ジョナサン「進撃の巨人?」 (59)

ジョナサン「う…う?ん…」

ジョナサン「ここはいったい…どこなんだ…?
たしかぼくはエリナと一緒に客船に乗って…」

ジョナサン「そうだディオだ!ぼくは船に乗り込んでいたディオに襲われたんだ!!」

ジョナサン「ハッ!な、ない!?
ディオの目から放たれた技ッ!
それによってぼくの喉にできたはずの傷…
それがないッ!?」

ジョナサン「波紋によって完治したわけではない。
ぼくの身体はどうなっている!?
何がどうなっているんだ?」

ジョナサン「エリナは無事だろうか?あの赤ん坊は?
そしてディオ!やつはどうなった…?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428508218

今回初のSS投稿で【進撃の巨人】×【ジョジョ】です
似たようなSSは既にありますが自分なりに執筆していくつもりです


なお書き溜めはありませんが、できそうだったらジョナサンにはどっぷり進撃の巨人の世界にいてもらおうかな〜
なんて考えてます


では投下します

ジョナサン「とにかく落ち着こう…
ここはどこなんだろうか?広場なのか?
人が大勢行き交っている
誰かに尋ねてみよう…」



ドーーーーーーーーーーーーン



ジョナサン「な、なんだ今の地響きは!?
ぼくの巨体が浮き上がるほどの衝撃!尋常じゃあないぞッ!?」


モブ「あ…あぁ…」ザワザワ


モブ「な…なんだ…?」ザワザワ


モブ「いったいなんだ…?」ザワザワ


超大型「………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ジョナサン「街を囲っている50mはあろう壁…」


ジョナサン「その壁から!顔を出して覗きこんでいるアレはッ!」


超大型「………」シューーーー


ジョナサン「ハッ!?壁で隠れているから見えない…
だが、あの姿勢!あの姿勢はまさかッ!?」ゴゴゴゴゴ


ジョナサン「脚を振り上げ、壁を蹴ろうとしているーッ!!」

ドガーーーーーーーーーーーーン




ドスンドガンドドドガラガーン




モブ「!?」



ジョナサン「ヤツが壁の門を蹴り破り、その巨大な破片が街中に飛散したッ!?」


子供「ウアァァァァ!!」


ジョナサン「ッ!危ないッ!!」ダッ


ジョナサン「ま、間に合わないッ…
あと少し…ズームパンチ!届けッ!!」ガッ


ドーーーンガラガラゴロゴロ


ジョナサン「危なかった…
ぼく諸共もう少しでペシャンコに潰されるところだった…」


子供「あ…ありがとうお兄さん…」


ジョナサン「いや、紳士として当然の事をしたまでさ」


モブ「おい早く!早く逃げるぞッ!!」


モブ「うわぁぁぁ巨人だ!巨人が入ってくるゥゥゥゥ!!」


ジョナサン「巨人?」


子供「あ…あのォ…」


ジョナサン「あぁ、ごめんごめん、抱えたままだったね。
さぁ早く家族の所へお行き」


子供「ほんとうにありがとうお兄さん!
お兄さんも早く逃げた方がいいよッ!」タッタッ


ジョナサン「たしかに…あのタルカスよりも巨大な巨人たちが壊された壁から入ってくるぞ…
波紋の修行をしたぼくでも敵わないかもしれない…」


ジョナサン「あれ!?最初に現れた赤い巨人がいない!
いったいどこへ…?
ん?」


少年「あっちにはおれたちの家が…」タッタッ


少女「待ってエレン!」タッタッ


ジョナサン「ッ!?あっちの方には…
既に巨人が迫ってきている!
ぼくは巨人というものを知らない…
だが恐らく巨人というものは人間にとって危険な存在なんだろう…
あの子たちが…危ないッ!!」

原作通りエレンたちがカルラを助けようとし、
ハンネス「たしかに3人ならグツグツのシチューにしてやる…」(?)など繰り広げた場面はカットします


あと2つほど投稿したら寝ようと思います

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カルラ「ありがとうハンネス…」


エレン「離せ!ハンネスさん離せよッ!
巨人がッ!母さんを助けなきゃ!!」


カルラ「逃げるのよエレン、ミカサ…」


エレン「母さァァん!!」


ミカサ「あっ…ああぁぁ…」


カルラ「うっ…行かないで………」


巨人「………」ニヤニヤ


ハンネス「(すまないカルラ…
イェーガー先生…ミカサ…エレン…
おれにはッ!こうやって逃げることしかできねぇッ!!)」ダッ


ジョナサン「相手が大きいやつだからって…」ダッ


ハンネス「えっ?」


ジョナサン「負けるとわかっているからって…」ダッダッ


ジョナサン「紳士には勇気をもって戦わないといけない時があるんだ!
それが今だッ!!」ドーーーン


巨人「………」ニヤニヤ


ハンネス「おいアンタ!?よせっ、逃げるんだ!
あっおいエレン!!」


エレン「母さん!!」ダッ


カルラ「来ちゃだめッ、エレン!!」


巨人「………」カルラガシッ


カルラ「うぐっ!あ…あァァァ」


エレン「ッ!?母さん!うおぉぉぉぉ!!」ダッダッ


ミカサ「おばさん!エレン!」


ハンネス「よせッ、戻ってこいエレン!」

ツェペリ『いいかジョジョ…
波紋法とは本来攻撃するための技術ではないのだ…』


ジョナサン「(わかっていますツェペリさん…)」


ツェペリ『私は過去に囚われ過ぎているのかもしれんのォ』


ジョナサン「(そんなことはありません…)」


ツェペリ『君のように…未来のために…
・・・・・・・・
なにかを護るために戦うことができれば…
私ももっと強くなれたかもしれないなァ…』


ジョナサン「(だってあなたは…今でもぼくの中で力強く…)」コオオオオ


エレン「うあぁぁぁぁ!!」ダッダッ


ミカサ「エレンッ!!」


ジョナサン「(生きているじゃないですか!!)
山吹き色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)!!」


巨人「ギャアアアアアア」ボトン


ハンネス「なんだ今のは…?
あのにいちゃんの身体が一瞬光ったように見えて…
そして次の瞬間、カルラを掴んでいた巨人の腕を殴って叩き落としやがった…
スナップブレードもなしにどうやって…?」


ジョナサン「よし、大丈夫ですか?」キャッチ


カルラ「うぐっ…だ…大丈夫です…」


ジョナサン「あなた脚を…瓦礫に挟まれた上に巨人に潰されたんですね」コオオオオ


カルラ「え…い、痛みがなくなっていく…?」


ジョナサン「一時的なものですがないよりはマシでしょう」


エレン「母さん!」ダッ


カルラ「エレン!もう、なんて危ないことするの!!」ダキッ


ジョナサン「(よかった…)」


巨人「ウギャアアアアアア」シューーーー


ジョナサン「ッ!さぁ君、お母さんを連れて早く逃げるんだ!」


エレン「は、はいッ!母さんホラつかまって」


カルラ「助けていただいて本当にありがとうございます…
あなたも…早く逃げましょう」


ジョナサン「先に逃げてください…
ぼくには…」


ジョナサン「やらなくてはならないことがあります!」ゴゴゴゴゴ

支援ありがとうございます!
続きは今夜には投稿しますね



>>1的には構想は既に考えてあるんですが、
最後の終わり方がイメージできないまま先の展開まで考えすぎたので、まとめるために完結までカメ更新になりそうです

ちなみにネタバレですが、この先ジョジョの世界からあと何人か登場します
それが1部のキャラなのか、はたまた他部からなのか…

面白いけど
SSの間にあと何レスしますとかはいらんで

>>12 なるべく控えます



>>1「巨人化ってあるよなあ…
あのでっかくなる巨人化じゃよ!
あの能力でエレンが巨人になるのが進撃の巨人の面白い所だなあ!
巨人化するエレン…これは『正解』と呼べるだろうかねェ
それでは!『正解』とはいったい何か!?」


>>1「そこで問題だ!
このクロス作品で誰が巨人化能力を得るか?
3択- 一つだけ選びなさい
答え①エレンが巨人化する
答え②ジョナサンが巨人化する
答え③巨人化できない。現実は非情である」


というわけでマジメに
・巨人化をどうするか
・カルラはこのまま生きたままにするのか
の2点を考えてます
この2点次第で、
原作(駆逐巨人)エレンorヘタレ巨人エレンor駆逐少年エレンorヘタレ少年エレン
の分岐になります
一応ヘタレでも調査兵団にいかせますが(笑)


話を進める中で重要なポイントなので、
読んでくださっている方がもしいれば意見をいただきたいです
特にカルラの件はすぐに決めないと話が進まないのでガンガン意見がほしいです!

答え④後から出るジョジョキャラ(誰かは不明)が巨人化する
というのもありですね
なお、進撃のキャラは喋り方などがジョジョっぽいところ以外はなるべく改変しないつもりなので悪しからず


長ったらしく書きこんで申し訳ありません…

ハンネス「ミカサ、エレン。
おめぇらの母ちゃんを連れて逃げろ、いいな」


ミカサ「わかった…。
エレン、私が反対からおばさんを支える。早く逃げよう」


カルラ「ハンネス…」


ハンネス「すまねぇなカルラ…。さっきはお前さんを置いて逃げ出しちまってよ…」


エレン「…」


カルラ「そんなことはいいの、あれが正しい選択…
むしろ感謝してるわ、エレンとミカサを連れていってくれて…」


ハンネス「…その罪滅ぼしといっちゃあアレなんだが…
俺はあの巨人をぶっ殺してくる。
たしかに1人ではムリだった…
怯えて、逃げ出してしまうほどに…
だが!あのにいちゃんが俺に勇気を与えてくれたッ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハンネス「今度こそッ!俺は今度こそキッチリ3人とも護って、俺の恩義を通すッ!!」ビュッ シューーーーッ


エレン「ッ!?
…頑…張って…
頑張れーッ!ハンネスさーんッ!!」

声的に強そうなハンネスさんはこのあと出番がないのでここで目立ってもらいます
あとは食われるか「あれ、アンタの声…?」「ん?」というネタくらいなんで…
ちなみに>>1は声優ネタをぶっこむ気まんまんです

>>6の「グツグツのシチューにしてやる」は、進撃のジョースター御一行
という動画を参照

ジョナサン「なんとかあの親子を無事に送り出すことはできたが…
叩き落とした巨人の両腕…、
それが既に再生し終わりつつあるッ!!」


巨人「オゴオオオオアアアアア」シューーーー


ジョナサン「傷口から煙…、蒸気…なのか?それが噴き出し、どんどん腕が治っていく…
いや、落ちた方の腕は蒸気を上げ蒸発していっているぞッ!
新たに生えているのかッ!!
吸血鬼…、ディオは人の血を吸うことで再生することができるが…

・・・・・・・・・・・・・
ジョナサン「『巨人』とはッ!吸血鬼以上の再生能力をもつというのかッ!?」


巨人「ガアアアアアアア」 シューー


ハンネス「おいアンタ!」 シューーーーッ


ジョナサン「ッ!?下がっていてください!危険です!」


ハンネス「素手で巨人に向かってくアンタにゃあ言われたかねぇなァ」ジャキッ


ジョナサン「…、あなた以外にもその装備を付けて飛び回っている人を何人か見かけましたが…。
それは…なんですか…?」


ハンネス「はァ?アンタ『立体機動装置』を知らねぇのかッ!?」


ジョナサン「『立体機動装置』…?」


ハンネス「そんなことよりアンタ!
さっき『何』やった!?」


ジョナサン「えっと…、『何』とは…?」


ハンネス「巨人の腕叩き落とす時と、
その後カルラ…、あの子の母親を助けてからアンタがピカピカしてなんかやってたろ、アレだよ」


ジョナサン「それは『波紋』という特別な呼吸法です」


ハンネス「『呼吸』だとッ!?
(そんなモンで巨人をぶっ倒せんのかよ…)
くっ、アンタが何モンかは知らねェ。
(だが…)
だけどアンタのその力があれば勝てるかも知れねェ!
(こいつにはスゴ味がある…)
アンタは…、協力してくれるか…?」

・・・・・・・・・・・・
ハンネス「一度逃げ出した腰抜けの俺によォッ!?」ゴゴゴゴゴ


ジョナサン「何度逃げ出そうと変わりはしない…」ゴゴゴゴゴ


ハンネス「くっ…」


ジョナサン「だが…」


ハンネス「…?」


ジョナサン「あなたは『逃げる』のを辞めて『戦う』覚悟をしたッ!
ならばぼくは!紳士としてあなたに
敬意を表するッ!!」


ハンネス「ッ!?
(こいつには、やると言ったらやる…
『スゴ味』があるッ!)
ありがとよォッ!!」

>>1です
これくらい簡単な補足を書くときは酉外して書くようにします!


巨人に波紋では相性悪いんじゃないか、
という話はおいおいやろうかと思います
ただし納得いく理由に持ち込めるかは怪しいですけど…


あと強調したい部分に・・・を使いたいんですが、悉くズレてますね
文字数で脳内補完していただけたら幸いです

巨人「アアアアアアア…」ニヤニヤ


ジョナサン「完全に再生(なお)ったか…」


ハンネス「ところでアンタよォ…
『立体機動装置』を知らねェってことはよォ…
もしかして『巨人』についても何も知らねェのか?」


ジョナサン「…恥ずかしながらぼくは何も知りません…
ぼくは『船』に乗っていて…
色々あったんですが、さっき気付いたらこの地にいたんです…」


ハンネス「『舟』?アンタ内地から来た人間か?」


ジョナサン「内地?」


ハンネス「…まぁいい。
今は巨人の事に集中するとしよう…」


ジョナサン「はいッ!!」


巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン


ハンネス「来るぞッ!
アンタのさっきヤツの腕を叩き落とした時のジャンプ力なら…
周りの建物の屋根まで登れるかッ!?」


ジョナサン「大丈夫です!」


ハンネス「よォーし、まず屋根の上に乗るんだ!
低い所にいたらゼッタイすぐに捕まっちまうぜェッ!」


ジョナサン「コーラを飲んだらゲップをするぐらい確実ですねッ!!」ダンッ


ハンネス「(コ、コーラ!?なんだそりゃあ…!?)」


ジョジョナレ「ジョジョは1868年生まれであるッ!
こんな時代にコーラなどあるのか!?
これではいきなり第1部完!である」


ジョジョナレ「しかし!
1886年にアメリカでコ○・コーラが誕生ッ!
ジョジョがアメリカ行きの新婚旅行の船に乗ったのは1889年ッ!」


ジョジョナレ「彼がコーラ飲んかどうかは怪しいが、
設定的にはギリギリセーフであるッ!!」


ハンネス「ッ、登った後も気をつけろ!
周りに他の巨人がいるかもしんねェからなッ!!」ビュッ シューーーー


ジョナサン「今のところこの辺りにはこいつしかいなさそうです!」タンッ

ハンネス「巨人は人間探知機みてぇなモンだ!
視覚的なものなのか聴覚的なものなのか、
或いは嗅覚的なものなのかわからんが、
とにかく人のいる方へ寄ってくる!」


ジョナサン「(探知機と言えば、
ぼくもワインを使って屍生人の居場所を探知したことがあったな…)」


ハンネス「今はいなくても時期に巨人が集まってくる可能性が高い!
だから一気にいくぜッ!!」


ジョナサン「わかりました!」


巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン


ハンネス「アンタの方に向かったぞッ!」


ジョナサン「よし、やっつけてやるぞッ!!」


ハンネス「あぁッ!ちょっと待t…!?」


ジョナサン「ふるえるぞハート!」


ジョナサン「燃え尽きるほどヒーーート!!」


ジョナサン「刻むぞ血液のビート!」コオオオオオ


ジョナサン「くらえ巨人ッ!
波紋!仙道波紋疾走!!」バリバリバリ


巨人「グオオオオオ」グシャーー


ジョナサン「(やった、頭を吹き飛ばしたぞ!)
やりましたよ!」


ハンネス「バカヤロウッ!人の話は最後まで聞くモンだぜェッ!!」


ジョナサン「え…!?」


ハンネス「そいつはまだ…」


ハンネス「まだ死んじゃいねェーーーッ!」


ジョナサン「な、なんだってーッ!?」


巨人「………」ゴゴゴゴゴ

時期に←×
じきに←○

巨人「………」シューーーーーーーーー



巨人「………」シューーーー



ハンネス「(ッ!?なんだこいつはッ!?」



ジョナサン「(どうみても再生速度が…)」



ジョナハン「((早くなっているッ!!))



ジョナサン「ど、どういうことですかこれは!?」



ハンネス「くっ!?
(こんなの聞いたこともねェぞ!?
再生速度が早くなるだァ?)
だから俺ァ待てっつったろーが!」



ジョナサン「うっ…す、すいません…
(吸血鬼だって脳を破壊すれば倒せるというのに…
巨人…恐ろしい生命力だ…)」



ハンネス「(俺だって予想外だ…
頭を吹き飛ばした時点で、
もしかしたら…と思ったんだからよ…)
とにかく一旦距離を取れッ!
さすがにまだそいつは動けねぇッ!!」



巨人「………」シューー



ジョナサン「くっ!」ダダッ



ハンネス「…」ビュッ シューーー



ジョナサン「まさか…巨人は…」



ジョナサン「不死身…なんですか?」



ハンネス「あぁ…」

ジョナサン「(ぼくは愚かだ…
波紋を修行し、ツェペリさんの力をも得て慢心していた…
ぼくは『強い』のだと…」)



ジョナサン「(ディオに勝つことができたのだって奇跡だ…
本来のぼくはツェペリさんの言うようなちっぽけなノミのような存在なんだ…
ツェペリさんの力をもらって、
ようやく人並みになれたかなれないかという程度なんだ…)



ツェペリ『おいジョジョ…
不貞腐れてる場合じゃなかろう?」



ジョナサン「(ツェペリさん…
今までぼくが立ち向かっていけたのは、
ぼくは世間知らずで無鉄砲だっただけなんです…)



ツェペリ『そんなことを言うんじゃないジョジョ…
正義に満ち溢れ黄金の精神をもつ、
わたしの友人であり息子でもあった弟子よ…
わたしは家族を棄ててしまったが、君にはまだ護るものがあるだろう…
諦めるなジョジョ』



ツェペリ『希望は君とともにあるぞ………』



ジョナサン「(そうだ…ぼくは…
ぼくはエリナのもとへ帰らなければならないッ!!)」



ハンネス「ただし…」



ハンネス「ほとんど…だがな」ニヤッ



ジョナサン「ッ!?不死身が…ほとんどって…ことは…
弱点が…あるんですか!?」



ハンネス「1つだけある」ドーーーーーン

ハンネス「巨人の弱点とはッ!
全巨人に共通してうなじの縦1m横10cmの部分のみッ!!」ゴゴゴゴゴ



ハンネス「そこさえやっちまえばッ!
やつらは再生することなく消滅するッ!!」バーーーン



ジョナサン「うなじ…!?それも縦1m横10cmなんて…
な…なぜそんなところが唯一の弱点なんですか…!?」



ハンネス「さあな…
そこんところは俺にもわからん」キリッ



ジョナサン「(なんでカッコつけたんだろう…?)



巨人「………」ニヤニヤ



ハンネス「完全に再生しやがったな…
ちなみにだが、アンタの『波紋』とかいうので頭ごとうなじをぶっとばしてもなんとかなると思うぜ?
普段俺らは壁上固定砲でそうやってるからいけるハズだ」



ジョナサン「いえ、その必要はありません…
ぼくが…囮になります」



ハンネス「お、囮だとォ!?
バカ言え!そんなモン自殺行為だぜッ!!そんなの2人で戦えばなんとかなるッ!」



ジョナサン「2人で戦うより、確実に弱点を叩くならあなたの方が適任です
ぼくの機動力では恐らく背後に回りこむことができないし…
正面からいけばさっきと同じことの繰り返しだ…」



ハンネス「(こいつは知らねェ…)



ジョナサン「だからあなたに全て任せます!」



ハンネス「(俺は1体も直接討伐したことねェんだぜェーーーッ!!)
お、おうよ!任せときなッ!!」オドオド

〜〜〜〜〜〜おまけ〜〜〜〜〜〜〜〜
ディアボロ「こ…ここはどこだ…?」



ディアボロ「なんだ…?
街の連中がみなこのディアボロの方を…、
いやその上を見ている…?」クビカシゲ



ディアボロ「ん?なんだこのバカデカい壁と門は…?」



ドガーーーーーーーーーーーーン
ドスンドガンドドドガラドーン



ディアボロ「」グシャボロ



今日のボス:超大型巨人の蹴りに巻き込まれて死亡



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハンネス「(い…勢いで言っちまった…
今からでも遅くねぇ、
ちゃんとそりゃムリだって言わねェと…)
ちょ、ちょっと待t…」



ジョナサン「よし、ついてこい巨人ッ!!」



巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン



ハンネス「アイツは人の話を全然聞かねェのかよォ…」



ハンネス「つーかマジか
本当に…いっちまったぞ…」ゴクリ



瞬間!
彼の脳裏には彼自身の青春が浮かんだ!!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名人『さんは要らないよ熱斗くん』



ひろし『みさえ~俺の靴下どこやった~?』

みさえ『あんなの触るわけないでしょ』ハナツマミ

しんのすけ『オラ美人のおねえさんのストッキングならほしいぞ』デヘ

ひまわり『アイアイ(イケメンのおにいさんのだったらほしい)』デヘヘ

ひろし『』



エシディシ「グツグツのシチューにしてやる」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ハンネス「じゃねぇよ!
どうすんだよ俺ェ!!」

一連の投稿について>>1は、
私は幼じょりんや静ジョが好きで、
ずっとシリアスムードが続くのが堪えられなかった、反省はしてない
などと供述しており…

>>1の構想はもうサブタイトルと大まかなストーリーは第7部までボンヤリと浮かんでいますが、
その上で今現在は「第1部part1 シガンシナ区のジョナサン・ジョースター」として書いてます

その後第2部、第3部を挟んでから「第1部part2 トロスト区のジョナサン・ジョースター」をやる予定ですが、
そこは完全にほのぼのパートです
幼じょりんシリーズ並みにほのぼのとした、ジョナサン先輩と104期訓練兵の1年の短編集にする予定です

ちなみに第8部までいくと打倒王政編に入れます
まぁそこまで>>1の体力&精神力が続いて、
読者様がいてくれればの話ですが(笑)

ハンネス「チクショー、カッコつけた手前逃げるわけにはいかねぇし…
何より囮になったアイツが危ねェ…」




ハンネス「………。」




ハンネス「(だ、大丈夫だ俺…
さっきまでの俺たァ違ェんだ
ぜ、ゼッタイできる、できるぞ俺ェ…)
く…」ドクンドクン




ハンネス「く、くらってくたばれェ!!」ビュッ シューーー




ジョナサン「よし、彼が来た…
巨人の動きを止めればより確実仕留められる…」コオオオオオ




ジョナサン「緋色の波紋疾s…グァッ!?」




ハンネス「な、何ィーッ!?」




ジョナサン「し…しまった…」ゴゴゴゴゴ




ジョナサン「急に現れた別の巨人に捕まってしまったッ!!」




巨人2「………」ギュッ


ハンネス「追いかけてくる巨人の足止めをしようとしてくれたのはありがたいが…
振り向いて立ち止まってしまったのがマズかったッ!」シューーー




ジョナサン「くっ、走っていた正面の方向にいたはずなのに…
周りの建物と同じくらいの背の高さでうまい具合に隠れていたから気付かなかったのか…
迂闊だった…ッ!!」




ハンネス「クソッ、今助けるッ!!」シューーー




ジョナサン「ダメだッ!!」




ハンネス「ッ!?」




ジョナサン「あなたは先の巨人を仕留めてください!
幸いまだ僕の方に向かって来ている
その位置からなら狙えるはずです!!」




ハンネス「な…、だけどよ…」




ジョナサン「ぼくなら大丈夫です!
こ、これくらい…ッ」グググ




ハンネス「(そ、そうだ…俺はこいつをぶっ殺さねぇといけねェ…
い、今なら…い…いける…)」




巨人「………」ニヤニヤ ドシン




巨人2「………」ギューーー




ジョナサン「ぐ、アアァァァ!?
(ま、マズい…握り潰される…ッ
呼吸が…で…できないッ…!?)
は、早くやるんだアァァァッ!!」




巨人2「………」アーン




ジョナサン「(く、食われる…ッ!)」ゴゴゴゴゴ




ハンネス「(お…俺は…)
う…うおオアアァァァァァァ」ザシュッ

ハンネス「どうだッ!?」シューーー




巨人「………」ニヤニヤ




ジョナサン「うぐ…ぐぐ…
んあッ!?」バッ




巨人2「………」ザシュ バタ




ハンネス「よっしゃ!
おい逃げるぞ、捕まれ!!」ビュッ




ジョナサン「うっ、く」ガシッ




ハンネス「お、重ッ…アンタ重すぎだぜェッ…
だが…今の俺にできないことはねェ~ッ!!」シュシューーー

巨人「………」ニヤニヤ




ハンネス「なんとか振り切れそうだな…」シュシューーー





ジョナサン「な…なぜあっちの巨人を…
倒さなかったんですか…?」




ハンネス「たりめェーだろダボかアンタァ!!」




ジョナサン「ダ…ダボ…?」




ハンネス「助けられる命があんなら助けるに決まってんだろーが!
アンタ俺が人の命を大切にしない悪魔かなんかだとでも思ってんのかァよォォ?
オイオイオイオイオイオイオイオイ、
お前は俺のことそんな風に見てたのかァァ~?えぇ〜?ふ~ん?」カオマッカ




ジョナサン「そう…ですね…」フフッ



ハンネス「(はっ、いけね、ずっと緊張してて忘れてたけど俺まだ昼の酒で酔ってたんだ…
おかげで緊張がとけた今、最高に『ハイ』ってやつだぜェェェ…
つかそんなんでよく巨人倒せたな俺…
あ、飲酒立体機動って憲兵に捕まるかなァ…)」ビクビク

~~~~~~~おまけ~~~~~~~~
ディアボロ「う…またこの街か…
さっきのはなんだったんだ…?」




巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン




ディアボロ「な、なんだあのデカいやつは!?」




巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン




ディアボロ「お、オレの…」




巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン




ディアボロ「オレのそばに近寄るなああぁぁぁぁ!!」




巨人「………」ニヤニヤ ドシンドシン




ディアボロ「」ペシャボロ





今日のボス:
走るカルライーターに気付かれることなく踏み潰されて死亡



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ジョナサン「だいぶ離れましたね」




ハンネス「そうだな、一旦止まるか
いつまでもアンタ抱えて飛んでたらガスがなくなっちまいそうだぜ」シュシューーー




ジョナサン「この…『立体機動装置』はガスで飛んでいるんですか?」




ハンネス「ホンットーに何も知らねェんだなアンタ…」




ジョナサン「ええ…」




ジョナサン「(それにしてもすごい技術だなあ…
こんな小さな機械で人が飛ぶなんて…
ぼくの家は田舎にあったけど、こんなものはイギリス中どこを探してもきっとないぞ…)」




ジョナサン「(こんなものがあるんなら、きっと父さんが土産にでも買ってきただろうし…)」




ジョナサン「(それともぼくがこれで遊んだら何をしでかすがわからないから、
父さんは知ってても教えてくれなかったのかなあ…)」

ハンネス「…?
何をボケっとしてんだ?」




ジョナサン「いえ、やっぱりすごいなぁと思って…
それは最近発明されたものなんですか?」




ハンネス「いや、今からえ~っと…
70年ぐらい前?に発明されたんだっけ…か?」




ハンネス「まぁ便利な分けっこう高価なもんだからだからよォ
憲兵団や駐屯兵団の全兵士に供給されるようになったのは、
意外と最近のことなのかもしんねぇな」サボッテタカラオボエテネェヤ




ジョナサン「な、70年前ですって!?」




ジョジョナレ「その時!
雲ひとつなかった街に突然稲妻が落ちたッ!!」




ドーーーーーーン




鎧の巨人「………」ゴゴゴゴゴ




To Be Continued…→

~~~~~~~次回予告~~~~~~~
ジョジョナレ「突如ジョジョのいるシガンシナ区に落ちた稲妻!




そこから現れたのは鎧のような装甲を身に纏う異質の巨人だったッ!




謎の巨人を前に、なす術なく墜ちるシガンシナ区…




その時!ジョジョと少年たちの目には何が映るのかッ!?




次回!



ぬ、けどよォ





この次も!
サービスサービスッ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※ちゃんと続きます

ハンネス「な、なんだ今のは…?」




ジョナサン「い…今の感じは…!
さっきも同じような衝撃がありました…」





ジョナサン「あの壁よりも大きな巨人が現れた時に…」





ハンネス「なんだと!?
まさかあのデカブツが壁の中に!?」





ジョナサン「いえ、さっきと比べるとかなり衝撃が弱いように思いますし…
それにあんなに大きな巨人がいれば一目でわかるはずですよ」





ハンネス「チッ、分かんねえな…」





ジョナサン「それでもなんだか嫌な予感がします…」





ハンネス「とにかくもうここにはいられねえ!
生き残った住民の避難はそろそろ終わってるはずだ
俺たちもこの街から出るぜ!」ビュッ シューーー





ジョナサン「分かりました、急ぎましょう!!」ダタダ





内地へ続く門へと進むジョジョとハンネス
だがしかしッ!
この直後、2人は人類を脅かす更なる脅威と対峙することとなるッ!!



~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ハンネス「おい…
なんだありゃあよォ…!?」





ハンネス「他の巨人と違ェ…
肌の質感がまるで違う…」





ジョナサン「あれは…まさに鎧!
鎧の巨人だーッ!!」





鎧「………」ゴゴゴゴゴ





ハンネス「(まただ…
あんな巨人がいるなんて聞いたことがねえぞ…)」





鎧「………」チラ






ジョナハン「!?」





鎧「………」プイッ





ハンネス「俺達に気付いたのに無視した…?
奇行種なのか!?」





ジョナサン「あ!?
あいつの向かっている方向はッ!?」





ハンネス「何ッ!?ま、マズい!
門の方に向かってやがる!
あっちに多くの人間がいるからか!?」





ハンネス「俺たちがこの街から脱出するにしてもあいつは邪魔だ!
幸い奴は俺達のことは気にしちゃいねェ…
その隙に脇から先回りして脱出するぞ!」





ジョナサン「あ、はい」

ジョナサン「…」





ハンネス「ん?なんか言いたそうな顔だな」





ジョナサン「あの…
無視されるなら安全にあいつを仕留められるんじゃないでしょうか…?」





ハンネス「いや、確かに俺も一瞬それを考えたが…
さっきのこともある
壁内に入ってきた巨人はもうドンドンこっちに向かってきているはずだ…
既にそこの物陰にいてもおかしくねェぜ」





ハンネス「今は守らないといけねェようなものもねェ
今はおとなしく退くべきだ」





ジョナサン「はい…」

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