艦娘が進撃の巨人をやってみるそうです (15)






~鎮守府 合同宴会 舞台上~




大淀「やー、【アニメ一期お疲れ様でした会】も盛り上がってきましたね~」


大淀「あ、申し遅れました。私司会進行役の大淀です」


提督「お、おう。知ってるよ。つかさっきからお前がずっと司会やってるだろ」


大淀「まあまあ、読者のために今一度説明したのですよ」


提督「あー、うん」


大淀「さあ、それではこれからは艦娘たちの劇を披露致しまーす」


大淀「その名も【進撃の巨人】劇です~」


提督「……進撃の巨人?」


大淀「ちまたで話題のダークファンタジー漫画ですね」


提督「へー」


大淀「それでは皆さん、どうぞ~」



ワーーー パチパチパチパチ






「……845年クマ」


「人類は巨人怖かったので、壁の中で生活してたクマ」


「だけど超大型巨人に壁が破られたクマ」



提督「ナレーションのせいか全然ダークに感じないんだけど」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427882286



大淀「まあまあ」



「そこでシガンシナ区に住んでたエレンとかミカサは、驚いたクマ」


「これやっべ。マジやっばいクマ」


「やるクマー!!ってくらいやばかったクマ」



提督「おい、誰がこいつをナレーションにしたんだ」


大淀「くじ引きだそうですよ」




エレン「あっれーはなんデーーース!!おっきいデスネー!!」


ミカサ「超大型巨人っぽいー」


エレン「あんなやっつぅ~、ミーのバーーーニングラーーブでやっつけてやりまスヨー!」


ミカサ「金……エレンすごいっぽい~」




提督「シリアスどこいった」


大淀「まあまあ、あ、ほら、ひ弱キャラのアルミンくんも出てきましたよ」





アルミン「ビッグセブンの実力を見せてくれる!!」


提督「いや一番やっちゃいけない役やってるだろ」




エレン「おお!長門ミンもキタのデース!」


提督「ほぼフルネーム明かしてるじゃねえか」


ミカサ「アルミン男前っぽいー」


提督「ぽいじゃねえよ」


アルミン「食らえええええ!!46cm主砲!!」


提督「すな。発射すな。とりあえずお前はもう少しひ弱になれ」



大淀「あっ!あそこを見てください提督!超大型巨人がいますよ!」


提督「超大型巨人?」


大淀「身長60メートルを超す、めっちゃでっかい巨人のことです!人類の宿敵ですよ!」


提督「へー」






超大型巨人「か、壁を壊すのです!!」




提督「せめて長門と電の役を交替しろや!!」





「どっがーーーーーん、って音がしたクマー」


「超大型巨人の蹴りで、壁が破られたみたいクマー」


提督「また悠長なナレーションだな!!」



超大型巨人「はわわわ……皆さん大丈夫なのです?」


提督「じゃあ最初っから壁破るなや!!」



エレン「これはまずいネー、壁が破られたネー!」


アルミン「……打ち過ぎたか……」


ミカサ「アルミンの主砲で壁が壊れたっぽいー」


提督「お前のせいかよ!!」



エレン「あっ!まずいネー!」


ミカサ「エレンどうしたのっぽいー?」


エレン「家の方向に壁のかけらが飛んでいったネ!家には比叡が待ってるヨー」


アルミン「なんだと?それはいかん!すぐ助けに向かわねば!」


エレン「まあでも改二だから大丈夫ネ!」


アルミン「それもそうだな」



提督「納得すんじゃねえよ!ていうか比叡とか名前隠す気ねえよ!せめて役を忠実に演じろや!」





「まあなんやかんやあって、エレン達は自分の家に行ったクマー」



提督「はしょったな!だいぶはしょったな!」


大淀「まあまあ」





エレン「OH!!比叡が家の下敷きになってるネー!!」


カルラ「に、逃げてください金剛お姉様……!比叡の気合いではもうどうにもできません!」


エレン「そんなことないヨー。比叡は金剛が助けるのデース!」


カルラ「やめてください!!今にも深海生物的な巨人が襲ってきます!このままでは御姉様が!」


カルラ「夕立さんも、御姉様を止めてください!」


ミカサ「無理っぽいー」




提督「もうキャラの名前呼ぶこと諦めてんなコイツら」



ドシン・・・



大淀「ああっ!まずいですよ提督!開いた壁から侵入した巨人が、今にもエレン達に近づいていくようです!!」


提督「巨人?」




巨人「ハラショー」


提督「なんで巨人役がこうも小さい奴ばかりなんだよ!!」





巨人「ん?そこに美味しそうな人間がいるね」



エレン「OH!!これはまたロシア産の素敵な巨人デース!」


カルラ「に、逃げてくださいお姉様!生きてください!」


ミカサ「大きい割に素敵っぽいー」


カルラ「素敵なパーティはここでは開かれませんよ夕立さん!」



「待てーーーーい!!」




提督「お」


大淀「おお!誰か助けに来てくれたみたいですね!」




ハンネス「ふっふっふ……この天龍様にかかれば巨人なんてイチコロだぜ」


提督「絶対逃げねえよコイツ!!ハンネスさん巨人に絶対立ち向かうでしょ!!」



エレン「天龍、こいつどうするネー」


ハンネス「八つ裂きにしてやるかぁ?」


ミカサ「ハンネスさん超かっこいいっぽいー」


カルラ「皆さん劇やる気ないでしょ……」


提督「比叡が珍しくまともなこと言ったな」





ハンネス「オラオラぁ!天龍様のお通りだあーーっ!!」


巨人「スパシーバ」


提督「言葉の意味分かってるのかあの巨人は…」




「こうしてハンネスは、エレンとミカサ連れて逃げたクマー」



提督「逃げてねえよ!!バッチリ戦ってたよ!!スチール刃持って巨人に切りかかったよハンネスは!」



ハンネス「ったく……オレがいたなら巨人もバッサバサに切ったってのによー」


ミカサ「説得力無限大っぽいー」


エレン「でもあれネー」


ハンネス「ん?」


エレン「私、駆逐するデース」


エレン「比叡を食べたあの巨人を、一匹残らーズ」


エレン「駆逐シマース!!」



提督「絶対まともなシーンなのに全くまともに見えねえ!!」






「それからなんか知らないけど、金剛と夕立と長門さんは訓練兵団に入ったクマー」



提督「比叡を喰った巨人を倒すためなんだろうが!ちゃんと理由あるよ!それと役柄名無視すんじゃねえ!!」




エレン「ついにここまで来たデース」


エレン「比叡の敵を、打つのデース」


ミカサ「……っぽいー」


アルミン「ふ……どんな厳しい訓練が待っているのだろうな……楽しみだ」



提督「アルミンくん入団する前から完全に武闘派じゃねえか」


大淀「あ、この訓練兵団という場所では、教官の洗礼を受けるシーンみたいですよ」


提督「教官?」


大淀「ええ。とっても怖い鬼教官だそうです」



キース「はぅぅ……お、おい、あなたっ?」



提督「羽黒じゃねえか!!!!」


提督「どこが鬼だよ!!天使も天使だよ!!正反対すぎるんだよ!!それに呼び方優しすぎるよ!!なんなんだよこれは!」






アルミン「……なんだ。重巡洋艦」


キース「ひ、ひいっ!いえ、あの…あの…あなたはどうしてここに来たんですか……?」


アルミン「巨人をっ!!!」


アルミン「一匹残らずっ!!破壊するためだ!!!」


キース「ひいいいいっ!!」



提督「もう教官やめろよ!?つかアルミンくんひ弱でもなんでもねえ!主人公の座奪いかねんわ!」



キース「う、うう……あ、あなたは誰ですか……?」


マルコ「私ですか!?私は幸運の駆逐艦、雪風ですっ!!」


マルコ「頑張りマスッ!!」



提督「お、ゆ、雪風はまだまともじゃないか。名前間違ってるけど」


大淀「そうですねー。まあマルコは序盤で顔半分なくなる役柄ですけど」


提督「幸運とかどこ行ったんだよ!!運マイナスくらいの悲劇起こるんじゃねえか!!」





キース(ゆ、雪風ちゃんはまだ安心だぁ…ほっ…)


キース「ど、どうして雪風ちゃんは、訓練兵団に入ったの?」


マルコ「しれぇに顔面半分をささげるためです!!」


マルコ「はい!頑張りマスッ!!」



提督「ネタバレすんじゃねええええええ!!!!!」


提督「はい、頑張りますじゃねえよ!!結構重要なネタを即時バレすんじゃねえわ!!」




キース「さ、さあてえ…次はだれでしょう……」


キース「あ、あなたは誰ですか……?」


ジャン「駆逐艦?うざい」



提督「もう進撃の巨人どこ行ったか分かんねえよ!!せめてセリフは忠実に再現してくれ!!なんでいきなり駆逐艦がうざいと言いだしたんだこの男は!?もう漫画の意味も趣旨も分からんわ!!」



ジャン「まーハイパー北上様になるためには駆逐艦欲しいけどねー」


提督「まるで意味が分からんわ北上ィィィイイ!!!」


※続きは午後11時以降となるのデース

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