カルム「お隣さん、ポケモン勝負をしないかな?」セレナ「・・・」 (124)

カルム「今日こそは勝たせてもらうよ」

セレナ「・・・・・・・」

カルム「いけ!ブリガロン」

ブリガロン「ブリブリ~~~~!!」

セレナ「ヒトカゲ・・・」

ヒトカゲ「カゲカゲ!」

カルムって誰だよ

>>2
男主人公がライバルの時の名前

カルム「ブリガロン!ギガインパクト」

ブリガロン「ブリブリ~~!!!」

セレナ「ヒトカゲ・・・いくよ!」

ヒトカゲ「かーー」

カルム「あれは、メガ進化!?」

メガ・リザードンX「ブルァアアアアアアアアアアアア!!」

カルム「今日も負けたよ・・・」

セレナ「・・・・・・」

カルム「でも、次こそは勝たせてもらうよ!」

ヒトカゲ「かー・・・・」

カルム「またね、お隣さん」

セレナ「・・・・・・」

フラダリカフェ

サナ「ねぇセレナ」

セレナ「?」

ヒトカゲ「かー?」

サナ「カルムって・・・ぶっちゃけセレナのストーカーじゃ無い?」

トロバ「間違いないよ!だっていつもセレナさんの事を待ち伏せしてるじゃないですか!」

セレナ「・・・・・・」

サナ「セレナ気をつけてね!」

セレナ「・・・」

サナ「いつもしつこくバトルを挑まれてるみたいだけど、嫌だったら断っていいんだよ!」

トロバ「そうです!負けたら何を要求されるか分かりません!」

ティエルノ「もしかしてカルムはセレナと仲良くしたいんじゃないかな?」

サナ「黙れ」

トロバ「デブ」

ティエルノ「・・・・・・」

サナ「とにかく!セレナは大人しいんだから、舐められない様にしないと!」

トロバ「そういっても、チャンピオンですから簡単に負けるとは思いませんが」

セレナ「・・・」

ティエルノ「そんな事より僕のダンスを見てよ!」

サナ「・・・・・・」

トロバ「・・・・・・」

翌日 ミアレシティー レストラン

カルム「待ってたよ。週末はここで食事をすると思ってたのさ」

セレナ「・・・・・・」

ヒトカゲ「かー・・・」

カルム「さぁ、勝負を挑むよ。お隣さん」

セレナ「・・・こい」

カルム「参ったな・・・今日も敗北か」

ブリガロン「ブリ~・・・」

ヒトカゲ「カゲカゲ!」

セレナ「・・・」

カルム「でも、僕は諦めないよ」

セレナ「・・・」

カルム「じゃあ、またね・・・お隣さん」


セレナ「・・・・・・(何で名前で呼んでくれないの?)」

始めてカルムと勝負をした頃

カルム「凄いや!まさか、僕が負けるなんて・・・」

セレナ「・・・」

カルム「お隣さん、君は凄いトレーナーになれるよ!」

セレナ「(褒められた・・・)」

セレナ「(ポケモン勝負で強くなったらまた褒めてくれるかな・・・)」


カルム「お隣さん、僕とどっちが強くなるか競争しよう!」


カルム「一緒にタッグバトルしないかい?お隣さん」


カルム「助太刀するよ!一緒にフレア団を倒そう!お隣さん」


セレナ「(強くなったら・・・ほめてくれるよね?)」

セレナ「(そしたら・・・名前で呼んでほしいな)」

そして・・・

セレナ「(気づいたらチャンピオンになっていた・・・)」

カルム「お隣さん、今日も挑戦するよ!」

セレナ「(そんな言葉が聞きたいんじゃないのに・・・)」

セレナ「(カルムの馬鹿馬鹿!)」

セレナ「・・・リザードン!フレアドライブ」

メガ・リザードンX「ウルゥラァアアアアアアアアアアアア!!!」

ブリガロン「ブリィリリーー!」

セレナ「(トレーナーとしてじゃなくて、ちゃんと私を見てよ!!)」

フラダリカフェ

サナ「セレナ、相談したい事って何?」

ヒトカゲ「カゲカゲ!」

トロバ「もしかして、カルム君の事ですか?」

セレナ「・・・」 コクコク

ティエルノ「悩んだ時はダンスだよ」

サナ「ねぇ、今は真面目な話してるんだけど」

トロバ「空気よめ」

ティエルノ「すみません・・・」

サナ「なるほど・・・つまりカルムとの勝負にはウンザリなんだね?」

セレナ「・・・」 コクコク

トロバ「ポケモンが好きなセレナさんがそう思うなんて・・・」

ティエルノ「・・・」

トロバ「セレナさんはそんなにカルム君の事が嫌いなんですね!」

セレナ「!?」

サナ「もう警察に届けようか?」

トロバ「その方がいいですね」

セレナ「!!」

ティエルノ「・・・・」

サナ「え、警察はいいの?」

セレナ「!!」 コクコクコク

トロバ「カルム君なんかの心配をするなんて、セレナさんは優しいな」

セレナ「・・・」 ホッ

ティエルノ「・・・・」

セレナ「・・・ティエルノ」

ティエルノ「な、何!」

セレナ「お砂糖取って」

ティエルノ「・・・」

サナ「え、セレナはカルムと仲良くしたいの?」

セレナ「・・・///」

トロバ「ご近所さんですから、仲良くした方がいいのはわかりますが」

サナ「そうか!金ズルにすればもう勝負も挑まれないもんね!」

トロバ「なるほど、どっちが上かをはっきりさせるんですね!」

サナ「そうと決まれば作成会議だよ!」

トロバ「場所を移すんですね!」

ヒトカゲ「カゲカゲ!」

サナ「ティエルノ、支払いはお願いね」

ティエルノ「う、うん・・・」

バタン!


ティエルノ「会計をお願いします・・・」

ウエイトレス「お代は既にセレナ様から頂いております」

ティエルノ「!?」

週末、ミアレシティー レストラン前

カルム「やあ、また会ったね。お隣さん」

セレナ「・・・」 フッ

ヒトカゲ「かー・・・」

サナ「いい?セレナは可愛いんだから女の武器を使わないと!」

セレナ「・・・?」

サナ「よく分かっていない顔だね・・・」

トロバ「まぁ、セレナさんはいつもポケモンバトルばっかりでしたからね」

サナ「もう!ちょっとはオシャレ楽しもうよ!!」

セレナ「(・・・全部カルムの所為だもん)」

サナ「いい?女の子はオシャレが大事なんだよ」

セレナ「・・・」コク

サナ「セレナはいつも似たような服だからな」

トロバ「で、でもいつも似合ってますよ!」

セレナ「(・・・そう言う事をカルムが言ってくれたら)」

サナ「ここでバッチリオシャレを決めればカルムも惚れるよ!」

セレナ「・・・!!」

ヒトカゲ「・・・か?」

サナ「だいたいそんな白と黒ばっかりの安そうな服じゃなくて、もっと可愛い服を着なきゃ!」

セレナ「・・・」

トロバ「(セレナさんのきてる服ミアレの高級ブティックで見た気がするけど気のせいかない?)」

サナ「大丈夫!コーディネートは任せて」

セレナ「・・・」ペコリ

サナ「女の子と言ったらコレよ!ピンク!!」

セレナ「・・・!」ピンク~

サナ「セレナでも似合うように薄いの帽子にフワッとした可愛い服を選んで見たの!」

セレナ「・・・♪」 フワリ~

トロバ「す、凄いや!大人らしいセレナさんが着る事でどこか気品のある可愛らしさがにじみ出ている!」

サナ「これがあたしの実力よ!」

トロバ「(正直ガキっぽいサナちゃんのファッションセンスで大丈夫かとも持ったけど、これなら大丈夫だね)」

そして、ミアレシティー レストラン前で

カルム「また会ったね」

セレナ「・・・!」 ピンク~

カルム「そう言えば、この前もここで会ったね」

セレナ「・・・♪」 フワリ~

カルム「うん、偶然だね!」

セレナ「・・・・・・」 ヒラヒラ~

カルム「さて、ポケモン勝負を挑むよ」

セレナ「・・・はかいこうせん」

メガ・リザードンX「ドラッシャアアアアアアアアアアアア!!」

サナ「む、無視されたぁあああああ??」

セレナ「・・・」シュン

トロバ「それどころか、平然とポケモン勝負を挑んできたみたいです」

サナ「信じられなーい!畜生あのムッツリ朴念仁・・・」

セレナ「・・・・・・・」

ヒトカゲ「かげー?」

サナ「大丈夫!セレナ元気だして次の作戦よ!」

サナ「何も女の子の武器は服装だけじゃないわ・・・」

セレナ「・・・・」

サナ「そう、野郎どもがキモいぐらいに注目するもの」

トロバ「そ、それは・・・」

セレナ「・・・」 ドキドキ

ヒトカゲ「か、かげ!

サナ「ヘアスタイルよ!!」

そして・・・翌週ミアレシティー レストラン前
月曜日
カルム「こんにちは、お隣さん」

セレナ「・・・!」 ツインテール~

火曜日
カルム「おはよう、お隣さん」

セレナ「・・・♪」 ポニーテール~

水曜日
カルム「お隣さんじゃないか!」

セレナ「・・・??」 お団子ヘアー~

木曜日
カルム「今週はレストランによく来るね?」

セレナ「!!」 サイドテール~

金曜日
カルム「そろそろ僕のお金が・・・」

セレナ「~~~」 チョンマゲ~

土曜日
カルム「ご利用は計画的にね」

セレナ「・・・」 三つ編み~

日曜日
カルム「こんばんは、お隣さん」

セレナ「・・・(キリッ)」 黒髪ロング~


カルム「「「「「「「さあ、勝負だ!」」」」」」」

セレナ「「「「「「「げきりん」」」」」」」

メガ・リザードンX「ブルゥゥ・・・ラッァアアアアアアアアアアアアア!!」

セレナ「カルムの・・・バカ」

ヒトカゲ「かー・・・」

フレア団A「見つけたぞ!チャンピオン」

セレナ「・・・?」イライラ

フレア団A「よくもフレア団の野望を阻止してくれやがったな!」

セレナ「・・・・・・」イライラ



セレナ「(・・・カルムのバカ)・・・みねうち」

フレア団A「ぎゃ!」

セレナ「(バカバカバカ!)みねうち、みねうち」

フレア団A「ぎゃ!」

セレナ「・・・みねうち!」

フレア団A「・・・・・」ビクン!

サナ「さて・・・この一ヶ月間様々なアタックを仕掛けた訳ですが」

セレナ「・・・」

トロバ「遅刻遅刻~作戦、親方!空から女の子が作戦、貴方と合体したい作戦」

サナ「貴方をコロして私も作戦、みっくみっく作戦、鮮血のなく頃に作戦」

ヒトカゲ「かー・・・」

ティエルノ「見事に全部失敗したね」

サナ「あ?」

ティエルノ「すみません・・・」

サナ「大体さー私達はこんなにもセレナに協力して作戦考えてるのに・・・」

トロバ「ティエルノ君、君は何の役にもたっていないですよね?」

サナ「少しは何か考えたらどうなの!」

ヒトカゲ「カゲ!」

ティエルノ「あのさ・・・」

サナ「あ?何かあるなら言ってみなさいよ」

ティエルノ「もう正直にデートに誘えばいいんじゃ無いのかな?」

サナ、トロバ「「・・・・・・・」」

ティエルノ「ひ、ごめんなさい!!」

サナ、トロバ「「それだ!!!」」

ティエルノ「え?」

ヒトカゲ「カゲ!」

セレナ「・・・え」

セレナ「!!!!」 ブンブンブン

サナ「大丈夫だよ!デートに誘うなんてチャンピオンになるより簡単だから!!」

トロバ「とりあえず、ミアレの高級ホテルを抑えました!」

セレナ「///////」

サナ「ここが勝負よ!!」

ヒトカゲ「かー!」

そして・・・

カルム「やぁ、お隣さん」

セレナ「・・・・・・」

カルム「今日もいい天気だね」

セレナ「・・・あ・・・」

カルム「ん、何かな?お隣さん」

セレナ「あ、ああ・・・」

カルム「?」

セレナ「はかいこうせん」

リザードン「ブライジャァアアアアアア!!」

ドッカーーーン!!

セレナ「・・・///」 タタタッ!

セレナはうまく逃げれた


カルム「いたたた・・・」

カルム「ん、これは・・・」

果たし状「今週の土曜日ミアレのいつものレストランで待つ」

サナ「うまく渡せた!」

セレナ「!!」コクコク

トロバ「恥ずかしくて字がかけないと言うセレナさんのために僕が手紙を書きました!!」

サナ「うふふ・・・これで流石のカルムもセレナを意識しちゃうよね!」

セレナ「・・・」ドキドキワクワク

ヒトカゲ「カゲカゲ!」

カルム「これは・・・果たし状?」

ブリガロン「ブリブシャー!!」

カルム「ブリガロンもそう思うよね」

ブリガロン「ブリブリ!」

カルム「なるほど・・・決着をつけようと言う事か、お隣さん!」

カルム「よし、土曜日まで修行だ!」

ブリガロン「ブリブリ!」

ティエルノ「あ、カルムだ」

カルム「やぁ!え、えーと・・・ダンデブ君じゃないか!」

ティエルノ「あ、う、うん・・・どうしたの?」

カルム「実はお隣さんから手紙を貰ってね」

ティエルノ「ああ、デートの手紙だね。セレナちゃんと渡せたんだ」

カルム「そうなんだよ。はたし・・・え、デート?」

そして、デート当日

セレナ「・・・」 ガチガチ


サナ「うわぁ・・・セレナったら緊張してるよ」

トロバ「ガチガチですね。これじゃあ木の実も食べられませんね」

サナ「あ!カルムが来た」


セレナ「!!」

カルム「や、やあ」ガチガチ


サナ「てっカルムも緊張してるぅーーー!!」

セレナ「・・・・・・」ガチガチ

カルム「ま・・・待たせたかな?」ガチガチ

セレナ「!!!」ブンブン

ヒトカゲ「カゲカゲ!」

カルム「そそ、そうか!今来たところなんだね」ガチガチ

カルム「じゃあ、行こうか?」

セレナ「・・・・・・」コクン

ガシャーン! ガシャーン!


サナ「ダメだわ・・・二人ともガチガチすぎて動きがロボットみたいになってる」

トロバ「とてもうまく行くとは思えません」

カルム「ここの美術館の絵は世界的に有名な物で」

セレナ「・・・・・・」

カルム「この絵はこの時代の権力者が自分が幻のポケモンといるところを描かせる事によって」

セレナ「・・・へぇー」


カルム「実は僕もここのジムのクイズ全て間違えてしまって」

セレナ「(私はトレーナー全員と戦いたくてワザと間違えたんだけど・・・)」



カルム「ここのブティックが有名で」

セレナ「(・・・今日は名前で呼んでくれるかな?)」

店員「いらっしゃいませー」

カルム「実は値段が高くて僕はあまりここで買った事無いんだよね」

セレナ「カルムにも・・・似合うのあると思う」

カルム「え、そうかな?あはは」

店員「せ、セレナ様!!」

カルム「え?」

店員「セレナ様!いらっしゃいませ!!さてさて、本日はどの様な物をお探しでしょうか?」

外野A「おいおい!!セレナ様ってミアレシティーで有名なあのスタイリッシュマスターか!!」

外野B「しかも、スタイリッシュな上にポケモンチャンピオンのセレナ様じゃないか!!」

外野C「さらにフレア団を潰したスーパー有名人じゃない!!」

カルム「あれ、お隣さんはここよく来るの?」

セレナ「・・・・・」

外野A「しかし、セレナ様と一緒にいる男は誰さ?」

外野B「さぁ?でも、あのセレナ様と一緒にいるくらいなんだから彼氏なんじゃない?」

外野C「じゃあ、ポケモンも相当強いんだろうな」

外野B「そりゃそうよ!だってあのセレナ様と一緒にいるのよ?男が女の子よりも弱いとかあり得ないわよ」


カルム「・・・・・・」

店員「あれ、君は・・・」

カルム「!」

店員「確かこの前試着したけど、お金が足りなくて靴だけ買っていった子よね?」

外野A「プププ!」

外野B「く、靴だけ!?ぶはぁぁ!!」

カルム「・・・・・ごめん、お隣さん!」 ダッ!

カルムは逃げ出した

セレナ「カルム!」

サナ「セレナ!」

セレナ「サ、サナ・・・どうしよう!私の所為でカルムが・・・カルムが!」

トロバ「別にセレナさんの所為では無いですよ!悪いのは建前だけでしか人を見れないあの人達です!」

サナ「セレナ・・・落ち着いて」

セレナ「でも、カルムが・・・カルムが!」

トロバ「本当に見た目や印象だけで物事を決め付ける人たちはこれだから!!」

サナ「そうよ!それに比べて、私達はちゃんと人の本質をみた上で判断してるわ!」

トロバ「そうです!!」

サナ「セレナ・・・聞いて」

セレナ「・・・」

サナ「確かにさっきのはあの人達が悪いよ。でもね、セレナも悪いんだよ」

セレナ「・・・・・・」

サナ「言いたい事あるのにいつも隠して、それで相手に気持ちが伝わる訳無いでしょ!」

サナ「さっきだってそう!セレナなんでカルムがバカにされた時、あのゴミ虫共に怒らなかったの!」

サナ「ちゃんと、言いたい事あるなら言いなさいよ!そしたら、セレナとカルムはもっと早く仲良くなれたんだよ!」


セレナ「・・・サナ、私・・・カルムに伝えたい事がある」

サナ「うん、行ってこい!」

セレナ「・・・・・・!」

セレナ「(ゴメンね、カルム・・・私今度は本気で貴方にぶつかるから・・・そして、貴方に私の気持ちを!)」

???「待ちな!」

セレナ「!?」

フレア団B「この前は俺たちの仲間をよくもやってくれたな・・・」

フレア団C「アババババ」

フレア団D「三人でかかれば流石のチャンピオンもヤバイだろ?」

セレナ「・・・・・・」 ゴクリ

フレア団C「アババババ!(お前ら!いくぞ!)」
フレア団B、D「「はい!リーダー!!」」

セレナ「!!」

ヒトカゲ「カゲ!」 ガクガク


ティエルノ「その勝負・・・僕が相手になる!!」

フレア団D「誰だてめぇ!帰れデブ!!」

ティエルノ「セレナには指一本触れさせないよ・・・彼女は会わなきゃいけない人がいるんだ!」

フレア団B、C、D「「「邪魔だ、いけポチエナ!!!」」」

ポチエナA、B、C「「「わんわん!!!」」」

ティエルノ「いけ!ガブリアス、ハッサム、ウルガモス!」

ガブリアス、ハッサム、ウルガモス「「「・・・・・・・・・」」」

ティエルノ「セレナ・・・行くんだ! ってもういない!!」

セレナはとっくに逃げ出していた

ティエルノ「くっそう!ガブリアス、ハッサム!剣の舞!!ウルガモス蝶の舞!!」

カルム「・・・・・・」

カルム「(最初に負けた時は素直に凄い子だと思った)」

カルム「(次に負けた時は悔しかった・・・)」

カルム「あの時だっけ・・・彼女に勝つまで名前は呼ばないと決めたのは」

カルム「(いつからだろう・・・彼女の事を意識したのは)」

カルム「(121回目に負けた時は・・・)」

ガサガサ

カルム「誰?」

セレナ「・・・・・・」

カルム「お隣さん」

ヒトカゲ「かー・・・」

セレナ「カルム・・・私」

カルム「待ってくれ!」

セレナ「!?」

カルム「待ってくれ・・・お隣さん」

カルム「ポケモン・・・勝負をしてくれないか」

セレナ「・・・・・・」イラッ

カルム「待って待って!違うんだ!!」

セレナ「・・・?」

カルム「その・・・僕が勝ったら伝えたい事がある」

セレナ「・・・・・・」

カルム「ずっと・・・ずっと言いたかった事なんだ」

セレナ「・・・私も」

セレナ「私もカルムに言いたい事がある!」

カルム「分かった・・・僕が勝ったら君の言葉を聞こう」

セレナ「・・・!?」

カルム「だからって手加減はなしだよ? 全力で来てくれ!」

セレナ「で、でも・・・」

カルム「大丈夫、絶対に勝つから」

セレナ「・・・」

カルム「お隣さん、ポケモン勝負をしないかな?」

セレナ「・・・」 コクリ

カルム「ありがとう・・・絶対に勝よ!」

セレナ「・・・!」

カルム「新しい僕の友達を紹介するよ・・・いけ!アブソル」 ポン!

アブソル「ウリィリイイイイイイイイイイイイイイイ!!」

セレナ「・・・来て!」 ポン!

クチート「TUEEEEEEEEEEEEEEE!!」



終わり

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