モバP「絶望と決断」 (17)
原作とは違う人間関係です
地の文とグロ描写あり、苦手な方は閲覧をお控えください
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『絶望』それは大なり小なり誰しも人生のうち一回は経験するものだ。
突然のクビ、受験落第、そして大切な人の死......
しかし大半の人は立ち直ったり、吹っ切れるなどして乗り越えていく......俺はそれが出来なかった
モバP「おはようー」ガチャ
パンッパンパンッ
アイドル達「Pさんお誕生日おめでとうございます!!」
モバP「えっ俺?」
ちひろ「もうっPさん自分の誕生日ぐらい覚えてください」
幸子「座ってくださいカワイイ ボクがお酌してあげます♪」
ずるいですよ!ワタシモワタシモー
こんな風に誰かに誕生日を祝ってもらうのは何年ぶりだろうか…
〇〇〇が生きてたら祝ってくれたかな…
モバP「わかったわかった順番に頼むよ」
かな子「ケーキもありますよ」ワクワク
モバP「おまえが食べたいだけじゃないのか?」ニヤニヤ
かな子「そっそんなことないですよ!?」
モバP「おっなかなか美味しそうだな」ポロポロ
まるであの時みたいじゃないか......
まゆ「頑張ったかいがありましたよって何で泣いてるんですかぁ?」
モバP「ちょっとな...悪い」
幸子「全くせっかくカワイイボクが祝ってるって言うのに何で泣くんですか?」
モバP「昔を思い出してな、さぁ食べようか」
凛「切り分けたよ~」
ハッピーバースデートゥーユゥー
モバP「みんなありがとう 俺のために祝ってくれて本当に嬉しいよ」
ありす「美味しいですか?」ドキドキ
モバP「ああ美味しいよ」ナデナデ
まゆ「ありすちゃんだけずるいですよぉー」プクー
モバP「ごめんごめん」ナデナデ
ちひろ「さぁケーキも食べたところで『プロデューサーに質問』の時間です」
ワァー パチパチ
モバP「何でも聞いていいぞ」
凛「好きな人はいる?」
モバP「今のところはいないぞ」
アイドル達(安心したけど同時にショック…)
ちひろ「じゃあこの仕事を始めた理由は何ですか?」
『P、プロデューサーは楽しいぞ』
モバP「......社長にスカウトされたからですよ」
『そうなの?』
ちひろ「他にはないんですか? アイドル達とお近づきになりたかったとか」ニヤニヤ
『ああとってもな』ニコッ
モバP「ごめんなさい……ちょっと外出てきます」ポロポロ
まゆ「ちひろさぁん」ニコォ
ちひろ「ヒィッででもわたしそんなにひどいこと言いました?」
凛「確かにちょっとからかっただけって感じだし…」
まゆ「ちょっとPさんのとこ行ってきます」ガチャ バタン
---屋上---
まゆ「Pさん一体どうしちゃったんですかぁ?」
モバP「何でもないちょっと空気が吸いたくてな」
まゆ「嘘ですだってPさん泣いてたじゃないですかぁ!!」
モバP「......」
まゆ「まゆで良ければ話聞きますから 話してくださいっ」
モバP「話したら今までどうりにいられなくなる俺もまゆもだ」
まゆ「でも…それでも聞きたいです」
モバP「そうかじゃあどこから話そうか......」
モバP「その前に盗み聞きはよくないぞ」
アイドル達「ごめんなさいっ」
モバP「この際だみんなにも話す、ただ小学生組は先に戻っててくれ」
小学生組「はーい」ガチャ
モバP「じゃあ話しますね」
モバP「10年前俺には兄がいました。
優しくて優しすぎて......その兄はプロデューサーをしていました。
いつも帰ってくる度、何度も話してくれました。アイドル達との日々を…
ある日、兄はとてもきれいな女の人を実家に連れて来ました。結婚するとそう言ってました。
でもそれは叶うことはなかった」
まゆ「もしかしてお兄さんは……」
モバP「ああ死んだよ俺の誕生日に」
モバP「事故や病気じゃない殺されたんだよ。自分の担当アイドル達に」
今日はこの辺で
見てくださった方々有り難うございます!
多分バットエンドかな…
HTML化依頼出してきます。
今書いてるスレですよかったら見てください。
男「望んだ夢と手に入れた現実」
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