【艦これ】敷波「かわいそうな司令官」 (64)

【注意】
・とあるモバマスSSのパク……パロディです(リンクは最後に)

・キャラ崩壊あるかもです

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―執務室―

ガチャ

敷波・吹雪「「おはようございます」」

シーン

敷波「……あれ、いないのかな」

吹雪「司令官、この時間は居るって言ってたのにね……あ」

敷波「え?どうしたn……あ」

提督「……」グッタリ

敷波「……机に突っ伏して寝てる」

吹雪「うーん……やっぱり疲れてるみたいだね」

敷波「そうだね……100人以上の艦娘指揮してるし……疲れない方がおかしいよ」

提督「……」

吹雪「大丈夫かなぁ」

吹雪「起こしちゃかわいそうだから静かにしてようか」

敷波「ん……大淀さんはまだ来てないみたいだね」

吹雪「そうみたい。提督起きるまで何してようか」

敷波「そうだなぁ……」

バターン

深雪「おっはよーしれいかーん!!」

敷波・吹雪「「!!」」

深雪「おう吹雪に敷波、おはよう!」

敷波「ちょっと深雪、しー!静かに!」

深雪「え?どうしたの?」

吹雪「今司令官が寝てるの!」

深雪「あ、ホントだ……あっちゃー、ごめん」

吹雪「……なんとか起きなかったみたいだね」

敷波「とにかく、司令官疲れてるみたいだからあまり騒いだら――……」


提督「……」ムクッ


敷波・吹雪・深雪「「「あ」」」

敷波「あーあ、起きちゃった」

深雪「あうー……ごめんな司令官」

吹雪「仕方ないよ、司令官!おはようござ」


提督「イエーァ!!!日本人!!!!」


敷波・吹雪・深雪「「「えっ」」」

提督「ィヤスッ!!!!アイムファインザッツライッ!!!!!」

提督「残暑インザシティっ!!!!」

提督「ウェスポン!!!!!」

敷波「」

吹雪「」

深雪「……し、司令官?」

提督「お?おぉ?」スタスタ

深雪「え、なに、なになにどうしたんだ」

提督「っッダッッッッ!!!!!!」グゴォッ!!!

深雪「えっ」

提督「ぐぎぎぎぎ」プルプル

敷波「……司令官がいきなり三点倒立を」

吹雪「あ、あ、あの、しれ、司令官?」


提督「だいすきだよっ!!」ニコォー


深雪「あ……あ、あ……!!!!」ガタガタ

吹雪「司令官が……!!司令官が……!!!!」ガタガタ

敷波「司令官が壊れちゃった……!!!!」ガタガタ

吹雪「司令官っ!!しっかり!!しっかりしてください!!!」ユサユサ

提督「フハハ」ガクガク

深雪「ねぇ、からかってるんだろ!?やめてよ!もううるさくしないからさ!」

提督「いえーい、みゆみゆー」ぐりー

深雪「あぷっ、ちょっ、手っ、顔、こらやめt、わぷっ、やめろ!!!!」

敷波「ま、まさか酔ってるの?」

吹雪「で、でもお酒の匂いしないし」

提督「ホハッ!!ヤハウェッ!」シュバッ

深雪「あっ!給湯室に逃げた!!」

吹雪「追いかけよう!」

―給湯室―

ダッ

敷波「司令官!?……あっ!」

提督「これが音に聞く黒砂糖というやつね」ガリガリ

吹雪「買い置きのカップ焼きそばを箱ごと食べてる!!!!」

深雪「だ、だめだ!!お腹壊しちゃうって!!!」グイー

提督「あぁっ!!やめろ!!!俺が何をしたというんだ!!」バタバタ

敷波「何かしたっていうよりどうかしてるんだよ!」

提督「オスでよかった!!オスでよかった!!」ペロペロ

吹雪「咽び泣きながらカップ焼きそばの蓋舐めないで下さい!!」グイィ

深雪「と、とりあえずソファまで運ぼうよ!!」

……

提督「なんなんだ……全くをもって、さながら」

敷波「な、なんとか座らせたら大人しくなったね」

深雪「うん……どうしちゃったんだろう、いきなり……」

吹雪「司令官?落ち着いて……私が誰だかわかりますか?」

提督「嫁」

敷波・深雪「「えっ」」

吹雪「え。えっ、えぇぇっ!!?よ、嫁じゃありませんよ!!吹雪です!!」

提督「蝉の」

吹雪「蝉の嫁でもありません!!!吹雪です!!!」

敷波「……どうしちゃったんだろう……」

深雪「ねぇ、これ救急車呼んだほうがいいのかな……」


ガチャッ

時津風「おっはよー!!」

敷波「あ……時津風、おはよう」

深雪「お、おはよう」

時津風「どうしたのー?みんな暗いn」


提督「あっ!夢にまで見たシベリアンハスキーだ!」タッタッタ


時津風「えっ」

提督「ヤハハ!」ダキッ

時津風「えっ?えっ!?しれー!?ど、どど、どうしたの!!?」ムギュウ

提督「夢にまで見た、シベリアンハスキーだ!!あははっ!」

時津風「……しれー?」

提督「まるでサラミみたいだよ!」

時津風「あ、あれ?な、え、あの、みんな?しれーはどうしちゃった……の、かな?」

吹雪「実は……私たちも今来たんだけど……」

敷波「司令官……机に寝てて、起きたら……こんな風に……」

時津風「え……」

提督「お前、岡山県とバトルドームのどっちが大切なんだよ!!」

時津風「え……ひどくない?(症状が)」

深雪「そうだな……」

提督「ライラーイ!」ヒュバッ!

敷波「あ!また逃げた!!!」

ガチャッ!!

卯月「おっはよーぴょーん☆」

ビターン!!!

提督「ケフカ!!!!!」ボドォッ!!

卯月「ふぇっ?」

敷波「ナイス卯月!!」タッタッタ

深雪「あっぶなー!もうすぐで外出ちゃうところだったぜ!!」タッタッタ

卯月「わわっ!司令官!?ドアに当たっちゃった!?ご、ゴメンぴょん~!」

時津風「いや、本当にナイスだよ」

提督「……ぐっ……!」

吹雪「……司令官、大丈夫ですか?」

卯月「司令官?ホントにごめんなさいぃ……大丈夫ぴょん?」

提督「……だよ」ボソッ

卯月「え?」

深雪「なんだって?」

提督「どうするんだよ……っ!」フルフル

吹雪「司令官……?まさか、怒って……」

卯月「え……あ、あの、司令官、その、ごめんなさ」

提督「お前がぴょんぴょんするなら……ッ!!!……室町時代の人間達は一体どうすればいいんだよ……ッ!!!!!」ポロポロ

卯月「ん?え、はい?」

深雪「室町て」

卯月「し、司令官?」

提督「ああ!俺が犯人だよ!俺がガンダムだよ!笑えよ!!!!」

提督「でもな!そうさせたのはどこのどいつだよ……!」

提督「お前ら侍だってんだよ!!!!」ダンッ!!!!

卯月「あっ、はいっ、ごめんなさい」ビクッ

提督「……っ……!」ギリッ

ダッ!!

提督「動物愛護だバカヤロ――――ッ!!!!!!」タッタッタ

吹雪「また給湯室に逃げた!!」

深雪「あっ!待てぇ!!!」

時津風「なんか縄ないの縄!!!」

卯月「え……?え?え?」

スタスタ

高波「……~♪」

清霜「あっ!高波ちゃんだ!」

高波「あ、き、清霜……ちゃん」

清霜「おっはよー!出撃?遠征?」

高波「ううん、今日は、打ち合わせだけかも……」

清霜「そーなんだ!私もー!」

スタスタ

高波「あ、あれ?執務室、なんか……さわがしい、ね」

清霜「あれ、ほんとだー。司令官もういるかな?」

高波「うん……昨日、提督、朝からいるって、その、言ってたかも」

清霜「やたー!司令官ー♪」タタタ

高波「えへへ……」

清霜「おはよーございまーすっ!」ガチャッ



清霜「……え……」ピタ

高波「……?ど、どうしたの…………え?」


提督「……」←捕縛状態


高波「司令官……!?」

清霜「し、司令官ーっ!!」ダッ

敷波「あっ!清霜!だめっ」ガシッ

清霜「はなしてー!司令官ー!」

吹雪「ごめんね清霜ちゃん。ちょっと今司令官は……」

清霜「みんなひどいよ!司令官がなにをしたのっ!司令官を放してよ!」

深雪「ううん……なんて説明すりゃいいんだろうなこれ」

時津風「説明のしようがないよ…………うん」



敷波「えっと……あのね、今は司令官は司令官じゃなくなってて……」

清霜「司令官は司令官だよっ!司令官っ!そうだよねっ!?」


提督「カハハハハハハッ!!!!!かっぱえびせんめが!!」


高波「え……」

清霜「し、しれい、かん……?」

提督「お前さん、まさかずっと気付いていなかったのか?」

提督「俺が、ゴールデンレトリバーにすり替わっていたと、気付いていなかったのか?」

高波「!!!?」

清霜「司令官、犬なの!!!?」

深雪「いやいや」

提督「くへへへッ!!!!子供は純粋で辛いな!!!なぁ!?漬物!!」

卯月「……」

提督「漬物ッッ!!!!!!返事ッッッ!!!!」

卯月「えっッ!!!?卯月の事ですかっ!!!?」

清霜「うあああん……!高波ちゃぁん……司令官が犬に乗っ取られちゃったぁ」ビェェ

高波「よ、よしよし……」ナデナデ

高波「……」チラッ

提督「お?あぁ、なんだ、酸素か……」

高波「……あ、あの、し、司令官……」

提督「こんにちわハム太郎」

高波「ハム太郎じゃありません……あ、あの、どうしちゃったんですか?」

提督「そんな!ハム太郎が死んでしまったら誰がハム太郎のあとを継ぐんだ……!!!」

高波「しりません……」

吹雪「え、えっとね高波ちゃん。実は……」


高波「そ、そんな事が……」

提督「脱皮するから小遣いくれよ!!」ガタガタ

敷波「大人しくしてなよ」

提督「おお?何事にも動じないのは匠なるザリガニの仕業ですね。ね?漬物」

卯月「そうですね」

スタスタ

望月「はぁ……歩くのだりい……休みたい……」

三日月「望月ちゃん、今日は自分ひとりで来たの?」

望月「司令官が手はなせないから一人で来いってね……呪ってやる」

暁「とか言って、ちゃんときてるじゃない。珍しい……雨が降りそう」

望月「うるさいよ。今日来ないと来週の連休無しにするって言われたの」

三日月「厳しいね……でももう少しで執務室だから頑張ろう?着いたら作ってきたお菓子あげるから」

望月「わーい…………だる」

暁「んもー、しゃきっと凛々しくしなさいよ私みたいに。ほら。着くわよ」

望月「……なんか中さわがしくない?」

三日月「他に誰か来てるのかな」

暁「おはようです!」ガチャッ

敷波「あっ!!!暁!!」

深雪「そいつ捕まえて!!!!」

暁「え?」

提督「フハハ」タッタッタ

暁「え?え?司令官?」

ズザァッ

提督「こんにちわ。渡来人の方?」

暁「…………司令官何言ってるの?」

提督「それとも初めまして?」

暁「…………え?司令官、私を忘れちゃったの?」

暁「あ、なるほど。ふふ、そうよね。私は日々レディらしくなっていくから、あんまり今の私が眩しすぎて昨日の私を忘れた

って事――……」

提督「さながらチャバネの脱皮のようにな?」



暁「ぐすっ……別に、あんな事、言われだっで……私はべづにっ……」

清霜「だ、大丈夫だよ?暁ちゃんはゴキブリなんかじゃないよ?レディだよ?」ナデナデ

高波「う、うん。すごく、すごくかわいいかも……です」ナデナデ


吹雪「暁ちゃん、泣いちゃった……」

三日月「ひどいです司令官!あんな事言うなんて!」

望月「どうしたのさ、なんか様子おかしくない?」

提督「……」

三日月「……司令官?」

望月「司令官……?」

提督「……あーあ!!!!」

三日月・望月「「!!!?」」ビク

提督「ここがどうぶつの森だったら完全犯罪なのだぜ!!?あーあ!!!!!」

三日月「え、え?か、完全犯罪……?え?」

望月「ちょ、ちょっとちょっと、なになに、なんなのさ」

提督「おかげで俺は鬼退治だよ!!!!眉間に口付けをして、旅立つのさ!!!!」

三日月「……」

提督「おら、ミルフィーユくれよ」

三日月「ひっ!!!?」ビクゥッ

望月「ちょっと、やめなよ司令官!!!!」

提督「お前だって空が戦火で紅く染まるのを見ただろう!!!?」

望月「見てないよ!!!!だまれよ!!!!」

三日月「も、望月ちゃん、私、こわい……」

望月「う、うん。ちょっと卯月ー、どうしたのこの司令官のめんどくささは」

卯月「そうですね」

望月「卯月!!?喋り方が変だよ!!?」

敷波「……――って事があって……」

三日月「そ、そうだったんだ……」

望月「なんだそれ……ねぇ、救急車呼んだほうがいいんじゃない?あれ悪ふざけじゃないんだよね?」

時津風「まぁ、確かにあれは悪ふざけにしては度をこしてるよ」

敷波「うん……そうだね」チラ

提督「それでもカブは抜けません。違法だからです」

吹雪「……せめて、誰か大人がいれば……」

ガチャッ

扶桑「おはようございます」

金剛「グッモーニーン!」

一同「「「大人来た!!!!!」」」

扶桑「……皆、どうしたの?」

金剛「みんななんだかFaceが暗いヨー?」

敷波「あのね、実は司令官の様子が変で……」

深雪「私達だけじゃどうにもできなくて……」

扶桑「……提督の、様子が……?とにかく、私が話してみるわ」

スタスタ

清霜「だ、大丈夫かなぁ」

三日月「きっと……大人ならきっと大丈夫だよ」

扶桑「あの、提督……」

提督「えっ?」

扶桑「え?」

提督「いやいや、キリンよりメカキリンの方が強いに決まってるでしょ!!!!」

扶桑「……え?」

提督「メカだぜ!?」

扶桑「そう、なんでしょうか」

提督「生態系もろくに知らないならサバンナに骨を埋める事は諦めるといい!」

提督「諦められれば……ね……」

提督「……そうすれば、ノーベル賞は過去の遺物だ……くそっ」

金剛(なんだアレ)

扶桑「……提督……?」

提督「俺は……いつだって……無力だ……」

扶桑「…………」

扶桑(まさか、何か悩みがあってこんな事に……?)

扶桑「……」

敷波(扶桑さん、何か思いついたような顔を……)

扶桑「提督、これを」スッ

提督「え?キャッチアンドリリース?」

扶桑「リリースはしないで下さい……これをあげます」

ソッ

深雪「……アレは」

高波「……10円玉」

扶桑「……何があったか、わからないけれど……これで元気出して下さい」

扶桑「…………げんきん、だけに」


一同(((ウワァ)))


扶桑「現金だけに、元気……なんちゃって……ぷふっ、くふふ」

提督「……」

パチパチパチパチ

扶桑「!!!?」

提督「アンコール!!!!アンコール!!!!アンコール!!!!アンコール!!!!」

提督「アンコール!!!!アンコール!!!!」

扶桑「え、いや……あのっ」

提督「これはすさまじいぜ!とんでもねぇ賢帝の爆誕だ!!!!」

提督「ドストエフスキーもびっくりだと自負しているようなアレの振る舞いだよ!!!!」

提督「アンコール!!!!アンコール!!!!」

扶桑「あ、あのっ、そんな」

望月(何あの公開処刑)

扶桑「あの、あのっ、ごめんなさい、その」

提督「アンコール!!!!アンコール!!!!」

扶桑「あのっ」

提督「うるせぇ!!!!!!!!アメリカ人でも食ってろコアラ野郎!!!!!!!!!」バシィィ!!!

吹雪(10円床に叩きつけた!!!!)

扶桑「…………ふぇ」

扶桑「ぐす……私は、べつに、あんなつもりじゃ……」

清霜「わかってるよ?扶桑さん。だいじょーぶだよ」ナデナデ

高波「だ、大丈夫、です。きっと、その、司令官も、きっとわかってます」ナデナデ

暁「扶桑さん、私達みんなわかってるから。元気出して、ね?」ナデナデ

金剛「……」

敷波「……金剛さん」

金剛「え」

深雪「……次」

望月「頑張ってね」

金剛「え、えぇぇ……!!!?の、No……」

三日月「お願いします金剛さん!」

時津風「頼りになる(大)人はもう金剛さんだけだよ!」

金剛「えぇぇぇぇぇ…………!!?」チラッ

提督「この沸いてくる不思議なパワーはなんだ……!?これが……乳首か……!!」

金剛(め、めんどくさそぉデェェェス…………!!!!)


スタスタ

提督「おや?」

金剛「……ごほんっ……えっと」

金剛「……」

バッ!

金剛「ヘーーーイ!Hello!フィッシュアンドチップスの英国から――……」

ビシッ バッ!!

金剛「Pretty☆コンゴウ!参上デース♪」

一同((((っ!!金剛さん、全力だ!!!!))))

金剛「おやおやぁ?こんなところに迷える子羊さんがいますネ~?」

敷波(先手を取って相手にボケさせない気だ!金剛さん!頑張って!)

金剛「コンゴウと羊さんは、good friends♪だ~か~ら~」

金剛「なんでもっchu☆相談してネっ!」キラッ☆

提督「わぁぁ!!!バルカン戦争の人だぁ!!!!」

金剛「うあああああああああああああああああ」

ガチャッ

愛宕「おはようございま~す」

綾波「おはようございまーす……あら?」


金剛「なんでバルカン戦争だよう!!!!なんでバルカン戦争なんだよう!!!!!」ギリギリ

三日月「金剛さん落ち着いてください!」

提督「それならばお歳暮に干し柿を贈るまでだよ!下水道に住んでみやがれ!!!!!」

敷波「司令官は黙ってて!!!!」


愛宕「あらぁ……なんだかすごい事になってるわね~」

綾波「……あら、まあ」

……

吹雪「って事なんだけど……」

愛宕「ふぅん……そうだったのね」

綾波「司令官が……心配ですね」

暁「ふん!あんな人もうどうでもいいわよ!」

清霜「だめだよ暁ちゃん!そんな事言っちゃー!」

深雪「……」

望月「……大丈夫かな」

深雪「なにが」

望月「いや……綾波がさ」

深雪「……どう、なるんだろうね」

望月「すごいこわいんだけど」

卯月「そうだね」


清霜「あ!そうだ!愛宕さん、司令官に抱きついてよ!」ピコーン

深雪・望月「「!!!!?」」

愛宕「え?私が?」

敷波「え?え?なんで?清霜」

清霜「あのね、私大和姉さまや武蔵さんにだっこされるとすっごーく落ち着くの!」

吹雪「なるほど……それで胸の大きい愛宕さんに抱かせて、落ち着きを取り戻させる、と」

扶桑「いいアイデアかも……」

清霜「えへへー」

高波「き、清霜ちゃん……えらいね……えへへ」ナデナデ

時津風「違う意味で落ち着かなくなりそうだけどねー」


綾波「…………」


深雪・望月((無邪気&無知怖えぇぇぇえぇぇぇぇ))

愛宕「おやすい御用よー……えーと、提督?」

提督「エリンギは魚の仲間だとどれだけ言えばわかるのか武田鉄也ァ!!!」

愛宕「えーっと、ちょっとごめんなさいねー……えいっ」

ムギュッ

一同(((いったぁぁぁぁぁ!!!!!!!)))

綾波「……」

深雪・望月((こわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!))

提督「お?」

愛宕「よーしよし……大丈夫ですよぉ?」ナデナデ

時津風「おぉ……なんだかすごいよ」

暁「うまく……いくかな?」


提督「俺は堕天使なんかじゃねぇんだよッッッ!!!!!!!」バシー

一同(((駄目でした)))

提督「覚えておけ!!!!俺はいつか旅行に行く男だ!!!!」

愛宕「みんな、ごめん駄目だったわー」

敷波「ううん、ありがとうね」

時津風「しっかしこのおっぱいでも動じないなんて……本当にしれー、精神が……」

吹雪「いやいや……って、あれ?綾波ちゃん、どこにいくの?」

清霜「そうだよー!司令官をもとどおりにしようよー!」

綾波「ふふ、ごめんなさい。綾波はこれで失礼しますね」

深雪「でも司令官が」


綾波「あんなの……司令官じゃないですから」ニコォォ


一同((( )))

綾波「……ふふ♪それでは失礼します」バタン

一同(((怖ぁ)))

提督「おいおい!こんな所に床があるぜぇ!!?アザラシになった気分だ!!!!氷点下は近いぜ!!!!!いくぜ!ペンギン狩りだ!!!!」

敷波(まぁ、気持ちは本当にわかるけど)

金剛「……ねぇ、敷波ちゃん。急にこんなふうになってたんだよネー?」

深雪「あ、復活した」

敷波「うん……」

金剛「ねぇ、皆……心あたりなかったノ?昨日様子がStrangeだったとか」

望月「うーん……いつもの司令官だったけど……」

吹雪「……あの」

敷波「え?どうしたの吹雪?」

吹雪「前から気になってたんですけど……司令官」



吹雪「……いつも、変なドリンク……飲んでません?」


一同「「「……」」」

―――――――――――

提督『あー……生き返るなぁ』ゴクゴク

―――――――――――

一同「「「…………!!!!」」」

高波「た、たしかに……毎日、のんでます、けど」

時津風「でもそれが司令官の今の惨状と関係あるとは考えにくい気も……」

吹雪「でも、でもですよ?よく考えてみてください」

吹雪「普通の人間が艦娘を100人以上指揮できると思います?」

三日月「そ、それは……」

扶桑「たしかに……」

吹雪「……あくまで、仮定の話、なんですが」

吹雪「…………この鎮守府の運営のために、何者かが……司令官の体を、ドーピングで改造させて」

吹雪「無理やり、働かせてるとしたら……!!」

一同「「「…………!!!!」」」

吹雪「……そして、それを直接できるのは、ただ一人……」

ガチャ

明石「提督、おはようございまーす」

一同「「「明石さんっ!!!!!」」」

明石「えっ!!?な、なにっ!!?なんなんですか!!?」

深雪「正直に、正直に答えてくれよ」

時津風「あの司令官が飲んでるドリンク……明石さんが渡してるの?」

明石「そ、そうだけど」

吹雪「……明石さん」

暁「あれは……普通のドリンク剤じゃないわよね?」

明石「えっ!!?いや、そんなことっ」

清霜「だったら!!!」ばんっ

明石「ひっ!?」ビクッ

清霜「だったら、なんで司令官はあんなふうになってるのっ!」グスッ


提督「ファイティングポーズから始まる恋もあるから、俺は筋肉が大好きなんだ!!!!」サッ サッ

明石「えっ、なんで提督とち狂ったように腕立てを」

三日月「……かわいそう」グスッ

明石「えっ」

高波「あ、明石さん……もう、やめてあげてほしいです……」

明石「ちょっと、ちょっと落ち着いて!?なんであれが私の責任なんですか!?」

卯月「とぼけないで下さい!」

敷波「だって……司令官があんな風になっちゃったのは……あのドリンクのせいなんでしょ!!」

明石「え、えぇぇぇぇ!!!?ち、ち、違います!本当に違いますよ!!」

望月「明石さん……自首、しなよ」

明石「ちょっと!!!なんなんですか皆して!!!!」

明石「これはちゃんとしたドリンク剤で……!やましい事なんて何もないんですからね!」

暁「信じられないわ……」

明石「ぐっ……!」

金剛「きっとこわーいDrugがいっぱいはいってるんでしょう!」

明石「そ、そ、そんなに言うなら!」

スタスタ ガチャッ

明石「私がのんでみせますよ!」

敷波「え!?」

明石「いきますよ……んっ!」

明石「ごくっ……ごくっ……ぷは!」

明石「どーですか!なんともないでしょう!」

望月「……こういう時のために一本だけ中身すり替えてたとかじゃないの」

明石「なっ!!?正真正銘いつものやつです!ね!提督!」

提督「パピコ!!!!!」

明石「こいつっ……!」

明石「じゃあ提督も飲んで確かめてみてください!いつものやつだってこと!」スタスタ

提督「お?おお?おおおお?」

明石「はい、じゃあ口開けて」


提督「やめろおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


一同「「「!!!!?」」」

明石「えっ!?提督!?いつものやつですよ!?」ググググ

提督「断罪の時なのか!!!!その圧倒的質量の恐怖に俺が追いやられるサムシングか!!!」ググググ

明石「ちょっ……!!てい、とくっ……!!!!」ググググ

敷波「明石さん!もうやめて!」

扶桑「提督、嫌がってます!」

明石「なにかの間違いです!!!飲んでくださいぃぃ…………!!!!!」グググググ

提督「も、もはやこれは魔女狩りですわ!!!!!ピーターパンではないのですわ!!!!!」

深雪「もうやめて!!!!」

時津風「明石さん!!!お願いだからっ」

明石「そんな、はずはっ!!!」ググググ

提督「いやだああああああああああ!!!!!死にたくない!!!!!まだろくに!!!!生きていないのに!!!!!!!」ググググ

明石「はぁぁぁ!!!!??」ググググ

清霜「いま、しにたくないって……!!」

敷波「明石さんっ!!もうっ――……」

明石「どりゃああああああああ!!!!!!!」


がぽっ!!


提督「んごぉっ!!!!!」

ごくっ ごくっ ごくっ ごくっ

ごくっ ごくっ ごくっ ごくっ

ごくっ ごくっ ごくっ ごくっ

キュポンッ……

提督「……」

明石「……どうですか?提督」

敷波「……!!」

一同「「「……!」」」


提督「…………も」

提督「もう、少し…………」


提督「生きて、いたかった……」


ドサッ


敷波「…………え?」

ダッ

敷波「司令官!!」

時津風「しれー!!!!」

深雪「うそっ!!救急車!!救急車!!!!」

明石「え……うそっ……うそよっ……!!!!」

暁「司令官!!!!司令官!!!!いやっ!!しっかり、しっかりしてよぉ!!」

清霜「司令官!!!司令官っ!!!!!」

愛宕「お、おねがいよ!目を、目を覚まして!!!!」

卯月「司令官!!司令官!!誰か!誰か!司令官がぁ!!」

吹雪「うそです……!こ、こんなの、こんなのって……!」

望月「目、覚ましてよ……!真面目に、真面目になるからさぁ……!!!!」

敷波「…………しれい、かん…………!!!!」ポロポロ



ガチャッ


提督「で?見せたいものってなんだ?」

夕張「ふふーん、それはですね!まだ試作段階なんですが……!」

夕張「じゃじゃーん!提督のクローン、メカ提督……を……」


一同「「「…………」」」

提督ロボ「」


提督「あ、皆おはよう……夕張、あそこにあるやつか?うわすっげー……よくできてるな。何作ってんだお前」

夕張「あ―――――!!!!!!何やってるの皆!!!!」スタスタ

提督ロボ「」プスン

夕張「誰よ水飲ませたの!防水加工してないからショートしちゃったじゃない!!!!」


一同「「「「「「    」」」」」」

スタスタ

綾波「……みなさん?」

一同「「「「「「    」」」」」」


綾波「お人形遊び……楽しかったですか?」ニコ

……



提督「……あの」

綾波「どうしたんですか?」

提督「いや」

一同「「「「…………ぐすっ」」」」

提督「なんでみんなして俺に抱き付いてるのかな」

綾波「さぁ……まぁ、このくらいであれば……許してあげましょうか……」

提督「……?……みんな、暑いですし愛宕のあれがとんでもないので早くはなれてぇっ」



……

敷波「司令官、あれから体は大丈夫?変わりはない?」

提督「ん?まぁ、別に体はいつも丈夫だよ」

敷波「……そっか。よかった」

提督「でも、なぁ」

敷波「?どうしたの?」

提督「いや、あれから皆俺の体を異様に気遣うようになっちゃってさ……」

敷波「はは……心配なんだよ。あんなの見ちゃったから」

提督「そんなにひどかったのか?」

敷波「それはもう」

提督「まぁ、夕張も色んな言葉の単語をインプットさせただけって言ってたからなぁ……相当支離滅裂だったみたいだ」

敷波「あはは」

提督「笑い事じゃないよ……俺で遊ばないでって話だよホント」

提督「それはそうと、明石さんにちゃんと謝ったか?」

敷波「それはもう。皆ずっと土下座だったよ……すぐ許してくれたけど」

提督「ははは、あのドリンクで俺がおかしくなったと思ってたんだって?ないない」

敷波「まぁ、そうだね。おかしいのはあんなに同じドリンクをいつもグビグビ飲んでる司令官だしね」

提督「なにをー。いいだろー。好きなんだからさ」

敷波「あははは」

提督「まったく……はは、お前らは本当に……」

敷波「……司令官?」

提督「ん?」

敷波「…………あたし達の事、気に掛けて……指揮を頑張ってくれるのは嬉しいけど」

敷波「無理しちゃ……駄目だからね」

提督「おいおい、敷波まで皆みたいに心配性になっちゃって」

敷波「そりゃ、心配するよ。だって」

提督「はは、まぁお前らの提督だしな。俺は平気だから安心してくれ」

敷波「……」

<敷波!出撃するよー!

提督「お、ホラ。頑張ってこい!」

敷波「……」

提督「ん?どうした?」

敷波「……なんでもないよ。いってくるね」

提督「おう!」

スタスタ

敷波「……」

敷波(…………やっぱり、なんで皆があんなに心配するか気付いてないんだ)

敷波「…………かわいそうな司令官」クスッ


おわり

おつ
でも胸で言うなら金剛も扶桑も立派な物をお持ちですが

元ネタは 凛「かわいそうなプロデューサー」(http://elephant.2chblog.jp/archives/52020037.html)でした

艦これ風ローカライズが雑だったね。本当に申し訳ない

ちひろさんを明石に変えても口調的に何の違和感もなかった。つまり、こうだ、ちひろさんは明石


凛「かわいそうなプロデューサー」はある意味完成されてるssだからあまりいじりたくないのは解るけど
もうちょっとアレンジしてもよかったかもね

おつありです

>>52
いや、キャスティングを雰囲気重視で選んだから……ごめん。もうちょいうまいことやりたかったんだけど

>>55
そうだなぁ。次はもうちょい自然に読めるようにしたい

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年06月23日 (火) 03:33:28   ID: 4sAjmW2o

漬け物!

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