穂乃果「……。」
穂乃果「…………。」グス
穂乃果「……」ポロポロ
穂乃果「嫌な夢見ちゃった……。」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428078257
穂乃果「今日、学校行きたくないなー。」
雪穂「おねーちゃん、早くー、朝ごはん冷めちゃうよ-。」
穂乃果「うん、わかったー。すぐ行くー。」
穂乃果「ハァ……」
穂乃果「ごはんぐらいは食べとかないとね。」
穂乃果「行ってきまーす。」
穂乃果「……。」
穂乃果「…………。」グス
穂乃果「……」ポロポロ
穂乃果「ことりちゃんが怖かったな……。」
穂乃果「なーんで、あんな夢見ちゃたんだろー。」
穂乃果「あーもーー学校行きたくないなー。」
穂乃果「おっ。」
穂乃果「ちょっとだけ、ブランコでもしていこうかな。」
穂乃果「懐かしいなー。」
穂乃果「あは」
穂乃果「……。」キコキコ
穂乃果「…………。」キコキコ
穂乃果「はーーーーーー。」グス
穂乃果「いちばんの……。」
穂乃果「ともだち…………か……。」
穂乃果「……。」キコキコ
穂乃果「んっ!黒猫だっ!」
穂乃果「って、あーーむこう行っちゃったかー。」
穂乃果「……。」キコキコ
穂乃果「…………。」キコキコ
穂乃果「……学校行きたくない。」グス
穂乃果「あっ、あれ?なんだろ、あのダンボール?」
穂乃果「お菓子とか入ってないかな!?」
穂乃果「なんだろ。」ワクワク
穂乃果「わあーーーあわわーーわー。」
くぅーん
穂乃果「ありゃー!」
穂乃果「かわいい犬だねーー。」
穂乃果「ん?書き置きがある?」
穂乃果「なになに、事情により飼えなくなりました。拾ってください。」
くぅーん わんゎん……
穂乃果「そっかー。大変だったねー。」
穂乃果「ひとりぼっちかー。」グス
穂乃果「なんだか知らないけど、他人ごととは思えないよ。」シュン
穂乃果「よしよし。」ナデナデ
くぅーん
穂乃果「にしても、かわいいなっと。」
穂乃果「穂乃果は犬が大好きだよ、あはは。」
穂乃果「ってコラ~暴れるなーーー。」
穂乃果「こらこら~~。」
ドテッ
[穂乃果]「こらー、ダンボールかぶっちゃたじゃない。」
[穂乃果]「すんすん、なんだか、みすぼらしいけど、、、少し落ち着くな。」
[穂乃果]「なんだか、穂乃果の気持ちはダンボール高校生だよ。」
[穂乃果]「こんな、暗いところが落ち着くなんて、やっぱりおかしいよ。」
[穂乃果]「いつもの穂乃果じゃないみたい。」シュン
わんわん!
[穂乃果]「こらこらー、また暴れて!」
[穂乃果]「危ないよーー!!」
ドンッ
穂乃果「痛たたたた。」
穂乃果「って、なんで私のスカートのなかに!!」
穂乃果「もーえっちな犬だなー。」
穂乃果「あっこらっww」
穂乃果「ダメだってwwwww」
穂乃果「いやっww」
穂乃果「そんなに、舐めちゃだめだってーーーwww」
穂乃果「いやwwやめてwwwあはあはww」
穂乃果「くすぐったいってーwww」
穂乃果「もーwww」
穂乃果「女の子のスカートの中でペロペロするなんて、、」
穂乃果「とんだ、へんたいさんだよーー。」
穂乃果「プッ」
穂乃果「だから、舐めちゃだめだってwwww」
穂乃果「あははww」
穂乃果「ふーー」
穂乃果「やっと、落ち着いた。」
穂乃果「あは、でも穂乃果もちょっとだけ元気になった気がするよ。」
穂乃果「でも、学校か……。」シュン
穂乃果「今日は、もう行くのやめとこう……。」グス
穂乃果「じゃあ、穂乃果は家に帰るけれど。」
くぅ~ん
穂乃果「さ、寂しいかもしれないけど、わんちゃんも頑張るんだよ!」
穂乃果「ファ……イ……………。」
穂乃果「なんだろ、、、今日は、この言葉はすごくいいたくない……。」
穂乃果「よしよし、わんちゃんも頑張って誰かに拾われるんだぞー。」
穂乃果「穂乃果も頑張って、明日は学校に行くようにするからさっ。」
穂乃果「もし、またあえばよろしくだよ!」
穂乃果「わんちゃん!」
穂乃果「わんちゃん、んー、勝手に名前つけるのも……。」
穂乃果「あれだけど、名前で読んであげたほうが、寂しくなくてすむかもしれないから。」
くぅ~ん
穂乃果「なまえ~何にしようかなー。」
穂乃果「そういや、このダンボールは?」
穂乃果「梨……。」
穂乃果「梨と……。」
穂乃果「んー、なしとくんかー、いいけど、もうちょっと何かないかなー。」
穂乃果「梨→リ だっけ?」
穂乃果「そうだっ!」
穂乃果「君の名前は、リトくんだっ!」
穂乃果「よろしくねっ!リトくん!!!」
くぅーん、 わんっ!わんっ!
穂乃果「ってこらーwwまたスカートの中入ってきて!」
穂乃果「君は、ちょっとえっちな犬だよ」
穂乃果「穂乃果が困ることしちゃだめ!」
穂乃果「でも、少し元気になった気がするんだ!」
穂乃果「また明日も会えたら会おうね!」
穂乃果「じゃあね、リトくん!」
くぅーん ペロペロ()
穂乃果「ただいまー。」
「あら早かったのね。」
穂乃果「……うん。今日は授業が少ない日だったから。」
穂乃果「はーー何もしたくないなー。」ボー
穂乃果「……」カチッ
穂乃果「……」
穂乃果「……」カチカチ
穂乃果「……」カチッ
そう、行っちゃうの?
追いかけないけど
基本だね
穂乃果「PV見てるのに、あんまり元気になれないや……。」
雪穂「おねーちゃん、おともだちだよーー。」
穂乃果「んー誰?」
雪穂「えとね、園田さん。」
穂乃果「あっ!海未ちゃん?」
穂乃果「うん、わかった。」
穂乃果「ちょっと待っててもらってて。」
雪穂「それと、南さんも」
穂乃果「」
穂乃果「……」ビクッ
穂乃果「……」グス
雪穂「どーしたの?おねーちゃん急に?」
穂乃果「……」ボー
雪穂「おねーちゃんってば!」
穂乃果「……」ボー
雪穂「だ、だいじょうぶかな……。」
雪穂「おねーちゃんってば!お友達の二人が来てるよって!」
穂乃果「……ぅ、うん。。。今日は、やっぱりやめとくよ……。」
雪穂「え?さっき、待ってて。言ったじゃん。」
穂乃果「……言ってないよ。」グス
雪穂「」
雪穂「何があったのか知らないけどさ-、おねーちゃんってば!」
穂乃果「あいたたたたたた、穂乃果、ちょっとお腹がいたくなってきた。」
穂乃果「ううーだめだーー。今日は だ れ に も あ え な いーーー。」フラフラ
雪穂「おねーちゃん?」
雪穂「部屋戻っちゃった……。」
雪穂「トイレ行くんじゃないの……?」
ことり「穂乃果ちゃん、体調悪いの?」
雪穂「うーん。……よくわからないけど、そうみたいです。」
海未「そうですか、わかりました。穂乃果にお大事にと言伝をお願いします。」
雪穂「おねーちゃん。。。何があったんだろ。」
雪穂「元気なのが取り柄のはずなのに……。」
穂乃果「……」
穂乃果「……」
穂乃果「……」カチカチ
穂乃果「……」カチッ
穂乃果「……ことりちゃんの名前を聞くだけで、胸がずきずきするよ。」
穂乃果「これが、恋、なのかな……。」ビクッ
穂乃果「……」グス
穂乃果「……」ポロ
穂乃果「でも、ものすごく気力がなくなっちゃうんだ。」
穂乃果「ごめんね、ことりちゃん、何故だがしらないけど。」
穂乃果「あの夢を見てから、おかしいんだ。。。」
穂乃果「……」
穂乃果「……」カチカチ
穂乃果「……」カチッ
大きななわとび
みんなが飛んで
こわくて入れない
穂乃果「……」ボー
雪穂「おねーちゃん、ごはん冷めるよ-。朝ごはんはしっかり食べないとー。」
穂乃果「また、今日も学校に行きたくないな……。」
穂乃果「だめだってーwwリトくん、なんでスカートの中に入ろうとするのってww」
穂乃果「あっww」
穂乃果「ダメってww」
穂乃果「いやっww」
穂乃果「舐めちゃだめーーーwww」
穂乃果「いやwwやめwwwあww」
穂乃果「くすぐったいーwww」
穂乃果「ってーー、もーー!!」ワシャワシャ
くぅーん
穂乃果「なんだか、全く同じこと繰り返してる気がするよーー。」
穂乃果「あっwwこらっww」
穂乃果「君はほんとえっちな犬だなーwww」
穂乃果「ってまたーwwwぺろぺろはくすぐったいってwwwあはあはwあははhww」
穂乃果「ちょwwそこは、もうwwwやりすぎだってwwww」
クパァ
穂乃果「もーーーーーーバカッ//////!!!!」
穂乃果「あーあ、穂乃果も犬になりたいなー。」
穂乃果「そしたら、わんわん、いって甘えられるのになー。」
穂乃果「あっ、でも、拾ってくれる人も探さなきゃいけないかー。」
穂乃果「その間も、寂しいよね……。」シュン
穂乃果「……。」キコキコ
くぅ~ん
穂乃果「よしよし」ナデナデ
穂乃果「……。」ナデナデ
穂乃果「……。」キコキコ
穂乃果「…………。」キコキコ
穂乃果「……学校行きたくない。」グス
タッ
くぅ~ん
穂乃果「ありゃ、向こう行っちゃったか。」
穂乃果「……。」キコキコ
穂乃果「……((リトくん、すぐ他の人にも懐くんだね。」
穂乃果「、、、普段なら嬉しいけど、、、素直に喜べないよ……。」
穂乃果「……。」シュン
穂乃果「……なんだろ、、、一緒にいてほしかったからなのかな……。」
穂乃果「……」
穂乃果「……。」キコキコ
穂乃果「……」グス
穂乃果「ただいま~。」
「今日も早かったのね。」
穂乃果「うん。そうみたいなんだ。」
穂乃果「さすがに、2日連続早すぎたかな……。」
雪穂「おねーちゃん、おともだちだよーー。」
穂乃果「んー。」
穂乃果「((まだ、会いたくないな……。」
雪穂「今日も、お腹がいたいの?」
穂乃果「よ、よくわかったね。まだ、急にボールが来たみたいにお腹が……。」
穂乃果「だから、人と会うのはちょっと難しいかなーなんて、、あは。。。」
雪穂「んー。わかった。じゃあ、今日も南さんに帰って貰うね。」
ことり「そんなに穂乃果ちゃんの体調悪いの?
ことり「大丈夫かなぁ。心配だよぉ。」
ことり「元気な穂乃果ちゃんが、2日も学校に来てないなんて珍しくって。」
雪穂「え?おねーちゃん、学校行ってないの?」
ことり「え?知らないの?あれ?どーしたのかな???穂乃果ちゃ~~ん。」
雪穂「……。学校で、何かあったんですか?
雪穂「喧嘩したとか?」
ことり「ううん。そんなこと全然ないよ。私はいつも通りだし、海未ちゃんも。」
ことり「μ'sのみんなも心配してるんだけど……。」
雪穂「…………。」
雪穂「園田さん、今日は部活ですか?」
ことり「うん。だから、今日は私だけで来たの。
雪穂「そうですか……、何か伝えとくことでもありますか?」
ことり「早く元気になって学校にきてね。」
ことり「みんな待ってるよ、ことりも穂乃果ちゃんに早く会いたいの。」
雪穂「わかりました。」
雪穂「今日もわざわざ、ありがとうございました。」
雪穂「おねーちゃん、南さん帰っちゃったよ……」
穂乃果「ぅ、、うん……。」
雪穂「…………学校行ってないんだって?」
穂乃果「え??え?やだなー、もう、そんなことないよー。」
雪穂「……うそつき。」
穂乃果「……」
穂乃果「な、何か聞いちゃったのかな。」
雪穂「南さん、心配してたよー。早く元気になって会いたいって、μ'sのみんなも。」
穂乃果「ぅ、うん……」
雪穂「南さんの事、嫌いになっちゃったの?それとも喧嘩?」
穂乃果「や、やだなー、ことりちゃんの事なんか嫌いになるはずない…じゃ……ない…ないない…よ。」
雪穂「はーーーー、よくわかんないけどさ、学校だけは行ったほうがいいよ。」
穂乃果「う、うん。雪穂、お母さんには内緒にしといてくれる?」
雪穂「事情はよくわからないけど、今だけだよ、あんまり長いと言っちゃうからね。」
穂乃果「…………ありがと、雪穂。」
雪穂「じゃ、おねーちゃんのプリンもらっとくねーーーーー。」
穂乃果「ええええーーーちょーーーー、だめだよーーーー!!!ぷりん~~~。」
雪穂「ふーん、食べてほしくなかったら、早く学校行くんだよっ。」
穂乃果「わかってるよ、雪穂のいじわる~~~!」
雪穂「おねーちゃん、今日ぐらいは学校行くんだよ?」
穂乃果「わかってるよーー!」
穂乃果「そんなに穂乃果、信用ないかな?行くったら行くんだ!」
雪穂「ホント?じゃ、今日のプリンは半分だけにしといてあげるね。」
穂乃果「もう、結局、食べるんだから!」
穂乃果「行くよ行けばいいんでしょ!行ってきまーす」
雪穂「じゃ、頑張ってね、おねーちゃん! 行ってきまーす。」
穂乃果「だめだってーwwリトくん、なんでスカートの中に入ろうとするのってこれ何回目だよwwww」
穂乃果「でも、リトくんと一緒にいる時が今は一番、心が安らぐよ。」
穂乃果「……」ナデナデ
くぅ~ん
穂乃果「……」キコキコ
穂乃果「…………」キコキコ
穂乃果「さすがに、ブランコにも飽きてきたかな……。」
穂乃果「……」キコキコ
海未「穂乃果っ!!!!」
穂乃果「え?ってあれ?海未ちゃん?なんで、こんなところに?」
海未「それは、こっちの台詞です!」
海未「学校さぼって、こんなところで、何をやっているのですか!!!」
穂乃果「ぁ、う、うん……。」ナデナデ
穂乃果「……」
海未「?」
海未「どうしたのですか?」
穂乃果「……」
くぅ~ん
穂乃果「……」ナデナデ
海未「……。」
穂乃果「……」ナデナデ
くぅ~ん
海未「…………。」
海未「まさか、その犬の面倒を見るためだけに学校を休んでいるのですか?」
穂乃果「ぃや、、、そうじゃないけど……。」
海未「だったら、早く学校に行きますよ!」
海未「さぁ早く!」
穂乃果「ちょ、まだ、、、こころの準備ってか、手をはな……」
わん!わんっ!!!
穂乃果「わぁリトくんが暴れるーー。」
海未「いいえ、手を離しません。このまま、学校に行きますよ!」
穂乃果「ちょっと、海未ちゃ……ん…………。」ギギギギ
わんっ!わんっ!
海未「このままでは、穂乃果がどうにかなってしまいます。」ツカミッ
穂乃果「いたっいっ……って。」ギギ
わふぉっんっ!!
ドカッ
海未「えっ!!?」
穂乃果「あっ!!!」
バタッ
海未「いたたたたたたた。」
クパァ
海未「は、ハ、は、ハ、ハレンチです////////!!!!!!!」
穂乃果「ご、ごめん、海未ちゃん、大丈夫???」
海未「いえ、別にケガはしていませんが……。」
穂乃果「リトくんが穂乃果を庇ってくれたみたいなんだ。」ナデナデ
わんっ!
海未「捨て犬ですか?」
穂乃果「うん……だから、なんだか放っておけなくて……寂しそうだし……。」
穂乃果「あと、、、穂乃果もよくわからないんだけど、、、」
穂乃果「学校にいきたくなくて……。」
海未「……」
穂乃果「……」キコキコ
海未「……」
穂乃果「……」キコキコ
海未「ほ、、、」
穂乃果「…………」キコキコ
海未「……」
穂乃果「……」キコキコ
海未「ほ、、、」
穂乃果「…………」キコキコ
海未「……」
海未「ほのか……」
海未「2日も学校を休んだのに、まだ学校に行きたくない理由でもあるのですか?穂乃果」
穂乃果「…………よく、わからないよ。」
穂乃果「……」キコキコ
海未「……。」
穂乃果「夢が原因のような……。」
海未「……。」
海未「…………かなり重症のようですね。。。」
穂乃果「……。ごめん、海未ちゃん。」
穂乃果「それに、海未ちゃんに何を言っても、信じてもらえないような気がして……。」
海未「な、何を言ってるんですか!穂乃果のいうことなら信じますよ!ええ信じますとも!」
穂乃果「…………。」
穂乃果「…ごめん、海未ちゃん……。」
海未「……。」
海未「私に謝らなくても、、、穂乃果は、どうすれば信用してくれますか?」
穂乃果「……」
穂乃果「わからないよ……。」
海未「……。」
海未「わかりました、元気のない穂乃果を見るのは、私も辛いものです。」
海未「少し、他の場所へ行って、お話しましょう。」
穂乃果「……ん?」
海未「しーのうみです!」
[穂乃果]「……。」
海未「あの、、、」
[穂乃果]「……。」
海未「……あの、、穂乃果?何でダンボールを被ったままで?」
[穂乃果]「……。」
海未「い、居心地がいいのですか……。」
[穂乃果]「……。」
海未「……そ、そうですね、私もダンボールを被りたくなるときもあったような、そんな気がします。」
[穂乃果]「……。」
海未「今は、一緒に海に付き合ってくれるだけで、よしとしますよ。」ナデナデ→ザラザラ
[穂乃果]「……。」
海未「穂乃果は憂鬱。海も憂鬱になりかねません。」
海未「うみはいいですよー。自分の悩みがちっぽけなものと思えてきます。」
[穂乃果]「……。」
海未「ふふ、到着すれば、いつもの穂乃果に戻ってくれると信じていますよ。」
海未「気持ちいいですね、穂乃果。」
[穂乃果]「……。」
海未「この潮風と波の音が、子宮にいる赤ん坊のような気分にさせてくれますね。」
[穂乃果]「……。」
海未「……。」
海未「お母さんの胎内は、とても安心するらしいですよ、穂乃果。」
[穂乃果]「……。」
海未「生命の誕生した海も、ある意味お母さんなのかもしれませんね。」
[穂乃果]「……。」
海未「いまから、私はひとりごとをいいますので、」
海未「穂乃果は聞いてくれてもいいですし、聞かなくてもいいです。」
[穂乃果]「……。」
海未「いつもは、口に出してはいえないような、そんなポエムを披露してみようかと。
[穂乃果]「……うん。穂乃果、聞いてるよ。」
海未「ふふ、ありがとうございます穂乃果。」ナデナデ→ザラザラ
海未「私は穂乃果と出会うことで、色々な物語を紡いできたような気がします。」
海未「それはラブライブに向かうことだけではなく、」
海未「それ以外の想いが集積された、、、何か、夢のように。」
[穂乃果]「……。」
海未「その夢の何かのひとつひとつが、」
海未「ダンボールを被った私であり、今の元気のない穂乃果の原因だったり。」
海未「園田海未役である園田海未や、そのまた別の海未であったり、」
海未「多世界が無限に成立する、、、蝶々がひらりみていた夢のように。」
海未「そういう解釈をすれば、「ほのうみSSでも書きますか」カタカタとしたことも、あったのかもしれません。」
[穂乃果]「……。」
[穂乃果]「ほのうみ?」
海未「い、いえなんでもありません///」
海未「あの時はチーズケーキが、、、って、どうでもよかったですね。」
[穂乃果]「……。」
[穂乃果]「…………。ちーずけーき。」ビクッ
[穂乃果]「……。」
[穂乃果]「ことりちゃん…………。」グス
ほのうみSSでも書きますか、も>>1の書いたやつだったの?
>>81→>>78勘違いさせてすいません。
また、他の方とも混同されている人も多いようですが、違います。
速報に転載や自演の類もしていません。
SS一文引用については、賛否あるかと思いますが、勿論元ネタSSへのリスペクト故にと。
今回は特にそれがないと、意味をなさない作りにしていますので。
二次創作をどう捉えるかですね、意見があれば傾聴は致します。
海未「ことりと何かあったのですか?」
[穂乃果]「何もないんだけど、ことりちゃんが怖くなる夢をみたんだ。」
海未「ことりが?」
[穂乃果]「海未ちゃんは、どうせ何をいっても信じてくれないんだろうけどさ……。」
海未「な、何を言うのですか。穂乃果のいうことなら信じますよ。」
[穂乃果]「……。」
海未「何でもしてみますよ。穂乃果を信じさせるために。」
[穂乃果]「……。」
[穂乃果]「……ほんと?」
海未「ええ、もちろんです。」
[穂乃果]「……。」
[穂乃果]「……ぅう。」
海未の「……」ナデナデ→ザラザラ
[穂乃果]「……。」
海未「私にできることがあれば、何でも穂乃果にしてあげたい。」
[穂乃果]「……。」
海未「今日だって、学校をサボって、こんなところまで穂乃果の為にきたのですよ。」
[穂乃果]「……。」
海未「サボることぐらい、高校生ならたまにはあるかもしれませんが……。」
海未「私にとっては、とても許しがたいことです。」
[穂乃果]「……。」
海未「だけど、それは……目の前にいる、とても辛そうな…………。」
[穂乃果]「……。」
海未「穂乃果を、、、」
[穂乃果]「……うん。」
海未「……。」
[穂乃果]「わかってるよ、、、海未ちゃん、、、わかってる。」
海未「……穂乃果。」
[穂乃果]「……ありがとう。海未ちゃん。…………ありがとう。」グス
[穂乃果]「……。」ポロポロ
海未「……。」ナデナデ→ザラザラ
海未「潮風が気持ちいいですね。」
海未「夢も現実も、ダンボールをとるともっと気持ちいいかもしれませんよ、穂乃果。」
海未「ふふ、また私がポエムを披露する番ですか。」
海未「いいですね。海は、って私のことじゃありませんけどね。」
海未「全てを包み込んでくれる。どんな私がいても不思議じゃない。」
海未「こうして語っていると、話しているのか頭の中だけで妄想しているのかよくわからなくなりますよ。」
海未「そうやって、独り語りをしても許される場所なのかもしれませんね、海は。」
海未「、、、穂乃果。」
海未「夢とは素敵なものですね。」
海未「叶える原動力にもなり、思い描くだけで強くもなれる。」
海未「それを言葉でいわずに証明しているのが穂乃果自身、私はそう思っています。」
海未「いつもは、こんなこと恥ずかしくていえませんが、今日は特別です。」
海未「私は穂乃果が好きです。」
海未「もちろん、ことりも、μ'sもみんなも。そして応援してくださる皆さんも。」
海未「だから、その想いを、私はささやかながら作詞という形で恩返しをしているのかもしれません。」
海未「信じることや、夢や、可能性、とても素敵な言葉だと思います。」
海未「そして、同じように、私が素敵だと思ったものを、」
海未「歌を、作品を、人を、胸をはって素敵だと、好きだといえる、そういう自分になりたいものです。」
海未「そうやって一人ひとりが世界の未来を、、、なんて大きなことはいいませんが、好きにまっすぐになること。」
海未「そう、穂乃果のように。」
海未「そうすれば何かが変わっていくような気がします。」
海未「いつもはいいませんが穂乃果にはすごく感謝しているんですよ。」
海未「……本当に貴方が幼なじみでよかった。」
んー
本文とは直接に関係ないけれども重要なことなので確認しとくよ
>>82で尋ねた二次創作についての意見は特になく、このまま続行してほしいという認識でいいかな?
しーのうみーの人なの?
>>107
ここ>>81>>82を理解できませんか、それとも意図的に質問を質問で返したのかな
テーマがテーマだけに意見があるならば、はっきり言って欲しいのです
正直、こういう質問がかえってくること自体あれなので、更新するには趣旨を述べた方がいいのかなと
そうでもしないと後から騒ぎ立てられる可能性があります
好意的意見もありますが、続けるにしても懸念材料があるので、ここさえクリアすれば投下できるかと
簡潔に言えば当該SSは
他のラブライブSSと同じように一次創作者の著作権を侵害している可能性が高いです、そして二次的著作物に関しても同様です
していると明言しないのは、しているか否か、それを判断するのは裁定の権限を有する者だけだからです
このようにいえば、身も蓋もなくリスペクトとは程遠いような言葉になってしまいます
法的解釈によれば個人がいくら熱意や愛情をもって二次創作をしていようとも同じことです
しかし二次創作とは、それらを知り得た上で一次創作者の許諾や黙認があり成立するものと認識していますが、如何でしょう
ただ、このような物言いだけでは、無法者が勝手に人の創作物を荒らしているとも勘違いされかねません
だからこそ、そうではない論拠として当該SSには二次創作を必要とする明確なテーマ、本質的な特徴がある。設けてある
といえる訳です>>82(それらを説明しようとすれば、どうしても長文になってしまいます)
問題の指摘や疑問符を投げかけられた場合
謝罪や自粛の方向性をとるか、その問題に対し説明責任を行い指摘されたことに対し納得して貰うかですが
今回は継続させるならば後者をとる必要がありそうです
(説明を言わないにこしたことはありませんが、おそらく意図的な質問返しでしょうから)>>81と同じように意見は述べないかと
テーマを物語の形として完結していない状態で語るのは難しいですが、少なくとも意図したことを言葉にすることはできます
それと同時に、懸念についても併せて長文で述べておくほうが無難かもしれません
物語を読みたいだけの方には、待たせた挙句に煩わしいだけで申し訳ありませんが
しかしながら結局のところ書いた責任は当方にふりかかりますのでご理解して頂ければと
As Time Goes By
,
I Dreamed a Dream
-THE TIGER QUEEN-
As Time Goes By , I Dreamed A Dream.
-THE TIGER QUEEN-
(二次創作についての意見があればどうぞと度々尋ねてきましたが何もないようなので
このまま継続しても問題ないかと思います)
ですが少しだけ見解を述べようかと
当該SSは、そもそもがセルフパロディを軸に展開しています。
それらを展開するのであれば、そういった場面の切り取りや言葉遊びの範疇として
他の二次創作の作品からのパロディも面白いのではないかとの発想です。
そしてパロディの成立しやすい条件として
1,有名であること
2.中身があること
3.元ネタを好きなこと
等があげられるかと思います(広義の意味で捉えれば二次創作全般そのものもパロディと言えます)
自身もSSを書いたことで知り得たSSもあります。
それら素敵なSSの宣伝や紹介とも思って貰っても構いませんしネタ的な扱いや備忘録的な意味合いもあります。
上記のレスでも好意的に解釈してくださる方もいたようなので遊び心があれば趣旨を理解して頂けるかと思います。
貴方に夢はありますか?
貴方は夢をみていますか?
――――――
―――
―
海未「蛇足とはわかっていても、いいたいときだってあるんですよ。」
海未「あとで、やらなければよかったなんて、ぶち壊しだって、それもしっていますよ。」
海未「長い付き合いなんですから。」
海未「むしろ穂乃果とずっと一緒にいて、んほぉ系にならない方がおかしいと思いません?」
海未「信じてあげてください 貴方の可能性を 」
園田「なるほど・・・///」ハァハァ
海未「信じてあげてください 世界の未来 を」
園田「なるほどっ・・・んっ・・・ほるほろぉ・・・ハァハァ///」クチュクチュ
もう一度いいます
貴方に夢はありますか?
前を向いて歩いていますか?
園田「しゅごいいのぉぉぉ////」ビクンビクン
愛し合う人の間から生まれてきた私たちの明日は
園田「んっほぉぉぉぉぉぉぉおぉ//////」プッシャァァァァ
きっと素晴らしい
園田「んっほぉぉぉぉぉぉぉおぉ//////」プッシャァァァァ
園田「んっほぉぉぉぉぉぉぉおぉ//////」プッシャァァァァ
園田「んっほぉぉぉぉぉぉぉおぉ//////」プッシャァァァァ
―
―――
――――――
穂乃果「お~~~い、海未ちゃ~~~ん、こっち来て~~~~。すっごい大きい砂のお城あったよ~~~。」
――――――――――――
――――――
―――
―
海未「zzz~~~~~~~~...zzz。」
穂乃果「ねっ海未ちゃん!海未ちゃん!ってばぁ!」ユサユサ
海未「ハッ……!!」パチ
穂乃果「もーさっきから、大きい砂の城があるって呼んでてるのにさー全然気付いてくれないんだもん。」
海未「……。」パチパチ
穂乃果「せっかく凄かったのに、波で流されて壊れちゃったよ。海未ちゃんにも見せたかったなぁ。」
海未「……。」ホッペギュー
穂乃果「?」
海未「……。」ユメ!?
穂乃果「どうかしたの?」
海未「いえ、ぇと、その、いつぐらいに砂のお城の方へ行かれたのですか?穂乃果姫さんは?」
穂乃果「ほえ?なんか変だよ、海未ちゃん笑」
海未「き、気のせいではないのですかございますですよ。」
穂乃果「いつぐらいだっけ?海未ちゃんがよくわからない言葉を言い出した時かなぁ。」
海未「……。」
穂乃果「お城が壊れちゃったけど、そういうときもあるさ!」
海未「……。」
穂乃果「もっと大きいの作ろうって思っちゃった!」
海未「……ほ、ほのかが元気になってくれて、なによりです。」
穂乃果「えへ、海未ちゃんのおかげだよ!」
海未「……。」
穂乃果「どうしたの?怒ってるの?」
海未「……い、いえ。」
穂乃果「ふふ、海~未ちゃん。」
海未「……ふ。」
穂乃果「穂乃果一人だったら、ずっと立ち往生していたような気がするんだ。」
海未「……。」
穂乃果「でも、頼りになる幼なじみがいてよかったよ。」
海未「……穂乃果。」
穂乃果「海を見ているだけで、波音を聞いてるだけでも心が落ち着いてくるんだね。」
海未「……そうですね。」
穂乃果「だけど、こんな事ですら……思いつかなかったよ。」
海未「立ち止まった時は皆そういうものですよ。」
穂乃果「へー海未ちゃんもそういう経験あるの?」
海未「……幼かった頃、一人だけでは進めない世界があったのかもしれません。」
穂乃果「あー小さい頃の海未ちゃんかな?じゃ穂乃果のおかげだね!」ヘヘーン
海未「な!」
穂乃果「だって小さい頃の海未ちゃんモジモジして可愛かったよ。」
海未「貴方という人はさっきまで弱っていたのかと思うと急にそんなデリカシーのないことを言い出して。」
穂乃果「あはは、ごめんごめん。」
海未「全く!」
穂乃果「でも、本当にありがとう海未ちゃん。穂乃果どうしていいのかわからなかったから。」
海未「……海に来る、たったこれぐらいの事ですが気持ちを一緒にしてくれる人が側にいる、それだけでありがたいものです。」
穂乃果「……うん。」
穂乃果「さすがは海未ちゃんだね!」
海未「と、当然です!」
穂乃果「側にいてくれて、ありがと。」
海未「もう、穂乃果は私がいないとダメなんですから。」
穂乃果「えへへ。」
海未「ふふ。」
穂乃果「……あ、そういえば『世界の未来』って何のこと?」
海未「」
海未「……」
[海未]「……」スッ
穂乃果「もー機嫌直してよーー海未ちゃん!!!」
[海未]「……。」
穂乃果「海未ちゃんが海に連れてきてくれてホントよかったよ!」
[海未]「……ドウイウコトデスカ…。」
穂乃果「穂乃果が元気になったら今度は海未ちゃんの番?だって話長かったんだよー。」
穂乃果「ダンボールをとるほうが~~みたいなことを言われたから、穂乃果とったんだよ!」
[海未]「………。」
穂乃果「世界はこんなに広かった青かった!素晴らしかった!汚れた世界なんてないんだ!うみ~はひろいな~おおきいな~。」
[海未]「……アレハユメ…・アレハユメアレハユメ……アレハユメデスヨネ……?」
穂乃果「ん?何言ってるかわかんないよ笑。」
穂乃果「海が広いように、この世界も色んな世界や夢や物語が広がってるだけなんだ!」
[海未]「……アレハワタシノユメ…ユメユメ…ホノカハミテイナイ…キイテイナイ…ミテイナイミテイナイ…。」
穂乃果「それに、海未ちゃんが穂乃果を信じさせるために何でもする~って言ったからいいこと思いついちゃった!」
[海未]「……イイコト!?…ナンデショウ……。」
穂乃果「なんだろうね、あはは。」
穂乃果「まーいーや、箱に入った理由もよくわからないけど、それは色んな世界の影響だよ!」
穂乃果「だから、穂乃果はことりちゃんのことも、そう思うようにしたんだ!」
穂乃果「この海の想い出がいつか素晴らしいものになりますように!」
[海未]「…イイコト……」
穂乃果「朝公園に来たのに、なんだか懐かしい気がするよ。」
わんっ
穂乃果「おっリトく~ん。」
[ことり]「......やっほ! 穂乃果ちゃん!! 元気になったみたいでよかったよー!!」
穂乃果「って、あれ?その聞き覚えのある声は、ことりちゃん!!」
[ことり]「.さっすが穂乃果ちゃん!正解だよ。」
[海未]「……。」
穂乃果「うう、穂乃果もダンボール被ったほうが正解な気がしてきたよ。」
[ことり]「海未ちゃん連絡ありがとう!ここで待ってたかいがあったの。」
わんっ!!!!わ~~~んっ!!ダッ
穂乃果「あっリトくん!!!!そんなに勢いよく走ったら危ないって!!!!」
ドンガラガッシャーン
クパァ
クパァ
クパァ
※へそです
ことり「や~~~~~ん、お嫁さんにいけないよ~~~。ほの~~かちゃ~~~ん。」
海未「…………ア、クッパハオイシイミタイデスヨ」
穂乃果「もーーーだから何回目だよwwwリトくんwwww」
ユメノビラビラ
ずっと探し続けた
君と僕との
つながりを探してた
ことり「穂乃果ちゃ~~~ん。ことり、心配したんだよ~~。」
穂乃果「ごめんね、ことりちゃん。ずっと家にきてくれてたのに。」
ことり「ホントだよ~~。本当はことりが穂乃果ちゃんと海に行きたかったぐらいなの。」
穂乃果「なんだか、わからないけど、ことりちゃんが、、、怖かったんだ……。」
ことり「穂乃果ちゃんに嫌われちゃうと、ことり泣いちゃうよ?。」
ことり「ことりは寂しいと死んじゃうんだよ!」
海未「それはウサギです、ことり。」
ことり「それぐらい寂しかったってことだよ!海未ちゃん!」
海未「わかっていますが、、、私だって寂しかったんですよ。」
穂乃果「ごめんね、ことりちゃん、海未ちゃん、ごめんね、ごめんね。」グス
ユメノトビラ
誰もが探してるよ
出会いの意味を見つけたいと願ってる
ことり「穂乃果ちゃんは、ことりのことを絶対離したらダメだよ?」
穂乃果「わかってるよ!ことりちゃん!もちろん、海未ちゃんも!」
海未「……穂乃果。」
穂乃果「ほらほら、近寄って。」
海未「な、なんですか。」
ことり「もっと側によろ!海未ちゃん!」
穂乃果「あは、三人がずっと側にいられるようにっと!」
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん!ぎゅう~~~~~~。」
ことり「えへ、穂乃果ちゃんくすぐったいよー。」
海未「もう、そんなことしなくても私は側にいますよ、穂乃果。」
穂乃果「ぎゅ~~~~~~~~~!」
キボウノユクエ
海未「それにしても穂乃果はトラブルばかり巻き起こすのですから。」
ことり「ことりは、そんな穂乃果ちゃんも大好きだよ。」
穂乃果「うう~そんなことを言ってくれることりちゃんを何故穂乃果は怖かったんだろ。」
ことり「あはは、今度は私もトラブルでもいいから穂乃果ちゃんと一緒にいたいな。」
穂乃果「そんなトラブルメーカーじゃないよ!」
海未「……この犬も穂乃果に巻き込まれたのかもしれませんね。」
穂乃果「ええー私のせいなの!?」
ことり「このわんちゃんも早く飼い主さんが見つかるといいの。」
わんっ!
穂乃果「それなら大丈夫だと思うよ。」
穂乃果「リトくん、穂乃果以外の人にもかわいがられてたよ。」
穂乃果「海未ちゃんにそっ~くりな風紀委員みたいな女の子もいたし。」
海未「その方も穂乃果のようなトラブルメーカーに振り回されて大変なんでしょうね。」
穂乃果「だからトラブルメーカーじゃないよー。」
海未「まぁ……私に似ているのであれば一安心ですが。」
穂乃果「でも、その女の子の胸は海未ちゃんより全然あったよ!」
海未「な、何をいうのです!ハレンチです!」
穂乃果「あはは、やっぱり似てるかも。」
ことり「ふふ、こうやってみんなで笑って楽しく過ごしていれば、いつかきっと飼い主さんが現れるよ。」
きっと追い続けたら
君と僕にもトビラが現れるよ
穂乃果「やっぱり笑顔で元気が一番だねっ!」
海未「穂乃果はそうでなくっちゃ困ります。」
ことり「えへ、今度は私も海に連れて行ってほしいな、穂乃果ちゃん。」
穂乃果「よっーーし!もう一度みんなで海に行っくぞーー!!!」
海未「穂乃果!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「じゃあ、今から海まで誰が一番早いか競争だよ!」
海未「また、折り返す気ですか!!?」
ことり「ことりもついていくのー!」
穂乃果「へい、へい、へい、!」
穂乃果「すたーーーーとだっしゅ!!!!」
海未「もう仕方ありませんね。」
ことり「はーい!」
穂乃果「いっくよ~~~~!!」
穂乃果「ファイトだよっっぉぉおおーーーーー♪!♪!♪!」
おしり?
にこ「………………………って、三人仲良くしてるところで終われると思った?穂乃果?」
にこ「然うは問屋が卸さないし、終わりという出口の扉も開かせないわよ。」
絵里「初サボリ……ども……」
穂乃果「えと……あは……ども笑」
絵里「さ~て、久々の挨拶を済ませたところで」
絵里「練習を三日もサボった理由を教えてもらいましょうか、穂乃果。」
凛「凛、すっごく心配したんだよ!」
真姫「そーね、穂乃果がいないと、いつものμ'sじゃなくなっちゃうわ。」
花陽「もしかして本当に体調が悪かったのかな?」
希「カードが訊いてるよ?穂乃果ちゃん。」
全員「ゆめ~~~~~~!!?」
穂乃果「その……変な夢を見たんだ、、、それで、、、何故だか知らないけれど。。。」
花陽「そんなに怖い夢を見ちゃったの?」
穂乃果「怖いというか、なんというか、ありえない、ような。。。」
凛「たまに、幽霊とかお化けとか変な夢見ると、夜中にトイレ行きたくなくなるよね。」
絵里「そういう怖い話なら無理して話さなくてもいいのよ、穂乃果。」ダキッ
にこ「それ、あんたが聞きたくないだけじゃないの?」
希「ほんま、エリチはこういうとき、臆病さんなんやから。」
絵里「何をいってるの、希!私は穂乃果の為を思って。」ダキッ
真姫「ま、それは置いといても話の内容ぐらい言ってみれば?」
凛「うん、凛も聞いてみたいな。」
海未「……穂乃果がいうには、ことりが怖い人になる夢をみたと……。」
ことり「ごめんね、穂乃果ちゃん。穂乃果ちゃんの夢の中のことりにかわって謝るからね。」
凛「なんだかややこしいにゃ。」
穂乃果「なんて説明すればいいのかなー。」
真姫「あったことだけ、簡単に並べて話せばいいのよ。」
穂乃果「おーそっか、さすが真姫ちゃん。」
穂乃果「えとね、μ'sがバラバラになって解散して、ことりちゃんが穂乃果にひどいことして、」
穂乃果「海未ちゃんが穂乃果を信じてくれなくて、穂乃果はイジメにあうの…………。」
穂乃果「それで、穂乃果はひとりぼっちになっちゃうんだ……。」
全員「笑笑笑笑」
にこ「あんたねー笑、それ本気で言ってるの?笑」
穂乃果「ホントだよ!本当に辛かったんだから!」
絵里「なんだ、そういう怖い話なの、驚かせないでよ、そういうことなら相談にのるわよ。」
希「急に強気になるエリチも素敵やん。」
にこ「それに夢の話で相談にのってどーすんのよ。」
凛「そういう話、凛もどっかで聞いたことあるよ。」
花陽「もしかして、凛ちゃんに貸した夢小説みたいなの?」
凛「そうにゃ!そういう話とそっくりにゃ!。」
ことり「そういう話、たまに読みたくなるよね。」
真姫「言われてみれば、中学生の書いた携帯小説とも似ているわね。」
凛「仲間に裏切られて、」
花陽「いじめられて、」
真姫「ひとりぼっちになって、」
希「男にひっかかって、」
にこ「ホストに弄ばれて……」
全員「……。」
にこ「……何よ。」
凛「にこちゃんが言うと、なんかツッコミづらいにゃ。」
にこ「どーいう意味よ、ふんっ。」
希「どっちのことか、判断に迷うところやね。」
にこ「どっちも、こっちも、ないわよ、わたしは、にこっち!」
希「それは、うちのいいかたやん、にこにーっち。」
絵里「でも、あの元気な穂乃果が、そんなにトラウマになるぐらいなら、その話を詳しく知りたいわね。」
真姫「一理あるわね。」
穂乃果「や、やめてるほうがいいよー。」
穂乃果「本当に、気持ち悪いし、、、怖いし、、、頭がおかしくなっちゃうよ、、、。」
海未「でも確かに学校を三日も休むのは、タダ事ではありませんね。」
ことり「ことりは、あんまり聞きたくないかな。穂乃果ちゃんをいじめることりなんて嫌だよ。」
花陽「そうですね、興味があるといえばあるし、見たくないといえばみたくないような……。」
穂乃果「だからなんていうのかなーそのー……ホニャララ~~っていう夢を見たんだよ~~~!!!」
全員「「「夢だったんか~~い!」」」
全員「ってあれ?なにこれ」
花陽「思わず、穂乃果ちゃんに釣られて「「夢だったんか~~い!」」って言っちゃったけど、」
花陽「このことばを昔にもいったような気もするような……。」
凛「凛もそう思っちゃった!」
ことり「まだ、夢の内容は話してないよね?穂乃果ちゃん。」
穂乃果「うん、まだ携帯小説みたいな夢だとしかいわれてないし、気持ち悪い夢の内容は話してないよ。」
花陽「じゃ、夢だったんか~~い!ってこう言ってて、なんで懐かしい感じがしたのかな?」
真姫「それはデジャブね。既視感とも言うわ。」
絵里「実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることよね。」
絵里「思わず、穂乃果が「「って夢を見たんだよ~~~!!!」」っていったから、脊髄反射したのかしら。」
真姫「いまのは何故か言わざるを得なかったわ。」
希「不思議なこともあるもんやね。」
絵里「ええ、スピリチュアルよね、希。」
海未「しかし、この場合は、穂乃果の夢オチにツッコんだとでも言えばいいのでしょうか。」
花陽「漫画やアニメだと、よく使われる手だよね。」
凛「夢だったんか~~い!!にゃ。」
にこ「考えるより先に、ことばがでちゃったじゃないのよ。」
希「案ずるよりツッコムが易しっていうやん。」
海未「ツッコムではなく産むです。さりげに、諺を変えないで下さい、希。」
希「スピリチュアルやね。」
絵里「使いドコロおかしいわよ、希。」
海未「いわゆる穂乃果が見たのは、予知夢というやつなのでは?」
ことり「見た夢が現実になるってこと?だったら、そんなことりになりたくないよー。」
海未「当然です、私だって嫌ですよ。」
海未「ですが穂乃果のことですから悪い夢が何か現実になりそうな……。」
絵里「予知夢は未来を予測した夢であって、それが実現するとは限らないのよ。あくまで予想の夢。」
絵里「それが実現したら正夢になるってことね。」
ことり「正夢にならないように祈っとくの。」
希「だいじょうぶや、悪い夢は、いい夢になるように変えたらええんよ。」
希「オーストラリアのアボリジニの人たちは、人はドリームタイムに生きている。って、いってるん」
希「人が旅をすれば、そこに足跡が残るのと同じように、エネルギーやスピリットが残るって、信じてて、」
希「アボリジニの人はそのエネルギーやスピリットを残す行為を「ドリーミング」って呼んでるん。」
穂乃果「ほえー。」
絵里「スピリチュアルハラショー!」
にこ「さすが希ね。」
希「さしずめ穂乃果ちゃんは、ビューティフル・ドリーマーってところやね。」
絵里「ねぇ?こういう話も知ってるかしら。」
絵里「夢の中の出来事は、過去の記憶の引き出しから無意識的に選択されるの。」
花陽「部活の屋上の夢とかよく見ちゃうのは、そのせいなのかな。」
海未「なんだか、思い当たる節があるような気もしますね。」
絵里「つまり、夢とは潜在的な願望を充足させるもの。」
凛「夢の中では、いつもかよちんがでてくるよ!」
花陽「えへへ、私も凛ちゃんの夢をみることが多いよ。」
凛「夢の中でも一緒だと嬉しいにゃ。」
花陽「うふふ。」
絵里「つまり、無意識による自己表現として考えることができるってことなのよ。」
海未「知らず知らずのうちに、夢で素の自分を出しているということでしょうか。」
真姫「そうね、絵里のいってるのはフロイトの夢判断に近い考えね。」
真姫「芸術や科学や文化的な活動もリビドーが自我の防衛によって変形されたものともいってるわね。」
ことり「んー、よくわからないけど、μ'sの活動もリビドーが重要ってこと?」
真姫「これは、あくまでフロイトの考えではあるけれど、」
真姫「リビドーや本能的欲求が夢や芸術に影響を与えているみたいね。」
海未「ファッ!」
穂乃果「どうしたの?海未ちゃん?」
海未「いえ、別に……アレハユメ…アレハユメデスヨネ?」
穂乃果「で、リビドーって何?」
絵里「簡単にいえば、性的欲求になるわね。」
真姫「もう少し詳しくいえば、性的衝動を発動させる力。」
真姫「つまり、何かを行わせる根本的な起爆剤になるチカラとでもいえばいいかしら。」
にこ「あんたらスクールアイドルが真顔で性的欲求とか普通にいうんじゃないわよ。」
真姫「フロイトは精神科医でもあるし、心理的なお医者さんでもあるから普通のことよ。」
ことり「真姫ちゃんは、そうかもしれないけれど、わたしたちはただの女子高生だよ?」
絵里「どちらにしろ、潜在的な欲求や抑圧しすぎた欲求が、夢という形で出てくるときがあるってことなのよ。」
海未「も、もしかして抑圧しすぎた欲求とは、せ、性的なことも含むのですか?」
真姫「勿論よ、むしろその欲求はとても強いかもしれないわ。」
海未「……。」モジモジ
真姫「だいじょうぶよ、心配しないで海未、あたりまえのことよ。」
海未「!」
海未「……いえ、その、ありがとうございます。真姫……///」
ことり「つまり穂乃果ちゃんの考えてたえっちなことが、いじめられる夢になったってことかな?」
絵里「だいぶ違う気もするけど、ある意味ではそういう部分もあるかもしれないわね。」
絵里「穂乃果のことを知りたいって思うのなら、その夢の話を聞いてみるのも悪くないってことね。」
ことり「だったら、ことりも聞いてみたいの。」フワフワ
海未「そうですね、聞かざるをえないかもしれません。」ガシッ
凛「聞いてみたいにゃ。」コクン
花陽「穂乃果ちゃんは、どんな夢を見たのかな。」ソワソワ
真姫「確かに、穂乃果がいじめられる夢なんて興味あるわね。」クルクル
希「そうやね、元気一杯の穂乃果ちゃんがどうなったらそうなるんやろね。」ニヤニヤ
にこ「つまらない話だったら承知しないわよ。」ドンッ
絵里「これは、聞くしかないわ。」グイッ
穂乃果「うう~ホントに聞くの?」
穂乃果「本当にことりちゃんが怖いんだよー。」
穂乃果「海未ちゃんは彼氏ができるし。」
海未「!」
海未「なんですかその話は?リアリティがなさすぎますよ、穂乃果。」
穂乃果「しかも、出会った瞬間すぐに付き合う始末。」
海未「」
海未「わ、私はそんな簡単な女性ではありませんよ。」
ことり「えへ、海未ちゃんそうだったんだぁ。」
穂乃果「ことりちゃんは、その彼氏の浮気相手の愛人だし。」
ことり「えーそんなことしないのーー。」
真姫「じゃあ私も素敵な彼氏がいるんでしょ?」
穂乃果「真姫ちゃんはあんまり出てこなかった。」
真姫「何よそれ!失礼だわ!」
にこ「裏切られ、男に弄ばれ、イジメにあい、どん底に落ちる。」
にこ「穂乃果が悲劇のヒロインみたいな感じ。」
にこ「まさに、夢小説ね。」
穂乃果「だから聞かないほうがいいよー。」
穂乃果「それに、色々と気持ち悪いよ?」
海未「だとしても、夢というものは、夢です。」
海未「たまに変な夢を見たとしても、それは仕方ありません。」
海未「別に現実の自分が考えている訳ではありませんから、大丈夫ですよ!穂乃果!」
希「なんか海未ちゃん、誰かに言い訳してるみたいやね。」
海未「ナ、何をいうんです希!私は穂乃果のことを思って、、」
穂乃果「あーそうだ!海未ちゃん!穂乃果のことを信じさせるために何でもするって、海に行った時、言ったよね?」
海未「え?何ですか?急に。確かに言いましたが……。」
穂乃果「じゃあ、ラブアローシュートを穂乃果に向かってうって!そしたら勇気がでて言えそう!」
海未「」
希「あ、うちも見たい。」
凛「りんもー。」
…イイコト!?
~~~~~~~~
海未「穂乃果のハートぶち壊しちゃうぞーーーー!バーン!ババババーン!バーン!バーン!」スカートヒラヒラキメッ
疲れた時に僕を励ます
君のラブアローシュートは最高
ことり「あんまりやりすぎちゃうと、海未ちゃんまた箱に入っちゃうよ。」
穂乃果「そうだね、ごっめーん。」
穂乃果「でも、海未ちゃんのラブアローシュートは最高だね!」
凛「そうにゃそうにゃ。」
穂乃果「元気がでたよ!!!」
にこ「あんたが元気じゃないと調子が狂うのよ。」
穂乃果「そうだね!みんな!ファイトだよ!」
穂乃果「この言葉を言えるようになっただけでも、穂乃果は元気になった気がするんだ!」
絵里「それは、よかったわ。」
にこ「勝手に落ち込んで、勝手に元気になったってかんじよね。」
真姫「心配するのも損な気がしてきたわ。」
花陽「それに、ことりちゃんが穂乃果ちゃんをいじめて三人の仲がおかしくなるとか考えられないです。」
凛「そうだよ、この二人がいたから穂乃果ちゃん元通りになったんだと思うよ。」
真姫「ほんと、三人にしてあげたんだから、仲良くしなさいよね。」
花陽「雨降って地固まるかな。」
にこ「やっぱり硬い絆で結ばれてるのよ、あの三人は!」
希「にこっちが、絆とかいうと、なんか、うち泣けてくるやん。」
絵里「そうね、にこの言葉の重みは、、、、重いわね……。」
にこ「あんまり、いい意味に聞こえないんですけど。」
にこ「どちらにしろ、穂乃果の話しだと、ことりが怖くなる話になりそうもないじゃない。」
真姫「それもそうね。」
花陽「むしろ、楽しい話になっちゃいそうです。」
にこ「それより、次のアキバのライブについて話しあったほうがいいんじゃない?」
希「さすが、にこっちは未来志向やね。」
凛「凛はどっちも聞いてみたいな!」
海未「確かに、どちらも大切な話ではありますね。」
絵里「じゃ、その穂乃果の話を聞く前に、みんな用意したものを順番にいれていきましょう。ここで反省会場よ」
穂乃果「ほえ?」
ユメノセカイ
君と僕らで鍋煮立つあの季節
物語のエピローグ
穂乃果「ハンセイカイ場?なんだろう…?」
希「鍋といえば豆腐、豆腐といえば鍋、ぐらいのベターさでまず豆腐と、」
ドバァ
希「それと、やっぱり元気の源はハラショーなやきにくさん!」
ドバァ
凛「熟肉にゃ」
希「熟成肉な、凛ちゃん。もう少しお勉強せなあかんよ^^」
凛「鍋に焼肉用のおにくをいれる希ちゃんに言われたくないにゃ^^」
希「ええそれ言うんや^^」
凛「当たり前だのクラッカーにゃ^^」
花嫁「なんか二人の^^が怖いよ。」
希「もちろん最後に締めのおうどんさんもやけどね。」
絵里「希らしいわね。なら私は、」
絵里「極寒に生まれ厳しい旅をして帰ってきた、スピリチュアルな鮭よ!」
ドバァ
希「なにげにロシアを押しこむエリチらしいやん。」
海未「大きすぎますし切り分けましょう。」
絵里「ロシア産の私の鮭がまるまるカットされている件」
花陽「なんだか感動的ですね。」
希「そういうの見ると、うちの家にみんな集まれて、ほんとうによかったって思うんよ。」ホロリ
穂乃果「な、なんか、嫌な予感が……。これってもしかして鍋パーティーだよね……!?」
にこ「鍋には地味ながらも欠かせない脇役も必要よ!」
にこ「鍋奉行矢澤にこが鍋生活を最初からやり直せる具材を用意したわよ。」
にこ「そう、油揚げとシイタケね。主役を引き立たてる為の存在も必要なのよ!」
ドバァ
希「料理上手のにこっちは、よぅわかってるんやね。」
にこ「あったりまえでしょ!」
にこ「主役(にこ)が目立つのも、脇役(あんたたちμ's)がいてこそよ!」
希「まだ、こりてへんの?にこっち^^」
穂乃果「え?この感じ、どこかの夢でみたような……。」
花陽「ひきたてるといえば、ごはんも欠かせません!」
花陽「いえ、私は、ごはんが主役といっても過言ではありませんが。」
凛「そうだねーかよちんのおかずはごはんだよね。」
にこ「それは最後にいれときなさいよ。うどんと一緒に。」
花陽「はい、なので卵も用意しました。」
にこ「それも、どっちかっていうと最後の締めでしょ!」
凛「最後に溶いていれるとふわふわで美味しいんだよー。かよちんのこだわり卵は絶品にゃ。」
にこ「そんなこといって、どうせノーブランドな名前もない卵でしょ。」
凛「名前に拘るなんてノーブランドガーリーを名乗る資格ないにゃ、にこちゃんは。」
にこ「それはそれ、これはこれ。名前は大切なのよ、料理だって何だって。」
凛「仕方ないにゃー。かよちん、教えてあげちゃってよ。」
花陽「えと、黄身の名は……新ごじ卵……」
穂乃果「ま、まだ大丈夫だよね……まだ美味しいはずだよ。」
海未「何をそんなに焦っているのです、穂乃果。」
海未「心配しなくても美味しく頂けますよ。」
海未「穂乃果に元気をだして貰おうと、せっかく、それぞれ好きなものを持ち寄ってきたのに。」
海未「主役の穂乃果がそんなに心配そうな顔をしていたら、」
海未「美味しいものも、美味しくなくなってしまいますよ。」
穂乃果「いやーー、、その海未ちゃん……。」
海未「特に!穂乃果は最後まで残さずキッチリと食べるのですよ!」
海未「これは、みんなのおごりですから!」
穂乃果「あは、、、これ全部、穂乃果が食べなきゃならないのかな……!?」
海未「何をいっているのです。皆も一緒に食べますが、穂乃果だけは残さず最後までキッチリキッチリ食べるのですよ。」
海未「ええ二度言いましたよ、私は。二度言いましたとも。」
海未「それが、みんなに心配をかけた償いというものです。」
穂乃果「いやーそのー、まだ大丈夫なんだけど……」
海未「では私は、ねぎ、水菜、ほうれん草、と、これも鍋には欠かせない脇役。」
ドバァ
海未「食物繊維はとても大切です。」
希「やきにくさんとの相性もバッチリやね。」
穂乃果「穂乃果の夢は、微妙なようで結構あたるんだよーー。。。」
凛「じゃあーー凛もーーーーーー。」
凛「乾麺x9」
ドバァ
真姫「ちょっと!!凛、これ乾麺じゃない!これは鍋にいれるんじゃないのよ!」
凛「だって部室に沢山あっても仕方ないにゃ」
海未「部室にはカップ麺の買い置きがあるのですね」
花陽「あは凛ちゃん、だいぶ水分吸っちゃったね。」
にこ「うどん、米、乾麺、炭水化物多すぎなのよ。」
絵里「パスタも入れば完璧だったわね。」
穂乃果「……っていう夢を見たんだよーーーー!!」
真姫「じゃあ私は美容にもいいリコピンたっ~ぷりのトマトよ!」
ポトン
にこ「どうせそういうことだろうと思ったわ。」
真姫「なによ!いいじゃない!好きなんだから!」
にこ「鍋という感じ」
にこ「……じゃないわね。赤い血のような……惨劇の鍋ね」
真姫「赤い鍋を食べるぐらいで悲劇なんておこらないでしょ!」
ことり「トマトはどうなのかな~鍋に合うのかなぁ?」
真姫「だいじょうぶよ!栄養は充分だし健康にいいわ!」
ことり「そういう問題なのぉ?」
ことり「鍋が台無しになっても知らないよ?真姫ちゃん。」
真姫「ワタシノ味覚を信用しなさいよ、ことりのほうこそ鍋に合うものもってきてるんでしょうね。」
ことり「私は大丈夫だよぉ。」
絵里「まぁトマト鍋も美味しいし、なんとかなるかしら。」
穂乃果「………ねぇみんな早く、夢なんかーいって突っ込んでよ!」
ことり「じゃあ私の番だね!」
穂乃果「でた!」
ことり「えーー何それ?出た!じゃなくて、ことりは最初からいるよ~~穂乃果ちゃん。」
ことり「じゃあ、ことりの好きなもののと言ったら!」
ことり「チーズケーキなの!!」
穂乃果「!!!」
穂乃果「でた!」
穂乃果「やっぱり、でた!」
希「紅白のオオトリのラスボスみたいな言い方するんやね。」
ことり「オオトリじゃなくて、私はことりだよ?」
にこ「希が言いたいのはことりが最後(トリ)に相応しいってことじゃないの。」
ことり「あーそっか、えへ。これがそのチーズケーキだよ。」ドン
穂乃果「ほんとに、でた!」
海未「……予知夢ですか。」
ことりの食べ方は?
――――チーズケーキか?鍋にいれるか?それが問題だ。
ことり「穂乃果ちゃんには、いちば~ん甘~い所!」
ことり「略して、アマドコロ、あげるんだよっ♪」
絵里「美味しそうなチーズケーキね。」
真姫「甘い匂いがしてくるわ。」
凛「ほっんとに甘いの好きだにゃーことりちゃんは。」
海未「ことりのオススメに間違いはありませんね。」
花陽「デザートにぴったりです。」
にこ「食べがいがあるじゃない。」
穂乃果「」
穂乃果「……っていう夢を見たはずなんだよーーー!」
穂乃果「もういっかい言うけど、みんな早く、「「夢なんかーい」」って突っ込んでよ!」
穂乃果「さっきから穂乃果の声が聞こえてないように進行する皆が怖いよ」
穂乃果「これは悪い夢だよ!嫌な予感しかしない!」
穂乃果「でも現実になったら……。」
穂乃果「遺書……でも書くかな。って違うよーーー!!!」
穂乃果「チーズケーキはそのままが美味しいんだよ。ことりちゃん!」
穂乃果「穂乃果はことりちゃんを信じているよ!」
希「……穂乃果ちゃん。」
ことり「これが、ことりのだーいすきなっ、」
ことり「チーズケーキなの!」
ことり「え~~いっ!!!!!」
ドバァァバァバァ
穂乃果「ええええっ!?な、なんでことりちゃんお鍋にチーズケーキ入れちゃったの!???」
ことり「だって、ことりチーズケーキ好きだから。」
穂乃果「それ理由になってないよ!」
穂乃果「わかってたけどさぁぁぁ!なんでーいれたのーーーーーーー!?!?!????」
ことり「ことりチーズケーキだから!」
穂乃果「それを何故入れちゃったの!???」
ことり「だって、ことりチーズケーキ好きだから。」
穂乃果「なんでその答えなの!?怖いよ怖すぎるよことりちゃん!だから、な~~~んで~~~~~~!!」
ことり「ことりチーズケーキ好きなの!」
雪穂「鍋の中には流石にいれないと思うじゃん?」
亜里沙「いれるよ!」
穂乃果「ええ?なんでこの二人がいるの?なんで?なんで?」
ありゆき「「いるよ」」
穂乃果「いや、わかってたよ、穂乃果薄々わかってたよ、この超展開!!!だから何度でも言うよ!」
穂乃果「「「ええええっ!?な、なんでことりちゃんお鍋にチーズケーキ入れちゃったの!???」」」
ことり「だって、ことりチーズケーキだから。」
穂乃果「もー答えがずっと同じだよ!なんでなのー?ことりちゃん!!」
ことり「ことりチーズケーキ好きなの!」
穂乃果「うう…食べるの穂乃果なんだよ~。」
希「穂乃果ちゃんファイトやで~」
穂乃果「ファイトだよ!じゃねーっつうの!!!!!」
おそ松さん「ファイトだよ♪」
穂乃果「って誰だよ!なんでこんなこといるのさ。それ、わざとやらかしちゃったほうのパロディだから!正確には十四の松だよ!」
穂乃果「こーなったら海未ちゃんの野菜で灰汁をすくうよ!」
海未「……。。。灰汁(チーズケーキ)をですか……穂乃果ああぁっ!」
穂乃果「うみちゃああああああんてつだっ」海未「食べれ」
穂乃果「ひどいよ海未ちゃん!あああ!!あーん!もーーーー!!!なーんで、お鍋にチーズケーキ入れちゃったの!???」
ことり「ことりチーズケーキだから!」
穂乃果「わかってたけど、な~~~んで~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!???」
穂乃果「ことりちゃんが怖い。……ユメ?」 おしまい
※この後メンバー(穂乃果)がおいしく頂きました
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よく分からないね