初春「全て憶えたッ!」(10)
初ss。
書き溜めしてないから気長に読んでね。
時たま安価もするかも。
とある高校
上条「刀?」
土御門「そうだ。エジプトのとある凄腕の鍛冶屋が数百年前に全霊を込めて打った刀。それに自我が宿った物があるんだ」
土御門「その刀を抜いた者は魅了され、精神まで操られてしまうらしい」
土御門「もっとも、刀を抜くのが条件だから抜きさえしなければ操られる事も無いんだけどな」
上条「...で、それを上条さんに話してどうしろと?」
土御門「カミやんの思っている通りだ。その刀を探し出し、できれば破壊してもらいたい」
土御門「必要悪の教会が厳重に管理していた代物なんだが、管理していた者がうっかり抜いてしまったらしくてな」
土御門「取り戻そうと後を追った魔術師のほとんどが斬り伏せられ、最後の通信はこの学園都市の近くで途絶えている」
土御門「そこで一番近い位置にいる俺に仕事が押し付けられたって訳だ」
上条「だから何でそこに上条さんが巻き込まれなくちゃいけないんだよ」
上条「面倒事はあまり関わりたくないんですよ上条さんは」
土御門「そーか、じゃあ仕方ないにゃー」ピポパポプペペ プルルルルル
アヌビスだっけ?
ジョジョ3部の奴思い出した
>>5
それを題材にしてます。
土御門「もしもし、俺だ」
土御門「今回、カミやんは協力できないそうだ。面倒事に巻き込まれたくないんだと」
土御門「それが本人の選択だから仕方ない。報酬にするはずだったおこめ券は適当に処分しといt」
上条「やらせてください」
土御門(ちょろい)
土御門「本人の気が変わった。喜んで協力するそうだ」
その頃...
学園都市、とある場所
初春「まったく、パトロールなら白井さんの方が向いてるじゃないですかー」
黒子『現場近くで油を売っていたあなたが悪いんですの。ま、あきらめなさいな』
初春「しっかし、刀を持った人間なんて学園都市にそうそう居ないんじゃないですか?」
黒子『外部から何らかの方法で侵入していますの。この学園都市のセキュリティを突破して』
黒子『初春、電話を切らないように。何かあったら言いなさい、すぐに行動できるよう、わたくしも準備してありますの』
初春「だから白井さんが初めから行けば...あれ?路地裏に何か」
初春「見つけました。男性...ですね」
黒子『様子は?』
初春「倒れています。意識は...」イシポーイ コツン
初春「無いようですね。白井さんの携帯に私のgps情報を転送します」ピピピ
黒子『警備員も呼んでおきます。あなたはそこで待機しててくださいな』プツン
初春「さて、白井さんを待ってる間に状況の整理でも...あれ?」
初春「...刀が勝手に動いてる?」スタスタ
ねずみ「チューチュー」ズリズリ
初春「きゃ!」
ねずみ「!」 ピュー
初春「ネズミが刀を持って行こうとしていた...?」
初春「とりあえずこの刀は回収して...」ガシッ
初春「あわわ、柄が」スルル
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