モバP「コタツにはいって10年目」 (63)
イヴ「みんな揃うの久しぶりですね~」
杏「だね。でも急に行って大丈夫?」
P「見られて困るものはないし、こういうサプライズならあいつらも喜ぶだろ」
杏「え!?もしかして言ってないの?」
P「そうだけど?」
杏「本当に大丈夫?いきなり泰葉が裸エプロンとかで出てきたりしない?」
P「…………いや、最近はそれはない」
杏「前はあったみたいな言い方だね」
P「…………新婚時代な?」
イヴ「あ、見えてきましたよ~♪」
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ガチャ
P「ただいまー!」
?「パパおかえりー!」メイドフク
泰葉「pちゃん、違うでしょ」メイドフク
p「あっ!えっとえっと…ママ、なんだっけ?」
泰葉「ふふっ。おかえりなさいませ、ご主人様」ペコリ
p「おかえなさいませ!ごしゅじさまー!」ペコリー
P「……………」ガクッ
泰葉「あれ?どうしました?」
杏「プロデューサー、自分の妻子に何やらせてんの?」ジトー
P「俺は無実だ!」
イヴ「可愛いメイドさんです〜♪」
泰葉「おや?」
p「あーっ!」
杏「やっほー、泰葉」
イヴ「お邪魔します〜」
泰葉「ふふっ。ようこそ、いらっしゃいまし」
p「あんずちゃんといぶちゃんだー!」
杏「よう、ちびっ子。杏さんが来てやったぞ」
p「ちびっこじゃないもん!pだもん!」
杏「杏よりちっちゃいのは全部ちびっ子なんだよ」フフン
p「むーっ!」ムーッ!
P「はいはい。いつまでも人の娘いじってないで中入れ」
泰葉「今日は賑やかになりそうですね」フフッ
P「悪いな、いきなり」
泰葉「いえいえ。お二人ならいつでも大歓迎ですから♪」
P「そうだな」
P「それはそれとして、二人は着替えてこいよ」
泰葉「似合ってませんか?」
P「似合ってるけど」
泰葉「よかった♪」クルッ
杏「よし。pは杏が脱がしてやろう」ガシッ
p「きゃーっ!」キャッキャッ
イヴ「うふふ。私もお手伝いします〜♪」
泰葉「着替えてきました」
p「きまった!」
杏「プロデューサー、いい加減杏にコレちょうだい」
P「絶対ダメ」
杏「けちー」
P「大体お前子育てなんて出来ないだろうが」
杏「そこはほら、きらりがいるから」
P「余計心配だよ!」
杏「ひどーい。pだって杏と一緒に暮らしたいよねー」
p「あんずちゃんといっしょ?パパとママはー?」
泰葉「バイバイ、pちゃん」クスン
p「やー!p、パパとママがいい!」
杏「ガーン!」
P「ふふん」
泰葉「ふふっ」クスクス
泰葉「お茶どうぞ」
杏「ういー。……あ〜、これこれ」ズズズ
イヴ「落ち着く味ですね〜」ズズズ
p「いぶちゃん、おちつくあじってなあに?」
イヴ「う〜んとぉ…大好きな味、って事かな?」
p「へー!」
泰葉「ふふっ。ありがとうございます。でも急にどうしたんですか?」
P「うん。久しぶりに揃いそうだったからさ」
イヴ「うふふ。めっきり会えなくなりましたから、チャンスは大切にしないとですし〜」
杏「て言っても杏はちょいちょい会ってるけどね」
P「お前はもう少し仕事しろよ」
杏「やだよ、面倒臭い」
P「お前がそんなだからいつまでも後輩Pが苦労してるんだろうが」
杏「いいのいいの。あれできっとやり甲斐とか勝手に感じてるんだから」
泰葉「ふふっ。相変わらず楽しそうですね」
イヴ「杏さんもすっかりプロデューサーさんですね〜」
杏「まさかこの杏さんが社畜になる日が来るとはね…」ハァ
P「どこの世界に定時きっかりですぐ帰ろうとする社畜がいるんだよ」
杏「ここにいる」ドヤァ
p「どやー!」
杏「違う違う。もっと上から目線で、どやぁって」
p「んーと…どやー!」ドヤァ
杏「おー、上手い上手い」
p「えへへ!どやー!どやー!」
P「だから変な事教えるなってば」
泰葉「そう言えば、その後輩Pさんって先日の方ですか?」
P「そうだよ」
杏「あれ?泰葉あいつの事知ってるの?」
泰葉「はい。Pさんに忘れ物を届けに行った時に」
杏「え?事務所に来たんなら言ってくれれば良かったのに」
P「そうそう。あの時泰葉スカウトされたんだよな」クックッ
泰葉「はい。ふふっ」
杏「え!?何それ?詳しく!」
泰葉「はい。この間…」
〜回想〜
事務員「それではこちらで少々お待ちください」
泰葉「はい。お願いします」
泰葉「…………」キョロキョロ
泰葉(来るの久しぶり…。誰か知ってる人いないかなー…)キョロキョロ
「あの…」
泰葉(んー…今夜は何鍋にしましょうか…)
「あ…あの…」
泰葉「?」
「少々、宜しいでしょうか?」
泰葉「えっと…私?」
?「はい。貴方です…」
泰葉「はい?」
泰葉「アイドルですか?」
?「はい。アイドルに…興味はありませんか?」
泰葉「えっと…私、スカウトされてるんでしょうか?」
?「そのつもり、です。…もし、貴方が少しでもアイドルに興味があるのでしたら…一度やってみませんか?」
泰葉「んー。どうしましょうか」
?「宜しければ、名刺だけでも…」
泰葉「これはこれはご丁寧に。えっと…後輩Pさん?」
後輩P「きっと…新しい自分を見つけられるはず…です…」
泰葉「ふふっ。ちなみに、どうして私を?」
後輩P「それは…………笑顔です」
泰葉「笑顔、ですか」フフッ
P「泰葉お待たせー」
泰葉「あっ♪」
P「悪いな、わざわざ」
泰葉「いえいえ。こういうの一度やってみたかったので♪」
P「そうか…。あれ?」
後輩P「どうも…」
泰葉「ふふっ。PさんPさん」
P「うん?」
泰葉「私、アイドルにスカウトされちゃいました♪」
P「ほお?」
後輩P「ええと…チーフのお知り合い、でしょうか」
P「ああ、会うの初めてだったか。俺の妻」
泰葉「どうも、妻です」ペコリ
後輩P「……………えっ?」
P「ちなみに元アイドルの岡崎泰葉」
泰葉「どうも、元アイドルのもう岡崎じゃない泰葉です」ペコリ
後輩P「……………えっ?」
〜回想終了〜
泰葉「と言う事が…」
杏「なぜその場に杏を呼ばなかった!」
P「いやぁ、あの後の後輩Pの狼狽えっぷりと言ったら」クックッ
杏「えっ!?あの鉄仮面が!?」
P「気づいてなかったとは言え、元アイドルをアイドルにスカウトした訳だからな」
泰葉「ふふっ。私、まだまだアイドルいけますか?」
P「余裕」
杏「その時は後輩Pじゃなくて杏に言ってね」
泰葉「杏さんのプロデュースですか?」
p「ママアイドルになるのー?」
泰葉「どうしようかなぁ。pちゃんはママにアイドルになって欲しい?」
p「ママがやるならpもやるー!」
杏「なるほど、親子ユニットか」
イヴ「うふふ。それなら私もまたやりましょうか〜」
杏「イヴは本当に変わってないから無問題」
P「杏も似たようなもんだけどな…」
泰葉「ふふっ。そうですね。またあの頃みたいに…」
P「そうなったら杏もまたアイドルしないとな」
杏「は?」
P「大丈夫大丈夫。その昔、アイドル兼プロデューサーをやってた人いるから」
杏「え?いやっ」
泰葉「ふふっ。勘を取り戻すまでは杏さん頼りですね」
杏「いや、ちょっと…」
イヴ「頑張りましょうね、杏さん♪」
杏「いやいやいや…」
P「pも一緒なら3人分追加だな。杏も含めて4人分?」
杏「ムリムリムリ」
P「イケるイケる。人間その気になれば200人くらいまでなら同時にプロデュース出来るから。出来たから」
杏「あんたと一緒にするな!」
P「まあ冗談はさておき」
泰葉「あら?冗談だったんですか?」
P「ん?まあやりたいなら協力はするよ」
杏「やめてくださいしんでしまいます」
イヴ「ちょっと残念です〜」
杏「杏まではともかく、pはどうなの?」
P「なにが?」
杏「アイドル。やるんなら杏もやぶさかではないけど」
P「泰葉次第かなぁ。俺はどっちでも良いし」
泰葉「pちゃん次第ですね。本当にやりたいならやらせてあげたいですが、………無理強いはしたくないですから」ナデナデ
p「?」エヘヘ
杏「そっか…」
イヴ「pちゃんはどうですか〜?アイドルやりたい?」
p「えっとね、うんと……pおなかすいたー!」
P「…………そうか」
泰葉「ふふっ。話し込んじゃいましたね。いま準備するから待っててね」
P「お前らどうせ食べていくだろ」
杏「もち!」
イヴ「いただきます〜♪」
泰葉「じゃあ張り切って沢山準備しないとですね」
イヴ「お手伝いします〜」
p「pも!おてつだい!」
泰葉「じゃあ、お願いしようかな」
P「杏は?」
杏「え?やだ」
泰葉「お待たせしました〜♪」
p「できたよー!」
杏「待ってました!」
泰葉「急に人が増えたので追加の具材を切るのをpちゃんがしてくれたんですよ」
イヴ「pちゃん、ちゃんと猫さんの手が出来てましたね〜」
p「にゃー!」グー
P「へー。頑張ったな、p」ナデナデ
p「えへへ!でもね、まだママみたいにトントンってきれないの」
泰葉「大丈夫だよ。ママだって最初は上手く出来なかったから。だんだん上手くなろうね」
p「うん!pがんばるー!」
杏「おう。そして杏を養ってくれ」
P「なに子供にたかろうとしてんだよ…」
杏「さあ、久しぶりの泰葉鍋だー」
イヴ「美味しそうです〜」
杏「pはなに切ったの?」
p「えっとね、にんじんさんとねぎさん!」
杏「なるほど。野菜ばっかりか…」
P「いや、食えよ」
杏「杏は肉がいいかなー?」
p「あんずちゃん、すききらいしたらめーなんだよ!」
杏「うぐっ…!」
P「そうそう。好き嫌いしたら大きくなれないもんな」
p「うん!それにね、きらいしたらママがしょんぼりするのー」
泰葉「pちゃん…」ナデリ
p「ふわっ。えへへ」
杏「ああ、もう!食べればいいんでしょ」
杏「ああ、やっぱりこの味だね」モグモグ
イヴ「泰葉さんの味ですね〜」モグモグ
P「p、熱くないか?」
p「うん。だいじょうぶ!ふーふー」
泰葉「ふふっ。またまだあるからね」
p「うん!えへへ。ママなんだかうれしそうだね!」
泰葉「うん。賑やかだからね」
P「うるさいのが一匹いるからな」
杏「ほらイヴ、何か言い返さないと…」
イヴ「ええ〜。Pさんひどいですぅ」クスン
P「イヴじゃねえよ」
泰葉「ふふっ」
杏「それにしてもさ、あの頃に話したみたいになったね」
P「なんだっけ?」
杏「ほら、歳とってもこの四人でコタツに入って鍋つついてさ」
イヴ「うふふ。そういえば、言ってましたね〜」
杏「ね。んでさ、その頃にはちびっ子が増えてるかもねーって」
泰葉「ふふっ。その通りになりましたね」
p「ちびっこじゃないも!」
杏「はいはい」
P「杏がプロデューサーになってたり、イヴがサンタ界で偉くなってたりしてるけどな」
泰葉「アイドルは辞めましたが、私はあの頃のまま、Pさん一筋ですよ?」
P「知ってる」
杏「あ、あとあれだ。プロデューサーが泰葉に素直になった」
P「もう何に怯える必要もないからな」
杏「いやでもまさかここまでデレるとはね」
イヴ「いつまでもラブラブで素敵です〜♪」
杏「事務所で毎日惚気話を聞かされる杏の身にもなってよ…」
泰葉「どんな事言ってるんですか?」ワクワク
P「い、色々とな…」
杏「大丈夫。こいつは絶対泰葉とp以外眼中にないから」
P「こいつ言うな。俺が何年我慢したと思ってんだよ。今更泰葉とp以外好きになるワケないだろうが」
泰葉「はい、そこは信用してますから」
p「pもパパだいすきー!pね、おおきくなったらパパとけっこんするの!」
P「それは楽しみだなー」ナデナデ
泰葉「むっ。いくらpちゃんでもそれは許さないよ」
P「泰葉も子供相手にムキにならなくても…」
泰葉「いいえ。Pさんの奥さんの座は誰にも譲れません」
P「はいはい。心配しなくても誰にも譲る気はないよ」
杏「じゃあやっぱりpは杏が貰うか」
P「あげないから」
イヴ「ならウチの子になりますか〜?」
p「いぶちゃんのおうちー?」
P「まさかのイヴまで!?」
イヴ「新しいサンタさん大募集中です〜」
泰葉「さて、シメはどうしますか?」
杏「おじや!」
イヴ「おうどん!」
P「pはなにがいい?」
p「らーめん!」
杏「そう来たかー」
P「なら俺もラーメン」
泰葉「はい。ラーメンに決まりですね」
杏「pのリクエストなら仕方ないか」
イヴ「ラーメンはあまりしないですよね〜」
p「らーめんだいみょーじん!」
杏「誰だ今n…p!?」
杏「ふはぁ…食べた食べた」
イヴ「うふふ。美味しかったです〜」
泰葉「流石に人が多いとあっという間になくなりますね」
P「そうだなー。次からは食費貰わないとなー」
杏「え?プロデューサーに誘われてきたのに、なにその悪徳商法」
P「イヴはなしで杏は倍額かな」
杏「うわーん!p、パパンがいぢめるよー」メソメソ
P「誰がパパンだ」
p「パパ、いじわるしたらめーなんだよ!」メッ
P「ごめんな、杏。悪気しかなかったんだ」
杏「悪気しかないのかよ!」
P「食費は今日の分はいいよ」
杏「次から取るの!?」
P「さて…p、眠くなる前にお風呂入ろうか」
p「はーい!」
杏「その役目は杏がいただこう」
P「えっ!?」
イヴ「私も一緒に入りたいです〜」
P「なら安心だな」
杏「おい」
泰葉「ふふっ。じゃあ、お願いしますね」
杏「ういー。さあp、お風呂で内緒話しようぜ」
p「ないしょばなしってなにー?」
杏「くっくっくっ」ニヤリ
P「?」
イヴ「pちゃん、洗いっこしましょうね〜」
p「うん!pね、しゃんぷーへいきなんだよ!」
イヴ「へー。すごいですね〜」ナデナデ
P「イヴはともかく、まさか杏があそこまで面倒を見るとはな…」
泰葉「杏さん、昔から面倒見は良かったですよ?」
P「そうだけどさ、自分から率先してやるタイプではなかっただろ」
泰葉「確かに…。ふふっ、今日はpちゃん取られっぱなしですね」
P「まあ、たまにはな」
泰葉「そんなこと言って、寂しいんじゃないですか?」
P「うむっ…。これで泰葉までとか言ったらそうなったけど…」
泰葉「あらあら」
P「………流石に今日は一緒に風呂はお預けかな」
泰葉「私は構いませんよ?」
P「………いやいや」
泰葉「ダメですか?」ジ-
P「………うぐぐっ。いやでも、あいつらに何言われるか…」
杏「話は聞かせてもらった!」
P「!?」
p「もらったー!」
イヴ「pちゃん、まだ髪乾いてないですよ〜」
p「そうだった!」
イヴ「は〜い。戻りましょうね〜」
p「はーい!」
P「…………」
泰葉「………?」
杏「…………コホン」
杏「風呂でpから色々聞きやしたぜ、旦那」ヘッヘッヘ
P「……悪い予感しかしない」
杏「いつも通り。そう!いつも通り!一緒に風呂に入れば良いと思うの!」
P「やっぱり…」
杏「ふへへ。まさか今だに一緒に入っているとはね」
P「ほ、ほら、一人だとpがさ…」
杏「今日の感じだと二人がかりじゃなくてもいけると思うの」
P「うぬっ」
泰葉「ふふっ。あなたに似て、pちゃんしっかりしてますからね」
杏「おっと、さらっと惚気けられたよ」ニヤニヤ
P「どうしろってんだよ…」
杏「だからたまには二人で風呂入れば良いじゃない」
P「お前絶対覗くつもりだろ…」
杏「しないしない。まったく、貴重な貴重な杏さんの好意を無駄にするつもりかい?」
泰葉「ふふっ。せっかくですし、お言葉に甘えましょうか♪」
P「…はぁ」
泰葉「Pさん、洗いっこしましょうね♪」
P「はいはい」
泰葉「久しぶりですから、すみずみまで、ね」
P「お手柔らかに」
杏「あっ、泰葉泰葉」コソッ
泰葉「はい?」
杏「うまい事言って、pは先に寝かせるからさ」
泰葉「なにもそこまでは…」
杏「でさ、杏もイヴも一度寝たらどんな大きな音が出ても今夜は起きないからさ」
泰葉「えっと…?」
杏「二人でゆっくりしなね。……ゆっくり出来たらだけど」フヒヒ
泰葉「…………あっ!…はい///」
P「泰葉ー?」
泰葉「今行きますよ〜♪」
p「かみのけかわいたー!」
杏「ん。牛乳飲む?」
p「のむー!…あれー?パパとママはー?」
杏「お風呂行った」
イヴ「うふふ。上手くいったみたいですね」
杏「おうさ」
p「?」
イヴ「さ、pちゃん。湯冷めしちゃう前に寝ちゃいましょうね〜」
p「えー?pまだへいきだよー!」
杏「杏は今日凄く頑張ったからもう眠いんだよ。そしてpを抱き枕にして寝たいんだよ」ギュー
p「えーっ」
イヴ「私もpちゃんと一緒に寝たいです〜」ギュー
p「きょうはなんだかあんずちゃんといぶちゃんとずっといっしょだねー」エヘヘ
泰葉「ふぅ…。いいお湯でした…」
P「うむ…。張り切りすぎて少し長くなったけどな…」
泰葉「たまにはいいじゃないですか」
P「まあな…。あれ?p達は?」
泰葉「ふふっ。先に寝ちゃったみたいですよ」
P「そうなのか。晩酌に付き合わそうと思ってたんだけど…」
泰葉「私で良ければ付き合いますよ」
P「そりゃ願ってもないけど。…珍しいな」
泰葉「折角なので、ね?」
P「じゃ、ゆっくり呑むか」
泰葉「はい♪」
P「はい」トクトクトク
泰葉「ありがとうございます」コクッ
P「……本当、久しぶりだよな」
泰葉「?」
P「二人でこんなにのんびりするの、さ」
泰葉「ふふっ。杏さん達に感謝しないとですね」
P「やっぱりあいつらの仕業か…」
泰葉「そうそう。お風呂の前に杏さんが言ってたんですが…」
P「?」
泰葉「なんでも、お二人は今夜はなにがあっても起きないそうですよ?」
P「そうなのか?」
泰葉「はい。ですから……」
P「………ああ、なるほど」
泰葉「pちゃんも大分お利口さんになってきましたし、Pさん、男の子が欲しいって言ってましたよね」
P「……そうだな」ギュッ
泰葉「ふふっ」キュッ
P「…スタドリあったかな」
泰葉「はい。1ダース」
P「いや、流石に1ダースは…………1ダースか」フム
P「…泰葉」
泰葉「はい?」
P「愛してるよ」
泰葉「…はい。私も、愛しています。ずっと」
P「ああ…………ん」
泰葉「…………っ」
おわりましゅっ!
おまけ
泰葉「……という感じでしょうか」
日菜子「むふふふふ。泰葉さんの妄想力も素晴らしいですね」
泰葉「ふふっ。これに関してはよくしてますから」
イヴ「うふふ。叶うと良いですね〜。でも、ブリッツェンはどうなったんでしょう〜?」
泰葉「あ、忘れてました」
ブリッツェン「ブモッ!?」
杏「…確か、トナカイの寿命って10〜15年くらいだったはずだから、早ければ…もう…」
ブリッツェン「ブモモー!」
杏「冗談冗談。にしても、ちょっと杏アクティブすぎない?第一なんでプロデューサーやってんの?」
泰葉「あれ?Pさんが前に杏さんにはそっちの才能もありそうって言ってましたよ?」
杏「はあ?なにそれ!?」
P「ただ今戻りましたー」
泰葉「あっ♪」
日菜子「むふふ。旦那様のご帰宅ですね」
泰葉「おかえりなさい、あなた♪」
P「いや、あなたって…。ってあれ?日菜子がいるのか。何か珍しいな」
日菜子「むふふ。泰葉さんとのお話が大変盛り上がりまして…」
P「ふーん…」
杏「ちょっとプロデューサー!杏、プロデューサーの跡なんて継がないからね!」
P「は?何の話だよ?」
杏「とぼけんな!」
日菜子「さて、次はどんな妄想をしましょうか…」
泰葉「そうですね…。では、子供と一緒に事務所に遊びに来る話なんてどうですか?」
日菜子「ほほう。それはまた妄想が捗りそうですねぇ」ムフフ
イヴ「うふふ。皆さんの10年後はどうなってるんでしょうね〜」
以上、読んでくださった方ありがとうございました!
別に本気でブリッツェンを忘れてたワケじゃないよ?本当だよ?
美玲も来たし、そろそろ泰葉来ませんかねぇ
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