提督「一日休暇、か」【艦これ、自由安価】 (437)
0500
提督「どうしたものかな。あまり趣味という趣味もないし……」
提督「せっかくだから何かしたいとは思うんだが」
提督「……たまには羽目を外すのもいいかもしれないな」
提督「よし、>>直下でもしようか」
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提督「そういえば以前釣り道具を……ああ、あったあった」
提督「壊れてはいなさそうだし、たまにはゆっくりと釣りもいい」
提督「……一人というのもなんだな。道すがら、誰か居れば誘ってみるか」
提督「よし、バケツにエサ、と。さすがにまだ誰も……ん」
提督「あそこにいるのは……>>直下か」
堤防近くに立つのは、少しばかり眠そうな霧島の姿。
まだ、朝方は少し寒い。コートを羽織った彼女は眩しそうに暁の水平線を見つめていた。
提督「霧島、早いな」
霧島「あら司令……早いですね」
提督「休暇のくせに、ね。結局いつもと同じ時間に起きてしまったよ」
霧島「なるほど。それで朝から釣りを?」
提督「ああ……霧島も暇ならどうだ?」
竿は二本。差し出してみれば、霧島は軽く目を見開いて、柔らかく頷いてくれる。
霧島「そうですね、ご命令とあればご一緒させていただきます」
提督「そうしてくれると嬉しいよ」
霧島「あら……それは、どうしてですか?」
ほのかに紅潮する霧島の頬は、朝陽の色よりも少しだけ濃いように思えた。
堤防に垂れた釣り糸が、穏やかな波に揺れる。
霧島「……そろそろ起きてくる人もいるでしょうね」
提督「そうだな。霧島はどうする?」
霧島「私は司令がお帰りになるのなら一緒に帰ります。まだ釣るのならご一緒しますわ」
おどけたような霧島の声が、隣りから寄り添うように漏れてくる。
見れば眼鏡を外し、普段よりも柔らかい目元が、間近にあった。
提督「……そろそろ>>直下でもしようかと思うんだ」
提督「魚はある程度釣れたから、今度は山にでも行ってみるよ」
提督「幸い、裏の山ならすぐ傍だ。そこまで時間もかからないから」
霧島「そうですか……あの、私もご一緒しても?」
提督「ん……>>二つ↓」
提督「お断りだ」
霧島「……そう、ですか」
伏せられた目、少しだけ震える肩。普段のトーンとは違う声が、彼女の心境を物語る。
その頬に、思わず手を伸ばしてしまう。
霧島「あ……」
触れればさらりと流れる髪に手櫛を入れれば、首筋に熱がこもり出すのがよくわかる。
提督「先に釣った魚を厨房まで持って行ってくれ。山菜を取ったら、俺も行くから」
霧島「……はい、わかりました。それでは失礼しますね」
それだけで気を取り直したようで、しゃんと伸びた背筋が頼もしく感じられる。
彼女を見送り、俺も裏山へと足を延ばすのだった。
0600
提督「そろそろ何かしらの山菜があればいいんだが……」
提督「なければ途中の畑で何か貰っていくか」
提督「……ん。あそこにいるのは、>>直下か」
提督「秋月、早いな」
秋月「え、司令? お、おはようございます!」
提督「おはよう。今日は非番だから、敬礼はいらないぞ」
秋月「いえ! そういうわけには……」
提督「やれやれ……秋月はこんな時間から畑仕事か?」
霜の降りた畑の中、軍手を携えた秋月は丸々としたキャベツを抱えている。
いかにも収穫したてといったそれは瑞々しく、思わずそのまま齧りたくなるほどだ。
秋月「はい、春キャベツの収穫時期ですから。塩もみにするとすごく美味しいんです!」
提督「なるほど、それは美味そうだ」
見れば収穫の途中なのだろう。同行してもらおうかと思ったが、どうしたものか。
>>直下
1 秋月を誘う
2 秋月を誘わない
ここは誘ってみるか。断られても仕方ない程度で思っておこう。
提督「これから山に入って山菜でも探そうと思うんだが、秋月もどうだ?」
秋月「山菜、ですか……」
山菜という響きに、秋月の目に輝きが灯る。こくり、と喉が鳴るあたり、駆逐艦らしい可愛らしさが垣間見えて微笑ましい。
秋月「あ、でも、キャベツの収穫もありますし……」
提督「ああ。だから断ってくれても全然かまわないよ」
秋月「ええと……じゃあ」
畑を見て、俺を見て、キャベツを見て。たっぷり十秒悩んだ後、ようやく顔を上げる。
>>直下のコンマ01から50で同行。51から00で同行せず。
秋月「い、行きます! 山菜、取りたいですっ!」
ふんす、と鼻息が見えそうな勢いは食欲のせいだろうか?
提督「じゃあ行こうか……その前に、収穫したのはそれだけか」
秋月「あ、はい。まだ始めたばっかりなので……」
猫車に乗っているのはキャベツが二つだけ。それと秋月の抱えるものが一つだから、採り始めというのは嘘じゃなさそうだ。
提督「なら俺が持とうか。その袋に入れれば持ちやすいだろうし」
秋月「そんな! 司令に持たせるなんて、できません!」
提督「いいから。さ、朝飯の前に終わらせよう」
多少強引に秋月のキャベツを奪ったせいか、少しだけよろめいた彼女の身体が近づいてくる。
上着越しにも感じる温かさは、やはり駆逐艦というべきだろう。
秋月「……司令、少し冷たいですね」
提督「秋月があったかいんだろう」
寒いより、温かい方がいい。いつもより少しだけ近くに秋月を感じながら、山への道を進んでいく。
間違えました(驚愕)
すみません、このままで行きます。申し訳
この時期の山菜といえばなんだろうか。フキノトウ、その辺りしか分からないわけだが。
提督「秋月、何かあるか?」
秋月「ええと……ここには何も」
提督「そうか。あんまり時間も掛けて掛けられないし、次の場所に何も無ければ帰ろうか」
秋月「はい……」
お預けを喰らった子犬、とでもいうべきか。頭を垂らして、未練がましく振り返りながらもついてくる。
思わず、撫でてしまう。撫でざるを得ないといってもいい。
秋月「あぅ……し、司令?」
くしゃり、と手の平の下で揺れる髪。手触りがよくてしばらく撫でていると、困ったような、嬉しそうな表情が垣間見えた。
提督「さあ、探してみよう。聞いた話じゃ、ここにはいいものがあるらしい」
秋月「いいもの、ですか?」
提督「ああ……ん?」
朝の霜に光る山の斜面、目を細めれば、そこに見えるのは……
>>直下
1フキノトウ
2タケノコ
3食べれそうな雑草
提督「ふむ……」
秋月「あの、それ、何の山菜なんですか?」
提督「分からない。けど、食べられそうな気がしないか」
……軽く秋月が離れたのが、隙間風のせいで分かってしまう。
提督「手ぶらで帰るのもなんだな、これでも持って帰ろうか」
秋月「え、あの、でも……」
提督「大丈夫だ。そうそう毒もないだろうし、誰かしら詳しい人もいるだろうから聞いてみればいい」
こういうものは意外と嬉しい。食べれそうな、実は危なそうな。そういうスリルが男の子だよな。
秋月「なんだか司令、楽しそうじゃありません?」
提督「まあな。秋月はどうだ?」
秋月「私は別に」
にべもない。やはり女の子とは精神構造が違うのだろうか?
秋月「……でも、司令の意外な一面が見れて楽しいです。なんだか子供みたい」
くすくすと笑う秋月を乱暴に撫でて、山を降りていく。
目当ての山菜は取れなかったが、秋月にとっても悪くない時間になったようだった。
0700
秋月と畑で別れ、厨房へと急ぐ。さすがにこの時間ともなれば、起きだしてきている艦娘も多いようだ。
提督「少し時間が悪いか? 厨房の一角でも借りられればいいんだが」
忙しい時間帯だ。間宮に手伝ってもらう訳にはいかないだろう。
提督「誰かに手伝って貰えれば……暇そうなのが居れば、誘ってみるか」
陽が昇り、廊下は徐々に暖まっていく。穏やかな空気の中、一人歩く艦娘の姿が見えた。
提督「あれは……>>二つ↓か」
※数字は数えず二つ↓で
提督「朝潮」
前を歩く朝潮に声を掛ければ、すぐさま振り向き、敬礼を返す。真面目な彼女らしい流れるような動きだった。
朝潮「おはようございます司令官。何かご用ですか?」
提督「ああ。今、暇はあるか」
朝潮「今からですか? えと、大丈夫ですけど……」
提督「それなら手伝ってほしいことがあるんだ。一緒に厨房まで来てくれないか」
厨房、と軽く首を傾げて呟くが、それでもすぐさま返事が返ってくるあたりが朝潮だ。
朝潮「了解しました! 朝潮、司令官に同行します……あの、何をするんですか?」
提督「少し料理でもしようと思ってね。これを使って」
差し出す草はまだまだ瑞々しく、美味しそうな山菜に見えなくもない。
しげしげと眺め、少しだけ考えると、朝潮は恥ずかしそうに目を伏せた。
朝潮「あの、申し訳ありません……私にはこれが何か分からないんですけど、なんていう野菜なんですか?」
提督「分からん」
朝潮「……え?」
提督「何かは分からない。けど、食べられそうだろう?」
……見上げてくる朝潮の目に、呆れの色が混ざったのは気のせいではないだろう。
厨房の片隅。間宮が快く貸してくれたそこに、俺と朝潮の姿があった。
霧島はきちんと魚を運んでくれたらしく、更にクーラーボックスの中で氷水に守られているあたり、彼女らしい細やかな配慮が見て取れる。
提督「さて、まずはハラワタから取ろう。朝潮は山菜のほうを天ぷらにしてくれるか?」
朝潮「それはいいんですけど……司令官、魚は捌けるんですか?」
提督「捌いているのを見たことはある」
朝潮「あ、あの! 少しでも困ったら言って下さいね!」
妙に心配されてしまったらしい。しかし、こうなると俄然やる気が出るというものだ。
びちり、と跳ねる魚を手の平で押し、包丁の先を押し当てる。
提督「……いざ」
>>直下コンマ01から50でワタ取り成功。51から00で失敗
提督「……」
腹を切り、ワタを取る。水につけて掻きだしてみるが、若干残っているのが分かる。
提督「まあ、苦みもいいアクセントになるだろう」
朝潮「え? 何か言いました?」
提督「なんでもないよ」
向かい側で手際よく山菜?の水を切る朝潮は随分手慣れているようだ。
提督「朝潮は手際がいいな。練習してるのか?」
朝潮「あ、はい。色々作れるようになれば喜んでもらえるかと思って……」
ほんのり赤らんだ頬。誰に、とは聞かない方がいいだろうか?
……それはそうと。
提督「そうだな、さすがに刺身には……よし、>>直下にしよう」
※朝潮コメは除外で
1煮る
2焼き
3揚げ
4その他自由(刺身以外)
焼こう。焼けば雑菌も死ぬだろうし、多少ハラワタが残っていても大丈夫だろう。
提督「朝潮、それは?」
朝潮「天ぷらにしてみようと思って……嫌いでしたか?」
不安そうな朝潮の表情。オドオドとこちらを伺う仕草も、秋月とは違う感じの犬っぽさがある。
提督「いいや。天ぷらは俺も好物だから、嬉しいよ」
朝潮「そうですか。良かった……美味しく作りますね!」
鼻歌とともに、黄金色の衣をまとっていく山菜?の姿。食欲をそそる油の爆ぜる音、鼻腔をくすぐる匂い。
これは俺も朝潮に負けないものを作らないといけないな。
提督「焼き加減……ここか?」
グリルから聞こえる音を頼りに魚を取りだす。朝潮の手際ならもう出来上がるだろうし、作り直す時間はなさそうだ。
提督「さて、どうかな」
>>直下
コンマ01から30で半生、31から70で丁度いい、71から00で焼きすぎ
提督「……これは」
赤みがかった白い身と、柔らかいままの皮。鼻をつく臭いは少し香ばしく、妙に生臭い。
……誰がどう見ても失敗だ。
問題は、これを食うかどうか。
朝潮に食べさせるのは論外だ。しかし、せっかく釣った魚を捨てる気分にもならない。
提督「よし……」
>>直下
1食べる
2食べない
提督「人間一度きりの人生。冒険すべき、か」
朝潮「司令官、できました!」
見れば朝潮のほうは、例の山菜?を上手に揚げ終わったようだ。
黄金に輝く衣から溢れる熱。揺らめく衣は食べてくれと誘っているようで、見ているだけなのに唾が止まらない。
今から焼き直せば、天ぷらが冷めてしまう。ならば俺が取れる手段は一つだけだ。
提督「よし、それじゃあ一緒に食べようか」
朝潮「えっ、は、はいっ!」
ご飯とみそ汁とよそう朝潮に声を掛ければ、凛々しい声はどこへやら。裏返った声とふにゃりと緩む顔がある。
提督「美味そうだな」
朝潮「そうでしょうか……それなら、その、嬉しいです!」
サクリと崩れる衣にまぶした塩が、中から現れる山菜?の苦みを中和してくれている。
それでいて苦みを殺さず、今度は衣の油っこさを残さない味。
提督「美味いな。朝潮が作ってくれたおかげ、か?」
朝潮「そ、そんな……ありがとうございます……」
湯気が立っている。朝潮の顔はそんな気がしそうなほど赤く染まっていた。
提督「さて」
ぐにゅ、と箸の通りにくい魚の身が歪む。
身の裂けた部分から立ち上るほのかな香ばしさが、かえって生臭さを助長するようだ。
朝潮「し、司令官!? そんなの、食べたら駄目です!」
朝潮も気付いたようだ。しかし、ここで止めたら男が廃る。
提督「おお……」
口に入れた身の苦み。生臭さが口の中で広がり、若干の吐き気が喉奥から沸き起こる。
噛めば噛むほど奇妙な柔らかさ。舌に被さる不味さ。飲み込んだ後の不快感。
朝潮「司令官! 汗が酷いです、早く医務室に行かないと!」
提督「大丈夫だ……」
朝潮「大丈夫な顔色じゃないです! 早く、行きますよ!」
小さな朝潮の手が俺を引き寄せる。その力にあらがうこともできず、俺の身体は立ち上がり、歩いてしまうのだった。
>>二つ↓、自由
山菜の効果は?
朝潮「失礼します……誰も居ないの?」
医務室は基本24時間開いているが、当番がいるのは9時からだ。まだ人影はなく、静寂が医務室に漂っている。
……吐き気は強くないものの、若干腹部に違和感があるのは魚のせいだろうか。まるでマグマのような、熱の塊が。
朝潮「仕方ありません、司令官はベッドで寝ていてください」
提督「ああ……」
横たわり、忙しなく薬を探す朝潮を眺める。
ぱたぱたと動く程に揺れるスカート。まだ肉付きの薄い太ももと、ちらりと覗く下着が見える。
よくよく考えれば、駆逐艦たちのスカートの丈はやけに短い。まるで誘うような、そんな。
提督「馬鹿か俺は。何を考えてるんだ」
きっと魚のせいだ。体調が悪いから、こんなバカなことを考えてしまうんだろう。
朝潮「司令官、胃腸薬です。どうぞ」
提督「あ? ああ、ありがとう」
気付けば目の前に、少女の姿。ベッドに足を掛けて俺に覆いかぶさるせいで、甘い香りが漂ってくるのがよく分かる。
心配そうに見やる朝潮に、俺は。
>>二つ↓
1優しく撫でて帰らせた
2キスだけをして、なんとか自制できた
3ねじ伏せ、強引に奪った
朝潮「え?」
呆けたような声が俺の下から聞こえる。
朝潮「あの、司令官、何を」
提督「は、ぁ……はっ、はあっ!……朝潮、身体が、熱いんだ」
頭がくらくらする。困惑する朝潮の顔が見えるのに、俺の意識は身構える華奢な身体ばかりを気にしている。
薄手のブラウスにジュニアブラの輪郭が。僅かにまくり上がったスカートからは太ももが。
提督「朝潮、朝潮……」
喉が焼けつきそうなほど息が熱い。縋るように朝潮の首筋に唇を寄せ、むしゃぶりつく。
朝潮「ひっ!? し、れいかんっ!? やめて、下さいっ!」
悲鳴が俺の耳を刺す。舌で首から肩まで舐めると、滑らかな肌から淡い、ミルクのような味がする。
吸い付けば吸い付く程柔らかく、捩る体は俺を誘っているのだろう。
提督「ぐっ……! 頭が……」
ズキン、と走る痛み。そうだ、俺はこんなことを……
>>二つ↓
1気力を振り絞って、朝潮から身を離す(非エロ)
2朝潮にすがり、恐怖を吐露する(そこそこ純)
3俺は、そういうことがしたい(鬼畜路線)
見上げた朝潮の顔は。
朝潮「しれい、かん……!」
こんな俺を、真っ直ぐに見つめていた。
こんな、無理矢理ねじ伏せた俺を、信じているかのように抵抗もせず。
提督「っ、こ、のおおっ!」
まるで鎖でつながれたように離れようとしない身体を、引きちぎる心持ちで起き上がらせる。
異常なまでの喪失感と、同時に襲い来る劣情。目の前の少女を犯せという衝動が止まらない。
朝潮「司令官っ!」
提督「来るなッ! 俺に、近付くな!」
朝潮「う、ぅ……」
すぐさま寄り添おうとする朝潮を、血を吐くような声で留まらせる。今来られたら、絶対に襲い掛かってしまう。
涙を浮かべながら右往左往する朝潮は、なんとも優しい子だ。怖かっただろうに、逃げようともしないのだから。
提督「頼む……早く、出て行ってくれ……!」
朝潮「でもっ」
提督「いいから出て行け!」
朝潮「ぅ……わかり、ました……」
涙を浮かべる朝潮を励ますこともできない。手を伸ばせば、頭を撫でるより早く、服を引きちぎるだろう。
彼女が外に出て行くのまで、身体を抑えるのが精いっぱいだ。
0800
提督「ふ、ぅうう……くそっ!」
衝動が治まらない。むしろ時間が経つほどに欲望が湧き立ち、膨れ上がるようだ。
提督「まずい、このままだと、誰でも」
襲ってしまう。何せ今、この医務室に残る少女の香りにさえ興奮が収まらないのだから。
提督「このままここに居るわけには……」
あと一時間もすれば、今日の当番が来るだろう。そうなれば。
提督「とにかく、部屋に行こう……今日はどこにも出ないように……」
時間は丁度朝飯の頃。出歩いている艦娘も少ないはずだ。
うまく出会わなければ、何事も無く帰れるかもしれない。
提督「……よし、行こう」
>>二つ↓ 誰かと会う、会わない。会うなら誰かも入れてください。
名前があったので。分かりにくくて申し訳
何故。どうして、馬鹿な。
提督「朝潮……お前はッ!」
俺の怒声に、朝潮は震える。恐怖を孕んだその目が鬱陶しくて、そして、壊したくなる。
提督「なんでここに居る!? 早く、どこかに行ってくれ……!」
朝潮「い、嫌です……司令官を置いて、逃げるなんて、できませんっ!」
提督「お前が居ると拙いんだ! それが、分からないのか……襲いかけたんだぞ!?」
吐きだすものが言葉なのか、唾なのかさえ分からない。
ただ、朝霜が震えながらも、俺に近寄ってくるのだけは分かった。分かってしまった。
朝潮「私が、なんとかします。だから」
ああ。
朝潮「司令官、きっと大丈夫ですから、早く医務室に」
この子は本当に。
朝潮「早く行きましょ……? あ、の……しれいか」
>>二つ↓
1ベッドの上。せめて、優しさだけは残す。
2物陰。捌け口にする。
R18注意
この子は本当に、馬鹿な子だ。
朝潮「い、痛いです、司令官!」
腕を取り……というより引きずって朝潮の身体を放り投げる。艤装の無い艦娘は少女でしかなく、羽のように軽く転がってしまう。
朝潮「ぅぐ……!? い、だいいッ! 髪、引っ張らないで、くださいっ!」
長い髪はなんとも掴みやすい。
提督「逃げろと言ったのに、お前のせいだ。分かるだろう?」
我ながら支離滅裂だ。朝潮も聞いてはいないだろうから、何の意味も無い言い訳。
提督「だけど丁度いい。お前を使えば、少しは収まるだろうから」
朝潮「ぅあ……ひ、ひいっ!?」
見開かれた目の先には、俺のモノがある。雄々しく膨れ上がったそれは赤黒く脈打っていて、俺自身でさえ怯えてしまいそうなほど。
そして髪を掴まれながら座り込んだ朝潮に、逃れる術は無い。
提督「は。どうした? これが、お前が「なんとかする」といったものだぞ。なんとかしてもらおうじゃないか」
朝潮「あ、あぁ……」
恐怖からか、歯がカチカチと五月蠅いくらいに鳴いている。
提督「噛まれでもしたら困るな。口を開けてろ」
朝潮「あがっ!? あ、や、やべでぇ……」
顎を鷲掴みに、強引に口を開かせる。弱弱しく首を振る朝潮は、なんとも可愛らしい。
提督「ぐ……さすが、狭いな……!」
朝潮「うぶっ!? うべ、おぶえ……っ」
薄い唇を越え、亀頭を滑り込ませていけば、あっという間に口内だ。
少ない唾液を絡ませるように柔らかい頬に擦りつけ、舌を押し、喉奥へと捻じ込んでいく。
押し返す舌が美味い具合に鈴口を舐め上げるせいで、刺激としては十分だ。
提督「ははは! いいぞ朝潮、その調子だ!」
朝潮「あぶっ、お、ごほっ! ぢゅぶ……げほっ! い、やあ……やめでぇええ!」
提督「黙れ。お前の舌は扱くために動いていればいい」
朝潮「んぶぅう!? ん、びゅ……お、げ……んんんんん!」
見上げてくる朝潮の瞳にある、懇願と恐怖の色。溢れる涙越しに見えるそれは欲情を一層刺激する。
提督「そうかそうか。そんなに欲しいなら、もっと奥まで犯してやらないとな」
朝潮「んんーっ!!」
顎を掴まれ、違う、と首を振ることもできないのだろう。鼻から漏れた悲鳴だけが、彼女の意思表示に他ならない。
そして、俺がその意思をくみ取る必要も無い。
提督「ほら、これが、いいんだろうっ!」
ゆっくりと腰を振り、より熱い喉奥へとイチモツを押し込んでいく。開ききった口元から溢れる唾液が玉袋まで濡らすのが妙な感覚だ。
亀頭の先が喉奥を突くたびに、柔らかい喉肉に汚れた雄液が擦り付くたびに、朝潮の喉から吐くような音が漏れる。
涙も、涎も、言葉にならない声も。全てが俺を興奮させる材料だ。
提督「はは、だいぶこなれてきたな」
朝潮「ぁ、が……んぶぇ……」
少女の首筋に手を添え、首を逸らせたまま喉奥へ。食道と咽頭、口腔が真っ直ぐに並ぶおかげで、よりスムーズに入っていく。
半ば意識が朦朧としているようだが、本能的に押し返そうと動く舌がそれなりに刺激してくれる分、ただのオナホのように扱わずに済んでいた。
朝潮自身、無意識にそれを分かっているのだろう。さして上手くもない舌使いで、竿に絡ませ、亀頭を擦り、我慢汁を舐め上げている。
提督「さて……どうするかな」
このまま出してもいいが、使える場所はまだほかにもある。
さすがに両方には時間も足りないから、どちらか一方。
提督「そうだな……」
>>二つ↓
1このまま口に出す
2傷物にする
せっかく使っている穴だ。このまま出してしまった方が、面倒も少ないだろう。
提督「朝潮、このまま出すから飲め」
朝潮「……ん、ごっ!? おぶっ、だず、げで……」
提督「ははは。何を言ってるのか、全然分からないな」
腰を前後に動かせば、当然イチモツも前後する。歯の裏でカリを刺激されとほど引き、直後に喉奥を削り取るように押し込めば、違った刺激が面白い。
包まれるような細い喉。呼吸が出来なくなるせいで、押し出そうと締まる喉。
提督「どうした? さっさと押し出さないと窒息するぞ」
朝潮「っ! ……! ………!? …………」
見開かれた目から涙を零し、酸欠からか顔を真っ赤に染めていく。必死に押しやろうとする舌、暴れる手足。
どちらもねじ伏せられ、朝潮にできることは、無い。
提督「今から口の中に出す。吐きだしたら……分かってるな」
ゆっくりと喉穴から引き抜くと、コリコリと亀頭を責める感触。まるで射精を導くような刺激に、一気に溜まり溜まったモノが尿道から溢れだす。
朝潮「――がはっ!? げほっ! かふっ、は、あっ! はあ、はあ……ん、ぐ」
提督「ははは! うまいうまい、考えたな。まあ許してあげよう」
出された直後に空気を吸えば、当然精液が気道に入りムセる。そうなれば口の中のものは吐き出さざるを得ない。
しかし朝潮は両手で口を覆うと、ひとしきり咳き込んだ後、両手に張り付く精液を。
朝潮「……ん、ぐ……こほっ……の、飲み、ました……」
泣きながら舐めつけ、全て飲めたのだと、大きく口を開けて俺に向けて晒していた。
提督「そろそろ頃合いか」
食堂から出てくる艦娘達の声が、徐々に廊下に響きだす。
物陰とはいえ、誰も通らない保証もない。さっさと退散するのが吉なんだろうが。
朝潮「……ぅ、あ」
怯えきった瞳が俺を見上げている。目が合っただけで後ずさるのは滑稽だが、どうしたものか。
提督「朝潮」
朝潮「ひっ……!」
提督「安心しろ。もう、お前に酷い事はしない」
朝潮「ぁ、え、あ……」
涙で濡れた頬を撫でれば、朝潮は混乱したような声を上げる。襲われて、優しくされて、朝潮の中の俺は今、どうなっているのだろう?
提督「だけど、俺が酷い事をしたのは、お前が俺の所に戻ってきたせいなんだ」
提督「だってお前を逃がしただろう? お前は、逃げられたのに、帰って来たんだ」
朝潮「……ぅ」
提督「悪いのは、誰だ?」
こんな風に言われて、朝潮は俺が悪いとは言えない。そういう子だから例え悔しくても、悲しくても、答えは決まってしまう。
朝潮「私、が、悪いんです……」
俯き呟かれた言葉は、予想通りのものだった。
提督「よし、それじゃあお前は戻れ。誰に聞かれても……分かるな?」
朝潮「……はい」
長い髪で亀頭を拭き、身なりを整える。また朝潮が涙ぐむが、知った事ではない。
提督「次はこっちを使わせてもらう。いつでも使えるよう、洗っておけよ」
立ち上がらせ、遠慮なくスカートの下に手を挿し入れる。
気持ち悪そうな表情が一層欲情をそそるのが分からないらしく、下着越しに尻を撫で付ければまた涙を零す。悪循環というものだ。
提督「行け。ああそれと、食事も途中だったな。片付けておいてくれ」
朝潮「……」
振り向きも、返答もせず走り出す。少女の痕跡を残すように、大粒の涙を零しながら。
提督「く、は、はあははあははは!」
ああ。とても、気分がいい。抑圧されたモノが一気に解放されたような感覚だ。
提督「さあ行こう……今日は、いい休日になりそうだ……!」
例え先に待つのが破滅だとしても。
俺の心は、きっと大元の部分から、ずっとこうしたかったのだ。
0900
提督「さてと、まだまだ時間はある。どうしたものかな」
自室の中、俺は改めて考えていた。
もう先ほどのように勢いに任せて何か出来る時間じゃない。となると、ある程度の作戦は必要だろう。
提督「幸い、朝飯までの間は何もしていない。まだバレることはないだろうが……」
提督「……あまりここに居ても仕方ないか」
どうせ破滅するのなら、楽しまなければ損というものだ。それで奇跡的に破滅を免れたなら、鎮守府を俺好みに作り変えて行けばいい。
提督「よし。>>二つ↓の所に行こう」
誘いやすい、という点で言えば鈴谷がいい。
あれで警戒心は少なく、身体もなかなか。なによりあの軽口の下にある脆さ。
提督「は、悪くない」
鈴谷「ん? 何か言った?」
提督「いや。それより良かったのか? 熊野とお茶をすると聞いてたんだが」
鈴谷「だいじょぶだいじょぶっ、それにさぁ、熊野へのプレゼントって聞いたら放っておけないじゃん? うりうり!」
提督「なんだそれは……」
鈴谷「あははっ! 妹の恋路を応援するのも姉の務めってねぇ~」
提督「……」
熊野は俺に好意を抱いてくれている。前々から分かっているし、それは向こうも承知のこと。
鈴谷「でもなんか意外~。今まで提督さぁ、そーゆーのは鎮守府の空気がーって自重してたじゃん? どしたの?」
提督「いつも色々してもらってるからな。たまにはお返しも要るかと思ったんだ」
鈴谷「ふぅん……なら、他に提督にアタックしてる子にもさ、お返ししてあげなよ」
提督「ああ……けど、妹を応援する姉として、その発言はどうなんだ?」
鈴谷「ありゃ。それもそっか」
あは、と頭を掻く鈴谷は本当に妹思いで、仲間思いだ。
――そう。妹や仲間を人質にされれば、きっと抵抗しきれないほどに。
提督「なるほど」
鈴谷「え、何?」
唐突な俺の言葉に何が何やらという顔をする。当然だ。彼女を犯そうという算段を付けているとは、夢にも思わないだろうから。
目星をつけたのは二つ。路地裏か、ホテルか。
提督「……決めたよ」
鈴谷「なにを?」
この女で遊ぶ場所は。
>>二つ↓
1ホテル(和姦)
2路地裏(強姦)
鈴谷「うそ、でしょ? ねえ、嘘なら、嘘って言ってよ……ねえッ!」
路地裏に連れ込むことに何の困難も無い。ただ手を引いて、適当に押し倒すだけ。信用というものは本当にありがたいものだ。
提督「嘘? 何が嘘に見えるんだ?」
鈴谷「だ、だって、提督はこんなことする人じゃないし! 何の冗談? ねえ、教えてよ……!」
鈴谷が下手くそな笑顔を作ろうとするのは、自衛かもしれない。冗談にしてしまえばこの状況も終わる。そんな淡い、甘い期待。
提督「は。気付いてなかったの間違いだろう?」
鈴谷「ち、がうっ! 提督は、そんな人じゃ、っ!? やだっ! 触らないで!」
提督「ふふ、さすがに良い胸じゃないか。しっかり握られれば形も変わって、いい塩梅だ」
鈴谷「痛いっ! や、やめてッ! 誰か、誰かぁ!」
俺が止まらないと見るや、助けを呼ぶ。このあたりの状況判断はさすがと言うべきだろう。
もっとも、それを許すはずもない。
鈴谷「もごっ!? んー! んん、んんー!!」
提督「それはプレゼントだ。熊野にプレゼントするタオルハンカチとお揃いにしたんだが、どうだ?」
鈴谷「んんん! ん、んー!」
提督「何が言いたいやら。まあいいさ、俺は俺で楽しませてもらうだけだ」
スカートを捲り、淡い色のショーツの上に、無造作に手を載せる。温かさを包むように前後させると、鈴谷の瞳に本格的な、恐怖の色が滲むのが見えた。
提督「良い触り心地だな……ふっくらとして柔らかくて、温かい。処女か?」
鈴谷「……」
提督「はは、だんまりか。それならそれでもいいさ。肉壺でも突っ込んで射精くらいできるからな」
ビクリと震える身体を肩から胸へ、腹から下腹部へと撫で付ける。服越しにも感じる柔らかさが心地いいのはウソ偽りない感想だ。
提督「しかし随分可愛いショーツじゃないか。こういうのが好きなのか?」
鈴谷「……」
提督「それとも、俺とこういうのを期待して穿いてきた?」
鈴谷「っ!」
睨みつける目から考えれば、おそらく前者だろう。だけどそんなことはどうでもいい。
提督「どういう気分だ? 艤装さえあれば簡単に振りほどける俺に、簡単に組み伏せられているのは」
後ろ手を縛られ、足を絡ませられて身動きもとれない。鈴谷自身悔しいのか、目がうるんでいくのが分かる。
提督「男と女なら脱がすなりするんだろうけどな……今は、ここにしか興味が無い」
そう言って触れるのは、大事な場所。女性が女性たる場所で、母になるための入り口。
指で押せば押し返す弾力と、指を押し込めそうな真ん中の窪み。
鈴谷はいよいよもって、血の気が引けた、なんとも可愛らしい表情を浮かべている。
鈴谷「んんーっ! ん、んんんんっ!」
提督「ははは! これくらいでよがってるのか? とんだ淫乱だな!」
誰がどう見てもそんなわけがない。口のハンカチが無ければ痛みで叫び声をあげているだろう。
当然だ。雰囲気もなく、愛撫も無い。そこに指を三本突っ込まれ、無茶苦茶に動かされれば痛くないはずがない。
見開き天を仰ぐ目は俺を睨む余裕すらなく、ただ痛みを少しでもなくすためにしか動けないようだ。
提督「どうした? さっさと濡らさないと、もっと痛むだけだぞ」
鈴谷「ん、んんんっ! ん、んんーーっ!!」
髪が乱れ、地面に擦れることでどんどん傷んでいく。大事にしている髪なのに、まったく気が回らないらしい。
それほど嫌なことなのに、身体は反応する。快楽や愛情もなく、ただ刺激されることで反射的に濡らしてしまう。
提督「……なあ鈴谷」
鈴谷「ん、んんんん! んーっ!」
提督「止めて欲しいか?」
大きく見開いた目が、俺を見ている。
キッとその目に映っている俺の顔は、酷く歪みきっていることだろう。
提督「別にお前じゃなくてもいいんだよ。単純に思いついたからお前にしただけだ」
提督「だから、お前が選ぶなら、俺はその選択を尊重する」
何を言っているのか分からない。そんな鈴谷だが、説明を止める気も無い。
提督「選択肢を二つあげよう。一つはこのまま犯される。分かりやすいだろう?」
鈴谷はそれだけで怯え、必死に自分を庇うように身体を縮める。
それが少女として当然の反応だけに、彼女がどちらを選ぶのか、楽しみで仕方ない。
提督「もう一つは、熊野を差し出すこと……ああ、別にお前は何もしなくていい。単純にここで鈴谷は犯さず、帰ってから熊野を犯すだけだ。その後も艦娘を犯すつもりだが鈴谷は見逃してやる」
提督「さあ……どうする?」
呆けた鈴谷の顔を見れば、分かってしまう。
仲間思いで妹思いの彼女はきっと。
提督「ふふ、はは、あははははは! そうかそうか!」
恐怖に震え、残酷な未来に涙しながらも。
提督「そんな風に足を広げてまで、犯して欲しいのか! く、ははははは!」
ヘタクソな笑みを浮かべて、犯してくれと誘うのだ。
だから俺は。
>>二つ↓
1鈴谷を放置して、熊野の下へ向かった
2鈴谷を犯してやることにした
提督「くくく……安心しろ鈴谷。お前の言いたいことは分かってるよ」
いよいよもって、鈴谷の身体は固くなり、青ざめていく。それでもどこかホッとした様子なのは妹を守れたという気持ちのせいだろう。
だからこそ、次の言葉は良く効いた。
提督「これ以上お前を傷つけたりしないから大丈夫だ。先に帰ってるよ」
鈴谷「……ん、んん?」
なんで、とでも言いたかったのかは分からない。不思議そうに俺を見つめる目は、まるで子供のように純粋な疑問符に彩られていた。
提督「帰ったら真っ先に熊野の所に行く。お前はそこで助けでも待つんだな」
立ち上がる俺を見て、ようやく理解したように。血相を変えて、必死に足を開き、腰をくねらせる。
売女どころか奇妙な踊りのようなそれは、劣情の前に笑いを誘うものでしかない。
提督「はは、なんの踊りか知らないが上手いじゃないか。じゃあな」
鈴谷「んんんーーーっ!! ん、んんんー!」
俺を止めたいのだろう。俺の気を引きたいのだろう。自分を犯せと、汚らしい言葉を言い連ねたいのだろう。
けどそれは、まるでエールのようだ。俺の愉悦を引き出し、エッセンスを加えてくれるもの。
鎮守府への帰り道、鈴谷の声が何度も何度も頭の中でリフレインし、俺の心を高揚させていた。
ここまでで。平日にもかかわらずありがとうございました。
1000
鎮守府に着くと、そこにはいつも通りの日常がある。
矢矧「あら提督、鈴谷と一緒に買い物に行ったんじゃなかったの?」
提督「鈴谷から言いつかってね。熊野に用があるんだけど、どこか知らないか?」
矢矧「熊野なら自室にいるんじゃないかしら」
何の疑問も無く答える矢矧も、俺がなにをしようとしているかは知らないのだろう。
提督「ありがとう。それじゃあ」
矢矧「ええ、じゃあまたね」
……なんだ? 妙な感覚が、腹の底から湧き上がるみたいだ。
>>二つ↓のコンマ01から50で変化なし、51から90で草の効果減少、91から00で校歌解除
提督「っ、なん、だ……?」
俺は、何をしているんだろう。
提督「熊野を……そうだ、熊野を」
犯すために来たはずだ。けど、わざわざ強姦なんてする必要があるのだろうか?
いや…そもそも、鈴谷をあんなところに置いてきたら危ないじゃないか。今から戻ってちゃんと俺の手でどうにかしないと……
「……く、いとく、提督!」
提督「あ、ああ?」
見上げたそこには、薄茶色の髪をなびかせた少女の姿。心配そうに寄り添ってくれる、熊野の姿だった。
熊野「どうなさったんですの? 具合が悪いなら医務室に行きましょう、ご一緒しますわ」
温かい手が添えられるのがわかる。柔らかく、俺を気遣ってくれる手。
その温かさに俺は……
>>二つ↓
1:熊野の部屋に行き、貞操を奪いたくなった(強姦、コンマ判定もあり)
2:医務室に行き、熊野に看病して欲しくなった(和姦)
3:鈴谷の下に戻り、犯してやりたくなった
……そうだ。強姦なんてする必要ないじゃないか。
鈴谷だってあのまま放置してたら危ない。後で迎えに行く必要があるだろう。
熊野「提督?」
提督「あ、ああ…すまないけど、医務室まで連れて行ってくれないか。具合が悪くて、先に帰って来たんだ」
熊野「まあ、そうでしたの。鈴谷ったらこんな状態の提督を一人で……」
提督「いや、俺が勝手に一人で帰ってきただけだから、気にしないでくれ」
嘘ではないといったところか。
熊野「……わかりましたわ。それでは参りましょう」
提督「悪い。迷惑かけるよ」
熊野「迷惑なんてことありませんわ。提督が健康であることが、私の喜びですもの」
赤らんだ熊野の顔が近い。俺を好いてくれる彼女の頬に、そっと口付けをした。
医務室に人がいない。今日の当番は確か加古だったはずだが。
熊野「またどこかで寝てますのね……もう、仕方ないんですから」
そういう熊野はどこか嬉しそうだ。二人っきり、という状況のせいだろうか。
熊野「どうぞ提督、こちらに横になって……?」
俺を寝かせた所で、視線が下腹部へ落ちる。
ここに入った時から既にいきり立っていたそれ。途端に熊野の顔が朱に染まり、慌てたように立ち上がる。
熊野「てっ! 提督!? そそ、その、わたくしどうしたら……」
慌てる姿も可愛らしい。オロオロとしながらも出て行ったりせず、むしろ困りながらもじっと見つめている。
……一押しすれば、いけるか?
提督「熊野、悪い、身体が熱いんだ……! ぐ、ぅう……!」
熊野「そんな…わたくし、一体どうしたらいいんですの!?」
三文芝居でも効くものだ。
提督「た、のむ……>>二つ↓」
1:口でしてくれ(コンマ判定あり難易度高)
2:熊野と、したい(コンマ判定あり難易度低)
3:自由安価(内容によってはソフト気味に解釈あり)
髪でしてくれ、と言った後の反応はなんだかおもしろいものだった。
きょとん、とした目の後に、想像したのか赤い顔を更に赤らめる。そして怒ったような目つき。
熊野「ふ、ふざけないでくださいな! そんなこと、できるわけないでしょう!?」
言いながらもチラチラとズボンの膨らみを見て、自分の髪に触れる。
守る様な手つきではなく、髪の具合を確かめるような、そんな手付きだった。
あと一押しで行ける。そんな確信が湧いてくる。
提督「頼む。熊野の髪を、俺に汚させてくれ」
熊野「っ、そん、な……」
耳元でそうささやくと、嫌がる素振りは無い。
むしろゾクリと身体を震わせて、段々と息を荒げていく。吐息に甘いものが混じり、迷いに満ちた瞳が俺を見つめている。
熊野「わ、わたくしは……」
>>二つ↓のコンマ01から10で逃げられる、11から30で手コキ、31から00で髪コキ
熊野「わ、わかりましたわ……なだめないと、いけませんものね……」
熱い吐息を俺に掛けながら、酔ったような声で頷く。
細い手がゆっくりと股間に伸びると、ズボン越しに優しく擦ってくれる。
熊野「ん…い、いま、ピクって!」
提督「熊野の手のせいだよ…チャックを下ろして、出してくれるか?」
即座に頷きが帰ってくる。雰囲気に当てられたのか、股間と目と鼻の先にまで近寄り取りだすと、感嘆の声を上げる。
熊野「まあ…! すごく、立派で…なんだか変なにおいがしますわ…でも、良い匂い…」
すんすん、と鼻を鳴らす姿は妙にエロチックで、痴女のようだ。
これを良い匂いと言い切る彼女はきっと、そういうもの性質なのかもしれない。
ビクリと震える亀頭と竿。目を閉じて深呼吸を繰り返す熊野を見つめるのもいいが、終わらなさそうだ。
提督「熊野、頼むよ」
熊野「ひゃぁっ!? あ、か、髪ですわね! わかりました!」
慌てて髪を手に取り、自慢の女の髪を竿に、亀頭に巻き付けていく。
サラサラの髪はまるで絹糸のようで、くすぐる感触が心地いい。
熊野「これで…こすれば、いいんですの?」
潤んだ瞳には、恐怖でも、怒りでもなく。ただ期待と陶酔感で溢れていた。
擦られれば、溢れるカウパーが髪を濡らす。
オス汁の臭いが絡みつき、粘つく様はさながらコーティングをするようだ。
熊野「ああ…! わたくしの髪が、受精してしまいそうですわ…!」
興奮した声にツッコむのは野暮と言うものだろう。
ぬちゃり、と音を立てて髪越しの手をも汚していく。
そのまま上下に擦ると髪との摩擦でカウパーが泡立ちはじめる。
熊野「素敵ぃ……もっと、もっとぉ…!」
心ここにあらず、と言った顔のまま、熊野はほとんどフェラをするような位置で臭いを嗅ぎつづける。
髪の束は増え、イチモツを完全に隠してしまっている。
髪の毛のオナホールを外側から握られ、思いっきり擦り上げられ、既に絶頂が近くなっていた。
提督「ぐ、っ…! 熊野、出るっ!」
熊野「出る? 精液、精液ですのね…! いいですわ、髪に出してくださいな!」
熊野「コンディショナーにしますわ! わたくしの髪から提督の精液の臭いが染み出るくらい、たっぷり染み込ませてくださいまし!」
凄まじい勢いでこすられ、抵抗する気力も無い。
一本一本が物欲しそうに絡みつき、射精を促してくる。
あっという間に絶頂に上り詰め、髪に隠れた亀頭の先から、大量の精液があふれ出すのが分かった。
熊野「ぁあ…どくどくって、波打ってますわ…私の髪が妊娠しちゃう…」
たっぷり数十秒。口元の緩む熊野の髪に馴染ませた精液が、徐々に表面まで溢れてくる。
すると熊野は本当に手入れをするように、両手で精液を伸ばし、全体に馴染ませていった。
熊野「見てくださいな……うふふ、良い匂いですわぁ」
心底嬉しそうに、熊野は亀頭に手を伸ばす。
残った精液の残滓を掬いあげ、ペロリと舐める姿はなんとも優雅な物だった。
とりあえずこんなもんで
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