セレナ「サトシ……」 (37)



セレナ「サトセレSSはっじまるよ~(とは言ってない)」


外野「ひっこめ」

外野「なに?セレナなら遊矢ではないのか
今回はポケモンか」

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―――――――――――

セレナ「買い出しはこれで終わり
はやくポケモンセンターに戻ろう」



?「ジャリボーイがいないあんたなんて」

?「赤子もとうぜん」

?「ポケモンを頂くでニャース」


セレナ「ロケット団

別にサトシが居なくてもあんた達くらい……」




…………………
………………
……………
…………
………
……


セレナ「テールナー!ヤンチャム!」


ムサシ「いっただき~」

コジロウ「ほんと弱いな」

ニャース「さぁ引き上げるニャ」







セレナ「待ちなさいロケット団」



黒帽子に暗めの服のマスクをしたトレーナー
「お前もロケット団か」

ムサシ「それがなによ」


コジロウ「怪しい奴だな」


セレナ「あんた達には言われたくないでしょうね」


黒帽子のトレーナー「ピカチュウ10万ボルト」

とピカチュウに指示したら
ロケット団からテールナーとヤンチャムを取り戻した


ムサシ「何よ対策は万全じゃなかったの」


ニャース「ピカチュウ対策はしたはずニャ
おかしいニャ」




黒帽子のトレーナーはマスクを外すと
サトシと瓜二つの顔だった


セレナ「サ……サトシ…」


ムサシ「ジャリボーイいつの間に」

コジロウ「ピカチュウゲットだ」


黒帽子「止めだ!かみなり!」

かみなりはロケット団を吹き飛ばした



ムサシ「あのピカチュウかみなり使ったわよね」

コジロウ「ジャリボーイのピカチュウは
10万ボルト、アイアンテール、でんこうせっか、エレキボールじゃなかったか?」


ニャース「予算のこり400円ニャ」


ロケット団「予算が……
やなかんじぃ~」







セレナ「あ……ありがとう……」


黒帽子「君を傷つける奴は許さない
それとこのリボンは君には似合わない」


青リボンを黒帽子は手に取り外した

セレナ「いきなり失礼な人ね」



………「~レナ~」
……「大丈夫ですか」
…「セレナ大丈夫~」


セレナ「うん大丈夫
この人が助けて……
あれ?いない?どこに行ったのかしら」



サトシ「とにかくセレナを助けてくれた人がいたんだな」
シトロン「お礼はしないといけませんね」
ユリーカ「その人どんな人」


セレナ「うん後で話すわ」








シトロン「そのサトシに似た人が助けてくれたんですね」

ユリーカ「サトシに兄弟いたの?」


サトシ「いや俺は1人だ
(こころあたりはあるが……まさかコピーとか?)」


セレナ「リボン似合わないって言って取って消えたのよ」

シトロン「それは人の好みにもよりますし……」

サトシ「シトロンの言う通りだぜ」


ユリーカ「こんど会ったら私も会いたい」


サトシ「自分に似てるって言うなら会って見たいぜ」







数日後

セレナ「ポケモンバトルで負けたら買い出しって
勝てるわけないじゃん」



黒帽子「カスミ!」


セレナ「あなたは!この間の」

黒帽子「カスミなんでここに」

セレナ「私はセレナ!カスミじゃない」



自転車に乗った白服と白帽子のトレーナーが颯爽と現れた

白帽子「やっと見つけたカスミこんな所に居たのか」


セレナ「あなた誰?って…サ…トシ?」


白帽子「見てわからないのかよカスミ
お前がさらわれて探してたんだぜ」


続きいくよ






ムサシ「なによあの黒い奴と白い奴」


コジロウ「ジャリボーイはあんな服だったか?」

ニャース「そもそも2人居るのがおかしいニャ」


ロケット団「とにかくピカチュウゲット!」



黒帽子&白帽子「「ピカチュウ10万ボルト!」」



ロケット団「なによ対策万全じゃなかったの?「今回はしてないニャ」


ロケット団はやなかんじと飛んで行った後
サトシ達が駆けつけて来た

黒帽子&白帽子「「!!!」」



セレナ「え?消え……た」

シトロン「大丈夫ですか」
サトシ「大丈夫か」
ユリーカ「無事で良かった」


セレナ「うん……また黒帽子の人に………
白帽子の人に助けられた」






シトロン「その白帽子の人もサトシに似てて自転車にも乗ってたんですね」


セレナ「うん……黒帽子の人も白帽子の人も
私の事をカスミって人と勘違いしてるみたい」


サトシ「!!!」


ユリーカ「サトシどうしたの」


サトシ「いや何でもない
(カスミを探して勘違いしているってなんだ……ここは遠くカロス無事なのか調べるにしても電話だけじゃ守れない)」



セレナ「この前もそうだけど
サトシが来ると消えちゃうみたい」


シトロン「まだ少し情報が足りませんね
僕達はその2人を見てはいませんから」


セレナ「サトシ?」



サトシ「……………

いや俺も会って見たいな
何で俺が来ると消えるんだろうな?」



続き





数日後


カスミ「リーグの応援に来ただけなのに
血相を変えてどうしたの
サトシらしくない」


サトシ「悪い……
最近カスミ……と言うか


セレナ「私の事をカスミと思い込んでいるトレーナーが
「カスミ無事だったか」「どうしてここに?」とか言って探してる人に会ったの」


シトロン「確かに似てはいますが……」

ユリーカ「似てるよね」



続き








サトシ「カスミ!
危険らしいから宿舎ホテルから応援してくれ



カスミ「自分の身くらい自分で守れる
これでもジムリーダーですから」


サトシ「でもな………」


セレナ「そうだ!似てるなら服を入れ替えれば良いわ」


セレナはサトシとシトロンを部屋から追い出した










……………
「お待たせー入っていいよー」


セレナ「じゃじゃーん
どお?」


カスミ「サ……サトシ!」

サトシ「カ…カスミ……似合ってるぜ」


カスミ「バッ………何言ってるのよ」



ムッ
セレナ「サトシどお!」

サトシ「似合って……る……ぜ?」


セレナ「ありがとうサトシ!」


カスミ「で?これでどうする訳?」


続き





セレナ「私が囮になる
似てるって言うなら
少しは惑わせると思って……」


カスミ「そんなことしたら
セレナが危険に………」


セレナ「大丈夫
いざとなったら戦うわ
(あわよくばサトシに助けてもらって///)」



カスミ「ありがとうセレナ」


セレナ「うん!






ほら食事にしましょう」


サトシは自分じゃなく俺呼びじゃ…







食後

サトシ「さてと皆は
部屋に戻ったのか?
俺も戻るか」








?「サトシ遅かったね」


サトシ「カスミ……じゃない
セレナか……
どうしてこの部屋に?」



セレナ「そ……それは……(///サトシと2人っきりに///)」



サトシ「どうした?セレナ」









コンコン
カスミ「サトシ居るー?」


>>19


自分に似てるを
俺に似てる
って違和感感じたか?

鏡の自分も俺だったり自分だったり
サトシは言ってたか?気にすんな問題ない










サトシ「カスミか?」

カスミ「えぇ
少し話がしたいんだけど良い」


サトシ「構わないぜ」


セレナ「じゃクローゼットの中にでも隠れてるね」


サトシ「何で隠れる必要があるんだ?」


セレナ「とにかく隠れるね」



カスミ「サトシー」



サトシ「あぁ入っていいぜ」






続き







カスミ「サトシ……
遂にここまで来たのね」



サトシ「長いような短いような……
まぁ優勝するのとポケモンマスターは違うからな」


カスミ「まぁそうだけどね」




セレナ「(なに話してるの…)」
ガタッ
セレナ「!?」




カスミ「何?今の物音」


セレナ「ニ…ニャ-…」



カスミ「ニャーってまさかロケット団のニャース?
でもなんか違うような気がするけど
試合前のサトシを戦わせる訳には……
それにあの時のような妨害は…」


サトシ「まぁ落ち着けカスミ大丈夫だ」


カスミ「でも……」









サトシ「カスミを狙う奴等から俺は守る
何かあったらカスミを助ける助けに行く」



カスミ「それじゃセレナが言ってた
黒帽子や白帽子のサトシに似た人達のように
捜しに来てくれるの?」


サトシ「当たり前だろ仲間で
一番最初の……(……だから)な」


カスミ「何?聞こえない」


サトシ「とにかく仲間だから助けに行くしカスミを守る」


カスミ「わかってるわよ
あんたの気持ちは
今はそれだけで充分よ」


続き






カスミ「じゃ……そろそろ部屋に戻るわ
おやすみ」


サトシ「あぁおやすみ」


カスミは部屋を出て行くと
クローゼットに隠れてたセレナが出てくる






セレナ「サトシ今の話何?」



サトシ「何って?そんなおかしな話してたか?」


セレナ「助けるとか守るとか
私が囮になるから私を守ってよ」


サトシ「仲間なんだから当たり前だろ?もちろん助けるさ」


セレナ「そうじゃなくて……」



セレナ「聞こえなかったからわからないけど

気持ちは分かるどうのこうのって」


続き






サトシ「仲間だからな
大切な人だぜ」


セレナ「私とどっちが大切?」


サトシ「どっちが大切って
仲間を比べるなんて可笑しいだろ?」


セレナ「そう言う意味じゃなくて………」



セレナ「ならこう
私とカスミ2人別々に別の所へ連れてかれたら
どっちを優先する」


サトシ「優先するもなにも2人とも助けるに決まってるだろ?」


セレナ「だから私もカスミも違う場所に居るの
どっちを先に助けに行く?」


サトシ「……カスミなら平気だ信頼出来るし、いざとなったら自分で何とか出来るが先に助けに行きたい

セレナは何とかしようと努力はするだろ?
でも実力は足らないし心配だだから先に助けに行きたいと思う」



セレナ「そんなに私頼りない?」


続き






サトシ「ごめん」


セレナ「サトシが謝ることはない
私にもわかっているつもり……
ごめんサトシ明日頑張って」


セレナはそう言い残し部屋を出た





サトシ「とにかく明日の試合勝つぞ」



続き






セレナ「サトシが勝って良かった」


カスミ「まぁやるときはやるからねサトシは」

シトロン「ちょっと料理を豪勢にしますか」

ユリーカ「サトシどうしたの?
勝てたのに」


サトシ「ちょっとぶらついて来る………」

とサトシは駆けて行った


続き







サトシ「あれは……黒帽子のトレーナー……」


黒帽子「お前は………似ている俺に……」



サトシ「どうしてカスミを探している
カスミに何があったのか?



黒帽子「俺達の旅は幸せだった……
あの日までは……」


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