【安価】提督「艦娘の趣味を探ろう」 漣「いぇいいぇいっ!」 (131)

※前にも建てたけど芋場規制でダメだったので再度

提督「あ”ーっ!また死んだ!」

漣「ご主人様って本当にゲームが御趣味なんですか?ものすごくヘタいのに」

提督「俺は最初は遊ぶんだよ」

漣「? 遊んでるじゃないですか」

提督「違う!本気でやってないってか、お遊びってか…その、なんだ…簡単にクリアしちゃったら悔しいじゃないか」

漣「ちょっと何言ってるかわかんないですご主人様…まぁそれはおいといて
ゲームって趣味って言えるのか疑問な気がしますね、そこら辺の誰でも広く浅くやってそうな気がします」

提督「そういうお前だってヒマがあればネットしてニヤニヤしてるだけじゃねぇか」

漣「漣の趣味は『ネットサーフィン』なんですよー。ププッ、ワロスwwwwwwww」カチカチ

提督「それこそ『誰でも広く浅く』の典型だろ」

漣「は?じゃあ何ですか、趣味ってのは個性的で珍しくてマニアックでみんなからすごいすごいって言われるようなものじゃなきゃいけないんですか?」

提督「思いっきりブーメランしてんなそれ」

漣「ぐぬぬ…ご、ご主人様のくせにぃ」

提督「そういやはっきり趣味がわかってるのってお前くらいな気がする」

漣「何といったって漣とご主人様は初期艦からの長いながーい付き合いですからねえ~ふふっ」

提督「執務室でダラダラネットしてるのなんてお前くらいしかいねぇよ…」

漣「いいじゃないですか、今日の分終わってるんだし。ご主人様だってゲームやってるくせに」

提督「………」ピコピコ

漣「………」カチカチ

提督「なぁ漣」

漣「何ですか?」

提督「さっきの話だけどさ、他の艦娘ってヒマな時何してんだろうな」

漣「やっぱ気になるんですねぇ~聞きたい?聞きたいですか?」ニヤニヤ

提督(この顔…また何か企んでやがるな)

漣「しょーがないですねぇ。艦娘と一歩先の関係に中々踏み出せないヘタレなご主人様の後押しをば」

提督「ヘタレってなんだヘタレって」

漣「まずは>>4!実は>>8が趣味だったりするんです!」


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朝潮

まるゆ

イーモバイルってまだ規制続いてないか?

安価下で

漣「朝潮ちゃんってオ○ニーが趣味だったりするんですよ!顔に似合いませんね」

提督「…えっ?」

漣「だからオ」

提督「わーっ!やめろ、やめろ!」

漣「おな」

提督「うおおおおおおお!!わああああああ!!」

漣「うー…何ですか、急に大声出したりして」キーン

提督「げほっ、ごほっ……駆逐艦はそんなこといわない…」

漣「いやーこの前潮ちゃんたちがひそひそ話してたのを、漣、聞いちゃいました!」

>>11
実家から帰って来たのさ

漣「なんでも今までは寝室やみんなが寝静まった後でやる程度だったのがこのごろはひどくなって」

提督「……」

漣「近頃は出撃の合間に目を盗んでトイレや密室で」

提督「……」

漣「あっ、ご主人様どこに行くんですか」

提督「…朝潮の所に行ってくる」

漣「あ、そうですか。漣もご一緒します」

朝潮「はぁ、はぁ…また、しちゃった…」

朝潮「どうしよう、どんどん間隔が短くなってる…この前は潮に視られてっ…」

朝潮「黙っててくてるって約束したけど…誰かに聞かれてたら…でも我慢できないよう…うぅ…」

漣「いましたよご主人様ー!朝潮ちゃん、ご主人様が探してたよ」

朝潮「」

提督「朝潮、その…ちょっと聞きたいことが」

朝潮「だ、だめ!来ないでください!」

漣「あっ…ほほーん。どうやら本当だったみたいですね」

朝潮「は、早く下を履かなきゃ!よいしょっ…こ、この…ひっかかって…」

提督「朝潮、大丈夫か?」

朝潮「よ、よし入った!…な、何かご用でしょうか司令官」

提督「…なんか顔が赤くないか」

漣「それは言わないお約束ですよご主人様」

提督「その…そのだな。えーと…気分を害したら悪いんだが妙な話を聞いてな」

朝潮「はい」

漣(うわぁ…足の間から垂れてる)

提督「お前がその…外で変なことをしている、という苦情が出てな…心あたりはないか?」

朝潮「…変な事、とは何でしょうか」

提督「あー、えーとその…生理的欲求の発散というかなんというか」キョドキョド

朝潮「…自慰のことですか」

漣(ド直球に行ったよこの子)

提督「あ、ああ…まぁそうだが…正直俺は単なる行き過ぎた噂だと思っている。お前の普段の立ち振る舞いを見ていても
そういった事はなさそうだからな」

朝潮「…朝潮はそういった行為に及んだ覚えはありません。ましてや外でなんて」

朝潮(や、やだ…スカートが…)

漣(げっ、スカートのホックが留めてない…)

提督「うむ。余り考えたくはなかったことだが…お前、最近誰かとケンカしたとか険悪な雰囲気になったりとかの心あたりがないか?」

朝潮「いえ、そういったことは特にっ…は!?」

提督「ん?どうした?」

朝潮(さ、さっきはとっさで気付かなかかったけど…やけにスースーすると思ったら)

漣「あっ…ご主人様」

漣「あんなとこにパンツが落ちてますよ。洗濯物ですかね」

提督「漣、お前人が真面目な話してる時に」

漣「いやーこれは緊急事態ですよ。この鎮守府のどこかに大事な下着が行方不明になっちゃった不幸な艦娘が」

朝潮「あ…そ、その…司令官」

漣「むぅ、これは中々にせくちーというかなんというか」

提督「びしょびしょじゃねぇか…漣、洗って返しておいてくれ」

漣「えーと名前名前…ふんふん、あさし」

朝潮「や、やめてえええええ!!」

スルッ

朝潮「あ…」

提督「ん?どうしたあさし」

漣「…ふーん、朝潮ちゃん生えてたんだ」ボソッ

朝潮「や…いや…」チョロッ

朝潮「や、やだっ!止まって、とまってよぉ!いやあぁああ…!」ショオオオオオ

提督「」

漣「おお朝潮ちゃんの足元に荘厳なナイアガラが。そしてその横には彫像のごとく立ち尽くすご主人様」

朝潮「う、うええ…」グスグス

提督「なあ絶対誰にも言わないから…誰も観てなかったし、俺と朝潮だけの秘密だ」

漣「漣が入ってないじゃないですか…でもいーなー朝潮ちゃん。ご主人様、漣も今度おんぶしてくださいよ、艤装つきで」

提督「俺を潰す気か…ん?」

朝潮「……んっ…あっ…」ゴシゴシ

提督「あ、朝潮お前何やって」

朝潮「すいません司令官…でも、気持ちよくて…我慢できないんです…司令官っ司令官…」ハァハァ

漣「…朝潮ちゃん、これもう病気なんじゃないの」

朝潮「あああああっ!!」ビクンビクン

提督「朝潮…明日明石さんとこに行こう。な?」

朝潮「ああ…しれいかんっしれいかんっ」ギュツ

漣「ご主人様、背中が泣いてますよ」

―翌日―

明石「んー…これはちょっと長期的な治療が必要ですね…」

提督「そ、そうですか…」

明石「身体的なものではなく、精神的なものですから。これ、朝潮ちゃんのお部屋です」

漣「うわぁ…ご主人様の写真がいっぱい…」

明石「ずーっと提督の事思い詰めてたみたいですね…表に出さず溜め込んでいた衝動がああいった歪んだ形で現れたようです」

明石「しばらく休ませてあげてください。あと一日に一回くらいは会いに来てくださいね」

漣「…何かものすごく重い事態になっちゃいましたね」

提督「……」ズズーン

漣「幸い潮ちゃん以外の艦には漏れてないみたいです。潮ちゃんも秘密は守るタイプですしまず安心ですよ」

提督「…俺がいけなかったのかなぁ…何か部下と上官だから必要以上に立ち入っちゃいけないみたいに思って、それで
距離を置いちゃったりして、俺がいなくても他の子と仲良くやるだろうみたいな」

漣「…ねぇご主人様。これを機にもうちょっと他の娘のこと知ってみませんか?部下のケアも提督の大切な義務ですよ」

提督「…そうだな」

漣「えっとですね、じゃあ>>29とかどうでしょうか?ああ見えて実は>>33とか好きなんですよ」

島風

だれかれ構わずレズセックス

漣「んー…これ、言っちゃっていいのかな…でもご主人様がようやくその気になってくれたんだし…」

提督「漣、言ってくれ…今まで立ち入ってこなかった分、ちゃんと部下のことを把握する義務がある」

漣「う―――ん…よしっ、言っちゃいます!覚悟はいいですか?」

提督「ああ」

漣「島風ちゃん…ここの所、ずっと他の娘と寝てるんですよ。誰彼かまわず」

提督「…なんだそんなことか。あいつも落ち着きがないからなぁ、夜中も中々寝つきが悪くて」

漣「そっちの寝る、じゃないんです」

漣「最初はね、誰かが持ち込んだ雑誌だったんですよ。レディコミとかって知ってます?」

提督「ああ、この前姪っ子が読んでたな…内容エグすぎるだろあれ。思わずのけ反った…」

漣「駆逐艦の間で、それのまねっこが流行ったんですよ。まねっこって言ったって、ほとんど意味もわからず、わかってても
ふざけて笑いながらやってる子がほとんどでした」

漣「でも、島風ちゃんは…」

『…うそつきっ!』

提督「な、なんだ!?」

漣「駆逐艦の寮の方からですね」

『島風ちゃんは私だけって言ったのに!何でそんなことするの!ひどいよっ!』

『い、痛いよっ!もうぶたないでっ…!』

吹雪「何で、なんでっ…私以外にもあんなことしてたなんてっ…」

夕立「ふ、吹雪ちゃんやめて!島風ちゃん血が出てるっぽい!」

島風「わ、私…な、仲良くできるって思って…みんな喜んでくれるしっ、きもちいいって…」

吹雪「…みんな?」

島風「ひっ…」

夕立「ふ、吹雪ちゃっ…っきゃあ!」

吹雪「ねぇ、誰と、何人としたの?」ググッ

島風「か…かひぃっ…」

吹雪「私たち以外ともしたの?巡洋艦の人や、戦艦の人ともっ!」

夕立「やめて!やめてよぉ!うわあああああん!」

提督「吹雪、やめろ!くそっ、漣!そっち持て!」

漣「あいさ!」

夕立「んーっ!」ガブッ

吹雪「い、いたいっ!」

漣「よしっ、夕立ちゃんナイス!今です提督、ふぉいあー!!」

提督「オラァ!」バシュッ

吹雪「がはっ…!?」

――――

提督「深海棲艦捕獲用のゴム弾をまさか艦娘に撃つことになるとはな…」

漣「説明乙ですご主人様」

夕立「うぅ…提督さん、提督さん…怖かったよう」

提督「落ち着いたか夕立?」

夕立「う、うん…あんな吹雪ちゃん、今まで見た事なかったっぽい…」

提督「漣、島風は?」

漣「まぁせいぜい小破ってとこですね。赤チン(修復剤配合)ぬっとけば大丈夫ですよ」

提督「島風…状況を説明してくれ。何でこんなことに」

島風「……なんで?」

提督「へ?」

島風「なんで…みんな、喜んでたのに…みんな島風のこと大好きだって言ってくれて、お菓子もくれたのに…
なんで怒ってるの…なんでいきなり島風のこと嫌いになっちゃったの?なんで」ポロポロ

提督「し、島風…」

夕立「…島風ちゃんね、あの遊びを駆逐の子以外ともしたの。そしたらその人達がお菓子や間宮の引換券をお礼にくれるようになったって、仲良くなれたって言ってたっぽい…そしたら吹雪ちゃんがいきなり怒ってうそつき、うそつきって」

漣「夕立ちゃん、きっと島風ちゃんは吹雪ちゃんとかとはもっと違う遊びしてたと思うよ?」

夕立「? あれってプロレスごっこじゃないの?はじめのころやってたのとは違うっぽい?」

漣「…無知は罪ですねご主人様」

島風「なんで、なんで…吹雪ちゃん…うえええええん!」

漣「嫌な事件でしたねご主人様……」

提督「…俺もう提督やめようかな…」

漣「ご主人様、それはズルいですよ。全部おっぽりだして逃げて、後に残された艦娘はどうなるんですか?」

提督「い、いやそんなつもりじゃ」

漣「今までのツケを払うつもりで取り組んでください。ファイトファイト!」

提督「……」

漣「じゃあ次は>>49のとこに行きましょう。あの子の趣味は何と>>53!」

両手を横に広げてかけっこ

漣「霰ちゃんっ!んちゃ、とかは言いません!」

提督「霰か…うっ」

漣「どうしたんですか?ぽんぽん痛い?」サスサス

提督「い、いや…何か急に胃が痛く…」

漣「ははぁ、そろそろ限界ですか…今日はこれくらいにしときます?」

提督「い、いや!大丈夫だ、続けてくれ」

漣「いいですか?けっこうキツイですよ?」

提督「構わん!やれ!」

漣「霰ちゃんの趣味は…ズバリ、『両手を横に広げてかけっこ』! です」

提督「……」

漣「何ですか、また固まっちゃって」

提督「ま、まともだ…」ポロポロ

提督「朝潮は入院しちゃうし、島風と吹雪は心に深い傷ができちゃうしもうこの鎮守府ダメじゃね?と思ってたのに…
霰ありがとう…マイエンジェル…」

漣「演習で放置ばっかしてるくせにどの口が言ってるんですか…」

提督「うぅ、ありがとう、ありがとう…」

漣「…あっ、ちょうど港でかけっこしてますよ。一緒に走ってるのは…陽炎ちゃんと舞風ちゃんですね」

提督「…ん?ちょっと待て。何であいつら逆方向に走ってんだ?普通かけっこって速さを競うものじゃ」

漣「見てりゃわかりますよ」

霰「ダッシャアアアアッッッ!!!」

陽炎「ぶはっ!!」ゴキッ

舞風「シャオラァッ!!」

霰「!?」

漣「あーカウンター喰らっちゃった…やっぱダブルラリアットは今の霰ちゃんに扱える技じゃありませんね」

提督「何かあいつら絵柄変わってないか…」

漣「気にしない気にしない。しかしこの調子だと第十八回鎮守府ガチンコセメントマッチに間に合うかわかりません」

提督「え、何その大会」







霰「ダメ…いくらやっても鍛えぬかれた艦娘の首を一撃で撃ち抜くことなんて…駆逐艦でこれなら軽巡や戦艦なんて…」

陽炎「甘ったれてんじゃないわよ…前回軽巡組に破られた屈辱、今大会こそ晴らすのよ!」

舞風「一発KO!いい、一発KOで飾るんだよ!観客を沸かせて、魅せる!それこそが重要なの!」

霰「う、うん…わかった、派手に決めてあげるっ…!もういっちょ!」

陽炎・舞風「応ッ!」

―――

漣「プロレスって格闘技である以前にショービジネスなんですよねえ…KOで決めないと観客は納得しません」

提督「う、うーん…何か違う気がするが…」

漣「まぁ今までみたいに趣味どころかドロドロの爛れた関係が暴かれるよりはいいじゃないですか」

提督「まぁそうだけどさ…」

漣「次行きましょう次。次は>>64>>68が趣味らしいですよ」

大鳳

駆逐艦盗撮

漣「大鳳さん!一見マジメで実直そうな彼女ですがその正体はななな、なーんと!」

漣「駆逐艦盗撮魔だったのですッ!!」

提督「えぇええええ!!?」

漣「最近は軽空母や潜水艦にまで手を出しているというもっぱらの噂」

提督「な、なんてこった…」

漣「あれ?提督いつもなら『何アホなこと言ってんだ』とか言うのに」

提督「今までが今までだからなんかもう…」

漣「お、ちょうどあんなところに雪風ちゃんが。おーい!」

雪風「何ですか漣さん、それにしれぇ?」

漣「ねぇ大鳳さんはどこ?」

雪風「大鳳さん?大鳳さんなら今日は…あーいた!あそこです!」

大鳳「!!」

提督「…何だあの不自然に歪んだ自販機は…」

漣「ぷぷっ、値札が付いたまんまですよ。ドン・キ○ーテだって」

雪風「んーと、今日はどんなポーズにしよっかな…あっ、そうだ!あいす、アイス!」

雪風「んっ…じゅるっ、ちゅぱっ…」ペロペロ

提督「!? ゆ、雪風!?お前何して」

大鳳「!!!!」カシャカシャカシャカシャ

雪風「大鳳さん、写真が趣味なんだそうです。雪風は『もでる』なんだって」

雪風「…でも何でいつもあんな風に変な物被ってるんでしょうか?ふしぎです」

漣「もはや駆逐艦の写真よりも盗撮行為自体が癖になっちゃってるんですよねぇ大鳳さん…
とっくに盗撮なんてバレてるんですけどああやってお菓子をあげたりしてるんで結構慕われてるんですよ」

提督「理解できんな…というかアイツ何か間違い犯したりする可能性は」

漣「まぁあんまり過激だと」

大鳳「う…し、しあわせ…」バターン

雪風「た、大鳳さん!たいへん、血が出てますっ!」

漣「ああやって鼻血吹いて気絶しちゃうんで大丈夫じゃないですか」

雪風「んしょっ、んしょっ…た、大鳳さんしっかりしてください!雪風がドックまで引っ張ります!」

大鳳「ああ…何て良い子なんでしょう…と、特にこの柔らかい肌が…うっ」ブシュー

雪風「大鳳さぁ―ん!?」

漣「あっ、ご主人様台車持ってきてください。直接駆逐艦の身体に触れたままだと大鳳さん轟沈しちゃいます」

提督「行っちまった…アイツいつもあんなんなのか」

漣「大丈夫ですよ、愛宕さんとか高翌雄さんとか見るとあっという間に醒めた表情に戻りますから…あと駆逐艦でも潮ちゃんとかなら
代用できます」

提督「どういう身体の構造してんだ」

漣「いやー、こうしてみるとロクな趣味の子がいませんねぇ」ケラケラ

提督「お前から言い出しといてよく言うよ…」

漣「ご主人様がちゃんとコミュニケーション取ってればあそこまで歪まなかったって可能性もありますよ」

提督「うっ」ズキ

漣「はいっ、次行きましょう次!>>89がご趣味という>>85さんでーす!」

由良

ブレイクダンス

漣「ブレイクダンスがご趣味という由良さんでーす!」

提督「今度こそ普通…今度こそ普通だよな!ええっ!?」

漣「ちょっ、ご主人様近いですよ」

提督「ブレイクダンス殺法を研究してるとかブレイクダンスと称して敵をブレイクするとかそんなんじゃないよな!」

漣「あはは、別に夜の街に繰り出して名も知らない男の単装砲とブレイクダンスしてるとかそんなんじゃないですよ」

提督「ああああああ!!由良ァあアアアアア!!!」ダッ

由良「HEY!HEY!」ズンズン

由良「んー…やっぱいいわね!新しいダンスのビデオってまだ届かないのかしら」

提督「由良!由良ァアアアア!!」バンッ

由良「て、提督!?…あ、あの…何か」

提督「お前、この前の外出の時は何もなかったよな!?繁華街とかに夜遅くまでいたりとかしなかったよな!?」ガシッ

由良「て、提督さん痛いっ」

提督「ほ、本当に何も?」

由良「何って…あっ、ふーん…」ニヤッ

由良「そうね…いつも行くCDショップにかっこいい店員さんがいるんだけど」

提督「そ、それで?」

由良「私が行くとね、いつもは何もないのにこの前はライプのチケットくれて」

提督「……」

由良「『一緒に行かない?』だって…うふふっ」

漣「由良ちゃん、何言ってんの。いつも行くCDショップの店員さんって女の人じゃない」

由良「あっ、ダメよネタ晴らししちゃ…提督さん?提督…さん?」

提督「…はは、良いよ…行ってきなよ…外出許可取ってあげるから…あはは」

由良「…もうっ、いつもは由良に構ってくれないのにこんな時だけしょんぼりなんだから…提督さんっ」スッ

提督「へ?ゆ、由良?」

由良「一緒におどろっ?楽しいわよ、ダンスバトル!」

漣「最大音量で朝まで踊ろうぜい!イェイっ!…じゃ、ご主人様、がんばってください」カチッ

―――翌朝

提督「…ただいま」

漣「…どちらさまでしょうか?」

提督「俺だよ、提督だよ…由良の奴に付き合ってたらこんなになっちまった…」

漣「あー、由良さん激しいですからね…この前長門さんがダンスに付き合ってあげてたんですけど翌朝難聴と筋肉痛に」

提督「……そっちじゃねぇ……」ボソ


由良「ふふっ、て・い・と・く…」サスサス

漣「さてさて、そろそろご主人様の豆腐メンタルも限界でしょうし次で最後にしましょうか」

提督「何か艦娘の趣味どころか色々と知りたくない面まで知ってしまった気がする」

漣「大人になるってつらいことなの」

提督「ていうかもうやだ…俺提督になんてなるんじゃなかった…」

漣「大丈夫ですよ、ご主人様。漣から地獄の底まで一緒です」

提督「サラッとおぞましいこと言うんじゃねぇよ…」

漣「トリを飾るのはこの人!!漣見ちゃいました!>>106さんの知られざる一面!な、なんと!>>110が趣味なんです!」

金剛

四国霊場巡り

漣「はいっ、トリは金剛さん!ティータイムのお菓子作りとか紅茶のカップ集めとかじゃねぇの?と思ってたら意外や意外!」

漣「何と四国霊場巡りが趣味なんだそーです!」

漣「はい拍手―」パチパチ

提督「えーと…これって旅行ってことでいいのか」

漣「まぁご主人様のノリの悪さは恒例ってことにしといて…ま、旅行のカテゴリに入るんでしょうね」

提督「しかしまぁ何というか」

漣「ぶっちゃけ辛気臭いですよね…というか金剛さんって供養したい人とかいるんですか」

提督「お前結構艦隊の内部事情に詳しいんじゃないのか?」

漣「駆逐艦のコミュの中くらいしかわからないですよ…それに金剛さん」

提督「まぁ金剛は、その…」

漣「ほとんど会ったことないんですけど…かなり暗い人ですよね、まず。なんか黒い服着てるし他の鎮守府とキャラちがくないですか」

提督「…実は金剛はな、前は別の提督のとこに居たんだ」

漣「ほうほう、初耳ですな」

提督「その、提督がな…任務中に亡くなったらしくてな。それ以来すっかり意気消沈してしまって…」

漣「……」

提督「それでもう第一線では働けない、ということでこちらに回されてきたんだ」

漣「そ、そりゃキツい話ですね…」

提督「ああ。任務以外ではいつも黒い喪服を着てて、他の艦とも話さない。時々元の鎮守府の金剛型戦艦が面会に来たりするが」

提督「いつも一か月くらいの長い休暇を一度に取るんだが…その間ずーっとお遍路さんしてたのか」

漣「そ、そんな裏事情が…」

金剛「テートク…」フラッ

提督・漣「ひ、ひいいっ!?」

金剛「あいつら…憎い、憎いあいつらを全部沈めマシタ…」

金剛「デスカラッ!」バンッ

金剛「休暇…休暇をクダサイ…オネガイデス…」

提督「あ、ああ…一ヶ月だな」ポンッ

金剛「アノ人…アノ人ガ、帰ッテ…クル…ああ…」フラフラ

漣「…帰ってくる?帰ってくるって何なんですか…」

提督「うーん…どっかで聞いたような…お遍路さん、お遍路さん…」

提督「…あっ、思い出した」

提督「昔お遍路めぐりを題材にしたホラー映画があってな、その中で『逆打ち』ってのをやると死人が蘇るってのがあったんだ」

漣「? 何ですかそれ」

提督「お遍路さんを順路と逆にやるってことだよ。もちろんそんなもん単なるホラー映画のネタで、実際は普段よりご利益が強いってだけだ」

漣「えー…じゃあ金剛さん、ずーっとそれやってるんですか…誰か教えてあげる人とかいなかったんですかね?」

提督「…いただろうな。いや、今そこでやってる」

比叡「お姉さま、もうやめてください!こんなことしたって何にもならないんですよ!」

榛名「こんなにボロボロで…ずっとずっと歩き続けて…いくら艦娘だからって…」

金剛「…テートク…テートク…」フラフラ

霧島「榛名姉さん、そっち押さえてて。比叡姉さんは車を」

金剛「何するんデスカ…邪魔シナイデ…」

霧島「…ごめんなさい、金剛姉さん」プシュッ

金剛「あ…」

霧島「さ、帰りましょう姉さん…いえ、もう姉さんじゃなくなるのね…解体が決まったらしいから」

霧島「お世話を掛けました、失礼します」

―――

漣「行っちゃいましたね」

提督「ああ、行っちゃったな…」

漣「でもあそこまで想ってもらえるなんて漣ちょっと羨ましいかもしれません」

提督「そうかぁ?ずーっと死んだ奴に縛り付けられてるみたいで俺は嫌だけどな」

漣「ご主人様って結構冷たいですね…そんなんだからまともに付き合ってくれる艦娘が漣しかいないんですよ」

提督「由良とか結構優しかったぞ…あ、あと朝潮…か…」

漣「うん、結構多かったですね。でも逃がさないよ…漣はしつこいから」

提督「は?」

漣「そのまんまですよ、ご主人様」ギュッ


おはり

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