コナン「メドローア?」
阿笠「ポップの呪文じゃよ」
コナン「ポップ?ああ、おジャ魔女どれみの?」
阿笠「違うぞい!ダイの大冒険じゃ!!」
コナン「ダイの大冒険?ああ、博士が昔はまってた漫画か。」
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notマジキチ。光彦いじめしません。
阿笠「そうじゃ。お前さん昔『いい大人が漫画とかダセーよ』とかいっておったなぁ」
コナン「ああ、確かんなこといってたなぁ」
阿笠「ちなみにポップは、わしの一番好きなキャラじゃよ」
コナン「そうか。あっ!そうだ!ものはついでだし、ダイの大冒険読んでみっかな。全巻あんだろ?」
阿笠「もちろんじゃ!」
数分後
コナン「博士………………」
阿笠「なんじゃ?」
コナン「ホントにポップ好きなのか?」
阿笠「そうじゃよ。今、どんなところじゃ?」
コナン「………ポップ、仲間見捨てて逃げた。………………ウソップの方マシなんじゃねえか?」
阿笠「ホッホッホッ。確かに!」
コナン「確かにって、おい!!」
数時間後
コナン「」ブワッ!!
阿笠「どうしたんじゃ?」
コナン「いやぁ、わりぃ。目にゴミが入った。」
阿笠「今、どの辺りじゃ?」
コナン「ポップが、単身で敵を足止めしにいくところだ。」
阿笠「なるほど。名シーンの一つじゃな。」
数分後
コナン「ポップーー!!!」グスン!!
阿笠「ど、どうしたんじゃ!?」
コナン「博士!ポップが!ポップが!」グスン
阿笠「そ、そのシーンか!?あれは、確かにわしも泣いたのぅ」
数時間後
コナン「ち、ちくしょ~」グスン
阿笠「今度はどうしたんじゃ?」
コナン「大魔王が現れた………………」グスン
阿笠「あのシーンか。あそこは、回想シーンと共に泣かせるからのぅ。」
コナン「大魔王バーンめ」
阿笠「それより、そろそろ帰らんとまずいんじゃないか?」
コナン「泊まりだ!泊まり!博士、蘭にいっといてくれよ」
阿笠「やれやれ、仕方ないのぅ。」
数時間後
阿笠(やれやれ、徹夜する勢いじゃわい)
コナン「ポップ!頑張れ!!」
阿笠「おお、そこは、ポップにとっての最大の試練のとこじゃよ」
コナン「そうなのか」
阿笠「ちなみに、ポップの魂はなんじゃと思う?」
コナン「根性とかそんなとこだろ」
阿笠「何でじゃ?」
コナン「今までの話を読んでるとそうじゃねえか。どんな絶望にも決して諦めないやつだしよ」
阿笠「ホッホッホッ。当たっとるとよいのぅ」
数分後
コナン「うぅ~うぅ~」グスン
阿笠「また泣いとるのか?」
コナン「いや、わりぃ。なんか涙腺弱くなったわ。」
阿笠「まあ、名シーンじゃしな。」
コナン「ポップカッコイイな。」
阿笠「なんじゃ、まだポップの名シーンは終わっとらんぞ!」
コナン「博士………………これってポップの大冒険ってタイトルだっけ?」
阿笠「………………ダイの大冒険じゃ」
数分後
コナン「………………」ポタポタ
阿笠「キルトラップ のシーンか」
コナン「ああ………………ハドラーのやつ、立派な武人になったな」
阿笠「そうじゃな。初登場のときは、ヘタレ、そっから、鼻水 、そして、チキンじゃからな」
コナン「いや~いい作品だわ」
数時間後
コナン「」
阿笠「どうした?目を抑えて」
コナン「これだよ」
阿笠「?」
コナン「人の生き方ってさ」
阿笠「わしもそう思うぞい。確かに、結果的に失敗するかもしれない。そして、人に馬鹿にされるかもしれない。じゃが、そんなことに目をくれず、がむしゃらに頑張れる。
そんなものを見つけられたら幸せじゃろう。」
コナン「その瞬間を全力で生きるってのが人の生き方だからな。」
数分後
コナン「いや~。面白かった」
阿笠「そうじゃろ。そうじゃろ。」
コナン「悪かったな。昔、馬鹿にして」
阿笠「気にしなくていいぞい!」
コナン「そういえば、これ、アニメ化されたのか?」
阿笠「アニメは、バランの途中で打ち切りじゃよ」
コナン「………………そうか」
阿笠「じゃが、組織の力で残りを作ってのぅ。わしだけで、全部見たぞい!」
コナン「!!ズリーぞ!!博士!」
阿笠「安心せい!明日、みんな誘って上映会を開くぞい!」
コナン「さっすが!博士!」
上映会当日
阿笠「ようこそ!みんな」
歩美「上映会って仮面ヤイバー?」
元太「鰻の産卵ショーか?」
灰原「アニメらしいわ」
香取「せやかて!工藤!ホモアニメか!?」
ジン「組織の教育ビデオとボスから聞いてたんだが。」
ウォッカ「アニメってまさか、成人式の選挙みたいなやつのんじゃ………………」
沖矢「ホー」
コナン「えー。皆さん。本日は、お集まりいただき誠にありがとうございます。それでは、特別アニメダイの大冒険をごらんください。」
パチパチ
阿笠「皆の家や学校には連絡してあるぞい。もちろん、ジンやウォッカの家もじゃ。トイレにいきたい時は、一時停止するから、安心するんじゃ。」
ジン「すみません。ボス」
ウォッカ「ありがたいです。うち門限厳しいから」
コナン「では、スタート!!」
数日後
コナン「これで、終わります」
パチパチパチパチパチパチ………………
歩美「すっごく面白かったわ!!」
元太「うな重100杯分の価値だったぜ!」
灰原「このわたしを泣かせるなんてやるじゃないの」
香取「なかなかよかったで!」
ジン「な、涙がとまらねえ!!」
ウォッカ「アニキ!自分もです!!」
沖矢「ホー」
ジン「最近のアニメは、パンチラとツンデレだけかと思ったが。」
ウォッカ「やっぱ、王道ストーリーっていいッスね!」
香取「王道やて!?」
阿笠「みんな喜んでくれてよかったわい。ちなみにみんなは、誰が好きなんじゃ?」
歩美「あたし、レオナ姫!」
コナン「なんでだ?歩美ちゃん」
歩美「カッコイイじゃない。ここ一番の決断シーンとか大魔王とのシーンとか。あたし憧れちゃうな-。」
灰原「確かに。あそこまで、強いヒロインって他にいないんじゃないかしら。」
元太「おれは、ヒュンケルだぜ!」
阿笠「意外じゃな。てっきり、ダイって言うと思ったわい」
元太「最初は、そうだったんだけどよー。ヒュンケルの戦いみているうちに好きになってよー。」
ジン「バーンパレスのシーンが確かに印象的だな。」
ウォッカ「ええ。あれは、名シーンですぜ!」
沖矢「ホー、ホー。」
阿笠「何々。マアムの村にいた少女と武器を買いに行ったときにいた助けた少女じゃと?」
沖矢「ホー!」
阿笠「相変わらずじゃな」
香取「俺は、ヒムや!」
コナン「ま、理由は、聞かないでおくわ」
灰原「私はアルビナスね。」
阿笠「なんとも、渋いところじゃな」
灰原「そうかしら?彼女の不器用な愛情みていたら、なんだか応援したくなっただけよ。」
歩美「もしかして、哀ちゃん今好きな人いるの?」
灰原「べ、別にそういうわけじゃないわ!」チラッ
コナン「?」
ジン「俺は、アバンだ!」
コナン「お前が、アバン先生かよ」
ウォッカ「さすがアニキ!」
ジン「あのとっさの機転と場を和ませる力。俺は組織の幹部としてこういう男になりたい!」
ウォッカ「自分は、バーンです。」
阿笠「やはり、カリスマ性かのぅ?」
ウォッカ「ええ。それに、ただの悪ではなく、自分たちの信念を持ってるのが好きッス。それに、バーンは、悪というより、魔界の救世主みたいな感じも出てますし」
コナン「確かにな。行動目的が魔界に光を照らすことだからな。」
元太「博士達は、誰が好きなんだよ?」
阿笠「わしは、ポップじゃ。」
歩美「なんかふつー」
灰原「そうね。主人公だから好きってかんじよね。」
阿笠「これこれ、主人公は、ポップじゃないぞい!」
コナン「それに、オメーらだってポップの名シーンで泣いてたじゃねえかよ。」
ジン「思い出させるな!!涙が出ちまう!」
コナン「わ、わりぃ!!」
コナン「俺は、ハドラーかな」
ウォッカ「なるほど」
元太「序盤とか、怖くなかったけど、後半のあの活躍カッコイイよな。」
コナン「ああ、いつの間にか出来ていた絆ってのにも、結構心にきたぜ!」
ジン「敵味方問わずに出来ていたからな。」
沖矢「ホー」
その後、全員で語り合った
そして、組織の力で再びアニメ化させた。
終わり
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