渋谷凛「くっせえええええええええええええ!!」 (65)

渋谷凛「くさいくさいくさいくさい!!!!」

渋谷凛「こっそりプロデューサーのスーツ嗅いだらめちゃくちゃくっさーーーーーーーーー!!!!」

渋谷凛「いつもの匂いはどこにいったの!!??」

渋谷凛「癒しの匂いカムバーーーーーーク!!」













卯月・未央「・・・・・・・・・うわぁ」

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前日

卯月「お疲れ様です!」

未央「いや~、今日もレッスン疲れたねー」

凛「そうだね」

卯月「それじゃあ、帰りましょうか!」

凛「あ、私まだ用事が残っているから、先帰ってて」

未央「また~~?最近しぶりん付き合い悪いよ~」

凛「ごめんね」

卯月「まぁまぁ!用事なら仕方ありません!私たち先に帰っておきますね」

凛「うん、また明日」

未央「また明日~~~~」バタン




未央「ねえねえしまむー」

未央「・・・しぶりんの後つけてみない?」

卯月「ええ、でもいいんでしょうか・・・悪い気が・・・」

未央「大丈夫大丈夫!しぶりんは私たちが帰ったと思ってるから、10分後に事務所に戻ってみよう!」

卯月「もう!少しだけですよ」ニヤニヤ

未央「おお!しまむーも乗り気だね!!」ニヤニヤ

卯月「しかし、一人残って一体なにをしているんでしょうか?」

未央「うーん・・・しぶりんは真面目だからトップアイドル目指して笑顔の練習なんかしてたりして!!」

卯月「そんな!イメージと違いすぎますよ!」

未央「人はみんな裏の顔を持っているものだよ!しまむー!!」

卯月「私は、凛ちゃんはきっと学校の宿題やスケジュール確認をしていると思います!」

未央「えーつまらないよー」

卯月「とりあえず静かに待ちましょう」

10分後

未央「さあ!10分たったよ、しまむー!!」ボソボソ

卯月「開けますよ!開けますよ!」ボソボソ

未央「そぉーと!そぉーとね!」ボソボソ

キィィ…

















凛「ああ・・・プロデューサー・・・いい匂いだよぉぉ」

卯月・未央「・・・・・・」

卯月・未央(・・・・・・・なにこれ)

凛「はぁ~~~~、鼻孔を突くこの芳醇な香り・・・全脳を支配されるような感覚」

凛「脳のシナプス信号が活発化して、わずかな電流が増幅して全身を痺れさせるこの快感!!」

凛「涙腺が緩むほどの刺激と、高鳴る鼓動・・・抱きしめられるような多幸感!!」

凛「プロデューサーのスーツの匂いは、世界中のどんな花よりもいい匂いだよ・・・」



卯月・未央「・・・・・・あれ~、これはおかしいな~・・・」

凛「もうだめ・・・これなしには生きていけない・・・」クンクン



未央「しまむーー!!これどゆこと!!??」ボソボソ

卯月「わかりません!!ただ凛ちゃんがおかしくなっちゃいました!!」ボソボソ

未央「しぶりん・・・これはだめだよ・・・アイドルとしてというか人として!!」

卯月「こんなことを一人夜していたなんて・・・意外に暇なんですね凛ちゃん」

未央「暇だからって、暇のつぶし方に問題ありすぎだよこれは」

未央「これはやめさせた方がいいね、確実に」

卯月「どうやってやめさせるんですか?」

未央「それは、みおちゃんにおまかせあれだよ!」バッ

卯月「それは!!」




未央「シュールストレミング~!」






[シュールストレミング]
臭気指数計:8070Au

[世界一臭い食べ物と呼ばれている塩付けのニシンの缶詰です。
テレビ等で紹介されることもあるので、知っている方も多いのではないでしょうか。
ネット上でも勇士の方々が食しているのが紹介されています。]









卯月「ど・・・どうしてそんなものを・・・!」

未央「わかんない」

卯月「ま、まあいいです!それでどうするんですか?」

未央「ふふふ!しまむー、しぶりんを見てみなさい!」

卯月「!!」

卯月「プロデューサーさんのスーツの襟足を執拗に嗅いでいる!!」

未央「そう!つまり、プロデューサーのスーツにこれを付着させておけば」

卯月「明日またスーツを嗅いだときに、凛ちゃんはえづくということですね!!」

未央「これでしぶりんはプロデューサーのスーツの匂いを嗅がなくなるのさ!!」

卯月「そうと決まれば凛ちゃんが帰るまで、身をひそめておきましょう」

未央「いや、一旦私たちも外にでよう」

卯月「どうしてですか?」

未央「いやー、このシュールストレミングってさ、屋内で開けたら臭すぎて最悪気絶するんだよね」

未央「それどころか液体が服についただけで一生落ちないから、取扱いは屋外限定なんだよ」

未央「だから、外でこの缶を開けてからまた戻ってこよう!」

卯月「・・・それプロデューサーさんのスーツにつけるんですよね?」

未央「そうだよ??」

卯月「その、「そうだよ」ではなく流石にまずいんじゃ・・・」

未央「????」

卯月「ええ~~~・・・・・・」




未央「と、いうわけで外に来ました!!」

卯月「ではあけましょうか」

未央「待ってしまむー!!」

卯月「なんですか!?」

未央「普通に開けたらだめだよ!開缶と同時に噴出するガスに失神する人もいるからね!!」

卯月「ええ!そんな!」「じゃあどうやってあけましょう!!」

未央「ビニール袋~~([たぬき]風に)!!」

卯月「は?」イラッ

未央「このビニール袋を上から被せるように開ければ問題なくあけれるのさ!」

卯月「な、なるほど!!それで匂いの拡散を防ぐのですね!」

未央「よしじゃあ開けるよ!!」

パカッ!!! プシューーーーーー!!!!
未央「くさああああああああああ!!」

卯月「やっやああああ!ビニール越しでこの匂い!!」

未央「っごほ!!うっ!!!!!!!おえええええええええ!!」

卯月「離れましょう!!一回はなれましょう!!」

1時間後

未央「ようやく落ち着いたね・・・」

卯月「これを事務所まで持っていくのは不可能ですね・・・」

未央「しょうがない、プロデューサーのスーツをこっちに持って来よう!!」

キィィ… 

事務所内

未央「流石にしぶりんは帰ったみたいだね」

卯月「早めにスーツを持っていきましょう」タタタ…

--------------------------------------
屋外

未央「よし、それじゃあスーツにこのシュールストレミングの液体を付着させよう!」

ピチョピチョ

未央「うわあ~くさいよ~~、でもしぶりんを真人間にするため・・・しぶりんを真人間にするため・・・!!」

卯月(こんな缶詰を日常的に所持するのも、人としてどうかと思いますが・・・)


未央「よし!できた!」

卯月「あとはこれをセットしておけば、明日には凛ちゃんがプロデューサーさんのスーツの匂いを嗅がなくなりますね!」



翌日


渋谷凛「くさいくさいくさいくさい!!!!」

渋谷凛「こっそりプロデューサーのスーツ嗅いだらめちゃくちゃくっさーーーーーーーーー!!!!」

渋谷凛「いつもの匂いはどこにいったの!!??」

渋谷凛「癒しの匂いカムバーーーーーーク!!」













卯月・未央「・・・・・・・・・うわぁ」

凛「どうして!!こんなにくさいはずが・・・!?」

凛「あれ?私疲れてるのかな?」

凛「そういや最近レッスンの疲れが体にのこっているような・・・ストレスは人の五感を低下させるっていうけど」

凛「もう一度、嗅いで確認してみよう」クンカクンカ

凛「くっせええええええええええええ!」

凛「くさい!くさすぎる!!」

凛「どうして!?このスーツからは全く癒し成分が感じられない!」

凛「強いて言えば魚介系!!」

凛「でもどう見てもこのスーツはプロデューサーのスーツ!!」

凛「見間違えでもない!!」

凛「やっぱり私疲れているの?」

凛「いや、でも昨日もちゃんと寝て体は健康そのもの」

凛「でも今嗅いでみたらプロデューサーの匂いはしなかった・・・!」

凛「もう一度確認を!!」クンクン

凛「くっせええええええええええええ!!」


凛「はあはあ!!くさい・・・こんなくさいのは初めて・・・!!」

凛「そんな・・・これはプロデューサーのスーツじゃない!?」

凛「でも今匂ったとき、かすかにプロデューサーの匂いがした!!」

凛「もしかして別の匂いとまじった可能性が!!」

凛「やっぱりこのスーツはプロデューサーのスーツであっている!?」

凛「もう一回嗅いで確認を・・・」クンクン

凛「くっせええええええええええええ!!」



未央「しつこいな!!」

卯月「これ、凛ちゃんやめますかね?」

未央「いやー、どうだろ・・・」

凛「プロデューサー・・・匂い変わったのかな?」

未央・卯月「……」





翌日

武内P「やめてください!渋谷さん!!」

未央「しぶりん落ち着いて!!そんなの絶対間違ってるよ!!」

杏「きらり!早く止めて!」

みく「こんな魚本物の猫でも食べないにゃ!!」

凛「どうして?この缶を開けるとすっごくいい匂いがするんだよ?」

凛「それにこれはプロデューサーの匂いでもあるんだよ?」




プシュッ!! ぷ~~~~~~~~ん



未央「ぐああああああああ!くさいくさい!!」

多田「全然ロックじゃないよーーー!」

凛「ああ~~~~!いいにお~~~~い!!」


FIN


いや~、今日の夕方に 「ボクはカワイイから友達がいないのは仕方ないですね」 を書き終えて、次もまじめなの書こうかと思ったんですが、
なかなか案がまとまらず、こんなものを書いてしまいました。

① 凛・まゆ・みりあ・Pたちでおままごとをする話(ギャグ)
           OR
② 5年後の346プロで銀行への不渡が発覚、メンバーはもう10人しか残っておらず、残り半年で2000万の金を用意できなければ事実上の倒産の境地
アイドルブームはとうに過ぎ、ドーム開催も不可能の状況でどうするか。(真面目)

どちらがいいか、よければ①か②でお答えいただけたら幸いです。





あと、こんなくさい話を最後までよんでいただきありがとうございました。
GW、研究が始まる前にもうひと作品だけなんとか書きたいです

前回とギャップが激しすぎるとは思いますが、ギャグ・ハーレム・シリアス・なんでも大好物です。

明日の12時に集計して、書きたいと思います。
では、ありがとうございました!!

2の場合はまだ未定ですが今のところは

渋谷凛 島村卯月 輿水幸子 的場梨沙 横山千佳 赤城みりあ の6人と、残りは年齢の低い14歳以下のキャラを考えています。

では①の方向で、書きたいと思います。
それではhtml化してきます。
コメントありがとうございました!

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