亜美・真美「ネットカフェ・シスターズ」 (26)

双海姉妹がネットカフェで遊ぶ話
キャラ崩壊有り


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AM 4:50


真美「うあうあー!亜美!ちょ→マッハでいかないと遅刻確定っしょ!」

亜美「いや…これはもう急いでも遅刻だから仕方ないっしょ→…」

真美「諦めないで亜美!パパに車で送ってもらえばまだ希望はあるよ!」

亜美「パパは昨日からけんきゅーかい?とかいうのでいないよ…」

真美「うあー!そうだったー!こうなったら最終手段でタクシーだ!急ぐよ!」

亜美「あ、ちょっとまってメールだ」ピロン

真美「絶対兄ちゃんから催促のメールっしょ!」

亜美「…真美」

真美「どったの?」

亜美「今日の撮影、夕方の五時からだって…」

真美「え」

亜美「12時間後だって」

真美「え」

亜美「兄ちゃん、スケジュール間違えてたってさ」

真美「そりゃないっしょ…あんなに急いだのに・・・」

亜美「ミキミキとお姫ちんとひびきんももう現場近くまで行っちゃったから時間潰してるって」

真美「あーもう、これは文句の一つでもいってやらなきゃ気がすまないっしょ!兄ちゃんの番号・・・あった!」prrrrrr



ピッ

P『おう。どうした真美』

真美『どうしたもこうしたもないっしょ!睡眠不足はお肌の天敵なんだよ!』

P『待て落ち着け真美!もう一回寝ればいいじゃないか』

真美『もうお化粧もしちゃったし服も着替えちゃったの!どう責任とってくれるのさー!』

P『わ、悪かったって・・・』


亜美「真美ちょっと変わって」パシッ

真美「あっ」


亜美『兄ちゃん、反省してるふりなら猿でもできるんだよ・・・』

P『お、おう・・・』

亜美『本当に申し訳ないと思ってるなら誠意ってもんを見せてもらわなくちゃなりませんなあ』

P『ゴージャスセレブプリン・・・』

亜美『亜美達これから12時間も暇な時間を過ごすんだよ?』

P『二個ずつ!』

亜美『まだまだ足りないっしょ→』

P『ぐっ…お小遣い一人3000円でどうだ!』

亜美『もう一押し!』

P『んんんん!5000円だ!!』

亜美『その言葉がききたかった!交渉整列だね!』

P『それを言うなら交渉成立だろ・・・』

亜美『どっちでもいーの!じゃあ切るね!」ピッ


亜美「というわけで臨時収入1万円が入りました」

真美「兄ちゃんが悪いんだからちかたないね」

亜美「とりあえずこのお金で遊ぶのは確定として」

真美「12時間も何して遊ぼうか」

亜美「運が良ければミキミキ達と合えるかもしれないし、とりあえず現場付近までいこっか」

真美「そだね」

亜美「ヘイッ!タクシー!」ビッ

真美「亜美、変装変装!」


ガチャ、バタン


運転手「どちらまで」

亜美「○○までお願いします」

運転手「はい」



ブロロロロロ

ガチャ


運転手「730円です」

亜美「ありがとうございましたー」

真美「ましたー」



亜美「さて、タクシー代を除いて残り約9000円」

真美「一人4500円くらいって考えるとショッピングとかは無理だね」

亜美「となると比較的安上がりなカラオケとかかな」

真美「結構ぜーたくなカラオケができるね」

亜美「うーん、でもカラオケってちょっと前竜宮小町で行ったんだよなあ」

真美「んー、じゃあ違うところ探してみよっか」

亜美「・・・あ!そうだ!ネットカフェはどう?」

真美「お、いいですなぁー久々にいきますかい?」


亜美・真美「んっふっふー」

真美「お、それっぽい店があった」

亜美「ここの会員カードならもってるよ!」

真美「じゃあここで決まりだね!」


ウィーン


店員「いらっしゃいませー、お席どうなさいますか?」

亜美「どうする?」

真美「とりあえずネットゲーム席でいいんじゃない?」

亜美「じゃあこことここで・・・席のしきりはずしてもらえますか?」

店員「かしこまりましたー、少々おまちください」

ガタガタッ

亜美「この独特の匂いと雰囲気がたまりませんなー」

真美「いやはやまったくまったく・・・」ガタガタ・・・ガコン

亜美「こういうところのしきりってやたらたてつけ悪いよね」

真美「ドアも低いから覗こうと思えば他の部屋覗けるしね」バタン

亜美「ふぅー、やっと暑苦しい帽子とメガネにおさらばっしょー」

真美「あんな格好してたら喉かわいてしかたないっしょ」

亜美「あ!変装とく前に飲み物取ってきておけば良かった!」

真美「あー・・・いまから着なおすのも面倒な・・・」

亜美「ここは犠牲を減らすためにもどっちかがとりにいかなくちゃならないっしょ・・・」

真美「となれば・・・S○2は?」

亜美「真美の方がやりこんでるからダメ」

真美「P○O2」

亜美「できればわかりやすく対戦型のがいいな」

真美「うーん、他に2人ともできるゲーム入ってるかな・・・」カチカチッ

亜美「あ、これいいんじゃない?なんかよくわからない格ゲー」

真美「えー、コマンドとか何もわかんないじゃん」

亜美「手探り感が面白いんだよ」

真美「うーん、じゃあこれでいっか」

亜美「決まりだね!いざ尋常に・・・」


亜美・真美「勝負!」

真美「・・・フッ」

亜美「・・・クッ」

真美「国へ帰るんだな、お前にも家族がいるだろう」

亜美「くそう・・・波動拳コマンドで何もでない格ゲーとか格ゲーじゃないっしょ・・・」

真美「あのひょこひょこした動き波動拳出そうとしてたんだ・・・」

亜美「格ゲーといったらあれって感じあるでしょ」

真美「あるね」

亜美「兄ちゃん世代は波動拳コマンドってきいただけで頭に浮かぶらしいし」

真美「それだけス○Ⅱの影響は大きかったのだよ・・・あ、真美はコーラで」

亜美「くそう覚えてたか・・・」

真美「真美がそんな大切なこと忘れるわけないっしょー」

亜美「・・・行ってくる」

亜美「だたいまー・・・はいコーラ」スッ

真美「ご苦労。亜美は何にしたの?」

亜美「カルピスと桃ジュース混ぜたやつ」

真美「あー・・・ドリンク混ぜ合わせの中ではわりとおいしそう」

亜美「普通にコンビニとかでも桃味カルピス売ってるからね。おいしくないことはないでしょ」ゴクゴク

真美「どんな感じ?」

亜美「桃ジュースにカルピスの喉につっかかる感じを加えたようなの」

真美「それは純粋に桃ジュースでよかったんじゃないかな・・・」ゴクゴク・・・


真美「ブフォ!!!」

亜美「・・・んっふっふー、ひっかかったね」

真美「亜美・・・なにこれ・・・」

亜美「んーと、コーヒーに麦茶混ぜて色をそれっぽくして、炭酸水混ぜたやつ」

真美「うわあ・・・限りなくあわなそうなものばっかり混ぜてきたね・・・」

亜美「流石に匂いでばれるとおもってたけど見事に引っかかったね」

真美「んー、そこまでいやな匂いって感じじゃなかったから安物のコーラ使ってるのかなって・・・」

亜美「流石にコーラはそんなビターな香りしないっしょ」

真美「いやでも理想とのギャップにびっくりしただけでそんなにまずくはないかも」ゴクゴク

亜美「え、まってまってちょっとだけ飲ませて」

真美「いいよ。はい」スッ

亜美「ありがと」ゴクゴク


亜美「ブフォ!!!・・・ッゲホッゲホ」

真美「んっふっふー、あんなもんがおいしいわけないっしょー」

亜美「なんで・・・さっき普通に飲んでたじゃん・・・」

真美「真美ほどの使い手になれば喉をいい感じに鳴らすことくらい造作もないのさ!」

亜美「くっ、はかったな・・・!」

真美「ま、ちょっとした仕返しっしょー」

亜美「・・・次は2人で口直しになりそうなものとってこよっか」

真美「そだね」


亜美「そういやさ」

真美「ん?」

亜美「ここって席の交換ってできたっけ」

真美「さっきできるってかいてあるの見たよ」

亜美「じゃあさ、ちょっとだけマッサージシートいってみない?」

真美「こんなぷりっぷりの乙女には必要ないっしょー」

亜美「まあまあ、たまにはピヨちゃんの気持ちを味わってみるってことで」

真美「ん、まあいいけどさー、あ、すいませーん店員さーん」

亜美「よーし、席がえ完了っしょ!」

真美「なんとなく部屋の雰囲気が他の席と違うね」

亜美「ドアの感じもなんか広めだし、何より席が三つしかないってのがね・・・」

真美「なんか真美達が使ってるのが申し訳なくなるっしょー」

亜美「マッサージされてる間はパソコンに手とどかなそうだねこれ」

真美「なんかそのへんの漫画もってこようか」

亜美「あ、じゃあ亜美ドラゴン桜読み直したい」

真美「なかなか渋いですなあ・・・じゃあ真美はゲットバッカーズで」

亜美「お、ミキミキがEDをカバーしたやつだね」

真美「実はミキミキが歌ってるのをきいて読み始めたんだ」

亜美「ふーん、面白い?」

真美「面白いけど途中で設定がよくわからなくなる」

亜美「昔の漫画あるあるだね」

真美「ドラゴン桜も踊りながら英単語覚えたりするしね」

亜美「わりとめちゃくちゃなところあるよね」

真美「だがそれがいい」

亜美「わかる」


真美「さて、漫画も持ってきたし、いざスイッチオンっしょ!」ウィーン・・・ブブブ

亜美「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛」ブブブブブブ

真美「揉み゛ほ゛ぐさ゛れ゛る゛ぅ」ブブブブブブ




~10分後~




亜美「あ゛ぁ゛あ゛・・・あ、おわった」

真美「なんか漫画よんでる余裕とかなかったね」

亜美「わりとマッサージ機の音もうるさかったし、席がすくないことも含めて申し訳なくなる」

真美「普通に漫画よもっか」

亜美「そだね」

~~~



亜美「ふぅ・・・三巻まで読み終わった」

真美「えー、はやい。真美まだ二巻目の半分くらいだよ」

亜美「なんやかんや一時間くらいは漫画読んでた気がするね」

真美「実際何時間たってるんだろ」

亜美「あ、ケータイ隣にあるよ」

真美「あったあった・・・えっと、え?」

亜美「どったの?」

真美「漫画読み始めてから二時間もたってる・・・」

亜美「えええええ!いっつも家で読んでるときは三巻なんて一瞬で読み終わっちゃうのに!」

真美「こういうところで読むと時間がはやくすぎるよね・・・」

亜美「ここまでとは・・・おそるべしネットカフェ」

真美「そういえばそろそろお腹すいてこない?」

亜美「あー、確かにそろそろお昼だね」

真美「何か食べ物頼もうか」

亜美「メニューは・・・あった」

真美「うーん、どれもやっぱり割高っしょー」

亜美「普通のファミレスとかより2~300円はたかい感じするよね」

真美「まあ兄ちゃんのおかねだからいっか」

亜美「じゃあ亜美この醤油ラーメンで」

真美「あー、ラーメンもいいけどカレーも捨てがたい・・・」

亜美「半分こする?」

真美「いいの?」

亜美「亜美もカレー食べたい気分だったし丁度いいっしょ」

真美「来たね」ホカホカ

亜美「うん」ホカホカ

真美「見た目はなんかチープな感じがするね」

亜美「サービスエリアとかででてきそうだね」

真美「サービスエリアしかりネカフェしかり、なんでこんなチープなものがおいしく感じるんだろう」モグモグ

亜美「そりゃあ、家とは違う特別って感じがでてるからっしょ」ズルズル

真美「空腹は最高のなんとやらですな」

亜美「多分違う」

真美「亜美、とりわけ皿とって」

亜美「はい」

真美「カレーこんなもんでいい?」ヨソイヨソイ

亜美「いーよ。ラーメンは慎重にいかないとこぼすかもっていう緊張感があるね」ヨソイヨソイ

真美「あ、でっかいお肉あったからあげる」

亜美「お、じゃあ亜美もチャーシュー一枚あげるよ」

真美「平和だね」ズルズル

亜美「ね」モグモグ

真美「なんかお腹いっぱいになったら眠くなってきちゃった」

亜美「んー、ネカフェの雰囲気もちょっと薄暗くて眠気をさそうね」

真美「そろそろお店でようか」

亜美「んー、そうしよ」

真美「伝票持ってくからコップ片付けてもらっていい?」

亜美「ラジャーだよ」

真美「・・・んー、ねえ亜美」

亜美「何?」

真美「せっかくだからさ、他の人の部屋一個くらいのぞいてかない?」

亜美「えー、流石にばれたらやばいっしょ」

真美「だいじょーぶだよ、いまあんまり人入ってないみたいだし」

亜美「うーん・・・それなら・・・一室だけいってみますか」


亜美・真美「んっふっふー」


亜美「お、なんかあそこの部屋から人の気配がしますなあ」

真美「なんか中の人の呼吸が荒いね」

亜美「ここのネカフェちょっと設定温度高めだし、暑がりさんなんでしょ」

真美「そうかもね・・・さって、どうやって覗こう」

亜美「背伸びじゃちょっと足りなそうだね」

真美「かといってジャンプしたら音でばれそうだし・・・肩車とか?」

亜美「・・・」

真美「・・・・・・」

亜美・真美「じゃんけんぽん!あいこでしょ!・・・」


真美「なかなか決着が付きませんなあ・・・」

亜美「流石我が分身といったところか・・・」prrrr

真美「電話だよ」

亜美「では一時休戦ということで」

真美「兄ちゃんからだ」

亜美「一回切ったほうがいいんじゃない?」

真美「メール送ろう」ポパピプペ

真美「あ、返信かえってきた」

亜美「なんだって?」

真美「えーっと、『暇だろうから取材の仕事入れておいたぞ』・・・だって」

亜美「えぇ・・・」

真美「兄ちゃん空気よまなすぎっしょ→」

亜美「まいっか、場所はこのすぐ近くっぽいし」

真美「そだね。ちゃっちゃか終わらせてとりあえずミキミキ達と合流しよっか」

亜美「よーし、そうと決まれば、レッツラゴーだよ!」

~~~


prrrrr


P『音無さん』

小鳥『はい、なんですか?プロデューサーさん』

P『今夜音無さんの家で飲みとか・・・』

小鳥『食事代浮かせようったってダメです』

P『はい』

ちょっと早いしこのSSになんの関係もないけど伊織誕生日おめでとう
いおりんのおでこぺろぺろ

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