男「というのが百年前の話し・・・・・・っておい!聞いてるか!」
獣人「ひゃっ!きいてまふ!」
男「また寝てたろ、お前のために勉強教えてやってるんだから真面目に聞けよ・・・・・・」
ここは魔法科学専門学校、今日では魔族も人間も、エルフでさえともに勉強をしている。
獣人「だって僕は、一流の魔導師になるために来たんだよ?歴史なんて・・・・・・」
こいつは獣人、少し変わったところはあるけど俺の親友だ。
男「ったく、卒業できなくてもしらねえぞ?」
獣人「ややや・・・・・・それは困る」
友「よっすー!おっと、またいちゃいちゃしてんのかー?」
こいつは友、人間の男で俺の親友その2
男「まあ、そんなところだ」
獣人「違うよ!?」
男「まあまあ、落ち着けって」モフモフ
獣人「♪」
獣人の耳はもふもふで気持ちいい、これ豆な
友「おいおい、あんまりモフるなよ、うらやましいなあ!俺もさせろーっ」
獣人「友君は手つきが気持ち悪いからだめ」
友「・・・・・・」グスン
男「ぶふーっwww」モフモフ
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男「もふもふはいいけど、ほら、勉強!」
獣人「やだよー!勉強やだよー!」
友「あれ?この前のテスト・・・・・・」
獣人「うわあああ!その話はやめてえええええ!!!」
男「12点」ボソッ
獣人「」チーン
友「アホだな」
男「ああ、アホだ」
眼鏡「あ、あの、すいません。図書室では静かに、お、お願いします」
男「あ、すいません」
眼鏡「い、いえ、私も、こ、細かいことを、すいません」ペコ
友「え?細かいかな、それ」
眼鏡「あ、は、はい、細かくない、ですよね、す、すいません」ペコペコ
男「だ、大丈夫ですよ」
眼鏡「そ、それでは」
獣人「静かにしようね!二人ともっ!!」
男&友「静かにしろ」
獣人「はい」
獣人「・・・・・・」カリカリ
男「・・・・・・」ペラッ
友「・・・・・・」モフッ
獣人「せいっ」バキッ
友「ごふっ」
男「・・・・・・」ペラリ
獣人「・・・・・・」カリカリ
友「」チーン
男「・・・・・・」ペラッ
獣人「ふあ・・・・・・」
男「・・・・・・」チラッ
獣人「・・・・・・うー」カリカリ
友「・・・・・・」モフッ
獣人「・・・・・・」グシャッ
友「・・・・・・っ!?」ドサッ
男「・・・・・・」ダイジョウブカ
友「・・・・・・」ムリ…
男「・・・・・・」ペラッ
獣人「・・・・・・」カリッ
獣人「・・・・・・」
友「どした?」
獣人「ねえねえ、明日って二人とも空いてる?」
男「空いてるぞ」
友「空いてるけど?」
獣人「明日、遊ばない?最近できた、おいしいお店あるんだよ!そこ行こうよ」
男「俺はどっちでもいいけど……」
獣人「じゃ、決定ね!」
友「俺の意見は!?」
男&獣人「「却下で」」
友「お前ら、俺のことそんなに嫌いか」グスン
男「別にどっちでも・・・・・・」
友「よくねえよ!」
眼鏡「あ、あの静かに・・・・・・」
友「すいません」
男「あとで躾けておきます」
獣人「どういう意味!?」ビクッ
キーンコーンカーンコーン
男「あっ、昼休み終わったな、いこうぜ」
友「おう」
獣人「ちょっ、まっ、ねえ、躾けって」
――――――――そして放課後
放課後になって―――
友「男、まだHR終わんねえのか?」
獣人「ねえー躾けって……」
友「うっせえな!ドMか!」
獣人「ドっ、ドMじゃないもん!!」
男「廊下でなんつー話してるんだお前ら」
友「おっ、遅かっt」
獣人「ねえ、男、躾けって何!?」グイッ
男「・・・・・・犬か、お前は」
獣人「犬じゃないやい!」
男「アリクイ?」
友「キリンじゃね?」
獣人「ラインナップおかしいでしょ!」
友「小っちゃいからムシ系かな」
男「ミドリムシ」
獣人「それって、獣かな!?」
男「藻だな」
獣人「僕が藻なわけないだろ!」
友「怒涛のツッコミ!」
獣人「てへへ」
男「お前ら感情の起伏激しいな」
友「そんな褒めんなよ」
獣人「褒められてるの?なら、嬉しいなー、へっへーん」
男(一人で帰ろう)
友「あっ、あいつ一人で帰る気だぞ!捕まえろ!ワン公!」
獣人「わんわんっ!」ダダダッ
獣人「わんっ!」ギュゥ
男「抱き着くなミドリムシ、暑苦しい」
友「まあまあ、つれないこと言うなって」
男「・・・・・・はぁ」
帰り道―――
獣人「もふもふーっ!」
男「もふもふ気持ちいいな」モフモフ
友「俺達親友だろ?モフモフ・・・・・・」
獣人「だめだよ」
友「もふっ」モフッ
獣人「氷結魔法・・・・・・」
友「えっ、ちょっww」
獣人「くらえええええっ!!」
友「打ち消せ!」
男「おっ、友の打消し用の魔法初めて見た」
友「あっ、ミスった」カチーン
男「バーッカwww」
獣人「男ってたまに大笑いするよね、人が不幸になったときとか」
男「そんなことはない」
友「そんなことあるだろ!うー、さびぃ……」
獣人「威力は下げてあげたでしょ?」
友「もっと、身体に影響ない魔法はないのか!」
男「雷撃魔法とか?」
友「なんで、構えをとるんだよーっ!!」
男「冗談」
獣人(本当にやりかねないのが、男の怖いところなんだけどね)
友「くっ、俺はどうやらここまでのようだ・・・・・・、無念」
男「馬鹿言ってないで帰るぞ」
友「・・・・・・心配なんてなかった、いいね?」グスン
友「・・・・・・」
通行人A「・・・・・・」ジロッ
友「うぐっ」
男「どうした?」
友「凍ってる男が歩いてたら目立つだろ」
通行人B「・・・・・・www」パシャ
獣人「これは完全に見世物だね」
友「今度は若干、湿ってきたんだけど」
男「溶けただけだろ」
獣人「ざまあ」
友「くっそ、元はと言えb」
獣人「あっ、僕ん家あっちだから、じゃね!」ノシ
男「俺も」ノシ
友「お前ら、絶対許さんぞ!!」
男「うん、そうだね」
獣人「はいはい」
友「・・・・・・」
友「冷たいな・・・・・・氷も、あいつらも」
男「うまくねーよ」
男「ただいまー」
獣人「ただいまー」
男「お前ん家は隣の隣だ」
獣人「あれ?ここ、男の家か」
男「絶対わざt」
兄「おっす、おっす!獣人ちゃん来てくれたのねー!!」
男「・・・・・・」
獣人「男、ばいばい!」バタン
兄「あらら、男が怖い顔するから・・・・・・」
男「つい、うっかりな」
男(獣人は兄貴が苦手なだけなんだけどな・・・・・・)
母「男~♪ラララー♪今日の~♪料理当番は~♪」
男「俺だっけ」
母「ううん、お父さん」テヘペロー☆
男「なんだ、お前」
妹「お帰り」ニコッ
男「お前だけが俺の癒しかもしれない」
いつも通り、騒がしい家に帰ってきた。
なんかうざい兄、おせっかいな姉、優しい妹、純粋な弟
なんか報われない父、美人だけど性格があれな母で構成されている俺の家族。
なんでこんなに、子供が多いかっていうと・・・・・・
父「ご飯できたよー」
この優しい父がどんどん子供を養子に迎えるのだ。
というか、母から生まれたのは俺だけだ。うん。
母「食べようぜ!男!」
男「あ、うん」
この家にいると、慣れって怖いと思う。マジで
弟「腹減ったー!」
父「今日はシチューだ、たっぷり食べな」
母「お父さん、シチュー上手だものねー」
兄「うまし!だぜよ!」
妹「・・・・・・」シラッ
兄「・・・・・・」
母「皆、そろったわねー?」
母「いただきます!」
男「おいこら」
母「あれ?」
男「これで全員だな、いただきます!」
全員「いただきまーす!!」
姉「あれ?皆いただきますしちゃった?」
男「あっ」
兄「あっ」
母「えっ?」
父「んっ?」
弟「また?」
妹(731回目、遂に2年超えた・・・・・・)←気づいてた
姉「もう、皆ひどいよ!」
母「ごめんなさい、姉はいい意味で影が薄いから」
姉「影が薄いにいい意味とかあるの!?」
母「もう、影が薄いのも個性、よ!」
姉「それ、個性ないってことじゃないの!?」
妹「まあまあ・・・・・・」
しばらくして――
男「ご馳走様」 ダイタイオネーチャンコセイナイ…
弟「ご馳走様ー」 コセイノヒトツヤフタツアルワヨ!
父「お粗末様、風呂、入れてあるぞ!」 カゲガウスイトカ?
兄「俺、入ってくるー!」 ソウソウ、ソレトカ
男「俺は女性陣をなだめるよ、父さん、弟、休んでていいぞ」 オネーチャン、ナカナイデ
父「ははは、にぎやかだなあ……はぁ」 グスッ、モウイイモン…
男&父「はぁ……」 オネーチャン、ダイジョウブ?
弟(と、父さんと兄ちゃんが影を帯びている!!) ダイジョウブナワケナイデショ!グスッ
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