前置き、予防線がくどい

>>2作者自身も思った

臨也「というわけで明日からその高校の教師をよろしくね～」

静雄「おいどういう事だゴラァ！！」

臨也「教師の免許なら捏造しておいたからだいじょーぶだよ」

静雄「そこじゃねぇよ！！なんで出会い頭にそれなんだよ！？？なんで俺が教師なんてしなきゃならねーんだよ！！」

臨也「それについてはシズちゃんがその高校に行ってから話すよ」

静雄「今話せ！！そしてその呼び方やめろクソがっ！！」

臨也「下宿先はまだ決まってないからあとでメールしとくね～そんじゃね～」

静雄「まていざやぁぁぁあああ！！！！」

静雄「あークソ逃がしたか…あの野郎何処に行きやがった…」

静雄「……家帰ろ…」

～その夜～

ﾃｨﾛﾝ

静雄「！…あの馬鹿からメールか」

静雄「『例の高校の場所は○○県凡矢理市△△の＠＊』…」

静雄「『下宿は凡矢理市△●の＊＠』…高校から結構近いな」

静雄「…ん？待てよ？今の仕事ってどうなるんだ…？」

静雄「………『仕事については話しつけてきたから大丈夫！！』…」

静雄「…ハァ…めんどくせぇ…」

～その頃～

臨也「頑張ってよシズちゃん」

臨也「今回の本当の目的はビーハイブの情報の収集だから…」

臨也「その関係者と自然的な接触を図ったほうが収集しやすいしね」

臨也「っと、よし送信」

ﾃｨﾛﾝ

臨也「お？」

静雄（メール）「今度会ったら殺す」

臨也「…望むところだよ」

～翌日～

静雄「さて近くまで来たはいいものの…」

？「ﾋｯ………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

チンピラ１「おー可愛いじゃんｗｗｗ」

チンピラ２「お持ち帰りするかｗｗｗ」

チンピラ３「お嬢ちゃんｗｗ俺たちと遊んでかない？ｗｗｗ」

静雄「どこにでも馬鹿はいるもんだな…」

？「だ、誰か…たすけ…」ﾁﾗ

静雄「…」ﾋﾟｸｯ

静雄「ちっ…」

静雄「おいテメェら」

チンピラ１「あぁん？なんだテメェ」

静雄「借金の取立て…今は教師だがな」

チンピラ２「教師がなんのようですか？あぁん！？」

チンピラ３「ていうか本当に教師かよｗｗｗバーテンダーだろその格好ｗｗｗｗ」

静雄「…」ｲﾗｯ

チンピラ１「なんとか言えよオラァ！！！」ﾊﾟｰﾝﾁ

静雄「……」ﾌﾞﾁｯ

静雄「うっせぇええぇぇええ！！！」ﾄﾞｺﾞｫｫｫ

チンピラ１「うごあああぁあああ！？？？」ﾋﾞｭｰﾝ

チンピラ２「」

チンピラ３「」

？「」

チンピラ２「な、何だこいつ！？？」

チンピラ３「えぇいやっちまえ！２対１だ！負けるわけない！！」ﾅｲﾌｦｶﾏｴﾙ

静雄「ふんっ！！」ｷｯｸﾃﾞﾊﾞｷﾞｬｧｱ

チンピラ２「うがあああああ！？？？」ﾊﾞﾋﾞｭｰﾝ

チンピラ３「なっ！？一瞬でだと！？？」

静雄「うらっ！！」ｽﾞﾎﾞｯ

チンピラ３「はっ！？道路標識を片手で引っこ抜くだと！？？？」

静雄「オラァァァアア！！！」ﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝ

チンピラ３「うおぇあ！！？危ない危ない！！」

静雄「黙れ雑魚がぁあ！！！」ﾅｲﾌﾆｱﾃﾙ

チンピラ３「うあ！？ナイフがっ！？」

静雄「死ねオラァアアア！！！」ﾅｹﾞﾂｹﾙ

チンピラ３「うぎゃああああああぁぁぁぁ！！！！！」ｽﾞﾊﾞｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｰｰﾝ

静雄「けっ、出直してこい社会に巣くうダニめ」

？（つ、強い…カッコイイ！！）

？「あ、あの！助けてくれてありがとうございます！」

静雄「礼はいい…て、…お前凡校の生徒か？」

？「はい！今年入学しました！」

静雄「そうか、俺も今年度からその高校の新任教師になった者だ」

？「そうなんですか！」

静雄「…ま、自分の意思じゃねえけどな」

？「？？」

静雄（それに、違法だしな…）

おばぁ「あそこです！騒ぎになってた場所です！！」

？？「あそこですね？分かりました！お前ら行くぞ！！」

警官たち「了解！！」

静雄「警察か！？めんどくせえ！早く行くぞ！」ｽﾞﾎﾞｯ（道路標識を戻したときの音）

？「えっ？えっ？？」

静雄「よっと」ｵﾋﾒｻﾏﾀﾞｯｺ

？「ふぇ！？/////」ﾀﾞｯｺｻﾚﾙ

静雄「衝撃に備えろよっと！！」ﾊｲｼﾞｬﾝﾌﾟ

？「へっ！？キャアアァァアアア！！？？？」

？？「あれ！？いねぇ！？」

警官１「こっちに負傷者がいます！！」

チンピラ１＆２＆３「」ﾁｰﾝ

？？「ちっ！！絶対に捕まえてやる！！」

静雄「よっと…大丈夫か？」

？「はにゃ～…」ﾗﾘﾗﾘﾗﾘ

静雄「気絶してるし…まあいいか」

？？「あ、あの！」

静雄「ん？」

？？「その子、私の妹なんですけど…」

静雄「おお、そうか…それじゃあこいつよろしく」

？？「あの…一体何が…？」

静雄「いろいろだよいろいろ…説明すんのめんどくせぇからそいつから聞いてくれ」

？？「え、あ、はい…」

静雄「そんじゃ…またどっかで」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

？？「！もしかして、新任教師の…？！」ﾄﾃﾄﾃﾄﾃﾄﾃ

静雄「……」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

？？「あの、本当に何もないんですか…？」

静雄「なんだよ？そいつと俺がいたら問題なのか？」

？？「そうじゃないんです！」

静雄「じゃあなんだよ」

？？「えっと…ある噂が校内で広まってて…」

静雄「噂？どんな？」

？？「その新任教師は『池袋の自動喧嘩人形』ていう異妙な二つ名をもっていていろんな人から恐れられているっていう噂です…」

静雄「そうか…」

静雄（あいつか流したの…マジ殺す）

静雄「俺は喧嘩売ってくるやつと馬鹿とクズとダニ蟲と臨也以外は普通に接してるし」

？？「は、はあ…え？それって認めてるってことですか？」

静雄「チッ……」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

？？「あ、ま、まって！」

？「う…ん…おねえ…ちゃん…？」

？？「あ、春！起きたの！？」

春「うん…あの人は？」

？？「ここにって…あ、あれ、いない！？」

静雄「フー…なんとか抜け出せた…」ﾊﾞｸｿｳﾁｭｳ

静雄「さて、職員室に行きたいんだが…どこだ…」

ﾃｨﾛﾝ

静雄「メール？」

臨也（メール）「困ってるシズちゃんのために一肌ぬぐよ！まずは昇降口に行こう！そこから…」

静雄「…そもそも何でこの状況知ってんだあいつ…ん？」

臨也「頑張って～！」ﾄｵｸｶﾗﾃｦﾌﾘﾌﾘ

静雄「……」ｲﾗｯ

静雄（いかんいかんここで問題を起こせばいろいろ終わっちまう）

静雄「チッ、癪だがこのメールに従うしかねぇのか…終わったらマジで殺す」

静雄「ここか…失礼します」ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

キョーコ「おっ！お前が噂の新米教師か！」

静雄「そうですが…」

キョーコ「私はキョーコ！よろしくな！」

静雄「よろしくお願いします…ハァ…」

キョーコ「まあため息つくのも無理はないよな～新任初日だしあの噂広まってるしな～」

静雄「…」

キョーコ「ていうかそのバーテン服は何？趣味？」

静雄「昔、バーテンダーしてたんで…」

キョーコ「へぇ～それって前職？」

静雄「いや、前職は取立て屋してました」

キョーコ「オッフ…強烈なのを受け入れちまったなこの学校は」

キョーコ「まあそんなのどーでもいいよね～よし！今からいろいろ説明するからちゃんと聞けよ～！」

静雄「…ハァ……」

～いろいろ説明後～

キョーコ「このあと入学式があるからそのと同時に就任式があるからその時の代表の挨拶ヨロシクね～」

静雄「えぇ～…」

キョーコ「男なんだから四の五の言わないの！」

静雄「ハァ…」

～就任式～

先生１「只今から、就任式を始めます」

先生１「就任された５人の先生を代表して、平和島先生、お願いします」

静雄「…」

静雄（ネタが無い…）

静雄（あ、あれがあったな…）

静雄「今お前らの頭ん中には例の噂が浮かんでいると思うが…それは事実だ」

一同「！！！！？？？」

静雄「あと特に話すことないからこれで終わる、以上」

一同「」

とある異常の風紀委員
とある異常の風紀委員 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414823663/)

作者様の渋です、面白い作品が沢山あるのでこちらもどうぞ
http://www.pixiv.net/member.php?id=10985535

風「なんか衝撃的だね～春を助けた男の人がすごく名前負けしてる先生だなんて」

春「名前負けって…でもでもでも！すごくかっこよかったんだよあの人！！」

風「どんなふうに？」

春「変な３人組に襲われたんだけど助けてくれたんだよそれも一瞬で！！」

春「しかも道路標識を片手で引っこ抜いてぶんぶん振り回してたんだ！！スゴすぎだよ！！」

風「へ～…スゴ…」

春「でしょでしょ！！」

>>22-26荒らし乙

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

静雄「全員早く座れー」

ｷｬｰｲｹﾒｰﾝﾋｰｺﾜｲﾖｰ

春「やった！うちのクラスの担任だ！」

静雄「…座れ」

春「あ、は、はい！」

静雄「知ってのとおり、このクラスの担任になった平和島静雄だ…まあ…よろしく」

風「はいは～い先生に質問があるんですが～？」

静雄「あん？」

風「先生に彼女さんとかいるんですか？」

春（風ちゃんナイスッ！！）

静雄「いねぇよ」

風「そうですか～ありがとーございまーす、フフフ☆」

静雄「…？」

静雄「終わった終わった…とりあえずあの野郎をぶっ殺しに行くか」

春「先生！このあと時間あいてますか？お姉ちゃんがお礼をしたいそうなんです」

ﾃｨﾛﾝ

静雄「悪い、ちょっと待て」

臨也（メール）「シズちゃんが行くであろうファミレスに先回りしてるね！」

静雄「………行くよ」

春「わかりました！一緒に行きましょう！」

静雄「はぁ…なにやってんだ俺…」

春「つきましたよー！」

静雄「ん？あぁ…」

？？「は～るちゃ～ん！こっちこっち！」ﾃｦﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

春「は～いそっちですね～」

静雄「……」ｷｮﾛｷｮﾛ

春「どうしたんですか？」

静雄「いや、なんでも…」

静雄（あの野郎どこにいやがる…）

春「先生はここに座ってね～」

静雄「…」ﾎﾞｽﾝｯ

？？「あの、平和島先生！私の妹、春を助けていただき、ありがとうございます！！」ｱﾀﾏｻｹﾞﾙ

静雄「俺はダニ蟲にイラついただけであって別に助けたつもりはないんだがな…」

春「いや、それは先生のウソです」

静雄「あぁん？」

春「私、誰かに助けを求めてて、先生と目があってから先生が助けてくれました」

春「目が合っといて助けたつもりじゃないは違いますよ！」ﾋﾞｼｨ

静雄「…ハァ」

店員１「お待たせしました、ミルクシェーキとDXパフェです」

静雄「ん」ｳｹﾄﾙ

春「そういえばみんなの自己紹介してませんでしたね！」

？？「そうね！しましょう！」

千棘「私は桐崎千棘です！ハーフです！」

楽「俺は一条楽、集英組の組長の息子です」

静雄「…」ｱﾑｱﾑﾓｸﾞﾓｸﾞ

春（食べる姿…かわいい！！）

小咲「春の姉の小野寺小咲です、家は和菓子屋を営んでます」

るり「宮本るり…小咲の親友…」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾊﾟｸﾊﾟｸ

静雄「おいお前俺のDXパフェ横から盗み食いしてんじゃねえぞ食いたかったら自分で頼め」ﾊﾟｸﾊﾟｸﾓｷｭﾓｷｭ

るり「おすすめしたのは私よ」ﾓｸﾞﾓｸﾞﾊﾟｸﾊﾟｸ

集「可愛い女の子が大好きな舞子集でごああぁあ！！」

るり「黙ってなさい…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

集「ずびまぜん…ゴフッ」

鶫「私はお嬢の護衛をしています、鶫誠士郎です、女です」

ポーラ「ポーラ・マッコイ…ま、よろしく…」

風「春の友達の風で～す」

静雄「…」ｷｭｲｷｭｲ

今日はここまでです

明日投下できるかはわかりません

ではでは

三日ぶりです

今日の投下始めます

ｲﾗｯｼｬｲﾏｾｰ

ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

万里花「楽様～～～！！！」ﾀﾞｷｯ

楽「！？」

千棘「ちょっと離れなさい！！！」

鶫「おい橘万里花！！そいつはお嬢の恋人だぞっ！！離れろ！！」ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ

万里花「そんな飛び道具当たりませんわよ～」ﾋﾗﾘ

静雄「………」

ｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

静雄「……」

ﾃｨﾛﾝ

静雄「……！」

臨也（メール）「今シズちゃんの真後ろにいるよ～にしても濃い集団だね～」

静雄「っ！！」ｼｭﾊﾞｯ

臨也「やあシズちゃん！」

静雄「殺すっ！！」ﾌﾞﾝｯ

臨也「おっと！」ﾋﾗﾘｯ

静雄「避けんないざやぁぁぁあああ！！」

臨也「まあまあシズちゃん落ち着いて、みんなもキョトンってしてるよ」

静雄「あぁ！？」ｼｭﾊﾞｯ

春「え、え～と先生…？何してるんですか？」

静雄「やあやあシズちゃんの生徒さん！シズちゃんと犬猿の仲の折原臨也で～す！」

千棘「へ？犬猿の仲？」

臨也「そうそう！以後よろしく～じゃあね～」ｼｭﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀ

静雄「まていざやぁあああああ！！！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

楽「な…なんなんだ…？」

集「…………」

静雄「チッ！逃がしたか…」

春「先生！」

静雄「なんだ？」

春「あの…さっきの人は？」

静雄「どっかにいったよ」

春「そうじゃなくて…」

静雄「あ？」

春「どういう関係なんですか…？あの人と」

静雄「高校時代からの犬猿の仲だよ…それ以上はムカつくから話さん」

春「え～？！」

静雄「えーじゃねぇよ」