穂乃果「お、おかしいな。何でだろ？」

穂乃果「今日は人いないのかな……？」ｶﾁｶﾁｯ

穂乃果「いや、他の人のSSにはレスついてる」

穂乃果「私のSSにだけ感想がついてない」

穂乃果「……」

穂乃果「ま、まあ初SSだしね！　仕方ないよ！」

穂乃果「……でも流石にレス0は悲しいよね」

穂乃果「途中で合いの手入れてくれてた人何処行ったんだろ？」

穂乃果「つまんね、でもいいから感想欲しいのに」

穂乃果「もう一回読み直してみよう。何か問題が見つかるかもしれないし」

1 以下、ほのまんにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ] ：2015/03/25(水) 05:37:39.28 ID:honokajo

海未「穂乃果は可愛いですね」
穂乃果「照れる」
うみちゃんはよく私をかわいいという。わたしもそう思う。
穂乃果「海未ちゃんだって可愛い」
海未「はい」


穂乃果「掴みは完璧なんだけどなあ」

穂乃果「この後28レスくらい進んでからようやく支援レスがついたんだよね」

穂乃果「この板の人達見る目無いよ！　こんなてんさいてきなぶんしょうりょくのSSには、1レスに10レス返すべきだよ！」

穂乃果「自分では面白いと思うんだけどなあ」

穂乃果「こことか国語の教科書に載ってもいいくらいなのに」

36 以下、ほのまんにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ] ：2015/03/25(水) 06:28:18.55 ID:honokajo

うみちゃんのくちびるはリップでつやつやしてた。
穂乃果「素敵」
海未「照れます」
うみちゃんが笑うとせかいに虹がかかるのだ。
ろのか「凄いよ海未ちゃん」
海未「造作もないことです」



穂乃果「あっ、誤字してる！　これが原因かな？」

穂乃果「けど、一つの誤字くらいで皆いなくなるかな？」

穂乃果「原因が分からないよ。つまらないなんてことはないだろうし……」

穂乃果「そうだ！　海未ちゃんに聞いてみよう！」

穂乃果「自分の問題は自分には見えないっていうしね、えへへ」

prrr

海未『もしもし、電話なんて珍しいですね。どうかしました？』

穂乃果「うん、ちょっと見てもらいたいものがあって……」

海未「来ましたけど……見てもらいたい物とは？」

穂乃果「これなんだけど」

海未「穂乃果、あなたはまた貴重な春休みを2ちゃんねるなんかに使ったんですか」

穂乃果「い、今はそこじゃなくてページの内容を見てよ」

海未「内容？　これは……SSですね。これを読めと？」

穂乃果「うん、読んで感想を聞かせてほしいんだ」

園田閲覧中

海未「ふむ……ほう……」

穂乃果「……」

海未「読み終わりましたよ」

穂乃果「ど、どうだった？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

海未「感想ですか。そうですね、一言で言いますと」

海未「これほど酷い物は見たことがないです。まさにゴミ、期待の埒外、汚物と呼んでも過言ではない程に価値を見いだせません。これを好んで読むのは読書経験の余程無い人間くらいでしょう」

海未「いえ、それでは読書経験の無い人間に失礼でしたね謝罪します。これの作者はある意味凄いですよ、時間をドブに捨てるどころの騒ぎじゃありませんからね。ああ、しっちゃかめっちゃかな文章のせいで気分が悪くなってきました……」

海未「という感じですかね」

穂乃果「……」

海未「穂乃果？　どうしました？」

穂乃果「うぁ……な、何でもっ……ないっ……！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

海未「ど、どうして泣いているんですか！？　わ、私はただこのつまらないSSの感想を……」

穂乃果「うぐっ……ひぐっ、つ、つまらなく、なんてない……！」

海未「いえ、このSSはどう見ても……はっ！」

海未「ちょっと失礼」ｶﾁｶﾁ

167 以下、ほのまんにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/03/25(水) 13:12:08.33 ID:honokajo

テス


海未「あ……」

海未「ウアアアアアアアアアッ！！」

穂乃果「穂乃果の書いたSSは……づまらなぐなんかない！　ウワァァァァン！」

海未「や、やらかしてしまった……」

海未「SSを書く人間は承認欲求の強い傾向があるのに、こんな手酷く批判してしまっては……！」

穂乃果「海未ちゃんなんか嫌いだあっ！」

海未「そ、そんな！」

海未「なんでそんな酷いごど、言うんでずが！　ウワァァァァン！」

穂乃果「ウワァァァァン」

穂乃果「うっ……えぐっ……」

海未「すいません、穂乃果。貴女が書いたなんて知らず……」

穂乃果「いいんだよ、海未ちゃん。私も薄々分かってはいたの」

穂乃果「私の書いたSSはつまらないって」

海未「穂乃果、そんなこと！」

穂乃果「乙がつかないのがその証拠だよ。けど、けどさ。それを認めちゃったらさ」

穂乃果「苦労して、けど楽しんで書いてた自分を否定するようで、悲しくなって……！」

海未「穂乃果、私達のファーストライブを覚えていますか？」

穂乃果「……うん、よく覚えてる。お客さんが誰もいない、あのがらんとした講堂のことも」

海未「私達の活動も、始まりはあんなものでした」

海未「しかし今ではラブライブに優勝するくらいのチームに成長しています」

海未「その理由は、穂乃果も知っていますよね？」

穂乃果「皆が諦めずに、頑張ったから。だよね」

海未「そうです。穂乃果、私は貴女が一度や二度の失敗でへこたれる人間ではないことを知っています」

海未「乙がつかなかったくらいなんですか！　次のSSで、読者を見返してやればいいんですよ！」

穂乃果「海未ちゃん……！　うん、そうだよね！　私頑張るよ！」

海未「では私は帰りますね。SSの執筆、これからも頑張ってください」

穂乃果「うん、海未ちゃんありがとう！」

──────

海未「それにしても微妙なSSでしたね。書き慣れてないからでしょうか」

海未「さて、海未スレでも建てて……うん？」

穂乃果「海未ちゃんと遊ぶ！」海未「はい！」
1 以下、ほのまんにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/03/25(水) 13:38:54.62 ID:honokajo

海未「穂乃果は何処に行きたいですか？」
うみちゃんの声はとてもきれいだ。すごい。
穂乃果「何処でもいいよ」
海未「なら海に」
穂乃果「うん」
うみちゃんが海に行くのでわたしも海に行くことにした


海未「ふふ、穂乃果も頑張っているようですね」ｶﾁｶﾁ

2 以下、ラブアローにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/03/25(水)13:40:06.72 ID:UmiUmi99o
　つまんね


完

おまけ

ss雑談スレ
387 以下、神モブにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/03/25(水)13:57:22.68 ID:HIHUMIdao
　ライスの新作来てたぞ
　滅茶苦茶面白かった

388 以下、翼にかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/03/25(水) 13:58:41.00 ID:TUBASA00
　ライス文学ほんと好き
　独特の雰囲気あって良いわ

389 以下、ラブアローにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] ：2015/03/25(水)13:59:08.88 ID:UmiUmi99o
　らーめんだにゃーがまたエタっててワロタ

390 以下、ほのまんにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] ：2015/03/25(水)14:12:59.48 ID:honokajo
穂乃果「海未ちゃんと遊ぶ！」海未「はい！」
　自薦です

391 以下、神モブにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] ：2015/03/25(水)14:15:10.33 ID:HIHUMIdao
　基礎からやり直せ

穂乃果「ぐぅううう！　基礎って何さ！」

穂乃果「結局このスレも2レス目のつまんね以外に書き込み無かったし……」

穂乃果「オススメスレによく貼られてる人達と何処が違うんだろ？」

穂乃果「……うーん、分からないなあ」

穂乃果「人気のカプSSだし、ほのうみっていう王道なのに」

穂乃果「やっぱり文章力？　けど文章力なんてすぐには身に付かないよ」

穂乃果「せめて改善点を上げてくれたらそこ改善出来るのに」

穂乃果「うーん、海未ちゃん以外にも聞いてみようかな？」

穂乃果「けど、SSに詳しい人なんているのかな」

穂乃果「海未ちゃんはたまたま知ってたみたいだけど、皆は2ちゃんなんて見てないだろうし」

穂乃果「見てたとしても、この隔離板覗くかな……花陽ちゃんはアイドル好きだし案外見てそうだけど」

穂乃果「はあ、なんかもういいや」

穂乃果「もう1スレだけ建てて、そこでもレスつかないならしばらく書くの辞めよう」

穂乃果「そもそもそれほどSS書きたいわけでも無かったし」

穂乃果「はあ……」

穂乃果「もう適当に書いちゃお。どうせレスつかないんだし」

真姫「こっち見ないで！」穂乃果「み、見てないよ！」
1 以下、ほのまんにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] ：2015/03/25(水) 14:18:07.30 ID:honokajo
部室

真姫「あれ、今日は穂乃果一人なの？　珍しいわね」

穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんは、用があってちょっと遅れるんだ」

穂乃果「真姫ちゃんこそ、凛ちゃんと花陽ちゃんは？」

真姫「掃除当番なのよ。先に行っててって言うから、一人で来たのよ」

穂乃果「ふうん」

　真姫ちゃんは何でもないように言って、自然な動作で髪をかきあげる。
　その一連の流れはよくある、言わば真姫ちゃんの癖のようなものだ。
　細い指に手櫛された髪から、ふわりと甘い匂いが広がり私の鼻腔をくすぐる。



穂乃果「うーん、微妙」

穂乃果「これじゃ絶対レス貰えないよ……」

穂乃果「はあ……とりあえず完結させて

2 以下、トマト農園にかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] ：2015/03/25(水) 14:19:01.33 ID:mkchkwiio
　ええやん

穂乃果「えっ……？」

3 以下、エリチカ自治区にかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] ：2015/03/25(水)14:20:42.38 ID:HARAsyo3o
　パンツ脱いだ

穂乃果「う、嘘……普通にレスが貰えてる……」