穂乃果「心配しないで絵里ちゃん、亜里沙ちゃんのこと・・・ずっと大切にするから!」ギュッ
亜里沙「お姉ちゃん・・・亜里沙、幸せになるね・・・!」ギュッ
ほのあり「・・・・・・」チラ・・・
絵里「・・・・・・・・・・・・」
穂乃果(ふひひひひ・・・絵里ちゃんったらすごくショックを受けてるみたい!!大成功だね!!)
亜里沙(はい!!お姉ちゃんに堂々と嘘をついちゃうなんて・・・エイプリルフールってハルァショー!!)
絵里「・・・そう」
穂乃果「えへへ・・・それで・・・」
絵里「ちょうど良かったわ、私も2人に報告があるの」
ほのあり「え?」
絵里「実は、私と雪穂ちゃんもお付き合いすることになったの」
雪穂「そういうことだから、よろしくー」
ほのあり「!!!!!!!!??????」
えりゆき「・・・・・・」ニヤリ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427897767
絵里(2人が私たちを騙そうなんて、百年早いわぁ。全部お見通しなのよ・・・!)
雪穂(お灸を据えないといけませんよね!)
穂乃果「絵里ちゃんと・・・雪穂が・・・?」
亜里沙「う、嘘・・・だよね・・・?」
雪穂「嘘じゃないよ?」
穂乃果「う、嘘だよっ!!だって今日はエイプリルフールだもん!!」
絵里「あぁ・・・そういえばそうね」
亜里沙「だからさっきのも・・・!」
絵里「ウフフ・・・雪穂ちゃんなんて嫌いよ♪」ギュッ
雪穂「絵里さんやめてよー♪」ギュッ
ほのあり「」
えりゆき「・・・・・・」ニヤリ
亜里沙「ほ、ホントに2人は付き合って・・・?」
雪穂「だからそう言ってるでしょー」
絵里「穂乃果、私も雪穂ちゃんを一生大切にすると誓うわ。だから穂乃果も、亜里沙のこと・・・よろしくね?」
穂乃果「そん、な・・・」
雪穂「じゃあ私たちこれからデートだから!」
絵里「ダ スヴィダーニャ~♪」
穂乃果「ま、待って、よ・・・」
亜里沙「お姉ちゃん・・・雪穂ぉ・・・」
バタン
ほのあり「・・・・・・・・・・・・」
えりゆき「・・・・・・」グッ! b
穂乃果「・・・・・・」
亜里沙「・・・・・・」
穂乃果「・・・・・・」
亜里沙「・・・ぐすっ・・・・・・」
穂乃果「・・・亜里沙ちゃん」
亜里沙「うぅ・・・穂乃果、さん・・・穂乃果さぁん・・・っ!!」ギュッ
穂乃果「・・・・・・」ギュッ
亜里沙「どうしましょう、穂乃果さん・・・まさか2人がっ・・・」
穂乃果「・・・穂乃果たちには、どうすることもできないよ」
亜里沙「でも・・・でも・・・っ!」
穂乃果「・・・・・・」
穂乃果「じゃあ、さ・・・・・・」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
雪穂「いやぁ~お姉ちゃんも亜里沙もすっかり騙されてましたね!」
絵里「自分が優位にあると思っている者は、はめられていても気づかないものなのよ」
雪穂「流石絵里さん・・・!」
絵里「フフフ・・・」ドヤチカ
雪穂「いつネタばらしします?」
絵里「そうね・・・ちょっと2人の様子を窺ってからにしましょうか。部屋に盗聴器をしかけておいたのよ」
雪穂「抜かりはありませんね・・・!」
絵里「ウフフ・・・穂乃果ったら今ごろ泣きべそかいてるんじゃないかしら♪」
雪穂「あり得ますねぇ。何てったって、想い人を実の妹に寝取られちゃったんですから!」
絵里「確かにそれはつら・・・
絵里「え?」
雪穂「え?」
絵里「想い人・・・?私が・・・?穂乃果の・・・?」
雪穂「えぇっ!?まさか気付いてなかったんですか!?」
絵里「な、何よそれ!?初耳よぉ!?」
雪穂「だって絵里さんにだけ全然態度が違うじゃないですか、お姉ちゃん・・・きっと絵里さんだけですよ、気付いてないの・・・」
絵里「う、うそ・・・」
雪穂「それに、家では絵里さんのことばっかり話してますし。どこどこがかっこいいだとか、かわいいだとか・・・毎日毎日よく飽きないなぁ、って思いながら聞いてます」
絵里「穂乃果・・・///」キュン
絵里「・・・って!それを知っていたら、こんなエイプリルフール返しなんてしなかったわよ!!どうしてもっと早く言ってくれなかったのよぉ!!」
雪穂「いや・・・知っているものとばかり・・・」
絵里「そんな・・・でも、そうね・・・亜里沙の想い人を寝取るようなフリしたから、罰が当たったのね・・・」
雪穂「まぁまぁ、後でちゃんと・・・
雪穂「え?」
絵里「え?」
雪穂「想い人・・・?私が・・・?亜里沙の・・・?」
絵里「えっ・・・まさか気付いてなかったの?」
雪穂「何ですかそれ!?初耳ですよ!?」
絵里「だって雪穂ちゃんにべったりじゃない、亜里沙ったら・・・きっと雪穂ちゃんだけよ?気付いてないの・・・」
雪穂「う、うそ・・・」
絵里「それに、家では雪穂ちゃんのことばっかり話してるし。今日は2人で何をしただとか、どこどこに行っただとか・・・毎日毎日よく飽きないわねぇ、って思いながら聞いてるのよ?」
雪穂「亜里沙・・・///」キュン
雪穂「・・・って!それを知っていたら、こんなエイプリルフール返しなんて賛成しませんでしたよ!!どうしてもっと早く言ってくれなかったんですかぁ!!」
絵里「いや・・・知っているものとばかり・・・あと、このやり取りデジャヴじゃない?」
雪穂「そんなことはどうでもいいんです!早く戻って誤解を解かないと・・・!」
絵里「そ、そうね・・・!とりあえず盗聴器で2人の状況を確認してみましょう!」
ザザッ
亜里沙『どうしたら・・・どうしたらいいんですか、穂乃果さぁん・・・!!』
穂乃果『・・・わかんないよ』
亜里沙『ぐすっ・・・!うぇぇぇん・・・!』
穂乃果『・・・・・・』
雪穂「あぁー!!亜里沙が泣いてる!?」ガーン
絵里「穂乃果が自暴自棄に!?」ガーン
雪穂「どうしてくれるんですか絵里さん!!」
絵里「ちょっと!私だけのせいにしないでよ!それに喧嘩してる場合じゃないわ!早く飛んでいって抱きしめてあげないと!!」
雪穂「!! そうですね・・・きっと迎えに来るのを待ってるはず・・・行きま
穂乃果『・・・・・・』
穂乃果『じゃあ、さ・・・』
穂乃果『穂乃果たちも、本当に付き合っちゃおうか』
亜里沙『え・・・?』
えりゆき「!!!!!!!!??????」
亜里沙「本気で言ってるんですか・・・?」
穂乃果「うん。本気だよ」
亜里沙「でも、私は雪穂のことが・・・」
穂乃果「私だって、絵里ちゃんのこと・・・でもさ、絵里ちゃんと雪穂が愛し合っているのなら、祝福してあげなきゃ。応援してあげなくちゃ・・・」
亜里沙「・・・っ」
穂乃果「それはとても辛くて、悲しいことだけど・・・忘れることなんて、できないのかもしれないけど・・・でも」
穂乃果「同じ苦しみを抱えてる私たちなら、乗り越えていけると思うんだ」
亜里沙「穂乃果、さん・・・」
穂乃果「それに、私は亜里沙ちゃんのこと・・・好きだよ?」
亜里沙「!」
穂乃果「雪穂ったら、こんなに可愛い子が近くにいるのに、別のヒトを好きになるなんて・・・信じられない」クイッ
亜里沙「あっ・・・穂乃果さん・・・」
穂乃果「ねぇ・・・亜里沙ちゃんは、私のこと・・・嫌い?」
亜里沙「・・・嫌い」
亜里沙「じゃ、ないです・・・///」
穂乃果「亜里沙ちゃん・・・可愛い・・・」スッ
亜里沙「・・・ダメ・・・こんなのダメですよ、穂乃果さん・・・///」
穂乃果「大丈夫だから・・・目を閉じて?ね・・・?」
亜里沙「穂乃果、さん・・・・・・」
穂乃果「亜里沙、ちゃん・・・・・・」
ほのあり「ん・・・・・・・・・・・・」
えりゆき「すとぉぉぉ~~~~~~~~~~~~~~~っぷ!!!!!!!!!!!」バァン
絵里「認められないわぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
雪穂「とっとと離れて・・・・・・・・・!!!!」
プラカード【エイプリルフール大成功!!】
えりゆき「え?」
穂乃果「やったぁ~~!!2人とも騙されたぁ~~~っ!!!」
亜里沙「ハルァショーーーーーーー!!!」
えりゆき「」
絵里「え・・・?は・・・?」
穂乃果「えへへ・・・びっくりした?エイプリルフール返し返しだよっ!!」
雪穂「つまりさっきやり取りは・・・?」
亜里沙「ぜ~~~んぶ、嘘っ!!」
えりゆき「」
ほのあり「いぇ~~いっ!!」パァン
穂乃果「絵里ちゃん悔しい?騙されて悔しい?」ニヤニヤ
絵里「・・・・・・」
亜里沙「雪穂、エイプリルフールって楽しいね!!」ニコニコ
雪穂「・・・・・・」
ズビシッ ズビシッ
ほのあり「いったぁぁぁ~~~~~~っ!!!!!?」
穂乃果「いきなりチョップなんてひどいよぉ!!」
絵里「嘘ついた罰よ」
穂乃果「そっちだってついたじゃーん!!」
亜里沙「雪穂ぉ・・・」
雪穂「ふんっ・・・」
絵里「さて・・・」ポチポチ
穂乃果「? 何して・・・」
絵里「もしもし?」
『あ、えりちぃ?ぶふっ・・・どうしたん?んふっ・・・』
絵里「覚えておきなさいよ」
『』
ピッ・・・ツーツー
穂乃果「ちょ、ちょっと待ってよ!希ちゃんとにこちゃんは全然関係ないよ!!」
絵里「どうして希にかけたってわかるの?」
穂乃果「」
絵里「あと、にこも絡んでるのね」
穂乃果「」
雪穂「なるほど・・・私たちが出て行った後、2人に相談したんだ」
絵里「穂乃果と亜里沙だけでこんな作戦立てられるわけがないわ」
穂乃果「どういう意味っ!?」
絵里「さて、腹いせに美味しいケーキでも食べに行きましょうか、雪穂ちゃん」クルッ
雪穂「いいですね!行きましょう!」クルッ
穂乃果「ま、待って、2人とも!」
えりゆき「・・・・・・」
穂乃果「・・・あのね」
穂乃果「穂乃果、ホントは・・・絵里ちゃんのことがずっと好きだったの!!」
絵里「!!」
亜里沙「亜里沙も・・・雪穂のことがずっと好きでしたっ!!」
雪穂「!!」
穂乃果「でも、絵里ちゃんも雪穂も、穂乃果たちの想いに全然気付いてないみたいだったから・・・ちょっと鎌をかけようとして、こんなこと・・・」
亜里沙「ごめんなさい・・・」
穂乃果「あのね雪穂、亜里沙ちゃんは悪くないの!穂乃果が巻き込んだだけで・・・だから、許してあげて!」
亜里沙「そんなっ!元はと言えば亜里沙が穂乃果さんに相談したんですから!穂乃果さんこそ全然悪くないです!」
穂乃果「いやいや穂乃果が・・・」
亜里沙「いやいや亜里沙が・・・」
絵里「・・・ハァ」
絵里「えっと・・・穂乃果?」
穂乃果「は、はい!!」
絵里「その・・・私のことが好きって・・・本当?」
穂乃果「う、うん!本当だよ!!大好き!!」
絵里「・・・!!」
絵里「・・・・・・」
絵里「でも、今日はエイプリルフールだから・・・信じられないわ」
穂乃果「そんなっ!!この気持ちに嘘なんか・・・!!」
絵里「だからっ!!」
絵里「だから・・・」
絵里「明日も、好きって言ってくれる・・・?」
穂乃果「!」
絵里「明後日も、明々後日も・・・ずっと、ずっと・・・」
絵里「そうしたら・・・信じてあげるわ・・・」
穂乃果「・・・!!」
絵里「・・・///」
穂乃果「・・・ぅえりちゃんっ!!」ダキッ
絵里「ちょ・・・!?ほの・・・」
穂乃果「言うよ・・・!!毎日毎日、好きって・・・!!大好きだよって、伝えるよ・・・!!」ギュッ
絵里「穂乃果・・・」
絵里「うん・・・なら私も、ちゃんと伝える」
絵里「穂乃果・・・大好き・・・!!」ギュッ
穂乃果「ぅえりちゃん・・・!!」モッギュー
絵里「ほのかぁ・・・!!」モッギュー
雪穂「・・・・・・」
亜里沙「・・・・・・」
ほのえり「・・・・・・」
ほのえり「あっ」
雪穂「・・・・・・」
亜里沙「・・・・・・」
ほのえり「・・・・・・」
穂乃果「えっと・・・じゃあ///」
絵里「そちらもどうぞ///」
雪穂「やりにくいよ!!!」
亜里沙「・・・///」
雪穂「まったくこの姉たちは・・・!!」
亜里沙「雪穂・・・」
雪穂「亜里沙・・・?」
亜里沙「亜里沙も毎日言うよ?その・・・好きって・・・///」
雪穂「い、いいよ別に・・・恥ずかしい・・・///」
亜里沙「でも・・・!」
雪穂「い、いいからっ!1回言えばわかるからっ!」
亜里沙「・・・ホント?」
雪穂「うん・・・私も1回しか言わないからね」
雪穂「好きだよ、亜里沙・・・///」
亜里沙「雪穂っ・・・!!」ダキッ
雪穂「ん・・・///」ポンポン
穂乃果「・・・・・・」ニヤニヤ
絵里「・・・・・・」ニヤニヤ
雪穂「このバカップルは嫌い」
絵里「フフッ・・・雪穂ちゃんったら」ニヤニヤ
穂乃果「そんなわかりやすい嘘つかなくても」ニヤニヤ
絵里「さて、一件落着ということで、4人でちょっとお出かけしない?」
亜里沙「いいねお姉ちゃん!ダブルデートだね!」
穂乃果「じゃあケーキ食べに行こう、ケーキ!」
雪穂「お姉ちゃん大丈夫?最近また太ったでしょ」
穂乃果「またまたぁ~♪」
雪穂「・・・・・・」
亜里沙「雪穂、手をつないで行こう?」
雪穂「・・・ん」
絵里「あら・・・私たちも負けてられないわね」
穂乃果「じゃあ穂乃果たちは腕組んで行こう!」
絵里「フフッ・・・いいわよ♪」
亜里沙「いいなー・・・ねぇ、雪穂・・・」
雪穂「や、やらないから!」
亜里沙「・・・・・・」シュン
雪穂「あぅ・・・わ、わかったよ・・・今日だけだからね・・・」
亜里沙「やった!!」
ほのえり「・・・・・・」ニヤニヤ
雪穂「・・・・・・」
雪穂「でも良かったですね、絵里さん・・・お姉ちゃんの4人目の彼女になれて」
ほのえり「え?」
雪穂「じゃあ行こっか、亜里沙」グイッ
亜里沙「わっ!?ゆ、雪穂・・・!」
穂乃果「ちょっ・・・雪・・・
絵里「穂乃果・・・どういうこと?」
穂乃果「!?」
絵里「私の他に・・・3人も女の子をはべらかしていたの・・・?」
穂乃果「そんなわけないでしょっ!?嘘だよ、嘘!雪穂がエイプリルフールの嘘を・・・」
絵里「穂乃果のこと・・・もう信じられないっ!!」ダッ
穂乃果「え、絵里ちゃぁぁぁーーーーんっ!!いや、雪穂ぉぉぉーーーーーっ!!!」
雪穂「やっぱり、嘘はよくないよね」
亜里沙「ソ、ソウダネ・・・」
終わり
読んでくださった方ありがとうございます。突貫工事だけどエイプリルフールネタです
前回のほのえり!
穂乃果「絵里ちゃんに渡すチョコとお父さんに渡すチョコ間違えた!!」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません