亜美「ネタの影武者!」真美「勝手にランキング!」 (52)

亜美「というわけで、今回みんなに影武者してもらう芸人さんはこちら!」バーン

ゆってぃ「みんなー! アイドル目指して12年!32歳ゆってぃでーす!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな! それ!ワカチコ!ワカチコ!」

千早「…くっ…」

響「千早…そういう意味じゃないぞ…」

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真美「みんなにはゆってぃさんの芸風でオリジナルのネタを考えてもらいま――す!」

真美「一番評価が低かった人はーーー」

真美「ライブでそのネタをやってもらいまーす!」

「「ええええーーーーっ!」」

春香「じゃあ、大観衆の前でスベるってこと?」

真美「はるるん正解。罰ゲームだからスベってもらわなきゃ」

雪歩「…そんな…」ウルウル

真「雪歩! まだ決まったわけじゃないよ!ああっ!穴ほっちゃ駄目だって!」

亜美「ではでは! 早速ネタを考えて下さい!はいスタート!」

響「いきなりすぎるぞ!」

千早「仕方ないわね…考えましょう…」







亜美「はい!みんな完成したね」

真美「じゃあゆってぃさんどうぞ!」カミワタシッ

ゆってぃ「うぃっす」









亜美「発表の順番はまず9位から発表するよ」

真美「そして最後は1位を発表!」

春香「つまり呼ばれなかった人が最下位というわけだね」

伊織「この伊織ちゃんが1位にきまってるじゃない」

雪歩 ガクガクブルブル

亜美「ではさっそく第9位!」









真美「まこちん!」

真「えええーーっ! 低くないかなっ!」

伊織「ええ低いわよ」

真「そんな…自信あったのに…」

雪歩「まあまあ…ビリじゃなかったし…いいんじゃないかな?」

真美「ではゆってぃさん!お願いします!」









ゆってぃ「ゆってぃもうこんなんだからもう何があっても全く気にしないの!」

ゆってぃ「ゆってぃこの前、街でチンピラ3人組に絡まれちゃったの」

ゆってぃ「こっち睨みつけてるからお金よこせって言われるもんだと思ったら」

ゆってぃ「まっすぐ前を見て歩けよ。くじけるな。って言われちゃったーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな! 」

ゆってぃ亜美真美「それ!ワカチコ!ワカチコ!」

伊織「微妙ね」

春香「うーんやっぱ9位って感じ」

美希「美希的にはビリって感じかな」

真「……」

貴音「真。頑張ってください。くじけないで」

真「僕がビリみたいになってるしーーー!ぎりぎりで9位だからっ!」

亜美「ゆってぃさん、どうでしたか?」

ゆってぃ「うーん僕のコンセプトにはあってるんだけどねー」

真「なら」

ゆってぃ「でも展開が唐突すぎるかなー なんでいきなりくじけるなって言ったかもわかるようにしないと」

真「そうですかぁ…」トホホ

雪歩「でもビリじゃないだけいいよ真ちゃん」

真美「ゆきぴょんはもう少し目標高くして!」

亜美「次は8位の発表です」

亜美「第8位は!」









真美「はるるん!」

春香「び、微妙……」

亜美「ではゆってぃさん、お願いします!」

ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があっても全く気にしないの!」

ゆってぃ「ゆってぃこの間、街でファンに声かけられたの」

ゆってぃ「あっいつも見てます! あの人でしょあの人」

ゆってぃ「言ってみてーーーー!」

ゆってぃ「どこをどう間違えてんだよーーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!

ゆってぃ亜美真美「それワカチコ!ワカチコ!」

伊織「まあまあね」

美希「確かにゆってぃさん、そういうネタあるかな」

春香「…まあ似てるって言われるのは…嬉しいかな」

千早「いいわよ春香。私は面白かったわ」

春香「ほんと? ありがとう!」

亜美「はいではゆってぃさん。評価をお願いします」

ゆってぃ「うーんとね、まあ確かに僕のネタにこういうのあるんだけどねー」

春香「おお」

ゆってぃ「でも春香ちゃんらしさがゼロになっちゃってるかなー」

伊織「似すぎてても駄目ってわけね」

春香「やる前に言ってくださいよ……」

亜美「次は第7位の発表です!」

亜美「第7位は!」











真美「ひびきん!」

響「えええーー! もっと上だと思ってたぞ!」

亜美「ではゆってぃさん、お願いします」


ゆってぃ「ゆってぃ、こんなんだからもう何があっても全く気にしないの」

ゆってぃ「ゆってぃこの間、痴漢に間違われちゃったの」

ゆってぃ「なんとか誤解はといたんだけど、最初捕まった時、被害にあった子にこう言われちゃったの」

ゆってぃ「あんた何なんですか!芸人のゆってぃにあこがれてるのか知りませんけどね!ゆってぃさんはこんなことしませんよ!」

ゆってぃ「ホンモノだーーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!」

ゆってぃ亜美真美「それ!ワカチコ!ワカチコ!」

春香「痴漢ネタはちょっと……」

ゆってぃ「うんうんwwwwww僕もちょっと傷ついたかなwwwwwwww」

響「えええっーー!? わーごめんなさいー 後できちんとおわびするさーー!」

ゆってぃ「じゃあ僕とデートしてくださいwwww」

響「そ、それはちょっと……」

亜美「はい、ひびきんのおわびは後にして第6位の発表です!」

亜美「第6位は!」









真美「ミキミキ!」

美希「やったなのー!」

雪歩「いいなぁ…」

亜美「ではゆってぃさんお願いします」

ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があっても全く気にしないの」

ゆってぃ「ゆってぃこの間友達に会って、久しぶりに飲んだんだけど」

ゆってぃ「めんどくさくなって寝ちゃったーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!」

ゆってぃ亜美真美「それ! ワカチコ!ワカチコ!」

春香「ゆってぃっていうより美希の話じゃんwwww」

伊織「そんなんじゃ…友達なくすでしょ…」

響「ゆってぃさんひどいぞ……」

ゆってぃ「いやいやいやwwwwww僕じゃないからwwww美希ちゃんだからね!」

亜美「はい、ではゆってぃさん評価をお願いします」

ゆってぃ「うん、もう皆言ってるようにこれは僕じゃなくて美希ちゃんの話ですねwwwwww」

ゆってぃ「僕はどっちかっていうと寝取られるほうかなwwwwww」

春香「か…悲しい…」

貴音「人生とは山あり谷ありです」

ゆってぃ「いやそんなにマジで慰めないでくれる?」

亜美「さあどんどん行きましょう! 第5位の発表です!」

春香「こっからが上位だね!」

亜美「第5位は!」









真美「あずさお姉ちゃん!」

あずさ「あらあら。うれしいわー!」

亜美「ではゆってぃさんお願いします」


ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があっても全く気にしないの!」

ゆってぃ「ゆってぃに限らず小さい頃ってあだ名つけられるじゃん?」

ゆってぃ「ゆってぃの場合小学生のころ、ウマって言われてたの」

ゆってぃ「もはや人間ですらねえーーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!」

ゆってぃ亜美真美「それ! ワカチコ!ワカチコ!」

ゆってぃ「これはねwwwwww僕リアルであったよwwww」

春香「ええええっ!」

ゆってぃ「小学生が中学生だったら完全に一致してたんだけどね」

あずさ「おしかったわー」

亜美「第5位!」









真美「いおりん!」

伊織「まあまあいいじゃない」

春香「さすが…」

亜美「ではゆってぃさんお願いします」

ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があっても全く気にしないの!」

ゆってぃ「ゆってぃこの前、友達とカラオケに言ったの」

ゆってぃ「出番が回ってきてゆってぃが歌いはじめたら、みんな一斉にトイレに行っちゃったーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!それ!」

ゆってぃ亜美真美「ワカチコ!ワカチコ!」

真「これは確かにきついですよね…タイミングが悪かったとはいえ…」

ゆってぃ「ゆってぃね、これ今まで四回ぐらいあるからねwwwwww」

響「そ、それは神がかってるな…」

ゆってぃ「最初いおりちゃんどっこで僕のこと見てるのかなって疑ったくらいで」

いおり「あたしを誰だとおもってんのよ」

亜美「えっとまだ呼ばれてない人手あげてみて」

ハイッ

真美「お姫ちん、ゆきぴょん、千早お姉ちゃん、やよいっちの4人だね」

春香「一番笑いに縁のない人が残ってるし…」

響「誰がビリになってもおかしくないぞ……」

亜美「では第3位の発表です」

亜美「第3位は!」









真美「千早お姉ちゃん!」

千早「よかった」ホッ

亜美「ではゆってぃさんお願いします!」


ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があっても全く気にしないの」

ゆってぃ「ゆってぃこの間大家さんとお話したわけ」

ゆってぃ「いやーゆってぃさんアパートの名前テレビで言ってくださいよー」

ゆってぃ「いやーあんまテレビ出てないっすよーって謙遜したの」

ゆってぃ「そりゃそうですねーって言われたよーーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!それ!」

ゆってぃ亜美真美「ワカチコ!ワカチコ!」

ゆってぃ「千早ちゃんもなかなかのこと考えるねwwwwww」

千早「ゆってぃさんのネタを見て考えただけなんですか…なんでこんなに評価が高いのかわかりません」

ゆってぃ「クールだねー」


春香「千早ちゃん意外とセンスあるなあ」

真「うん。すごく面白いよ」

亜美「では第2位!」









真美「お姫ちん!」

真「ええええっ?」

響「正直貴音はビリだと思ってたぞ…」

亜美「ではゆってぃさん、お願いします」

ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があっても全く気にしないの」

ゆってぃ「ゆってぃこの間ラーメン屋に行ったわけ」

ゆってぃ「そしたら他のお客さんに見つかって、あっゆってぃさんじゃないですか」

ゆってぃ「面白い食べ方してくださいよ!」

ゆってぃ「無茶ぶりはやめろーーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!それ!」

ゆってぃ亜美真美「ワカチコ!ワカチコ!」

響「意外と普通さー……」

貴音「響…基本をないがしろにしてはいけません」

ゆってぃ「君、お笑いの基本とかしってるの?」

貴音「先ほどでぃーぶいでぃーを10本ほど」

ゆってぃ「速いねーwwwwwwしかも飲み込みも速いねwwww」

亜美「意外な特技発覚だね」

亜美「さあいよいよ1位の発表ですが」

真美「まだ呼ばれてない人ー」

ハイッ

亜美「ゆきぴょんとやよいっち」

やよい「び、びりはいやですー」

雪歩 ガクガク

亜美「第1位!」









真美「ゆきぴょん!」

雪歩「へ?……わ…たし?」

亜美「うんゆきぴょんが間違いなく1位だよ」

春香「ええええー?」

やよい「」

美希「信じられない、の!」

亜美「ではゆってぃさんお願いします」

ゆってぃ「ゆってぃこんなんだからもう何があってもまったく気にしないの」

ゆってぃ「ゆってぃこの間街で女の子に声をかけられたの」

ゆってぃ「その女の子に、あの衣装、ものすごく似合ってますよ! 」

ゆってぃ「どういう意味だーーー!」

ゆってぃ「きょうれつぅー! ちっちゃいことは気にするな!それ!」

ゆってぃ亜美真美「ワカチコ!ワカチコ!」

亜美「はい、ちなみにビリになったやよいっちですが…」

やよい「う…う~…」

亜美「今度のライブでネタをやってもらいます」

やよい「でも二人ともワカチコだけはやってくれるんですよね?」

亜美真美「やりません」

やよい「えええ~!」

真「とりあえず見せてよやよいの考えたネタ」

亜美「ではやよいっち、お願いします!」

やよい「う…うー…」

やよい「やよいっちこんなんだからもう何があっても全く気にしないの!」

やよい「やよいっちこの間身体測定があったんだけど、1年前とまったく身長変わってませんでした~」

やよい「きょうれつぅー! ちっちゃいことはきにするな!それ!」

やよい「わかちこ!わかちこ!」







やよい「」ジワッ

千早「高槻さん……」

あずさ「よしよしがんばったがんばった」ギュッ

響「こ、こんなのアイドルの仕事じゃないぞ…」

ライブでそのネタを披露したやよいであったが、

その姿がかわいいとファンの間で話題となり、やよいファンが急増した。

一部ではスベり萌えという概念も生まれた。



お わ り

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