艦これ(艦隊これくしょん)の二次創作SSです
前スレ
【安価】提督「艦娘を惚れさせた後突き放して反応を見たいんだが」2周目の最後 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427806346/)
の続きですが、流れや設定などをオールクリアしていますので、心機一転いきます
なお、前回までに選んだターゲットや仲間はもう同じ立場に選べません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427860463
~執務室~
提督「どうだ?」
明石「はぁ…?」
大淀「とうとうおかしくなったんですね」
提督「違う!……言っちゃあなんだが、俺はそれなりに艦娘の皆から慕われている」
明石「うわーそれ自分で言っちゃいますか」ドンビキ
大淀「それで、何で慕ってくれる子達にそんなことをしたいんですか?」
提督「よくぞ聞いてくれた。確かにこんな俺に付いてきてくれる娘達は泣かせたくない」
提督「練度も高く、皆ケッコンできるようだしな」
提督「だがな!そんな彼女らが絶望と悲しみに暮れ、歪む顔が見たいとは思わんかね!?」
大淀「全然」クイッ
明石「わかります!!!!!!」
明石「いやああぁぁまさか同じ趣味の人がいるとは思いませんでした!!がんばりましょう!!!!」
大淀「…………」ハァ
提督「どうだ大淀。お前は」
大淀「賛同できるわけがありませんよ。私はあなたと違ってまともですから」
提督「そうか……」シュン
大淀「………………」
大淀「しかし、あなた方がなにかしでかさないか……その見張りと言うことでなら同行しましょう」
提督「まじか!?いやあああああ恩に着るよおおおおお!!!!
大淀「こんなのはこれきりですからね」ハァ
提督「もしかしたら艦娘達も俺達が知らない意外な一面を見せるかもしれない。それはキャラ崩壊だがウチの鎮守府ではこうなんだという認識で挑んでいこう」
提督「二次創作だしな」
大淀「提督、誰に言ってるんですか?」
提督「俺を含めた皆だよ」
大淀「はぁ……?」
提督「それに歪んだ顔を見たいと言っても物理的やシャレにならないことはNGだ」
明石「例えばどんな?」
提督「ボコボコにしたり、体に一生残る傷を作ったりすることだな。ここはひとつ穏便に行きたい」
大淀「心の傷はいいんですか……」
提督「なぁに、後で謝ってお許しを得ればいいさ」
大淀「(それで済めばいいですが)」
提督「俺は紳士だ。R-18な展開も控えて、あくまで紳士的に泣かせていこうぜ!」
明石「これが矛盾ってやつなんですねぇ」
※安価について、痛いの(焼き鏝とか暴力とか)は基本NGです!ヤバいけど、どこか安心して見れるようなものにしましょう!
エロ系については、別に否定しません
提督「始める前に大淀、ウチって結構デカくなってきたけど、まだ出てない艦娘もいるよな。誰が出てないんだ?」
大淀「はぁ……しっかりしてください。我が鎮守府に配属されていないのは
大鯨・能代・矢矧・酒匂・大淀・秋月・名取・鬼怒・瑞鳳・鈴谷・熊野・天津風・時津風・磯風
浦風・野分・舞風・朝霜・早霜・清霜・プリンツ・U-511 ・天城・雲龍・香取
ですね」
提督「はぁ……何がドロップ限定だよ……イベント海域なんてそんな行かねぇんだよ……あぁプリンツたん会いたかったなぁ」
大淀「その割には普通にデイリーで出そうな艦もたくさんいますが」
提督「うるせぇ、1日のプレイ時間が短い万年大佐で悪いか!」
大淀「もっとやる気出してくださいよ……そんなんだからイベントを連続で逃がすし他の提督からもナメた目で見られるんですよ」
提督「出ないものはしょうがないだろ!」
大淀「鎮守府はこんなに大きいのに……ウチのあだ名知ってます?『見かけ倒し』ですよ」
提督「うっせ!明石と浜風は死ぬ気で出したんだからそれくらい褒めろ!
提督「それより、大淀はここにいるのに、何で軽巡洋艦大淀はいないんだ?」
大淀「フフフ……あと、私も万能ではありません。1、2の漏れがあるかもしれませんがその辺は私も人間ということで」
提督「艦娘だろ」
イカれたメンバーを紹介するぜ!!
・下衆部隊
提督:諸悪の根源。艦娘の絶望に歪む顔をみることを楽しんでいる
それなのに普段は良い提督を演じてきたため、周りからの評価・信頼は高い
下衆
大淀:チーム内唯一の常識人
提督達が何かしでかさないかヒヤヒヤしている
明石:提督と同じ趣向を持つクズピンク
数々の発明でチームを勝利に導く
下衆
・元仲間(今回は仲間に選べません)
吹雪
川内
夕立
陽炎
・元ターゲット(今回はターゲットに選べません)
卯月
五十鈴
扶桑
山城
利根
金剛
霧島
吹雪
大和
以上だ!
ちなみに、我らが朝潮ちゃんには非常に重要な役割があるため、仲間・ターゲットに選べません
ごめんね 恨むならどっかの1000を恨んでね
大淀「それで提督、これからどうするんですか?」
提督「ああ、いくら惚れさせて突き放すと言っても、俺達3人だけじゃ限界がある」
提督「だからな、艦娘の中から仲間を作ろうと思う」
明石「ほう、仲間ですか」
提督「一応何人かリストアップしておいた」
大淀「北上、霧島、響(ヴェールヌイ)、龍田、睦月…………ですか」
提督「人の歪む顔を見て愉悦を感じそうな一線級のゲス共を選んだ」
明石「ほう、その心は?」ニタァ
提督「まず北上。こいつはもう言わずもがなだろ?」
提督「次に霧島。こいつからはクレイジーメガネの臭いがする」
提督「龍田も天龍一筋と見せかけて、あちこちにドSのオーラをばら撒いている」
大淀「では響さんは?真面目で姉妹思いな良い子だと思いますが」
提督「あのクールな顔の下にドス黒い物が渦巻いてたら燃えるだろ」
大淀「………………」
明石「では睦月ちゃんは?私的に意外です」
提督「ああー睦月はな。アニメの11話を見てピンときた」
大淀・明石「?」
提督「親友が死に、一番の先輩なのにハブにしてた金髪や新入りに立場をどんどん抜かれていくんだぞ?挙句留守番ときた」
提督「普通の人間なら嫉妬に狂うだろ」
大淀「偏見ですよ……」
提督「なんせアニメ11話を見た時は睦月だけ出撃部隊に呼ばれてなくて、思わず顔色伺っちゃうくらいだったよ」
提督「まぁ、リストアップしたとはいえ流石に5人は多すぎる。この中から2人に絞ろうと思うのだが、どうしようか
明石「そうですね……じゃあ>>35で」
大淀「はぁ……私は>>38を誘えばいいと思いますよ」
霧島
睦月
明石「霧島さんですね。クレイジーと言えば眼鏡!ひっかきまわしてくれそうです」チラッ
大淀「一緒にしないでください」
大淀「私は睦月さんを推します」
提督「ほう、やっぱり大淀もアニメを見た口か」
大淀「アニメは見ましたが……彼女は駆逐艦でも古参です。行き過ぎるあなたの行動を制御してもらえればと」
提督「よーし!早速2人を誘いに行くぞー!」
明石「おおーーーー!!!!」
大淀「ハァ……断ってくれますように」
・・・・・・
提督「で、霧島の場所だが……どこだろうな」
大淀「………………そこからですか?」
提督「ああ……残念ながら俺はエスパーじゃないからな」
明石「私も……」
大淀「はぁーーー……仕方ないですね。私の道具を使わせてあげます」
提督「えっ!?」
モニター・機材の数々
大淀「提督はこの鎮守府に配属された時、注射をされたのを覚えていますか?」
提督「あ、ああ……」
大淀「その注射は予防接種だと偽っていますが、体内にナノマシンを潜ませることが目的だったんです」
提督「ええええええぇぇぇぇぇ!!!??」
大淀「無論、艦娘にも同じナノマシンが投与されています」
大淀「そのナノマシンは発信機代わりで、提督やこの鎮守府の艦娘は……居場所がまるわかりなんですよ」っモニター
提督「マジかよ!!なんだその無駄にシリアスな設定!?!?」
大淀「本当はこんなこと教えないんですが、特別ですよ」
大淀「ですので霧島さんの居場所も分かります」
明石「このモニターに映ってるここ、>>51じゃないですか?」
場所安価
金剛型の部屋
明石「この地図レイアウトは確か……金剛型の部屋ですね」
提督「自室でくつろいでるってことか。よし、じゃあ誘ってみるか」
・・・・・・
~金剛型の部屋~
霧島「You get me burning……You get me burning……」♪
~部屋の外~
明石「やりました!部屋には霧島さん1人のようです!」
提督「っつーかなんて言ってるんだ……?歪みバーゲン?」
明石「それより、とっとと行きましょうよ!
提督「お、おう」
ガチャッ
提督「おーい霧島」
霧島「あら、提督ではないですか。どうされました?」
提督「お前を艦隊の頭脳と見込んで、少し話をしにな……」ニィッ
霧島「…………ほう?」ニィッ
明石「な、なんか2人の空気が……!」
~かくかくしかじか~
霧島「艦娘を、ですか……」キラン
提督「ああ。そのためにはぜひとも、火力知力共に優れたお前が必要だ」
霧島「提督にそこまで言われるのはとても誇りに思えますが……いかんせん目的がねぇ」ニヤッ
提督「ふっ、無論そこを用意していないわけがないだろう」ニヤッ
提督「ほら。相棒グラス(杉下右京)のシーズン2モデルだ」
霧島「おおっ!!も、もはや伝説と言われるシーズン2の!?」
大淀「ッ!!?!?」ガタッ
提督「手に入れるのは苦労したが……お前が協力してくれるというのなら、譲ろう」
霧島「いいでしょう。この霧島、粉骨砕身。艦娘の絶望の為に働きましょう!!」キラン
明石「うっわぁ大人な会話…………ねぇ大淀…………大淀?」
大淀「……ッ、ぁ…………!ッ…………ぁ」パクパク
明石「(だめだこりゃ)」
・・・・・・
提督「な?クレイジーメガネは期待を裏切らなかったろ?」
明石「そうで――」
大淀「そうですね!!!!!!!!!!」
提督「うおっ、声でけぇよ!」
大淀「そうですか!!!!!!???」
明石「…………」キーン
提督「うるせええぇぇぇ!!デカい声で喋るな!耳があるんだ!!」キーン
明石「それで、次は睦月ちゃんでしょう?」キーン
大淀「睦月さんは>>63にいますよ!!!!!!!」
3-2
連投に関しては気持ちも分かるし、安価もせっかくとれたんだから尊重してやりたいが
あまりに自分ブーストでの連投の場合は安価下にする場合もあるってことで
今回はその安価下も南方海域とあるので、安価の方を尊重します
提督「キス島だぁ!?………………あっ」
明石「え?」
提督「あー…………そういえば今日、クルージングの日だったわ……」
・・・・・・
~キス~
58「そこ!鋼材見逃してるでち!」
168「(あ、ライン来た。返さないと)」
19「ちょっと新入り!燃費がいいからって紙装甲なんだから前に出過ぎちゃだめなのー!」
睦月「は”い”っ”!!!!」ベッ
睦月「クソがぁ!くたばれにゃあああ!!!!」ダァン!
58「鋼材はもう十分でち!」
19「とっととドラム缶に詰めるのー!!」
睦月「は”い”っ”!!!!!」ゼェゼェ
・・・・・・
~港~
睦月「……」トボトボ
58「…………」トボトボ
19「……」トボトボ
168「(あっ、リプきた。返さなきゃ)」
19「あっ、提督なのー!」
58「ッ!休みを貰いに行くでち!!」
睦月「提督ー!おーい!待ってくださーい!おーい!」
提督「…………」
19「行ったかと思ったの」
提督「とんでもねぇ、(睦月を)待ってたんだ」
一同「?」
提督「とりあえず睦月、俺の部屋に来てくれ」
睦月「およっ?いいですけど……?」
19「イク達はー?部屋にイクー?」
58「できれば、1日でいいから休みが欲しいでち……ほら、膝が笑ってる」ガクガク
提督「お前らは大した損傷も無いだろうし、このままバシーな」
19・58「」
168「あっ、RTされた」
~執務室~
明石「あ、睦月ちゃんやっほー」
大淀「こんにちは」
睦月「お2人とも!こんにちは!」
提督「さて、睦月よ。単刀直入に聞こう…………アニメについてだ」
睦月「およ?」
提督「ぶっちゃけてくれていいぞ。11話を見て俺はまず、お前を気にした。同僚が死に、友達が出世して自分は取り残さている……そんなことになって正気を保っていられるはずがない」
睦月「な、なに言ってるんですかー!睦月、そんなのを気にするほど余裕ないわけじゃないにゃしい~」
提督「ほうー?」
睦月「そうですよー!」アセアセ
睦月「そもそも、私はアニメではヒロインポジションだったじゃないですか!戦いに行く人達を見送って待ってる!的な!」
睦月「出番にも恵まれたし、これ以上贅沢言うとバチが当たっちゃいますよー!」アセアセ
提督「(動揺がまるわかりだな……)」
明石「(コイツは私が聞いてると知ってこんなこといってるのか?)」
提督「(……まぁいいか。とりあえず睦月から本音を引き出そう)」
提督「(強い信頼関係を築くには、本音の暴露のし合いは必要だからな)」
提督「(問題はその本音をどうやって聞き出すか……うーん、>>80とかやってみるか)」
酒で酔わす
提督「(ここは一発、酒の出番ってとこだ!)」
提督「……そうか。変なこと聞いて悪かったな。お詫びと言っちゃあなんだが、最近美味しいジュースを手に入れた。一緒に飲もう」っグラス
睦月「ええっ!本当ですか!?」キラキラ
提督「ああ……」ニタァ
明石「……」ニタァ
睦月「それじゃ、いただきますね!」ゴクッゴクッ
ゴトッ
睦月「………………」フラフラ
提督「(どうだ?甘いのにさりげなく度数の高い酒はぁ!)」
睦月「………………そうなんですよ……」
提督「え?」
睦月「あのクズ共!!!!目をかけてやった恩を忘れて!!!!なにが改二だ!!!!!!!」ダンッ
提督「うおっ」
睦月「提督!今のもう1杯!!」
提督「お、おう……!」トクトク
睦月「ゴクッゴクッゴクッ…………プハァァァ!!!でですね、提督!!」
睦月「あの野郎共、出撃前に何て言って出てったと思います!?」
提督「あ、アニメ11話での吹雪と夕立がか?」
睦月「『睦月ちゃんはこの鎮守府を守ってね』だってよ!!!駆逐艦一隻にそんなん求められてもだよ!!!!!!!!!」バンッ
睦月「しゃあしゃあと言いやがって!それで墓に持って来る花は1本だけですよ!?束で持ってこいや!!」
提督「(お前も人の事言えないだろ!!)」
提督「じゃ、じゃあやっぱり……立場を抜かれまくって留守番にされたのは……」
睦月「気にしてるに決まってるじゃないですか!!そこまでされて気にしない程睦月は聖人君子じゃないっての!!!」
提督「ならよ!お前に耳寄りな話があるんだ!!」
睦月「…………あぁ?」
~かくかくしかじか~
睦月「……へええぇぇぇ~~~~」ニタァ
睦月「い~~~~~~~~~じゃないですかぁ~~~~」ニタニタ
提督「ああ。だがターゲットによっては辛いぞ?例えば如月をはじめとした睦月型なんて、お前が命をかけて守ろうとしてるじゃないか……」
睦月「この快楽に相手もクソもないですよ!睦月、その作戦に参加します!!」」
提督「なるほどな……わかった。ようこそ下衆部隊へ!!」
睦月「はりきってまいりましょー!!」
明石「この結果は予想外だったんじゃない?」ニヤニヤ
大淀「正直……予想外ですね。まぁ私がしっかりしていればいいので、気にしてないです」クイッ
~翌日~
提督「はーい集合ー!!」
一同「……」ゾロゾロ
明石「いよいよ作戦開始ですね!!くぅぅぅぅワクワクする~!!」
大淀「変な事をしたら止めますからね」クイッ
霧島「アッラーの御心のままに」
睦月「うぅ……酔った勢いであんなことを……まぁいいけど」
提督「これより!下衆部隊の第1回ターゲットを決める!!」
提督「だがその前に、新入りのお前達の為にチュートリアルを用意した!!!!」
霧島「チュートリアル、ですか?」
提督「そうだ!」
大淀「チュートリアルの前に、皆さんひとつよろしいですか?」
提督「なんだ?」
大淀「提督は、『治安維持艦娘』というのをご存じでしょうか」
提督「いや……知らないな……お前達は?」
一同「知りませんね」フルフル
大淀「簡単に言うと、艦娘が独自に鎮守府内でのセクハラ、パワハラ、モラハラなどのイジメ行為を取り締まることです」
大淀「かつて、他の鎮守府にも提督と同じく、ドッキリで艦娘を陥れようとした人がいました」
提督「とんでもねぇクズも居たもんだな」
大淀「結果その鎮守府では騒ぎが広がり、何人もの艦娘が孕んだり鎮守府の一部が廃墟になるなど、ドッキリでは済まない状況になりました」
大淀「そこで港湾労働者組合が秘密裏に各鎮守府に、数名ですが治安維持艦娘に任命しているらしいです」
提督「なるほど……そいつらと出会ったら俺達も動きにくいな……注意しとこう」
提督「だがせっかく参加してくれたお前らの期待を裏切っちゃ悪い。俺はやるぞ!」
明石「それでこそです!!」
提督「惚れさせて突き放すと言っても、流れがよくわからないだろう。だから実際にパパッとやろうか」
提督「習うより慣れろ、だ」
一同「はいっ!」
朝潮「フンフフーン」♪スタスタ
提督「朝潮!!」
朝潮「あら、司令官!何か用ですか?」
提督「その…………これを渡そうと思ってな」
朝潮「えっ、こ、これ……ケッコン指輪じゃないですか!!」
提督「お前がLv.99になったときは感激のあまり泣いちゃったよ」
朝潮「し、司令官…………」ポロポロ
・・・・・・
~執務室~
霧島「提督……あれ本当に演技ですか?」
大淀「演技ですね」
明石「あれは演技ですよ」
睦月「み、見抜けるんですか!?」
明石・大淀「ええ」
提督「改めて、朝潮……大好きだ」ダキッ
朝潮「司令官……!私も、大好きです!」ダキッ
提督「それって、俺に惚れたってことか?」
朝潮「はいっ!そもそも……私は最初から、司令官のことが大好きですよ」ギュウウ
提督「……ありがとう!」ギュウウ
提督「(作戦開始だ)」フリフリ
・・・・・・
明石「あ、提督からの合図ですね!次は……朝潮ちゃんを絶望させます!」
霧島「ついにこの時が来た…………」
睦月「作戦通りに、いきます!」
大淀「…………私は行きませんよ。ここで状況だけ伝えさせていただきます」っイヤホン
提督「朝潮…………」
朝潮「司令官………………」」
大淀『2人は幸せなキスをして終了』
提督「(なわけねぇだろ!!!!)」
???「ウンバボ!!」
朝潮「…………え?」
インディアン仮面1「こいつをつれてけ!」ガシッ
提督「な、なんだお前ら!何をする!??」
インディアン仮面2「اسكت」
インディアン仮面3「うでのほねをおられたいのか!」
朝潮「何をするんですか!やめてください!司令官を放してぇ!!」
インディアン仮面1(明石)「じゃまをするな!!!!」
朝潮「いやです!その人を連れて行って何をしようっていうんですか!?」
インディアン仮面2(霧島)「قتل قتل」
インディアン仮面3(睦月)「ひとまずうでのほねをおる!!」
朝潮「2番目の人なんて言ってるんですか!?」
司令官「俺を殺すとか言ってやがる!!クッソオオオオオ!」ズルズル
朝潮「しれいかああぁぁぁぁぁん!!」
インディアン仮面1(明石)「ちょうどいい。こいつはかんきゃくだ!」ガシッ
朝潮「いやああああぁぁぁぁぁ!!!!放してえええええぇぇぇぇぇっぇ!!!!!」ズルズル
~グラウンド~
キャンプファイヤー「」パチパチ
インディアン仮面1(明石)「ウンバボ!!」
インディアン仮面2(霧島)「こいつをいけにえに、われらのはんえいを!!」
インディアン仮面3(睦月)「うで!うで!!うで!!!!!!」
提督「くそおおおおぉぉぉ!!!!放せえええぇぇぇ!!てかお前日本語話せるじゃねぇぇぇかよおおぉぉぉぉ!!!!」
朝潮(拘束)「司令官!逃げて!!おねがいいい!!」
インディアン仮面1(明石)「おとこをほのおにほうりこめ!!」
インディアン仮面2(霧島)「ウンバボ!!」ヒョイ
提督「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ放せえええぇぇっぇ!!!!死にたくねぇよおおおおおおぉぉおぉ!!!!!」
インディアン仮面3(睦月)「しゃおら!」バキッ
提督「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!腕の骨が折れたああぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!」
朝潮「司令官んんん!!!!」
朝潮「うううぅぅっ、司令官、しれいかぁん……!!」ズビッ
一同「ッ!!」ドキッ
提督「(これ!これよこれ!!)」
明石「(ああはははははは!!!!きたあああぁぁぁ!!)」
霧島「(これが……私の知らない感情だわ!!)」
睦月「(ザマァみろ!!)」
インディアン仮面2(霧島)「かみよ!しょうらんあれ!!ウンバボ!!!!」ポイッ
提督「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
朝潮「しれいかああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!」
インディアン仮面1(明石)「もえろ!もえろ!!」
インディアン仮面3(睦月)「しんだな!!」
朝潮「ああぁっ、ああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」ガクガク
提督「ふぅ。危ない危ない。燃えて灰になるところだった」
提督「キャンプファイヤーの中心に穴が掘ってあって、ちょうどそこに放り込まれるなんて、朝潮の奴気付かねぇだろうな!」ヘヘヘ
大淀『無事ですか?』
提督「ああ。大丈夫さ」
大淀『よかったです』
提督「で、録画はバッチリか!?」
大淀『はい。不本意ながら高画質で顔はバッチリ』
提督「ははははは!後でそれを見ながら飲もうぜ!!」
・・・・・・
朝潮「あ、あぁぁぁぁ……しれいかん……どうして……どうしてぇ!!」
インディアン仮面1(明石)「どうして?」
朝潮「そうです!なんで、なんでこんなぁ……わたしたち、幸せになれる、って!思って!」ポロポロ
インディアン仮面2(霧島)「しりたいか?」
朝潮「あたりまえです!!でももういやぁ!しれいかん!いやあああぁぁぁっぁ!!!」
インディアン仮面3(睦月)「うでをさしだせばおしえてやろう」
朝潮「いいからぁ!腕でもなんでも、差し出すから!司令官をかえしてぇぇぇぇ!!!!」
インディアン仮面3(睦月)「ほら、うでかして。あと目を瞑って」っマジック
朝潮「うっっっ……司令官、司令官…………」
キュッキュッ カキカキ
インディアン仮面3(睦月)「目を開けろ」
朝潮「………………」パチッ
朝潮「………………えっ?」
朝潮の腕<ドッキリ 大成功!!
朝潮「えっ。えっ!?」
明石・霧島・睦月「わああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーい!!!!!」
明石・霧島・睦月「どっきりーーーーーーーー!?!?」
キャンプファイヤー「」バァン!!
提督「大成功ーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
朝潮「し、司令官!!」
提督「見たか!ヒキタテンコーもびっくりのイリュージョン!!」
睦月「すごいです!!(キヒタテンコーって誰だよ)」
明石「さっすがぁ!!(誰だっけ)」
霧島「やはり、あなたの誘いに乗ってよかった(今はプリンセス天功ですよ)」
提督「というわけで朝潮!全部嘘だ!」
朝潮「え?」
提督「ケッコンも嘘!インディアン仮面も嘘!死んだのも嘘!オールライズ!!」
朝潮「ええええええええええぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!?!?!?!??!?」ガビーン
朝潮「ふっ…………ふっ……」
提督「なんだ?腹筋がしたいのか?」
朝潮「ふっざけるなあああああぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!!!」ジャキン
提督「ぎゃああああああっぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!?」
ダァン!
キャンプファイヤー跡「」 ドォォォン!!!!
提督「あ、あぶねぇじゃねぇか!!」
朝潮「次はあてる!!」
提督「お、おいお前ら!助けろ!!」
シーーーーーーーーーーーン
大淀『皆さん逃げました』
提督「くそがあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
朝潮「さあああああーーーー司令官!覚悟はいいですかぁ!?」ビキビキ
提督「いや、今日が何の日かわかるか!?4月1日!エイプリルフールだ!どんな嘘も許される!な!?な!?許してくれるよな!?」
朝潮「……………………司令官、わかりました。許してあげます」
提督「朝潮……!」
朝潮「嘘ですよ!!!!」ジャキン
提督「ぎゃああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
【チュートリアルEND】
~数日後・執務室~
提督(志々雄真実ルック)「ようクズ共……よくも俺の招集にしゃあしゃあと来られたな……」
明石「いえいえー!なんてったって提督直属実行部隊ですから!」ニヘラ
霧島「急に天から光が降り注いで、気付いたら自室にいたんですよ(大嘘)」
睦月「そう!そうにゃしぃ!」
提督「クソ共が!!!!!!俺は朝潮にボッコボコにされて全治1ヶ月だ!!腕の骨も折れてたしよ!!」
・・・・・・
提督「と、いうわけでだ……チュートリアルも済んだところでいよいよ、本番といこう」
大淀「本当にやるんですか……」
提督「当たり前だ。まずはターゲットを決める」
明石「いよいよですね!!」
霧島「手順は覚えました。最早何も怖くありません」
睦月「いつでもいけますよー!!」
提督「ようし!では決めるぞー!!大淀!誰がいい!?」
大淀「なんで私なんですか……」
提督「ここはやっぱり、お前の意見が必要だ!!」
大淀「私が選んだから、という言い訳にするためでは?」
提督「そ、そんなわけないじゃーん!」ギクッ
大淀「はぁ……わかりましたよ。仕方ないですね」
大淀「>>166さんで行きましょう」
初霜
大淀「初霜さんでいいでしょう」
提督「初霜か!!!!!!!アイツかわいいよな!!!!!!!」
提督「若葉と並ぶネクタイロリだぜ!?俺あのネクタイ制服超好きなんだよーーーー!!」
提督「改二になってネクタイとっちまったのは残念でならないけどよー!あの『成長したんだぜ』感ホントいいよな!!」
提督「でも改二になってもあの可愛い声で接してくれるんだぜ!!!!最高だよな!!」
提督「やどかり最高!!初霜最高!!!!!!」
一同「…………」ドンビキ
大淀「そ、そうですか……(ここまでお気に入りなら、酷いことはしないでしょうね)」
霧島「そこまで好きなのに……絶望ですか?」
提督「それはそれ!これはこれ!!絶望に暮れる初霜にドッキリ大成功させてモフモフダッコしたいよ!!」
明石「うわぁ……」
提督「早速作戦開始だ!!まずは初霜がどこにいるのかつきとめる!!」
提督「大淀ォ!!」
大淀「……初霜さんは>>190にいますよ」ハァ
初霜の部屋
提督「なるほど、初霜は自室か……」
初霜自室設定
1.提督のえこひいきにより個室
2.初春型はみんな同じ部屋
>>下+2
提督「初霜は可愛いからな!!若葉同様個室にしてあるぜ!!」
明石「提督、それ何て言うか知ってます?エコヒイキっていうんですよ」
霧島「同僚間に上司による格差がある職場……」
睦月「ブラックかよ」
提督「よーし!早速初霜の部屋へGO!!!!」
・・・・・・
~初霜の部屋の前~
提督「さて、着いたぞ」
明石「ここは私の泥棒スキルを使う時!音をたてないようにドアを少し開けて……と」
霧島「中の様子が見えますね」
提督「どうやら初春は……」
何をしていた?
>>207
提督の写真を見ながらオナニー
初霜「提督……っ!提督っ!」クチュクチュ
・・・・・・
提督「なんで自慰をしてるんですかねぇ……」
大淀「ど、どうやら提督の写真を見ながらしているようですね」
明石「あの写真…………あれって>>219じゃない?」
1.プロフィール写真や集合写真の切り抜き
2.盗撮写真
コンマ三桁で枚数も決まります
2
初霜「うふふふ……提督、提督っ!」
初霜「自分で撮ったり、青葉さんから買ったりしたこの676枚の盗撮写真……今日は、お風呂写真……」
初霜「ああっ、大事な所、までっ!んっ……!見えてるぅっ!」
・・・・・・
提督「………………帰ろう」ボーゼン
睦月「何言ってるんですか!」ガシッ
提督「まさか盗撮されていたなんて……那珂ちゃんのファンやめて石山御坊ちゃんのファンになります……」
明石「ここまで来て帰るなんてないでしょう!?」
提督「うるせぇ!見ろあの無数の写真を!クラスの片思いしていた子が実は援交してた気分だよ!!」
・・・・・・
初霜「恋愛に興味は無い、けどっ、こういうこと、ならっ……!」
初霜「んっ、んんんんーーーーーーーっ!!!!!」ビクンビクンッ
初霜「はぁ……はぁっ……提督、ご馳走様です……」
大淀「しかし好きな子のこういったシーンは見たかったのでしょう?」
提督「分かってねぇなお前。初霜だぞ!?Yes初霜、Noタッチだぞ!?」
提督「俺は初霜を抱きしめてモフモフして一緒にバラエティー番組を見て過ごしたいんだよ。エロ関係なんてせいぜい一緒にお風呂に入るくらいがいいんだよ。わかる?」
明石「はいはい、わかりましたから!で、どうします?今なら部屋を訪れても向こうは見られていたなんて思いませんよ」
提督「そうだな……」
1.今訪ねる
2.戦略的撤退
>>下+3
別に個人的に大好きな艦がターゲットでもストーリー上のえこひいきなどせんぞ
それ言ったら嫁艦だしたら終始ラブラブになっちゃうからな
提督「一旦帰ろう……俺は心にダメージを受け過ぎた。完治するまでに時間がかかる」
大淀「包帯グルグル巻きでよく言いますよ」
明石「じゃあまず執務室へ撤退しましょう」
・・・・・・
~夕方~
明石「ヒヒヒヒヒヒ」カーンカーンカーン
霧島「………………」ブツブツ
睦月「…………ごめんね吹雪ちゃん、夕立ちゃん」藁人形に釘ブスブス
提督「…………(ここからも逃げたい)」
大淀「どうやら初霜さんが移動しているみたいです」
提督「お、やっとか!」
大淀「これは……>>247に向かっていますね」
青葉の部屋
大淀「青葉型の部屋に向かっているようです」
提督「青葉の?何のために……」
霧島「ッ!まさか、また盗撮写真を仕入れに行く気じゃないですか!?」
提督「マジかよ!!阻止するぞ!!初霜が青葉の毒に染まっちまう!!」
・・・・・・
~青葉型の部屋~
青葉「にっしっし、誰か偉い人が言ってたなぁ……写真を売りさばくのは麻薬売買の次に金になるって」ヘッヘッヘ
青葉「鎮守府から貰う給料より艦娘から貰う料金の方が多いんですよぉ」ヒッヒッヒ
衣笠「もう……我が姉ながら……」
青葉「衣笠だってそう言いつつ、口止め料を貰ってるじゃないの」
衣笠「そりゃあこの世界では金が口ほどに物を言うからねぇ」
コンコンコン
青葉「そう言ってる間にもまたお客さん!はーい!」
ガチャッ
初霜「…………」
青葉「あら、初霜ちゃん。先週売ったのにまだ足りないの?」
初霜「……」コクッ
・・・・・・
提督「クッソーーーー!間に合わなかった!!」
大淀「流石にこれは見て見ぬふりはできませんね。この密売現場を抑えるなら協力しますよ」
明石「どうします!?突入して現行犯逮捕しますか!?」
霧島「いえ、それでは面白くない……泳がせるのもまた」
睦月「睦月もそう思います。確証は掴んだんだし、青葉さん達はいつでも取り押さえられるかと」
提督「突入して密売を潰すか……泳がせて弱みを握るか、か……」
1.突入
2.ここは見逃す
>>下+3
提督「いや、ここは泳がせよう……写真は撮っておけ」
大淀「……分かりました。部屋の隠し監視カメラを音声付きで録画しておきます」
明石「(大淀の方が犯罪じゃないの?)」
提督「取り締まりはいつでもできるさ」
大淀「慢心でないことを祈ります……」
提督「さて、初霜がまた写真を20枚ほど仕入れたせいで俺のプライベートがまた暴かれたわけだが……」
明石「というか、これって完全に提督に惚れてますよね?」
大淀「本人曰く恋愛感情は無いとのことですが……部屋での行為を見るからに……」
提督「ううううーーーーーーーーん……」
霧島「では、思い切って聞いてみますか?」
提督「そう、だな……初霜が俺の事をどう思っているか、ハッキリさせよう」
睦月「なら睦月にお任せ!同じ駆逐艦だし、絶対聞き出せるにゃ!」
提督「なるほどな。なら、お前に任せるぜ睦月!!」
睦月「はいっ!」
~夜・食堂~
睦月「初霜ちゃん、一緒に食べよう!」
初霜「睦月ちゃん?珍しいわね。いいわ」
睦月「失礼してっと」
・・・・・・
提督「明石、食わせて……」アーン
明石「利き腕は無事なんでしょう?自分で食べてくださいよ」
提督「そう辛いこと言わないでくれよおおぉ!おわんが持てないんだよ!」
明石「もう……はい、あーん」
提督「サンキュウ明石!」
・・・・・・
霧島『睦月ちゃん、いくら睦月ちゃんが話しやすくても、流石に単刀直入は性急だわ』
霧島『だからまずは、さりげなく提督の話題からにしましょう』
提督『睦月、お前ならやれるぞ!頑張れ!』
睦月「(よーし!頑張っちゃおう!)」
・・・・・・
睦月「そういえば、今日の演習は提督が直々に指導してくれてね!練度がいつもよりガッポリだったの!」
初霜「へぇ。私も提督の指導受けてみたいわ」
提督『俺さえよければいつでもいいぜ』
睦月「(うるせぇなぁ)初霜ちゃんも受けてみるといいよ!なんかね、効率が違うの」
初霜「そうか……今度頼んでみよう」
睦月「(よし!自然に提督の話題にできた!ここは…………)」
1.一気に普通に聞いちゃおう
2.自分も提督の写真を買っていることにして聞いてみよう
3.提督に彼女がいる設定にして奪わせる感じで聞いてみよう
安価指定ミス
下+3
睦月「そういえば、知ってる?最近青葉さんが、提督の写真を売ってくれるみたいで」
初霜「ッ!!」ビクッ
睦月「私も、ちょっと欲しくて……10枚くらい買っちゃったの!」キャー
初霜「そ、そうなの……」ホッ
初霜「じ、実は私も買ってて……」
睦月「何枚くらい!?」
初霜「わ、私も、同じくらい……」
睦月「じゃあ10枚くらいかぁ」
・・・・・・
提督「寝言言いやがってぇぇぇぇ!!」
明石「ちょっと!味噌汁零れちゃいますよ!」
提督「あ、すまん」アーン
睦月「ってことは、初霜ちゃんも提督が好きなの?」
初霜「ええっ!?」
睦月「だって、写真買ってるってことは……」
初霜「それを言うなら睦月ちゃんだって……」
睦月「私は違うよぉ。提督の写真を藁人形にくっつけて刺してるの!ほら!」っ藁人形
・・・・・・
提督「ほ、ホントに俺の証明写真を藁人形に刺してやがる……!しかも腕を重点的に釘まみれにしてんじゃん!!」
大淀「もしかしてその怪我……」
提督「言うな!」
・・・・・・
睦月「それでそれで、初霜ちゃんは!?」
初霜「わ、私は…………(どうなんだろう……)」
初霜「(改二まで育ててもらえて、部屋まで貰った提督には恩はある。けれどこれは恋愛なのだろうか……)」
初霜「私は…………>>直下」
コンマ一桁奇数→提督の事が恋愛として好きだ
コンマ一桁偶数→好きなんだけど、男女としてじゃない
ゾロ目→後に自由安価
初霜「……うん、多分、好き……恋だと、思う……」
睦月「そうなんだぁ!」
・・・・・・
提督「えんだあああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」
大淀「うるさいですよ」
明石「まだ結ばれたわけじゃないですよ」
・・・・・・
初霜「(そっか……私、提督の事、好きなのね……)」
初霜「(提督……提督…………)」ポー
睦月「初霜ちゃん?」
初霜「あっ、な、なんでもないわ!早く食べましょう!ご飯が冷めちゃう!」
・・・・・・
~執務室~
睦月「睦月!戻りましたっ!」
提督「よくやった睦月ぃ!上半期MVPだ!!」
睦月「えへへっ!もっともーっと褒めるがよいぞぉ!」
明石「それで、初霜ちゃんが提督の事を好きだと分かったところで、どうします?」
提督「そうだなぁ。惚れさせるという第一段階はクリアした」
提督「あとは、告白するかさせて恋仲になったあと泣かせるか……それとも、向こうの恋心をもてあそぶか」クックック
提督「夕立じゃないが、よりどりみどりだぁ」ニタァ
明石「提督のその笑い!なにかよからぬことを考えてますね!」
大淀「(元々でしょう)」
霧島「ではここで、不肖霧島が案を出しましょう」
提督「おお霧島!期待してるぜ、艦隊の……いや、下衆の頭脳!!」
提督「さぁ霧島。お前は初霜をどう泣かす!?」
霧島「ふふっ、ご期待に応えて見せましょう。ここは……」
霧島「>>315などどうでしょう」
盗撮写真でオナっていたことがバレて軽蔑する
霧島「ここは初霜さんの弱み……盗撮写真での自慰行為などを責めてやりましょう」クイッ
提督「ほう、さっき見逃したことがここで活きるか……よろしいよろしい」クックック
提督「やはりお前を誘ってよかったよ」
霧島「いいえ、それほどでも」
提督・霧島「クックックック」
提督「これで落としどころは決まったな」
提督「俺達は陽炎の盗撮写真ニーを暴いて、非難し突き放す!!」
一同「おおおおおお!!」パチパチパチ
提督「そのために俺達はより強い団結が必要だ!この戦い、お互いを信じて戦え!!皆輪になって手を取り合え!」
一同「はいっ!!」ガシッ
提督「ファイトーーーーーーーーー!!」
一同「おおおおおおおおおーーーーーーーーーーーー!!!!」
× 提督「俺達は陽炎の盗撮写真ニーを暴いて、非難し突き放す!!」
○ 提督「俺達は初霜の盗撮写真ニーを暴いて、非難し突き放す!!」
陽炎なんていなかった いいね
提督「さて、オチは決まった。あとはプロセスだ」
明石「どうやって初霜ちゃんの盗撮写真ニーを暴くか、ですね!」
提督「そうだ。俺達が最も愉悦に浸れるのはどういった手段か…………考えようじゃないか」
・・・・・・
~数分後~
提督「(恋人になって部屋に行って暴く……偶然チェックしたら見つけちゃった……いろいろあるが)」
提督「よし、皆決まったか!?」
明石「はいはいはーい!私にいい考えがありまーす!」
提督「おっ、来たなゲスピンク」
明石「ピンクは淫乱キャラだけじゃない!下衆キャラもいるよ!!」
提督「それで、お前の考えるプロセスとはなんだ!?」
明石「>>338!!」
密かに提督を狙っていた睦月(設定)にケッコン指輪を渡される瞬間でばらされる
ごはんですよ 30分くらいで
明石「ここはやはり、幸せの絶頂から一気に奈落に突き落とされる!そんな王道パターンでしょう!!」
提督「なんと、そんなことを!!」
明石「はい!具体的にも考えてありますよぉ!」
明石「まず提督と初霜ちゃんは、ケッコンまで行きましょう!!」
提督「ケッコンかぁ……てことは恋仲の最上ランクだな」
明石「そうです!そこで、ケッコン指輪を渡す…………そんなRomanticが止まらないシチュエーションに、前々より提督を狙っていた睦月ちゃんが登場!!」
睦月「およ、睦月が?」
明石「睦月ちゃんは卑劣な悪女。提督に今までの初霜ちゃんの盗撮写真ニーを暴露!!恋愛映画やドラマなら、ここで男の方が彼女を受け入れるんですが、提督はそんな甘っちょろい愚物とは違う!!」
明石「初霜ちゃんを軽蔑して一言!『俺、お前がそんな奴だとは思わなかったよ』……これにより初霜ちゃんの心は轟沈!THE・END!!」
明石「これが恋愛モノを沢山見てきた私の作戦です!!!!どうです!?提督!!」
大淀「(それにしてもこの明石、ノリノリである)」
提督「ディ・モールト素晴らしい案だ明石」パチパチ
霧島「下衆の頭脳として、私からも賛辞を送りましょう」パチパチ
睦月「睦月を悪者に仕立て上げるのは後で覚えててほしいけど、素晴らしいですよ!」パチパチ
明石「えへへ、そんなぁ照れるなぁ」
提督「よし!じゃあこれから初霜の好感度を上げに上げて上げまくって、スーパー提督スキーにしちゃうぞ!!」
一同「おおーーーーーーーーーーーー!!」
大淀「はぁ……大丈夫なんでしょうか…………」
~翌日・廊下~
提督「おはよう初霜。今朝は冷えるなぁええ?」
初霜「て、提督……!」
提督「?」
初霜「あ、あの、あの!」カァァ
提督「どうした?」
初霜「あ、あの!一緒にお昼ご飯を食べませんきゃ!!!!?」
提督「(噛んだ。可愛い)」
提督「昼飯かぁ。うん、いいぜ」
初霜「あ、ありがとうございます……!」ヨッシャ
提督「それじゃ、せっかくの初霜との昼飯だし、食堂じゃなくて、どこか別の場所で食べようか」
初霜「えっ?」
提督「初霜と2人きりで飯が食いたいからさ。ダメか?」ニコッ
初霜「い、いえとんでもない!そうですね!別の場所で!2人で!食べましょう!」
初霜「(やった!提督と2人でご飯!)」
提督「おう。それじゃ昼に>>374で待ってるぜ」
私室
~昼・提督の私室~
コンコンコン
提督「おう、入っていいぞー」
初霜「し、失礼します……」ガチガチ
・・・・・・
~執務室~
大淀「さりげなく自分の部屋に誘うあたり、クズですね。まぁ私達が見ているのは分かっているはずですから、変な事には及ばないとは思いますが」
明石「くっくっく、獲物がライオンの檻に入る瞬間というやつは、目が離せませんねぇ」
睦月「…………ムシャムシャ(明石のご飯を平らげる音)」
・・・・・・
提督「そんな緊張するなよ。こっち来いってだいじょーぶ」
初霜「は、はい……」
2人が食べるのは?
1.初霜の作った弁当
2.焼肉と白米
3.ホルモンと白米
4.ドリア
下+4
初霜「今日は提督に、お弁当を作ってきました!」
提督「本当か!?ピクニックにでも行けばよかったかなー?」アハハ
初霜「いえいえ!一緒に食べられるだけで!」
提督「じゃあ、いただこうかな」
初霜「はい!」
・・・・・・
明石「あれ、私のご飯しらない?」
大淀「いえ」モグモグ
霧島「私はちゃんと持参しましたし」モグモグ
睦月「私はお腹いっぱいなんで食べられないです!」フゥー
明石「おっかしいなぁ……どこ行ったんだろ……」
提督「おっ、ご飯に唐揚げ、卵焼き、アスパラベーコン、サラダかぁ。王道故に最強。起源にして頂点。シンプルイズベストだな」
初霜「そ、そんな内容を褒められても……重要なのは味ですし」
提督「いやいや、食はまず見た目からだ。こんな素晴らしい弁当然とした弁当を見ると、俺の腹が弁当腹になっちゃうよ」
初霜「そう、ですか……?ふふっ、ありがとうございます」ニコッ
提督「じゃあ早速、いただきまーす」
初霜「いただきます」
提督「はむっ……ッ!(この唐揚げ!唐揚げだ唐揚げだ)」
提督「(カリッ、ジュワッ……唐揚げを唐揚げたらしめる要素が何一つ欠けていない)」モグモグ
提督「(冷凍じゃ出せないこのカリカリさとジューシーさ……弁当には勿体ないくらいだ)」モグモグ
初霜「……どうですか?」
提督「美味いよ!初霜は料理が得意だったんだな!」
初霜「えへへ、朝鳳翔さんに習ったんですよ!」
提督「次は卵焼き……」アムッ
提督「(うん。卵焼きだ。卵の風味と、ちょっぴりの塩味がとてもいい。ニラをを入れて緑をアクセントにしてるのもいい)」モグモグ
提督「(普通卵焼きと言えば、肉物のお伴でしかなかったが……これは十分に独立したおかずだ)」モグモグ
提督「初霜の作る飯はうまいなぁ」号泣
初霜「わああぁぁ提督!大丈夫!?」
提督「アスパラベーコンも食おう」アムッ
提督「(アスパラをベーコンで巻いただけなのに、何故こうも相乗効果があるのか)」モグモグ
提督「(肉ピーマンと一緒なのだろうか……しかし、豚のバラ肉を使っているせいか、ジューシーな豚の肉汁がアスパラをコーティングしている)」モグモグ
提督「(シャキシャキとしたアスパラも良い……この2人が手を取り合い、俺の味覚を満たしているのだ)」
提督「(またこれらのおかずが飯を進ませるのだ)」バクバク
提督「(付け合わせのサラダもまたいい。肉や卵や飯に覆われた口内を一気にサッパリさせてくれる)」
提督「これは弁当の、東京タワーが見えるビルの屋上やー!!」
初霜「て、提督何言ってるの?」アハハ
提督「ウマ!ウマ!」ガツガツ
初霜「もう提督ったらがっつきすぎー!」アハハ
初霜「あ、ほっぺにご飯ついてるわ」
提督「え、ほんとか?」
コンマ一桁奇数→提督が自分で取る
コンマ一桁偶数→初霜が取る
ゾロ目→初霜が舐め取る
直下
提督「ホントだ。ありがとう」ヒョイパク
初霜「あっ……」シュン
提督「ん、どうした?」
初霜「な、なんでもない!そうだ!はい、あーん!」っ卵焼き
提督「あーん、アムッ、…………ん!やっぱ初霜の料理は最高!!」
初霜「エヘヘ、そう言われると作って来た甲斐があったってものです」テレテレ
・・・・・・
明石「うぅ~~~!お腹空いたあああぁぁぁぁ~~!」
睦月「はい、明石さん!睦月の分のご飯……ちょっと残しちゃったんで、食べていいですよ!」
明石「本当!?いやあぁぁ睦月ちゃんは優しいなぁ~!」モグモグ
・・・・・・
初霜「一緒に食べてくれてありがとうございます!」
提督「何言ってんだ。こっちこそ美味しいお弁当ありがとうよ」
初霜「いえ!(えへへ……提督の使ったお箸…………)」ジュルリ
・・・・・・
~執務室~
提督「まったく俺のイケメンを装う力は計り知れないぜ。好感度が上がる上がる」
大淀「2人きりの密室で手を出さなかったことだけは褒めてあげます」
提督「だから俺は初霜にそういうの抱いてないって言ってんだろ」
大淀「どーだか」フンッ
霧島「それで、どうしますか?」
提督「そうだな……もう今日すぐ行って告白でもしちまうか」
明石「しかし、それにはもうワンクッション足りないんじゃ?流石にお弁当食べさせてくれたから告白って言うのは性急ですよ」
提督「じゃあどうする?」
霧島「そうですね……手っ取り早くくっつくには、やはりデートですが……」
明石「ほかにもさ!日常の何気ないところ……そう、演習中の流れ弾を庇うとか!そういうのでもかなりポイント稼げますよ!」
睦月「めんどいなら部屋に押しかけて抱き締めれば一発ですよ」ニコッ
提督「お前ら……節操ないなぁ特に睦月」
提督「よし、じゃあここは先生。頼みますよ」
大淀「何で私なんですか……」
提督「やっぱりこういう作戦立案は大淀に頼みたいなーって!」
大淀「深海棲艦との戦いでもないのに作戦立案なんてしません」
提督「ええー!頼むよ大淀ー!な!な!?」
大淀「わかりました。しつこいですから……>>415でいいんじゃないですか」
デパートで服買ってやろう
大淀「女の子というのはショッピングに弱いもの。武蔵さんみたいな武一辺倒と違い初霜さんは女子です。ここはデパートに行って服でも買ってあげたらよいでしょう」
提督「なるほど……ショッピングデートというところか」
明石「確かにそれならデートで好感度も稼げて、贈り物の服でダメ押し!流石大淀!!」
大淀「普通の事を考えるのは得意です」クイッ
霧島「で、いつサトーココノカドーに行くんですか?」
提督「いつからここは春日部鎮守府になった!普通に明日隣町のデパートに行くよ!!
睦月「じゃあ私達は尾行ですね!」
明石「任せてください!泥棒・尾行・ポン引き・捜査。探偵業は極めました!」
提督「よし、なら明日、デパートへ出撃だー!!」
一同「おおーーーーーーー!!」
・・・・・・
~夕方~
初霜「隣町に、デート……ですって!?」
提督「ああ。明日のお昼にな。デパートでショッピングといこうぜ」
初霜「ええっ!!?で、でもでも……私だけ、そんな……」
提督「何言ってるんだよ。今日飯を食わせてもらったろ?そのお返しだよ」
初霜「あうう……わ、分かりました。お供しましょう!」
提督「サンキュー!じゃあ明日の11:00に正門前なー!」
提督「(ターゲットの誘い出しに成功)」ニタァ
・・・・・・
~翌日~
初霜「きょ、今日はよろしくお願いします!」
提督「おう。じゃあ早速行こうぜ、乗ってくれ」
初霜「はい!」
明石『私達はもうデパートにいますからねー!』
大淀『そんな……最近のデパートって、なんというか……ビルじゃないんですね……』
霧島『こういうのはショッピングモールって言うらしいですね』
睦月『わああああぁあぁぁぁぁ!!!!ゲーセン!本屋!映画館!!なんでもあるー!!!!!』
・・・・・・
~提督の愛車内~
初霜「…………♪」ウキウキ
提督「なんかラジオでもかけるか」ポチポチ
初霜「あ、お構いなく♪」
≪始まったぜ!ヘヴンドラゴンラジオ!MCは今日も東京からDJヘヴンドラゴンが担当するぜ!≫
初霜「どこかで聞いたことある声ですね」
提督「そうか?」
≪さっそく一通目のお便りだ!ラジオネーム、サイドテール弓使いさんからいただいたぜ!≫
≪職場の同僚が可愛すぎてつい辛く当たってしまいます。どうすればいいですか……か≫
≪そこはやっぱり、1回2人きりで飲みに行ったり遊びに行ったりしたらどうだい?同姓ならそれで案外仲良くなっちまうもんさ!≫
初霜「嫌ですねー職場での不和って……あ、その点駆逐艦の皆は大丈夫ですよ!」
提督「はは、わかってるよ」
≪ここで1曲紹介するぜ!最近世間で話題沸騰中!KAGEROUのデビューシングル、『抜錨します!』!!≫
初霜「あっ、この人知ってます!小説の主人公から一気にトップスターに駆け上がった生きる伝説とも言えるアイドルですよ!」
提督「マジかよ。そんなサクセスストーリーもこの世に存在するんだなぁ」
・・・・・
~隣町~
初霜「わああああぁぁぁぁ……!」キラキラ
提督「(目を輝かせている……連れて来て正解だな)」
初霜「提督!早く行きましょう!!」
提督「おおっと、あんまり引っ張るなよー!」
・・・・・・
~フードコート~
提督「ま、最初は腹ごしらえだな!」
初霜「色んな食べ物屋さんがあるー!!」
提督「ここは和洋折衷すべてが織り交ざったカオスな空間だ。油断してたら何を食っていいか分からなくなっちゃうぜ?」
初霜「が、頑張って選びます!!」
提督「中にはああやって選びきれなくて全部頼んでるような猛者もいるようだしな
・・・・・・
ザワザワ マジカヨ
客「ガツガツ!ジュルルルルーッ!誇りにっハムッ、ムグッかけて!ハフハフ!負けられ、ガツガツ!ません!ムグモグ!」
・・・・・・
提督「ああなりたくはないな」
初霜「はい…………」
提督「ちなみに、俺はもうラーメンの気分だからラーメンを食うぜ」
初霜「ええっ!?うーん……じゃあ私もラーメン食べます!」
・・・・・・
~中華料理・天龍ーティエンロンー~
提督「すいませーん、ネギラーメン1つと、味噌ラーメンひとつ。あと餃子2枚」
店員「おう、任せとけ。この呼び出し器を渡すから、鳴ったらちゃっちゃか取りにこいよなー」
提督「はーい」
初霜「おいしそうですね!」
提督「おいおい、まだ料理来てないぞー席をとらないと」ハハ
・・・・・・
<ピロロロン、ピロロロン
初霜「わっ!びっくりした……」
提督「ははは、じゃあ取りに行くか」
店員「お待ちどう、ネギラーメンと味噌ラーメンに餃子2枚な!」
提督「どうも」
店員「しかしこの店を選んで正解だぞおたくら。なんせ味が世界水準軽く超えてるからなー」
初霜「た、楽しみです!」
初霜「美味しいです!!」チュルルル
提督「確かに……言うだけの事はあるな……」ズルルル
・・・・・・
提督「ふーくったくった!鳳翔の飯もいいが、たまにはこういうジャンクなものも食わないとな」
初霜「美味しかったです!」
提督「さて、ここは広い。何でもあるぞー!どっか行きたい場所はあるか?」
初霜「えーと、んーと……>>445に行きたいです!」
1.映画館
2.ゲーセン
3.本屋
3
初霜「本屋さんに行きたいです!ちょっと欲しい本もあるので!」
提督「ん、わかった。じゃあ本屋に行こうか」
・・・・・・
明石「ターゲット、移動を開始」
睦月「ソフトクリームおいし~!」
霧島「それでは尾行を続けましょう」
大淀「黒服のSPみたいな格好して、何してるんですか私達は……目立ちまくりですよ……」
・・・・・・
~本屋~
提督「そういえば欲しい本ってなんだ?買ってやるぞ」
初霜「だ、大丈夫です!私、お金おろしてきましたから!ちょっと行ってきますね!」
提督「あ、おい……行ってしまった」
提督「あ、これか……最近話題の小説って……へぇ、艦娘をモデルにした内容かぁ……」ペラペラ
提督「せっかくだし俺も買っていこうかな」
・・・・・・
初霜「お、お待たせしましたー!」アセアセ
提督「いやいや。早かったじゃないか」
初霜「は、はい!目当ての本は見つけたので!」
提督「そうか!じゃあ次は>>450だな!」
1.映画館
2.ゲーセン
1
提督「映画館に行こうぜ!今ならそのKAGEROUが主演の映画がやってるみたいだし」
初霜「本当ですか!?行きましょう!!」
・・・・・・
明石「いや~こうしてると普通に日常甘甘展開だねぇ」
霧島「何を言っているんですか。最後の楽しみですよ?ここは浸らせてあげましょう」
睦月「ベビーカステラおいし~~~~~!!」
大淀「(あ、『浮気相手は任務娘』の新巻が出てる……買わなくては)」
KAGEROU『私達は、分かり合うことができるんだーーーーーーーー!!!!!!」
ドオオォォォン!!!!
提督「(内容は深海棲艦と対話すべく立ち向かったKAGEROUとその仲間達の話だった)」
提督「(てかこのKAGERO-QAN[T]とかいうの強すぎだろ。天龍の刀みたいなのをビュンビュン飛ばして操ってやがる)」
初霜「…………!!」キラキラ
提督「(初霜は終始見入っていたようで、隣に居てもその興奮が伝わってきた)」
・・・・・・
初霜「とてもとても面白かったです!!」キラキラ
提督「流石映画だよな。ストーリーも壮大だった」
初霜「はいっ!!」
提督「(そろそろかな)なぁ初霜、ちょっとショッピングにでも行かないか?)」
・・・・・・
明石「あの映画……なかなか参考になる装備が多かったですねぇ。特にあのビットとかいうの」
睦月「ポップコーンおいし~~~~!!」
霧島「情熱的でいい映画でした」
大淀「まぁ……いい映画だったのは認めます」
初霜「そういえばさっきの映画、テレビシリーズもやってたらしいんですよ!」
提督「そうなのか?にしては初見にも分かりやすかったが」
初霜「1期目が、汚職を続ける軍隊に武力介入をしていく話で、2期は確か、深海の姫や鬼が出て来て、それらと戦っていく話のはずです!」
初霜「主人公KAGEROUの成長と共に物語が進むって評判なんですよ~!」
提督「へぇ~、今度TATSUYAで借りて見るか」
・・・・・・
~服屋~
初霜「わぁぁー……綺麗な服……」
提督「なんでも1着だけ買ってやるぞ!」
初霜「ええっ!?本当ですか!!?」
提督「ああ。今日は最初からそのつもりで来たんだ」
初霜「えええぇぇぇー……迷うなぁ……あれもいいし、こっちも可愛いしぃ……」ウーン
初霜「うーん…………じゃあ、この服!」
提督「ベージュのワンピースか」
初霜「はい!私ってあんまり可愛くないからこういうの、似合うかどうか……」
提督「何言ってんだ!!!!初霜が可愛くなくて誰が可愛いてんだああぁぁぁぁん!?!?!?」
初霜「て、提督?」
提督「おっとすまん。つい取り乱して」
提督「とにかく、初霜は十分可愛いし、そのワンピースも似合うよ!いつも黒を基調とした服だから、余計に新鮮味が出て映えると思う!!」
初霜「そ、そうですか?えへへ……嬉しいです」ニコッ
提督「(んあああああああああぁぁぁぁぁ~~~~~~!初霜ハスハスハスハス!)」
・・・・・・
睦月「ペッ、甘っ」
明石「睦月ちゃん!さっきまで甘いもの沢山食べてたじゃない!」
睦月「それとこれとは話が別にゃしいぃ!!!!!」
霧島「それよりも!今の内に見ておきましょう!!後で壊すのは、あの笑顔なんですから!」ニヒヒ
大淀「えっ?違うんです。私達は不審者とかじゃなくて、その……あそこにいる要人を護衛してるだけで。あっ通報は待ってください!」
店員「そんなに気に入ったのなら、せっかくだし着て帰るか?」
提督「えっ?」
店員「俺の目から見ても、そのワンピは彼女に合ってるからな。そこの試着室で着替えて着て帰ってもいいぜ」
初霜「本当ですか?」キラキラ
店員「ああ。会計はそっちの兄ちゃんでいいんだろう?」
提督「あ、はい!じゃあ初霜、俺が払ってる間に着替えて来い」
初霜「はいっ!」トコトコ
提督「(あああぁぁ~~~~見える!見えるぞおぉぉ改二の立ち絵のポーズのまま、ベージュのワンピースを着る初霜の姿が!可愛い!可愛すぎるぅぅぅ!!!!)」
店員「に、兄ちゃん大丈夫か?」
提督「ハッ!すいませんトリップしてました」
店員「気持ちはわかるよ。あの子可愛い水準軽く超えてるからな~」
提督「本当ですよね!!!!!!」
初霜「提督~着替え終わりました~!」
提督「おう!出てきていいぞー!」
シャーー
初霜「ど、どうでしょうか……」シャラララン
提督「かわいい(かわいい)」
店員「いいじゃん(かわいい)」
・・・・・・
明石「かわいい」
霧島「かわいい」
睦月「かわいい」
大淀「かわいい」
通行人「かわいい」
・・・・・・
~夕方・帰りの愛車内~
明石『今回は私達のサポートも無く、単独でよくやりましたね!!』
霧島『実際、サポート要りませんでしたね』
明石『それじゃあ私達は例の場所に先に行っていますので、提督も誘引頼みますよ!』
・・・・・・
提督「いやああぁぁよかった!!いやぁぁよかった!!!!!」
初霜「て、提督……わかりましたからそんなに言わないでください!」
提督「でも残念だなー通行人の視線が気になるからって普段着に着替えちゃったのは」
初霜「だって!道行く人が次々に可愛いって言ってくるんですよ!?恥ずかしすぎますよぉ……」
提督「ちぇっちぇっ……まぁいいや。気晴らしにラジオかけるか」ポチポチ
≪まだまだ続くぜ!ヘヴンドラゴンラジオ!続いてのお便りだ!ラジオネーム、ファイブツインテさん!≫
≪職場で同僚からの当たりがキツいです。どうすれば仲良くなれますか……か≫
提督「あ、検問だ」
キキーッ
初霜「事件かなにかあったんですかね?」
提督「さぁ……」
≪そうだなぁ、やっぱりまずその人に話を聞いてみたらどうだ?あと、逆に甘えてみるとか!!≫
警官「悪いな兄ちゃん、なんか近くのショッピングモールに怪しい黒服の4人組が出たっつーんで、こうして検問中だ」
≪続いてのお便りだ!!≫
初霜「えっ!?あれ!?」
提督「どうした初霜」
初霜「同じ声?」
提督「え?」
≪ラジオネーム、ナスが嫌いさん≫
警官「え?ああーDJヘヴンドラゴンか!俺もファンだぜ。なんか声が似てるってよく言われるから、ちょっと自慢なんだ」ヘヘッ
警官「見たところあんたら、怪しく見えねぇし通りな。すまねぇな時間かけて」
提督「いえいえー」
ブウウウゥゥゥーーーーン
提督「(さて、そろそろ例の場所だな……そこで告白する手筈になってる)」
初霜「あれ、鎮守府は今のをこっちじゃ……」
提督「ちょっとな、寄りたい場所があるんだ」
初霜「そうなんですか。どこか聞いていいですか?」
提督「ああ。>>475さ」
夕焼けが綺麗な海の見える城の跡地
~お城跡~
初霜「ここは……?」
提督「今じゃ観光名所にもなりゃしない、戦国時代のお城だった所さ」
初霜「そうなんですか……?初めて来ました……」
提督「だけどここは山の頂上にあるからな!こうして、まだかろうじて残ってる石垣に登れば……」
初霜「よい、しょ!」
初霜「うわっぁぁぁ……!綺麗……」
提督「何でここが観光スポットにならないのか分からないくらい、絶景の穴場さ」
・・・・・・
~物陰~
明石「流石!これですよこれ!」キャー
霧島「ロマンチックすぎて、これそんな目的だったっけと勘違いしました」
大淀「なんでここまで女の子を落とすのが上手いのに……こんな」
睦月「ちょっと、明石さんお尻叩かないでください!」
明石「え?私そんなことしてないけど」
睦月「えっ?」
明石「えっ?」
提督「それでな、お前をここに連れてきたのは、訳があるんだ」
初霜「訳?」
提督「初霜。俺と、ケッコンしてほしい」
初霜「…………へ?」
初霜「え、っ、ええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
・・・・・・
睦月「ほら!また触って来た!」
明石「だから触ってないって!ほら、手!」
霧島「2人とも、うるさいですよ!」
大淀「そうですよ。まさか落ち武者の霊にでも祟られましたか?」
睦月「えっ……?」アオザメ
大淀「冗談ですよ」
睦月「え、でも……あ、また触って来た!ほら、掴んだ!この手ですよ!!」
っ手首から先の無い手
睦月「………………」バタッ
大淀「どうしたんですか睦月さん…………睦月さん?」
明石「おっ!告白したぁー!!」
霧島「いいところですよー!!」
・・・・・・
提督「俺は前々からお前が好きだった……それが、昨日の弁当や、今日の楽しすぎて可愛すぎる1日で、もっとお前の事を好きになった」
初霜「そ、そんな!私達……上司と、部下で……」
提督「そんなの関係ない!俺は1人の男として、お前を愛しているんだ!!!」
初霜「ッッッ!!」キュン
提督「答えをくれ。俺は本気だ!!」
初霜「わ、私…………」
提督「…………」
初霜「………………私、も……」
初霜「提督の、こと……大好きです」ニコッ
提督「ッ、初霜!!」
・・・・・・
明石「えんだあああああああああああああああああああ」
霧島「YEAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAH」
大淀「ああ……ここでクライマックス……なわけないですよね
・・・・・・
提督「初霜!ありがとうーーーー!!」ダキッ
初霜「わぷっ、苦しいです!」
提督「ありがとう!ありがとおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
・・・・・・
明石「アレガチで喜んでません?」
霧島「提督的にも悲願達成だったのでしょう」
提督「さぁ、帰ろう。情けないことにケッコン指輪は明日届くんだ」
提督「本当なら明日、指輪を差し出しながら告白したかったが……」
初霜「いいえっ、私は……私は提督に愛されただけで……っ、幸せですっ」
提督「初霜おおおおぉぉぉぉ!!!!可愛いよぉぉぉ!可愛いよぉぉぉぉ!!!!」
・・・・・・
明石「さて、我々は鎮守府に戻りましょうか」
霧島「そうですね。あら、睦月ちゃん気絶してる……仕方ありませんね」ヒョイッ
大淀「帰って今日買った本を読みたい気分です」
キリがいいので今日はここまで
明日はお昼頃再開
最初から読んでたけど、特に初霜が優遇されてるようには思えないな
第一「こいつ可愛いな」と思ってるからこそ、その泣き顔が見たいんだろうし
程度の差はあれ突き放す前は大体こんな感じだったろ
扶桑姉妹だけは向こうも提督をハメる気だったから感じが違ったけど
要は「相手を惚れさせて、その後思いっきり突き放して絶望させる」スタンスさえ守られてりゃいいのよ
>>515
安価でやってるから優劣出ると思うんだが。書きやすさも変ってくるだろうし
「相手を惚れさせて、その後思いっきり突き放して絶望させる」のは皆対等かつ平等だったろ?
それでも納得出来ないならもう読むのやめておけよ。お前だけが気に入るように書いてるSSじゃないんだから
・・・・・・
~夜・鎮守府廊下~
初霜「ふんふふ~ん♪」
霧島『初霜さんは油断しきっています。ここで睦月さんと会えば、必ず今日の出来事を報告してくるでしょう』
提督『いいか。吹雪や夕立が2期の主人公や映画、ドラマに抜擢された自慢だと思え』
明石『ハイライト無くしてね!』
睦月「吹雪…夕立……あのクソ共……!わかったでござる!」
提督『睦月、大丈夫か?』
睦月「何を言っておられるのか皆目見当もつきませぬな。拙者はいつもの睦月でござる」
提督『そ、そうか……』
睦月「初霜殿ー!」
初霜「え……?あぁ睦月ちゃん!どうしたのその口調?」
睦月「何を言っておいでか。拙者いつもの睦月でござる」
初霜「そ、そうなんだ……」
睦月「ござる!」
・・・・・・
提督「おい、あのバカいつからああなった?」
大淀「先程気絶から目覚めてから、大体あんな感じに」
提督「ふざけてる場合じゃねーってんだあの馬鹿!」
・・・・・・
初霜「そうだ!今日ね、提督とデートしてきたの!」
睦月「ほう、デートでござるか……」
初霜「うん!ショッピングモールに行って、映画見て服を買ってもらって……!」キャー
初霜「それでそれで……提督に告白してもらったのー!!」
睦月「………………そうでござるか。よかったでござるな」
初霜「うん!睦月ちゃんのお蔭だよ!」
睦月「……拙者の?」
初霜「睦月ちゃんが提督のことを聞いてきたから、私は恋に気付けた……睦月ちゃんのおかげで、今の私の幸せはあるの!」
睦月「………………………………へぇ」
睦月「では、盗撮写真はどうするつもりでござる?」
初霜「えっ?」
睦月「提督がもし部屋に来た場合、初霜殿は盗撮写真をどう言い訳するでござるか?」
初霜「そ、そんなの……どこかに隠して……(でも、あんな大量の写真、どこに隠せば……)」
睦月「よければ拙者が預かろうぞ」
初霜「睦月ちゃんが?」
睦月「拙者は提督殿と初霜殿の幸せを願う身。その幸せの為なら、写真を預かるくらい訳ないでござる」
初霜「う、うーん…………じゃあ」
1.睦月に写真を預ける
2.やっぱり自室に隠しておく
>>下+3
初霜「…………やっぱり部屋に隠しておくわ」
睦月「そうでござるか!まぁ10枚くらいなら隠し通せるやも知れぬな」
初霜「え!?あ、うん!そうね!」アセアセ
初霜「じゃあ私、夜ご飯行くから!」タッタッタ
睦月「………………」ニタァ
・・・・・・
~執務室~
睦月「帰還したでござる」
提督「それやめさないよ!イライラするわ!」
睦月「何の話でござるか?」
提督「貴様あああああぁぁーーーーーー!!煽ってんのかああぁぁーーーー!?」
大淀「まぁまぁ……専門家の話によると、軽度の心霊現象だそうですよ」
大淀「落ち武者の霊が睦月さんの深層心理に影響してしまって……時間が経てば治るそうです」
提督「そ、そうか……」
霧島「それで提督、睦月が部屋に乱入してくる伏線も張りましたし、あとはどうします?」
提督「そうだな……どうせなら軽蔑の度合いを上げたいから、初霜の持ってる俺の一番過激な写真でもピックアップしよう」
霧島「軽蔑の度合い、ですか?」
提督「もし持ってる写真が風呂の盗撮とかだけだったらさ、俺の気持ち的にインパクトが足りない訳よ」
明石「なるほど!それなら私に任せてください!ガサ入れは得意ですから!」
提督「おおう!明石ィ!頼んだぜ!」
明石「はいっ!!」
~初霜の部屋~
明石「初霜ちゃんは食堂に行ってるし、誰にも気付かれない~♪」ガチャガチャ
明石「あれ、鍵がかかってる……用心深いなぁ。ま、このピッキング技術で…………開いた!」ガチャッ
明石「おじゃましまーす」
明石「机の上に写真が散乱してる……こりゃあ初霜ちゃん、帰ってからまたシたみたいだねぇ」ケッケッケ
提督『明石、写真がそこにあるだけとは限らん。よく探してみてくれ』
明石「りょーかいです!」
明石「ベッドの枕の下に1枚……普通の写真」ガサゴソ
明石「絵画の裏……お風呂写真(きわどいアングル)」ガサゴソ
明石「引き出しの二重底…………提督が昨日使ったであろう箸」ガサゴソ
明石「ボールペンの中に丸めて入れてあるのは……普通の盗撮写真」ガサゴソ
明石「予備の艤装の弾倉ラックの裏…………!!て、提督のお風呂写真……しかも、これ、ぼ、勃起っていうの……?初めて見た……」ガサゴソ
霧島『どれもいまひとつ決定打に欠けますね』
提督『うーん……初霜はそこまで過激な写真を持ってないのかな』
明石「…………あれ、この化粧ポーチ……チャックを開けるのが1回目と2回目で中身が違う!」
明石「1回目の中は普通の化粧用品……2回目は…………ッッ!!!?!??!!??」
提督『どうした!』
睦月『ついに真打登場でござるな!』
明石「こ、これ……今までの写真が可愛く見えますよ!!」
提督『で、どんな内容だ!?』
明石「て、提督の………………>>642」
自殺未遂時の写真
明石「提督の、これ……自殺写真!?」
提督『はぁ!!?』
明石「え、いやだって……これ、提督ですよね!?カッターを手首にやって……」
提督『おいおい!俺は自殺しようとした覚えなんてないぞ!?』
明石「ええぇーーーー!?だって、ほら!」カメラに向ける
・・・・・・
提督「ま、マジだ……俺がリスカしようとしてる」
睦月「提督殿はまったく身に覚えがないでござるか?」
提督「当たり前だ!!」
大淀「これは………………」
霧島「コラ、ですね」
提督「コラだぁ!?」
霧島「ええ。私にはわかりますよ。いつも作ってますから」
大淀「私も。しかし、これは随分上質なコラですね……一目見ただけでは分かりませんよ」
大淀「こんなコラ写真を初霜さんが持っているということは……」
提督「青葉アアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!」ブチブチブチ
睦月「て、提督殿!落ち着くでござる!」
提督「テメェもなんだ!!?その口調は!!城プロに帰れ!!!!!」
睦月「せ、拙者は睦月でござる!!」
霧島「…………大淀さん、初霜さんの部屋のカメラ……録画してあるんですよね?」
大淀「ええ。一応着任時からずっと自動録画です」
霧島「その中から、あの写真を使った盗撮写真ニーを見つけられますか?」
大淀「…………わかりました。やってみましょう」
明石『あのー、私はー?』
霧島「片付けて帰ってきてください。痕跡は残さず」
明石『ラジャー!』
大淀「……………………」カタカタカタ
大淀「………………みつけました」クイッ
提督「流石大淀だ。政治99」
大淀「これは悪事への加担ではないので」
霧島「(人の性癖を暴くことは悪事じゃないというの?)」
提督「よし、モニターに映してくれ」
大淀「はい。この写真、意外と最近手に入れたもののようで、日付は昨日でした」
提督「なるほど、遡ってみたらすぐ見つけられたわけだな」
大淀「はい」
ガチャッ
明石「もどりましたー!」
提督「おうおかえり明石。今から初霜の盗撮写真ニー鑑賞会だ」
明石「はーい!」ワクワク
~モニター~
初霜『きょ、今日は……この、写真……』ピラッ
明石「例の写真ですね」
初霜『はぁ……はぁぁ……提督……こんな事して…………私がいなきゃ……』
大淀「どうやら提督が自殺するのを見て憂うという設定ですね」
提督「そこから何故性欲につながるのかがわからん」
初霜『んっ!提督のぉ……こんな場面……あぁぁっ、興奮、するぅ!』
初霜『提督、提督……死んじゃうの?嫌ぁ…私を見てぇ……死ぬ前に私を見てぇ……』
霧島「なるほど……愛しの人が死ぬ直前に見るのは自分……という独占欲からくる性的興奮ですか」
提督「今のでわかったの!?すげぇな!!」
初霜『提督の使ったお箸……ああぁっ!提督の唾が、舌がぁ!入って来るぅぅ!!』
初霜『いやぁ提督ぅ!お箸でそこ、つままないでぇ!イッちゃう!イッちゃうぅーーーー!!』
明石「変態だーーーーーーーーーーーーー!!!!」
霧島「これは…………提督?」
提督「………………」
大淀「立ったまま気絶している……」
提督「………………俺の中の初霜は死んだ!もういない!!!!!!!!!」ブワッ
霧島「こんなの人に見られたら割腹ものですよ」
明石「うん…………こっちが自殺しちゃうよ」
提督「これを明日暴くのかぁ…………楽しみだなぁ」
大淀「……聞き間違いでしょうか。『キッツイなぁ』ではなく『楽しみだなぁ』と聞こえたんですが」
提督「え?楽しみだよ?」
大淀「………………は?」
提督「何言ってんだよ!!こんなの暴かれたら絶対やばいだろ!そんな歪む顔!!見てぇだろ!?なぁお前ら!!」ニタァ
明石「もちろん!!こんなヤバイのバレたって知ったら、無事じゃすまないですよ!!」ニタァ
霧島「加えてこれにより提督にフラれるわけですからね…………アハハ、楽しくなってきました」ニタァ
睦月「実に愉快で候」ニタァ
大淀「…………そうでした。あなた方は救いようのないクズの集まりでした」
提督「初霜の笑顔が消えるのが見たいかーーーー!?」
明石「見たーい!!!!」
提督「初霜が絶望に打ちひしがれ、泣きじゃくる姿が見たいかーーーーーーーー!?」
霧島「見たーーーーーーーい!!!!」
提督「初霜が今にも自沈しそうな勢いで崩れ落ち、発狂する様が見たいかーーーーーーーーー!!?」
睦月「見たーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!」
提督「初霜を突き放した反応を見たいかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?」
一同「見たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!」
提督「おっしゃあー!!行くぜお前ら!作戦決行は明日!!婚約指輪を渡すと同時に開始する!!」
提督「今回のキーは睦月だ!頼むぞ!?」
睦月「ハッ!一命にかえても!!」
提督「それじゃあ行くぜ!!泣かせるぞーーーー!!」
一同「おおおおおおーーーーーー!!!!」
大淀「…………どうなっても知りませんよ」
~翌日~
初霜「ふんふふーん♪」
朝潮「あっ、初霜ちゃーん!」
初霜「朝潮ちゃん、おはよう」
朝潮「おはようございます!初霜ちゃん、どうしたの?随分ご機嫌だけど」
初霜「うん。今日ね、提督にケッコン指輪を貰うの!」
朝潮「司令官、に……?」
初霜「うん!!」
朝潮「(ま、まさか……)ねぇ初霜ちゃん、最近明石さんか霧島さん……あと睦月ちゃんが妙に親しくしてこなかった!?」
初霜「えーっと……そうね。睦月ちゃんには色々相談に乗ってもらったわ」
朝潮「(やっぱり!!またあのクズ、誰かを泣かせようとして!!)…………そ、そう、わかったわ。ありがとう!」
初霜「うん!!ばいばい朝潮ちゃん!」
朝潮「(うーん……司令官に一矢報いたいけど、初霜ちゃんの幸せは邪魔できない…………かといって初霜ちゃんに『これはドッキリだよ』と言うのも……水を差す……そもそもドッキリじゃないかもしれないし……)」
朝潮「うううう~~~~~~~ん……………………あら、なにかしらこれ」
朝潮「治安掲示板…………?」
~執務室~
提督「おはよう!お前ら準備はいいか!?」
一同「もちろん!!!!」
提督「睦月!!」
睦月「はいっ!睦月型一番艦睦月!準備完了です!!」
提督「よかった!元に戻ってる!!」
睦月「え、何のことですか?」
明石「知らない方がいいわ」
提督「じゃあ行くぞ!!場所は初霜の部屋だ!!」
霧島「我らの真髄、見せましょう!!」
提督「行くぞーー!!」
一同「おおーーーーーーっ!!」
~初霜の部屋~
初霜「(い、いよいよ提督が来る時間……!)」ドキドキ
初霜「(写真も隠したし掃除も完璧!身だしなみも、OK!)」ドキドキ
初霜「(ううぅ~緊張する~~!)」バタバタ
コンコンコン
初霜「は、はい!!どうぞ!」
ガチャッ
提督「おまたせ、初霜」ニタァ
初霜「こ、こんにちは!」
提督「そんな緊張すんなって。本当なら東京タワーの見えるビルの屋上で渡したかったが……」
初霜「いえっ!そんな滅相もない!」
提督「じゃあこれ。受け取ってくれ」っ指輪ケース
初霜「~~~~~~!!はいっ!!」
初霜「(あぁ~!今私、幸せ!!)」
霧島『睦月さん、今です!!』
睦月『はいっ!睦月におまかせー!!』
初霜「じゃ、じゃあ早速中身を着け――」
コンコンコン
提督「ん、誰だ?こんな大事な時に」
初霜「まったくです!もう…………はーい」
ガチャッ
睦月「えへへ、こんにちは」ニコニコ
初霜「睦月ちゃん!」
提督「なんだ睦月か。どうした?初霜に用なら俺が先で……」
睦月「ううん、睦月、2人に用があって来たんです」ニッコリ
初霜「え……?」
睦月「まずはお2人共、ケッコンおめでとうございます!」
提督「なんだ知ってたのか!初霜が話したのか~?」
初霜「え、ええ……」
睦月「そこで、提督にお知らせしたいことが!」
提督「え、なんだ?」
睦月「実は………………」
1.昼ドラみたいに暴露
2.ニコニコと暴露
>>670
1
睦月「この女、提督に嘘吐いてたんです!!」
初霜「ッ!!な、何を言って――」
睦月「じゃああの写真はなに!?」
提督「写真?」
初霜「あっ、提督!睦月ちゃんは口から出まかせを言ってるだけで……!」
睦月「へぇー!そういうこと言うんだ!!」ガサゴソ
初霜「な、なにするの睦月ちゃん!」
睦月「睦月は知ってるんだから!初霜ちゃんが、この部屋にたくさん写真を隠してるのを!」
提督「だから、写真ってなんだよ!!」
睦月「提督の盗撮写真ですよ!!」
初霜「ッ―――ッッ!!」
提督「俺の……盗撮写真……?」
初霜「違うんです提督!これは……!」
睦月「違う訳ないでしょう!これも!これも!」ガサゴソ
初霜「ッ、だめぇ!やめてえええぇぇぇぇ!!!!!」
睦月「こんなお風呂に入ってる写真や、物を食べてる写真!!なにこれ!寝顔まで!!」ポイポイッ
初霜「違うのおおおおぉぉぉぉぉ!!お願い!こんなのやめてよおおおぉぉ!!」
提督「こ、これは本当なのか!?初霜!」
初霜「て、提督ぅーー……!」
睦月「更にほら!!こんなのまで!」
提督「なんだこれ!俺がリスカしようとしてるじゃないか!!」
初霜「ッ、それはだめ!だめえぇぇ!!」
提督「俺、こんなことした覚えはないぞ…………まさか、コラ画像か!?」
初霜「そ、それはっ、ちがくて!」
睦月「そうですよ提督!初霜ちゃんはこの無数にある提督の盗撮写真で、盗撮写真ニーをしていたんです!!」
提督「な、なんだってーーーーー!?盗撮写真ニーだとおおおぉぉ!!?」ガビーン
初霜「ち、違うのおおおぉぉぉ!!!やめてよ睦月ちゃん!なんでこんな!!」ポロポロ
睦月「違う……?ふんっ、これを見てもまだ同じことが言える!?」っモニター
~初霜盗撮写真ニー鑑賞~
提督「こ、これは…………!!」
初霜「そん、な…………どう、し、て……これ……」プルプル
睦月「分かりましたか提督!初霜ちゃんは、こんなに常軌を逸したド変態艦娘なんです!!」
一旦中断 また1時間後くらいに
そういや「浮気相手は任務娘」だが、俺も調べてみたが……
そのタイトルは見つからなかったが、「秘書艦は大淀さん」という薄い本を見つけた
まぁ、ただそれだけなんだが
すまねぇちょっと読み込んで時間かかっちまった!飯を買って来るからもう少しまっててくれ!!
提督「初霜……!本当に……!」
初霜「ぁ…………ぁあぁ……!」
睦月「初霜ちゃんが悪いんだよ?睦月から提督を獲ろうとするから……」
初霜「む、むつ、き……なん、で!なんで!?」
睦月「睦月も提督が好きだったの……なのに、なのに初霜ちゃんってば……こっちの気も知らないでベラベラベラベラ!!」
睦月「そんなの、許せるはずないじゃない」
睦月「だから壊してやる!!あなたの幸せなんて!!!!!」
初霜「ッ!!」ビクッ
睦月「ねぇ提督、どうですか?こんないやらしくて、ずるい子…………」
提督「初霜……」
初霜「て、提督は私の味方なんだから!ね!提督!?」
提督「俺は……………………」
提督「お前を軽蔑するよ」
初霜「……ぇ………………?」
初霜「う、嘘よ、ね……?提督…………あんなに、あんなに!」
提督「……忘れてくれ。お前がこんな変態だと知っていたら、あんなふうには接しなかった!」
睦月「えへへ、ざーんねんでした!♪」
初霜「いや、いやぁ……いやああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!」
・・・・・・
明石「きたあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
霧島「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁ興奮するぅううううぅぅぅぅっぅ!!!!!!!」クイックイックイックイッ
大淀「………………」
・・・・・・
初霜「だって!睦月ちゃんだって!買ってるって!っ、しゃひんかってるってぇ!!」
睦月「嘘に決まってるじゃない。それは……私の邪魔をする泥棒猫を洗い出す方便」
睦月「ねー提督♪」ダキッ
初霜「て、提督…………?」
睦月「提督はどっちがいいですかあぁ?人のプライバシーなんて考えない変態と…………」
睦月「提督をただ心から愛してる睦月ぃ」ニタァ
初霜「ッ!!!!」
提督「決まってる…………こんな奴、選ぶわけないだろ」ギュウウ
初霜「ッッ!!!!!!い、やぁ……!!」ポロポロ
提督「悪いが……この指輪は返してもらうぞ」グイッ
初霜「い、嫌!それだけはあぁぁぁっ!お願い!返してぇぇぇ!!」
提督「返してもらうのは俺だ!」グイッ
初霜「あっ!」ドテッ
初霜「っ、ひっ…………っ、く…………っ!うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」
睦月「あははははは!無様ぁ!!泥棒猫にはふさわしいわぁ!!」
初霜「わああああぁぁぁん!!!ひどいぃ!いやぁぁ!!!!」
初霜は……
1.睦月に飛びかかった
2.提督に泣き縋りついた
>>710
1
初霜「…………ょ………………」
睦月「およー?」ニタニタ
初霜「……ょ…………も……!!」
睦月「なにー?きこえなーい!」
初霜「よくもぉっっ!!!!!!!」ダッ
睦月「!?」
初霜「あんたさえいなければあああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」ガシッ
睦月「うぐっ!ちょ、苦しっ……!」
初霜「死んじゃえ!!おまえなんかぁぁぁ!!!!しんじゃええええええぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!!」グググ
睦月「なに、すん、のっ!」ガッ
初霜「うぐぐううううううぅぅううぅぅううぅ!!」
提督「おい睦月やりすぎ……(首絞められたからって蹴り飛ばしやがった……)」
睦月「このっ、おまえこそ!!」ガッ
初霜「おまえ、があああぁぁぁぁ!!じゃまあああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
睦月「こっちだってええええぇえぇぇぇぇぇ!!!!!!」
提督「おいやめろお前ら!!首の締め合いはシャレにならん!!」グイッ
睦月「はなせえええええぇぇぇ!!!!!コイツううううぅぅぅぅうぅ!!!!!」
初霜「ころしてやる!ころしてやる!!!」
提督「だから落ち着けって!!」
睦月・初霜「ッ!!」ピタッ
提督「初霜!!!!何やってんだ!!!!!!睦月をこんなにして!」
睦月「腕の骨が折れた……!」
提督「ほら!痛がってる!!」
初霜「人間には215本も骨があるのよ!1本くらいなによ!!」
睦月「んだと!?!?」
初霜「当然よ!そんな奴!!私の、幸せをぉ!!邪魔して!!!!」
睦月「テメェ……!表出ろ!!!!!!!!」
初霜「あなたがいなければっ!あなたなんかに話さなければああぁぁ!!!!こんな、こんな……っ、ことには……!」ヒッグ
睦月「泣き真似すんじゃねぇ!!サシで勝負だぁ!!逃げるんじゃねぇ!!!!!」
提督「睦月もいい加減落ち着け!!」
ああもうめちゃくちゃだよ(歓喜)
提督「とにかく!仲間に手を出したお前はもう、仲間じゃない!!」
初霜「ぇ……う、そ!!嘘!!!!!な、かま!!!私達はぁぁ!!!!!」ガタッ
提督「それに加えて、俺をあんな変な趣向で汚しやがって!!上司としても、個人としてもお前の行動は看過できん!!!!」
提督「お前は>>739だ!!!!!」
1ヶ月独房入りだ
提督「お前には1ヶ月間の独房入りを命じる!!!!」
初霜「ッッ!!」
睦月「当然の報いだ!この!!太陽系から消えろ!!」
初霜「ッ、わたっ、ど、くぼっ…………!!」バタッ
睦月「おら!死んだふりすんじゃねぇ!!」
提督「いい加減やめろお前もう!!気絶してるぞ!!」
明石『ショックのあまりですねぇ!!素晴らしかったです!!!!』
霧島『こういうのでいいんですよ、こういうので』
大淀『…………このクズ共』
・・・・・・
こんな状態で独房入れたら病みそう。
その後にバラしたりしても治らなそうだな。
~執務室~
明石「というわけで、急遽作った仮独房に入れてきましたー!」
提督「勢いで独房って言っちゃったけど、作れるもんなんだな」
明石「といっても、ただプレハブ小屋建てただけですからね。もう後はネタバラシしかできないですよー」
提督「わーってるよ。俺もこれ以上引き延ばそうとは思わん。ガチ自沈しそうだしな」
睦月「それで、どの流れでネタバラシするんですか?」
霧島「ここは、睦月ちゃんとのラブラブを見せつけて発狂したところに、ドッキリ大成功ー!とか?」
提督「それもいいな…………うーん」
明石「さぁ!提督!お下知を!!」
提督「いいだろう!!」
提督「アイツにネタバラシする流れは、>>755だ!!」
睦月とのいちゃラブセックス見せつけた後にネタバレ
初っ端からR-18ぶっぱし過ぎィ!
提督「睦月とのイチャラブ合体を見せつけてからネタバラシだ!!!!」
一同「………………」
提督「な、なんだよお前ら……」
明石「べっつにー」
霧島「はぁ……」
大淀「…………」
睦月「む、睦月は別に……いいですよ?」
提督「うおおおおお!!!!お前ら話を聞けぃ!!別に見せつけると言っても、本当に合体するこたぁねぇ!!」
明石「じゃあどうするんですか!!」
提督「初霜はそういう知識に疎い!!ここは、合体をするフリを見せつけるんだ!!」
大淀「フリ、ですか?」
提督「例えばだ。鉄格子に寄りかかった睦月のスカートに俺のズボンを押し当てる!これだけでも十分アイツには合体に見えるはずだ!!」
霧島「そ、それで騙せるんですか?」
提督「騙せなけりゃ次の手段だ!」
明石「次の手段?」
提督「初霜を騙せようと騙せなかろうと、合体のフリの後は、ケッコン指輪さ」っケース
提督「これを睦月に渡す直前に、睦月をスルーして初霜に渡す」
睦月「えー!貰えないんですか!?」
明石「おおー!流石!提督やるー!!」
提督「クックック、だが初霜は貰おうとしないだろう。なんせ目の前で合体されてるんだからな」
提督「だが俺には見える!!初霜のポカンとした顔を見ながら俺達がどんちゃん騒ぎするさまがな!!」
大淀「それを聞いて少しだけ安心しました…………見届けるだけしてあげましょう」
提督「もうー素直じゃないんだからっ!大淀さんよっ!」
大淀「…………」イラッ
提督「諸君、俺はドッキリが好きだ。諸君、俺はドッキリが好きだ。諸君、俺はドッキリが大好きだ」
提督「泣かせるのが好きだ、陥れるのが好きだ、崩れ落ちるのが好きだ、絶望させるのが好きだ、ポカン顔が好きだ」
提督「執務室で、自室で、廊下で、食堂で、海で、外で、工廠で、ドックで、港で、岬で……この地上で行われるありとあらゆるドッキリが大好きだ」
提督「あらぬ罪に泣き苦しむ艦娘の顔が好きだ。周りの視線を気にして、疑心暗鬼になる様など心がおどる」
提督「俺が操るお前らがターゲットを翻弄し困惑させるのが好きだ。悲鳴を上げて助けを求めてくる艦娘を裏切る時など、胸がすくような気持ちだった」
提督「すべてのドッキリを終えた時の、艦娘のポカンとした顔には絶頂すら覚える」
提督「諸君、俺は地獄の様な修羅場を望んでいる。諸君、俺に従う下衆部隊戦友諸君……お前達は一体何を望んでいる?」
提督「更なる泣き顔を望むか?情け容赦のない、糞の様なドッキリを望むか?」
提督「権謀術数の限りを尽くし、鎮守府中の艦娘を陥れる、嵐の様なドッキリを望むか?」
明石「ドッキリ!!」
睦月「ドッキリ!ドッキリ!!」
霧島「ドッキリ!ドッキリ!」
\ドッキリ! ドッキリ! ドッキリ! ドッキリ!!/
提督「よろしい ならばドッキリだ!!!!!!!!」
提督「行くぞ、諸君!!!!!」
提督「作戦決行は7日後!!その頃には初霜の精神も限界だろう!!」
明石「録画の準備はOKですよーーー!!どんどん泣かせてください!」
霧島「ここまできたら、私は鬼となりましょう!!初霜さんを泣かせる鬼に!!」
睦月「まっけませーん!!!」
提督「よっしゃあ!!だから今は…………」
提督「全力で休め!!!!!!!」
一同「はいっっっっ!!!!!!!!!」
・・・・・・
~7日後・独房~
初霜「(ここで目が覚めてから、1週間……鎮守府にこんな所があったなんて……)」
初霜「私…………なんでこんなことしてるんだろ…………」ジワッ
初霜「うぅ……ひっ、うぅ……っ、っ……」
ガチャン
初霜「ッ!」
睦月「やほー初霜ちゃん♪」
初霜「睦月、ちゃん…………ッ!!」ガンッ
ガチャン!ガン!
睦月「およー?鉄格子にタックルなんてしてどうしたの?」ケラケラ
初霜「決まってる!あなたを殺す!!こんな、私をこんな目にあわせたあなたを!!」
睦月「そんなこと言ってーホントは感謝してほしいくらいだよ?」ケラケラ
睦月「だって、あんな趣味を持ってる初霜ちゃんなんて最初から提督に釣り合わないもの。早く現実に目覚めさせてあげるのも、『元』仲間の仕事でしょ?」ニコッ
初霜「ッ!わ、私は……!!」
睦月「私は、なにー?」ケラケラ
初霜「しゃ、写真……!捨てる、つもりだった、もん!」
初霜「これからは、もう提督がいるから!こんなもの必要ない、って!全部、捨てようとしてたの!!」ポロポロ
睦月「そんな嘘、誰が信じるのー?」
初霜「嘘じゃ、な、っ、……うぅ、いっ、もん!」ポロポロ
睦月「へー……そっかそっか」
睦月「初霜ちゃんは、もう写真を使わない、捨てる……ということは、提督とするつもりだったのかなぁ?性欲処理」ニタァ
初霜「そっ……それは………………」
睦月「でもざーんねん♪」
睦月「提督とするのは、この私、睦月なの!ねー提督!」クルッ
提督「ああ。そうだな…………」
初霜「ッ、提督!!!!」
睦月「初霜ちゃんをこの独房に入れた日から毎日、私達エッチしてるんだよー?」ケラケラ
初霜「嘘……で、しょう?提督!」カタカタ
提督「睦月の言う通りだ。お前みたいに変な趣味も無く、真面目に付き合える」
睦月「だから私達、もうケッコンするのー!」
初霜「ぅそ、うそうそうそ!!嘘よ!!!!!!!だって!あんなに!!あんなに私とっ!!」
初霜「ねぇ提督!見捨てないで!!写真も全部捨てる!!ベージュのワンピースも毎日着る!!!!」
初霜「お願い提督……!わたし、の……私のところに……かえって、きてよぉ……」ワァァァン
提督「……」
霧島『提督、そろそろ』
提督「(わかってるよ)」
提督「睦月」ダキッ
睦月「やんっ、提督……ここでシたいの?」
提督「ああ……ここで、シたい……」
睦月「もう……いいですよ…初霜ちゃんの前で……シましょう」
初霜「ぇ……?嘘……嘘でしょう!?提督!!!!」
提督「睦月……」
睦月「提督…………」
初霜「(睦月ちゃんに後ろから提督が抱き付いて……よく見えないけど、もしかして、立ったまま……し、てる?の?)」
初霜「い、いやああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
位置関係
初霜|鉄格子|睦月←提督
明石『作戦は成功ですね!見事初霜ちゃんは2人が合体してると思ってますよ!』
睦月「あんっ、あんっ(棒)」
提督「睦月っ、きもちいいぞ!!!(迫真の演技)」ズリズリ
提督「(ズボンをスカートに押し当てて擦りつけるの……意外と気持ち良くてクセになりそうだ)」ズリズリ
霧島『ここで!睦月に電流走る!!!!!』
霧島『睦月は!性行為未経験!!どんな声を出してよいのか分からないのだ!!』
霧島『仕方なく適当に喘ぐ睦月!!!睦月、猛省!!!!!提督との温度差がシュール!!!!!』
睦月「(うるせぇ……)」
初霜「いやあああぁぁぁぁぁ!!!やだ!やめてぇ!!!!見たくない!聞きたくないぃぃぃ!!!!!!」ブンブン
睦月「わかる!?初霜ちゃん!今ね!私達、エッチしてるんだよ!!」
睦月「アン!アーン!!!!」
提督「ブッ!ッ…!ッ……!(チーズのモノマネかよ!笑っちまったじゃねぇか!!)」
明石『ひははは…………!!死ぬ!!ひいぃぃぃ!!!』ゲラゲラ
霧島『ここでも痛い!痛すぎる経験不足ーーーーーーーー!!!!』
大淀『…………ッ!…………ッ!』プルプル
睦月「(殺すぞ!!)」
提督「もう、出るぞ!!睦月」
睦月「うん!アンアーン!アーーーーーーーーーーーン!!!!」
提督「(駄目だ!!笑うな!!!!睦月だって必死なんだ!!!!!!)プクク……!」プルプル
明石『あっひゃひゃひゃひゃ!!!!!』ゲラゲラ
霧島『ブハハ!お前そりゃないだろ!!』ゲラゲラ
大淀『あはははは!睦月さんそれは!!』ゲラゲラ
初霜「いやああぁぁぁぁ!!!お願い!!!もうやめてええええぇぇぇぇ!!!!!」
提督「(運のいいことに、睦月の稚拙な演技は自分で色々シャットアウトしている初霜にはバレなかったようだ)」
提督「はぁっ、はぁぁっ、はぁっ……」
睦月「提督……気持ち良かったですよ」
初霜「ほ、んとに……して、た……そんなぁ……そんなぁ……!」
初霜「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっぁんん!!!!!!!」
・・・・・・
霧島「さぁ、私達も現場に行きましょう」
明石「っ、だ、だめっ!ま、まだ笑いが……いっひひひひひ!!!!」ジタバタ
霧島「気持ちは分かります!……プフッ、で、ですが……!行かなくては!」
睦月『提督……気持ち良かったですよ』
明石「わ、わかって、ぷひゃひゃひゃひゃ!!!!!どのツラ下げてぇぇっへはははは!!!」
大淀「あっはははははは!!!!」
霧島「ぶはあははははは!」
・・・・・・
初霜「もうっ、っ…!ころ、してぇ!殺してくださいぃ!!」
提督「…………初霜」
初霜「いやぁぁ!!もうあなたの顔なんてえぇぇ!!みたく、ないぃ!!」
初霜「なんで!?何で私はっ!こんなぁ……!」
睦月「大丈夫だよ、初霜ちゃん」
初霜「えっ…………?」
睦月「ケッコン式には呼んであげる」ニタァ
初霜「うわぁぁぁぁぁぁぁっぁん!」
睦月「そうだ!提督、今指輪くださいよ!」
初霜「ッ!!」
睦月「どうせケッコン指輪を渡すなら、初霜ちゃんの目の前がいいし」ニタァ
提督「そうだな……」
初霜「いやぁ!!」
ガシャン!
初霜「お願い!それ、は!私のなの!!!!わ、たしの!なの!!!!!」
睦月「無駄無駄ッ!その鉄格子はやぶれないよー」キャハハ
初霜「私の!私のなの!!かえしてぇ!返して、よおおおぉぉぉ!!」
提督「さぁ、睦月、(ただの)指輪だよ」
睦月「うれしいっ!」
初霜「あ、ああぁぁ……あぁ……」ガクガク
提督「そうだな……初霜には、ケースでもくれてやるよ」
初霜「い、いらないわよそんなの!!!!!!!」
初霜「この人でなし!裏切り者!大ウソつきのペテン師悪党!!」
提督「まぁそう言うなって」っケース
初霜「いらないって言ってるでしょ!!!!」
提督「受け取らないと今ここで解体処分だぞ」
初霜「ッ……!わか、りました……」
うわぁ…うわぁ…(恍惚)
初霜「(もういいわ……私、このまま、この指輪ケースという敗北の証を、一生持って、生きて……)」
初霜「うっ、ぐぅぅっ……っ、うっ……ひっ、うぅぅ……!」グスグス
明石『指輪ケースを大事そうに両手で握りしめながら崩れ落ちる初霜ちゃん!!!!!!!!いい!!素晴らしいいいいい!!!!!』
霧島『素晴らしい!素晴らしすぎます!!』
提督「さぁ、その中身を開けてみろ」
初霜「……はい………………」
初霜「(もういい…………私は、もう…………)」
明石『ハイライト消えたぁ!!!!』
初霜「もう…………いい……」パカッ
\ドッキリ大成功!!/
指輪ケース
初霜「…………………………………………え?」
提督・睦月「いえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!」
明石「イッツショーーーーーーーーーーーターーーーーーーーーーーーイム!!!!!」
初霜「え、明石、さ、え?」
バァン!!!!
明石「プレハブ独房ーーーーーーーーーーー!!解体!!!!!」
ガタガタガタ ドーン!バタバタ!!!
明石「どーーーーーーですか!!!久しぶりのシャバの空気は!!!!」
提督「いええええええい!!!!どうだぁ!?実はここ、プレハブ小屋でしたー!!」
睦月「しかも簡単に壁と屋根を一瞬で取り払えるからああああぁぁ!??」
明石「一気に屋外となりまあああああああす!!!!!」
霧島「鉄格子も壁も!全部特殊な操作で外側に倒れる仕組み!!これこそ!!」
明石「A・KA・SHI!A・KA・SHI!どくぼーう!!」
提督「FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
初霜「え、これ……え?な、なんで、す?」
提督「その答えは今渡しただろーーーーーーーーーーーー!?」アゲアゲ
\ドッキリ大成功!!/
指輪ケース
提督「全部ー!ドッキリでしたああああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」
霧島「いえーーーーーーーーーーーい!!!!!」
明石「花火上げるよー!!!」
ヒューーーーーーーーゥゥゥ……
バァン! バババァン!
睦月「わーーーーーーーーーーい!わーーーーーーーーーーーーい!」
提督「ドッキリーーーーーーーー!!」
明石「だーーーーーーい!」
霧島「せーーーーーーい!」
睦月「こーーーーーーう!」
提督「大成功ー!!!!!!!!!!!!!」
霧島「それでは聞いてください!!霧島で、We fight for love!!」
提督「いよおっ!待ってましたぁ!!」
明石「このー!にくい奴ー!!」
ズンチッズンチッ
霧島「I will 撤収!!」~♪
睦月「キャーーーーーーーーーーーーーー!!KIRISHIMAサーーーーーーーン!!!!!」
初霜「え、あ、あのー……」
提督「なんじゃい!?」
初霜「あ、あの……これ、って?」
提督「ああ、ドッキリさ!!」キラン
初霜「え!?ど、ドッキリって…………あのドッキリですか!?」
提督「YEAH!!!!」
初霜「えええええええええぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーー!?!?!???!?!??!?」
提督「さぁ!キャプテン・ドッキリのネタバラシタイムだぁ!どんどん聞けぇ!どんどん驚けぇ!!」
初霜「え!?あ、あのあの!!む、睦月ちゃんとのケッコンは!?」
提督「無論嘘だ!!!!!」
初霜「私とは!!?」
提督「無論嘘だ!!!!!」
初霜「えええええええええええええぇぇぇぇ!!!?」
初霜「じゃ、じゃあベージュのワンピースが可愛いって言ってくれたのは!?」
提督「それはホントだ!!」
初霜「…………」ホッ
初霜「あ、じゃああの、睦月ちゃんとの……その、エッチ、は!?」
提督「そんなんやるフリに決まってるだろ!!」
睦月「睦月の演技に、初霜ちゃん騙されちゃった!!」
おめえの演技は雑どころじゃなかっただろうが!!
初霜「え、でも何で写真のこと!?」
提督「ああ、それは俺もビックリしてな……まさかお前が青葉から写真の密売を受ける奴だとは思わなかった」
初霜「あ、あうあう……!!」プシュー
初霜「違うんです提督!!あれは、恋愛感情とかがわからなくて!そこでイジってみたら、良くて……って何言ってるのおおおぉぉぉ!!!!」
提督「なぁに分かっているぞ!お前が、俺が死ぬ寸前でお前を見る、という行為に興奮していたこともな!!」
初霜「何でそれまでええええぇぇぇぇ!!!!」
提督「霧島先生のお蔭さ!!」
霧島「I am a 名探偵!!」ビシッ ~♪
初霜「そんなあああああああああああああああぁぁぁぁあぁ~~~~~~~~~!!!」
初霜「ていうか睦月ちゃん!!」
睦月「いや~ごめんね先週は。まさか首を締めにかかってくるとは思わなくて……つい!」
初霜「あ、それはこっちも悪かったけど……提督を狙ってるっていうのは!?}
睦月「まさかまさか!私は別にそういうの興味ないよ~!」
初霜「け、結局私は、何をしてたんですかああああぁぁぁ~~~~~~!!」
提督「おう!俺達はお前の絶望する顔が見たくてな!!」
提督「偶然お前が盗撮写真ニーをしているのを見て、そこを責めて絶望させようと思った!!」
提督「デートや指輪渡しはそのプロセス!!!!恋心0割0分0厘!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
初霜「ふええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇんん!!!!!!!!!嘘吐きーーーーーーーーーー!!!!」ビエェェェン
提督「悪は勝つ!!!!!!!はっはっはっはっは!!!!!!!!!」
一同「はっはっはっはっはっは!!!!!!!!!!!」
大淀「今来てみたら…………なんですかこの超少人数フェスティバルみたいな状況は」
提督「おう大淀!!良い所に!これからお前も踊ろうぜ!!」
大淀「それどころではありません!!」
提督「え?」
大淀「治安維持艦娘の1人をつきとめることに成功しました。それで、その艦娘が―――」
朝潮「そこまでです!!!!!司令官!!!!!!!!」ザッ
提督「あ、朝潮だってのかぁ!?」
お、お前だったのかあー!(棒)
大淀「違います!!私が突き止めたのは、隣に居る彼女の方です!!!!」
朝潮「さぁ>>884!!やっちゃってください!!!!!!!!」
艦種問いませんが○○型ではなくて、1人です
日向さん
特別な瑞雲を上げる
日向「航空戦艦となり、はや数年……」
日向「この私が、なんの因果かマッポ(公安労働者組合)の手先!!!!」
日向「健気な駆逐艦への次々イジメ!!君ら、許さんぜよ!!」
提督「げぇっ!日向!!!!」
朝潮「さぁ日向さん!!あのクズ共は初霜ちゃんをもてあそんでイジメて喜んでました!!変態です!!」
日向「ふっ、任せておけ!航空戦艦の力、見せてやる!!」
提督「ふっ!相手はたった1人だ!やっちまえ!!」
明石・睦月「了解!!」
明石「捕まえて実験材料にしてやる!!」
睦月「腕の骨おいてけやぁ!!!!」
日向「フッ、ばかめ!!!!」
ブウウウウウゥゥゥンx2
明石「なっ、瑞雲が!」
睦月「後ろから!?」
日向「特殊ネット、射出!!」
瑞雲「」バサァ
明石「ぎゃああああああああぁぁぁっぁ!!!!」
睦月「捕まったああああああああぁぁぁっぁ!!!!!」
日向「名乗りを上げる前に、ネット装備の瑞雲を飛ばしていたのさ!!」
まあ、そうなるな
提督「くっそぉ激弱共がぁ!!」
日向「覚悟しろ!!罪は重い!!」
大淀「(私なにもしてないし、今の内にこの場から離れておこう)」
提督「まだまだぁ!!霧島ぁ!!」
霧島「I will 撤収!」ダッ
提督「あっ、逃げるんじゃねぇ!!!!」
日向「艦載機を放って捕縛……これだ!!」瑞雲射出
ブウウウウゥゥゥゥン
日向「ネット射出!!」
霧島「ぎゃあああああああああああぁぁぁっ!!!!!!!!!」
大淀「なんで私までええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
提督「な、なんて強いんだ……これが、航空戦艦の力……!!」
日向「さぁ……残るは君だけだな」ニッコリ
提督「ま、待て!!全ては大淀!大淀のしわざだ!!」
大淀「はぁ!??!??!?」ジタバタ
提督「大淀が初霜を狙おうって言ったんだ!な!皆!」
明石「はい!!」ジタバタ
睦月「その通り!!」ジタバタ
霧島「私達は被害者だー!!」ジタバタ
大淀「ざけんな!!!!!!!!!!!!!!!」
提督「うるせぇ!!1人だけいい子ちゃんしやがって!!!!」
日向「ほう、ではそもそもこの企画をたてたのは?」
提督「はい」
日向「睦月とこじれさせようと提案したのは?」
明石「はい」
日向「写真ニーを責めて絶望させようと提案したのは?」
霧島「はい」
日向「初霜の恋心を知りながら暴力をふるったりした実行犯は?」
睦月「はい」
日向「ほらみろ!!!!貴様ら皆同罪だ!!!!!!!!!」
提督「ちょ、ちょっとまて!!!!!!!!!!盗撮写真ニーと暴力は不可抗力だ!!」
睦月「首絞められたら反撃したくなりますって!!!!!」
日向「盗撮写真については初霜にも非があることは認める。これから出所を洗って首謀者をしょっぴくつもりだ」
提督「ほら!ほら!!!」
日向「だが初霜が仲間に暴力を振るわなければならない状況を意図的に作ったことに関して……貴様らが悪いとしか言いようがない!!」
日向「むしろ話を聞いた限りだと、その場で殺されてても文句は言えんぞ睦月!!」
睦月「くっそおおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!」
提督「くそっ!ていうか何で朝潮が!!どっから漏れた!!」
朝潮「初霜ちゃんに、あなたから告白されたと聞いたんですよ!あなたみたいなクズが告白するのって、ドッキリの前触れでしょ!?私みたいに!!」
提督「このやろおおおおおおおぉぉぉぉ!!!妙な勘働かせやがってええええぇぇぇぇぇ!!!!!」
朝潮「そこで治安掲示板というのを見たんですよ!その掲示板に待ち合わせ場所とXYZを書けば、現れる治安維持艦娘!!噂は本当でしたよ!!」
日向「そうさ、私こそハンター!!」
日向「そういうわけで、君もこれまでだ。災難だと諦めな」
提督「お、俺は捕まらんぞ!!逃げおおせてやる!!」ダッ
朝潮「逃げましたよ!?」
日向「大丈夫。彼は既に、私の射程圏内だ」
日向「特別なず~いうんを~あ~なた~に~あ~げるぅ」
提督「なんだ?バレンタインか?」
日向「メチャ強いんだからぁ~!!!!!!」
ブウウウウウウゥゥゥン
瑞雲「」バサァ
提督「ぎゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
日向「私が居る限り、この鎮守府に悪は栄えない!!!!」
朝潮「やったー!ありがとう!治安維持艦娘ー!!」
・・・・・・
一同「おたすけええええぇぇぇぇ!!」ジタバタ
日向「ふむ…………これにて一件落着、だが……」
日向「どうだ?ここは、初霜に裁量を委ねようか」
提督「は、初霜!!」
初霜「提督…………」
初霜「提督にお世話になったこの数日間……本当に楽しかったです。それに、嬉しかった」
初霜「こんなことになっちゃったけど、『あの時間』だけは、私の中で永遠です…………だけど」
初霜「それとこれとは、話が違いますよねっ」ニコッ
提督「初霜おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」ブワッ
日向「と、いうことだ。こいつらは貰っていくぞ」ガシッ
朝潮「ハイッ!」
初霜「お達者で」
一同「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁ放してえええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」ズルズル
残念でもないし当然(ニッコリ)
日向「私達治安維持艦娘はこの他にもこの鎮守府にいる。それが誰かはお互い知らないがな」
大淀「クッ、機密性の高い組織……!さすが港湾労働者組合」
日向「まぁ私達にはこうなった時の為に、ある特権が与えられているのだ」
提督「特権だとぉ!?」
日向「お仕置き、さ」ニコッ
一同「ッッ!!!」ビクッ
日向「さて、どんなお仕置きがいいかなぁ…………決めた」
日向「君達へのお仕置きは……こうだ!!」
提督「(ひゅ、日向が出すお仕置きか……どんなだ!?)」
提督へのお仕置き>>930
大淀へのお仕置き>>931
明石へのお仕置き>>932
霧島へのお仕置き>>933
睦月へのお仕置き>>934
瑞雲の刑
瑞雲手作業で大量生産
比叡と磯風の料理特訓のどk···味見役を1週間
戦争博物館に行かせる
まあ、そうなるな
~提督・瑞雲の刑~
日向「さぁ朝の瑞雲だ!!」
提督「な、なんで俺がマジモンの瑞雲に乗って飛行してるんですかねぇ!!!?!?!
日向『貴様……瑞雲に乗れて嬉しくないのか?』
提督「いえっ!嬉しいです!はい!!!!」
ブウウウウゥゥゥゥゥン
・・・・・・
日向「昼は瑞雲の座学!!」
提督「(こ、この年になって教室に机かよ……)」
日向「寝るな!!!」
ブウウウウウゥゥゥゥン
瑞雲「」ダダダダダ!
提督「ぎゅああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!痛い!!!痛い!!!!!!」
・・・・・・
日向「夜は瑞雲祭りだ!!」
<ずーいうん!ずーいうん!
提督「(なんだこのテレビ番組!!!!)」
日向「瑞雲で一番気に入ってるのは……」
提督「なんです?」
日向「全部だ」
提督「(デスヨネー)」
日向「さぁ、瑞雲の試し発着艦だ!!」
ブウウウウウゥゥゥゥン
提督「まって!ここで動かしちゃだめですよ!!まって!止まれーーー!!」
瑞雲「」突撃
提督「ぐっふぅぅぅぁあぁぁっぁあぁ!!!!」
~大淀・瑞雲手生産~
大淀「何で私まで……工廠の一室で……こんなプラモ作りみたいなことおおおぉぉぉ……」サメザメ
日向「…………おい!この尾翼、塗装が甘い!!やり直せ!!」
大淀「そんなのガ○ダムマーカーで十分でしょう!?」
日向「なんだとぉ……?エアブラシの仕上がりの綺麗さは私の瑞雲を見てよく分かっているだろうが!!!!!!!!」ジャキン
大淀「ひいいいいぃぃ!?」
日向「やれ」
大淀「…………はい」
日向「2000機作れたら返してやる」
大淀「…………もうやだ」ガクッ
磯風については持ってないから登場させられないんだ ごめんな
~明石・毒投与~
比叡「さぁどうぞ!!特製の麻婆豆腐です!」
明石「……………………」プルプル
明石「ええいままよっ!」パクッ
ドサッ
日向「はいはいバケツバケツ」バシャー
明石「えっ、そこ気絶させてくださいよ!!!!!」全回復
日向「だめだ。ここに味のレポートと、レビュー。これを3食7日続けるぞ」
明石「えええええぇぇっぇ!?終わる前にバケツが切れますよ!!」
日向「そこは耐えろ」
明石「そんな殺生なああああああっぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
~霧島・戦争博物館~
霧島「(こういった場所は嫌いではないけれど……)」
日向「瑞雲は日本で生まれた。アメリカの発明品じゃない、我が国のオリジナルだ。少し後れをとったが、今や巻き返しのときだ!)」
霧島「(もう2時間瑞雲のコーナーに立ち尽くしてます!!!!!)」
日向「瑞雲が好き!?結構、いやぁますます気になるぞ!」
霧島「(言ってねぇよ)」
日向「ほうら見てみろ……カッコイイだろう?んあぁ言わないで」
霧島「(なんも言わねぇよ……)」
日向「胴体は主翼はスリム。でもデカイ翼なんて見かけだけで、敵に発見されるわ、弾に当たるわ、ろくなことが無い。ダイブブレーキも支柱の両側に着けてあるぞぉ」
霧島「(そんなこと言われても……)」
日向「見てみろ……良い姿だ。余裕の貫録だ、機種が違う」
霧島「(結果……私達は博物館の閉館時間まで、瑞雲コーナーに立ちっぱなしだった)」
~睦月・瑞雲の素晴らしさを24時間聞かされる~
日向「まず瑞雲(ずいうん)は、愛知航空機が生産した日本海軍の水上偵察機である。機体略番はE16A。連合国コードネームは“Paul”」
日向「日本海軍は十二試二座水上偵察機において水上偵察機と爆撃機の統合を図り、250キロ爆弾を搭載して急降下爆撃できる能力を求めた(計画要求審議の場では、水上観測機(戦闘機兼偵察機)と水上偵察機(爆撃機兼偵察機)の機種統合の可能性も論じられている)。航空兵力で劣勢の日本海軍が、巡洋艦搭載の水上急降下爆撃機によって劣勢を覆そうという構想により、期待された機種だったが、開発は難航し、瑞雲においてようやく統合されたのである。
1940年(昭和15年)2月に愛知航空機に試作指示が出されたが、最大速度463km/h以上、最大航続力2,500km以上、格闘性能良好で急降下爆撃が可能というかなり厳しい要求であった。愛知ではこれに基づいて十四試二座水上偵察機(1941年(昭和16年)に十六試水上偵察機と改称)の開発を開始し、1942年(昭和17年)3月に試作1号機を完成させた。性能試験の結果同年11月に採用が内定し、その後の実用試験を経て1943年(昭和18年)8月に瑞雲11型として制式採用された」
睦月「」
日向「速度面を中心とした高性能を実現するため、胴体や主翼はスリム化されている。フロート支柱部分に急降下爆撃用のダイブブレーキを備えていたが、水上機としては世界初の装備であった。ダイブブレーキは支柱の両側に設けられており、使用時には左右に開く形のものであった。主翼には空戦フラップを装備しており、単に水上爆撃機に限らず、急降下爆撃機として異例の事である。もとより急降下爆撃機は戦闘機をある程度兼務し、そのための照準器と機銃を搭載し、空戦を行った例も多いが、空戦フラップまで採用した例は他に無く、本機がいかに多用途性能を追求しているかを示すものである。
量産型においては、エンジンや武装の強化の他、機体構造の強化が行われている。また、急降下中に空中分解事故が発生したことから、ダイブブレーキにスリット状の穴をあける改修も行われた。下記のスペックをみれば分かるが、本機は水上機としては当時の各国機種の中でも性能・攻撃力とも優れており傑作と言える機体であった」
睦月「」
日向「1944年(昭和19年)春から部隊配属が開始されフィリピン方面での夜間爆撃等に使用された。特に魚雷艇攻撃においては、それなりの戦果を示している。その後の沖縄戦でも爆撃や哨戒に利用されたが、この頃になると戦況の悪化に伴い、本機のような水上機の活躍できる場面はほとんどない。
第634航空隊に配備された機体は、航空戦艦の伊勢・日向に搭載して訓練を積んでいたが、634空は両艦の実戦投入前にフィリピン方面に転出したため、航空戦艦搭載機としての実戦参加は果たせなかった。だが、634空はその後フィリピン・沖縄方面で偵察・夜襲・襲撃任務などに従事し、大戦末期の劣勢の中で特攻によらない通常攻撃で一定の戦果を挙げた数少ない事例となった。
総生産数は約220機。ほとんどの生産型は11型だが、エンジンを金星62型に換装した12型が1945年(昭和20年)に試作されている」
睦月「」
日向「まぁ色々言ったが瑞雲は素晴らしい!!どうだ、わかったか?」
睦月「ハイ」
流石瑞雲教ですわ、貫禄が違う
明石のきろく
『私達下衆部隊の初陣は、見事なものだった。周到な計画と行動力。どれをとっても一級品だと思う。
ただ惜しむらくは、最後の詰めだ。まさかあそこで日向さんが出てくるなんて……というか、朝潮ちゃんめ、いつか覚えてろ。
あの後の初霜ちゃんは、提督にどことなく当たりがキツくなった。提督は泣いていたけれど、自業自得だ。ざまぁみろ。
朝潮ちゃんも当たりがキツイ。少女2人に罵倒される気分はどうですかーっと。
加賀さんと瑞鶴さんは、最近よく一緒に出掛けている……どうしたんだろう。タイマンかな?
ちなみに青葉さんと衣笠さんなんだけど……日向さん直々に密売現場に乗り込んで潰したらしい。
証拠も押さえて、写真の密売は一件落着かな?私も1枚くらい買っておくべき(文字が消されている)
あ、そうそう!今回のお仕置き、何故か私以外皆瑞雲関連だったの!なのに私だけ命がけよ!?やってらんないわ……
大淀には悪いけど、私なら3日で完全塗装瑞雲作れたわね!
次日向さんが現れたら、私が対策装備を考えなきゃ!
そろそろ次の作戦かな。じゃ、行ってきます!
工作艦明石』
今回も見事な着地だった
【初霜編END】
初霜編お疲れ様でした。うまいこと1スレに収められてよかった
次は誰になるんだろうね
流石にこの周回を初霜1人に終わらせるのは勿体ないので、もう1人か2人いっちゃいます
今回の>>1000ボーナスですが、レスも足りないんで、ナシということで
メンバーも流石にチョロチョロ変えるのもね……ということでそれも廃止にします!
あれ、瑞加賀って本編なんか絡んでたっけ
>>965
≪DJヘヴンドラゴンのラジオだ!!≫
ぶっちゃけ3周目は卯月編にあった健全な少年心を持てて書けたので満足です
2周目もドロドロヌチャヌチャえがけてとっても楽しかったですが
3周目は今みたいな、どこかに置いてきたこしきゆかしき感じ?を出していきたいですね
もしかしたら1番コメディな周になるかも
じゃあ僕はその方向で安価狙っていきますわ
高雄も
ではまた
次があったら明日会いましょう
埋まってなかったらURLを貼るが、埋まってたら自力で探してくれ
朝潮で^^
このSSまとめへのコメント
このシリーズで漫画作ってほしい
読者キモ
↑んじゃ読むなよ
↑ブーメランで草生えますわ^〜
↑うーちゃん!