貞子「…………学園都市のご飯もなかなかいけますね」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

禁書「あっ！さだこ！その目玉焼きは私のなんだよっ！！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

貞子「別にいいじゃないですか！そっちは目玉焼きが６個あるんですよ！！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

禁書「５個と６個ではかなり違うんだよ！目玉焼きを返して！！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

貞子「私はこれまで何も食べてなかったんですよ！？それにもう食べっちゃったので返せませんっ！！」

禁書「なぁっ！？……ねぇ貞子？食べ物の怨みは恐ろしいんだよ？」

貞子「その程度の怨み、私に叶うとでも？」ﾌﾌﾝｯ

オティヌス「………」ｽﾔｧ…

禁書「ムキーーッ！！！」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

上条「…どうしてこうなった…？」

～回想～

上条「あれ～小萌先生からもらったプリントってどこだっけ～？」ｶﾞｻｺﾞｿ

禁書「と～ま～ご飯まだぁ～？おなかすいたんだよ～」ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

上条「ちょっと待ってくれインデックスさん！？ちょ、歯をギラつかせないで！！やめて！！？」ｶﾞｻｺﾞｿ

禁書「おっ！！これか！？」ｽﾞﾎﾞｯ（←山積みの本から引っこ抜いた音）ｸﾞﾗｯ（←倒れる音）

上条「うん？ぐっうごぉあああ！？」ｺﾞﾄﾄﾞﾀｺﾞｽﾊﾞｻｧ

禁書「とうま！大丈夫？」

上条「あぁークソ、不幸だ……………、？」

上条「何だコレ？」

禁書「どうしたの、とうま？」

上条「山積みの本の中から…名無しのビデオテープ？」

禁書「とうま…」

上条「うん、この中の映像を見ることによって上条さんの不幸パラメーターが吹っ切れると思う」

ここまで

また明日

てかその前に、まずビデオデッキなんて物を上条さん家に常備してあると思えんのだが？家計が苦しいのにそれを先に買うかね？

あぁそうか土御門の部屋で一緒に見ればいいのかこのビデオ。

>>7その点については考えてあります

そんじゃ投下します

上条「あ、でもビデオデッキは無いし、見れないよね！」

上条「でも捨てたら捨てたでなんか起こりそうだから捨てないでおこう…」

～その夜～

上条「なんだこの問題…プリントを逆さまにしたら答えが浮き出てくるとかそんなんじゃないよな…」

禁書「とうまとうま！今日の金○ロードショーは『リング』なんだよ！」

上条「…！『リング』か…」

禁書「もしかしたら食べ物がいっぱい出てくる美味しい感じの映画とかかも！！」

上条「いや、インデックス、『リング』はそんな生半可なもんじゃないぞ」

禁書「ほぇ？」

上条「『リング』はホラー映画だ。しかもこの『名無しビデオ』が関係している」

禁書「…！！それじゃあ…」

上条「ああ、まずはもしそうだった時のために『リング』を見てそれ用の知識を身に付けよう」

禁書「わかったんだよ！」

～『リング』を見終わったあと～

上条「え～っと…インデックスさん？どうした？」

禁書「そ、想像以上にホラーだったんだよぉ！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｷﾞｭｰ

上条「まあ世界を震撼させたホラー映画だしな」

禁書「………（死霊の女王…）」ｶﾞｸﾌﾞﾙｷﾞｭｰ

上条（聞く耳をもってねぇ…）

？？（………………）

～まあなんやかんやあって翌日～

上条「……もう朝か…」ﾉﾋﾞｰ

禁書「とーまとーまー！！」ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ

上条「朝から元気だなインデックスは…それで、どうした？」

禁書「とうまとうま！コッチに来てほしいんだよ！！」

上条「ご飯か？ちょっと待ってろ…」ﾉｿ

禁書「違うよ！とにかく早く！」ｸﾞｲｸﾞｲ

上条「わーったから腕を引っ張らないで痛い痛い！！」



上条「それで？見せたいものって？」

禁書「コレなんだよ！」ﾋﾞｼｯ

上条「こ…コレは！？」

上条「ビデオデッキ！？？何で学園都市に！？そもそも何で上条さんちに！？」

禁書「とうま…コレって…」

上条「まさか…名無しのビデオテープが何かしたっていうのか…？」

？？（これで…やっと見てもらえる…私のこと………）

上条＆禁書「……？！」ｿﾞｸｯ

とりあえずここまで

今日のどっかでまた更新するかも

ではまた

多分右京さんオカルト対決シリーズ（命名俺）じゃないかな
たしかタイトルは杉下右京「呪怨？」だったはず
リング篇は杉下右京「呪いのビデオ？」でこっちは十中八九これだった
結構な力業で締めてたなぁ、文章はこなれてないけど十分面白かった

あかんトリップ間違えた

いきなり出張が入って更新できない始末
生存確認もままならん
つーわけで更新します

上条「インデックス…どうする？」

禁書「見るしか道は見えてこないかも」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

ギャー仕事の電話がー
ごめん今日はここまで

やったね夜勤から帰ってこられたよ
今度こそ更新します

上条「だよな～…まあ取り敢えずデッキをテレビにセットしよう」

ｱﾚ?ﾄﾞｳﾔｯﾃｾｯﾄｽﾙﾝﾀﾞ?

ｱﾚ?ｺｰﾄﾞｶﾞﾅｲｿﾞ？

ｶｯﾃｺｲｯﾃｺﾄｶ?ﾌｺｳﾀﾞ…




上条「よし、セットし終わったぞ」

禁書「…私は見ないから、とうまが見てね？」ｶﾞｸﾌﾞﾙｷﾞｭｰ

上条「お、おう…」

上条（もし呪われたとしても幻想殺しがあるし……）

上条（はっ！今更だけどアダルティックなビデオだったらどうしよっ！？）

禁書「……………………」ｷﾞｭｰ

上条（インデックスは顔をうずめてるからAVだとしても誤魔化しが効くか？）

上条（どっちにしろ再生せざるをえないし…）

上条「インデックス、再生するぞ？」

禁書「……………………」ｺｸｯ

上条「よし……再生！！」ﾋﾟｯ

テレビ『ザアアアァァァァアアアァアア』ｽﾅｱﾗｼ

禁書「ッッッっっッッ！？？？」ﾋﾞｯｸｩｩｩ

上条「砂嵐！！よかった、何も録画されて『プツンッッ』え？」

テレビ『ザッザザッ…ザ……』

上条「おい、マジかよ…」

禁書「…………………………？」ｷﾞｭｰ

上条「……………………………」

テレビ『……………ｻﾞｯｶﾞｯｶﾞﾘｯ…ﾊﾞﾁｬ』

上条「………………………」

テレビ『ｶﾞｯ…ｶﾞｯ…ﾊﾞﾁｬ』

上条「………………………」

テレビ『…ｶﾞｯｶﾞｯ…ｶﾞｯ…ﾇﾙﾝ…ﾊﾞﾁｬﾝ…』

上条「………………………？」

テレビ「………………ｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯ」

上条「…………」

？？『…よっと……』

上条「っ！？」ｽﾜｯﾀﾏﾏﾐｶﾞﾏｴﾙ

？？「やっと井戸から出れた…壁ヌメヌメしすぎ…」

上条「……」ｱｾﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

？？「さ～て上条さんはどこかな？」

上条「！！？！？！？！？！？！！！？」ﾋﾞｯｸｩｩｩ

？？『あ、いたいた～』ｽﾞﾝｽﾞﾝ

上条「え！？えっちょっえ？！ええ？えっ！！？」

？？『いよいしょっと」ｽﾞﾇｫｫｵ

上条「…ウソ…だろ……！？」

貞子「どうも『お久しぶり』です！貞子です！！」