FPSジャンキー「このゲームのロビーは酒場なのか」 店主「ん?」 (100)

↓前スレ
勇者「最近パーティに入れた『FPSジャンキー』って奴がヤバいんだわ…」




店主「やあ、初めて見る顔だね」

FPS「お、脇役までフルボイス」

店主「脇役とは失礼な奴だな!」

FPS「音声認識まであるのか、たまげたなぁ」

店主「こほん。君が変人だというのはよぉーく分かった。今から面接やるから、こっちに来てくれ」

FPS「クランのお誘い?いやー人気者はつらいね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1360162221

店主「じゃあまず君の名前を聞こうか」

FPS「え?俺の頭上に表示されてるでしょ?」

店主「は?」

FPS「出てない?」

店主「そんな物ないぞ」

FPS「まあいいや。俺の名前はnanasisann777ね」

店主「何だって?」

FPS「だからnanasisann777」

店主「真面目に答えてくれ」

FPS「いや俺はごく真面目なんだけど…」

店主「めんどくさいから君の名前はFPSジャンキーな」

FPS「まじか」

店主「で、君の職種は何かな」

FPS「主にアタッカーしてるよ」

店主「前衛って事だね。後衛はできるかい?」

FPS「得意じゃないけどそこそこなら」

店主「なるほど。君は飛び道具を使うんだね」

FPS「むしろナイフとか盾縛りはマゾすぎるよ」

店主「へ?」

FPS「ん?」

店主「で、君の得意なことは何かな」

FPS「芋砂狩り」

店主「は?」

FPS「芋砂狩りだって。後ろからナイフでサクってやっちゃうの」

店主「ああ、イモスナっていうモンスターね」

FPS「え?」

店主「ん?」

店主「じゃあ君が持っている、誰にも負けないような一芸というのはあるかい?」

FPS「そうだなぁ…QSとかなら得意だよ」

店主「え?」

FPS「クイックショットだよ」

店主「あ、なるほど。詠唱なしの魔法が得意なんだね」

FPS「ん?」

店主「え?」

店主「君は体力に自信はあるかい?」

FPS「うーん。銃撃は2〜3発程度なら大丈夫なんだけど、ナイフは一撃で死んじゃうなぁ」

店主「なるほど、物理属性には弱くてジュウゲキに強い…と」

FPS「え?銃撃も物理だけど」

店主「ん?」

FPS「え?」

店主「君は魔力量に自信はあるかい?」

FPS「魔力?それってニュータイプ的なアレ?」

店主「は?」

FPS「ん?」

店主「聞き方が悪かったみたいだね。君は継続的に戦うのは得意かい?」

FPS「それなら得意だよ。パークにスカベンジャーもあるし」

店主「スカ…なんだって?」

FPS「スカベンジャー」

店主「じゃあ自己アピールをしてみてくれ」

FPS「そんな事急に言われてもなぁ」

店主「ほら、なんでもいいから」

FPS「そうだなぁ…スコアストリークで呼んだ救援物資が跳ね返ってきて自分の顔面に当たった事かな」

店主「ん?」

FPS「ほら、BO2のコンテナ跳ねるじゃん。それで事故っちゃってさ」

店主「だれが事故アピールしろって言った」

勇者「おっす」

店主「おお、勇者さんか」

FPS「この人店主さんのフレ?」

店主「フレって何だ。この人は勇者さんでここのお得意さんだよ」

勇者「どうも」

FPS「どもー。その前時代的なデザインの迷彩ってどうやってアンロックしたの?」

勇者「ん?」

FPS「え?」

FPS「なるほど。勇者さんは魔王軍を叩くためにここで旅してんのね」

勇者「そうだよ。そろそろ砦も落としたいし、新しい戦力になる人がいないかなーって酒場に来たんだ」

店主「でもなぁ、最近入った奴っていったらコイツくらいだし…」

FPS「コイツとは失礼な」

勇者「あ、君の名前を聞いていなかったね。君の名前は?」

FPS「nanasisann777って名前だけどTabキー押したら出てこない?」

勇者「え?」

FPS「ん?」

勇者「めんどくさいから君の名前はFPSジャンキーな」

FPS「面妖な」

勇者「で、俺のパーティに入る気はない?お試しって感じでさ」

FPS「おーやるやる。今フレがみんなオフラインで寂しかったんだよ」

勇者「オフ…なんだって?」

FPS「オフライン。今フレ録送るからちょい待って」

\ピロン/

勇者「!?」

────────────

────────

────……



勇者「っていう経緯でFPSジャンキーを仲間に入れたんだよな」

戦士「すげぇ変人だな」

勇者「そうだろ」

戦士「そういやTPSジャンキーってそいつの同郷なんだっけ?」

勇者「そうそう。お互いフレらしいな」

戦士「結局フレってなんだ?」

勇者「フレっていうのは仲間みたいなものらしいぞ」

戦士「へぇ」

勇者「でもそいつら同士で殴り合いとか結構な頻度でやるらしいから俺たちの言う仲間とは根本的に違うな」

戦士「マジかよおっかねぇ」

勇者「じゃあそろそろ仲間に入った後の話でも行ってみるか」

戦士「楽しみだ」



────……

────────

────────────


勇者「そんな訳で今日からパーティーに入るFPSジャンキー君だ」

魔法使い「よろしく」

僧侶「よろよろー」

FPS「ホントはnanasisann777だからね」

僧侶「ヤバい名前だねー。その歳でキラキラネームってのはマズイっしょー」

魔法使い「きっとこの人も将来は魔法使いなのよ。ふふ、ふふふふ」

FPS「やめて」

勇者「じゃあ自己紹介も済んだところで肩慣らしに雑魚戦いっとくか」

魔法使い「腕がなるわね」

僧侶「私はいつでもおっけーよん」

FPS「デスマでEIM調整でもすんの?」

勇者「EIMが何かはしらんが調整で間違いないな」

FPS「じゃあM4でも持ってくかな」

魔法使い「今どこからそれ出したの?」

FPS「インベントリだけど」

魔法使い「イン…何?」

ゴブリンABCD があらわれた▽


勇者「よし、じゃあ適当にやっちゃって」

魔法使い「じゃあビーム的な魔法でも」ビビビ

ゴブリンA をたおした▽

FPS「指先からレーザー出るのか。最近の兵器は進んでるなぁ」

僧侶「じゃあ波動的な補助魔法でも」バンッ

ゴブリンBCD がマヒした▽

FPS「おお、手のひらから閃光が出た。最近のフラッシュバンはこんなんになってんのか」

勇者「おりゃあ!」ザクッ

ゴブリンB をたおした▽

FPS「勇者さんは近接縛りかー。流石ですな」

勇者「戦えよ」

FPS「あ、俺はドッグタグ集めてますんで」\キルコンファームド/

勇者「そこに浮いてるのはただの回復アイテムだ」

ゴーレム があらわれた


勇者「こいつは強敵だぞ、気を引き締めろ!」

FPS「AT兵器なんか持ってきてないぞ」

僧侶「うあうあ〜!この人さっきから訳わかんない事ばっかり言うよー!」

魔法使い「とにかく力押しあるのみよ。とにかく攻撃しまくりなさい」

FPS「セムテックス使ってみるか」ポイ

勇者「ん?」ペタァ

FPS「やっべ失敗した」

勇者\ドーン/

ゴーレム をたおした

魔法使い「勇者ー!」

僧侶「クリリーン!」

勇者「すげえ耳がキンキンする…」

僧侶「なんだ生きてるじゃん」

FPS「TK入ってなかったかー。良かった良かった」

勇者「耳がキンキンして痛いんだけど」

─砦─


FPS「狭くて長い通路だな…バニホしたい」

勇者「バニホ?」

FPS「バニーホップの事だけど。ひょっとしてこのゲームできないの?」

僧侶「ちょちょちょ!露骨にメタい発言禁止だって!BANされちゃう!」

魔法使い「バン?」

FPS「ちょっと試してみるわ」ピョンピョン

勇者「なんかこいつ跳ね出したぞ」




その時の事を砦の中ボスはこう語る─


中ボス「ええ…最初はどこぞのアホがただ飛び跳ねているだけかと思って笑ってたんです」

中ボス「ですが…なにかがおかしかったんです。体をグリグリさせながら前に跳ねているだけなのに私に結構な速度で近づいてくるんですよね」

中ボス「そして…自分の目の前に跳ねていた人が来た時に気付いたんです」

中ボス「コレ…人間の動きじゃないなって」

中ボス「だってそもそも変じゃないですか?体をグリグリしながら真っ直ぐ進めるっていうのが」

中ボス「はっとした瞬間にはもう後ろに回り込まれてて、後頭部をガツンと殴られたんです」

中ボス「あれは紛れもなくカナテコの衝撃でしたね」

中ボス「まるで悪い夢でも見ているようでした…」

勇者「お前意外と格闘強いんだな」

FPS「格闘は大体みんな強いんじゃない?最悪二発殴ればなんとかなるし」

勇者「え?」

FPS「ん?」

僧侶「でも相手にシールドがあったら二発じゃダメじゃん?」

魔法使い「え?」

FPS「お?」

僧侶「あ!なんでもないYO!」

FPS「ふーん」




FPS「…バンシーよ ものすごい速さだわ」ボソッ

僧侶「ウタレタワー…はっ!」

僧侶「んっふっふ→。バレちゃ仕方ないね!私の真の正体は…」

僧侶「SF系ゲーマーだったのだー!」

FPS「ふーん」

僧侶「え、思ったより反応薄くない?」

FPS「俺FPSだったら大体やりましたしー。今更松崎しげる似の主人公のゲームやっててドヤ顔されるようなひよっ子じゃないですしー」

FPS「あとこれ何?フレからババァ投げられてるじゃん」

僧侶「あー!勝手にゲームリスト覗いちゃダメー!」



勇者「あいつら何やってんだ?」

魔法使い「さぁ…?」

FPS「ここがボスの部屋?」

勇者「だれもいないな…」

僧侶「ここ爆弾設置ポイントじゃない?」

FPS「ほんとだ。ミニマップ見たらタゲBってついてる」

僧侶「じゃあ多分ボスはタゲAに居るっしょー」

FPS「そうだろうな」

魔法使い「何言ってんのこいつら」

FPS「毎回思うんだけどなんで拠点に仕掛けるタイプの爆弾って時限式なんだろうね」ピッピッピ

僧侶「遠隔操作の方がぜったいイイよねー」

FPS&僧侶「ね→」

勇者「なんかこいつら妙に仲良くなったな」

魔法使い「私は所詮ぼっち…ブツブツ」

勇者「ん?なんか足音が」

ノッシノッシ…
バターン!

ボス「ぐわっはっは!貴様らが命知らずの愚か者共か!まずはここまで来れた事を誉めてやろう!」

魔法使い「出たわね砦のボス!!!!このぼっち魔法使いの魔法を受けてみろこの野郎!!!!」

FPS「あ、俺は離れときますんで後は若い人達で…」

僧侶「そうだね→」

勇者「おい待てお前ら」

FPS「あと二十秒くらいで爆発するから逃げたほうがいいよ」

勇者「は?」

FPS「ん?」

勇者「ボス部屋ごと木端微塵になった件」

魔法使い「」プスプス

ボス「」プスプス

FPS「魔法使いさんが足止めしてくれたおかげで無事爆弾も爆発しましたし、次ラウンドいきましょか」

勇者「え?」

FPS「ん?」

僧侶「兄ちゃん、これはリスポン無しの1ラウンド勝負だから次ラウンドは無いんだよ?常識っしょ→」

FPS「そうだったのかー」

勇者「もう嫌だこいつら」

─帰路─



FPS「帰路って響きがなんかやだなぁ。巨大生物とか出てきそう…ん?」

TPS「……」キョロキョロ

FPS「あいつは…!」

勇者「知ってるのか?」

FPS「俺の同郷だっ!」ダッ

FPS「エネミーサブマリンステッポ!!」

TPS「…!?ネガティブ!!」

FPS「油谷サン!!」

TPS「坂田晴美ジャン!!」

ピシガシグッグッ!


勇者「…あれってあいつらの国の言葉か?」

僧侶「あーうん、大体そんな感じ。ラジオチャットってヤツ」

────────────

────────

────……



勇者「と、あいつの奇行をまとめた感じがこれだ」

戦士「お前のところの僧侶も結構染まってなかったか?」

勇者「染まってたなー。あの後なんかあいつと僧侶はフレになってパーティ組むって抜けてったわ」

戦士「まじか」

勇者「マジマジ。んで戦力を補強するために酒場いったら都合よくTPSジャンキーがいたのな」

戦士「まじで都合良いな」

勇者「で、そん時の話を店主から聞いたんだけど…」




────……

────────

────────────

TPS「奴が言ってたロビーはここか」

店主「見ない顔だな。ここは初めてかい?」

TPS「あ、初めまして。nanasisann777の紹介で来たmissile99です」

店主「ああ、あいつね…」

TPS「あれ、俺のフレが何か迷惑でも?」

店主「いやなんでもないよ」

TPS「?」

店主「とりあえずめんどくさいから君の名前はTPSジャンキーで決まりね」

TPS「ひどい」

店主「で、君の職種は何かな」

TPS「主にディフェンスですね」

店主「それは前衛って事だね?」

TPS「後衛ですけど」

店主「ん?」

TPS「え?」

店主「前衛でなくてどうやって守るのかな?」

TPS「拠点にクレイモアとかを仕掛けてますけど」

店主「は?」

TPS「ん?」

店主「で、君の得意なことは何かな」

TPS「シュートドッジですね」

店主「は?」

TPS「シュートドッジです。マックスペイン知りません?名作シューティングなんですが…」

店主「いや、知らないね…」

TPS「そうですか…」

店主(シューティングって何だよ)

店主「じゃあ君が持っている、誰にも負けないような一芸というのはあるかい?」

TPS「そうですね…グレ刺しです」

店主「え?」

TPS「爆弾を敵にブッ刺すんですよ。気持ちいいですよー、アレ」

店主(見た目に寄らずエグいな)

店主「君は体力に自信はあるかい?」

TPS「ありますよ。撃たれまくってもバラバラにさえならなかったら一人で復活できます」

店主「なるほど、自然回復持ちと」

TPS「いいえ、気合です」

店主「ん?」

TPS「気合です」

店主「ああ、そう…」

店主「君は魔力量に自信はあるかい?」

TPS「あ、バイオショックはやった事ないんでプラスミドはちょっと…」

店主「は?」

TPS「ん?」

店主「要するに魔法は使えないんだね?」

TPS「そりゃそうですよ人間なんですから」

店主「え?」

TPS「ん?」

店主「じゃあ自己アピールをしてみてくれ」

TPS「私は敵をバラバラにするのが大好きですね」

店主「は?」

TPS「グロ系大好きなんですよ、デッドスペースとか。自分の死にざま見るのも一興ですしね」

店主「こいつ頭おかしい」

勇者「おっす」

店主「おお、勇者さんか」

TPS「あ、こんばんは」

店主「まだ朝だぞ」

TPS「でもリアルだともう夜ですよ」

店主「は?」

TPS「ん?」

勇者「…店主、こいつってFPSジャンキーのご同類か?」

店主「ご明察」

TPS「なるほど。勇者さんは魔王軍を叩くためにここで旅をしてるんですね」

勇者「そうだよ。でも最近戦力になる人が居なくなっちゃったから新しい人でもいないかなーって酒場に来たんだ」

店主「でもなぁ、最近入った奴っていったらコイツだけだぞ…」

TPS「何気に酷い言いぐさですね」

勇者「あ、君の名前を聞いていなかったけどTPSジャンキー君でいいよね?」

TPS「嫌です」

勇者「もう決まりました」

TPS「ひどい」

────────────

────────

────……



勇者「そんなこんなでTPSの奴とパーティを組んだんだ」

戦士「そいつまじで大丈夫かよ」

勇者「時々出る変な言葉遣いと性癖さえ気にしなければ意外と良い奴だったよ」

戦士「けっこうハードル高いな」

勇者「意外となんとかなるもんだぞ」

戦士「本気かよ…」

書き貯めここまで。残りは明日か明後日になります

prey2は果たしていつ出るのやら

しげるだけでpreyの名前出るとか流石っす>>43さん!

勇者「じゃあそろそろ仲間に入った後の話でも行ってみるか」

戦士「聞きたいような聞きたくないような…」

勇者「まあ聞けって」



────……

────────

────────────






勇者「そんなこんなで仲間になったTPSジャンキー君だ」

魔法使い「よろしく」

TPS「よろしくおねがいします」

勇者「じゃあ手慣らしに雑魚戦いっとくか」

TPS「その雑魚は人型ですか?」

勇者「ん?」

TPS「人型ですか?」

勇者「お、おう…」

TPS「よーし気合入れてバラすぞー!」

魔法使い「もしかしてこいつヤバい人?」

勇者「うん」

ゴブリンABCDEF があらわれた▽

勇者「なんか多いな…」

TPS「俺に任せてください」

魔法使い「どうするつもり?」

TPS「ペインキラーよ、オラに力を分けてくれー!」

勇者「なんかヤバそうな薬一気飲みしたぞこいつ」

TPS「ヒャッハー!テキーラタイムだ!」ブワァ…

バンバンバンバンバンバンバン!

ゴブリンABCDEF をたおした▽

TPS「うえっ…吐きそう」

TPSジャンキー がたおれた▽

勇者「」

魔法使い「」

ウェアウルフ があらわれた▽

勇者「こいつは素早いぞ!気をつけろ!」

ウェアウルフのせんせい!▽
魔法使い にダメージ▽
魔法使い はたいせいをくずした▽

魔法使い「ぐっ…」

勇者「TPS!魔法使いを助け起こしてやってくれ」

TPS「ほらよwww」グイ

魔法使い「え?」

TPS「ん?なにか」

魔法使い「いえ、なんでも…」







ベンジャミンカーマインに助け起こされるとき声がなんかウザいよね

─街─

勇者「やっと街についたな…」

魔法使い「あ、甘味処がある。寄っていきましょう」

勇者「俺クレープ」

魔法使い「私はパフェ。あんたは?」

TPS「プリンBで」

魔法使い「…今なんて?」

TPS「プリンB」

勇者「Bってなんだよ」










─ショップ─

勇者「ついでにお菓子でも買ってくか。俺プリッツ」

魔法使い「私はポッキー激細。あんたは?」

TPS「フランB」

勇者「…もう一回言ってくんない?」

TPS「フランB」

魔法使い「だからBって何なのよ」











─街(出口)─

勇者「じゃあ次の街へはこのプランAで行こうと思う。どうだ?」

魔法使い「不満はないわ」

TPS「不満Bだ」

勇者「何だって?」

TPS「不満B」

魔法使い「要するに不満って事なのね」

勇者「じゃあどのプランがいいんだよ」

TPS「もちろんプラ



改行数の限界に達しました。全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください

勇者「せっかく広い草原なんだし走って体力でもつけるか」

魔法使い「えー」

TPS「かまいませんよ」

勇者「あのでかい木まで競走な」

魔法使い「じゃあ私が合図出すんで二人で行ってください。はいヨーイドン」

勇者「ちょっ、それ無しだろ!」ダッ

TPS「あ!横向く時間くらい下さいよ!」ゴロンゴロン

勇者「なんでお前転がってるのに俺より速いの!?」ダダダダダ

TPS「鍛えてますから」ゴロンゴロンゴロン

勇者「答えになってない!!」ダダダダダ

TPS「あ、NPCだ」

NPC1「貴方がストームリーダー!?同行します!」

NPC2「EDF!EDF!」

勇者「こいつらお前の仲間か?」

TPS「ええ、可愛い部下みたいなもんですよ」

魔法使い「へぇ。あんたって隊長格だったんだ」

NPC1「敵はどっちですか!?」

勇者「あっち。魔王城のほうだよ」

NPC2「まだ遠い…まだ撃つな…。引きつけてから一斉射撃だ」

魔法使い「魔王城の方からやってくるわけないでしょ」

NPC1「隊長!早く撃たせてください!」

勇者「この距離で攻撃が届くわけないだろ。我慢しろよ」

NPC2「敵は見当たりません!!」

魔法使い「あんた目でも悪いの?」

TPS(面白いから黙っていよう)

────────────

────────

────……




勇者「終始こんな感じだったわ」

戦士「あれ、敵をバラすシーンはどうなった?」

勇者「思い出したくねぇんだよ」

戦士「すまんかった」

勇者「そのあと何だかんだで魔法使いがパーティ抜けちゃったし」

戦士「なにがあったんだ」

勇者「他人とのコミュニケーションがうまくいかないから自信をなくしたそうだ」

戦士「相手が悪かっただけだろ…」

勇者「でもまあこの後パーティに入れたシューティングジャンキーの事を考えたらこいつもマシな方だったんだよな」

戦士「最近の世の中はどうなってんだ?」

続きが遅れたのは全部マックスペインとアーミオブツーとファークライとボーダーランズとメタルマックスとBFとゴッドハンドとベヨネッタと龍が如くとヒットマンとアイドルマスターって奴の仕業なんだ

勇者「よーし、じゃあ次はシューティングジャンキー達行ってみるか」

戦士「そういやこいつら三人だったな」

勇者「アクの強さも三倍だったわ」





────……

────────

────────────





縦シュー「なんだかんだで縦シューとかふざけた名前になったわ」(浮いてる)

横シュー「俺も似た感じだよ」(戦車)

3D「ゴオオオオオ」(はるか上空)

勇者(この中だとまともなの横シューだけだな…)

勇者「よーし、じゃあ今日は魔王の右腕と呼ばれる幹部を倒しに行くぞ!」

縦シュー「はーい」

横シュー「連コあり?」

3D「ゴオォォォ…」(はるか彼方)

勇者「大丈夫かな、こいつら…」

勇者「うーん、おかしい」

縦シュー「どうしたのかしら」

勇者「なんか敵があまり出てこない。このあたりは魔物の巣窟だってのに」

横シュー「なんか地面焦げてね?」

勇者「そういえばそうだな」

縦シュー「どうでもいいじゃない。敵が出てこないんならさっさと先行きましょ」

勇者「ああ…」




3D「シュゴォォォ」(補給中)

幹部「ぐははは!よく来たな!死ね!」

縦シュー「コイツが幹部ね。すごく悪そうな顔してるわ」

横シュー「いきなり弾幕ゲーは勘弁な」

勇者「こいつら緊張感ねぇな」

ゴゴゴゴゴゴ

勇者「ん?なんだこの音」

ドラゴン「わしの眠りを妨げるのはお前らかぁーっ!」

幹部「な、なんだこいつ…ぬわーーーっ!!」

縦シュー「バイト乙」

横シュー「バイト乙」

勇者「お前らもっと緊張感持てよ!」

ドラゴン「お前らも滅するがいい!」ボォウッ

縦シュー「さーて安置安置」フワァ…

勇者「あ!お前どこに…ってあっつ!ドラゴンブレスマジあっつ!」

横シュー「無敵時間利用しろよwwww」ガショーンガショーン

勇者「お前はなんで乗ったり降りたりしてんだよ!」

3D「ゴォォォオオオオ」(接近中)

勇者「お…あいつは3Dじゃないか!」

3D「ズババッバババババ」(バルカン掃射)

勇者「いけー!やったれー!」

3D「ズドォーン」(激突)

勇者「oh…カミカゼ…」

横シュー「欲張ったか…」

ドラゴン「くうう…滅びよ!」ドゴーン

縦シュー「全画面とかないわー」ピチューン

横シュー「せめて逃げ道つくれよー」ガショーンガショーン

勇者「ああ、縦シューが!」

縦シュー「まだ残機あるけど」

勇者「うわあ!出た!」

縦シュー「人をお化けみたいに言わないでくれる?」

ドラゴン「ドラゴンブレス!」(パンチ)

横シュー「おま、ブレス言いながらパンチて…ヴェアアー!」

勇者「ああ、横シューが!」

[H]

勇者「…ん?なんだこれ」ヒョイ

勇者「ヘヴィィィィマッスィンガァン!」

勇者「!?」

ドラゴン「」

縦シュー「やっぱボムゲー最強ね」

横シュー「弾なくなったわ」

勇者「なんだこいつら…横シューに至ってはいつの間にか復活してるし…」

勇者「……」

勇者「このマシンガンはこっそり貰っとくか」

────────────

────────

────……




勇者「で、こっそり貰ってきましたマシンガン」

戦士「お前盗賊にでも転職すれば?」

勇者「そう言うなよ、これ凄く強いんだぜ」

戦士「ふぅん」

勇者「今度さ」

戦士「ん」

勇者「アクションジャンキーって奴ら仲間にしようと思うんだ」

戦士「へぇ」

勇者「横シューの友達に居るらしいんだわそういう奴。こいつも強いんだろうなぁ」

戦士「今度は魔王城でも攻めんのか?」

勇者「そのつもりだ。じゃあまたな」

戦士「…俺を連れてく気は無いのか?」

勇者「え、お前?やっぱないわー」

戦士「…」




おわり

くぅ〜w

正直FPS編以降は蛇足な気がします

しまった元ネタ書いてなかった

カナテコ → ハーフライフのバール博士
ウタレタワー → ヘイロー伝説の棒読み
松崎しげる → PREYってゲームの主人公がしげるに似てる。プレイではない
ババア → スチームで売られてるThe Graveyardって謎のゲーム。製品版だとババアが死ぬイベントが追加される。5ドル
帰路 → EDF伝統の罠
油谷さん → CoDのPMCが口走る空耳
謎のくすり → ペインキラー。マックスペインだと回復アイテム
ほらよwwwwww → ベンジャミンのうざボイス
地面焦げてね? → A10神の気化爆弾
バイト乙 → 格ゲーでよく見かける。ベガとか
無敵時間 → メタスラ伝統のスラッグ乗り降り。ジャンプ中無敵
ボムゲー → ごり押し。初代メタスラは乗車中ボム投げまくれるバグがあった
僧侶 → 真美


お前らももっとゲームしろよ!

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