ダークザギ「俺がアイドルのプロデューサー...?」 (152)

かなりのやっつけになるかもしれません
あと、フランクなザギさんが嫌だという方はご遠慮ください

ザギ完全敗北より数年後...

ザギ「ようやく復活できたが...ライトニングノアの傷が痛い...」

ザギ「折角復活したのにまた体吹っ飛ばされたんじゃあ元も子もないよな...」

ザギ「あーあ...こんなことならちゃんと闇の力貯めてダークルシフェルになればよかったぜ...」

ザギ「人の体のっとるのも面倒くさいしなあ...体の形だけ変えて人間になるか」

ザギ「名前は...前と同じ石堀光彦でいいや」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369994353

ザギ「......家が...無くなってるだと...」

ザギ「どうしよう...借りてたマンションの部屋が他の人のものになってる...」

ザギ「困った...」

?「そこのキミ!ちょっと待ちたまえ!」

ザギ(まさかもうTLTに...!?)

ザギ「...なんですか?(見たことない顔だ...だが、もしかしてと言うことも...)」

?「いや、ちょっとキミに話があってね...」

ザギ「なんでしょうか?(最悪の場合...殺るか...)」

?「キミ、アイドルのプロデューサーになりたくはないかね?」

ザギ「......は?」

?「アイドルのプロデューサーになりたくはないかね!と、聞いているんだが」

ザギ「え、ええ!聞いていますよ!ですが余りにもいきなりすぎて状況が...」

?「まあ、それもそうだろう。だがキミからはティンと来るオーラを感じたんだ!そう、今までの常識を破壊するような!」

ザギ「そ、そうですか...(まあ俺破壊神だし)」

?「そういえば自己紹介がまだだったね!私はCGプロプロダクション社長の、模媒(もばい)だ」

ザギ「これはご丁寧に...私はダー...石堀、石堀光彦です」

模媒「さっきのキミの独り言を聞かせてもらったんだが...キミは今帰る家がないみたいだねぇ」

ザギ「ま、まあ...そうですけど」

模媒「そこでだ...。今ならキミに家と仕事がセットでお得なプロデューサー勧誘をしてるわけだ」

ザギ「!!」

模媒「給料もちゃんと出すし、やりがいもある。どうだね?」

ザギ「(こんなの言われたら...!)...是非、やらせていただきます!」

ザギ(そんなこんなでホイホイ着いていっちゃったのだ)

ちひろ「あなたが今日から新しく来たプロデューサーさんですね?」

ザギ「あっ、はい。ダー...石堀光彦って言います。今日からよろしくお願いします!」

ちひろ「私は千川ちひろって言います。気軽にちひろって呼んでください」

ザギ「いえいえ、そんないきなり呼び捨ては出来ませんよ!」

ちひろ「良いんですよ!別に」

ザギ「じゃ、じゃあ...責めてちひろさんで...良いですか?」

ちひろ「はい、それで良いですよ」

ザギ「じゃ、じゃあ。今日から改めてよろしくお願いします!ちひろさん」

ちひろ「はいっ!よろしくお願いします!」

社長「ちょっと良いかね?キミ」

ザギ「あっ、はい。すぐいきます」

ちひろ(イケメン+美声で性格も良いなんて...もうあの人がアイドルやれば良いんじゃないかな)

ザギ(ちひろさんって人...綺麗だし優しそうだったなあ...あの人がアイドルやっても良いと思うが...)

まだお互い、本性と言うものを知らない。

社長「で、今日からキミにはこの三人をプロデュースしてもらう!我が社初のアイドルたちだ!」

幸子「ボクの名前は輿水幸子です!ボクはカワイイですから、あなたがいなくても十分頑張れますが...責めて助力にはなってほしいですね!」

蘭子「私は神崎蘭子! すべての光を闇と変え、今!ここに私を証明するわ!(神崎蘭子って言います!これからよろしくお願いしますね!)」

光「アタシは南条光!正義のヒーローを目指してるんだっ!今日から、よろしくな!」

ザギ(...TLTより個性派揃いなんだが...。と言うか光を闇に変えるとかなにそれこわい...って俺がやってたことか)

ザギ「光はどんなヒーローを目指してるんだ?」

光「アタシはウルトラマン!!ちっちゃい頃にテレビで見て、大好きになったんだ!」

ザギ(何でウルトラマンのことをテレビで...?此処は俺の知ってる次元と違うのか?)

光「アタシはウルトラマンみたいに大きくなれないけど...いつかあんな風にたくさんの人を救えるヒーローになりたいんだ!」

光「悪は倒しても倒してもキリが無いからなっ!アタシも戦いたい、それがアタシの目標だ!」

ザギ「...大丈夫さ。悪や偽物は絶対最後には負けるんだ(俺みたいにな...)」

ザギ「で、蘭子はどういう風になりたいんだ?」

蘭子「聖なる玉座に腰を掛けし暗黒の魔王!(目指せ!トップアイドル!)」

ザギ(今一瞬その情景が見えたが...気のせいか?)

蘭子「聖なる闇に飲まれし物を翻弄、寵絡、そして我が下僕へと変えて行く!(お仕事頑張って、たくさんファンの人を作りたいです!)」

ザギ「そいつは良いことだ!俺も応援したい...いや、俺も一緒にその夢目指す!ただ...」

蘭子「ただ...?」

ザギ「闇はな、どこまで行っても真っ暗な孤独なんだ。だからこそ、人を魅了するならその闇を光に変えないとな!」

蘭子「よくわからんが...無論!言われずとも下僕達を幸福の彼方へ!(よくわかりませんけど...みんなが笑顔になれるよう頑張ります!)」

ザギ「じゃあ、次は幸子!幸子はどんな風になりたいんだ?」

幸子「ボクはカワイイですから、何でもできますけど...」

幸子「ボクのカワイさはもっとたくさんの人に届けられるべきなんです!」

ザギ「ほう」

幸子「と言っても!ボクは居るだけでも充分なほどのオーラを出してますけどね!」ドヤァ!

ザギ「...確かに自信を持つことは良いことだと思う。だがな、幸子」

ザギ「余りにも自信が強すぎると、それは過信にかわって、それは油断になるんだ」

ザギ「自信を持つことを悪いとは言わない。だが、余り持たない方がいいからな」

幸子「...それには一理ありますね。まあ、ボクが自信なんて持たなくてもカワイイ事は揺るぎはないですけどね!」フフン

社長「さて、軽い挨拶もすんだところで、キミ達にはレッスンスタジオに行ってもらおう!」

ザギ「じゃあ、行きましょうか!」

光「準備してくる!」

幸子「ボクも着替えてきますね」

蘭子「今こそその衣を脱ぎ捨てるとき!(実は下に着てるんです。えへへ♪)」

ちひろ「あの...プロデューサーさん。ちょっと話があるんですけど...」

ザギ「はい、なんですか?」

ちひろ「プロデューサーさんって...昔何かあったんですか?」

ザギ「...まあ、ほんの少し前に...聞きますか?」

ちひろ「いえ、別に聞きたい訳じゃないんですけど...皆にアドバイスしてるときのプロデューサーさん...なにか達観したような顔なんですもん」

ザギ「あはははは...(あれはもう過去のことなんだ...過去の、な...)」

光「準備できたぞー!」

幸子「ボクも出来ましたよ!」

蘭子「いざ!旅立ちの時!(プロデューサーさん!レッツゴーです!レッツゴー!)」

ザギ「おう、行こうか」

~レッスンスタジオ~
トレ「初めまして。私があなたたちの担当のトレーナーです」

ルキ「私が、お姉ちゃんの手伝い兼補佐のルーキートレーナーです!」

ザギ「これはどうもご丁寧に。私はダ...石堀光彦と言います。これからよろしくお願いします!」

幸子「さあ早くレッスンを始めますよ!」

トレ「ごめんね...今日は用事で自己紹介とレッスンの仕方が限界で...今日は始められないの」

光「えぇーーーー!!!」

ルキ「次の時はちゃんとレッスンしてあげるから、今日はやり方だけでも覚えてかえってね!」

~説明中~
ザギ「ほうほう」

トレ「なのでここでは足をいかにストップさせるかで...」

ザギ「ほうほう」

ルキ「だからこういうときはハードでいくんです」

ザギ「なるほどぉ...」

~説明終了~

ザギ「参考になりました!ありがとうございます!」

蘭子「次回こそは求めし真実を!(次は本格的にやりましょうね!)」

トレ「それじゃあね!」

ルキ「それじゃあ!」

ネット紳士なザギさんではなかったか
支援

明日超大事なことがあるんで、今日はもう寝ます。

出してほしいアイドル
>>22

>>18 ネットも使えますよ!だって石堀『自演☆乙』光彦だから(外見違うけど)

頼子さん

~1週間後~
蘭子「我が肉体に順応していく...!(大分レッスンにも慣れてきました!)」

ザギ「うんうん。良かった良かった」

ザギ(...ん?...俺ってこんな奴だったか?...他人を気遣えるような奴だったか...?)

幸子「プロデューサーさんも大分なれてきたみたいですね!」

ザギ「あ、ああ。(俺は...何があったんだったか?......そうだ、気付いたんだったな。あの時に...)」

光「プロデューサー!これ見よう!これ!」

ザギ「DVD?一体何のだ?」

光「ウルトラマンネクサスだ!!」

ザギ(ウルトラマン...いや、そこじゃない。...ネクサス。何故ネクサスが光の力も闇の力も無いこの世界で知られて...?)

光「どうするんだ?見るの?見ないの?」

ザギ「ああ。見るよ(見てみないことには...な...)」

~視聴中~
ザギ(...嘘だろ...。これは、この話は...俺とデュナミストとの闘い...それと全く同じだ...!)

光「うおおおおおっ!!ノスフェルの再生細胞を撃ち抜いたぞ!」

ザギ(...この世界には俺たちの世界のことが伝わっているってことなのか?)

光「プロデューサー!ちゃんと見てるのか?」

ザギ「ああ。見てるから気にすんなよ」

光「じゃあ、続き見るぞ!」

ザギ(...だとしたら不味いことになるかもしれんな...)

ザギ(敢えて画面の前の方々に説明したいと思う)

ザギ(スペースビーストとは人間そのものや、恐怖を食物および媒体として存在するものだ)

ザギ(なんの力もないこの世界で発生することはあり得ないと思うが...)

ザギ(もし俺のように『ネクサス世界』からχニュートリノがやって来ていて、ビーストを恐れる者がいるなら...)

ザギ(最悪の場合...この世界にビーストが生まれるかもしれない...)

ザギ(だが…あくまで最悪の場合だ。どうなるかは分からない)

光「そういえばプロデューサーの名前って石掘光彦と同じなんだよね」

ザギ「ああ、そうだな」

光「実はダークザギみたいになれたりしない?」

ザギ「な、なれないなれない!」

ザギ(洞察力やべぇ)

光「だよな!って、そろそろ最終決戦だ!」

ザギ(懐かしいな…あの時既にうすうす感づいてたんだけどなあ…)

~数年前 最終決戦~
ザギ(わかっているさ…。ノアには…光の力には勝つことができないことぐらい…)

ザギ(だが…それでも、俺はあいつに勝たなきゃならない。意地でも俺は越えなきゃならない)

ザギ(その為にビーストも育てては殺した。親を食い殺させた。故郷を爆破させた)

ザギ(利用できるものはすべて利用した。地球も、来訪者なんて言われてる奴らも、ビーストも、宇宙も…)

ザギ(俺にとってはどうでもいいことだ。俺はただ…神を超えるためにここまで来た)

ザギ(どうせ後には引き返せないんだ…。だからこそ、今。奴を殺して、自分を証明しなきゃならないんだ)

ザギ「グアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」

ザギ(また勝てないのか…。俺はまたくたばるのか…)

ザギ(すべてを捨てても…あいつには勝てないのか…)

ノア(やり直せばいいじゃないか)

ザギ(俺の精神世界に何をしに来た!)

ノア(確かにお前では俺には勝てないだろう

ザギ(何故だ?俺はお前に勝てるはずなんだ)

ノア(何故か?それはお前が自分を影だと割り切ってしまっているからだ)

ザギ(当たり前だ!俺はお前を真似て、それもご丁寧に相反する力を持って作られた!そんな奴が影以外の何になれっていうんだ!)

ノア(ならば、光になればいいだろう)

ザギ(ふざけるな!完全にお前のコピーになれというのか!)

ノア(いいや、違う。私には私の、お前にはお前の形がある。だからこそ、その形のままやり直せばいい)

ノア(確かにお前は私のコピーだ。だが、お前には私と違う意思が、記憶が、自我があるじゃないか)

ザギ(………)

ノア(なら…私だけを目標にするな。自分が自分であり続けたいのなら、変えろ)

ノア(自分を…そして呪われた運命を…!)

光「やっぱりネクサスは名作だな!…って、もう夜じゃん!帰らなきゃ!」

光「プロデューサー!また明日!」

ザギ「ああ、また明日な!」

蘭子「我も冥界へ舞い戻るとしよう(それじゃあ、私もそろそろ帰りますね!)」

蘭子「闇に飲まれよ!(お疲れ様でした!)」

ザギ「ああ、じゃあな!」

ザギ「………」

幸子「………」

ザギ「幸子は帰らないのか?」

幸子「ぼ、ボクは優しいのでプロデューサーさんが怖くないように家に泊まってあげますよ!」

ザギ(…いたよ…。ビーストに恐怖してるやつ…)

ザギ「でもな?仮にもアイドルが男性の家に泊まると言うのはどうかと思うぞ?」

幸子「男性の家も何も寮じゃないですか!」

ザギ「ま、まあそうだが...」

幸子「それもプロデューサーさんの部屋ってボクの部屋の横なんですから、大丈夫ですよ!」

ザギ「...お前...怖いだけだろ」

幸子「そ、そそっ、そんなわけないじゃないですか!大体ボクが何を怖がるって言うんですか!」

ザギ「ペドレオン...ナメクジみたいなスライム状の怪物がじわりじわりと近づいて...幸子!後ろ!」ズシャン!

幸子「うわああああああああああ!!!プロデューサーさああああん!!助けてくだしゃ...あれ?」

ザギ「いやいや、嘘だって!」

幸子「わ、悪い冗談は止めてくださいよ!...とにかく!ボクはプロデューサーさんの部屋に泊まりますからね!」

ザギ「あー、はいはい。分かったよ」

ザギ(今の音が聴こえたならわかるはずだ)

ザギ(...そう、そのまさか)

ザギ(いたんだよ。30cm位だったが、確かにそこにいた)

ザギ(グラビティで強制消滅させたから良かったが...)

ザギ(こりゃあますますヤバイことになってきちまった...)

ザギ「じゃあ、先に家に帰っとけ。鍵渡すから」

幸子「...い、いやですよ!一人で帰るのは!」

ザギ「100mだけだろうがよ...。まあいいや。じゃあ待っときなさい」

幸子「はい!」

~10分後~
ザギ「ふう。仕事にも一段落ついてきたな。そろそろ帰るか」



ちひろ「お疲れ様です!」

ザギ「お疲れ様」(チャキ

ちひろ「冗談は止めてくださいよ?」

ザギ「ふっ」パァン!

幸子「な、何事ですか!」

ザギ「ん?音の鳴るオモチャ(というなの弾無しディバイドシューター)使ってみた」

ちひろ「び、ビックリしたあ...本当になんか出たのかと思いましたよ!」

ザギ(そりゃあ空砲とはいえ銃だもん)

ちひろ「とにかく...もうそういうたちの悪い冗談は止めてくださいよ?」

ザギ「はぁい。じゃあ幸子、帰るか」

幸子「そうですね!」

ザギ「と言うわけで...」

ザギ「帰ってきました我が家」

幸子「す、すごい部屋ですねぇ...」

ザギ「まあ、ガンプラとかULTRAーACTとかSICとか色々飾ってあったらそうなるよな」

ザギ(因みに、鍵つきの部屋にはアニメ関連とかゲームとか[ピー]なものとかあるんですけどね)

幸子「で、ボクはどこで寝たらいいんですか?」

ザギ「ん?そこ?」ユカーン

幸子「そこって床じゃないですか!もっとボクの体を労るべきです!」

ザギ「じゃあ、そこ」ベッド!

幸子「さ、流石に人の家のベッドに入るのは...ちょっと...」

ザギ(男の家に泊まる奴の台詞じゃないとおもうなー)



ザギ「別にいいじゃん。キングサイズだし」

幸子「一人暮らしなのになんでキングサイズなんですか!?」

ザギ「狭いベッド嫌い」

幸子「そ、そうですか」

ザギ(そう言えばウルトラマンとかってどこで寝てるんだろうなぁ...。石の中とか?)

一方その頃
ゾフィー「zzz...M78光線じゃない...M87光線だぁ...zzz」

ゾフィーは布団で寝ております

ザギ「...じゃあどうするのよ?」

幸子「...どうすればいいんですかね?」

ザギ「じゃあ俺、自分の部屋で寝るわ」

幸子「それじゃあ意味がないじゃないですか!」

ザギ「じゃあどうするのよ!」

幸子「ボクが教えてほしいですよ!」

ザギ「だから俺自分の部屋で寝るって」

幸子「だからそれじゃあ意味がないじゃないですか!」

ザギ「じゃあどうするn(ry


1時間の口論の末、結局一緒のベッドに入ることになりました

~朝~
ザギ「ファァ...よく寝た...」

幸子「zzz...」

ザギ「おーい、起きろ幸子。朝だぞ、朝」

幸子「んン...zzz」

ザギ「月曜日の朝8時半だぞ」

幸子「えっ!本当ですか!?ち、遅刻してる!」ガバッ

ザギ「本当は土曜日の朝5時半だ」

幸子「...土曜日...5時半...?」

ザギ「YES!」

幸子「もう!脅かさないでくださいよ!8年間無遅刻のボクが遅刻したかと思ったじゃないですか!」

ザギ「欠席はすんのな」

幸子「ボクだって風邪は引きますからね」

幸子「というか、朝5時半なんて早すぎです!もう少し寝かせてくれてもいいじゃないですか」

ザギ「今日はでっかい仕事の打ち合わせが有るからな。7時頃にはみんなを迎えにいかないと行けないの、忘れたのか?」

幸子「忘れたのかも何も、皆知らされてないですよ?」

ザギ「oh...」

幸子「.........」

ザギ「.........」

ザギ「ちょっとたたき起こしてくる!」d

幸子「グッドじゃないですよプロデューサーさん?!...行っちゃった...」

~そんなこんなで7時半~
ザギ「お、遅れましたぁ!!」

?「待ちくたびれたぜ?」

?「ソルジェント光線!」カチャカチャ

?「あー、眩しいー。太陽辛い...。俺の本体は何処だぁ...」

ザギ(どういう状況だこれ...)

?「まあまあ、座って座って」

ザギ「はあ...」

?「じゃあ、自己紹介から始めますかね」

マサキ「俺はマサキケイゴ。765プロプロデューサーだ」

グレン「...グレンルイゴだ。一応876プロプロデューサーやってます」

コジロウ「秋野コジロウです。961プロでプロデューサーやらせてもらってます」

ザギ「俺は石堀、石堀光彦なんだが...一個いいか?」

ザギ「俺はダークザギだ」

ザギ「で、お前らはイーヴィルティガとグレゴール人とカオスウルトラマンで間違いないよな?」

イヴィル「な、なぜそれを!」

カオス「正直隠しきれてないよね」

グレゴ「全くもってその通りだ」

ザギ「お前らもな」

ザギ「なんというか...あれだな。奇跡だな」

カオス「まあダークサイドというかなんというかが全員揃いも揃ってアイドルのプロデューサーとか笑うしかないわな」

イヴィル「...まあ、取り敢えず。どうやって俺たちはここに来たのかからだな」

ザギ「体消滅して起きたらこの次元に来てた」

イヴィル「奇遇だな。俺はマサキから引き剥がされたと思ったら765プロの前にいた」

グレゴ「武者修行に出て、朝起きたら道端で寝てた」

カオス「本体に置いてかれてどうしようかと悩んでいたら、飛ばされた」

ザギ「うん。全員意味わからん」

ザギ「...そう言えばさあ」

イヴィル「なんだ?」

ザギ「お前ら、怪物(というかビースト)とか見たか?」

イヴィル「見かけたぜ?シビトゾイガー。ぶっ殺したけど」

グレゴ「スフィアが何かに取り付こうとしてたから、消しておいた」

カオス「カオスなノワール星人がいたから、切り捨て御免!と一刀両断」

ザギ(...想像以上にやばくね?この状況)

ザギ「...ヤバくね?」

イヴィル「うん。ヤバい」

カオス「ヤバいね」

グレゴ「非常にマズい」

ザギ「大体なんでシビトゾイガー!?あいつらって邪神が復活する予兆だろ!?」

イヴィル「そんなこと言ったらスフィアなんてグランで来たら太陽系滅亡するぞ?」

グレゴ「それからカオスヘッダーだってヤバいだろうに」

カオス「でもザギさんとこって体消滅して来たんでしょ?そしたら只の情報体になってるビーストじゃあこれないんじゃない?」

ザギ「...詰んだ?」

イヴィル「いや、まだ詰んでは無い。まだ」

カオス「次期に詰むじゃねーか」

グレゴ「どうしたものかね」

ザギ「...いっそのこと、俺たちが地球を守ればいいんじゃないか?」

カオス「その発送はなかったわー」

イヴィル「...こんな俺でも、765には恩があるしな」

グレゴ「876プロだけは、絶対守らねば」

カオス「ジュピターもまだまだ先は長いからね...。未来を潰すわけにはいかないよね」

ザギ「よし!それなら決まりだな!あいつら次いでに地球を守るぞ!」

ーウルティメイトフォース・ザギ 何故かここに誕生!ー
カオス「今さらだけどさ」

イヴィル「なんだ?」

カオス「ライブの打ち合わせ、忘れてない?」

ザギ「...あ」

~10分後~
イヴィル「異常なまでのスピードで話が決まったな」

グレゴ「まさにとんとん拍子と言うやつか」

カオス「上手い!座布団一枚!」

ザギ「いや、上手くねえから。というか、意味わかんねえから」

ザギ「そう言えば、お前らはいつここに来たんだ?」

イヴィル「一年前だな」

グレゴ「9ヶ月前だ」

カオス「3ヶ月前だね」

ザギ「んで、俺が8日前。駄目だ、点でバラバラだ...」

イヴィル「驚いたぜ?1年前まで鮫とコンビ組んでたような俺が、いつの間にか12人のトップアイドルのプロデューサーになってんだから」

グレゴ「9ヶ月前まで格闘格闘っていってたのに、いつの間にかSランアイドル三人抱えた格ゲー厨になりましたよ。ええ」

カオス「3ヶ月前までろくに人と会話もしたこと無いのに、今じゃあ男性アイドル部門トップの三人のプロデューサーなんだもんなあ」

グレゴール人だけなんか毛色が違うな。
テラノイド/ゼルガノイドだともれなくスフィアも来ちゃうからしょうがないけど。

>>64 一応...
ザギ:人工的な偽物
カオス:自然的な偽物
イーヴィル:本来ならば別のモノ
ニセダイナ(グレゴール):モノマネ
っていう感じで、被らないように考えてます

ザギ「皆さあ、最初にプロデューサーに誘われた時はどんな感じだった?」

イヴィル「俺はなあ...」

~1年前~

イヴィル「ファア...よく寝...じゃねえぜ!...って、ここ何処だよ!?」

高木「この~木 何の木 高木~♪...そこのキミ、うちの事務所の前で何をしてるのかね?」

イヴィル「あ、いや...気がついたらここに居て...」

高木「酔っぱらいかなにかかね?」

イヴィル「自分、お酒飲めないんで違うと思うんですけど...というか、ここはどこですか?」

高木「...まさかキミ、記憶喪失かなにかかね?」

イヴィル「(なんかもう自分でも分かんなくなってきた...)名前とかは覚えてるんで、違うと思うんですが...」

高木「...まあ、取り敢えず入りなさい。話は中で聞こうじゃないか」

そういやババルウ星人って女性なんだよな

本家アイマスに時々出てくるダークアイドルとして活動してそうだ

高木「で、だ。今日からキミたちのプロデューサーになったマサキ・ダイゴ君だ」

イヴィル(ど...どうしてこうなったんだ...)

イヴィル(と、取り敢えず説明しよう。俺はこの事務所に入ったと思ったら職員手続きを書き終えていた...)

イヴィル(な、何をいってるかわからねぇと思うが、俺もよくわかってねぇ)

イヴィル(詐欺とか洗脳とかそんなチャチなもんじゃねえ...。もっとティンと来るものの片鱗を味わったぜ...)

イヴィル(...まあいいや。かわいい女の子12人と綺麗な女性が2人もいればヤッホイウハウハだぜ!)

~回想終了~
イヴィル「こんな感じだった」

ザギ「お前バカだろ」

>>67 詳細キボンヌ。場合によっては出しまする


~その頃、アイドル達の楽屋にて~
幸子「765プロの皆さんは、自分のプロデューサーさんにどんなイメージを持っているんですか?」

春香「...なんか、王子様みたいな感じかな?」

真「やたらテンションの高い皇太子?かな」

伊織「あと、変態ね」

亜美「亜美的にはいい変態の兄ちゃん、かなぁ?逆にどこが王子っぽいのさ?」

春香「ほら、私が転んだときとか...」

あずさ「確かにそうねぇ」

蘭子「過去たる輪廻の内とは?(どんなことだったんですか?)」

春香「えっとね...確か1週間前に後ろに倒れそうになった時のことなんだけど...」

春香『皆~!クッキー焼いてきたんだけどっ...うわあっ!』ツルッ...ボスッ

春香『...あれ...?痛くない...?』

イヴィル『大丈夫か?春香』ダキッ

春香『...は、はい。大丈夫ですよ?プロデューサーさ...』

春香(あれぇ...この体制ってもしかして...お姫様だっこってやつじゃない!?)

春香『だ、大丈夫です!大丈夫ですよ!?!?!!?!???!!!?!?!??!!』

イヴィル『おーい。大丈夫か~』

春香『........///////////////////』プシュゥ...

律子『只今戻りました...何やってるんですかプロデューサー殿?』ドドドドドドドド

あずさ『...あらあら...プロデューサーさん?ちょっとお話いいですか?』ドドドドドドドド



~会議室~
イヴィル「...って感じのことがこの間あったんだ。...ハッ!春香が俺と同じ話をしてる気がする!」

ザギ「というか、お前どうやって後ろにたったんだよ...。事務机にいたんだろ?」

イヴィル「ん?ワープした」

カオス「姫抱きのためだけに?」

イヴィル「うん」

グレゴ「やはりお前は変態だな」

イヴィル「誰が変態だ!俺は変態じゃない!変態を越えた何かだ!」

ザギ「あー、はいはい」

たしかババルウ星人って裏設定では女性だったような(声は男だけど)

過去にもウルトラマンたちの偽物もやってるしね

>>72 mjk。じゃあ出してみようかなあ。あと、千早レスおめ

ザギ「で、お前は?」

グレゴ「道端で寝てて、目が覚めた時のことだった」

~9ヶ月前~
グレゴ「...ここは地球か?なぜ俺は此処に?確かエイダシク星人のボスと戦いに別の惑星へいったはずだったのだが...」

愛「どうかしたんですか!!!」

グレゴ「い、いや。別に(耳が痛ぇ)」キーン

涼「あ、あの?もしかして新しく来ることになったプロデューサーさんですか?」

グレゴ「いや...あの...」

絵理「...よろしく...お願いします...」

グレゴ「...(もうどうしたらいいのかわからない...)」

~回想終了~
グレゴ「全ては勘違いから始まった...」

ザギ「なんという...」

昔の円谷のCMとかファイエボのCMだとウルトラマンとラブラブだったりするしな

>>76 mjk...。一瞬マーライオンしそうになったわ...

グレゴ「で、それからだな?」

~回想~
石川「あなた...目に光るものを感じるわ...」

グレゴ「え...?え...?」

石川「ティンと来た...あなた、今日からここ876プロで働きなさい」

グレゴ「俺以外にも人はいるんじゃ...」

石川「玲子は他にも仕事が有るし...専属のプロデューサーとして雇いたいの」

グレゴ「...(どうしよう...どうしよう...)」

石川「とにかく、今日からあなたはうちの社員よ。よろしくね?」

グレゴ「えっ、ちょ「よ・ろ・し・く・ね?」...はい...」

~回想終了~
グレゴ「そんなこんなですよ」

カオス「こ...怖ぁ...」

>>76 mjk...。一瞬マーライオンしそうになったわ...

グレゴ「で、それからだな?」

~回想~
石川「あなた...目に光るものを感じるわ...」

グレゴ「え...?え...?」

石川「ティンと来た...あなた、今日からここ876プロで働きなさい」

グレゴ「俺以外にも人はいるんじゃ...」

石川「玲子は他にも仕事が有るし...専属のプロデューサーとして雇いたいの」

グレゴ「...(どうしよう...どうしよう...)」

石川「とにかく、今日からあなたはうちの社員よ。よろしくね?」

グレゴ「えっ、ちょ「よ・ろ・し・く・ね?」...はい...」

~回想終了~
グレゴ「そんなこんなですよ」

カオス「こ...怖ぁ...」

~またまたアイドル逹の楽屋にて~
光「876プロのプロデューサーはどんな感じなんですかっ!」

涼「...なんか...いい人なんだけど、笑うときは怖いよね」

絵理「確かに...。なにかに取り付かれたみたいな笑い方するよね...」

愛「こう、フッフッヘッヘッヘッヘ...って感じですよね!!」

蘭子「闇に操られし蝋人形...(なんか不気味ですね...)」

涼「この間のことなんだけどね...」

~3日前~
グレゴ「.........」カチャッカチャカチャッ...

涼「プロデューサーさん?何やってるんですか?」

グレゴ「...FE3っていうウルトラマンの格ゲーだな」

絵理「...私も...やっていい?」

グレゴ「全然いいぞ?」

~戦闘中~
絵理「あ、負けた...」

グレゴ「...まあ仕方ないさ。絵理ははじめてなんだろ?...俺は頑張った方だと思うぞ?」

絵理「あ、うん...。ありがとう...」

グレゴ「そりゃあ初めてじゃ無理だよな...。フッフッヘッヘッヘッヘ...」

涼(こ、怖...!い、今の笑い声って...プロデューサーさん?)

絵理(なんか...凄い威圧感...)

光「グレゴール人みたいな笑い方だな...」

~会議室~
グレゴ「」ビクッ!

カオス「どったの?」

グレゴ「...誰かに図星を当てられた気がするんだが...」

カオス「へぇ~」

ザギ「じゃあ、最後。お前な」

カオス「俺の時はねぇ...」

~3ヶ月前~
カオス「お、置いてかれた...」

カオス(お、俺はさっき目覚めたんだけど...どうやら本体に置いてかれたらしいんだ...)

カオス(しかもここがどこかもわからない...いつの間にか人間の姿になってるし...どうしたらいいんだよ!)

黒井「おい、そこの一般市民よ。何故私の事務所の前にいるのだ?」

カオス「あっ、あの!」

黒井「...まさか...貴様がうちでプロデューサーとして働きたいと電話してきた奴か?」

カオス「いや、あの...」

黒井「ならば入ることを許してやろう。さあ、付いてこい」

カオス(...どうしよう...)

黒井(あの顔、あの執念の生き写しのような眼...まさか、な...)

黒井「早速だが...貴様を雇うことにしようじゃないか」

カオス「...えっ」

黒井「貴様にはjupiterのプロデュース権限をやろう。それでは私は人間観察にいってくるので、挨拶を済ませておけ」

カオス「...えっ?えっ!?えっ!!??」

黒井(やはりあの眼は...何処と無く若い頃の私を思い出させる眼だ...)

黒井(さて...あいつはどのように成長するのか...。実に楽しみだ)

~回想終了~
カオス「こんなのだったなぁ」

ザギ「いまいち反応に困るな...」

~楽屋~
蘭子「黒き魔星は何処へ?(961プロの人たちは来てないんですね)」

春香「皆用事があるらしいよ」

蘭子「クロスアウト...(重なっちゃったんですね...)」

幸子「...そろそろ終わってるんじゃないですかね...会議」ソワソワ...

あずさ「そうねぇ...行ってみる?」

幸子「行ってみましょうそうしましょう!」

蘭子「しかし終焉を迎えていない確率も...(でも、終わってなかったら迷惑じゃない?)」

幸子「大丈夫ですよ!ボクたちを待たせてるプロデューサーさんが悪いんです!さあ、行きますよ!」

幸子「プロデューサーさん!入りますよっ!」ガチャッ

ペドレオン「キシャアアアアアアアアッ!!!!...ってなんだ幸子か...ってあれ?」

幸子「」

あずさ「」

蘭子「」

キュポン!
ザギ「似せすぎたかなぁ...着ぐるみ」

カオス「表面をゲル状に作るとか似せすぎだと思うよ」

イヴィル「目の前にあったら確実に撃ち殺すな」

グレゴ「同感だ...」

ザギ「えー...」

ザギ「取り敢えず部屋に運び込むか...」ウンショ...コラショ...

春香「プロデューサーさぁん?...ってひ、人殺しぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」ダァァァァァァァァッシュゥゥゥゥゥ!!

ザギ「間違ってないけど!間違ってないけど今は違うから!」

カオス「暗黒破壊神(笑)に言われても説得力ないよね」

グレゴ「...お前も同じようなもんだろ」

イヴィル「全くもってその通りだ!」

イヴィル以外「「「お前が言うな!」」」

イヴィル「(´・ω・`)オレダケカヨ...」

~楽屋~
春香「まっ、真!亜美!伊織!」

伊織「どうしたのよ春香?また転んだの?」

春香「あ...あずささんと幸子ちゃんと蘭子ちゃんが...こ、殺されてた...」

亜美「はるるんも面白い冗談言うねぇ~」

春香「プロデューサーさんももしかしたら...」

真「...ちょっとボク久々にパンチトレーニングしたくなっちゃったなぁ...」

光「悪は絶対許さない!正義の名に懸けて!」

伊織「もしもし、新藤?今すぐ狙撃班を用意してほしいんだけど...理由は聞かないで」

亜美「ホントはいたずらに使おうと思ってたんだけど...こういうときぐらい許してくれるよね?催涙スプレー」

~会議室~
ザギ「そう言えばお前とダイナって同志なんだよな」

イヴィル「ああっ、昔は一緒に酒飲んだり、八つ当たりで怪獣をボコボコにしてたなぁ...懐かしい...」

ザギ「そのダイナなんだけどさぁ...まだもとの世界に帰ってこれてないらしいぞ」

イヴィル「!?」

グレゴ「何があったんだ...」

ザギ「グランスフィアのエネルギーの余波で色んな時空さまよってるぞ」

ザギ「この間なんてゼロとコスモスと合体してたし」

カオス「ほぉ~」

イヴィル「マジか~。良いなぁ~合体。格好いいよなぁ」

カオス「安くしとくぜ」

グレゴ「お前の場合は取り込むだろ...」

イヴィル「まあ結局光が反転したままだからなぁ...」

ザギ「だろうな。...というかアイツらまだ起きねぇのかよ」

幸子「.........」

蘭子「.........」

あずさ「.........」

グレゴ「...そうだな...」

トントン...
ザギ「ん、誰だ?」

グレゴ(...殺気...!)

ガチャッ
真「そらあっ!!」マワシゲリ!

グレゴ「...甘いぞ」ガシッ!

伊織「...fire!」

ズダダダダダダダダダン!!!
イヴィル「うおっ、あぶねっ!」バリア!

亜美「...ていっ!」プシュー

ザギ「痛い!目が痛い!すごく痛い!」

光「ライダーキック!!」ドガッ!

ザギ「おぶっ!!」...ズドン!

光「...って、あれ?プロデューサー?」

ザギ「...うぐっ...y,yes I am...」

亜美「あれ?なんで兄ちゃん生きてんの?」

イヴィル「勝手に殺すな!」

涼「皆さん!何があったんですか?!」

グレゴ「...お前は知らなくて良いんじゃないか?」

幸子「...う~ん...あなたに味噌汁を毎日...ハッ!こ、ここはどこですか!?」

あずさ「...い、いつの間にかブラジルに...あら?夢だったのかしら?」

蘭子「...や、闇に飲まれるぅ...!?ま、魔に仕えし邪なる化物は!?(さ、さっきのモンスターは!?)」

カオス「あっ、起きた」

なんだろう...
ガタノゾーアに寄生したスペースビーストを取り込んだスフィアと同化したカオスヘッダーか...主人公勢でも危ないな...

ベリアル陛下・・・。

>>98 大丈夫。そんなに生易しいもんじゃ無いから
>>100 べリアルは出さない(確信)

真「...春香?これはどういう事かな?」

春香「えっ、だって3人を部屋に引きずって...」

カオス「気絶したから部屋に入れたんだよ」

伊織「で、なんで気絶したのよ?」

ペドレオン「これのせい」

亜美「か、怪物...」

光「ペ、 ペドレオン!!」

キュポン!
ザギ「いや、俺」

涼「な、なるほど...」

絵理「...一応、事務所に連絡してきた...あれ?プロデューサー?」

愛「プロデューサーさん!!!何かおかしな事はなかったんですか!!?」

グレゴ「お前の声がとてつもなくうるさいこと以外は...」

ザギ「いかん...目が充血してきた...」

幸子「大丈夫ですか?」

蘭子「紅き瞳がより紅く、まるで深紅のように...!(元々目の色赤いのに...白いところまで真っ赤に...)」

イヴィル「亜美...まあ、なんだ。取り敢えず謝れ」

亜美「...ごめんなさい...」

イヴィル「じゃあ帰ったら皆律子の説教だな」

亜美「えぇ~!!そりゃないよ兄ちゃん!」

伊織「私は悪くないわよ!」

イヴィル「対物ライフルで狙撃しといてよくそんなことが言えるな...」

伊織「あ、あれはっ!偶々よ偶々!!」

イヴィル「...ハア...とにかく!お前ら全員!帰ったら律子の説教だからな!」

765アイドル「「「「...はい...」」」」

グレゴ「...あんな風にはくれぐれもならないでくれよ...」

愛「はい!!分かりました!!!」

絵理「...うん」

涼「律子お姉ちゃんに怒られる......絶対に気を付けます...」

♪フリカッザシタソーノテデー♪オマエハナニヲツカームノカー♪
ザギ「あっ、俺の携帯だ」
ピッ!
ザギ「はいもしもし、石堀です」

ちひろ『プロデューサーさん!そろそろ帰ってこないと!』

ザギ「えっ?なんでですか?」

ちひろ『忘れたんですか?この間プロデューサーさんがスカウトした子がそろそろ面接に来る時間なんですよ!』

ザギ「...あっ、ヤッベ...」

ちひろ『ヤッベじゃないです!早く戻ってきてください!』

ザギ「はい、じゃあすぐに帰ります」
ピッ!

ザギ「そんじゃあ帰るわ」

イヴィル「ああ、それじゃあな」

~事務所~
ザギ「ただいま~」

幸子「可愛いボクが帰りましたよ!」

蘭子「我帰還セリ!(ただいま帰りました!)」

光「ただいま!」

ちひろ「はい、お帰りなさい」

ちひろ「あっ、プロデューサーさん!ちょっといいですか?」

ザギ「あっ、はい。なんですか?」

ちひろ「ちょっと...私の姪っこも面接してほしいんですよ...」

ザギ「全然いいですよ」

~応接室~
頼子「よ、よろしくお願いします...あっ、あの時の...」

ザギ「お久しぶり!」

頼子「とはいっても...まだ1週間も経ってないんですけどね...」

ザギ「まあいいじゃない!取り敢えず、面接やっていこうか!」

~面接中~
ザギ「...まあ、色々挑戦してみるのはいいことだと思うんだけどなぁ...」

頼子「でも...私にはアイドルは似合わないと思うんです...。自分の取り分じゃないというか...」

ザギ「何いってんだ...やってみなきゃ分かんないだろ?」

頼子「.........」

ザギ「それともお前...古澤頼子という人間は目の前の変わるためのチャンスを自分から蹴るような人間なのか?」

頼子「...そう、ですよね。やってみなきゃ分からないですよね...」

ザギ「俺はさ、折角のチャンスを無駄にしちまったからさ...まだ未来のあるお前らには無駄にしてほしくないんだ」

頼子「(...悲しい眼...)...分かりました。...私、なります。アイドル...やらせてください!」

ザギ「よっしゃ!じゃあ事務所内で待っといてくれ!次の子が終わったら簡単な説明をするからさ!」

頼子「はい(さっきの眼は...気のせい?)」

ザギ「え~っと、次はまだかなぁ...」

ちひろ「 お待たせしました!」

?「離せちひろ!私はプログラミングの続きを部屋でしなければならないのだ!」

ちひろ「じゃあ、プロデューサーさん任せた!それじゃ!」

?「くっ...ちひろめ...」

ザギ「えーっと、一応聞くけど名前は?」

昌葉「まあ...こうなっては仕方ないか...私は世紀の天才科学者!池袋昌葉だ!」。

ザギ「ほう、科学者か...じゃあなんか目標とかあるのか?」

昌葉「人間と全く変わらないロボットを作ることだ!」

ザギ「........」

昌葉「...おい、どうしたんだ?」

ザギ「それだけは絶対不可能だ...」

昌葉「なっ...何故だ!私の夢を馬鹿にするのか!」

ザギ「えーっと、一応聞くけど名前は?」

昌葉「まあ...こうなっては仕方ないか...私は世紀の天才科学者!池袋昌葉だ!」。

ザギ「ほう、科学者か...じゃあなんか目標とかあるのか?」

昌葉「人間と全く変わらないロボットを作ることだ!」

ザギ「........」

昌葉「...おい、どうしたんだ?」

ザギ「それだけは絶対不可能だ...」

昌葉「なっ...何故だ!私の夢を馬鹿にするのか!」

今更ながらそろそろ戦闘シーンとか入れるべきだろうか...


ザギ「...いや、正確には作っちゃいけないってことだけどな」

ザギ「ロボットを人間にするには、何をすればいいと思う?」

昌葉「ふむ...。生物的に見れば、生殖機能や臓器、空腹等の分かりやすい物だが...」

昌葉「やはり重要なのは感情だろうか?」

ザギ「そう、それだ。感情という機能だ。それは確かに人間となるにはもっとも重要だろうな」

昌葉「当たり前だろう?感情こそAIにも真似できない人間の利点なのだからな」

ザギ「でもな...それをつける事...それだけは絶対にしちゃいけないんだ...」

昌葉「...さっきから聞いているが、なぜつけてはいけないんだ?」

ザギ「昌葉、お前にはこれから話す事を聞いて欲しい」

昌葉「で、どういう話だ?」

ザギ「昔、ある所では沢山の怪物が出ていました」

昌葉「いきなり非現実的だが...まあいい、続けて」

ザギ「住民たちが困っていると、そこに神様がやって来て、怪物たちを殲滅してくれました」

ザギ「しかし、その時に力を使いすぎて疲れた神様は、眠りについてしまいました」

昌葉「...ほう、それで?」

ザギ「そして住民たちは考えました。神様がいない間にまた出てきてしまったらどうしようか。と」

ザギ「結果、彼らは神様を完璧ではないとはいえ、ほぼ同じ姿をしたアンドロイド...」

ザギ「正式名称...ウルティノイドを作り上げました」

昌葉「究極のアンドロイドか...。ん、待て...まさかそのアンドロイドには!」

ザギ「感情と言っても差し支えない機能...自己進化プログラムが施されていたんだ」

昌葉「バカな!そんなものをつけたら本当に人間と変わらないものが作れるじゃないか!」

ザギ「...話を続けようか。ウルティノイドのは復活した怪物と戦っているうちに気付いた」

ザギ「自分が模造品...コピーに過ぎないということに」

ザギ「そして彼は苦悩した。なぜ自分はコピーなのか。自分はなんなのか」

昌葉「...感情が芽生えたのか?」

ザギ「そして彼はある結論に至った。自分がオリジナルを越えれば、オリジナルは自分になると」

昌葉「自己進化プログラム...そういうことか...」

ザギ「ああ。お察しの通り、彼は倒すべき怪物を進化させては殺し、進化させては殺し...」

ザギ「それを繰り返して自分も進化していった」

昌葉「...続けてくれ」

ザギ「そしてやがて、神様と戦うときが来た。お互いの実力は拮抗していた」

ザギ「しかし、本物の神様だけが持っている特殊な力のせいで、実質的な負けとなってしまった」

昌葉「...それで?」

ザギ「そして彼は体を失ってしまったが、情報体として、人間にとりつき、なりすました」

ザギ「やがて彼は復活し、二度目の戦いが訪れた」

昌葉「成る程...それでどうなったんだ?」


ザギ「二度目の戦いは...完全敗北だった」

昌葉「何故だ?お互いの実力は拮抗していたのだろう?」

ザギ「それはな、復活のしかたにあったんだよ」

ザギ「ザ...彼は人の憎しみや恨みを力に復活したけど、神様は人の絆の力を借りて戦ったんだ」

昌葉「...つまり、人の感情次第で、価値は変わると?」

ザギ「価値かどうかは知らんが...まあ、そんなところだろうな」

ザギ「でもさ...それに気付いたときには...自分が取り返しのつかないことをしたって分かった時にはもう遅かったんだ...」

ザギ「彼はもう消え行くときで...ただ、後悔するしかなかったんだ...」

昌葉「...石堀、先程から疑問だったのだが...なぜ涙を流しているんだ?」

ザギ「な、泣いてないぞ!今日は暑いから少し汗が...」

昌葉「冷房を22℃でいれているのにか?」

ザギ「...と、とにかく!考えを変える気になったか?」

昌葉「...いや、私は自分の考えを曲げるつもりはないし、なにより挑戦してみたい」

昌葉「だが、その前にやらなければならないことができたな...」

ザギ「なんだ?」

昌葉「アイドルになるということだ。私の才能を世に知らしめ、資金も集まるとは一石二鳥ではないか!」

昌葉「それに、君からは面白い話を聞けたからな。その恩といった所か」

ザギ「...まあそれほどの話ではなかったけど...とにかく...アイドルになってくれるんだな?」

昌葉「ああ!なってやろうじゃないか!」

ザギ「よっしゃあ!!」

♪テテテテーテーテーテッテテー♪
ザギはプロデューサーランクが上がった!
全ステータスはカンストしている!
スキル:口説くを覚えた!
スキル:その気にさせるを覚えた!

えーっとですね...ここからはライブ当日の1ヶ月後までの話を書こうと思うのですが。
自分の書きたいもんばっか書かせてもらってたんで、安価で決めさせてもらいます(と言っても全部のプロダクション分やるけどね)
本音を言うと...アイデアが無いだけです。すいません...
1.ザギさん
2.グレゴール人(ニセダイナ)
3.イーヴィルティガ
4.カオスウルトラマンカラミティ
>>130 誰の話か番号から。どんな話がいいかも書いてくれると有り難いです

>>129がベストだな、欲張りではあるが自分もこれが良い

>>130 分かりました。頑張ります

第1週
~イーヴィルティガがトッププロデューサーになるまで~

~765プロ事務所~
小鳥「プロデューサーさんが社員になって丁度一周年記念!おめでとうございます!!」

イヴィル「ありがとうございます!」

唐突だが、今日はこの俺マサキケイゴことイーヴィルティガがプロダクションに入って一周年なのだ。

春香「プロデューサーさん!パーティーですよ!パーティ...ってうわぁ!」ドンガラガッシャーン!

千早「春香、また転けたの?ちゃんと周りに目をやらなきゃダメじゃない」

相変わらず春香は転けるし、千早はデモンズウォールだが...
まあ、何にしても変わらないことは良いことだと思う。

千早「くっ」

美希「あふぅ...あ、ハニー!おめでとうなの!」

イヴィル「...なんのおめでとうか分かってるのか?」

美希「うん!ハニーが事務所に入って丁度一年なんでしょ?ハニーのことはなんでも覚えてるの!」

イヴィル「頼むからそのやる気をレッスンでもフル活用してくれ...」

美希「夜のレッス「さてさて...料理でも手伝いますかね」...無視は酷いの!」

~調理室~
イヴィル「あれ?真、なにしてんだ?」

真「なにって、料理に決まってるじゃないですか!カレー作ってるんですよ!」

イヴィル「ちゃんと出来てるか?」

春香「凄いんですよ!ちゃんと下味とかも付けれるし、レシピ見なくても作れるんです!」

イヴィル「ほう、どれどれ?」パクッ...モッキュモッキュ

真「...どうですか?」

イヴィル「隠し味はリンゴとハチミツ、スパイスは...って、これバーモ○ドカレーじゃねーか!」

真「流石にスパイスからは...まだ...」

イヴィル「まあ美味いから良いんだけどね。野菜もちゃんといい具合に切れてるし」

真「へへ、やーりぃ!!」

イヴィル「じゃあ俺は戻るわ。楽しみに待っとくからな!」

真・春香「「はい!」」

イヴィル「さてさて、後来てないのは...」

響「はいさい!」

貴音「はいさい」

イヴィル「はいさい!っと、その袋の中身は?」

響「サーダーアンダギーとか、ゴーヤチャンプルーとか、とにかく色々だぞ!」

貴音「私も手伝わせていただきました」

イヴィル「試食だけ?」

貴音「いえいえ、あなた様の為に私もちゃんと手伝っておりますよ?」

イヴィル「そうか、それならよかった」

響(正直、危なかったぞ...)アイコンタクト!

イヴィル(ああ、だろうな...)アイコンタクトガエシ!

響「じゃあ自分も手伝ってくるぞ!」

貴音「では、私も...」

イヴィル「貴音、ステイ」

貴音「しかし!」

イヴィル「いいから」

貴音「め、面妖な...」

亜美「ドロップキーック!」

イヴィル「あっぶね!」ガッ!

真美「甘いぞ兄ちゃん!いくぞ亜美!」

亜美「おう!真美!」

亜真美「「スカイラブハリケーン!!」」

イヴィル「古いわ!しかもできてねぇし!喰らえウルフシュート!」ズガァァァァァン!!

亜美「うわぁぁぁぁ!」

真美「うぎゃぁぁぁ!」

イヴィル「甘いわ!」

律子「...まあたドタバタしてるんですかぁ?プロデューサー殿?」

イヴィル「お、俺のせいじゃねぇよ!あいつがドロップキックしてきたから!」

亜美「兄ちゃん!いっちゃダメだって!」

律子「...亜美ぃ...!!!」ドドドドドドドドドド

亜美「げぇぇ!!律子!にーげろー!!」

律子「こらーー!!待ちなさーーーい!!!」

律子だけはガタノゾーアより敵に回したくないと思う...

イヴィル「...あずささんは迷子になってないよな?」

伊織「大丈夫よ。この水瀬伊織ちゃんが責任をもって連れてきたんだから!」

イヴィル「うおっ!い、いつの間に!」

伊織「さっきから居たわよ...」

あずさ「流石の私でも事務所まではちゃんとこれますよ?」

イヴィル「そんなこと言ってこの間ここに来る途中でオーストラリア行きの飛行機に乗りかけてたじゃないですか...」

あずさ「...さ、私も春香ちゃん達を手伝わなきゃ!」ソソクサ

イヴィル(全力で話をそらしやがった...)

伊織(というか、無かったことにしてるわよ...あれ)

伊織「私は飾り付けでも手伝おうかしら」

イヴィル「ん、了解」

伊織「それじゃ、伊織ちゃんの飛びっきりのサプライズ!楽しみにしてなさいよ?にひひっ!」

イヴィル(可愛い)

イヴィル「...そろそろ来るかな?」

雪歩「プロデューサーさん、こんにちわ」

やよい「こんにちわっ!プロデューサーさん!」

イヴィル「おう、こんにちわ。って、珍しいな。雪歩とやよいが一緒だなんて」

やよい「雪歩さんに美味しいお茶の淹れ方を教えてもらってたんです!」

イヴィル「確かに雪歩の淹れる茶は美味いからな!いっつも楽しみにしてるんだよ」

雪歩「あっ、ありがとうございますぅ」

イヴィル「でも、何でいきなり?」

やよい「お父さんとお母さんに、お茶を飲んでほわ~って、和んで欲しいなーって」

イヴィル「(天使や...)やよいは優しいなぁ!」ナデナデ

やよい「うっうー!褒められましたぁ!」


千早(高槻さんマジ天使...)ポタ...ポタ...

小鳥(上に同じく)ドバァァァァ....

小鳥「さて、皆も集まったことだし、パーティーを始めましょう!」

イヴィル「あれ?社長は?」

高木「待たせたね!見よ!この特大ケーキを!」

イヴィル「...2mくらいないですか?これ」

高木「正確には2m40cmあるんだぞ?」

イヴィル「...しかも形が765プロ...」

高木「年甲斐もなく張り切ったよ!あっはっはっはっは!」

イヴィル「あはは、じゃないですよ...これ食べきれるかなぁ...」

一同「プロデューサー(さん)!!入社一周年おめでとう(なの)!」

イヴィル「はい、おめでとう!」

美希「ハニーがおめでとうって言ってもなんの意味もないの!今日は素直に祝われるの!」

イヴィル「あーはいはい。じゃあ改めて...皆!ありがとう!」

イヴィル「...なんかさ...俺が初めてここに来た時を思い出すよなぁ...」

小鳥「確かに最初の頃は皆ここにいましたもんね」

イヴィル「あの頃はまだ千早も冷たくて、美希も寝てばっかりで、亜美も真美も一人を演じてて...」

小鳥「伊織ちゃんがツンだけで、貴音ちゃんが面妖で...」

イヴィル「はぁ...懐かしい」

春香「私達ってそんなに変わりましたか?」

イヴィル「うん、全然違う。俺が最初に入った頃は...」

~一年前~
イヴィル「えーっと、今日から君達のプロデューサーとして働くことになった、マサキ・ケイゴです!よろしくお願いします!」

高木「じゃあ、まあ。キミたちも自己紹介をしてくれたまえ。私はちょっと用事で出てくるからね」ガチャッ
バタン

春香「私は、天海春香です!プロデューサーさん、今日からよろしくお願いします!」

イヴィル(...なんだろう。すごい可愛いのに...普通だ...)

千早「如月千早と言います。アイドルには興味ありませんが、歌えるなら何でもするつもりです」

イヴィル(oh...事務的っ!!それにしても...万里の長城みたいだ...胸部が)

真「ボクは菊池真です!可愛いアイドル目指して頑張ります!」

イヴィル(...ボーイッシュな娘って...良いよね)

イヴィル「まずこの時点で千早の性格が全然違うだろ?」

春香「確かに今じゃあプロデューサーさんにデr「春香ぁ...」...なんでもないです」

春香「というか!プロデューサーさん!私が普通ってどういうことですか?!」

イヴィル「文字通り、リボン取ったらパッとしないなぁって...」

春香「しょ、初対面の印象がそんなのだったなんてぇぇ...」

イヴィル(まあ...それでも普通って大事だと思うけどな。キャラが濃すぎても怖ぇーし)

真 「ボーイッシュって事は、ボクって男の子に見えてました?」

イヴィル「いやいや、ボーイッシュって男の子って意味じゃないから」

イヴィル「男の子っぽい、裏を返せば活発で明るそうだなぁって思っただけだって」

千早(...あの眼は誤魔化してる時の眼ね...)

イヴィル「あと、デカイのは美希と雪歩だな」

小鳥「雪歩ちゃんは見知らぬ男の人でも1mまでなら接近できるようになりましたもんね」

イヴィル「あと、自信がついたのもありますね」

小鳥「で、肝心の美希ちゃんは...」

美希「ハニー!見てみて!」

イヴィル「ん?なんだ?」

美希「よく見ると、このケーキのなかにはミキたちの人形があるの!」

イヴィル「どれどれ...パ、パネェ...!!チョコレートで作ってある!!」

小鳥「...美希ちゃんがプロデューサーさんのことをハニーって呼び始めたことね...」

伊織「そう言えば、なんで美希はアイツのことをハニーなんて呼び始めたのかしら」

亜美「亜美も気になるかも!ねえねえ真美は?」

真美「た、確かに真美も気になるかも...」

あずさ「私、美希ちゃんから聞いたことあるわよ?」

雪歩「き、聞きたいですぅ」

あずさ「えーっと、確か...」

~9ヶ月前 営業先からの帰り(徒歩)にて~
美希「ねぇ、プロデューサー。ミキってキラキラしてる?」

イヴィル「どうしたんだ?いきなり」

美希「ミキはね...キラキラしていたいの」

イヴィル「どうしてだ?」

美希「ミキはキラキラしてる時が一番好きなの。だから、そんな気分をいろんな人と一緒になれればなって思って頑張ってきたの」

美希「でも、こんな風に毎日毎日頑張っても、結局報われてないの」

美希「それで...ちょっと嫌になってきたの」

イヴィル「...まあ、お前の気持ちはわかるさ」

イヴィル「俺も昔はそうだった。どれだけ頑張っても、どれだけ頑張っても、壁を越えられない」

イヴィル「どんなに努力しても、結局は認められない。そんなのの連続だったさ」

美希「......辛くなかったの?」

イヴィル「ああ、すごく辛かったよ。死にたくなるくらいにな」

イヴィル「でもさ、諦めなかったんだ。何処までもいく道を選んだんだ」

美希「どうしてなの?」

イヴィル「...努力は人には裏切られるかもしれない。でもな、自分だけは決して裏切らないからな」

イヴィル「努力した結果がどうであろうと、その事実は変わらないだろ?」

美希「でも、結果がなくちゃ、キラキラ出来ないの...」

イヴィル「...努力した結果も確かに大事だよ。でもさ、努力したって言う過程も大事なんじゃないか?」

イヴィル「結果が輝くよりも、結果も、その途中も輝いてる方が綺麗だろ?」

美希「それは...確かにそうなの」

イヴィル「俺は出来損ないだからさ、美希みたいにトップになれる才能がある娘がいるなら全力で手助けしてやりたいんだ」

イヴィル「だから、まだ走れるなら...立ち止まんなよ」

美希「...ミキ、頑張るの!絶対にトップアイドルになってやるの!」

イヴィル「よっしゃ!二人でトップアイドル頑張るぞ!おーっ!!」

美希「...流石に外じゃあ恥ずかしいと思うの」

イヴィル「...あっ」

あずさ「って言う話だったって聞いたんだけど...」

真美「...なんか...」

亜美「兄ちゃんらしいというか...」

響「これは...美希の気持ちが少しわかった気がするぞ...」

貴音「しかし、なにか引っ掛かる事があるのです」

あずさ「なにかしらぁ?」

貴音「何故、プロデューサーは御自分の事を出来損ないと申したのでしょうか...」

あずさ「言われてみれば...確かに変ねぇ」

響「自分もちょっとおかしいと思ったぞ。確かにプロデューサーは変態だけど、出来損ないなんかじゃないぞ」

貴音「私、本人に聞いて参ります」

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