最新話までのネタバレ含みます。
ヒストリア女王とダラダラ話すだけ
ヒストリア「えー…皆さんの協力のおかげで孤児院も上手く進んでいます。子供たちも笑顔になって来ており私も嬉しいです」
リヴァイ「そうか…そいつは良かった」
ヒストリア「リヴァイ兵長。ちょっと嬉しくてにやけたいけどにやけるの恥ずかしいから我慢してるような表情はやめてください」
リヴァイ「バカ言え、俺は元々こういう顔だ」
ヒストリア「そんな恥ずかしがり屋さんなリヴァイ兵長にはぜひ子供達にも笑顔を見せて欲しいですね。私達にも見せましたよね。さあ、笑ってください、Let's スマイル!」
リヴァイ「むやみやたらに笑うもんじゃねぇよ」
ヒストリア「もう!女王様の言うことが聞けないんですかリヴァイ兵長!女王命令ですよ!」
リヴァイ「お前こそ女王の癖になに俺に敬語使ってんだよ」
ヒストリア「り…リヴァイ!!………兵長………」
リヴァイ「…」
ピクシス「ごほん!じゃれあいはその辺にしてそろそろ本題を…」
ヒストリア「あ、本当ですね。すみません。ええ…本日は…」
ヒストリア「何を会議するかの会議をします」
ヒストリア「えー…皆さんの協力のおかげで孤児院も上手く進んでいます。子供たちも笑顔になって来ており私も嬉しいです」
リヴァイ「そうか…そいつは良かった」
ヒストリア「リヴァイ兵長。ちょっと嬉しくてにやけたいけどにやけるの恥ずかしいから我慢してるような表情はやめてください」
リヴァイ「バカ言え、俺は元々こういう顔だ」
ヒストリア「そんな恥ずかしがり屋さんなリヴァイ兵長にはぜひ子供達にも笑顔を見せて欲しいですね。私達にも見せましたよね。さあ、笑ってください、Let's スマイル!」
リヴァイ「むやみやたらに笑うもんじゃねぇよ」
ヒストリア「もう!女王様の言うことが聞けないんですかリヴァイ兵長!女王命令ですよ!」
リヴァイ「お前こそ女王の癖になに俺に敬語使ってんだよ」
ヒストリア「り…リヴァイ!!………兵長………」
リヴァイ「…」
ピクシス「ごほん!じゃれあいはその辺にしてそろそろ本題を…」
ヒストリア「あ、本当ですね。すみません。ええ…本日は…」
ヒストリア「何を会議するかの会議をします」
ピクシス「…は?」
エルヴィン「うむ、確かに特に話すことは無いからな」
ピクシス「いやいや、たくさんあるじゃろ!?」
ヒストリア「ではまずはナイル団長から提案を」
ピクシス「強引に進める気か!?」
ナイル「そうですね…クーデターにより旧王政の支配下で働かされていた人達が王政が解体されたことで職が無く生活に苦しんでいるものもいるようです。そういった者達をどう支援するかなども考えた方が良いかと…」
ヒストリア「そうですね…それも以前から進めていることですがなかなか簡単には行きませんよね、それもしっかり対策を練るべきでしょう。ナイル団長ありがとうございます」
ナイル「いえ」
ヒストリア「では、次はエルヴィン団長」
ザックレー「それより私の芸術作品を民衆に…」
ヒストリア「黙っててくださいザックレー総統。あれは芸術ではなくゲイ術作品にしか見えません」
ザックレー「ワッハッハッハッハ!!」
ピクシス「ワッハハッハじゃないわ、たわけ」
ザックレー「怒るな、ピクシス。あまり怒っているとハゲ……いや、すまん」
ピクシス「…」
ヒストリア「ザックレー総統、失礼ですよ」
ザックレー「ワッハハッハッハ!!」
ヒストリア「落ち着いてください司令。イケメンですよ」
ピクシス「もう好きにせえ…」
エルヴィン「私がしゃべってもいいですか?」
ザックレー「うむ」
ヒストリア「どうぞどうぞ」
エルヴィン「調査兵団の人員が不足しています。その団員の募集をするのに女王の力を借りたいのです」
ヒストリア「なるほど。友達募集掲示板ですね」
エルヴィン「とりあえず募集のチラシを製作したいのですが…」
ヒストリア「そうですね…デザインはやはり民衆受けしやすいように可愛い感じがいいですかね。エレンの巨人のうえで皆が仲良くお弁当を食べている様子とか」
ザックレー「可愛いか…それならやはり逆さで靴下のみで食事はした…」
ヒストリア「いい加減にしてください総統。セクシュアルハラスメントで訴えますよ」
ザックレー「そいつは厳しいな、ワッハハッハ!!」
ピクシス「…」
リヴァイ「そこの汚い爺は置いといてだ…可愛いデザインは反対だ」
ザックレー「む!!」
ヒストリア「何故ですか、リヴァイ兵長?」
リヴァイ「まず外は巨人ばっかりで地獄の世界だ。んな可愛いくて平和的な詐欺みたいなデザインはダメだろう…」
ヒストリア「はい、その通りです…しかし兵長、これは別に民衆を騙そうとしている訳ではありません。このような皆が平和に暮らせる世界を目指そうぜ!という願いも込められているのです」
エルヴィン「うむ。私もそう思う。とりあえず花畑でエレンの巨人と一緒に戯れている様子を…」
リヴァイ「いや、待て。落ち着け」
ピクシス「…まぁ…なんじゃ。平和的な世界を目指そうという願いを込めたいという気持ちは分かるが…大事な部分をお忘れで無いですか?ヒストリア女王」
ヒストリア「大事な部分?」
ピクシス「これは調査兵団の団員を募集するチラシでしょう。そのようなデザインでは調査兵団がどのような組織がなどがわかりません…募集するならその辺りをメインに伝えた方がいいでしょう」
ヒストリア「おお!流石です!皆さん拍手!」パチパチ
リヴァイ「ああ、俺が言いたいのは爺さんが言った通りだ」
ヒストリア「はい、すみません…私とした事が大事な部分を見落としていました」
ナイル「まあ…女王はまだ若いですから仕方ありません」
ピクシス「問題は貴様じゃエルヴィン。いい大人がよく考えず簡単に乗っかるな」
エルヴィン「…納得できませんが、わかりました」
ピクシス「お前どうしたんじゃ…どこかで頭でも打ったのか…」
ヒストリア「では調査兵団に必要な項目は…まず、調査兵団の主な仕事や最低限必要な能力、道具などを書くべきですかね」カキカキ
リヴァイ「ああ。あと掃除を真面目にやれる者優遇だ」
ヒストリア「わかりました」カキカキ
ピクシス「おい待てリヴァイ」
リヴァイ「掃除もちゃんと真面目に出来ないよいなガサツな奴は生き残れねぇよ」
エルヴィン「雑巾は必ず1人一枚所持だ」
ピクシス「…また何の兵団かわからなくなる…」
ヒストリア「という訳で調査兵団の人員募集もこれできっとうまく行くので…」
リヴァイ「ああ」
エルヴィン「楽しみだな」
ヒストリア「次はピクシス司令の意見を伺いましょうか」
ピクシス「そうですな…やはり民衆からの意見を聞くのがいいと思います」
ザックレー「ほう」
ピクシス「実はここ一週間ほど民衆からの意見や要望などの手紙を集めていたのです」
ヒストリア「さすがピクシス司令ですね!」
エルヴィン「さすが年季が違いますね」
リヴァイ「じゃあさっそく手紙の内容を発表してもらえるか?」
ピクシス「では、ヒストリア女王に読んでもらいましょう」
ヒストリア「よしきた。どれどれ、まず一枚目は…」
ヒストリア「『結婚しよ』」
ピクシス「………」
ヒストリア「どこのライナーだよ!」パシンッ
ピクシス「すみません…まさかそんな手紙が混じっていたとは……」ガクッ
ザックレー「…ふん、ピクシスが書いたのではないか?」
ピクシス「はっ!?」
リヴァイ「バカ言え、爺さんにそんな趣味はねぇだろ」
エルヴィン「それに結婚したいのは私だ」
ピクシス「ああ、ありがとう…本当にワシじゃないからな」
ナイル「今エルヴィン変なこと言わなかったか?」
ヒストリア「まあ、犯人探しはいいんです。とりあえず書いた奴がライナーだったらエレンでも投げつけてやりたい気分ですが」
リヴァイ「エレンの扱いが酷いな」
ヒストリア「気を取り直して2枚目行きますね…次は、鳥取県に住む香苗ちゃんからのお手紙です」
ピクシス「ん?」
ヒストリア「『えれんとみかさちゃんをもっと活躍させてあげてください。りばいへーちょーがんばってください』」
リヴァイ「ほう…悪くない」
ヒストリア「うん、エレンとミカサの活躍はたぶん今後増えるよ、応援してね!」
ナイル「何故か活躍という漢字だけは書けるのも可愛いな」
エルヴィン「和みますね」
ピクシス「いや、待て色々おかしいじゃろオイ」
ヒストリア「なんで?素晴らしいファンレターじゃないですか」
ピクシス「いや…もう、なんか突っ込むのも疲れた…」
ザックレー「全く、ピクシスが集めた手紙じゃないか」
ピクシス「集めたのはワシじゃが内容までは知らんわ!!」
リヴァイ「落ち着け爺さん。ヒストリアのメタ発言なんかいつもの事じゃねぇか」
ピクシス「…もういいわい…」
ヒストリア「落ち着いてください司令、次はちゃんとしたのがきっと来ますから」ピラッ
ピクシス「…うむ…」
ヒストリア「えー、次は……アルミンくんの住所を教えてください。おじさんより」
リヴァイ「…」
ヒストリア「ああ…あのおじさんか……可哀想なアルミンくん…」
ピクシス「な…なんで変な手紙しか来ないんじゃ…」
ヒストリア「わかりました。じゃあまだ手紙はたくさんあるからみんなで一斉に読みましょう!そしたらまともなの来ますよ!」
リヴァイ「そうだな」
ナイル「では私から…」ピラッ
ナイル「『ヒストリア女王の下着は何色ですか?』……え?」
エルヴィン「『リヴァイ兵長のサインをください』」
ザックレー「『ワシの芸術作品を美術館で公開したい。ザックレー』」
リヴァイ「『結婚しよ』…2枚目か…」
ピクシス「『憲兵団の給料っていくら?』」
ヒストリア「…」
ピクシス「…こいつら壁の中の世界について考える気あんのかよ…」
ヒストリア「まあ…実際自分の生活で精一杯の人が大半でしょうからね。はっきり言ってどうでもいいんでしょう」
ピクシス「それでいいのか…」
リヴァイ「まあいい。話を進めよう」
ヒストリア「では次はザックレー総統のご意見を」
ザックレー「そうだな。貴族の膝から下に着せる衣服を開発したい…」
ヒストリア「もう帰っていいですよ」
ザックレー「やだ」
ヒストリア「リヴァイ兵長は何かありますか?」
リヴァイ「とりあえず俺は孤児院が順調ならいい」
ヒストリア「そうですか。私もです」
リヴァイ「そういえば…最近ミカサがよくお前に恐ろしい目を向けているが」
ヒストリア「あれは単にミカサからエレンへの愛情表現ですから怖がらなくていいですよ。可愛いじゃないですかミカサ」
リヴァイ「すげぇなお前」
エルヴィン「え、ヒストリアもしかしてエレンと付き合ってんの!?マジで!?」
ヒストリア「落ち着いてください団長」
ピクシス「本当どうしたんじゃ今日のお前」
ヒストリア「私とエレンは友達ですよ。でも私褒められ慣れてないから褒められると照れちゃうんですよ、あはは」
リヴァイ「そうか」
ヒストリア「それに私はユミルウと結婚する予定なんで。女王の立場を使って準備も進めてますし式場も3つくらい予約取ってます」
ピクシス「勝手になにしとんじゃあんたは」
エルヴィン「そうか…」
リヴァイ「…」
ナイル「ごほん!あの…話題が逸れてます……話を戻しましょう」
ヒストリア「うーん、でももう話すことないですし」
ボーン ボーン
ピクシス「5時の鐘が鳴りましたな」
ヒストリア「そうですね。では今日の会議はここでお開きとしましょう」
ナイル「無駄話が多かった気がするが…」
エルヴィン「いや、ヒストリア女王の顔を見れただけで有意義だ」
ヒストリア「無駄というのは精神衛生上必要なものだと私は考えています。兵士には心の余裕も必要だと思いますからね」
リヴァイ「…そうだな。俺もそこそこ無駄話は好きだ」
ザックレー「さて…飯の時間だ飯」
ヒストリア「はい。家に帰ってご飯を食べてお風呂入って歯磨きして寝ましょう。人間体も心も健康第一です」
ピクシス「じゃが、次はもっと有意義な会話をしよう」
エルヴィン「そうですね。私もふざけ過ぎました」
リヴァイ「頼むぞエルヴィン」
ヒストリア「それでは皆さんまた明日。次の会議の日はまた気まぐれで決めます」
ナイル「気まぐれかよ!」
リヴァイ「…そういえばこの会議は給料でるのか?」
ヒストリア「出ません」
☆たぶん続く☆
このSSまとめへのコメント
なんだかんだって感じだったな
てか会議なのかΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
続編期待