ユーゴ「驚きたいのは俺の方だぜ!いきなり俺の前を横切って捕まえてよ」
遊星「ミニ遊星だな」
ユーゴ「何だそりゃ」
ジャック「簡単に言えば小さい遊星だ。見ればわかると思うがな」
クロウ「ポケットの整理をしてたら3体ほど逃げ出したんだとよ」
遊星「困っていたんだ。これであと2体になるな」
ユーゴ「しかしミニ遊星なんてよく作ったな」
遊星「狭いところに入って作業する時はミニ遊星がちょうどいい」
クロウ「さっさと他のミニ遊星も探そうぜ」
遊星「そうだな」
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遊星「見つけたぞ!あそこだ!」
クロウ「ジタバタすんじゃねえぞ!」
ゴソゴソ
ジャック「何か取り出す気だ!」
遊星「い、いかん!空気大砲だ!」
ユーゴ「へっ!チビなら大した事」
遊星「小さくても威力は同じだ!伏せろ!」
ボマー「助太刀に来たぞ!」
ドカンッ
ボマー「ぐわあああああああああああああ」
クロウ「ボマー!」
ジャック「こうなれば遊星!」
遊星「こっちも空気大砲で反撃しよう!」ゴソゴソ
ユーゴ「さすがはミニ遊星だぜ。クールさも遊星と同じなんて」
キンッ
プラシド「ミニ遊星・・・!例の電光剣を取り出す俺と張り合うとは!」
鬼柳「ぶっ壊すんじゃねえぞ!」
プラシド「わかっている。そんなコンピュータ仕込みの剣術よりも俺の剣術の方が上だと言う事を見せてやる!」
キンッ
キンッ
キンッ
鬼柳「やりやがるぜ。あいつと互角に渡り合うなんてよ」
プラシド「俺と同じ動き・・・フッ」チャキッ
鬼柳「鞘なんかにしまってどうすんだ」
プラシド「来るがいいミニ遊星!俺は一歩も動かんぞ!」
ダッ
プラシド「突っ込んできたな・・・喝!」
スパッ
プラシド「俺と同じ動きをするならばそれ以上の動きを俺がすればいい。簡単な話だ」
鬼柳「斬るなって言ったじゃねえか!」
プラシド「・・・誰にでもミスはある」
遊星「ドカン!ドカン!ドカン!」
クロウ「空気大砲合戦だぜ」
ユーゴ「今なら捕まえる事ができるんじゃねえか?」
ジャック「俺が捕らえてやる。まあ見ていろ」
ユーゴ「気をつけろよ!」
遊星「ジャック・・・ミニ遊星!俺と大砲合戦の続きだ!」
ドカンッドカンッドカンッ
遊星「ドカン!ドカン!ドカン!」
ジャック「捕まえたぞ!」
バタバタ
ジャック「暴れるな!」
遊星「お前の好きなどら焼きだ。これを食って大人しく帰ろ」
クロウ「一件落着だぜ」
ユーゴ「ああ!」
遊星「これで3体だ。1体は斬られてしまったから後で修理しておこう」
遊矢「これがミニ遊星?」
柚子「可愛い!」
トテトテトテ
クロウ「抱きつき始めたぞミニ遊星」
遊星「女子中学生に抱きついてミニ遊星もさぞご満悦のようだな」
遊矢「・・・」
ジャック「睨むな!別に遊星は悪い事をしていないだろ!」
遊矢「いや・・・いい事思いついてさ」
ユーゴ「・・・そうか!」
遊矢「ちょっといい遊星さん」
ユーゴ「俺も遊星に頼みがあってよ・・・実は」
遊星「まったくお前達は・・・まあいいだろう」
数日後
遊星「完成したぞ、ミニ遊矢とミニユーゴが」
クロウ「何でお前らが」
遊矢「柚子にあげようかと思って」
ユーゴ「俺はリンに」
ジャック「隠しカメラでも仕込んでるのか?」
遊星「いや2人とも小さい自分を可愛がってもらいたいのだろう」
ジャック「煩悩の塊だな。これだから最近の若いデュエリストは」
クロウ「なあ遊星」
遊星「それが健全な男子中学生なんだ。俺達とは世代が違う」
ブルーノ「そうだよね」
遊星「みんなも覚えておいた方がいい。男子中学生は性に忠実なんだという事を」
終
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