エレン「好きなんだよ。」 (6)

ーある日の朝

ミカサ「私は兵士をやめることになった。」
アルミン「えぇっ!ミカサがいなくなったら大損害だよ!?」
ミカサ「…」
エレン「…よかったじゃねぇか!兵士はいろいろ危険だしよ!」
ミカサ「エレン…私はあなたが心配。あなたは私がいなければ早死する…。」
エレン「うるせぇんだよ!!俺はお前の子供でも弟でもねぇんだぞ!」ガタッ
アルミン「エレン!言い過ぎだよ!」
ミカサ「‥ごめんなさい。エレン、アルミン今までありがとう。」
アルミン「いや、僕のほうこそ今までありがとう。」
エレン「お、お前なんか…どこにでも行っちまえよ!家族でもなんでもねぇよ!」スタスタ
ミカサ「…!エレン!」トットットッ
エレン「ついてくんじゃねぇよ!」
ミカサ「ッ…!」グスッ
アルミン「ちょっとエレン!」


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アルミン「エレン酷いよ!なんで!?」
エレン「なにがだよ!あんな奴もう関係ないだろ!」
アルミン「…エレン。」

エルヴィン「みんなに報告がある!ミカサ・アッカーマンが兵士を辞めることになった!」
エッ!ナンダッテ?
ヤバクナイカ
エルヴィン「しかし!ミカサ・アッカーマンがいなくなっても我々は前進し続けるのだ!心臓を捧げよ!」
ハッ!
エルヴィン「以上だ!」

クリスタ「ミカサ!さっきのことは本当なの!?」
サシャ「そんなぁ〜!私は誰からパァンを貰えばいいのですか!?」
ユミル「サシャ…」
アニ「…」

ライナー「エレン!お前それでいいのかよ!?」
ベルトルト「うん!うん!」
コニー「なにがだっ?」
ジャン「」
エレン「なにがだよ!もう関係ねぇじゃんか!」
アルミン「エレン。様子がおかしよ!どうしたの?」
エレン「うるせぇよ!」ガタッ
ライナー「おい!」

ーミカサがいなくなる日

チュンチュン

ミカサ「あぁ、来てしまった。」
104期一同「ミカサー!元気でねー!」
ミカサ「ありがとう!嬉しい!」
アルミン「そういえばミカサどうして兵士をやめるの?」
クリスタ「確かに!」
ミカサ「私には婚約者がいる。その人と同棲をするため。」
104期一同「えっー!」
ジャン「」チーン
アルミン「ミカサそれは本当なのっ!?好きなのっ!?」
ミカサ「好きじゃない!でも…これは決められたことだから…」グスッグスッ
ミカサ「うわぁぁぁぁんっ!」
エレン「さっさっと行けよ!決められたことなんだろ?お前に意思はないんだろ?」
アルミン「酷いよっ!なんでそういうことを言うんだよ!」ペチン
エレン「…じゃあな。」

ー数時間後

クリスタ「ミカサもうついたかなー?エレンどうしたんだろー…」
ユミル「ついたんじゃねぇか?」
シーン

アルミン「どうしたんだよ!エレン!」
エレン「俺はッ!~ッ!ミカサのことが好きなんだよ…」
コニー「マジかっ!!じゃあヤバくねぇかこの状況!」
アルミン「コニーは静かにしててね。」
エレン「なのによぉ‥」グスッ
ジャン「何泣いてんだよ!この死に急ぎ野郎!テメェはミカサを傷つけたこの事実は変わんねぇ。だがよぉ!ミカサを取り返すことはできんだろーがよぉ!」
エレン「…!でも!」
ジャン「でもじゃねぇ!金持ちだろーがなんだろーが取り返すんだよ!」
エレン「ジャン…!」
ライナー「ジャンにしてはいいことを言うな!しかしどうやって取り返すんだよ?」
ベルトルト「そこ重要だよね。」
ジャン「それは…アルミンが!こういうの得意だろ!」
アルミン「えっ!僕?」
エレン「みんな、ありがとな…」
コニー「息はしていいか…?」
このあとコニーには空気を読む練習をさせられたそうな…

ーミカサ

婚約者「よぅ!お譲ちゃん!あらまこりゃあすんげぇべっぴんさんだなー!」
ミカサ「…ありがとうございます」
婚約者「お嬢ちゃんのお腹の上についてる上等なりんご見たいなー」ゲヒゲヒ
ミカサ「…削ぐ…」ボソッ
婚約者「いやぁーでもソレみたら俺のバナナがなぁー」ゲヒゲヒ
ミカサ(帰りたい…)
婚約者「あ!バナナ見ちゃう?」ゲヒゲヒ
メイド「ディナーの時間です。」
婚約者「やっとか!お譲ちゃん!たくさん食べな!」
ミカサ「ありがたく…いただきます…」


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