それがうっとおしいんだにゃ!!いっつもいっつも凛のこと気にかけて!!お母さんかにゃ!!」
花陽「…そう思われてたんだ」
凛「あっ…」
花陽「ごめんね、凛ちゃん」
凛「い、いや…凛は…」
花陽「いいの。花陽が全部悪いんだから」
花陽「でもね、それでも花陽は凛ちゃんの側にいたいの」
花陽「凛ちゃんが嫌なとこは全部直すから、だから…」
花陽「まだ、花陽のお友達でいて…?」
凛「かよちん……」
凛「……かよちんっ!!」
花陽「…凛ちゃん?」
凛「凛もほんとはかよちんと一緒にいたいにゃ!!」
花陽「!」
凛「そりゃ、さっきのも本心だけどさっ!!」
凛「もう凛の人生にかよちんがいないなんて考えられないんだにゃ!!どう責任取ってくれるにゃ!!」
花陽「凛ちゃん…!」
凛「だから!!凛はもう1回やり直したい!!もう1回かよちんと友達になりたい!!」
凛「かよちん、友達になってください!!お願いします!!」
花陽「…もちろんっ!!」パアァ
花陽「こちらこそ、よろしくお願いします!!」
凛「にゃ!!」
にこ「なにこれ、プロポーズ?」
真姫「アツアツね…」
ことり「いや、青春の1ページ…かな?」
絵里(何か仲間外れにされてる気がする…)
絵里「花陽!ごめんなさい!私もほんとは好きよ!」
にこ「嘘つけ」
凛「無理があるにゃー」
真姫「ムードぶち壊しね」
絵里「そ、そんなあ…」
花陽「絵里ちゃん、無理しなくても大丈夫だよ」
絵里「む、無理なんてしてないわよ!」
花陽「花陽は絵里ちゃんを避けたりしないから」
花陽「これからまた関わっていく中で、少しずつでも見方を変えてくれればそれでいいから」
絵里「花陽ぉっ…!」ポロロッ
にこ「…そういえば、なんで絵里は花陽のこと嫌いなの?」
凛「自分でも良くわかってなくて、なんとなくらしいにゃ」
真姫「呆れた…とんだポンコツね…」
絵里「花陽!私の勘違いだったわ!ほんとに好きよ花陽!ありがとう!」
今日はここまでにしておきます。
明日更新できれば完結するかな…?
急ぎ足感があったりコンマぶち壊したりしてますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
では、おやすみなさい。
再開します。完結までいく予定。
ラストの方にコンマ安価します
花陽「ほら、なんだかんだ言って皆集まってくれるの」
花陽「花陽は、まだこの輪から外れたくはない」
花陽「だから、海未ちゃんの気持ちには答えられない」
海未「ぐっ……」
海未「私はそんな顔が見たいんじゃないんです!!もっと歪んだ顔が見たいんです!!」
海未「花陽ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
希「いい加減にしいや!!」
海未「っ!!」
希「こんな事言いたかないけどなあ!!海未ちゃんは振られたんや!!」
希「それを認めたくないからっていつまでもネチネチと!!」
希「いつもの大和撫子してる海未ちゃんは、どこに行ったんや!!!」
海未「わ、私は……」ガクッ
海未「だって、こんなにも歪んだ内面を晒して…」
海未「もう、後戻りが……」ポロッ
花陽「…海未ちゃん」ギュッ
海未「!!」
海未「何を…しているのですか…」
海未「私に近づくなんて…殴られますよ…?」
花陽「ううん。海未ちゃんはそんな事しない」
花陽「花陽の知ってる海未ちゃんはいつも優しくて、キリッとしてて、花陽のお姉ちゃんみたいな人だから」
花陽「海未ちゃん。花陽は海未ちゃんともずっと仲良くしたいの」
花陽「恋人にはなれないけど、花陽にとっては海未ちゃんも大事な人だから」
花陽「海未ちゃんのこと、嫌いになったりしないよ」
花陽「だから、これからもずっと、花陽のお姉ちゃんでいて?」
花陽「ダメ…かなあ?」
海未「………です」
海未「花陽はっ…ずるいですっ…」
海未「そんな事言われてっ…断れるわけっ…ないじゃないですかぁ…」ポロポロ
海未「うあああああああああああっ!!!!」ポロポロ
花陽「ありがとう、海未ちゃん」ギュッ
海未「今日は、本当に申し訳ありませんでした。それに…お見苦しい所をお見せしました」
希「あんなに泣く海未ちゃんは初めて見たなあ」
ことり「小さい頃はいつもあんな感じだったよねえ〜?」ニヤニヤ
海未「や、やめてください…」
花陽「…それで、みんなはどう?海未ちゃんのこと、許せない?」
穂乃果「…許せるよっ!よく分かんないけど!」
絵里「この状況で許さないって考えられる人はいるのかしら?」
希「いないやろなあ」
真姫「まあ、私たちは実害被ってるわけじゃないしね」チラッ
ことり「…にこちゃんは?」
にこ「………」
海未「にこ…」
にこ「…にこは思いっきり腹パンされてるしね。まだ少し痛むし」
海未「ご、ごめんなさい…」
にこ「……」
にこ「…明日の練習、いつもより多めにしてくれるなら許してあげる」
海未「!」
凛「えっ、ちょっ、にこちゃん?頭打ったの?」
にこ「にこは一分一秒でも早くアイドルを極めるの」
にこ「今日は練習できなさそうだし、明日はその分も加えてみっちりやらないとね」
にこ「だから、明日もちゃんと来なさいよ?海未が居ないと締まらないんだから」
海未「…はい!!とびきりキツイメニューを用意しておきます!!」
穂乃果「ええ〜っ!!そんなあ〜!!」
にこ「文句言わないの!これで全部丸く収まるんだから!」
花陽「にこちゃん…ありがとう!」
にこ「…絶対、追い抜いてやるんだから!」ビシッ
花陽「?」
海未「…時に、真姫。あなたの家の病院に、精神科はありますか?」
ことり「海未ちゃん!?」
真姫「あるけど…どうして?」
海未「皆さんとこれからも関わっていけるなら、私のこの異常性はやはり直さなければと思いまして」
海未「できれば、カウンセリングなどを受けたいのですが…」
真姫「…分かったわ」
真姫「でも、それだけじゃ直るまでいつまでかかるか分からないわよ?」
海未「それでも構いません。私は…」
真姫「ウチの特別サービス、受けてみない?」
海未「え?」
真姫「実はね、異常行動を示す人に対して、その人間性の根本から叩き直すプログラムがあるのよ」
海未「怪しすぎるんですが…何をするんですか」
真姫「よし!そうと決まれば今日行きましょう!今日!」
海未「いや、あの人の話を…」
真姫「…あ、もしもしパパ?学校に迎えに来て欲しいんだけど…。…そう。例の実験の被験者を…」
海未「実験!?ほんとに何をするんですか!?」
真姫「うん…。そうそう…。じゃあ校門前にね。お願い」ピッ
真姫「決まりよ!10分もすれば迎えの車が来るから、帰り支度しときなさい!」
海未「真姫ぃぃぃぃ!!!!」
穂乃果「なんか面白そう…!穂乃果もついてっていい!?」
真姫「構わないわ」
穂乃果「海未ちゃん!一緒に行こう!」
海未「嫌です!!!」
校門前
海未『開けてください!!開けてください!!』ドンドン
真姫『無駄よ。ドアも窓もこちらから操作しないと開かないわ』
穂乃果『お金持ちが乗ってる長い車ー!初めて乗ったー!』
真姫『出して頂戴』
海未『まだ死にたくないです!!降ろしてくださぁぁぁぁ……
ブロロロロ…
ことり「海未ちゃん、大丈夫かな…」
にこ「…何されるかは知りたくないわね」
花陽「うん…」
希「あー、じゃあそろそろ、なんでこうなったか聞かせてもらえる?」
花陽「あ、そういえば希ちゃんと穂乃果ちゃんは何も知らないんだったね…」
希「そんな事があったんやね…」
花陽「ごめんなさい…花陽のせいで…」
希「ええんよ。結果的に皆無事やったんやし」
希「それに、もう花陽ちゃんのこと嫌いな人なんておらんやろ?」
にこ「…ええ」
凛「当然にゃ!」
絵里「さながらハーレムね」
ことり「絵里ちゃんは…」
絵里「なんでよっ!?」
アハハ…
希「…それより、ウチは花陽ちゃんの好きな人っていうのが気になるんやけどな〜」ニヤニヤ
ことり「!」
花陽「そっ、それはっ!!///」
希「なあ、誰なん?ひょっとしてμ'sのメンバー?」ニヤニヤ
花陽「うぅ……///」
花陽「花陽は…えっと…///」モジモジ
ことり(……!!)
ことり「…ささっ、部室に戻りますよ〜」グイグイ
絵里「えっ、ちょっとことり、あの2人はいいの?私も気になるんだけど…」
にこ「…そこは察しなさいよ」
凛「凛でも分かるにゃ」
ことり「かよちゃんっ」
花陽「……?」
ことり「勇気、出そう?」ボソッ
花陽「……!」
花陽「……うん!」
ことり「い〜き〜ま〜す〜よ〜」グイグイ
絵里「分かったから、押さないでよ…」
花陽「…希ちゃんっ!!!」
希「うおっ、何?急に叫んで…怒った?」
花陽「花陽は、希ちゃんの事が大好きです!!!」
花陽「優しいところも、可愛いところも、スピリチュアルなところも!全部が好きです!!!」
花陽「海未ちゃんから逃げる時、手を引いてくれたの、すっごい嬉しかった!!」
花陽「こ、こんな私で良ければっ!!おつっ、お付き合いっ!してください!!」
花陽「お願いしますっ!!」
希「……そっか」
希「花陽ちゃんが好きなのって、ウチだったんやね」
希「なんか、照れるなあ。はは」
花陽「あの…それで、お返事は…」
希「……」
希「…せっかくやし、答えはそのメガネで見てみたらどう?」
花陽「ええっ…?」
花陽(どうしようかな…)
直下コンマ
偶数…測る
奇数…測らない
この次にもう1度コンマ安価を取ります。
測るか測らないかで変わるのはGOODとBADの加減です。
正直もうかよちんをいじめたくありません。
よろしくお願いします。
花陽「…やだ」
花陽「ちゃんと、希ちゃんの口から、希ちゃんの言葉で聞きたい」
花陽「これは、もういらないね」スチャッ
希「…あーっ、やっぱダメかあ」
希「まあ、花陽ちゃんが勇気出してくれたのに、ウチが勇気出さないわけにはいかんよなあ」
希「じゃあ、言うね?ウチは…」
直下コンマ
偶数…好き
奇数…ごめんなさい
希「ウチは、花陽ちゃんとは付き合えない」
希「軽蔑する気は無いんやけど、正直女の子同士の恋愛はよくわからんし…」
希「ほんま、ごめんな…」
花陽「………」
希「………」
花陽「……ありがとっ!正直に言ってくれて!」ニコッ
希「花陽ちゃん…」
花陽「おかげですっきりしたよ!最近ずっと悩んでたから…」エヘヘ
希「…無理はせんといてな?」
花陽「無理なんてしてませんっ!やっぱり希ちゃんは優しいね!」
花陽「それでこそっ、花陽が好きになった…」
花陽「好きにっ…なった…」ポロッ
花陽「あれっ…おかしいなあっ…」ポロポロ
花陽「涙っ…止まんないよぉ…」グスグス
希「………」
希(…余計に傷つけるかもしれん、けど…)
希「花陽ちゃん」ギュッ
花陽「ううっ……うううっ………」
希(ほっとけないよなあ、やっぱり)
希「ほら、今日はウチの胸、貸したるからな?」ナデナデ
花陽「うんっ……いつもと、逆だねっ……」
希「はは、そうやなあ。ウチはする専門やし」
花陽「うんっ……おかしいねっ……うぇっ………」
希「…これからも、そういう仲で良い?」
花陽「…ちょっとはっ、控えてっ……うううううっ……」
数日後・GoHAN-YA
真姫「というかねー、花陽のことほんとに嫌いならわざわざ測定器なんて渡さずに
ただ外れないメガネ渡してるわよ」モグモグ
花陽「」ガツガツ
真姫「少しいたずらしよう程度の気持ちだったの。どうせウチですぐ外せるしね。あ、お新香が美味しい」パリパリ
花陽「」ガツガツ
真姫「ま、ギリギリで外して良かったわね。あれじゃ私も後味悪かったし」モグモグ
花陽「おかわりください!大盛りで!」ゴクン
店員「はいただいまー」
真姫「話聞いてるの!?というか、何杯目よそれ!!」
花陽「ちゃんと聞いてたよ?えーっと4杯目かな?」
真姫「お代私持ちなのに、容赦無いわね…」
花陽「だって、こんなに食べれる機会なんてそうそう無いもん!」
真姫「花陽ってこんなに黒かったかしら…?」
店員「お待たせしましたー」ゴトッ
花陽「ふわあああ…!」パアァァ
真姫「…ここ最近で一番良い笑顔してるわあなた」
花陽「」ガツガツ
真姫「もう聞いちゃいないわね」
真姫「…まあ、これで償いになるんなら良かった」
花陽「…もう何とも思ってないからね?」
真姫「えっ?」
花陽「あの時屋上で、真姫ちゃんが、皆が駆けつけてくれた時、すっごく嬉しかった」
花陽「なんだかんだ言っても、花陽には皆がいるの」
花陽「それに気づいた時、今まで悩んでたのがバカバカしくなっちゃって…」エヘヘ
真姫「花陽…」
花陽「結局希ちゃんには振られちゃったけど、関係が壊れたわけじゃないし!」
花陽「花陽にはみんながいるもんね!だからもう大丈夫!」
真姫「…強くなったわね」
花陽「真姫ちゃんと凛ちゃんに言われたポイント、早く直さなきゃだしね!」
花陽「でもここまで強くいれるのは、やっぱりみんなのおかげ!ありがと、真姫ちゃん!」
真姫「なっ…/// と、当然でっしょー!?この真姫ちゃんを誰だと思って…」
花陽「おかわりください!」シュビッ
真姫「早っ!?いつの間に食べたのよ!!」
真姫「…まあ、たまにはいいかしらね」
真姫「すいませーん、私もおかわりくださーい!」
翌朝・教室
花陽「お腹重い…食べ過ぎた…」
真姫「ご飯大盛りを8杯食べても破れない胃ってどうなのかしら」
凛「えーっ!!真姫ちゃんかよちんとご飯行ったの!?なんで誘ってくれなかったの!?」
真姫「凛も連れてったら私が破産するからよ」
凛「ぶー。じゃあ今日の練習終わったら3人でラーメンいこ!」
花陽「それまでに消化しないと…うぎぎ…」
真姫「…太るわよ」
放課後・屋上
海未「ワン、ツー、ワン、ツー!」パンパン
海未「花陽!動きが鈍いです!」
花陽「そんなこと言われてもお…」
海未「穂乃果!ぼーっとしないでちゃんと集中してください!」
穂乃果「う、うん…///」ポーッ
穂乃果(もたついてる花陽ちゃんも可愛いよお…)ポーッ
海未「穂乃果!!!」
穂乃果「ひっ!!ごめんなさぁーーーい!!」
ことり(あの騒動から数日、私たちはいつもの日々に帰ってきました)
ことり(いや、ちょっと違うとこもあるかな?)
ことり(凛ちゃんと真姫ちゃんは、前よりも積極的にかよちゃんに話しかけるようになりました)
ことり(罪滅ぼしのつもりも…あるのかな?)
ことり(海未ちゃんは、あの日の次の日、普通に登校してきました)
ことり(まるであの日は何も無かったみたいに、いつも通りの海未ちゃんです)
ことり(真姫ちゃんの病院で何をされたんだろう…。少し心配だけど、今のところ何も問題は起きていません)
ことり(これでよかったのかな?うん。きっとよかったんだよね)
ことり(にこちゃんは、ここ最近ずっと練習に気合が入ってるのがわかります)
ことり(きっとにこちゃんなら、宇宙No.1アイドルになれると思います)
ことり(にこちゃん、頑張れ!)
ことり(希ちゃんは…少し百合畑を見てくると、小旅行に行っちゃいました)
ことり(なんでも、そこの迷路が気になるみたいです。ことりにはよくわかりません)
ことり(そして、穂乃果ちゃんと絵里ちゃんだけど…)
絵里「だ、か、ら!!今日は私と帰るのよね花陽!?」
穂乃果「だ、だめだよ!!今日は穂乃果と帰るの!!」
花陽「えーっと…」オロオロ
穂乃果「だいたい絵里ちゃん、先週の金曜も花陽ちゃんと帰ってたじゃん!!譲ってよ!!」
絵里「この土日で貯めた花陽分全部使い切ったのよ!!今は花陽が必要なの!!」
穂乃果「わけわかんないよ!!」
花陽「えーっとね、2人とも?」
花陽「今日は、凛ちゃんと真姫ちゃんと約束があって…」
穂乃果「あ、そうなの?ならしょうがな…」
絵里「」ギロッ
凛「ひっ!」
真姫「…っ!花陽、凛!行くわよ!」ダッ
凛「絵里ちゃん怖いにゃあああ!!」ダッ
花陽「ま、待ってよ2人とも〜!!」ダッ
絵里「逃がさないわっ!!」ダッ
まきりんぱな「「「…誰か助けてぇぇぇ!!!」」」
くう眠。これにて完結です。
まさかコンマがここまで狂ったものになるとは思いませんでしたが、力ずくで終わらせました。
正直凛ちゃんを測った辺りで「あ、おわた」って思いました。大正義りんぱな。
ここまで読んでくださった方、安価協力してくれた方、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。おやすみなさい。
おうまじか…
書いててなんだこれ感すごかったから切り上げようと思ったんだけど、
もっと書けって言われるのは単純に嬉しいね
どこからの分岐にしようか。 >>123?
ラーメン屋
花陽「ちょっと考えたんですが、どうせならこの続きから始めるのはどうでしょうか!」
真姫「まあ、基本コンマなのに強くてニューゲームなんてできそうにないわよね…」
凛「RPGでいうクリア後の世界みたいな感じかにゃ?」
花陽「そう!そのほうが楽だと思うの!」
真姫「ダメっていうなら、ウチのタイムマシンを動かすしかないけどね」
凛「じゃあじゃあ!ちょっと前にギャルゲー言われてたし、それを若干取り入れてさ!」
花陽「か、かよハーを目指す安価・コンマSS!いかがですか!?」
真姫「…希に振られてヤケになった感が拭えないわね」
凛「悪く言えばビッチにゃ」
花陽「ええっ!?これ言えって言われただけなのに!!」
真姫「誰によ…」
花陽「…誰だろう?」
凛「てかラーメン伸びるにゃ。食べなきゃ」ズルズル
エンド分岐だけすりゃいいって人は、どこから分岐するかも安価付けて書いてくれ
あ、他に代替案があったら欲しい(ゲス顔)
とりあえず金曜の夜まで待ちます
ハーレムするんなら安価下3の内で1番高い数字とかにすると幸せ
花陽「結局、最初から始めろって意見が一番多かったね」
凛「ギャルゲーはまた機会があれば別スレでやることにするにゃ」
真姫「あ、それと次はコンマ判定を少し改変するわ。ハーレムに近づくためにね」
花陽「>>146さんの意見は強くてニューゲームだけど、ノープラン安価スレには合わない思うの…。ごめんなさい」
凛「ノープランって言っても書き溜めはちまちましてるみたいだけどね」
真姫「やめなさい」
花陽「だいたいの安価が出揃ってからだから…。許してください…」
花陽「結局、最初から始めろって意見が一番多かったね」
凛「ギャルゲーはまた機会があれば別スレでやることにするにゃ」
真姫「あ、それと次はコンマ判定を少し改変するわ。ハーレムに近づくためにね」
花陽「>>146さんの意見は強くてニューゲームだけど、ノープラン安価スレには合わない思うの…。ごめんなさい」
凛「ノープランって言っても書き溜めはちまちましてるみたいだけどね」
真姫「やめなさい」
花陽「だいたいの安価が出揃ってからだから…。許してください…」
凛「うわ、連投してるにゃ。主のくせに」
花陽「ごめんなさい…」
真姫「というか、このスレに憑いてる何かはもう取れたかしら」
花陽「また極端に低いコンマばかりだったら、心が折れちゃうよ…」
凛「その時はその時にゃ」
真姫「…あんた前回での最低値叩き出してるけどね」
花陽「今度は期待してるよ?凛ちゃん」
凛「凛じゃなくて安価先の人に言って欲しいにゃ」
真姫「さて、これから過去にタイムスリップするのは簡単なんだけど、
それだと花陽への評価が酷いことになってる世界のままだから、ここから先はパラレルワールドのお話よ」
凛「無事エンディングを迎えたらその都度別世界に切り替えるにゃ」
花陽「頑張って!別世界の私!と安価先の人!」
真姫「それじゃ、話自体は21時頃から始めるわ」
凛「あれ、この流れと雰囲気、似たようなのをどこかで見た覚えがあるにゃ」
真姫「だからそういうこと言わないの。私も思ったけど」
花陽「パクりって思われたら、ほんとごめんなさい…」
謝ってばっかですが、しばしお待ちを
メシ食ってから始めます
屋上
ことり「今日は良い天気だねえ、かよちゃん」
花陽「うん、そうだね。ことりちゃん」
ことり「ぱーっと晴れたねえ」
花陽「うん」
ことり「元気になるねえ」
花陽「うん」
ことり「告白日和、だねえ」
花陽「………」
ことり「あれ?お返事は?」
花陽「……」
ことり「…もう!いったいいつになったら>>154ちゃんに告白するの!」
希以外で
チュン
〜回想〜
穂乃果「花陽ちゃん、最近よくことりちゃんのこと見てるよね」
花陽「ぴゃっ!?」
ことり「え〜?そうなの〜?」ニヤニヤ
花陽「そそそっ、そんなことないですっ!!///」
穂乃果「いやいや!今日ユニット練って聞いた時もことりちゃんのこと見つめてたじゃん!」
花陽「あ、あれはっ!!///」
ことり(…ちょっとからかってみようかな)
ことり「かよちゃん、もしかしてことりのこと好きなの〜?」ニヤニヤ
花陽「………////」
ことり「………あれ?」
〜回想終わり〜
花陽(うう…穂乃果ちゃん、恨みます…)
ことり「いつになったら私に告白するの!!」
花陽「だ、だって、もう伝わってるし…」
ことり「ことりはかよちゃんの口から直接聞きたいの!!勇気出してよ!!」
花陽「う、うう〜…///」
花陽「は、花陽は……///」
ことり「うん」
花陽「こ、ことっ、ことりちゃんのことがっ…///」
ことり「うん…!」
花陽「すっ、すすすすすすっ…///」
ことり「うん!」
花陽「やっぱり無理ですっっっ!!///」ダッ
ことり「あっ、待ってかよちゃんっ!!」
廊下
花陽「はあ〜…」トボトボ
花陽(言い出せずに逃げちゃうなんて…)
花陽(ことりちゃん、怒ってたなあ…)
花陽(花陽に、勇気が無いせいで…)
花陽(………)グスッ
真姫「話は聞いたわっ!!」ズザアッ
花陽「ぴゃあああっ!?」
花陽「真姫ちゃん!?花陽の足の間にスライディングしてくるなんて危ないよぉ!」
真姫「つまり花陽、あなたは好きな人に想いを伝えたいけど断られるのが怖いのよね!」
花陽「え、いや、もう伝わって
真姫「いいわ!無理して言わなくても!」
花陽「話聞いて!?」
真姫「実は最近、西木野財閥でそんな悩める乙女のための画期的な装置を開発したの!」
花陽「へ…?」
真姫「それがコレ!『愛情測定器』〜!」ジャーン
花陽「…これ、ただのメガネじゃないの?」
真姫「そう!ただのメガネにしか見えないからこそ使用しても気づかれない!」
真姫「このメガネは、メガネで見た人間の使用者に対する感情を測ることができるわ!」
花陽「何それ…」
真姫「信じられないのも無理は無いわ!なら試しに私をそのメガネで見てみなさい!」
花陽「う、うん…」スチャッ
花陽「あ、真姫ちゃんの胸のところに数字が…」ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
花陽「21…?これってどういう意味なの?」
真姫「低くはないわ。普通ってとこね」
花陽「そっかぁ」
真姫(まあ花陽のことは実験台に使っちゃってるけど)
真姫(実はそのメガネ、もしかしたら1つ欠陥があるかもしれなくてね…)
真姫(>>162なのよ…)
眼鏡がなくても好感度がわかるようになる
真姫(使っているとそのうち、メガネが無くても好感度が分かるようになるかもしれないのよ…)
真姫(さながら、デス○ートみたいにね)
真姫(自分が人にどう思われているか、常に見えてしまう能力…)
真姫(便利かもしれないけど、私ならいらないわね)
花陽「…真姫ちゃん?どうしたの、ボーッとして」
真姫「え?…ああ、このメガネを開発するのに少し夜更かししちゃってね」
花陽「ちゃんと寝なきゃダメだよ?」
真姫「分かってるわ」
花陽「これ、ちょっと楽しいね♪」
真姫「気に入ってもらえたなら幸いだわ」
花陽「なんかドラゴン○ールのス○ウターみたいで!」
真姫「イメージはそこからだしね」
花陽「戦闘力21…ゴミめ」キリッ
真姫「何よ!」
真姫「で?これからことりのところに行くの?」
花陽「えっ、真姫ちゃんなんでそのことを!?」
真姫「屋上で聞いてたし。だからあなたにそれ渡したんじゃない」
花陽「あっ、そっか…えへへ」
真姫(たぶんμ's全員知ってるけどね。穂乃果が言いふらしたから)
花陽「ことりちゃんのとこには、まだ行きづらいかな…」
真姫「そう。なら練習として別の人も測ってみるといいわ」
花陽「練習…?練習なんているの…?」
花陽「あ、>>166ちゃん」
ことり以外で
穂乃果
花陽「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「あ!花陽ちゃん!ことりちゃんが探してたよ?」
花陽「あー、あはは…」
穂乃果「もー!早く告白しなきゃダメだよ?約束ね!」
真姫「そういえば、穂乃果はことりが花陽のことどう思ってるか聞いてないの?」
穂乃果「聞いたんだけどねー、教えてくれないんだ。ぶー」
穂乃果「あれ?そういえば花陽ちゃん今日メガネだね?」
花陽「う、うん。そうなの」
花陽(あっ、穂乃果ちゃんにも数字が…)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
花陽(82!?真姫ちゃんの21が普通ならこれって…//)
花陽(だ、ダメです!花陽にはことりちゃんが…)
穂乃果(メガネの花陽ちゃん、久しぶりに見たけど可愛いなあ…)
穂乃果(……)
〜回想〜
ことり「かよちゃん、もしかしてことりのこと好きなの〜?」ニヤニヤ
花陽「………////」
ことり「………あれ?」
穂乃果(………!!)
穂乃果(そっか、花陽ちゃん、ことりちゃんがほんとに好きなんだ…)
穂乃果(うう、複雑だよぉ〜…)
〜回想終わり〜
穂乃果(結局、ことりちゃんはどう思ってるのかな)
穂乃果(もし振られちゃったら、穂乃果にもチャンスあるよね?)
穂乃果(でも、それって花陽ちゃんの弱みにつけこむみたいだし…)
穂乃果(…難しいなあ)
穂乃果(…迷ってても仕方ないよね!)
穂乃果「花陽ちゃん!ことりちゃん探しに行こ?」
花陽「ええっ!?でも…」
穂乃果「大丈夫!穂乃果が付いてるから!真姫ちゃんも!」
真姫「べ、別に私は…」
真姫(データが取れればそれでいいんだけど…)
穂乃果「よーしっ!ことりちゃんを探すぞーっ!おーっ!」
花陽「ほ、穂乃果ちゃん元気すぎだよぉ〜」
穂乃果(………)
真姫「探すって言ったって、どこ探すのよ」
穂乃果「うーん、とりあえず校内回ってみよっか!」
花陽「う、うん」
穂乃果「あっ、おーい!>>174ちゃーん!」
希
穂乃果「海未ちゃーん!」
海未「あ、穂乃果。花陽を…って、一緒にいたのですか」
穂乃果「うん!それで、ことりちゃん知らない?」
海未「先ほどまでここにいたのですが…。また花陽を探しに行ってしまいました」
真姫「ちょっと遅かったわね…」
花陽(…海未ちゃんの数字も見ておこうっと)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
あ、安価取り間違えた
希は次出します、すいませんでした
花陽(ままままた82!?これって海未ちゃんもってことナノォ!?///)
花陽(花陽は罪深き女です…嬉しいけど、なんだか複雑…)
海未(……)
〜回想〜
穂乃果「ねーことりちゃん」
ことり「なあに?」
穂乃果「花陽ちゃんが告白してきたら、どうするつもりなの?」
海未(!?)
ことり「ほ、穂乃果ちゃん!海未ちゃんもいるから!」
穂乃果「あっ、つい…」
海未「い、いえ。少し驚きましたが、お気になさらず…」
穂乃果「…だってさ。で、どうするの?」
ことり「え〜っ、言えないよぉ〜」
海未(まさか、花陽が…)
〜回想終わり〜
海未(花陽…ついに想いを伝える決心がついたのでしょうか)
海未(まあ、おそらく穂乃果がごり押してるだけでしょうが)ハァ
海未(…私も決心はついています)
海未(この想いは、誰にも話さず、私の胸の中だけに…)
希「ん〜?ここにモヤモヤしたもんを感じるで〜?」ワシワシ
海未「きゃあああああああああっ!?」
海未「希!!いきなり何をするんですか!!」
希「いや、ほんまに何か感じてん。もしかして何か悩み事?」
海未「あっても希には話しません!!」
希「傷つくなあ。そんなこと言わんといてや」
海未「あっ、ごめんなさい…」
希「ええんやで」
海未(…あれ?なんで私謝ってるんですか?私正しいですよね?)
希「それより、皆集まってどーしたん?」
穂乃果「ことりちゃん探してるの!どこかで見なかった?」
希「ウチは見てないなあ。ごめんな」
穂乃果「そっか…」
花陽(この流れだと、希ちゃんももしかして…?)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
花陽「きゅっ、きゅきゅきゅきゅうじゅうに!!!??」
のぞほのうみまき「!?」
花陽「あっ、いえ…」カァァ
真姫(え、嘘。希がそんなに高いの?)
穂乃果(赤くなってる花陽ちゃんも可愛い…)
海未(どうしたのでしょうか…少し心配です)
希(92ってあれやな。ウチのおっぱいの大きさやな。最近少し張ってるし2cmぐらい伸びてるやろ。ちゅうことはあれかな。花陽ちゃんやっぱりウチのこと好きなんかな。いつもウチのこと見てるからバストのサイズアップに気付いたんやな。さすが花陽ちゃんや。ことりちゃんのこと好きって聞いたけどウチの花陽ちゃんがそんなんありえんわやっぱり。ウチが大本命なんやな。知ってるで。ほら、92cmおっぱいわしわししてええで。いつでも準備オッケーやで。ウチ絶対イっちゃうと思うわー、なんちゃってなーあははー)
海未「とにかく、ことりを探しに行きましょう」
穂乃果「そうだね!じゃあ希ちゃん、また後で…」
希「探さなくてもええんとちゃう?」
穂乃果「えっ?」
希「どうせ放課後の練習には来るやろ?なら部室にいたら会えるやん」
真姫「それもそうね」
穂乃果「うーん、穂乃果は決心が鈍らないうちに言ったほうがいいと思うんだけど…」
海未「穂乃果。そろそろ5限も始まりますし、一旦教室に戻りましょう?」
穂乃果「うーん、わかったよ」
穂乃果「じゃあみんな、また放課後ねー!」タッ
海未「穂乃果!廊下を走ってはいけません!」
真姫「私たちも戻りましょう」
花陽「う、うん」
花陽「じゃあ、これは一旦返すね」スチャッ
真姫(あ…)
花陽「…?どうしたの真姫ちゃん?」
真姫「い、いえ。何でもないわ」
真姫(まだ効果は表れてないようね…。このまま何も無いならそれが一番良いんだけど)
希(いつもの花陽ちゃんもええけど、メガネの花陽ちゃんもやっぱりええなあ。単純にレアなのもあるけど、萌えっちゅうの?それに似たようなものを感じるわ。写真は…よし、ちゃんと取れてる。これは貴重な1枚やで。これでご飯何杯食べれるかなあ。焼肉よりご飯進みそうやわあ)
2年生教室
穂乃果「…あっ!ことりちゃん!」
ことり「穂乃果ちゃん!かよちゃん見つかった?」
海未「見つかったのですが、そろそろ5限なので1度解散しました」
穂乃果「続きは放課後だってさー」
ことり「かよちゃん、また逃げたりしないかなあ…」
海未「大丈夫だと思いますよ。花陽を信じましょう」
ことり「うん」
海未(正直、希が先延ばしにしてくれたのはホッとしました)
穂乃果(放課後が怖いなあ…。死刑を待ってるみたいだよ)
海未(ですが、花陽が報われるかどうかは別として、想いはちゃんと伝えねばなりません)
穂乃果(花陽ちゃん、ファイトだよっ!)
放課後
花陽「すぅーっ、はぁーっ」
真姫「なんで部室に入るのに深呼吸してるのよ…」
花陽「だ、だって、この向こうにもしことりちゃんがいたら…」
真姫「その時はその時でしょ。はい、メガネ」
花陽「あ、うん…」スチャッ
花陽「よし…開けるよ」ガチャッ
直下安価・中にいたのは?
絵里「あら、花陽、真姫」
花陽「絵里ちゃんだぁーっ…」フゥゥ
絵里「え、ちょっと何?急にだれちゃって…」
花陽「あっ、ごめんなさい…」
絵里「ふふっ、すごく安心した顔してたわよ。ところで凛は?」
真姫「昼にラーメンの出前取ったのがバレて呼び出し食らってるわ」
絵里「何やってるのよあの子は…」
花陽「あ、あはは…」
花陽(…ふむ)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
花陽(57…ですか)
花陽(低くはないですが、希ちゃんたちに比べると少し低く見えますね)
花陽(2とかじゃなくてよかったです。ホッとしました)
花陽(…なんで2が浮かんだんだろう?まあ、いいです)
真姫「まだ絵里1人なの?」
絵里「ええ。なんで誰も来ないのかしら」
花陽「…あれ?そういえば今日って3年生は進路について面接の日じゃ…」
絵里「…?」
絵里「…あっ」
まきぱな(あっ、PKEだ)
絵里「チカァ…」ガチャッ
真姫「何やってるのよ絵里…」
花陽(かわいい)
真姫「今のうちに、言うことまとめときなさい。告白で言葉出てこなかったら最悪よ?」
花陽「そ、そうだね。がんばるっ」
>>196「」ガチャッ
まきぱな「!」
にこ、凛のどちらかで
凛 こっちもリベンジ
凛「にゃーーーーっ!!!!」
花陽「り、凛ちゃん!?」
真姫「どうしたのよ…」
凛「先生酷いにゃ!!なんで出前頼んだぐらいであんなに怒るのさ!!」
真姫「そりゃそうでしょ…もっと常識を考えなさいよ」
凛「お腹が空いたら好きなものを食べるのは常識だにゃ!!真姫ちゃん知らないの!?」
真姫「あーはいはいそうねそうね」
凛「あーもう!!絶対今度リベンジしてやるにゃ!!」
真姫「やめときなさいよ…」
花陽(凛ちゃんなら安心して見れるね)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
参考:前回コンマ01(最低値)
花陽(………えっ?)
花陽(い、いや…そんな…)
『10』
花陽「いやああああああああああっ!!!!!」
まきりん「!?」
花陽「いやっ、やだっ、こんなっ…」
真姫(まさか、凛っ…)
凛「……」
花陽「もうっ、見たくないっ!!」ガシャーン
真姫「ああっ!メガネが…」
花陽「……え?」
『10』
花陽「う、嘘…。メガネは外したのに…」フルフル
凛「か、かよちん?凛に何か付いてる…?」
花陽「いやあああああああっ!!こないでえええええっ!!」ダッ
凛「かよちん!?」
真姫「くっ、こんな時に、ついに来てしまったのね…」
凛「どういうこと!?真姫ちゃん何か知ってるの!?」
真姫「…凛」
真姫「…あなた、花陽のことどう思ってるの?」
凛「…えっ?」
廊下
花陽(なんでっ…なんで凛ちゃんが…)
花陽(ずっと一緒にいたのに…あの笑顔は嘘だったの…?)
花陽(つらいよ…誰か…助けて…)
にこ「にっこにっこにー!あなたのハートににこにこにー!笑顔届ける矢澤にこにこーっ!」
花陽「にこ…ちゃん…?」
にこ「そんな辛そうな顔してちゃダメにこっ!にこにーが、笑顔の魔法かけちゃうよっ?」
にこ「あなたも一緒ににっこにっこにー!にっこにっこにー!」
花陽「………」
にこ「……笑いなさいよ」
花陽「今、そんな気分じゃなくて…」
にこ「はぁ?にこにーのにっこりの魔法が受け取れないっていうの?」
花陽「ごめん、ほんとに…」
にこ「…まったくもう」ギュッ
花陽「………」
にこ「笑えないなら思いっきり泣きなさい。にこの胸、貸してあげるから」
花陽「………」
にこ「ほら、何我慢してんのよ」
花陽「………」
花陽「にこちゃん、骨が当たって痛いよ…」
にこ「このまま頭蓋骨折ってやろうか」
花陽「…ごめんね」グスッ
にこ「………」ポンポン
花陽「グスッ…ヒグッ…」
数分後
にこ「で?どうしたのよ」
花陽「実は…」
にこ「ふーん。あの凛がね…」
花陽「…うん」
にこ「…その数字が裸眼でも見えたってことは、今にこの数字も見えてるの?」
花陽「…うん。見ないようにはしてるけど」
にこ「何ビビってんのよ。見てみなさい。心配無いから」
花陽「うん…」
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
『83』
花陽「…!!」
にこ「どう?にこの気持ち、伝わった?」
花陽「え、えっと…」
にこ「まあ慌てるのも無理は無いわね」
にこ「好きよ花陽。もちろん、1人の女の子として」
花陽「で、でも…」
にこ「……」
にこ「…わかってる」
にこ「花陽は、ことりが好きなんでしょ?」
花陽「!!」
花陽「ど、どうしてそれを…」
にこ「穂乃果から聞いたわ」
花陽「ひどいよ穂乃果ちゃん…」
にこ「まったくね。にこの気持ちも知らないで」
にこ「結構ショックだったのよ?始まる前から終わってる恋だもの」
花陽「ご、ごめんなさい…」
にこ「あんたが謝ることじゃないでしょうが。誰を好きになるかは自由だしね」
にこ「…それでね、いろいろ考えたのよ」
にこ「どうすれば花陽と一緒にいれるだろう、どうしたら振られずに済むだろう、どうしたら付き合えるだろうってね」
花陽「に、にこちゃん…?」
にこ「…ねえ、花陽」
にこ「…あなたを好きな子、あなたが好きな子、全員を手玉に取りたいとは思わない?」
今日はここまで。
順調にかよハーが作られつつあって嬉しいです。
凛ちゃんリベンジ失敗したけど、次はりんぱなしてくれ。
明日は更新しないと思われます。続きはまた日曜。
では、おやすみなさい。
そんじゃ、ぼちぼち始めます。
一応前回までのまとめを。
真姫→21
「メガネの実験台にはしちゃってるけど、言うほど嫌いってわけでもないわ」
穂乃果→82
「花陽ちゃんがことりちゃんと付き合い始めちゃったら、
穂乃果はこれからどんな顔で2人と接すればいいんだろう…」
海未→82
「覚悟は既に決まっています。花陽の望んだ結果になる事が、私にとっても望ましい未来です」
希→92
「花陽ちゃん!花陽ちゃん!花陽ちゃん!花陽ちゅぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!花陽ちゃん花陽ちゃん花陽ちゅぅううぁわぁああああああああ(以下略」
絵里→57
「μ'sの可愛い仲間ね。それ以上でもそれ以下でも無いわ。
…冷めてるって?前回醜態を晒しちゃったから、クールに振る舞わなきゃいけないのよ」チカッ
凛→10
「………」
にこ→83
「私は花陽が好き。でも花陽はことりが好き。どっちの恋も叶えるには…」
未測定→ことり
コンマ判定
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
どう転ぶかはコンマ次第のコンマで叶える物語!僕は責任を負いません!皆頑張れ!
にこ「…あなたを好きな子、あなたが好きな子、全員を手玉に取りたいとは思わない?」
花陽「そ、それって、どういう…」
にこ「そのまんまよ」
にこ「花陽が好きな子と、花陽を好きな子だけの、誰も悲しまない楽園」
にこ「いわばハーレムを作らないかって聞いてるの」
にこ「正直に言いなさい。他にも花陽のこと好きな子、いたんでしょ?」
花陽「う、うん…」
にこ「それを知っても悪い気はしなかったでしょ?」
花陽「うん…」
にこ「花陽の性格的に、きっと他の子を振るのも辛いでしょ?」
花陽「…うん」
にこ「なら振らなきゃ良いってだけ。簡単よ」
にこ「ねえ、どう?結構良い考えだと思うのだけれど」
花陽「で、でもっ!」
にこ「…まあ答えは今出さなくてもいいわ」
にこ「でも、私は諦めないから」
花陽「にこちゃん…」
にこ「先に部室行ってるわね」タッ
花陽「あっ…」
花陽(ど、どうしよう…)
花陽(皆の気持ちを無駄にするなんて、したくない、けど…)
「あーーーっ!」
花陽「あっ…」
花陽(後ろから、この声は…)
ことり「かよちゃん、みーっけ♪」
誰も選ばないってことは誰も好きじゃないってことなんじゃね
花陽「ことり、ちゃん…?」
ことり「うんっ!ことりだよ?」
花陽「……」カタカタ
ことり「…かよちゃん?どうしたの?」
花陽「な、なんでもないよっ!」
ことり「…どうしてこっちを向いてくれないの?」
花陽「え、えーっと…」
花陽(今顔を合わせたら…)
ことり「…?」
ことり「……」
ことり「えいっ!」グイッ
花陽「っ!?」
ことり「人と話す時は、人の顔見なきゃだめだよ?」
花陽「あ、あ………」カタカタ
ことり「えっ?どうしたのかよちゃん?」
花陽(見えちゃう…数字が…)
花陽(やだ…やだよっ…)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
『93』
花陽「あ………」
花陽「良かった…良かったよぉ…」グスッ
ことり「え?どうしたの?え?」オロオロ
ことり(泣き顔のかよちゃん可愛い…)
ことり(おやつにしたい(・8・))
花陽「…ことりちゃん」
ことり「…なあに?」
花陽「ことりちゃんは、もしも自分の事を好きな人がいっぱいいたら、どうする?」
ことり「え?」
花陽「その人たち全員にごめんなさいって、言える?」
ことり「い、いきなりどうしたの?」
花陽「…ごめんね」
ことり「…うーん、そうだなあ」
ことり「難しいけど、きっと言うと思うよ」
花陽「…どうして?」
ことり「ことりのことを好きになってくれるのは嬉しいけど、
ちゃんと答えを出さないとその人たちに失礼だし」
ことり「仮にその人たち全員と付き合うって事になっても、遊んでるみたいだもん」
花陽「…そっか。やっぱりそうだよね」
ことり「かよちゃん、そういう少女マンガとか読んだの?」
花陽「ううん。後で説明するね」
花陽「とりあえず、部室に行こっか」
ことり「う、うん」
ことり(かよちゃん、何かを決意した顔してる…)
部室
花陽「…」ガチャッ
ことり「…」
7人「!」
にこ「…やっと来たわね」
穂乃果「あ、ことりちゃんも一緒なんだ」
真姫「花陽…」
凛「……」
花陽「…遅くなってすいません」
花陽「突然なんですが、皆さんの前で話さなきゃいけないことがあります」
7人「?」
花陽「ことりちゃん」
ことり「?」
花陽「花陽は、ことりちゃんの事が大好きです」
花陽「付き合ってください」
8人「!?」
ことり「ちょ、ちょっとかよちゃん!?ここ部室だよ!?」
花陽「…ごめんなさい」
花陽「でも、ここで話さなきゃ意味が無いんです」
花陽「ことりちゃん、お返事をください」
ことり「え、えーっと…」
ことり「こ、こちらこそ…?」
7人「!!」
花陽「…ありがとう、ことりちゃん」ギュッ
ことり「…///」ギュッ
希「待ちいや…」
絵里「の、希?」
希「なんで!!なんでことりちゃんなんや!!なんでウチじゃないんや!!!」
海未「…ということは、希も…?」
希「そうや!!ウチはずっと好きやったのに!!」
希「なんでっ、なんでこんな見せつけるようなマネっ…!!」
真姫(…確かに)
真姫(花陽には今きっと、ことりの好感度も見えてる。つまり告白の結果も予想できたはず)
真姫(花陽…いったいあなたは何を考えてるの?)
にこ「落ち着きなさい。希」
希「これがっ、落ち着いていられるわけがっ…!!」
にこ「まだ道は残されてるわ」
にこ「ねえ、花陽?さっきの答えはどうなの?」
にこ「ハーレム、作るわよね?」
7人「!?」
花陽「………」
希「に、にこっち。ハーレムって…?」
にこ「にこも、花陽のこと好きなのよ」
希「!」
にこ「でも花陽はことりが好きって知って、どうするか考えた結果なの」
にこ「ねえ、花陽。こっちにも答えをちょうだい?」
花陽「………」
花陽「…ごめんなさい、にこちゃん」
にこ「…っ!!」ギリッ
にこ「…なんでよ!!あんたのこと好きな子はにこと希だけじゃないんでしょ!?」
にこ「その子たちの想い、全部踏みにじるっていうの!?あんたにそれができんの!?」
海未「やめなさい、にこ」
にこ「うるさい!!!あんたは違うの!?花陽のことどう思ってんの!?」
海未「…確かに、私も花陽を1人の女性として見ています」
にこ「ならいいじゃない!!ずっと花陽のそばにいられるのよ!?」
海未「…いい加減にしなさい!!!」ダンッ
にこ「っ!!」ビクッ
海未「…失礼、取り乱しました」
海未「にこ、あなたの気持ちはよく分かります。
私も覚悟を決めていたとはいえ、気を抜いたら泣いてしまうかもしれません」
海未「しかし、にこ。あなたも分かっていたのではないですか?」
海未「花陽は私たちに振り向いてはくれないことを」
にこ「……っ!!」
海未「少なくとも私が好きになった花陽は、決心のできる芯の強い子です」
海未「ハーレムなどという愛があるのかさえわからない歪んだ選択、花陽が選ぶはずがありません」
海未「あなたの好きになった花陽も、おそらくそうでしょう?」
にこ「………」
にこ「…そんなこと、分かってたわよ」
にこ「花陽の性格も、こうなることもっ…」
にこ「でもっ、諦めきれないのっ…」
穂乃果「…にこちゃん」
にこ「…?」
穂乃果「穂乃果も、花陽ちゃんのこと好きだったんだ」
にこ「!」
穂乃果「いっぱい悩んだよ。それこそ、胸が張り裂けるぐらい」
穂乃果「でもやっぱり、穂乃果は花陽ちゃんの気持ちを優先しようって想ったの」
穂乃果「花陽ちゃんには、幸せになってほしいから」
にこ「穂乃果…」
にこ「…わかったわよ」
にこ「いや、ほんとは元から分かってたけどね」
にこ「ことり。花陽のこと、頼んだわよ」
ことり「う、うん…!」
希「なあ、何良い話で終わらせようとしてるん?」
花陽「…希ちゃん」
希「ウチはまだ認めへんよ」
希「花陽ちゃんの横にいるのは、ウチや」
希「なあ花陽ちゃん。ウチ、花陽ちゃんのためなら何でもできるで?」
希「花陽ちゃんが求める事は全部する。欲しい物は全部あげる」
希「だから、だからな?ウチを…
「いい加減にしてよ!!!!」
希「っ!?」
花陽「…凛、ちゃん?」
凛「ふーっ、ふーっ…」
希「…凛ちゃん、今ウチら大事な話してるんや。黙っててもらえるかな?」
凛「黙ってられるわけないじゃん!!」
凛「希ちゃんは、かよちんのこと何も分かってない!!そんな人にかよちんは任せられない!!」
花陽「!!」
希「…ほう。言うやん」
真姫「……」
数分前
真姫「…あなた、花陽のことどう思ってるの?」
凛「…えっ?」
真姫「今の花陽には、見た人が花陽に抱いてる好感度が分かるの」
真姫「あなた、花陽のこと嫌いなの?」
凛「…凛はね」
凛「かよちんのこと、ずっと好きだったんだよ」
真姫「…だった?」
凛「うん。つい最近までね」
凛「かよちんがことりちゃんのこと好きって聞いて、悲しかったの」
凛「でもね、たくさん泣いてるうちに、ことりちゃんになら負けてもいいかなって思ったんだ」
凛「でも、かよちんはいつになっても告白しようとしないでしょ?」
真姫「…どうやら、そうらしいわね」
凛「知られてるんだし早く言っちゃえばいいのにね」
凛「かよちんがずっとウジウジしてるから、だんだんなんでかよちんの事好きだったのか分からなくなってきて」
凛「いつの間にか、そんなかよちんなんて嫌いって気持ちが生まれてたの」
真姫「…そう」
凛「もういい?凛もこの話はあんまりしたくないんだ」
真姫「ええ。ごめんなさいね、ありがと」
真姫(凛…あなた…)
凛「希ちゃん、なんでかよちんがここで告白したか分かる?」
希「それは…」
凛「希ちゃんの言った通りだよ。かよちんはあえて見せつけてるの」
花陽「!」
凛「かよちん、そうだよね?」
花陽「…うん。そうだよ」
絵里「…花陽、あなた何をしたか分かってるの?」
花陽「……」
絵里「私は外野だけどこれだけは言わせてもらうわ。あなたは、ここにいる子たちの心を折ろうとしたのよ?」
絵里「それがどういうことか、分かったうえでの行動なの?」
花陽「…みんな、ごめんね」
絵里「謝るぐらいならなんで…」
凛「それが、かよちんの狙いだからだよ」
花陽「!!」
凛「みんなに見せつけて嫌われて、それで終わりにしようとしたんでしょ?」
凛「あわよくば、ことりちゃんにも嫌われようとした。違う?かよちん」
花陽「…凛ちゃんは、何でもお見通しなんだね」
凛「ずっと一緒にいたからね」
穂乃果「え?なになに?どういうこと?」
海未「…つまりは、こういうことでしょう」
海未「花陽は、大勢の想いを一気に踏みにじる事に自責の念を抱いていた。
しかしにこの言うハーレムも作る気にはなれなかった」
海未「だったらことりも含めて、メンバー全員に嫌われようと考えた」
海未「もし花陽がことりと付き合ったら、μ'sの分裂はおそらく避けられないでしょうから」
海未「ことりがOKの返事でもNGの返事でも、自分がその場で嫌われるように仕向ければ結果は同じ」
海未「花陽だけが犠牲になり、μ'sのためを考えたうえの苦肉の策」
海未「間違ってますか?花陽」
花陽「………」
穂乃果「うう、頭がパンクしそうだよ…」
にこ「あんたは何も考えなくていいわ。どうせ分からないから」
花陽「…正解だよ」
希「そ、そんな…」
凛「希ちゃん。希ちゃんはかよちんの覚悟を無駄にする気なの?」
希「ウチは、ウチはっ…」
絵里「…希」
希「………っ」
希「…負けたわ」
希「ウチに花陽ちゃんの横にいる資格は、無かったんやね」
希「諦めるわ。ごめんな、花陽ちゃん」
花陽「…ううん、花陽もごめんね。辛い想いさせて」
希「ふふっ…。そういうとこがまた新しい勘違いを生むんやで…」
花陽「あっ……」
希「ええんや。花陽ちゃんはそのままで。そこが花陽ちゃんのええとこなんやから」
花陽「…うん」
凛「…かよちんのこと、嫌いになった人いる?」
シーン…
凛「…作戦、失敗だにゃ。かよちん」
花陽「…うん。そうみたいだね」
凛「じゃあかよちんのこと好きな人はー?」
シーン…
凛「………ことりちゃん?」
ことり「えっ?あっ!そっか!」
ことり「はい!はいっ!ここにいますっ!」
凛「…やったね。かよちん」
花陽「うん…。ありがとう、凛ちゃん」
凛「凛はかよちんの作戦を台無しにしたかっただけだにゃ」
花陽「凛ちゃん…」
凛ちゃん再測定
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
『52』
花陽「…これからも、ずっと友達だよ」
凛「…うん!」
真姫「…ふふっ」
数日後・昼休み中庭
ことり「はいかよちゃん、あ〜ん♪」
花陽「ええっ、は、恥ずかしいよぉ〜///」
ことり「え〜?かよちゃん、見せつけるのが好きなんでしょ〜?」ニヤニヤ
花陽「もう忘れてよぉっ!///」
ことり「はい、あ〜ん♪」
花陽「うう、あ、あ〜ん」パクッ
ことり「どう?美味しい?」
花陽「お、美味しい、です…///」
ことり「や〜ん♪可愛いっ!」ムギュッ
花陽「こっ、こここことりちゃんっ!?///」
ことり「もう離しませんよ〜ふふふ〜」
花陽「は、はわぁ……///」キュウ
にこ「…何あのバカップル」
穂乃果「ここ最近ずっとあんな感じだよね」
海未「は、破廉恥ですっ!」
希「花陽ちゃん、遊ばれてるなあ…」
凛「でも楽しそうだからいいにゃ!」
花陽(花陽は今、とっても幸せです!)
終わり
低かったら再判定とかやるのか
一発勝負じゃないんだな
はい。ことり攻略完了です。 お疲れ様でした。
1本目とは打って変わって神コンマでしたね。
期待してくれてた人たちには悪いけど、自分は正直>>217と同じ意見です。
書くならほのぼのかよハーにしたいなと思ってたけど無理そうだったし
ことりのかよキチが発覚した時点でかよハールートは完全に消え去りました。
次のパラレルをやるとしたら今度はほのぼのかよハーになるといいですね(他人事)。
かよちんの考えについて、イミワカンナイって人がいるかもしれないので、ご意見ご質問あればどうぞ。
とりあえずシャワー浴びてきます。
>>242
あれ、>>217と同じ人じゃないですか。ここまで読んでくれてありがとうございます。これだけ先に答えときます。
正直コンマで01とか出ても別に良かったです。
ただ、嫌いな理由が完全に後付けで書いてるうちに「あれ?俺、嫌いな理由消しちゃった?」って思って、
どうかなあとか思いつつここだけ再判定しました。
20以下が出たら嫌いなまんまで通して、逆に70以上なら過去の気持ち蘇り→押し込めでいくつもりでした。
納得いかなかったらごめんなさい…。
乙
三回戦はやるのかい?
乙
そういえば、前回と違って強制で愛情判定器を使い続けたけど
眼鏡がなくても好感度がわかってしまうのかどうかについては触れてないまま終わってるね
>>246
どうしようかなあ…。
三回戦をやるとしたらこちらの都合で7/3の夜からとかになります。
それでも良いという人はここに書き込んでください。喜んで三回戦に突入します。
>>247
ありゃ。表現が悪かったかな。
一応>>199でメガネぶん投げてて、それ以降も裸眼で測り続けてます。
ちなみに、書くことは無かったけどちゃんと西木野の医療で目は元に戻りました。やったねかよちゃん。
私待つわ
それなら、今回の話の分岐を希望します。
>>249
ありがとうございます。あと1人か2人ぐらいいたら振り向こうと思います。
>>250
分岐ですか…。分岐するとしたら>>218でことりちゃんの数値が低かったらのifかなあ。
その場合どんな終わり方になるかはもう浮かんでますが、なんにせよ今日は書かないので、
書く気になれば7/3に書きます。
こんばんは。
待ってくれるみたいなので7/3から3周目をやります。あひん。
これでラストです。果たしてかよハーは成るのか。
分岐を書くかどうかはその時のテンション次第です。もしかしたら書き溜めして一気に放出するかもしれませんが。
では、しばしお待ちを…。
23時から始めます
屋上
ことり「今日は良い天気だねえ、かよちゃん」
花陽「うん、そうだね。ことりちゃん」
ことり「元気になるねえ」
花陽「うん」
ことり「ぱーっと晴れたねえ」
花陽「うん」
ことり「告白日和、だねえ」
花陽「…うん!」
ことり「…うん?」
花陽「今日こそは、>>260ちゃんに花陽の想いを伝えたいと思います!」
真姫
花陽「真姫ちゃんに想いを伝えます!」
ことり「ど、どうしたの?昨日まではあんなに悩んでたのに…」
花陽「クヨクヨしてても真姫ちゃんとは付き合えません!花陽は覚悟を決めたんです!」
ことり「…そっか!」
花陽「当たって砕けろ!です!」
ことり「お約束だけど、砕けちゃうんだね」アハハ
花陽「実は真姫ちゃんをもう屋上に呼び出してあるんです!」
ことり「行動力高いねえ」
花陽「ことりちゃんは物陰で見ててください!小泉花陽、一世一代の大勝負です!」
ことり「うん!頑張って!」
数分後
真姫「なに花陽、話って」ガチャッ
花陽「真姫ちゃん!!!」
真姫「ヴェェッ!?いきなり大きい声出さないでよ!」
花陽「ご、ごめんね…?えへへ…」
真姫「まったく…」
花陽「じゃあ、言うね?真姫ちゃん」
真姫「なるべく早くしてよね。私たち授業があるんだから」
花陽「う、うんっ」
ことり(頑張れ!かよちゃん!)コソコソ
花陽「真姫ちゃん、す、す…」ドキドキ
真姫「す?お酢のこと?」
花陽「すっ、すすすすっ、すkっ」バクバク
真姫「すく?お腹空いたの?」
花陽「すすすっ、すすすすす…」
花陽「…好きな人って、いる?///」
真姫「ヴェェェェッ!?」
ことり(…あちゃー)
真姫「い、いないわよそんなの!!」
花陽「そっか、いないんだあ…」
花陽(嬉しいような、悲しいような…)
ことり(かよちゃん、絶対怖がっちゃったなあ…)
ことり(口では何とでも言えるけど、実際はやっぱりいつものかよちゃんでした…)
ことり(でも、まあまだ挽回できるかな?)
ことり(引き続き監視です…)ジーッ
真姫「だいたい、なんでそんな事を聞きだすの?」
花陽「そ、それは…///」
真姫「…もしかして」
花陽「あ、あう…///」
真姫「私の新発明について興味があるのね?」
花陽「へ?」
寝落ちしてました…。
続きは明日の夜。おやすみやさい。
昨日はすいませんでした…。
コンマの直前までsageながら書いてきます。その続きは22時から始めます。
真姫「実は最近、人の好感度が分かる装置を開発したのよ!」
真姫「でも酷い結果になったら嫌だからって、誰も実験体になってくれなかったのよね」
花陽「へ、へえー…」
真姫「どこで聞いたのかは知らないけど、花陽ならやってくれるでしょ?」ズイッ
花陽「ぴゃあ!?///」
花陽(ち、近い…///)
真姫「ねえ、どう?謝礼ぐらいならするけど」
花陽「う、うう…///」
花陽「やります…///」
真姫「そう!花陽ならやってくれると思ってたわ!」
真姫「じゃあとりあえずμ'sメンバー全員を測ってきてくれる?これ、装置ね」スッ
花陽「メガネ…?」
真姫「そうとしか見えないでしょ?でもちゃんと測れるから大丈夫よ」
花陽「う、うん」
真姫「じゃ、よろしくね。先に教室で待ってるわ」
花陽「あ…」
ことり(あー…)
ことり「結局言えなかったね…」
花陽「ごめんなさい…」
ことり「しかもおかしな実験に付き合うことになっちゃったし…」
花陽「…これ、ほんとに測れるのかなあ?」
ことり「真姫ちゃん、というか西木野財閥ならできそうだよねえ…」
花陽「真姫ちゃんっていったい…」
ことり「とりあえず、そのメガネでことりを見てみれば?」
花陽「う、うん」
花陽(でも、真姫ちゃんが言ってた通り自分の評価を見るのって不安だなあ…)
花陽(ことりちゃんは信用できる人。それくらい分かるけど…)
花陽(うーん、なんで引き受けちゃったんだろう)ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
『36』
花陽「わ、ことりちゃんに数字が浮かんで見える!」
ことり「それが好感度?」
花陽「36…これは低いんでしょうか」
ことり「ことりはかよちゃんの嫌いじゃないから、普通ってことじゃないかなあ?」
ことり「全員測り終えたら真姫ちゃんに聞いてみよ?」
花陽「うん。とりあえず他の皆を探そっか」
廊下
花陽「皆どこにいるのかな?」
ことり「穂乃果ちゃんも海未ちゃんも、もうお昼は食べ終わってると思うからどこかにいるんじゃないかなあ」
花陽「というか音乃木坂の昼休みって何時間あるの?」
ことり「うーん、わかんない!」
花陽「そっかあ」
花陽「あ!>>276ちゃん!」
真姫以外で
前回ぱなキチった希様で
花陽「希ちゃん!」
希「んお?花陽ちゃんにことりちゃん」
花陽「実は手伝って欲しいことが…」
ことり「かよちゃん!」
花陽「?」
ことり「あなたの好感度測らせてくださいなんて、たぶん許してくれないよ?」コソコソ
花陽「あ!そ、そっか!」コソコソ
ことり「ここはメガネをかけながら今日を過ごして、こっそり測ってくのがいいんじゃないかなあ」コソコソ
花陽「な、なるほど…」コソコソ
希「ん〜?なんなん2人して隠し事〜?」ワシワシ
花陽「ぴゃああああああっ!?///」
花陽「いきなり何するんですかあ!!///」
希「んー、食後の運動?」
ことり「希ちゃんのわしわしって運動だったの…?」
希「案外わしわしも握力使うんやで?」
ことり「聞いてないよ…」
希「で?頼みってなんなん?」
花陽「あ、そ、それはもういいです!」
希「???」
花陽「ちょっとじっとしててくださいね!」スチャッ
希「お、メガネやね。珍しい」
花陽「こ、こういう気分なので!」
花陽(希ちゃん、ごめんっ!)
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…???
『55』
花陽「55…ことりちゃんより高いですね」
ことり「うう、何かショック…」メモメモ
希「なにが55なん?ウチそんなにウエスト細くないよ?」
花陽「き、気にしないでください!」
希「教えてくれないとわしわしMAXするで?」ワキワキ
ことぱな「えっ」
ピャアアアアアアアアアアア
チュウウウウウウウウウウン
希「なるほど…。そんな技術があるんやねえ」
ことり「はーっ、はーっ///」ビクンビクン
花陽「もうお嫁に行けない…」シクシク
希「その貰い手って誰なんよ?そこだけは教えられへんの?」
花陽「はい…」
希「わしわしされても?」ワキワキ
花陽「ひいっ!?」
希「じょーだん。さすがにウチもそこまではせえへんよ」
ことり「も、もっとされてもいいかも…///」
希「えっ」
花陽(ことりちゃんが何かに目覚めたようです)
希「まだ昼休みの時間あるけど、誰か測っとく?」
花陽「うん。なんか自信出てきました」
ことり「誰かいるかなあ〜」キョロキョロ
希「お、あれ>>284ちゃんやない?」
真姫、希以外で
希「海未ちゃんやん」
海未「おや、珍しい組み合わせですね。3人とも」
ことり「海未ちゃん、ちょっとそこでじっとしててくれる?」
海未「…?わかりました」
花陽(海未ちゃん、ごめんね!)ジーッ
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00…!!!
ゾロ目…???
ゾロ目なのに何もないんですか?
>>285 おうふ、うっかりしてました…。なんかこのパートダメだな。最後だというのに。
コンマもゾロ目内容も直下、もしくは一番早かったものを取ります。すいませんでした。
『73』
花陽「73!さすが海未ちゃんです!」
ことり「ぐすん、こう見るとことりが低すぎるよお…」メモメモ
海未「2人とも、何の話をしているのですか?」
ことり「そ、それは言えな
希「実はなー」
花陽「イッチャウノォ!?」
海未「なるほど。しかし、信じ難い話ですね」
花陽「それはそうだけど…」
希「ウチは、信じない方がええと思うよ?」ワシワシ
花陽「ぴゃあああっ!?///」
ことり「なんでまたわしわし!?」
希「ええやん。ことりちゃんは好きなんやろ?」
ことり「うっ…///」
海未「…まあ、わしわしは一旦置いておいて」
花陽「いや止めてよ!?///」
希「むふふ〜」ワシワシ
海未「はあ…。希。いつまでやっているのですか。止めなさい」
希「はあ〜い。花陽ちゃん、また後でな?」
花陽「まだやるの!?」
海未「とにかく、このメガネの信ぴょう性についてです」
海未「希。あなたがこれを信じられないとする根拠は何ですか?」
希「ウチ、花陽ちゃん大好きやん?」
花陽「ええっ!?///」
海未「友達として、ですよね?」
希「まあそういうことにしといたるわ」
海未「なら53はそういうことかもしれません。友達として好きなら、その辺りかと」
花陽「じゃあ海未ちゃんの73は?」
海未「あっ」
ことり「友達としてより、もっと…?」
海未「ちち、違います!私も友達として、花陽が好きです!」
花陽「そ、そっか」
海未(…ふう。私としたことが、墓穴を掘ってしまったようです)
海未(しかし、花陽には既に慕う人がいたのですね…)
海未(いったい誰なのでしょう…。私の恋敵、ということですよね…)
海未(…はあ。私は最初から負けていたのですね…)
希(まだ諦めるには早いんと違う?)
海未(希!?直接脳内に…)
希(スピリチュアルやからね。ここは協力せえへん?)
海未(協力…?)
ことり「とりあえず、20〜80ぐらいまでは友達として好きってことでいいのかな?」
花陽「うん。それでいいと思う」
希「なあ、まだ続けるん?それただのオモチャかもしれんよ?」
海未「そ、その通りです。花陽は真姫にからかわれているんです」
花陽「真姫ちゃんはそんなことしません!」
希「…まあ、そうやね」
希(…真姫ちゃんかあ)
ことり「まだ5時間目までもう少しあるし、もう1人ぐらい探してみる?」
花陽「そうしましょう」
希「ウチも行くでー」
花陽「あれ、希ちゃんは否定派じゃ…」
希「なんなら最後まで確かめたいし、まだ花陽ちゃんの側におりたいんや」
ことり「2つ目の理由、冗談だよね…?」
海未「そうこうしているうちに、あれは>>294ではありませんか?」
人いないなあ…。
安価下で、今日はもう頭痛いし寝ます。続きは明日の夜、0時頃から始めると思います。
グダグダになりかけてるのを直さないとですね。おやすみなさい。
花陽「凛ちゃん!」
凛「にゃ?あー!皆集まって面白そうなことしてるー!」
ことり「凛ちゃんならきっと80より上が出そう!」
凛「え?何の話?凛、テストならその半分ぐらいだよ?」
海未「今、何と言いました…?」
凛「気のせいにゃ」
希「ほら花陽ちゃん、今のうちや」ワキワキ
花陽「うん。分かったからその手をやめて?」
希「おっと、また無意識にわしわしするとこやったね。ごめんごめん」
花陽「無意識だったんだ…」
凛「あれ?そういえばかよちんなんでメガネなの?」
花陽「そういう気分なの」ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…超・かよキチ
『52』
花陽「52…」
ことり「…なんか、普通に普通だね」
凛「なんでガッカリしてるの!?」
海未(大本命がハズレだったようですね…)
希(凛ちゃんではないみたいやね。ということはやっぱり…)
花陽「凛ちゃん、ずっと友達だよ?」
凛「え、うん…」
ことり「青春だね」
凛「わけがわからないから考えるのをやめるにゃ」
凛「リベンジ成功にゃ!」
花陽「え?いきなり何?」
凛「考えるのを止めたら自然と言葉が出てきたにゃ」
ことり「うーん、おめでとう…?」
凛「にゃ!」
ことり「あ、そろそろ昼休み終わっちゃうね」
海未「ではここでひとまず解散としましょうか」
花陽「うん。凛ちゃん、行こ?」
凛「考えるのやめたから授業出たくないにゃ」
海未「………」ニコニコ
凛「帰還しました!希隊長!」
希「うむ!さあ、授業に行ってまいれ、凛二等兵!」
凛「了解しましたにゃ!」ビシッ
花陽(きっと凛ちゃんまた寝ちゃうんだろうなあ…)
一年生教室
真姫「あら、おかえりなさい」
花陽「真姫ちゃん。このメガネ使ってみたよ」
凛「にゃ?何の話?」
真姫「凛には関係無いから寝てなさい」
凛「うーん、そうするにzzZ」
花陽「もう寝ちゃった…」
真姫「それで、使ってみてどうだった?例えば、ゾロ目とか出た?」
花陽「あ、出たよ。希ちゃんが55だった」
真姫「へえ…。希が、ねえ…」
花陽「ゾロ目って何か特別なの?」
真姫「いいえ、大した事じゃないわ」
真姫(ゾロ目には1○○という意味があるから、希はたぶん155…。恐ろしいわね)
真姫「まあ、このまま続けて全員分のデータが集まったらちょうだい。参考にするから」
花陽「参考って、なんの?」
真姫「こっちの話よ」
花陽「…そっか」
花陽(真姫ちゃんが、分からなくなってきた)
ちょっと休憩します。
今回、ほんとにその場の思いつきでやってるからこの先どうなるかがほんとにわかりません。
ペースダウンもすると思います。
アイデアあったらください←
なんかものすごいのを書いてくれた人がいるようで…。ありがとうございます。その通りにはできないけど、参考にします。
休憩とか言いつつ今日もここまでです、ごめんなさい。全然進んでないですけど、正直起きてられません。
続きは間空きますが水曜に。それまでには話の枠も考えておきます。
では、おやすみなさい。
23時半から始めます。調子戻ってきたし今日は起きてられそう。
放課後・部室
ダダダダダダダダダダ
凛「一番乗りーっ!」ガチャッ
海未「やはり凛でしたか…。廊下を走ってはいけませんよ」
凛「にゃっ!?一番乗りじゃなかった!?」
海未「話を聞いているのですか…?」
ことり「あれ?かよちゃんと真姫ちゃんは?」
凛「あー、置いてきちゃったけどたぶんもう少ししたら来ると思うよ!」
廊下
真姫「凛が突っ走ってって好都合だったわね」
花陽「あ、あはは…。それで、話って…?」
真姫「ああ、昼に渡したメガネに関連してるんだけど、今のところ体に何か変なところはない?」
花陽「ないけど…。そんなに危ないものなの?」※現在裸眼
真姫「危ないかもしれないってだけよ」
真姫「花陽には申し訳ないけどまだ試作品だから、万が一不具合があったら大変だもの」
真姫「もし何かあったらすぐに言いなさいよ」
花陽「う、うん」
花陽(頼りがいがある…とは、ちょっと違うよね)
花陽(…こっそり真姫ちゃんを測ってみようかな)
花陽(…怖いなあ)
真姫(…可能性があるとしたら、それは>>315という症状だけど)
真姫(表れてはいないようね。少なくとも今は)
裸眼で見た人全てに甘えてしまう
真姫(裸眼で見た人全てに甘えてしまうという症状…)
真姫(…まあ、メガネをかけてさえいれば大丈夫だし)
真姫(問題ないわ…よね?)
部室
真姫「あ、凛」ガチャッ
凛「真姫ちゃんもかよちんもおそーい!待ちくたびれちゃったよ!」
海未「凛がダッシュするからでしょうが」
凛「うっ…」
ことり「まあまあ…」
花陽「確か3年生は進路面接があるんだよね?」
ことり「うん。穂乃果ちゃんも先生のところにいってるし、まだ練習は始められないね」
凛「なーんだ。つまんないのー」
ダダダダダダダ
海未「…おや、凛と同じことをしている人がいるようですね」
真姫「予想は大体つくけど…」
花陽「もしかしたら違うかもよ?」
誰? >>317
穂乃果、絵里、にこ、希の中から
にこ
にこ「どぅおらあああぁぁぁ!!!」バァーン
真姫「…誰も予想しないところだったわね」
海未「にこ、もう少し静かにはできないのですか?」
にこ「反応薄くない!?」
ことり「にこちゃん、何かあったの?」
にこ「さっき進路面接で先生に『もう1年スクールアイドルやりたいとかじゃないよな?』って聞かれたのよ!!成績表見ながら!!」
にこ「そりゃスクールアイドルは楽しいけど、ちゃんと卒業する気はあるっての!!」
にこ「だから腹立ってダッシュでここまで来たのよ!!」
海未「なんというか、哀れです…」
凛「えー、にこちゃん留年なのー?凛たちと同じクラスになるのー?」ニヤニヤ
にこ「ならないわよ!!2回留年してるじゃないそれ!!」
凛「でもあり得ない話じゃないよねー」クスクス
真姫「…にこちゃんが2回留年しても凛が後輩のままである可能性も捨てきれないわよね」
凛「」
にこ「…あら、花陽、またメガネかけるようになったの?」
花陽「き、今日はそういう気分なの!」
にこ「ふーん。なんで?変装?」
真姫「にこちゃんじゃあるまいし…」
にこ「なによ!?」
花陽(今のうちに…)ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…超・かよキチ
『20』
花陽(あ、あれ…?)
花陽(今までで一番低いや…)
花陽(ちょっと、ショックだなあ…)
にこ(イメチェン…ではないわよね)
にこ(まあ、なんでもいいか。あんま興味無いし)
海未「さて、あと3人ですね」
凛「そういえば穂乃果ちゃん、なんで先生に呼ばれたの?」
海未「生徒会長であるのに学生の模範どころか真似してはいけない生活態度であるから、だそうです」
ことり「授業中寝てたらこっぴどく怒られちゃったの」
にこ「…容易に想像できるわね」
>>322「皆集まってる?」ガチャッ
穂乃果、絵里、希の中から
絵里
絵里「皆…は、いないみたいね」
にこ「絵里、お疲れ。面談どうだった?」
絵里「どうって…。これといって何もなかったわよ」
にこ「ぐぬぬ…」
絵里「?」
海未「にこ、ちゃんと勉強もしてくださいね?」
にこ「わかってるわよ…」
花陽(そんなにこちゃんのリベンジ、です!)
花陽(絵里ちゃんっ!お願いします!)ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…超・かよキチ
『23』
花陽(23…)
花陽(なんだか、軒並み低いです…)ガックシ
真姫(…花陽がさっきからあまり嬉しそうな顔をしないわね)
真姫(これであとは穂乃果…と、私だけ)
穂乃果「…」ガチャッ
海未「あ、穂乃果」
ことり「お疲れ様。大丈夫だった?」
穂乃果「はい」キリッ
海未「…?」
穂乃果「皆様、遅れて申し訳ございませんでした」キリッ
穂乃果「さあ、練習を始め…おや、希がまだのようですね。困ったものです」キリッ
ことり「ほ、穂乃果ちゃん?」
穂乃果「どうしました?ことり」キリッ
ことり「あ、いや、その…」
にこ「…海未のマネ?」
凛「ちょっと寒くないかにゃー」
穂乃果「なっ…!?」
穂乃果「…もう!生徒会長らしくってなんなのさ!」
絵里「別にキリッと振る舞う必要はないと思うんだけど…」
凛「ミトメラレナイワァ」ボソッ
絵里「何か言った?」
凛「なんでもないにゃー」
穂乃果「だって副会長のほうがしっかりしてるなんて言われたんだもん!」
海未「それで私のマネですか…」
海未「穂乃果が普段から授業中に寝るような生活態度で無ければ何も言われないのですよ?」
穂乃果「うっ…。だって眠くなるんだもん!」
凛「わかるわかる!催眠術とか使ってるんだよきっと!」
真姫「…どうしようもないわね」ハァ
花陽(穂乃果ちゃんなら…大丈夫かな)
花陽(お願いしますっ…!)ジーッ
直下コンマ
01〜20…嫌い
21〜50…普通
51〜70…好き(友達として)
71〜90…好き(女の子として)
91〜99…かよキチ
00…!!!
ゾロ目…超・かよキチ
あ、言い忘れてました…。
結局昨日も寝落ちです。ほんとごめんなさい。
とりあえず今朝進められるとこまで進みます。その続きは今夜0時から書きます。
多分残りの安価は真姫ちゃんの測定だけです。
『91』
花陽「!!!??」ガタッ
穂乃果「ん?どうしたの花陽ちゃん?穂乃果に何かついてる?」
花陽「あっ、そのっ…」
凛「あっ!穂乃果ちゃんの後ろにクモが!」
穂乃果「うそ!?ってうわぁっ!!」ビクッ
にこ「でかっ!!きもっ!!」
穂乃果「うぅ、花陽ちゃ〜ん!」ダキッ
花陽「!!?///」
花陽(い、今まで低かった反動でしょうか!すごくドキドキします!)
花陽(というか、91ってもう…///)
花陽(いつも通りの穂乃果ちゃんだけど、これってそういう意味があったんだ…!)
穂乃果「怖かったよぉ〜…」オイオイ
花陽「よ、よしよし…」ナデナデ
にこ「花陽ぉ!気づいたならさっさと言いなさいよ!」
花陽「えっ、あっ、ごめ…」
穂乃果「にこちゃん!花陽ちゃんを責めないで!」
穂乃果「花陽ちゃんだってビックリしたんだよね?あんなにデカいクモだもん」
花陽「う、うん」
花陽(ビックリしたのは同じだけど違うよ…///)
にこ「…まあ、いいわ。明日ウチから殺虫剤持ってくるわね。アイドルグッズにクモの巣なんて張られたら大変だもの」
海未「あ、もうティッシュに包んで外に出しましたよ」
にこ「あんたよく平気でいられるわね…」
ガチャッ
希「いやー遅れたわー。ごめんごめ…」ピクッ
真姫(あっ)
希「…なんで穂乃果ちゃんが花陽ちゃんにくっついてるん?」
穂乃果「え?」ギューッ
花陽「さ、さっき穂乃果ちゃんの後ろに大っきいクモが出てね」
希「それで花陽ちゃんに抱きつく、かあ…」
真姫(希の醸し出す空気がやばいわ…)
真姫「そ、それより早く練習しましょ」
凛「真姫ちゃん今日はやる気だね?」
真姫「なっ…!いつだってやる気よ!ほら穂乃果、早く離れて着替えるわよ!」
穂乃果「ええ〜…」
花陽「ほ、穂乃果ちゃん。花陽も着替えたいから…」
穂乃果「ぬう…。わかった」パッ
真姫(よし、これで…)
希「………………」
真姫(…さすがに、155ね…)
練習後・部室
真姫「あ、花陽。話があるからちょっと残ってくれる?」
花陽「う、うん。わかった」
凛「えー?凛1人で帰るのー?」
花陽「凛ちゃん、ごめんね?」
ことり「凛ちゃん、一緒に帰ろ?」
凛「ことりちゃんは優しいにゃー。じゃあ、かよちんまた明日ね!真姫ちゃんも!」
花陽「うん!また明日」
真姫「じゃあね」
ことり「あっ、かよちゃん!」
花陽「?」
ことり「頑張ってね!」ボソボソ
花陽「っ!///」
ことり「またね〜!」
花陽「こ、ことりちゃあん!///」
真姫「?」
希(………)
ちと遅いけどメシ食ってきます。
今日はミミガーちまちま食べながら更新するから寝ないと思う…!(もはやフラグ)
真姫「それで、数値は全員分測り終わったのよね」
花陽「う、うん。えっと、これだよ」ピラッ
真姫「あら、メモしてたのね。助かるわ」
ことり→36
希→55
海未→73
凛→52
にこ→20
絵里→23
穂乃果→91
真姫
真姫「あら…?私のがまだじゃない」
花陽「や、やっぱり測らなきゃダメ…?」
真姫「…いや、これだけあれば十分だわ。ありがとう」
真姫「それで、体に何の異常も無いのよね?」
花陽「うん。大丈夫だよ」
真姫「なら良かったわ。これで実験は終わりよ」
花陽「ふう…。ヒヤヒヤしたなあ」
真姫「一桁とか出なくて良かったわね」
花陽「ひ、ひどいよぉ〜!」
真姫「ふふっ。まあ、この謝礼はまた今度するわ。GoHAN-YAでいいかしら?」
花陽「うん!」
花陽(あ、もしかしてこれってデートの約束?///)
花陽(…そんなわけないかあ)
帰路
花陽「じゃあまた明日ね!」
真姫「ええ。また明日」
真姫「…あっ」
真姫(メガネ返してもらうの忘れてたわ…)
真姫(後でメールしておきましょう)
小泉家
花陽「ただいまー」ガチャッ
かよママ「おかえり。すぐご飯にするから着替えてらっしゃい」
花陽「はぁーい」
花陽「あ、コンタクト外そう…」スッ
花陽「で、メガネメガネ…」
花陽「あ、あった」スチャッ
花陽「…って、あれ?度が入ってない…?」
花陽「あ、これ真姫ちゃんのだ。返すの忘れてた」
花陽「明日返さなきゃ」スッ
花陽「っ!!」ビクンッ
花陽「…ふふっ」
花陽「おなかすいたぁ〜…」
かよママ「はいはい。ほら、並べるから手伝いなさい」
花陽「…」
花陽「おかあさーん…」
かよママ「?」
花陽「花陽は、お母さんの作る料理大好きだよ」
かよママ「!?///」
かよママ「い、いきなりどうしたのよまったく…///」
花陽「ふふっ、ほんとだもん」
花陽「今日は、あーんしてほしいなあ…」
かよママ「もう大きいんだからするわけないでしょ!///」
花陽「そっかあ…。残念」
翌朝・路上
凛「かーよちんっ!」ギュッ
花陽「わあっ!?」
凛「おはよー!」
花陽「凛ちゃん!後ろから抱きつかれるとびっくりするよぉ!」
凛「えへへ〜」
花陽「…」
凛「かよちん?」
花陽「私だって!」ギュッ
凛「にゃっ!?」
花陽「えへへ…。仕返しだよ?」
凛「うーっ、確かにちょっとびっくりした!」
花陽「凛ちゃんっ!」ギューッ
凛「かよちんっ!」ギューッ
花陽「さ、朝練行こっ!」
凛「うん!いつも以上にテンション上がるにゃー!」
路上後方
希「ウチの花陽ちゃんが、自分から凛ちゃんに抱きつく…?」
希「普段じゃ考えられへん…。おかしい…」
希「まさか、凛ちゃんが本命…?」ギリリッ
神田明神
花陽「まだ誰も来てないみたいだね」
凛「みなさんたるんでます!」
花陽「ふふっ、それ海未ちゃんのマネ?」
凛「うん!他にもできるよ!えーっと…」
階段
海未「穂乃果がなかなか起きないから遅くなったではないですか!」
穂乃果「ご、ごめんって!でも間に合ったからオッケーだよ!」
海未「そういう問題ではありません!」
ことり「穂乃果ちゃん、次はもうちょっと頑張って起きようね?」
穂乃果「うう、努力します…」
海未「おや、もう誰か来てるみたいで
凛「らぶあろーしゅうとぉー!」バァーン
海未「」
凛「あっ」
海未「………」
凛「え、えっと…」
海未「…………」
凛「か、可愛かったからやってみただけだよ!うん!可愛かったから!」ダラダラ
海未「……………凛」
海未「あなただけ、今日の朝練のメニューを倍にします」
凛「にゃああああああああああああああああ!!!」
数十分後
海未「では、凛以外は階段をダッシュで10周、凛は20周です」
凛「それ凛でも死ぬよ!?」ハァハァ
にこ「むしろなんで腹筋とか倍やっていつもとあんま変わらないのよ…」
穂乃果「凛ちゃんはやっぱり体力すごいなあ」
海未「口答えするようなら30周にしますが」
凛「鬼!!鬼がここにいるにゃ!!」
花陽「海未ちゃん、もう凛ちゃんも反省してるし許してあげて?」
海未「花陽…しかし…」
花陽「おねがぁい!」
海未「!!!??」
ことり「それことりの海未ちゃん用必殺技…」
海未「うう…。花陽はズルいです…」
海未(好きな人にあんな顔されたら、断るわけがないじゃないですか…)
希(ウチもおねがぁいされたいなあ…)
希(海未ちゃんもあっち側についた…。こっち側はウチ1人やな)
希(花陽ちゃん…)
真姫(…花陽、平常運転よね?違うわよね?)
さらに数分後
海未「はい。以上で朝練は終わりです。すぐ学校に向かいましょう」
花陽「ふう。おつかれさまでした!」
にこ(花陽に抱きつかれた)
絵里(花陽に賢い可愛いお姉ちゃんって言われた)
穂乃果(かかっ、間接キスしちゃった…///)
希(………)ギリギリギリギリ
真姫「花陽、ちょっと…」コソコソ
花陽「?」
真姫「あなた、ほんとに異常は無いのよね?」
花陽「うん?いつも通りだよ?あ、メガネ返すね」
真姫(突然誰かに抱きついたりするのを普通とは言わないわ…)
真姫「…これを家でもかけたりした?」
花陽「あー、間違えて1回かけちゃったなあ」
花陽「そういえばその時からなんだかぷわぷわするの。普通のメガネかけてないのも気づかなかったし」
真姫(…決まり、ね)
真姫「花陽、あなた今日普通のメガネ持ってきてる?」
花陽「持ってきてないなあ」
真姫「じゃあウチの車が来るまで家にいなさい。少しおかしいわ、花陽」
花陽「えーっ、そうかなあ?ぷわぷわするのも嫌じゃないし…」
花陽「あ!わかった!」
真姫「?」
花陽「真姫ちゃんもぎゅーってしてあげるっ!」ギューッ
真姫「・ぇえええ!?///」
花陽「真姫ちゃんも素直じゃないなあー♪」ギューッ
真姫「ちょ、ちょっと!」
真姫(希が見てる!!見てる!!)
希「………!!!」ギリィッ
真姫「は、離れて!学校行くわよ!」
花陽「はーい♪」パッ
凛「あっ!2人とも、早くいくにゃ!」
花陽「うん!真姫ちゃん準備OK?」
真姫「だ、大丈夫よ」
凛「しゅっぱーつ!」ダッ
花陽「あっ、凛ちゃん待ってー!」ダッ
真姫「あなたが待ちなさい、花陽!」ダッ
真姫(…マズイことになったわね。主に希が)
とりあえずここまで。危なかったけど寝なかった…!
甘えさすって難しいなあ…。どうすればいいんだろう?
あ、裸眼はコンタクト装着時も含めるってことにします。メガネなきゃ裸眼です。ご了承ください。
では続きは次の0時から。おやすみなさい。
こんばんは。
そろそろ始めようと思うんですが、今日は途中で安価有りの息抜きタイムを挟もうと思っています。
お話に沿ってはいるのでなにとぞ。
…というか、話をつなげるネタが思いつかないから安価に投げます。はい。
ちなみに今日は「まだ」眠くないです。
それでは書いてきます。
昼休み・2年生教室
穂乃果「………」ボケー
穂乃果「………」ボケー
穂乃果「………」ボケー
穂乃果「…………はっ!」
海未「おや、やっと帰ってきました」
ことり「えっと…おかえり?」
穂乃果(今朝の花陽ちゃんのこと考えてたらお昼になってた!)
海未「珍しく授業中に寝ていないと思ったら心ここに在らずでしたよ?どうしました?」
穂乃果「い、いやっ!なんでもないの!」
ことり「じゃあ、お昼食べよ?」
穂乃果「う、うん!」
穂乃果(…にしても、今朝の花陽ちゃん、いつもより可愛かったなあ)
穂乃果(なんだか、妹ができたみたいな?)
穂乃果(雪穂とは違って甘え上手で…って、寒気がっ)ブルッ
穂乃果(…もう!頭から離れなくなっちゃったよ!)
穂乃果「ごめん!今日他のとこで食べてくるから、2人で食べてて!」ダッ
海未「ちょっ、穂乃果!?…行ってしまいました」
ことり「どうしたのかなあ…?」
3年生教室
絵里「希。お昼食べましょ」
希「……………」
絵里「希?」
希「……………」
希「……なあ、えりち」
絵里「?」
希「…自分のしたい事に障害があったら、えりちは諦める?」
絵里「どうしたのよいきなり…。でも、そうね…」
絵里「諦めないと思うわ。壁は壊せるものよ」
希「ふふっ…。それ、海未ちゃんの言葉やん」
絵里「歌はみんなのものよ?それに、間違ってはないと思う」
希「そうやなあ…」
希「壁は、壊さないといかんよなあ…」ボソッ
絵里「…えっ?」
希「ごめんえりち。ウチ、やる事できたからちょっと出てくるわ」
絵里「そ、そう…。授業には送れないようにしなさいよ?」
希「うん」スタスタ
1年生教室
花陽「ふふふ〜…」プワプワ
凛「ねえ、なんか今日のかよちん変じゃない?」
真姫「…ええ。でも明日には元通りだと思うから心配しないでいいわ」
凛「え?真姫ちゃん何か知ってるの?」
真姫「…そんな感じがするだけよ」
真姫(知ってるどころか、原因は私なんだけどね…)
真姫(花陽が大きい問題を起こしてるわけじゃないけど、希をどうしましょうか…)
真姫(今の花陽を希にぶつければ収まるかしら?…いや、何されるかわからない)
花陽「2人とも、ごはん食べよ?」
凛「あ、うん!」
花陽「花陽、真姫ちゃんにあーんしてほしいなあ…」
真姫「やらないわよ」
花陽「むぅ…。真姫ちゃんのけちー」
凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃ」
ガララッ
穂乃果「失礼しまーす!」
凛「あれ、穂乃果ちゃんどうしたの?」
穂乃果「花陽ちゃんに用があるの!」
花陽「私?」
穂乃果「一緒に屋上でごはん食べない?」
真姫(あ、そういえば穂乃果も…)
花陽(穂乃果ちゃん、一番数値高かったし甘えられそう…!)
花陽「うん!行こっ!」
穂乃果「イエスッ!!」グッ
花陽(真姫ちゃんより穂乃果ちゃんのほうが…?)
凛「2人で行っちゃった…」
真姫「まあたまにはいいじゃない」
真姫(穂乃果なら大丈夫よね…)
真姫(今の花陽の衝動にも応えてくれそうだし)
屋上
穂乃果「は、はい、あーん…///」
花陽「あーん♪」モグッ
穂乃果「ど、どう、かな?///」
花陽「えへへ…。いつもより美味しく感じるよ♪」
穂乃果「そ、そっか!よかった!///」
穂乃果(花陽ちゃん、可愛すぎっ…!!)
花陽「ごちそうさま!穂乃果ちゃん、花陽のワガママに付き合わせちゃってごめんね?」
穂乃果「い、いやいや!こちらこそありがとうございました!」
花陽「えー?なんで穂乃果ちゃんがお礼言うの?」クスクス
穂乃果「あっ、それもそうだねっ!あはは…」
穂乃果「まだ昼休みの時間あるけど、何かしたいことある?」
花陽「えーっとねえ…じゃあ>>355」
↑
花陽「膝枕してほしいなあ…」
穂乃果「ええええっ!?///」
花陽「ダメ…かなあ?」ウワメッ
穂乃果「!」ドッキーン
穂乃果「いや、その、大丈夫だよ!おいで!」
花陽「ふふふ…」
花陽「穂乃果ちゃんならそう言ってくれると思ってた!」ポフッ
穂乃果「わっ!?」
花陽「穂乃果ちゃんの足、気持ちいい…」
穂乃果「…もうっ!」
花陽「…………」
穂乃果「…花陽ちゃん?」
花陽「スー…スー…」
穂乃果「あ、寝ちゃってる…。この体勢で…」
穂乃果「………ゴクリ」
穂乃果(花陽ちゃんのほっぺ…)プニプニ
穂乃果(やわらかい…)
穂乃果(………)プニプニ
穂乃果(……ふふっ)
花陽「うう〜ん…」
穂乃果「!」ビクッ
花陽「…スー…スー」
穂乃果(……ふう)
穂乃果「ねえ、花陽ちゃん。聞こえてる?」
穂乃果「聞こえてないよね…」
穂乃果「穂乃果ね、花陽ちゃんに恋してるの」
穂乃果「えへへ…。驚いた?」
穂乃果「でも女の子同士だし、今のμ'sを壊しかねないからこれは伝えるべきじゃないの」
穂乃果「でも、もう、耐えるのがつらいの…」
穂乃果「花陽ちゃん…」
花陽「ふあーあ…」パチッ
穂乃果「あ、おはよう。花陽ちゃん」
花陽「おはよう…って、そっか。膝枕で寝ちゃったんだ」
穂乃果「それほど穂乃果の膝枕が良かったってことでいいかな?」
花陽「うん!最高だったよ!穂乃果ちゃん、ありがと!」
穂乃果「ふふっ。どういたしまして!」
穂乃果「それじゃ、そろそろ教室戻ろっか?」
花陽「うん!」
廊下
穂乃果「じゃあ、また放課後ね!」
花陽「うん!バイバイ!」
2年生教室
穂乃果「たっだいまー!」ガララッ
ことり「あ、おかえり♪」
穂乃果「あれ?海未ちゃんは?」
ことり「なんか希ちゃんに呼ばれて行っちゃった」
穂乃果「ふーん」
海未「………」ガララッ
穂乃果「あ、海未ちゃん!」
海未「…穂乃果。戻ってきたのですね。どこに行っていたんですか?」
穂乃果「えっとね、花陽ちゃんとごはん食べてきたの!」
海未「っ!!!」
穂乃果「今日の花陽ちゃんすごいんだよ?見たことないくらい甘えん坊さんなの!」
海未「…そう、ですか」
穂乃果「…?海未ちゃん元気ない?」
ことり「大丈夫?保健室いく?」
海未「では、そうします…。先生にはそう伝えておいてください…」
ことり「あっ、1人でいけるの?」
海未「問題ありません…」ガララッ
穂乃果「大丈夫かなあ…」
ことり「海未ちゃん…」
1年生教室
花陽「ふんふんふーん♪」ガララッ
凛「あ、かよちん!」
真姫「随分とご機嫌じゃない」
花陽「えへへ…。穂乃果ちゃんにいっぱいお願い聞いてもらっちゃった」
真姫「そう。それは良かったわ」
真姫(何も起こってないみたいだし、一安心ね)
3年生教室
希「………」ガララッ
絵里「あ、希。どうだった?壁は壊せた?」
希「いや、まだ壊すには早いんや」
希「だから、先に爆薬仕掛けてきたわ」
絵里「ふふっ。なによそれ」クスクス
希「…要するに、もうすぐ壊れるゆうことや♪」
希「花陽ちゃん…。もうすぐや…」
ここまでにしておきます。
ご指摘の通り、膝枕で寝るくだり書いてる途中でほんとに寝てました。かよちんに膝枕されたいです。
続きはまた少し間空きますが月曜の0時からにします。土日はめちゃ忙しくて…。
この第3周目、いつ終わるのかが見えませんがお付き合いいただければ幸いです。
では、おやすみなさい。
こんばんは。
ラストまで、だいたいの構想が練り上がりました。あとは書くだけです。
たぶんあと2回で終わります。
矛盾等無いようにしたいので少し遅くなるかしれませんが、どうかお付き合いください。
放課後・部室
ダダダダダダダダダダ
凛「今日こそはーっ!!」ガチャッ
海未「………」
凛「」
海未「…次からは気をつけてくださいね」
凛「え!?う、うん…」
凛(それだけ!?)
ガチャッ
穂乃果「あれ?海未ちゃんがいる!」
ことり「もう大丈夫なの?」
海未「ええ。練習にも参加できますよ」
穂乃果「無理はしないでね!穂乃果みたいになるから!」
ことり「笑えないよそれ…」
海未「まったくです」
凛(そっか海未ちゃん、体調悪いんだ…)
ガチャッ
にこ「にっこにっこにー!あなたのハー
真姫「どいて」グイッ
にこ「ちょっとぉ!?久しぶりにスペシャルサービスにこにこにーしてたのに!?」
真姫「ドア前でやらないでよ…」
花陽「後で花陽には見せてほしいなぁ♪」
にこ「え?ま、まあいいけど…」
ガチャッ
絵里「あら、もうみんな揃ってるのね」
希「おつかれー」
海未「!」ピクッ
絵里「それじゃあ着替えて屋上に行きましょ」
希「…♪」
海未「…っ」
練習後・屋上
海未「あ、あの、真姫」
真姫「なに?」
海未「少し新曲のことでお話があるのですが…」
真姫「そう。なら今からウチに来る?」
花陽「ええっ!?海未ちゃん、真姫ちゃんのお家行くの!?なら花陽も行く!!」
希「はいはい、花陽ちゃんはウチと帰ろうな〜」グイッ
花陽「ちょっ、希ちゃん!?」
希「2人の邪魔しちゃあかんやろ?新曲の話し合いなんやし」
真姫「…構わないけど」
希「えっ、ええの?」
真姫「人がいたほうが良いアイデアが出るかもしれないしね」
真姫(希と2人きりにしたらマズそうだし、花陽の症状も治さなきゃいけないし…)
穂乃果「じゃあ穂乃果も行くー!」
穂乃果「というか、皆で行こうよ!第2回みんなで大作曲大大会だよっ!」
真姫「なんでそうなるのよ!それとこの前より『大』が多い!」
ことり「あー、ごめんね。ことりは衣装作らなきゃだから…」
にこ「にこもパス。チビ達がお腹空かせて待ってるの」
穂乃果「そっかー…。頑張ってね、2人とも」
凛「凛は行くよ!久々の真姫ちゃんち、楽しみだにゃ〜」
穂乃果「おおっ、いいねえ!凛ちゃん!」
真姫「…明日までの宿題、終わったの?」
凛「………いいえ」
真姫「凛は不参加ね」
凛「真姫ちゃんかよちん、手伝ってよぉ…」
真姫「だから、新曲の打ち合わせをするって言ってるでしょ」
絵里「なら私が教えましょうか?」
凛「絵里ちゃんが!?真姫ちゃんより頼りになりそう!」
真姫「どういう意味よそれ!!」
絵里「皆忙しそうだし、たまにはね」
絵里「それに、成績振るわずで部活動停止とかになったら元も子もないもの」
凛「2つ目の理由酷くない!?」
希「頑張ってな?凛ちゃんの代わりにウチが行ってくるから」
凛「うう、宿題なんて無くなればいいにゃあ…」
絵里「それじゃあ5人とも、新曲期待してるわ」
海未「…はい」ズキッ
希「海未ちゃん、ちょっと話し合いや」コソコソ
海未「あ、わかりました…」
真姫「…?なにコソコソしてるのかしら…」
真姫ハウス
海未「……なら、ここの歌詞を少し変えて……」
真姫「ええ…。その方が曲調に合ってるかもね」
海未「あと、ここなんですが……」
希「2人とも、頑張ってるなあ」
花陽「花陽達の出番が無いよぉ…」
穂乃果「何かお手伝いできないかな?」
希(そろそろ、やな…)
希「なー2人ともー。喉乾かん?持ってくるでー?」
海未「!」ピクッ
真姫「え?別に今は…」
海未「い、いえ。お願いしましょう」
真姫「ええ?ていうか、ここ私の家なんだけど…」
希「台所の位置さえ教えてくれれば大丈夫や。2人は作業続けとき」
真姫「はあ…。じゃあトマトジュースお願い。冷蔵庫に2lのペットボトルあるから」
海未「では私はお茶か何かを…」
穂乃果「生絞りシークワーサージュースは!?」キラキラ
真姫「…飲んでいいから、持ってくるなら早くしてくれる?」
花陽「じゃあ行ってくるね!真姫ちゃん!」
真姫「…?ええ」
台所
希「おっ、ここやな台所」
穂乃果「花陽ちゃんは何にする?」
花陽「オレンジジュースあるかなあ?」
穂乃果「えーっと…あ、あった!海未ちゃんは緑茶でいいかな?」
希「ええんやない?あとはウチの飲むもんやけど…」
希「ウチもオレンジジュースにしよっかなー」
穂乃果(むうっ…。お揃い…)
希「ウチが注いでおくから、2人ともおぼんか何か探してくれる?」
花陽「うん!」
穂乃果「はーい」
希「……………」トクトク
希「……………」サラサラ
希「……………♪」
ガチャッ
希「お待たせー。はい、トマトジュースとお茶なー」
真姫「…ありがと」
海未「ありがとうございます」
希「ほんで穂乃果ちゃんが生絞りシークワーサージュースで、ウチらがオレンジジュースなー」
穂乃果「ありがとー!」
花陽「……」
希「あれ?花陽ちゃん飲まないん?」
花陽「…やっぱり、トマトジュース飲みたい!」
花陽「真姫ちゃん、ちょうだい♪」
海未「!!!」
希「は、花陽ちゃん?」
真姫「はあ…。こうなるのね…」
真姫(これはもう甘えというか、幼児退行ね…)
真姫「いいわよ。どうせいつでも飲めるし」スッ
花陽「ありがと♪じゃあいただきまー
海未「待ってください!!!!」
花陽「わっ!」ビクッ
真姫「何よ大声出して…」
穂乃果「う、海未ちゃん…?」
海未「花陽、飲むなら新しいのを持ってきましょう」
希「…せやね。真姫ちゃんの飲み物奪ったらあかんで?」
花陽「奪ったんじゃないよ!貰ったの!」
花陽「それに、花陽は真姫ちゃんに貰ったのが飲みたいの!」
海未「いや、しかし…」
穂乃果「飲みたいなら飲めばいいんじゃないの?」キョトン
真姫(何、この違和感…)
真姫(希と海未は花陽の事が好きなはずだから、これには何か意味がある…?)
真姫(私と間接キスさせるのが嫌とか?いや、まだ私は口を付けてない)
真姫(希は重度のかよキチ……)
真姫(……まさか!!!)
真姫(…カマかけてみましょうか)
今夜中に終わらせることもできそうだけど、なんだかあっさりすぎるのでここまでにします。
明日の23時から最終回(?)開始予定。
忘れ去られつつある本来の目的は果たされるのかどうかは安価次第です。
では、また明日。
こんばんは。予告通り今夜がラストです。
少し書き溜めをしたので、まずはそれを投下します。
真姫(この方法で、私の予想が当たってるかどうかが分かる…)
真姫「花陽。海未の言う通りよ。飲みたいなら新しいのを持ってきなさい」
花陽「ええ〜…。真姫ちゃんまでぇ…」
海未「ほっ…」
真姫「これ、希が貰ってくれる?」
希「!!」
海未「な、何を言ってるんですか真姫?」
希「…そうや。真姫ちゃんが飲めばええやん。なんでウチに振るん?」
真姫「私は元々そんなに喉渇いてないし。でも誰かが飲まないと勿体無いじゃない」
真姫「あ、穂乃果。まだジュースに口付けてないでしょうね?」
穂乃果「う、うん。まだだよ」
真姫「良かった。じゃあ私と穂乃果のジュース、希と海未で飲んでくれない?」
穂乃果「え、穂乃果の生絞りシークワーサージュース…」
海未「な、なぜですか!?さっきから全く意味が分かりません!!」
希「……………」
真姫「…何か、飲めない理由でもあるの?」
海未「そ、それは…」
希(……終いやね)
希「…花陽ちゃんと穂乃果ちゃん、新しいジュース取っておいで?」
海未「希!?」
穂乃果「えっ、いやいや、なんで…?」
花陽「穂乃果ちゃん、行こっ♪」
穂乃果「!!」キュンッ
穂乃果「そ、それじゃ行ってくるね!//」
希「ゆっくりでええからな〜」
真姫「……………」
真姫「…さて。どういうことか説明してくれるかしら」
希「説明も何も、もうだいたいわかってるやろ?」
真姫「…ええ。私と穂乃果のジュースに何か入れたでしょ」
希「うん。ちょっとした薬。手に入れるの苦労したんやで?」
希「これで2人を止めてる間にウチらが花陽ちゃんをやんやんっ…って手はずだったんやけど…」
真姫「花陽が予想外の行動を取ってしまった」
海未「まさか、真姫のトマトジュースを飲みたいと言い出すなんて…」
希「というかこの作戦自体、ほんとは海未ちゃん家でやるつもりやったんやけどね」
真姫「…花陽が全てにおいて予想外だったわけね」
希「そう考えると皮肉やなあ。これは花陽ちゃんを手に入れるための作戦なのに」
海未「私のせいですっ…!私がっ、希を止められなかったから…」
希「ウチが海未ちゃんを誘ったんよ。同じ花陽ちゃん好き同士、協力しよって。今日の昼休みに」
真姫「それで断られたらどうする気だったのよ。相手はあのお堅い海未よ?」
希「その時はその時や」
希「まあ、海未ちゃんはお堅いからこそ手が出せずに悶々としてるかなーって思ったから誘ったんやけどね」
真姫「…それで、この責任はどう取るつもり?」
希「うーん、せやなあ…」
海未「ば、罰は受けます。許してくださいとは言いませんが、それで償いになるのならどんな罰でも…」
希「…いや、海未ちゃんは何もしてへんよ。主犯はウチや」スッ
希「ちょっと喉渇いたから海未ちゃんのお茶もらうで」グビッ
海未「あ、はい…」
真姫「…?」
真姫「…正直、海未が何のお咎めも無しとはいかないでしょ」
海未「真姫の言う通りです。私も、真姫や穂乃果に被害が及ぶ事を知りながら加担しましたから」
希「いいや…これは、ウチが立てた作戦で、実行犯もウチや…」
希「海未ちゃんはっ、悪くない…」ハアハア
真姫「希?どうかした?」
希「なんでも…ないっ…」
希「海未ちゃんを、責めんで、あげてな…」
希「ウチっ、ウチなあっ…」
希「海未ちゃんをっ…裏切ってるんや…」ガクッ
真姫「希!?」
海未「どうしたのですか!?希!!」
希「海未ちゃんの、お茶にもな…薬、入れてたん、よ…」
海未「!?」
真姫「まさか、それを承知で飲んだっていうの!?」
希「ウチ、花陽ちゃんを、独り占めしたかったんや…」
希「でも、失敗…や…なあ…」
真姫「希!!しっかりしなさい!!こんなの何の罰にもならないわよ!!」
海未「そうです!!!これはただの自己満足です!!!
私たちは罰を決める立場ではありません!!!」
希「これはっ…ウチのっ……ケジメやっ……ぐうっ」バタッ
真姫「希!?そんなの許さないわよ!!!起きなさい!!!
のぞみいいいいいぃぃぃぃぃ!!!!」
西木野総合病院
希「…………………」パチッ
希「ここは…?」
希「……あっ」
花陽「スー……スー……」
希「花陽、ちゃん…?」
真姫「…起きたのね」
希「!」ビクッ
真姫「花陽、希が起きるまで起きてるってずっと側にいたのよ」
真姫「…限界が来てベットに伏してるけど」
希「はは…。そっかあ。ありがとなあ」ナデナデ
花陽「むにゃ………スー……スー……」
真姫「感謝しときなさい」
真姫「花陽はずっと側についてたんだから」
真姫「他のメンバーも心配してたわよ。真相は伝えてないけど」
希「…そっか。お礼言わないとなあ」
真姫「まったく、どこからこんな劇薬仕入れたのよ」
真姫「即効性があって、しかも倒れてからずっと目が覚めないって…」
真姫「計画が成功してたら私たちもこうなってたってわけ?」
希「いや、せいぜい眠りにつく程度のはずやよ」
希「まあ、ウチは飲む直前に薬足したし」
真姫「ああ、何かしてたと思ったら…。過剰に摂取したからこんなに眠ってたってわけね」
希「ん、そういえばウチどんくらい寝てたん?」
真姫「倒れたのが21時ぐらいだから…15時間は経ってるわ」
希「うわあ…。寝坊どころの騒ぎじゃないやん」
希「…その間ずっと起きてたんか、花陽ちゃん」
真姫「私が仮眠を取ってる間も起きてたみたいね。2時間ぐらい前にやっと寝たわ」
希「ほんま、悪いことしたなあ…」
希「…悪いことしたし、出るとこ出る前にみんなにお別れ言いたいなあ…」
真姫「…その心配をする必要は無いわ」
希「え?」
真姫「花陽がね、希と離れたくないって」
希「まさか…通報とかしてないん?」
真姫「誰かに言ったら薬入りジュースを飲むとか言うんですもの」
希「あちゃー…。知ってたってことは、聞かれてたかあ…」
真姫「ええ。おぼんを取りに穂乃果と戻った時に、偶然だったらしいけど」
真姫「もう、ほんとにすごい剣幕だったから、海未と穂乃果が情報統制に動いてるわ」
真姫「あ、パパには全部話したけど、診断書にそのまま載るような事も無いから」
希「え、それアリなん…?」
真姫「ナシに決まってるでしょ!この事言いふらしたら地獄の果てまで追い詰めるから!」
希「おお、怖い怖い…」
真姫「ふざけてんの!?」
希「…」グスッ
真姫「…別に、あんたのためじゃない。花陽のためよ」
希「うん…わかっとる…」ポロポロ
花陽「ふあ…………」
真姫「あ…。少しうるさかったかしら」
花陽「んーっ…おはよぉ……って、希ちゃん起きてる!!」
希「…おはようさん、花陽ちゃん」グスッ
花陽「…泣いてるの?」
希「………」ゴシゴシ
希「ううん、もう大丈夫や」
希「ほんま、ありがとうな」
花陽「…うん!」パアッ
真姫「それじゃあ、そろそろ私たちは帰るわね」
花陽「希ちゃん、また明日来るからね」
希「うん。おやすみ」
帰路
真姫「いろいろあって疲れたわね…。もう18時よ。ぐだぐだ話してないで帰ればよかった」
花陽「学校も練習も無くてよかったね…」
真姫「…あっ」
花陽「?」
真姫(甘えの症状、治すのすっかり忘れてた…)
真姫「花陽、今からもう1回私の家に来れる?」
花陽「え?どうして?」
真姫「あー、あれよ。あれ」
真姫「そうだ、花陽のカバン、まだウチにあるでしょ」
花陽「あ、忘れてた…」エヘヘ
花陽「あ!じゃあお泊まりしたい!」
真姫「…まあ、いいわよ」
真姫(その方が都合が良いし)
花陽「やったあ♪じゃあ1回家に寄るね!」
真姫ハウス
真姫「ただいま」ガチャッ
花陽「お、お邪魔します!」
真姫「とはいっても、今日も家には誰もいないはずだけどね」
花陽「そ、そうなんだ…」
花陽(誰も、いなくて、2人きり…///)ニヘヘ
真姫「顔。ものすごい顔してるわよ花陽」
真姫「夕飯は…冷凍ハンバーグがまだあったかしら」ガサゴソ
花陽「あれ、意外と庶民的…?」
真姫「しょうがないでしょ。シェフも誰もいないんだから」
花陽「あ、そっか」
真姫「いただきます」
花陽「いただきます!」
真姫(予想だとここで…)
花陽「真姫ちゃぁん、あーんして?」
真姫(やっぱり…)
真姫(…)
真姫「いいわよ。こっち来て」
花陽「ふぇぇ!?」
真姫「何よ。花陽が言ったんじゃない」
花陽「だ、だって、絶対断られると…」
真姫「今日は特別よ。ほら、早く」
花陽「う、うん!///」ガタッ
真姫「はい、あーん」
花陽「あ、あーん///」パクッ
真姫「ふふっ、どう?この真姫ちゃんにあーんさせた感想は」
花陽「天にも昇る気分です…///」
真姫「…オーバーすぎよ」
花陽「も、もう1口!お願いします!///」
真姫「はいはい」
真姫(花陽をこうさせたのは私だし、最後ぐらいやりたいようにさせてあげなきゃね…)
真姫「ごちそうさまでした」
花陽「ごちそうさまでしたぁ…」
花陽(いろいろ、満腹です…)
\オフロガワキマシタ/
真姫「丁度良いわね。先入ってどうぞ」
真姫(あ、もしかして)
花陽「あの、できれば、一緒に、なんて…///」
真姫(やっぱり)
真姫「はあ…。わかったわよ」
花陽「えっ!いいの!?」
花陽(真姫ちゃんと、お風呂…)プシュー
真姫「…お風呂入る前から逆上せてない?」
浴場
真姫「ふう…」ジャブン
真姫「癒されるわあ…」
花陽「真姫ちゃん、おじさんみたい」クスクス
真姫「何か言った?」
花陽「え!?あ、いや、なんでもないよ!」
真姫「そう」
花陽(やっぱり、近くで見れば見るほど…)ジーッ
花陽(真姫ちゃんの体、綺麗です…///)ジーッ
真姫「…あの、花陽?」
花陽(どうやったらこんなに綺麗な肌になるんだろう…///)ジーッ
花陽(スタイルも、すごく色っぽくて…///)ジーッ
真姫「花陽!!」
花陽「はいいっ!?」ビクゥ
真姫「あんまりジロジロ見ないで。恥ずかしいから」
花陽「あ、ご、ごめんね?」
真姫「…なんだか花陽、おじさんみたい」クスクス
花陽「ああっ!?聞こえてた!?」
真姫「お返しよ」フフン
花陽「もーーーっ!///」
真姫部屋
真姫「さて。お風呂も入ったことだし、早いとこ寝ちゃいましょ」
真姫(花陽が寝入ったらこっそり注射で症状を治す…。これで元通りね)
花陽「…………やだ」
真姫「え?まだ何かしたい事でもあるの?」
花陽「………うん」
真姫「はあ…。わかったわよ。こうなったらことん付き合ってあげる」
花陽「…ほんとに?」
真姫「ええ。今夜は何でも聞き入れてあげるわ」
花陽「じゃあ、今から言うね?ちゃんと聞いててね?」
真姫「わかったから、早く言いなさいって」
花陽「…花陽の、恋人になってほしいな」
真姫「…………は?」
花陽「えへへ…やっと言えた…」
真姫「ヴェェェェェ!?」
真姫「え…いや、ちょっと待って、本気?」
花陽「うん。本気だよ」
花陽「なんだかね、今なら何でも言える気がしたの」
花陽「普段の花陽なら、きっと勇気が出なくてこんなこと言えなかっただろうから」
花陽「私は、真姫ちゃんのことが大好きです!付き合ってください!」
真姫「いや、にしても、ムードも何も…」
花陽「これでいいの!今言いたかったから言ったの!」
花陽「さ、真姫ちゃん!お返事ください♪」
真姫「わ、私は……」
直下コンマ
偶数…好き
奇数…ごめんなさい
真姫「私は………」
真姫「…………」
ギュッ
花陽「ま、真姫ちゃん!?///」
真姫「私も、花陽の事が好き」
真姫「その優しさも、可愛さも、全部が好きよ。花陽」
花陽「そ、それじゃあ…!」
真姫「…昨日までの一件で、ほんとは私にそんな資格は無いって思ってたけど…」
真姫「これからも、よろしくね?」
花陽「………うんっ!!」ギューッ
真姫「ぐぇっ、花陽、苦しい…」
花陽「ふふふっ…真姫ちゃん♪大好き♪」ギューッ
真姫「…もうっ」ギュッ
数日後・部室
穂乃果「希ちゃん、退院おめでとーっ!」
希「ふふっ、ありがとさん」
海未「無事退院できて良かったですね」
希「これも皆のおかげやな。感謝してるで」
絵里「ほんと、次からは気をつけてよ?また入院とかならないように」
希「うん。……うん?」
にこ「焼肉の食いすぎでぶっ倒れるとか、どんだけ食い意地張ってたのよ」
希「へ!?」
凛「胃が破裂しそうだったんだよね?焼肉好きすぎにゃ」
ことり「衣装の採寸、し直さなきゃかなあ?」
希「え、いや、あの…」
希「…穂乃果ちゃん?」
穂乃果「良い理由が思いつかなくて…」エヘヘ
希「…海未ちゃん」
海未「これも罰なのです。甘んじて受けましょう」
希「いやあんまりやん!?カッコ悪すぎやろ!!」
真姫「諦めなさい。診断書にもそう書かれてたわ」
花陽「は、花陽は食いしん坊でも良いと思うよ?」
希「それ、フォローになってへんから…」
絵里「それじゃあ、今日も練習を始めましょうか」
花陽(結局、花陽と真姫ちゃんのことはまだ誰にも話してません)
花陽(真姫ちゃんが、希ちゃんや穂乃果ちゃんの気持ちを考えて、話さないようにしようって、決めたんです)
花陽(あのメガネは、ライバルがいるかどうかを調べるためだけだったみたい)
花陽(正直、そこまでする必要あるかなあって思うけど、それだけ花陽に真剣になってくれてたんだよね)
花陽(堂々と付き合えないのは少し残念だけど、これが真姫ちゃんの優しさなんだなあって、思うんです)
真姫「ほら、花陽。皆もう屋上行っちゃったし私たちも行くわよ」
花陽「あ、うん!」
真姫「………」
花陽「?」
真姫「…階段まで、手繋いでいきましょうか」
花陽「…!」
真姫「ほら//」スッ
花陽「…うん!」キュッ
花陽(…これはこれで!)
おわり
以上で終わりになります。ここまで読んでくださってありがとうございました。
1周目だけで終わらすつもりだったのが、まさかこんなに別ルートを書くことになるだなんて…。
3周目は上手く書けたが不安ですが、楽しんでいただけたら幸いです。
ではまた、いつかどこかでお会いしましょう。
おやすみなさい。
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