咲ssです
誤字脱字、エセ関西弁はご容赦ください
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久、洋榎、竜華、Skypeにて会話中
久 「私、土日で洋榎の家に泊まることになっているんだけど、ついでだし大阪の夜桜の名所を自転車で周ってみたいのよ」
竜華「あんたらいつの間にそんな仲になっとったの? てか、長野からわざわざお泊りに行くなんてようやるわ」
久 「うふふ」
洋榎「まあ、絹もおるしおかんもおるし、なんもできへんやろうけどな」
竜華 「そや、花見と言えば、うちと洋榎はほかの面子からも誘いがきてたんや」
洋榎 「ああ、あのLINEでまわっとった、来週のやつやろ? うちは断ったで」
竜華 「ホンマに!?」
洋榎 「あんまり面識のない奴らばっかりやし、その日麻雀の親善試合に呼ばれとるし」
久 「で、竜華はいかないの?」
竜華 「正直うちも乗り気やないねん。せやけど、グループ内で現在進行形で話が進んでて、もううちは行くの確定みたいになっとって……」
洋榎 「へえー、そりゃ災難やな。うちのしらんとこでそんなめんどいことになってるなんて」
竜華 「いや、あんたもグループに入っとるやろ。なにゆうてんねん」
洋榎 「あー、うちLINEの通知オフにしとるから来てんの気付かんかったんかも……うわっ、通知が98件までたまっとる!」
竜華 「なにやってんねんあんた」
久 「洋榎ってLINE送っても未読のままなとき多いけど、そういうことだったのね」
洋榎 「そのうちの51件は久のなんや気持ち悪いスタンプで埋め尽くされとる!」
竜華 「なにやってんねんあんた」
久 「うふふ」
洋榎 「あー、これはめんどくさいな」
竜華 「うち、どないすればええかな」
久 「ちょっとみせて」
竜華 「画面越しにどうやってみせればええねん」
久 「じゃあ、スクショ取って、私たちのLINEのグループに貼って!」
竜華 「しゃあないなあ、ホイ」
久 「サンキュ」
洋榎 「SkypeしながらLINEとか、頭おかしいんとちゃう?」
~~~グループ名 かんさい
玄 「竜華さん、11日は来ますよね!」
玄 「あと、バーベキューセットを借りるのに、だいたい3000円くらいするので、それをみんなでわりかんしたいとおもいます!」
憧 「ほーい」
玄 「竜華さん、どうですか?」
竜華 「まだわからんかな」
玄 「なるべく早く決めないと予約いっぱいになっちゃうので、行くか行かないかはっきりしてほしいです!」
竜華 「ならいかへんわ」
~~~~~~~~~
久 「あら、断ったんじゃない」
竜華 「いや、問題はこっからやねん……」
~~~~~~
玄 「なら、12日は来てくださいね!」
竜華 「12日も花見するん?」
玄 「12日はここのメンバーでラウワンに行こうと思ってます! あ、洋榎さんは来れないそうです」
玄 「でも、竜華さんは絶対来ますよね!」
竜華 「ウホっ」
玄 「来るんですね」
~~~~~
久 「なに、このウホッて」
竜華 「いや、ちょっと返答がめんどくさくなって」
洋榎 「竜華はたまに『竜華語』入るからな。この間も対局中に横向いて空中に向かって『ときちゃんときちゃん』ってぶつぶつ呟いとったし」
久 「なにそれこわい」
竜華 「………続き、貼ってもええかな」
~~~~~
玄 「では、11日は五人ということで
あ、どなたか赤土さん誘っておいてください
質問ある人は挙手を」
竜華 「はい」
玄 「なんですか?」
憧 「はい」
玄 「なに?」
憧 「場所は吉野山でいいんだよね」
玄 「うん」
竜華 「11日に花見、12日にラウンドワン? ラウンドワン何時や?」
玄 「16時です」
~~~~~
竜華 「とりあえずはここまでや」
久 「めんどくさいわね、確かに」
洋榎 「イヤやったら行かんって言えばええやん」
竜華 「せやな。いかへんって言ってみるわ」
久 「というより私は、洋榎が行かないって言った時と竜華が行かないって言った時の温度差が気になるわね」
洋榎 「そら、おもちがあるか無いかの違いやろ」
久 「ああ、なるほど」
洋榎 「そこで納得されるのも癪やわ」
久 「洋榎はおもちはないかもしれないけれど、その分バカみたいに感度がいいのよね」
洋榎 「そうさせたのは久やろ……///」
竜華 「あんたら、そういうのはよそでやってくれへん?」
~~~~~
玄 「まあ、寝ている方もいるようなので、最終決定は明日まで待ちます!」
憧 「ほーい」
竜華 「うち、いかへんわ」
玄 「どっちもですか?」
憧 「ウホって言ったのに?」
玄 「12日は強制ですよ!」
竜華 「ウホッはいかないかもって意味やで」
玄 「じゃあ、行くはなんですか!?」
~~~~~
久 「wwwwwwwwwwwwwwwww」
洋榎 「何を言うてんねんこいつはwwwww」
洋榎 「竜華、一言も行くなんて言ってへんやんwwwww」
竜華 「あかん、クロちゃん思ったよりあほの子やったわ」
洋榎 「おもろいけど、なんやウザいな」
~~~~~
竜華 「行くはなに? いかへんけど」
玄 「じゃあ、なんでさっき時間聞いたんですか!」
竜華 「時間を聞いて、いかへんってことを決心したんやけど」
玄 「なんでですか、行きましょうよ!」
竜華 「いややて」
玄 「来てくださいよ!」
竜華 「いかへんて」
玄 「ご用事はないんでしょう?」
竜華 「怜に膝枕せえへんといけんし」
玄 「おもちぶんがなくなっちゃいます!」
竜華 「本性漏らしたな。宥ちゃんにさわらせてもらったらええやん」
玄 「おねえちゃんは菫さんに会いに東京に行っちゃいました!」
~~~~~
洋榎 「どないすんねん竜華、LINEの通知件数もえらいことになってきたし、そろそろ決着つけてや」
竜華 「いや、普通に既読つければええやん。でも、普通に断ってもクロちゃん絶対引いてくれへんしな、どないしよ」
久 「…………ちょっと、私いいこと思いついちゃったんだけど」
竜華 「なに?」
洋榎 「なんや」
久 「あなたたちが、このグループからいなくなればいいんじゃないかしら」
竜華 「」
洋榎 「」
久 「ふつうにいなくなるのではつまらないから、そうねぇ、どっちかが私をグループに入れて、私が入れてくれたひとをグループから追い出す。
で、私も自分から出て行く。どう、おもしろいことになりそうじゃない?」
洋榎 「それは、ちょっとおもしろそうやな」
久 「でしょう?」
洋榎 「フフ、フフフフフフフフ」
久 「クク、クククククククク」
洋榎 「じゃあまず、うちが久を招待するとww」
~~~~~
洋榎が久を招待しました
玄 「和ちゃんとこの部長さん?」
久が参加しました
玄 「部長さんも来るんですか?」
久 「まあね」
~~~~~~
久 「で、私が洋榎を追い出せばいいわけねww」
~~~~~
久が洋榎を退会させました
玄 「え え?」
~~~~~
久 「wwwwww」
洋榎 「wwwwww」
竜華 「wwwwww」
久 「で、最後にわたしが抜ければ完璧ねw」
~~~~~~~
玄 「ちょっと、部長さん!」
久が退会しました
玄 「」
~~~~~~~~~~
久・洋榎・竜華『wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』
久 「息できなくなりそうだったわwwww」
洋榎 「腹筋崩壊って、こういうことやったんやなww」
竜華 「こんなにわらったん、フナQが彼氏持ちだと判明したあの事件のとき以来やわww」
洋榎 「…………浩子、彼氏おったんか」
~~~~~~
玄 「あの人、何しに来たのかな…………」
玄が洋榎を招待しました
~~~~~~~~~~~~~
洋榎 「お、また招待きたで」
竜華 「もう一回戦いこか」
久 「wwwwwwww」
~~~~~~~~
洋榎が参加しました
玄 「洋榎さん、ここで遊ばないで下さいです!」
洋榎 「せやな」
竜華が久を招待しました
玄 「ちょ」
灼 「これ、なにして…………」
久が竜華を退会させました
久が退会しました
玄 「終わった……?」
洋榎 「終わっとらへんで」
洋榎が竜華と久を招待しました
竜華が参加しました
久が参加しました
玄 「やめるのです!
竜華 「せやな」
久が竜華を退会させました
憧 「ワロタ」
玄 「もうたくさんなのです!」
玄が久を退会させました
竜華が久を招待しました
玄 「やーめー!」
~~~~~~~~~~~~~~~~
久・洋榎・竜華『wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』
やべまちがえた
残ってんの洋榎ちゃんだけだなすまん
久 「じゃあ最後は」
洋榎 「当然……」
竜華 「あれしかないやろな」
久 「さあ、最終決戦よ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
洋榎が竜華を招待しました
竜華が久を招待しました
玄 「もーいい!」
竜華が参加しました
久が参加しました
玄 「部長さん、もういいのです!」
久が洋榎を退会させました
久が退会しました
玄 「みなさん全員退会させますよ!」
竜華が玄を退会させました
竜華が退会しました
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
玄 「」
久・洋榎・竜華『wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』
久 「いやー、笑ったわねーwwww」
洋榎 「思ったよりおもろいことになって、ちょっとびっくりやわwwww」
竜華 「ずるっ、あかん、鼻水出てもうたwwwww」
久 「でも、これじゃあみんな退会しちゃったし、どうなったかわからないわね」
洋榎 「なら、誰かに頼んで会話見してもろたらええんとちゃう?」
久 「誰に頼むの?」
洋榎 「せやなー……」
~~~~~~~~~~
洋榎 「よっす、おおきに」
灼 「愛宕さん、あれ、なにやって……」
洋榎 「いやー、遊んどっただけやて」
灼 「そうですか」
洋榎 「ちょっとお願いがあんのやけど、うちらがいなくなった後の会話、みしてもらえへんかな?」
灼 「いいですよ、ちょっとまってほし……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
洋榎 「見せてくれるってwwwあいつええやつやなwwwww」
~~~~~~~~~
灼が玄を招待しました
玄 「やめるのです、みなさん!」
灼 「みんなもういな…………」
玄 「ほんとだ」
玄 「このグループは関西人だけのグループだから、清澄の部長さんが来る資格なんてなかったのです!
あとついでに、竜華さんも洋榎さんも、卒業したら関西を裏切って東京のプロチームに入ることが決まっているので、お二人とも資格は剥奪です!」
灼 「何言ってんの、玄。それに、奈良に住みながらも標準語しか使ってる描写がない私たちもあるいみで関西を裏切っているんじゃ……」
玄 「盲点だった……」
~~~~~~~~~~~~~~~~
洋榎 「資格てwwwwなにいうてんねんwwwww」
~~~~~~~~~~
玄 「そう言えば、灼ちゃんは11日と12日、大丈夫?」
灼 「気分……」
玄 「ええ、困るよ……」
灼 「花見の予約は一人減るかもって伝えておいてほし……」
玄 「来れないのに、なんでさっき反応してくれなかったの?」
灼 「何の話?」
玄 「来れない人いるって聞いたのに」
灼 「言ってたっけ
ごめん、チラ見だったから……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
竜華 「ぜんぜん乗り気やないやんwwww」
久 「良い子なんじゃなくて、普通に行きたくなかっただけなのね……」
洋榎 「でも、これで四人になってもうたってことやんな」
竜華 「だいぶ減ってもうたな」
久・洋榎・竜華『………………………………………』
久 「ねえ、思ったんだけど、私たちの花見の日程、ずらさない?」
洋榎 「ええな。ついでに人数もふやそか」
竜華 「じゃあ、うちが『ぶちょう』のグループで、誰か来られる人、呼びかけてみるわ」
久 「場所はどこにする? 全国の麻雀強豪校の部長が集う花見だもの、下手なところは選べないわ」
洋榎 「そんなん決まっとるやないか」
竜華 「そりゃあもちろん――――――――――――――」
竜華 「吉野山!」
久 「上野公園!」
洋榎 「上野公園!」
久・洋榎・竜華 『………………………………』
久・洋榎・竜華 『え?』
カン!
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