無題【ラブライブ!】 (272)
※糞ss※男体化※ロマン詰め合わせ
※エター率85%
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※キャラ崩壊
ことり「ふんふんふーん♪」
ことり「おはよう♪ 穂乃果ちゃん」
穂乃果「おはよ・・・ことりちゃん」
ことり「海未ちゃんもおはよう♪」
海未「『も』って・・・」
海未「まあいいです、おはようございます、ことり」
ことり「今日から二年生だね~♥」
ことり「クラス分けどうなるのかな~」
穂乃果「もうちょっと寝ていたかったな・・・むにゃ」
海未「・・・」
ことり「穂乃果ちゃんったらぁ~♪」ぺしっ
おはようございます!
南ことりです!
えっと、私達三人は幼なじみで・・・
高校まで三人ずっと一緒です!
・・・
えーと、えーと・・・そうだ!
私達の学校についてお話ししますね♪
手前に見えるのが、私達の通っている音ノ木坂学院!
この学校は、国立の女子校なんですけど・・・
三年生が3クラスか4クラス、二年生が4クラス、理事長であるお母さんの話によると、今年の一年生はなんと300人!
だから・・・えっと・・・
とにかく別に廃校の危機だとかを抱えている訳じゃなくて・・・
あ、それと転入生をたくさん迎えるそうなので上級生の人数もなんか増えます!
そんな女子校であるこの音ノ木坂学院には、もう一つ面白い特徴があって・・・
それは・・・
きゃあああああああああ
「「「高坂く~ん!!!!」」」
「「「海未さま~!!!!」」」
どどどどどどどど
ことり「きゃあっ!」ばこーん
何故か男子生徒がいます、ふたり。
女子「きゃああああああ♪」どどどどどど
ことり「きゅ~・・・」ばたっ
花陽「大丈夫? ことりちゃん」
凛「相変わらずすごい人気だにゃー」
ことり「う、うーん・・・」
ことり「あはは、桜がきれいだなぁ・・・」
凛「ダメっぽいね」
花陽「そうだね・・・」
----最初のHR
穂乃果「遊ぼうよ!」
海未「ふむ・・・」
暫定的に議長をやらされた女子「え、でも・・・」
穂乃果「ね? お願い!」
暫定的に議長をやらされた女子「は、はい! ではそうしましょう///」
新しいクラスになって
自己紹介だとか、係決めの時間にあてられるべきこの第1回目のロングホームルームの時間は、穂乃果ちゃんの一声で体育館でのレクリエーションに決まりました
海未ちゃんも反対しなかったので異議を唱えるクラスメイトは結局一人もいませんでした
----一年教室
女子「すごかったね、あの二人」
凛「中学のときもあんなだったよ」
女子「へえ~・・・そうなんだ・・・」
花陽「ちなみに、どっちが好み?」
女子A「私はサイドポニーの人かな~」
女子B「うちは海未先輩だったっけ? の方!」
女子C「私は両方タイプかも~」
花陽「むむむ・・・」
凛「凛も両方タイプかな~♪」
----
この学校の女子は大きく二つの勢力に分けることができます
片方は穂乃果ちゃん推し
もう片方は海未ちゃん推し
あ、でもごく一部の熱狂的な信者を除いてほとんどの生徒はなんだかんだで両方好みだと思うけど・・・
どちらかといえば、なのかな
この分け方で、女子生徒をだいたい半々に分けることができます!
若干海未ちゃん推しが多いのですが・・・ 微々たる差
なのでスポーツをするときとか、だいたいこの穂乃果ちゃんチームと海未ちゃんチームに別れて行います!
ちなみにことりは今は穂乃果ちゃんの彼女なので穂乃果ちゃんチームに入ってます♥
海未「さて・・・このドッジボール」ぽんぽん
海未「まずボールを割ってしまうのは反則負けとして・・・」
海未「クッション制というのは、どうでしょう・・・?」
穂乃果「・・・いいんじゃない? それで」コキッコキン
海未「決まりですね・・・ふふ」ぽんぽん
穂乃果「・・・」ヒュンヒュン
ことり「・・・」
私達がルールに口を挟むことはしません
というより、最初から私達女子はこの二人の決闘というか対決に付き合わされているものなのです
それでも、参加したり、観戦するとそれはとてもとてもスリリングな体験が出来るので、誰も文句は言いません
女子達「「・・・」」ゴクリ
海未「・・・ふっ」
海未「それでは・・・っ」
海未「行きますよッ!!!」ビュオッ
穂乃果「!」
海未ちゃんがそう吼えて、身を乗り出した瞬間
どごおおおおあおんッ!!!!!
私達チームの後ろの壁が、まるで破裂したような音を立てました!
審判「・・・!」
女子「「ひゃ、ひゃあ・・・」」ぽかーん
女子「な、なにが起きたの・・・?」
女子「テロ・・・?」
ぱらぱら・・・しゅうううう・・・
海未ちゃんの手元にあったボールが、いつの間にか体育館の壁に深く突き刺さっていたのです・・・!
ことりはこの光景をよく知っています
きっと、先ほど何が起きたのかわからなかった娘は海未ちゃんたちと初めて同じクラスになった娘たちなのでしょう・・・
海未「かなり丈夫に造ってもらったはずなのですが・・・」
海未「ま、突き抜けなかっただけよしとしましょう」ふぁさっ
女子「「ひゃ、ひゃあ・・・」」ぽかーん
何が起きたのかわかってもなお、同じ反応
仕方ないのです、これが彼らの決闘
海未ちゃんチームの外野の女子「あ・・・あたしボール取ってきます・・・」
穂乃果「あ」
がしっ
海未ちゃんチーム外野の女子「ひゃっ・・・///」
穂乃果「まだ、触らないほうがいいよ」
海未ちゃんのチームの外野の女子「え・・・?」
穂乃果「アレはまだ・・・回り続けてる」
ぎゅるるるるるるるっ!
ぼこんっ! ころころ・・・
海未ちゃんのチームの外野の女子「あ、なんかボールこっちに来た・・・」すっ
穂乃果「! 拾っちゃダメッ!」
海未ちゃんのチーム外野の女子「え・・・? 重ッ!?」
穂乃果「ふっ・・・!」すこんっ
海未ちゃんのチームの外野の女子「ひゃっ!?」
穂乃果ちゃんの華麗な足払いで、宙に浮く海未ちゃんのチームの外野の女の子
そのまま穂乃果ちゃんの腕の中へ落ちていき、お姫様抱っこに
穂乃果「・・・大丈夫?」ぼそっ
外野「は、はひ・・・♥ ありがとうございます・・・///」
穂乃果「そう・・・、良かった」
穂乃果「・・・」すっ
穂乃果「む・・・」ずしっ
穂乃果「・・・」ぱっ
ずどん!
女子「「なっ・・・!?」」ざわっ
初めて同じクラスになった娘はまたもや驚きの表情
なんと、穂乃果ちゃんの手から床に落ちたボールが弾まないのです!
あの、ヤバい反発係数と話題のスピリチュアルボールが・・・
まるで、ボウリングの玉が床に落ちたような鈍い音を立てて・・・
穂乃果ちゃんたち曰く、割れないように、ボールに気合いを込めると自然とこうなるらしいのですが・・・
正直どうなってるのか、よくわかりません!
それよりさっきの娘、羨ましい~!!
穂乃果「・・・」くるくるくるくる
先ほどの球を、人差し指の上でくるくる回す穂乃果ちゃん
ところでずーっとくるくる回す人居ますよね? あれってどうやるんでしょうか?
穂乃果「今度は僕の番だ」すっ・・・
穂乃果「そのキレイな顔を、叩き潰してあげるよ!!」だだっ
穂乃果「うぅううおりゃあああああ!!!」ギュボオオオゥア
穂乃果ちゃんが投げた瞬間、今度は
海未「フオオオオアアア!!!!」グルングルングルングルン
穂乃果「なっ!!?」
海未ちゃんが凄い勢いで回り始めました!
「「な、なにあれッ!?」」
「「てゆーか、ボールはッ!?」」
審判「!?」
海未「・・・」ギュルルンズザザザザザザザ
いったい、どうなってるの!?
「二人が投げるボールはキャッチなどでは到底受けきれない・・・」
ことり「!?」
「ボールの勢いに比べて、二人の体重が軽すぎる・・・」
「だから・・・避けるか、跳ね返して当てるかしかないのだけど・・・」
穂乃果「・・・!」
ことり「あ・・・あなたは・・・!」
ざわざわっ
絵里「あの子は脚を床に突き刺し! 軸として回転することにより、与えられた力積を見事に受け流したッ!」
絵里「そうすれば『捕る』ことができるッッ!!!」バアアアアン
ことり「絵里ちゃん!!」
女子生徒「「エリーチカ!! エリーチカ!!」」
女子生徒「「エリーチカ!! エリーチカ!!」」
絵里「ハァーイ♥ 皆の衆、賢い可愛いエリーチカよ♥」ドバアアアアアン!!
ワアアアアアアアアアアアアアア!!!!!
穂乃果「え、絵里ちゃん・・・! なぜここに・・・!!」
海未「・・・」シュウウウウウウ
海未「ふふ・・・会長、ご名答です」
海未「穂乃果の球如き、避けるのも癪ですからね・・・」
穂乃果「な・・・っ!」
絵里「ふふ・・・まあ、あそこまでのド直球、私でも去なすことは出来なくはないわね」
穂乃果「くっ・・・!」
今更ですけど、あれボールを投げていたんです・・・
絵里「ふふふ・・・」
海未「ふふ、ふふふふ・・・」
絵里「けれど海未、アレには正確な位置取りが不可欠・・・」
絵里「少しでもブレ球を投げられたら貴方は彼方へ飛ばされるか、右腕が消し飛ぶかどちらかよ」
絵里「次から同じ手が使えるとは思わない方がいいわ」ビシッ
海未「ふふ、それはじゅうぶん理解(わか)ってます・・・」
穂乃果「・・・これはクッション制だよ」
絵里「あらそうなの、なら問題ないわね」
ところでクッション制とは、某漫画内でドッジボールをする際に採用されていた架空のルールだそうです!
簡単に説明すると、自分がボールに当たってしまった場合、そのボールを着地前に捕ればセーフになるルールの拡張で
自分がボールに当たってしまっても、そのボールを相手チームにぶつければアウトになるのは最後に当たった人!となるルールです!
海未「つまり・・・ッ!」ビュオッ
穂乃果「ボールを相手の体に撃ち込んで・・・ッ!」バガンッ!!!
海未「最後まで立っていた方が・・・ッッ!」スパコオオオオン!!
海未 穂乃果「勝ちッ!!!!」ボグォ!
絵里「ハラショー♪」
ドッゴオオオオオオオン
女子「「ひえええ~っ!!!!」」
私達の目に見えぬ応酬が繰り広げられます
が、そこで何かが確かに起きていることは、
女子生徒が衝撃波で吹っ飛ばされたり、自主避難なりで内野の数が残り数人しかいないことから明白なようです
海未「・・・」スパンッ!
穂乃果ちゃんチームの内野の女子「どうしよう・・・逃げ遅れちゃった」
穂乃果ちゃんチームの内野の女子「っていうか、腰が抜けちゃって動けないよ・・・」
海未「!」
海未「ほう・・・」にやっ
穂乃果「でやあっ!!!」ズビシ
海未「ふふ・・・」
海未「セイッ!!!!」
ズパシイイイイイン!!!
腰が抜けて動けない穂乃果ちゃんチームの内野の女子「え、海未さま、なんでこっちに向かって・・・」
絵里「!」
穂乃果「なっ!」
穂乃果「あのばっ・・・!」ダッ
ギュオオオオオオオボボボオオオオオオボオボオボ!!!!!!!
パシンッ!
海未さまに狙われた、腰が抜けて動けない穂乃果ちゃんチームの内野の女子「・・・え」
穂乃果「間に合った・・・ッ」ズササササ
絵里「え・・・ボールがこっちに・・・って」
絵里「きゃああっ!」ボゴォッメキベキグシャボキ
海未「・・・ちっ」
絵里「ちょっと! 痛いじゃない!」
穂乃果「・・・そんなとこ突っ立ってるのがいけないんだよ、それより早くボール貸して」
絵里「ったくもう! ・・・しょうがないんだから・・・」ぽいっ
絵里ちゃん、凄い音してたけど大丈夫かな?
なんと! 海未ちゃんは立てない女の子を狙ったのです!
穂乃果ちゃんはきっと庇うでしょうから、そのスキを叩くつもりだったのかな?
冷酷で容赦の無い海未ちゃん、ステキです♥
「「きゃあああ♪」」
「「海未さまー♥ 私を殺してえ~♥」」
穂乃果「・・・立てる?」すっ
海未狙腰抜動穂乃果内野女子「は・・・はい・・・///」ぽっ
穂乃果(今回はたまたま上手い位置へ跳ね返せたけど、次からはきっと無理だ)
穂乃果「さ、あっちへ」
乙女「は、はいっ///」
たったかたったか
穂乃果「これで・・・うちの内野は一人か」ふさあっ
女子「「きゃあああああ~♥」」
穂乃果「だけど・・・」くるくる
穂乃果「ボールはこちらだね」
絵里「ボールがある側が圧倒的に有利ね」
ことり「そうなんですか?」
絵里「ええ、気合いをじっくり溜められるもの」
ことり「へ、へえ・・・」
海未「そんなにのんびりしていて良いのですか?」
穂乃果「なにを・・・ってあッ!?」
女子「「!!!」」ざわっ
審判「!!?」
絵里「なッ!!?」
海未「ふふふ・・・ッコレが!!!」
海未「肉の要塞ッ!!!!!」ドバアアアアアン!!
なんと、海未ちゃんが残りの内野をかき集めて防御壁にしてしまったのです!
海未ちゃんチームの内野あ「ひいっ・・・怖いッ!・・・でも海未さまの為なら!!」
海未ちゃんチームの内野い「海未さまのために[ピーーー]るなら本望です!!」
海未ちゃんチームの内野う「あ・・・っ♥ 海未さま、そこはぁっ♥」びくんびくん
穂乃果「あいつ・・・!!」ぎりっ
絵里「なんて手を・・・」ごくり
海未「ふふふふふ、さあ投げてご覧なさい!」
海未「投げられるものならば!!!!」
穂乃果「・・・!」グッ
ビュオオオオッ!
海未「!」
肉壁「きゃあああああ!!!」
ことり「!」
パカンッ
穂乃果「・・・くっ!」ぱしっ
海未「ほお・・・」
肉壁「あれ・・・私達・・・?」
絵里「・・・へえ」
あれ? 投げたと思ったボールが穂乃果ちゃんの手元に・・・投げてない?
絵里「いいえ、投げたわ、真っ直ぐにね」
絵里「威嚇投擲ね、あの娘たちスレスレに飛んでいって、体育館の壁に当たって、跳ね返ってくるように・・・」
ことり「え? ボールって跳ね返るの?」
絵里「何言ってんの、当たり前じゃない」
???
まあいいです、それより穂乃果ちゃんはいったいどうするのでしょう?
穂乃果「あの娘たち・・・頭イっちゃってるよ、洗脳されてるのかな・・・」
全くです
スレスレを通ったのならきっと凄まじい風圧を体感したことでしょう
それなのに臆せず海未ちゃんの周りを囲う・・・
絵里「威嚇は無意味に終わった・・・」
そう、あの娘たちが穂乃果ちゃん推しと海未ちゃん推しをきっかり半々でなくさせる原因・・・
そう、海未ちゃん信者です!
もう一つの名を弓道部!
弓道部「海未さまは私達が守ります!!」バアアアン
ちなみに全員海未ちゃんによって貫通済みだそうです・・・
海未「フゥ~ハハ! さあどうしますか!? 穂乃果!」
穂乃果「ぐぬぬ・・・!」
穂乃果「こうなったら、アレしか・・・」
穂乃果「コオオオオアオ・・・」
海未「・・・?」
穂乃果ちゃんはなんだか風変わりな構えをしています
穂乃果「そおいっ!!」ぶんっ!!
あれっ!?視えます!
投げたボールが私にも視えます! やっと視えました!
というか、軌道が山なり・・・
海未「なんですか、そのボールは・・・私達にはパスを渡す外野など・・・」
それにしても、今までよりずいぶん勢いが減った? ようです
絵里「・・・でしょうね、何故なら穂乃果は」
穂乃果「『回転』にパワー使ったからね・・・!」
ギャルルルルルルルッ!!!!
ガクンッ!!!
海未「!!」
審判「!!!?」
なんと!
穂乃果ちゃんのボールが、軌道を変えて真下へ!
絵里「そう、海未の真上は・・・がら空きねッ!」
ギュルルルルルボワワワワプワプワ!!!!!
海未「なんの!」サッ
海未ちゃんチームの内野あいう「ギョバアアアアア!!!!!!」ボゴオオオオオ
穂乃果「くッ!」
海未ちゃんの判断が迅(はや)かったようです!
あいう「きゅうううう~・・・」ばたん
海未「・・・」
ギュルルンギュルルルルン
海未「へえ・・・」ぱしっ
海未「マグナム力・・・マグヌス力でしたっけ? 凄いじゃないですか」
穂乃果「そりゃどーも・・・」
ことり「・・・なあに? それ」
絵里「球を変化球にする空気からの力、じゃなかったかしら? 詳しくは知らないわ」
穂乃果(そうなんだ・・・)
海未「ふん・・・」
海未「時間も押している・・・とっとと終わらせますか」キュオオオオオオン
穂乃果「!」
絵里「まさか・・・」
ことり「なになに? 今度はなに?」
海未「・・・」スッ
ボールを左手の上に乗せて右手をボールを水平になるようにして・・・
いや、あれは弓道みたいな構え!?
まさか・・・
海未「ふっ・・・!」
すこんっ!
ズバビュウウウウウ!!!!!!
絵里「で、出た~ッ!!! 突き!!!!」
「「いやああああ~!!! 痛い痛い!」」
やだぁ! あれは痛い! 海未ちゃん痛くないの!?
絵里「指先・・・それも中指だけで精確に芯を捉えた・・・」
絵里「すばらしい集中力、あの打撃のエネルギーが漏れることなく全てボールの運動エネルギーへと変化した・・・」
絵里「ハラショー・・・脱帽ね♥」
絵里「穂乃果、あなたはどうするの!?」
ギュオオオオオオンギュオンオンオンオン!!!!!
穂乃果「・・・!」
絵里「! 穂乃果、まさか貴方!」
穂乃果「・・・肘鉄ッ!」ババーン!
絵里「ダメよ、それはッ! それだけはッ!!」
ことり「今度は今度はいったい!?」
絵里「あのボールは芯一点にのみ与えられた打撃によって飛んでいるわ・・・」
絵里「だから、あのボールは無回転、なのよッ!!」
穂乃果「来い!」
ブワッ・・・
穂乃果「!?」
ブワワッ!! ブワワンッ!! ブッワアアアアアッ!!!!
ことり「ぶ、ブレたっ!!!?」
絵里「肘鉄も、芯を捉えなければ跳ね返せないわ! 万事休す!!」
穂乃果「ッ!!!」
ベッキベキベキベキベキッッッ!!!!
穂乃果「あ”があっ、ぐあああああッっ!!!!!」
女子「「いやああああ!!!! もっと痛い!!!!」」
ことり「穂乃果ちゃん!! 腕の骨がっ!!!」
絵里「そしてなにより・・・あれほどのエネルギー!!」
穂乃果「があああああああああああああっ!!!!」ゴバアッ
ドガアアアアアアアアンッッッッ!!!!
大変!穂乃果ちゃんがすごい勢いで後方へ吹っ飛んでしまいました!
これは・・・
絵里「ああ・・・」
海未「やった! 勝った!!」ぐっ
審判「!」
審判「いいえ! まだです!」
ことり「し・・・審判が喋ったっ!?」
海未「なっ! どう見ても!」
審判「ボールは、まだ空中に!」
海未「そんな!」
絵里「そうよ! それに穂乃果の右腕はもう使えないわ!」
海未「まさか・・・あんな壁の奥から脱出して、蹴り飛ばしてくるとでも・・・」
ドギャンッッッッ!!
ビュオオオオオッ!!!
穂乃果「その・・・まさかさッ!!」ごおおおおっ!!
絵里「なァ~~ッッッ!!」
海未「何ィ~っ!!! 穂乃果ァ~っ!!!」
説明します!
吹き飛ばされて壁に埋め込まれてしまった穂乃果ちゃん
ですがボールは幸い穂乃果ちゃんのチームのコート内の上方にあり、まだ地面に着いていなかったのです!
油断した海未ちゃん、そこを見逃さず穂乃果ちゃん、反撃の一手の大ジャンプ、からの・・・
穂乃果「相手の顔面(ゴール)にシュウウウウウウッ!!!!!」ゲッボグオオオオオ
ギュオオオオオオオン!!
海未「オラァ~ッッッ!!」ズビシッ
海未「あッ・・・、しまっ・・・!!」
ここで海未ちゃん、痛恨のミス!
ボールの飛んで来た方向へ返してしまったので、ボールが浮いてしまいました!
穂乃果「・・・ふっ」にやっ
左手を振り上げる穂乃果ちゃん、あれは、まさか・・・
穂乃果「フローターサアアアアアアアブ!!!!!!!」バシイイイン!!!
びゅんっ!
海未「? ・・・そんな鈍いサーブ、この突きで・・・」
絵里「いいえ、海未・・・フローターサーブは・・・」
絵里「ブレブレよ!」
ぶわあっ!
海未「しまっ・・・!」
ずぶり!!
芯を捉え損ねた海未ちゃんの右手が、ボールに突き刺さってしまいました!
これではボールが使えません! 海未ちゃんの負けです!
女子生徒「「きゃああああああ~!!!!!」」
穂乃果「ふう~・・・」どさっ
絵里「ハラショー・・・!」
海未「そんな・・・この私が・・・」
たたたっ
ことり「穂乃果ちゃ~ん♥」だきっ
ことり「カッコ良かったよぉ~♥」すりすり
穂乃果「もう、ことりちゃんったら!」
海未「・・・」がくっ
一話終わりオチ無し
二話は日付が変わる頃にまた
セックス
sex
第二話
真姫ちゃんの王子様
---- 数日後、お昼休み
穂乃果「今朝さ、一限の後に」
海未「はあ」
~回想
てくてく
穂乃果「・・・」てくてく
穂乃果「あ~ムラムラする」
穂乃果「もう終わってるよね? 終わってるよね?」
穂乃果「あ~したいしたいしたいしたいS●Xしたい」
穂乃果「およ?」ちらり
にこ「~♪」てくてく
穂乃果「・・・」
穂乃果「めちゃ可愛い人だな・・・、こんな娘いたっけ?」
穂乃果「・・・」
穂乃果「コホン! っあ~、あ~」
にこ「?」
穂乃果「ん~、ん~」
にこ「ふふっ」くすっ
にこ「どこまで? 最後まで?」
穂乃果「えっと・・・キスだけでいいや」
にこ「そっ」にこっ
すっ・・・
にこ「んっ・・・♥」
穂乃果「んむ・・・」
にこ「っぷはっ・・・じゃ、またね♥」ふりふり
穂乃果「・・・」ぽー
~回想終了
穂乃果「甘い味がしたんだ・・・美味しかったよ」
海未「・・・」
穂乃果「Ah~ したいよセッ●ス」
海未「どうしたんですかいきなり、したらいいじゃないですか」
穂乃果「ことりちゃんしばらく出来なかったんだよ~そろそろ終わってると思うけど」
海未「・・・へえ」
海未「そんなの気にせずやってしまえばいいじゃないですか」
穂乃果「・・・頭おかしいんじゃないの」
海未「チッ・・・」
海未「他にやりようはあったじゃないですか」
穂乃果「ふむ・・・」
海未「この学校だけでも500人くらいいるんですよ」
穂乃果「しかもどういうわけだか可愛い娘ばかりだよね」
海未「ああ、それはうちからこの学校にお金を入れてて・・・」
穂乃果「へ、へえ・・・そうなんだ」
海未「といっても、一人占めする気はありませんよ?」
穂乃果「ふむ・・・」ゴクリ
穂乃果「・・・いや別にいいよ」
穂乃果「なんてったって今はことりちゃんがいるし♪」
海未「チッ・・・」
穂乃果「とにかく、僕は浮気しないから」
海未「さっきキスしたとか言ってたじゃないですか」
穂乃果「キスはセーフ」
海未「そうですか・・・見解の相違ってやつですかね」
海未「穂乃果は彼女が別の男とキスするのを許すのですか?」
穂乃果「う~ん、ないな」
海未「はぁ、勝手な人ですね」
穂乃果「海未ちゃんはどうなのさ」
海未「絶対に許しません」
穂乃果「自分はキスどころかSEXするのに?」
海未「いいんです、そういうものです」
穂乃果「勝手だなぁ」
海未「ことりだって私みたいなタイプじゃないですか」
穂乃果「・・・」
穂乃果「ところで、その矢澤にこって人」
海未「可愛らしいですよね、貧乳ですけど」
穂乃果「おっぱいちっちゃいよね、先輩だよね?」
海未「ネクタイの色を見たらわかるでしょう」
穂乃果「うるさいな、いいから質問に答えてよ」
穂乃果「あ~死ぬまでにはあの人とsexしたいな~」
海未「言えばしてくれるでしょう」
穂乃果「そりゃそーだろうけどさあ」
海未「そんなにキスが良かったのですか?」
穂乃果「そりゃあもう!」
穂乃果「あんな可愛い娘があんなに柔らかい唇で、あんなに甘い唾液を・・・」
海未「ところで」
穂乃果「ん」
海未「私は今朝、朝練のあとにある女子とすれ違いまして」
穂乃果「・・・」
海未「その女子が大変可愛らしかったものですから・・・」
海未「こう言っては、その、あまり良くないのですが・・・」
海未「興奮、してしまいましてね・・・フフ・・・」
穂乃果「・・・」
海未「恥ずかしいのですが、実は、その、ハメ撮りを・・・」すっ
穂乃果「・・・」
海未ちゃんのスマホ「・・・」じー
『んぐっ・・・むぐうっ、けほっごほっ・・・』
『やだ・・・そんなの入らないよ・・・! やだ、やだぁっ!』ずちゅっ!
『ふあぁっ♥、あんっ! やああっ♥ ダメっ♥』ぱんぱんっ
『いいよっ♥ ニコの膣内でっ♥ イってっ・・・♥』
穂乃果「・・・」
『えっ♥? 口・・・? あんっ♥ わかっ・・・た♥』
『んんっ・・・♥ んくっ♥ ・・・んくっ♥』
『美味しい・・・♥ 海未ちゃんの精液、美味しいね♥』
『また今度、ニコに飲ませてね・・・♥ ぺろっ・・・ちゅっ♥』
穂乃果「・・・」
海未「ところで穂乃果」
穂乃果「・・・何」
海未「私の精液、そんなに美味しかったですか?」
穂乃果「ああああああああああああ!!!?!」
ことり「あはははは、それは一本取られちゃったね」
穂乃果「がらがらがらがら~」
穂乃果「ぺっ、ぺっ!」びちゃ
ことり「でもそれを気にしてたら、ことりだって今まで沢山海未ちゃんの精液飲んできたから」
穂乃果「わかってるから、彼氏の前でそういうことわざわざ言うのやめてくれる」
穂乃果「ね、そんなことよりことりちゃん」
ことり「なあに?」
穂乃果「あの・・・その、もうできる?」
ことり「あ~・・・」
穂乃果「はあ、じゃあ明日でいいや」
ことり「え~」
ことり「海未ちゃんなら、気にせず挿れてきたのに♥」
穂乃果「あああああああああああ!!!?!」
----放課後
穂乃果「暇だ」
穂乃果「は~散歩しよ」
----夜
穂乃果「気付いたらこんな時間になってた」
穂乃果「21時か~そろそろ帰ろっかなあ」
穂乃果「ていうかここどこだろう・・・」
穂乃果「あれは・・・しゅ・・・駿台、・・・の御茶ノ水か」
穂乃果「エリートか~・・・いいなあ、はぁ」
穂乃果「ん?」
真姫「~!!」
患者「・・・」
穂乃果「あんな路地裏に・・・音ノ木坂の生徒と・・・キモオタ?」
真姫「な、なに・・・この人たち・・・!」
患者1「まきちゃん」
2「まきちゃん」
345「まきちゃん」
真姫「やだ、やめて・・・近寄らないで」
12345「まきちゃん」
真姫「ひっ・・・!」びくっ
穂乃果「むむっ!」
患者12345「「「まきちゃん」」」ずいっ
真姫「いや・・・っ!」
だんっ!
ふわあっ!
真姫「やっ・・・!? あれ?」
真姫「ここは、ビルの屋上・・・?」
穂乃果「・・・大丈夫? ケガしてない?」
真姫「ひゃあっ!?」びくうっ!
穂乃果「しっ・・・ 大声出さないで、見つかっちゃうよ」ひそっ
真姫「もが・・・」
患者1「何処に行った! 探せ!」
患者2「路地の奥の方を見て参ります!」どだだだっ
患者3「このあたりのビルに逃げ込んだ可能性が・・・!」
真姫「やっ・・・!」びくっ
穂乃果「・・・場所変えよっか」
穂乃果「しっかり掴まっててね」ぐいっ
真姫「きゃっ!?」
たたたたたたっ!
びゅおおおおっ!!!
ひゅんひゅんっ!!
真姫「す、すごい・・・」
真姫「あなた、とても速く走るのね、それもビルの上をびゅんびゅん跳んで、本当に人間?」
穂乃果「・・・」
穂乃果「音ノ木の生徒だよね、僕は二年の高坂」
穂乃果「きみのお名前は?」
真姫「あ・・・ごめんなさい、先輩だと知らずに・・・」
真姫「一年の西木野真姫・・・です」
真姫「あの、本当に・・・ありがとうございました・・・」ぺこ
穂乃果「・・・」
穂乃果(あそこの病院の娘かな?)
穂乃果「いつも、あんな風に絡まれるの?」
真姫「あ・・・いえ、今回が初めてで」
穂乃果「そう、もうあんな道通っちゃダメだよ? どんな人がいるかわからないんだから」
真姫「は・・・はい」しょぼん
穂乃果「塾・・・今帰り?」
真姫「あ、はい、そうです」
穂乃果「このまま家まで送っていこうか? 神田とかその辺だよね?」
真姫「え、えっと・・・すぐには帰りたくないなって・・・それで」
穂乃果「女の子の夜遊びはあまりよくないよ?」
真姫「はい・・・」しゅん
真姫「あの、でも、ちょっと、家の居心地が悪くて・・・」
穂乃果「そっか」
穂乃果「じゃあ、ほんの少しだけゆっくりしよっか」
真姫「は・・・はいっ!」ぱああっ
真姫「・・・うん、あのね・・・それで、中学の頃の友達に会っちゃって・・・」
真姫「11時には帰るから・・・えっ? わかった、10時半までには帰る・・・」
真姫「・・・」ぴっ
穂乃果「春と言ってもまだまだ冷えるね~」
真姫「・・・はい」ぶるっ
ふぁさっ
真姫「!?」
穂乃果「汚いブレザーで申し訳ないけど・・・風邪引いたら困るからね」
真姫「いや、あの・・・でも」
穂乃果「迷惑かな?」
真姫「いえっ・・・! そんなことは全然・・・///」ぶんぶん
穂乃果「そう、ならよかった」
真姫「あ・・・」
穂乃果「カーディガンか・・・」
ぱさっ
真姫「!」
穂乃果「立ちっぱなしは疲れるでしょ、座って」
真姫「あの・・・カーディガンが・・・」
穂乃果「もう敷いちゃったから、どっちにしろ汚れてるよ」
穂乃果「気にしないで座って」
真姫「はい・・・///」ちょこん
真姫「・・・」そわそわ
穂乃果「こんな時間には誰も来ないよ、ましてこんな屋上」
真姫「そ、そうなんですか?」
穂乃果「さあ?」(見える見える・・・)
真姫「なんですか、それ」くすっ
穂乃果「はは」(見えた! ぱんつ見えた! でも何色だろう)
真姫「それで・・・自分が何をしたいのかわからなくなっちゃって」
穂乃果「・・・」
将来かぁ・・・
真面目な娘なんだなぁ、僕なんか普段はたくさん寝てたくさん食べてたくさんセックスしたいくらいしか考えてないのに
真姫「・・・せんぱい?」
穂乃果「・・・僕はいつも沢山寝て沢山食べたい、くらいしか考えてないよ?」
真姫「ふふっ、そうですか、あはは」
穂乃果「あはは」
穂乃果「ピアノか~」
穂乃果「よく指動くよね~あれぼろろんぽろろんってピギアアアアアア!」ずきん
真姫「!?」びくっ
ちくしょう、痛い、右手がぶっ壊れてたの、忘れてた
穂乃果「あ、いや・・・気にしないで」
真姫「は・・・はい」びくびく
真姫「あの」
穂乃果「ん」
真姫「せんぱいは、大人になったらやってみたいってこと、ありますか?」
穂乃果「う~ん・・・」
大人になったら、やってみたいこと
大学・・・行けるわけないか
お店の手伝い・・・やりたくないなぁ
お店を継ぐ・・・一年持たずに潰してしまいそうだ
トレーニング・・・めんどくさい
スポーツ・・・たまにやるぶんにはいいんだけど
ゲーム・・・別にいいや
SEX・・・すっごくしたい
片っ端から可愛い女の子に種付け、これかな~やっぱ
穂乃果「そうだなあ」
真姫「・・・」わくわく
穂乃果「深夜に・・・能面つけて徘徊して、出くわした女の子を全力で追いかけ回す、かなぁ」
真姫「・・・」
真姫「あの、洒落にならないのでやめてください、ほんと」
真姫「ていうかそれ、今でも出来るじゃないですか・・・」
穂乃果「むう・・・高校生は深夜は出歩いちゃダメだよ?」
真姫「そこは守るんですね・・・」
穂乃果「喉渇いたね、何か飲み物買ってくるよ」
真姫「あ・・・あの」
穂乃果「?」
真姫「あの、一人に・・・」
穂乃果「わかってる、一緒に行こうか」
真姫「は、はい・・・っ!」ぱああっ
穂乃果「・・・」
真姫「・・・」
真姫「あの、お金は私が出しますから・・・」
穂乃果「・・・申し訳ない」
真姫「どれにしますか?」
穂乃果「ん・・・じゃあブラックコーヒーを」
真姫「私はココア・・・っと」がこん
穂乃果「・・・とっても美味しいね・・・」
真姫「顔、すごいことになってますよ・・・」
穂乃果「ゲヘェ・・・ブラックってこんなに苦いんだね・・・」
真姫「飲んだこと無かったんですか?」
穂乃果「うん・・・同じ値段ならいつもジュースを買ってたから」
穂乃果「あ・・・ココア美味しい」ずずっ
真姫「・・・苦っ」ずずっ
真姫「勉強するときとか、たまに飲みません?」
穂乃果「あー、眠気覚まし、とかいうやつ?」
穂乃果「勉強なんてしてないし眠くなったら寝るからわかんないや」
真姫「勉強、しないんですか?」
穂乃果「んー、うん」
真姫「それじゃあ、テストとか・・・」
穂乃果「あー、だいたい赤点」
真姫「・・・それで進級とかできるんですか?」
穂乃果「知らない、でもなんかできた」
きっと、どこかでなにか不思議な力が働いているんだろうなぁ
穂乃果「綺麗な・・・夜景だ」
真姫「・・・」こくり
穂乃果「たまにね、こうやって・・・どこかの上で夜景を見るんだ」
真姫「私も・・・星とかなら、たまに」
穂乃果「そう、でも僕はあんまり星は興味ないや」
真姫「ええ・・・綺麗ですよ、星」
穂乃果「なにかを見上げるのは好きじゃないかな、見下ろすのは好きなんだけど・・・そんなことよりほら」
穂乃果「夜なのに、明るいね」
穂乃果「あの、光のひとつひとつに・・・それぞれの物語があるんだよね」
真姫「はあ・・・」
穂乃果「あの灯りは、家でドラマを見ているのかもね」
穂乃果「あのビルの灯りは、きっと残業だね」
穂乃果「あの車は・・・帰宅途中かな、それとももしかしたら塾帰りの娘さんの、迎えなのかもしれないね」
真姫「・・・」
穂乃果「・・・」すっ・・・ついつい
真姫「?」
穂乃果ちゃんのスマホ「・・・」ぺかー
穂乃果「・・・これで僕たちも、あの光の仲間入りだ」
真姫「くすっ・・・せんぱいはロマンチストなんですね」
穂乃果「あはは」
真姫「でも、向こうからこちらは見えないと思いますよ?」
真姫「ほら、あそこの信号待ちの人たち、きっと何人かは携帯を弄ってるんでしょうけど、こちらからはなにも見えないわ」
穂乃果「あの先頭の真顔のおっさん・・・いま『クッソワロタwwwwwwww』って書き込んでるね」
真姫「・・・目、いいんですね」
穂乃果「こうしてさ、ビルのてっぺんに腰掛けてるのなんて・・・ヒーローみたいじゃない?」
真姫「じゃ、じゃあ私はヒロイ・・・///」
穂乃果「3号かな」
真姫「・・・」しょぼん
穂乃果「ほっ」ばっ
真姫「あ、危ないですよ・・・! そんな前に・・・!」
穂乃果「飛び降りてみる?」
真姫「え‘’っ・・・!!」びっくぅ!
穂乃果「40m・・・もないかな、うん、いけるよ」
真姫「いや・・・あの、ほんとに・・・」
穂乃果「ほら、後ろ向きに立って手を広げて」
真姫「ひいいっ! ひあああっ・・・!」
穂乃果「どうしたの? ほら、早く」ぐいっ
真姫「やだ・・・っ、やだやだっ!」
真姫「まだ死にたくないのぉ・・・」ぽろぽろ
穂乃果「・・・」
真姫「う~・・・!」ぽろぽろ
穂乃果「あはは、冗談だよ」
真姫「・・・ほんと?」ぐすっ
穂乃果「いくら僕だって、嫌がる女の子を無理矢理・・・なんてことは」
真姫「・・・ですよね、いくらなんでもそこまで」
真姫「・・・あの」
穂乃果「・・・」
真姫「何で私たち、いま浮いてるんで・・・」
真姫「いやあああああああああああ」
びゅおおおおおおおおおん!!!
真姫「う‘’~・・・うう~・・・!」ぼろぼろ
穂乃果「あははは、ごめんごめん」
真姫「ほんどに‘’! 怖かったんですがらぁ‘’~・・・!!!」ひっぐひっぐ
穂乃果「はいはい、ごめんごめん」ぽんぽん
真姫「ずびっ・・・ずびびっ・・・」
穂乃果「汚っ」
穂乃果「それより、ほら」
真姫「・・・うちの病院」
穂乃果「良かった、合ってた!」
真姫「・・・」
穂乃果「時間も間に合ってるし、問題ないよね」
真姫「・・・あの」
穂乃果「それじゃあ、また明日」ファサ
真姫「あのっ!」
穂乃果「?」
真姫「あの、その・・・うちの家が、うちの病院ってわけじゃないんですけど・・・」
穂乃果「・・・あっそ」
穂乃果「全く! 面倒な娘だなあ!」
真姫「ひっ・・・」びくっ
穂乃果「ここ違うよ、だけじゃなくて家に送ってください、まで言えばいいのに!」
真姫「ご、ごめんなさい・・・」
穂乃果「だいたい、方向違うならその時点で言ってよ!」
真姫「そ、それはせんぱいが・・・」
穂乃果「ああん!?」
真姫「ひっ! ごめんなさい・・・!」
穂乃果「ほら、着いたよ!」
真姫「あ・・・ありがとう、ございます・・・」
穂乃果「じゃあね! お母さん心配するから寄り道せずにお家に帰るんだよ!」
真姫「目の前ですけど・・・」
穂乃果「穴掘ったりするかもしれないじゃん!」
真姫(穴・・・?)
真姫「・・・」
真姫「あの・・・」
穂乃果「何!」
真姫「ひっ!? あの、その・・・」
真姫「せんぱいの家族の方は、なにをされてるのかなって・・・」
穂乃果「・・・」
穂乃果「ああ・・・」
真姫「・・・!?」
穂乃果「・・・みんな、もう」
真姫(やば・・・地雷踏んじゃった・・・? 寄り道するんじゃなかった・・・!)
穂乃果「・・・」
真姫「・・・ごめんなさい、私無神経なことを・・・」
穂乃果「いいよ、気にしないで」
穂乃果「僕は・・・平気だから」にっ
真姫「・・・そんな」
prrrrrrr
穂乃果「はい、穂乃「「「お兄ちゃんッッ!! どこで何やってんのッッッ!!お母さんカンカンだよッ!!!」」」
真姫「・・・」
穂乃果「いま仙台! 帰るの時間かかるから!」
穂乃果「ホントホント! え? ウソウソ! すぐ帰るから! 亜里沙ちゃんキープ! えっ? 駄目! それだけは絶対に駄目!」
穂乃果「家の側だから! じゃあね!」ぷつん
真姫「・・・」
真姫「・・・家族おるやん」
穂乃果「じゃあね! 寄り道しちゃ駄目だよ!」
真姫「あ・・・」
真姫(寄り道・・・)
真姫(最後に、これくらいはいいよね・・・?)
真姫「あの・・・ッ!」
穂乃果「ああ!!?」くわっ
真姫「ひいんっ! いや、あの・・・その」
真姫「~ッ・・・!!!」
真姫「・・・電話番号、教えてください・・・///」
穂乃果「・・・」
真姫「・・・///」どきどき ばっくんばっくん
穂乃果「・・・ん」ぽいっ
真姫「!? きゃっ」ぱしっ
穂乃果「・・・好きにしていいけど」
穂乃果「なるべく、早く終わらせてね」
真姫「ひゃ・・・はいっ!」わたわた
えっと・・・えっと、赤外線は・・・
な、無いっ!?
・・・
気が引けるけど、連絡先から・・・
真姫「・・・」ついつい
女の子、多いのね・・・
真姫「・・・」どきどき
真姫「・・・///」ついつい
とうろく・・・かんりょう・・・!
穂乃果「まだ?」
真姫「あ・・・終わりました」
穂乃果「そ」ぱしっ
穂乃果「じゃ・・・また」
真姫「はい・・・っ! 今日は本当にありがとうございました・・・!」
穂乃果「ん、おやすみ」
真姫「お・・・おやすみなさい!」
あっという間
私が瞬きをしたそのとき既に、せんぱいは居なくなっていた
真姫「・・・」
真姫「もう、10時半・・・」
時間ってこんなに早く過ぎるんだ・・・
それはなんだか、とても懐かしい感覚
真姫「楽しかった・・・な///」
体が、すごく軽くなった気がするわ
せんぱいのようには飛べないけれど、ね
真姫「~!!!」にやにや
登録したアドレスを眺めては、不思議と顔が綻ぶ
真姫「高坂穂乃果・・・せんぱい///」
これが、私の、恋のはじまり
二話終わりオチ無し
三話は今週中に
第三話
ntr
22時から更新予定
翌日の放課後
ことり「それじゃ穂乃果ちゃん、私先に帰ってるね♥」ふりふり
穂乃果「あー、あー」
穂乃果「・・・」
穂乃果「こんな日に補習テストだなんて、ついてないよ・・・」
穂乃果「・・・」じーっ
絵里「なによ」
穂乃果「なんで生徒が監督やってんのさ」
絵里「あなた、今まで補習何回逃げ出してきたか覚えてる?」
穂乃果「・・・」
絵里「それでも1年のときの単位をなんとかしてあげたいって理事長からのご厚意なんだから」
逃げられそうもない・・・か
絵里「机から離れた時点で逃走と見なしますからね」
穂乃果「はあ~~~っ」
絵里ちゃんの戦闘スタイルは待ち一辺倒!
その性質から防御術やカウンター技、投げや拘束技術に長けています
絵里ちゃんは強い
肉を斬らせて骨を断つ戦法から素の防御力もかなりのものです
僕ならキツいの叩き込めば一撃で終わらせることもできると思うけど・・・
そんな攻撃、いいカモだ
相討ち、よくても重傷は避けられない・・・といったところかな
傷を負ってしまっては、ことりちゃんとセックスする体力も残らない・・・
やはり大人しく追試を受けるしかないか・・・
穂乃果「・・・絵里ちゃんはそれでいいの」
絵里「私は別に・・・穂乃果の悪戦苦闘してる顔を眺めているだけで楽しいから」にっこり
穂乃果「ちっ・・・」
----2時間後
穂乃果「ねー絵里ちゃんこれわかんない」
絵里「あら、起きたの・・・どれどれ、どこがわからないの?」
穂乃果「は? 全部」
絵里「・・・これ教科書の例題そのまんまじゃない」
穂乃果「解かせるなら中学のやつ持ってきて欲しいんだけど」
絵里「はぁ・・・まあ例題と言ってもバカに出来ないものよね」
絵里「じゃ、説明するわね」かきかき
穂乃果「・・・ヘッタクソな字だなあ」
絵里「黙りなさい、チョークは慣れてないのよ」
穂乃果「・・・あーあー意味不明、意味理解(わか)らない・・・無理、もう無理!」
絵里「はあ・・・まあ今日は英語古典と現社やったからいいか・・・」
穂乃果「だいたいこんなん一日無理でしょ」
絵里「一年でも無理だったものね」
穂乃果「うるっさいな・・・『指名』するよ」
絵里「私はいつでも大歓迎よ?」
穂乃果「ちっ・・・///」
絵里「・・・」
絵里「あら・・・今日は弓道部休みなのね」
絵里「てっきり毎日乱交しているもんだと思っていたんだけど」
穂乃果「ヤってるでしょ・・・」
穂乃果「・・・」
穂乃果「」がたっ
絵里「こら」ぽかっ
穂乃果「マジ? 今日休み・・・!?」
絵里「え、ええ、だって閉まってるもの・・・」
穂乃果「・・・!」prrrrrrrr
絵里「ちょっと」
穂乃果「出ろ・・・出ろ・・・!!」prrrrrrr
穂乃果「・・・」
穂乃果→ことり[うわきだめ]送信
穂乃果→海未[やめろ]送信
穂乃果「くそ・・・! くっそ・・・!!」
絵里「どうしたのよ?」
穂乃果「あの野郎・・・! あの野郎まさか!」
ぴろりろり~ん♪
穂乃果「!!」
ことり→[えっ?なんのこと??(・8・)チュンチュン]
海未→[えっ? 何のことです?(*´ 8`)パンパン]
穂乃果「ああああああああああああああ!!!!!!??」
絵里「あー・・・なるほどね」
穂乃果「あの野郎・・・!!! ぶっ●してやる・・・!!!」ヒッヒッフーヒッヒッフー
絵里「穂乃果、目から血が出てるわよ」
穂乃果「ごめん、絵里ちゃん・・・行かなきゃ、●してこなきゃ」
絵里「気にしないで、補習は私がなんとかしておくわ」
穂乃果「ありがとう・・・行ってくる」
絵里「穂乃果!」
穂乃果「・・・何」
絵里「奪われないように頑張るのよ!」グッb
穂乃果「はー??? もう奪われたんだが~~~??????」
ダダダダダダッ
穂乃果「くっそ、あいつどこだ・・・?」きょろきょろ
prrrrrrr
穂乃果「はい穂乃果!!!」
海未『いま上野に居ます』
穂乃果「いい度胸じゃん・・・!!」だだだっ!!
----上野
穂乃果「いないぞ・・・どこだ!?」
prrrrr
穂乃果「はい穂乃果!!!」
海未『いま御徒町に居ます』
穂乃果「はああああああああああああ!!!?? ぜっっっったい動かないでよ!!!??」だだだだっ!!!
----御徒町
穂乃果「どこだ・・・どこだどこだどこだ・・・!!?」きょろきょろ
prrrrrr
穂乃果「はい穂乃果!!!」
海未『いま秋葉原に居ます』
穂乃果「なんで動くの? ねえなんで動くの????」だだだだだっ!!!!
----秋葉原
穂乃果「なんだあそこのオタクカップル共・・・●戮したい」
prrrrrrr
穂乃果「は穂!!!!」
真姫『はい・・・? それより、あの、今お暇・・・』ぶちっ!!!
穂乃果「誰だよこいつ、それよりあいつどこだ・・・!?」
prrrrrrrr
穂乃果「はい!!!?」
海未『いま神田に居ます』
穂乃果「今から行くからな??? 僕のタイム数えてろよ????」だだだだだっ!!!!
ツーツー
真姫「・・・」
真姫「・・・くすん」
穂乃果「・・・」ぴたっ
穂乃果「いや、流石に僕でもわかるよ」
穂乃果「どうせ次のにいるんでしょ!!?」くるっだだだだっ!!!
----東京
穂乃果「よりに、よってここかよ・・・」きょろきょろ
穂乃果「人多いな・・・」
穂乃果「殺気で探知するか・・・?」
prrrrrrrr
穂乃果「ちっ・・・」
穂乃果「はい穂乃果・・・!!」
『えっ♥ ダメっ・・・!! 穂乃果ちゃんに聞こえちゃうよぉ♥』
穂乃果「・・・」
『やんっ♥ そんなとこっ♥』
『あっ♥ ああっやんっ♥ そこっ、だめぇ・・・っ♥』
『イクっ・・・! イっちゃう♥ ことりイっちゃう~っ♥』プッシャアアアア
ばきっ!!!!!!
穂乃果「・・・」
穂乃果「ウオンハァアッァァッァアアアアアアアアアアアアアアアィヤィヤイヤァァァァァァホヌゥイジュョヌダ」
ことり「あっ♥ あっ♥ あっ♥」びくっびくっびくんっ!
穂乃果「」ずざざざっ
ことり「あ・・・♥ 穂乃果ちゃん・・・」
ことり「見て・・・♥ こんなにたくさん出されちゃった・・・♥」くぱぁ
穂乃果「・・・海未ちゃんは」
ことり「海未ちゃん・・・?♥ あれれ♥ あれれ♥ あのね♥ さっきまでね・・・♥」
穂乃果「・・・」
----夜
『お掛けになった電話番号は、現在・・・』
真姫「・・・」
真姫「・・・くすん」
海未「今日は穂乃果はお休みですか?」
ことり「みたいだね? 私は何も聞いてないよ?」
----放課後
女子生徒「「高坂くんだ! 高坂くんよ!!」」ギャーギャー
ことり「!」
海未「・・・!」
ことり「・・・」
校門に、仁王立ち
ただならぬ殺気は、一般人である私でも感じ取れます
決闘ーー。
海未「貴方の死に場所は、校門ですか・・・? 穂乃果・・・!」
女子生徒「決闘よ! 決闘だわ!」
女子生徒「私、初めて観るわ!!!」
ワーキャーワーキャー
ワーキャーワーキャー
真姫「な・・・なんの騒ぎ?」
凛「決闘だよ」
真姫「・・・星空さん」
凛「あの様子じゃ、相当ご立腹のようだね」
花陽「凛ちゃん! 私たちも早く見に行こうよ!」
花陽「凛ちゃん! どっちが勝つのかな?」
凛「穂乃果ちゃんは・・・負けるだろうね、腕をケガしているし何より怒りで冷静さを欠いている」
真姫「!? せんぱい・・・?」
花陽「そうかな? でも怒りのパワーで・・・」
凛「海未ちゃんは技巧派、器用に技を使いこなす」
凛「ある水準以上はパワーだけでは押し切れないんだよ・・・!」
凛(とは言え、あれほどの気迫・・・圧倒されて技が出せない、なんてことも)
凛(いや、海未ちゃんに限ってそれはない・・・)
凛「この勝負、海未ちゃんが勝つよ!」
真姫「・・・!」
「「きゃー!! きゃー!!!」」
「「高坂くーーーん!!!」」「「海未さまーーー!!!」」
穂乃果「・・・」
海未「・・・」ざっ・・・
穂乃果「来たね・・・」
海未「・・・ええ」
ざわ・・・ざわ・・・
希「何が始まるん?」
絵里「決闘よ」
理事長「立会人は、この私が努めさせていただきます!」
「「「ウオオオオオオオオオオ!!!!」」」
理事長「それでは、ボディーチェックを・・・」
穂乃果「・・・」
海未「・・・」
理事長「・・・」さわさわ
穂乃果「・・・んっ///」
理事長「・・・まぁ♥」さわさわ
海未「・・・あふんっ///」
「「「オアアアアアアアアア!!!!?」」」
「「引っ込めーーー!!!」」「「焼き鳥にするぞーーー!!」」
理事長「あふん♥」ボゴォ
ことり「二人とも・・・! 私のために・・・!」
「「「「ポアアアアアアアアアア!!!!??!?」」」」
「「理事長共々親子丼にするぞーーー!!!」」
絵里「この親子は・・・」
わーきゃーわーきゃー
穂乃果「・・・先に言っておく」
穂乃果「僕は、君を本気で殺 す」
海未「・・・そうですか」
穂乃果「そっちは、なにか」
海未「そうですね・・・」
海未「・・・安心してください」
海未「命までは、取りませんから」にたぁっ・・・!
穂乃果「・・・てめぇっ・・・!!」ぶちぶちぶちっ!
穂乃果「そのスかした顔を・・・」ゆらぁっ
びゅんっ・・・!!!
海未「!」さっ
ばがぁああああんっっっ!!!!
「「キャアアアアアアア!!!!」」
穂乃果「血反吐に濡らして晒してやるっ・・・!!!」
海未「・・・!!」しゅばぁっ!!
たったったっ
真姫「! せんぱいっ!」ぜえぜえ
理事長「実況はこの私、南がお送りします!」
絵里「では、解説は私絢瀬が」
穂乃果「ふっ!! ふっ!」シュッ ビシュッ
海未「・・・」サッ シュンッ
理事長「・・・」
理事長「えっと、えと・・・二人はステップを踏んでいます・・・!」
絵里「理事長・・・見えないなら無理しないでください・・・」
理事長「・・・」
改めまして、実況は私、星空凛がお送りします!
穂乃果「ふっ!! ほっ!」シュッ ビシュッ
海未「ぬ・・・」サッ シュンッ
穂乃果ちゃんのスタイルは単純、牽制しながらスキを見つけて強烈な一撃を叩き込むスタイル
牽制といえどジャブは穂乃果ちゃんの強力な武器
当たったらホントに痛いのです
だから海未ちゃんも、受けずに避けることを優先している!
絵里「その通りよ」
穂乃果「てあっ!」げしっ
海未「・・・!」
不意に混ぜられた足技、刺さるローキック
海未「くっ・・・」
穂乃果ちゃん、思ったよりクールだ
穂乃果「ヒュッ」ブオオオオッ
海未「・・・シャアアッ!」ギリギリギリ
振り下ろされる拳を迎え撃つのは、海未ちゃんの手刀
ガキィン!!!
穂乃果「・・・!」
海未「・・・ッッ!!」ミシッ
しかしフックが入った上海未ちゃんの手刀は苦肉の策
最初にダメージを受けたのは、海未ちゃんだった
絵里「その通りね」
真姫「せんぱい・・・!」
「「ウォアアアアア!!!」」
「「高坂くーーん!!」」「「海未さまー!!頑張ってー!!」」
穂乃果「オラオラオラオラオラオラオラァ!!」ズ┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド
先ほどの相殺時に崩れた海未ちゃんの体勢に付け入る穂乃果ちゃん
そのラッシュは万全な体制でも受けきるのが難しい手数と速度と威力で
海未「ちいっ・・・!! くうあっ・・・!!!」ビシバシュビシ
穂乃果「入るッ・・・!」ブオオオオッ
海未「!」
ズドンッッッ!!
海未「がッ!!」
ベキベキッ・・・!!!
海未「げほぁっ・・・!!!」べちゃ
凛「入ッたああああ!!!!!(ち●ちんではない)」
絵里「そうね」
「「何も解説してねーじゃねーか!!!」」
「「引っ込めーー!!! クソ解説!!!」」
絵里「ちょっと凛! あなたが何でも言っちゃうから私がヒドい言われようじゃない!」
凛「・・・!!? そんなことよりほら!」
穂乃果「!? いっ痛ぅあああああ!」
絵里「!」
「「な、なぜ高坂くんが!?」」
どよ・・・どよ・・・!!
これは・・・この技は・・・!
絵里ちゃんのカウンター技の一つ・・・!
凛「間接卸し」
絵里「別に名前付けてないんだけど」
穂乃果「があああああっ!!」ゴキン
穂乃果「くっそ・・・」ごきっごきっ
穂乃果「なんで・・・絵里ちゃんの技を海未ちゃんが」ずきずき
凛「それは凛も気になるにゃー」
海未「・・・」ヨロ
海未「穂乃果とことりが付き合っていたこの間」
穂乃果「!」
海未「絵里とセックスしたんですよ、そして体得しました」
絵里「な・・・!」
海未「そのぶんたっぷり搾り取られましたがね・・・」
穂乃果「なん・・・だと」
海未「私が絵里を、突き上げる度に起こす反応」
海未「その無意識の反応から絵里の奥義を掴み取りました」
絵里「まさか・・・! アレは私が十数年で編み出した秘技・・・」
絵里「それをたった数日で・・・そんな」
海未「今の私は・・・絵里のような待ち性能も備えていると思っていただいて結構です」
穂乃果「ぐっ・・・」
海未「ま・・・乳房がないぶん胸の防御力は些か劣るかわかりませんがね」
海未「ところでどうです? 絵里ならまだしも・・・私を一撃で破る術はありますか?」
海未「無ければジリ貧、それは即ち貴方の負けを意味します・・・」
穂乃果「く・・・ぐぎぎ・・・!!」
ざわ・・・ざわ・・・
「「ああ・・・」」「「よくわからないけどもう終わりだ・・・」」
真姫「・・・ッ」
穂乃果「・・・うぐ、うう・・・」
穂乃果「うわあああああ!!!!!」ガバッ!!
凛「!」絵里「!!」
海未「! ふふ・・・ヤケクソですか・・・!」バッ
穂乃果「ウリャウリャウリャウリャオラアアアア!!!!!」ボコボコボコボコボコボコォ
「「腕が・・・何本にも見える!」」
「「高坂くん!!」」「「観音さま~!!」」
先程よりもコンマあたりの打ち込み数は多い
・・・が
海未「ふふふふっ・・・理解(わか)る、打ち込む場所が理解(わかる)!!」
駄目・・・っ!!
完全に読まれている・・・っ!
穂乃果「くそ・・・クソッ、畜生!!」ボコボコボコボコボコ
凛「穂乃果ちゃん! 一旦引いて落ち着いて!」
海未「もう遅い」
凛「!?」
絵里「!」
女子生徒「「あッ・・・!!!?」」
真姫「!!?」
穂乃果「・・・ッ!?」ぴたっ
穂乃果「な・・・なんだ、これ」がくっ・・・がくがくっ
「「高坂くん・・・?」」
「「どうして急にパントマイムを・・・」」
穂乃果「身体が・・・ッ動かっ・・・!」
海未「やれやれ、ようやく効いてきましたか」
カランッ・・・カッ
凛「あれは・・・ナイフ!」
絵里「あの形状・・・毒ね」
凛「あの連打の最中に少しずつ斬撃を与えていたのか・・・」
凛「確かによく見ると切り傷があちらこちらに」
穂乃果「ぐうっ・・・!」ポタポタッ
絵里「ええ、途中から海未は微妙に不自然な動きをしていたもの」
絵里「しかし・・・いつもの穂乃果なら見過ごさない違和感でもあったはず」
海未「0.1mgでクジラも動けなくなる毒なんですよ? とんだタフガイですね」すたすたすた
穂乃果「く・・・来るな」
凛「クールじゃ、なかった・・・」
絵里「そう、それが敗因。 穂乃果の負けよ」
海未「最後に、なにか言い残す言葉はありますか?」
海未「あれば今のうちにどうぞ」ゴゴゴゴゴゴ
穂乃果「・・・!」
凛「あの予備動作はっ!」
絵里「まさか・・・! アレを!?」
ざわざわ・・・
「「急に海未さまの動きがゆっくりに・・・」」「「私たちよりずっと遅くなったわ!」」
穂乃果「! ちっ、くしょう・・・!!!」わなわな
ハイスピードカメラを再生しているときのような、ゆっくりとした動作
掌底を撃ち込む構え、その流れ
違うのは、超速ではなく、実際に遅いところ
凛も実際に目にするのは初めてだ
絵里「こんな大技、普通は当たらないから」
絵里「しかも対人のみ・・・修得に技術と労力を要しながらいっさいの使い道のない技と、私も触れたことがなかったのだけど」
絵里「流石は技の宝庫、海未ね こんな技までマスターしているとは・・・」
海未「・・・コオオッ」すううっ
掌底は、あと十数秒で穂乃果ちゃんの腹部に到達する
ざわ・・・ざわ
「「なに、あれ」」「「当たったら痛いの? あれ」」
真姫「・・・っ」どきどき
海未「・・・」すっ・・・
穂乃果「が・・・く・・・!」ガクガクッ
凛「相当強い毒みたいだね」
絵里「穂乃果! なにか一言!」
穂乃果「・・・くそっ」
穂乃果「・・・ちくしょう、畜生畜生畜生・・・!!!」
海未「・・・」すうっ・・・
穂乃果「畜生畜生畜生畜生畜生・・・!!!」
穂乃果「ボディチェックは・・・! いったいなんだったんだよお・・・!!!」
海未「ふふっ・・・!!」
海未「私の、勝ちです! 穂乃果!!」
すっ・・・
とんっ
.
.
.
ボギャ
.
.
.
穂乃果「ゴッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!」
.
.
ずっどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおあおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!
「「「キャアアアアアアアア!!!!!!」」」
凛「!!!!??」
絵里「なァっ・・・!!!!!」
衝撃波
そして降り注ぐ穂乃果ちゃんの血
私たちは、信じ難いものを見た
ゴオオオオオオオオオオオッ!!!!!
「「「きゃあああああああああっ!!!」」」
凛「風圧がッ!!!」
運動量保存則を超越した打撃
カタツムリに劣るあの速度で放たれた掌底は、穂乃果ちゃんを吹き飛ばした
この凛にも視認できない速度で、吹き飛ばした
バッガアアアアアアアンッ!!!!!!
ゴロゴロゴロゴロゴロ
「「きゃああああああ!!」」
血の軌道を見るに、穂乃果ちゃんは校舎の土間に吹き飛ばされているようだ
巻き込まれて塊魂となった女子生徒と共に
ドッガアアアアアアアアアンン!!!!
地獄絵図
街路樹の葉はすべて消し飛び、女子の制服もすべて消え去った
真っ赤に染まる私たちの下着
これ、全部穂乃果ちゃんの血です
海未「ふっ・・・ははは!」
海未「いやぁ~、スゴい威力ですね」
「「「きゃあ~!!!! 海未さまぁ~♥!!!!!」」」
凛「勝者は・・・海未ちゃんにゃ!!!」
「「「ウオオオオオオオオアアオ!!!!!」」」
海未「ふっ・・・」ファサ
海未「さ、ことり・・・こちらへいらっしゃい」
ことり「は・・・はいっ♥」とてちて
海未「ふふ・・・!」ぎゅっ
海未「これで貴女は私の彼女です・・・!」
ことり「あっ・・・♥」ぴくっ
「「「うおああああああああああ!!!!!?!」」」
絵里「ハラショー・・・!」ぐすん
海未「ああ、そうだ・・・」
海未「凛、貴女を明日の朝まで『指名』します・・・後で私の家へ来なさい」
凛「ええっ!? なんで・・・!?」
海未「私を『ちゃん』付けするのは許しません」
凛「ええ~・・・」
海未「罰です」
『指名』とはッ!
海未ちゃん、または穂乃果ちゃんが学校の女の子を指名できる非公式のシステムです!
効果は学外にも及び、お出掛けデートや膝枕、朝食を作ってもらうなど二人が自由に設定できます!
女の子側に拒否権はありません!
かといってバックレてもペナルティがあるわけではないのですが
女子「え~♥ 私他校に彼氏いるのに♥」
海未「ほう・・・では貴女も『指名』です」
女子「え~っ♥ ○○くん泣いちゃうよ~♥」
海未「他校の男子と交際だなんてこの私が許しませんよ・・・ふふ」
女子「や~ん♥」
「「はいはい! あたしも!!」」「「あたしも彼氏いますゥ~ッ!!」」
「「あ~ん♥ 私だってぇー!♥」」
わいわいがやがや
海未「ふふふふふふ・・・!」
海未「フーハッハッハッハッハ!」
にこ「・・・」
にこ「へえ~・・・なんかよくわからなかったけどあの二人凄いなぁ・・・」
ごろごろごろごろごろ!!!
「「いやああああああ~!!!」」
どっかああああん!!!
真姫「・・・いたた・・・やっと止まった・・・」
穂乃果「ゲホッゲホッ」ぼたぼた
真姫「! せんぱいっ!」
穂乃果「ゴバアッ」ブシャ
真姫「大変! お腹に穴が・・・!!」
真姫「しかもこんな埃だらけのところで・・・!」
穂乃果「僕は・・・」
真姫「! 喋っちゃダメ! 傷口が開いちゃうわ!」
穂乃果「大丈夫だから・・・それよ、り他の娘たち・・・を」ゴバァッ
女子「きゅ~・・・」
真姫「そんなわけ・・・そ、そうだ、救急車・・・」ピポパポ
雪穂「あっちゃあ~・・・またひっどくやられたね・・・」ザッ!
穂乃果「・・・げほっ」
真姫「!?」
雪穂「診ていてくれたんですか? ありがとうございます」
雪穂「でも救急車は呼ばなくて結構ですよ」
真姫「な・・・」
雪穂「よければ、生徒さんたちを保健室に連れて行ってあげて下さい」
雪穂「さほど強く打っていないようですし」
雪穂「この兄は私が家に持って帰りますから」
真姫「え・・・」
穂乃果「・・・ちくしょう、畜生・・・」
雪穂「えと・・・それじゃ」ひゅんっ
真姫「あ・・・あの」
真姫「・・・」ぽかーん
三話終わりオチ無し
四話は今月中に
23時から
穂乃果「・・・」
ことりちゃんを海未さまに奪われてから、穂乃果ちゃんの性生活は乱れる一方
お昼休みや放課後は手当たり次第に誰かを『指名』しています
穂乃果「・・・」とぼとぼ
女子1「でねー♪」
2「うんうん~♪」
穂乃果「・・・」
穂乃果「二人とも・・・」
女子1「あ、穂乃果先輩だ~♪」
2「了解でーす、くすくす」
穂乃果「・・・」
第4話タイトル無し
女子1「はあ・・・はあ♥」
女子2「・・・♥ 良かったぁ~・・・♥」とろぉ・・・
穂乃果「・・・二人とも、ありがと」
穂乃果「ごめんね、付き合わせちゃって」
女子1「いえいえ、私たちで良ければいつでもどーぞ♪」
女子2「次は海未さまに負けないように頑張ってくださいね~♪ あはは」
穂乃果「・・・」
ぱんっぱんっ!
穂乃果「はあっ・・・はぁっ・・・!」ぱんぱんっ!
穂乃果「イくっ・・・!」びゅるるるっ
別の女子「あっ・・・♥ ああっ♥」びくんびくんっ
別の女子「え~♥ 中に出したの~?」
穂乃果「避妊はしない主義なんだ」
別の女子「え~ なにそれ~♥」
別の女子「でもどうせ出されるなら海未さまが良かったなぁ~♥」
穂乃果「・・・」
弓道部女子「まあ・・・どうしてもと言うなら・・・」
穂乃果「射精すよ・・・! 膣内に射精すよ!」ぱんぱんっ!
穂乃果「うっ・・・!!」どくんどくんっ!
弓道部女子「・・・んっ♥」
穂乃果「はあ、はあ・・・、舐めて綺麗にして」
弓道部女子「あむっ・・・れろ・・・」
穂乃果「ふう・・・ありがとう」なでなで
弓道部女子「・・・どういたしまして」
穂乃果「・・・」ぎゅっ
弓道部女子「・・・」
弓道部女子「あの、もういいですか?」
弓道部女子「部活・・・いま遅れてるので」
穂乃果「あっごめん」
弓道部女子「では、失礼します」たったったっ
穂乃果「・・・」
穂乃果「はぁ・・・」とぼとぼ
にこ「どーしたのっ、穂乃果ちゃん」ぴょこっ
穂乃果「あ・・・ニコ先輩」
にこ「乱れてるね~、まだ引きずってるの?」
穂乃果「・・・フェラして」
にこ「い、いきなりだな・・・」たじっ
にこ「まあいっか、このニコニーに任せなさい!」
にこ「う、う~ん・・・あれ? あむ・・・」ぺろぺろ
穂乃果「・・・へたくそ」
穂乃果「さっきの自信はなんだったのさ」
にこ「・・・だってちょっと前まで経験なかったもん」
穂乃果「・・・」
凛「大変だね」
真姫「・・・」
穂乃果「はーーーー」
穂乃果「なんでこうなるんだろ・・・」
凛「穂乃果ちゃんが良ければ、いつでも私を『指名』してくれて良いんだよ?」
穂乃果「はいはい、ありがと」なでなで
凛「にゃ」
真姫(私も・・・『指名』してくれないかな・・・)
穂乃果「浮気もせずに一途だったのになー」
穂乃果「なーんでこうなっちゃうのかなー」
穂乃果「なにがいけなかったんだろ・・・」
凛「それは・・・」
帰宅部だから・・・かな
凛「食べて寝てセックスだけしかしてない穂乃果ちゃんが食べて寝てセックスして修行する海未ちゃんに勝てるはずないにゃ」
穂乃果「うっ・・・」
真姫「・・・」
穂乃果「・・・またトレーニングするよ、弛んでた」
真姫「・・・あのっ」
穂乃果「ん?」
真姫「お怪我は、治りましたか・・・?」
穂乃果「うん、ああ、この通りだよ」かちゃかちゃ・・・ばっ
真姫「ひゃっ///」
凛「なんでズボンとパンツまで脱ぐの」
凛「真姫ちゃん真姫ちゃん」
真姫「?」
凛「今なら、告白したらOK貰えるかもよ?」
真姫「うええっ・・・べ、別に私は・・・」
真姫「・・・」
真姫「・・・貰える、かな?」
凛「さあ? でも海未ちゃんの人気が高い今が好機なのは間違いないよ」
真姫「・・・そ、そうね・・・! 私、やってみるわ・・・!」ぐっ!
凛「ふぁいとだよ! 真姫ちゃん!」
穂乃果「ごめん」
真姫「えっ・・・」がーん
穂乃果「というか・・・誰ちゃんだっけ?」
穂乃果「苗字が長かったのは覚えてるんだけど・・・」
真姫(がーん!! 名前覚えられてもなかった!)
真姫(メールも、電話も返事貰えなかったし・・・)
真姫(あれ、私なんでこれいけると思ったのかしら・・・)
真姫(ていうか私の苗字って高々三文字なんだけど・・・)
穂乃果「あ・・・思い出した、西木野総合ちゃんだ」
真姫「・・・」
真姫「あの・・・総合は苗字じゃないです」
穂乃果「・・・そう」
穂乃果「セフレならいいよ、セックスフレンド」
真姫「ええっ・・・!?」
穂乃果「時間もあるし、今日は僕の家で」
真姫「え、ええっ・・・!?」
がしっ
真姫「あっ・・・! ちょっと!」
びゅんっ!!!
真姫「ひゃああああ!!!」
真姫「やあんっ・・・吸っちゃダメぇっ・・・」
穂乃果「おっぱいはいい感じ・・・と」ぢゅううううう・・・
真姫「んーっ! んぐっ・・・! けほっ!」
穂乃果「フェラは未経験・・・」ぐいぐい
真姫「こ・・・こんなのが入るんですか・・・?」びくびく
穂乃果「・・・処女、と」ずぶり
真姫「あんっ、あっ、ダメっ・・・やあんっ!」ばっこばっこばっこばっこ
穂乃果「気持ちいい・・・やっぱり処女は格別だ・・・!」ぱんぱんぱんぱんっ!
穂乃果「出すよ! 中に出すよっ!」じゅっぷじゅっぷじゅっぷ
真姫「え・・・、え? ええっ・・・!?」ぱこぱこぱこぱこっ!
穂乃果「あっ!……あっ……あぁ~」びゅるるるるるるっ!!
真姫「あっ・・・あっ、あぁ♥」どくんどくん
真姫「赤ちゃん・・・できちゃう・・・はむっ」
穂乃果「あ、いい感じいい感じ」なでなで
真姫「ぢゅるるるっ・・・ちゅぱっ・・・」
穂乃果「ねえ、真姫ちゃんって偏差値どれくらい?」
真姫「ちゅうううっ、ちゅっ・・・いきなりどうしたんですか」
穂乃果「質問に答えて」
真姫「この前のやつなら・・・70くらい、ですかね・・・はむっ」ぱくっ
穂乃果「そうなんだ、僕は見方わかんなかったけどたしか20って書いてあったから産まれてくる子は50切るね」なでなで
真姫「~っ/// 意味不明・・・です」ぺろぺろ
穂乃果「お、上手上手・・・もう一発いい?」ぎんぎんっ
真姫「ひえっ・・・!」
じゅぼっ!!
真姫「ひゃあんっ、あっ・・・だめっ♥」ずちゅっずちゅっ
真姫「せ、せんぱい・・・」
穂乃果「ん」ずぷっずぷっ
真姫「あの、私・・・せんぱいの精液が飲みたいな~なんて・・・」
穂乃果「ふむ・・・」
----駿●台
真姫「うぇええ・・・お腹たぷたぷ・・・」げっぷ
いったい何回飲まされたのかしら・・・
でもあれを全部膣内に出されてたらと思うと・・・
いがいが、べとべと・・・
・・・あのタンパク質で、身長伸びたり筋肉付いたりしてくれないのかしら?
それにしても・・・私がマゾだったなんて
犯されるって、いいものね
せんぱいは、またしてくれるのかな・・・?
真姫(ああ飲みたい飲みたい飲みたい)
童貞ども「俺たちの西木野さんが・・・非処女っぽい雰囲気を纏ってる・・・」ぽろぽろ
クソゴミ童貞ども「あの顔は・・・男を知った顔だ・・・」ぽろぽろ
クソカスゴミクズ童貞ども「西木野さんとヤりたい・・・」
真姫「痛っ・・・」ずきん
真姫「・・・///」どきどき
真姫「~♪」
ことり「穂乃果ちゃんが?」
海未「ええ・・・最近は誰も『指名』していないようです」
ことり「そうなんだ、最近全く返信来ないからな~」
海未「ふむ・・・」
海未「しかし、これでは私ひとりでことりと女子生徒の相手をしなくてはならないわけです」
ことり「え~、他の娘の相手なんてイヤ、しちゃダメだよ!」ぎゅっ
海未「そうは言ってもですね、『指名』をしないと生徒のモチベーションが低下してしまうことは確認済み・・・」
海未「事実最近までは運動部の練習にも活気がありましたし練習試合でも結果を出しておりましたから」
ことり「む~」
海未「弓道部ですら少々影響があるのでは、と私は考えております」
ことり「・・・」むすっ
ことり(・・・穂乃果ちゃん、彼女さん出来たのかな・・・?)
ことり(そんなこと・・・ないよね?)
海未「それよりことり、似合ってますよ」
ことり「えへへ~そうかな?」きらっ
海未「ええ、ことりは可愛いですから」
ヒデコ「あ、ことりちゃん、可愛いピアスだね」
ことり「でしょ~?♥ 海未ちゃんに貰ったの♥」きらっ
フミコ「へえ、海未さまも付けてる」
海未「ええ、二人でひとつです」
ことり「こーやってくっつけると・・・」ぎゅっ
ヒデコ「あっ! ハート型になった!」
フミコ「ポル●レフのピアスみたいだね~」
ことり「えへ♥」
海未「ふふふ・・・」
ミカ「でも離れちゃったらハート割れちゃうね」
海未「・・・」
海未「ミカ、『指名』です・・・今日の私の数学の宿題を全部やりなさい」
ミカ「えっ・・・」
絵里「風紀の乱れ・・・ね」
絵里「うちは化粧、染髪、制服の改造について甘いところがあるものね」
希「ふむふむ」
絵里「しかし・・・最近私が気になるのはそちらより」
絵里「生徒のピアス! これが問題だと思うの」
希「ピアスくらいええんちゃう? うちの先生たちもみんな空けとるやん」
絵里「確かに教師陣が空けているのだから風紀がどうこうってのもおかしな話」
絵里「でもそれ以前に私たちは学生で学校は職場ではなく『学校』なの」
絵里「・・・とにかく色々視線が痛くて面倒なのよ」
希「なるほどね」
絵里「・・・? あら、あなたもピアス空けていたの?」
希「あ、これ? 結構前から付けとるで?」
絵里「・・・それは気が付かなかったわ」
希「ええやろ? 片耳だし紺色でそんな目立たんしでも可愛いし♪」
絵里「・・・ま、許容できてそのくらいのものね」
凛「放課後よくデートしてるみたいだけど上手くいったの?」
真姫「いいえ、断られちゃったわ」
凛「ふーん・・・」
真姫「名前すら覚えられてなかったし・・・無謀かしら・・・」
凛「そうでもないみたいだよ?」
真姫「えっ?」
凛「だって最近は『指名』してないようだし」
凛「扱いがまるでセフレって感じがしないもん」
真姫「そ・・・そうなんだ///」
凛「・・・」
凛(あーあ、なら凛も告白すれば良かったかも)
真姫「え、せんぱいのこと知ってるの?」
真姫ママ「ええ、高坂穂乃果くんでしょ? 知ってるわよ、有名人だもの」
真姫「そ、そうなの・・・」
真姫ママ「学校の検査とかあったでしょ? あれうちの病院が検査させてもらってたの」
真姫ママ「海未さまの方はご家庭の方針でお身体の検査とか一切させていただけないんだけど・・・」
真姫「?」
真姫ママ「高坂くんにはお金を出して身体のあちこちの細胞のサンプルとか精子なんかも定期的に提供して貰っているの」
真姫ママ「うちの病院にも研究チームがあるんだけど・・・●×大学と共同でその細胞を研究しているのよ」
真姫「へ、へえ・・・そうなの・・・」ドンビキ
真姫ママ「真姫ちゃんがそっちが良いって言うなら、研究の道へ進んでもいいのよ?」
真姫「う、うん・・・考えとく」
----とあるビルの屋上
穂乃果「・・・」
prrrrrrr
穂乃果「ん」
穂乃果「・・・」
ぴっ
穂乃果「・・・ああ、真姫ちゃん?」
穂乃果「日曜・・・? ・・・うん、わかった、いいよ」
穂乃果「・・・電車使うの? いいよ僕がおぶっていくから」
穂乃果「トレーニング中だし、てかそっちの方が速いし」
穂乃果「え、ゆっくりしたい? どこの私鉄乗るつもりなのさ」
穂乃果「はあ・・・わかったよ」
穂乃果「・・・」
穂乃果「うん、わかった、楽しみにしとく」
穂乃果「・・・ちゃんとデザート入れといてよ?」
穂乃果「じゃ」
ピッ
穂乃果「・・・」
第四話終
続きは今年中に
さーて投稿するぞ
----予備校にて
真姫(・・・時間、ね)パタン
ゴミ「西木野さん! なに読んでるの?」
真姫「どいて、急いでるから」
クズ「西木野さん! どこ行くの?」
真姫「人を待たせてるの」
クズ「そ、それってボーイフレンドかい?」
真姫「あなたには関係ないでしょう、いいからそこどいて」
クソ「真姫ちゃん! 医進コースは今日はギッシリのはずだよ!」
真姫「必修は夜のだけでしょう、あと下の名前で呼ばないで」
カス「好きです! 付き合って下さい!」
真姫「ごめんなさい、興味ないの」すったすった
カス「・・・」
穂乃果「・・・」
穂乃果「僕をこんなとこで待たせるなんて・・・」
穂乃果「当て付けかな? 勉強しろっていう」
生徒「・・・」
穂乃果「なんだあいつ、死んだ顔してる」
穂乃果「こんな自由のない奴隷のような表情をしてまで」
穂乃果「ほぼ毎日のようにここでいったいなにをしているんだか」
生徒「・・・」
穂乃果「ま、僕とは住む世界が違うんだろうなあ」
がやがや ざわざわ
穂乃果「む・・・真姫ちゃんももうそろそろ出てくるかな?」
第五話:タイトル無し
----どっかの自然公園
穂乃果「へえ、てっきり街に行くのかと思ったのに」
真姫「まあ・・・今更、ですし・・・友達と行ったことはあまり無いですけど」
穂乃果「ふむ・・・」
穂乃果「・・・じゃあ僕は寝るから膝枕して」
真姫「えっ、ええ~っ・・・」
穂乃果「・・・」ごろん
真姫「せっかく来たのに・・・」
穂乃果「・・・じゃあなにするのさ」
真姫「・・・」
真姫「の、のんびり・・・とか」
穂乃果「・・・」
真姫「とにかくせんぱいが寝たら私が暇になっちゃいますから」なでなで
穂乃果「本持ってるでしょ」
真姫「そうですけど・・・せんぱいとお話したいですし」
穂乃果「・・・毎晩電話掛けてきてるじゃん」
穂乃果「それもそっちの都合か知らないけど深夜帯に、僕の貴重な睡眠時間に」ふああ
真姫「うう・・・ごめんなさい」
穂乃果「・・・」
穂乃果「まあいいや、ならちょっと早いけどお昼ご飯食べようよ」
真姫「は・・・はい! 私ちゃんとお肉とデザートを」
穂乃果「ふむ」
穂乃果「いただきます」
真姫「お、お口に合うか・・・」どきどき
ぱくっ
穂乃果「・・・美味しいじゃないか」
真姫「・・・!」ぱああっ
真姫「ホントですか!?」
穂乃果「うん」
穂乃果「普段から料理するの?」
真姫「いえ、そんなには・・・」
穂乃果(女の子とはいえ、それなりに調理する機会のある僕より上手だというのは悔しいな・・・)ぱくっ
穂乃果(なんだなんだ、見た目はともかく味だけならことりちゃんと同じくらい美味しいんじゃないか?)もぐもぐ
穂乃果(お嬢様のくせに・・・)ぱくっ
ぱくっ
真姫「あっ・・・! 私のお肉・・・」
真姫「私まだ一口も食べてないのに・・・」がくっ
べりっ
穂乃果「やっぱりプリンは美味い!」べりっ
真姫「それ私のぶんのプリン・・・なんですけど」
穂乃果「ふう・・・、ごちそうさま」ごろん
真姫「野菜しか残ってない・・・」
真姫「ってせんぱい野菜食べてないでしょう!」
穂乃果「食べたよ、少し」
真姫「・・・?」
真姫「ああっ! トマトだけ全部・・・!」ぐすん
穂乃果「あーんしてくれたら食べる」
真姫(えっ、してもいいの?)
真姫「それじゃあ・・・」
真姫「・・・」どっきんどっきん
真姫「はい、あーん・・・」そーっ
穂乃果「ん」ぱくっ
穂乃果「まあ野菜・・・」
真姫「で、ですよね~」
真姫「・・・」そーっ
穂乃果「あむっ」ぱくっ
真姫「~っ♥」
真姫「はい、どーぞ♥」
穂乃果「はむっ」
真姫(なんか・・・いい・・・!)
真姫「まだまだありますよ~♥」すっ
真姫「はいっあーんっ♥」
穂乃果「う、うん」ぱくっ
ぱくっぱくっ・・・
真姫「結局私は一口も食べられなかった・・・」ぐすん
穂乃果「・・・」
真姫「・・・」ぺらっ・・・ぺらっ
穂乃果「zzz・・・」
木陰のベンチで、結局穂乃果せんぱいは寝てしまった
私は膝の上にあるせんぱいの寝顔をつつきながら読書
真姫「・・・」すっ
時々せんぱいのよだれを拭き取って
真姫「・・・」ぺらっ
真姫「・・・」くるくる
休みの日をのんびり過ごすことなんて随分と久し振りね・・・
夏休みまでもう少し
学校から課題もやたらたくさんもらって、夏期講習のコマも取った
予備校って書き込みで埋め尽くされたカレンダー
そんなまさに「勉強」のわずかな暇に
穂乃果「zzz」
この先輩との約束をねじ込んだ
真姫「・・・」
ほんとはもっと、それっぽいところへ行きたい
そんな気持ちもあるにはあるけど
でも
穂乃果「zzz」
真姫「~っ」にやにや
真姫「・・・」ぷにぷに
穂乃果「んあ・・・」ぷにぷに
真姫「うへ、へへへへ」ぷにぷにぷにぷにぷにぷにぷに
こんなのも、ありなのかも・・・♥
それに、今日はこのあとだって一緒にいられるわ
夕方
穂乃果「よく寝た・・・」
真姫「おはようございます」
真姫「ね、ね、せんぱい、カラオケ行きませんか?」
穂乃果「カラオケ?」
真姫「私はそんなに行ったことないんですけど・・・ちょっと興味あって」
穂乃果「うーん・・・」
穂乃果「時間余裕あるの?」
真姫「・・・はい、今日はわりと」
穂乃果「そんなわけないでしょ、朝必修がどうとか話してたじゃん」
真姫「!」
嘘、聞こえてたの?
真姫「で、でも・・・」
せっかく時間を割いたのに
真姫「今日は、今日だけは・・・!」
穂乃果「送っていくよ? フケるのはよくない」
真姫「・・・」
一日が
終わってしまった
穂乃果「じゃあ、頑張ってね」
真姫「・・・」ぷいっ
真姫「・・・ふん」てくてく
穂乃果「むむ・・・」
見送ってもらったにも関わらず
私は感謝も言わずに階段を上っていった
踊り場で一瞬だけちらっと振り返って見たせんぱいの
その表情はよくわからなかった
真姫「・・・」
あんな我が侭な子供のような振る舞い
嫌われちゃったかしら・・・
真姫「・・・」
間違いを正してくれたのに
なんで、どうして私はお礼すら言えないで
まして開き直るだなんて
でも、でも、だってしょうがないじゃない
間違っているのはわかってる
でもね
せっかく一緒に居られる数少ない日なのに
もっとたくさんお話ししたかったのに
あなたが寝ちゃうから
私だって普段は真面目にやってるの
真面目に、一生懸命頑張ってるのに
せめて今日ぐらいは、一日中遊んでもいいじゃない・・・!
真姫「・・・」ぐすん
真姫「・・・」
真姫「・・・」
真姫「・・・」
授業の内容が頭に入ってこない
頭のこの辺りの部分がずっと動いてる
もういつの間にか今日最後の授業
退屈な漢文だって、少しも眠くもならないわ
穂乃果
穂乃果穂乃果
穂乃果穂乃果穂乃果穂乃果
穂 乃 果
白文に並べて、せんぱいの名前を私の癖のない字で書き連ねる
真姫「・・・」かきかき
乃ち、乃ち
そこで、やっと
真姫「・・・」
はたして
はたして
思った通り
案の定
案の定・・・なに?
やはり・・・
やはり
やっぱり、だめだった?
やっぱり駄目なのかしら
一度は振られたんだし、しかも即答で
真姫「・・・」
あの人は私に興味がないのよ
何故って?
だって、一緒にいたいと思うはず
さぼったって、止めはしない
一緒にいたいのなら
きっと、少し他の娘より可愛いからって、
きっとそれだけ
きっと、これ以上の関係は望まれていないんだわ
せんぱいは、あの人が好き
私じゃなくて、あの人が好き
私はどうやってもあの南ことりには勝てない
せんぱいを、振り向かせることはできないんだ
そう思うと
なんだか涙がこぼれそうになってくる
真姫「・・・」
あの人にとって私は取るに足らない存在なの
終了のチャイム
結局ノートすら取らないまま終わった
ペンもノートもかばんにしまって
ゴミ共「「・・・!!」」
真姫「・・・」
ゴミ共「「・・・!!!」」
真姫「・・・」
スマートフォンをチェックしてみたけれど
せんぱいからの着信はなかった
当然よね
真姫「・・・」
歩きながら、踊り場でも
無意識に何度も更新をしてしまう
真姫「・・・ふぅ」
守衛さんに会釈して、予備校を後にする
最後に、もう一度だけ確認しよう・・・
ぱしっ
「歩きスマホは危ないよ」
「お疲れさま、真姫ちゃん」
穂乃果「いまからちょっとだけ、出かけようか」にこっ
真姫「・・・!」
真姫「せんぱい・・・」
穂乃果「ん?」
真姫「もしかして私がああ言ったから・・・」
穂乃果「そうだね」
真姫「いつ終わるかも言ってなかったのに・・・」
穂乃果「そういえば・・・何か送れば良かったかな」
真姫「いえ・・・」
真姫「・・・あの」
穂乃果「?」
真姫「その・・・ごめんなさい」
穂乃果「・・・」なでなで
穂乃果「少しだけだよ?」
真姫「・・・はい」
私の一日はあと少し、もうちょっとだけ続きます・・・!
20時から
ある日の放課後
穂乃果「もう夏休みかぁ~」
穂乃果「暑いな~」てくてく
穂乃果「いやあ~でもやっぱり夏はいいね」
穂乃果「夏といえば海!お祭り!プール!!」
穂乃果「ビキニ!浴衣!スク水!スク水!!スクール水着!!!」
穂乃果「ただの夏服でも、クーラーガンガンの部屋でのセックスもいいんだよな~」
穂乃果「・・・」
穂乃果「あーことりちゃん」
穂乃果「そういえば夏の季節に奪われたのは初めてじゃないか・・・?」
穂乃果「あーあーあー」
穂乃果「あああああああ!!!!」
穂乃果「暑いな~」てくてく
穂乃果「あそこに見えるは熱いカップル」
穂乃果「んん? あの制服は音ノ木坂じゃないか」
音ノ木坂の女子生徒「♥」いちゃいちゃ
男子高校生「♥」いちゃいちゃ
穂乃果「わわっ/// 手繋いでるよっ/// しかも恋人繋ぎっ!」
穂乃果「えっウソ・・・/// ここでキスしちゃうの!?///」どきどき
穂乃果「・・・」
穂乃果「あっつ・・・」
穂乃果「なるほどなるほど、一年か・・・」
穂乃果「おーーうい」
女子生徒「! あっ高坂先輩!」
男子「!?」
穂乃果「怒られちゃうよ?」
女子生徒「やっぱりダメ・・・ですか」
穂乃果「う~ん・・・」
男子「ちょっとあんた何なんすか」
穂乃果「お仕置きされるかもしれないよ あんな変なルールあるくらいだし」
女子生徒「えっ♥ オシオキだなんて・・・♥ そんな♥」
男子「ちょっと! なんだって言うんだ」
穂乃果「・・・弓道部の奴らには見つからないようにね」
穂乃果「あいつらは僕から見てもホントにヤバいから」
穂乃果(僕のボールに向かってくるくらいだ、ネジがいくつか飛んでる)
女子生徒「は、はい! 気をつけます・・・」
男子「おい!」
穂乃果「あああ、僕も誰かとイチャイチャしたいな~」てくてく
<イッタイナンダッタンダ
穂乃果「あーことりちゃん」
<ウワァ!コンドハナンダオマエタチハ
穂乃果「はー・・・」
<イヤアアアア♥ ギャアアアアア!!
穂乃果「っと・・・真姫ちゃんがいるじゃないか」
穂乃果「そうと決まれば・・・」
prrrrrr…
穂乃果「真姫ちゃん? いま暇?」
穂乃果「予備校だと? そんなもんサボれ!」
穂乃果「僕が真姫ちゃんとイチャイチャしたいんだ、なんでもいいからそっち迎えに行くから!」
穂乃果の家
雪穂「ただいま、誰か来てるの?」がちゃ
穂乃果「ん」
真姫「あ・・・お邪魔してます」ぺこり
雪穂「真姫さんでしたか、いらっしゃい」
穂乃果「・・・」
穂乃果(何だか鉄臭いな・・・)
穂乃果「雪穂、生理?」
ぼごぉっ!!!
穂乃果「ぐわらばっ」
真姫「・・・」
雪穂「それじゃ真姫さん、ごゆっくり~」
真姫「は、はい・・・」
真姫「雪穂ちゃん、髪下ろすと雰囲気変わりますね」
穂乃果「うーむ・・・」
穂乃果(言われてみれば、女になった感じがするな・・・)ごろん
真姫「ちょっと動かないでください、鼓膜破れたらどうするんですか」ほじほじ
穂乃果「責任取って孕め」
真姫「また意味のわからないことを・・・」
穂乃果「あのポニーテールが可愛いかったのに・・・いったいどうしたっていうんだ」
真姫「彼氏でも出来たんじゃないですか?」
穂乃果「・・・」
真姫「はい・・・終わりまし・・・」
穂乃果「よし、ぶっ殺しに行こう」すっく
真姫「ひっ!」
真姫「んっ・・・」
穂乃果「んちゅっ・・・れほれろ」
真姫「んんっ、じゅるっ・・・ぷはっ・・・♥」
穂乃果「ああ~真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃん」ぎゅううううっ
真姫「いだだだだだっ!」みしみし
穂乃果「・・・」ぎゅっ
真姫「・・・///」ぎゅうっ
穂乃果「ふう~」
真姫「あの・・・この後って・・・///」もじもじ
穂乃果「必修次からでしょ? 送っていくよ」
真姫「ええっ!? でも、あの・・・」
穂乃果「今日はただ少しいちゃいちゃしたかっただけ」
真姫「そ・・・そうですか///」
真姫(もしかして、もう身体だけじゃ・・・ない?)
----
ことり「ね、ね、ね、ねね、合宿の予定いつ??」
『なぜそんなにがっついてるんですか・・・8月○日×日ですよ』
ことり「そうなんだ~♪」きゅぱっ!!
『なんの音ですか・・・』
ことり「な、なんでもないよぉ♥ ただカレンダーにチェックしただけ♪」
『ちなみにその日のことりの予定は・・・?』
ことり「えっ!? えと・・・えっと・・・バイト! そう! 海未ちゃんが出発してから帰ってくるまでぶっ通しでバイト!」
『・・・穂乃果』
ことり「!!」ぎっくううううう!!
ことり「ほ、ほ、ホ、ホノッ、ホノカちゃんがどうしたののの???」
『はあ・・・』
『穂乃果はいま西木野嬢にお熱ですよ』
ことり「・・・」
ことり「真姫ちゃん・・・だっけ?」
ぼすっ
ことり「・・・」
ことり「なーんか、ヤな感じ」
ことり「穂乃果ちゃん、ホントに好きなのかな」
ことり「・・・」
ことり「・・・百歩譲って、カラダの関係は許してあげる」
ことり「私だって、穂乃果ちゃんと海未ちゃんだけだけど、えっちしてるんだし」
ことり(ホントはイヤだけどね)
ことり「・・・」
ことり「私が、最も好きな男性は・・・穂乃果ちゃんと海未ちゃんなんだ」
ことり「私以外の誰かに・・・より夢中になるのは・・・」
ことり「ぜったいにゆるせない」
ことり「二人のハートは、私だけのものなんだから」
海未「かといって、ことりは西木野嬢に対して何の力もありません」
海未「というより、穂乃果の視線の先がことりから外れかけた時点でことりのパワーは半分以下になったと言っても良いでしょう」
海未「しかし・・・これ以上穂乃果と西木野が結びつくのは園田としても喜ばしくないのです」
海未「・・・」
海未「・・・」
海未「・・・それとも」
海未「私もまた、西木野嬢に嫉妬しているのでしょうか・・・」
海未「・・・合宿の準備をしますか」
海未「なにしろ、全員ですからね、全員」
ことり「・・・」
ツーツーツー
ことり「う~、出ない」いらいら
ビルの屋上
びゅおおおおお・・・
真姫「風、強いですね・・・」
穂乃果「涼しいね、明日は台風だっけ?」
真姫「そうみたいですね・・・生温い風」
びゅるるるるん
穂乃果「あはは、やっぱり涼しくないや」
穂乃果「ところで真姫ちゃん、高いところはもう慣れた?」
真姫「うーん・・・多少は・・・」
穂乃果「そりゃそうか、最近はしょっちゅう連れ回してるもんね」
びゅううううん
真姫「・・・」
びょおおおおお
穂乃果「・・・」
びゅおおおおお
穂乃果「・・・迷惑だった?」
真姫「いーいえ、全然」
真姫「私は・・・好きですよ、せんぱいと見る、この夜景が」
穂乃果「そっか、良かった」
びゅううん
穂乃果「結構遠くまで高い建物あるもんだね」
真姫「首都・・・ですから」
ひゅるるるるるん
穂乃果「・・・」
びゅるるるんるんるん
真姫「・・・」
真姫「あの、せんぱい」
穂乃果「なあに?」
真姫「・・・」
ひゅうううん・・・
穂乃果「・・・」
真姫「好き・・・です」
穂乃果「・・・」
しーん・・・
真姫「・・・」
・・・
穂乃果「・・・」
穂乃果「・・・ありがとう」
穂乃果「すごく嬉しいよ」
真姫「・・・」
真姫「あの・・・返事を聞かせてもらっても・・・」
穂乃果「・・・」
穂乃果「・・・ごめんね」
真姫「・・・」
穂乃果「・・・まだ」
真姫「・・・?」
穂乃果「まだ・・・よくわからないんだ、自分の気持ちが」
真姫「・・・!」
穂乃果「だから・・・今すぐには答えが出せない」
真姫「はい・・・」
穂乃果「・・・」
ひゅおおお・・・
真姫「・・・」
穂乃果「でも・・・」
真姫「?」
穂乃果「なんだか・・・なんだか、とても懐かしい感覚を思い出した、そんな気がするんだ」
真姫「・・・」
びゅおおおおおおんっ
ごおおおおおっ
ぽつっ・・・ぱらっ・・・
穂乃果「降ってきたね、早くお家に帰ろうか」
真姫「・・・はい」
ざああああああ・・・
穂乃果「風邪、ひくよ」
ごおおおおおおっ
真姫「はい・・・」
真姫「でも、もう少し・・・」
びゅおおおおおおっ
穂乃果「わかった」
びゅううううううんっ
真姫「・・・」
穂乃果「・・・」
ざあああああああああ・・・
第六話 タイトル無し
絵里「そうそう! どいつもこいつも開けてるの」
絵里「全く!スカート丈も短いったらないわ!」
絵里「髪も染めるわキッツい化粧をするわで」
絵里「なんだか見逃されてるけど・・・本来のうちの校則なら反省文10枚じゃ済まないわよ・・・」ぷんぷん
亜里沙「でも、私はみんなのオシャレしたいって気持ちわかるなぁ~」
亜里沙「お姉ちゃんだってわかるでしょ?」
絵里「そりゃあねえ・・・でも校則が」
亜里沙「校則校則って・・・」
絵里「・・・」
絵里「ホントにそう! ホントにそうなのよ!」
絵里「みんな口を揃えてそう言うわ!」
亜里沙(しまった、見えてた地雷を)
絵里「絢瀬さん、厳しすぎるんじゃない?」きりっ
絵里「こんな校則変えちゃおうよぉ~どうせ誰も守ってないしぃ~」くねくね
亜里沙(うわ・・・)
絵里「じゃあねえっちゅーの!!!!!」バンッ!!
亜里沙「!?」びくっ!
絵里「だったら最初ッからてめえで生徒会長やれっちゅーーーの!!!」
絵里「誰一人立候補もせずに私に全部押し付けといて!」
絵里「不平不満文句だけは皆いっちょ前に、なんの責任も伴わずに抜かす!」
絵里「どういうことよ! どういうことだ!」バンッバキッ!
亜里沙「お姉ちゃん、落ち着いて」
絵里「実現したい理想があるなら立候補すればいいのに、推薦の立場上リコールは何時でも受け付けてるわよ」
絵里「ね、亜里沙? 私間違ってる?」
亜里沙「いえいえ・・・お姉様の仰る通りで・・・」
絵里「最近は馬鹿らしくなってもう注意もやめたけどねー」ぐでん
絵里「全員で望めば希望通り、勝手にルールは変わるのよ」
絵里「うちには変な非公式ルールもあるしね」
亜里沙「・・・ふむふむ」
絵里「教師陣からもたまに言われるのよ、だらしないんじゃないかって」
絵里「こっちのセリフだ! ウチの指導部は何をやってんだ!」バンッ!
亜里沙(ひえ~・・・)
絵里「ちょっと亜里沙、聞いてる?」ぐいっ
亜里沙「わわっ」
絵里「? あら、貴女・・・」
亜里沙「あ? これ? 可愛いでしょ、貰ったの」
絵里「・・・なーんかデジャヴね」
ことり「イヤッホウ!」
待ちに待ったこの日がやって来ました!
海未ちゃんの合宿!8月○日!
身体を念入りに洗って~お洋服も選んで~おめかしして~
・・・ばっちり
ばっちり!
bbbbbb
ことり「!!」
ことり「穂乃果ちゃん!? 穂乃果ちゃんっ!!?」ばっ
海未→ことり[今から電車乗ります]
ことり「・・・」
ことり「ああ、そう・・・」
ことり→海未[そうなんだ! 行ってらっしゃい♥]
ことり「・・・」ぷつっ
ことり「さーて、餌付けのお菓子は・・・」bbbbbb…
ことり「ほのっ! ほのっ、ホノカちゃん!!?」ばっ!
海未→ことり[返信早くないですか、バイトは]
ことり「・・・」
ぷつっ
ことり「さあて、準備万端! いざゆかん!!」
ことり「~♪」
海未→ことり[ちょ既読]
海未→ことり[うわきだめ]
穂乃果の部屋
真姫「ここがこうなるのでこの公式を使って」
穂乃果「ふむふむ」
真姫「そこでこの公式を使うと・・・」
穂乃果「はいはい公式ね公式」
真姫「ここはあの公式を使って・・・」
穂乃果「うんうん、公式公式」
真姫「あ、ここ同値変形じゃないですよ」
穂乃果「公式公式・・・は?」
・・・
真姫「あ・・・それは必要条件でしかないです」
穂乃果「?」
・・・
真姫「この範囲だとcosθにしたほうが・・・1対1対応が崩れないから」
穂乃果「はあ?」
・・・
真姫「これはこれを固定しても一般性を失わないんですよ」
穂乃果「・・・」
・・・
真姫「あ、同様に確からしくな・・・」
穂乃果「あああああああ!!!」
穂乃果「さっきからわけのわからん言葉を使いやがって!」
穂乃果「何語だ! 真姫語か!」
穂乃果「こんなもの!」びりびりびりっ!
真姫「ああ! 問題集が縦に真っ二つに!」
穂乃果「ふーふー・・・」
真姫「・・・」びくびく
穂乃果「ああイライラする・・・」
穂乃果「・・・そうだ、絡もう」
真姫「!」
穂乃果「真姫ちゃん・・・」ずいっ
真姫「!」どきっ
穂乃果「僕の子を、産んでくれないか」きりっ
真姫「! ・・・は、はい・・・♥」ばっくんばっくん
真姫「・・・じゃなくて! 私今日は、その」
穂乃果「なんだ、妊娠してなかったの」
真姫「・・・おかげ様で」
穂乃果(経血の匂いじゃなかったか・・・)
「それじゃ、ことりと・・・♥ する?」
真姫「な・・・!!」
穂乃果「来てたの」
ことり「お邪魔してま~す♥」
真姫(こんな時に限って・・・)ぎりっ
穂乃果「海未ちゃんは?」
ことり「いま合宿だよ、だから今日は私は自由な小鳥なの♥」きゃぴ
穂乃果「元からカゴになんか入ってはいないじゃないか」
穂乃果「ああ、なるほど・・・道理でさっき海未ちゃんから『やめろ』ってだけのメッセージが」
ことり「だから・・・ねっ♥」
ことり「久しぶりに・・・えっち、しよ?」
穂乃果「ふむ・・・」
真姫「・・・」
穂乃果「いや、やめとくよ」
真姫「!」
ことり「・・・なんで?」
穂乃果「また決闘になるよ」
穂乃果「海未ちゃん飛んでくるでしょ、新幹線より速いじゃん」
ことり「・・・今の新幹線のほうが速いよ」
穂乃果「そうだっけ、それに・・・あんまりケガしたくないんだよね」ちらっ
真姫「・・・?」
ことり「・・・」
ことり「・・・」ぎりっ
ことり「・・・そっか、そうだよね、それなら仕方ないか」
穂乃果「うん」
真姫(へえ・・・こんなことってあるものなのね・・・)
ことり「ところで穂乃果ちゃん! 喉渇かない? お菓子もあるよ!」ばっ
真姫「いきなり何か取り出した!」
ことり「とくとく・・・はいどうぞ♥」
穂乃果「お、頂きます」
真姫「不自然なくらい甘い匂い! 怪しすぎる! ていうか飲んじゃうの!?」
穂乃果「ふむ、美味しいもう一杯!」
ことり「はーい♥」とくとく
真姫「ちょ・・・」
ごくんごくんごくん・・・
ことり「・・・」
真姫「あれれ、なんとも・・・ない? そんなはず・・・」
穂乃果「うっ」
穂乃果「!?」どくんっ
穂乃果「ウオオオオ!」がばっ!
真姫「きゃっ!」
ことり「やあんっ♥」
穂乃果「ふーふーはーはー・・・」ぎゅうううっ
ことり「やーん♥ 苦しいよお~♥」
真姫「ちょっと貴女・・・! せんぱいに何を飲ませたの!」
ことり「うふふ♥ なーんにも♥」
穂乃果「ぶちゅっ・・・じゅるるるっ♥」
ことり「んーっ♥ んんっ・・・♥」
ことり「ぷはっ、キスらめぇっ・・・♥ ことりには海未ちゃんがいるのに♥」ぞくぞくぞくっ
真姫「なんて白々しい!」
穂乃果「ぢゅぱっぢゅぱっ・・・じゅるるっ♥」
真姫「んんんっ!? あ・・・///」
ぞくぞくぞくっ!
真姫「なに、これ・・・身体が・・・っ♥」ぞくぞくっ!
ことり「うふふ・・・一滴だけで、こーんなになれるんだぁ///」
真姫「じゃあ・・・あんなにたくさんのんだせんぱいはっ・・・♥」
穂乃果「ああああっ・・・ううああっ!」ぎんぎんっ
ことり「うふふー♥ こんなにしちゃって・・・辛そう・・・♥ 辛いでしょ? 辛いよね?」さわさわ
穂乃果「あ・・・ああ」がくがく
ことり「いいよ? 好きにしても・・・♥ 私のお家へ連れて行ってくれたらね」
真姫「・・・なっ」
穂乃果「・・・!」
ことりの家
ことり「・・・なんで、この娘まで」
穂乃果「フヒッフヒッフヒーッ」もみもみ
真姫「やあっ/// せんぱい、ちょっと落ち着いて・・・!」びくんっ!
ことり「もう! こっちだってばぁ!」ぐいっ
真姫「あっ・・・」
ことり「ん・・・ちゅっ♥」
穂乃果「フヒムッチューフヒ…」
真姫「くう~!」
真姫(せんぱい、震えてる・・・)
穂乃果「ケファ」ぴくっびくっ
真姫「!? せんぱい!?」
ことり「ぷはっ・・・早いね、溜まってたんだ」
穂乃果「フファア」
せんぱいのあんな顔は見たことがない
私を犯す時のせんぱいの顔は・・・
もっといじわるで・・・
こんな家畜のブタみたいな顔は決してしない!
真姫「・・・」
真姫「・・・洗脳?」
ことり「・・・」
私の言葉に反応して、南先輩は咥えるのをやめた
「洗脳だなんて、やだなぁ」
「私は普通の、何のチカラも無い一般人だよ」
「二人が裏でなにやってるかなんて全然知らないし、知ってもよくわからない」
「それなら、穂乃果せんぱいをこんな風にはできないはずよ・・・!」
「穂乃果ちゃんと、海未ちゃんとは小学校に入る前から知り合いだったんだ」
「だから、二人の身体をよく知っているといえば知っているね」
「うん、色んなところを・・・」
「でもね、そこじゃないの」
ことり「ことりってねぇ・・・」
ことり「こう見えて、実はそんなにモテないんだぁ♥」
真姫「なっ・・・!」
真姫(この女は、いきなり何を言い出すの・・・?)
ことり「というか、学校では穂乃果ちゃんと海未ちゃん以外の男の子とまともに話したこともないし」
ことり「そんなの、あの二人が許してくれなかったんだもん」
ことり「わかる? 私と穂乃果ちゃんはそういう関係なの」
ことり「穂乃果ちゃんは、ずっと私だけを見て生きてきたの・・・!」
真姫「・・・!」
ことり「穂乃果ちゃんは、貴女のものじゃない」
穂乃果「フヒ、フヒ、フッヒッヒー」
ことり「穂乃果ちゃん、ずっと我慢してたの?」
ことり「イイ子イイ子♥ すぐに気持ちよくさせてあげるね♥」
穂乃果「ハッハッハヒッフッフヘッ」
真姫「・・・」
この後、私は目の前で繰り広げられるセックスをただただ眺めていただけだった
せんぱいの顔が私に向けられることは一度もなく
理性を失った獣は、目の前の美しい少女をひたすらに襲っていた
ときおり少女は勝ち誇った顔を見せたが、私は全く気にならなかった
それよりも少女が暴力とも言うべき圧倒的な力を前にして為すすべなく膣内に射精され、犯されているという視界に対し、聴こえてくるものは快楽に溺れた哀れな家畜の鳴き声と、それをうながす悪魔のささやきであることが不思議でたまらなかったからだ
このSSまとめへのコメント
ぶっ飛んでるね。いい意味でも悪い意味でも。続きはよ