注意→キャラ崩壊、二番煎じ、ゆっくり投稿etc
登場人物を安価で決めていただきたいと思います。とりあえず三人で>>3から>>5
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大淀
山雲
速っ!とりあえず大淀、秋月、山雲ですね。
提督「大淀!出撃命令だ!」
暫く司令部勤務だった私。提督直々に呼び出されある程度予想はしていた。
提督「任務は友軍の未帰還の艦娘一名の捜索である。場所はスガリオ海峡…」
大淀「スガリオ!?」
スガリオ海峡。この前海戦があった場所である。激戦だったこの戦い。私達の失策もあって多数の味方の輸送船も沈められ、他の鎮守府では轟沈した艦娘もいると聞いた。
提督「そう、スガリオ海峡だ! 今は我が軍が進駐してるが制海権は抑えきれてない。空もだ。当然水中の中も… とにかく敵地とそう変わりない。大淀!あくまでも捜索が任務だ。戦いは避けろ」
大淀「提督!出撃します!」
スガリオ海峡の空は綺麗だった。透き通るコバルトブルーな色だった。かつて戦いがあった場所とは思えないくらい穏やかだった。
提督は私の護衛に足の速い二人の駆逐艦、秋月と山雲を私の傍につけてくれた。護衛といっても任務は捜索で砲雷戦じゃない。だから目立つ必要もないし、いざとなれば逃げるように提督から指示をされた。
大淀「全艦伝達。水偵を射出をします」
カタパルトから零式水偵が射出し、空に舞っていった。最後に射出した水偵は私達の周りを一回旋回し、バンクを振りながら西に行った。
秋月「わおっ!」
水偵が披露した曲芸に秋月は喜んでいた。しかし、山雲はしかめっ面だ。この海に入ってからずっとだ
大淀「山雲?どうしたの?緊張してるの?」
提督は秋月と山雲をつけてきたのはもうひとつ理由があった。彼女らは着任して間もない子だ。だから比較的安全なこの任務につけさせたのだ。
山雲「ううん。大丈夫だよ大淀姉さん。ただ山雲、この海域あまりいい感じしないの…すこーし嫌いなの」
山雲は水平線を見ながら言った。
山雲「船だった前の私が沈んだ場所に似てるの…」
大淀「……大丈夫だよ。山雲!たとえ敵に会っても鎮守府に連れて帰ってあげるから…ねっ!」
水偵が飛びだって一時間、今のところ何も連絡は来てない。
秋月「あの…探してる子って誰なんですか?」
大淀「佐世鎮の時雨。報告では大敗して敗走中にはぐれたらしいわ。その時スコールが降っていて見通しが悪かったみたい」
秋月「時雨ちゃんか…」
大淀「ん?どうしたの?」
秋月「あっ!ううん!なんでもないです。空も海の中も大丈夫です!潜水艦も飛行機もいないです」
水偵3「セセセセ…」
大淀「セ連送!対空戦闘よーい!」
秋月、山雲「た、対空戦闘よーい」
二人は砲を空に向ける。
大淀「水偵達、直ちに帰還しなさい。早く!」
30分たつ頃には水偵は一機を除いて帰還していた。三番機からはまだセ連送が続いてる。
秋月「大淀さん。三番機は?」
大淀「まだ大丈夫だわ。でも…」
三番機はベテランの子が乗ってる。下駄箱で30分も戦闘機に追われ続けながら生き延びていられるのも彼女がベテラン故である。でもそろそろ…
大淀「生還してくれ …」
心の叫びが口に出てしまった。だが同時に彼女らは帰還する意思はなかった。セ連送の合間に「撤退せよ」と発信している。
秋月「大淀さん!なんでこっちに来ないんですか?戦闘機が来ても私の長10cm砲で倒す…」
大淀「た、たぶん彼女は時間稼ぎをしていると思う。私達が逃げる時間を……行くわ」
秋月「見捨てるのですか!?」
大淀「くっ……」
秋月「私は見捨てられた事があります。だから見捨てられた人達の気持ちもわかります。私は反対です。例え一人になって…」
大淀「彼女らが撤退しろと望んでる。ここに居座ったら彼女らの必死の努力は報われないんだ。だ、だから早く!」
大淀「以上で報告を終わります」
提督「ありがとう。やはり見つからなかったか…ところで損害は?」
大淀「損害ですか?私達は…」
提督「いやいや、妖精だよ。空母と接触した子」
大淀「彼女らは未帰還です。最後にト連送を送って…帰還は絶望的かと…」
提督「ト連送かぁ…空母か随伴艦に体当たりか…惜しい事を…」
提督「大淀。君は何故、戦うのかね?」
大淀「そ、それは深海からの暴虐から守るために…」
提督「じゃあ何故深海は暴虐を働くのかね?その理由は?」
大淀「…」
提督「ワシもわからん。ただひとつ思うことは我々の心の闇が深海かもしれない。山雲がスガリオ海峡を嫌がり、秋月が見捨てる事を拒否するのは彼女らにも心の闇があるんじゃないかな…それが憎しみに変わった時、もしかしたら…」
すみません。[田島「チ○コ破裂するっ!」]作品かつ全然設定を生かせなくて。一応終わりです
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