鈴谷「起きて、朝だよ」 (21)
艦これ短編です。
ものすごく短いです。
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鈴谷「提督、朝だよ」ユッサユッサ
提督「うーん……あと五分」
鈴谷「……仕方が無いか」テクテク
ジャー……キュッ ギュッギュッ ポタポタ……
鈴谷「それっ」ベチャッ
提督「zzz……うわっ!?」
鈴谷「やっと起きた、お寝坊さん」
提督「んー…なあに、鈴谷お姉ちゃん…」ウツラウツラ
鈴谷「カーテン開けるよー……あれ?」クルリ
提督「……」スピー
鈴谷「こらっ、寝るな」ペシッ
鈴谷「0600、晴れ、雲量0」
カキカキ
鈴谷「気温20度、湿度45%」
提督「記録取れたよー」
鈴谷「じゃあ朝ごはん食べよっ」テツナギ
テクテク……
鈴谷「目玉焼き作って……」
カンカン……パカッ、ジュー……カンカン、パカッ、ジュー……
チョロロロ ジュワー……
鈴谷「後は蒸し焼きにして……」
鈴谷「あー忙しい忙しい……」パタパタ
鈴谷「朝ごはんできたよー!!」
提督「いただきまーす!!」パクパク
鈴谷「どうぞ召し上がれー」
提督「いってらっしゃーい」フリフリ
鈴谷「見送り終わったから執務室いこっか」
提督「いこう」テクテク
鈴谷「深海棲艦ってなんでいるのかな、提督」カキカキ
提督「さあ、なんでだろうね」ペラリ…カキカキ
鈴谷「仲良く出来たらいいのに」ポン!!
提督「うん」ポン!!
鈴谷「お昼寝の時間だよー、って、ありゃ」
提督「」スピー
鈴谷「仕方がないなー、もう」ギュッ
テクテク
鈴谷「ここで寝てて」フトンニポイ
提督「んー……鈴谷ぁ……」ポケー
鈴谷「んー?どうしたの?」
提督「好きだよ……」ギュー
鈴谷「はいはい、おやすみ」ナデナデ
提督「ん……」スピー
提督「4-4は突破できそうに無いね」ハァー
鈴谷「そうだね」
提督「取り敢えずみんなドックに入れよう」
鈴谷「りょーかい」
提督「ポテチ美味しい」パリパリ
鈴谷「本当美味しいね」パリパリ
モグモグ……カリカリ……ガサガサッ、パリパリモグモグ
提督「あ、書類が」アブラギトー
鈴谷「コピーすれば?」
提督「あ、なるほど」
鈴谷「提督、大本営から」スイ
提督「なんだこりゃ」ガサガサ
鈴谷「ケッコンカッコカリぃ?なにこれ」ハテナ?
提督「…………ほう、これをつけた最高練度の艦娘は提督と特別な関係になれるそうだ」
鈴谷「まあ、名前通りの関係だろうね」
提督「なおかつ、練度の更なる向上と燃費が改善されるようだ」
鈴谷「ヘェー……」
提督「鈴谷、ここにハンコとサイン」トントン
鈴谷「ん」カリカリ…ポン
提督「ほれ、指」
鈴谷「はいっ」スッ
提督「…………」
鈴谷「…………」
提督「なんか変わった?」
鈴谷「……特には」
提督「鈴谷」ギュー
鈴谷「ちょっと無理しちゃった……」ボロッ……
提督「お願いだ、もう特攻なんてしないでくれ……お前がいなくなるのは嫌なんだ」
鈴谷「どうしたの、提督、いつものあなたらしくないよ」
提督「好きなんだ……いなくならないでくれ」ギュー
鈴谷「私も好きだよ。心配かけてごめんね、提督」ギュー
提督「もう無茶はしない
提督「鈴谷」ギュー
鈴谷「どうしたの、提督」ギュー
提督「好きだ」ギュー
鈴谷「私もだよ、提督」ギュー
提督「もう無茶はしないでくれ……」
鈴谷「わかったってば、もう……」
提督「もう50年か……」
鈴谷「もうおじいちゃんね」
提督「私が一番嬉しいのは鈴谷が年をとらないことか」
鈴谷「それはいいかも、ふふっ」
鈴谷「提督はどうするの、引退後」
鈴谷「畑でも作るかな」ハハ
提督「鈴谷」
鈴谷「はい」
提督「息子と孫達を頼む……」ハァハァ……
鈴谷「はい」
提督「鈴谷……」
鈴谷「はい」
提督「私は、君といて、とても楽しかった」
鈴谷「私もよ、提督」
提督「本当か……」ゼハーゼハー
鈴谷「あなたといた60年の歳月、寂しいと感じる日は全くなかったよ」
提督「それは、良かった……ゴホッゴホッ」
鈴谷「提督!!」
提督「もう、迎えが…………あ、ありが、と、とう………」
パタリ
鈴谷「……今までありがとう……」
完
もっと続き書こうぜ(提案)
とりまおつ
>>17 ただ今執筆中です。少々お待ちを。
ですがこのスレは既にHTML化依頼出してるんで
おそらく新スレへの誘導となります。
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