京太郎「いやーここの学食は安くてうまい！清澄にして正解だった」

咲「京ちゃんそんなことで高校選んでたの？」

京太郎「いや、俺と同じようなやつは多いはずだ……くぎゅとか」

咲「まーた訳のわからないこと言ってるし……」

京太郎「じゃあ咲はどうしてここにしたんだ？」

咲「制服可愛かったから」

京太郎「女子の台詞だろそれは」

咲「何やってるの？」

京太郎「ネト麻」

咲「そ、そういうのって請求きたりしないの？」

京太郎「相変わらずネット関連ダメなのか……そういえば咲って麻雀できたよな？」

咲「うん、家族でよくやってたよ。懐かしいなぁ」

京太郎「よーし！放課後予定いれるなよ！」

咲「い、いきなり何！？」

放課後

京太郎「カモつれてきたぞー」

咲「え、ちょ、ここどこ？」

京太郎「麻雀部」

咲「麻雀部！？」

和「……入部希望の人ですか？須賀くん」

京太郎「そうそう、こいつが俺の友達でおとっ……」

咲「おとめ！乙女の宮永 咲です！」

和「はあ……」

京太郎(いきなり何すんだよ！足踏みやがって！)

咲(ボク本当に人見知りなんだからやめてよ！初対面で女装した変態とか紹介されたら傷つくんだからね！)

京太郎(お前が背負ったカルマだろうが！)

咲(こういうのは徐々に慣らすのが大切なの！)

京太郎(いや、初対面で詐称したら徐々もディオもねーだろ)

京太郎「ともかく、さっそく麻雀を」

和「とは言っても三人では……」

優希「今日も元気に優希ちゃん登場だじぇ～」

京太郎「よし、揃った」

優希「……誰だじぇ？」

咲「ぼ、私は宮永 咲って言います。京ちゃんの紹介で……」

京太郎(『私』って……)

咲(だから人見知りだって！)

優希「な、な……」

優希(きょ、京ちゃん！？い、いいい犬のくせにこんな可愛い知り合いがいたのかぁ！？)

京太郎「ほーら座った座った」

咲「ちょ、肩押さないでよー」

優希(しかもさっきから妙に近いじぇこの二人！も、ももももしかして……)

和「ほら、優希。私達も……」

優希「……ブッ潰す」

和「！？」