猫山「身体検査(システムスキャン)」 (5)

こちらは一迅社、コミック百合姫にて現在連載中の「犬神さんと猫山さん」(くずしろ)
と、「とある」のクロスです。
安価はなし。作者の気分とかノリとかで話が進んでいきます。
お時間ある方は是非ご一読を、


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朝 学園都市 学舎の園内 通学路にて
犬神「うへー、今日身体検査の日だよー」
秋「あれ、犬神って能力いくつだっけ?」
犬神「ギリギリレベル3ですよ」
猫山「そういえば今日って高校入ってから初めての身体検査だっけ」
犬神「うー、能力なんかあっても女の子とあーんなこととかこーんなことができるわけじゃないのになぁ」
秋「そーんなこと言って、中学の修学旅行なんか透視能力の子と念話能力の子に頼み込んで女湯覗きまくろうとしたクセに」
猫山「え、それって、」
秋「うん? もちろん私が阻止したわよ」
犬神「うー、だって一日目の時にせっかく同じ班なのにわざわざ裸を隠そうとする秋ちゃんが悪いんですよーだって私たち、もうそんなレベル通り越してるのにー、秋ちゃんのイケズ~」
秋「もうそろそろ竹刀振……って犬神どうしたぁー!!」
猫山「いやー、別に今日も二人は仲いいな~って思って」 (イジイジ
犬神「嫉妬ですね分かります!!」
秋「お前の脳はホンっト都合よくできてんだな」

第七学区
上条「はー、不幸だー」
イン「どうしたのーとうまー。私の朝ごはんも作んないでー」
上条「とりあえずテメーは飯中心の思考回路を改善しろ。――今日は身体検査だから憂鬱なんだよなー」
イン「とうまー、その『しすてむすきゃん』ってなんだっけ?」
上条「おい完全記憶能力何言ってんだ。だから身体検査ってのは能力を測るためのテストみたいなもので、なぜか俺のイマジンブレイカ―を検出できないポンコツのことだよ」
イン「ふーん、どうでもいいけどとうまがそうやって朝からボーっとしてるせいで、もう時間ギリギリなの気づいてる?」
上条「不幸だああァァァ――――――!!!!」

>>2秋ちゃんのセリフ「犬神どうしたぁー!!」ではなく「猫山どうしたぁー!!」でした


犬猫サイド
猫山「ということで、やっと学校に着いた」

犬神「それじゃあ私は日直なので向こうのクラスに行きますね~」

秋「おう行ってら~、それじゃ猫山も行こうか」

猫山「うん、行こっか」

猿飛「あーやっと見つけた!! 早く行くわよ犬神さん!!」 (ガシィ

犬神「な、どうしたんですか? 猿飛さん」

猿飛「今日は身体検査であなたが日直でしょうが!!! いろいろ大変なのよ!! まずは保健室、そして、

犬神「えっ、保健室ってまさかイケない課外授業をするつもりじゃ……」

猿飛「は・な・し・を・き・け!! もう、とにかく早く行くわよ」

犬神「あ~ん、二人とも助けてぇー、いろんなイミで大人にされちゃう~」 バタバタ

秋「………………」

猫山「………………刺客疑惑は継続だね」

秋「まぁ、アンタがどう思おうと勝手だけどね」

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