【ダンガンロンパ】【安価】新芽「進んだ先には絶望が広がって」【オリキャラ】 (1000)

※注意

・ダンガンロンパシリーズのネタバレがあります

・舞台は絶対絶望少女と同じ塔和シティです

・オリキャラ中心になりますのでご注意ください
・最初のスレ【プロローグ~CHAPTER1】
【ダンガンロンパ】【安価】絶対絶望のコロシアイ生活【オリキャラ】
【ダンガンロンパ】【安価】絶対絶望のコロシアイ生活【オリキャラ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423310760/)

・二番目のスレ【CHAPTER2】
【ダンガンロンパ】【安価】新芽「絶望はまだ始まったばかりで」【オリキャラ】
【ダンガンロンパ】【安価】新芽「絶望はまだ始まったばかりで」【オリキャラ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425383690/)

・前スレ【CHAPTER3】
【ダンガンロンパ】【安価】新芽「希望の見えない道を行く」【オリキャラ】
【ダンガンロンパ】【安価】新芽「希望の見えない道を行く」【オリキャラ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426930692/)

注意は以上です。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428378852

・参加者名簿


女子

・新芽 立花(にいめ りっか)
才能…元【超高校級の幸運】
身長…158cm
スリーサイズ…B83 W56 H82
料理の腕…54
掃除の腕…84

・ミーナ・ルナストーン【登録抹消】
才能…【超高校級のネットアイドル】
身長…167cm
スリーサイズ…B91 W57 H83
料理の腕…76
掃除の腕…74
好感度…5.2
新芽への印象【立花ちゃんが病院にいてくれて良かった……】

・小夜 鈴音(さよ すずね)
才能…【超高校級の番長】
身長…160cm
スリーサイズ…B78 W56 H78
料理の腕…25
掃除の腕…97
好感度…3.6
新芽への印象【薄井の気持ちがわかると新芽には言えないな……】

・神無月 摩耶(かんなづき まや)
才能…【超高校級の宗教家】
身長…140cm
スリーサイズ…B75 W55 H77
料理の腕…6
掃除の腕…76
好感度…5.0
新芽への印象【りっちゃんなら話しても大丈夫かなー?】

・薄井 千影(うすい ちかげ)【登録抹消】
才能…【超高校級のオカルト研究家】
身長…185cm
スリーサイズ…B90 W58 H89
料理の腕…97
掃除の腕…2
好感度…4.2
新芽への印象【ごめん……】

・真白アリス(ましろ ―――)
才能…【超高校級のアンドロイド】
身長…180cm
スリーサイズ…B86 W57 H88
料理の腕…44
掃除の腕…78
好感度…4.2
新芽への印象【博士はあなたが心配なようです】

・鈴木 霊別華(すずき れべっか)
才能…【超高校級の給仕】
身長…157cm
スリーサイズ…B88 W58 H84
料理の腕…30
掃除の腕…29
好感度…4.7
新芽への印象【私よりもっと傷ついたんでしょうね……】

・早坂 忍(はやさか しのぶ)【登録抹消】
才能…【超高校級のランナー】
身長…172cm
スリーサイズ…B82 W56 H85
料理の腕…33
掃除の腕…77
好感度…2.4
新芽への印象【あんたみたいに前は向けないみたい……】

男子

・佐木原 彰(さきはら しょう)
才能…【超高校級の???】
身長…180cm
料理の腕…42
掃除の腕…93
好感度…6.7
新芽への印象【思いつめなければいいんだが……】

・安原 浩輔(やすはら こうすけ)【登録抹消】
才能…【超高校級の探偵】
身長…180cm
料理の腕…4
掃除の腕…85
好感度…1.0
新芽への印象【……ありがとう】

・泉 小十郎(いずみ こじゅうろう)【登録抹消】
才能…【超高校級の少女漫画家】
身長…205cm
料理の腕…53
掃除の腕…9
好感度…3.2
新芽への印象【守れて良かったのである……】

・心沢 学(こころざわ まなぶ)
才能…【超高校級の家庭教師】
身長…178cm
料理の腕…43
掃除の腕…78
好感度…7.2
新芽への印象【負担を取り除くようにしないといけないな】

・赤内 晶(あかうち あきら)
才能…【超高校級のスカウト】
身長…179cm
料理の腕…44
掃除の腕…73
好感度…2.9
新芽への印象【さあね、キラキラしてるとかもうどうでもいい】

・真白 錐斗(ましろ きりと)
才能…【超高校級のロボット工学者】
身長…137cm
料理の腕…4
掃除の腕…77
好感度…4.7
新芽への印象【ボウガンの件は黙っていた方がいいな……】

・錦 修二(にしき しゅうじ)
才能…【超高校級のテニスプレイヤー】
身長…157cm
料理の腕…58
掃除の腕…8
好感度…4.9
新芽への印象【今はテニスを出来ませんが今まで通りよろしくお願いします!】

・吹石 丈(ふきいし じょう)【登録抹消】
才能…【超高校級のボクサー】
身長…187cm
料理の腕…56
掃除の腕…34
好感度…1.0
新芽への印象【いつか俺のモノの1つにしてやるよ】

こんばんは

本編の更新をしたかったのですが木曜日までは仕事の都合上夜に更新が出来そうにありません。
そのため更新する場合は朝方から昼間になると思います。

それでは。

なんとかなったので今日からCHAPTER4を開始します。
22:00よりスタートです。

【???】

モノクマ「いやー、3つの事件があったのにまだ10人もいる。ちょっと予定より数の減りが遅いなぁ」

「…………」

モノクマ「いや、確かに別に何人残ろうが、目標さえきちんと生き残ってくれればボクとしては問題ないわけだけど」

「…………」

モノクマ「うぷぷ、なんでそこまで【彼女】を生存させたいかキミもよくわかるんだね?」

「…………」

モノクマ「そう、簡単だよ。全ては……」







「希望のためなんだ……」












CHAPTER4【狂った歯車は戻らない】(非)日常編






【24日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「んっ……」

朝……ああ、もう朝なんだ。

泉、ミーナ、薄井ちゃん……3人もまたいなくなった。

新芽「もう頭がおかしくなりそう……」

グゥ……

新芽「……本当に、身体は正直ね」

食堂、みんないるかしら……

【食堂】

新芽「えっ」

錦「おはようございます!」

鈴木「おはようございます……」

新芽「お、おはよう。錦と鈴木ちゃんしか、いないの?」

錦「真白さん達と心沢さんは部屋で何かしてるみたいです!」

鈴木「赤内さんは病院に……」

新芽「神無月ちゃんと佐木原はなんだかんだで1人で行動してるからいいとして……小夜ちゃんは?」

鈴木「それが、朝から姿が見えなくて……はい、錦さん」

錦「部屋にもいませんでした!ありがとうございます!」

小夜ちゃん、薄井ちゃんの話を聞いて思うところがあったみたいだから……モノクマタワーにでもいるのかしら。

新芽「そういえば錦、やっぱり右腕は……」

錦「はい!今はまだ動きません!」

新芽「今は?」

鈴木「錦さん、必ずリハビリで動くようにするって……」

新芽「錦、あなた……」

錦「最後まで諦めない!それがぼくですから!それに……」

新芽「それに?」

錦「早く治さないと鈴木さんがずっと泣いてしまいますから!」

鈴木「……!」

……天然って怖いわね。

モノクマ「やあやあ、皆さんお揃いって3人しかいないわけ?」

新芽「モノクマ……!」

鈴木「な、なんの用ですか……!」

モノクマ「いやいや、そう身構えないでよ。ボクはただ新しいエリア解放のお知らせをしに来ただけだから」

錦「どこですか!」

モノクマ「地下商店街に上に上がる階段があったでしょ?あそこから新しいエリア、オフィスエリアに行けるようになったから!」

オフィスエリア……

モノクマ「うぷぷ、それじゃーねー!」

鈴木「どうします……?」

新芽「とりあえずあたし達だけで行きましょうか。みんな忙しいみたいだし……」

錦「そうしましょう!」

次はいったい、どんな場所なのかしら……

【オフィスエリア】

【マップ】
http://gamers-high.com/danganronpa-z/image/chapter/chapter4-2.gif


新芽「ここがオフィスエリア……」

ビルが立ち並んでるけど、どれも封鎖されてるわね……

新芽「とにかく、調べましょう……」

【行きたい場所を選んでください】

1…神社【スタート地点の上】
2…ホルモン横丁【マップ右側の細い道の場所】
3…モノクマパーク【aのモノックマンがある場所】
4…レストラン【fのモノックマンがある場所】
5…モノクマ総合書店【Hのモノックマンがある場所】

↓2

1選択

新芽「……神社?」

鈴木「神社、ですね」

錦「神社です!」

神頼み出来るなら今すぐこの状況を何とかしてほしいわよ……

錦「あれ?あそこにいるのは神無月さんじゃないですか!」

鈴木「あっ、本当です」

神無月「……」

新芽「神無月ちゃんは宗教家だから、神社に興味があるのかしら……」

神無月「んー……これでいいかなー?」

何かしてるみたいだけど……なんか話しかけにくいわね。

後で聞いてみましょうか……


【行きたい場所を選んでください】

1…ホルモン横丁【マップ右側の細い道の場所】
2…モノクマパーク【aのモノックマンがある場所】
3…レストラン【fのモノックマンがある場所】
4…モノクマ総合書店【Hのモノックマンがある場所】

↓2

1選択

【ホルモン横丁】

新芽「ここは……居酒屋とかが並んでる所みたいね」

鈴木「懐かしいですね……こんな横丁のお店が私の生家でしたから」

錦「そうだったんですか!」

鈴木「お客さんはあまり来ませんでしたけど…………?」

新芽「どうしたの?」

鈴木「何か聞こえませんか?」

新芽「そういえば……あの店からね」

ガラガラ

赤内「ひっく、ホルモン追加ー!」

錦「赤内さん!」

赤内「んんっ?ははっ、なんだ……3人も飲みに来たの?」

新芽「お、お酒臭い……赤内、あなたお酒飲んでるの!?」

赤内「嫌な事があったらさ……んぐっ、ぷはあ!お酒が一番だからねぇ……付き合いでよく飲んでるし大丈夫大丈夫……」

鈴木「完全に悪酔いです……」

赤内「んぐっ、んぐっ、んぐっ……」

新芽「ちょ、ちょっと赤内……」

赤内「はああ……」

錦「カウンターに突っ伏しちゃいました!」

新芽「……絡まれる前に行きましょうか」

赤内「…………ぐうっ」

【行きたい場所を選んでください】

1…モノクマパーク【aのモノックマンがある場所】
2…レストラン【fのモノックマンがある場所】
3…モノクマ総合書店【Hのモノックマンがある場所】

↓2

3選択

新芽「本屋さんね……結構種類もあるみたい」

鈴木「錦さん、リハビリについての本ありますよ!」

錦「ありがとうございます!」

新芽「……2人にしてあげましょうか」

カツカツ

新芽「それにしても、本当にたくさんあるわねー……あれ?」

【その才能は果たして希望なのか?希望ヶ峰学園の闇】

新芽「何かしら、この本……」

【希望ヶ峰学園には希望と呼ばれる超高校級の面々が揃っているが、中には本当に希望か怪しい才能があるらしい。

【超高校級の殺人鬼】

【超高校級の詐欺師】

【超高校級の罪人】

【超高校級の怪盗】

などが代表的な物だ】

【しかし取材の結果その中でもさらに常軌を逸した才能がある可能性が浮上した】

【その名は【超高校級の狂人】という物で……】

新芽「あれ?」

本が破けて……読めなくなってるわね。

新芽「【超高校級の狂人】ねぇ……」

何が超高校級なんだか……

【行きたい場所を選んでください】

1…モノクマパーク【aのモノックマンがある場所】
2…レストラン【fのモノックマンがある場所】

↓2

1選択

【モノクマパーク】

新芽「ここは公園みたいね……モノクマの形した遊具があるわ」

鈴木「な、なんだか落ち着きません……」

錦「遊具とはいえモノクマだらけだからですね!」

新芽「なんでこんなにあるのよ……んっ?」

今、遊具が動いたような……

新芽「……いやいや、まさかね」

何もなさそうだし、次行きましょう。

【レストラン】

新芽「レストランもあるのね……そろそろお昼だし、何か食べてく?」

鈴木「そうですね……」

錦「はい!」

カランカラン

佐木原「……」

新芽「あっ、佐木原。こっちに来てたのね」

佐木原「ああ。モノクマから聞かされたからな」

錦「ご飯一緒に食べませんか!」

佐木原「俺はもう済ませた。調査に戻る」

カランカラン

鈴木「佐木原さんって、本当に食事してる所見た事ありませんね」

新芽「……」

まあ、本人はあの傷を見られたくないだろうしね……

【モノクマホテル・エントランス】

新芽「……」

泉の椅子があたしの椅子の目の前に来て矢が突き刺さってる。
ミーナの椅子がカチカチに凍り付いてる。
薄井ちゃんの椅子が銃で撃たれたみたいにボロボロになってる。

鈴木「またこんな……!」

錦「片腕では戻せません!」

新芽「……」

こんな悪趣味な事、いつまで続くんだろう。

新芽「……」

本当に、嫌になるわね……

本日はここまでで……

本日21:30頃より開始します。

ここから前2作のように確定シロ選択はなくなりますので……

それではまた後ほど。

【新芽の部屋】

新芽「……」

これから、どうしようかしら……

【闇魔法の魔術書】を使用しますか?

【使用すると通常の好感度上昇に+0.5されます】

【しかし使用するとプレゼントを最大4つ失う可能性があります】

【闇魔法の魔術書】を使用しますか?

↓2

【闇魔法の魔術書は使用しません】

【現在のモノクマメダル…62枚】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【G-SICK】
【多面ダイスセット】
【MEN'S MANMA】

【ゲームコーナーに行きますか?】

【覚悟のススメ】を使用するかも判定します。

【必要コンマを+20する代わりにモノクマメダル獲得数を倍にする事が出来ます】

【例…モノックマン上級3人プレイのコンマが70になる代わりに12枚手に入るようになる】

【例2…モノクマパンチャーの場合コンマが70未満だと通常、70以上だと倍になる】

↓2

【ゲームコーナー】

新芽「どうしよう……」

【覚悟のススメ】を使用しています。

【どちらのゲームに挑戦しますか?】

1…モノックマン
2…ザ・モノクマパンチャー

↓2で選択

【モノクマパンチャーを選択した場合そのコンマ一桁のモノクマメダルをゲットします】

【ぞろ目ならプレゼントがあるかも……】

【コンマ91のためモノクマメダルは1枚ゲット】

【コンマ70以上のため2枚ゲット】

【現在のモノクマメダル…64枚】

新芽「……はあ」

なんか疲れてきたわね……

1…モノモノマシーン改をやる
2…景品コーナーに行く

↓2

【景品コーナー】

新芽「また、増えてるわね」

イン・ビトロ・ローズ…2枚

二面性協奏曲改…10枚

くすんだ包帯…10枚

全力応援セット…15枚

覚悟のススメ…売り切れ

トライアングル・メモリー…売り切れ

闇魔法の魔術書…売り切れ

メリーさんの手帳…20枚

受け継がれしエンゲージリング…30枚

栄光のチェス盤…40枚

心理研究プログラム…40枚

メダル探索人形…50枚

【現在のモノクマメダル…64枚】

【景品と交換しますか?】

↓2

【心理研究プログラム】を手に入れました!

【現在のモノクマメダル…24枚】

新芽「何これ、心理研究プログラム?」

…………

和水「おや、ボクのセラピー用プログラムを手に入れたみたいだね」

和水「この心理研究プログラムはボクの研究の結実の1つでね……」

和水「誰が危険な状態かわかるようになってるんだ」

和水「簡単に言えば、確定死亡フラグが何かわかるようになってる」

和水「ただし試作品だから使えるのは3回まで……3人の確定死亡フラグしかわからない」

和水「しかも解除条件も不明……【彼】を象徴するあるアイテムがあれば解除条件もわかるようになるけどね」

和水「寝る前に使うか判定するから、慎重に」

…………

【心理研究プログラム】
〔夜、指定したメンバーの確定死亡フラグがわかるようになる。
ただし使えるのは1回に1人で3回まで〕

新芽「他にも交換しようかしら……」

イン・ビトロ・ローズ…2枚

二面性協奏曲改…10枚

くすんだ包帯…10枚

全力応援セット…15枚

覚悟のススメ…売り切れ

トライアングル・メモリー…売り切れ

闇魔法の魔術書…売り切れ

メリーさんの手帳…20枚

受け継がれしエンゲージリング…30枚

栄光のチェス盤…40枚

心理研究プログラム…売り切れ

メダル探索人形…50枚

【現在のモノクマメダル…24枚】

【景品と交換しますか?】

↓2

【イン・ビトロ・ローズ】
【二面性協奏曲改】
【くすんだ包帯】を手に入れました!

新芽「この包帯何かしら?」

…………

福永「ぼ、ぼくの包帯を買ったんだね」

福永「それはその、ぼくがある事をやってしまった時に使った包帯なんだ……」

福永「そ、それがあると気持ちが引き締まって人の機嫌を損ねなくなるんだよ……」

福永「だ、大嫌いなプレゼントを渡したりとかしなければ、だけど」

福永「ぼ、ぼくも幽霊関係渡してこの前……あっ、ちょっと痛い痛い!」

…………

【くすんだ包帯】
〔好感度が下がらなくなる。
ただしプレゼントによっては効果がない〕

【景品コーナーから出ますか?】

↓2

【新芽の部屋】

新芽「……どうしようかしらね」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ50以上で現れます】

3…二面性協奏曲改を使用する【行動消費はしません】

↓2

赤内選択

【ホルモン横丁】

赤内「ひっく、もっと酒持ってこーい!!」

新芽「まだ飲んでたのあなた……」

赤内「ひっ、ははっ!何か用、新芽さん?」

新芽「……」

今は冷静な話は出来そうにないわね。

【説得は使用出来ません】

1…ミーナや泉の事、そんなにショックだったの?
2…そんなに飲んだら、倒れるわよ
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

3選択

新芽「……ちょっと気になる事があるんだけど」

赤内「ひひっ、何かな、新芽さん?」

新芽「赤内は自分のキラキラ見れるの?」

赤内「僕のキラキラ~?んなもんないよ、ないない!」

新芽「な、い?」

赤内「気になって見た事はあるよ。だけどまーったくキラキラしてない!ゴミ未満だねゴミ未満!」

新芽「ゴミ未満って……」

赤内「この学級裁判があっても僕だけはキラキラしないんだよ!ひっ、ひひひ……つまり僕は絶対にぃ、キラキラしないってわけだぁ!んぐっ、んぐっ、んぐっ……」

新芽「ちょ、ちょっと……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは2枚です】

↓2

アリス選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

アリス「……何をなさっているのですか?」

新芽「ああ、アリスちゃん。赤内が完全に酔っ払って手がつけられないのよ」

赤内「僕は酔っ払ってなんか、いないんじゃないかな~、あはははっ!」

新芽「あんな感じで……」

アリス「博士が忙しいので調査に来ましたが、ここは来るべきではなかったのかもしれません」

1…真白君、そんなに忙しいの?
2…と、とりあえず赤内を止めるの手伝ってくれない?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

新芽「このままじゃ赤内がアル中になっちゃうよ……」

赤内「あはっ、あはははっ!」

新芽「なんか赤内も本気で落ち込んでいるみたいだから助けて……あたしにとっては赤内も仲間だと思ってるから、お願い協力して」

アリス「お断りします。私は赤内さんを仲間とは全く思っていません」

新芽「っ……」

アリス「と、言いたいところですが……博士が救おうとした命をこんな事で失われてはかないませんね。お手伝いしましょう」

新芽「アリスちゃん、ありがとう」

アリス「……ただし、少々手荒にはしますからそのつもりで」

新芽「お、お手柔らかに……」

その後赤内は力ずくでホテルまで引きずらていった……

【プレゼントを渡しますか?】

【赤内にプレゼントは渡せません】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【G-SICK】
【多面ダイスセット】
【MEN'S MANMA】
【イン・ビトロ・ローズ】

↓2

新芽「ありがとうね、アリスちゃん」

アリス「いえ、それでは失礼します」

新芽「あっ、待って!これプレゼント」

アリス「時計……もしやこの前博士が壊したと泣いていた物と同じ時計でしょうか?」

新芽「ああ、そんな事もあったわね……」

アリス「ですが私にかかれば保管は可能ですので。受け取らせていただきます」

バキッ

新芽「あっ」

アリス「……やはり私と博士は似た者親子なのでしょうね」

新芽「あ、あはは……」

【赤内晶の好感度が少し上がりました】

【真白アリスの好感度が上がりました!】

【新芽の部屋】

新芽「まだ時間はあるわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ50以上で現れます】

3…二面性協奏曲改を使用する【行動消費はしません】

↓2

【モノクマホテル・エントランス】

新芽「……あれ?」

心沢「はあ、はあ……」

新芽「こ、心沢?な、何してるの?」

心沢「ああ、新芽か。椅子を交換していたんだ。佐木原にもさっきまで手伝ってもらってな」

新芽「椅子って……3人の?」

心沢「これは今まで泉と錦の役割だったが……泉はいないし、錦は腕を動かせない。だったらおれがやるしかないだろう?」

新芽「なんでそんな……」

心沢「あのままだと精神衛生上良くない。新芽だって嫌な気分がしただろう?」

新芽「う、うん」

心沢「だからそうした。たいしたことじゃないさ」

1…あ、ありがとう心沢

2…たいしたことよ、十分……
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

新芽「あ、ありがとう心沢」

心沢「礼を言われる程じゃない。おれだってあのままは嫌だっただけなんだ」

新芽「……でも」

心沢「でも?」

新芽「心沢はいつもみんなのことを考えてくれて本当に頼りになるね!」ニコッ

心沢「……ははっ、新芽は素直なんだな」

新芽「な、何よそれ」

心沢「その素直さ、失わないようにな。言いたい時に言えなくなっていたなんて事のないように」

新芽「……?」

その時の心沢の顔は、何かを思い返しているかのような……不思議な顔だった。

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは1枚です】

↓2

錦選択

【モノクマメダルを使い切りました】

錦「こんにちは!」

心沢「錦か。腕は大丈夫か?」

錦「はい!必ず復活しますので!」

新芽「錦、必ず動けるようにするんですって」

心沢「その心意気はいいが、無理はするなよ?」

錦「はい!ココ先生!」

心沢「……その呼び名はまだ続くのか」

1…いいじゃない、親しみやすくて
2…気に入らないの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

1選択

新芽「いいじゃない、親しみやすくて」

心沢「むっ……そういう物なのか?」

錦「そういう物です!」

心沢「……わかった。好きにしてくれ」

錦「ありがとうございます!ココ先生!」

新芽「あたしもこれからそう呼ぼうかしら?」

心沢「なるべく普通にしてくれ……」

【プレゼントを渡しますか?】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【多面ダイスセット】
【MEN'S MANMA】
【イン・ビトロ・ローズ】

心沢↓2 錦↓4

新芽「心沢、これあげる」

心沢「イン・ビトロ・ローズ?こういった物は女子が好きなんじゃないのか?」

新芽「まああたしも嫌いじゃないけど……プレゼントしてるんだから受け取っても問題ないわよ」

心沢「そうか……ならお言葉に甘えよう」

喜んでくれたのかしら?

新芽「錦、これあげるわね」

錦「グルメ雑誌ですか!ふむふむ……」

新芽「あっ、ちなみにそれ……」

錦「出られたらお礼に鈴木さんを誘ってみます!」

新芽「……」

デートスポット記事が一番有名なのは教えない方がいいかもね……

【心沢学の好感度が上がりました!】

【錦修二の好感度が上がりました!】

【新芽の部屋】

キーン、コーン……カーン、コーン

モノクマ「オマエラ!夜です!おやすみの時間だよ!」

モノクマ「今から朝までカラフルエリアの一部施設には入れないから気をつけるように!」

モノクマ「夜更かししないようにしなさいね!」

モノクマ「おやすみおやすみ……」

新芽「そろそろ寝ようかしら……」

そういえば、小夜ちゃんどこに行ったのかしら……夕飯にも来なかったし。

【心理研究プログラムを使用しますか?】

【使用する場合確定死亡フラグを知りたいメンバーの名前を書き込んでください】

【使用回数…3回】

↓2

【???】

和水「心沢学クンはなかなか責任感が強いみたいだね」

和水「犠牲者が増えればその事に色々と考えてしまう傾向にある」

和水「今はまだギリギリ大丈夫だけど……いつか必ず何かしら行動をしてしまうかもしれないよ」

心沢学の確定死亡フラグ
【残りメンバーが10人未満になる】

【25日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「……朝かぁ」

なんか変な夢見たわね……いったいなんだったのかしら。

新芽「食堂行こうかしらね」

【闇魔法の魔術書】を使用しますか?

↓2

本日はここまで。

現在の好感度

心沢…7.7【赤いバラか。なかなかいい趣味だ】

佐木原…6.7

錦…5.4【プレゼントありがとうございます!】

×ミーナ…5.2

神無月…5.0

鈴木…4.7

アリス…4.7【博士には時計の件は内密に……】

真白…4.7

×薄井…4.2

小夜…3.6

×泉…3.2

赤内…3.2【何か話したような……】

×早坂…2.4

×吹石…1.0

×安原…1.0

それでは……

本日からまた20:00より開始します。

【モノクマホテル・廊下】

新芽「あら?」

鈴木「……」

新芽「鈴木ちゃん、どうしたの?」

鈴木「あっ、新芽さん……錦さんを見ませんでしたか?」

新芽「いや、見てないけど……」

鈴木「そうですか……どこに行ってしまったんでしょう……」

新芽「……」

何かあったのかしら?

錦「……行きましたか!」

新芽「きゃっ!?に、錦あなた何してるのよ?」

わざわざ柱の陰に隠れたりして……

錦「今鈴木さんに追われているんです!」

新芽「追われてるって、なんで」

錦「ぼく、こんな状態なのでお風呂に入るのに時間がかかってしまうんです!」

新芽「それは、そうでしょうね」

錦「その事をつい鈴木さんに話したら……」


鈴木「私がお背中をお流しします!」


錦「と、言われまして!」

新芽「あー……」

錦は耐性ないから逃げるわよね……

錦「それでは!見つかるといけないので!」

新芽「……」

錦も大変ね。

新芽「これからどうしようかしら……」

【現在のモノクマメダル…なし】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【多面ダイスセット】

【ゲームコーナーに行きますか?】

【覚悟のススメ】を使用するかも判定

↓2

【ゲームコーナー】

新芽「さてと……」

【覚悟のススメ】を使用しています。

【どちらのゲームに挑戦しますか?】

1…モノックマン
2…ザ・モノクマパンチャー

↓2で選択

【モノクマパンチャーを選択した場合そのコンマ一桁のモノクマメダルをゲットします】

【ぞろ目ならプレゼントがあるかも……】

【コンマ45のため5枚ゲット!】

【現在のモノクマメダル…5枚】

新芽「うーん……」

とりあえず、こんな所かしら。

1…モノモノマシーン改をやる
2…景品コーナーに行く
3…どちらにも行かない

↓2

1選択

【モノモノマシーン改に挑戦します】

【25日目…奇数日のためモノモノマシーンに挑戦します】

何枚使いますか?【現在のモノクマメダルは5枚です】

(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

(コンマ70以上でもう一回回せます)

↓2

【2枚使用します】

↓2まで連投ありでコンマ判定。

対応したコンマのプレゼントが手に入ります。
コンマ92~00は安価下になります。

↓2まで

【ローズヒップティー】
【古代ツアーチケット】
を手に入れました!

新芽「やっぱりメダルが心許ないわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ50以上で現れます】

3…二面性協奏曲改を使用する【行動消費はしません】

↓2

赤内選択

【モノクマホテル・エントランス】

赤内「……頭が痛い」

新芽「あんなに飲むからよ……」

赤内「昨日は色々とあったみたいだね……それだけ酒に溺れたかったって事かな?」

新芽「……」

赤内「まあ、昨日みたいにはならないようにするよ……」

新芽「えっ、まさか赤内……またお酒飲みに行くの!?」

赤内「節度は守るから迷惑はかけないよ」

1…そ、そういう問題じゃないでしょ!?
2…あなた、こんな事してたら死んじゃうわよ!?
3…説得【コンマ80以上で成功】

↓2

【コンマ80未満のため説得失敗】

新芽「赤内、ちょっと待ちなさい!」

赤内「大声出さないでくれないかな……頭が痛む」

新芽「人の話を真面目に……!」

赤内「ほっといてくれよ、迷惑はかけないって言ってるじゃないか……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは3枚です】

↓2

鈴木選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

鈴木「な、何してるんですか?」

新芽「あっ、鈴木ちゃん!赤内を止めるの手伝って!」

赤内「手伝わなくていいよ鈴木さん……むしろ新芽さんを止めてくれないかな?」

鈴木「え、えっと何があったんですか?」

新芽「赤内、またお酒飲みに行くつもりなのよ!」

鈴木「ええっ!?」

赤内「大声出さないでってば……」

1…鈴木ちゃん、こういう相手への対処法とか知らないの?
2…とにかく絶対行かせないわよ!
3…説得【コンマ70以上で成功】

↓2

【コンマ70未満のため説得失敗】

赤内「とにかく、僕はもう行くから」

新芽「あっ、ちょっと!」

鈴木「赤内さん、何かあったんでしょうか……」

……確かに何かおかしい。
今の赤内はなんて言うか……自棄になってるようにしか見えない。

でもその自棄の中に何か、あるような……

新芽「……」

赤内を説得するにはもう少し赤内を知る必要があるかもしれないわね……

【プレゼントは発生しません】

【赤内の好感度が少し上がりました】

【鈴木の好感度が少し上がりました】

【新芽の部屋】

新芽「まだ時間はあるわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ50以上で現れます】

3…二面性協奏曲改を使用する【行動消費はしません】

↓2

真白選択

【食堂】

真白「試作品は完成したが……いや、まだやるべき課題は……」

新芽「真白君」

真白「幸運……」

新芽「部屋に閉じこもってたみたいだけど……」

真白「早急に作らないといけない物が出来たからな。正直休んでる時間も惜しい」

真白君はそう言うと目の前にある真っ黒なコーヒーを飲み干す。
よく見たら、目に隈も出来てるわね……

1…何を作ってるの?
2…無茶はしない方がいいわよ?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

新芽「無理はしないでね……ここの人は心沢といい真白君といい倒れそうで心配だわ」

真白「今はむしろ無理をするべき場面だと思うけどな……」

新芽「じゃあ、何かあったら実のお姉ちゃんみたいに頼っていいからね!」

真白「……姉?幸運が?」

新芽「そうよ」

真白「……騒がしくなるな」

新芽「それどういう意味よ!?」

真白「……気持ちは受け取っておくよ、立花お姉さん」

新芽「えっ?」

真白「なんでもない」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは2枚です】

↓2

アリス選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

アリス「見つけましたよ博士」

真白「しまった、見つかったか!」

新芽「えっ、なに」

アリス「博士、部屋で休息をとってください」

真白「まだやる事は山積みだ……そんな暇はない」

アリス「博士はまだ成長期なのです。充分な睡眠と充分な食事をとらないのは許容出来ません」

真白「必要な栄養素はサプリメントで何とかなる!」

アリス「だから博士は身長が伸びないんです」

真白「いざという時は成長促進効果のあるマシンを作るから問題ない!」

アリス「博士、出来ない事は言うべきではないかと」

1…2人って、本当に家族なのね
2…真白君、アリスちゃんから逃げてたの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

1選択

新芽「2人って、本当に家族なのね」

この2人のやりとりは気を許しているからこその物だっていうのがすごく伝わってくる。
お互いに危険な事はしてほしくないみたいだし……心の底では強い信頼関係があるのね。

アリス「博士は私の父ですから、確かに家族と言えますね」

真白「……もう少し父らしく扱ってほしいものだけどな」

アリス「愛シテマスオ父様」

真白「わざわざ機械的にするな!」

アリス「博士はわがままです」

真白「お前という奴はなんでこうも……」

本当、仲いいわねー……

【プレゼントを渡しますか?】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【多面ダイスセット】
【ローズヒップティー】
【古代ツアーチケット】

真白↓2 アリス↓4

新芽「真白君、これあげる」

真白「サイコロか……待てよ、このダイスの面を応用して……」

よ、喜んでくれたのかしら?

新芽「アリスちゃん、これプレゼントよ」

アリス「チケットですか?」

新芽「えぇ、外に出たら行ってみたら?」

アリス「新しい博士をからかう……いえ、話の種になるかもしれませんね」

真白「アリス!今なんて言った!?」

よ、喜んでくれたのかしら?

【真白錐斗の好感度が上がりました!】

【真白アリスの好感度が上がりました!】

【新芽の部屋】

キーン、コーン……カーン、コーン

モノクマ「オマエラ!夜です!おやすみの時間だよ!」

モノクマ「今から朝までカラフルエリアの一部施設には入れないから気をつけるように!」

モノクマ「夜更かししないようにしなさいね!」

モノクマ「おやすみおやすみ……」

新芽「そろそろ、寝ようかしら……」

【心理研究プログラムを使用しますか?】

【使用する場合確定死亡フラグを知りたいメンバーの名前を書き込んでください】

【残り使用回数…2回】

↓2

…………

和水「錦修二クンか……これはマズいね」

和水「彼は今明るく振る舞っているけれど、それは半永久的に継続しない」

和水「今のままだと……危ないよ」

錦修二の確定死亡フラグ
【確定シロに一度も選ばない】

【???】

モノクマ「はいはーい。お呼びでしょうか!」

「……あの映像はなんなんだ」

モノクマ「えー?またその話?」

「……とぼけるな」

モノクマ「言ったじゃない。あれはボクも関わってないコロシアイの映像だって」

「嘘をつくな!!」

モノクマ「嘘じゃないクマー!」

「……」

モノクマ「そんなに真実が知りたいならさ、あの話受けてくれない?」

「…………」

モノクマ「キミの大好きな……」

モノクマ「いやいや、存在意義と言ってもいい人……」

モノクマ「哀れにもコロシアイに巻き込まれた可哀想な時雨りんさんがどうなったか知りたいなら……」







モノクマ「ボクの内通者になってよ時雨鈴音さん!」

小夜「…………」






本日はここまでで。

現在の好感度

心沢…7.7

佐木原…6.7

錦…5.4

×ミーナ…5.2

アリス…5.1

真白…5.1

神無月…5.0

鈴木…4.9

×薄井…4.2

小夜…3.6

赤内…3.4

×泉…3.2

×早坂…2.4

×吹石…1.0

×安原…1.0

それでは……

20:00より開始します。

それとお知らせ。
この度、この話の後にやる第4の話の才能が出揃いました。

まだこちらが中盤ですのでいつになるかわかりませんが、その時はよろしくお願いします。

【26日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「朝ね……」

そろそろ1ヶ月……あたし達はあとどれだけここにいないといけないのかしらね……

新芽「食堂、行きましょ」

【闇魔法の魔術書】を使用しますか?

↓2

【闇魔法の魔術書】は使用しませんでした。

新芽「あれ?」

神無月「いいかなー?」

真白「構わないけど何に使うんだ?」

神無月「ちょっとねー?」

真白「答えになってないぞ……まあいい、用意しておこう」

神無月「ありがとー、それじゃあよろしくねー?」

新芽「真白君」

真白「幸運か」

新芽「神無月ちゃんとなに話してたの?」

真白「大したことじゃない。宗教家が空気清浄機を貸してほしいと言ってきただけだ」

新芽「空気清浄機って、この前の?」

真白「ああ」

空気清浄機を借りたいって、いったい何に使うつもりなのかしら……

【新芽の部屋】

新芽「今日はこれから……」

【現在のモノクマメダル…1枚】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】

【ゲームコーナーに行きますか?】

【覚悟のススメ】を使うかも同時判定。

↓2

【ゲームコーナー】

新芽「……メダルもプレゼントもちょっと少なすぎるわね」

【覚悟のススメ】を使用しています。

【どちらのゲームに挑戦しますか?】

1…モノックマン
2…ザ・モノクマパンチャー

↓2で選択

【モノクマパンチャーを選択した場合そのコンマ一桁のモノクマメダルをゲットします】

【ぞろ目ならプレゼントがあるかも……】

【コンマ06のため6枚ゲット!】

【現在のモノクマメダル…7枚】

新芽「次はどうしようかしら」

1…モノモノマシーン改をやる
2…景品コーナーに行く
3…どちらにも行かない

↓2

【モノモノマシーン改を行います】

【26日目……偶数日のためモノモノヤシーンに挑戦します】

何枚使いますか?【現在のモノクマメダルは7枚です】

(人物も書いた場合コンマ50以上で現れます)

(コンマ70以上でもう一回回せます)

↓2

【2枚使用します】

↓2まで連投ありでコンマ判定。

対応したコンマのプレゼントが手に入ります。
トイカメラの分は詰めているため101の淫れ雪月花まで出ます。

↓2まで

【大神宗家の書】
【KISSノート】
を手に入れました!

新芽「さてと、これからどうしようかしら?」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ50以上で現れます】

3…二面性協奏曲改を使用する【行動消費はしません】

↓2

赤内選択

【ホルモン横丁】

新芽「……」

赤内「うわっ……」

新芽「やっぱり来たわね」

赤内「はあ、もう勘弁してよ……わざわざ待ってたの?」

新芽「今のあなたなら間違いなくここに来るだろうからね」

赤内「はあ……」

今のままだと赤内の説得は難しいけど……どうしよう?

1…今日はあたしも付き合うわ
2…止めないけどついていくから
3…説得【コンマ80以上で成功】

↓2

1選択

新芽「今日はあたしも付き合うわ」

赤内「……は?」

新芽「ほら、さっさと行くわよ」

赤内「……どういう風の吹き回し?」

新芽「別に。ただ頑なに止めても意味がないってわかっただけよ」

赤内「……そういう事にしておくよ」

…………

赤内「ひっく、だからねぇ、新芽さん!」

新芽「……」

とりあえず今思ってる事を吐き出させようと思って付き合ってみたけど……

赤内「僕はねぇ、ひっ、もう何もかも、どうでもよくなったんだよ!」

新芽「……」

相当ため込んでたわね、これは……

赤内「……んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは5枚です】

↓2

小夜選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

ガラッ

小夜「あっ……」

新芽「小夜ちゃん!」

赤内「ひひっ、小夜さんもぉ、飲みに来たのかな?」

小夜「……ちょっとな。女将!お酒を頼む!」

新芽「えっ、女将ってあたし?」

小夜「他に誰がいるんだ?」

1…そういえば最近どこに行ってたの?
2…小夜ちゃん、お酒飲めるの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

新芽「そうだ、小夜ちゃんも一緒に赤内の悩みを聞いてくれない?」

小夜「……」

赤内「なに、小夜さんもお話するのかな?」

小夜「……気楽だな赤内」

赤内「はい?」

小夜「赤内、お前が何を苦しんでるか知らないが、今までのお前の行動なら自業自得なだけだ」

赤内「……」

小夜「世の中には、お前みたいな自業自得な人間と違って、本当に理不尽に苦しんでる人間がいる……だから、私は……」

赤内「……何が言いたいのかな?」

小夜「お前は吹石以上に相容れない、それだけだ……!」

ガラッ!

新芽「あっ、ちょっと小夜ちゃん!?」

赤内「……新芽さん」

新芽「な、なに?」

赤内「小夜さんのキラキラ、くすんでるよ」

新芽「えっ?」

赤内「んぐっ、さてと……もう少し付き合ってもらえるかな新芽さん?」

【プレゼントはありません】

【赤内晶の好感度が上がりました!】

【小夜鈴音の好感度は変わりませんでした】

【新芽の部屋】

新芽「まだ時間はあるわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ50以上で現れます】

3…二面性協奏曲改を使用する【行動消費はしません】

↓2

3選択

【二面性協奏曲改を使用しました】

【コンマが30低下します】

新芽「……ふう」

やっぱりいいわね、この曲。

新芽「さてとこれからどうしようかしらね」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ20以上で現れます】

↓2

錦選択

【病院】

錦「っ、くうっ……!」

新芽「……」

錦、さっきからずっとリハビリ室でリハビリをしてる……

錦「くっ……!」ガシャン!

新芽「に、錦!?」

錦「はあ、はあっ……!」

1…ちょ、ちょっと大丈夫!?
2…無理したらダメよ!
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

新芽「無理したらダメよ!」

錦「はあっ、はあっ……」

新芽「あなたに何かあったら鈴木ちゃんはどうなるの!それこそ本当に鈴木ちゃんが泣いちゃうのよ!」

錦「はあ、はあ……ダメです!」

新芽「えっ……?」

錦「鈴木さんは今泣いてるんです!ぼくが早く治さない限りずっと自分を責めるんです!」

新芽「錦……」

錦「だから、だからぼくは……!」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは4枚です】

↓2

鈴木選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

鈴木「錦さん!」

錦「鈴木さん……」

鈴木「またこんな無茶をして……」

錦「……」

鈴木「どうしてですか?そんなに焦ったら治る物だって……」

1…錦、本当にこれが鈴木ちゃんのためになるの……?
2…今のあなたがしてる事は、鈴木ちゃんを悲しませる事じゃないの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

新芽「……錦」

錦「……」

新芽「今のあなたがしてる事は、鈴木ちゃんを悲しませる事じゃないの?」

錦「……」

新芽「鈴木ちゃん……自分の口で本当の気持ちをきちんと錦に伝えてあげて……」

鈴木「……錦さん」

錦「……はい」

鈴木「私は……」

新芽「……あれ?」

なんか雰囲気が、あたしが考えてたのと違う?

鈴木「錦さんが好きです」

錦「っ!?」

新芽「ええっ!?」

ちょ、ちょっと待って。
ここはその、もっと違う事を言う場面じゃ……

鈴木「新芽さんの言うとおり、自分の本当の気持ちをきちんと言わないといけませんよね」

新芽「いや、あの……」

鈴木「錦さん、私を泣かせたくないなら……無茶はしないでください」

錦「……」

鈴木「私も、泣いてばかりで錦さんを追い詰めてしまいました……お世話だって、自分が楽になりたかっただけ……」

錦「鈴木さん……」

鈴木「だけどわかりました。それじゃダメなんだって……錦さん!」

錦「は、はい!」

鈴木「お願いです……無理して笑わないでください。錦さんが一番辛いんですから……」

錦「……」

新芽「錦……」

錦「考えさせて、ください」

鈴木「あっ……」

錦……



錦「……ぼくは、大丈夫」

錦「大丈夫な、はずなんです……」

【プレゼントはありません】

【錦修二の好感度が上がりました!】

【鈴木霊別華の好感度が上がりました!】

【新芽の部屋】

キーン、コーン……カーン、コーン

モノクマ「オマエラ!夜です!おやすみの時間だよ!」

モノクマ「今から朝までカラフルエリアの一部施設には入れないから気をつけるように!」

モノクマ「夜更かししないようにしなさいね!」

モノクマ「おやすみおやすみ……」

新芽「……」

錦と鈴木ちゃんの事、どうなるのかしらね……
何とかなるって、信じたいけど……

【心理研究プログラムを使用しますか?】

【使用する場合確定死亡フラグを知りたいメンバーの名前を書き込んでください】

【残り使用回数…1回】
↓2

…………

和水「鈴木霊別華さん……彼女は少々人に対して依存傾向にある」

和水「だからその依存対象を失った時……彼女も転がるように、絶望してしまう」

和水「……大切な人を失って、ただ死にたいとばかり考えていた誰かのようにね」

和水「彼女を死なせたくなかったら……依存対象である存在を守るしかない」

和水「ボクはもう何も出来ないけれど……応援してるよ」

鈴木霊別華の確定死亡フラグ
【錦修二の確定死亡フラグが立つ】

【二面性協奏曲改の効果により、コンマ判定はありません】

【延長パートに入ります】

【二面性協奏曲改の効果が30→20になりました】

【27日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「朝ね……」

食堂行きましょうか。

【食堂】

新芽「えっと……」

【一緒に食事をするメンバーを選んでください】

【同時に選べるメンバーは2名までです】

【闇魔法の魔術書を使うかも同時に判定します】

↓2

【書かれてないため闇魔法の魔術書を使用しません】

鈴木、錦選択

錦「……」

鈴木「……」

新芽「……」

き、気まずい……今日ばかりは錦も鈴木ちゃんの手を借りないで食事してるし。

新芽「……」

昨日の事はまあ、みんなもいる場で話さない方がいいわね……さてと、どうしようかしら。

1…錦に話しかける
2…鈴木に話しかける
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓2

1選択

新芽「錦」

錦「なんですか!」

新芽「えっと、食べ辛くない?」

錦「大丈夫……です!」

なんか大丈夫に見えないんだけど……

新芽「あたし、手伝いましょうか?」

鈴木「……!」

錦「いえ!悪いですから!」

新芽「錦がいいなら、無理は言わないけど。困ったらちゃんと言いなさいよ?」

錦「はい!ありがとうございます!」

鈴木「……」

【錦修二の好感度が上がりました!】

【鈴木霊別華の好感度が少し上がりました】

本日はここまでで。

今回から確定死亡フラグは折れたとしてもアナウンスしません。
折る事に成功したかはその章が終わるまでわからないという風にしたいので。

現在の好感度

心沢…7.7

佐木原…6.7

錦…6.1

鈴木…5.6

×ミーナ…5.2

アリス…5.1

真白…5.1

神無月…5.0

×薄井…4.2

赤内…4.0

小夜…3.6

×泉…3.2

×早坂…2.4

×吹石…1.0

×安原…1.0

それでは……

本日も20:00より始めたいと思います。

【新芽の部屋】

新芽「やる事はたくさんある気がする……」

【現在のモノクマメダル…3枚】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【KISSノート】

【ゲームコーナーに行きますか?】

【覚悟のススメ】を使うかも同時判定

↓1

【ゲームコーナー】

新芽「さてと、今日は……」

【どちらのゲームに挑戦しますか?】

1…モノックマン
2…ザ・モノクマパンチャー

↓1で選択

【モノクマパンチャーを選択した場合そのコンマ一桁のモノクマメダルをゲットします】

【ぞろ目ならプレゼントがあるかも……】

【コンマ69のため9枚ゲット!】

【現在のモノクマメダル…12枚】

新芽「よし、また10枚を超えたわね」

1…モノモノマシーン改をやる
2…景品コーナーに行く
3…どちらにも行かない

↓1

【モノモノマシーン改に挑戦します】

【27日目…奇数日のためモノモノマシーンに挑戦します】

何枚使いますか?【現在のモノクマメダルは12枚です】

【二面性協奏曲改+延長パートのためコンマが下がります】

(人物も書いた場合コンマ20以上で現れます)

(コンマ40以上でもう一回回せます)

↓1

【6枚使用します】

【コンマ20以上のため赤内クンが現れます】

【コンマ40以上のためもう一回回せます】

↓7まで連投ありでコンマ判定。

対応したコンマのプレゼントが手に入ります。
コンマ92~00は安価下になります。

↓7まで

【古代ツアーチケット】
【薔薇の鞭】
【スカラベのブローチ】
【タンブル・ウィード】
【乙女キャリーバッグ】
【ボージョボー人形】
【アンティークドール】

を手に入れました!

今回はなかなかってところかしら。

赤内「……ああ、新芽さん」

新芽「赤内、今日はお酒飲みに行かないの?」

赤内「たまにはね……ところで何か薬はないかな?」

新芽「いや、薬はないわね……」

赤内「そうか……やっぱり病院行くしかないかな」

1…なに、病院行きたくないの?
2…少しは落ち着けたの?
3…説得【コンマ45以上で成功】

↓1

【コンマ32のため説得失敗】

新芽「……」

赤内「んっ、どうしたのかな?」

新芽「なんでもない」

最近なんとなく赤内に何言っても無駄な時があるってわかった気がする。
そして今はその時ね……はあ、ガードは緩くなってる気がするんだけど。

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは6枚です】

↓1

佐木原選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

佐木原「……赤内、今日は酔ってないのか」

赤内「やだな、僕がずっと酔ってたみたいじゃないか」

佐木原「事実そうだっただろう」

新芽「確かに」

赤内「勘弁してほしいよ、全く……」

……あれ?

1…赤内、あなた佐木原苦手じゃなかった?
2…佐木原、酔ってる赤内と会ったっけ?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

1選択

新芽「赤内、あなた佐木原苦手じゃなかった?」

赤内「……そういえばそんな事もあったね」

佐木原「……」

赤内「キラキラとかどうでもいいからね。もう苦手意識も必要ないってわけだよ」

新芽「……」

キラキラとかどうでもいい……これだけだと赤内は改心したように聞こえるけど……

佐木原「……」

赤内「まっ、前の態度は謝るよ佐木原君。ごめん」

佐木原「……別にいいがな」

【プレゼントを渡しますか?】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【KISSノート】
【古代ツアーチケット】
【薔薇の鞭】
【スカラベのブローチ】
【タンブル・ウィード】
【乙女キャリーバッグ】
【ボージョボー人形】
【アンティークドール】

赤内↓1 佐木原↓2

新芽「赤内、これあげるわ」

赤内「KISSノートね……」

新芽「んっ?」

何かしら、赤内の様子が……

赤内「まっ、もらっておくよ」


新芽「佐木原、これあげる」

佐木原「キャリーバッグか……だが、これは女性用じゃないのか?」

新芽「あー……まあ、世の中には女の子にしか見えない男の子もいるだろうし大丈夫よ!」

佐木原「何が大丈夫なんだ……」

あまり喜んでくれなかったかしら……

【赤内晶の好感度が上がりました!】

【佐木原彰の好感度が少し上がりました】

【赤内晶イベントその2】

赤内「……」

新芽「赤内、こんな所で何してるの?」

赤内「ああ、新芽さんか……ちょっと思い出に浸ってたんだよ」

新芽「思い出?」

赤内「僕がスカウトしてきた子達とのね。変質者扱いや変態ってビンタされた事もある懐かしい思い出」

それは、懐かしむような思い出なの?

新芽「色々あったのね」

赤内「まあ変質者扱いくらいなら何とも思わないさ。自覚もそれなりにあるし」

新芽「あるなら自重しなさいよ」

赤内「……そうだね。自重出来れば良かったのかもね」

新芽「……」

そういえば、赤内はスカウトした子を失った事があったんだっけ……

赤内「……あの子は僕を恨んでるのかな、やっぱり」

新芽「……」

【赤内晶との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

新芽「やる事は何かないかしら……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ20以上で現れます】

↓1

錦選択

【モノクマスポーツジム】

錦「……」

新芽「あっ、錦……」

錦「新芽さん……ちょうどいいところに」

新芽「ちょうどいいって?」

錦「ぼくとテニスをしてください!」

新芽「えっ?」

錦「もちろん右腕が使えない以上、今までみたいには出来ませんが……左腕で全力を尽くします!」

新芽「……」

錦「お願いします!」

1…試合を受ける
2…試合を受けない
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

1選択

新芽「……わかった」

錦「ありがとうございます!」

錦が何を考えてるかはわからないけど……この試合、受けないといけない気がする。

錦「それでは……よろしくお願いします!」

新芽「……えぇ!」

…………

錦「せぇいっ!」

新芽「っ……!」

左腕しか使ってないのに、やっぱり強い……!

錦「……!」

でも、今なら……せめて一回くらいは……!

新芽「ええいっ!」

錦「っ!?」

新芽「あっ……」

錦が、ボールを拾えなかった。
あたしが……初めて錦からポイントを取った。

錦「……やっぱり、左腕だけなんて無茶でした」

新芽「錦……」

錦「……ぼくはテニスしか出来ません」

錦「なのにそれすら出来ない!」

錦「ぼくは、何もかも……失ってしまいました」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは5枚です】

↓1

鈴木選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

鈴木「錦さん……」

錦「鈴木さん……!」

鈴木「やっと、やっと錦さんの口から聞けました……弱音を」

錦「……」

鈴木「錦さん、いつも大丈夫だって言って……本音なんて見せてくれませんでしたから」

錦「……」

新芽「錦……」

1…あなたは、鈴木ちゃんを庇った事後悔してる?
2…あなたは本当に全てを失ったの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

新芽「あなたは本当に全て失ったの?」

錦「……」

新芽「あなたは鈴木ちゃんにとっての希望なのよ……」

新芽「鈴木ちゃんがいるじゃない……テニスだけじゃなく、鈴木ちゃんっていう一番あなたを考えてくれている人が」

錦「……ぼくは」

鈴木「錦さん……私はあなたを支えます。だから……」

錦「……鈴木さん」

鈴木「はい」

錦「……言いたい事があります」

錦「聞いてくれますか?」

鈴木「なんですか?」

錦「……実はぼく、最近おかしいんです」

新芽「おかしい?」

錦「鈴木さんの事を考えてると……テニスに集中出来なくて」

鈴木「……!」

錦「鈴木さん、ぼくは……」

新芽「……」

お邪魔虫は、退散しましょうか……


新芽「……よかったわね、2人共」

【プレゼントはありません】

【錦修二の好感度がグンと上がりました!】

【鈴木霊別華の好感度がグンと上がりました!】

【錦修二イベントその3】

錦「む、むむっ……」

新芽「錦、どうしたの?」

錦「新芽さん!ちょっと考え事をしてました!」

新芽「考え事?」

錦「右腕が使えなくなってしまった以上、諦めはしませんが最悪も考えないといけません!」

新芽「そうね……」

錦「ですがテニス以外に出来る事が……ぼくにはありませんでした!」

新芽「言い切っちゃうのね……」

錦「なんせ昔は病院暮らしで、退院してからはテニスしかしてませんでしたから!」

新芽「えっ、病院暮らしって……あなた一回しか病気した事ないって言わなかった?」

錦「はい!昔小児ガンを発病しただけです!」

新芽「えっ……」

錦「生きてるのが奇跡とまで言われましたけど……ぼくはただ全力で生きてただけなんです!」

新芽「……」

もしかして、錦がいつも全力なのって……

錦「あっ、1つ出来る事がありました!」

新芽「えっ、なに?」

錦「華さんに大好きですって言う事です!」

新芽「……それは本人に言いなさいよ」

あれ、今聞き慣れない言葉を聞いたような……

【錦修二との絆が深まりました!】

【鈴木霊別華イベントその3】

鈴木「私が給仕をしている理由ですか?」

新芽「鈴木ちゃんって言ったら悪いけど料理も掃除も苦手じゃない?」

鈴木「うっ……は、はい」

新芽「なのにどうして給仕になったのかなと思って」

鈴木「そうですね……やっぱりきっかけは両親のお店を手伝った事でしょうか」

新芽「居酒屋さんなんだっけ?」

鈴木「はい。そうなんですけど……なぜか両親はワインとかをメインにしてましたね」

新芽「……なんか、変わってるのね」

鈴木「その変わってる両親の結果の1つが私の名前です……」

新芽「ああ……」

鈴木「そ、それでですね。私は両親のお店を手伝ってよく酔ったお客さんの相手や介抱をしてたんです」

新芽「ふむふむ」

鈴木「そうしている内に誰かにそうやって尽くすというか、お店でお世話をするというか……そういった事が好きになってしまって」

新芽「えっと、つまり好きが高じてって事?」

鈴木「いつの間にか【超高校級の給仕】と呼ばれてしまいましたけど……私は好きでやってるだけなんですよね」

好きだから、かぁ……

鈴木「でも今は名前もちょっと好きになりました!」

新芽「えっ、なんで」

鈴木「しゅ、修二さんが華(はな)さんって呼んでくれまして……」

新芽「……ああ、そうなの」

【鈴木霊別華との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

新芽「まだ時間はあるわね」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ20以上で現れます】

↓1

心沢選択

【オフィスエリア】

新芽「あれ?」

心沢「なるほど、これが……」

新芽「心沢!」

心沢「新芽」

新芽「どうしたの、散歩?」

心沢「いや、最近ホテルから出ていなかったからな。調査をしに来たんだ」

新芽「あっ、そうなんだ」

心沢、最近部屋にこもってるのよね……
多分、赤内の事で……

1…あたしも調査に付き合おうか?
2…心沢、最近きちんと休んでる?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

新芽「あたしも付き合うよ!」

心沢「んっ?おれとしては助かるが……いいのか?」

新芽「付き合わせてほしいんだ!心沢を手伝いたいから」

心沢「そうか……そこまで言われたなら、手伝ってもらうとしようか」

新芽「任せて!」

…………

新芽「まあ、オフィスエリアはこんな感じね」

心沢「なるほどな……色々と気になる面もあったが、それは帰ってからまとめるとしよう」

新芽「あたし役に立てた?」

心沢「ああ、助かった」

新芽「良かった!」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは4枚です】

↓1

赤内選択で本日はここまで。

現在の好感度

心沢…7.7

錦…7.1

佐木原…7.0

鈴木…6.6

×ミーナ…5.2

アリス…5.1

真白…5.1

神無月…5.0

赤内…4.5

×薄井…4.2

小夜…3.6

×泉…3.2

×早坂…2.4

×吹石…1.0

×安原…1.0

それでは……

赤内選択

赤内「……」

新芽「あれ、あそこにいるのは赤内?」

心沢「赤内か……最近はおとなしいらしいが、本当にそうなのか?」

新芽「えっと、まあ……少しは」

別の方向で大変だけどね……

心沢「……新芽、少し赤内と話してくる」

新芽「えっ?」

心沢「考えてみたら、おれは赤内と2人で話してこなかったからな……」

赤内と心沢を2人で話させる……

1…心沢を行かせる
2…心沢を止める
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

1選択

新芽「……わかった、お願いしていい?」

心沢「すまないな……行ってくる」

心沢が赤内の所に向かう。
大丈夫かしら……

…………

心沢「……」

新芽「あっ、心沢!どうだった?」

心沢「話は出来た、多分だが手応えもあった」

新芽「本当!」

心沢「だが、もうおれは赤内と話せないみたいだ」

新芽「えっ!?」

心沢「想像以上におれは昔の赤内に似ていたらしい……あいつはこれ以上話すとおれを殺しかねないとまで言った」

新芽「うそ……」

心沢「……最後まで力になれずにすまない」

新芽「いや、心沢は悪くないわ……ありがとう」

赤内……あなたは……

【プレゼントは発生しません】

【心沢学の好感度が上がりました!】

【赤内晶の好感度は変わりません】

【心沢学によって赤内晶説得第二段階をクリアしました】

【心沢と赤内は一緒に選択、お互いの自由行動時に乱入が出来なくなりました】

【心沢学イベントその4】

新芽「心沢のご両親ってどんな人なの?」

心沢「両親か……おれの両親はもういない」

新芽「えっ、あっ……」

心沢「気にしなくていい。もう昔の話だ……と言ってもおれにとっては悔やむ事が多い話だがな」

新芽「悔やむ事?」

心沢「昔のおれは勉強が出来てもつまらない人間だとよく言われていた。無愛想で世間話もせず、勉強だけできればいいと考えていた人間だったからな」

心沢「だが当時のおれは何が問題なのか全くわからなかった。勉強出来ない人間の妬みだとさえ思っていた」

心沢「教師だった父はそんなおれを勉強が出来るだけではダメだとよく言っていたよ」

新芽「お父さん?」

心沢「ああ、父は生徒に寄り添う教師でな。寝る時間を削って生徒に個人授業をするような人だった」

心沢「……当時のおれはそんな父を疎ましく、軽蔑さえしていた。勉強出来ない人間など放っておけばいいじゃないかとな」

心沢「……だが、前に言った親戚の勉強を見た時、おれは父が何を伝えたかったか知ったんだ」

心沢「確かに勉強出来るだけではダメだったんだ……おれは父に謝ろうと、そして遅いかもしれないが教えを請うつもりだった」

心沢「……だが、おれは父に会えなかった」

心沢「父は、殺されたんだ……その当時騒がれていた、殺人鬼に」

心沢「母も心労で倒れ、父の後を追うように亡くなって……おれは自分の愚かさをとことん自覚した」

心沢「だからおれは……生徒1人1人に出来る事をするようにしている」

心沢「持てる全てを伝える前に……死んでしまって後悔はしたくないからな」

新芽「心沢……」

【心沢学との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

キーン、コーン……カーン、コーン

モノクマ「オマエラ!夜です!おやすみの時間だよ!」

モノクマ「今から朝までカラフルエリアの一部施設には入れないから気をつけるように!」

モノクマ「夜更かししないようにしなさいね!」

モノクマ「おやすみおやすみ……」

新芽「そろそろ寝ようかしら……」

↓1のコンマが20未満で……

【延長継続】

【二面性協奏曲改の効果が20→10になりました】

【28日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「朝ね……」

食堂行きましょうか……


【食堂】

新芽「今日は誰と……」

【一緒に食事をするメンバーを選んでください】

【同時に選べるメンバーは2名までです】

【心沢と赤内は一緒に選べません】

【闇魔法の魔術書を使うかも同時に判定します】

↓1

【闇魔法の魔術書】を使用します。

1日通常のアップにくわえ、好感度が+0.5されます。

新芽「あら?」

赤内「ひっく、はぁ……」

鈴木「赤内さん、お水です」

赤内「ひっく、ありがと……」

新芽「鈴木ちゃん、赤内どうしたの?」

鈴木「実はさっきホテルに帰ってきたみたいで……」

新芽「えっ!?」

赤内「ぷはぁ」

朝帰りって……もしかして昨日の心沢との事が原因かしら?

1…またお酒に走るようになっちゃったのね……
2…そんなに嫌だったのかしら……
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

新芽「とりあえず何があったのよ赤内」

赤内「何がねぇ……ちょっとムカムカする人間とムカムカする話をしただけだよ」

鈴木「ムカムカする話、ですか?」

赤内「……本当、何が違ったんだろうねぇ?」

新芽「えっ?」

赤内「……やった事は同じような物だったはずなんだけどなぁ。彼女とあいつの生徒、何が違ったんだろ……」

新芽「赤内……」

赤内「……ぐぅ」

鈴木「寝たら風邪ひきますよ?」

赤内「僕は寝込みたい気分なんだよ……」

相当、参ってるわね……

【赤内晶の好感度が上がりました!】

【鈴木霊別華の好感度が上がりました!】

【新芽の部屋】

新芽「さて、これからどうしようかしらね」

【現在のモノクマメダル…3枚】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【古代ツアーチケット】
【薔薇の鞭】
【スカラベのブローチ】
【タンブル・ウィード】
【ボージョボー人形】
【アンティークドール】

【ゲームコーナーに行きますか?】

【覚悟のススメ】を使うかも同時判定

↓1

【ゲームコーナー】

新芽「そういえばほとんどの日にここ来てるわね……」

【覚悟のススメ】を使用しています。

【どちらのゲームに挑戦しますか?】

1…モノックマン
2…ザ・モノクマパンチャー

↓1で選択

【モノクマパンチャーを選択した場合そのコンマ一桁のモノクマメダルをゲットします】

【ぞろ目ならプレゼントがあるかも……】

【二面性協奏曲改と延長期間のためコンマが下がります】

【コンマ50以上のため覚悟のススメの効果で倍になります】

【モノクマメダル6枚ゲット!】

新芽「よし、これで……」

モノクマ「あっ、ちょっと新芽さん、新芽さん」

新芽「……何よ」

モノクマ「いや、昨日のモノクマパンチャーなんだけどちょっとこちらの手違いがあってさ」

新芽「えっ?」

モノクマ「本当なら昨日は9枚じゃなくて倍の18枚あげないといけないのに通常しか渡してなかったから今その分を渡すね!」

【モノクマメダル9枚ゲット!】

【現在のモノクマメダル…18枚】

新芽「律儀なのね」

モノクマ「ミスはミスですから!それじゃーねー!」

新芽「なるほどね……」

1…モノモノマシーン改をやる
2…景品コーナーに行く
3…どちらにも行かない

↓1

【モノモノマシーン改に挑戦します】

【28日目…偶数日のためモノモノヤシーンに挑戦します】

何枚使いますか?【現在のモノクマメダルは18枚です】

【二面性協奏曲改と延長期間のためコンマが下がります】

(人物も書いた場合コンマ30以上で現れます)

(コンマ50以上でもう一回回せます)

↓1

【7枚使用します】

【神無月さんが現れます】

【もう一回回せます】

↓8まで連投ありでコンマ判定。

対応したコンマのプレゼントが手に入ります。
トイカメラの分は詰めているため101の淫れ雪月花まで出ます。

↓8まで

【壊れたミサイル】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【ヤシの実】
【MEN'S MANMA】
【ミネラルウォーター】
【百年ポプリ】
【純色ジーパン】
を手に入れました!

新芽「あら、百年ポプリじゃない」

これ結構いい匂いするのよね……

神無月「あれー?」

新芽「あら、神無月ちゃん」

そういえば最近、神無月ちゃんとは話せてなかったわね……

新芽「神無月ちゃん、最近どう?」

神無月「なにがー?」

新芽「調子、とか?」

神無月「なんでー、疑問形なのー?」

新芽「あはは……」

1…そういえば真白君から空気清浄機借りたんだって?
2…この前神社で見たけどやっぱりああいう所に興味があるの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

新芽「そういえば……小夜ちゃんと最近話した?」

神無月「そういえばー、ここ数日は向こうからは話しかけてこないかなー?」

新芽「そうなの?」

神無月「何かあったのとはー、聞いてるけどー、話してくれないんだよー?」

新芽「神無月ちゃんにもそんな感じなのね……」

この前の様子から何かあったのは間違いないとは思ったけど……いったい小夜ちゃんに何があったの?

神無月「……」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは11枚です】

↓1

小夜選択

小夜「……あっ」

神無月「すずちゃんだー?」

新芽「小夜ちゃん、ちょうど良かった。今あなたの話をしてたのよ」

小夜「私の……?」

新芽「ほら、最近様子が変だから……何かあったの?」

小夜「……別に、何もない」

神無月「……それではいそうですかになるわけないよねー?」

小夜「……」

1…力になれるかもしれないし、話してみない?
2…無理強いはしないけど、あたし達が心配してるのは理解してくれないかしら?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

新芽「辛いなら無理には聞かないし、いつか自分から話してくれるまで待ってるわ」

小夜「……」

新芽「でも無理強いはしないけど、あたし達が心配してるのは理解してくれないかしら?」

小夜「……わかった」

神無月「すずちゃんー?」

小夜「……なんだ?」

神無月「焦って結論出してもろくな事ないからねー?」

小夜「……うん」

【プレゼントを渡しますか?】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【古代ツアーチケット】
【薔薇の鞭】
【スカラベのブローチ】
【タンブル・ウィード】
【ボージョボー人形】
【アンティークドール】
【壊れたミサイル】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【ヤシの実】
【MEN'S MANMA】
【ミネラルウォーター】
【百年ポプリ】
【純色ジーパン】


神無月↓1 小夜↓2

新芽「神無月ちゃん、これあげる」

神無月「……百年ポプリ」ポフッ

新芽「あれ?」

顔埋めたまま、黙っちゃったわね……

神無月「りっちゃんー?」

新芽「何かしら?」

神無月「ありがとねー?」ニコッ

神無月ちゃん、こんな笑顔見せるのね……


新芽「小夜ちゃん、これあげる」

小夜「ミ、ミサイル!?」

新芽「壊れてるけどね」

小夜「……いや、私にこれをどうしろと言うんだ」

神無月「どんな強い力もー、いつかは壊れるんだよー?」

小夜「……!」

神無月「それを伝えたかったんだよねー?」

新芽「えっ、あっと……」

小夜「……気が変わった。ありがたくいただいておく!」

ま、まあ喜んでくれたからいいわよね?

【神無月摩耶の好感度がグンと上がりました!】

【小夜鈴音の好感度がグンと上がりました!】

【神無月摩耶イベントその3】

神無月「うーん……?」

新芽「神無月ちゃんどうしたの?」

神無月「あー、りっちゃんー?」

新芽「何か唸ってたみたいだけど……って何これ」

神無月「卵だよー?」

新芽「あの、神無月ちゃん何をしようとしてたの?」

神無月「ゆで卵作ろうかなって思ってー、レンジに入れてたんだよー?」

新芽「……」

神無月「だけどコツがいるのかなー、1パック使っても上手くいかないんだよー?」

新芽「……神無月ちゃん、ゆで卵はレンジでは無理よ」

神無月「えっ?」

新芽「……」

神無月「……」

神無月「ごめんー、ちょっと見ないでくれるかなー?」

新芽「あっ、うん」

……神無月ちゃん、もしかして今顔紅くしてた?

神無月「……」

【神無月摩耶との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

新芽「これからどうしようかしら……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ30以上で現れます】

↓1

赤内選択

赤内「……」

新芽「うわぁ」

見てわかるくらい、すごくイライラしてる……

赤内「なんなんだよあいつは。僕の事をわかった風に……合ってるのがまた腹立たしい……」ブツブツ

新芽「……」

もう少し頭冷やさないと話は無理ね……

1…ちょっと頭冷やしなさいよ赤内【ミネラルウォーターを失います】
2…荒れてるわね……
3…説得【心沢との一件があったためぞろ目で成功】

↓1

1選択

新芽「ちょっと頭冷やしなさいよ赤内。ほら、ミネラルウォーター」

赤内「新芽さんか……ありがたくもらうよ」

新芽「珍しくイライラしてたわね」

赤内「ふん、やっぱり誰かとは仲良く出来ないってわかっただけだよ」

新芽「はあ……」

心沢と赤内は似てたらしいけど……本当に似てたのかしら?

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【心沢は選べません】

【現在のモノクマメダルは10枚です】

↓1

錦選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

錦「赤内さん!見つけました!」

赤内「わっ、錦君か……ああ、そういえば鈴木さんとの事おめでとう」

錦「ありがとうございます!そしてこれをどうぞ!」

赤内「薬?」

錦「華さんに聞いて二日酔いに効く物を集めました!」

赤内「ははっ、ありがとう」

1…心配かけすぎなのよ、赤内は
2…もしかしてずっと捜してたの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

新芽「心配かけすぎなのよ、赤内は」

赤内「心配?」

新芽「そうよ、なんやかんやみんなあんたのことを心配しているのよ!抱え込みすぎず少しは素直になりなさいよね!仲間なんだから」

赤内「……これでも素直なつもりだけど?」

錦「本当ですか!」

赤内「……多分」

新芽「……赤内」

赤内「……考えておくよ」

新芽「それでいいのよ」

赤内「まいったね、全く」

【プレゼントを渡しますか?】

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【古代ツアーチケット】
【薔薇の鞭】
【スカラベのブローチ】
【タンブル・ウィード】
【ボージョボー人形】
【アンティークドール】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【ヤシの実】
【MEN'S MANMA】
【純色ジーパン】

赤内↓1 錦↓2

新芽「赤内、これあげる」

赤内「……新芽さんはある意味怖いね」

新芽「は?」

赤内「……アンティークドール、彼女が好きだったんだよ」

新芽「あっ……」

赤内「懐かしむにはいいかもね……ありがとう」


新芽「錦、これあげる」

錦「ヤシの実ですか!」

新芽「渡しといてなんだけど、片腕で割るのとか大丈夫?」

錦「すいか割りの要領で割ります!」

新芽「よく思いつくわね……」

【赤内晶の好感度が上がりました!】

【錦修二の好感度が上がりました!】

【錦修二イベントその4】

錦「っ!」

新芽「錦、リハビリしてるの?」

錦「はい!いつか右腕がまた動くように頑張ってます!」

新芽「無茶は……するわけないか」

錦「華さんが泣いてしまいますから!」

新芽「はいはい。仲が良くて何よりね」

錦「はい!前に言った通り全力で仲良くする事が出来ました!」

新芽「……錦」

錦「はい!」

新芽「全力で仲良くはいいんだけど、鈴木ちゃんのそばにいてあげてよ?」

ミーナの事もあるし……

錦「はい!もちろんです!華さんを泣かせるわけにはいきませんから!」

新芽「良かった」

【錦修二との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

新芽「まだ時間はあるわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ30以上で現れます】

↓1

真白選択

真白「ふぅ」

新芽「真白君、また徹夜?」

真白「まあな。やはり今回は材料も少ないから手こずってる」

新芽「倒れたら元も子もないわよ?」

真白「自分の限界はよくわかってるさ」

1…そこまでして作らないといけない物なの?
2…真白君、何かあったの?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

新芽「真白君、何かあったの?」

真白「んっ?」

新芽「急に徹夜するようになって、部屋にこもりきり……何かあったとしか思えないわよ?」

真白「……時期が来たら話す」

新芽「……」

真白君、話す気はないみたいね……

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは9枚です】

↓1

鈴木選択で本日はここまで。

現在の好感度

心沢…8.2

錦…8.1

鈴木…7.6

佐木原…7.0

神無月…6.5

赤内…6.2

×ミーナ…5.2

アリス…5.1

真白…5.1

小夜…5.1

×薄井…4.2

×泉…3.2

×早坂…2.4

×吹石…1.0

×安原…1.0

それでは……

鈴木選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

鈴木「真白さん、どうぞ」

真白「これは?」

鈴木「身体にいい物をたくさん入れた特製ジュースです。疲れてるみたいなので作ってみました」

新芽「あの、これ泡出てるんだけど」

鈴木「効果は保証します!」

真白「いや、そういう問題じゃ……」

1…ちなみに、味見はした?
2…頑張って、真白君
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

3選択

新芽「ちなみに毒味はした?」

鈴木「ど、毒……だ、大丈夫です!」

真白「大丈夫なのか……」

鈴木「飲んだ後、一時間くらい時間が経ってますけど……」

新芽「それ絶対気絶してるわよね!?」

真白「……ちなみに効果は?」

鈴木「何時間かは身体中から力が湧いてきます!」

真白「一時間のロス、だけど数時間の効果なら……」

新芽「真白君、とりあえずやめておきなさい……」

鈴木「ダメですか……ううっ」

・所持プレゼント
【昭和ラジオ】
【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【古代ツアーチケット】
【薔薇の鞭】
【スカラベのブローチ】
【タンブル・ウィード】
【ボージョボー人形】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【MEN'S MANMA】
【純色ジーパン】


真白↓1 鈴木↓2

新芽「真白君、これあげる」

真白「これは最新技術の詰まったあのラジオか!材料はあるだけいい、ありがとう幸運!」

喜んでくれたみたいね!

新芽「鈴木ちゃん、これあげる」

鈴木「ブローチですか?」

新芽「錦からもらった方が嬉しいかもしれないけど」

鈴木「そ、そんな事ありませんよ!ありがとうございます、新芽さん」

喜んでくれたみたいね。

【真白錐斗の好感度がグンと上がりました!】

【鈴木霊別華の好感度が上がりました!】

【真白錐斗イベントその3】

新芽「真白君はいつからロボットを作るようになったの?」

真白「そうだな……ボクが覚えてる一番昔のロボットは5歳の時に親と作った料理用ロボットだな」

新芽「5歳!?」

真白「ああ。とは言っても、なぜか必ずコショウと砂糖を間違えるような奴だった」

新芽「それはまた……」

真白「話がずれたな。とにかくそのロボットから機械に興味を持つようになって、よく家中の機械を弄って改造したんだ」

新芽「怒られなかったの?」

真白「むしろ柔軟な発想だと褒められた」

新芽「理解があるのね……」

真白「ああ。アリスを見せられなかったのは本当に残念だ」

新芽「えっ?」

真白「親は色々あって謀殺されたんだ。だからボクの家族は……家のロボットとアリスしかいない」

新芽「……」

真白君……

【真白錐斗との絆が深まりました!】

【鈴木霊別華イベントその4】

新芽「鈴木ちゃんって名前が好きじゃないのよね?」

鈴木「はい……いずれ改名する予定です」

新芽「どんな名前がいいの?」

鈴木「えっと、普通ならもう何でもいいって思ってたんですけど……華(はな)にしようかと」

新芽「鈴木華ね……ってそれ、もしかして」

鈴木「はい、修二さんが……名前を呼びたいけど私が名前を嫌ってるって知ってますから、必死に考えてくれて」

新芽「鈴木ちゃんって、ずいぶん錦にベタ惚れね……気になってたんだけどなんで?」

鈴木「きっかけは、やっぱり……」

あの土下座、かしら。

鈴木「お風呂で鉢合わせになった時ですね」

新芽「えっ、そっち!?」

鈴木「今から思えば、ですけど。同じスポーツをする吹石さんの事があって、修二さんのあの時の反応がなぜか嬉しかったんです」

新芽「……」

あの鼻血を出して倒れたところが……何がきっかけになるかわかんないわね。

【鈴木霊別華との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

キーン、コーン……カーン、コーン

モノクマ「オマエラ!夜です!おやすみの時間だよ!」

モノクマ「今から朝までカラフルエリアの一部施設には入れないから気をつけるように!」

モノクマ「夜更かししないようにしなさいね!」

モノクマ「おやすみおやすみ……」

新芽「はあ……そろそろ寝ましょう」

【闇魔法の魔術書】の代償が発生します。

直後のコンマによって失うプレゼントの数が決まります。

01~32…4個
34~65…3個
67~98…2個
ぞろ目…1個
00…0個

↓2のコンマが40未満で……

【延長継続】

【ローズヒップティー】
【大神宗家の書】
【古代ツアーチケット】
を失いました。

【29日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「朝ね……食堂行きましょう」

【食堂】

新芽「今日は誰と……」

【一緒に食事をするメンバーを選んでください】

【同時に選べるメンバーは2名までです】

【心沢と赤内は一緒に選べません】

【闇魔法の魔術書を使うかも同時に判定します】

↓1

【闇魔法の魔術書】を使用します。

神無月「……」

佐木原「……」

新芽「……」

何この空気……

佐木原は黙って本読んでるし、神無月ちゃんは黙って食べてるし……

重苦しいというか、お互いの存在を意識もしてないというか……

1…さ、佐木原はもうご飯食べたの?
2…か、神無月ちゃん、一緒に食べましょう?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

新芽「か、神無月ちゃん、一緒に食べましょう?」

神無月「あー、りっちゃんー、いいよー?」

新芽「ふうっ」

佐木原「……疲れているのか?」

新芽「え、えぇ、ちょっと」

神無月「あれー?佐木原君、いたんだー?」

佐木原「俺が本を読んでいたところに来たのはお前だ、神無月」

神無月「ごめんねー、考え事してたからー、気付かなかったよー?」

佐木原「気にしていない」

新芽「……」

なんか、普通に話してるわね……
仲が悪いとかじゃないなら、まあいいんだけど……

【神無月摩耶の好感度が上がりました!】

【佐木原彰の好感度が上がりました!】

【新芽の部屋】

新芽「今日はこれから……」

【現在のモノクマメダル…8枚】

・所持プレゼント
【薔薇の鞭】
【タンブル・ウィード】
【ボージョボー人形】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【MEN'S MANMA】
【純色ジーパン】

【ゲームコーナーに行きますか?】

【覚悟のススメ】を使うかも同時判定。

↓1

新芽「たまには行かなくていいわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ40以上で現れます】

↓1

小夜選択

【モノクマタワー】

小夜「……」

新芽「小夜ちゃん」

小夜「新芽か」

新芽「何を見てたの?」

小夜「……遠くを見てた。と言っても、ちょっと街が見えるくらいだけどな」

新芽「そう……」

小夜「見えるのに手が届かない。まるで……」

新芽「まるで?」

小夜「……新芽、1つ聞かせてくれ」

新芽「何、かしら?」

小夜「大切な人が危険な時、もし何とか出来る方法があるなら新芽ならどうする?」

新芽「……」

1…何とか出来るなら、その方法を選ぶかもね
2…あたしには……選べないかもしれない
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

新芽「あたしには……選べないかもしれない」

小夜「どうして?」

新芽「その方法が何かわからないし、その方法を選んで大切な人が傷ついたらって考えちゃうのよ」

小夜「……」

新芽「だから、あたしには……きっと選べない」

小夜「そうか……」

背中を向ける小夜ちゃんの表情はわからない。
あなたは今、何を考えてるの小夜ちゃん……?

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは8枚です】

↓2

あっ、いつもみたいに↓2でやってしまった……
すいません、ちょっと改めて↓1で神無月か心沢か選択お願いします。

神無月選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

神無月「何してるのかなー?」

新芽「あっ、神無月ちゃん」

小夜「……摩耶お姉ちゃん」

神無月「だからー、それはやめてってー……」

新芽「?」

神無月「……はあ、しかたないなぁ。おいで、すずちゃん」

小夜「……」ギュッ

神無月「いい子いい子」ナデナデ

1…えっと、どういう事?
2…見守っている
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

今は、ちょっと何も言わない方がいいわね……

小夜「……ありがとう、摩耶お姉ちゃん」

神無月「別にいいよー?」

小夜「モノクマ!!」

モノクマ「なにさ、大声で呼ばないでよ!」

小夜「この前の話、私は断る!」

モノクマ「ええっ!?いいの、断って?」

小夜「……覚悟は出来た」

モノクマ「ふーん……まっ、ボクは構わないけどね!」ピョーン!

新芽「さ、小夜ちゃん?断るって……」

小夜「実はモノクマに内通者にならないかと誘われていたんだ」

新芽「えっ!?」

小夜「だけどやめだ!内通者なんてしてもりんお姉ちゃんは喜ばないからな!」

まさかそんな事になってたなんて……
だけど小夜ちゃんが考え直してくれたなら、問題ないわよね!



神無月「…………」

【小夜鈴音の好感度が上がりました!】

【神無月摩耶の好感度が上がりました!】

【小夜鈴音イベントその2】

新芽「小夜ちゃんって花が好きなの?」

小夜「いきなりなんだ?」

新芽「だって髪飾りとかペンダントとか花がモチーフじゃない」

小夜「ああ、これか……これはお姉ちゃんが花が好きだから私も着けてるだけだ」

新芽「お姉ちゃんって、よく言ってるりんお姉ちゃん?」

小夜「そうだ!妹の私が言うのもなんだが可愛くていい子なんだぞ!」

新芽「お姉ちゃんなのに可愛い系なのね……」

小夜「お姉ちゃんは、摩耶お姉ちゃんより背が低いからな」

新芽「それは、確かに可愛い系ね」

小夜「そうだろうそうだろう!」

小夜ちゃん、すごく目が輝いてる……そんなにお姉ちゃんが好きなのね。

【小夜鈴音との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

新芽「まだ時間はあるわね」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ40以上で現れます】

↓1

赤内選択

赤内「……」

新芽「赤内」

赤内「ああ、新芽さん。何か用かな?」

新芽「……」

今の赤内は結構気を許してきてるはず……
いけるかもしれないわね。

1…体調とかどう?
2…用がなくても話しかけるくらいいいじゃない
3…説得【コンマ50以上で成功】

↓1

新芽「……どうなの?」

赤内「いきなりそれだけ言われてもわからないよ」

新芽「……考え、少しは変わった?」

赤内「……」

新芽「あなた前に死人を引きずるなんてくだらないって言ったわよね?」

赤内「……」

新芽「でもあれはあなたの本心じゃない、違う?」

赤内「どうしてそう思うのかな?」

新芽「あなたが一番死人を引きずってるからよ」

赤内「……」

新芽「あなたが話した彼女、そしてミーナ。あなたはずっとずっと引きずってる……」

赤内「……まいったね、バレバレか」

新芽「……」

赤内「キラキラに従いたくなくて、僕は彼女をスカウトした。彼女は死んでしまった」

新芽「……」

赤内「僕はね、ずっと死にたかったんだよ。ミーナさんに殺されるなら悪くないと思ってた」

赤内「でもミーナさんも死んでしまった……ここまで来るともう自分の悪運に笑いたくなるよ」

赤内「だからさ、なんかもうどうでもいいんだよね。死ぬのも、生きるのも」

新芽「……」

↓3まで赤内クンに言葉をぶつけてください!

新芽「あたしはどうでもよくない。少なくとも、あたしはあなたに生きてほしい」

赤内「……」

新芽「あなたを心配したみんなを、あたしを前にしてもそんなこと言うの?そんなのさみしいわよ」

新芽「これだけ思ってもらえるのに無価値だなんて、あり得ないでしょ」

赤内「わからないな、僕はあれだけ周りを混乱させた。なんでそこまで言えるのさ」

新芽「早坂ちゃんの事はあなたが一生償うべき事よ、それは間違いない。だけど死なせようなんてみんなは考えてないわよ」

赤内「……」

新芽「それに赤内、あなたがこうして生きてるのって神様っていうよりその子が生かしてくれたんじゃない?」

赤内「……!」

新芽「その子にあったことはない……けれどその子は本気であなたについていった、それって本当に恨んでいるのかしら?」

新芽「その子は色々あったかもしれないけれど本気でやったのよ?スカウトしたあなたがその結果を認めてあげないで誰が彼女を認めてあげるの?」

赤内「……」

新芽「……」

言いたい事は全て言った。
後は、赤内次第……

赤内「はあ、まいったな」

赤内「今、新芽さんを通して彼女が、【奈美】が僕を叱った気がするよ」

赤内「……新芽さん」

新芽「何?」

赤内「ありがとう」

新芽「……」

赤内は、笑ってその場から立ち去った。

赤内「心沢君に、謝らないとなぁ……」

なんて、言いながら。







【乱入、プレゼントはありません】

【赤内晶の好感度がグンと上がりました!】

【赤内晶説得第三段階をクリアしました!】






【赤内晶イベントその3】

赤内「やあ、新芽さん」

新芽「……」

赤内「な、何かな、その目は?」

新芽「いや、爽やかな赤内ってちょっと……」

赤内「酷いな!これでも僕は爽やかだったんだよ?」

新芽「本当に?」

赤内「まあ、奈美くらいしか言わなかったけど」

新芽「……ところで奈美って、スカウトした例の彼女?」

赤内「そうだよ。僕がキラキラとか関係なくスカウトした唯一の人さ」

新芽「あなたを爽やかだなんてよっぽど個性的な感性してたのね」

赤内「馬鹿にしてないかな!?」

新芽「冗談よ冗談。でも会ってみたかったわね……あなたがそこまで言う奈美さんに」

赤内「……そうだね、僕もまた会いたいよ」

【赤内晶との絆が深まりました!】

【新芽の部屋】

新芽「ゲームコーナー行ってないからまだ時間あるわね……」

【自由行動を開始します】

1…誰かと話す【>>2-3からお選びください】

2…ゲームコーナーに行く【人物を書けばコンマ40以上で現れます】

↓1

心沢選択で本日はここまで。

現在の好感度

赤内…8.7

鈴木…8.4

心沢…8.2

錦…8.1

神無月…7.8

佐木原…7.8

真白…6.6

小夜…6.0

×ミーナ…5.2

アリス…5.1

×薄井…4.2

×泉…3.2

×早坂…2.4

×吹石…1.0

×安原…1.0

それでは……

本日20:00より開始します。

エンゲージリングですが、一応今の錦にも渡せます。
ただし錦に渡す場合は新芽の立場は仲人になりますのであしからず。

それではまた後ほど。

心沢選択

心沢「……」

新芽「心沢?」

心沢「新芽か……赤内に何かあったのか?」

新芽「えっ?」

心沢「ついさっき部屋まで来て今までの事を謝られた。正直……面食らってまともに反応が出来なかった」

新芽「……」

本当に謝ったのね、赤内。
まあ、心沢が戸惑う気持ちも良くわかるわ……

1…もう赤内は大丈夫だと思う……今までありがとう、心沢
2…難しいかもしれないけど、受け入れてあげてくれないかしら?
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

新芽「難しいかもしれないけど、受け入れてあげてくれないかしら?」

心沢「それは構わないが……新芽、赤内はもう大丈夫だと思うか?」

新芽「多分……」

心沢「そうか……これで大きな問題が1つ片付いたんだな」

新芽「心沢にはいっぱい苦労かけたわね……」

心沢「おれの力なんて大したことはないさ。これは新芽の努力の成果だ」

新芽「そうかしら?」

心沢「ああ」

【モノクマメダルを一枚消費する事でもう1人乱入してきます】

【誰かを乱入させたい場合は人物を>>2-3からお選びください】

【現在のモノクマメダルは7枚です】

↓1

佐木原選択

【モノクマメダルを1枚消費しました】

佐木原「……赤内は問題ないそうだな」

新芽「佐木原」

心沢「そうらしい。おれ達の荷物が1つ降りたわけだ」

佐木原「結局俺は何も出来なかったか」

心沢「おれも似たような物だ。佐木原が気に病む事じゃないさ」

1…とにかくありがとう、2人共
2…あたしだけじゃ、きっとどうしようもなかったわよ
3…自由安価。そぐわない物は下にずれます。

↓1

2選択

新芽「あたしだけじゃ、きっとどうしようもなかったわよ」

佐木原「微力でも力になれたなら良かったがな……」

心沢「全くだな」

新芽「2人や真白君には感謝してもしたりないわね」

心沢「とにかく脱出に向けての大きな不安材料だった赤内が何とかなったなら……」

新芽「モノクマをどうにか出来れば大きく前進するわね!」

佐木原「……だと、いいがな」

【プレゼントを渡しますか?】

・所持プレゼント
【薔薇の鞭】
【タンブル・ウィード】
【ボージョボー人形】
【月の石】
【キルリアンカメラ】
【MEN'S MANMA】
【純色ジーパン】

心沢↓1 佐木原↓2

新芽「心沢、これあげる」

心沢「キルリアンカメラか。コロナ放電による発光現象を撮影するとは知っているが……」

新芽「フィルムないから使えるとしたら外になるわね」

心沢「それなら、使える時を楽しみにしよう」

喜んでくれたのかしら?

新芽「佐木原、これあげる」

佐木原「ボージョボー人形か……」

新芽「何かお願い事でもしてみたら?」

佐木原「願いか……」

佐木原は人形を持ち上げると、すぐポケットに戻す。

佐木原「考えておく」

喜んでくれたのかしら?

【心沢学の好感度が上がりました!】

【佐木原彰の好感度が上がりました!】

【佐木原彰イベントその4】

佐木原「どこだ、どこに行った!?」

新芽「えっ、佐木原?」

あんな焦ってる佐木原、初めて見た……

佐木原「っ、新芽か……」

新芽「何か探してるの?良かったら手伝いましょうか?」

佐木原「……いや、これは俺自身で何とかしなければならない問題だ」

新芽「そう……よっぽど大切な物なのね?」

佐木原「そうだ。あれだけはなくすわけにはいかない……それほどの物だ」

新芽「……」

そう言う佐木原の表情は、どことなく鬼気迫るものを感じさせた……

佐木原「あれだけは、必ず……」

【佐木原彰との絆が深まりました……?】

【新芽の部屋】

キーン、コーン……カーン、コーン

モノクマ「オマエラ!夜です!おやすみの時間だよ!」

モノクマ「今から朝までカラフルエリアの一部施設には入れないから気をつけるように!」

モノクマ「夜更かししないようにしなさいね!」

モノクマ「おやすみおやすみ……」

新芽「……」

何かしら、色々上手くいってるはずなのに……

新芽「まさか、ね」

きっと、気のせいよ……

【???のため延長判定はありません】

【???】

モノクマ「うぷぷ、楽しいな楽しいな」

「……」

モノクマ「えっ?何がそんなに楽しいかって?」

「……」

モノクマ「そりゃあ絶望の種が着実に育っているからだよ!」

「……」

モノクマ「うんそうだね、希望の種も育ってるね」

モノクマ「まあ、ボクとしてはどちらでもいいよ」

モノクマ「ボクを象徴とする絶望か世界に蔓延する希望か……」

モノクマ「うぷぷ、さあ世界はどちらを選ぶのかな?」

モノクマ「アーハッハッハッハッハ!!」

【30日目】

キーン、コーンカーン、コーン

モノクマ「オマエラ!朝だよ!起きた起きた!」

モノクマ「今日も1日頑張ろうねー!」

新芽「んー……!」

モノクマ「そしてオマエラ!エントランスに至急集合!」

新芽「っ!」

モノクマ「待ってるからねー!」

エントランスに集合って、まさかまた何かする気なの?

……昨日の嫌な予感は、これだったのね。

新芽「とにかく行きましょう……」

【モノクマホテル・エントランス】

モノクマ「いやあ、オマエラ!こんなに早く来るなんて待ちきれなかったんだね!」

心沢「至急集合と言ったのはそっちだろう……」

モノクマ「ご飯食べる時間はあげたよ?十秒くらい」

錦「全然足りません!」

モノクマ「さてさて、オマエラを集めたのは他でもありません……また停滞しだしてるみたいだから新しい動機をプレゼントしに来たよ!」

神無月「お断りかなー?」

モノクマ「拒否権はありませーん!」

赤内「横暴だね、全く……」

モノクマ「それではオマエラ、モニターをご覧ください!」

モノクマが言うようにあたし達はモニターを見る。
すると……しばらくして映像が映し出された。

新芽「何、これ……」

その映像に映っていたのは、何人かの死体だった。

1人目はセーラー服を着た凄い筋肉をした人。
2人目はウサギのぬいぐるみと逃げている女の子。
3人目は着物を着た小さな女の子。
4人目はマントを着けた男の人。
5人目はチェスの駒を持った男の子。
6人目は白衣を着た女の子。

……バラバラの6人、だけど共通点があった。

それは……







――全員何らかの形で、死んでしまった事。






モノクマ「どうかな?ちなみに最新作はこれだよ!」

真白「これは、オカルト研究家の……!」

アリス「あなたは、何を言いたいのですか?」

モノクマ「この亡くなった6人、それと薄井さんにはある共通点があるの。わかるかな?」

鈴木「全員、亡くなった?」

モノクマ「それだけじゃないよ、この人達はいわゆる……」

モノクマ「裏切り者って奴なのです!!」

神無月「裏切り者ー?」

モノクマ「まあそれぞれで微妙に意味合いは違うけどね」

佐木原「……これがいったい何の動機になる?」

モノクマ「うぷぷ、伝えておこうと思ったんだよ!」

モノクマ「どんなつもりにせよ……」

モノクマ「裏切り者になった者は死しか待ってないって」

モノクマ「オマエラの中にいる、2人目の内通者にね!!」

新芽「っ!?」

2人目の、内通者……!?

モノクマ「というかその人は薄井さんより先に内通者になったんだけどね」

真白「やはり、まだいたのか……!」

モノクマ「ねぇねぇ、オマエラ?その内通者の正体……」







小夜「うああああああああああああああああああっ!?」






新芽「さ、小夜ちゃん!?」

小夜「あ、ああああ……嘘だ、嘘だ嘘だ嘘嘘嘘嘘嘘嘘だぁあああああっ!!」

モノクマ「あっ、ごめんごめん!そういえば内通者の1人はキミのお姉ちゃんだったね!」

モノクマ「キミはあくまでお姉ちゃんがコロシアイに巻き込まれた映像しか見てなかったから、助けに行くつもりだったのかもしれないけどさ……」

モノクマ「残念!キミのお姉ちゃん、とっくに死んでるのよね!」

小夜「あ、ああ、あっ……」

新芽「小夜ちゃん!しっかりして小夜ちゃん!」

モノクマ「全く話の骨折られちゃったよ。それではオマエラ、改めて内通者の正体を……」







アリス「その必要はありません」






真白「っ、アリス!」

アリス「あなたに言われるならば自ら自白します。皆さん、今まで申し訳ありませんでした」

心沢「どういう、事だ」

アリス「私、真白アリスは……」

真白「黙れアリス!!」

アリス「その命令は聞けません。博士もわかっていらっしゃるはずです」

アリス「なぜ第三の事件、あなたが病院で無事だったのか」

アリス「それは博士を死なせたくない人間こそ裏切り者である証」

アリス「そう、私が内通者である証拠なのです」

真白「……なんで、だ」

アリス「……」

真白「なんで、内通者になんてなったんだアリス!!」







モノクマ「キミさ、なんで自分がまだ生きてられるか本気でわからないの?」

真白「……えっ?」






モノクマ「はっきり言ってさぁ、キミみたいなちびっ子って凄い死ぬタイプなんだよね!」

モノクマ「神無月さんみたいに恐ろしいオーラがあって手が出しにくいタイプと違って、キミ結局ただの強がってる子供だもん!」

モノクマ「そんなキミを生かすために、キミのロボットさんはボクの内通者になったんだよ!」

モノクマ「真白錐斗の安全保障、それこそ真白アリスさんが内通者になる条件だったわけ!」

モノクマ「だから感謝しなよ真白クン」

モノクマ「キミのために裏切った彼女にね!」

アリス「……」

真白「ボクの、せい?」

アリス「博士、違います」

真白「ボクのせいで、アリスは……」

アリス「博士、違います」

真白「は、ははっ、なんだよ、それ……ボクは……ボク、は……」

小夜「嘘、嘘だぁ……」

赤内「ちょ、ちょっとこれ……マズくない?」

心沢「空気が、最悪な状態だ……」

佐木原「……内通者、それが次の動機か」

錦「大変、です!」

鈴木「ど、どうしたら……」

神無月「裏切り者、かぁ……」

新芽「っ……」

【エントランス】

アリス「……」

新芽「とりあえず、小夜ちゃんと真白君は部屋に寝かせたけど」

神無月「アリスちゃんー、お話してくれるよねー?」

アリス「はい。全てお話します」

心沢「まず、いつから内通者になったんだ?」

アリス「初日からです」

赤内「初日!?」

アリス「博士の安全、それを条件に内通者になるようモノクマに言われました」

鈴木「それで、内通者に……」

アリス「博士の動き、心拍数、健康状態を把握できるよう、私の電子生徒手帳にはプログラムが組まれています」

錦「つまりどういう事ですか!」

アリス「私は博士がどこにいて、どんな状況かわかるのです。身の危険があった場合はスリープモードも強制的に解除されます」

佐木原「内通者としての役割は?」

アリス「状況が停滞した時コロシアイをする事。命じられた行動を取る事。そして……博士の理論を元に監視用モノクマ達を改造する事」

赤内「……でさ、どうするの?」

新芽「どうするって……」

赤内「いや、僕が言えた立場ではないのは重々承知してるけど……」

アリス「……」

心沢「いや、彼女はコロシアイはしないはずだ」

鈴木「えっ?」

心沢「コロシアイは事件を起こした後クロかシロしか生き残れない」

神無月「アリスちゃんがー、コロシアイをしたらー、真白君が危険って事だよねー?」

心沢「ああ。だから危険性は低いはずだ」

アリス「……」

錦「むしろ今部屋にいるお二人の方が危ない状態です!」

新芽「確かにね……」

佐木原「……ならばモノクマタワーにいてもらうのはどうだ」

心沢「そういえば10時になれば、あそこは身動きが出来ないんだったな……」

アリス「……私には何も言えません。博士に危害がくわえられる以外ならばどんな罰でも受けましょう」

アリスちゃん……

【新芽の部屋】

新芽「……」

小夜ちゃんのお姉ちゃんは既に亡くなっていた。
アリスちゃんが内通者だった。

あたしでさえ、混乱してる。
小夜ちゃんと真白君はもっとよね……

新芽「……」

色々うまくいってたと思ってた。
だけどそれは……幻だったの?

新芽「ダメね、とりあえず外に出て空気を吸いましょう……」

ガチャガチャ

新芽「えっ?」

ガチャガチャ!!

新芽「あ、あれ?なんで開かないの!?」

コロン…

新芽「えっ……」

プシュー…

新芽「ガ、ガス!?」

ま、まさか毒ガス!?

新芽「うっ、ううっ……」

何よ、これ……

意識、が……………………

【???】

「この度、君達に新しい任務を与える」

「新しい任務?」

「希望ヶ峰学園のある種の闇の象徴……その人物を確保してほしい」

「闇の象徴……希望ヶ峰学園という事は何かしらの才能が?」

「……【超高校級の狂人】」

「きょ、狂人?」

「そうだ。狂っているが故に希望にも絶望にも染まらない……自身の狂気にのみ従う存在」

「それが【超高校級の狂人】だ」

「なぜそのような人物を?」

「希望にも絶望にも染まらない存在だが、能力は優秀だ」

「絶望の残党によって何かされる前に確保しておきたい」

「……わかりました」

「頼んだ。全ては……」







新芽「はい。全ては希望溢れる未来のために……」






「……!」

新芽「……」

佐木原「新芽、起きろ!」

心沢「新芽!」

神無月「……」

新芽「んっ……あ、れ?」

あたし、いったい……

心沢「目を覚ましたか!」

新芽「3人共、どうしたの……?」

佐木原「新芽、覚えていないのか」

神無月「まーちゃん達はー、部屋で眠らされたんだよー?」

新芽「あっ……!」

そういえば、あたし部屋にいて……扉が開かなくて、そしたら隙間から何か転がってきて……

新芽「あれは催眠ガスだったって事ね……みんなもそうなの?」

佐木原「ああ。俺と心沢はドアを蹴破って出てきた」

心沢「2階に来たら神無月の部屋のドアが内側から叩かれていたから、開けて一緒に来たんだ」

神無月「なんか接着剤ー?それで固定されてたみたいだよー?」

新芽「なんでそんな……あっ、他のみんなは!?」

佐木原「これから行くところだ」

心沢「少なくとも新芽みたいになっている可能性はある……急いで部屋を回ろう」

神無月「何もなければー、いいけどねー?」

佐木原「いくぞ」

心沢「よし!」

バァン!!

錦「ぐぅ……」

鈴木「んうっ……」

新芽「錦!鈴木ちゃん!」

神無月「この際ー、なーんでれーちゃんの部屋に一緒にいるかはー、問わない方がいいよねー?」

錦「あ、あれ……ぼくはいったい……っ、華さん!」

鈴木「んうっ……修二さん?」

錦「良かった……!」

鈴木「私達、いったい……」

佐木原「心沢、次に行くぞ。事情説明は新芽と神無月に頼む」

心沢「ああ」

赤内「みんな、ここにいたのか!」

新芽「赤内!」

神無月「後はー、すずちゃんとー、真白君達だねー?」

心沢「……んっ?」

新芽「どうしたの?」

心沢「なんか、焦げ臭くないか?」

そういえば……なんか、変な臭いがする。

佐木原「……この臭い、調理場からだ」

赤内「調理場?なんでそんな臭いが……」

錦「……なんだか肉が焼けたような、臭いです!」

鈴木「で、でもこれ、普通のお肉が焼けたような臭いじゃ……」

あたし達は調理場に向かって走る。
そして……

佐木原「これは……!」

心沢「っ、来るなみんな!!」

新芽「えっ、あっ……」

心沢の制止も虚しく、あたしは調理場を覗いてしまう。

そこには……







【その死体は赤い炎に包まれていた】

【だけどそれが誰だかはすぐわかった……】

【お姉ちゃんに影響されたって言っていた花の髪飾りとブローチ……】

【そして周りに散らばった燃える花が……】

【その死体が、小夜鈴音ちゃんのものだとはっきり示していた】






ピンポンパンポーン…!







モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!」












ピンポンパンポーン…!

モノクマ「死体が発見されました!」

モノクマ「一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!」






新芽「えっ……」

心沢「なぜ、アナウンスが2回鳴ったんだ!?」


神無月「ねー、ちょっといいかなー?」

佐木原「どうした神無月?」

神無月「この周りに散乱してるの……なに?」

新芽「えっ……」







【神無月ちゃんの言葉を受けて、周りを見ると……】

【小夜ちゃんの焼死体以外にそれはあった】

【バラバラに砕かれた機械機械機械……】

【その機械の一際大きな山の中にある、手】

【それは、間違いなく……】

【真白錐斗君の小さな手だった】












アリス「博士……?」






新芽「っ、アリスちゃん!?」

アリス「は、博士……お父様ぁ!!」

それは今まで見た事ないアリスちゃんの姿。
機械の山から血まみれの小さな身体を引きずり出したアリスちゃんは、真白君を必死に蘇生させようとしている。

アリス「いや、嫌です、お父様!私を1人にしないでください!お願いします!目を開けてください!」

心沢「くそ、くそぉ!」

赤内「なんでこんな……」

錦「こんなのあんまりです……!」

佐木原「……」

鈴木「う、ううっ……!」

神無月「真白君、すずちゃん……」グッ

新芽「なんでよ、なんでこうなるのよ……」

アリス「お父様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」







CHAPTER4【狂った歯車は戻らない】(非)日常編 END

残りメンバー…10→8人

NEXT→非日常編






本日はここまで。

真白クン、小夜さん退場です。

次回捜査に入ります。

それでは……







CHAPTER4【狂った歯車は戻らない】非日常編






新芽「……」

真白君と小夜ちゃんが殺された……

アリス「お父様……」

真白君にすがりついているアリスちゃんの姿は痛々しくて……
みんなが小夜ちゃんの身体についたままの火を消している中で、あたしは立ち尽くす事しか出来なかった。

新芽「……」

モノクマ「うわわ、これはまた酷い有り様だね!」

心沢「モノクマ……!」

モノクマ「うぷぷ、辛いよねぇ。こんな時でも泣けないって」

アリス「……」

モノクマ「まあ、いつ狙われてもおかしくなかったんだし、生き延びた方なんじゃない?」

アリス「モノクマ……」

モノクマ「おや、何か言いたそうだね?」

アリス「モノクマ……!」

新芽「っ!」

モノクマを見るアリスちゃんから、あたし達と変わらない感情が伝わってくる。
憎悪と、怒り。

それに気圧されたあたし達は、アリスちゃんがモノクマに向かっていくのをただ見ている事しか……







赤内「がっ!?」






新芽「えっ!?」

赤内が、モノクマを庇ってアリスちゃんに殴られた!?

赤内「あぐっ……!」

錦「あ、赤内さん!」

モノクマ「おやおや!まさか赤内クンがボクを助けてくれるなんて!」

アリス「……何の真似ですか」

赤内「か、勘違いしないでほしいな……ボクはただアリスさんがおしおきされないようにしただけだよ」

確かに、今の勢いでモノクマを殴ったら……モノクマが壊れてアリスちゃんがおしおきされたかもしれない。

アリス「……」

赤内「理不尽に大切な人を失った気持ちはわかるけど、少しは冷静に……」

アリス「気持ちがわかる……?」

赤内「ぐっ!?」

アリス「あなたのような人間に、私の気持ちがわかるはずがない……!」ギリギリ

赤内「う、ぐうっ……!」

鈴木「ア、アリスさんダメです!それ以上は赤内さんが死んでしまいます!」

アリス「……」パッ

赤内「げほっ、ごほっ!」

アリス「……そうですね、まだお父様を殺した犯人もわからないのにダメですね」

新芽「ア、アリスちゃん……」

アリス「――犯人を殺せなくなってしまいます」

静かにそう言って、アリスちゃんは調理場から出ていく。
あたし達の誰にも、それを止める事は出来なかった。

モノクマ「いやー、怖い怖い。まさかの捜査タイムにコロシアイが起きるところだったね!」

神無月「いいから早くアレ出して」

モノクマ「うわっ、神無月さんも怖い!それじゃあザ・モノクマファイルー!」

モノクマ「ではでは、失礼しますクマー!」

心沢「赤内、立てるか?」

赤内「結構、いいのもらったからね……今回は見張りをするよ」

錦「ぼくも付き合います!」

佐木原「見張りは赤内と錦で決まりだ……捜査を始めるぞ」

       【捜査開始】

まずはモノクマファイルの確認ね……

【被害者は小夜鈴音と真白錐斗。
死体発見現場はモノクマホテル・調理場。
死亡推定時刻は午後7時頃。
小夜鈴音の死因は脳挫傷。
死亡後火をつけられている。
真白錐斗の死因は背中側の刺傷による失血死。
両者に薬物反応などはなし】

小夜ちゃんは撲殺、真白君は刺殺って事……?

コトダマ:【モノクマファイル4】を手に入れました。
〔被害者は小夜鈴音と真白錐斗。
死体発見現場はモノクマホテル・調理場。
死亡推定時刻は午後7時頃。
小夜鈴音の死因は脳挫傷。
死亡後火をつけられている。
真白錐斗の死因は背中側の刺傷による失血死。
両者に薬物反応などはなし〕

1…調べる【小夜の死体】
2…調べる【真白の死体】
3…調べる【機械の山】
4…調べる【散乱した花】
5…話す【赤内】
6…話す【錦】

↓1

2選択

新芽「酷い……」

真白君の死体は背中側がズタズタに切り裂かれてる……心臓に当たってないからきっと真白君は苦しんで……

佐木原「妙だな」

新芽「妙?」

佐木原「同じ刃物で複数回刺したのだとしたら傷の深さに違いがありすぎる」

傷の深さの違い……

佐木原「それに違和感があったが……真白の白衣はどこに消えた?」

そういえば、真白君いつも着てた白衣を着てない……
白衣はどこに行ったのかしら?

佐木原「それともう一つ……真白の手を見てみろ」

新芽「あっ、火傷……?」

なんで手にだけ火傷が?

コトダマ:【真白の刺傷】を手に入れました。
〔真白の背中一面には大量の刺し傷があった。
しかしその全ての傷の深さは違っていた〕

コトダマ:【消えた白衣】を手に入れました。
〔真白の死体は白衣を着ていなかった〕

コトダマ:【手の火傷】を手に入れました。
〔真白の手には火傷があった〕

1…調べる【小夜の死体】
2…調べる【機械の山】
3…調べる【散乱した花】
4…話す【赤内】
5…話す【錦】

↓1

2選択

この機械の山、いったい何なのかしら?

心沢「それはおそらく真白の発明の残骸だ」

新芽「真白君の?」

心沢「ああ、部屋で見た記憶がある」

真白君の部屋にあったはずの機械がなんでここに?

心沢「しかしところどころ尖っていて危ないな……むっ?」

新芽「どうしたの?」

心沢「機械の下に何か挟まって……布みたいだな。少し焦げている」

布……?

コトダマ:【機械の残骸】を手に入れました。
〔真白の部屋にあったらしい機械の残骸。
ところどころ尖っていて危険〕

コトダマ:【布切れ】を手に入れました。
〔機械の下に挟まっていた布切れ。
少し焦げている〕

1…調べる【小夜の死体】
2…調べる【散乱した花】
3…話す【赤内】
4…話す【錦】

↓1

1選択

新芽「っ」

小夜ちゃんの死体は仰向けに倒れている……
だけど焼けていて、顔もよく見てやっとわかるくらい……

神無月「……前の方は傷ついてないから後頭部を殴られたか何かしたみたいだよ」

新芽「後頭部……」

神無月「だけど……頭蓋骨は割れてたりしてないね」

新芽「えっ、だけど脳挫傷なら……」

神無月「……」

コトダマ:【小夜の死体】を手に入れました。
〔小夜の前頭部は傷ついておらず、後頭部の頭蓋骨も割れてたりしていなかった〕

1…調べる【散乱した花】
2…話す【赤内】
3…話す【錦】

↓1

1選択

新芽「花が散乱してるけど、これ小夜ちゃんが持ってたのかしら?」

鈴木「そうみたいですね。白くて真ん中が少し赤い花……なんて花なんでしょうか?」

新芽「花には詳しくないからわからないわね……」

どちらにしても、今は調べてる余裕はないわね。

コトダマ:【散らばった花】を手に入れました。
〔調理場に散らばった花。
白くて真ん中が少し赤い花で種類は不明〕

1……話す【赤内】
2…話す【錦】

↓1

1選択

赤内「しかしまいったね……まさか眠らされてしまうなんて」

新芽「赤内はあたし達が鈴木ちゃんの部屋にいる時来たけど、やっぱり眠ってたの?」

赤内「まあね。起きて外に出ようとしたらドアが開かなかったから蹴破ってきたんだ」

新芽「……」

赤内もあたし達と同じか……

赤内「だけど僕は間違えたのかもしれない」

新芽「えっ?」

赤内「今は7時15分、死亡推定時刻は7時頃。エレベーターじゃなくて調理場に行けば2人を助けられたかもしれない……」

新芽「赤内……」

赤内「今思えば、エレベーターホールに行く時調理場の方で何か聞こえた気もしたしね……」

調理場で音……

コトダマ:【赤内の証言】を手に入れました。
〔エレベーターホールに行く時調理場の方から物音を聞いたらしい〕

新芽「錦、そういえばなんで鈴木ちゃんの部屋にいたわけ?」

錦「色々あって華さんが不安そうでしたから!」

新芽「まあ、そんな所でしょうね」

正直錦が鈴木ちゃんの部屋にいた時やっぱりなってなったし……

コトダマ:【錦と鈴木】を手に入れました。
〔錦は鈴木の不安を取り除くため一緒の部屋にいた。
新芽も2人が一緒にいると予想はしていたようだ〕

1…調べる【各部屋の扉】
2…調べる【自分の部屋】

↓1

新芽「……あたし達の部屋の扉は接着剤で固定されていた」

多分ガスから逃げられないようにするためなんだろうけど……一応全員の部屋を調べてみましょう。

…………

新芽「接着剤で固定されてたのはあたし、鈴木ちゃん、神無月ちゃん、アリスちゃん、佐木原、心沢、錦、赤内、真白君の部屋……」

犯人は戻ってから固定したとして、小夜ちゃんの部屋だけ固定されてなかったって事は、犯人の狙いは……

コトダマ:【固定されてた部屋】を手に入れました。
〔新芽達の部屋の扉は接着剤で固定されていた。
固定されてたのは亡くなったメンバーと小夜以外の部屋〕

1…調べる【自分の部屋】
2…調べる【真白の部屋】
3…調べる【小夜の部屋】
4…話す【アリス】

↓1

1選択

新芽「これがガスを出したやつね……」

ボールみたいだけど、いったい犯人はこんな物どこから持ってきたのよ……

新芽「少なくとも武器庫には、なかったわよね?」

どこからこれが出てきたか、それも手がかりになりそうね。

コトダマ:【ガスのボール】を手に入れました。
〔新芽達を眠らせたガスを出したボール状の物体。
武器庫などには存在しなかった〕

1…調べる【真白の部屋】
2…調べる【小夜の部屋】
3…話す【アリス】

↓1

1選択

ガチャガチャ

新芽「……開かないわね」

真白君の部屋は接着剤で固定されたままってわけね……

新芽「よし……えいっ!」

ガンッ!

新芽「……痛ぁぁいっ!?」

アリス「……何をしているのですか」

新芽「ア、アリスちゃん……真白君の部屋を調べようと思ったんだけど」

アリス「どうやら固定されているようですね……どいてください」

バキッ!

アリス「開きました」

新芽「あ、ありがとう……」

アリス「いえ、お父様を殺した犯人を捜し出すために協力は有益と判断します……ただし」

新芽「ただ、し?」

アリス「隠滅を行った場合、あなたを犯人と判断して殺しますのでそのつもりで」

新芽「……好きにして」

あたしは犯人じゃないし。

アリス「では、どうぞ」

【真白の部屋】

新芽「機械がたくさん……」

とりあえず調べましょう。

新芽「とは言っても……扉が固定されたままって事は真白君、部屋に戻ってなかったって事よね?」

とりあえず……

新芽「アリスちゃん、なくなった物とかある?」

アリス「……お父様の部屋にはもっと機械がありました」

新芽「現場にあった物がそうって事かしら……あれって何なの?」

アリス「お父様が開発なさっていた物ですが、何かまでは教えられていません」

新芽「なるほどね……あっ、これノートね」

中身は……アリスちゃんのメンテナンス内容ね。

新芽「アリスちゃん、一応これ渡しておくわ」

アリス「……これ、は」

新芽「アリスちゃん?」

アリス「……少々、失礼します」

あれ、行っちゃった……どうしたのかしら?

コトダマ:【真白の部屋】を手に入れました。
〔真白の部屋の扉は固定されたままだった。
接着後真白は部屋に戻らなかったようだ〕

コトダマ:【真白のノート】を手に入れました。
〔アリスのメンテナンスについて書かれたノート〕

1…調べる【小夜の部屋】
2…話す【アリス】

↓1

2選択

新芽「ちょっと、アリスちゃん?」

アリス「……なぜ、なぜですか?」

ノートを読みながら……混乱、してる?

アリス「……新芽さん」

新芽「えっ?」

アリス「私はやらなければならない事が出来ました。お話出来る事を全てお話しましょう」

新芽「アリスちゃん……?」

アリス「まず、私は今日モノクマタワーに行く予定でした」

新芽「そうね」

アリス「その前にお父様によって最後のメンテナンスを受けました……」

新芽「……」

アリス「そして今、私の電子生徒手帳からお父様の事に関する機能が消えています」

内通者になる代わりにアリスちゃんの電子生徒手帳にプログラムされたってやつね……それが消えていた?

アリス「おそらく内通者でなくなったため、モノクマによって消されたのでしょうが……一応伝えておきます」

新芽「うん、ありがとうアリスちゃん」

アリス「……新芽さん、1つだけよろしいでしょうか?」

新芽「なに?」

アリス「お父様の電子生徒手帳を調べてみてください。何かあるはずですので」

新芽「真白君の電子生徒手帳……」

アリス「それでは……」

コトダマ:【最後のメンテナンス】を手に入れました。
〔アリスはモノクマタワーに向かう前、真白に最後のメンテナンスを受けた〕

コトダマ:【消えた電子生徒手帳の機能】を手に入れました。
〔アリスの電子生徒手帳から内通者になる見返りの真白に関するプログラムが消滅していた〕

新芽「小夜ちゃんの部屋は固定されてないのよね……」

とりあえず中に入ってみましょう。

ガチャ

新芽「特に何もないわね……床にも何も落ちてないし」

……あれ?

新芽「何もない……?」

これ、おかしいわよね?

コトダマ:【小夜の部屋】を手に入れました。
〔小夜の部屋は床に何も落ちておらず、綺麗な部屋だった〕

1…調べる【真白の電子生徒手帳】
2…話す【佐木原】
3…話す【神無月】
4…話す【心沢】

↓1

3選択

神無月「……」

新芽「神無月ちゃん?」

どこかに行くみたいだけど……ついていってみましょう。

【武器庫】

神無月「……」

新芽「武器庫?」

いったい何をしに来たのかしら?

ガチャン

新芽「えっ?」

中で……何か動いてる?

ガコン

新芽「……」

ガチャ

【武器庫・毒保管庫】

新芽「な、何これ!?」

今まであった武器が全部なくなって、代わりに……

神無月「来たんだねー?」

新芽「か、神無月ちゃんこれは……」

神無月「毒の保管庫ー、冷蔵庫みたいに切り替わるようになってたんだよー?」

新芽「だから毒がなかったのね……」

神無月「で、これを見に来たんだよー?」

新芽「これ、あのボール!?」

神無月「モノクマスリープボール。【超高校級の病理学者】が作った睡眠薬をー、気化して詰めたらしいよー?詳しくはこの説明書を見てみてねー?」

【モノクマスリープボール。
【超高校級の病理学者】が開発した睡眠薬のガスがあなたを眠りに誘います。
ただし発火しやすいガスな為火の元には注意】

新芽「つまり犯人はここからこのボールを持ち出した?」

神無月「……まーちゃんしかいないんだけどねー?」

新芽「えっ」

神無月「この場所知ってるのー、まーちゃんしかいないんだよー?」

それ、どういう……

コトダマ:【ガスのボール】をアップデートしました。
〔新芽達を眠らせたガスを出したモノクマスリープボールというボール状の物体。
発火しやすいガスらしい。
武器庫を切り替えた毒保管庫にあり、存在を知っていたのは神無月だけ〕

1…調べる【真白の電子生徒手帳】
2…話す【佐木原】
3…話す【心沢】

↓1

3選択

心沢「……」

新芽「心沢、何を調べてるの?」

心沢「いや、小夜の死体の周りにあった花をな……何か手がかりになるかもしれないと思ったんだ」

新芽「それでわかったの?」

心沢「……」

新芽「心沢?」

心沢「すまない、少し待ってくれないか?」

新芽「えっ?」

心沢「この花については確証があるまで、あまり話すべきではないと思う」

新芽「……」

心沢がこう言ってるなら、きっとその方がいいのね。

新芽「わかった。確証が出来たら教えて」

心沢「ああ……」

コトダマ:【心沢の証言】を手に入れました。
〔小夜の周りに散らばった花の種類は確証が出来るまで話せないらしい〕

1…調べる【真白の電子生徒手帳】
2…話す【佐木原】

↓1

1選択

新芽「アリスちゃんは真白君の電子生徒手帳に何かあるって言ってたけど……」

真白君の電子生徒手帳は……あった。

新芽「これ、改造されてる?」

とにかく調べてみましょう。

新芽「えっと、これ真白君の作ってた機械の設計図ね」

……えっ?

新芽「これ、いったい……」

コトダマ:【真白の設計図】を手に入れました。
〔真白の電子生徒手帳に残された設計図。
ルミノール判別装置、空気清浄機、指紋判別装置、広域破壊用兵器の設計図がプログラムされている〕

佐木原「新芽、話がある」

新芽「話?」

佐木原「話は3つ。まず真白の手の火傷だが……あれから調べてみたところ火傷は手の甲側の指の付け根から第二関節の間、手のひらの下半分のみだった」

新芽「なんか変な付き方ね……」

まるで何か握ってたみたい……

佐木原「次に、小夜の死体の下にこんな物があった」

新芽「残骸ね……」

佐木原「燃えてはいるが、元々はボール大の大きさの物だったと推察出来る」

……ボール大の物?

佐木原「最後に、真白を殺した凶器がわかった」

新芽「本当に!?」

佐木原「この機械の残骸、真白がいた辺りの部分は尖っていて血もついていた。形状から見て真白は機械に下敷きにされ、尖っていた部分が身体に突き刺さったんだろう」

新芽「……」

佐木原「そして、こんな物も出てきた」

新芽「ハンマー?」

結構小さい、わね。

佐木原「……これが調べた全てだ」


コトダマ:【手の火傷】をアップデートしました。
〔真白の手には火傷があった。
火傷があった場所から真白は何かを握っていた可能性がある〕

コトダマ:【潰された破片】を手に入れました。
〔小夜の死体の下にあった破片。
元々はボール大の大きさの物だったようだ〕

コトダマ:【真白殺害の凶器】を手に入れました。
〔真白がいた辺りの機械は鋭く尖って血が付着していた。
真白は機械に下敷きにされた際、機械が身体に突き刺さったと思われる〕

コトダマ:【ハンマー】を手に入れました。
〔鉄で出来た小さなハンマー〕

キーン、コーンカーン、コーン……

モノクマ「……」

モノクマ「えっ、あれ、もう映ってる!?」

モノクマ「ちょっとちょっと!まだ心の準備が出来てないのに!」

モノクマ「えっとえっと、みんなモノクマトレインに乗り込めー!」

モノクマ「……全く、可愛いクマを演じるのも楽じゃないよ!」

モノクマ「あら、まだ映ってる!?」

ブツン!

新芽「……」

佐木原「……行くぞ」

新芽「そうね」

【学級裁判場直通モノクマトレイン駅】

アリス「……」

新芽「アリスちゃん!」

アリス「新芽さん」

新芽「やらなければならない事、終わった?」

アリス「はい」

新芽「そう……」

アリス「……行きましょう新芽さん」

アリスちゃんと中に乗り込んだ瞬間、電車は動き出す。

とうとう、半分になっちゃったのね……
そして、また……

プシュー…

【学級裁判場】

モノクマ「それでは始めましょうか!」

モノクマ「うぷぷ、あんなに賑やかだったのに……もう8人」

モノクマ「絶望的だねー!」

新芽「……」

【超高校級の番長】小夜鈴音ちゃん……
お姉さん思いで、強さを追い求めていた子。
あの時の悲鳴は、未だにあたしの耳から離れない……

【超高校級のロボット工学者】真白錐斗君……
10歳なのに、コロシアイに負けずに頑張ってた子。
アリスちゃんのお父さんで、あたしも弟みたいに感じてた。

そんな2人を殺した犯人は、この中にいるの?

アリス「お父様……必ず……」

心沢「……後どれだけ減ればこの惨劇は終わるんだ」

赤内「……世の中、ままならないね」

鈴木「もう、終わりにしたいです……」

あたし達はやらないといけない。
死を背負って進まないといけない。

錦「必ず犯人を突き止めます!」

神無月「……じゃあ、やろうか?」

佐木原「この事件の真実はどこにある……」

あたしは必ず真実を突き止めてみせる。
生きて生きて、あたしは必ず脱出してやる……!

新芽「……始めるわよ」

そして始まる……
言葉と言葉がぶつかり合う世界。
生きるか死ぬかの……
学級裁判。

本日はここまで。

次回学級裁判開始です。

それでは……

・コトダマ一覧表

【モノクマファイル4】>>752

【真白の刺傷】
【消えた白衣】>>757

【機械の残骸】
【布切れ】>>759

【小夜の死体】>>761

【散らばった花】>>763

【赤内の証言】>>765

【錦と鈴木】>>766

【固定されてた部屋】>>775

【真白の部屋】
【真白のノート】>>780

【最後のメンテナンス】
【消えた電子生徒手帳の機能】>>779

【小夜の部屋】>>783

【ガスのボール】アップデート版>>786

【心沢の証言】>>789

【真白の設計図】>>793

【手の火傷】アップデート版
【潰された破片】
【真白殺害の凶器】
【ハンマー】>>794

止められなかった悲劇は新しい傷を心に刻んだ。
小夜鈴音と真白錐斗を殺害した犯人は?
真実がわかった時真白アリスはどうするのか?
第四の学級裁判が今始まる!

     【学級裁判開廷!】

モノクマ「まずは学級裁判の簡単な説明をしておきましょう」

モノクマ「学級裁判では誰が犯人かを議論し、オマエラの投票によってその結果が決定されます」

モノクマ「正しければクロはおしおきされ、オマエラは再び共同生活に」

モノクマ「間違っていた場合はシロ全員がおしおきされ、クロは晴れて自由の身となります!」

モノクマ「さてさて、それでは始めましょーう!」

アリス「お父様を殺した犯人……絶対に許しません」

神無月「とにかく議論しようかー?」

心沢「少なくとも今回、目撃者は期待できないな」

赤内「そうだね。なんせ僕達は全員閉じ込められてたわけだから」

アリス「……閉じ込められていた?」

新芽「アリスちゃんは知らないの?」

アリス「私は準備のためモノクマタワーにいましたので」

それじゃあ知らないわよね……

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これね!」


新芽「アリスちゃん、真白君の部屋が固定されてたのは覚えてる?」

アリス「はい」

新芽「あたし達の部屋も同じ状態だったのよ。接着剤で扉が固定されて開けられなかったの」

神無月「たった1人を除いてねー?」

鈴木「1人って……」

新芽「小夜ちゃんよ」

錦「小夜さんですか!?」

佐木原「犯人は小夜を狙っていた可能性がある……」

心沢「唯一固定されなかった部屋だからな……」

赤内「つまり犯人は僕達の部屋の扉を固定したのは小夜さん殺害を邪魔されないようにしていたって事だね」

新芽「……」

狙われていたのが小夜ちゃん……

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【モノクマファイル4】
【赤内の証言】
【小夜の部屋】

錦「犯人が小夜さんを狙っていた……」

鈴木「小夜さんは弱っていましたから……」

鈴木「狙いやすかったのかもしれません……」

赤内「おそらく犯人は……」

赤内「【小夜さんを僕達と同じように眠らせて】調理場まで運んだってところかな?」

心沢「そして調理場で殺害した……」

神無月「【真白君は現場を見たから殺された】のかもねー?」

【】のどれかを正しいコトダマで論破しろ!

↓1

正解!

新芽「それは違うわよ!」


新芽「いや、小夜ちゃんは眠らされたわけじゃないんじゃない?」

赤内「あれ、そうなの?」

新芽「小夜ちゃんの部屋だけど、床に何もなかったのよ」

心沢「何も?おれ達を眠らせたあのボールもか?」

新芽「えぇ。だから小夜ちゃんはおそらく……」


神無月「それは違うよ……」反論!


神無月「りっちゃんちょっと待ってー?」

新芽「な、なに?」

神無月「すずちゃんの部屋に何もないからってさー、眠らされてないとは限らないんじゃないかなー?」

神無月「ちょっとお話聞いてくれるー?」

新芽「い、いいわよ……」

【反論ショーダウン開始!】

・コトノハ>>799
【ガスのボール】
【モノクマファイル4】
【小夜の死体】

神無月「すずちゃんの部屋になかったからってさー?」

神無月「眠らされてないとは限らないんじゃないかなー?」

新芽「だけど小夜ちゃんの部屋には何もなかったわ!」

新芽「もしあたし達と同じように眠らされたなら、ガスのボールはどこに行ったの?」

神無月「そんなものさー、片付ければいいだけでしょー?」

神無月「というかねー、すずちゃんはガスじゃなかったかもしれないよー?」

神無月「ガスにしろ液体にしろ【眠らされてない根拠なんてない】よねー?」

正しいコトノハで【】を斬れ!

↓1

正解!

新芽「その言葉、聞き捨てならないわね!」


新芽「根拠ならあるわ!」

神無月「……なにかなー?」

新芽「もちろんモノクマファイルよ!前回ミーナがそうだったように……」

新芽「こっちにも【薬物反応などはない】って書いてあるわ!」

新芽「あのボールの中身、確か【超高校級の病理学者】が作った睡眠薬をガスにしたのよね?」

神無月「……」

新芽「他の薬にしてもあのボールにしても、薬物反応がないって事は……」

新芽「小夜ちゃんには使われてないのよ!」

神無月「……」

新芽「神無月ちゃん、どうしたの?いつものあなたならこんな反論しないはずよ?」

神無月「……」

佐木原「しかしそうなると疑問が出てくる」

心沢「小夜はどうやって調理場まで連れていかれたのか……」

確かに小夜ちゃんが眠らされても部屋に閉じ込められてもいないなら……どうやって小夜ちゃんは……







神無月「私が連れ出したんだよ」






新芽「……!?」

鈴木「か、神無月さん、今なんて……」

神無月「聞こえなかった?私が連れ出したって言ったんだよ」

神無月「私なら小夜鈴音という人間を外に連れ出せる。眠らせる必要なんてなくね」

赤内「確かに小夜さんは神無月さんに心を許していたね」

心沢「連れ出す事は、可能だっただろうな」

神無月「そういう事。彼女を連れていって調理場で殺した」

神無月「眠らせた可能性をあげて話を逸らそうとしたんだけど失敗したし」

神無月「私もここまでかな?」

アリス「お父様はなぜ……」

神無月「見られたからだよ。他に理由なんてないでしょ」

錦「そんな理由で殺したんですか!」

新芽「神無月ちゃん……」

神無月「……さあ、終わりにしようか?」

佐木原「……そこまで絶望したか」

神無月「……何の話?」

佐木原「大方、この後なんとか理由をつけて自分をクロにしようとしているのだろうが……」

佐木原「誰よりも罪を許せないお前が真実から目を背けていいのか神無月」

神無月「……」

佐木原「新芽」

新芽「な、なに!?」

佐木原「神無月は冷静じゃない。論破して落ち着かせるぞ」

神無月ちゃんが、冷静じゃない……?

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【赤内の証言】
【錦と鈴木】
【心沢の証言】

神無月「私は、冷静だよ」

佐木原「ならば聞かせてもらおうか」

佐木原「小夜を連れ出した後何をした」

神無月「そんなの簡単だよ」

神無月「彼女を殺した後、見られたから目撃者も殺した」

神無月「で、【殺した後火をつけてから部屋に戻って】接着剤で扉を固定した」

神無月「後は2人が助けるまで部屋にいた」

神無月「それだけだよ」

佐木原「……そうか」

【】を正しいコトダマで論破しろ!

↓1

正解!

新芽「それは違うわよ!」


新芽「神無月ちゃん、それはないわ」

神無月「……なんで」

新芽「だって神無月ちゃんが助けられた時と同じくらいに、赤内が部屋から出てエレベーターホールに向かってたのよ」

神無月「……」

新芽「そして赤内はその時調理場から物音を聞いている」

赤内「あれ、でも神無月さんはその時もう2階の自分の部屋にいたはずだよね?」

新芽「ちなみに赤内、その時あの臭いはした?」

赤内「気付かなかったから……少なくとも僕がエレベーターホールに行ったのは火をつけられてすぐだったんじゃないかな」

新芽「つまり神無月ちゃん、あなたの話は時間的に無理しかないのよ」

神無月「……」

鈴木「だ、だけど神無月さんはなんでこんな事を?」

佐木原「それは議論を進めればわかるはずだ」

心沢「それじゃあ改めて……小夜を外へ出した方法を考えるか」

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【小夜の死体】
【真白の刺傷】
【最後のメンテナンス】

鈴木「小夜さんはいったいどうやって……まさか【自分から外に出た】わけありませんし」

錦「【連れ出された】のは間違いありません!」

アリス「【意識を奪う】のは一苦労かと」

赤内「【薬は使われてない】わけだし……」

心沢「【誘い出す】のも簡単じゃないだろうな」

神無月「……」

コトダマか【】を記憶して、【】のどれかを論破しろ!

↓1

不正解(信用5→4)

新芽「……」

いや、違う……

そもそもこの議論……前提が間違ってるのかもしれない。

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【小夜の死体】×
【真白の刺傷】
【最後のメンテナンス】

鈴木「小夜さんはいったいどうやって……まさか【自分から外に出た】わけありませんし」

錦「【連れ出された】のは間違いありません!」

アリス「意識を奪うのは一苦労かと」

赤内「【薬は使われてない】わけだし……」

心沢「【誘い出す】のも簡単じゃないだろうな」

神無月「……」

コトダマか【】を記憶して、【】のどれかを論破しろ!

↓1

正解!

新芽「それは違うわよ!」


新芽「そもそも……小夜ちゃんは本当に連れ出されたの?」

鈴木「えっ?」

錦「他にどういう理由があるんですか!」

新芽「小夜ちゃんは、自分から外に出たんじゃないかしら?」

赤内「自分から……どういう事か説明してくれないかな?」

新芽「……」

まさか……これって。
そういう事なの?

【ロジカルダイブ開始!】

Q.1【固定されていなかった部屋の主は?】
1…真白錐斗 2…真白アリス 3…小夜鈴音

Q.2【ガスのボールを使われていないのは?】
1…真白錐斗 2…小夜鈴音 3…神無月摩耶

Q.3【事件発生時自由に行動出来たのは?】
1…小夜鈴音 2…新芽立花 3…赤内晶

正しい選択肢を選べ!

↓1

正解!

新芽「繋がったわ!」


新芽「小夜ちゃんは、眠らされたわけでもなければ閉じ込められてたわけでもない……」

佐木原「俺達はそれを小夜が犯人に狙われていたと考えたが、実際は……違った」

アリス「どういう事ですか」

新芽「……」

まだ推測だけど……もしかしたら。







新芽「小夜ちゃんがあたし達を眠らせて部屋の扉を固定した……犯人?」





     【学級裁判中断!】

本日はここまでで……

     【学級裁判再開!】

心沢「小夜が、おれ達を眠らせた犯人だと……?」

新芽「小夜ちゃんが自分から外に出たなら……その可能性は十分あるわ」

赤内「小夜さんが僕達を閉じ込めた……唯一扉が固定されてなかった事とか、床にボールが残ってない事を考えたらありえない話ではないだろうけど」

新芽「そもそもそこからしておかしいのよ」

アリス「どういう事、ですか?」

新芽「もしあたしが犯人なら……全員の扉を固定したりしないわ」

だってその必要はないから……

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「錦と鈴木ちゃんが同じ部屋にいた時、あたしは正直やっぱりなって思ったわ」

佐木原「錦なら、鈴木の側にいるだろうからか」

新芽「えぇ、だから少なくともあたしなら錦の部屋は塞がない」

錦は鈴木ちゃんの部屋にいる可能性が高いからね……

心沢「……しかしそれは新芽の主観だ。少なくともおれは言われるまで正直その可能性を意識していなかった」

新芽「もちろん。あたしだってそれだけを根拠にしないわ」

新芽「だけど心沢、もしあなたが犯人ならあたしの考えとは別に塞がない部屋があるんじゃない?」

心沢「……アリスの部屋か」

アリス「私、ですか……?」

新芽「こっちはあたしが失念してたけどアリスちゃんは今日からモノクマタワーに行くはずだったわ」

赤内「なるほどね、確かに僕もわざわざいないのがわかりきってる相手の部屋まで塞がないな」

鈴木「で、でもアリスさんの部屋は塞がれていたんですよね?」

新芽「そう、つまり部屋を塞いだ犯人は錦と鈴木ちゃんの事を思いつかず、アリスちゃんがモノクマタワーに行く事も知らなかった可能性が高いと思うの」

佐木原「それだけ冷静さを欠いていて、なおかつアリスがモノクマタワーに行く話を知らなかったのは……小夜しかいない」

神無月「……真白君は?」

アリス「お父様には、メンテナンスの際話しています」

錦「それじゃあやっぱり!」

新芽「えぇ、部屋を塞いだのは小夜ちゃん……」


心沢「その解答、合格点はつけられない!」反論!


心沢「いや、やはりこれだけで小夜が扉を塞いだと考えるのは早計だと思う」

心沢「新芽、この論を成立させたいならもう1つ何かが必要だ!」

もう1つ……

【反論ショーダウン開始!】

・コトノハ>>799
【潰された破片】
【機械の残骸】
【散らばった花】


心沢「錦と鈴木の事……」

心沢「そしてアリスの事……」

心沢「確かにそれらしくはあるが……」

心沢「根拠としては弱い!」

新芽「その2つに小夜ちゃんの部屋、ボールがない事……」

新芽「はっきり言って小夜ちゃんは黒に近いグレーよ!」

心沢「だがまだ説明がつかないわけじゃない!」

心沢「【小夜とおれ達の拘束に関連している物証がない】限り……」

心沢「その推理を前提にするのは危険だ!」

正しいコトノハで【】を斬れ!

↓1

正解!

新芽「その言葉、聞き捨てならないわね!」


新芽「佐木原が見つけてくれたんだけど、小夜ちゃんの死体の下に元はボール状の物だと思われる破片があったの」

心沢「ボール状の物……」

新芽「心沢、あなたにならわかるはずよ。この破片がいったい何の破片なのか」

心沢「まさかアレか!?」

そう、この破片の正体。
それが小夜ちゃんがあたし達を眠らせた根拠になるのよ!

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「あたし達を眠らせたあのガスのボール。小夜ちゃんの死体の下にあった破片はその破片だったのよ!」

神無月「ちょっと待ってー?」

新芽「……」

神無月「そのボール、ある場所知ってたのはまーちゃんだけだよー?」

錦「小夜さんは知らなかったんですか!」

新芽「……神無月ちゃん」

神無月「……」

新芽「小夜ちゃんなら、可能性はあったんじゃない?」

神無月「どういう意味、かなー?」

新芽「小夜ちゃんはあなたを慕っていた。それに内通者に誘われて不安だったはずよ」

佐木原「小夜が内通者にだと……」

モノクマ「断られたけどね!」

新芽「そんな小夜ちゃんなら、今日のあたしみたいに神無月ちゃんの後を追ってこのボールがある場所に行った可能性があるわ!」

神無月「……」

新芽「……神無月ちゃん。もしかしてあなた、小夜ちゃんがあたし達を眠らせたって認めたくなかったの?」

神無月「……」

赤内「正解みたいだね……」

心沢「今回の神無月の妙な行動はそういう事か……」

神無月「……」

神無月ちゃん……

佐木原「とにかく、今の話を踏まえて小夜の行動を考えるぞ」

鈴木「えっと、小夜さんは私達の部屋を塞いだ後、ボールを使って私達を眠らせたんですよね?」

赤内「問題はその後だね。いったい小夜さんに何があったのか……」

アリス「……彼女がお父様を殺したのですか?」

心沢「だが小夜も死んでいるんだぞ?」

新芽「……」

小夜ちゃんがあたし達を眠らせたのは間違いない。
だけど小夜ちゃんが真白君を殺した……?

いや、それはないはずよ。

もし小夜ちゃんが真白君を殺すつもりなら……おかしい事がある!

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「いや、真白君が外にいたのは想定してないはずよ」

赤内「それはなんでかな?」

新芽「真白君の部屋も塞がれてたからよ。機械に紛れてたけどボールもあったはずよ」

神無月「……じゃあどういう事ー?」

新芽「小夜ちゃんは自分以外の全員の部屋を塞いだ。さらに眠らせるためにボールを使った」

新芽「つまり小夜ちゃんはあたし達に危害をくわえる気はなかった……そう、思うわ」

鈴木「それじゃあ小夜さんはなんで部屋を塞いだり眠らせたりしたんですか……?」

新芽「……」

そのヒントは、おそらくアレにあるわ。
小夜ちゃんが持っていたであろう、アレに……!

>>799から正しいコトダマを2つ選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「心沢、そろそろ話してくれない?」

心沢「……」

錦「何の話ですか!」

新芽「小夜ちゃんの周りに散らばってた花。心沢はあれについて何かわかったらしいの」

赤内「そうなのかい?」

心沢「ああ」

新芽「確証があるまで話せないって言ってたけど……そろそろいいんじゃない?」

心沢「……そうだな」

心沢「あの花はキスツス・アルビドゥスという花だ」

心沢「和名はゴジアオイ。本来は鉢植えに使う花で正午に咲いて夕方に萎む1日花だ」

鈴木「そ、それの何が問題なんですか?」

心沢「……」

もしかして、前にも問題になったアレが重要なのかしら?

【閃きアナグラム開始!】

○ナ○ト○

キ サ モ ヌ バ ィ レ ヒ ハ ス エ ヨ コ チ ョ

○を埋めて言葉を作れ!

↓1

正解!

新芽「閃いたわ!」


新芽「もしかして心沢が躊躇ってるのは花言葉なの?」

心沢「……そうだ。この花言葉を最初に明かしてしまうと視野が狭くなる可能性があった」

神無月「いったいー、なんて花言葉なのー?」

心沢「……キスツス・アルビドゥスの花言葉は」







心沢「――私は明日死ぬだろう、だ」






新芽「私は明日、死ぬだろうって……」

心沢「花言葉だけ聞いたら誰もが思うだろう」

心沢「この事件、小夜は自殺だったと」

鈴木「た、確かに……早坂さんの事もありますからそう思ってしまうかもしれません」

心沢「だが今回の事件、真白も死んでいる以上そう決めつけていいとは思えなかった」

佐木原「だから黙っていたのか」

心沢「ああ……」

新芽「……」

小夜ちゃんが自殺?
じゃあ真白君はどうして死んでしまったの?

佐木原「どうやら次の段階、真白について話す必要がありそうだな」

新芽「そうね……」

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【真白殺害の凶器】
【手の火傷】
【機械の残骸】

赤内「小夜さんが自殺だとすると……」

赤内「真白君はなぜ死んでしまったのかな?」

心沢「【小夜の自殺を止めようとして死んでしまった】……」

心沢「そういう可能性はあるな」

鈴木「つまり【小夜さんが真白さんを殺した】って事ですよね……」

錦「でもそのために【何回も刺す】でしょうか!」

アリス「お父様はなぜ……」

【】のどれかを論破しろ!

↓1

正解!

新芽「それは違うわよ!」


新芽「真白君は何回も刺されたわけじゃないわ!」

錦「えっ!」

新芽「見つけた時、真白君はあの機械の下敷きになってたわよね?」

佐木原「真白はあの時、機械の尖った部分が身体中に突き刺さっていたんだ」

新芽「真白君は何回も刺されたんじゃなく、一度に刃物が身体中に突き刺さった……心臓には当たってなかったから、凄い激痛だったでしょうね」

アリス「お父様……」

赤内「じゃあこういう事かな?真白君は小夜さんを止めようとして、突き飛ばされた。そして倒れてきた機械に押しつぶされてしまった……」

神無月「そもそもあの機械ってなんなのー?」

あの機械の正体は……これでわかるはずよ!

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

不正解……(信用5→4)

あの機械の残骸からだけだと、正直何かまではわからない……

だけど元となる図面とかがあるなら……!

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「真白君の電子生徒手帳なんだけど、真白君が作ってたらしい機械の設計図が載ってたの」

心沢「その設計図の何かという事か」

新芽「載ってた機械は、ルミノール判別装置、空気清浄機、指紋照合装置……」

新芽「それと、広域破壊用兵器よ」

アリス「っ!?」

鈴木「こ、広域破壊用兵器?」

佐木原「その名の通り、広範囲を破壊するための兵器だ」

アリス「う、嘘です!お父様がそんな物を作るはずが……!」

新芽「……!」

アリスちゃんの反応からして真白君は兵器とかを作る子じゃないみたいね……
もしかしたら現場にあったアレは、真白君が使ってたんじゃないかしら?

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「現場に落ちてた小さなハンマー……もしかしたらあれは真白君が使ってたんじゃない?」

佐木原「ハンマーか……確かにあの小ささなら真白でも扱えるだろう」

アリス「お父様はなぜ、そんな物を……」

新芽「……アリスちゃん、真白君は兵器とか嫌いだった?」

アリス「はい。自分が作ったロボットに人殺しはさせないと……」

新芽「ありがとう、おかげで確信したわ」

真白君はハンマーで……

・小夜を殺した
・広域破壊用兵器を壊していた
・自殺した

正しい選択肢を選べ!

↓1

正解!

新芽「これが答えよ!」


新芽「真白君はハンマーで、この広域破壊用兵器を壊してたんじゃないかしら?」

心沢「おそらく勢いで作ってしまった物だったんだろう。我に返った真白はその兵器の存在を許すわけにはいかず、壊していたんだろう」

鈴木「だけどどうして調理場でそんな事を?」

確かにそこは気になるわ……なんで真白君はわざわざ調理場で壊していたのかしら?

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【消えた電子生徒手帳の機能】
【真白の刺傷】
【最後のメンテナンス】

神無月「真白君はなんで調理場でー……」

神無月「機械を壊してたのかなー?」

アリス「おそらく私に見つからないためかと……」

アリス「お父様は料理が苦手ですから、調理場にいるとは普段は考えません」

赤内「あれ?だけどアリスさんは居場所がわかるんじゃなかったの?」

アリス「いえ、【あの機能はモノクマに消されてしまいました】……」

佐木原「モノクマが消した……?」

モノクマ「うぷぷ、【ボクは消してない】よ!」

【】のどれかを論破しろ!

↓1

正解!

新芽「それは違うわよ!」


新芽「……アリスちゃん、本当にモノクマが消したと思ってるの?」

アリス「……どういう、意味でしょう」

新芽「アリスちゃんは内通者だって告白してから電子生徒手帳を手放したりした?」

アリス「……いえ」

新芽「だったらモノクマには消すチャンスがないって事よね?」

アリス「……!」

新芽「他に消すチャンスと技術があった人がいる……そうよね?」

アリス「……」

新芽「真白君がした最後のメンテナンス中、あなたは無防備だった。そして真白君ならプログラムを消すくらい出来たはずよ」

心沢「それじゃあプログラムを消したのは真白、なのか?」

新芽「そうよ。真白君はアリスちゃんにだけは絶対に見られたくなかったのよ」

新芽「自分が作った機械を壊す、その姿を」

アリス「お父様……」

本日はここまでにします。

次回裁判が終わるかと。

それでは……

赤内「真白君が兵器を壊していたのはまあ、いいんだけどさ……」

赤内「結局なんで真白君は死んでしまったのかな?」

心沢「それに小夜の事もある……いったいあの時調理場では何があったんだ」

新芽「……」

確かに、調理場で何が起きたのか……今の状況だと全くわからない。

赤内「ちなみにさ、ハンマーで真白君が小夜さんを殴った可能性はないの?」

新芽「それはないわ」

もしそうだとしたら説明がつかないもの……

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「小夜ちゃんの死体なんだけど、前頭部は傷ついてなかったし後頭部の頭蓋骨も割れてなかったみたいなのよ」

赤内「じゃあハンマーで殴ったとかはなさそうだね……」

佐木原「頭蓋骨が割れていないならおそらく小夜は殴られたのではなく、頭をぶつけたんだろう」

錦「ですが超高校級の番長である小夜さん相手ではそれでも難しいのでは!」

鈴木「確かにそうですよね……小夜さんが油断してるとかでもない限り難しいと思います」

新芽「……」

油断……

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【モノクマファイル4】

佐木原「小夜が頭をぶつけたとするなら……」

佐木原「どうしてそうなったのか考えてみるぞ……誰がそうしたのかもな」

アリス「少なくとも体格差がありますから【お父様ではない】かと」

錦「調理場で超高校級の番長である小夜さんを突き飛ばすか何かした……」

錦「【不意をついた】のでしょうか!」

鈴木「【小夜さんが油断してた】ならもしかしたら……」

赤内「油断ねぇ……【絶対勝てそうな相手】だったとか?」

心沢「もしくは【本気を出せなかった】か……」

【】を論破しろ!

↓1

新芽「……」

この議論……証拠で論破は無理そうね。

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【使用しません】

佐木原「小夜が頭をぶつけたとするなら……」

佐木原「どうしてそうなったのか考えてみるぞ……誰がそうしたのかもな」

アリス「少なくとも体格差がありますから【お父様ではない】かと」

錦「調理場で超高校級の番長である小夜さんを突き飛ばすか何かした……」

錦「【不意をついた】のでしょうか!」

鈴木「【小夜さんが油断してた】ならもしかしたら……」

赤内「油断ねぇ……【絶対勝てそうな相手】だったとか?」

心沢「もしくは【本気を出せなかった】か……」

【】を論破しろ!

↓1

正解!

新芽「それは違うわよ!」


新芽「……アリスちゃん」

アリス「なんですか」

新芽「……」

正直今のアリスちゃんにこれを伝えるのは辛い。
だけど……伝えるしかない。
真実を明らかにするためにも……!

新芽「小夜ちゃんは、その相手なら絶対勝てると思った」

アリス「……」

新芽「神無月ちゃんには時間的に無理。あたし達も同じだし、アリスちゃんなら油断するわけない」

アリス「……やめてください」

新芽「そして小夜ちゃんが油断する人が……事件当時現場にいた」

アリス「やめてください……!」

新芽「小夜ちゃんを突き飛ばして殺した犯人はね……!」

アリス「もう、言わないでください!!」

人物を指名しろ!

↓1

正解!

新芽「これが、真実よ!」


新芽「真白君……彼が小夜ちゃんを殺し、いや、死なせてしまったの」

アリス「お父様がそんな事をするわけない!!」

新芽「えぇ、真白君に殺意なんてなかったでしょうね……」

新芽「真白君はただ自分の邪魔をする人を突き飛ばしただけなんだから」

赤内「小夜さんは真白君が広域破壊用兵器だっけ?それを壊そうとしてるのを邪魔したって言うのかい?」

心沢「なぜ小夜はそんな事を……」

新芽「……小夜ちゃんは、真白君が別の機械を壊してると思ったのよ」

鈴木「別の機械……?」

神無月「……まさか、そういう事なのー?」

新芽「真白君が壊していると小夜ちゃんが思った物、それは……!」

・ルミノール判別装置
・空気清浄機
・指紋照合装置
・真白アリス

正しい選択肢を選べ!

↓1

正解!

新芽「これが答えよ!」


新芽「小夜ちゃんは、真白君がアリスちゃんを壊してると思ったのよ」

アリス「私、を……」

錦「なんでそんな勘違いを!」

佐木原「推測だが、動機発表の時小夜はまともな状態ではなかった」

佐木原「その時真白がアリスを怒鳴りつけていた事だけを、印象に残してしまったんだ」

心沢「だから真白が機械を壊しているのを、アリスを殺していると思いこんでしまったのか……!」

新芽「真白君にとって、広域破壊用兵器は存在そのものが許せなかった。だからきっと一心不乱にハンマーを振り回してたはず……」

神無月「憎しみを叩きつけるみたいに、だねー?」

新芽「……そういう事ね」

アリス「そんな……」

鈴木「で、ですが、その真白さんはどうして亡くなったんですか!?」

佐木原「真白は小夜を突き飛ばした……そして小夜は死亡してしまった」

佐木原「そこで起きたもう1つの事が、真白の死を引き寄せてしまった……そういう事だ」

もう1つの事……

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【手の火傷】
【布切れ】
【ガスのボール】

佐木原「【真白の死のきっかけ】は何か……」

心沢「もしかして〔小夜の死体が燃えた〕事か?」

赤内「〔小夜さんが死亡した事〕じゃないの?」

神無月「〔機械が倒れてきた〕事でしょー?」

アリス「……お父様」

アリス「お父様に何があったんですか……」

コトダマか【】を記憶して、【】を論破、もしくは〔〕に同意しろ!

↓1

佐木原「確かに機械が倒れてきた事、それが真白の死因だ」

佐木原「だが、なぜ機械が倒れてきたか?」

佐木原「そのきっかけがあるはずだ……」

新芽「きっかけ……」

【ノンストップ議論開始!】

・コトダマ>>799
【手の火傷】
【布切れ】
【ガスのボール】

佐木原「【真白の死のきっかけ】は何か……」

心沢「もしかして〔小夜の死体が燃えた〕事か?」

赤内「〔小夜さんが死亡した事〕じゃないの?」

神無月「機械が倒れてきた事でしょー?」

アリス「……お父様」

アリス「お父様に何があったんですか……」

コトダマか【】を記憶して、【】を論破、もしくは〔〕に同意しろ!

↓1

正解!

新芽「それに賛成よ!」


新芽「小夜ちゃんの死体が燃えた事、それがきっかけなんじゃないの?」

心沢「やはりそうなのか……!」

新芽「真白君は驚いたはずよ。だって突き飛ばしただけだった小夜ちゃんがいきなり燃えだしたんだから」

神無月「すずちゃんが燃えたのはー、多分あのボールのせいだよねー?」

新芽「火気厳禁って書いてあったからね。そして燃える小夜ちゃんを見た真白君は……火を消そうとしたのよ」

それを示す証拠もあるわ……!

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「真白君の手には火傷があったわ……何かを握ってたかのような火傷が」

赤内「何かを握ってた?」

心沢「真白はその握ってた物で火を消そうとしたのか……」

アリス「それは、いったいなんですか」

新芽「真白君がその時握ってた物……」

現場の状況を考えれば明白なはずよ!

【閃きアナグラム開始!】

○○○

カ シ モ ハ ウ ェ セ ク ヲ リ イ ム ロ

○を埋めて言葉を作れ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「真白君の死体、白衣を着てなかったわよね?」

鈴木「あっ、白衣で火を消そうとしたんですね!」

新芽「そうよ。そして皮肉にもその行動が……真白君の運命を決めた」

錦「火を消そうとした事で、なぜ機械に刺されなければいけないんですか!」

新芽「火を消そうとした事が問題じゃなかったのよ……それに白衣を使ってしまった事が問題だったのよ!」

それを示すのは……アレよ!

↓1

正解!

新芽「これが証拠よ!」


新芽「機械の下にあったこの布切れ……これが何があったかを示すのよ」

心沢「その布切れが……」

新芽「これは倒れた機械の下にあった。つまり……倒れる前は機械の横にあったのよ」

神無月「機械のー、横ー……?」

新芽「そしてこの布切れは焦げている……つまり炎に近付けたって事になるわ」

赤内「もしかしてそれ、真白君の白衣なのかい?」

新芽「多分そうよ」

アリス「……なんなんですか」

アリス「いったいなんなんですか!?」

アリス「もう御託はこりごりです!」

アリス「お父様がなぜ死んでしまったのか……はっきりしてください!」

アリスちゃん……

新芽「……わかったわ」

これが最後。
アリスちゃんに示すのよ!
真白君がなぜ死んでしまったのかを……!

【パニックトークアクション開始!】

アリス「お父様が小夜さんを死なせてしまったのなら!」

アリス「お父様は誰が殺したんですか!?」

アリス「お父様は火を消そうとした……」

アリス「それがお父様が死ななければならない理由ですか!?」

アリス「もうはっきりしてください!」

アリス【お父様はなぜ火を消そうとしただけで死んでしまったのですか……!】

白衣が

機械に ひっかかった

ため


並び替えて答えを示せ!

↓1

正解!

新芽「これが真実よ!」


新芽「真白君は、火を消そうと白衣を使った」

新芽「その時、白衣が機械にひっかかっちゃったのよ」

新芽「普通なら、問題なかったんだろうけど……それはよりによってハンマーで壊してバランスもガタガタだった機械」

新芽「真白君は白衣を引っ張って……一緒に倒れてきた機械が、身体に突き刺さった」

新芽「つまり、真白君は……」

新芽「事故死、だったのよ」

アリス「事故、死……」

新芽「……アリスちゃん、本当はあなたも真白君の死の真相、なんとなくわかってたんじゃないの?」

だからこそアリスちゃんは……態度が変わったのよ。
ある物を見てから……

>>799から正しいコトダマを選べ!

↓1

正解!

新芽「これよ!」


新芽「ねぇ……アリスちゃん」

アリス「……」

新芽「あなた、真白君の部屋にあったあなたのメンテナンスについて書かれたノートを見た時から変わったわよね?」

あれだけ犯人を殺すとまで言っていたアリスちゃんが、あのノートを見てから急に変わった。
まるで全てを悟ったみたいに……

アリス「……お父様は、絶対にノートなどに研究成果について書き残すような事をしません」

アリス「自分の頭の中が一番安全だと、いつも言っていましたから……」

アリス「だから……お父様は……死ぬ覚悟をしていたと、思い、ました……」

佐木原「おそらくそのノートは広域破壊用兵器を作っていた時に書いたんだろう」

心沢「もしかしたら真白は、モノクマに挑むつもりだったのかもしれないな……」

モノクマ「うぷぷ、勝てるわけないのにね!」

新芽「……事件をまとめるわよ」

それで、終わりにしましょう。

【クライマックス推理開始!】

ACT.1
今回の事件、それは動機によってダメージを受けた2人によって引き起こされた。
小夜ちゃん、そして真白君よ。

ACT.2
今回の動機でお姉さんが亡くなったと知った小夜ちゃんは自殺を考えた。
だけど自殺を邪魔されたくない、だから小夜ちゃんは強硬手段に打って出たのよ。

ACT.3
まず小夜ちゃんはあたし達の部屋の扉を接着剤で固定した。
これはこの後投げる睡眠薬を気化させたガスが入ったボールを入れた際に逃げられないようにするためね。
そしてボールを部屋に投げてあたし達を眠らせた小夜ちゃんは花を持ってその場を後にした。

ACT.4
だけど小夜ちゃんの思惑とは別に真白君も動いていたのよ。
真白君は広域破壊用兵器を作っていた……だけど我に返ってしまった。
兵器が嫌いな真白君にとってその広域破壊用兵器は存在そのものが許せない物……
だから真白君は人目、というよりアリスちゃんに見つからない場所でその広域破壊用兵器を壊そうとしたのよ。
アリスちゃんが内通者として受け取ったプログラムを消してまで……それが事件に繋がるなんて思いもよらずに。

ACT.5
真白君が調理場で機械を壊していた時、それを偶然小夜ちゃんが見てしまったのよ。
小夜ちゃんは動機発表時の様子から真白君がアリスちゃんを壊していると勘違いして……止めようとした。
だけど小夜ちゃんは真白君なら止められると油断して、逆に突き飛ばされた。
そして小夜ちゃんは……頭を打って死亡してしまった。
この時残っていたガスのボールを下敷きにして壊してしまった事が、次の悲劇を生んだのよ。

ACT.6
調理場の火か、それとも機械を壊した時に火花でも散ったのか……ガスに引火して小夜ちゃんの死体は燃えだした。
それを見た真白君は慌てて白衣を脱ぐと、小夜ちゃんの火を消そうとしたの。
だけどその白衣が真白君が壊していた機械にひっかかった……
真白君はそれを取ろうと引っ張って……倒れてきた機械に押し潰され、尖った部分が突き刺さった事で、死亡してしまった。

新芽「いくつもの偶然が重なって起きた事件……」

新芽「それが、この事件の真相だったのよ!」

COMPLETE!

モノクマ「議論の結論が出たようですね!」

モノクマ「それでは投票タイムとまいりましょう!」

モノクマ「オマエラ、お手元のスイッチで投票をお願いします!」

モノクマ「オマエラの答えが正解か不正解か……」

モノクマ「今、発表いたしまーす!!」

         VOTE

      真白 真白 真白

       チャッチャッチャー!


     【学級裁判閉廷!】

本日はここまで。

次回でCHAPTER4終了です。

それでは……

21:00から開始します。

モノクマ「はい、大正解!」

モノクマ「今回小夜鈴音さんを死なせてしまった挙げ句、お間抜けに自分も死んでしまったのは……」

モノクマ「真白錐斗クンでしたー!」

アリス「……」

新芽「アリスちゃん……」

モノクマ「うぷぷ、ねぇ、どんな気持ち?どんな気持ちかな?あれだけ許さないって言ってた犯人が真白クン自身だったけど」

心沢「やめろモノクマ!」

モノクマ「あっ、ごめんごめん!しょせん機械でしかないアリスさんに気持ちを聞くなんて酷かったね!」

心沢「そういう意味じゃない!」

新芽「本当、悪趣味……」

モノクマ「あっ、ところでさ。オマエラ1つ間違ってるよ」

鈴木「えっ……」

モノクマ「小夜さんはね、自殺する気とかさらさらなかったよ?」

錦「どういう事ですか!」

モノクマ「小夜さんはね、無謀にも愚かにも残念にも……」

モノクマ「このボクに決闘を挑んできたのでーす!」

神無月「決闘……」

モノクマ「ここにその果たし状があります!今から読んであげるからよーく聞くように!」


【モノクマ。
私、【超高校級の番長】小夜鈴音はお前に決闘を申し込む。
邪魔は入らせない、1対1の決闘だ。
お前が勝てば私を好きにすればいい、おしおきだろうと処刑だろうと受け入れる。
ただし私が勝てば今すぐみんなを解放しろ。
受けないとは言わせない。
受けない場合私はお前の正体をみんなに伝えるぞ。
この決闘が、このコロシアイ共同生活最後のコロシアイだ】

新芽「さ、小夜ちゃん、黒幕の正体を知ってたの!?」

佐木原「……いや、おそらくブラフだろう」

新芽「えっ」

佐木原「だがモノクマ、お前は受け入れざるをえなかった……この正体を知っているという言葉がお前には本当か嘘かわからなかったからだ」

モノクマ「……まっ、そうだね。一応相手してあげたよ」

モノクマ「ボクご自慢のモノクマ部隊でね!」

錦「1対1じゃなかったんですか!?」

モノクマ「いやいや、一応最初はボクが相手したよ?だけどさ、ボクに手を出したって事は要するにおしおきされるって事なんだよ」

モノクマ「だからすぐにデストロイモノクマ10体でお相手してあげたわけ」

新芽「……デストロイモノクマ?」

そんな名前のモノクマ、確かモノックマンで見た事が……あっ!?

新芽「ま、まさか、小夜ちゃんの死体が燃えたのは……!」

モノクマ「そうです!おしおきのために撃ったデストロイモノクマの火炎弾が死亡した小夜さんに当たったからです!」

モノクマ「いやー、真白クンも運が悪いね!突き飛ばす前に小夜さんに火炎弾が当たって死んでたらクロにならなかったのに!」

鈴木「な、なんで亡くなった小夜さんに火炎弾なんて撃ったんですか!?」

モノクマ「いや、ボクもあれだけのデストロイモノクマ一度に動かすのは初めてでさ……9体は止められたんだけど最後の1体は止めるの間に合わなかったんだよね」

それがきっかけで真白君は……!

モノクマ「あっ、ちなみに小夜さんの死因は間違いなく真白クンのせいで頭打った事なんで!」

神無月「……」

モノクマ「だからそんな疑惑に満ちた目で見ないでよ神無月さん!」

新芽「……とにかく、小夜ちゃんが自殺する気じゃなかったのはわかったわよ」

小夜ちゃんの花は、もしかしたら弱気の表れだったのかもね……

モノクマ「わかったならよろしい!」







モノクマ「――じゃあそろそろおしおき始めようか」






新芽「っ!?」

まさかモノクマ、早坂ちゃんの時みたいに真白君の死体をおしおきする気なの!?

モノクマ「今回はルール違反者である【超高校級の番長】、小夜鈴音さんにふさわしいおしおきを用意しました!!」

新芽「なっ!?」

心沢「小夜だと!?」

神無月「すずちゃんにおしおき……」

モノクマ「ではでは張り切ってまいりましょう!」

モノクマ「今回は大サービスの……」

モノクマ「おしおきターイム!!」







       GAME OVER

  サヨさんがルールをいはんしました。

    おしおきをかいしします。






【孤高の番長暁に散る!】

【超高校級の番長小夜鈴音処刑執行】

小夜さんが機械にくくりつけられて現れます。

目の前にいるのはモノクマ連合、そして奥には着物を着た女の子が人質にされていました。

小夜さんがくくりつけられた機械はその女の子を見た途端、エンジンを全開にして走り出します。

襲いかかるモノクマを蹴散らし、機械はどんどん人質に迫ります。

そして邪魔する最後のモノクマを吹き飛ばし、機械に縛られた小夜さんの腕が女の子に……

コツン

届きません。

なぜなら小夜さんとその女の子の間には見えない壁があったのですから。

機械は小夜さんの腕を引くと、その見えない壁を殴りつけます。

しかし壁はビクともしません。

機械はまた小夜さんの腕を動かして壁を殴ります。

何度も何度も何度も、腕がボロボロになっても壁を殴ります。

そして一際大きく腕を引いて壁に叩きつけようとした小夜さんの拳は……

壁が取り払われたため女の子の頭に当たり、その身体を弾き飛ばしました。

崩れ落ちる機械……それを取り囲むモノクマ達。

機械にくくりつけられたままの小夜さんに向かって鉄パイプが振り上げられます。

しかし小夜さんはそれをもう認識する事は出来ないのでした。

モノクマ「いやっほーう!!」

モノクマ「おしおき最高ー!」

鈴木「さ、小夜さん……」

モノクマ「しかし!まだまだ終わりません!」

アリス「っ!」

モノクマ「今回は【超高校級のロボット工学者】である真白錐斗クンのためにスペシャルなおしおきを用意しました!」

赤内「まだ、終わらない……!?」

モノクマ「本日二回目のー……」

モノクマ「おしおきターイム!!」







       GAME OVER

  マシロクンがクロにきまりました。

    おしおきをかいしします。






【行け行け!僕らの真白ロボ!】

【超高校級のロボット工学者真白錐斗処刑執行】

街を破壊する凶悪なモノクマロボ!

それを止めるために真白錐斗博士が操縦する真白ロボが立ち向かいます!

真白ロボがビームを撃てばモノクマロボはビルを巻き込んで倒れます。

真白ロボがロケットパンチを撃てばモノクマロボは車を巻き込んで吹き飛びます。

真白ロボがミサイルを撃てばモノクマロボは回避し、周りの家が爆発します。

そして真白ロボが必殺技を放てば、モノクマロボは周りの人々を巻き込んで大爆発を起こします。

見事モノクマロボを倒した真白ロボ!



しかし真白ロボは周りを見なかったため多数の犠牲を出していました。

そんな真白ロボに与えられるのは賞賛ではなく……

真白ロボを破壊するためのミサイルの雨でしたとさ。

モノクマ「またまたエクストリィィィィムッ!!」

モノクマ「二回連続なんて初めてだから大・興・奮!!」

モノクマ「アーハッハッハッハッハ!!」

佐木原「どこまでも悪趣味な……」

神無月「……」ギリッ

新芽「うっ、ぐっ……!」

泣きたい、泣き叫びたい。
だけど、そんなのモノクマが喜ぶだけ……!
耐えなさい、あたし……!

モノクマ「ふー、ちょっと興奮しすぎちゃったよ」

心沢「こんな事をして、楽しいかモノクマ……!」

モノクマ「うん、楽しいよ!」

赤内「即答とは、また……」

モノクマ「さてさて、アリスさん?」

アリス「……」

モノクマ「キミはどうする?今ボクを攻撃すれば真白クンの所に行けるかもしれないよ?」

新芽「や、やめなさいよモノクマ!!」

今、アリスちゃんが何かしたら……!

アリス「……」

モノクマ「ありゃ、壊れちゃった?おーい、アリスさーん?」

新芽「いい加減に……!」







アリス「負荷、許容、限界……機能停止、します」






モノクマ「あら」

新芽「アリスちゃん!!」

みんながアリスちゃんの所に駆け寄る。
アリスちゃんは……微動だにしなかった。

鈴木「ア、アリスさん!」

モノクマ「大げさだなぁ、ちょっと電源切れただけみたいだししばらくしたら……」

神無月「違うみたいだよー?」

モノクマ「はい?」

錦「な、なんですかこれ!すごく、熱いです!」

赤内「……この状態、直せないのかな?」

心沢「出来るとしたら……真白、だけだ」

鈴木「そ、そんな……」

新芽「ま、待って!真白君が残したノートがあるわ!」

佐木原「そうか……それがあるならもしかすると……心沢」

心沢「わかった。専門ではないが、やってみよう……」

佐木原「俺も手伝おう。出来る事は少ないが……」

心沢「いや、助かる!」

佐木原がアリスちゃんを背負って走って、あたし達はそれを追いかける。

アリスちゃん、お願い……無事でいて!

【アリスの部屋】

新芽「……」

あれから数時間経った。
心沢と佐木原がノートを見ながら色々してるけど、アリスちゃんは未だに目覚めない。

新芽「……」

アリスちゃん……

心沢「熱暴走は収まった……後は見守るしかない」

佐木原「……」

アリス「……起動開始」

新芽「……!」

アリス「起動します……」

新芽「アリスちゃん!」

アリス「……」

心沢「良かった、目覚めて……大丈夫か?」

佐木原「……」

アリス「…………」

新芽「アリスちゃん?」

アリス「私は……」







アリス「――私の個体名はアリスと言うのですか?」












CHAPTER4【狂った歯車は戻らない】END

残りメンバー…8人

To Be Continued...












【焦げた花飾り】を手に入れました!

【アリス専用メンテナンスノート】を手に入れました!

【モノクマメダルを50枚手に入れました!】

【現在のモノクマメダル…56枚】






一旦ここまで。

CHAPTER5は次スレを立てて行います。

それでは……

ちなみに、今回は誰が確定死亡フラグが消滅しました?Chapter終了時に教えるって聞いたと思いますが

>>930
錦、鈴木、赤内です。

ところで、みんなは黒幕誰だと思う?
自分は今Chapter最初の「希望のため」発言からしておそらくは狛枝が黒幕だろうと考えたけど
実は「絶望した」苗木誠が黒幕なんじゃないかなと思っている。

根拠としては動機発表の時「七海の処刑映像が流れていたから」で
それが流れていると言うことは「狛枝が死亡していること」が成立するから。
そして苗木は「新芽の代わりに希望ヶ峰に入学した」と言うこともあるし…

まぁ狛枝が「運良く」あそこから復活出来ていたらそれまでだけど。

とりあえず次スレを立てました。

【ダンガンロンパ】【安価】新芽「あたしの前から希望は消えた」【オリキャラ】
【ダンガンロンパ】【安価】新芽「あたしの前から希望は消えた」【オリキャラ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430315399/)

前に話していた次回作の才能を公開しておきます。
主人公、性別はその時まで不明という事で。

【超高校級の幸運】
【超高校級のヒーロー】
【超高校級の裁判官】
【超高校級の観測手】
【超高校級の選挙管理委員】
【超高校級の設計士】
【超高校級の道化師】
【超高校級のデバッガー】
【超高校級のフルート奏者】
【超高校級の土木作業員】
【超高校級の通訳】
【超高校級の指揮者】
【超高校級のサイクリスト】
【超高校級のサイキッカー】
【超高校級の???】
【超高校級の???】

新芽「えっと……」

確かこの辺りよね……

神無月「あー、りっちゃんだー?」

新芽「あっ、神無月ちゃん」

神無月「【極煉教】にー、ようこそー?」

新芽「えっと、ここが本部とかそんな感じなの?」

神無月「まあねー、とりあえずお茶入れるから上がってー?」

うーん……

確かに大きい建物ね……







EXTRACHAPTER【神無月摩耶という少女】






【極煉教本部・教祖の部屋】

神無月「はい、どうぞー?」

新芽「あ、ありがとう」

神無月「緊張しなくていいよー?」

いや、そうは言うけど……

「摩耶様……っと、お客様がいらっしゃいましたか」

神無月「……何かあった?」

「また入信したいと言う者が……それと寄付金が500万ほど」

新芽「っ!?」

500万とかあたしのお小遣い何十年分よ……

神無月「後で入信希望者に返すから置いといてくれる?」

新芽「えっ」

「わかりました。それでは失礼します」

新芽「あの、神無月ちゃん」

神無月「何かなー?」

新芽「寄付金とか受け取らないの?」

神無月「受け取らないよー?」

新芽「えっと、宗教ってそういうの必要なんじゃ……」

神無月「【極煉教】は寄付金は一切受け付けないしー、物は売らないって決めてるんだよー?」

新芽「そうなんだ……」

神無月「ほらー、そういう事してると勘違いする人は増えちゃうでしょー?」

新芽「まあ、確かに」

神無月「だから違いを出していかないとねー?」

苦労してるというか、何というか……

新芽「でもそうなると、色々大変なんじゃない?」

神無月「そうだねー、野菜畑とか別口での収入もあるけどー……」

神無月「やっぱりアルバイトもしようかなって思うんだよー?」

新芽「はっ?」

アルバイト?神無月ちゃんが?

神無月「今日来てもらったのはねー、アルバイトってどんな感じか教えてほしいんだー?」

新芽「いや、あの……神無月ちゃん、どんなアルバイトする気なの?」

神無月「うーん……やっぱりコンビニー?」

新芽「神無月ちゃんが、コンビニでアルバイト……」

…………

神無月「いらっしゃいませー?」

神無月「○○○円だよー?」

神無月「にぱー」

…………

う、うーん……

神無月「やっぱり似合わないよねー?」

新芽「しょ、正直」

神無月「みんなも同じ事言うんだよー?」

神無月ちゃん、オーラは怖いけど結構ふわふわしてるとこあるしね……

神無月「じゃあれーちゃんみたいに給仕さんとかー……」

新芽「神無月ちゃん、とりあえず接客はやめた方がいいわよ」

神無月「えー?」

新芽「ほら、他に色々あるだろうからそっちで考えましょう?」

神無月「うーん、例えばー?」

新芽「そうねぇ……」

…………

神無月「やっぱりうまくいかないねー……」

新芽「そうね……」

そもそも神無月ちゃんが普通にアルバイトしてる光景が全く浮かばないのよね……

神無月「……あっ、もうこんな時間だよー?」

新芽「何かあるの?」

神無月「お祈りだよー、ちょっと席外すねー?」

新芽「あっ、うん」

パタン

新芽「それにしても、噂には聞いてたけど、神無月ちゃん本当に寄付金とか貰わないのね」

「摩耶様はその手の物にいい思い出がありませんので」

新芽「あっ、さっきの……」

「先ほどはご挨拶もなしに申し訳ありませんでした新芽様。私摩耶様のお世話をさせていただいておりますじいやでございます」

新芽「あっ、これはどうも……」

「……しかし感無量です。あの摩耶様がご友人をこの極煉教本部にお呼びになるとは」

新芽「神無月ちゃんは、自分には友達がいないって言ってましたけど……」

「摩耶様は正しい事を常におっしゃいますが、そのせいか融通のきかない人間だと言われてしまう事も多いのです」

新芽「確かに神無月ちゃんは正論をよく言いますけど……」

「今でこそ反省や事情を考慮して言葉を選ぶようになりましたが、昔は本当に正論だけおっしゃる方でした」

「それもまた、摩耶様をこの極煉教の教祖として認めさせる要因でしたが……」

新芽「なんで神無月ちゃんはあんなに正論を?」

確か神無月ちゃんが教祖になったのは10歳……どうしてそんな。

「おそらく摩耶様のご両親の事がきっかけでしょう」

新芽「神無月ちゃんの、お父さんお母さん?」

「摩耶様のご両親は極煉教の前教祖様とその側近でした」

「教義は今と変わらなかったのですが、寄付金もその頃は受け取っていたんです」

「前教祖様は人を信じ、その心を救う素晴らしい方でした」

「摩耶様もお生まれになり、前教祖様の教えの元極煉教は続いていくと私達は思っていました」

「しかし……それは泡沫の夢でした」

「極煉教の古株の1人が寄付金を全て持ち逃げし、証拠を消すために本部に火を放ったのです」

「幸い死者は出ませんでしたがただでさえ小さな宗教団体、その事件で受けた打撃は本当に大きかった」

「しかし前教祖様は許しました。彼にもやむにやまれぬ事情があったのだと」

「実際事情があったようで、涙を流しながら謝罪する彼の姿に嘘偽りは見られなかった……」

「しかし摩耶様だけは違ったのです」

新芽「えっ?」

「摩耶様は以前1回だけその事について、こうお話くださいました」

…………

神無月「あの人ね、笑ってたんだよ」

神無月「土下座して伏せたその顔が……醜く笑ってたの」

神無月「反省なんか、微塵もしてないってね」


…………

「……摩耶様のそのお言葉は正しかった」

「その男は同じ事を繰り返し、今度は犠牲者が出てしまった」

「摩耶様のご両親という犠牲者が……」

「だから信用を裏切り、傷つけ……それを恥もしないという事は摩耶様にとっては許し難い事なのです」

新芽「そんな事が……」

「……摩耶様が睡眠を嫌うのはご存知でしたか?」

新芽「睡眠を、嫌う?」

「必ず夢に、見るそうなのです」

「自分の目の前でご両親が燃えていく、その姿を……」


…………


神無月「りっちゃんー、ただいまだよー?」

新芽「あっ、おかえり神無月ちゃん」

神無月「……もしかして聞いちゃったー?」

新芽「えっ!?」

神無月「そんな気まずそうにしないでいいよー、いつか話してただろうしねー?」

新芽「……」

神無月「りっちゃん実はねー、ここにりっちゃんを呼んだ理由はもう1つあるんだよー?」

新芽「えっ?」

新芽「……」

神無月「んうっ……」

新芽「なんでこうなったのかしら……」

新芽「眠るために膝枕してほしい、か……」

神無月「うっ、あっ……」

新芽「っ……」ナデナデ

神無月「…………すぅ」

新芽「ふー……」

悪夢を見そうになったら頭を撫でる。
神無月ちゃんはそうすると少し落ち着くらしい。

新芽「……」

いくら友達だからってそんなお役目をあたしに頼んだかはわからないけど……

神無月「すぅ……」

この小さな友達がそれで眠れるなら……

新芽「……うん、悪くないわね」

END

小夜「……」


りん「お花さん、今日は元気だねー」


小夜「……」


りん「それじゃあもっと元気にお花を咲かせようね!」


小夜「……」

小夜「……りんお姉ちゃん」

新芽「小夜ちゃん、何してるの?」

小夜「……!」

新芽「あっ、あれ確か小夜ちゃんの……」

小夜「ちょっとこっちに来い!」

新芽「えっ、ちょっと……!」


りん「……あれ、誰かいた?」







EXTRACHAPTER【たとえ遠く離れても】






新芽「ちょっと小夜ちゃん!なんでお姉ちゃんと話をしないの?」

小夜「……りんお姉ちゃんは私の事を知らないんだ」

新芽「えっ……」

小夜「りんお姉ちゃんは時雨家の末妹……自分の事をそう思ってるはずだ」

新芽「それ、どういう事なの?」

小夜「私は時雨家の【忌み子】だったんだ」

新芽「【忌み子】……?」

小夜「私は、望まれない子だったんだよ」

小夜「時雨家は代々華道の名門として名を轟かせてきた旧家だ」

小夜「そのせいか色々とくだらない風習があって、その1つが産まれた子をお抱えの呪い師が見る事」

小夜「簡単に言えばその子が災いをもたらすかどうか……私は見事に災いをもたらす存在だって言われたらしい」

小夜「本来なら忌み子はその場で運が悪かった事にして殺されてる。だけど私は……唯一その風習に異を唱えていた父さん達に助けてもらったんだ」

小夜「その後、私は小夜家の1人娘として小夜の家で暮らした」

小夜「父さんも母さんも本当に私を大切に育ててくれた……だから私は2人を本当の親だって思ってる」

小夜「だけど問題は……時雨家にいたりんお姉ちゃんの事だった」

小夜「りんお姉ちゃんは華道の才能があった。そのせいか嫉妬され、酷いいじめを受けていたらしい」

小夜「私の産みの母親が庇ってたけど、病弱だった事でそれも満足な物とは言えなかった……」

小夜「……そんな話を私は時雨家の人間に聞かされたんだ」

小夜「【忌み子】の私が生きているから、りんお姉ちゃんは疎まれてしまっているんだとはっきり言われたよ」

小夜「……当時の私は耐えられなかった」

小夜「父さんと母さんが実の親じゃなかった事、私が生きているだけで迷惑をかけている事、そのせいでよく話に聞いていたりんお姉ちゃんが酷い目に遭っている事……それが一気に来て」

小夜「荒れたよ。ああ、本当に荒れた」

小夜「今から考えると、私の【超高校級の番長】の下地はその頃出来たんだと思う」

小夜「私はりんお姉ちゃんを何としても助けたい」

小夜「だから強さを追い求めてるんだ」

小夜「もう、泣かなくていいんだよって……」

小夜「……だから、その時までは面と向かって話せないんだ」

新芽「小夜ちゃん……」

小夜「……それに、怖いんだ」

新芽「怖い……」

小夜「私は本当に生きているだけでりんお姉ちゃんを傷つける【忌み子】なんじゃないかって思うと……どうしても、声をかけられない」

新芽「そんな事……!」

小夜「……私が本当に追い求めてる強さは、心の強さなのかもしれないな」

新芽「……」

下村「りん?」

りん「……えっ?」

花巻「どうしたの?ボーッとしてたけど」

りん「……ううん、なんでもない!」

りん(なんでだろう……)

りん(最近、お兄ちゃん達以外の誰かに見守ってもらってる気がするなぁ……)


END

こちらも埋めてしまいましょう。

ちなみにもう問題ないので言ってしまいますが爆弾は赤内、神無月の2人の予定でした。
神無月さんがこうなったのは完全にルチアーノさんと同じ流れです。

本質は今の神無月さんと全く変わりません。

爆弾でもただ教祖として振る舞う場面が多いだけです。

爆弾のままクロになる場合、事件そのものはほとんど事故的な物になりますし、神無月さんは学級裁判で最初から自白します。

しかし教祖として振る舞いすぎて、周りを心酔させてしまっていたため周りがとにかくそれを認めようとしない。
最終的には過半数が死んでも彼女を生かそうとする人達になるという展開に。
新芽さんも周りの言い分がよくわかるのですが、それでも神無月さんをクロとして学級裁判を終わらせるために説得していく……という流れでした。

橋で止めた確定シロはその後部屋に1回閉じこもろうとするイベントがあります(最初のスレ>>526)。
神無月さんの場合そんな教祖としてみんなを信じるみたいな感じではなく疑うという神無月摩耶個人としての行動をした事が分岐点です。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月19日 (日) 21:31:57   ID: yimHpIKi

3

2 :  SS好きの774さん   2015年04月19日 (日) 21:33:55   ID: yimHpIKi

やべ、こっちにやっちった。悪い

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