幼女「うぇぇ・・・飲み過ぎたよぉ・・・」(11)

男「吐け!」ドン

幼女「おうっ・・・げぇぇ・・・」

男「そもそも幼女が酒を飲むな!」

幼女「自分のこと幼女って言ってるけど本当は老女なの」

男「だとしてもだ!年老いた女は酒を飲むな!」

幼女「老人虐待はやめて」

男「おぇぇ・・・俺も飲み過ぎた・・・」

幼女「強い酒だったね」

男「幼女・・・俺の腹を押してくれ・・・」

幼女「うん」ドォォン

男「ゲロゲロゲロォエボボボボボ!」

幼女「吐き過ぎ!」

男「ふぅ・・・おかげでスッキリしたぜ」

幼女「このドア何?」

男「それは俺が長年隠してきた物だ」

幼女「鍵がないから室内用かな」

男「幼女よ、それはどこでもドアという道具だ」

幼女「どこでもドア?」

男「自宅と言ってからドアを開けてみろ」

幼女「自宅に着くんでしょ知ってるよ」

男「どこで知った?」

幼女「フフフ・・・いい年をして"ド●えもん"を毎週見ている私には分かるのだ」

男「おお、泥えもん見てるのか俺もだ」

幼女「なんて言うと思ったか!成人してる奴であのようなゴミゲロ番組を見てるのは男だけだ!」

男「じゃあ何で知ってるんだ」

幼女「どこでもドアは私が作った物だからだ」

男「マジで?」

幼女「これがその実物だ」

男「え?どこにもないけど?」

幼女「そりゃ文章だけで"本当に存在する"という事実を表現することはできないだろう」

男「た、確かに・・・」

幼女「だが私には見えるし触れる」

幼女「勿論この場面にいる他の奴らもな」

幼女「ただし男だけはその存在を確認することはできない」

男「じゃあ出した意味ないじゃん」

幼女「まさしくその通りだ」

男「今日は何杯飲んだんだっけ?」

幼女「水も含めて47杯に味噌汁が6杯」

男「それで代金は?」

幼女「払えないから払わなかった」

男「、」

幼女「今後捕まる可能性が極めて高いね」

男「そうだな」

幼女「どうしようか」

男「地下に潜るか」

幼女「それってつまり・・・」

男「ああ、死ぬんだ。死ねば土葬してもらえる」

幼女「いいアイディアだね」

男「幼女!俺をボウガンで撃て!」

幼女「持ってないよ」

男「なぜだ」

幼女「どこかに落とした」

男「クソッ!早く死なないと捕まってしまう!」

<儂にまかせろ!

幼女「?」

男「誰?」

爺「儂はボウガンおじいさんだ」

爺「1人105円で殺してやるぞ」

幼女「この人死にたいんだって」

爺「あの、念のため確認しておくが本当に死ぬ気なんだな?」

男「はい」

爺「よかろう」

爺「それでは今から裸になるッ!」

爺は静かに股引を脱ぎ捨てた。

爺「儂の棒GUNを食らえッ!」ズボ

男「あっ何を!?」

爺「儂がお前を逝かせてやる・・・あの世へな!」ドピュ

男「はうっ!」

ハッ、ハァァ・・・ウッアッ・・・・・・

爺「死んだな」

幼女「はい105円」

爺「確かに受け取った」

爺「だが小銭を持っていないのでお釣りはない!」


                           おわり

>>10

×105円

○1000円

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom