〖艦これ〗摩耶様の恋愛 (88)

※注意
不定期更新

キャラ崩壊、キャラにわかの可能性(艦これプレイ勢、キャラに無頓着)

木曾嬢が嫁。

稚拙な文。


以上が苦手な方はプラウザバック推奨。

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7:00

摩耶「はぁ、ゴミ出しめんどくせーなー」ドサ


金剛「文句を言わずに手を動かすネ-摩耶」ガシャ


摩耶「だってよ-鎮守府中のやつ全部だぜ?しかも毎週」


北上「しょうがないよー当番制だし」


摩耶「ちぇ」ドサ


金剛「Oh!もうすぐ朝のティータイムネー!私は先に戻ってますネー」


北上「あ、アタシも木曾っちに呼ばれてたの忘れてた。摩耶っちも早く自分の分終わらせなよ-」


摩耶「あ、おい!....はぁ」

摩耶「たくっ、あいつら薄情だな....」ブツブツ


ガシャ


摩耶「ん?」


青年「あ、おはようございます」ニコ


摩耶「お、おう。おはよう」


摩耶(やべ、みんなにしてるような挨拶しちまった)


青年「それ、全部出すんですか?」


摩耶「あ、うんそうだけど」


青年「手伝いましょうか?」


摩耶「い、いやいいよ」


青年「遠慮しなくてもいいですよ、それだけの量、女性一人だと大変だと思いますし」


摩耶「あ、そ、それじゃあ、頼むわ」


青年「はい!」


摩耶「....」ドサ


摩耶(変な奴だな)




青年「これで最後っと」ドサ


摩耶「あ、えっと、すまないな」


青年「気にしなくていいですよ。好きでやりましたし」


摩耶「そ、そうか」


青年「それじゃ」


摩耶「」ボー


摩耶「帰るか」ポリポリ


ガチャ


摩耶「提督、戻ったぞー」


提督「あ、お帰り。今日は、早かったね」


摩耶「あー、なんか知らん奴に手伝ってもらったんだよ」


提督「へー、ちゃんとお礼言った?」


摩耶「....あ、言ってねえ」


提督「ちゃんと言わなきゃダメじゃん」


摩耶「いやーなんか変なやつだなって思ってたらすぐ行っちまってさ」


提督「今度会ったらちゃんと言いな?」


摩耶「へいへいわかったよ」


提督「返事は一回、へいじゃなくてはい」


摩耶「....はい」


提督「よろしい。じゃあ、朝食を食べに行こう」


摩耶「おう」

提督「鳳翔さんおはようございます」


鳳翔「あら、提督に摩耶さんおはようございます」


摩耶「おはよう鳳翔さん」


提督「私はいつもの焼き鮭定食いただけますか?」


摩耶「アタシはカツ丼で」


鳳翔「はい、すぐお出ししますね」タッタッタ


提督「それで、その人ってどんな人だったの?」


摩耶「別に、その辺にいそうな普通の男だよ」


提督「へー男の人?」


摩耶「そうだけど?」


金剛「What's!?摩耶、男の人と会ったんですか!?」ズイ


摩耶「おわ!?金剛いきなり出てくんなよ!」


金剛「Hey!摩耶!私を差し置いてどういうことですか!」


摩耶「お前は提督にバーニングラブやらなんやらいつもしてるじゃねえか」


提督「あーそれね、こっちの体がもたないから禁止令出したんだよ」


金剛「提督ひどいですー」


摩耶「まあ、アタシ達が全力でぶつかったら病院送りだもんな」


鳳翔「はい提督、摩耶さん。持ってきましたよ」


提督「ありがとうございます」


摩耶「ありがと」


金剛「摩耶!後で詳しく聞かせてもらうネ!」


摩耶「やだよ」スタスタ

ガシッ


摩耶「あん?なんだよこんご」


足柄「」ニッコリ


摩耶「」


足柄「」ゴゴゴ


摩耶「ハイワカリマシタ」


提督「ご愁傷様だね摩耶」アハハ


摩耶「提督助けていやまじで」


提督「無理だねー」パクパク


摩耶「ハァ」

摩耶の部屋


足柄「で、どういうことかしら?」


金剛「説明してもらうデース」


電「なのです」


摩耶「....なんで電までいるんだ?」


電「足柄さんが『大人になれる話』が聞けると言っていたのでついてきたのです(身長的な意味で)」


摩耶「」キッ


足柄「いいじゃない別に」


摩耶「よくねえよ!」


金剛「いいから話すデース」


摩耶「あーもうわかったわかった!....別にただお前たちが帰った後にどっかの男にゴミ出し手伝ってもらっただけだよ」


足柄「その時点でもうおかしい」


金剛「デスネー」


摩耶「別におかしいところはないだろ」


足柄「あのね、普通見ず知らずの女性に男性は手伝いたくてもできないものよ」


摩耶「そんなもんか?」


金剛「そんなものデース。殿方は中々そんな風に踏み込めないネー」


電「なんかロマンチックなのです」


摩耶「ロマンチックだぁ?」


電「はいなのです!!」


摩耶「ゴミ捨て場のどこにロマンチックの要素があるんだよ」


電「場所は関係ないのです!!」


足柄「まぁ、それは極論だけど見知らぬ男女がいきなり出会うってのはロマンチックよね」

摩耶「?なんで知らない男と女が会っただけでロマンチックなんだよ」


足柄「え」
金剛「え」
電「ふぇ」
摩耶「え」


足柄「あんたもしかして少女漫画とか読んだことないタイプ?」


摩耶「あん?そんなもん読まねぇよ、なよっちぃ」


金剛「」


足柄「あー、これは」


電「?」


摩耶「な、なんだよ」


足柄「....なんか白けたわ」スタスタ


金剛「私もデース。紅茶の飲み直しをしてキマース」スタスタ


バタン


摩耶「....なんだったんだ?」


電「?」


摩耶「....なぁ、電。今日休みだっけ?」


電「?はいなのです」


摩耶「他の第六駆逐隊呼んできな。ジェンガやろジェンガ」


電「ほんとなのです!?」キラキラ


摩耶「...なんか、すっきりしたくなったわ」


電「わかったのです!すぐみんなを呼んでくるのです!」タッタッタ


摩耶「ははは、嬉しそうにしちゃって」

ピピピ


青年「あ、姉貴?元気してる?」


青年姉「おお、あんたか。何だい急に」


青年「いや、ちょっと相談したいことがあってさ」


青年姉「おお?ついにあんたにも春が来たってのかい?」


青年「まぁ、そんな感じ」


青年姉「んで?アタシに何をききたいんさ?」


青年「えーと、ちょっとした恋愛指南をしていただきたいと」


青年姉「なに甘っちょろいことを....と言いたいところだが愛すべき弟の記念すべき片思いだ。全力で応援させていただこうか」


青年「ありがとう姉貴」

翌日


摩耶「....でなんなんだこれ」


マンガドーン


愛宕「足柄さんが是非読ませてって貸してくれたのよー」


摩耶「なんでこんなもん....」


愛宕「ちなみに読んで感想文を書いてくれたら間宮券4枚くれるそうよ」


摩耶「....そんなので読むわけないだろ」


愛宕「えー、読んでくれないと私たち四人で間宮いけないじゃなーい」


摩耶「お前むしろそっちが目的だろ」


愛宕「あらー、ばれちゃった?」


摩耶「当たり前だろ」


愛宕「とにかくお願いー私の分半分あげるからー」


摩耶「....あーもうわかったよ」


愛宕「ふふふありがと♪それじゃーねー」バタン


摩耶「自己中め」

ペラ....ペラ....


摩耶「こんなん3巻すら読めねぇよ」


鳥海「あら、珍しいわね」


摩耶「んあ?鳥海か」


鳥海「あ、これ今流行ってる少女マンガじゃない」


摩耶「....あ、そうだこれ鳥海が代わりに読んでくれよ」


鳥海「なんでよ?」


摩耶「いやさ」

摩耶「....てなわけよ」


鳥海「なるほどねぇ....」


摩耶「だからお前が代わりに読んでよ。で、感想文はアタシ書くから言ってよ」


鳥海「うーん、でも摩耶が読まないとだめかもしれないわよ?もしかしたらひっかけ問題で内容確認してくるかもしれないし」


摩耶「えー....」


鳥海「まぁ、頑張ってね。私も間宮アイス食べたいし」バタン


摩耶「アタシ一人孤軍奮闘か....畜生」

今日はここまで。

見ていただいている方がいるかはわかりませんが失礼します

二巻目


摩耶「たく、ほんとにこれ終わるのか?」


愛宕「読み始めれば意外とすぐ終わっちゃうわよー」


摩耶「怪しいもんだな」



五巻目


摩耶「....」


高雄「摩耶、夕食食べに行かないの?」


摩耶「あーうん。もうちょっとでこの巻終わるから、先行ってて」


高雄「そ、そう。わかったわ」


摩耶「....」

七巻目


摩耶「....」ペカー


鳥海「摩耶、明日早いんじゃないの?」


摩耶「いや、ちょっと寝付けなくてさ、それなら読んどいたほうがいいだろ」


鳥海「そんな無理しなくてもいいからね?それじゃお休み」パチッ


摩耶「....」


第九巻


足柄「あ、愛宕」


愛宕「あら、足柄さん」


足柄「摩耶どうなったかしら?結局あんまり読まなかったかしら?」


愛宕「いえ、きちんと読んでますよ」


足柄「あら、意外ね。まぁ、読んでたとしても感想文作るための要点だけかもしれないわね」


愛宕「ふふふ、それも違いますよ」


足柄「え?」


愛宕「ちょっと部屋の前まで来てもらえます?」

足柄「で、きたけど、何があるの?」


愛宕「ふふふ、ちょっと扉から中を覗いてみてくださいな」


足柄「」ソーッ



摩耶「ッ....ッ!!」ウルウル


足柄「」


愛宕「ね?読んでるでしょちゃんと」


足柄「え?何あの乙女乙女な物体?あれほんとに摩耶?」


愛宕「正真正銘摩耶ちゃんですよ」


足柄「いやいや、まだ貸してから三日目よ?適応早すぎない?」


愛宕「摩耶ちゃん意外と涙もろいですからねー」


足柄「そういう問題?」

摩耶「うう、なんでそこで終わっちゃうんだよー」グスグス


摩耶「うう、ん?」ズビチラ


愛宕足柄ジーッ


バタン


摩耶「」


ウアアアアァァァァァァァァァァァ!!/////


愛宕「あらーあんな元気になって」


足柄「....見なかったことにしてあげましょう」


愛宕「そうねーさすがにかわいそうかしらー」


ニャアアアアアアアアアアアアアア!!////ドタンバタン

提督「摩耶-?どうした-?」


摩耶「うやほわい!?」


提督「ど、どうしたの変な声あげて」


摩耶「へへへへ部屋に入ってくるならノックぐらいしろよ!!」


提督「はは、ごめんごめん。でも、提督室まで聞こえる声がしたから心配になってさ」


摩耶「え゛、そんなでかかったか?」


提督「うん」
摩耶「//////」

提督「それで、どうしたのさ?大声出したりして」


摩耶「いや、えっと....」チラ


提督「ん?」チラ


\スーパーショウジョジョマンガサマダヨー/


提督「あー、なるほど把握した」


摩耶「絶対言うなよ!!」


提督「大丈夫大丈夫、あの子らみたいにいじわるじゃないから」


摩耶「ほ、ほんとだな?」


提督「ほんとほんと」


摩耶「なら、いいんだけどさ....」


摩耶「なぁ、提督」


提督「ん?」


摩耶「提督もこういうの読んでたりすんのか?」


提督「んー割と結構かな?」


摩耶「そ、そうなのか?意外だな」


提督「個人的に甘酸っぱい恋愛が好きだからね。ただDQNは死すべし」


摩耶「なんじゃそら」

提督「だって、なんかとっかえひっかえでカップルになってたり、結婚に至ってもDVをするような奴になるじゃん」


摩耶「それは偏見だろ」


提督「そんなことより、漫画読んでみてどうなの?」


摩耶「ど、どうって、言わせんのかよ!」


提督「単純に感想聞いてみたいだけだよ。それぐらいならいいでしょ」


摩耶「....ま、まぁちょっとはいいかな///」


提督「そっか。私も貸してくれないかな?」


摩耶「ん?んーいいんじゃねえか?提督汚しそうじゃないし、後で愛宕にいっとくわ」


提督「おお、ありがとう」


摩耶「でも、仕事中には読むなよ?」


提督「だーいじょうぶ大丈夫。厳しい秘書艦がいるからね」


摩耶「ま、そうだな」

愛宕「で、どうだったの?」


摩耶「全部、読んでやったよ」メマッカ


愛宕「あらあらー、そんな面白かったかしらー?」


摩耶「ま、間宮券のためだよ。アタシも食いたいし」


足柄「ふーん。感想文は?」


摩耶「書いてきたよ。適当だし、そこまで書いてないけど、書いたからいいよな間宮券」ゴソゴソ


足柄「まぁ、ノルマ達成はしてるしいいかしら?」


摩耶「ほらよ」バサ


足柄「....結構書いたわね」


摩耶「原稿用紙30枚程度だろ?」


足柄「これで程度って....」


足柄(しかも、文の構成もきれいにまとめられていて、要点をしっかり押さえてる)


愛宕「よく頑張ったわねー」ヨシヨシ


摩耶「頭触んな!」

足柄「....いいわ。合格」


摩耶「よっしゃ!!じゃ、間宮券くれよ」


足柄「....やっぱり、あげないわ」


摩耶「なんでだよ!?」


足柄「愛宕、預かっといて」


愛宕「はいはーい」


摩耶「おい、愛宕!」


愛宕「摩耶ー。これはあなたのためなのよー」


摩耶「アタシ?」

足柄「摩耶、あなたに言いたいことがあるの」


摩耶「?」


足柄「あなたには恋愛力を鍛えてもらいたいの」


摩耶「れ、恋愛力?」


足柄「そう」


摩耶「なんでそんなもん」


足柄「あなたには足りないものがある!!」


摩耶「た、足りないもの?」


足柄「それは乙女心!!」


摩耶「....は?」


足柄「女性はどんな時でも乙女の心を持っていなければならない、なのにあなたは、全く、微塵も持っていない!そんなのは考えられないほど嘆かわしいことなのよ!」


摩耶「お、おいおい、それじゃあ天龍や木曾もそうじゃないのか?」


足柄「あの子達はよく私たちと恋バナしてるわよ?」


摩耶「うそぉ!?」


足柄「とにかく、それを鍛えなきゃこの先生き残っていけないわよ!」


摩耶「えー....それお前が言うのかよ」


足柄「あら?私は彼氏いるけど」


摩耶「ウソォ!?」

摩耶「....ってことがあったんだよ」


大井「はぁ、それで私に乙女心を?」


摩耶「なんか足柄がお前ならいい答えをしてくれるだろうって」


大井「足柄さんめ....面倒くさいことを....」


摩耶「てかお前ひとりなんだな、いつも北上といると思ってたけど」


大井「私は確かに北上さんとよく一緒にいますけど、あくまで親友ですから」


摩耶「へー」


大井「で、何を聞きたいんですか?」


摩耶「ん、そういや何聞きゃいいんだ?」


大井「私に聞かないで下さいよ」


摩耶「むー」

北上「あれ?摩耶っちに大井っちじゃん。一緒にいるなんて珍しいね?」


摩耶「お、北上」


大井「こんにちは、北上さん」


北上「大井っち今日で三回目の挨拶だよ」


大井「別にいいじゃないですか」


摩耶「....あ、そうだ、お前らにとって恋愛はなんだ、ってのは?」


北上「?何急に」


大井「恋愛力を高めて乙女心を理解するだそうですよ」


北上「ふーん....恋愛ねぇ。....私は特に気にしないなー」


大井「まぁ、北上さんはそうでしょうね」


北上「大井っちひどくない?」


大井「北上さんはダウナー代表ですもん」


北上「えー」

摩耶「んで、大井はどうなんだ?」


大井「私ですか?....愛ですね」


摩耶「くさい」


北上「くさいねー」


大井「き、北上さんまで。いいじゃないですか!」


北上「あ、あたし一つあったわ」


摩耶「なんだ?」


北上「お金」(\A\)


摩耶「聞いて損したわ」


大井「現実的ですね」


北上「えー」

摩耶「うーん、よくわかんねーなー。もうちょっとまともなのないのか?」


大井「ごめんなさいないです....。ってなんで私が謝ってるんですか」


北上「にしても摩耶っち、ずいぶん積極的だね。戦闘一筋かと思ったけど」


摩耶「間宮券がかかってるからな。少しは積極的になるだろ」


北上「....」


大井「あぁ、なるほど....」


摩耶「?」

赤城「あら、皆さん集まってどうしたんですか?」


北上「あー赤城さんこんにちは」


大井「この戦闘馬鹿さんに恋愛とはと聞かれていたんです」


摩耶「誰が戦闘馬鹿だ」


赤城「恋愛?」


摩耶「まーちょっと色々あってさ。赤城さんはどう?恋愛ってなんだかわかる?」


赤城「恋愛....恋愛ですか」


摩耶ワクワク


赤城「そ、そんなに見つめないでください」


摩耶「(´・ω・`)」

赤城「うーん、でも殿方とお会いする機会がありませんし、恋愛と言っても....」


摩耶「えー」


赤城「ごめんなさいね」


大井(女神だ)


北上(女神だね)


赤城「あ、でも、これだけはっていうのがありました」


摩耶「ん?それは?」


赤城「好きになった人を好きになる」


摩耶「?どういうこと?」


赤城「だって、好きじゃなかったら好きじゃないじゃないですか」


摩耶「???」


北上「真理だねー。でも、経験してなきゃ意味ないけどねー」


大井「北上さんも私も言う権利はありませんよ」

あかん錯乱してきた(´・ω・`)

大井さん(一隻目という名の二隻目)堀が終わったから書いていきます(不安)。

摩耶「うーん、結局わかんねーや」


北上「これは重傷だね」


大井「そうみたいですね」


摩耶「あん?」


赤城「?」


大井「北上さん行きましょ」


北上「そうだねー。じゃあ摩耶っちじゃーねー」


赤城「....行ってしまわれましたね」


摩耶「はぁ、どうすりゃいいんだよー」


赤城「....でも摩耶さんが恋愛に悩むってよっぽどですね」


摩耶「まぁ、色々あるんだよ」


赤城「よかったらこれから間宮券使いに行こうと思ってるんですけど、一緒に行きませんか?」


摩耶「マジで!?うわ赤城さん太っ腹!!ありがとうござっます!!」


赤城「ふふ、それじゃあ行きましょうか」

赤城「それで?なんであんなことしてたんですか?」パクパク


摩耶「んお?」ングング


赤城「普段のあなたはと特に話題にしなさそうな話題ではないので」フキフキ


摩耶「んー、足柄がちょっとな」ゴシゴシ


赤城「足柄さんが?」


摩耶「うーん、前にアタシがゴミ出しの時に男に会ってさ」


赤城「ああ、この前金剛さんが大騒ぎしてた時ですね」


摩耶「うん、そんときだよ。足柄が一緒に詰め寄ってきてさ、そいつはどーのって聞かれてさ、別にそんなのはなかったとか何とか言ってたらすぐ帰っちまって」


赤城「うんうん」


摩耶「そしたら次の日少女漫画もってきて、それの感想文書いたら間宮券くれるっていうから書いたんだよ。でも、なんかダメって言ってきてさー


赤城「それで次の課題がさっきのだったと」


摩耶「そういうことー」グデー




摩耶「まぁ、でも赤城さんが奢ってくれたしいいかな」


赤城「お気に召してくれたようでうれしいです」


摩耶「すっごいよかったよ。ほんとありがとう」


赤城「どういたしまして」


摩耶「このお礼はいつかするよ。それじゃ」


赤城「また」





間宮「恋ですかーいいですねー」


赤城「聞いてたんですか?」


間宮「ちょっと気になっちゃって、お客さんも今いないし」


赤城「あら?そうでしょうか?」サイウンブーン


モドッタヨー


赤城「お帰りなさい」


間宮「彩雲?」


赤城「たまに散歩させてあげてるんです。周辺の索敵ついでにね」


間宮「へー」

赤城「さて、そこに隠れている人、出てきてください」


間宮「え?」


???「....ふっふっふ、ばれては仕方ありませんね。よくぞ、私を」


赤城「そういう茶番はいいので出てきてください青葉さん」


青葉「あ、はい」


間宮「青葉さん、どうしたんですか?アイス食べに来たんですか?」


青葉「いえ、調査です!」


赤城「どうせ、いつもの取材という名の盗撮でしょう?」


青葉「違いますよ!!正式に依頼されて調査してるんですから」


赤城「誰にですか?」


青葉「それは、機密事項です!!」シュタタタタ


間宮「あ、逃げた」


赤城「まぁ、おおよそ検討はついてますが」


間宮「そうなんですか?」


赤城「そうですよ、それじゃあおいとましますね」


間宮「あ、ありがとうございました」


赤城「サーモン海域から帰ってきたらまた食べさせてくださいね」


間宮「蒼龍さんにもよろしくいていてくださいね」


赤城「わかっていますよ」


間宮「あ、赤城さん、一つ聞きたいんですが」


赤城「なんでしょうか?」


間宮「恋ってどんな気持ちになるんですかね」


赤城「んー」


赤城「甘酸っぱくて、しょっぱくて、切ないって言いますね」


赤城「でも、私は違うと思いますよ」


間宮「?」


赤城「なにもなくなるんだと思います。好きになった人以外は」

2-5



高雄「....それで一人だけ間宮で食べてきたの!?」


摩耶「そ。うまかったぜー」


高雄「私も食べたかったわ....」


摩耶「高雄達も帰ったら食べに行くんだしいいだろ?」


高雄「あれ?聞いてないの?」


摩耶「ん?何をだよ」


高雄「愛宕がもらった間宮券偽物だって」


摩耶「え!?」


高雄「あなたが課題終わらせてくれないと私たち三人食べられないんだけど」


摩耶「まじでか....。わり高雄」


高雄「そう思うなら課題を終わらせてよ」


摩耶「つってもいい意見なんかなかったしなー、金だったり、愛とかくさいやつだったし」


高雄「それでいいじゃないの、人それぞれだって」


摩耶「それであいつら納得しねーだろ」


最上「なんの話?」


摩耶「こっちの話だからきにすんな」


最上「えーなにそれー」


三隈「最上ん、他の話にはむやみに入ってはいけませんよ。特に姉妹の方々には」


最上「ちぇ」


那智「おい貴様ら!敵艦発見!戦闘準備!」


高雄「それじゃ行くわよ。さっきの、ちゃんと考えておいてね」ザザー


摩耶「たく....」

三日後
ゴミ出しの日


摩耶「ふわぁぁ、ねみー」


北上「昨日まで沖ノ島沖行ってたんだっけ?お疲れー」


摩耶「もうマジ疲れた。今日はおもっきし寝てやる」


北上「別に寝坊してもよかったんじゃない?無理に起きなくても私やったし」


摩耶「鳥海に無理やり起こされたんだよ。一日のリズムがどーたらって」


北上「うん、お疲れだね」

摩耶「えっと、これはこっちか」


青年「これはこっちですね」


摩耶「あ、そっちかさんきゅ....でぇい!?」


青年「あ、おはようございます」


摩耶「いきなり出てくんな!!誰だお前!?」


北上「もしかして先週摩耶っち手伝ってくれた人?」


青年「そうです。えーっと後輩さんですか?」


北上「いんや、ここだと同期だよ。先週はお世話になったようで」


青年「いえいえ、大したことじゃないですし」


摩耶「あ、あいつか!!」


北上「それひどいよ」


青年「あはは、よく影薄いって言われてますし気にしませんよ」


北上「自分でいってちゃだめでしょ」


青年「ははは」


北上「笑うようなとこじゃないよ」

青年「あ、手伝いますよ?」


北上「お、優しいねー」


青年「女性が困ってる時に助けるのは当然です」


北上「別に困ってもないし、今のセリフキザっぽいけどね」


青年「ははは、手厳しいですね」


摩耶「....」


摩耶(なんか、アタシ蚊帳の外じゃねぇか)


摩耶「ま、いっか。じゃあ、お二人さんアタシは帰るから」


北上「えー、手伝ってよ」


摩耶「眠いんだよ」


北上「あー、そうだったね」


青年「あ、ちょっと待ってください!」


摩耶「あん?」

青年「これ、受け取ってもらえますか?」


摩耶「?なんだこれ?」


青年「あなたに手紙です」


摩耶「....は?」


北上「ほー」


青年「よかったら読んでください。それじゃ!」


摩耶「お、おい!」


摩耶「行っちまった....」


北上「....よし終わりっと。じゃ、帰ろっか」


摩耶「お、おう」


摩耶(....気使ってんのか?)

北上「....ん?あぁ、アタシは別に重巡組とかみたいに他人のことはさほど興味ないからね。無関心無関心」


摩耶「そ、そうか。....なぁこれどうしたらいいんだ?」


北上「別に読むなり捨てるなりすればいいんじゃない?アタシはくさくて読む気にはなれないけど」


摩耶「く、くさい?」


北上「今日び流行んないよ手紙なんて。それに連絡先がそれに書いてあってもだそうだと思うし」


摩耶「....よくわかんねーから読んでみてみるわ」


北上「そ、摩耶っちがそうするなら止めないけど。でもきをつけなよ?足柄さんに気付かれたら色々面倒だし」


摩耶「あ、あぁ。トイレで読めば大丈夫....だよな?」


北上「え」
摩耶「え」


北上「....まぁ、何も言わないよ」


摩耶「え?え?」


北上「さて朝カレー食べてこよっと」


摩耶「な、なんなんだよ」

トイレ


摩耶「....」


摩耶(だ、大丈夫だよな?誰も見てないよな?)


摩耶「き、気にしすぎだよなうん」


摩耶(でもどうすっかなーこれ。読んだほうがいいだろうけど)


摩耶「....読むしかないよなー。捨てたら失礼だし」ガサガサ


摩耶「え~と?」




あなたに一目惚れしました。
好きです。
付き合ってください。


摩耶「....え?こんだけ?」

摩耶「うーん?これってらぶれたー?でいいんだよな?」


摩耶「これだけってなんかしょっぱくねーか?」


摩耶「ってなに考えてんだアタシ」カサ


摩耶「とりあえず部屋帰って寝るかー」ガチャ


足柄「あら摩耶」


摩耶「うおうびっくりしたー!」


足柄「何びっくりする必要があるのよ。ここトイレなのに」


摩耶「う、うっせえよ!」スタスタ


足柄「....何よあの態度」プンスカ


足柄「ん?」


足柄「これ、手紙?摩耶のかしら」カサ

摩耶鳥海自室


摩耶「よっし、鳥海もいないし心置きなく寝るぞー」


摩耶「っとその前に手紙をしまわなきゃ....な....」


摩耶「....」


摩耶「え?え??え!?」


摩耶「な、ない....」サーッ


摩耶「さ、さっきのトイレでか!?」

高雄の部屋




バンッ


高雄「ど、どうしたの摩耶?」


摩耶「頼む!!かくまってくれ!!」


高雄「....なんかやったの?」


摩耶「後で説明するからとりあえず隠れさせてくれ!!」


高雄「はー....わかったわよ」

バンッ


足柄「髙雄。摩耶どこにいるか知らない?」


高雄「え?知らないけど」


足柄「んーおっかしいわねぇ。来るとしたらここだと思ったんだけど」


高雄「摩耶、また何かやらかしたの?」


足柄「それがあの子トイレでこれ落としたのよ」


高雄「?これは?」


足柄「多分ラブレター」


高雄「ラb!?もぐぅ」


足柄「シーっ。静かに」


高雄「もが、ら、ラブレターって」


足柄「ほら書いてあるの読んでみてよ」


高雄「どれどれ....って読まないわよ。いくら姉妹だからって勝手に読まないわよ」


足柄「変なところで固いわね」


高雄「一般常識でしょう」

足柄「それでどういうことか尋も....もとい説明してもらおうとね」


高雄「あなた性格悪いわね」


足柄「恋愛事情は色んな方面で精通しておかないとね」


高雄「そんなの話をしてれば自然と情報は入ってくるでしょう。そんなのだから飢えた狼って言われるんじゃないの?」


足柄「それはあの娘達がもじって言ってるやつでしょう!!」


高雄「でも、あんな必至に聞くようじゃそういわれても....」


足柄「あーあーきこえなーい!!とにかく!!摩耶はここにいないのね!!」


高雄「ええ」


足柄「お邪魔したわ」ガチャ

摩耶「....行ったか?」


高雄「ええ、それにしてもあなたラブレターをもらうなんて」


摩耶「うーんあれラブレターって言うのかなー。三行しか書いてなかったんだよ」


高雄「好きですって書いてあったらそれだけでラブレターよ」


摩耶「そんなものなのか?」


高雄「そんなものよ」


摩耶「ふーんどうでもいいや」


高雄「なんで聞いたのよ」

艦これやってるとキーボード進まないけど仕方ないよね(´・ω・`)








摩耶「スーッ....スーッ....」


高雄(結局、見つかる可能性があるから私のベットで寝るっていうね)


高雄「私も眠いのに....」


高雄「でも、摩耶を好きになる人がいるなんてね、意外だわ」


愛宕「そうでもないんじゃないかしら」


高雄「あら、どうしたの?」


愛宕「足柄さんが摩耶を探してたみたいで私も気になったのよ」


高雄「そ、でどういうこと?」


愛宕「摩耶、見た目はカワイイし、静かにしてれば女の子っぽいし」


高雄「そうかしら?」


愛宕「身内っていう主観じゃ気づきにくいかもしれないわねー」

高雄「まぁ、今日はそっとしておいてあげて」


愛宕「髙雄はいいの?」


高雄「摩耶寝ちゃってるから別途使えないし、散歩にでも行ってこようかなと思って。二時間ぐらいで起きるだろうからそれまで暇をつぶしているわ」


愛宕「じゃあ、私も一緒に行こうかしら」


高雄「....あなた、仕事は?」


愛宕「今日はないわよーうふふ」

ピンポン ピンポン


高雄「あら?放送かしら」


[足柄ぁあ!!金剛っ!!青葉ぁあ!!一分以内に司令室にきやがれぇ!!]


高宕「」キーン


高雄「い、今のって....」


愛宕「提督の声....かしら?」


司令室


提督「....」ゴゴゴ


足柄「....」
青葉「....」
金剛「....」


大井「|ω・)」


北上「うわー、三人とも正座って、提督マジギレだよ|ω・)」


大井「前怒った時は2ヶ月でしたっけ?|ω・)」


北上「うん、そーだねー|ω・)」


赤城「おふたりとも盗み聞きはよくないですよ」ガシッ


北上「へーい」ズルズル


大井「あぁ、まだ始まってもいなかったのに」ズルズル



提督「....」ゴゴゴ


足柄「」ダラダラ


金剛「」ダラダラ


青葉「」ダラダラ


提督「なぁ」


足柄「」ビクッ
金剛「」ビクッ
青葉「ヒッ」


提督「恋ってのはいいよな、なぁ足柄」


足柄「そ、そうですね」


提督「男と女、二人の密接な関係、そこで生まれる確かな絆。いいもんだ」


足柄「....」


金剛「....」


青葉「....」


提督「それを周りのヤツらが見て楽しんだり、羨ましがったりすんのは当然起きることだ。でもな、例え偶然拾った恋文をあっさり他のヤツらに見せんのはどうなんだよ」


足柄「....えっと」


提督「口を開くな!!」


足柄「はい!!」

ガチャ


木曾「提督そのへんにしとけ」


提督「お、お嬢おかえり。戦果はどうだった?」


木曾「上々だ。アルフォンシーノ、途中スコールに遭ったが無事敵主力艦隊を撃滅、扶桑姉妹及び翔鶴、龍驤は軽微の損傷、瑞鶴は中破だ」


提督「了解。扶桑姉妹と瑞鶴は入渠、翔鶴さんと龍ちゃんは明石さんのところ行くように言っておいて」


木曾「はいよ。それより俺の煙管は?」


提督「はいこれ」


木曾「ん」シュボ

木曾「フーッ....っでなんでキレてたんだ?」


提督「ちょっと個人情報と恋愛関係で」


木曾「あーそりゃお前もキレるわな。でも、そこら辺でやめとけ。金剛と青葉気絶してるし」


金剛「」
青葉「」


提督「あー、道理で反応薄いと思ったら」


木曾「お前がキレるとプレッシャーすごいんだから程々にしとけ」


提督「へーい」


提督「んじゃ、足柄」


足柄「は、はい....」


提督「1週間の任務以外外出禁止、監視役として天龍姉妹を付かせるから」


足柄「はい....」ショボン


提督「金剛と青葉は....また後で言うわ」


木曾「じゃ、連絡ついでにこいつら部屋に放り込んでくっから、おい足柄、付いて来い」


足柄「はい....」


提督「いってらっしゃーい」

バタン


足柄「あぁ....明後日に彼氏とデートだったのに....」


木曾「そりゃ残念だったな」ズルズル


足柄「本当よもう....」


木曾「だけど、お前もお前だ。一々恋文一通でネタにしようとしたりする浅はかさがこれだ」


足柄「....」プゥ


木曾「反省してねぇな」


足柄「だって!!戦いだけの摩耶のこと心配だったし」


木曾「それはうなずけるが、方法がおかしいだろ。そんなのそこらのおせっかいババアと同じだ」

足柄「....ってちょっと待ってよ、なんであんたがラブレターのこと知ってんのよ」


木曾「姉貴達を引きずる赤城さんから司令室に行く前に聞いたんだよ。かいつまんでな」


足柄「あっそ」


木曾「赤城さんも一応事情は知ってるからな。恋愛関係は早めに入れてもらうようにしてもらってる」


足柄「....なんでそんなに恋愛にこだわってるの?」


木曾「お前には一番言われたくない言葉だな」


足柄「うっさい」

木曾「....まぁ、あいつも色々あったんだよ」


足柄「色々?」


木曾「そう、色々だ。あいつが経験して、提督になって、恋に盲信的狂気的になったのもそうだ」


足柄「....」


木曾「お前に話した方がいいんだろうが、俺が話さない方がいいだろう。口が軽いからな」


足柄「言わないわよ」


木曾「どーだかな」コンコン


ガチャ


龍田「....あらぁ、木曾ちゃん。なにか御用かしら?」


木曾「提督からの通達だ。明日から一週間天龍姉妹で足柄の外出禁止を阻止監視をすること」


龍田「....あぁ、さっき提督が怒ってたのはそういう」


木曾「そういうことだ」


龍田「了解しましたぁ、天龍ちゃんにも伝えておくわぁ」


木曾「頼む。まぁ、天龍だけでも十分だろうが念のためだろうな」


龍田「大丈夫よぉ」


木曾「それじゃあ、後は頼む」ズルズル

龍田「それじゃあ足柄さん、一週間よろしくね♪」


足柄「はぁ....なんでこんなことに」


龍田「自業自得ですよ」


足柄「そうだけど!!なんか納得いかない....」


龍田「納得いかないなら提督に直接聞けばいいじゃない」


足柄「....それができたら苦労しないわよ」


龍田「でしょうね。でも、知ろうとしないでそのままでいるのもどうかと思うわよ」


足柄「....」


龍田「正直私もこだわり過ぎてると思うし、何より面白そうだしね♪」


足柄「....性格悪いわね」


龍田「そういう人間だからね♪」

鎮守府近くの港


摩耶「ふわぁ...ぁあ」


摩耶「ねみー....」


摩耶「起きたら高雄はいねーし、鎮守府中なんか静かで気味わりーしで、居心地悪いから釣りに来たけど」パシャ


エサナンテナカッタ


摩耶「はぁ....足柄に取られた手紙どうなったかなー」


木曾「持ってきたぞ」


摩耶「うおわ!?びっくりした!!」


木曾「気抜き過ぎだ」


摩耶「....いーじゃん別に休みなんだし」


木曾「深海棲艦がこっそり近くまで来てたらどうする」


摩耶「来るわけないだろ、168達が警備してるんだし」


木曾「ほう、そんな口を聞くとこれは返さないぞ」


摩耶「....ん?もしかして持ってきたものって」


木曾「ほら」パサ


摩耶「ラブレター....」


木曾「....興味はあるのか?」


摩耶「え?」


木曾「その相手にだ」フーッ


摩耶「....正直わかんねぇ。ラブレターくれたんなら少なくともあっちは興味はある....とは思うけど、内容が内容だからな」


摩耶「北上が言ったみたいにくさいんだろうし、あっちの気持ちがわかんなきゃアタシもどうすりゃいいかわかんねぇよ」


木曾「....だろうな」シュボ


摩耶「結局、あっちの都合は関係ないし、アタシの勝手でいいだろ?」


木曾「お前らしいな」

摩耶「ま、そういうことで興味はないんだ」


木曾「....そうか」フーッ


摩耶「アタシは自分の道を行くし、あっちも勝手に自分の道を行ってほしいもんだがね」


木曾「....そうだな」


木曾「なら、今度からお前のゴミ出しの曜日を変えるよう提督に進言しておこう」


摩耶「ん、サンキュ」


木曾「それじゃ、またあとでな」


摩耶「おう」


摩耶「....」


摩耶「これもいらないか」ポイ


摩耶「さて!!餌付けるか」

その夜




ピピピ ピピピ


青年「お、つながった。姉貴?」


青年姉「よ」


青年「姉貴が言ったみたいに手紙渡してみたよ」


青年姉「え、マジで渡したんだ」


青年「え」
青年姉「え」


青年「冗談だったの?」


青年姉「というか好きな奴ができたってってのも嘘だと思ってた」


青年「ひどい」


青年姉「アタシを溺愛しているシスコンが何を言う」


青年「シスコンじゃないよ」


青年姉「まぁ、さすがに冗談だよ全部」


青年「おいこら」


青年姉「まぁまぁ落ち着けって。コミュ障のあんたに好きな女性ができるんならこれぐらいしなきゃいけないと思ったし、あとは自分だけで頑張れ」


青年「なんか投げやりだなぁ。姉貴の仲間とかには親身になるくせに」


青年姉「あー、うん。なんか疲れたんだよ。仕事で」


青年「え、大丈夫かよ?姉貴がつかれたなんて言葉言うのなんて....天変地異が起きるよ」


青年姉「おおげさだよ」

もうちょっと内容濃く書こうと思ったけど書きたいシーン思いついたので加速します(書けるとは言っていない)

テスト

青年「いや、大げさじゃないよ」


青年姉「いやいや....」


青年「....俺、心配だから明日そっちに行くよ」


青年姉「え、いやなんでよ」


青年「心配だから」


青年姉「....あーはいはい、わかったわよ」


青年「じゃ、どこで働いてるか教えて」


青年姉「はいはい、後でFAX送るから」

翌日 食堂



提督「あ、みんなおはよう」


高雄「おはようございます提督」


鳥海「おはよう」


愛宕「あら、木曾はどうしたの?」


提督「ちょっと秘密」


摩耶「なんだよ勿体ぶりやがって」


提督「後で言うよ。そうそう摩耶、朝飯食べ終わったらちょっと部屋まで来て」パク


摩耶「あん?なんでだよ」


提督「会わせたい人がいるんだよ」


摩耶「ふーん....」

提督「まぁ、そんなに固くならなくていいよ。そんな偉いやつじゃないから」


鳥海「お親しい方なんですか?」


提督「まぁ、そんな感じ」


愛宕「わたしちょっと見てみたいわねー」


高雄「何言ってるのよ愛宕」


愛宕「冗談よー冗談」


摩耶「でも、アタシ今日はバシー島沖に行くんじゃねーのかよ」


提督「そのことなんだけど、今日は出撃はなしにしようと思うんだよ」


高雄「出撃を?」


提督「うん」


摩耶「なんでまた?」


提督「秘密」


摩耶「いやそれは秘密にすんなよ」


提督「意味ありげに言うほうが面白いじゃん」


摩耶「不安しかねぇよ....」

鎮守府正面海域よりさらに北10Km地点


木曾「....どうだ龍驤」


龍驤「うーん、まだ見当たらんで。彩雲の索敵範囲にはいないようやで」


木曾「そうか....」


龍驤「....ほんまに信用できるんか?その情報」


木曾「あいつが長年積み立ててきた情報だ。お前は違うと?」


龍驤「正確には違ってほしいと思っとるで」


木曾「まぁ、普通はそうだろうな」


龍驤「あんさんはどうなん?」


木曾「あいつの役に立てるなら俺はそれに従うまでさ。それが艦娘の俺の役目だ」


龍驤「相変わらずの忠誠心やねー」

木曾「....」


龍驤「まぁ、うちは生きて帰れればええからね」


木曾「....」


龍驤「....木曾?」


木曾「そこから離れろ!」


龍驤「!」


木曾「ちぃ!!」


シュウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ......


龍驤「....ぎょ、魚雷?」


木曾「すぐ鎮守府に戻るぞ!!彩雲を飛ばして伝令を!!」


龍驤「あーもう!最悪やで!!」

鎮守府


摩耶「なぁ、そろそろ誰か教えてくれたっていいんじゃねーのか?」


提督「まぁまぁそんな慌てなさんな」


摩耶「そうはいっても気になるしよ」


提督「好奇心旺盛だねー」


摩耶「別にそんなんじゃねーよ」


提督「ははは」ガチャ


青年「あ、姉貴!!おそ....え?」


摩耶「は?」


提督「紹介するよ摩耶。私の弟だ」


摩耶「て、提督!!これどういうことだよ!!」


青年「提督!?」


提督「どうって、今からお見合いするから」


青年「は!?」


摩耶「お見合い!?」

提督「そそ。アタシこれからちょっと出かけてくるから、その間お見合いしててよ」


摩耶「ま、まて」


青年「待てよ姉貴!!提督ってどういうことだよ!!」


提督「....」


青年「提督になる気無いって言ってたじゃないか!!どうして提督になってるんだよ!!」


提督「....」


摩耶「え、え?」


提督「うーん....帰ったら説明するわ」


青年「おい!!」


バタンガチャ


イナズマアトハヨロシクネ


....ハイナノデス

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年07月11日 (土) 22:57:21   ID: xttW2D6r

続き楽しみに待ってます。

2 :  SS好きの774さん   2015年08月22日 (土) 19:28:42   ID: d7lmIVJE

摩耶かわいい

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