【安価】「俺はね、魔法使いになりたいんだ」 (101)

魔法使い、それは全ての理を理解し、全ての法則を視認した者。
魔術師の最高階級であり、未だ到達したものは居ない。
そんな中、ある一人の東洋人が、魔術師の家系であり、魔女として追われる身になった女性に、会いに来たのだ。


「俺を魔法使いにしてくれ」


廃工場に潜んでいた魔女に元に、少年が現れた。


何処かに情報が流出したのか、その少年を見つめて、魔女は云う


魔女「食い物と寝床、くれたら"魔術師"にしてやる」


少年は頷いた、そして、また魔女が口を開く。


魔女「おい、お前、何て名前だ?」


魔女は、不本意ながらそう少年の名前を尋ねた。


少年の名前
安価↓2

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魔女「久住凌といったな、ここはどこだ?」


久住「ここは俺のアパートだ、一応一人暮らし、高校生」


魔女「ほう…………ではな一つ聞こう、久住、お前は如何にして魔法使いへなろうとしたのだ?」


魔法使い、未だに人間が到達できない領域。
それになりたいと云った久住に、魔女は興味が出ていたのだ。


久住「……」


台詞安価

①「……蘇生させたい人が居る」
②「………世界平和」
③「…殺したい奴がいる」
④「台詞安価」

安価↓2

久住「………世界平和」


魔女「……ふふふ、お前本気か?本当にお前は、世界平和を望むために魔法使いになりたいのか?」


久住「笑うこと無いだろ、俺は、今にもこうして生きている間に、見知らぬ戦争、理不尽な死、治療不可能な病気、それら全てのせいで、みんな死んでいくんだ」


久住「俺だけ平和面して生きてくなんて嫌だ、格差社会があってもいい、けど、命だけは平等にしなくちゃ」


支離滅裂だな、と魔女は思った。
久住の言うことは、ハッキリ云えば偽善。
世界平和と申し付けておいて、格差社会があってもいいという。
格差があるからこそ、人は闘争に身をゆだねるというのに。
つまるところ、久住は世界平和と言うよりも、人の生死が気にしてならない、というべきだ。
稀によくある、そう云う感情を抱き、そのまま死に絶えた男の話を。

魔女「……………ふん、狂気、だがまあいい、一応は寝床を提供してくれた、ならば私も、貴様に教えなければなるまい」

魔女は手を出せと云った。
久住は何の迷いも無く、魔女に右手を差し出す。
魔女は、まず自分の指の皮を食い破り、そして久住の右手の掌を爪で裂いた。
痛みに歪む久住、恍惚とする魔女。
食い破った指から血が流れ、その血が久住の掌に流れる。

魔女「………まず、魔法使いになるのであれば、必ずしも必要不可欠なものがある、何か分かるか?」


久住「……ッ、魔法か?」


魔女「違う、器だ、魔法も魔術も、使うのには必ず魔力が必要になるその魔力を入れる器を開拓する、その後にお前に魔力を渡す」


血の一滴、一滴が魔女の魔力。
数十秒ほど血を流すと、指を舐めて治療を施す。
久住の手は、血の一滴が触れるたびに傷口がふさがり、元と同じように綺麗な掌が見える。

魔女「では採点だ、お前の器が如何程か、見てやろう」

魔女は、久住の手に触れると、目を瞑り久住の器がどれくらいか視認する。


コンマ判定
↓1~3

久住の器
0/170

魔女「ふん、魔術師より上、くらいだな」


久住「何が、だ?」


魔女「器だよ、魔法使いの器の領域は、およそ300以上だ、しかし、誰もその領域まで届いては居ない、無論私もだ」


久住「なあ、あんたの、器、ってのは、どのくらいだ?」


魔女「私?私はな……」


コンマ判定
↓1~2

※魔女の初期固定値は100

魔女の器
80/250


久住「に、250!?俺よりも凄いじゃないか!!」


魔女「あぁ、だが魔法使いの領域は達成できない、"魔法使いに近い者"として、魔法使いになるために強制的に器を展開させられる事がある」


魔女「それに耐え切れなくなった私は、逃げたのさ、追っ手は来るだろうが、まあ何とかなる」


魔女は、そういいつつも、この男の潜在能力、元より器の付着が、常人離れをしている、と感じた。
本来、魔術師の家系は、久住くらいの器を開拓するのに二十年はかかる。
いくら"魔法使いに近い者"である魔女に開拓されたからと言って、あそこまで器が広くなるとは思っても見なかった。


魔女「さて、次は魔術を教えてやる、といいたいところだが、お前はまだ器を展開したばかりだ、今日はもう寝ろ」


久住「な、なんでだよ?」


魔女「魔力とは通常にはありえないものだ、今のお前の魔力は0、魔術を酷使しようとも、その燃料が無ければ意味が無い」


魔女「魔力は休息によって回復する、もちろんそれ以外の方法はあるが………まあ、今は寝ろ、しか云いようが無いな」


魔女はそういって、部屋においてあるソファに寝転んだ。


久住は………


①魔女に言われたとおり、寝ることにする
②魔女に話しかける(台詞記入)
③外に出かける(場所記入)


安価↓2

気晴らしに外へ出る。


久住「…………ふぅ」


星が綺麗だ、この煌きは、暗いからこその賜物。
体が少し気だるい、器とやらを開拓したからだろう。


久住(はやく、はやく………)


魔法使いになりたい、と久住は願う。
上を向いて、星に願いながら歩いていると、気が付けば街についていた。
それも風俗街、性風性店が密集された場所。

久住(あ)


そこで、偶然にも、いや、運悪く、警察と目が会った。
そういえば、昨日教室で教師が云っていた。
――最近、身分を偽り風俗やラブホテルに向かう生徒が増えているらしい、と。
停学処分を受けた生徒も多数居たとの事だ。


久住(おいおい、じゃあ俺は、警察の人から見れば、性欲を満たしに来た不良に、見れるって訳か)

自転車をこぎながらこちらに近づいてくる警察。


久住は

①逃げる事にした
②留まり、警察と話をする
③安価

安価↓2

留まり、警察と話すことに。

警察「ちょっとすいませんね、失礼だけど、君成人じゃないよね?何歳?」


警察は目を光らせながらこちらに質問をしてくる。
面倒だな、と思いながら、俺はこう答える。


①「高校生です」
②「大人ですが何か?」
③「構わないでくださいよ」
④「安価」


安価↓2

久住「高校生です」

嘘を云うつもりは無い、棒として歩いていたらここに来た、と云って置いた。


警察「……ふぅん、ご協力ありがとうございました」

とだけ云って警察は帰っていった。

特に何も無かったので、俺は風俗街へと近寄らないように心がける。

さて、どうするか?

①家に帰る
②他に行く(場所指定)

安価↓2

久々に親友の家に行ってみよう。

ぽけっとから携帯電話を取り出して電話をする。


久住「もしもし?」


「………」


親友安価
親友の名前特徴、なんでもアリ。

安価↓2

久住「よぉ、慶太」


阿野原「………今何時だと思ってるんだ?まったく、早く入れ」


阿野原はそう云うと、アパートの中に入れてくれた。
阿野原のアパートは俺のと大して変わらないが、俺のアパートよりも綺麗で簡易的だ。


阿野原「………なんだ、今日はどうした?」


久住「あぁ、ちょっと風俗街に行ってな、警察に御用にされそうだから駆けつけた」


阿野原「………お前の事だ、どうせ考え事をしながら間違えって入っていったのだろう」


阿野原は眼鏡を上げ、お茶を沸かす。
しばらく台所に向かって、やってきたかと思えば、茶菓子と熱いお茶の入った湯飲みを差し出す。
それをすすりながら、阿野原と久住はくだらない話をして、いつの間にか深夜の二時を超えているのを見て、久住は帰ることにする。

阿野原「凌、お前、また馬鹿な事をする気じゃないだろうな?」

と、帰り際に、阿野原がそう云って来た。
多分、あの事件の話をしているのだろうが、もうあんなヘマはしない。

久住「お前は、いつも一歩遅いよな」

それだけ行って、俺は自宅へと戻った。
床について、俺は三時間ほど睡眠をとる事にした。


一日目終了
久住
器:60/250

魔女
器:180/250


ミス


一日目終了
久住
器:60/2170

魔女
器:180/250


朝起きてみれば、既に魔女はおきていた。


魔女「よく眠れたか?ふむ、魔力は60程か、夜更かししてたな、貴様」


魔女はそう行って、とりあえず、と声を漏らす。


魔女「魔術、教えてやろう、とりあえずは、何か覚えたいものとかはあるか?」


と、魔女が言うので、俺はひとまず……


自分が覚えたい魔術(●●を扱いたいでも可)↓1~3

魔女「変身魔術、透視魔術、召喚魔術か、いいだろう」


久住「って云うか、これほど魔術を覚えても平気なのか?お前が言うには、俺の魔力って60なんだろ?」


魔女「覚えるだけだからな、ただ覚えるだけならば使用に問題は無い、ただ魔術を扱うときにはそれなりの代償がある、というだけだ」


つまるところ、覚える事には魔力を扱う必要なし、魔術を使うことで、初めて魔力が消費されるのだ。


魔女「        」

魔女「        」

魔女「        」


無言の詠唱、三度繰り返し、そこで魔女は口を閉ざし、終わったと行った。


魔女「よし、後は頭の中で一覧と叫べば、お前の持つ魔術が分かるようになる」

久住は言われた通りに、頭の中で一覧と叫んだ。

頭の中から浮かび上がった魔術の一覧、ご丁寧に消費魔力も書かれてある。

変身魔術
レベル1『顔を他の顔に変える』消費魔力コンマ下一桁↓1

透視魔術
レベル1『肉体を透視し骨格を見る』消費魔力コンマ下一桁↓2

召喚魔術
レベル1『使い魔を出す』消費魔力コンマ下一桁↓3


変身魔術
レベル1『顔を他の顔に変える』消費魔力4

透視魔術
レベル1『肉体を透視し骨格を見る』消費魔力3

召喚魔術
レベル1『使い魔を出す』消費魔力7


魔女「ふむ、効率が良いのと、効率が悪いのがあるな」


久住「なあ、このレベルってのは何だ?」


魔女「魔術を扱う際の熟練度だ、それを使いこなせば使いこなすほど、レベルが上がる、ま、それと同様に、消費する魔術も足し算方式で増えていくがな」


久住「使いこなすって…………魔力を消費してつかいまくればいいのか?」


魔女「…………ふむ、そうだな、分かりやすく云えば、同じ魔術師との戦闘によって魔術が伸びると思え」


久住はそういわれて理解した。
近いうち、戦いがあるのだと。
だが、今はそれよりも学校がある。
見れば丁度登校時間だ。


①学校に行く
②寝る
③学校をサボる
④安価

安価↓2


変身魔術
レベル1『顔を他の顔に変える』消費魔力4

透視魔術
レベル1『肉体を透視し骨格を見る』消費魔力3

召喚魔術
レベル1『使い魔を出す』消費魔力7


魔女「ふむ、効率が良いのと、効率が悪いのがあるな」


久住「なあ、このレベルってのは何だ?」


魔女「魔術を扱う際の熟練度だ、それを使いこなせば使いこなすほど、レベルが上がる、ま、それと同様に、消費する魔術も足し算方式で増えていくがな」


久住「使いこなすって…………魔力を消費してつかいまくればいいのか?」


魔女「…………ふむ、そうだな、分かりやすく云えば、同じ魔術師との戦闘によって魔術が伸びると思え」


久住はそういわれて理解した。
近いうち、戦いがあるのだと。
だが、今はそれよりも学校がある。
見れば丁度登校時間だ。


①学校に行く
②寝る
③学校をサボる
④安価

安価↓2

連投しました安価↓1

小休憩はいります。
一応質問あればお願いします

これってバトル物になる予定ですか?

>>52
はい、その予定です。
それでははじめます。


いつもどおりに学校へ向かう。
久住の通う学校は私立の学園。


阿野原「よお、凌」


久住「おーす、慶太」


阿野原と久住は同じクラスだ
、親友というだけあって、ほとんどの行動は阿野原と共にする。



時間を少し飛ばします。
①授業中
②昼休み
③放課後

安価↓2

昼休み、皆は教室で食べたり、食堂へと向かったり、購買で購買戦争を行ったりしている。
中にはダイエット中と云って菓子を食べている女子や、早めに食事を済ませてトランプをしている男子も居た。


久住「俺はどうすっかな………」


この昼休み、いつもは阿野原と共に食べてはいるが………。


①阿野原を誘う(コンマ50以下で誘うの成功)
②一人で食べる(他の場所指定)
③昼寝をする(魔力回復)
④安価

安価↓2


久住「…………いい天気だな」


外は鮮やかな晴れ、曇りなんて無い、晴天の空。
ただ、少しだけ日差しが暑い、思わず上着を脱いでしまうほどに。


久住「………」


そこで、とたんに気が付いてしまう。
屋上に設置されてある給水塔の上に、幼い少女が座っていて、こちらをみて笑っている。


「こんにちわ、お兄ちゃん」


久住はその幼女を観察する。
黒い外套を羽織り、右肩にはバンビが獅子をかみ殺している紋章。


「知ってる?私の事?」



台詞安価
①久住「誰だお前?」
②久住「………もしや、妹か?」
③久住「おい、パンツ見えてるぞ」
④自由台詞

安価↓2

久住「おい、パンツ見えてるぞ」



縞柄のパンツとはなかなかいいチョイスをしてる。



「あ、見えちゃった?じゃあ今から降りるね?」


久住「給水塔でも、危ないぞ、つーかど


その直後、


「改めて、こんにちは、お兄ちゃん」



うやってのぼっ!??????」


目の前には、その少女が笑ってみていた。
コンマ一秒の遅れも無く、その少女は、一瞬にしてその場に現れたのだ。


「改めてはじめまして、私は魔女狩りに選ばれた七人の内の一人です、コードネームは『プライド』」


プライド「お兄ちゃん、魔女の居場所、教えてくれない?」


久住「このッ!!」


すぐさま距離を開ける。
この幼女は魔術師、それも、魔女を殺す者だと言っている!


久住の思考安価
①(今すぐ逃げなければ)
②(何か知らんが、倒さなければ)
③(説得しよう、お互い戦っても何の意味も無い)
④自由思考安価


安価↓2

久住(何とかして逃げ切らなければ)


『プライド』を無視してそのまま階段へと走り出す。
『プライド』は追いかけてこない。


久住(よし、このまま外に出






プライド「駄ぁ~目、駄目駄目おにいちゃん、『プライド』から逃げちゃあ!」







ればッて、何で居るんだ、お前は!!」


何だこの幼女は、逃げようとしたら、すぐ目の前に居る。
これ程まで凶悪で、恐怖に溺れる事は無い。


プライド「あ~ぁ、でもぉ、お兄ちゃんのせいで結構魔力削っちゃったなぁ~、私の魔術って、結構珍しい秒単位で魔力を削る魔術なんだよ?」


久住(魔術!?あぁ、そういえば魔女を狙ってたっけか、でも、それだとこの子の能力は………)


考察安価↓2(不明でも可)
現段階で判明できる部分
・瞬間移動できる魔術?
・発動したことさえ分からない
・パンツは縞柄
・妹属性
・秒単位魔力を消費する


久住(時間操作を行える魔術、だとすれば、逃げ切ることは出来るのか?)


久住(いや、逃げ切ることをせず、戦いに挑んだとしても……)




久住
器:60/170



変身魔術
レベル1『顔を他の顔に変える』消費魔力4

透視魔術
レベル1『肉体を透視し骨格を見る』消費魔力3

召喚魔術
レベル1『使い魔を出す』消費魔力7



久住(足りない、戦う為の魔術も、魔力も圧倒的に不利)


久住(い、いやちょっと待て、何で俺はこの子と戦うこと前提で話してるんだ?)

久住(何か他にも、逃げる、は不可能だし、戦うなんて事は無理だと証明された)

久住(だったらもう説得しかない)


久住「な、なあプライド!!」


プライド「なあに?お兄ちゃん?」


説得台詞安価(不明でも可)↓2

久住「俺はお前と戦う意味はない!」

そうだ、元より俺は嘘などつけない。
ならば、こうして本音を言う事しか出来ない

久住「何か困ってるなら俺に相談してくれないか?俺には頭のいい親友とかいるから、相談したらいい解決手段が浮かぶかもしれないぞ」

プライド「うーん、私も別に、お兄ちゃんと戦うつもりないんだけどなぁー…………」

プライド「ねぇお兄ちゃん、じゃあこうしない?今日の七時、魔女を公園まで連れてきてくれない?」


プライド「私はおにいちゃんが好きだし、殺したくないから………お願いね?もし連れて来てくれなかったら……」



プライド「お兄ちゃんの親友の、"慶太おにいちゃん"もどうなるか分からないからね!!」


戦慄が走る。
このプライドという少女は、俺も、慶太の事も知っている。
けれど、なぜ。

"なぜそんな事が分かるのに、態々家に来てまで襲撃しないのか?"

驚くほどの情報網、俺が魔女との関わりがあるというのに、何故家まで来ないのか。
……………わからない。
けど、分かることが一つだけある。
俺の命は、今夜の七時まで延びたこと、それだけだ。


プライド「あー楽しみ!!魔女が来るんなら、私も魔女を"殺しつくせる"魔術を装備しなきゃ!!じゃあねおにいちゃん!また七時に!!」


そうして、気が付いた頃にはもうプライドは居なかった。


放心していたが、時間が惜しくなる、今日は早退して、アパートに帰ろう。





アパートに帰ると、魔女がテレビを見ている。

魔女「……まさか生きてるとは思わなんだ、どうだった、『プライド』との戦闘は?」


魔女は、何故か『プライド』との戦闘を行っていたことを把握していたらしい。
まさか知っていたのか?と魔女に聞くと、

魔女「いいや知らなかった、が、そう何度も時を止められれば、否が応でも『プライド』だと分かる」

といった。

久住「………いやいや待て待て!!時を止める!?何でお前が、いやそれよりも、時を止めることを、お前は理解が出来たのか!?」


魔女「当たり前だ、私は"魔法使いに近い者"だぞ?あいつ等七人の魔術に対抗できる術など持っているに決まっている」


久住「…………マジかよ………」


魔女「しかし、昔よりも『プライド』の魔力の消費は激しかったな、魔力1に対して一秒だから………120秒も時を止めていたからな」


久住「120秒!?二分近くも時を止めたのか!?」


魔女「あぁ、私の魔術は対抗型でな、自動で発動し、敵が時空を解除するまで延々と魔力を消費してしまう、お陰で魔力は60を切ってしまった」


久住「………」


魔女「ん?どうした、そういえば、私に何か云いたいことがあったんじゃないのか?」


①久住「いや、『プライド』がお前をご指名なんだよ」
②久住「俺にも、その魔術を……いや、戦える魔術を教えてくれ」
③久住「くそ、糞、嘘だろ……『プライド』ってのは、最強じゃないか」
④台詞安価

安価↓2

久住「俺にも、その魔術を……いや、戦える魔術を教えてくれ」


魔女「………いいだろう、さらに魔術を二つ教えてやる、何がいい?」




自分が覚えたい魔術(●●を扱いたいでも可)↓1~2
※対抗魔術は自動で覚えます





工作魔術
レベル1『人体に電流を走らせる』消費魔力コンマ下一桁↓1

刀剣魔術
レベル1『通常サイズの剣を手から出現させる』消費魔術コンマ下一桁↓2

介入魔術
対時空型『自空間に介入出来る』消費魔術コンマ下一桁↓3

工作魔術
レベル1『人体に電流を走らせる』消費魔力1

刀剣魔術
レベル1『通常サイズの剣を手から出現させる』消費魔術8

介入魔術
対時空型『自空間に介入出来る』消費魔術6


魔女「さて、与えたはいいけど、これでどうする気なの?」


久住「…………倒したい、というよりは、説得したい子がいるんだ」


魔女「………ふうん、まあいいさ、少し休んで、その子の元に行けばいい」



久住「………あぁ」


七時まで休みます。
久住
器:60/170
魔力の回復、コンマ判定↓1

久住
器:100/170

久住は六時半あたりに目覚めることが出来た。
軽く、それでいて動きやすい格好に着替えて、久住は戦場へと赴く。

魔女「久住、何時ごろに帰ってる?」

久住「なあに、八時までには帰ってくる、何せ、相手は時を止める魔術師だからね」




公園前。


プライド「あ、お兄ちゃん、魔女は?」

久住「…………その問いに、答える前に聞かせてくれ、本当に、魔女を渡せば俺達には何もしないのか?」

プライド「うん、だから云ってるでしょ?お兄ちゃんは好きだから、殺さないって」

久住「そうか………じゃあ、プライド、お前にあの魔女は渡せない」

プライド「渡せないって………ふうん、お兄ちゃん、連れてこなかったんだ」

久住「あぁ、お前を説得するために、だけど、それは無理そうだからな」

久住「俺が、全力でお前を止める」

プライド「ふぅん、じゃあ『、ごめんねお兄ちゃん』

プライド
器???/200


プライド「あーあ、お兄ちゃん、可哀想に、私、本当にお気に入りだったんだよ?」

一歩、二歩と久住に近寄るプライド。

一秒経過し、目の前に立ったプライドは、外套のしたからナイフを取り出し、それを久住の喉に狙いを定める。

二秒経過。

プライド「じゃあね、お兄ちゃん」

瞬、と音を立て、そのナイフの切っ先が、喉を抉ろうとした瞬間。
閃光、火花が散り、片手剣が、そのナイフの軌道を封鎖する。


プライド「嘘!?お兄ちゃん、私の"世界"に入ってこれるの?」

久住「……あぁ、六秒程、だけどな」

剣を使い、プライドを押し返す。


気が抜けた瞬間、プライドの時止め能力が解除される。
プライドは久住を睨み、不意に悟る。

プライド「そう、魔女の介入魔術ッ」

久住「これで俺とお前の戦力は五分と五分、さ。思う存分、語り合おう」


久住
器:86/170

工作魔術
レベル1『人体に電流を走らせる』消費魔力1
刀剣魔術
レベル1『通常サイズの剣を手から出現させる』消費魔術8
介入魔術
対時空型『自空間に介入出来る』消費魔術6

プライド
器99/200

時止魔術
??魔術


先手必勝、どうする?
戦闘安価↓2

介入魔術は自動型、自らが発動することは出来ない。

ならば、まずはプライドの武装解除が先決、剣による一撃で武装を強制的に解除させる。

プライド「時よ、止まれ!!」

プライド
器96/200

久住
器:80/170


久住「無駄だ!!」

剣でナイフを落とし、剣を久住に向ける。
これでもうプライドは攻撃できない、殺すのも、生かすのも、自分の自由だ。

どうする?
行動&台詞安価↓2

剣をプライドに向けたまま

久住「自分の命と、慶太の命、お前の天秤だと、どちらが重い?」


人を殺すと宣言した、その少女に対しての問い。
もし、彼女が自分の命と答えたのならば…………


プライド「………ころそうとしたのは私、けど、今の脅威は、慶太おにいちゃんより、私が危ない」


プライド「だから、私は自分の命が惜しい、天秤にかけろなんて、分かるわけ無いじゃない、私は、私で、おにいちゃんは、おにいちゃんだもの」



―――あぁ、何してるんだ、俺。
世界平和の為に、一人の少女を殺そうとしてた。
命の平等さを誰よりも語った自分が、天秤に賭けろだなんて。


久住「………もういい、約束してくれ、もう、俺達に敵意を向けない事、それを約束してくれ」

プライド「…………うん、じゃあ私も、その条件を飲む代わりに一つだけ、聞いてくれる?」

久住「……>>95

久住「構わない」


プライドは立ち上がり、こちらを向く。


プライド「私の本名、教えてあげる」

と、彼女は云った。
彼らにとって、名を名乗る行為は、一重に自らの存在を危機にする、そう行っても過言ではない。

それでも、彼女は、久住に、自らの名を、伝えようとしているのだ。



プライド「私の名前はね、>>98っていうんだよ」

ksk

今日はここまで、次回は明日より。

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