コックピット

沙慈「本当だ、中に誰もいない……コックピットこんな風になってるんだ」

刹那「ん、まずい」

沙慈「どうしたの？」

刹那「人目が多くなってきた、このままここにいるわけにはいかない、飛ぶぞ沙慈」

沙慈「え！？ちょっと！」

刹那「このままではお前までガンダムの、ひいてはソレスタルビーイングの関係者と疑われる、とりあえず今は逃げるぞ、足元のペダルを踏むんだ」

沙慈「あーもう！どうしてこうなるのさ！」

ヴィィィン



例の島

ガシャン

刹那「なかなかセンスがいいな沙慈、口頭竹でここまで無事にこれるとはな」

沙慈「死ぬかと思ったよ……ん？」

デュナメス「」ｶﾞｼｬﾝ

沙慈「ひっ！ガンダム！？」

刹那「いや待て……ロックオン、聞こえるか」

デュナメス『そ、その声、刹那か！？そのガンダムは！？』

刹那「俺だ」

デュナメス『は？』

デュナメス『とりあえず降りてこい、なんでいきなり得体の知れないガンダムに乗ってきたのかとか、聞きたいことはいろいろある』

沙慈「え、えーと、刹那……？」

刹那「ロックオン聞いてくれ、俺はガンダムだ、今、お前が見ているガンダムは俺なんだ」

デュナメス『寝ぼけたこと言ってんじゃねえよ撃つぞ。降りてこい』

刹那「……沙慈、俺の陰に隠れて降りるんだ」ｳｲｰﾝ

沙慈「わ、わかったよ……」



刹那「ロックオン、今パイロットシートを開放している、そこからでも見えるはずだ、中を見てみろ」

デュナメス『ああん？……？！ 人が、いねぇ！？』

刹那「俺がガンダムだ、今は俺が自力で動いている」

デュナメス『い、いや、オートパイロットとかそんなオチだろ……？』

刹那「事実だ」

デュナメス『』

イアン「こりゃ驚いた、この装甲は生体金属だ、頭部にも生体コンピューターが組み込まれている、刹那、お前は本当にガンダムになっちまったんだな」

刹那「そうだ、俺はガンダムだ」

ロックオン「どうすんだよこれ……てか、お前何一般人まで連れてきてんだよ」

沙慈「あはは……」

刹那「騒動に巻き込んでしまった、沙慈の部屋も壊してしまったし、しばらくはここで匿おう」

沙慈「え！？学校に行けないのは困るよ！それに、ルイスも……」

刹那「安心しろ、三日後には普通の生活に戻れる」

沙慈「そ、そう……」

刹那「それより、今俺はガンダムとしてどの程度の性能を有しているかを確認したい、沙慈、手伝ってくれないか」

沙慈「え？僕！？」

ロックオン「おい何言ってやがる刹那！」

刹那「今の俺ではエクシアに乗れない、なら俺が戦うしかない。幸いGNドライブも搭載されているが、基本性能がわからないからな」




刹那「よし沙慈、乗ったな」

沙慈「どうしてこんな目に……」

刹那「右スクリーンを見てくれ、武装が表示されているはずだ」

沙慈「あ、本当だ、えーと……」

ガンダムセツナの武装
メインウェポン>>7
サブ1>>8
サブ2>>9

GNナイフ

なし

GNオーバーブースト