伊織「そんな事提案しなくたって、私は普段からやよいを可愛がってるわよ」
P「いや、伊織だけじゃない、皆がやよいを全力で可愛がるんだ」
伊織「ふーん……あんたも?」
P「まあ、俺も入ってるかな」
伊織「邪な気持ちは無いでしょうね…?」ジトー
P「おいおい、少しは信用してくれよ…」
伊織「冗談よ」
P「それに、伊織の事だ。可愛がるといっても思いっきり可愛がった事は無いだろ?」
伊織「…確かに、そういうのは照れくさくて中々出来ないわね」
P「だが、今度はやよいを全力で可愛がる義務が、権利が伊織にはあるんだ」
伊織「べ、別に、前からやよいを可愛がりたかったとか思ってないんだからね!」
P「そういう事だ。な?いいだろ?」
伊織「ええ…とても素晴らしいわ」
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数時間後…
春香「やよい可愛がり強調週間…?」
千早「高槻さんを可愛がる……」
P「そうだ。やよいにはもう説明してあるからいきなり可愛がってくれてOKだ」
やよい「おはようございまーすっ!」
P「ほら、丁度来たぞ。じゃあな」
千早「高槻さん…」
やよい「あ、千早さん、春香さん、おはようございます!」ガルーン
春香「おはよーやよい。それで、あの、可愛がり週間の事なんだけど」
やよい「あぁ、私を可愛がるっていう…」
千早「さっそく、可愛がってもいいかしら…」
やよい「はい、どうぞ!」
春香「えーと。じゃあやよい、私の膝の上においで?」
やよい「は、はいっ。失礼します…?」ポスッ
千早「高槻さん、次は私にもお願いできるかしら」
やよい「はい…」
春香「ん?やよい、緊張しなくてもいいよ~」ナデナデ
やよい「ふわぁ……えへへぇ…」
千早「はっ春香っ、早めにしてくれるかしらっ」ワクワク
春香「はいはい。ほらやよい、移動だよー」ヒョイ ポスッ
やよい「…千早さんって、お花みたいな香りするんですねー…」ポワー
千早「えっ…そ、そうかしら」
やよい「はい…千早さんも、なでなでしてくれませんか…?」
千早「えぇ、も、もちろんっ」ナデナデ
やよい「はわぁ…なんかなでなでされると力めけちゃうかもー……」
千早「…高槻さん?」
やよい「すー…」zzz
春香「寝ちゃったみたいだね」
千早「春香、どうしよう、高槻さんが私の膝の上で寝ているわ、これ、どうすればいいのかしらっ」
春香「しーっ、やよいが起きちゃうよ。…まぁ、頭でも撫でてあげればいいんじゃないかな」
千早「え、えぇ…」ナデナデ
やよい「んみゅ…えへ……」zzz
千早「ふふっ…」
春香「…千早ちゃん、良かったね」
千早「えぇ…妹みたいで…とても、可愛いわ」
春香「うん…」
千早「……春香」
春香「なに?」
千早「持ち帰っていいかしら」
春香「雰囲気ぶち壊しなんだけど」
また別の日
真「やよい可愛がり強調週間…?」
雪歩「やよいちゃんを可愛がるの?」
千早「そういう事ね」
春香「ほんと、もう、ほんと…すごいよ」
真「ふーん…」
やよい「おはようございまーす!」
春香「ほら、また都合良く来たからさ、お願いね?」スタコラサッサ
雪歩「また?」
千早「いいえ、何でもないの。じゃあ、高槻さんの事、よろしくね」スタコラサッサ
やよい「あ、雪歩さんに真さん!おはようございまーす!」ガルーン
雪歩「おはよう、やよいちゃん」
真「おはよ。…やよい、どうしたの?」
やよい「いいえ、何だか昨日もおんなじ事があった様な気がして…もしかして、私を可愛がる週間の事を話していませんでしたか?」
真「まさにさっきしてたよ」
雪歩「うん。千早ちゃんと春香ちゃんが、すごい癒されたって絶賛してたよ」
やよい「そんな…逆にこっちの方が、疲れがとれたっていうか…///」テレテレ
雪歩「まぁ…すごいほのぼのオーラは出てそうだよね」
真「疲れた時とかに眺めていたいよね」
雪歩「でも、そんなに良いなら思いっきり可愛がっちゃおうかな。やよいちゃん、おいで?」
やよい「は、はいっ」トテトテ
真「ボクと雪歩の間に座って」
やよい「失礼しますっ」ポスッ
雪歩「ふふっ…じゃあ、早速」ギュー
やよい「は、はわっ!?」
雪歩「ほぇ~…」
真「雪歩、どう?どんな?」
雪歩「何か…お母さんの匂いがしますぅ…」ポワワワ
やよい「いや、雪歩さんの方からお母さんも匂いがするんですよぉ…」ホワワワ
真(何か神々しいんだけど)
訂正
×
やよい「いや、雪歩さんの方からお母さんも匂いがするんですよぉ…」ホワワワ
○
やよい「いや、雪歩さんの方からお母さんの匂いがするんですよぉ…」ホワワワ
真「じゃあ次はボクだね。えへへ…どうしよ」
やよい「じゃ、じゃあっ、真さんも雪歩さんみたいにぎゅーって抱きしめてください!」
真「え…こう?」ギュッ
やよい「ふわぁ…」ポー
雪歩「いいなぁ…」
やよい「なんか…顔がちかくて恥ずかしいかもー…///」
真「やよいって軽いね。簡単に持ち上げられるよ」ヒョイッ
やよい「あ…これって…」
真「お姫様抱っこだよ」
やよい「お姫様の気分ですー…」
雪歩「そしたら、真ちゃんは王子様になるね」
真「お、王子様かぁ……」
やよい「ちゃんと守ってくださいね?私だけのおうじさまっ♪…えへへ、なーんて…」
真「」キュン
雪歩「」キュン
美希「やよい可愛がり強調週間?」
あずさ「聞き慣れない言葉ね~」
雪歩「やよいちゃんを可愛がる週間ですぅ」
真「あのね、ホント…やよいまじ天使」
美希「真クンがそこまで言うなんて…ちょっと興味が湧いてきたの」
やよい「おはようございまーす!!」
真「本当にちょうど来たね」スタコラサッサ
あずさ「何の事を言っているのかしら~?」
雪歩「何でもないです。やよいちゃんを可愛がってあげて下さい!」スタコラサッサ
やよい「あ!美希さんにあずささん、おはようございまーっす!!」ガルーン
あずさ「やよいちゃん、いつにも増して元気みたいね」
やよい「えへへーっ、そうですかー?」
美希「もしかして、皆に可愛がってもらって、元気が出たの?」
やよい「あ、そう!そうなんです!皆さんと仲良くなれて、うれしくって、元気が出てきちゃって!」ピョンピョン
あずさ「うふふ。良かったわね~」
やよい「はい!」
あずさ「じゃあ、私もやよいちゃんを可愛がろうかしら。やよいちゃん、いらっしゃい~」
やよい「は、はいっ」ポスッ
あずさ「…と言っても、可愛がるって何をすればいいのかしら……」
美希「一緒にお菓子でも食べてるだけでも、いいんじゃない?」
あずさ「そうね~…でも、私ダイエットをしてるのよ…」
美希「!やよい、あーん」
やよい「ふぇっ?…あーん!」パクッ
美希「あはっ☆やよい、かわいーの!」
あずさ「じゃあ、私も…やよいちゃん、あ~んっ」
やよい「あーん!…ん~…美味しいです!」モグモグ
美希「やよいやよい、こっちのも食べてほしいの!」
やよい「こっちのもとっても美味しいですー!」モッキュモッキュ
あずさ「やよいちゃん、これも食べてみて~」
美希「じゃあ次は、これも…!」
やよい「み、美希さん!あずささん!そんなにたくさんは食べれませんよ~!」
やよい「う~…たくさん食べすぎちゃったかも…」
美希「ミキも結構食べちゃったの…」
あずさ「私も誘惑に負けちゃったわ~…どうしましょう……」
美希「お菓子、ほとんど無くなっちゃったね~…」
あずさ「じゃあ、皆で買いにいきましょうか~」
やよい「ちょっと動かないとダメですね…」
美希「でも、ミキ、すっごく眠いの…あふぅ…」
やよい「食べてすぐ寝るとうしさんになっちゃうんですよ~…」
あずさ「でも、やよいちゃんも眠いでしょう…?」
やよい「はい…けっこう……」
あずさ「じゃあ、寝ちゃえばいいのよ~…」
美希「あふぅ…ミキ、もう…あふぅ……あふぅ…限界なの…」
あずさ「じゃあ、皆で寝ましょう…」
やよい「おやすみなさ~い……」
響「やよい可愛がり強調週間…??」
貴音「興味深いものです」
あずさ「可愛がりすぎには注意するのよ~」
美希「で、でも、可愛がらないのはダメなの!」
貴音「何かあったのですか?」
やよい「おはようございまーす!!!」
あずさ「あら、本当にちょうど…」スタコラサッサ
響「何がだ?」
美希「二人は気にしなくていーの。あ、あずさ!そっちは違う方角なの!」スタコラサッサ
やよい「あ!響さんに貴音さん、おはよぉございまぁーっす!!!」ガッッッルーン
響「何だかやよい、最近調子が良いみたいだなー」
やよい「はいっ!何だかすごーくお仕事がんばるぞーって気持ちになるんです!」
貴音「真、良き傾向ですね」
やよい「はい!これも、皆さんが可愛がってくれたおかげかなーって!」
響「へぇ…最近何だか皆も良い感じだし、自分もやよいを可愛がってみようかな!」
貴音「それは良き提案です」ワクワク
響「よしよーし!」ナデナデワシワシ
やよい「ひっ、響さん!首はくすぐったいですー!」
響「えへへ…つい癖で。やよいって動物みたいだから」
貴音「やよいは、そうですね…子犬の様です」ナデナデ
やよい「えへへー……わんわん!」
響「やよいは可愛いなぁ!」ナデナデ
貴音「家に一匹欲しいです」ナデナデ
やよい「流石にドッグフードは食べられないかなーって」
響「うちに来たら手作りのご飯を作ってあげるぞ!」
貴音「響の料理はとても美味しいですよ」
響「そうだろそうだろ!」フンス
やよい「それなら響さんに飼われるのもいいかもですー!」
貴音「もし、その時は私も飼って下さると嬉しいです」
響「貴音を飼うと食費が…」
貴音「…」
響「冗談だって」
やよい「でも、貴音さんは犬っていうより、キツネみたいです!」
貴音「狐、ですか…ふふ、そうかもしれませんね」
響「じゃあ、自分は?自分ってどんな動物に見える?」
やよい「響さん…響さんは、チーターみたいなイメージかなーって!」
響「チーターか!自分、チーターってかっこよくて好きだぞ!」
貴音「子犬と狐とちぃたぁ…奇妙な組み合わせです」
やよい「わんわん!」
貴音「…こんこん?」
響(チーターってどう鳴くんだろう)
亜美「やよいっち可愛がり強調週間?」
真美「なにそれー」
貴音「字の通り、やよいを可愛がる週間ですこん」
響「やよいがすごく可愛いんだぞちーたー」
真美「なにその独特な語尾。特にひびきん」
やよい「おっはようござぃまぁーーす!!!!!」
貴音「まさか本当に丁度に来るとはこん」スタコラサッサ
亜美「狐ってこんこん鳴かないらしいよ」
響「細かい事は気にしなくていいんだぞちーたー」スタコラサッサ
やよい「あ、亜美、真美!!おっはよーーーー!!!!!」ガッッッルーーーン
亜美「おはよーやよいっち。朝から元気だね」
真美「876プロの誰かさんみたいだよ」
やよい「何だか最近、いっつもとってもずぅーっとすごーく楽しい気分なんだー!」
真美「何か危ないクスリでもやってるの?」
亜美「ねーねー、もしかしてやよいってが最近元気なのって、可愛がり週間のおかげ?」
やよい「うんっ!!あのね、あのね、とにかく、すごくって、たのしくて!」
真美「ほうほう、これはキョーミ深いですなぁ」
やよい「でも、年下に可愛がられるって、何だか恥ずかしいかもー…」
真美「やよいっちって真美達より年上だったっけ?」
やよい「えっ、そ、そうだよー!」
亜美「やよいっちの方が年下に感じるよ…」
やよい「もう!いちおう亜美と真美よりお姉さんなんだからね!」
亜美「じゃあ逆に亜美達を可愛がってよやよいお姉ちゃーん!」
真美「頭なでなでしてよやよいお姉ちゃーん!」
やよい「こう?」ナデナデ
真美「ふぇ~…何かやよいっちに頭なでなでされるのって新鮮かも」
亜美「でも、やよいっちも可愛がらないといけないんでしょ?」
真美「じゃあ、真美達がやよいっちをなでなでしてあげればいいんだね!」ナデナデ
やよい「うぅ…きもちいいんだけど…何かフクザツかもー…」
亜美「まあまあ、ここは素直に喜ぼうよー」ナデナデ
やよい「うん、えへへ…」
真美「やよいっちの髪ふわふわだね」ナデナデ
亜美「手触りいいよね」ナデナデ
真美「でも、真美はやよいっちになでなでされてる方がいいかもー!やよいっち、なでなでして!」
やよい「またー?いいけど…」ナデナデ
亜美「あーっ、真美ずるいよー!やよいっち、亜美もなでなでしてー!」
やよい「亜美まで…二人とも、甘えんぼだね」ナデナデ
亜美「うん、亜美達甘えんぼなんだー…だから、もっとなでなでして…」
真美「なんかー…なでなでされるとほわーって感じになる…」
亜美「力ぬけちゃうよねー…」
やよい「何か、亜美と真美が妹に見えてきたかも…」ナデナデ
真美「やよいお姉ちゃん?」
やよい「なーに?」
真美「なんでもない…もっとなでなでして」
亜美「亜美も…」
やよい「ふふっ…いーよ?」ナデナデ
真美「えへへ…」
亜美「えへへ…」
やよい「えへへっ!」
律子「やよい可愛がり強調週間?」
小鳥「まあ、知ってるんですけどね」
亜美「え、なんでー?」
小鳥「…私、今までずっと一人だけ黙ってお仕事してたのよ」
真美「ピヨちゃんがいたよーないなかったよーな…」
律子「私は伊織から聞いただけで、直接その場を見た事は無いけど…」
亜美「んーとね、そんままやよいっちを可愛がりまくればそれでいーよ!」
真美「もうすっごい癒されるよー!」
律子「へぇ…」
やよい「おはよぉおうございまあぁあーーーーーっっっす!!!!!!」
亜美「ほらほら、やよいっちが良いタイミングできたよー!」スタコラサッサ
小鳥「毎日良いタイミングで来てるわよね…」
真美「それは気にしちゃいけないんだよ。じゃねー!」スタコラサッサ
やよい「あ!!小鳥さんに律子さんっ、おっっはようございまあーーっす!!!」ガッッッッッッッルーーーーーーーーン
律子「おはようやよい。す、すごい元気なのね…」
小鳥「可愛がり週間のお陰らしいですよ」
やよい「はいっ!!まさにそのとーりです!皆さんが可愛がってくれるおかげで、うっうー!!今日も元気100%かなーって!」
律子「皆も前より仕事に力が入ってるし、これもやよいのお陰かしら」
小鳥「何だか最近事務所にいるだけで元気になっちゃうのよね」
やよい「そ、そんなー…///」テレテレ
小鳥「それじゃ早速、やよいちゃんを可愛がろうかしら」
やよい「でも、二人ともお仕事中じゃないんですか?他の日にでも…」
律子「いいのよ、別に。休憩みたいなものだし」
小鳥「そうよ。私としてはずっとやよいちゃんを可愛がっていたいけど…」
律子「もう…小鳥さん?」
小鳥「わ、分かってますよっ。」
やよい「えへ…じゃあ、えんりょなく可愛がられる事にしますっ!」
律子「でも、可愛がると言われても…」
やよい「えっと、皆さんはなでなでしてくれたり、いっしょにお昼寝したりしました」
律子「頭をなでる……こ、こうかしら?」ナデナデ
やよい「えへへ…とっても気持ちいいです!」
律子「何だか、ちょっと恥ずかしいわね…」ナデナデ
やよい「お礼に私も律子さんをなでなでしますー!」ナデナデ
律子「や、やよい…ちょっと……もう」クスッ
小鳥(背伸びするやよいちゃん……照れる律子さん……やよりつ、いいわぁ…)ウットリ
小鳥「じゃ、じゃあやよいちゃん、この衣装を着てくれるかしら…?」
やよい「メイド服、ですか?」
律子「小鳥さん?こんなものどこで…」
小鳥「い、いいじゃないですか細かい事は!それに、やよいちゃんに似合いそうな
服がまだまだたくさん…!ほら、着替えて着替えて!」
やよい「はい!」
着替え中…
やよい「き、着替えました…」メイドーン
律子「真が喜びそうな服ですね…でも、すごく可愛いわ、やよい」
やよい「えっ…そ、そうですかー?///」テレテレ
小鳥「つ、次はこの服を…!!」ハアハア
やよい「は、はい!」
やよい「は、恥ずかしいです…///」バニーガルーン
やよい「…わぁ♪」ユカタ
やよい「えへへっ♪」ネコミミ
小鳥「いいわ、いいわやよいちゃん!!」カシャカシャ
やよい「はわっ!?こ、小鳥さんっ、鼻血が出ちゃってますよー!」
小鳥「駄目、やよいちゃん!今のやよいちゃんに近づかれると鼻血が止まらないわ!!」ブシャーッ
律子「小鳥さん……」
小鳥「あぁっ、律子さん!そんな哀れみの目で見ないで下さい!割とキツイです!」
伊織「それで、やよいはどうだったのよ?」
律子「伊織、今は仕事の話をしているのよ」
伊織「いいじゃない別に。それで?やよいは可愛かったでしょ?」
小鳥「そっ、それはもうっっ、すごくっ、可愛かったわ!!!もう、特に猫耳を付けたやよいちゃんなんか、もう、もうっ!!」
伊織「そ、そう…」ドンビキ
律子「さ、もういいでしょ?仕事の話に戻るわよ」
やよい「おはようございます…」
小鳥「あら、やよいちゃん…」
伊織「元気無いわね…小鳥、あんたなんか変な事したんじゃないんでしょうね…」
小鳥「えっ」
律子「途中からはやよいもノリノリだったし、小鳥さんは関係ないんじゃないのかしら」
小鳥「律子さん…ありがといございます」
伊織「そう…でも……」
律子「やよいの所に行ったらどう?」
伊織「でも、今は…」
律子「仕事の話なんていつでも出来るから。さっ、行ってきなさい」
伊織「…ええ、ありがと、律子」
やよい「あ、伊織ちゃん、おはよう…」
伊織「やよい、おはよう。どうしたのよ、元気無いじゃない」
やよい「…へっ?…ううん、そんなことないよ!ちょっと、眠いだけ…」
伊織「やよい」
やよい「ち、ちがうよ?ほんとに…」
伊織「…あのねぇ、やよい。悩みなんて話しても迷惑にならないものよ。それとも、765プロの皆は信用できないかしら」
やよい「そんなことないよ!皆、忙しいのに、私を可愛がってくれて…とっても、うれしかったよ…」
伊織「…言いにくい事なの?」
やよい「……ううん、ごめんね。私、一人で落ち込んじゃって、またお仕事失敗するとこだったよ」
伊織「またって…もしかして、仕事で失敗したからあんなに落ち込んでいたの?」
やよい「うん…私、大きな仕事だったから、はりきりすぎちゃって……」
伊織「何があったかは詳しく聞かないけど…そんなことでそんなに悩んでんじゃないわよ」
やよい「でも…気になっちゃって……」
伊織「あーもう!やよいは仲間の失敗、いちいち覚えてる?」
やよい「ぇ……う、ううん」
伊織「そうよね。大体そんなもんよ。人の失敗なんていつまでも覚えてる人なんていないのよ。やよいが重く受け止めてるだけ。もっと気楽でいいのよ」
やよい「伊織ちゃん…ごめんね。えへへ…よーっし!頑張るぞー!」
やよい「それで、その…伊織ちゃんも私を可愛がるの?」
伊織「へっ!?ああ…そ、そう、だったわね…」
伊織「……」
やよい「…?」
伊織「…じゃ、じゃあっ、抱きしめても、良い、かしら…?」
やよい「うん、いいよ!」
伊織「じゃあ、い、いくわよ?」
やよい「うんっ!」
伊織「え、えいっ!」ギューッ
やよい「……何か、恥ずかしいね…///」ギューッ
伊織「そうね…これはなかなか恥ずかしいわ…///」
やよい「でも、最近お仕事が忙しくて伊織ちゃんと話したりすることなかったから、嬉しいかも…」
伊織「……そうね。私も…とっても嬉しいわ」
やよい「…でも、ちょっと暑いね」
伊織「ふふっ、冷凍庫にアイスがあるから、一緒に食べましょ?」
やよい「うんっ!」
P「…え、それだけ?」
伊織「そうよ?」
P「俺としてはもう少し百合百合してるものだとばっかり」
伊織「何、そんな事考えてたの!?勝手にやよいを汚さないでちょうだい!この変態!」
P「ありがとうございます!!」
伊織(実をいうと、言ってない分はそんな感じだったけど…)
P「ま、まあ、とにかく、次は俺の番だな?」ワクワク
伊織「は?そんなのないわよ」
P「えっ」
伊織「やよい可愛がり強調週間は昨日で終了という事になったわよ」
P「で、でも、皆やよいを変わらず可愛がり続けてるじゃないか」
春香「やよいー!こっちきてこっち!美味しいお菓子があるよ!」
千早「高槻さん!私の所にも美味しいお菓子があるわよ!」
真「やよい!もう一回!一回だけ抱きしめさせてー!」
雪歩「真ちゃんは私を抱きしめて甘い言葉を囁くべきだよ!」
あずさ「やよいちゃ~ん。私にも構ってもらえないかしら~」
美希「やよい!ミキの抱き枕になってほしいのー!」
響「やよい!自分の所に避難するんだちーたー!」
貴音「いいえ、やよいは私の所へ来るのですこん!」
亜美「ひびきんとお姫ちんはいつその語尾を直すの?」
真美「千早お姉ちゃんももう笑わなくなったんだしもうやめればいいのに…」
律子「こら!やよいはそんなに暇じゃないのよ。さ、こっちにいらっしゃい!」
小鳥「やよいちゃん!先日手に入れたこの衣装をぜひ着てちょうだい!」
やよい「えへへっ、今そっちに行きますからねー!」
P「ほら!俺にもやよいを可愛がる権利はあるはずだ!」
伊織「セクハラで訴える事になるけど良いかしら」
P「」
<イオリチャンモコッチニオイデヨー!
<デコチャーン!ハヤクシナイトヤヨイガトラレルヨー!
伊織「今行くわー!…ってでこちゃん言うなー!こらー!」タタタッ
P「」
おわりです
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