萩原ですが? [咲-saki-] (37)

咲sakiのハギヨシが主人公のSSです。彼の高校時代を書きますので、見たくない人は回れ右

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不良「よーしセット完了」キョウシツノドア二コグハンケシセッチ

不良B「おー来てる来てるぜ」

女子B「ねえ…ちょっとやめなよこんなこと」

不良B「ああ?うるせーなこんなのタダの遊びっしょ」

不良A「なんならてめーが代わりに…」

ガララッ

ポロ…



パシッ

ハギヨシ「おはよう…ございます」朝日キラキラAND決めポーズ

女子「キャアアアァアアア!萩原くぅ〜ん!」

男子「すげぇ!頭上を確認してないにも関わらず平然と黒板消しを受け止めた!」

男子「しかも頭にはチョーク粉ひとつついちゃいねえ!」

ハギワラクーンモウガマンデキナイダイテーオコトワリシマスヤーンアイカワラズツレナーイデモソコガイイオレノコトモダイテクレーハギワラーテイチョウニオコトワリシマス

不良「チッ…萩原のヤロー…」

男子トイレ

ハギヨシ「…」キイ…バタン

不良グループ(ニヤニヤ)

不良B「よっと」タプン

不良B「せーのっ!」ザッパァアァアン

不良A「どーよ?少しは目ぇ覚めた?」バケツカラン

ギャハハハハ

スタスタ













ハギヨシ「やれやれ…にわか雨ですが…」

カササシナガラ


教室

キーンコーンカーン

ガラッ

ハギヨシ「…おや?私の机が…」スカッ

不良(ニヤニヤ)

担任「どうした萩原?机がないのか?」

女子「…あ…あのそれじゃ萩原くん。私の椅子に…」

男子「い…いやぜひ俺の椅子に…!」

ワタシノ!オレノノ!アタイノ! ワイワイガヤガヤ

ハギヨシ「いえ…お気になさらずに」

マドカラカラ




ハギヨシ「私は…ここで結構ですから」後光キラキラ



男子女子担任「〜〜ッ」


キャアアアアァアアァア!

ハギヨシ「ティーチャー!」パチン

ハギヨシ「授業を始めてください。」

パタパタ

ハギヨシ「おや?バードさんも授業に?」

バード「チュンチュン」

ソ…ソレジャ39ページヒライテ

不良(……)

放課後

女子「キャアアア!萩原くんが高速移動しながら、クラス全員の机を磨いているわー!」

女子「動き早すぎて、写真取れなーい。」

男子「は…萩原くん」

ピタッ

ハギヨシ「何か…?」

男子「えっとせ…先生が萩原くんに手伝って欲しいことがあるから理科準備室にって…」

ハギヨシ「承知しましたすぐに参りましょう」

スタスタ

男子(ごめん…萩原くん)

コンコン

ハギヨシ「…失礼しま」ガラ

グイッ

ピシャ

ハギヨシ「……!?」

不良C「おいっ暴れさせんなよ下職員室だからなっ」ドタバタドタバタ

不良B「……よーしちゃんと縛ったか?」

ハギヨシ拘束中



不良B「萩原ァ お前どこ中出身だ?」

不良A「調子こいてんじゃねーよ」

ハギヨシ「…私は小林私立NAGANO学園出身ですが」

不良A「コバヤ…しらねーや!ヤバイ先輩の繋がりもなさそうだし…」

不良A「とりあえず顔面百本ノックいっとく?」不良B「やばい薬品ぶっかけて生体実験とか」不良C「全裸に網タイツ姿写メってクラスの女子に一斉送信」

不良A「!それいただき!よかったな〜萩原これでお前も変態デビューだぜ」プチプチハラッ

ハギヨシ「…………」

不良A「ん…なんだこの匂い…」クンクン

ゴォオオォオオ

不良B「しまった…!タバコに薬品が引火して…」

不良A「くそっ逃げんぞ…ってドア開かねえ!なんでだおい!」ドンドンドンドン

箒「ハーロー」

ハギヨシ「………」

不良A「携帯は俺ら教室の中に置いてきたから、助けも呼べねーし…」

不良C「そうだ…火ィ消せる薬品とかあんじゃね?」

ハギヨシ「下手に触ると危ないですよ」

不良ABC「 」

不良A「いっ…いつの間に縄解きやがった…!?てかなんでそんな平然としてんだよ!?お前!」

ハギヨシ「やれやれ…」

ハギヨシ「本当に騒がしい人たちだ……
どいて下さい」

スタスタ

不良ABC「!?」

「秘技」 キュッ

[モンブチコンバートレペティションサイドステップ](龍門渕執事流反復横跳び) シュタシュタシュタシュタ



不良A「…何…やってんだ?」

不良B「いやよく見ろ…!あれは激しく左右に動くことで風を起こそうとしている!」

不良C「ま…まさか萩原のやつ!その風で火をかき消すつもりなのか!?」

不良A「冗談だろ…んなことできるわけ…」

ハギヨシ「………」 シュタシュタシュタシュタ

不良B「いやでも奴のあの目は本気だぞ…
心なしか火の勢いを弱まった気が…」

ハギヨシ「………………………」シュタシュタシュタシュタシュタシュタ






不良ABC「…………」

職員室

ドンドンバタバタ

先生A「なんか上が騒がしいですねぇ」

先生B「ちょっと見てきます」ガタッ

不良A「おいおい、その程度かよ萩原ぁ」
キュッキュッキュッ

ハギヨシ「あなたこそっ息切れが激しいですよ」シュタシュタシュタシュタ

不良B「俺の俊足舐めてもらっちゃ困るぜ」キュッキュッシュタシュタ

不良C「俺の残像についてこれるかなぁ?」シュタシュタキュッキュッ



ドンドンドッドスドス


先生B「なんだなんだー」

先生B「こらっお前らぁ!」

ガラッ



先生「 」

プスプス…シュー…


不良ABC「「「ゼーハーゼーハー」」」

ハギヨシ「………………」

先生B「一体…何の儀式をしようしてたお前ら……おい萩原!」

ハギヨシ「…一身上の都合により火災が発生し、下の階の先生方に助けを求めるべく騒がしくしておりました」

不良A(!?風を起こしてたんじゃ!?萩原のやつ俺らをはめやがった?!)

先生B「…でその一身上の都合って?」

ハギヨシ「…………」

不良A「!………………」

ハギヨシ「…彼らにアルコールランプの使い方を手ほどきしておりました。…全ては私の責任です」

不良A「!」

先生B「そうか、クラスメイトに勉強を教えることは結構だが…勝手に使うのはダメだぞ」

先生B「職員室に来なさい。反省文を書いてもらう」

ハギヨシ「…やれやれ一筆したためますか」

ハギヨシ「全て…筆記体でね」

カンッ

次スレ投下します

龍門渕屋敷

ハギヨシ「ただいま帰りました。旦那様。」

透華父「おお…おかえり萩原」

ハギヨシ「お嬢様は?」

透華父「透華は疲れて寝ておる。それより萩原例の…」

龍門渕屋敷

ガチャ

ハギヨシ「ただいま帰りました。旦那様。」

透華父「おお、おかえり。萩原」

ハギヨシ「お嬢様は?」

透華父「疲れて寝ておる。それより萩原例の…」

連投すいません、間違えました

萩原「ハッこちらが期末テストの結果でございます」

透華「…おお…前回と同じ全教科満点じゃないか。保健体育に関しては120点だと…何々性知識がティーンエイジャーの域を超えていますだって?流石萩原やはりお前を龍門渕に引き抜いたのは正解だったな。」

ハギヨシ「ありがたきお言葉…」

訂正

透華「父」入れるの忘れてました

透華父「まあそれくらいはやってもらわなくてはな。なんせお前はあの頑固な透華の唯一お眼鏡にかなった執事だからな」

透華父「まったくあれにも困ったものだ。私専属の執事を付けるならこの私に相応しい方を自分で選ばせていだきますわ!なんて言うもんだからな」

ハギヨシ「…しかし旦那様お嬢様のその常に物事に対して一切妥協しない向上心と意識の高さはお嬢様の伸ばすべき長所かと思われますが」

旦那様「ふむ…まあいいところで萩原高校生活には慣れてきたか?」

萩原「はっ、つい先日ちょっとしたトラブルが起きましたが、特に問題なく対処できました」

透華父「うむ…上手く良っているのなら、それでいい。ところでな萩原…」



ハギヨシ「!聞こえます…お嬢様の…私を呼ぶ旋律の音が…」ミミスマシ

ハギヨシ「旦那様…申し訳ありませんが私はこれで…」

透父「あ…ああ」

ハギヨシ「それでは」シュタッ

小学生透華「ピュイィイイイィイー」指笛

小学生歩「お嬢様…ハギヨシさんは馬じゃないんですからその呼び方はどうかと…」

透華「何言いますの?!歩!先日の乗馬の訓練で身に付けたこれを今使わないでいつ使いますの?!」

歩「いや、馬を呼ぶときに使うべきかと…しかもこれじゃハギヨシさん自分が呼ばれているって気がつかないんじゃ…」

ハギヨシ「お待たせしました」シュタッ

歩「うひゃあ!」

歩(この人の登場シーンは毎度毎度心臓に悪いなぁ…)

ハギヨシ「…お嬢様ぐっすりお休みはできたでしょうか?」

透華「な…なぜ?私が就寝していたことに気づいたんですの!?」

ハギヨシ「それは旦那様が…というよりお嬢様の口元に涎の後が…」

透華(〜〜〜〜!)ゴシゴシ

歩(プッ……)

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